オードリー「お父様!」
ドズル「えぇい!駄目なものは駄目だ!」
バナージ「どうしてですか?」
ドズル「どうしてもだ!それ以前にお前とミネバでは身分が違う!」
バナージ「それでも…!」
バナージ「オードリーさんを…いや、ミネバさんを……下さい!」
オードリー「…バナージ///」
ドズル「えぇい!しつこいぞ!このたわけが!」
オードリー「…!…やめてください!お父様!」
…バキィ!…
バナージ「ぐっ…!」
オードリー「大丈夫ですか!?バナージ!」
バナージ「あ…あぁ…」
オードリー「どうしてこんなひどいことを…!」キッ!
ドズル「何を言うミネバ。そいつは連邦の人間なのだぞ?」
オードリー「…!」
ドズル「その小僧はっ!我々ジオンにたてつく賊なのだぞ!」
オードリー「…お父様!」
バナージ「だったら…」ゆらり…
バナージ「賊は賊らしく…」ガシッ!
オードリー「きゃっ!」
ドズル「貴様!…娘に何を…!」
バナージ「…いただいてゆく!」
ドズル「ま、待て!」
…タッタッタッタッタ!…
ドズル「むぅ…!ミネバを抱き抱えているというのになんという足の早さ…!」ぜぇ…ぜぇ…
ドズル「流石は肉体を強化されているだけのことはあるな…とてもではないが追いつけん…」はぁ…はぁ…
ドズル「だが…この艦から逃げ切れると思うなよ…」
ドズル「いったいどれだけの将兵や士官、兵士達がいると思う?」
ドズル「戦いは…数なんだよ!小僧ォ!!」
…タッタッタッタッタ!…
ジオン兵達「「「待て!」」」
バナージ「悪いけど…捕まる訳にはいかない!」
オードリー「バナージ!いくらなんでも無茶です!」
バナージ「無茶なもんか!格納庫までたどり着ければユニコーンが…!」
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