イカ娘・みつば・のり子・白神「女子会!」【週刊少年チャンピオン】 (32)


・雑誌"週刊少年チャンピオン"のギャグ漫画の4ヒロインたちが女子会を開きました。


イカ娘・・・【侵略!イカ娘】
海の家で働く侵略者。純粋。

丸井みつば・・・【みつどもえ】
支配してないのに女王様気取り。

西川のり子・・・【毎度!浦安鉄筋家族】
快活な関西弁娘。意外と乙女で常識者。

白神葉子・・・【実は私は】
関西弁の吸血鬼ハーフ。アホの子。


※既にお互い面識がある感じです
※時系列とか矛盾とか気にせず、ゆるーい感じでお願いします
※3日に分けた投下で終わる予定の中編SSです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406827757

――千葉県浦安市、『ファミリーレストランべーやん』にて



イカ娘「お待たせでゲソー。ってもう全員集合しているじゃなイカ!」


みつば「遅いのよアンタ!何分遅刻してると思ってるの!?」ゲシッ

イカ娘「痛っ!何するでゲソー!」ショクシュコウゲキ

のり子「来て早々イカちゃんを足蹴にすんなやー!みつば!」ポカッ

みつば「何よのり子、3学年も上なんだから敬語を使いなさい!それが年上に対する態度かしらぁ?」

のり子「使うかー!」

白神(お腹空いたわ…)クー


白神「み、みんな!早く料理注文せえへん?」クー

みつば「そんなだらしない腹の音を鳴かせるなんてレディーとして失格ね」グゥー

イカ娘「みつばの腹の虫のほうが大きいじゃなイカ!」


のり子「えっ、飲み物だけちゃうの!?」(どうしよう、飯を食べる分のお金なんて持ってへん…)

みつば「何言ってんのよ、ファミレスに来てランチを食べないなんて事あるわけぇ?」

イカ娘「このエビピラフおいしそうでゲソ~」

のり子「せ、せやな。まぁうちは腹減ってへんしジュースだけで…」(ホントは食べたいけどお金無いしなぁ)

白神「もしかしてのり子ちゃん、あんまお金持ってへん?」

のり子「え…?い、いやそんな事あらへんよ?」

みつば(さすが噂に聞く『くーるびゅーてぃー(笑)』、デリカシーのカケラもないわね…)


白神「せっかく集まったんやから自分だけ我慢しても楽しくないやろ?ここは一番年長者の私が奢ったるよ!」

のり子「え、ホンマかー!?ありがとう白神さん!」ダキッ


みつば「さすがクールビューティーね!ついでにあたしの分も奢らせてあげるわ!」コロッ

イカ娘「ドサクサに紛れて何言ってるゲソ…」

白神「みつばちゃんの分まで奢ったら財布が空っぽになってまうよ」

みつば「ちょっとそれどういう意味よー!」

ワイワイガヤガヤ

――

店長「はい、ご注文をどうぞー」

イカ娘「エビピラフ1つでゲソ!」

白神「私は和風ハンバーグセットでー、あとセットの内容は日替わりスープとライス…でお願いします」サッ←気づいて手でキバを隠す

のり子「じゃあうちも白神さんと同じ、和風ハンバーグセット!」(ファミレスで飯食えるなんて何年ぶりやろ…)ウルウル


みつば「あたしはこのプレミアムビーフステーキにチーズピザ。フライドポテトにドリンクバーを頂こうかしら」シレッ

のり子「……」ポカーン

イカ娘「す、凄いでゲソ…」アングリ


店長「ごめんなさーい、うちドリンクバーやってないの」

みつば「そ、そう。…じゃあそれ以外でいいわ」

のり子「メニュー欄見なかったんか…?」

みつば「う、うるさいわね!」


白神「みんな育ち盛りなんやからいっぱい食べてええと思うよー」

イカ娘「さっきから葉子が大人ぶってるゲソ!」

みつば(自分だけ高校生で、大層なおっぱいを持ってるからって…!別に嫉妬とかじゃないけど!)ギリギリ

白神「料理まだかなぁ、お腹空いて死にそうや…」クー

のり子「そういや白神さんも関西出身なんやったっけ?こっちだと関西弁使う人おらんから何か新鮮ですわぁ」

白神「せやでー。だから今日は観光も兼ねて、みんなで泊まりで来てみたんよ」


みつば「あたしもひとは達とわざわざ埼玉から来たわよ。まっ、今頃あの2人はデデニーランドを満喫してるだろうけど」

イカ娘「え?ひとははデデニーランドにイカないんでゲソ?」

みつば「知り合いから無料招待券を2枚だけ貰って、2人に譲っちゃったのよ。…わ、私はあんな子供くさい所興味ないけど!」ウルウル

イカ娘「い、意外と優しい所あるんでゲソね…」


のり子「デデニーか…しばらく行ってへんなぁ」

みつば「あら、そうなの?浦安の人は年がら年中行ってるもんだと思ってたけど」

のり子「そんな金あらへんわ。近いからこそ逆にあんま行かなくなるで」

白神「そういうもんなんかー」

のり子「そうそう、今もあるかは分からんねんけど実はデデニーに入れる秘密の地下道があってー、
     前に春巻がそっから中入ったことあるんやでー!」ワッシャッシャ (※1)

みつば「そ、それは色々と大丈夫なの…?」


イカ娘「春巻って誰でゲソ?」

のり子「あぁ春巻ってのはうちのクラスの担任の先生でなぁ、とにかくどこでも遭難するアホな奴なんや。
    前も埼玉かどっかの小学校に迷い込んだとか…」(※2)


みつば「えっ、埼玉…?」ピクッ

みつば「も、もしかしてそいつハムスターに負けるほど弱くて"チョリソー"とか意味不明な事を叫んだりする?」ピクッ

のり子「何やみつばやけに詳しいやん。アイツを知っとるんかー?」

みつば「知ってるも何もソイツにストーキングされて体操服盗まれたわ!他にもハムスターに負けてたり、あたしの体操服をパラグライダー代わりにして空飛んだり…」

のり子「あいかわらずアホやってたみたいやなあのバカ教師…」

白神「お二人さんも盛り上がっとるなぁ。うちらもなんか喋らへん?」ズズズ←水を飲んで空腹をごまかす

イカ娘「喋ろうじゃなイカ!侵略者として人類の情報を手に入れることは…あっ、そういえば」

白神「どしたん?」

イカ娘「葉子も人外なんでゲソね」


白神「せやねー…って、ええっ!!?」バサッ

イカ娘「いきなり羽根が出てきたでゲソ!?」

白神「イ、イカちゃん、何でそれを知って…」ガクガク

イカ娘「なんとなく、人外の勘でゲソ」(今の羽根でバレるんじゃイカ?)

白神(のり子ちゃんやみつばちゃんにはバレてへんよな…?)チラッ


のり子「……」ジー

みつば「……」ジー

白神(完全にバレてもーたああああ!どないしよー!)クラクラ

のり子「へー、白神さん羽根出るんかー」ケロッ

みつば「吸血鬼か何かかしらねー」ケロッ

白神「え、何で驚かんの!?怖ないん!?」


イカ娘「私が海の家で触手使ったりイカ墨吐いたりしても、誰も気にしないでゲソ。だから葉子も吸血鬼である事を隠す必要なんて無いんじゃなイカ?」

白神「ちょっ、吸血鬼てそんな大声で…」

のり子「白神さんって吸血鬼だったんかー。まぁイカちゃんだって人間とちゃうしあんまり驚かんかなぁ」※一般的浦安市民の感性

みつば「そんな事でこのみつば様が怖がるわけないじゃない!それに一々ツッコんでたらキリがないわ!」※一般的(?)上尾市民の感性

白神「そ、そうなんか…」(私ん所と常識が違いすぎて敵わへん…。まあバレても問題にならなかったからええか)


のり子「そっち2人が"人外"っていう共通点があるとすると…。あっ、うちらは同じ"小学生"やな!」

みつば「"同じ"ですって?3年生のお子様と一緒にされたくないわねぇ」フンッ

のり子「お前さんはいちいち気に障る言い方すんなやー!」ポカッ

みつば「痛っ!何よアンタ、このみつば様に手を上げたわね!?」キッ

のり子「そんな強く叩いてへんやろ!…まぁ、やるってんなら構わへんで?飯食べる前に運動するのも悪くないしなぁ」ゴゴゴ

みつば「やってやろうじゃないの!あたしはふたばのおかげで喧嘩には慣れてるし、アンタなんか敵じゃないわよ?」ビキビキ ※空腹で気が立っています


イカ娘「なんかきな臭くなってきたでゲソ…」

白神「あかんよー!?ケンカはあかんよー!?」アタフタ

のり子「ほなさっそく始めよか。こちとら小鉄のアホのおかげで"プロレスごっこ"は慣れてるしな」(まぁ…最近はあんまやらへんけどな)

みつば「えっ!?プ、プロレスごっこ…?///」カーッ  ("プロレスごっこ"!?そっ、それってあれよね?セッ…の隠語よね!?)

のり子「どうしたんやボーッと突っ立って。プロレスごっこするんとちゃうんか?」

みつば「えっ、ちょっと待って。アンタその"小鉄"って子は女よね?」
    (いや、言葉通りの意味の"プロレスごっこ"よね。まさか異性との"プロレスごっこ"だなんて…)


のり子「男やで」アッサリ

みつば「っ、っっ!?///」(異性同士の"プロレスごっこ"!?浦安の小学生はそんな進んでるわけ!?)


白神「…みつばちゃん急に顔赤くしてどうしたんやろ?」※鈍感

イカ娘「わからないでゲソ」※性知識皆無


みつば「ちょっと待ちなさい!ここは公共の場よ?そんな所でその…ヤっちゃうの?」

のり子「客もそんなおらんし、邪魔にならないようにするならヘーキやって。小鉄たちとよく公園や道端でやったりするし」

みつば(こ、公園や道端ー!!?何よそれって青か…。さすがの上尾市でもそんな場面見たことないわよ!?)


みつば「ま、待って!あたしたち女同士よ!?女同士だと…その…ヤ、ヤれないじゃない!」

のり子「えっ、むしろ女同士のほうがやりやすない?」(男相手だと…最近何か意識しちゃって、妙にやりにくいねん)


みつば「お、女同士のほうがいい…!?」ドンビキ (あたしはそっちのケは無いわよ?…な、何よ!無いんだからね!?)

みつば「の、のり子ってもしかして…そっちの趣味の人なの?」ゾクッ
     (レズビアン…いや、バイセクシャル?ええいどっちでもいい!とにかくのり子は女性も愛せちゃうタイプの人なの!?)

のり子「そっちの趣味…?」(あっ、プロレスごっことかしてる女子って珍しいもんなぁ。引かれるのも無理ないか)

のり子「せや、マイノリティなのは分かってるねんで。でもなるべく、迷惑をかけないように細々とやってるつもりやから…」
    (プロレスごっこやる女子って少数派やもんなぁ…うち以外だと花子くらいか)


みつば「マ、マイノリティで細々と…。ごめんなさい、馬鹿にして悪かったわ。アンタその歳で苦労してるのね」ウルウル

のり子「み、みつばが素直に謝るなんて気味悪いわ?まぁ苦労してるって言えばそうやけど…」(主に小鉄のアホやあかねの不幸のせいでな)


店長「失礼しまーす。フライドポテトとチーズピザのお客様ー」

みつば「あっ…はいはーい!」ケロッ

のり子「おい、プロレスごっこはどうしたんやー!」

みつば「ムシャコラムシャコラ♪」←聞こえてない


のり子「ハァ…まあええわ。なんか拍子抜けだし」

イカ娘「エビピラフ~♪早く来るでゲソ~♪」

のり子「確かにみつばの食いっぷりを見てたらうちも腹減ってきな…」グゥー


白神「な、なぁみつばちゃん。ポテト1本でいいからくれへん?」ピリリリリ

みつば「ハァ!?誰がアンタなんかにあげるもんですか!!」カッ

白神「うっ…ひ、酷くない…?」ビクッ


みつば(ハッ!ついつい杉崎相手と同じ言い方をしちゃった!)

みつば「ご、ごめんごめんウソウソ…!ほら、1つだけよ」

白神「わっ、ありがとーみつばちゃん!」パアアァ


みつば(服のボタン空けて谷間を見せつけちゃってるくせに、この人あたしより子供っぽいわね…。どことなくアホな感じもするし)

チャンピオンで最も有名なヒロインはピノコだと思う

投下再開します

>>11
『現在連載中の』を付け加えとくべきでしたね

これら4つにしたのも完全に自分の趣味なので、まあそこらへんはテキトーに

――

店長「お待たせしましたハンバーグセット2つとエビピラフ、ビーフステーキになりまーす」

全員「「「「来たー!」」」」

店長「ご注文は以上でよろしいですか?」

白神「はい!わぁうまそ~」パァアア


のり子「ファミレスでご飯食べれるなんて何年ぶりやろ…」ウルウル

イカ娘「のり子も苦労してるでゲソ…」

白神「じゃあさっそく一口…うまー!」パアアアァ←キバが丸見え

みつば「アンタ吸血鬼なの隠す気ないでしょ…」


白神「やっぱり皆でご飯食べるとええねー!」

みつば「さて、ステーキもいただくかしら」ムシャコラムシャコラ

のり子「もうピザ食べ終わったんかー!早すぎや!」

イカ娘「エッビピラフ♪ エッビピラフ♪」


イラッシャイマセー ナンメイサマデスカー

のり子「ん?別のお客さんが来たんかな?」


??「4人」

店長「おタバコは…吸いませんね。ではこちらにどうぞー」

??「あっ待ってください。待ち合わせというか、既に先客がいるので――」

のり子「そういえば白神さんは友達と一緒に来てんのやろ?別行動してるんか」

白神「いや、それが途中ではぐれてしもうて…」

??「やっと見つけたぞ葉子君!」

白神・のり子「「…え?」」


栄子「おいイカ娘、様子を見に来たぞ。迷惑かけてなかったか?」

イカ娘「だ、大丈夫でゲソ」(むしろこのメンツの中ではツッコミ側じゃなイカ…)


のり子「あかねまで、どうしたんや!?」

あかね「通りかかったらのり子が知らないお姉さん達とご飯食べるのを見つけちゃってー、なんとなく気になったから寄ってみたの」

のり子「お姉さん…?」(あぁ、一応この中じゃうちらが一番年下なんやな…みんな年上な気がせえへんけど)


あかね「店長さん覚えてます?あたし大鉄さんたちとみんなで来たことあるんですよー」(※)

のり子「ついでに言うとうちもな」

店長「あ、大鉄さんと一緒だった子たち!また来てくれてありがとねー」ニコニコ


藍澤「葉子君!何度か君の携帯電話に発信したのだが、一度も出てくれないとはどういう事だ!」

白神「えっ…?ご、ごめーん渚ちゃん!電車で優先席の近くやったから、電源切ってそのままにしてもうてた!」パッ←手を重ねて謝るポーズ

藍澤「全く…気をつけたまえ」


※キャラ解説

相沢栄子・・・侵略イカ娘
イカ娘の保護者的存在。少々短気だが根は優しい。

丸井ひとは・・・みつどもえ
ちょと暗いがしっかり者。毒舌。

菊池あかね・・・毎度!浦安鉄筋家族
不幸体質で、少し怒りっぽいが明るい。

相澤渚・・・実は私は
生真面目で軍人気質な委員長。実は宇宙人(小人)

ひとは「またこんなに食べて…さすが雌豚だよ」ボソッ

みつば「うっさい!アンタふたばとデデニーランドに行ってたんじゃないの?」


ひとは「ふたばが"スプ○ッシュマ○ンテン"を逆走して追い出された…」

みつば「…災難だったわね」(ふたばならやりかねないわ…)

ひとは「私はすぐ追い出されたけど、犯人のふたばランドの裏側に連れ去られて…」ガクガク

みつば「そ、それ以上話さなくていいわ。なんか怖いし」

※あくまでフィクションです


のり子「一気に賑やかになってきたなー」

栄子「お、あかねにのり子か!元気にしてたかー?」

あかね「栄子さんお久しぶりです!今年の夏こそはみんなで海の家れもんにお邪魔しますよ」

栄子「そんな事言って結局去年も来なかったじゃないか」

イカ娘「あっ栄子、語尾をマネしたじゃなイカ!」

のり子「夏休みって何だかんだであっという間だから忘れてしまうねんなぁ」

栄子「そうか…。こっちは働いてるからなのか、永遠に続いてると感じるくらい夏は長い気がするな…」ウーン


藍澤「むっ、丸井みつば。君はまた体脂肪率をあげたのか?体脂肪率が高いと緊急時にとっさの行動がとれなくなるぞ」

みつば「…アンタは会う度にいちいちクドクドとうっさいのよ!」

藍澤「どうだ、今度ダイエット…否、特訓をしようではないか!もちろん私が教官として引率する」

みつば「誰がアンタなんかと…」(ハッ、待てよ。コイツのバカ真面目さはとりあえず信用できるし、もしかしたら今度こそダイエットが成功するかも!)

みつば「…かっ、考えてあげなくもないわ」デレッ

藍澤「きちんと返事をしろ!それになんだ教官に対してその口の聞き方は!」

みつば「ちょっ、もう教官モードになってるしー!」


白神「ひとはちゃん何か食べへんのー?」

ひとは「いえ、お構いなく。どっかの雌豚のせいで家計がピンチですから」

栄子「さぁイカ娘、そろそろ帰るぞ」

イカ娘「えー、もう少しみんなと一緒にいたいゲソ!」

みつば「そうよ、せっかく8人も集まったんだから栄子も参加していきなさい」

あかね「年齢が違う人同士で"女子会"っていうのも楽しそうじゃないですか!」


のり子「ひとはちゃんもええやろー?」

ひとは「むふぅ…」

栄子「分かった分かった。明日も休みだし私は構わないよ」

イカ娘「やったでゲソー!」パッ

白神「渚ちゃん、ホテルの晩ご飯の時間までは全然間に合うやろ?」

藍澤「ふむ…そうだな。一応黒峰朝陽たちにはメールを送っておく」ピッピッ

――

店長「では、ご注文のほう繰り返します。ホットコーヒーを2つ、チョコレートパフェを1つ、
   デラックスジャンボパフェを1つ、以上でよろしいですか?」

みつば「いいわよ!」←注文:デラックスジャンボパフェ

栄子「……」ジッ ←注文:ホットコーヒー

ひとは「……」キッ ←注文:ホットコーヒー


みつば「な、何よ!文句なら白神にも言いなさいよ白神にも!」

白神「へ?」←注文:チョコレートパフェ

ひとは「白神さんの腹は雌豚の胸くらいしかなくて、雌豚の腹は白神さんの胸くらいあるのよ!この贅肉Fカップ!」ドーン


白神「あわわ…ひ、ひとはちゃん何でブラのサイズ知って…!?」/// オロオロ

藍澤「……」ジッ

栄子「……」ジッ


みつば「ウッ、そんな言い方ないじゃない…」←地味に大ダメージ

あかね「これは直接デブとか言われるよりキツイわね」

のり子「ひとはちゃん、勇子並みに口がキツイで…」(※)


イカ娘(さっきから私が蚊帳の外じゃなイカ!?)

――

白神「そういえば今日は週刊少年チャンピオンで連載してる、ギャグ漫画の女子キャラで集まったわけやけど」パクパク←パフェ食べ中

のり子「いきなり凄いメタ発言やな」

栄子「あれ、"みつどもえ"って別冊に移籍したんじゃないのか?」

のり子「ってお前さんもメタ発言するんかーい!」ドドッ


みつば「そうだけど前まで週刊で連載してたじゃない?だから細かいことはいいのよ」ムシャコラムシャコラ←パフェ食べ中

藍澤「"実は私は"も正確にはギャグ漫画ではなくラブコメ漫画だからな。いや、ギャグ漫画に分類される一種なのかもしれないが」ズズズ

のり子「……」(もうツッコむのやめよ)


あかね「っていうかー、"浦安"や"みつどもえ"や"イカ娘"は一話完結だけど"実は私は"だけストーリー物じゃない?」

みつば「そういえばアニメ化してないのって"実は私は"だけじゃない?しかもみんな2期も放送してるし」ムシャコラムシャコラ

ひとは「一度映像化している"いきいきごんぼ"とかのほうが、この場にはふさわしかったのではないでしょうか」

栄子「ついでに言うと私たちは湘南、浦安、上尾と舞台がはっきりしてるけど、白神さんたちはどこから来たんだ?」


藍澤「……」

白神「……」

藍澤「って何を黙っているんだ私は!いやっ、そもそもこの中では"実は私は"より"浦安鉄筋家族"のほうが浮いていないだろうか?」

のり子・あかね「「えっ?」」


栄子「まぁ確かにな…何というか明らかに毛色が違うし」

イカ娘「連載期間がダントツに長いし、2回も改題してるじゃなイカ!」

ひとは「実際こうやってタメ口を聞くのも畏れ多い…。無礼な態度申し訳ございませんでした、のり子先輩」

のり子「ちょっ、敬語とかやめてやひとはちゃん!」


あかね「毛色が違うっていうのは萌えとか作風の事を言ってんでしょー?最近は結構ラブコメチックな話増えてたりするのよ?
     あたしがノブくんと2人っきりでデートしようとしたり…」(※)

イカ娘(なんかあっさり凄い事言ったでゲソ!)

のり子「せやで!うちがバレンタインデーにチョコを渡せずに恥ずかしがったり、勇子が涙に手作りチョコをあげたり…」(※)


栄子「そんな一部の話をあげられてもねぇ…」

みつば「昔に比べたらそりゃ時代と共に変化するわよね」ムシャコラムシャコラ


あかね「ムキー!萌えだってノムさんを筆頭に佐渡さんでしょ、メガネで口下手な鈴木鈴ちゃんなんかもかなり露骨だし
    幽霊の真夜さんだってそうよ。とにかく昔のウンコのイメージだけで見ないでちょうだい!」バンッ

のり子「何でそんなムキになってんねんあかね…」

栄子「ていうか他3作品と違う部分なら"侵略!イカ娘"にもあるぞ」

イカ娘「他3つは学校が主な舞台だけど、あまり出てこないでゲソ!」

栄子「他にも主人公が人外とか…それくらいかな」


ひとは「他3つと違って、唯一エロパロ板にスレが立ってない」ボソッ

あかね「!?」

藍澤「なっ、何を言い出すんだ丸井ひとは!」カーッ


ひとは「昔は立ってたけど全く伸びずに落ちちゃったみたい。"実は私は"は立てられたばかりで、"浦安"は2スレ目で過疎気味。
    "みつどもえ"も過疎だけどもう8スレ目…」ペラペラ

イカ娘「えろぱろ…?何のことでゲソ?」

白神「イカちゃんは知らんでええ事よー!」アタフタ


みつば「さすが官能小説好き、詳しいのね…」ムシャコラムシャコラ

のり子(みつばはいつまで食べてんのやろ…)

栄子「で、"みつどもえ"は違う所は無いのか?何かあら探しみたいになって悪いけど…」

あかね「自分たちの作品だけあげられないのは卑怯よねー?みつばさん?」チラッ

みつば「えっ!?だ、だってさっき"みつどもえ"だけ『別冊少年チャンピオン』連載って言ったじゃない!」キュッキュッ←やっと食べ終わった


藍澤「それ以外にもあるとすれば…そうだな、作者が女性であるとか」

のり子「…はっ?」

あかね「ええっ!?"みつどもえ"の作者って女性だったの!!?」(あの初見でドン引きしそうな下ネタを女性がやってたのね…)

栄子「なんだ、2人は知らなかったのか」("みつどもえ"の作者は"浦安"の作者を師匠と崇めるほどなのに…)

白神「"みつどもえ"の女の子はみんな服がオシャレやし、そんな不思議でもないと思うよー」


のり子「へー…そうだったんか」

あかね「はぁー、ここ一週間で最大の驚きだわ…」

みつば「結構有名だと思ってたけど知らない人もいるものね」

のり子「明らかに男性名やからわからんかったわ…」(うちと名前が一文字違いやし)

ひとは("浦安"の作者も女性説が流れた事があるのは黙っておこう) (※)


※一応補足しておくと、Google検索で間違って女性の写真が表示された(現在は修正済み)というだけのネタです


イカ娘「結局、違う漫画を比較しあっても何も意味ないんじゃなイカ?」

藍澤「うむ、イカ娘君の言うとおりだな。それぞれの漫画に個性がある」

のり子「まあその結論に落ち着くねんな」

栄子「みんな違ってみんないい…ってな」

ひとは「むふー」ズズズ←コーヒーを飲みながら


あかね「じゃあさ、今度はそれぞれ気になる男の子の話しなーい?」

栄子「…また唐突だな」

のり子「いきなり何言い出しとんやあかね!」

みつば「アンタは吉岡か!」

藍澤「すっ、すす好きな男だと!?」///

白神「そういえばのり子ちゃん、さっき『チョコを渡せずに恥ずかしがった』って言ってたけど誰に渡そうとしたんや?」ニヤニヤ

あかね「あー言ってたわねぇ。いったい誰なのー?」ヘラヘラ

のり子「ちょっ、話蒸し返さんといて白神さん!…あかねは知っとる癖に」///


ひとは「私ものり子ちゃんの好きな人…気になる」グッ

イカ娘「よく分かんないけど面白そうでゲソ!」←ただ状況を楽しんでる

栄子「なんか女子会って感じがするなー」(したこと無いけど)

のり子「な、何やこの空気…!」モジモジ


みつば「ま、待ちなさい!」

全員「「「え?」」」

みつば「そ、その…のり子も知られたくない事とかあると思うし、あんまり無理やり言わせようとするのは…」アタフタ
   (のり子は同性が好きなんだし、それを大っぴらにさせるのはマズイわ!)

藍澤「むっ、なにか悪いものでも食べたか?丸井みつば」

ひとは「みっちゃんがこういう話題に乗ってこないとは…明日は荒天だよ」

みつば「う、うっさい!」

あかね「何よノリが悪いわねーみつばさん。なんなら言っちゃおっかー?どうせあたしは知ってるんだし」

みつば「くっ…」(知った上で言わせようとするなんてどれだけ鬼畜よ!コイツ本物のサディストね…)


カランコロン イラッシャイマセー

あかね「女子会なんだし、そんな恥ずかしがらなくていいじゃなーい。ねっ?」

のり子「あーもうわかった言う!言ったるわ!…くっそー、後で覚えてろやあかね!」プンプン


ナンメイサマデスカー マチアワセデスー ワッシャッシャー

のり子「えぇと…うちが好きなんは…」ドキドキ

白神「……!」ワクワク

??「ひとは、みつば、そろそろ帰――」

??「おいのり子、何し――」

のり子「うちが好きなんは…小鉄や!」カーッ


黒峰「白神さんに委員長、遅いから迎えに来…え?」

小鉄「…んっ?」


全員「「「「…………」」」」シーン


のり子「ちゃ、ちゃうで小鉄!」ワタワタ

栄子「もしかして、この少年が小鉄君…?」

のり子「ちゃ、ちゃうねん!ホンマ…ちゃうねんっ…///」プルプル

ひとは(面倒くさい事になりそう…トイレ行こっと)スィー


※キャラ解説

丸井草次郎・・・みつどもえ
不審者面だが優しい三つ子の父

大沢木小鉄・・・毎度!浦安鉄筋家族
常に海パン一丁で、元気でおバカな少年

黒峰朝陽・・・実は私は
隠し事のできない性格のヘタレ。白神に一途

白神「黒峰くん、タイミングが悪すぎるで…」

黒峰「えっ何!?何があったの!?」

藍澤「あの少女が好きな男子を暴露しようとしたと同時に、君たちが来てしまったという訳だ…」


草次郎「よく分からないが、青春してるなぁ…」
   (それにしてもこの浦安の街は良い。俺が外を歩いていても、不審者に間違えられるどころか気にも留めないからな。
    住民がまるで普段から不審者や危険人物の存在に慣れているみたいだ…)


のり子「だからちゃうねん…その…」モジモジ

小鉄「あっしゃっしゃ!いきなり何言ってんだよガリブスー!」ワッシャッシャ

のり子「ガリブス言うなハゲー!」ドゴッ←小鉄にラリアットを決める

小鉄「クロズッ!」ガハッ

のり子「慌てて損したわ…。このニブチン猿!」


藍澤「まだまだ恋をするには早い年齢だな」

栄子「…だな」

みつば「あれっ、小鉄って男じゃない!?あんた男が好きなの?」

のり子「当たり前やろ…」

みつば「嘘!?アンタさっき女が好きって言ってたじゃない!」

のり子「そんな事一言も言ってへんわー!」

イカ娘「まさかみつば、そっちの人でゲソか!?」

白神「愛のかたちは人それぞれやね…!」><


みつば「ちっ、違ーう!!」



??「イカちゃああああああん!!」ドドドド

イカ娘「こ、この声はまさか…」ゾクッ

栄子「噂をすれば…」


早苗「イカちゃあああああん!はるばる浦安まで会いに来たよー!」

イカ娘「"本物"が来ちゃったでゲソー!!!」



―終―

続きは無いのでHTML化依頼出してきます

もともと4作品全部知ってる前提なんで、読んでくださる方は少ないだろうなぁと思ってたため、
そう言ってもらえるのは嬉しい限りです

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