遠坂時臣「サーヴァントとの、契約……?」 (31)


遠坂凛「サーヴァントとの、契約……?」
遠坂凛「サーヴァントとの、契約……?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407933084/)

の続きというか前日譚というか。

※前作同様、短いです。
※ホモ展開につき注意!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408010889


ゴォオオオ!!!


璃正「……勝ったぞ綺礼。 この戦い、我々の勝利だ……!」

言峰「これが……時臣師の喚び出した、サーヴァント――!」

ギルガメッシュ「問おう。 貴様が不遜にも、この我を喚び出した魔術師[マスター]か?」

時臣「――ハッ。 左様にございます、王の中の王よ」

ギルガメッシュ「フン……下らぬ時代に喚び出した非礼、どのように償わせようかと思ったが」

ギルガメッシュ「貴様、それなりに弁えているようだな……よかろう、我との契約を許す」

時臣「有り難き幸せにございます、王よ」

ギルガメッシュ「――だが、それには供物が必要だ。 それは理解しておろうな?」

時臣「……供物、とは……魔翌力のことでありますか? それならば、既にこうして――」

ギルガメッシュ「戯け。 契約と言えば、成すべきことは別にあろう。 ほれ、我とて貴様のような男、決して趣味ではないが――」

時臣「待って下さい、王よ。 貴方のお言葉の真意、この遠坂時臣には今ひとつ解りかねるのですが……?」


璃正「時臣くん。 マスターの中のマスターである君が、よもや『契約の儀』を知らなんだとは……」

時臣「言峰さん。 その『契約の儀』こそ、今しがた行ったこの『召喚の儀式』なのでは……?」

言峰「いえ、我が導師よ。 サーヴァントを喚び出す『召喚の儀』とは別に、サーヴァントと契約をするためには、必要な儀式があるのです」

時臣「何だね、綺礼くん。 その『必要な儀式』とは――?」

璃正「なに。 サーヴァントに限らず、パートナーと契約するために必要な、『あの儀式』のことよ」

言峰「ここにいる我々は、既に経験があるはずです。 時臣師、貴方もかつて、奥方と――」

時臣「待ってくれ、それは――何かね? まさかとは思うが、床を共にするという、あの――」

璃正「ご名答。 聖杯戦争においても、マスターとサーヴァントとが霊的に繋がるためには、その儀式が必要不可欠なのじゃ」

時臣「いや、待って下さい言峰神父! そのような記録、我が遠坂の文献には、どこにも――!」


璃正「そうか……。 我が友の無念――その本当の真実は、孫子には伝わっておらなんだか」

時臣「……と、いいますと?」

璃正「我が朋友――時臣くんにとっては祖父である男のことだが――彼もまた、この『儀式』で一悶着あったのだよ」

璃正「彼が喚び出したサーヴァント。 これがまた、如何にも『英雄然』とした堂々たる偉丈夫でのう」

璃正「喚び出したは良いものの、彼はこの『契約の儀』を頑なに拒んだのじゃ」

璃正「結果として、零的に繋がりが弱かった彼らは、無念にも戦いの途中で脱落した――ということなのじゃ」

時臣「まさか……我が祖先の無念が、そのような原因にあったとは……」

言峰「導師よ。 私も先だって、アサシンと契約した際には、この『儀』を執り行いました」

言峰(まぁ、私の場合は女アサシンとではあるがな……)

言峰「この最強のサーヴァントを従えられるのは――導師よ。 マスターの中のマスターである貴方しかおりませぬ」


言峰「さぁ、ご決断を」


時臣「ま、待て! 待ってくれ! 私とて魔術師でありマスターだ……目的の為には手段を選ばない場合もある!」

時臣「しかしこれは! 我が家名に刻まれた家訓には、到底相容れぬ事柄だとは思わんかね!?」

璃正「時臣くん。 君の魔術師としての『覚悟』を知っていたからこそ、我ら聖堂教会は秘密裏に君に加担しているのですぞ?」

璃正「我が朋友の無念――ここでまた再現させることは、我々親子としても認めるわけにはいかないのだよ」

時臣「で、ですが言峰さん! これでは、あまりに――!」

言峰「恐れながら師よ。 微力ながら我らも協力させていただきましょう――アサシン、ここに」


アサシンその1「ハッ!」シュン!

アサシンその2「心得ております、マスターよ!」ガシッ!

時臣「お、おい待て……何をする!」

言峰「師が速やかに『儀』を執り行えるよう、ご準備をして差し上げろ」

アサシンその3「ハハッ!」

アサシンその4「さあ、盟主よ……その下衣、我らが脱がして差し上げますぞ!」ガシッ!

時臣「や、やめ……やめろ、アサシン共!」

ギルガメッシュ「ほう。 虫共にしては、中々面白い趣向ではないか。 よいぞ、我が至宝への拝謁を許す。 とくと見るが良い」ピカー!

璃正「お、おお……! 英雄王の摩羅棒が、輝きを……!」

ギルガメッシュ「特別に、我が宝具も使ってやろう……この塗り薬、ひとたび使えばどのような女子とて、たちまち天に至る妙薬ぞ?」トロー

時臣「つ、冷たっ! お、王よ……ここは今一つ、お考え直しを――!」


ギルガメッシュ「さぁ、目覚めよ我が至宝! お前に相応しき舞台が今、ここに整ったァ!」フルパワーMAX!

時臣「やめろォ! やめてくれェ!!!」ジタバタ

アサシンその5「ぐっ! この男、なんてェ力で暴れやがる!」

璃正「綺礼よ、我々もアサシン達に協力するぞ!」ガシッ!

言峰「承知!」ガシッ!


ギルガメッシュ「いざ仰げ! エヌマ・エリシュを!!!」ズブッ!



時臣「アッ――!!!!!」



一方その頃……(以下蛇足)。


ウェイバー「お、おい……やめろ、ライダー!!!」

ライダー「坊主、これも経験だ。 なぁに、我が軍勢に可愛がられれば、すぐに尻穴の具合も良くなろうて!」

ライダー「いざ益荒男達よ! 今宵の相手は、この坊主の尻穴ぞ!」

王の軍勢「うぉおおおお!!!」

ライダー「さぁ坊主よ……貴様の尻穴、このライダーと軍勢との『征服』を以て、契約完了といこうではないか!」

王の軍勢「うぉおおおお!!!」

ウェイバー「や、やめろおおぉぉォ!!! 壊れちゃううぅ!!!!!」


さらにその頃……。


カリヤおじさん「ま、待てェ! バーサーカー! や、やめロオォ!!!」

バーサーカー「ヴォオオオ!!!!」ギンギン!

臓硯「カッカッカ! これは面白い余興じゃ! のう、カリヤ?」

カリヤおじさん「キサマアァ!!! 臓硯……てめぇ謀りやがったなアァ!!!」

臓硯「カッカッカ! カァーッカッカ! ほれ桜よ、ああなりたくなければ、日頃より修錬に励むのじゃよ!」

桜「カリヤ、おじさん……(良い気味だわ……w)」

カリヤおじさん「やめろ! 桜ちゃん、見ないでくれエェ!!!」ギンギン!


また暫く前に別の場所では……。


セイバー「どうしてですか、マスター! 私との契約は、そんなにも不満なのですか!」

切嗣「……」スタスタ

セイバー「くっ! 私とて、男性の悦ばせ方は知っているというのに……」

アイリ「――仕方ないのよ、セイバー。 あの人は、本当はとても優しいから……」

アイリ「貴女の、少女のような身体に……きっと戦場で見た少女達の姿を、重ね見てしまうのよ」

セイバー「私とて、好き好んでこのような姿になったわけではないのですが……むぅ」


アイリ「その代わり――ね、セイバー? 私と『契約の儀式』……やってみない?」

セイバー「な! アイリスフィール!?」

アイリ「大丈夫。 私だって、切嗣には『色々と』教わったんだから」ガシッ!

セイバー「ちょ、アイリスフィール! アッ――!!!」

さいごにランサー陣営


ソラウ「じゃ、魔力を供給してるのは私だから……ね?」

ケイネス「ま、待ってくれソラウ! それはおかしい! 真に契約者たるは、この私なのだぞ!?」

ランサー「――では私と交わるのは、ケイネス殿ということでよろしいか?」

ケイネス「いや、それはそれで正直嫌過ぎるというか……」

ソラウ「じゃあ良いじゃない。 さ、ランサー。 あっちの部屋で……ね?」

ランサー「マスターよ。 そういうことでありますので、また後ほど……」バタン


ケイネス(ラ、ランサーめ……やはり伝承通りの間男であったか! ゆ……許さんぞ、この奴隷めが……ッ!!!)


こうして先生のランサーへの風当たりが強くなったというお話である。

END


ちなみにランサーは二本の槍を持っているので「なんと奇遇な!」的な3P展開も考えたが、
話の都合上このほうがケイネス先生には相応しいかなぁ、などと思いつつ。


本当にEND

なお愉悦に目覚めた綺礼なら、もっと嬉々としてトッキーをハメ○したはずですが、
この時期の綺礼は逆に真面目に淡々と事を進めたんだろうなぁなどと思いつつ

ということはイリヤのイリヤにヘラクレスのヘラクレスが




ボコォッ

>>27-28
参考までに丸太の所のイメージはこれな

(18禁注意!)
ttp://www.xvideos.com/video6529312/_maho.sub_~_~_~_and_ti

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