折紙「私は精霊を押し倒す」 (31)

なんか思い浮かんだから書く
デート・ア・ライブのIFストーリーです

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- 5年前 天宮市南甲町 -

ロリ紙『お父さん、お母さん!』

折紙母『折紙!良かった…』

折紙父『さぁ、急いで避難…!!』

ガラッ

折紙母『!!』

ロリ紙(屋根が焼け落ちて…!)

折紙父『うわああああああああ!!!』

ロリ紙『お父さん!お母さ……』

ヒュンッ

ロリ紙『!?』

折紙母『え?私達助かって………』

???『……無事で良かった』

折紙父『あ、あなたは…?』

ロリ紙『あ………』

ロリ紙(て、んし……?)

ヒューンスタッ

???『二人をよろしく』

ロリ紙『は、はい!』

???『良かった……これで歴史が…』

ヒューン

ロリ紙(か……格好いい///)

ロリ紙(また、会いたいな…)

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折紙(あれから5年がたった)

折紙(あの時お父さんとお母さんを助けてくれた、あの天使)

折紙(叔母さんから聞いた話によると、あの方は『精霊』という特殊災害指定生命体らしい)

折紙(そしてその精霊を殲滅する組織、ASTが存在すると)

折紙(あの方にもう一度会うために、私はASTに入ることにした)

折紙(無論殲滅するつもりなど毛頭無いが)

折紙(そしてとうとう、この日がやってきた)

日下部「折紙、あんたも来なさい、精霊『プリンセス』のおでましよ」

折紙「良いの?」

日下部「あんたの実力はもうASTNo1だしね…ていうかもう精霊すら倒せそうだけど」

折紙「頑張る」

折紙(ついに、会えるんだ!精霊に…!)

-お空-

日下部「あれが『プリンセス』よ」

プリンセス「……………」

日下部「さぁ、一気に…………折紙?」

折紙「…………か」

日下部「か?」

折紙(かっわえええええええええええええ!!!!え!?何あれ天使!?そういや天使だったわ、うん)

折紙(危なかった、思わず鼻血出るか思うたわ、マジで)

折紙(もうお礼なんかで留まってたまるか)

折紙「精霊、押し倒す!」ヒュン

日下部「そうそうその意気……え!?ちょ、ま」

スタッ

プリンセス「何だ貴様」

折紙(ああ………なんて可愛らしい………今すぐペロペロしたい………」ハァハァ

プリンセス(こやつ…敵意を感じないのに身が震えるのはなぜだ?)ブルッ

折紙「怖がらないで、痛くしないから、両方の意味で」

プリンセス「や、やめろ!近づくな!」

プリンセス「さ、塵殺公サンダルフォン!!」ゴゴゴ

プリンセス「離れろ貴様ぁ!」ブン

ガシ

プリンセス「なっ!?」

折紙「なんて激しいプレイ、気に入った」ググ

プリンセス(か、片手で塵殺公を…!?)

折紙「さぁ、レッツマイホーム」ズルズル

プリンセス「や、やめろおおおおおおおおおおお!!!!」ズルズル

隊員「「「「ポカーン」」」」

日下部「お、折紙…?」

-折紙ホーム-

折紙「よいではないかよいではないか」

プリンセス「良くない離せ!」

折紙「安心して、私は貴女に危害を加えるつもりはない」

折紙「まぁお茶と菓子でも」キナコパーン

プリンセス「む?なんだこれは」

折紙「きな粉パン、食べて」

プリンセス「う、うむ」ヒョイ、パクッ

プリンセス「………!!こ、これは…………!」

折紙「気に入った」

プリンセス「…わ、悪くはないぞ」

折紙(はいデレいただきましたーー!!)

折紙「それじゃあ貴女の名前を教えて」

プリンセス「そんなものはない」

折紙「じゃあ私がつけてあげる、えーと………」

折紙(?どっかから謎の電波が…)

折紙「十香ってどう?」

プリンセス「十香……フン、呼びたければそう呼ぶがいい」

折紙「それじゃあ鳶一十香で決定」

十香「待て、それはなんか嫌だ」

折紙「だって十香でいいって」

十香「その前がなんか嫌な予感がするのだが………」

折紙「むぅ…じゃあ仕方ない」

十香「それから忘れてたが、貴様も名乗れ、なんと呼んでいいのか分からん」

折紙「鳶一折紙、好きなものはグラタン、大好きなのは精霊、よろしく」

十香「う、うむ」ゾワッ

折紙「さて、十香ぴょん」

十香「ぴょんとはなんだぴょんとは」

折紙「今から私とデートに行こう」

十香「で、デェト?」

十香「デェトとはなんだ?」

折紙「好きな人同士が上になったり下になったりすること」

十香「は?」

折紙「今のは嘘、デートとは好きな人同士が一緒に出掛けてアソぶこと」

十香「お前はなんだ、私と遊びたいのか」

折紙「出来れば朝まで」

折紙「良いでしょ、きな粉パン買ってあげるから」

十香「む…………なら行くぞ」

折紙「その前に服を着替えよう、そんな格好じゃ行けるのは秋葉原くらいだから」

折紙「これを着て」

十香「なんだこの服は?」

折紙「正装」

十香「なんだか凄くヒラヒラしてるぞ」

折紙「正装」

十香「……それにこの耳はなんd」

折紙「正装」

十香「………わかった」

ーーーーーーーーーーー



ザワザワ
オイミロヨアレ カワエエー ナンデネコミミ… コトリドコダー

十香「や、やはり注目されてるではないか…///」

折紙「大いなる気のせい」

折紙「それよりもご飯を食べに行こう、どこがいい?」

十香「むぅ、そうだな…」

折紙「私的にはグラタンがオススメ、私は世界中のありとあらゆるグラタンを知りつくしているから。カルボナーラとかアルデンテとか」

十香「なんだか分からんが違う気がするぞ」

ーグラタン屋『マクド』ー

折紙「ファミチキ二つ下さい」

店員「は、はぁ…」

十香(もう突っ込まん)

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折紙「さて、このあとどうする?」モグモグ

十香「この世界がどんなものか知らんから、色々なものを見たいぞ」

折紙「色々なものか…では一つ良い所がある」

十香「おお、それはなんという所だ?」

折紙「『ラブホテル』っていうの」

十香「む…鳶一、『らぶほてる』とはなんだ?」

折紙「鳶一だなんてよそよそしい、気軽に『オリリン』と呼んで」

十香「………鳶一折紙、らぶほてるとはなんだ?」

折紙「色々(な体位が)見れる所」

十香「おお、なんか面白そうではないか!」

折紙「よしイこう」ガタッ

十香「ちょ、引っ張るなっ」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

折紙「『悪いがホモ以外は帰ってくれないか』って言われた」プンスコプンスコ

十香「どんなところか見たかったぞ…」ショボン…

折紙「………そうだ、とっておきのいい場所を知っている」グイッ

十香「だっ、だから引っ張るなと!」

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折紙「どう?」

十香「おお……とても綺麗な景色だな……」

折紙「ここは私のお気に入りの場所、辛いことや悲しいことがあった時や性欲を抑えたい時はここにくる」

十香「そうなのか…………」

折紙(よし、ここで一発濃厚なのを……)

十香「やっと…あのメカメカ団が私を襲うことに納得がいったぞ…」

折紙「襲うだなんてそんな……え?」

十香「私は今まで、こんな素晴らしい景色を壊していたのだな……」

十香「この世界のためにも………私は、消えたほうがいいな」フッ

パシッ

十香「!!な、何を………!」

折紙「消えるなんて、簡単に言わないで」

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