許嫁「男君かっこいいなぁ」(54)

みたいなの誰か書いてください。

そういのはスレをたてず
SS深夜VIP休憩所
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(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1399818757/l50)
などでやってください

友「えっ」

許嫁「えっ」

友「かっこいいって……たとえばどんなとこが?」

許嫁「そうですねぇ、食べる時にまるで獣のような食べ方をするところでしょうか」

友「そうなの? 意識してみたことなかった」

男「ふんふふーん♪」トテトテ

許嫁「あっ、ちょうどいいところに。男く~ん、ポッキー食べませんかぁ?」

男「ふぇ? いいの? たべるたべるー」

許嫁「はい、どうぞぉ」

男「ふぇぇ……おいしいよぉ」コリコリコリコリ

友(リスみたいに食べてる。……かわいい)

許嫁(かっこいい///)

許嫁「ね?」ドヤァ

友「いやいやいやいや。確かに獣っぽいけど。小動物的な意味で」


みたいな

男「そんなことより腕立て伏せしようぜ」

許嫁「えっ?」

  ∧,,∧
 ( `・ω・) ようこそID腕立て伏せスレへ!
 / ∽ |
 しー-J
ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腕立て伏せをするという、
硬派なトレーニングスレです。
例1 ID:wwh7KM12 ID抽出 ID抽出 の場合 7+12=19 なので19回頑張りましょう。
例2 ID:bicycle. ID抽出 ID抽出 の場合 数字がないので今日は一休み。
さあ、存分に腕立て伏せするがよい↓(`・ω・´)

なんだ腹筋スレだったのか

「男は居るかっ!」ガラッ

友「なんか怖い女の人が来たよ」

許嫁「格闘技部の部長さんですねぇ」

部長「勝負だ男! アタシが勝ったら格闘技部に入部しろ!」

友「勝負とか言ってるけど。入部をかけて」

許嫁「いつもそうなんですよぉ」

友「え? いつも? じゃあ男君が勝ってるの?」

許嫁「男君は強いですからぁ」

男「ふぇぇ……こわい部長さんだよぉ。勝負したくないよぉ」プルプル

友(とてもそうは見えない。かわいい)

部長(ウチに持って帰りたい)

許嫁(かっこいい///)

許嫁「あれが武者震いというものです。素敵でしょう?」ドヤァ

友「いやいやいやいや。絶対違うから。普通に嫌がってるからあれ」

部長「さあ来い男!」

男「ふぇぇ……気が進まないよぉ」

部長「かかって来ないなら入部してもらうぞ!」

男「ふぇぇ……入部はしたくないからやるよぉ」トテテテ

男「えいっ。えいっ」ペチッ ペチッ

友(ローキック……なのかな? かわいい)

許嫁(かっこいい///)

部長(かわいい子が涙目になりながら一生懸命アタシの足を蹴ってる!)

部長「た、たまらん!」ブバァ

友(うわぁ……鼻血出したよ……うわぁ……)

部長「こ、今回はアタシの負けにしといてやる! 覚えてろ!」フラフラ

男「二度と来ないで欲しいよぉ……」

許嫁「ね? 強いでしょう?」ドヤァ

友「いやいやいやいや。なんだあの変態」

友「なんだあの変態」

許嫁「かっこいいと言えば、男君は肉食系なんですよぉ」

友「にわかには信じ難いけど」

男「ふんふふーん♪」トテトテ

許嫁「ちょうどいいところに。男君が学食の券売機の前にいますよぉ」

友「わかった。お肉が好きだから肉食系ってことだ」

許嫁「うふふ。そういうことです」

男「ふぇぇ……今日はサラダうどんにするよぉ」ポチッ

友「えっ」

許嫁「えっ」

男「これくださぁい」

友「……」

許嫁「……」

友「……」

許嫁「……ね?」ド、ドヤァ

友「いやいやいやいや。いやいやいやいやいやいや」

男「ごちそうさまでしたぁ」

許嫁「まだですよぉ」ヒョコッ

友「あれ、ついさっきまで私の隣にいたと思ったのに」

男「ふぇぇ……びっくりしたよぉ」

許嫁「男君、まだキュウリが残ってますよぉ」

男「キュウリはぁ……ギネスに載るほど栄養がないからぁ……食べなくても大丈夫ぅ」

友(キュウリ嫌いなんだ……かわいい)

許嫁「好き嫌いはいけませんよぉ。毒も喰らう、栄養も喰らう。両方を共に美味いと感じ、血肉に変える度量こそが食には肝要なのですからぁ」

男「毒でも栄養でもないよぉ……」

許嫁「いいから食べましょうねぇ。はい、あーん♪」

男「ふぇぇ……泣きそうだよぉ」モグモグ

友(ヤバイ……吐きそうだよ男君……)

級友L「時間差……いい考えですね。試してみます。ありがとうございました」

男「ふぇぇ……またどうぞぉ」

友「……男君に行列ができてるけどなにあれ」

許嫁「男君に相談に乗ってほしい人が来てるんですよぉ」

友「男君の前にあるお菓子の山は?」

許嫁「報酬ですよぉ。みんなの悩みを解決するなんて、男君はかっこいいですねぇ」

級友M「これを読んでください! お願いします!」

男「ふぇぇ……お菓子のために頑張るよぉ」

男「えっとぉ……『飛べない豚はただの豚っていうけどぉ、飛べないし食肉にもならない君にはいったい何の価値があるのぉ?』」

級友M「おうふ! ありがとうございます!」ゾクゾクッ

男「ふぇぇ……この人気持ち悪いよぉ」

級友M「おっほぉう! リクエスト外のサービスまで!?」ビクンビクン

許嫁「素敵ですねぇ」

友「いやいやいやいや。この学校には変態しかいないの?」

友(でも……ちょっと言われてみたい? ……いやいやいやいや。なに考えてるんだ私)

友「ところで許嫁が男君のことを大好きなのはわかっ」

許嫁「愛ですよぉ」

友「……愛しているのはわかっ」

許嫁「とてもとてもとても愛している時はなんて言えばいいんでしょうかぁ?」

友「いや、知らな」

許嫁「やっぱり愛してるの一言ですよねぇ///」

友「……ところで男君の方はどうなのかなって」

許嫁「えっ」

友「許嫁の一方通行なのかなって」

許嫁「そそそそそそんなことありませんよぉ? ちゃんと許嫁である私のことを愛してくれているに決まってますよぉ」キョドキョド

男「ふんふふーん♪」トテトテ

友「ちょうどいいところに男君が。男くーん、一緒にお昼ご飯食べよう」

許嫁「ちょっまっ」

男「ふぇぇ……いいよぉー」トテトテ

男「焼肉ってエライよぉ。うまいからエライよぉ」モキュモキュ

友(口いっぱいに焼肉弁当を頬張ってる。かわいい)

許嫁(かっこいい///)

友「ところで男君は許嫁のこと好き?」

許嫁「直球!?」

男「お菓子くれるから大好きだよぉ」モキュモキュ

許嫁「ッシャア!!」グッ

許嫁「うふふ、また買ってきますねぇ///」モジモジ

男「ふぇぇ……楽しみだよぉ」

友「……」

許嫁「ね?」ドヤァ

友「……」

友「……」

友「……うん」ホロリ

友(って、許嫁のあまりのアレさに一度は突っ込みを放棄しちゃったけど。……やっぱり確かめないとまずいよね)

友「じゃあ、もし許嫁がもうお菓子をくれないって言ったらどうする?」

男「ふぇっ!?」

許嫁「!?」ガタッ

男「お菓子……くれないの……?」スゥ

友(目からハイライトが消えたー!?)

友「た、例えばの話だよ」

男「ふぇぇ……よかったぁ……」ホッ

友「それで、もしそうだったとしても許嫁のこと好き?」

男「それはぁ……えっとぉ……内緒だよぉ///」モジモジ

友(あ、わかりやすい。ホストとそれに全財産つぎ込むキャバ嬢みたいな関係かと思ったけど、ちゃんと好きなんだ)

友「よかったね許嫁」チラッ

許嫁「お菓子をくれる→好き。お菓子がない→内緒。つまり私自体への感情は口に出して言えない? 男君は優しいから私を傷つけないようにぼかした言い方をしたけれどきっと私のことなんか嫌いなんですね。この間キュウリを無理矢理たべさせてしまいましたから嫌われても当然です。……そうだ、死のう。チョコレートで溺死すれば男君も食べてくれるでしょうか。ああ生まれ変わったらお菓子になりたいですね。そして男君に食べてもらって男君と心も身体もひとつになるんです。それはとても気持ちのいいこと」ブツブツ

友「いやいやいやいや。もうほんとにアレだわこの子」

友「ちょっと許嫁。しっかりしなって」

許嫁「大丈夫。大丈夫ですよ。これから少し用事があるので席を外しますね」

友「口調戻らないほどヤバいじゃん。いいからちょっと聞いときな」

友「男君、好きか嫌いかで言ったら許嫁はどっち?」

許嫁「あぁ、友人が私に追い討ちをかけようとしています。死体に鞭打つとはこのことを言うのでしょうか」

男「ふぇぇ……言わなきゃダメなのぉ?///」

友「許嫁のこと嫌い?」

男「……す……好きだよぉ///」モジモジ

友「そっかぁ。教えてくれてありがと。……ね?」チラッ

許嫁「ほ……」

許嫁「ホアアアアァァァァァァァ――――ッ!?///」ガタッ

友「!?」

許嫁「ホアアアアアアァァァァァ――――――ッ!!///」パタパタパタパタ

男「ふぇぇ……走っていっちゃったよぉ……」

友「いやいやいやいや。あれだけ大言吐いてた割にいざ言われるとあんなに取り乱すの……?」

部長「男は居るかっ! 今日は何でも頼みをきいてくれると聞いた!」ガラッ

級友M「あ、お菓子がいっぱい集まったから今回はもう終わりました。次は来月くらいかと」

部長「なんだと……せっかく犬耳と首輪を持ってきたのに」

級友M「ほう。ちなみにそれはどう使うおつもりで?」ピクッ

部長「男につけて写真を撮るために決まってるだろ! そしてあわよくばアタシと散歩を……」

級友M「笑止!」カッ!

部長「!?」

級友M「それを男君に付けようなど愚の骨頂!」

部長「なんだと!? これをつけたらかわいい子がもっとかわいくなるだろうが!」

級友M「確かにそれをつけた男君はかわいいだろう。だがしかし! 男君は飼う側にまわってこそ輝くお人! 全ての人類は男君に飼われる宿命にあるのだ!」

――しばらくして

級友M「つまり我らは豚以下の家畜! 男君は我らがご主人様だ! わかったか!」

部長「はい師匠!」

男「ふぇぇ……お昼ご飯から帰ってきたら気持ち悪い人たちが気持ち悪いこと言ってるよぉ……」

級友M・部長「「ありがとうございますっ!」」ビクンビクン

誘拐犯A「お宅の娘さんは預かった。返して欲しければ今日中に1億円用意しろ。受け渡し方法は追って連絡する。警察に連絡すれば娘の命はないと思え」ガチャッ

いいなずけ「ほぁぁ……」ガクガク

誘拐犯A「これでよし。しかし予想してたより上手くいったな」

誘拐犯B「まさか今どき『お菓子あげる』なんて嘘でついてくるとは思わなかったぜ」

誘拐犯A「いつの間にか余計なガキまで付いてきてたけどな」

おとこ「ふぇぇ……おかしどこぉ?」

誘拐犯B「あぁ? こいつ状況わかってねーのか? んなもん嘘に決まってんだろ」

おとこ「ふぇぇ……おじさんたちうそつきだよぉ」

         ∧_∧ 

         (´・ω・`) _、_,,_,,,      うそつきはおしりぺんぺんだよぉ
     /´`''" '"´``Y'""``'j   ヽ   
    { ,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-,,.;;l

    '、 ヾ ,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ
     ヽ、,  ,.- ,.,'/`''`,,_ ,,/
      `''ゞ-‐'" `'ヽ、,,、,、,,r'   

誘拐犯A・B「!?」


許嫁「というのが私達の馴れ初めですよぉ///」

友「いやいやいやいや。そんなばかな」

友「……」ジー

男(ふぇぇ……なんかさっきから見られてるよぉ)

友(……変身するのかな。いやいや、さっきの話は冗談だよね)ジー

男「……///」ポッ

友「!?」

許嫁「友サン?」ガシッ

友「えっ!?」ビクッ

許嫁「サッキカラ熱イ視線ヲ私ノ男君ニ向ケテ赤面サセテイマスガ、マサカ……」

友「いやいやいやいや! 違うから! そういうんじゃないからマジで!」

許嫁「なぁんだ、良かったぁ。危うく親友をネッチャネッチャのグッチョグッチョにしてしまうところでしたぁ」ホッ

友(こ、怖えええぇぇぇ!)

友「あはは……。やっぱり男君には許嫁がお似合いかなーって」

許嫁「ほぁぁ……///」カァッ

友(あれ以来まだ続いてるんだ。……いやいやいやいや、乙女かよ!)

級友S「あ、許嫁さん。男君のことで聞きたいことがあるんだけどいいかな?」

許嫁「はぁい、なんですかぁ?」テコテコ

級友S「昨日の晩御飯とお風呂……あとゴミのことなんだけど……」ヒソヒソ

許嫁「あぁ、それはですねぇ」ヒソヒソ

友(……関わらないでおこう。男君を見ていよう。あぁ男君を見てると癒されるなぁ)

男「……」

        _
       / jjjj      _
     / タ       {!!! _ ヽ、
    ,/  ノ        ~ `、  \  
    `、  `ヽ.  ∧_∧ , ‐'`  ノ    ニュッ

     \  `ヽ(´・ω・`)" .ノ/   

       `、ヽ.  ``Y"   r '
        i. 、   ¥   ノ
        `、.` -‐´;`ー イ



友「!?」ビクビクッ

男(ふぇぇ……ちょっと面白いよぉ)

男「ふんふふふふーん♪」トテトテ

友「そういえば男君っていつも鼻歌を口ずさんでるよね。いったい何を歌ってるんだろう」

許嫁「聞いてみましょうかぁ。男君、いつもどんな歌を歌ってるんですかぁ?」

男「ふぇぇ……今日はTOKIOだよぉ」

友「へぇ。TOKIOの何て曲なの?」

男「……? TOKIOはTOKIOだよぉ」キョトン

友(曲名はわからないのかな? 小首を傾げてる。かわいい)

許嫁(かっこいい///)

許嫁「鼻歌じゃなくて歌ってもらっても構いませんかぁ?」

男「ふぇぇ……いいよぉ」

男「そぉらを飛ぶぅ♪ まぁちが飛ぶぅ♪ 雲ぉーを付き抜け星になるぅ♪」

男「火ぃーを吹いて♪ やぁーみを裂き♪ スーパー・シティーが舞い上がる♪」

男「とぉーーきぃーーおぉーぅ♪ とぉーきおが二人を抱いたままぁ♪ とぉーーきぃーーおぉーぅ♪ とぉきおが空を飛ぶぅー♪」

許嫁「男君の歌声は素敵ですねぇ///」

友「いやいやいやいや。TOKIOってそっちなの!?」

男「ふんふんふーふふーふふふーふおっくせんまん♪ おっくせんまん♪」トテトテ

友「男君、今日は普通に歌ってるね」

許嫁「ご機嫌ですねぇ」

男「見つめ合ぁーうー、視っ線のれいざぁびぃむでぇー♪」

友「まさかの郷ひろみだった」

許嫁「男君と見つめ合いたいです///」ポッ

男「素敵なーこぉとをっさーがしてるのっさぁー♪」

男「……なんーて不ー思ー議ーな目ーをーするんだBaby♪ まるですーべて 僕のすーべてぇ、おっ見っ通っしぃ♪」

友「途中で歌が変わった!? TOKIOになった!! ジュリーじゃない方のTOKIOになった!!」

許嫁「大きな古時計が途中からドナドナになっちゃうような感じでしょうかぁ」

友「いやいやいやいや。ならねえよ! っていうか選曲がことごとく古い!」

男「はじめて一途にこの胸がぁ……痛いよぉー♪」

許嫁「ほぁぁ/// お、男君ったらもう……///」

友「いやいやいやいや。歌だからね? 今のは許嫁のこと言ってるんじゃないからね?」

男「りょーき的なキスを私にして♪ 最後まで離さないーで♪」トテトテ

許嫁「!」ガタッ

友「許嫁じゃないから座ってな」

級友M(猟奇的!?)ガタッ

部長(猟奇的!?)ゾクゾクッ

友「あんた達でもないから座ってな」

級友A「!」ガタッ

級友B「!」ガタッ

級友C「!」ポヨン

級友D「!」ボイン

級友E~K「!」ガタッ

級友L「!」ガタッ

友「いやいやいやいや。なんだこのクラス」

友「っていうか何人か男も反応してた!? なんだこのクラス!?」

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