タカトシ「お姉ちゃん」コトミ「はーい」ウオミー「はい」 (909)

シノ「桜の花言葉を知ってるか?」
【桜才学園生徒会会長 天草シノ】

スズ「知ってます」
【桜才学園生徒会会計 萩村スズ】

アリア「当然よね」
【桜才学園生徒会書記 七条アリア】

コトミ「なんですか?それ」
【桜才学園生徒会副会長 津田コトミ】

シノ・スズ・アリア「豊かな教養・高貴・清純!」

コトミ「私だけ仲間外れ!?」

コトミ「これはまさか新手の放置プレイ…なんか興奮する!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401370481

前に書いたやつの続きです
今回は生徒会に入らなかったタカトシも活躍する…かも

【入学式】
アリア『新入生入場』

コトミ「いやー1年経つのは早いですねえ」

コトミ「去年は私達が向こうにいたんだ」

スズ「そういえば会長は去年も挨拶してましたね」

シノ「ああ、去年はまだ生徒会長になりたてだったからな緊張したものだ」

スズ「でも堂々としてましたよ。ね?コトミ」

コトミ「う、うん、そうでしたよー」

スズ「正直に言うと?」

コトミ「少しうとうとしていたような…」

シノ「」

スズ「会長がお怒りだ」

タカトシ(予想はしてたけどやっぱり女子が大半だな)

タカトシ(まあ今さら嘆いてもしょうがないか)

タカトシ(お、そろそろ始まるな)

アリア『生徒会長挨拶』

シノ『新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます』

タカトシ(生徒会の人達は何度か見たことあるけどやっぱりこういう場だと緊張するもんなんだな)

タカトシ(萩村先輩以外顔赤くなってる)

シノ(いまこの場でスカートをめくったらとんでもない背徳露出プレイになるかもしれない…!)

アリア(お尻に挿れてるやつの音漏れてないかなあ…)

コトミ(壇上から見てるとまるで指揮官になったみたいで興奮する!)

【入学式終了】
タカトシ「とりあえずクラスに向かうか。えーっと1年B組か」

タカトシ「本当、女子ばっかだな」

タカトシ「俺の席は…あれ、誰か座ってる」

タカトシ「あのーそこ俺の席じゃ…」

タカトシ(なんか怖そうな人…てかこの人どっかで見たような)

トッキー「え、マジ?あ、私の席1つ後ろだった」

タカトシ(やっぱり玉入れの時の人だ)

タカトシ「えーっと、あっ、俺は津田です。よろしくお願いします」

トッキー「え?あ、私は時」

タカトシ「ん?トッキー?じゃあよろしくねトッキー」

トッキー「いや、トッキーじゃなくて時…」

タカトシ「委員会決めか…」

トッキー「だりいな」

タカトシ「あれトッキーは部活とかするの?」

トッキー「いや、昔は空手やってたけど今はする気ないな」

タカトシ「俺も中学でサッカーやってたけど高校では今んとこしようとは思わないな」

生徒A「あのー、まだ風紀委員が余ってるんですけどー」

生徒B「どうせなら男子がやればいいんじゃなーい?」

生徒A「余ってる男子は…津田君だね。悪いけど頼まれてくれる?」

タカトシ「ええっ!俺ですか?まあ、いいか」

タカトシ(風紀委員会か…俺の方が注意される気もするなあ…)←遅刻ギリギリ

タカトシ「風紀委員会の集まりは…ここか」

タカトシ(あれ、風紀委員長ってたしか…)

タカトシ「失礼します」

カエデ「ヒィッ!」

タカトシ「やっぱり…」

カエデ「あの、」

タカトシ「ああ、風紀委員になりました津田タカトシです」

カエデ「たしか副会長の弟…?」

タカトシ「はい、そうです」

カエデ「まあ、これからよろしくね…」

タカトシ(ここもほぼ全員が女子だな…)

カエデ(せっかく今年も女子しかいないと思ったのに…!)

前のスレって載せないんですか?

ガラッ
シノ「おお、五十嵐。この教室は使っていたか」

コトミ「あれ?タカ君」

タカトシ「あ、お姉ちゃん」

スズ「あんた風紀委員になったの?」

タカトシ「まあ、若干押し付けられたような感じでしたが」

アリア「でも五十嵐さん大丈夫?」

カエデ「ま、まあ大丈夫でしょう…」

シノ「イカ臭くなるかもしれんぞ?」

カエデ「淫猥!」

タカトシ「あの、本人そっちのけで話進めないで貰えません?」

シノ「だが五十嵐、そのままだと将来苦労するぞ」

カエデ「それは分かってますが、なにぶん男子との接触自体少なかったもので」

アリア「じゃあ、津田君を副委員長にすれば?」

タカトシ「いきなりなんで!?」

コトミ「確かにいいですね、それ。五十嵐先輩の男性恐怖症も治るし私も風紀委員と強力なコネができるし」

スズ「後者は必要ないでしょ」

カエデ「まあ、そこまで言うなら…」

タカトシ「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!俺には荷が重すぎます」

シノ「なに言ってるんだ津田。五十嵐のために一皮剥かんか」

タカトシ「なんか微妙に違う…」

カエデ「では津田副委員長、これからよろしくね」

タカトシ「本当に決まったの?てか1年なのに副委員長!?」

今日はここまでです
>>11
タカトシ「お姉ちゃん、遅れるよ」コトミ「はーい」
タカトシ「お姉ちゃん、遅れるよ」コトミ「はーい」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400250977/)

これまでみたいに毎日更新するのは厳しくなるかも
そしてスレタイのウオミーはいつ出てくるのだろうか

まったりと更新

コトミ「放課後の見回りかあー」

シノ「部活動や委員会などで残る者以外は学校に残っていてはいけないからな」

シノ「あまり帰りが遅くなると彼氏とホテルに行ってるのではと心配されるだろう」

スズ「もっと他に心配することあるでしょ」

コトミ「残ってる生徒を見つけたらどうします?」

シノ「注意せねばならんな」

アリア「『家に帰ってママのミルクでも飲んでろ!』だね」

スズ「相手は高校生ですよ…」

アリア「じゃあ『家に帰って彼氏のミルクでも飲んでろ!』?」

コトミ「いや、『家に帰って彼氏のソーセージくわえてろ!』かもしれませんよ?」

スズ「だれかーツッコんでー」


コトミ(ん?『ロボット研究会』?こんなのあったっけ)

コトミ(でもまたなんか言うと怒られるから黙っておこう…)

シノ「ロボット研究会?」

アリア「こんなのあったっけ?」

コトミ「あれ?」


スズ「ネネー、いる?」

ネネ「あれ、スズちゃんじゃない?」

スズ「私の友人の轟さんです」

コトミ「ロボット研究会というだけあって色んな機材がありますね」

シノ「これもロボットの機材か?」っバイブ

ネネ「それは私物です」

アリア「あ、この間借りたの返すね」

ネネ「どうでした?」

アリア「強めだったけどちょっと震動音が大きかったかなー」

コトミ「今度私にも貸してください!」

スズ「ああ、ダメなネットワークが広まって行く…」

ムツミ「あ、会長」

シノ「柔道部は今日も練習か」

ムツミ「大会も近いですし」

コトミ「最近は練習試合でも連勝って聞いたよ」

畑「ということなので取材に来ました」

コトミ「びっくりした!」

スズ「いきなりなんなんですか」

畑「まあまあ落ち着いて」

畑「柔道部も大会間近、このままだと全国大会も見えてくるという話ですが」

ムツミ「なんか照れるなあ…」

畑「なぜ柔道を始めたんですか?」

ムツミ「んーやっぱり両親の影響ですかね」

ムツミ「夜中によくプロレスごっこやってたし」

コトミ「…ピュアですね」

シノ「…ピュアに育ったんだな」

畑「目標は全国1位ですか?」

ムツミ「難しいかもしれないけど目指して行きたいです!」

畑「そうなると将来の夢はやはり…」

ムツミ「はい、お嫁さんです!」

コトミ「…私の心汚れてますかね」

スズ「自覚あるならちょっとは治そうか」

【風紀委員会の会議中】
タカトシ「えっと…校内見回り、服装チェックその他色々…風紀委員の仕事って結構多いんですね」

カエデ「まあ、学校の風紀を守るためには当然のことです」

タカトシ「それで、この役割分担なんですが…」

タカトシ「俺だけ1、2年のフロア多すぎませんか!?」

タカトシ「あと、委員長は3年のフロアだけ…」

カエデ「男子がいるから…」

【ある日】
コンコン
タカトシ「失礼します」

コトミ「あ、タカ君」

シノ「おお津田 学校には慣れたか?」

タカトシ「まあなんとか」

タカトシ「そしてこちらが仲良くなったトッキーです」

トッキー「…」

シノ・スズ・アリア・コトミ(コワモテだー!)

コトミ「会長!不良ですよ不良!」

コトミ「まさかタカ君のタイプがコワモテだったとは…」

トッキー「席が近いだけなんだケド…」

スズ「ピアスしてますよ!これは生徒会として注意しなくては」

タカトシ「トッキー耳にご飯粒付いてるよ」

トッキー「え、マジ?」

シノ・スズ・アリア・コトミ(ドジっ子?)

カエデ「コラあなた!ちゃんと制服を着なさい!」

トッキー「フン」

カエデ「津田副委員長も風紀委員なんだからしっかり注意してください!」

タカトシ「あ、はい」

アリア「五十嵐さん的には男の子っぽい女の子は平気なの?」

カエデ「」ポンポン

カエデ「OKだわ!」

トッキー(変なやつ多いなこの学校…)

タカトシ(入る学校間違えたかな…)

【津田コトミ高校2年生】
【 副会長も2年目】
コトミ「スズちゃんおはよー」

スズ「おはよう」

ムツミ「コトミちゃんおっはよー!」

スズ(にしてもこのクラスは知り合い多いな…)

ネネ「コトミちゃん、おはよう こないだのあれなんだけどね…」

コトミ「できた!?」

スズ(またツッコミの機会が増えるのか…)

超スローペースだったけど今日はここまで
ネタが…ネタがあ…

ではでは更新

アリア「今度のゴールデンウィークなんだけどちょっと泊まりがけで出掛けない?」

シノ「それは楽しそうだ!」

コトミ「でもどこに泊まるんです?私、お金が…」

スズ「まさか別荘?」

アリア「んーと、系列の旅館に急にキャンセルが出たの」

コトミ「これが本当のお嬢様…」

スズ「予想の斜め上だった」

コトミ「そうだ、タカ君も誘っていいですか?」

アリア「いいよー」

スズ「いや、さすがに外泊に男子がいるのは…」

シノ「なに、津田なら大丈夫だろう」

シノ「それに、いざという時は保健体育の実習と思えば…」

スズ「全く解決になってない!」

コトミ『というわけなんだけど来れる?』

タカトシ「いや、まあ予定はないけど…」

カエデ「津田副委員長、聞かせてもらいました」

カエデ「ちょっと生徒会室まで行きましょう」

タカトシ「そっち行くことになった」コソコソ

コトミ『え、なんで?』


カエデ「天草会長!」

シノ「どうした五十嵐、津田まで連れて」

カエデ「話は聞かせていただきました」

カエデ「男女で外泊など言語道断!生徒会役員としてではなく、一学生として許されるものではありません!」

アリア「どうして?」

カエデ「どうしてって、男女が一緒に寝るなど風紀が乱れてるなんてものじゃありませんよ!」

シノ「男女が一緒に寝るとどういうことが起きるんだ?」

アリア「はっきり言ってくれないと分かんないよー?」

コトミ「まさか何が起きるか分からないで注意してたんですかー?」

タカトシ「あそこまで言われて引かないのか…」

スズ「この人達にああいう会話で勝てるはずないわ」

カエデ「ええっと、あの、それはまあ…」

シノ「ならば我々に着いてきたらどうだ?」

カエデ「な、何を言ってるんですか!」

アリア「でも風紀委員として何が行われてるか知らずに注意するってのは…」

カエデ「……わ、分かりました。私も風紀委員長として参加します!」

スズ「結局乗せられちゃった」

コトミ「まあ、何が行われてるというよりナニが行われてるんだけどね」

タカトシ「それ、委員長の前で言うなよ」

【ということで七条家所有の旅館へやって来た】
スズ「自然が豊かで空気がおいしいですね」

タカトシ「本当だ。いいところですね」

シノ「そうだ、津田に一つ聞いておきたいことがあるのだが」

アリア「あれだねシノちゃん」

シノ・アリア「女子高と女子大空気がおいしいのはどっち!?」

タカトシ「それ答える必要ありますか!?」

カエデ「あの、ここまで来てなんですが一体なにするんですか?」

アリア「とりあえずこれから近くの山の麓でバーベキューとか釣りとかって考えてたんだけど」

スズ「何が釣れるんですか?」

コトミ「ひょっとして…男?」

タカトシ「ないなーその返しはないなー」

出島「みなさんこんにちは。今回バーベキューのガイドを務めます、出島です」

タカトシ「なんでメイド服なんですか?」

出島「普段は七条家でメイドをしているもので」

タカトシ「本物のメイドか…」

カエデ「実際にいるものなのね…」

出島「ではまず始める前に一つ、どれも焼きすぎや生焼けには注意してください」

出島「まあ、女性と一緒ですね」

出島「私は皆さんならだれでもセーフですが…」ジュルリ

カエデ「どうしてあなたがたの周りにはこういう人しかいないんですか!」

タカトシ「委員長これどうぞ」

カエデ「あ、あり、がとう…」

コトミ「おや、タカ君以外と優しいところもあるんだねー」

タカトシ「いやー、レディーファーストだよ」

シノ「今恩を売っておいて後で…というやつか?」

タカトシ「そんな思惑あるはずないでしょうが」

【食事終了】
スズ「これから釣りの予定でしたっけ」

コトミ「どうせなら皆であそぼーよ!鬼ごっことか!」

スズ「たまには童心に帰ってしてみるのも楽しいかもしれなわね」

スズ「そう!私は大人だから童心に帰る権利がある!」

タカトシ「萩村先輩落ち着いて」

アリア「どうせなら近くの森で隠れ鬼にしない?」

カエデ「さすがに森の中だと迷ってしまうんじゃ…」

アリア「大丈夫だよあまり広くないし」

出島「いざという時にはうちのレスキューがいつでも待機しておりますので」

タカトシ「過保護すぎませんかね!?」

シノ「じゃあ、鬼を決めるか」

一同「じゃーんけーんぽん!」

タカトシ「負けた…」

シノ「じゃあ、10分数えてから探してくれ」

コトミ「タカ君、森の中だからって捕まえると同時にいけないことしちゃいけないよ」

タカトシ「しねーよ!」

カエデ「やっぱりするのやめようかしら…」

眠い…ということで今日はここまで
カエデの苦労はまだまだ続く…

とりあえずこの先どうなるかは自分でも分からない
では更新

【10分後】
タカトシ「じゃあ行きますよー!」

シノ「そんな宣言しなくても隠れてイってきていいんだぞ」

シノ「それともみんなに見せつけたい願望が…!」

タカトシ「あの会長、それ出てきてまで言うことですか?」


タカトシ「まさかいきなり自分から出てくるとは思わなかったけど残り五人か…」

タカトシ「……あの、お姉ちゃん丸見えだよ」

コトミ「私なにも脱いでないよ?」

タカトシ「あの、隠れ鬼って言ったよね」

コトミ「私はこの世界と一体になり、新たな存在となったのだ…」

タカトシ「中二も大概にしなよ」

タカトシ「以外と広いなここの森」

タカトシ「あ、あれは…委員長かな」

タカトシ「委員長」

カエデ「ヒッ!」

タカトシ「あ、逃げた」

カエデ「やめてー!私に触らないでー!」

タカトシ「なんか誤解されませんかね!?この状況」

タッチ
カエデ「ヒャッ!」

タカトシ「気絶しちゃった…」

コトミ「タ、タカ君…ついに手を出しちゃったの!?」

タカトシ「やっぱり誤解生んじゃった」

タカトシ「ん、あれは…」

タカトシ「七条先輩?」

アリア「あちゃー見つかっちゃったー」

タカトシ「結構わかりやすかったですよ」

アリア「もっと奥に隠れようと思ったんだけど…」

アリア「胸がつかえて…」

シノ「まったく、不便な胸だな!なあ津田?」

タカトシ(どう答えるのが正解なんだ…)


タカトシ「あと二人かあ…」

タカトシ「なかなか見つかんないなあ」

タカトシ「あのメイド服は…」

出島「見つかってしまいましたか」

タカトシ「いやーでもなかなか見つけられませんでしたよ」

出島「そりゃここでもたまに、目隠ししてお散歩プレイしてますから」

タカトシ(ここでもたまに…?)

出島「まあ、捕まってしまいましたから」

出島「どうぞお縄にかけてください」

タカトシ「文字通りにはしないぞ」

タカトシ「あとは萩村先輩か」

コトミ「スズちゃん小さいから見逃したのかもよ」

タカトシ「それ本人の前で言ったら怒られるよ」

タカトシ「とりあえず探してきます」

※タカトシは一旦皆がいるところまで戻っています

【その頃のスズ】
スズ「痛っ…足捻っちゃった…」

スズ「結構遠くまで来ちゃったからなあ」

スズ「とりあえず携帯で連絡を…あれ?置いてきちゃったかな…」

スズ「うーん、太陽の角度から計算すると…今は、大体16:30位かな」

スズ「まあ、あと一時間位したら治るだろうし人も来るでしょ」

【一時間後】
カエデ「さすがに遅くないでしょうか」

アリア「とりあえず携帯に連絡を…」

コトミ「スズちゃんの携帯ならここに」

出島「お嬢様どういたしましょう。レスキューを呼びましょうか」

シノ「それも考えなければいけないかもしれんな」

【in森】
タカトシ「大分奥まで来ちゃったな…さすがにここには…」

スズ「つ、津田?」

タカトシ「その声は萩村先輩!?」

タカトシ「大丈夫ですか?」

スズ「ちょっと足を捻っちゃっただけ」

スズ「断じて一人が怖かった訳ではないわ!」

タカトシ「歩けます?」

スズ「これくらい平気よ いてて…」

タカトシ「あの、おぶりましょうか?」

スズ「じゃ、じゃあお言葉に甘えて…」


シノ「おお、萩村!大丈夫だったか?」

スズ「ちょっと足を捻っちゃいまして…」

スズ「津田がここまでおぶってくれたんです」

アリア「二人はまるであれみたいだったよ」

スズ「え?」

コトミ「親子みたいでしたね!」

スズ「悪気はなくても許さん!」

タカトシ「あの、萩村先もう大丈夫ですか?」

スズ「ええ、もう大丈夫よ」

スズ「あ、あの、ありがとね」

タカトシ「いやいや、なんてことないですよ」

【宿に着きました】
タカトシ「あの、一部屋しかないんですか?」

出島「キャンセルが出たのは一組だったもので」

タカトシ「俺どうすれば…」

シノ「なに、君を信用しているさ」

スズ「そうよ」

アリア「そうだよ」

カエデ「そそそそ、そう、ですよ」

タカトシ「委員長無理しないで」


【夜が更けました】ドップリ
シノ「よし、そろそろ床につくことにしようか」

タカトシ「あの、俺離れて寝ますよ」

シノ「そんなに気を使わんでもいいぞ」

コトミ「そうだよタカ君、一時の気の迷いさえ起こさなければ…」

タカトシ「起こさないよ」

カエデ「じゃあ私はこっちの端に…」

スズ「あれ、出島さんは?」

アリア「出島さんならちょっと外でヤってくるって」

スズ(あの人と横島先生はどこか似てる…)

シノ「では寝るか」

アリア「おやすみー」

スズ「お休みなさい」

タカトシ「おやすみなさい」

カエデ「お、お休みなさい…」

コトミ「zzz」

カエデ(やっぱり男子と同じ寝床ってのは…)

カエデ(津田副委員長はいい人だとは分かってるんだけど…)

カエデ(でもやっぱり…)

カエデ(ちょっと眠くなってきたな…)

カエデ(眠いけどおトイレに行ってこよう…)


カエデ「ええっと…布団…布団…」

カエデ「うわっ!」ズッテーン

カエデ「痛た、転んじゃっt」

カエデ「これは…津田ふく…い…」フラッ

※奇跡的にタカトシの横で気絶しました

【朝】
シノ「ふわーあ。おはよう」

コトミ「か、会長…あれ見てください…」

シノ「あ、あれは…!もしかして津田がついに…」

アリア「でも五十嵐さんの布団はこれじゃない」

コトミ「それはつまり…」

シノ「ついに五十嵐も男性恐怖症を克服したのか!」

カエデ「…ん、あ、皆さんおはようございます…ってキャアアアア」

シノ「どうした、五十嵐?ついに男性恐怖症を克服したんだろう?」

カエデ「こ、これは誤解です!たまたま布団に躓いちゃって!」

アリア「まだ膜ある?」

カエデ「あ、当たり前じゃないですか!」

コトミ「実は風紀委員長が一番風紀が淫れていたとは…」

カエデ「これは誤解です!」

【このあとこの場全員の誤解を解くのに1時間かかりました】

???「何かあるかと思って張り込んでいたけどまさかあんなことになるとは…」

???「実際に行為には及んでないけどそこら辺は脚色して…」

今日はここまで
実際に朝横にいたら絶叫ぐらいでは済まされないと思う…

シノ「ではそろそろ帰るとするか」

畑「おやぁ~?これはこれは生徒会の皆さんに風紀委員のカップルのお二人」

カエデ「か、カップルだなんてなに言ってるんですか!」

畑「でも一泊なさったんでしょう?」

カエデ「それはそうですが…そもそも副会長の弟さんですし、なにもありませんでしたよ!」

畑「二人で同じ布団にいたのに?」

カエデ「なんで知ってるんですか!?」

スズ「やっぱり見てたのね…」

畑「ほら、このように写真もばっちり」

カエデ「なに撮ってるの!」

タカトシ「べ、別に間違いがあったとかそういうことはないですよ!」

畑「それは分かってます見張ってたんで」

スズ「この人恐ろしい…」

畑「でも、こんな美味しいネタ使わない手はありませんよ」

畑「しっかり脚色しときますんで じゃ」

カエデ「ちょっと待って畑さん写真借りますね」

カエデ「七条さんに萩村さんちょっと…」

スズ「なんでしょう?」

アリア「どうしたの?」

カエデ「萩村さん、この写真から撮った場所を割り出せますか?」

スズ「いきなりですね…ちょっと待ってください、被写体の角度が………」

スズ「あの山のあたりですかね」

カエデ「七条さん、あの山は?」

アリア「確かうちの私有地のはず…」

出島「ええ、そうですよ 許可なく立ち入りはできません」

出島「だから露出プレイしてもスリルは味わえません」

カエデ「後半は結構です」

カエデ「畑さ~ん?今の話聞いてましたー?」

畑「ホホホホホホホ なんの話でしょう?」

アリア「まあ、今回の事黙ってくれるなら、ね」

畑「今回はしょうがないですね」

畑「次は津田くんが襲った決定的瞬間を…」

タカトシ「そんなことするか」

出島「帰りは送っていきますよ」

タカトシ「なんとなく予想はできたけど…」

スズ「リムジン…さすがお金持ち」

コトミ「この車テレビまでついてますよ!」

スズ「コトミ、そんなはしゃがないの 会長を見習いなさいよ」

シノ「冷蔵庫までついてるな!ちょっと見ていいか?」

アリア「どうぞー」

コトミ「すっごーい!ジュースが一杯だー!」

シノ「こっちにコップも並べてあるぞ!」

スズ「私、風紀委員になろうかな…」

カエデ「あ、あの今回は色々とごめんなさい」

カエデ「私が悪いのに騒ぎ立てちゃって…」

タカトシ「いえ、かまいませんよ」

カエデ「私、てっきり男子は女子をすぐ襲うものだと思ってたから…」

タカトシ(ひどい偏見だな)

シノ「でも津田、あんな状況で襲わないなんて」

シノ「EDか?」

コトミ「でもタカ君の部屋のディッシュの量は減ってませんよ!」

タカトシ「なに調べてんだよ」

タカトシ(実際は寝ててなんにも気づかなかったんだけどね)

カエデ「以外と優しいのね、見直したわ」

カエデ「……津田くん」

昨日はここまで行きたかった…
もう少し続く

ムツミ『インターハイ出場が決定しました!』

コトミ「と、ムツミちゃんが」

アリア「運動部でインターハイに出場するのって初めてじゃない?」

スズ「創部二年目なのにすごいわね」

シノ「そういうことなら派手に壮行会といこうじゃないか」

スズ「サプライズとかあると盛り上がりそうですね」

シノ「サプライズというと…」

アリア「ポロリだね」

シノ「パンチラじゃないか?」

コトミ「いっそのこと両方でもいいんじゃないですか?」

スズ「揃いも揃って…」

シノ「そろそろ始まるな」

シノ「これからは結構かかるからトイレは今のうちに済ましておいたほうがいいぞ」

アリア「大丈夫だよ始まる前にちゃんと」

アリア「オムツしめた」

スズ「ん?」

コトミ「異議あり」

コトミ「そこはあえてなにもつけないことで催したら全校に見られるというのを味わうのも一興なんじゃ」

アリア「異議を認めます」

スズ「最初っからおかしいんだけど…」

ムツミ(はあ…なんか緊張するなあ…)

コトミ「大丈夫だよ、慣れればなんてことないよ」

ムツミ「ありがとうコトミちゃん」

コトミ「私はもうステージの上に立つだけ興奮するよ…!」

ムツミ「あの、説明を」

スズ「大丈夫、この先全く役に立たないから」

※壮行会の様子は原作を参照
畑「いいよー、いい!すごくいいよ!」

スズ「あ、私写っちゃいますかね」

畑「大丈夫ですよ それとも自分がフレームに入ってると?」

スズ「はったおす!」

【壮行会終了】
コトミ「応援団もコーラス部もかっこよかったですねー」

アリア「そうだねー期待に胸が…」

アリア(胸が膨らむって言うとまたシノちゃんに怒られちゃうかな)

アリア「タンポンが膨らむね」

シノ「いきなりなんだ!?」

コトミ「いやだなー先輩、そう言うときは胸が膨らむっていうんですよ!」

シノ「膨らむわけないだろう!嫌味か?嫌味なのか!?」

スズ(先輩なりの精一杯のきづかいが…)

今日はここまで
明日は大分前倒しであの方が登場する…かも

今日は更新
昨日は寝てしまった…

シノ「『学園交流会』」

シノ「他校の生徒を招き、互いの校風や行事を話し合い今後の学園作りに生かす場だ」

シノ「様々な学校と関わりを持つことによって新たな視点で…」

シノ「なんかビッチみたいだな!」

スズ「そういうのいいんで」

コトミ「なんか緊張しちゃうなー」

スズ「あんた人見知りするタイプ?なんか以外ね」

コトミ「いや、裏の私が出てこないかと…」

スズ「あんたほど裏表のない人間はなかなかいないわ」

アリア「お花飾ろうと思うんだけど、どこに飾ろうかな」

スズ「自然にそんなもん(オ○ホ)だすなー!」

スズ「ゼー ゼー」

コトミ「どうしたのスズちゃん?もしかしてオーガズムに…」

スズ「疲れたのよ!」

コトミ「突かれたの!?」

スズ「しまった!」

コトミ「ところで、どこの学校の人なんですか?」

シノ「ああ、英稜高校らしい」

コトミ「英稜といえばあの、運動部が強いと噂の…」

コトミ「私もなんかで噂になりたいなぁ」

スズ「最終的に自分なのね…」

コンコン

アリア「来たみたいだよー」

スズ(真面目な人でありますように)

ウオミー「はじめまして 英稜高校生徒会会長の魚見です」

シノ「生徒会長の天草です」

コトミ「副会長の津田です」

アリア「書記の七条です」

スズ「会計の萩村です」

ウオミー「萩村さん、そう緊張なさらずに」

スズ「遠近法じゃねえよ」

スズ(ダメかもしれない…)

ウオミー「男女交際禁止 染髪禁止 廊下を走るの禁止…」

ウオミー「桜才の校則は噂通りの厳しさですね」

コトミ「おかげで私も困っちゃいますよ」

シノ「こらコトミ」

ウオミー「まあでもきつく縛られてた方がより燃えることもありますからね」

ウオミー「物理的にも」

スズ「この人もそっち側かー」

ウオミー「桜才は去年から共学になったんですよね?」

シノ「ただ、まだ男子生徒の数が少ないのが現状なのだ」

ウオミー「生徒会の役員にもいらっしゃいませんね」

ウオミー「少し意見を伺いたかったのですが」

コトミ「…なら適役がいますよ!」



タカトシ「…」

タカトシ「あの、これは一体…」

コトミ「実はカクカクシコシコで」

タカトシ「しかじかだろ」

トッキー「あの、あちらは?」

アリア「英稜高校の生徒会長なんだけど男子生徒に会いたいからって」

トッキー(なんでもありだなこの学校…)

ウオミー「はじめまして 英稜高校生徒会会長の魚見です」

タカトシ「あ、えっと津田タカトシです」

ウオミー「少し男子生徒の意見を伺いたくて」

タカトシ「はあ」

ウオミー「共学になったとはいえ元女子高、肩身の狭い思いをしているのではないかと」

タカトシ「まあ、そう感じるときはありますね」

タカトシ「トイレや着替えなんかも先生と同じとこでしなくてはいけないときもありますし」

シノ「なるほど…」

ウオミー「天草会長、これは簡単に見えて意外と難しい問題です」

ウオミー「思春期の男子にとってはなかなかに辛い事実と言えます」

スズ「それは気付きませんでした」

ウオミー「早急に対策を練る必要がありますね」

ウオミー「まず、男女の更衣室の統一」

タカトシ「ちょっと待っていきなりおかしいぞ」

ウオミー「更衣室を見れないのは辛いんでしょう?」

タカトシ「どこからそんな話になった?」

スズ「そもそもそんなこと女子が許すわけないでしょう」

コトミ「タカ君は私のたった一人の弟なんです!その弟の、些細な願いも叶えられないなんて…生徒会はそんなに力の無いものなんですか!?」

タカトシ「はいそこドラマチックにしない」

タカトシ「そもそも俺そんなこと望んでないし」

トッキー(こいつらこんなとこでなにやってんだ…)

【交流会終了】
ウオミー「あっという間でしたね」

シノ「有意義な時間だったぞ」

スズ(つ、疲れた…)

アリア「突かれたの!?」

スズ「人の心読むな」

畑「や」

コトミ「畑さん!?」

スズ「いつもながらいきなり登場しますね」

畑「生徒会長同士の写真を撮りにきました」


畑「では撮りますよ~」

畑「あ、もうちょっと近づいてくださーい」

畑「もういっそのこと胸同士をくっつけちゃ…あ」

シノ「喧嘩売ってるのか!」

畑「じゃあ手を繋いで貰えますか」

シノ「魚見さんの手スベスベしてるな」

ウオミー「そういう天草会長も あ、でもここ白いものがこびりついてますよ」

シノ「ん?私はまだ処○のはずなんだか」

ウオミー「さすが天草会長 噂通りの方です」

スズ「どんな噂だろう…」

今日はここまで
途中でうとうとしちゃったしヤバかった…

シノ(…あれは津田のクラスメイトのトッキーこと時)

シノ(制服の着方がだらしないな ここはひとつ注意せねば…)

シノ「こらトッキー!」

トッキー「!?」

トッキー「あまり私の後ろに立たない方がいい」

シノ「つまり立ちバックは出来ないのか」

トッキー「それは日本語か?」


シノ「と言うことがあったのだ」

コトミ「会長もまだまだですねぇ」

コトミ「私が注意してきます!」

スズ「ついにコトミが仕事に目覚めた」


コトミ「ソーッ」コソコソ

トッキー「なにやってるんだ」

コトミ「フッこの私に気付いたな…なかなかの力の持ち主と見た…」

トッキー(ここの生徒会大丈夫か…?)

【インターハイ2回戦敗退を喫した桜才柔道部】
ムツミ「全国のレベルの高さを実感しました」

ムツミ「そこで私は戦力アップをはかるべく有望なコをスカウトすることにしました」

ムツミ「でもなかなかうまくいかなくて生徒会の皆さんにも協力を」

シノ「それで三葉は何を?」

ムツミ「こうしてないと逃げられちゃうんです」

トッキー「」

ムツミ「この時さんは熊をも投げ飛ばす手練れ!」

トッキー「ねーよ」

ムツミ「と友達の友達から聞きました」

スズ「友達の友達話って信憑性0よ」

横島「なんですって!」

横島「じゃあセフレのセフレが言ってたという私は名器という噂は…」

スズ「そんなん信じるなよ…」

タカトシ「それにトッキーがやってたのって空手じゃ」

ムツミ「まあ、私は格闘技全般好きだし、なんとかなるよ!」

スズ「なんとかなるの…」

セフレのセフレって女じゃん…

【なぜか試合することに】
シノ「時間無制限一本勝負だ」

ムツミ「私が勝ったら柔道部に入ってもらうよ」

トッキー「…私が勝ったら?」

ムツミ「部長の座を譲るよ」

トッキー「逃げ道がねえ…」

シノ「始め!」

ムツミ(スキがない…迂闊に飛び込むのは危険だね)

トッキー(殴り倒すわけにはいかないし…適当に関節きめるか)

シノ(胴着を着るとき帯をきつくしめすぎてゾクゾクしてしまうのは私だけではないはず…)

スズ「審判に集中してください」

アリア(分かるよ)

タカトシ「分かるな」

コトミ(下になにも着ないではだけたら…というのもありじゃないですか?)

シノ・アリア(ありだな/だね!)

スズ「もうだめだこの生徒会!」

【割愛】
『腕ひしぎ十字固め!』

ムツミ「お疲れ!君、やっぱ強いねー」

ムツミ「でも約束は約束だから、明日からちゃんと部活に来てね」

トッキー(だりいな…でも久し振りに熱くなれたから…いいか)フッ

【翌日】
トッキー「……」

トッキー「柔道場ってどこだ…?」

後でもうちょい続けます
>>108
全くの余談だけどセフレのセフレは中村か小宮山先生だと思ってる

【後日】
ムツミ「あの、会長お願いが…」

シノ「どうした三葉、改まって」

ムツミ「部員も増えたのでマネージャーを募集しようと思うのですがなにぶん文才がなくて…」

シノ「そんなんじゃ将来苦労するぞ」

ムツミ「そうですよね」

ムツミ「お嫁に行くまでにはなんとかしたいと…」

シノ「ずいぶん先の長い話だな」

コトミ「会長、その話ですが私に任せてください!」

アリア「そういえばコトミちゃんは意外と文才あるのよね」

コトミ「まっかせてください!」

スズ「なんか不安だわ…」

やっぱり眠かった…
続きは明日

【翌日】
コトミ「できましたー!」

シノ「どれどれ…いいんじゃないか?」

アリア「私もー…うん、分かりやすいよ」

コトミ「なんか照れますね」

スズ「私も」

スズ「内容はいいけど誤字が多いわ」

コトミ「昨日何度も読み返したよ」

スズ「この『行く』を『イク』って書いたり『中』を『膣内』って書いたのは?」

コトミ「だって小説に書いてあったし」

スズ「七条先輩また貸しましたね」

アリア「スズちゃんも読む?」

スズ「いらんわ!」

タカトシ「柔道部マネージャーかあ…やってみようかな」

トッキー「マジで?」

タカトシ「俺部活入ってないし、それにトッキーもいるしさ」

トッキー「何を言ってるんだ」

タカトシ「いや、知り合いいないと緊張するから…あ、でも委員会の仕事あるんだよな」

カエデ「あら津田くんそれに…」

カエデ「あ、またあなた制服の着方がだらしないわ!」

トッキー(また面倒なのが…)

カエデ「ちゃんと制服を着なさい!それとあと…」

カエデ「靴が左右逆じゃ」

トッキー「こ、これも着崩しだ!」

タカトシ「言い訳が厳しいぞ」

タカトシ「これについて話してたんですけど」

カエデ「『柔道部マネージャー』?津田くん入ってみるの?」

タカトシ「ちょっと興味はあるんですけど委員会の仕事が…」

カエデ「別に気にすることないわ 私もコーラス部に入ってますし」

タカトシ「そうなんですか、じゃあちょっと体験だけでもしてみようかな」

タカトシ「トッキー、部長さんに紹介してもらえる?」

トッキー「だりい…」

コトミ「おや、タカ君両手に花でどうしたの?」

タカトシ「来て早々それはないな」

タカトシ「実はかくかくしかじかで」

コトミ「なるほど、やっぱりタカ君も男だね」

タカトシ「なんでそうなる」

コトミ「え?だって見たいんでしょ?女子同士のくんずほぐれつ」

カエデ「そんな目的が…」グイーン

タカトシ(再び遠く…)

左右逆に靴を履いてて気がつかないだと…
トッキー本当に人間か…!?

続きは夜
>>118
だってトッキーパンツ履いたままシャワー浴びちゃうんだぜ

まずい全然思い付かない…
とりあえず今夜は番外編

一年前
私立桜才学園

スズ(今年から共学になったって聞いたけど)

スズ(やっぱり女子ばっかり)

スズ(まあ、身長のこと言われなければいいんだけど…)

シノ「そこの…女子生徒?」

スズ「はい?」

シノ「君、いくらここの制服着てるとはいえここは高校だ。早く自分の学校に…」

スズ「なっ!」

スズ「私はこれでも16歳です!!」

スズ「しかもIQ180の帰国子女!!英語ペラペラ10桁の暗算なんて朝飯前!!」

スズ「これでも私を子供扱いしますか!?」

シノ(考えておいたのだろうか…?)

アリア「シノちゃん、新入生をいじめちゃだめだよ」

スズ(また新しい人だ…)

スズ(この二人…生徒会?)

アリア「まあ、でもその体型もお得じゃない?」

アリア「合法ロリみたいだし!」

スズ「初対面だけどはっ倒す!」

シノ「ところでさっきの自己紹介を聞く限りだと君が噂の天才新入生か?」

スズ「なんです、その噂」

シノ「我々生徒会には入試で特に成績が良かった者の噂が入ってくるのだ」

アリア「というより顧問の先生がうっかり口を滑らしちゃうんだけどね」

シノ「今回、入試で全科目で一位、特に数学で満点を取ったものがいると聞いた」

アリア「多分あなたのことだと思うんだけど…」

スズ「確証は持てませんが多分私ですね」

シノ「そうか!そこで君に提案なんだが、生徒会に入らないか?」

スズ「いきなりですか!?しかも一年で生徒会って…」

アリア「去年、会長と会計の人がやめちゃって今は会長のシノちゃんと書記の私しかいないの」

シノ「会計として生徒会に入ってもらえないか?」

アリア「あなた、計算できる女の子でしょ?」

スズ「その言い方やめてもらえませんか」

シノ「こんなに優秀な生徒がいるという情報を耳にした以上、我々生徒会に力を貸して欲しいんだ」

アリア「『このことをバラされたくなかったらおとなしく私の言うことを聞いてもらおうか…』というやつね!」

シノ「『このままじゃ肉○器に…』というやつだな!」

スズ「あの、私置いて話進めないで貰えますか」

スズ「生徒会ですか…分かりました入ります!」

シノ「本当か!」

アリア「それじゃあお名前教えて貰える?」

スズ「一年の萩村スズです。これからやっていけるかどうか不安ですがよろしくお願いします」

シノ「ヤっていけるかは分かんないがこれからよろしく頼むぞ!」

スズ「変な変換するな!」

明日はマネージャーの話ちゃんと書くんで今日はこれで…

ごめん眠い
明日は必ず書く…

ムツミ「初めまして!柔道部部長の三葉ムツミです」

タカトシ「津田タカトシです よろしくお願いします」

ムツミ「ちょっと遅れたみたいだけどどうしたの?」

タカトシ「柔道場の場所が分からなくて」

ムツミ「あれ?でもトッキーが一緒だったんじゃない?」

タカトシ「トッキーも一緒に迷いまして…」

中里(まだ分かんないのか)

ムツミ「じゃあ今日は体験ってことだからちょっとだけ手伝ってもらうよ」

タカトシ「はい、で何をすれば?」

ムツミ「うーんと、まあ練習の手伝いなんだけど、私もまだいまいち分かんなくて…」

タカトシ「大丈夫かこれ…」

ムツミ「まあ、とりあえず見てるうちになんとかなるよ!」

タカトシ「なんとかなるのか…?」

【練習開始】
バターン バターン

タカトシ(ただ見てるだけじゃ申し訳ないな…)

タカトシ(ちょっとだけでも手伝わないと!)

タカトシ「これ、飲み物です」

ムツミ「あ、ありがとう」

タカトシ「タオル、使ってください」

中里「あ、どうも」

トッキー「お前、意外と働き者なんだな」

タカトシ「意外とって…まあ、でも自分だけ見てるのは申し訳ないしね」

タカトシ(ボケる人がいないと気が楽だ!)

【見回り(遊び)に来た役員共】
コトミ「やっほータカ君!ちゃんとヤってる?」

タカトシ「まあ、それなりに」

コトミ「姉より先に卒業するなんて…」

タカトシ「まず文脈というものを理解しようか」

スズ「でもあんたがマネージャーするなんて意外ね」

タカトシ「俺、部活入ってませんしマネージャーってちょっと憧れるじゃないですか」

アリア「一人だけ男子だもんね!」

シノ「やっぱりハーレムを目指してるのか」

コトミ「性欲の塊だね!」

スズ「変態だわ」

タカトシ「なぜここまでバッシングを受ける?」

ムツミ「あ、皆さんこんにちはー」

シノ「やあ三葉」

コトミ「あ、ムツミちゃん。タカ君役に立ってる?」

ムツミ「すごい助かるよー気が利くし」

スズ「真面目にやってるのね」

コトミ「そりゃ私の弟ですし」

スズ「それは別に関係ないわ」

コトミ「えー!」

シノ「ないな」

アリア「ないね」

コトミ「えーっ!」

【練習終了】
ムツミ「今日は一日お疲れさま!」

ムツミ「これからはまあ、大会の前とか、忙しくなったら来てもらえるかな?」

スズ(そんな感じでいいんだ…)

タカトシ「今日はありがとうございました」

タカトシ「あ、掃除しておきますね」

ムツミ「いやー助かるよ!」


タカトシ「よし、掃除終わりっと」

タカトシ「すいません、皆さんまで手伝わせちゃって」

アリア「大丈夫よ」

シノ「これくらいはなんてことないさ」

トッキー「お前、掃除もしてたんだ、お疲れ」

タカトシ「お疲れ様トッキー…あ、ブラウスのボタン掛け違ってるよ」

トッキー「ああ」

スズ(慣れたものね…)

何とか間に合った…
もう少し続く

ネネ「スズちゃん、去年はなんの日か知ってる?」

スズ「山田耕筰の誕生日」

ネネ「そういうのじゃなくてある記念日なの」

スズ「うーん…ちょっと分からない」

コトミ「私知ってるよ」

コトミ「……の……でしょ?」

ネネ「正解!じゃあこれあげる」っバイブ

コトミ「やったー!」

スズ「当たんなくて良かった…」

>>142
ネネ「スズちゃん、今日はなんの日か知ってる?」
でした

【その日の朝】
タカトシ「お姉ちゃんおはよう」

コトミ「おはよう」

コトミ「朝○ちもおさまってないだろうけど問題です」

タカトシ「朝からなんなんだ」

コトミ「今日はなんの日でしょう?」

タカトシ「今日…?なんかあったかな…」

コトミ「放課後に生徒会室に来れば教えてあげるよ」

タカトシ(なんか重要な連絡でもあるのか?)

【放課後】
タカトシ「あ、萩村先輩」

スズ「あら津田、生徒会室に用事?」

タカトシ「実は今朝クイズを出されましてその答えを聞きたかったら生徒会室に来いと」

スズ「もしかしてそのクイズって『今日はなんの日?』っていうやつ?」

タカトシ「まさか先輩もだされたんですか?」

スズ「私は友人から出されたんだけど…」

タカトシ「全く見当もつかないんですよ。誰かの誕生日とかかな?」

スズ「いや、違うわ。会長の誕生日は近いけど」

タカトシ「いつなんです?」

スズ「明明後日」

タカトシ「お祝いした方がいいですよね」

スズ「口には出さないけど凄く楽しみにしてるわ」

タカトシ「まあ、それはともかく生徒会室行きましょうか」

コトミ「おや、タカ君にスズちゃん」

シノ「どうした、二人揃って…」

スズ「ちょっとコトミに用があって」

コトミ「まさか入籍の挨拶…!?」

タカトシ「自分から呼び出してなんだそれは」

コトミ「あ、もしかしてギブアップかな?」

シノ「ギブアップってなんだ?」

コトミ「実はクイズを出してたんですよ」

アリア「どんなやつ?」

コトミ「『今日はなんの日』ってやつです」

シノ「なんだ、簡単じゃないか」

アリア「サービス問題ね」

タカトシ「教えてくださいよ」

シノ・アリア・コトミ「シック○ナインの日!」

タカトシ「わざわざそのために一日無駄にしたのか…」

スズ「考えて損した…」

シノ「なにがっかりしてるんだ。」

タカトシ「こんなオチとは思いませんでした」

シノ「やってみたいとは思わないのか?」

タカトシ「思わねえよ!」

ガチャ
横島「でもあれね、想像より辛いものよ」

横島「体勢だってキツいし」

スズ「来て早々なんですが帰ってください」

なんとか今日中に書けた…
もう少し続くよ

シノ「おや、魚見さんからメールだ」

コトミ「この間交流会した英稜の生徒会長さんですか?」

シノ「うむ、その時にメールアドレスを交換したのだ」

シノ「生徒会長同士、悩みや苦労を共有したりこれからの活動について意見を言い合うためにな」

from 魚見さん
sub 次回の交流会
この間はお邪魔させていただきありがとうこざいましたm(__)m
来週、英陵で文化祭があるので是非お越しくださいv(^o^)v
PS 迷子預かり場は階段下って右手側です

スズ「最後の追伸はなんのためなのかなー?」

シノ「魚見さん絵文字使えるのか」

コトミ「簡単ですよ」

コトミ「例えばピースって打つと予測変換のところに色々と出てきます」

シノ「そうなのかでは…」

シノ「ア・ヘ・顔・ダ・ブ・ル・ピ・ー・ス」

スズ「そんなのあるわけないでしょう」

アリア「シノちゃん、その絵文字は変換されないの」

スズ「やったのかよ」

アリア「それでね、出島さんに聞いてみたら…」

出島『私作のでいいのならありますよ』

アリア「って」

スズ「無駄なところで技術発揮するな!」

シノ「どんなのだアリア」

アリア「んーっとね…」

スズ「間違っても人に送らないでくださいね」

ウオミー「おや、天草会長からメールですね」

from 天草会長
sub Re:次回の交流会
文化祭の件、是非とも生徒会一同で参加させていただこうと思う
忙しいとは思うが、是非ともご挨拶したいv
(9p9)v

ウオミー(この絵文字…アリです!)

今日はここまで
絵文字ずれたかも
v(9p9)vとなる予定だった

更新は明日になります…多分
明日は英陵の文化祭の話だけど濱中キャラを出そうと思います
反対が多かったらやめるけど

更新の前に軽い設定&キャラ紹介
小久保マサヒコ…英陵1年。真面目でツッコミポジ。ミサキと交際中
的山リンコ…英陵1年。マサヒコのクラスメートで天然。
天野ミサキ…聖光1年。かなりの秀才シノの後輩。マサヒコと結ばれる。
若田部アヤナ…渡米して現地の学校に通う。かなりのナイスバディ。
濱中アイ…大学4年。かなりの大食漢。マサヒコの元家庭教師で意外と純情
中村リョーコ…社会人1年目。横島と並ぶほどの変態。リンの元家庭教師

それでは特別編・英陵高校文化祭、もう少しでスタート

マサヒコとミサキが結ばれた設定はあかほん最終回からです

コトミ「タカ君、明日暇?」

タカトシ「暇といえば暇だけど」

コトミ「英陵の文化祭に行かない?」

タカトシ「うーん…あんまり行きたくないなあ。なんかめんどくさそうだし、他校の文化祭って緊張しそうで」

コトミ「そっか…魚見会長いるんだけどな」

タカトシ「あの英陵の生徒会長の?」

コトミ「『津田さん好みの女の子集めて待ってますv(9p9)v』ってメールが」

タカトシ「俺そんなこと期待してないよ?」

タカトシ「つーかなにその絵文字」

コトミ「アヘ顔ダb…」

タカトシ「それ以上言わなくていい」

prrrr
タカトシ「あ、電話…萩村先輩からだ」

スズ『もしもし津田?コトミから話聞いた?』

タカトシ「ええまあ」

タカトシ「でもやめようかなって思います」

スズ『お願いだから来てよ!』

スズ『あの3人でも大変なのにそれに加えて魚見さんよ?ツッコミ過ぎで倒れるわ』

タカトシ(行かざるをえないのか…)

【翌日】
シノ「この坂は…なかなかにキツいな…」

アリア「まるで…絶頂を迎えた…後みたい…」

タカトシ「息も絶え絶えに…言うことですか…」


シノ「やっと着いたな」

スズ「英陵の前の坂はやはり辛いですね」

ウオミー「みなさん、こんにちわん」

コトミ「あ、魚見先輩こんにちは!」

ウオミー「みなさんわざわざお越しいただきありがとうこざいます」

スズ「そんなことないですよ」

シノ「そうだぞ。それに君と私の仲じゃないか」

シノ・ウオミー「同じ膜の形状同士…!」

スズ「あなたたち生徒会長だよね!?」

ウオミー「津田さん、一つ謝らなければいけないことが」

タカトシ「? なんでしょう」

ウオミー「実は私の力不足で女子生徒を集められなくて…」

タカトシ「誰もそんなの頼んでませんよ?」

アリア「まさか女子の多い桜才だけでなく他校にまで手を出すなんて…」

タカトシ「根拠のない噂をするな!」

ウオミー「では私は見回りしなければいけないので」

スズ「生徒会長は忙しいんですね」

ウオミー「文化祭などのイベントの時にはついつい羽目を外してしまう人が多くなってしまうんですよ」

コトミ「その結果としてハメちゃうんですね?」

ウオミー「それを見守…見回るのが我々の役目です」

スズ「本音漏れてますよ」

ウオミー 「それでは」


コトミ「行っちゃいましたね」

スズ「これからどうしましょう」

シノ「とりあえず、校内を回ってみるか」

「あれ?天草先輩ですか?」

シノ「その声は…天野か?」

ミサキ「お久しぶりです、天草先輩!」

アリア「シノちゃん、どちら様?」コソコソ

シノ「ああ、天野とは小学校が一緒でな。私が児童会長で彼女が副会長だったのだ」


アヤナ「天野さん、あちらはどなた?」コソコソ

ミサキ「私の小学校の先輩で、かくかくしかじかだったの」


シノ「久しいな天野。こちらに進学したのか?」

ミサキ「いえ、私は聖光に」

シノ「じゃあそちらの方か?」

アヤナ「私はアメリカの学校に通ってます」

コトミ「ま、まさか…故郷を離れて異界へ旅だったの?」

スズ「転校をそんなに回りくどく言う人初めて見た」

シノ「ならば…マサヒコ君か?」

ミサキ「ななななな、何を言ってるんですか!?」

シノ「だって児童会の頃から話してたじゃないか?」

シノ「幼馴染だし」

コトミ「幼馴染かー憧れちゃいますね」

アリア「毎朝起こしにて…」

コトミ・アリア「おはようのフ○ラしちゃだたり!」

ミサキ「類は友を呼ぶって感じですね…」

シノ「で、どうなんだ天野。マサヒコ君とは」

アヤナ「天野さん、言っちゃったら?」

ミサキ「ま、まあ一応お付き合いさせてもらってますが…」

シノ(後輩に先を越された…)

シノ「リア充爆発しろー!」

タカトシ「いきなりなんだ!?」

「お、ミサキ。それに若田部じゃん」

「アヤナちゃんこっちに帰って来てたの?」

ミサキ「あ、マサ君にリンちゃん!」

マサヒコ「ええっと、そちらは…?」コソコソ

ミサキ「小学校の時に児童会長だった天草先輩だよ」

マサヒコ「そういえばなんとなく覚えているような…」

アヤナ「久しぶりね、的山さん」

マサヒコ「今日はうちの文化祭だから楽しんでってくれよ」

リン「ねーねー!やっぱ文化祭って色んな人がいるね!ほら、あんなちっちゃい子供も」

マサヒコ(人のこと言えないだろ)

スズ「なっ、なにをー!」

スズ「津田!ちょっと肩貸しなさい!」

タカトシ「はい?」

スズ「私は萩村スズ!あんた達より歳上の17歳!IQ180の帰国子女で英語ペラペラ10桁の暗算なんて朝飯前!」

スズ「これでも私を子供扱いする!?」

コトミ(これ聞くの何回目だろう)

リン「なるほどー。手を出しても法的にはセーフって感じなんですねー」

マサヒコ「初対面でそんな反応すんなよ」

タカトシ(どこにでも苦労してる人はいるんだな)

英陵文化祭はまだまだ続くけど今日はここまで
せめて先生二人は出したかった…
やっぱり濱中キャラ動かすの難しいな

そして今日会長の誕生日だった
その話は後日

眠いので少しだけ更新

シノ・ミサキ(会ったときから思ってたけど…)

シノ・ミサキ(胸大きいな…)

アリア・アヤナ「?」

リン「ミサキちゃんあの人、アヤナちゃんくらい胸大きいよ!」

タカトシ「口に出しちゃうんだ」

シノ「君、一年だろう?」

アヤナ「まあそうですが」

シノ「や、やはり外人は規格外なのだな!」

アヤナ「いや、私は生粋の日本人なんですが…」

ミサキ「天草先輩、なんか試したりしてます?」コソコソ

シノ「一応バストアップ体操をしたりしてるんだが…」コソコソ

リン「でもそれって生まれつきの問題みたいなところもありませんかねー?」

コトミ「人は皆、自分の運命からは逃れられないさだめ…」

シノ「コトミはこの会議に入ってくるなー!」

マサヒコ「そろそろ回りませんかー?」

ミサキ「そういえば今日、アイ先生と中村先生は来ないの?」

マサヒコ「来るってメールは来たんだけど…」

「あ、マサヒコ君にミサキちゃん!」ズルズル

「リンにアヤナもいるわ。なに、全員集合じゃない」

マサヒコ「濱中先生!ってなんでいきなり焼きそば食ってるんですか」

アヤナ「お姉様…!来たんですね!」

アイ「そりゃ最初の文化祭だからね」

中村「もろちん、来るに決まってるでしょ」

シノ・スズ・アリア・コトミ・タカ「?」ジー

アイ「ヒャー!」

スズ「えっと…どちらさまで?」

マサヒコ「えっと、こちらが俺の元家庭教師の濱中先生。教師を目指してるんだけど人の視線が苦手で」

タカトシ「なんという矛盾…」

アリア「とりあえず視姦されてるって思えば大丈夫なんじゃない?」

スズ「役に立たない助言するの止めてくださいよ」

中村「前々からそれは言ってるんだけどね」

スズ「言ってたのかよ!」

リン「それで、こっちが私の先生だった中村先生!今は社会人なんです」

シノ・スズ・アリア・コトミ・タカ「はじめまして」

アイ「えっと、こちらは?」

ミサキ私の先輩の天草さんと…」

コトミ「それを守る四天王です」

リン「なんかそれかっこいいです!」

タカトシ「話が進まない」

マサヒコ「文化祭行かないの?」

短いけどここまで

時間が予想以上に取れない…
今日は文化祭サイドストーリーということで小ネタを一つ

中村「おっかしーな。セイジも来るって言ってたんだけどな」

マサヒコ「豊田先生も来るんですか?」

中村「『教え子達の文化祭だから行かなきゃ』だかなんだか言ってたけど」

中村「存外制服着た高校生に手を出してたりねー」

マサヒコ「あんたじゃないんだからそれはない」

ミサキ「でももしかしたらなんかあったんじゃないですか?」

アリア「逆レイプされちゃってるとか」


コトミ「そういえば横島先生も今日来るって言ってた」

スズ「あの人がなにしに来るのよ」

コトミ「なんか、『文化祭とかは他校の生徒とか色々集まってるからいっぱい釣れるのよ』って」

タカトシ「あの人出禁にしろよもう」

シノ「まったく、そういうのは校内の者だけにしてもらいたい」

タカトシ「校内でもアウトです!」

スズ「なにも起こさなきゃいいんだけど…」


セイジ「まったくリョーコのやつ、一緒に行くって行ったのに待ち合わせの場所に来ないなんて」

セイジ「まあ、回ってれば会えるだろ」

横島(男…いい男いないか…)

セイジ(なんかヤバそうな人が近くに…)

横島「いい男いたあああ!」

セイジ「うわあああああああ」


タカトシ「今横島先生の叫び声がした気が」
マサヒコ「今豊田先生の悲鳴がした気が」

タカトシ・マサヒコ「気のせいだよなあ」

タカトシ・マサヒコ「気のせいだよね?」

明日から週末だから文化祭だけでも終わらせる

今日で終わるか…?
四日目イくよ!

テクテクテク
スズ「英陵って広いのね」

リン「全校でだいたい1000人いるんですよ」

ウオミー「だから私も名前を覚えるのに苦労します」

シノ「魚見さん」

マサヒコ「あ、こんにちは」

ウオミー「こんにちは、小久保くん」

タカトシ「ちゃんと全校生徒の名前を覚えてるんですか!?」

ウオミー「ええ、生徒のことを知るのが生徒会長の役目。まず名前からでもきちんと知っておかなければ」

ウオミー「それに、名前も知らない人に襲われるのは嫌ですからね」

マサヒコ「なんで襲う前提?」

中村「そんなんじゃまだまだねー。名前も知らずに体だけ知るって付き合いもあるのよ」

アイ「先輩まさか襲われたことあるんですか…?」

中村「襲われたっつーか襲ったかな」

タカトシ「この人って家庭教師だったんだよね?」

マサヒコ「まあ一応…」

すまん寝落ちした

ウオミー「この文化祭のコンセプトは実際に体験して楽しむことです」

スズ「あ、目線合わせなくて大丈夫です」

アヤナ「天野さん勝負よ!」

ミサキ「まだやるの?」

中村「そもそもなにで競うのよ」

「科学部の面白実験体験やってまーす」

コトミ「あ、あれ面白そう!行ってみようよ」

スズ「面白そうね…」

スズ(いや待てよ。ここに入ったら…)

コトミ『フフフ、私は黒魔術師…』

アリア『媚薬作ってみたよー』

中村『そんなの常備してるわ』

スズ(みたいなことになるのは必須!)

スズ「やっぱやめよう」

コトミ「ええー。やりたかったなあ黒魔術師」

スズ「ほらやっぱり考えてた」

コトミ「じゃああれは?」

《料理教室》

スズ「まああれくらいなら…」

マサヒコ「なんかとんでもなく不安だ…」

アイ・ミサキ「ギクッ!」

【体験開始】

コトミ「フフフ、私は炎の料理人…」

スズ「あ、ここでも言うんだ」

「今日はケーキを作りまーす」

リン「ケーキだってー!」

リン「ミサキちゃん、ケーキの形になるように頑張ってね!」

ミサキ「…」

マサヒコ「実際にあり得そうだから心配だ」

アヤナ「こんなんじゃ勝負にならないわ」

中村「他人の分まで食べないようにしなさいよ」

アイ「はい…」

タカトシ「大丈夫なのかこれ…」

軽くケーキって書いちゃったけどケーキのレシピは分からないのでそこのところを承知した上でお読みください

コトミ「あ、ここ大さじじゃなくて小さじだった!」

コトミ「これで私にドジっ子属性が…」

タカトシ(狙ってやってるのか…?)

シノ「まあこれくらいのミスならなんとか挽回できるだろう」

アリア「そうだよね。私もちょっと今日浣腸しすぎたんたけどまだ大丈夫だよね!」

スズ「早くトイレに行ってこい!」


ミサキ「えっと、溶いた卵に薄力粉を混ぜる…これくらいならできそう」

ドサッ
ミサキ「あっ…袋まるごと入っちゃった…」

アヤナ「天野さん、こっちは私がやっておくから苺切っておいてくれる?」

ミサキ「うん」

ミサキ「ヘタのところで切ってからさらに半分に切るのね」

ミサキ「あっ…切るとこ間違えた…」

アヤナ(ヘタ切るのにまさか真ん中から切るとは…)

タカトシ「なんとかスポンジケーキはできましたね」

アイ「こっちもできたよ!」

タカトシ「あの、そこちょっと削れてるんですが」

アイ「あっ、えっとこれは…」

中村「あんたつまみ食いし過ぎ」

コトミ「でもどっちも美味しそうですよ!」

ミサキ「プロが作ったみたい!」

コトミ・ミサキ(私なんもしてないけど)←隔離された二人

アリア「あとは飾りつけだけだね」

マサヒコ「俺やりますよ」

コトミ「ヤるの!?」

タカトシ「またシンプルな返しだな」


マサヒコ「意外と難しいな…」ドピュ

マサヒコ「あっ白いの出ちゃった」

マサヒコ「まああとでディッシュで拭き取れb…」ボカッ

ミサキ「卑猥!」

スズ「真面目な人だと思ってたんだけどな…」

確かに擬音も『生クリーム』って言葉が出てこなかったのも俺が悪いですよ。
でもそれだけであそこまでキレるミサキも萩村さんも本当に耳年増
by小久保マサヒコ

一同「できたー!」

リン「じゃあ食べよー!」

タカトシ「でも…」

コトミ「大きいね…」

ウオミー「津田さんの、すごく大きいです…」

タカトシ「なぜ名前をつける?」

シノ「コトミが分量間違えたからな」
アヤナ「天野さんが色々とミスしたものね」

コトミ・ミサキ「…」

アリア「とりあえず食べましょ」


スズ「も、もう限界…」

タカトシ「あっちのケーキは…あ!もうない」

アイ「このケーキすごくおいしいよ!」

シノ「両手にケーキ持ってるぞ…」

タカトシ「どんだけ食えるんですかね…」

マサヒコ「いつまで経っても不思議だ…」

アリア「でもあれが両手にチ○○だったら…」

シノ「それならあのクリームはあれだな!」

中村「あれって意外と顎が疲れるものなのよ」

ウオミー「その話、詳しく聞かせて貰えますか?」

タカトシ「あんたらまとめてどっか行ってなさい」

続きは夜

知らないキャラだらけになったから読めなくなっちゃったわ
知ってれば楽しめたんだろうなとは思う

>>214
すまん。
そういう人も多いんじゃないかと思ってたけどどうしてもこれは書きたかった。
明日明後日には元に戻る予定

というわけで更新

【文化祭もそろそろ終わりに近づきました】
シノ「ウオミー、今日は楽しい文化祭をありがとう」

スズ(ウオミー?)

ウオミー「こちらこそ。今度はシノっちのところの文化祭にお邪魔させていただきます」

リン「最後に写真撮りましょーよ!」

中村「じゃあ私が撮るわ」

中村「女の弄れる穴の数はー?」

タカトシ・マサヒコ→無視
スズ・ミサキ→無回答
アヤナ・アイ・リン→1つ
ウオミー・シノ・コトミ→2つ
アリア→3つ

タカトシ「最後の最後まで…」

マサヒコ「この人はもうどうしようもないな」

シノ「じゃあ、みんな。また今度機会があれば」

ミサキ「ええ。あ、でも、アヤナちゃんはアメリカ帰っちゃうんだっけ」

アヤナ「次いつ戻って来れるかは分からないわ」

スズ「アメリカか。私も幼少の頃に過ごしたことあるわ」

(幼少…?)

スズ「誰だ今幼少に疑問を覚えたのはー!」


タカトシ「なんか、そちらも大変ですね」

マサヒコ「まあ、それほどに…」

タカトシ「それじゃあまたいつか」

マサヒコ「これからもお互いに頑張りましょう!」

タカトシ・マサヒコ(ツッコミを!)

文化祭の話はこれで終わりです
純粋な役員共ssを期待してた人には本当に申し訳ないけど、これで他の氏家作品に興味を持ってもらえたら幸いです

なんか時間不規則だけど時間できたんでぼちぼち更新

【今日は6月12日】

シノ「」ソワソワソワソワ

コトミ「今日会長の誕生日じゃないですか?」コソコソ

スズ「そうなんだけど…」コソコソ

アリア「去年みたいなパーティーの準備ができなくて…」コソコソ

コトミ「とりあえずプレゼントは用意しましたが」コソコソ


アリア「ということで津田くんを呼んできたよ」

タカトシ「なんで俺が…」

コトミ「いやー誕生日だけに大人の階段を上って貰おうという」

アリア「粋な計らいだよ!」

コトミ「ハッ!むしろ粋というよりイキ…?」

タカトシ「上手いこと言ったつもりか?」

スズ「ところで、あんたはプレゼント用意したの?」

タカトシ「こないだ話聞いたんで」

スズ「あら、意外と気が利くのね」

タカトシ『プレゼントは俺自身です!』

アリア・コトミ「とか言うかなあ…」

タカトシ「だからそんなこと考えてないよ!?」

コトミ「でもそしたらこれ役に立たなくなっちゃうな」っコン◯ーム

コトミ「会長の誕生日を祝うために買ってきたんだけど…」

タカトシ「同情を誘っても無駄だ」

乙、懐かしかったー
濱中で、ハマっていったんだよな
後、タカトシが弟の意味が段々なくなっている気がする?

すまん用事ができた
>>225
それは俺も少し思ってた

ウオミー姉さんの人気すごい…
多分この誕生日の話終わったら書くはず
では更新

アリア「では、シノちゃんの誕生日を祝って乾杯!」

一同「かんぱーい」

コトミ「こんな短時間でよく飲み物とか準備できましたねー」

アリア「出島さんが持ってきてくれたの」

タカトシ「その出島さんはどこに?」

スズ「帰らしたわ」

出島『すみません。私としたことが…』

出島『これ入れるのを忘れてました』

スズ「って見るからに怪しい薬を取り出したから」

コトミ「入れてもらえばよかったのに」

スズ「よくない」

シノ「今日は私のためにみんな集まってくれてありがとう」

コトミ「会長!これ受け取ってください!」

スズ「あ、私のも!」

アリア「あらあら、今年もみんな焦っちゃって」

コトミ・スズ(この人の後にはやっぱり出せない…)

スズ「あれ?七条先輩のは?」

アリア「私のは今頃シノちゃんの家に届いてるはずだよ」

スズ(規模がはかり知れん…)

タカトシ「あ、じゃあ俺も」

シノ「君もあるのか?」

タカトシ「ええ」

シノ「『俺自身です!』ってオチじゃないよな?」

タカトシ「それさっき聞きました」

シノ「どうだ?似合うか?」

タカトシ「あ、俺が贈ったネックレス着けてくれたんですね」

ザー
アリア「あ、雨」

スズ「また今年もですか」

コトミ「ひょっとして会長は雨女なのかも」

スズ「それはさすがに失r…」

シノ「そうかもしれんな…濡れるのも好きだし」

スズ「なんか言おうと思ってたけどどうでもいいやもう」

アリア「どうしよう…傘持ってきてないなー」

スズ「出島さんに来てもらうのは?」

アリア「ここに来たあとに『チェリー狩りだー!』ってどっか行っちゃったわ」

スズ「つくづく駄目なメイドだわ…」

スズ「あ、でも私置き傘ありますよ」

タカトシ「俺もあります」

コトミ「あの会長…私の傘は届いてませんかね?」

スズ「エクスカリバーだっけ…」

コトミ「今年はバルムンク!」

シノ「あ、あるぞ」

スズ「やっぱりあんのかよ!」

【今年は津田兄弟・シノ組とスズ・アリア組に別れました】

コトミ「私の家はこっちです」

シノ「私はこっちだ」

シノ「だから私はここまででいい」

シノ「じゃあ、また明日」

タカトシ「会長、これどうぞ」

シノ「なに言ってるんだ。君が濡れてしまうじゃないか。女でもないのに」

タカトシ「最後の一言は余計ですね」

シノ「あ、でも我○汁が溢れてると考えれば…」

タカトシ「無駄に深く考えなくていいです」

シノ「でも君に悪いじゃないか」

タカトシ「お姉ちゃんもいるしいいですよ」

タカトシ「それに誕生日の主役を濡れて帰らせる訳にはいかないですよ」

シノ「そうか…」

シノ「でもコトミはさっさと行ってしまったぞ」

タカトシ「え!?ちょっと待ってよお姉ちゃん!」

タカトシ「それじゃあまた!」

シノ「姉弟揃って分からん奴だ」

シノ「でも…」

【津田家】
タカトシ「あ、お姉ちゃん!なんで先に帰っちゃうの!?」

コトミ「いやーなんかいい雰囲気だったし」

コトミ「それに」

 シノ『しまった。濡れてしまった…』

 タカトシ『大丈夫ですか?』

 シノ『下の方も…濡れてしまったようだ…』

 タカトシ『じゃあ俺の傘を挿してあげますよ』

コトミ「みたいな展開になるかもしれないしー!」

タカトシ「そんなことあるわk…ハックション!」

コトミ「あれ?タカくん風邪?」

タカトシ「まあちょっと濡れちゃったからね」

コトミ「大変だ!とりあえずこれ!」っエロ本

タカトシ「なにこれ」

コトミ「だって我○汁で濡れ濡れなんでしょ?」

タカトシ「もうこの人たち駄目だ…」

今日はここまで
実は明日も一大イベントがある…予定

と思ったけど明日更新する時間あるかな?
まあ延びるかもしれません

【翌日】
タカトシ「ゲホッゲホッ」

コトミ「タカくん大丈夫?」

タカトシ「だ、大丈夫…」

コトミ「熱測ったら?」

タカトシ「じゃあ一応…」

ピピピ

タカトシ「39.9℃…」

コトミ「タカくん学校休まなきゃダメだよ!」

タカトシ「いや、今日委員会に提出しなきゃいけない書類が…」

コトミ「それは私に任せて!」

タカトシ「じゃあ風紀委員長に渡しといて…」

コトミ「分かった!じゃあ一日安静にしてるんだよ」

コトミ「誰もいないからって何発も抜いたりとかしちゃ…」

タカトシ「早く行ってくれ…」

コトミ「じゃあね」

タカトシ「行ってらっしゃい」

バタム

タカトシ「あ、書類忘れてる…」

コトミ「というわけでタカくんが風邪を引きました」

シノ「そうか…」

コトミ「あれ?会長どうしたんですか?」

シノ「いや、昨日傘を貰ってな。そのせいで風邪を引いたんじゃないかと」

コトミ「違うと思いますよ」

コトミ「疲れマラだと思います」

スズ(「疲れから」を噛んだんだろう…)

コトミ「タカくん高校生活が始まって環境の変化にまだ慣れてないんだって言ってたし」

アリア「ならお見舞いに行ってあげたらどう?」

スズ「でも今日の放課後は会議の予定が…」

コンコン

カエデ「失礼します」

カエデ「あの津田副会長、弟さんは今日どちらに?」

コトミ「今日風邪引いてまして」

コトミ「あっなんか書類を渡しといてって頼まれました」

カエデ「それを取りに来たんですが…風邪だったとは」

コトミ「…」

コトミ「家に忘れました」

スズ「おっちょこちょいの度が過ぎてるわ」

アリア「あっ、ならその書類を取りに行くついでにお見舞いに行ってあげたら?」

カエデ「なっ、なにを言ってるんですか!?男性の家にお見舞いに行くなんて…」

シノ「でも一夜を共にした仲じゃないか」

カエデ「あれは違うと言ったじゃないですか!」

コトミ「でもあの書類がないと大変なんですよね?」

カエデ「それはそうですが」

コトミ「私も着いていきますし大丈夫ですよ」

シノ「でも津田が近○相姦に興味がないと決まった訳じゃ…」

カエデ「」

スズ「あ、気絶した」

高熱すぎww病院いったほうが良い
という突っ込みはなしなのだろうか

>>241
40℃でても病院連れてかれなかった…

スズ「そもそも会議があるんですが…」

シノ「シッ!萩村」

シノ「五十嵐が起きる前に作戦を立てるぞ」コソコソ

シノ「ゴニョゴニョ」

アリア「ゴニョゴニョ」

コトミ「ゴニョゴニョ」

スズ「私はなにも聞こえない…」

カエデ「う、うーん…」

シノ「五十嵐、大丈夫か?」

カエデ「まあなんとか…」

コトミ「じゃあ行きましょう!」

カエデ「行かなきゃいけないのね…」

【津田家前】

コトミ「ここが私の家です」

カエデ「あの、ご両親とかは?」

コトミ「今は海外出張中ですね」

コトミ「だから今はタカくん一人…イカ臭いかもしれませんね!」

カエデ「帰ろうかしら」

prrrr

コトミ「あれー?会長から電話だー」

シノ『もしもしコトミか?今日これから会議があるんだー』

コトミ「えーそうなんてすかー?」

シノ『とりあえず急いで帰ってきてくれー』

コトミ「分かりましたー」

スズ(五十嵐先輩も不憫だ…)

コトミ「ということなので私は学校に戻ります」

カエデ「何を言ってるんてすか!」

コトミ「それじゃー!」タッタッタッ

カエデ「行っちゃった」

カエデ「入るしかないのね…」

ピーンポーン

タカトシ「はーい…」

カエデ「あああ、あの津田くん?」

タカトシ「あ、委員長。どうしました?あ、お姉ちゃんが忘れたのか…」

カエデ「まあ、それを取りに来たのとお見舞いに」

タカトシ「よく俺の家が分かりましたね」

カエデ「副会長に案内されたっていうか貶められたっていうか…」

タカトシ「とにかく上がってください」

まずい時間が…
起きてたら深夜に書けるかも

結局更新できなかった…
これから今月末までいつ更新できるか分かんないんで気長にお待ちください

なんとか時間できた
この話だけでも終わらせます

カエデ「風邪の方は大丈夫?」

タカトシ「まだフラフラしますけど熱は大分下がりました」

カエデ「それで書類の方なんだけど…」

タカトシ「これですね」

カエデ「あ、ありがとう」ピッ

タカトシ・カエデ「あっ」

カエデ「ごめんなさい!だ、大丈夫?」

タカトシ「紙で切っただけですし大丈夫ですよ」

タカトシ「救急箱…救急箱…」

カエデ「あの、手伝おうか?」

タカトシ「いや、もう終わりましたし、大丈夫です」

カエデ(指切っただけで包帯を巻くなんて…)

カエデ(熱のせいなのか、もしかして家系なのかな…)

グー
タカトシ「あっ、すみません」

カエデ「津田くん昼食は?」

タカトシ「ついさっきまで寝てたんでまだなんにも…」

カエデ「夕食は…」

タカトシ「お姉ちゃんも料理はそんなにできないんで、多分インスタントラーメンとかになるかと」

カエデ「風邪引いてる時は栄養あるものとらなきゃダメよ」

カエデ「私が作ります。ついでに副会長の分も」

タカトシ「えっ!さすがにそれは悪いですよ」

カエデ「ここに来たのも何かの縁だからね」

タカトシ「じゃあお言葉に甘えまして…」

タカトシ「台所はあっちです」

カエデ「津田くんは休んでてね」

カエデ「できました」

タカトシ「雑炊ですか!おいしそうですね」

タカトシ「あ、でも…包帯が邪魔だな」

タカトシ「左で食べるか」

カエデ「取ったr」

prrrr

カエデ「あら、天草会長から電話」

カエデ「ちょっと失礼するね」

シノ『五十嵐、困ったことがあったな?』

カエデ「な、なんで分かるんですか!?」

シノ『やっぱりあったのか』

スズ(カマかけてたのね)

シノ『女の勘は鋭いのさ』

シノ『こないだもスクラッチをやったら6等が当たったし』

カエデ「微妙な結果ですね…」

シノ『それでどうしたんだ?』

カエデ「実はこういうことがありまして」

カエデ「私は取った方がいいと思うんですが」

シノ『それはダメだな』

シノ『津田が怪我をしたのは君にも責任がある。それなのに君が取れというのはダメじゃないか?』

カエデ「ですがそれだと津田くんが食べられませんよ?」

アリア『でもカエデちゃんがいるじゃない?』

コトミ『あーんですよ!あーん』

カエデ「な、なにをバカなことを!」

シノ『でもこのままじゃ津田が困ってしまう?』

アリア『ちゃんとお手伝いくらいするべきじゃない?』

コトミ『タカくん意外と不器用ですからねー。このままじゃもっと怪我しちゃうかも』

カエデ「…」

カエデ「…分かりました。私にも責任があるのでやるしかないですね」

スズ(また乗せられちゃった…)

カエデ「つつつつ、津田くん!」

タカトシ「何でしょう?」

タカトシ(なんかすごい震えてるような…)

カエデ「それ、食べられないでしょ?たたたた、食べさせてあげる…」

タカトシ「あの、無理しなくて大丈夫ですよ?それに左でも食べられますし」

カエデ「ででで、でも全然減ってないよ?」

タカトシ「あ、まあ、そうですね…」

カエデ「会長達とも約束しちゃったし…」

タカトシ(さっきの電話はそれか…)

カエデ「とにかく貸して!」

タカトシ「もう委員長が止められないぜ」


カエデ「じゃ、じゃあ口開けて…」

タカトシ(今にもスプーン落としそうなくらい震えてる…)

カエデ「はい、あーん…」

タカトシ「うん、美味しいですよ」

タカトシ「あ、聞いてない」

カエデ「」失神


カエデ「ん、うーん…」

タカトシ「あ、委員長大丈夫ですか?」

カエデ「うん、まあなんとか…」

カエデ「あれ?全部食べられた?」

タカトシ「まあなんとか左手で…」

カエデ(食べられたの…)

カエデ「じゃあ私は後片付けをしてくるわ」

タカトシ「あ、俺も手伝いますよ。雑炊食べたんで結構元気になりましたし」

カエデ「ダメよ。治りかけが一番危ないっていうし」

カエデ「じゃあ皿洗って…」フラ~

タカトシ「危ない!」

カエデ「あ、ありがとう…」

タカトシ「大丈夫ですか!?まさか風邪移ったとか…?」

カエデ「いや、立ちくらみだと…」

カエデ(それよりも今、抱きかかえられて気絶しなかった…?)

タカトシ「よかったー。気をつけてくださいね」

………パシャ………イイヨー……スゴクイイ…

カエデ「……この声は!」

カエデ「津田くん、ちょっと待ってて!」


カエデ「いつから外で張り込んでたのかしら?」

カエデ「畑さん?」

畑「おや~?バレちゃいました?」

畑「お久しぶりですね」

カエデ「誰から聞いたんですか?」

畑「リーク元は漏らしません。それがマスコミの決まりです!」

カエデ「どうせ生徒会の方々から聞いたんでしょ?」

畑「いやーんバレてるー」

カエデ「さっきのことを天草会長に電話したのもあなたですね?」

畑「まあ会長から『津田の家でとんでもないことが起きるからなんかあったら連絡してくれ』と頼まれたので」

カエデ「はあ、まったく…」

カエデ「それは没収しますからね」

畑「あの『あーん』の場面もしっかりとってあるのに?」

カエデ「あ、あ、あれは、早く消してください!」

畑「見つかった以上逃げるのは難しいですね」

カエデ「消すまで帰りませんよ!」

【その頃の役員共】
シノ「畑からの連絡が途絶えたのだが…」

アリア「ひょっとして見つかっちゃったのかもね」

スズ(本当に五十嵐先輩は災難だ…)

コトミ「こうなった以上写真は消されましたね…」

コトミ「見たかったなータカくんが卒業する場面」

スズ「あの二人に限ってそれはない」

シノ「フフフそうとも限らないな」

シノ「畑は1枚だけ写真を送ってくれた」

コトミ「畑さんのダイイングメッセージですか…」

スズ「勝手に[ピーーー]な」

シノ「卒業するところは映ってなかったが決定的な場面は残ってたぞ!」

一同「こ、これは…」

コトミ「あーんしてますよ!」

アリア「きっとこの後は…」

シノ「『お返しに俺のバナナをあーんしてあげますよ』だな!」

スズ「かわいそうに…」

とりあえずこれで終わり
書いててなんだけどカエデちゃん可愛い

次回はいよいよ結婚式の話

でも折角同級生なんだから、トッキーと絡むイベントも見たいよね。

>>272のリクエストもあるので後日談を少し

【後日柔道場にて】
ムツミ「あれー?タカトシくん久しぶりー」

ムツミ「なんでマスク着けてるの?」

タカトシ「実は風邪引いちゃいまして」

トッキー「だっせぇな」

タカトシ「まあ、疲れてたのもあるけど、この時期は天気も変わりやすいからその影響も受けたのかも」

トッキー「まあくれぐれも移すなよ」

ムツミ「でも私、ほとんど風邪にかかったことないよ?」

タカトシ「本当ですか!?」

ムツミ「体鍛えはじめてからかかったことないなー」

タカトシ「俺も鍛えようかな…」

タカトシ「トッキーは?」

トッキー「私もほとんどねえよ」

ムツミ「うっそー!?」

タカトシ「一番かかりそうだけどなあ」

トッキー「なんでだよ」

タカトシ「傘忘れたりとか服着忘れたりとかしてそうだし」

トッキー「それは…するけど」

お待たせしました
最後まで行けるか分かんないけど結婚式の話更新です

ウオミー「今日もお招きいただきありがとうございました」

スズ(この人が来るといつもの2割増しで疲れる…)

ウオミー「実は明日親戚の結婚式があるんですよ」

コトミ「あ、私もです!」

ウオミー「あら、津田副会長も?偶然ですね」

コトミ「そうですねー」

【翌日】
ウオミー・コトミ「あれ?」

コトミ「まさかウチの親戚の相手が魚見会長の…」

ウオミー「ウチの親戚の相手が津田副会長の…」

ウオミー「こんな偶然もあるものなんですね」

コトミ「人というのは神にその運命を決められてるの…」

タカトシ「そこも中二テイスト?」

※同席させてもらいました

ウオミー「これで晴れて私達は親戚となりました」

ウオミー「これからは『お姉ちゃん』でいいですよ」

タカトシ「えっ、じゃ、じゃあ」

タカトシ「お姉ちゃん」

コトミ「はーい」
ウオミー「はい」

タカトシ「いや、なんでお姉ちゃんも反応すんの」

コトミ「だって呼ばれたもん」
ウオミー「だって呼んだじゃないですか」

ウオミー「ややこしいですね」

ウオミー「じゃあ私のことはお姉様と呼んでくさい」

タカトシ「なぜ上から…?」

コトミ「じゃあ私のことは姉上様と呼んで!」

タカトシ「なぜ張り合う?」

ウオミー「というよりタカくん、恥じらいが足りません」

タカトシ「なんで恥じらいが必要なんですか」

タカトシ(タカくん?)

ウオミー「だってコトミちゃんが辱しめられるのが好きだと言ってたので」

コトミ「エヘヘ」

タカトシ「本当余計なことしか言わないね…」

ウオミー「ああいう場面では恥じらわないと言ってる側ががっかりします」

ウオミー「せめて2、3回は躊躇わないと…」

コトミ「言うのが早すぎるよ」

ウオミー「早すぎる男性は嫌われますよ」

コトミ「遅すぎもどうかと思うけどねー」

タカトシ(意味のない会話から意味のない会話へシフトした…)

タカトシ「でもいっつも『お姉ちゃん』って言い慣れてるんで」

ウオミー「仕方ないですね…」

ウオミー「じゃあこれつけてお姉様って呼んで」っ首輪

コトミ「お姉ちゃん!これじゃあ『ご主人様』だよ!」

ウオミー「いけない!うっかりしてました」

タカトシ「そもそもなんでそんなもん持ってたんだ…」

【結婚式終わりました】

コトミ「花嫁さん綺麗でしたねー!」

ウオミー「そうね」

ウオミー「ではまた今度」

ウオミー「じゃあね、タカくん、コトミちゃん」

コトミ「ウオミーお姉ちゃん!さよーなら!」

タカトシ「さよなら、う、ウオミーお姉ちゃん…」

ウオミー「グッジョブ!」

ウオミー「それでは…」

ウオミー「タッカタッカタッカクン…♪」

タカトシ「なんか、分かんない人だな…」

コトミ「そう?ウオミーお姉ちゃんはいい人だと思うよ?」

タカトシ「そういえば姉がいるお姉ちゃんって新鮮だね」

コトミ「そう?でも上の兄弟って憧れだったからねー。嬉しいかな」

コトミ「これでタカくんも姉妹丼を体験できるしね!」

タカトシ「さ、帰ろうか」

これで終わりです。なんとか書けた…
テスト勉強する津田とトッキーの話も書きたかったけど俺自身がしなきゃそろそろまずい…

くっそ忙しい…
とりあえず今日は時事小ネタを少し

【とある日の昼休み】
シノ「萩村、今日コトミはどうした?」

スズ「朝から学校来てないんです」

アリア「なにかあったのかな?」

ガチャ

コトミ「おはようご…あ、こんにちは」

シノ「どうしたコトミ?こんな時間に登校なんて」

コトミ「ええっと、実はお腹が痛くて…」

アリア「まさかあの日…?」

コトミ「そ、そうですそうです!」

シノ「いや、コトミはまだ先のはずだ」

スズ「なんで把握してるんですか」

シノ「コトミ、本当の理由を言うんだ」

コトミ「これは、これだけは絶対に言わないと誓ったんです!」

スズ「誰とよ」

シノ「しょうがない、津田に聞いてみるか」

コトミ「それだけは勘弁してください!」

コトミ「じ、実は…」

シノ「ワールドカップを見てた!?」

コトミ「朝登校前に見てたんですけど目が離せなくって」

コトミ「試合が終わるまで見てたらいつの間にか寝ちゃってまして」

コトミ「起きたら昼になってました!」

シノ「…」

スズ「会長がお怒りだ」

アリア「でも日本が試合してるとついつい見入っちゃうよね」

コトミ「そうですよね七条先輩!」

スズ「だからって学校休むのはよくないでしょ」

シノ「そういえば今回も予言する動物がいるらしいな」

コトミ「前回はタコのパウルくんでしたね」

シノ「よく覚えてたな」

コトミ「いやー教科書に出てきたんで」

スズ「今回は亀でしたね」

シノ・コトミ・アリア(亀…!)

スズ「亀のビックヘッドくんだったはずです」

シノ・コトミ・アリア「大亀頭!」

スズ「大きな声で言うな!」

シノ「ただのヘッドじゃなくてビックヘッドとは…」

アリア「さすがブラジルね…」

コトミ「カーニバルですね…」

スズ「言わなきゃよかった…」

終わりです
ちなみに教科書に出てきたって言うのは実話です

なかなか更新できない
来週中には書けると思う…

更新します

【テスト前です】
キーンコーンカーンコーン

横島「じゃあテスト範囲はここまでね。ちゃんと復習しときなさいよ」

横島「赤点取ったら童貞奪うわね」

タカトシ「何言ってるんですか」

横島「これを聞いて安心した女子、甘いわ」

横島「ぶっちゃけ私はどっちでもイケる!」

タカトシ「早く帰ってください」

タカトシ「はあ、テストか…不安だなあ」

タカトシ「トッキーは…大丈夫?」

トッキー「なんだその言い方は」

タカトシ「だって授業中よく寝てるじゃん」

トッキー「ね、寝てねえよ」

タカトシ「だって頬のところに赤い跡が残ってるし」

トッキー「こ、これはつ、つねったんだよ!」

横島「私も跡ぐらいあるわよ。見る?」

タカトシ「脱がなくて結構です」

トッキー「私は別に補習受けるから」

タカトシ「最初から諦めちゃだめだよ」

トッキー「でも私勉強方法も分かんないし」

トッキー「お前だって分かんないだろ?」

タカトシ「まあ、そうだけど…」

トッキー「お前の姉貴は副会長で優秀なのにお前は似てないな」

タカトシ(お姉ちゃん優秀なんだろうか…)

トッキー「とにかく部活行くか」

タカトシ「あれ?今日からテスト前で休みじゃなかった?」

タカトシ「部長も『明日から休みだから忘れないでね』って言ってたし」

トッキー「あ、ああ、そうだったな」

タカトシ「しょうがない、帰って勉強するか」

トッキー「だりぃ…」


【津田家】

タカトシ「っていう話を今日してたんだけど」

コトミ「まあ、最初のテストだから不安にのるよね」

コトミ「今度の土曜日に勉強見てあげようか?」

タカトシ「本当!?助かる!トッキーも誘っておくよ」

コトミ「うーん、でもちょっと不安だなあ」

コトミ「去年の内容だから覚えてるか分かんないし」

コトミ「初めては痛いって言うし」

タカトシ「なんでそこに飛躍したの!?」

コトミ「え?だって勉強会っていう名目で呼び出してそのまま保健体育の実習を…」

タカトシ「呼ばない方がいいかな…」

コトミ(去年のテスト、赤点ギリギリだったけど黙っておこう)

【翌日】

タカトシ「というわけでお姉ちゃんが勉強見てくれるって」

トッキー「別に私行かなくていいんだけど…」

タカトシ「まあ、お姉ちゃんの顔をたててさ…」

トッキー「だりぃ…」

タカトシ「あ、これ俺の家の地図。一応駅からの道描いといたから」

タカトシ「土曜日の10時頃来てくれだって」

トッキー「めんどくせえ…」

【金曜日】

タカトシ「じゃあお姉ちゃん、おやすみ」

コトミ「あれ、タカくん早いね」

コトミ「まさか明日に備えて精力を高めておこうと…!?」

タカトシ「まだ引っ張るの?」

コトミ「それじゃあ、寝る前に一発抜いておいて明日性欲が湧かないようにするとか!?」

タカトシ「おやすみー」バタン

コトミ「あ、イっちゃった」

prrrr

コトミ「もしもし?」

スズ『もしもしコトミ?勉強はどう?来週からテストだけど』

コトミ「フフフ、私が何も対策を講じてないと思う?」

スズ『ええ』

コトミ「そんなきっぱり…」

スズ『あんたいつもテスト直前になって泣きついて来るじゃない』

スズ『だから明日勉強会しようと思うんだけど』

コトミ「私は大丈夫だよ」

スズ『そうなの?じゃあ…』

スズ『ベクトルの内積の公式は?』

コトミ「え、ええっと…」

スズ『水素イオン濃度の求め方は?』

コトミ「う、うーんと…」

スズ『全然覚えてないじゃない!』

スズ『ここらへんは今回の基礎的なことよ』

コトミ「エヘヘヘ」

スズ『笑い事じゃないわ』

スズ『生徒会役員はテストで上位20位くらいに入ってなきゃいけないこと忘れたんじゃないでしょうね』

コトミ「…」

スズ『明日ネネとムツミも来るから、あんたも来なさい』

コトミ「あ、でも明日は用事が…」

スズ『来なさい?』

コトミ「分かりました…」

タカトシ「おはよう…あれ?お姉ちゃんどうしたの?」

コトミ「実はスズちゃんに誘われてね」

タカトシ「え?」

コトミ「テスト勉強するから来なさいって」

タカトシ「…これからトッキー来るんだけど」

コトミ「二人で頑張って!」

タカトシ「お姉ちゃんが教えてくれるって言うから呼んだんだけど」

コトミ「タカくん、人はいずれ自分の力で生きていかなければいけないの」

コトミ「道というものは自分で切り開くものなんだよ」

コトミ「ってこないだテレビでやってた」

タカトシ「テレビかよ」

タカトシ「でもどうすれば…10時にはトッキー来るよ!」

コトミ「私ももう出掛けるから…とりあえずこれ」っコン○ーム

タカトシ「ことあるごとに出すのやめて!」

コトミ「それじゃーね!」 バタン

タカトシ「あ、いっちゃった」

今日はここまで

多分コトミは今週のジョジョ見てたんだと思う

更新します

【10時になりました】

タカトシ「あ、そろそろ来るな」

タカトシ「二人で勉強できるかな…」

…………………………

タカトシ「遅いなあ」

タカトシ「いかにもヤンキーって感じだけどちょっと心配だなあ」

【その頃のトッキー】

トッキー(この駅までどうやって行くんだ…)

トッキー(ここか…)

トッキー「お邪魔します」

タカトシ「あ、トッキーおはよう」

タカトシ「あの実はこういうことになりまして…」

トッキー(私はなにしに来たんだ今日…)

タカトシ「とにかくあがってよ」

トッキー「あ、ああ」

タカトシ「そういえばもう11時になるけどどうしたの?」

トッキー「え!?あ、寝坊したんだよ」

タカトシ「そっかー。心配したよ」

トッキー(言えねえ…。電車乗り違えたなんて…)

タカトシ「あ、そこの段差気を付けてね」

トッキー「こんなんじゃ転ばねえよ」

タカトシ(こないだ柔道場入るときに転んでたよな…)

タカトシ「とにかく勉強しようよ」

トッキー「だりい…」

タカトシ「えっと、まずは英語か」

トッキー「ここ、どうやるんだ?」

タカトシ「えっと…ごめん、分かんない」

タカトシ「あ、ここの問題分かる?」

トッキー「私はそこのところ聞いてないし…」

タカトシ「…」

トッキー「…」

タカトシ・トッキー(進まねえ…)

タカトシ「と、とりあえずお昼作ろうか」

トッキー「作る?」

タカトシ「まあ、材料は揃ってるし出前取るお金もないし…」

トッキー「だりい…」

タカトシ「じゃあ、トッキーは野菜切ってくれる?」

トッキー「あんま得意じゃないんだけど」

タカトシ「俺も料理は苦手だよ」

タカトシ(完成させられるかな…)


トッキー「痛っ」

タカトシ「大丈夫!?」

トッキー「ちょっと指先切っただけだ」

タカトシ「でもこれ以上やるともっとひどい怪我を負うかもしれないな…」

トッキー「なんで切る前提なんだ」

タカトシ「じゃあ俺と仕事変わって鍋を見といてよ」


トッキー「熱っ」

タカトシ「大丈夫!?」

トッキー「鍋に触って火傷しちまった」

タカトシ「…あっちで見てる?」

トッキー「…あ、ああ」

【昼食はなんとか美味しくいただきました】

タカトシ「じゃあ勉強するか」

トッキー「でもどうやって進めるんだ」

prrrr
タカトシ「あ、メールだ」

from 萩村先輩
sub テスト
話は聞いたわ。今回のテスト範囲教えて
アドバイスぐらいならしてあげる

トッキー「誰からだ?」

タカトシ「生徒会の萩村先輩」

トッキー「あの小っちゃい人か」

タカトシ「それ本人の前で絶対に言わない方がいいよ」

トッキー「で、なんだって?」

タカトシ「テストについてアドバイスしてくれるって」

タカトシ「返信しなくては」

【数分後】

タカトシ「お、おお…」

タカトシ(要点だけが分かりやすくまとめられてる…)

トッキー「あの人頭いいんだな…」

タカトシ「これを元に勉強してみよう」

タカトシ「結構すすんだな」

トッキー(めんどくさかったけど充実してたからいいか)

トッキー「じゃあそろそろ」

タカトシ「そうだね、そろそろ暗くなるし」

トッキー「今日はどうも」

タカトシ「いやあ、こちらこそ色々と迷惑かけちゃって」

トッキー「あ、あと、飯もうまかった…」

タカトシ「そうかな?」

トッキー「じゃあな」

タカトシ「あ、俺も駅まで送るよ」

トッキー「道わかるからいいよ」

タカトシ「でも買い物も頼まれてるし」

タカトシ(朝も迷ったんだと思うし…)

タカトシ「とにかく出ようか」ガチャ

トッキー「そうだn…ウワッ!」

タカトシ「ほら段差にウワー!」

ズッテーン

コトミ「たっだいまー…ってこれは…」

コトミ「お邪魔しましたー!」

タカトシ・トッキー「誤解だー!」

今日はここまで
下ネタ言う人いないとすごい考えづらいと思いました

明日は萩村家での勉強会の予定

すみません…今日更新できそうにありません
明日は必ず

遅いけど更新
寝るまでに書ききれるか?

【萩村家】

コトミ「スズちゃんの家ってここでいいのかな」

ボア「ワン」

コトミ「あ、犬だ!」

コトミ「メス犬かな」

ガチャ
コトミ「お邪魔しまーす」

スズママ「いらっしゃーい」

コトミ「あの、スズちゃんに呼ばれたんですが」

スズママ「スズちゃんならお友達と自分の部屋にいるわ。上がって」

【スズ部屋】

コトミ「こんにちはー!」

スズ「時間ギリギリよ」

ムツミ「コトミちゃんおっはよー!」

ネネ「これで全員集合だね」

スズ「さ、勉強するわよ」

コトミ「いきなり…」

スズ「なんのために集まったと思ってるのよ」

コトミ「んーと…あ、百合花セッk」

スズ「無理に考え出さんでいい!」

ネネ「ありだね!」

スズ「なしだよ」

スズ「で、ここがこうなって、ここに代入してこうなるの」

ムツミ「へえー!」

スズ「授業でやったと思うんだけど…」

ムツミ「多分寝てたんだね」

スズ「客観的にみてもダメだぞ」

コトミ「そういえばスズちゃん家って犬飼ってるの?」

スズ「ええ、ボアって名前なのよ」

ネネ「メス犬!?」

スズ「オスよ」

ネネ・コトミ「なーんだ…」

スズ「なんでガッカリするの」

コトミ「あ、でもあれ持ってくればよかったなあ」

スズ「いきなりなんなのよ」

ムツミ「なに忘れたの?」

コトミ「バター」

スズ「」

ムツミ「?」

ネネ「甘いね、コトミちゃん」

ネネ「私はちゃんと持ってきたよ!」

スズ「二度と家の犬に近づくなよ」

バタン
スズママ「せっかくバター買ってきたんだけど…」

スズ「あんたもか!」

スズママ「それはそうとして、ご飯持ってきたわよ」

ムツミ・ネネ・コトミ「ありがとうございます」

スズ「…なんも入れてないでしょうね」

スズママ「入れてないわよ。だって」

スズママ「今夜使う分が無くなっちゃうじゃない!」

スズ「今夜は早く寝よう」


コトミ「おいしいですよこれ!」

ネネ「おいしいです」

ムツミ「うん、しゅごくおいひいでふ」

スズ「口の中に物入れたまま喋るのはマナー違反よ」

コトミ「でも口に咥えたままで話すのは…」

ネネ「エロいね!」

スズ「食事中ぐらい控えろ!」

【引き続き勉強中】
コトミ「やっぱり食後は眠い…」

スズ「勉強しなさいよ」

スズ「ほら、二人もなんか言ってやって」

ムツミ「zzz」

スズ「寝るなー!」

ネネ「しょうがない、私の目覚ましアイテム貸してあげるよ」

ネネ「はい」っバイブ

ネネ「一応全員分持ってきたんだけど…」

スズ「しまえ!」

スズ「コトミ、そういえば今日予定があるって言ってたけどなんだったの?」

コトミ「実はタカくんとトッキーに勉強を教えることになってたの」

スズ「あんたが?」

コトミ「うん」

スズ「1年前のテストの結果は?」

コトミ「ギリギリ補習には行きませんでした」

スズ「…」

スズ(でも、コトミがいないとあの二人も困るんだろうな)

スズ(少しだけでも手助けしてあげよう)

ネネ「どうしたの、携帯だして」

ネネ「バイブレーションが欲しいなら…貸すよ?」

スズ「いらん!」

スズ(メール送信っと)

スズ「とりあえず、弟さんにアドバイスはしておくわ」

ムツミ「おーさすがスズちゃん」

スズ「!?」ビクッ

コトミ「どうしたのスズちゃん!」

ネネ「絶頂!?絶頂を迎えたの!?」

スズ「なんかとんでもなく腹立つこと言われたような気がする…」

ムツミ「もうこんな時間かー」

スズ「そろそろお開きにする?」

コトミ「勉強のし過ぎで頭痛い…」

スズ「あんたちゃんと家でもやりなさいよ」

コトミ「ヤるの?」

スズ「しまった!」

ネネ「貸そうか?」

スズ「しつこいわ!」

コトミ「じゃあ、みんなまた来週」

ムツミ「じゃーね!」

ネネ「バイバイ」

スズ「さよなら」

コトミ「あ、でも帰るの待った方がいいかな」

スズ「どうしたの?」

コトミ「もしあの二人が行為に及んでいたら…!」

スズ「早く帰れ」

>>328に続く…

今日はここまで
明日は2年生の修学旅行と、もしかしたらスルタカをするかも…

スルタカはアニメのように1日1レスずつかまとめてヤるかどっちがいいかな…

更新します 今日は短いかな
スルタカは一端保留で…

コトミ「テスト終わったー!」

スズ「大丈夫だったの?」

コトミ「なんとか…」

スズ(なんで生徒会役員なんだろう…)

シノ「さてみんな、テストご苦労様だったな」

シノ「テスト勉強でしばらく会ってなかったんだが…」

アリア「2年生は来週から修学旅行なのよね」

スズ「ええ、沖縄に行ってきます」

シノ「それまでにある程度の仕事をやってもらうぞ」

コトミ「休む暇がないですね…」

シノ「そう落ち込むなコトミ」

シノ「それに、やるべきことをやってから行った方が気兼ねなく楽しめるだろう」

アリア「異議あり」

アリア「あまり早いうちに処○を失ってビッチになるのはよくないよ!」

シノ「それもそうだな」

スズ「テスト開けても普段通りだった」

【数日後】

シノ「いよいよ明日出発か」

アリア「寂しくなるね」

スズ「お土産に期待しといてください」

コトミ「置き土産にも期待してください」

シノ・アリア「?」

【柔道場】

ムツミ「私達2年生は明日から修学旅行に行ってきます」

ムツミ「というわけでトッキー、代理部長をお願いできるかな?」

トッキー「やだよ」

ムツミ「修学旅行の間だけでも…!」

トッキー「ダリい…」

ムツミ「ほら、タカトシくんもいるからさ」

トッキー「しょうがねえな…」

タカトシ「あの、俺実は…」

【翌日】

タカトシ「お姉ちゃんの代理で来た津田タカトシです」

シノ「大丈夫なのかこれ」

アリア「イカ臭くなる以外心配ないよ」

シノ「まあそれくらいなら譲歩するか」

タカトシ「早速心配だ!」

キリがいいのでここまで
眠い!

会長とアリアが随分久々に出たと思った

シノ「さて早速だが、津田には我々と同じように活動してもらうぞ」

タカトシ「ハードですね…」

アリア「津田くんMだからちょうどいいんじゃない?」

タカトシ「誰が言ってるんですかそれ」

タカトシ「あ、お姉ちゃんか」

シノ「とりあえず二人の仕事を引き継いでもらうんだが」

シノ「まずこのプリントをだな」ドサッ

タカトシ「……これを2年生が修学旅行に行ってる間に仕上げるんですか?」

シノ「いや、1日分だ」

タカトシ「これを2人はやってたんですか!?」

アリア「正確には大体スズちゃんだね」

シノ「コトミの分もあるのだがほとんど萩村がやってしまうな」

タカトシ「なぜあの2人は俺に任せたんだ?」

【数時間後】

タカトシ「」

アリア「津田くんが倒れちゃったよ」

シノ「ふむ、逆睡姦狙いとはなかなかに高度な奴だな」

アリア「さらわれて監禁プレイを夢見てるのかもしれないよ!」

シノ「とことんMなんだな」

タカトシ「勝手な憶測をしないでください!」

シノ「あ、起きた」

タカトシ「やっぱり忙しいですね生徒会…」

タカトシ「結局仕事も終わらなかった…あれ?終わってる…」

アリア「津田くんが寝てる間にやっておいたよ」

タカトシ「本当ですか!ありがとうございます!」

タカトシ(いつも下ネタばっかり言ってるけど生徒会の人達ってすごい優秀なんだなあ…お姉ちゃん以外)

シノ「礼はいいぞ」

シノ「あ、やっぱ体で払って…」

タカトシ「尊敬できると思ったけど気のせいでした」

シノ「よし、今日の仕事はこれまでだ」

タカトシ「すいません、なんも力になれなくて…」

アリア「大丈夫よ、みんな最初はそんなものだから」

アリア「だから津田くんも初めての時に戸惑っても無理はないよ」

タカトシ「何を言ってるんですか」

シノ「じゃあ、また明日」

シノ「津田、明日は服装チェックがあるから朝早く来るんだぞ」

タカトシ「分かりました…」

シノ「じゃあ今日はみんなお疲れ」

アリア「お疲れさま」

タカトシ「お疲れさまでした」


タカトシ(そっか、お姉ちゃんがいないし親も出張だから今家には誰もいないのか)

タカトシ(夕御飯作ったりするのは面倒だけどのびのびできるなあ。今日は生徒会の仕事で疲れたし)

タカトシ「あれ?鍵が開いてる。閉め忘れたかな…?」

夜に続きます

続けます

タカトシ「ただいまー」

ウオミー「おかえりなさい」

タカトシ「え?」

タカトシ「あの、なんで魚見さんが…」

ウオミー「ムッ」

タカトシ「あ、なんでウオミーお姉ちゃんが?」

ウオミー「グッジョブ!」

ウオミー「実はコトミちゃんに『タカくん一人だと家のことがなにかと不便だからお世話しに来てもらえますか』って言われて」

タカトシ「わざわざすみません」

ウオミー「帰るのが遅くなるなら連絡ぐらい入れて欲しかった」

タカトシ「実は生徒会の仕事を手伝ってまして」

ウオミー「裸エプロンしてたけど寒いから服着ちゃった」

タカトシ「なんでそんなことしてたんですか」

ウオミー「まずは下の世話を…」

タカトシ「世話ってそういう意味じゃ…あ、でもお姉ちゃんならいいかねない」

ウオミー「とりあえず夕御飯そろそろできるから待っててね」

タカトシ「あ、ありがとうございます」


ウオミー「できましたー」

タカトシ「…」

タカトシ「これは?」

ウオミー「疲れてるだろうタカくんに体力をつけて貰おうと思って」

《餃子、とろろ、鰻の蒲焼き、etc.》

タカトシ(つくのは精力だって言うツッコミは止めておいた方がいいな)


タカトシ「ごちそうさまでした」

ウオミー「お粗末様でした」

ウオミー「あ、コーヒー入れたけど飲む?」

タカトシ「お願いします」

タカトシ「このコーヒー…ちょっと甘い香りがしますね」

ウオミー「分かる?ちょっと隠し味にチョコを入れてみたんだ」

タカトシ「そのチョコ見せてもらえますか」

ウオミー「これ?」っガラナチョコ

タカトシ「やりたい放題だな!」

ウオミー「じゃあ私、お皿洗っておくから」

タカトシ「俺がしておきますよ」

タカトシ「そろそろ暗くなってきましたし帰らなきゃいけないんじゃ」

ウオミー「え?泊まっちゃダメ?」

タカトシ「え?」

タカトシ「あの、今夜家に俺しかいないんですが」

ウオミー「別に大丈夫だよ」

ウオミー「まあ、襲われても文句は言えない状況になってしまったけど」

タカトシ「俺はそんなことしませんよ?」

ウオミー「でも女子と一つ屋根の下、何が起きるか分からないんじゃ?」

タカトシ(お姉ちゃん、これを狙ってたな…)

タカトシ「お風呂貯まりました」

ウオミー「えっ!溜まった!?」

タカトシ「ちゃんと全文聞いて」

ウオミー「そうだ、牛乳風呂やってみない?お肌ツルツルになるよ」

タカトシ「いいですねそれ」

タカトシ「あ、でも牛乳切れてたんだった」

ウオミー「しょうがないね…タカくん、この中で…」

タカトシ「そっから先は言わせませんよ」

ウオミー「さて、タカくん。どっちが先に入る?」

タカトシ「先どうぞ。レディーファーストですよ」

ウオミー「それってつまり、私の残り湯を堪能しようと…」

タカトシ「じゃあ先入っていいですか」

ウオミー「じゃあ私がタカくんの残り湯を…」

タカトシ「どうするのが正解なんだこれ」

【夜も更けました】

ウオミー「そろそろ寝ましょうか」

タカトシ「じゃあウオミーお姉ちゃんはお姉ちゃんの部屋を使ってください」

ウオミー「一緒に寝るのは…」

タカトシ「それはダメでーす」

タカトシ「それじゃあおやすみなさい」

ウオミー「あ、タカくん。私の下着使う?」

タカトシ「何にですか」

ウオミー「タカくんは寝る前にすることの方が多いとコトミちゃんから」

タカトシ「おやすみなさーい」バタン

今日はここまで
修学旅行の話、もっと短いはずだったんだけど…まあいいや

更新します
もし今日修学旅行が終わったらスルタカ第1話も書く予定

【翌朝】
「……くん……タカ……タカくん…」

ウオミー「タカくん、起きてください」

タカトシ「う、うーん…あ、お姉ちゃんおはようございます…」

ウオミー「あ、起きちゃった」

タカトシ「起こしに来たんじゃないんですか?」

ウオミー「このまま起きなかったらお目覚めのフ○ラをしようと…」

タカトシ「冗談でもやっちゃダメだよ」

ウオミー「でもタカくんのおっきくなってたよ?」

タカトシ「そ、それは生理現象です!」

ウオミー「今日も生徒会の仕事あるんだよね?」

タカトシ「はい。そろそろ行かなきゃですね」

ピーンポーン

タカトシ「誰か来ましたね」

ウオミー「私が出るよ」

タカトシ「あ、お姉ちゃんちょっと待って…」

ガチャ

シノ「おはよう、つ…だ…?」

シノ「な、なんでウオミーがいるんだ?」

ウオミー「コトミちゃんに頼まれまして」

シノ「下の世話をか?」

ウオミー「ええ」

タカトシ「考えることが同じ過ぎる…」

ウオミー「シノっちはなぜここに?」

シノ「津田が遅刻するかもしれないので迎えをだな」

タカトシ「遅刻って…まあお姉ちゃんに起こされましたけど」

ウオミー「起こさない方が良かったですかね」

シノ「な!べ、別に私は起こしたかった訳じゃないぞ」

ウオミー「さすがのシノっちも寝込みは襲いませんか…」

タカトシ「なに言ってんだ」

シノ「とにかく、生徒会の仕事だ。学校行くぞ」

タカトシ「分かりました」

ウオミー「じゃあ私も学校行くね」

タカトシ「ありがとうございました」


シノ「それで津田、昨晩はどうだったんだ?」

タカトシ「え?なんもありませんでしたよ?」

シノ「若い男女だけで一晩を共にする…なにもない方がおかしいじゃないか」

タカトシ「いや、別に俺はそういう気はありませんし」

シノ「まさかそこまで純潔だとは…」

アリア「津田くんってED?」

タカトシ「七条先輩!?いきなり出てきて何を言ってるんですか!?」

アリア「私は津田くんの家の前からずっと見てたよ」

アリア「シノちゃんが『私一人で迎えに行ってこよう』って言うから…」

シノ「そ、それは言わない約束じゃないか!」

タカトシ「?」

タカトシ「朝は服装チェックでしたっけ」

シノ「ああ」

シノ「あの2人の分も我々が働くぞ!」

アリア「おー!」

タカトシ(今日も1日ツッコミさせられるのか…)

【昼休み】

タカトシ「あ、トッキー」

トッキー「おお」

トッキー「お前副会長やってんだって?」

タカトシ「おかげで部活にも委員会にも顔出せなくてね」

タカトシ「トッキーは部長代理どう?」

トッキー「すっげえダリいけど引き受けたからにはちゃんとやりきらなきゃな」

タカトシ「真面目な面もあるんだね」

タカトシ「ところで、昼休みに部長は集まれって生徒会から連絡あったはずなんだけど」

トッキー「ヤベッ!」

【津田タカトシ副会長代理最終日】

タカトシ「2年生は明日帰ってくるんですね」

シノ「ああ。これまでお疲れ様」

タカトシ「ほとんど力になれませんでしたが…」

アリア「そんなことないよ」

アリア「私達も新鮮だったし、津田くんもためになったでしょ?」

タカトシ「生徒会って思ったより大変だなって分かりました」

コンコン
シノ「おや、誰か来たようだな」

カエデ「失礼します。津田くん、副会長はどう?」

タカトシ「あ、委員長。やっぱり大変ですね」

シノ「五十嵐、どうした?」

カエデ「実は畑さんから伝言を預かってきまして」

タカトシ「そういえば、畑さん見てませんね」

タカトシ(真っ先に取材に来そうなものだけど)

シノ「畑は風邪を引いていると聞いたぞ」

カエデ「それで畑さんは『副会長代理を務めた津田くんになにかエッセイを書いてほしい』とのことよ」

タカトシ「エッセイ、ですか…」

カエデ「『できれば明日までに』」

タカトシ「あの人も無茶言いますね…」

シノ「今日は仕事もないし書き上げていったらどうだ」

タカトシ「頑張ってみます」

【小一時間後】

タカトシ「一応書き終わりました」

タカトシ「自信ないんですがちょっと読んでもらえますか?」

シノ「どれどれ」

シノ「」棒泣

シノ「心暖まってためになるいい文じゃないか」

アリア「どれどれー」

アリア「」棒泣

アリア「副会長としての活動を踏まえながら感動的に仕上がってるね」

カエデ「じゃあ私も」

※カエデはなんだかんだ残ってました

カエデ「」棒泣

カエデ「なかなかに名文ですね」

シノ「去年もこんなことがあったな」

アリア「コトミちゃんがエッセイを書いた時だね」

カエデ「あれに負けず劣らずいい文です」

シノ「やはり才能は遺伝するのだろうか」

アリア「そりゃそうだよ」

アリア「だって同じ穴から産まれてきたんだもん」

タカトシ「そういう直接的なこと言わないでください!」

【帰ってきました】

スズ「お土産のサーターアンダギーです」

コトミ「タカくん、副会長の仕事はどうだった?」

タカトシ「することが多くて大変だった」

タカトシ「あ、あと萩村先輩の苦労が分かりました」コソコソ

スズ「普段はあそこにコトミも加わるのよ」コソコソ

タカトシ「本当に大変そうですね」コソコソ

シノ・アリア・コトミ「?」

修学旅行の話はこれで終わりです
次からはスルタカ第1話

スルメとタカトシ 第1話

カエデ『もしもし津田くん?実は職員室にある書類を風紀委員会の教室まで持ってきてほしいの』

カエデ『私が行くべきなんだけど実は生徒会に呼ばれてて…』

タカトシ「分かりました」

カエデ『ありがとう』

タカトシ「職員室か…」

タカトシ「にしても今日は暑いなー。立ってるだけで汗ばんでくる」

タカトシ「行く前に水買っておくか」

【職員室】

ガラガラ
タカトシ「失礼します」

シノ「あれ?津田か。どうした?」

タカトシ「委員会の書類を取りに来まして。会長は?」

シノ「私は横島先生に呼ばれてな」

横島「実は知り合いからスルメを貰ったんだけどさ、余りにも多いから生徒会にあげようと思ったのよ」

横島「あ、あんたもいる?」

タカトシ「い、いやあそんなでっかいスルメいりませんよ」

タカトシ(それにすごい臭いがするし)

横島「風紀委員で分ければいいでしょ」

タカトシ「それならじゃあ…」


タカトシ「失礼しました」

タカトシ「よーし、これを置いて帰ろうかな」

【風紀委員会 教室】

ガチャ
タカトシ「まあ、誰もいない…な」

タカトシ「ってな、なんだこれは!」

《白濁液付いたオ○ホ、丸めたティッシュ》

タカトシ「ま、まずい!このままじゃあらぬ誤解を…そもそも誰がやったんだ!」

タカトシ「とにかく処分しなければ!」

ガチャ
カエデ「津田くん、わざわざ面倒なことさせちゃってごめn…」バッターン

タカトシ「終わった…」

第2話に続く!

今日は早めに更新
いよいよ夏休みに突入する…かも

コトミ「今日は何があるか分かりますか?」

シノ「どうしたコトミ。朝から元気だな」

コトミ「実は今日プールがあるんです!」

アリア「今日は特に暑いから気持ちいいかもね」

スズ「とかいってあんた水着忘れたとか言うんじゃないんでしょうね」

コトミ「フッフッフ…そうなると思って、着てきた!」

シノ「代わりの下着は?」

コトミ「!!」

コトミ「誰かに描いてもらう…」

シノ「自分で描くんだ」

スズ「ツッコミどころが違う!」

アリア「あ、じゃあ私の貸してあげようか?」

コトミ「本当ですか?ありがとうございます!」

アリア「今日は特に暑かったからね」

スズ「替えを持ってきてたんですね」

アリア「脱いだの」

スズ「穿け」

【結局見学してます】

コトミ「泳ぎたいよお…」

スズ「自業自得ってやつよ」

ムツミ「コトミちゃん見学?」

コトミ「実は替えの下着を忘れちゃって」

ネネ「もったいない…」

ネネ「合法的に露出プレイするチャンスだったのに」

コトミ「!」

スズ「『その手があったか』みたいな顔するのやめなさい」

ネネ「じゃあ私が貸してあげようか?」

コトミ「あるの!?」

ネネ「大事なところしか隠せなi…」

スズ「それ以上は言うな!」

コトミ「疲れたー…」

アリア「プールには入らなかったんじゃなかったの?」

コトミ「忘れた人はランニングでして」

コトミ「こんなことならあの日ですって言っとけば良かったかな」

スズ「冗談にならないから」

シノ「私達も明日プールだな」

アリア「あ、私水着はいるかなあ」

アリア「去年よりもまた胸が大きくなっちゃったし」

シノ「またアリアがいじめるう~」

コトミ「私はあらかじめ買っておきましたよ」

シノ「コトミまでいじめるなー!」

【明日から夏休み】

横島「明日から夏休みだけど、夏休みだからこそできることをやってほしいわ」

横島「これまでの復習をするとか、オープンキャンパスに行ってみるとか」

横島「もちろん部活に打ち込むのもいいわ」

スズ(珍しく横島先生が真面目なことを…)

コトミ「先生は何をするんですか?」

横島「え?私は童貞狩りを」

スズ「…」

ネネ「いつもと変わらないんじゃないんですか?」

横島「何日連続でヤれるか記録に挑戦するのよ!」

コトミ・ネネ「おおー!」

スズ「ダメだこいつら」

【夏休みも登校の役員共】

シノ「今日も集まってもらってすまないな」

コトミ「そんなことないですよ」

シノ「あ、そういえば今日は風紀委員との会議もあるぞ」

スズ(あの2人が来るなら気が楽かな…)

アリア「そういえばみんな、今度家に来ない?」

アリア「今度花火をあげるんだけど」

シノ「家でか?」

アリア「うん、私の家」

コトミ「スケールが違いますね」

スズ「えっと、いつですか?」

アリア「いつがいい?」

シノ「そんなこちらの都合に合わせてくれるのか?」

アリア「私としてもたくさん集まってくれた方が楽しいし」

コトミ「それじゃあ決めちゃいましょうよ!」

ワイワイガヤガヤ

タカトシ「入りづらいですね」

カエデ「時間よりもちょっと早く来ちゃったし待ってましょうか」


スズ「あ、会長。五十嵐先輩と津田がもう来てますよ」

コトミ「扉の外でずっと待ってたんじゃないですか?」

シノ「なに?まるで覗き部屋じゃないか」

スズ「あの、説明を…あ、やっぱいいです」

タカトシ「失礼します」

シノ「待たせて悪かったな」

カエデ「いえ、私達が早く来すぎたんで」

アリア「じゃあ早速始めましょうか」

――――――――――――――――――――

シノ「とりあえずこんなものでいいか?」

カエデ「ええ」

シノ「じゃあこれで今日の会議は終わりだ」

コトミ「お腹すいた…」

スズ「もうそんな時間なのね」

シノ「どうだ?五十嵐達も一緒にお昼にしようじゃないか」

タカトシ「午後は仕事ないですしいいんじゃないですか?」

カエデ「それじゃあご一緒して」

ガチャ
横島「よーす!」

横島「今からお昼?私もいれてよ」

シノ「ええ、いいですよ」

横島「もう仕事は終わったんだけど家に帰っても独りだし」

タカトシ(哀愁が漂ってる…)

横島「で、今日弁当持ってきてなくて出前取ったんだけどさ、割り箸が結構ついてきたのよね」

横島「あっ王様ゲームしない?」

カエデ「なに言ってるんですか!そんな卑猥なことするわけありません!」

アリア「あれあれー?なんで卑猥なことだって知ってるのかなあー?」

コトミ「実は前にやったことがあるとか?」

カエデ「そんなことあるわけないでしょ!」

シノ「まあ落ち着け五十嵐。そこまで過激な質問は無しにするから」

横島「陰毛くれっていうのはアウト?」

シノ「うーん…アウトですね」
コトミ「そもそも生えてません」

カエデ「帰りたい…」

スズ(なんだかんだ言って残らされてしまうのね…)

「王様だーれだ!」

スズ「あ、私だ」

スズ「えーっとじゃあ、3番と5番が1分間手を繋ぐ」

コトミ「うーん、いまいち盛り上がりにかけるよスズちゃん」

スズ「あんまりこういうの考えるの得意じゃないし…」

シノ「そうだぞ萩村」

シノ「せめて『下半身で繋がる』くらい言わないと」

スズ「さっき自分でハードなのは無しって言ってましたよね!?」

アリア「それで、3番と5番はだれ?」

タカトシ「…」←3番

カエデ「…」←5番

スズ「な、なんかすみません!」

カエデ「だだだだだ、大丈夫よ。てててて手を繋ぐくらい…」

シノ「今までにないくらい震えてるな」

コトミ「うっひょー!これは見ものですね!」

タカトシ「あ、あのこれはやらなきゃいけないんでしょうか…」

横島「王様の命令は絶対よ」

タカトシ「あの、委員長大丈夫ですか?」

カエデ「1分間くらいならなんとか…」

タカトシ「じゃあいきますよ。ちゃんと1分測っててくださいね」

ギュッ

カエデ「はわわわわわわ」

シノ「おお、なんとか失神しないで耐えてるぞ」


アリア「1分たったよ」

タカトシ「大丈夫ですか?」

カエデ「なんとか…」

カエデ(津田くんの手…意外と冷たいんだ)

コトミ「2回戦いきましょうよ!」

シノ「そうだな!」

横島「ベッドの上での2回戦は厳しいものがあるのよ、特に相手が」

タカトシ「いきなりなにを言い出すんですか」

「王様だーれだ!」

横島「あ、私だ」

スズ・カエデ・タカトシ「ゴクリ…」

横島「そうだなあ…あ、4番がロボット研究会に私が頼んでた物を持ってきて貰える?」

横島「あ、袋に入れるのはなしね」

スズ「ロボ研か…信じてるわよネネ」←4番

【ロボ研 部室】

ネネ「え?横島先生の依頼?あ、これだね」っバイブ

スズ「まあ予想はできたんけどさあ」

ネネ「実はこれはね、強さはそこそこなんだけど消音性能に優れてるの」

ネネ「なんでも授業中に挿れててもバレないようなものが欲しいって」

スズ「見つけ次第教室から追い出してやる」

ネネ「あれ?スズちゃん袋はいらないの?」

スズ「まあ、あの罰ゲームみたいなものだから」

ネネ「そっか…あ、じゃあ挿れていけば?」

スズ「その方法はない」

スズ「持って…ハア…決ま…ハア…した…」

横島「おお、さすが萩村!これで授業中も退屈しないですむわ」

スズ「実際に…やらないで…くださいね!」

アリア「スズちゃん、どうしてそんなに疲れてるの?」

スズ「見られないように…走って来たんです」

コトミ「それじゃあ3回戦いきましょーよ!」

横島「3回戦は私もなかなかないわね」

タカトシ「だからなんの話ですか」

カエデ「あの、次で最後にしませんか?」

スズ「賛成です」

シノ「そうだな、時間も経ったし次で最後にするか」

「王様だーれだ!」

コトミ「ついに来た…私の時代だ!」

タカトシ「お姉ちゃんか…」

スズ「モラルに反しないものにしてよね」

コトミ「じゃあ…2番が5番を下の名前で呼ぶ!」

シノ「それは津田が当たらなかったら面白くないだろう」

タカトシ「…」←2番

タカトシ(なんでまた当たるんだ…?)

スズ「どうやら津田が当たってたみたいです」

アリア「それじゃあお相手は?」

カエデ「アワワワワワ」←5番

スズ「もはや運命って感じね」

コトミ「運命の赤い糸かー」

シノ「あいつらあんなところから糸引いてるぜってやつだな」

横島「私は年中糸引いてるけどね」

スズ「ロマンチックな話になると思ったのに」

タカトシ「えっといいですか?」

カエデ「ちょっと待って…心の準備が…」

アリア「津田くん、こういうのは思い切って言っちゃった方がいいよ!」コソコソ

タカトシ「えっ!じゃ、じゃあカエデ先輩!」

カエデ「」バターン

スズ「やっぱり倒れちゃうんですね」

タカトシ「委員長ー!大丈夫ですか!?」

今日はここまで
つづいてスルタカ第2話をどうぞ
ちなみにスルタカの話は本編とは全く関係のないところで起こってると思っておいてください

スルメとタカトシ 第2話

タカトシ「委員長!大丈夫ですか!?」

カエデ「」

タカトシ「完璧に気を失ってる…」

タカトシ「とりあえず委員長はここに寝かせておいて…」

タカトシ「こっちを処分しなければ」

タカトシ「こんなもの…誰が置いたんだ?」

タカトシ「七条先輩かな…?」

タカトシ「とりあえずこれ(オナホ)は白いやつを拭き取って…あとで生徒会に持っていくか…」

タカトシ「鞄入れたくないけど…まあビニール袋を被せとけば」

タカトシ「ちょっと喉乾いたな…水飲もう」カラーン バシャッ

タカトシ「しまった…委員長に少しかかってしまった…」

タカトシ「申し訳ないけど触るわけにもいかないし…」

タカトシ「とりあえず周りだけでも拭かなくては…」

タカトシ「雑巾…は確か机の上に…」

タカトシ「ってなんだこれは!」

《コン○ームの中に白濁液》

タカトシ「に、二段構え…」

タカトシ「これも捨てよう」

シノ「つ、津田…なにをしてるんだ…」

タカトシ(しまった…!)

主人公は誰なんだか分かんなくなってきた…
一応コトミのはず
ということで更新

コトミ「タカくーん!明後日の夜って空いてる?」

コトミ「アリア先輩の家で花火を上げるんだって」

タカトシ「家で…?」

コトミ「うん」

タカトシ「スケールが大きすぎる…」

タカトシ「でも俺は行けないかな」

タカトシ「これから二泊三日で柔道部の合宿だし」

コトミ「だからムツミちゃんとかトッキーも誘ってさ」

タカトシ「でも合宿の後だし疲れてるかもしれないしなあ」

コトミ「腰を使いすぎて?」

タカトシ「マネージャーでだよ」

コトミ「ハーレム状態だからって夜這い仕掛けちゃだめだよ?」

タカトシ「いってきまーす」

ムツミ「え、えーっとこれから柔道部の合宿を始めます」

ムツミ「夏も真っ盛りで暑いけどみんな頑張っていこうね!」

一同「はい!」

ムツミ「じゃあまず10㎞ランニングから」

一同「はい…」

ムツミ「みんな元気ないよ?」


ムツミ「おうさーいファイ(オー) ファイ(オー) ファイ(オー)」

タカトシ「マネージャーの仕事があるとはいえ見てるだけってのも申し訳無いな…」

タカトシ「とりあえず自分の仕事をしとこう」

タカトシ「タオル出して水も冷やしといて…」

タカトシ「あ、今のうちに部室の方も片付けておこうかな」


ムツミ「みんなお疲れー!」

ムツミ「あれ?トッキーは?」

中里「また迷ったな」

タカトシ「一緒に走ってても迷うのか…」

ムツミ「あれー?部室が綺麗になってる?」

タカトシ「あ、掃除しておきました」

ムツミ「さっすがタカトシくん!」

中里(ロッカーの中に着替え入ってたんだが…まあ大丈夫か)

タカトシ「あ、タオルと水です」

中里「どうもー」

ムツミ「いやータカトシくん働き者だね」

タカトシ「マネージャーですからこれくらいは当然ですよ」


ムツミ「それにしてもトッキー遅いね」

タカトシ「あ、じゃあ俺、探してきますよ」

中里「ランニングコースも聞かずに飛び出してった…」

タカトシ「どこ行ったんだろう…」

トッキー「痛てて…」

タカトシ「あ、トッキー あれ、怪我?」

トッキー「ちょっと転んで足捻っただけだ」

タカトシ(バナナの皮で転ぶ人なんているんだ…)

タカトシ「大丈夫?歩ける?」

トッキー「大丈夫だよ」

タカトシ「足引きずってるけど」

トッキー「大丈夫だって」

タカトシ「そうだ、おぶってあげるよ」

トッキー「え?いや、いいよ」

タカトシ「ほら、早く帰らないとみんな心配するしさ」

トッキー「ったく…分かったよ」

パシャッ

畑「風紀委員長といい感じと思ったらこっちもですか…」

畑「英稜の生徒会長ともなかなかにいい感じですし、これは見ものね」

やべえ、寝ちまったあああ
夜に必ず書きます

畑さんはあの二人、特にカエデちゃんとのゴシップに夢中ということで
そのあたりの話は後々やるかも

では昨日の続きいきます

タカトシ「帰ってきました」

ムツミ「おっかえりーあれ?トッキーどうしたの?」

タカトシ「ちょっと転んじゃったみたいです」

トッキー「別に大したことねえよ」

トッキー「もう歩けるし」

ムツミ「そう?無理しちゃダメだよ」

トッキー「分かったよ」

【練習終わりの時間】

ムツミ「今日はみんなお疲れ様でした!」

ムツミ「明日も練習あるから、今日はみんな夜遅くまで起きてないでしっかり寝てね」

一同「はーい」

※合宿は一泊二日ということにしておいてください

タカトシ「あの部長」

タカトシ「さすがに俺は別の部屋がいいかと…」

ムツミ「え?なんで?」

タカトシ(純粋すぎる…)

タカトシ「あ、えっと俺、人が多いと寝れないんで」

ムツミ「そっかー。じゃああっちの部屋を使っていいよ」

タカトシ「ありがとうございます」


タカトシ「なんとか別の部屋にしてもらたけど…」

タカトシ「なんでいるんですか」

コトミ「げっ!バレた!?」

タカトシ「バレバレだよ」

シノ「深夜、部員達を襲う津田を観察したかったのだがまさかこっちに来るとは…」

タカトシ「むこうでもそんなことしないからね!?」

タカトシ「だからなんでいるんですか」

アリア「私達も学校に泊まりたいなーって思って」

アリア「ちょうど柔道部が合宿してるっていうから一緒に泊めてもらおうと」

タカトシ「学校をホテルかなんかと勘違いしてませんか?」

シノ「まあ学校でヤると興奮するのは間違ってないがな」

タカトシ「帰ってくださいよ」

スズ「もちろんただでとは言わないわよ」

タカトシ(萩村先輩いたんだ…)

スズ「いま、『萩村先輩いたんだ』って顔しただろ」

タカトシ「エスパー!?」

スズ「とりあえず、みんなの分の夕食は作っておいたわ」

タカトシ「えっ!?今からみんなで作る予定だったんですが…」

スズ「材料は揃ってたし、カレーだったから煮込むだけだったし」

タカトシ「本当は俺がやるべきだったのに…すみません。ありがとうございます」

コトミ「そのお礼は体で…」

タカトシ「お姉ちゃんは帰って」

※タカトシ達は10巻の宿直部屋にいると思ってもらえばいいです

ガチャ
トッキー「入るぞ」

タカトシ「あれ?トッキーどうしたの」

トッキー(なんかいっぱいいるな…)

トッキー「部長が呼んでるから」

スズ「ムツミが?変ね、自分で呼びに来ればいいのに」

コトミ(まさか…)

タカトシ「部長が?分かったよ」

タカトシ「じゃあちょっと行ってきますね」


ムツミ「ごめんねタカトシくん、わざわざ呼んじゃって」

タカトシ「別にいいですよ」

ムツミ「あのね、コトミちゃんから聞いて私、初めて知ったの」

タカトシ「?」

ムツミ「ここなら誰もいないしさ…」

ムツミ「私、作りたいの…」

ムツミ「多分タカトシくんしかできないから…」

タカトシ(お姉ちゃん、何を吹き込んだんだ…)

タカトシ「な、なにをですか?」

ムツミ「部費の報告書!」

ムツミ「いやー、実は生徒会に提出しなきゃいけないってことをこの間初めて聞いたんだよ」

ムツミ「タカトシくんマネージャーだし、それに私、結構食べちゃうから色んな人に見られるのは恥ずかしいし…」

ムツミ「だからお願いできる?」

タカトシ「ええ、いいですよ」

タカトシ(これが普通の会話なんだ…!)

【津田のいなくなった役員共サイド】

コトミ「えー、オホンオホン。この度、司会進行を務めさせてもらう津田コトミです」

アリア「改まってどうしたの?」

コトミ「えっとですね、簡単に言うとなぜさっきタカくんを迎えに来るのがムツミちゃんではなくトッキーだったのかということです」

シノ「三葉がたまたま忙しかったとかじゃないのか?」

コトミ「それならばタカくんを呼んでも相手できないはず!」

アリア「コトミちゃんはどう思ってるの?」

コトミ「ずばり!トッキーはタカくんに惚れてる」

スズ「突拍子もないこと言い出すわね」

コトミ「多分、トッキーもそれに気付いてないんだと思うね」

シノ「あ、それならこういうのはいいんじゃないか?」

ヒソヒソ

コトミ「あ、それいいですね!体から始まる恋!」

スズ「字面だけだと最低よ。中身もだけど」

アリア「とりあえず実行しよう!」

シノ・コトミ「おー!」

スズ「この人達の行動力見習いたいわ」

ムツミ「あれー?会長達どうしたんですか?」

シノ「実は我々も学校に泊まるつもりなんだが場所が無くてな」

ムツミ「じゃあ一緒に寝ましょうよ」

アリア「一緒に寝るっていうとなんか卑猥だね」

スズ「静かにしててもらえますか」

シノ「場所は大丈夫なのか?」

ムツミ「つめればなんとかなります!」


シノ「うーん。どうしても一人だけ余ってしまうなー」

アリア「誰か一人が移るしかないねー」

コトミ「誰か移ってくれる人はいないかなー?」

スズ(無理矢理過ぎる…)

コトミ「トッキー、移ってもらえる?」

トッキー「やだよ。だりいし」

コトミ「そんなこと言わずにさ、ほら」

トッキー「大体どこに移るんだよ」

シノ「津田のところはまだ少しスペースがあったなー」

トッキー(これ以上話してても水掛け論になるだけだな…)

トッキー「ったく、分かったよ。行ってやるよ」

タカトシ「明日も早いしそろそろ寝るか」

タカトシ「そういえば会長達はどこいったんだろう 帰ったのかな」

ガチャ
トッキー「入るぞ」

タカトシ「あれ?トッキー、どうしたの」

トッキー「追い出されたんだよ」

タカトシ(会長達あっちいってたのか…)

トッキー「場所もねえしここで寝させてもらうぞ」

タカトシ「大丈夫…なの?」

トッキー「ああ、別に」

タカトシ「そっちが大丈夫なら俺は別にいいよ」

―――――――――――――――――

タカトシ「トッキーってさなんで悪ぶってるの?」

トッキー「別に好きでやってるわけじゃねえよ」

タカトシ「でももう少し素顔のままのトッキーでいてもいいんじゃないかな」

トッキー「なんだよそれ」

トッキー(素顔のまま…か)

―――――――――――――――――

シノ「アリア、どうだ?音拾えてるか?」

アリア「ばっちりだよシノちゃん!録音もしてあるから後でゆっくり聞けるよ」

コトミ「据え膳食わぬは男の恥だよ!タカくん」

―――――――――――――――――

タカトシ「じゃあ俺寝るね、おやすみ」

トッキー「ああ」

―――――――――――――――――

シノ・アリア・コトミ「もう終わりか…」

スズ「なにやってんのあんたら」

今日はここまで
ここまで書いててなんだけど実は一番書きづらいのはトッキーかもしれない
続いてスルタカです

スルメとタカトシ 第3話

シノ「学校の風紀を守るはずの風紀委員の委員長と副委員長が、まさか教室で…」

タカトシ「ご、誤解ですよ会長!」

シノ「しっかりゴムまで用意してるとは」

タカトシ「偽物です!」

シノ「五十嵐もビッチョビチョじゃないか!」

タカトシ「こ、これはペットボトルの水をこぼしたんです。あ、これですこれ!」

シノ「部屋全体がイカ臭いし」

タカトシ「さっき横島先生からスルメもらったじゃないですか!」

シノ「津田、見苦しいぞ。そういうときは男ならちゃんと責任をとるんだ」

タカトシ「だからなんも起きてませんからね!?第一さっき職員室で会いましたよね?」

シノ「津田はとんでもない早漏だったのか」

タカトシ「もうダメだ…なに言っても無駄だよ…」

シノ「とにかく、当人間でしっかり話し合うんだぞ」

タカトシ「だから違いますって」

シノ「それじゃあ、卒業おめでとうそして、邪魔してすまああああん」タッタッタッ

タカトシ「あ!待ってください会長!」

タカトシ「とんでもない誤解を受けたまま行ってしまった…」

タカトシ「この汚名を晴らすにはとにかく真犯人を探すしかない!」

タカトシ「とりあえず証拠を探そう」

【生徒会室】

シノ「うわあああああん」タッタッタッ

コトミ「どうしたんですか会長?」

シノ「つ、津田が…」

アリア「津田くんが?」

シノ「実は…風紀委員の教室で五十嵐を襲ってヤったんだ!」

アリア・スズ・コトミ「ええっ!?」

アリア「学校でそんなことに及ぶなんて津田くんも大胆だね!学校でヤった時の心情も気になるね!」
コトミ「タカくんが学校でそんなことをするなんてよほど溜まってたに違いない!そうなると家で襲われるのは私か、ウオミーお姉ちゃんだ!」
スズ「まさか津田がそんなことするとは信じられないしきっとなにかの勘違いで起きたんだと思うけど」

アリア・スズ・コトミ「よし、津田(くん)/タカくんに会って確かめてこよう!」

【同時刻】

畑「これは、スクープの予感!」シュンッ

――――――――――――――――――

タカトシ「全く、だれがこんなことを…?」

畑「やっ」パシャ

タカトシ「は、畑…さん?」

畑「濡れたまま倒れている風紀委員長と、机の上のコン○ーム、そして部屋中に漂うイカのような香り…決まりね」

タカトシ「ちょっと待った!」

畑「ネタは新鮮であるほど売れるのよ」

畑「じゃ」

タカトシ「もうダメだ…」

第4話に続く!

だらだらと更新いきます

【翌朝】

スズ「おはようございます」

シノ「うむ…」

アリア「おはよう…」

コトミ「zzz」

スズ「寝付けなかったんですか?」

シノ「なにかないかと思って聞いてたんだがな」

アリア「結局なにもないまま一晩経っちゃった」

コトミ「まったく、タカくんは…zzz」

スズ「すごく時間の無駄遣いしてることに気付いたらどうだろうか?」

ムツミ「みんなおっはよー!今日も練習頑張っていこーね」

シノ「三葉は朝から元気だな」

スズ「昨日9時には寝てましたからね」

アリア「あ!津田くんも今元気になってるんじゃない?」

シノ「見に行くか!」

コトミ「ほら、スズちゃんも」

スズ「なんで私も…」


ガチャ

タカトシ「あれ?会長。それにみなさんもおはようございます」

シノ「なんで起きてるんだ…」

タカトシ「なんでダメ出しするんですか」

アリア「期待してたのに…」

タカトシ「なにをですか」

コトミ「まあ、私はたまに見てますけどね!」

シノ「ズルいぞーコトミ!」

アリア「今度写真撮って!」

トッキー(朝からうるせーなー)

【全員柔道場に来ました】

ムツミ「会長は見学していきますか?」

シノ「いや、生徒会の仕事があるから遠慮しておこう」

アリア「あ、そうだ!今晩の花火大会に来ない?」

ムツミ「はなびたいかい?どこでやるんですか?」

アリア「私の家だよ」

ムツミ「分かりました!」

スズ・タカトシ(手持ち花火と勘違いしてるな)

ムツミ「それじゃあそろそろ練習を始めます」

シノ「よし、お暇するか」

※都合上練習シーンはカットします

ムツミ「これで、柔道部の合宿を終わります」

ムツミ「この夏の盛りにみんな集まってくれて、厳しい練習をこなして、本当にお疲れ様!」

ムツミ「じゃあ、解散!」

一同「ありがとうございました!」

ムツミ「それじゃあ花火しに行こう!」

タカトシ「ええ」

タカトシ「トッキーも来る?」

トッキー「え?私はいいよ」

ムツミ「えー?トッキーも来なよ。みんなでやった方が楽しいよ」

トッキー「分かったよ…」

ムツミ「やったー!」

【七条邸】

タカトシ「来ましたー」

シノ「おお、津田!それに三葉とトッキーも」

ムツミ「もう始まってますか?」

アリア「そろそろ打ち上げるところよ」

ムツミ「へ?打ち上げ?」

スズ「花火を実際に打ち上げのよ」

ムツミ「???」

コトミ「混乱してますね」

出島「えー、皆さん調整にもう少し時間がかかるということなので」

出島「流し素麺でもしましょう」

スズ・タカトシ「いきなり過ぎませんか!?」

出島「ではあちらの特設会場へどうぞ」

トッキー「なんであんだよあんなもの」

アリア「私のお母さんが使いたいって」

スズ(使いたい?食べたいじゃないの?)


出島「では流しますよ」

シノ「おー!流れてきたぞ!」

コトミ「白いのがたくさん出てきましたね!」

タカトシ「表現控えるなよ」

シノ「なかなかに美味だな」

タカトシ「でもなかなか流れてきませんね」

ムツミ「あ、全部取っちゃダメなんだっけ?」

タカトシ「え?今までの全部食ってたの?」

アリア「実はこれ使うのは久しぶりなんだよ」

スズ「なかなか風流なのにもったいないですね」

アリア「だからいっつも出島さんが使ってるの」

スズ「出島さんが…?」

出島「上流からお○っこを流して一番下で受け止めてもらうというプレイをたしなんでますよ」

タカトシ「俺結構食っちゃった…」

スズ「私も…」

出島「冗談に決まってるじゃないですか」

スズ・タカトシ「あんたの場合冗談に聞こえません!」

出島(意外とアリかも…)

ドーン

コトミ「あ、花火だ!すごーい!」

スズ「間近で見るとすごい迫力ですねー!」

出島「喜んでもらえてなによりです」

アリア「こういうの見ると夏も終わりって感じがするね」

シノ「実際、夏休みももうすぐ終わるしな」

コトミ・タカトシ「宿題終わってなーい!」

コトミ「スズちゃん、写させて!」
タカトシ「トッキー、宿題教えて!」

スズ「いやよ、自分でやりなさい」
トッキー「やだよ、私だって自分の力で解いたんだから」

スズ「第一、この時期になって宿題終わってないってどんだけ計画性ないのよ」

ムツミ「あの、実は私も…」

スズ「…分かったわ、今度勉強会開いてあげる」


タカトシ「トッキー!そこをなんとか…」

トッキー「私も先生に聞きまくったからいまいち分かってねえし」

タカトシ「せめて化学のワークたけでも!」

トッキー「化学?そんなのあったか?」

タカトシ「ほら、配られたじゃん」

スズ(忘れてたのね…)

トッキー「ったく、それだけだぞ」

スルメとタカトシ 第4話

タカトシ「終わった…俺もうこの学校で生きていけない…」

カエデ「ん…うーん…」

タカトシ「あ、委員長!大丈夫ですか?」

カエデ「ヒーッ!」

タカトシ(まるで汚物を見るような目だ…)

タカトシ「委員長、お願いですから俺の話を聞いてください!」

カエデ「わ、分かったわ…とりあえず、3m離れてくれる?」

タカトシ「はい」


タカトシ「というわけなんです」

カエデ「…とりあえず津田くんを信用するわ」

タカトシ「誰がこんなことやったんだろう…」

カエデ「この部屋にあるものを一旦調査してみれば?」

タカトシ「そうですね…」

タカトシ「あ、委員長はあまり見ない方がいいんじゃ…」

カエデ「大丈夫よ、2回目だし」

カエデ「そういえば、制服が濡れてるんだけど…」

タカトシ「あ、それはさっきこれ(ペットボトル)やっちゃったからです すみません」

カエデ「そっか、安心した…」

タカトシ「やっぱり見ない方がいいんじゃないですか?」

カエデ「ごめん、また倒れちゃいそう…」

タカトシ「あ、じゃあ話聞きたいんで生徒会の人達と畑さんを呼んできてもらえますか?」

カエデ「分かったわ」

【風紀委員教室前廊下】

アリア「カエデちゃん行った?」

コトミ「多分私達を探しに行ったんだと思います」

スズ「なんで隠れるんですか」

アリア「だって、とんでもないこと聞いちゃったんだもの」

コトミ「まさか2回戦目に突入する直前だったとは…!興奮してきた!」

スズ「津田…そんなやつだとは思わなかった…」

アリア「これはシノちゃんに報告しなきゃ!」

※スズ、アリア、コトミはちょうど16行目のカエデちゃんの台詞の辺りで来ました

スルタカもあと2話位かな
第5話へ続く!

時間がないので今夜はスルタカだけで

スルメとタカトシ 第5話

カエデ「会長達はどこ行ったんだろう…」

【新聞部部室】

カエデ「失礼します」

畑「おや風紀委員長」

シノ「お、おお五十嵐どうした?」

カエデ「津田くんに呼んでくるよう頼まれたんです」

アリア「なにか報告でもあるのかな?」

コトミ「きっと○ませちゃったんで婚約しますって話じゃないですか?」

シノ「男性恐怖症を克服するやいなやあっという間に経験を積んでしまったのだな!」

カエデ「全部聞こえてますよ」

カエデ「そもそもあれは全部誤解です!」

スズ「いやー、でも状況証拠的にかなり怪しいかと…」

カエデ「萩村さんもですか!?」

畑「そうですよ、第一私達に全員に…」

畑「アリバイがあるんですから」

【一方風紀委員教室】

タカトシ「このオ○ホは恐らく七条先輩のものだろう」

タカトシ「このコン○ーム…中味はなんだ?」

タカトシ「なんとなく開けたくない…」

タカトシ「あと、証拠になりそうなものは…」

タカトシ「一応ゴミ箱も見ておくか」

ガサゴソ
タカトシ「こ、これは…!」

スルタカあと2話の間違いでした…
第6話へ続く!

【夏休み明け初日】

ピーンポーン

タカトシ「はーい、あれ萩村先輩?」

スズ「おはよう あの、コトミは?」

タカトシ「お姉ちゃんなら『夏が私を呼んでいる…』って言って二度寝を始めました」

スズ「重度の休みボケね…」

シノ「おはようみんな」

シノ「休み明け初日だが今日も仕事があるぞ」

アリア「あのー、コトミちゃんどうしたの?」

スズ「まだ夏休み気分みたいです」

コトミ「zzz」

シノ「こらコトミ、起きろ 夏休みは終わったんだぞ」

コトミ「はい…」


コトミ「なんで夏休みってこんなに短いんですか?」

シノ「楽しいことはあっという間に過ぎ去ってしまうものなのだよ」

アリア「早漏の人みたいに?」

コトミ「なるほどー」

スズ「これくらいなら受け流せるようになってきた自分が怖い」

シノ「今日は、桜才祭の各クラスの企画についてだ」

シノ「まだ企画が出来ていないクラスには、早急に提出するように放送で呼びかける」

コトミ「あれ?タカくんのクラスもまだ提出されてない」

スズ「あんた言っときなさいよ」

【タカトシクラス】

生徒A「えっと、桜才祭のクラスの出し物を決めなきゃなんで、なにか意見ありますか?」

タカトシ「トッキーはなにやりたい?」

トッキー「なんもしたくねえ」

タカトシ「そんなつれないこと言わないでよ…」

生徒B「あ!メイド喫茶とかどう?」

生徒C「面白そう!」

生徒D「男子もメイド服着てもらっちゃおうよ!」

一同「さんせーい!」

生徒A「じゃあ私達のクラスの出し物はメイド喫茶で決定!」

タカトシ「俺もメイド服着させられるのか…」

タカトシ「あ、トッキーも着なきゃだよ」

トッキー(当日は学校フケるか…)

タカトシ(古いよトッキー…)
※読心タカトシ

一旦ここまで
すごくどうでもいいけど津田の中の人は読心くらいなんてことなくできるキャラもやってんだよな…

リアルドジっ娘メイドの話はまだ先かな…
そもそもトッキーが参加するかどうか
ではスルタカ更新します

スルメとタカトシ 第6話

シノ「呼んだか?津田」

タカトシ「ええ、皆さんに話を聞きたいと思いまして」

タカトシ「あのー、入ってもらっていいですよ?」

スズ「い、い、いやー、私達はここでいいわ」

タカトシ「なんか誤解を受けてませんか?」

コトミ「こんな変態がいる部屋にいられるか!私は帰らせてもらう!」

コトミ(これで私にフラグがたった!次に襲われるのはわた…)

タカトシ「だから俺なんもしてないからね!?」

スズ「でも状況証拠的に怪しいのはあなたよ」

タカトシ「ですが、俺は真犯人が別にいると思ってます」

シノ「それならばまず、君が潔白である証拠を見せてもらおうか」

タカトシ「分かりました ではこれを見てください」

アリア「どう見ても精○の入ったコン○ームにしか見えないけど」

タカトシ「違うんです この中身は…」

カエデ「それは…コーヒー?」

タカトシ「ええ、コーヒーの中にこれをいれると…」

シノ「そうか…精○なら熱いコーヒーの中では固まってしまうということか!」

アリア「つまりそれは精○ではない!」

スズ「当たり前の事実のように語られても困ります」

タカトシ「ええ、この中身はコーヒーフレッシュでした」

タカトシ「ゴミ箱の中にコーヒーフレッシュの空き殻があったんです」

シノ「そうか…コン○ームの件については潔白を認めよう」

コトミ「ちぇーつまんないの」

タカトシ「なにがつまらないんだよ…こっちは退学まで一瞬考えたのに」

アリア「津田くんには罰として横島先生に一晩自由に使ってもらおうと思ったんだけど…」

タカトシ「命の危機を感じるのでやめてもらえませんか」

コトミ「だけどここでオ○ホ使ってオ○ニーしてたっていう疑いは残ってるよ」

スズ「そもそもなんで私達が集められたのよ」

タカトシ「それは俺がここにいたのを目撃していて…」

タカトシ「俺が容疑者だと疑っているからです!」

畑「ホホホホホ それは無理な話よ」

畑「私達には全員にアリバイがあるんですから」

タカトシ「え?」

アリア「私とコトミちゃんとスズちゃんは生徒会室でカエデちゃんと話をしたあと、シノちゃんが帰ってくるまでずっとそこにいたわ」

シノ「私は横島先生に話があって、そこで津田を見かけたんだ。話が終わって帰ろうとしたら津田が五十嵐を…」

畑「私は柔道部に取材をしてまして、それが終わって脚色…編集をしようとして部室に戻ろうとしたところでこの噂を耳にした次第です」

タカトシ「なんてことだ…」

スズ「私、先生方、柔道部員の目があるから嘘をついているとは思えないわね」

カエデ「つ、津田くん…」

タカトシ(ゴミ箱の中から見つけた証拠はもう1つある…けど、全員にアリバイがある以上あれは意味がない…)

タカトシ(待てよ…全員に崩せないアリバイが…)

タカトシ(…分かったぞ!)

タカトシ「謎はすべて解けた!」

タカトシ「犯人は…」

最終回に続く!

終わる前にちょっと確認

・カエデ、生徒会室でアリア・スズ・コトミと会議
・畑、柔道部へ取材

・シノ、職員室で横島先生に会う

・タカトシ、職員室にプリントを取りに来る

・タカトシ、職員室を出て風紀委員教室へ

・タカトシ、風紀委員教室到着、発見

・カエデ、生徒会室を出て風紀委員教室へ

・シノ、職員室を出て生徒会室へ

・カエデ、風紀委員教室でタカトシ発見、失神

・シノ、風紀委員教室前で二人を発見

・畑、取材を終え部室へ

・シノ、生徒会室でアリア・スズ・コトミに事情を説明

・畑、生徒会室前で耳にする

こんな感じですかね…
実は6話最後の引きがやりたくて1話ずつ更新してたってのはある

更新します

【とある土曜日】
ピーンポーン

スズ「はーいどうぞ。入ってー」

コトミ・ネネ・ムツミ「おじゃましまーす」

スズママ「あらいらっしゃーい」

コトミ「こんにちは」

ネネ「はい、お土産」

スズ「わざわざ悪いわね」

ムツミ「あ、私も持ってくれば良かったなあ」

ネネ「お菓子入ってるから一緒に食べよう」

スズ「あの…これは?」っバター

ネネ「あ、この間はやる機会がなかったから」

スズ「そう」

ネネ「あ、まってよスズちゃん!捨てないで!」

コトミ(私も持ってきたけど黙っておこう)

ムツミ「そうそう、DVD借りてきたから見よーよ!」

コトミ「どうせなら電気消して」

スズ「いいわね、映画館みたいで」

ネネ「この暗闇だからなにしてもバレないね…」

スズ「誰かこの娘見張っといてー」

ゴゴゴゴゴコ

スズ「ちょっと待って、この雰囲気はまずい」

『なんなのよ!この部屋は!』

スズ「…」ブルブルブル

『この扉開けるわよ』

スズ「…」ブルブルブル

『ギャーーッ!』

スズ「!!」ビクッ

スズ(声だしたら私の威厳が…)

ネネ「大丈夫スズちゃん?」

スズ「え、ええ大丈夫よ」

ネネ「あまり無理して使っちゃだめだよ?」

スズ「なんの話だ」

【映画終了】

コトミ「いやー怖かったー!」

スズ「そ、そうでもなかったわ」

ムツミ「スズちゃん、強がっちゃダメだよ」

スズ「強いて言えばあの黒髪の女が現れたときくらいね…」

ムツミ「え?どこらへん?」

スズ「最後の方よ」

コトミ「黒髪の…女?」

ネネ「そんなのいなかったよ?」

スズ「うううううう」ブルブルブル

ネネ「嘘だよスズちゃん!」

スズ(うう…こんな時にトイレ行きたくなってしまった…)

スズ「ちょっとトイレ行ってくるね」

コトミ「付いていこうか?」

スズ「いや、いいわ」

コトミ「そう?」

スズ「…あ、やっぱお願い」

コトミ「はーい」

スズ「情けないわ…」

ガチャ

スー

スズ「黒髪の…!?キャーーッ!」バタンッ

シノ「は、萩村!?大丈夫か?」

コトミ「やりすぎちゃった」

今日はなかなかネタが思い浮かばなかった…
続いてスルタカ最終回です

スルメとタカトシ 最終回

タカトシ「犯人は…」

タカトシ「あなた方全員だ!」

シ・ア・ス・コ・カ・畑「!?」

スズ「私も!?」

カエデ「私は被害者じゃ?」

タカトシ「正確には萩村先輩と委員長を抜かした5人です!」

シノ「…津田。その2人を抜かしたら4人しかいないじゃないか」

アリア「きっと今から作るんだよ!」

タカトシ「そんなわけない」

タカトシ「では俺が推理したこの事件の真実と5人目の犯人を話しましょう」

タカトシ「そもそも、この事件は容疑者全員に完璧なアリバイがあります」

タカトシ「しかし、そこまで完璧だと逆に怪しいものです」

タカトシ「俺は思いました。全員が結託して俺を嵌めようとしてるんじゃないかと」

タカトシ「そのためには、俺のことをよく知っていてかつこの学園に自由に出入りできる人物でないといけません」

タカトシ「そう、5人目の犯人でこの事件の実行犯は…」

タカトシ「ウオミーお姉ちゃん、ですね?」

カツカツ

ウオミー「ええ、そうよ」

スズ(なんでいるんだろう)

ウオミー「でもなんで、私だとわかったの?」

タカトシ「俺がゴミ箱から発見したのはコーヒーフレッシュのゴミだけではありませんでした」

タカトシ「これも一緒に見つけたんです」

アリア「それは…」

シノ「コンドム!機動避妊具コンドムの箱だ!」

カエデ「大きな声出さないでください!」

タカトシ「これはお姉ちゃん、コトミお姉ちゃんがことあるごとに俺に見せてきたものです」

タカトシ「恐らく、焦っていたウオミーお姉ちゃんがうっかりここに捨てていってしまったんでしょう」

タカトシ「でも俺にはこんなことをした理由が分かりません…」

コトミ「タカくん、この計画をやろうって言い出したのは私なの」

シノ「具体的な案を練ったのは私だ」

アリア「道具を用意したのは私だよ」

畑「私はたまたま話を聞いてたのでなんか面白そうだなと思っただけです」

タカトシ「で、なんでこんなことを…」

コトミ「タカくんが性欲を忘れてるんじゃないかって思って」

タカトシ「何を言ってるんだかよく分からない…」

コトミ「だってタカくんがあまりにそういうことに淡白なんだもん」

シノ「五十嵐と床を共にしたときも何も手を出さなかったしな」

カエデ「私のトラウマを掘り返さないでもらえますか?」

ウオミー「私と2人きりで一晩過ごした時もなんもありませんでした」

畑「そういうときはもっと積極的にいかないと」

タカトシ「なんで俺が責められてるんですか」

コトミ「だからね、これでタカくんが健全な高校生になればいいなって」

スズ「健全って言葉をまず辞書で引こうか」

コトミ「それで夜にまず私を…」

タカトシ「無いなー、それが一番無いなー」

タカトシ「でもこれで俺の無罪が証明された訳ですね」

ウオミー「私がもう少ししっかりしていれば…」

タカトシ「本当に止めてくださいね」

スズ「そういえばその…あれに付いてた白いやつってなんなんですか?」

畑「あ、あれは私が作った特性のスライム」

畑「ちゃんと時間が経つと黄ばんでくるのよ」

タカトシ「そんなもんいつ使うんだよ…」

コトミ「とにかくこの件は一件落着だね!」

タカトシ「それお姉ちゃんが言っちゃだめでしょ!」

スルメとタカトシ 完


【おまけ】

畑「五十嵐さん、今回は災難でしたね」

カエデ「べ、別に私は一応津田くんは信用しているし」

カエデ「第一やったのはあなたたちじゃない!」

畑「ホホホホホ」

畑「あ、そういえば、なんであなたはオ○ホを一目見ただけで卒倒したんですか?」

カエデ「え、ええ?」

畑「普通の人なら何に使うかは分からないと思うんですが」

カエデ「し、し知りません!」

これでスルタカ終わりです 長かった…
明日も多分ウオミーお姉ちゃん出るよ!

更新します

【帰り道】

タカトシ「9月とはいえまだまだ暑いなあ」

タカトシ「あ、今日も出張って言ってたな…」

タカトシ「夕ごはん作るのめんどくさいな」

タカトシ「お姉ちゃんに買ってきてもらおう」

タカトシ「あ、お姉ちゃん?」

コトミ『あれ?タカくんどうしたの?』

タカトシ「いやー、きょう父さんも母さんもいないから帰りに買ってきてもらおうと」

コトミ『タカくん今どこなの?』

タカトシ「もう家に着いちゃうからお願い!」

コトミ『じゃあ今度、代わりにあれ買ってね』

タカトシ「なんとなく断っておきます」


タカトシ「ただいまー」

タカトシ(誰もいないと思うけど…)

「お帰り」

タカトシ「この流れは…!」

ウオミー「ご飯にする?お風呂にする?それとも私?」

タカトシ「お風呂にします」

タカトシ「ってなんて服してるんですか!」

ウオミー「こないだはできなかったから」

ウオミー「裸エプロン」

タカトシ「あの…服着てくださいよ」

ウオミー「家事は意外と汗をかくんですよ」

ウオミー「それにまだまだ残暑も厳しい時期です」

ウオミー「これくらいはしないと倒れるの」

タカトシ「いや、でも裸は…」

ウオミー「タカくんは着衣セッ○ス派?」

タカトシ「なんの派閥だよ」

ウオミー「でも今日は一段と暑いね」

タカトシ「なんでも今日は猛暑日だったらしいですよ」

ウオミー「また汗かいてきちゃった」

ウオミー「べ、別に下の方じゃないよ?」

タカトシ「知ってますよ」

ウオミー「脱いじゃおっかなエプロン」

タカトシ「ちょっ!ちょっと待ってください!」

タカトシ「あれ?」

ウオミー「裸だとやっぱりチクチクするから…」

タカトシ「チューブトップ着てたんですね」

ウオミー「がっかりした?」

タカトシ「してませーん」

【一方、桜才生徒会室】

コトミ「あれ、待ってよタカくん!」

コトミ「切れちゃった」

スズ「なんだったの?今の電話」

コトミ「実は今日両親がいなくて、夕ごはんを私が買ってくることに」

アリア「作らないの?」

コトミ「私もタカくんも料理苦手でして」

シノ「でも出来合いのものでは栄養もかたよるし高いだろう」

シノ「よし、私が行って作ってやろう」

コトミ「本当ですか!?わーい!」

スズ(がんばれー津田ー)

短いけど眠い…のでここまで

このスレもなんたかんだ500まで来たのか…
では更新

ウオミー「じゃあタカくん、お風呂入ってください」

ウオミー「私は夕食の準備をしてるから」

タカトシ「あ、はい」

タカトシ「あ、そういえばお姉ちゃんが夕食買ってくるんだったな…」

ウオミー「なら私が電話しておくよ」

タカトシ「すいません…じゃあ入ってきます」

ウオミー「覗いていい?」

タカトシ「わざわざ宣言しないでください」

ウオミー「じゃあ後で覗くの?」

タカトシ「そういう問題じゃねえよ」

ウオミー「さて、私は夕食の準備を…」

ウオミー「このチョコ入れちゃおうかな」

ガチャ
コトミ「ただいまー!」

シノ「お邪魔します」

ウオミー「お帰りなさい、あれシノっち?」

シノ「ウ、ウオミー!?なんでここに?」

コトミ「しかも裸エプロン…!」

ウオミー「タカくんとコトちゃんの両親から夕食を作るよう頼まれまして」

シノ「くっ、両親公認か…」

コトミ「私も着たいなあ、裸エプロン」

シノ「コトミ、まだエプロンあるか?」

コトミ「探してきます!」

ウオミー「これだと胸よりお尻が目立つからシノっちも…あ、なんでもありません」

シノ「そこまで言ったなら最後まで言え!」

ウオミー「シノっちはどうして?」

シノ「コトミの話を聞いたので夕食を作りに来たんだ」

ウオミー「ほほう、それで何を作るんですか?」

シノ「簡単なもので生姜焼きだ」

シノ「ウオミーは何を?」

ウオミー「トンカツです」

コトミ「どっちもスタミナが付きそうですね」

ウオミー「残暑が厳しいからね」

シノ「津田にはもってこいだな」

ウオミー「これでタカくんも1日何発もイケますね」

コトミ「ティッシュ買いだめしなきゃ!」

【ツッコミ不在警報発令】

タカトシ「上がりましたー」

タカトシ「あ、お姉ちゃん。それに…会長!?」

シノ「おお、津田」

タカトシ「えっと…どういうことでしょうか…」

コトミ「実は夕ごはん作るために来てくれたんだけど…」

ウオミー「私とブッキングしてしまいまして」

タカトシ「はあ…だから夕ごはんがこんなに豪華なのか」

ウオミー「一杯食べてね」

シノ「食後のデザートもあるからな」

コトミ「あ、私達のことじゃないよ?」

タカトシ「食事前にそういうのは止めてください」

ウオミー「どう?」

タカトシ「美味しいです」

シノ「こっちはどうだ?」

タカトシ「美味しいですよ」

コトミ「タカくん、両手に花だねえ」

ウオミー「その花を後で落とすんですね」

シノ「なるほどな」

コトミ「うまいこといいますね」

タカトシ「意味は分からないけどとりあえず止めて」

※花が落ちる=処女を失う

タカトシ「ごちそうさまでした」

コトミ「美味しかったー!ごちそうさまでした」

タカトシ「あの、後片付けは俺らがやるんで2人はそろそろ帰ったらどうですか?」

ウオミー「え?泊まっちゃダメ?」

タカトシ・シノ「え?」

ウオミー「明日からお休みだし」

シノ「じゃ、じゃあ私も泊まるぞ!」

コトミ「わーい!」

タカトシ「なんかデジャブ感…」

シノ「お風呂借りるぞ」

ウオミー「シノっち、一緒に入りませんか?」

シノ「いいぞ」


シノ「ウ、ウオミー…君は…まさか…」

シノ「隠れ巨乳!?」

シノ「うわああああん!私の仲間が次々と減っていくううう」

シノ「私の気持ちを理解できるのは萩村だけだああ!」

ウオミー「落ち着いてシノっち」

シノ「落ち着けるかあ!」

ウオミー「聞いてくださいシノっち」

ウオミー「貧乳には需要がありますが短小には無いんですよ?」

シノ「…それもそうだな」

【お風呂上がり】

シノ「すまんがコトミ、服を貸してもらえるか?」

コトミ「いいですよ」

コトミ「あ、ブラもいります?」

シノ「私にはブラを着けるほどの胸すらないと言うのか!?」

コトミ「会長はなぜこんなにお怒りに?」

ウオミー「さあ?」


シノ「でも私は寝るときは着けてないな」

シノ(その方がバストアップに効果がありそうで…)

コトミ「でもそれって垂れてくるってどっかで見ましたよ?」

シノ「なっ!」
ウオミー「そうなの?」

シノ「コトミ、やっぱり貸してもらえるか?」

コトミ「あ、でも私、最近大体買い換えちゃって」

ウオミー「どこか壊れたの?」

コトミ「キツくなっちゃって…」

ウオミー「それじゃあシノっちにはもう…」

シノ「つ、着けてみなきゃ分からないだろう!」


シノ「ブラが大きすぎてガバガバだあ」

ウオミー「ビッチの穴とどっちがガバガバ?」

シノ「まだビッチの穴の方がガバガバだ!」

シノ「しょうがない、今日はいつも通り着けずに寝るとしよう」

コトミ(………!)

タカトシ「あの、俺ちょっと部屋に戻るんで」

シノ「オ○ニーか?」

タカトシ「真っ先に出てくるのがそれか」

コトミ「もしかしたらもう女の子を連れ込んでるのかも…」

タカトシ「もっとないね」

タカトシ「ちょっと勉強してくるんで」

シノ・ウオミー・コトミ「抜きすぎちゃダメだよー」

タカトシ「もう明日やろっかな…」


タカトシ「まさか休み明けのテストの結果で課題が出るとは…」

タカトシ「とりあえず今日は進められるだけ進めよう」

――――――――――――――――――

コンコン
タカトシ「はーい」

コトミ「はいタカくん、コーヒー淹れたよ」

タカトシ「あ、お姉ちゃんありがとう」

コトミ(まあ淹れようって言ったのは会長だし実際に淹れたのはウオミーお姉ちゃんなんだけど…黙っておこう)

コトミ「机の上に置いといていい?」

タカトシ「おねがーい」

コトミ「うわっ!!」ズルッ

バッシャーンッ

コトミ「あ!コーヒーが布団の上に!」

コトミ「ごめんタカくん!」

タカトシ「いや、俺は大丈夫だけど…布団が」

コトミ「とりあえずリビングで寝るしかないね」

タカトシ「あれ…リビングってまさか…」

ウオミー「あれ、タカくん?」

シノ「どうしたんだ?津田」

タカトシ「俺の布団が使えなくなりまして」

ウオミー「だから出すときはティッシュにしなって言ったのに」

タカトシ「言われてないしそもそも違う!」

コトミ「ということでタカくんもリビングで寝ることになりました」

タカトシ「俺がお姉ちゃんの部屋で寝ればいいんじゃ…」

コトミ「え?私の布団を堪能したいの!?」

タカトシ「この状況はまずい…」

シノ「私は別にいいぞ」

ウオミー「私もいいです」

コトミ「だってよタカくん」

タカトシ「はあ…」

コトミ「それじゃあ後は若い三人でお楽しみください!おやすみ!」

タカトシ「変な捨て台詞を吐くな!」

ウオミー「『嫐る』という漢字を知っていますか?」

シノ「ああ」

ウオミー「まさかその漢字を身をもって体感することになるとは思いませんでした」

タカトシ「俺はそんなことしませんよ!?」

シノ「まあとにかく寝ようじゃないか」

ウオミー「そうですね」


タカトシ「で、なんで俺が真ん中に?」

ウオミー「それは…」

シノ「どちらかに偏ると不平等だしな」

タカトシ(寝づらい…)

ウオミー「実は私真っ暗闇だと寝れないんです」

タカトシ「じゃあちょっと明かり付けときましょうか?」

シノ「でもウオミー、それだと『恥ずかしいから明かり消して…』が出来ないぞ?」

ウオミー「恥ずかしくないから大丈夫でしょう」

シノ「それもそうだな」

シノ・ウオミー「ハハハハハハハ」

タカトシ「もう寝ていいですか?」

シノ「もうか、津田?」

ウオミー「肝心な場面で焦る男子は嫌われますよ」

シノ「じっくりと攻略していくのが大事だぞ」

タカトシ「両サイドからのボケはキツいぜ」

タカトシ「でもそろそろ1時になりますし」

シノ「そうだな…じゃあそろそろ本当に寝るか」

ウオミー「タカくん、襲っちゃダメだよ?」

タカトシ「何度も言いますが襲いませんよ」

シノ「でもこの状況で襲うなっていうのも無理があるな…」

ウオミー「あ、トイレで1発抜いてくれば…」

タカトシ「またこの流れか…」

シノ「それもそうだな、夢精するのも困るだろうし」

タカトシ「いい加減に寝ましょうよー」

シノ「zzz」

ウオミー「zzz」

タカトシ「え?寝たの?」

タカトシ「…俺も寝るか」

タカトシ(ん?あれまさか会長…)

タカトシ(ブラしてない!?)

タカトシ(まずい…もう少しで見えそうだ…)

タカトシ(しょうがない、逆の方を向いて…)


タカトシ(ウ、ウオミーお姉ちゃんも!?)

タカトシ(狙ってるのか…いや、着替えが無かったのか?)

タカトシ(と、とにかくこの状況は危険だ…うっかり寝返りでもうって触ったり近づいたりしたら変態扱いされる!)

タカトシ(とにかくうつ伏せでなにも見ないようにしよう)

コトミ「ほほう、床オナをする気だね…」

タカトシ(やっぱり見てたな!)

【朝】

タカトシ「結局一睡も出来なかった…」←仰向けで寝てた

コトミ「私も…」

タカトシ「なんで一晩中見張ってたのさ」

コトミ「タカくんが男になる瞬間を見届けようと…」

コトミ「そもそも見てたんなら言ってよ!」

タカトシ「まさかキレるとは思わなかった」

シノ「ん…おはよう」

ウオミー「おはよう…ございます」

シノ「まだ膜あるかな…」

ウオミー「私も調べなきゃ…」

タカトシ「朝一で心配するなら一緒に寝なきゃいいのに」

今日はここまで

今日は結構書けるかな…
一応の山場かもしれない
更新します

カエデ「津田くん、これコピー取ってもらえる?」

タカトシ「分かりました」

カエデ(男子との何気ない会話も気兼ねなく出来るようになった…成長してるわ私!)

タカトシ「あ、委員長コピー用紙が切れてます」

委員A「このペンもインク切れてますね」

委員B「テープもそろそろ無くなりそうです」

カエデ「うーん…じゃあ今度私が買い出しに行ってきます」

カエデ「とりあえず今日は解散で」

一同「はーい」

タカトシ「委員長1人で大丈夫ですか?結構買うものありそうだし」

カエデ「多分…」

タカトシ「荷物持ち位なら付き合いますよ」

カエデ「じゃ、じゃあお願いしようかな」

タカトシ「いつ買い出しに行きます?」

カエデ「今度の土曜日にしようかと」

タカトシ「分かりました、じゃあ今日はお先に」

タカトシ「お疲れさまでした」


畑「こんにちは、新聞部の畑です」

カエデ「あら、畑さん」

畑「今日は買い出しにかこつけて副委員長とデートしようとしてる風紀委員長に取材に来ました」

カエデ「デ、デートって…!何言ってるんですか!」

畑「2人っきりで休日に買い物ってデート以外の何物でもありませんよ」

カエデ「確かに…」

畑(むしろ気付かなかったのか…?)

カエデ「津田くんには悪いけど1人で行こうかしら…」

畑「せっかくの親切を無駄にするんですか?」

カエデ「1人で大丈夫ですし」

畑「でも1人で出掛けると返って知らない人に襲われたり強○されたりレ×プされたり挙げ句の果てに凌△されたりするかも」

カエデ「なんでそんなにすらすらとそういうワードが出てくるんですか!?」

畑「おや?意味を知ってる?」

カエデ「し…知りません!」

畑「それならまだ津田副委員長の一緒の方が安全かと」

カエデ「そ、そうね!あくまでもボディーガードみたいなものとして一緒に…」

畑(次号の桜才新聞の見出し決定ね)

【そして当日】

タカトシ「おはようございます」

カエデ「お、おはよう、津田、くん」

タカトシ「あのー、今更なんですけど俺と2人で大丈夫ですか?」

カエデ「だだだ、大丈夫よ!最近は男性恐怖症も克服してきたし、津田くんなら信用してるし」

タカトシ「そうですか?」

カエデ「今日は買うもの多いから急ぎましょう」


畑「いいですか、皆さん」

畑「今日は何としてもスクープ画像を掴みます!」

畑「2班は1階から5階を中心に見張り、3班は6階から10階を、4、5班はそれより上を」

畑「1班は私と一緒に2人を尾行します」

畑(男女の交際を咎める風紀委員長のスクープ…これは売れる!なんとしても尻尾を掴まなければ!)

タカトシ「まずは…文房具ですね」

カエデ「7階だね」

タカトシ「あ、ここのエレベーター、シースルーみたいですよ」

カエデ「なかなかキレイね」

畑(まずは7階ですか…)

畑(見つからないようエスカレーターで…)

タカトシ「あ、来ましたよ」

カエデ「ん…?」

タカトシ「どうしました?」

カエデ(あの後ろ姿は…まさか…畑さん!?)

カエデ(もしやとは思ってたけどやっぱり追ってきてたのね!)

カエデ「津田くん!早く乗って!」

タカトシ「え?あ、はい」

カエデ(おそらくさっきの会話を聞かれていたから7階で待ってるはず…)

カエデ「津田くん、ちょっと別のとこ回ってもいいかな?」

タカトシ「え?ええ、いいですよ」

ピッ【10階】

カエデ(とりあえず畑さんを撒かなきゃ…)

タカトシ(まてよ…10階って確か…)

【10階:女性用下着売り場】

タカトシ「えっと…委員長…これは?」

カエデ(自分で行きたいって言い出した手前…今更引き返せない…)

カエデ(かといって畑さんに会ったって言うと津田くんに余計な迷惑かけちゃうかな)

カエデ「え、ええっと…新しいのが…欲しくて…」

カエデ(あああ…言っちゃった…)

タカトシ(なんか無理してるのは分かる)

タカトシ「あの、俺外で待ってましょうか?」

カエデ「え、ええ、じゃあお願い」

カエデ「ん?あれは…」

カエデ(新聞部員!?)

カエデ(各階に配置してたのね。なんて抜け目のない…)

タカトシ「知り合いですか?」

カエデ「いや、人違いかな…」

カエデ「そ、それより津田くん…あ、あの…一緒に回ら…ない?」

カエデ(私の印象が…生徒会の人達みたいに思われる…)

タカトシ(今日の委員長はなんか変だ)

【新聞部サイド】

畑「見失ったわね…」

prrrr
部員A『部長!エレベーターは10階に向かったようです』

畑「10階?10階は確か下着売り場だったはず…」

畑「これはスクープ!」

カエデ「つ、津田くんはこういうとこ来て緊張しないの?」

タカトシ「まあ、お姉ちゃんによく連れてかれますからね、荷物持ちとして」

カエデ(いくら逃げるためとはいえ買うってのは…)

カエデ(そろそろ出ようかな)

カエデ「そろそろ出ようか?」

タカトシ「あれ?買わなくていいんですか?」

カエデ「ええ、また今度にするわ」

タカトシ「それじゃあそろそろ買い出しに戻りましょうか」

カエデ(見つからなきゃいいけど…)


畑「もう帰るとこでしたか…ですがいただき!」

畑「下着売り場をうろつく風紀委員長と副委員長…これは売れる!」

結局用事が出来てしまった…
気を取り直して更新

【気を取り直して買い出しに】

タカトシ「ペン、テープ、コピー用紙、ファイル…結構買うものありますね」

カエデ「最近はあまり買い出しに行ってなかったからね」

タカトシ「予算は大丈夫ですか?」

カエデ「これでもちゃんと考えてるわ」

タカトシ「さすがですね」


タカトシ「…グゥー」

カエデ「あら、そろそろお昼の時間ね」

カエデ「どうせだから食べていきましょうか」

タカトシ「面目ないです…」

カエデ「せっかくだから私が出すよ」

タカトシ「そ、そんなの悪いですよ。俺が出します」

カエデ「いや、今日わざわざ付き合ってもらったんだし私が」

タカトシ「あ、なら割り勘でお願いします」

カエデ「じゃあそれなら…」


カエデ「美味しいね、ここの料理」

タカトシ「値段も手頃ですしね」


畑「またまたいただき!」

タカトシ「買うものもほとんど買ったし…」

カエデ「そろそろ帰ろうか」

タカトシ「ええ、そうしま…しょうか?」

カエデ「ん?どうしたの?」

『ただいまより全館一斉タイムセールを開始します!』

タカトシ「通れますかね…?」

カエデ「じゃああっちから…」

???「すいません、ちょっとここは清掃中でしてしばらく通れないんですよー」

カエデ「そうですか…」

カエデ(どっかこの声聞いたことある?気のせいかな)

タカトシ「やっぱりこっち通るしかなさそうですね…」

カエデ「そうね、でもこの人ごみだとはぐれちゃいそう…」

カエデ(私ったら一体何言ってるの!?)

タカトシ「それもそうですね…」

タカトシ「あの…じゃあ掴まっててください。一気に駆け抜けちゃいましょう」

カエデ「え…?」

ガシッ

???「まさか手を繋ぐとは…」

畑「これは大スクープ!直ちに号外を出さなければ!」


タカトシ「すいません!いきなり手、繋いじゃって」

タカトシ「大丈夫でした?」

カエデ「だ、大丈夫…」

カエデ(そういえば今日、1回も気絶しなかったな…)

畑「ということが昨日ありまして」

スズ「そのためにわざわざ日曜日に私達を呼んだんですか?」

アリア「でもあの男性恐怖症のカエデちゃんが津田くんとデートなんて信じられないね」

シノ「畑、写真は撮ったのか?」

畑「ええ、バッチリですよ!」

シノ「これは…」

コトミ「どっからどうみてもカップルですね」

スズ「でもウチって校内恋愛禁止じゃ?」

アリア「でもこれは校外だから…」

シノ「無法地帯というわけか!考えたな」

スズ「でもまだ付き合ってるってきまった訳じゃ…」

畑「ついでに桜才新聞の号外もできています」

スズ「これ一晩で書き上げたんですか!?」

畑「情報は鮮度が命ですからね」


コトミ「ん?この写真は…」

畑「それは人ごみの中をはぐれないように手を繋いでるお二人ですね」

シノ「その写真がどうかしたのか?」

コトミ「実は一昨日ですね…」

――――――――――――――――――

『こっちだ!逃げるぞ!』

タカトシ「ああやって手をつかんで逃げるのってかっこいいなあ」

コトミ「……えっと、タカくんは手コキ派って言った?」

タカトシ「手しか合ってないよ」

タカトシ「いや、こう人ごみで手をつかんで引っ張るのってかっこいいよなあってね」

コトミ「マンガみたいな展開だね」

タカトシ「いつかやる機会かあればやってみたいな」

――――――――――――――――――

コトミ「ってことが」

アリア「つまりこれはテレビの影響ってこと?」

スズ「道理で津田にしては積極的だと思ったわ…」

今日はここまで
たまにはラブコメみたいな展開もいいじゃないか…

ちょこっと更新

シノ「今思ったんだが倦怠期ではないだろうか?」

スズ「……え?」

アリア「単調な生活は精神的によくないとは聞くね」

スズ「それが原因で鬱になったりするらしいですね」

コトミ「うーん そう聞くと変化がほしくなりますね」

シノ「とゆーわけで今日一日役職取り替えっこしよう」っくじ

スズ「今思ったことのわりに下準備万全ですね」

コトミ「つ、ついに…この学園の全権が私に…」
【一日生徒会長 津田コトミ】

スズ「生徒会長にそこまでの権限ないでしょ」
【一日副会長 萩村スズ】

アリア「でもこうやって役職入れ変えるのも新鮮だね」
【一日会計 七条アリア】

シノ「男女が入れ替わるのもこんな気持ちなんだろうか」
【一日書記 天草シノ】

コトミ「『男の子ってこんな風に射精するんだー』とか言ってみたいなあ」

アリア「自分で自分とヤっちゃうってのもいいよね!」

スズ「あれ、これいつもと変わらない…」

ネネ「失礼します」

ネネ「あの会長、部費について相談が…」

コトミ「えっへん、何かね?」

ネネ「いや、コトミちゃんじゃなくて会長に用が…」

コトミ「今日は私が会長だよ?」

ネネ「えーっと…コトミちゃんと会長の体が入れ替わった?」

スズ「まさかのSF展開?」

ネネ「それを応用すれば男子との入れ替わりも可能に…」

スズ「そのくだりはさっきやった」

コトミ「それで、今日はどうしたの?」

ネネ「実は部費アップのお願いをしに…」

コトミ「いくら?」

ネネ「10万円!」

コトミ「うーん…いいんじゃない?」

スズ「軽っ!」

シノ「コトミよ、そういうのは会計と相談してから決めるものだ」

コトミ「じゃあ、七条先輩、どうですか?」

アリア「さすがに10万円はちょっと…」

ネネ「じゃあこれを…」

シノ「賄賂は受け取っちゃダメだぞ!」

ネネ「ウチの新作で7種類の動きが可能になった、名付けてレインボーバ○ブ!」

コトミ「…会長権限で認められませんか?」

アリア「…検討してもいいんじゃない?」

ネネ「実は全員分あるんですよ」

シノ「決定でいいんじゃないか?」

アリア「予算をやりくりすればなんとか…」

コトミ「ロボ研…お主も悪よのう…」

スズ「結局買収されてんじゃん」

【一日役職取り替え継続中】

コトミ「それにしても会長の仕事って疲れますね…」

シノ「遅漏相手に立ち松葉してる気分か?」

コトミ「いや、腰も痛いんでどっちかって言うとつり橋…」

スズ「なんでそこで張り合うのよ」

アリア「でもコトミちゃんって来年度の生徒会長なんでしょ?」※前スレラストを参照

コトミ「あ、そういえば」

スズ「本当に大丈夫なの?」

シノ「多分大丈夫だろう」

スズ「夏休み開けてから遅刻5回、仕事忘れ3回、服装違反1回、ついでに授業中に9回寝てますね」

シノ「…萩村、やっぱり頼めないか?」

アリア「なんとか私達で踏み台を用意するから…」

コトミ「あれ!?」

スズ「いや、でも私はどっちかっていうとサポートに徹してた方が仕事しやすいので」

シノ「となると…津田か」

アリア「シノちゃんみたいに2年生でなってもらうしか…」

コトミ「私よりタカくんの方がふさわしいんですか!?」

スズ「現状だとまだ…」

アリア「津田くんは副委員長として色々と頑張ってるし…」

コトミ「えーい!分かりました!津田コトミ、今日から会長にふさわしい人間になるように精進します!」

スズ「具体的には?」

コトミ「えっと…遅刻しない…とか」

スズ「それくらいできなきゃダメでしょ生徒会役員として」

コトミ「はーい…」

一旦ここまで
時間があったらまたあとで続きを書く

【桜才祭直前】

シノ「そろそろ桜才祭だな!」

スズ「会長は本当にお祭りごとが好きですね」

アリア「シノちゃん最近寝れてる?」

シノ「フッフッフ、それがだな、私はあることに気付いたのだ!」

スズ「なんです?」

シノ「寝る前に1回オ○ニーすると、余計興奮して寝れない!」

スズ「すごくどうでもいいこと聞いた上に解決になってませんね」

シノ「お陰で寝不足だ」

アリア「これからまた会議だけど大丈夫?」

スズ「なんか緊張状態を保ってればいいのでは?」

シノ「ノーパンで会議に出るとかか?」

アリア「それ私いつもやってるよ」

スズ「穿けよ!」

シノ「ところで会議ってどこでやるんだ?」

スズ「あれ、手配したのって会長じゃ?」

シノ・アリア・スズ「……」

「それなら私がもう手配しておきました!」

シノ・アリア・スズ「コ、コトミ(ちゃん)!?」

コトミ「私も覚醒するんですよ…!」

シノ「おお、コトミ。私の目に狂いはなかったな!」

スズ(この間まで真剣に代役を考えてなかったっけ…)

スズ「それでどこなの?」

コトミ「えっと…その…忘れました…」

スズ「え?」

コトミ「横島先生に聞けば分かると思う」

スズ「やっぱどこか抜けてるなあ」

【タカクラス】

トッキー「そもそもメイド服ってどこか売ってんの?」

タカトシ「俺も気になったからお姉ちゃん…いや、生徒会に聞いてみたらさ、なんか貸してくれた」

トッキー「なんでそんなもんすぐに集められたんだ?」

タカトシ「なんでも、お姉ちゃん、会長、七条先輩、横島先生、七条先輩のメイド、萩村先輩のお母さんとかから借りてきたんだって」

トッキー「ふーん」

タカトシ・トッキー(変態ばっかじゃん)

タカトシ「それで、トッキーはやっぱり出ないの?」

トッキー「めんどくさいからな」

タカトシ「柔道部でもなんかするみたいだよ?」

トッキー「なんだそれ」

タカトシ「いや、部長が『今年は空手部、合気道部と三つ巴戦だー!』って」

トッキー「マジで言ってるのかそれ」

【なんだかんだ桜才祭前日】

スズ「そういえば会長達のクラスは何をやるんですか?」

シノ「執事喫茶だ。まあ我々の学年は女子しかいないからな」

コトミ「そういえばタカくんのクラスはメイド喫茶でしたね」

コトミ「メイドvs執事…熱い戦いが見れそうだ…」

スズ「なにを期待してるのよ」

アリア「そろそろ見回りだねー」

シノ「桜才祭前日だから泊まる生徒も大勢いるだろう」

スズ「11時を過ぎたら学園から出ることはできないんですよね」

シノ「まあ危険だからな」

コトミ「でも若い男女が泊まる方が危険じゃないですか?」

アリア「むしろご褒美じゃない?」

コトミ「そういえばそうですね!」

スズ「もう勝手にして…」

【一方タカクラス】

「この机こっちに運んでー」

「コーヒーの在庫が足りないよー!」

「飾りつけはこんなもんでいいかなー?」

タカトシ「あれ?トッキー?」

トッキー(帰るタイミング見失った…)

タカトシ「やっぱり出るんだね!」

トッキー「いや、そろそろ帰る」

タカトシ「でもそろそろ…」

シノ『午後11時を回りました。校内に残っている生徒は明日の朝7時まで学園から出ないでください』

タカトシ「とのことで…」

トッキー(逃げ道を塞がれた)

タカトシ「まあ、ほら桜才祭は1年に1回だけなんだからでてもいいんじゃない?」

トッキー「チッ、分かったよ、出るよ」

タカトシ「あ、じゃあ柔道部の三つ巴戦もよろしくね」

トッキー「本当にやるのかそれ」

トッキーファンの皆さんお待たせしました!
明日は桜才祭本編です

今日は0721の日か…
とりあえず今日もだらだらと更新

シノ『本日、桜才祭の開催をここに宣言します!』

【桜才祭、開幕!】

シノ「さて、早速だが生徒会役員は各クラスの出し物の見回りがある」

シノ「自分のクラスの仕事は午後からになるぞ」

コトミ「了解しました!」

シノ「では我々はこっちを見るから、萩村とコトミはそっちを頼む」

スズ・コトミ「分かりました」


コトミ「やっぱりお祭りごとは盛り上がるねー!」

スズ「仕事もしっかりしなきゃダメよ」

コトミ「でも楽しまなきゃ損だよ!」

スズ「それもそうだけど」


コトミ「へっと…ふぎのばそは、どこかな」

スズ「リンゴ飴食べながら入るのは止めなさい」スタスタスタ

コトミ「あれ、スズちゃん次ここだよ?」

スズ「あれー?私、背が小さいから分かんなかったわー」

コトミ(お化け屋敷、結構目立つと思うんだけど…)

コトミ「すいませーん、生徒会の見回りです」

スズ(ここで悲鳴あげたりしたら私の威厳が…)

コトミ「スズちゃん、入ろうよ」

スズ「え、ええ」

スズ(ど、どうせお化け屋敷は学生の作り物…怖くなーい、怖くなーい…)

コトミ「暗くて結構本格的だね」

スズ「う、うん…」フルフルフル

スー…

コトミ「で、出たーっ!!」

スズ「見てませーん!私はなにも見てなーい!」

コトミ「うわっ、また出た!」

スズ「お化けなんていない、お化けなんていない、お化けなんていない…」

ヒューン
ピトッ

スズ・コトミ「ギャーーッ!!」

コトミ「なーんだ、コンニャクか」

コトミ「スズちゃん、これ使用済みかな?どうせならタカくんに持って帰ろうか…」

コトミ「あれ、スズちゃん?」


受付「あの、こっちは入口ですよ?」

スズ「あ、え、大丈夫です…」

受付(なにがだろう)

コトミ「いやー、いきなりいなくなるからビックリしたよ」

スズ「……子供っぽいって思ったでしょ」

コトミ「そんなことないよ、私も怖かったし」

コトミ(前々から知ってたってことは言わないでおこう)

スズ「それで、次は?」

コトミ「えっと…あ、タカくんのクラスだ」

スズ「メイド喫茶…だったっけ」

コトミ「私もメイド服貸したんだ」

スズ「なんで持ってんのよ」

コトミ「みんな持ってたよ?」

スズ(この件に触れるのはやめとこう)

タカトシ「いらっしゃいま…せ。あれ、お姉ちゃんに萩村先輩?」

スズ「思ったより似合ってるわね…」

コトミ「なんかもっと面白いと思った…」

タカトシ「なんでガッカリしてるんですか」

コトミ「もっと男の娘っぽく恥じらわないと」

タカトシ「だってなんだかんだ半日は着てるし…」

スズ「そういえばもうお昼の時間ね」

コトミ「せっかくだからここで食べてく?」

スズ「それもいいわね」

タカトシ「じゃあ席へどうぞ」


コトミ「なに食べる?スズちゃん」

スズ「そうねー」

トッキー「み、水です…」

スズ「時さん!?」

コトミ「トッキーがこういうの出るのって珍しいね、なんか『だりい…』って言ってサボりそうだけど」

トッキー「帰るに帰れなかったんだよ」

トッキー「水、ここに置くぞ」

トッキー「あっ」バッシャーン

スズ「予想はできたわ」

コトミ「ツンデレドジっ子メイドなんてなんかずるい…」

タカトシ「トッキー、厨房入ってる?」

トッキー「さっき火傷した」

スズ「そのうち大事故引き起こすんじゃない?」

ウオミー「あら、みなさんお揃いで」

スズ「う、魚見さん!?」

コトミ「そういえばお姉ちゃんも来るって言ってたね」

タカトシ「いらっしゃいませー…」

ウオミー「あら、タカくん意外と似合ってるね」

タカトシ「どうも」

ウオミー「これで私の計画も成功しそうですね…」

タカトシ「なにたくらんでたんですか」

ウオミー「タカくんを男の娘にして…」

タカトシ「その話題はさっきでました」

畑「おやー?これはこれは今お熱い、風紀委員長」

カエデ「何ですかそれ」

畑「今なにを?」

カエデ「風紀委員の見回りが終わったところです」

カエデ「こういうイベントごとの時にははめを外してしまう生徒も多いですからね」

畑「ということは、今は暇だと?」

カエデ「ちょうど終わったところなので」

畑「それなら、津田副委員長のとこへ行きませんかー?」

カエデ「なんで津田くんが出てくるの!?」

畑「いや、私まだ1年生のクラスの方に取材行ってないんですよ」

カエデ「なら…いいですけど」

畑「ここですねー」

カエデ「メイド喫茶…これなら…」

畑「男性恐怖症のあなたも大丈夫でしょう」

カエデ「すいませーん」

タカトシ「はーい」

カエデ「」フラーッ

畑(あ、耐えた)

タカトシ「だ、大丈夫ですか委員長?」

カエデ「なんとか…」

畑「はい、では津田副委員長、こっち向いてー」

畑「あ、ついでにトッキーさんも」

タカトシ「え?」

トッキー「は?」

畑「いただき!」パシャリ

タカトシ「急に撮るのやめてください!」

畑「でもそれじゃあ自然な感じに撮れないでしょ?」

タカトシ「まあそうですが…」

畑「あ、でもAVに生活音が入るのは考えものですね」

タカトシ「なんの話だよ」

ウオミー「萎えるね」

コトミ「萎えますね」

タカトシ「あんたら帰れよ」

【桜才祭1日目終了】

タカトシ「いやー疲れたなあ」

トッキー「だりい」

タカトシ「トッキー大丈夫?」

トッキー「なにがだよ」

タカトシ「今日、お皿結構割ってたし、飲み物もこぼしてたけど」

トッキー「別に大丈夫だよ」

タカトシ(予想はしてたけどまさかここまでとは…!)

タカトシ「あ、明日もちゃんと来てねトッキー」

【桜才祭2日目】

シノ「今日の仕事は特にないな」

スズ「私達は午前中にクラスの仕事が入ってます」

アリア「あ、じゃあ津田くんのところ行ってみない?」

「なら、私もご一緒させていただきます。お嬢様」

スズ「あれ?出島さん?」

シノ「私服の出島さんって珍しいですね」

出島「なにを隠そうあのメイド服の何着かは私が貸したものですからね」

コトミ「さすがメイドですね」

出島「いえ、半分くらい前職のものです」

スズ「さ、コトミ行くわよ」

出島「行ってしまいました」

アリア「あれ?でも出島さんって今日非番じゃ?」

出島「私も文化祭には興味ありますし」

出島「こういう場所にはチェリー共が集まるんですよ」

シノ「そんな目的で来る人は…」

アリア「多そうだね」

シノ「だな!」


横島「ヘックシッ!」

横島「あれー、昨日ヤりすぎたかな」

【ただのおまけ】

シノ「19時19分になりました」

シノ「本編が盛り上がっているが」

コトミ「ついにこの時間ですね!」

アリア「1年に1度だもんね!」

スズ「なんだか分かんないけど前にもあったなこんな展開」

シノ「今回は、ただのオ○ニーの日じゃ無いぞ!」

シノ「07/21 19:19:45:45を狙ってるのだ!」

アリア「オナニーイクイクシコシコだね!」

スズ「こんなことわざわざ本編を中断してまですることですか?」

【引き続き本編をお楽しみください】

ズレた…まあいいや
続きをどうぞ

タカトシ「いらっしゃいませーあ、会長」

シノ「津田、ここはメイド喫茶なんだぞ」

シノ「お嬢様を付けるんだ!」

アリア「お帰りなさいませもだよ!」

タカトシ「えっと…お帰りなさいませお嬢様」

シノ「ほら、トッキーも」

トッキー(見つかった…)

トッキー「お、お帰り…なさいませ、お嬢様…」

出島「もっとこう、恥じらいを捨てなきゃいけませんよ?」

出島「身も心も奉仕する気持ちで」

タカトシ「この人が言うと裏を感じる」

トッキー(だから来たくなかったんだ…)

シノ「ほう、ランチのメニューもあるんだな」

タカトシ「一応喫茶店なもので」

アリア「津田くん、このオムライスって…」

シノ「ケチャップかけてくれるのか?」

タカトシ「追加料金がかかりますけどね」

シノ「延長代金みたいなものか」

タカトシ「なんのかは聞きません」

出島「私もそんなことはしたことありませんね」

アリア「今度やってみる?」

出島「私はかけるよりかけられる方がいいです」

タカトシ「あの、はやくしてもらえませんかー?」

シノ「じゃあ私はオムライスを貰おうかな」

シノ「ただし、ケチャップをマヨネーズに変えてくれ」

タカトシ「邪なこと考えてないですよね」

シノ「あと、やるのはトッキーで頼む」

トッキー「私?」

シノ「フフフ、そうだトッキー!」

シノ「津田にやらせてもいいが津田だと凌辱しがいがないからな!」

タカトシ「あんたらの選ぶ基準って…」

トッキー「ったくめんどくせえ…」

出島「大事なのは愛情と欲望を込めることですよ」

タカトシ「後者いらないよね?」

アリア「ほら、観客も集まったきたし」

畑「やっ」

トッキー「また来たか…」


トッキー「分かったよ…」

タカトシ(トッキーも随分と丸くなったなあ)

トッキー「かければいいんだろ?」

シノ「なんかこう…エロくしてくれ!」

トッキー「無茶な注文は別のとこでしてくれ」

トッキー「なんでこんなことに…」

タカトシ「はい、マヨネーズ」

トッキー「……あれ、出ないぞ」

出島「固まってるのかもしれませんね」

トッキー「……よっ!」ビュルッ

シノ「いっぱい出たな!」

アリア「出方も完璧だね!」

出島「見習いたいものですね」

タカトシ・トッキー(なんか知らんが頭の中が思春期で助かった)

【桜才祭 終了】

タカトシ「なんか、すっごい疲れた…」

トッキー「すげえだりい…」

タカトシ・トッキー(次から次へとあの思春期の人達を相手したからだな)

タカトシ「帰ろうか…」

トッキー「ああ」

prrrr
タカトシ「ん、お姉ちゃんだ」

コトミ『もしもしタカくん?今何してる?』

タカトシ「ちょうど全部終わって帰るところだよ」

コトミ『帰っちゃうの?これから後夜祭のフォークダンスがあるのに』

タカトシ「でも疲れたし」

コトミ『二発目抜いたあととどっちが疲れた?』

タカトシ「答える義務あるの?」

コトミ『とにかく、後夜祭来てよ!全員参加だよ』

タカトシ「とはいっても踊る相手いないしなあ」

コトミ『あ、そこにトッキーいるんじゃない?』

コトミ『強制参加だから一緒に踊ろうって誘ってみれば?』

タカトシ「でも来るかな?」

コトミ『そのあと俺の腰の上で踊らない?って付け加えr…』ブツッ


タカトシ「ということなんですが」

トッキー「行かねえよ」

タカトシ「だよね」

タカトシ(でもここで帰ったらお姉ちゃんとか会長になにか言われるよなあ)

タカトシ「ほら、せっかく2日間出続けたんだしさ、最後の最後まで楽しもうよ?」

タカトシ(我ながら苦しいな…)

トッキー「ったくしょうがねえな」

タカトシ(あれ?)

トッキー「めんどくせえけど少しだけ付き合ってやるよ」

長かった…あんまり量的には多くなかったけど
ということで今日はここまで
やっぱりトッキーは難しい!

更新します
なぜか2日連続でメイドネタになりますが別に>>1にメイドフェチがあるとかそういう訳じゃない…はずです

【久々シノさん相談室】

横島「今日はさ、折り入って相談があるんだけど」

シノ「どうしました、横島先生?」

スズ(普通先生って生徒の相談を聞くものじゃないのかな…)

横島「私ってさみんなから淫乱女教師みたいに思われてない?」

シノ「そうですね」

横島「ちょっと心外なんだけど」

シノ「というと?」

横島「淫乱女教師っていうとなんかSっぽいじゃん?私はどっちでもイケるんだけど」

シノ「でも淫乱ならどっちでもいいんじゃ?」

横島「女教師よ?」

シノ「うーん…難しいですね」

スズ「今までで最もどうでもいい相談ですね」

コトミ「でも先生って肩書きだけで男の人がわらわら寄ってくるんじゃないですか?」

横島「あんたらさ、先生に理想持ちすぎよ」

横島「日々の授業に加えて進路指導とか、行事にも出なきゃだし」

横島「部活動の顧問も忙しいし」

スズ「あんま来てないじゃん」

横島「それに私にも婚期ってもんが…」

シノ「ま、まだ先生は若いですよ!」

コトミ「ほら、残り物には福があるって言いますし!」

横島「残り物…」

コトミ「あっ!すいません…」

スズ「先生が珍しくヘコんでる」

横島「珍しくってなんだ」


横島「で、たまには別の仕事とかやってみたいなって思うわけよ」

横島「男だって毎日同じじゃ飽きちゃうでしょ?」

スズ「この人には先生やらせちゃダメな気がする…」

アリア「つまり先生はなにか別のお仕事をしてみたいと?」

横島「ほらあんたらも職業体験とかやってるでしょ?」

シノ「そう簡単にはできませんが…」

横島「あ、私メイドやってみたいな この間津田の弟がやってたじゃん」

コトミ「桜才祭でやってましたね」

横島「夜のご奉仕してみたいし」

スズ「結局下ネタじゃないですか。いつもと変わんないし…」

アリア「メイドかー…」

スズ「この流れはまずい!」


出島「ようこそ、メイド体験教室へ」

【七条邸】

アリア「出島さんに相談したら今日1日は体験教室してくれるって」

出島「どうせならみなさんもご一緒に」

コトミ「わーい!メイドだー!」

スズ(しまった…よりによって横島先生と出島さんもいるとは…私一人で脳内思春期5人組の相手はキツイ…)

スズ「そ、そういえば今日津田は?」

コトミ「タカくんならウオミーお姉ちゃんと留守番だよ」

スズ(魚見さんまで加わったらいくら津田がいても対処できない!ここは私一人で変態フルハウスのツッコミをしなければ…)

出島「ではまず、みなさんにこちらのメイド服に着替えていただきます」

スズ「え、着替えるんですか?」

シノ「何事も形から入った方がいいだろう?」

横島「形だけでも満足しちゃうけどね」

スズ「詳しくは聞きません」

コトミ「それにしてもよくこんなに用意できましたねー」

出島「七条家をなめてもらっちゃ困ります」

スズ「あの…この一つだけ小さいのは…?」

出島「萩村さんのものです」

スズ「子供用ですか?」

出島「特注です」

スズ「あ、そうですか」パアアア

出島「お嬢様の言った通りでしたね」コソコソ

アリア「急いで作らして正解だったね!」コソコソ

【着替える役員共+α】

コトミ「メイド服って動きづらい…」

出島「主人からの任務を果たすためにまあ…色々と付いてるんですよ」

シノ「詳しくは分からないんですか?」

出島「ええ。ですから私もたまに下は裸の時があります」

スズ「やめてくださいよ」

横島「え、もうやっちゃったんだけど」

スズ「履けーっ!」

すまん寝る…まさか2日目に入るとは思わなかったけど寝る
明日必ず更新します

役員共のスレで2日目とか言われると「ああ、重いほうなんだな」とか思う俺は随分染まったもんだと思う

>>591
こんな体でも更新に来てるわーっ!

【着替え終わりました】

出島「みなさんお似合いですね」

シノ「そうですか?」

出島「ええ、(性的に)食べちゃいたいくらい」ゴクリ

スズ「脱いでいいですか?」

出島「ここで?」

スズ「あーもう本当ダメだこの人」

アリア「私はいつも見てるけど、着てみると新鮮だね」

横島「今度使おうかな」

スズ「使うとか言わないでください」

コトミ「タカくんを誘惑しようかな」

スズ「次から次へと…」

出島「まずは、紅茶を淹れてみましょう」

コトミ「紅茶の方がコーヒーよりなんか貴族っぽい感じがするけどなんでだろう」

スズ「貴族がいるイギリスでは紅茶、いないアメリカではコーヒーがよく飲まれてるからじゃないかしら」

※あくまでも>>1の考えです

コトミ「へえー。私てっきりお漏らしプレイに見立てるのに都合がいいからだと思った」

スズ「貴族はそんなことしないわ、てか一般人もしないし」

アリア「それにお漏らしプレイならもっといいのがあるものね」

シノ「C.C.○emonとかな!」

スズ「実際にやんないでくださいね」

出島「紅茶を淹れる時のお湯は沸騰させてはいけません、およそ98℃で淹れるのがいいと言われています」

横島「何事も行き過ぎはよくないってことね」

シノ「過ぎたるは猶及ばざるが如しというやつですね」

コトミ「…なんでしたっけそれ」

スズ「1年の時にやったじゃない」

出島「痛いくらいに突かれてるとそれは逆に突かれてないのと同じくらい気持ちよくないみたいな感じですね」

コトミ「なるほどー」

スズ「納得すんのかよ」


出島「あらかじめ、カップやポットはお湯で温めておくといいですね」

アリア「出島さん、ところで今日はなんの茶葉を用意したの?」

出島「『エロス』ですね」

シ・ア・コ・横「おおー!」

スズ「そんなんで目を輝かせないでください」

出島「続いて料理に移りましょう」

出島「とりあえずみなさんお上手そうですし、自由に作ってみましょう」

【しばらくの後】

出島「できました?」

シノ「はい」

スズ「なんとかまあ」

アリア「私もできたよー」

横島「私もできたぞ」

シノ・アリア・スズ(横島先生って料理できるんだ…)

横島「今『先生って男だけじゃなく普通の料理もできるんだ…』って顔しただろお?」

スズ「前半は余計です」

横島「26にもなって独り身だとこういうことは自然にできるようになんのよ…」

シノ(横島先生は意外とさみしがりや…)


コトミ「うわあっ!火が!」

出島「失礼」カチャ

出島「メイドを目指す上で大切なことは、焦らないことです」

コトミ「でも結局失敗しちゃいました」

出島「ドジっ子メイドということでいいんじゃないでしょうか」

コトミ「トッキーとキャラ被っちゃうしなあ…」

スズ「なんの心配してんのよ」

出島「短い時間でしたが、メイド教室はここまでです」

スズ(いつもの2倍くらい疲れた…)

出島「なにか質問などありますか?」

コトミ「あ、じゃあメイドをする上で心がけていることはなんですか?」

出島「それはですね…主人への忠誠心です」

出島「メイドというのはあくまでも雇われの身です。だからこそ、その雇い主である主人の期待に応え、危険から守る、それこそがメイドのあるべき姿だと思います」

出島「そのためには、主人との信頼関係を築くことが大事だと思います」

出島「というわけでお嬢様、今夜は私の部屋に…」

スズ「途中までいい話だったのに!」

【翌日】

横島「いやー、昨日はためになった」

コトミ「メイドって奥が深いんですね」

シノ「そういえば横島先生、昨日あの後どこ行ったんですか?」

横島「ああ、習ったことを試しにね」

横島「プレイの幅が広がったよ」

シノ「だろうなとは思いました」

アリア「そういえば、昨日出島さんのテンションが珍しく高かったの」

アリア「みんなが来てくれたからかな」

コトミ「具体的には?」

アリア「なんか見たことない機械を使ってたよ」

横島「私も貸してもらおっかな」

シノ「あれ、ところで今日萩村は?」

コトミ「なんでも心労が祟ったらしくて休みです」

今日はここまで
まさかエロスなんてお茶があるとは思わなかった

一応今は11月頃の設定です
あと5ヶ月か…

シノ「おや、五十嵐に津田、おはよう」

カエデ「おはようございます」

タカトシ「あれ、生徒会も服装チェックですか?」

シノ「そろそろ寒くなってきて着込む生徒も多いからな」

スズ「校則に違反した上着を着用する人もいるからね」

アリア「私も昨日、ついにパンツをはいたよ」

カエデ「いや、通年ではいてください」

コトミ「まあ、タカくんにとっては悲しい時期だけどね」

タカトシ「え?」

コトミ「ブラ透け、水着、半袖…来年までお預けだもんね…」

タカトシ「いらん心配しないでいい」

コトミ「でも本当寒いね…私もなんか羽織ってくればよかったかな」

スズ「もうカエデの木も色づき始めてるわね」

タカトシ「そうですよね」

タカトシ「カエデ、綺麗だなあ」

カエデ「えっ!?」

タカトシ「カエデ、欲しいなあ」

カエデ「はわわわわわ…」

スズ「あら、意外と風流なのね」

タカトシ「家にあったら季節が感じられていいと思うんですよね」


シノ「五十嵐!大丈夫か!?」

コトミ「立ったまま気絶してますね」

コトミ「でもなんでカエデの木って紅葉するんだろう」

スズ「その理由はまだ解明されてないわね」

スズ「冬になると光合成で得るエネルギーより葉とかに送るためのエネルギーの方が多いから、歯を赤くして光合成を抑えてるって説が唱えられているけど」

コトミ「へえー。つまり生き残るために自らの体を削り、厳しい冬を越すという術なんだね」

スズ「そんな言い換えなくても…」

コトミ「でも寒さに耐えきれなくて葉を赤くしてしまいに落とすなんて…」

コトミ「体は正直ってことだね!」

スズ「無理に言わんでいい」


シノ「でも校庭の紅葉って数が少ないな」

カエデ「どうせならもっとたくさんの木を見たいってのはありますね」←起きた

アリア「うーん…あっ!」



シノ「というわけで七条家所有の山に来たぞ」

スズ・タカトシ「わー」←馴れた

出島「ようこそ七条山へ」

出島「今日は紅葉狩りということで」

アリア「出島さんは山岳アドバイザーの資格も持ってるの」

タカトシ「なんでもできるんですね…」

カエデ「あのー…なんで私まで?」

シノ「もっとたくさんの木が見たいと言ったのは五十嵐じゃないか」

カエデ「それはそうですが…」

出島「日帰りの予定ですので出発しますよ」

スズ「日帰りですか…ハードですね」

シノ「まあハードプレイ好きの津田なら大丈夫だろう?」

タカトシ「なんで俺に振るんですか」

アリア「津田くんは辱しめられ好きだもんね!」

タカトシ「俺はこの生徒会でどんな噂をたてられてるんだろう」

出島「では、このロープウェイに乗って山頂まで行きます」

スズ「会長、ロープウェイ大丈夫ですか?」

シノ「景色がきれいなら問題ない!…はずだ」

カエデ「あれ、天草会長って高所恐怖症なんですか?」

シノ「どうも高いところに立つと膝が震えてしまってな」

シノ「まるで絶頂のように」

カエデ「…」

ヴィーーン

タカトシ「あ、動いた」

出島「…」チラッ チラチラッ

タカトシ「どうしたんですか?」

出島「この音じゃバレないんですね」

タカトシ「なんの実験してるんですか 早く取ってくださいよ…」

出島・アリア「はーい」

タカトシ「あんたもかよ!」


スズ「ロープウェイから見る紅葉も綺麗ね!」

シノ「そうなのか…?」

※やっぱり怖かったシノはしゃがんでます

スズ「ええ、普通に見るのと違って上から見ると赤い絨毯みたいです」

スズ「ね、コトミ」

コトミ「そ…そうだね…」

スズ「あら、どうしたのコトミ。酔った?」

シノ「コトミは今日赤い日なのだ…」

コトミ「紅葉だけにね…」

スズ「無理に上手いこと言わんでいい 上手くないし」

スズ「というかなんで会長は把握してるんですか」

出島「頂上です」

タカトシ「…早いですね」

出島「まあ、今回は手軽に登れる山を選んでますからね」

タカトシ「何個山持ってるんですか…」

スズ「津田、山の単位は『山』とか『峰』とか『座』が正しいのよ」

タカトシ「勉強になります」

出島「物の単位って難しいですよね」

出島「私も人を数えるときに『一人』か『一頭』かで迷うんです」

コトミ「犬ってことですね…」

スズ「無理に説明しなくていいよ」

出島「私作のお弁当です」

一同「おいしそー!」

カエデ「山の上で食べるお弁当って趣がありますね」

アリア「自然が気持ちいいからかもしれないね」

タカトシ「あの、これからはどうするんですか?」

出島「登ってきたときと同じくロープウェイで下ろうと思ったのですが…」

シノ「…」

出島「距離もそんなにないですし歩いて下ってみましょうか」

シノ「ほっ」

【ということで歩いて下山する役員共+α】

スズ「歩いて見る紅葉もなかなか綺麗ですね!」

出島「ちょうどシーズン真っ盛りですからね」

アリア「でもちょっと外暗くない?」

スズ「秋は釣瓶落としと言いますからね」

カエデ「というより雲行きが怪しくなってるような…」

シノ「このままじゃ降りそうだな…」

出島「ご心配なく」

アリア「すぐそこに山小屋があるって」

【山小屋】

コトミ「うわー!でっかーい!」

タカトシ「これが…山小屋ですか?」

アリア「そうだよー」

カエデ「前から思ってたけど七条家って何物…?」

ザーザー

シノ「あ、降りだしたな」

スズ「帰れるんでしょうか?」

出島「今確認してきたんですが、この雨は明日の朝まで止まないそうです」

カエデ「ということは?」

出島「今晩はここで一泊ですね」

スズ「もはやお約束の展開ね…」

カエデ「男子と一泊ですか!?そんな…ふしだらです!」

シノ「何をいってるんだ五十嵐」

アリア「津田くんと一夜を共にしたじゃない?」

カエデ「いつまで引っ張るんですかそれ!?」

タカトシ「そもそもなんか言い方がおかしいような」

シノ「そうだぞ、五十嵐。GWの時にもう君は初体験を経験済みじゃないか」

シノ「……お泊まりの」

カエデ「捉える人によっては意味が酷くなるのでやめてもらえませんか!?」

アリア・コトミ「!!」

カエデ「あなたたち一緒にいたでしょ!?」

スズ「でも泊まる以外は選択肢が無いのでは…」

カエデ「……分かりました」

アリア「ではここでお知らせです!」

アリア「実はこの山小屋には部屋が4部屋しかありません!」

出島「二人部屋が3つと一人部屋が1つです」

スズ「こんな広いのにですか?」

アリア「しばらく使ってなかったから管理が行き届いてないらしくて」

タカトシ(管理が行き届いてない割には綺麗だな…)

シノ「つまり誰かが津田と同じ部屋になるわけだな!」

タカトシ「いや、俺は一人部屋でいいんじゃ…」

シノ「いや、一人部屋は…」

コトミ『私は…一人で生きていくと決めたの』

シノ「って言ってたからもう使えないぞ」

タカトシ「あ、そういえばお姉ちゃんがいない!」

タカトシ「あの…俺どうすれば」

シノ「しょうがない、じゃんけんで決めるか」

アリア「勝った人が津田くんと同じ部屋だね!」

出島「負けられませんね」

タカトシ「マジか…」

カエデ・スズ「あの、これ私も参加しなくちゃなんですか?」

シノ「何を言ってるんだ、当たり前だろう」

アリア「津田くんに襲ってもらえるチャンスをみすみす逃しちゃうの?」

タカトシ「襲わないしそもそもそれはチャンスじゃない!」

カエデ(まあ勝つ確率はたったの五分の一だし、ここでやっとかないと後でもっと大変な目に遭うかも…)

シノ「それじゃあいくぞ!最初はグー!」

「じゃんけんぽん!」

シノ→グー  アリア→グー
スズ→グー   出島→グー
カエデ→パー

カエデ「えっ!?」

シノ「さすが五十嵐だな」

アリア「津田くんへの想い…レ○プされたいって想いが強かったんだね」

カエデ「そんなのありません!」

スズ(この展開は予想できた)

いいとこだけど明日の朝?に続きます
まさか3話連続で出島さん出すとは思わなかった

結局こんな時間になってしまった…orz
更新します

カエデ「あの…これ強制ですか?」

シノ「当たり前だろう」

出島「わざわざじゃんけんしてまで決めたんですから」

カエデ「いや、でも同じ部屋ってのは…」

アリア「男性恐怖症を治すためだと思えば」

スズ「段階飛ばしすぎじゃないですか?」

タカトシ「あの、俺リビングで寝ますよ?」

シノ「それはダメだ!」

アリア「ダメだよ津田くん!」

出島「つまらないですよ」

タカトシ「なんで大バッシングなんですか」

出島「そもそもベッドがありませんし」

シノ「さあ、五十嵐!」

アリア「津田くんと同じ部屋で寝るか同じ布団で寝るか選んで!」

カエデ「後者はいりませんよね!?」

カエデ「分かりました…じゃあ同じ部屋でいいです…」

出島「ちなみに部屋は中からロックできますよ」

タカトシ「その情報いらないよね!?」

シノ「さて、お風呂も入ったし夕食も食べた」

スズ「あとは寝るだけですね!」

タカトシ「あの、早すぎませんか?」

現在時刻 20:30

スズ「何言ってるの、そろそろ寝る時間よ」

タカトシ(それは萩村先輩だけじゃ…)

出島「明日は一応下山する予定ですし、早めに寝た方がよいでしょう」

出島「でも私はもう少し起きている予定ですので、津田さんもご一緒しますか?」

タカトシ「危険な臭いしかしないんで遠慮しまーす」

カエデ(ついにこの時間がきたのね…)

シノ「ん?あ、メールだ」

スズ「誰からですか?」

シノ「コトミからだ」

スズ「コトミが?なんの用でしょう」

シノ「『タカくんは少なくとも一週間は抜いてません』だそうだ」

タカトシ「なんの情報だよ」

アリア「まさか今日を狙って…!?」

タカトシ「狙ってないしそもそもなにもしません!」

ちなみに部屋割りは
①シノ・スズ ②タカトシ・カエデ ③アリア・出島 ④コトミ
部屋は一列に並んでます

出島「では私は少し出掛けてきますので」

タカトシ「さっき行ってた用事ですか?」

スズ「こんな時間に出掛けるってなんかあったんですか?」

出島「見回りです」

出島「この山は一応七条家の所有物です。不審者がいないか見回らなくては」

アリア「気を付けてねー」

シノ「さて、寝るか!」

スズ「そうですね」



アリア「それじゃあお休みー」

タカトシ「お休みなさい」

アリア「あれ?津田くん達どこいくの?」

カエデ「あれ、部屋ってここじゃないんですか?」

アリア「そこは一人部屋だよ?」

アリア「それとも二人で一つのベッドを…」

タカトシ「だからしませんって」

カエデ「え、じゃあここが一人部屋ってことは…」

カエデ「副会長がいるのが二人部屋?」

アリア「そうだよ」

タカトシ「お姉ちゃんのとこ、もう鍵閉まってますね…」

カエデ「七条さん!部屋変えてもらえますか!?」

アリア「うーん、でも出島さんが色々置いてっちゃったし」

タカトシ「見てないですけど多分ダメなやつですよね」

カエデ「あ、じゃあ天草会長達の部屋と…」

タカトシ「電話してみますか?」

シノ『萩村がもう寝てしまったから無理だな』

アリア「じゃあ私も寝るね」

タカトシ「あ、七条先輩待ってください!」

【2号室】

タカトシ「まあ、分かってましたが…」

カエデ「ベッドは一台ですね…」

カエデ「なんで副会長は気づかなかったのかしら…」

タカトシ(お姉ちゃんは多分確信犯だな)

タカトシ「あ、じゃ、まあ俺が床で寝ますよ」

カエデ「そんな…津田くんに悪いよ」

タカトシ「でも同じ布団は…」

カエデ「無理です」

タカトシ「ですよね」

タカトシ「すいませんけど布団一枚だけ貸してもらえますか?暖房入ってるけどちょっと寒いんで…」

カエデ「分かったわ」

「いや、人肌同士の方が暖かいからこっちおいでよ」

タカトシ・カエデ「!?」

タカトシ「今の…委員長?」

カエデ「ち、違うわ!私はそんなこと言いません!」

カエデ「今の声は…天草会長ですね!」

シノ『バレたか…』

カエデ「バレるに決まってるじゃないですか」

シノ『二人の卒業式をサポートしようと思ってな』

タカトシ「卒業ってなんですか!」

タカトシ「じゃあ…寝ましょうか」

カエデ「そんなに離れなくてもいいよ」

タカトシ「いや、俺はここでいいですよ」

カエデ「それじゃあ、お休みなさい」

しまった…途中投稿

【数時間後】

カエデ(ん…中途半端な時間に起きちゃったな…)

カエデ(やっぱりちょっと不安…津田くんはいい人なんだけどな…)

タカトシ「クシュンッ!」

カエデ「あれ、暖房止まってる?」

カエデ「動かない…故障かな」

カエデ「津田くんこのままじゃ風邪引いちゃう…」

カエデ「とりあえず布団をもう一枚かけようかな…」

―――――――――――――――――――

『人肌同士のほうが暖かいからこっちおいでよ』

―――――――――――――――――――

カエデ「人肌同士の方が暖かい…か」

カエデ(一緒の布団の方が…風邪引かないかな…)

カエデ「って、なに考えてるの私!?そんな淫猥なこと考えるなんて!」

カエデ「まったく、生徒会の人達に毒されたんだわ」

カエデ(でも津田くんとなら…)

カエデ「今日の私なんかおかしいわ…疲れたのかな」

カエデ「早くもう一回寝よう…」

チュンチュン

カエデ「ん…朝かn…クシュンッ!」

タカトシ「あ、委員長おはようございます」

タカトシ「風邪ですか?」

カエデ「いえ、大丈夫よ」

タカトシ「あれ、布団が一枚増えてる…」

タカトシ「これって委員長が?」

カエデ「昨晩暖房が止まってたからね」

タカトシ「わざわざすいません…あれ、でも今はもう暖房付きますよ」

カエデ「直ったのかな?」

―――――――――――――――――――

シノ「アリア、昨日のはどうだった?」

アリア「ばっちり録画できてるよシノちゃん!」

アリア「一応監視カメラを設置しといて正解だったね」

シノ「まさかあの二人の部屋だけ暖房を止めるなんてな…」

アリア「もう少しカエデちゃんが頑張ればねー」

コトミ「私にも後で見せてくださいよ!」

シノ「ああ、今度ダビングしてもらおうじゃないか」

スズ(あの二人はことごとく災難に見舞われるなあ…)

夜にまた来ます それまでにネタが思い付いたら…
なんかリクエストとかあれば、書ける範囲で書こうかな…

カエデ風邪引く→タカトシお見舞いワンチャン

カエデちゃん人気すげえ…
というわけで>>640の意見を採用させていただきます
短いですがどうぞ

【紅葉狩り翌日 生徒会室】

タカトシ「委員長が風邪を引きました」

タカトシ「きっと暖房がなぜか止まったからでしょう」

スズ(知ってたのか)

コトミ「ま、まあまあタカくん落ち着いて」

アリア「それで今日は風紀委員のお仕事お休みなの?」

タカトシ「ええ、そうなんですが…」

シノ「なにか困りごとでもあるのか?」

タカトシ「実は、例のごとくこの書類を委員長に提出しなくてはいけなくて」

シノ「ならちょうどいいな」

シノ「津田、五十嵐のお見舞いに行けばいいじゃないか」

コトミ「名案ですね!」

タカトシ「いや、委員長って男性恐怖症じゃ」

アリア「でも前に津田くんが風邪引いたときもお見舞いに行ってたじゃない?」

アリア「そのお返しと考えれば」

タカトシ「そうですかね?」

スズ(行かせるように嵌めたのはウチのメンバーだったような)

タカトシ「じゃあ行ってきます」

スズ「あ、さすがに手ぶらはまずいんじゃないの?」

コトミ「? タカくん服着てるよ?」

スズ「いや、グラビア用語じゃなくて」

シノ「さすがに男子に手ブラは必要ないだろう」

スズ「微妙にツッコミがずれてますね」

アリア「私達もお金だすから、なにか果物の詰め合わせとか買っていった方がいいんじゃない?」

スズ「果物ですか。風邪にも効果的ですしいいですね」

アリア「津田くんなら食べたあとに『俺のバナナもどうぞ』ができるし」

タカトシ「もうツッコむのもめんどくさい…」

【五十嵐家】

タカトシ「そういえば委員長の家って来るの初めてだな」

ピーンポーン

カエデ「はーい…」

カエデ「つ、津田くん!?」

タカトシ「ちょっとお見舞いに。あ、あと書類を渡しに」

カエデ「わざわざごめんね」

カエデ(来てもらったのに玄関で追い返すのはさすがに悪いかな…)

カエデ「とりあえず上がってくれる?」

タカトシ「え、あ、じゃあお邪魔します」

タカトシ「これ、生徒会の皆さんから」

カエデ「こんなたくさんのフルーツどうしたの?」

タカトシ「なんでも七条グループ系列の店で買うと安くなるらしくて」

カエデ「七条さんってなんでもありなのね」

タカトシ「あの委員長、寝てなくて大丈夫やんですか?」

カエデ「ええ、もう熱も大分下がったし咳もあまり出なくなったから」

タカトシ「そうですか、あ、これ書類です」

カエデ「わざわざ持ってきてもらってありがとう」

カエデ「あ、お茶淹れるね」

タカトシ「無理しないでくださいよ、委員長」

タカトシ「それに風邪は治りかけが一番危ないって委員長が言ってたじゃないですか」

カエデ「まあそうなんだけど…」

タカトシ「委員長は安静にしててください。俺、果物切ってくるんで」

カエデ「じゃあお言葉に甘えて」

タカトシ「とは言ったものの」

タカトシ「果物切るのって苦手なんだよなあ」

タカトシ「特にリンゴは…」

カエデ「そんなことだろうと思った」

タカトシ「い、委員長!安静にしててくださいって言ったのに」

カエデ「津田くんが怪我したら元も子もないでしょ?」

タカトシ「いや、でもこれは委員長の手を煩わせるまでもありませんよ」

カエデ(姉の影響…?)

タカトシ「それに自分で言い出したことは最後まで自分でやり通したいんです」

カエデ(自分自身に誇りを持ってる…のかな)

カエデ「でも見てると危なそうだから、後ろから支えるだけでもしていい?」

タカトシ「それなら、こっちからお願いします」

【外】

「端から見れば新婚カップルですね…いただき!」パシャッ

>>647
ミス
×
タカトシ「それなら、こっちからお願いします」


タカトシ「それは、俺からもお願いしたいです」

タカトシ「なんとか切れましたね」

カエデ「はい、フォーク」

タカトシ「いや、これは委員長のために買ってきたものですので」

カエデ「私一人じゃ食べきれないし、食べて」

prrrr
タカトシ「あれ、電話?」

カエデ「嫌な予感しかしない…」

コトミ『もしもーしタカくん?調子はどう?バナナは…』

タカトシ「何の用ですか」

コトミ『私の話を断ち切ってまで聞きたいなんて、タカくんとんだ早漏さんだね!』

タカトシ「切っていい?」

コトミ『あ、ちょっと待って!会長に変わるね』

シノ『もしもし津田か?調子はどうだ、バナナは…』

タカトシ「それもうさっき聞きました」

シノ『それでだな、今果物切ったところだろう?』

シノ『前に五十嵐がやったように、今度は津田があーんをして欲しいのだ』

カエデ「何言ってるんですか!」

タカトシ「そもそもあれは俺が腕を怪我してたからで…」

アリア『そういうことなら仕方ないね…』

アリア『GWの時の写真を公開する許可を畑さんに…』

タカトシ「脅迫だ!立派な脅迫ですよそれ!」

コトミ『というわけだから、バイバーイ』プツッ

タカトシ「とのことです…」

カエデ(あの写真は偶然の産物とはいえ公開されてはいけない!)

カエデ「やるしかないね…」

タカトシ「え?マジで言ってるんですか?」

カエデ「あの写真がバラ撒かれるのとどっちがいい?」

タカトシ「まだこっちの方が…」

カエデ「そういうことよ」

タカトシ「あの、大丈夫ですか?」

カエデ「まま、前の時よりは、多分…」

タカトシ「じゃあ…いきますよ?」

カエデ「え、ええ…」

タカトシ「はい、あーん」

カエデ「あ、あーん」

カエデ「くっ…う…ふぅ…」

タカトシ(耐えた…?)

カエデ「お、お、美味しいわね、このリンゴ」

タカトシ(やっぱり精神的に動揺はしてる…)

タカトシ「そういえば、これしたかどうかの確認って誰がするんですかね」

カエデ「…しまった!気持ちに余裕が無さすぎてその事を忘れていたわ!」

タカトシ「あ、委員長待ってください!病み上がりで外に出るのは…」

カエデ「やっぱりいたわね」

カエデ「畑さん!」

畑「いやーん、バレちゃったー」

カエデ「2回目ですからね」

畑「まあ、決定的瞬間は押さえられましたし」

カエデ「今回も消させていただきます!」

【生徒会室】

シノ「おお、また畑からの写真が届いたぞ!」

コトミ「前回の失敗を生かして、今回は一枚ずつ送ってきてるんですね」

スズ(風紀委員会は早急に書類を廃止した方がいいんじゃないかしら…)

今日はここまで
ネタが前やったのと被りましたが、する側とされる側が違うしカエデちゃんの成長も見れたんでそこはご愛嬌で…

今日は短編が溜まってきたので出す!中で!

【昼休み】

シノ「秋だな」

スズ「秋ですね」

アリア「あ、そういえば今日は秋の味覚を持ってきたよー」

スズ「あ!栗ですね」

アリア「ウチの庭で取れたの」

シノ「ほほう…栗か…」

スズ「何考えてるんですか」

アリア「そういえばコトミちゃんは?」

スズ「あれ?どうしたんでしょう」

ガチャ
コトミ「遅れましたー!」

シノ「どうしたコトミ」

コトミ「実は美術部の友達から彫刻を貰いまして」

コトミ「リスの像です」

シノ「なんという偶然…」

アリア「クリ○リスが揃うなんて…」

コトミ「私達は神に踊らされてるのかも…」

スズ「もうやだこの生徒会」

【同じ頃】

タカトシ「暇だなあ」

タカトシ「なんか面白いことない?トッキー」

トッキー「なんもねえよ」

タカトシ「あ、俺今マジックにハマってるんだけど見る?」

トッキー「…暇だから見てやるよ」

タカトシ「えっと、このトランプから一枚選んで」

タカトシ「覚えたら戻してね」

トッキー「どこでもいいのか?」

タカトシ「真ん中でもどこでもいいよ」

タカトシ「そしたらこれをよく切ります」

タカトシ「あ、じゃあトッキーも切ってよ」

トッキー「ああ」

トッキー「あっ」バサバサバサ

タカトシ「そ、それじゃあもう一回やり直そうか」

トッキー「いや、もういいよ」

タカトシ「そう?」

タカトシ「あ、じゃあトランプタワー作ろうよ」

トッキー(トランプは続けるのか…)

タカトシ「じゃあどっちが高く作れるか勝負だ!」

トッキー「はいはい」

【数分後】

タカトシ「やっと三段目か…」

タカトシ「ってトッキーの高っ!」

トッキー「昔からこういうのは得意だったんだ」キリッ

トッキー「そっちのカードも貰うぞ」

タカトシ「うん…いいよ」

タカトシ「あ、トッキー肘危ない!」

トッキー「あっ」バサバサバサ

【放課後】

畑・カエデ「よーし、部活行こう」

畑「あ、風紀委員長ー。今日あなたの部活に取材にいってもいいですか?」

カエデ「コーラス部に?」

畑「ええ」

カエデ「また脅迫のネタを探しにくるんですか?」

畑「オホホホホホホ 脅迫だなんてそんな」

カエデ「ついこの間もありましたよね?」

畑「な、なんの話でしょう?」

畑「今日は真面目な取材ですよ」

カエデ「いつもは真面目じゃないようですね」

畑「そろそろ発表会があるそうじゃないですか?」

カエデ「ええ、まあ」

畑「それに対する心構えを伺いに」

カエデ「まあ内容は真面目ですね」

畑「あとは記事にするために写真も何枚か撮らせていてだきます」

カエデ「そういう目的ならいいですよ」

畑「では後程伺いますので」

畑「そういえばコーラスの時の口ってオナペットに出来そうですよね」

カエデ「取材はNGですね」

タカトシ「こんにちはー」

チリ「よーっす」

チリ「あ、トッキー将棋指そうぜ」

トッキー「…一局だけな」

タカトシ「部長とか生徒会の人とか来ると面倒なことになるんじゃ…」

チリ「大丈夫っしょ」

タカトシ「あれ、トッキーって将棋できたっけ?」

トッキー「昔はたまにやってたからな」

タカトシ「じゃあ俺は見てるよ」

【しばらくして】

チリ「なかなかやるなートッキー」

トッキー「ふん」パチッ

タカトシ「あ、トッキーそれ二歩」

トッキー「あっ」

チリ「勝った…って言っていいのか?」

【生徒会室】

コトミ「あ、そういえば今日早く帰らなきゃだった」

シノ「なにか用事でもあるのか?」

コトミ「今日は私が夕食作る当番でして」

スズ「作れるの?」

コトミ「買って帰る!」

スズ「だと思った」

シノ「そういうことなら今日は早めに帰ってもいいぞ」

コトミ「ありがとうございます」

シノ「今日の連絡はあとでメールしておくからな」

コトミ「わかりましたー」



シノ「よし、では我々も終わりにしようか」

アリア「あれ?この携帯…コトミちゃんのものじゃない?」

スズ「そうですね」

シノ「メールすると言ったのにまったく…」

スズ「とりあえず家の方にかけてみますか?」

シノ「そうだな」

prrrr
スズ「もしもし」

『もしもし、津田ですが』

スズ「私、コトミさんと同じ生徒会の萩村というものですが、コトミさんいらっしゃいますか?」

『コトちゃんね、ちょっと待ってて』

スズ(聞き覚えのある声だと思ったけどこれは…)

スズ(魚見さんが当たり前のように電話に出てる…)

コトミ『もしもしスズちゃん?』

スズ「あ、コトミ?あんた携帯忘れたでしょ」

コトミ『あ、本当だ』

コトミ『やっぱりこんなとこに入れとくもんじゃないね』

スズ「持ち物くらいちゃんと持ってよ…」

コトミ『明日取りに行くから、生徒会室に置いておいていいよ』

シノ「でもそしたら今日の連絡ができないぞ?」

コトミ『あ、会長』

スズ「今すればいいんじゃないですか?」

アリア「でも色んなデータもあるし」

スズ「それくらい覚えられるのでは?」

コトミ『さすがに無理だよスズちゃん…』

シノ「じゃあパソコンの方に送るぞ?」

コトミ『でもウチのパソコンってタカくんと共用なんですよね』

シノ「そうか…もし津田が動画を探してるときにメールが届いたら萎えてしまうな…」

コトミ『都合のいいことにパソコンのある部屋って鍵付きなんですよね』

スズ(魚見さんもコトミもいるのに探すわけ無いでしょうに…)

アリア「じゃあいっそのことそういう動画を送ってあげれば?」

シノ「それだ!」

コトミ『いいですねそれ!』

シノ「早速探してこよう!」

スズ「あの、仕事の連絡は…」

今日はここまで
明日はいよいよ12月に突入だ!

更新します
12月に突入したけど12月感はあまり無いです

カエデ「はあ…」

シノ「おや、五十嵐が悩んでいるようだ」

コトミ「ちょっといたずらしてみます?」

アリア「いたずら…ちょっとロボ研に行ってくるよ」

スズ「全年齢向けのものにしてください」


スズ「誰でしょうか」

カエデ「…副会長?」

コトミ「あれ?なんで分かったんですか?」

カエデ「勘は鋭いので」

カエデ(萩村さんは届かないでしょうとは言えない)

シノ「どうしたんだ?」

カエデ「実は明日、発表会があるんです」

カエデ「が、部員が風邪で4人も休んじゃって」

アリア「水くさいよカエデちゃん!」

スズ「ここに4人いるじゃないですか」

コトミ「この力…命尽きるまでお貸ししましょう」

スズ「そんな仰々しいもんじゃ無いでしょ」

カエデ「でも皆さんの歌も知らないままでは…」

シノ「それもそうだな…よし」

シノ「カラオケ行こう」

横島「あんたたちなに言ってんの!」

横島「学生が、しかも女子同士でそんなとこいくなんて…」

コトミ「普通の方のカラオケですよ」

横島「ならいいや」

スズ「どんな勘違いしてたの!?」

【とゆーわけでカラオケに】

シノ「~♪」

アリア「~♪」

カエデ「みなさん歌上手ですね」

シノ「なんか照れるなー」

スズ「あれ、次は?」

コトミ「3番、津田コトミ!歌います!」

一同「…ゴクリ」

コトミ「なんで身構えるんですか!?」


コトミ「OMG! 目指せリア充 各駅停車を追い越すように♪」

シノ「うまいな…」

カエデ「兼部とかできませんか?」

スズ「歌だけはうまいのね」

コトミ「だけってなんかひどいー」

コトミ「他にも得意なことあるよ」

スズ「例えば?」

コトミ「エロいこと考えたりとか」

スズ「それ得意なことにいれちゃうかー」

カエデ「でもこうやってカラオケに来るのってなんか女子会みたいですね」

スズ「あら、五十嵐先輩らしくない発言ですね」

コトミ「もしかして経験があるとか?」

カエデ「いえ、私はあまりそういうのは…」

アリア「じゃあこれが初体験だね」

カエデ「微妙にひっかかる発言やめてもらえますか」

シノ「でも女子会って具体的になにをするんだ?」

スズ「…恋バナとかですかね?」

アリア「あ、じゃあくじに当たった人が恋愛の話をするってことでいいんじゃない?」

カエデ「えっ?」

コトミ「でもくじはどうします?」

アリア「この中で一番長い毛を当てた人にしよう!」

スズ「抜くな!そしてまた下着を穿いてないですね!?」

シノ「この割り箸でいいんじゃないか?」

カエデ(割り箸…嫌な思い出が…)

スズ「あれ、これまた全員参加ですか?」

コトミ「当たり前だよ」

シノ「じゃあ、この赤い印が付いてるのが当たりだ!」

シノ「ちなみに経○じゃないぞ?」

スズ「誰も聞いてません」

シノ「イクぞ!」

一同「せーの!」

カエデ「また私!?」

スズ(ああ、かわいそうに…)

カエデ「わ、私は別に話すことなんてありません!」

コトミ「まあ男性恐怖症ですもんね」

アリア「でもそんなカエデちゃんにも理想の男性っているんでしょ?」

カエデ「理想の男性…?うーん…」

カエデ「自分自身に誇りを持ってる人ですかね?」

シノ「その誇りを踏み潰したいと」

カエデ「違いますね」

スズ「それじゃあ身近な人はどうなんですか?」

カエデ「身近な人?」

コトミ「いやだなあ五十嵐先輩、タカくんのことですよ」

カエデ「つつ、つ、津田くん!?いきなりなんで!?」

シノ「おやー?すごい焦り方だぞ?」

アリア「すごいアヘり方って言った?」

スズ「『せ』です『せ』!」

カエデ「つ、津田くんは、いい人だと思いますよ」

スズ「でも五十嵐先輩ってだんだん男性恐怖症克服してません?」

シノ「一緒に寝たりあーんしてもらったりしてるな」

カエデ「あれは偶然とかあなた方がやらせたものじゃないですか!」

アリア「それを経るうちにホレちゃったり?」

カエデ「べ、別に好きだとかじゃありません!」

コトミ「おお、リアルツンデレ」

カエデ「なに言っても墓穴掘る気がしてきた」

【一方】

ムツミ「じゃあ今日の練習はここまで!お疲れさまでした」

一同「お疲れさまでした」


タカトシ「いやー、寒いなあ」

タカトシ「あ、トッキー なんか温かいもの食べに行かない?」

トッキー「夕飯大丈夫なのか?」

タカトシ「お姉ちゃんが生徒会の人達と出かけてるから遅くなるって云ってたし大丈夫」

トッキー「で、どこ行くんだ?」

タカトシ「まだ決めてません」

タカトシ「あ、駅前のハンバーガー屋は?」

トッキー「別に私はどこでもいい」


「いらっしゃいませー」

タカトシ「あれ、ウオミーお姉ちゃん!?」

ウオミー「あらタカくん」

タカトシ「ここでバイトしてるんですか?」

ウオミー「ええ、あらそちらの方は?」

タカトシ「あ、クラスメイトのトッキーです」

トッキー「」ペコッ

ウオミー「こうしてみると2人はなんかカップルみたいだね」

タカトシ「アハハ、からかわないでくださいよ トッキーも迷惑そうだし」

ウオミー「そんなお二人にお姉ちゃんからプレゼント」

ウオミー「AかBの箱を選んでね」

タカトシ「じゃあAで」

ウオミー「おめでとう、大人のおもちゃフルセットだよ」

タカトシ「いりません」

ウオミー「ちなみにBはコン○ーム+ローション」

タカトシ「どっちもいりません」

タカトシ「じゃあ俺らはこれで」

ウオミー「タカくん、頑張ってね」

タカトシ「なにをだ」

トッキー(カップル…か)

今日はここまで
余談だけど今回のコトミの選曲は、アニメ一期の確かクリスマスの話で情熱の花を歌ってたためです

暑い日が続く中、今日はクリスマスの話です
季節感ねーな…

シノ「さて、明日から冬休みだ」

アリア「もう今年も終わりだね」

スズ「1年経つのも早いですね」

コトミ「そうろ…」

スズ「おっと、それ以上は言わせないわ」

コトミ「せめて最後までボケさせてよ!」

シノ「それにしても今日は特に寒いな…」

コトミ「なんでも今年一番寒いらしいですよ」

スズ「こうも寒いとなんとかして暖をとりたいですね」

アリア「あ!」

アリア「シノちゃん、ちょっとトイレにイってくるね」

シノ「大丈夫かアリア、さっきも行ったばっかじゃないか?」

アリア「今度は身体を温めるためだよ」

スズ「ストーップ!」

コトミ「なにか温かいもの食べたいですね」

シノ「温かいもの…男か?」

スズ「最初に出てくるのがそれですか?」

アリア「具体的には精○だね!」

スズ「別に言わなくていいです!」

シノ「温かいもの…そうだ」

シノ「闇鍋しよう」

スズ「や、闇鍋?」

シノ「そうだ」

コトミ「それならウチでやりましょうよ。人数多い方が盛り上がりますし」

シノ「そうだな!」

シノ「よし、みんな材料を持ってコトミの家に集合だ!」

コトミ「ということで、会長達が来るよ」

タカトシ「はあ」

コトミ「とりあえず材料を用意しないと」

コトミ「あ、あと鍋」

ウオミー「でも食材があんまりないよ?」

コトミ「うーん、じゃあ昨日の余り物で…」

タカトシ「さすがにそれは失礼でしょ」

タカトシ「とりあえず冷蔵庫探してみるか」


タカトシ「大根、人参、ジャガイモ、玉ねぎ…なんだ、結構あるじゃん」

タカトシ「とりあえず俺が皮剥いておくんで、お姉ちゃん達は鍋の用意を…」

コトミ・ウオミー「ジーー」

タカトシ「視線上げろ!」

ピーンポーン
シノ・アリア・スズ「おじゃまします」

コトミ「あ、どうぞどうぞ」

ウオミー「上がってください」

シノ「やあウオミー」

ウオミー「いきなり闇鍋なんてビックリしました」

アリア「突然で悪かったかな?」

ウオミー「いえ、準備はできてます」

スズ(なぜ誰も魚見さんがいることに驚かない!?)

グツグツ
シノ「おお、準備万端じゃないか」

コトミ「真の闇を造り出しますよ」

タカトシ「なんかニュアンスがおかしい」

スズ「一応闇鍋とは言いますが…」

ウオミー「食べれないものを入れるのはやめましょう」

アリア「出島さんから預かってきた、美味しくなるっていうこの粉末は?」

スズ「危険な臭いしかしないんでやめてください」


コトミ「食材置きました?」

シノ「ああ」

スズ「置いたわ」

アリア「準備OKだよ」

コトミ「それじゃあ…電気消します!」パチッ

スズ「ままま、真っ暗ですね」

シノ「手元すら見えないな」

ウオミー「炎の回りにもカバーを付けました」

ウオミー「でもこんな真っ暗だとなにしてもバレませんね」

タカトシ「おかしい…見えないはずなのに全員からの視線を感じる…」

ポチャポチャ
コトミ「なかなか具材を入れづらいなあ」

ウオミー「童貞が初めてヤるときもそんなこと思うのでしょうか」

シノ「どう思う、津田?」

タカトシ「俺にふらないでください」


シノ「あらかた入ったな」

コトミ「何が入ってるんでしょうかね」ワクワク

スズ「食べれるものしか入ってないんですよね?」

コトミ「食べようと思えば何だって食べれるよ!」

スズ「そんなサバイバル精神いらないわ…」

スズ「うーんと…これは、肉団子かな」

タカトシ「ウチの昨日の余り物です…」

アリア「うーんと…これは、肉棒かな」

コトミ「ウチにあった肉棒ですね」

タカトシ「ちゃんとソーセージと言ってください」

ウオミー「じゃあ私はタカくんの肉棒を…」

タカトシ「冗談でもやめて!」


シノ「これは…アワビか?」

アリア「あ、私が持ってきたものだね」

スズ「えっ?」

シノ「私はアワビがそんなに得意じゃないのだ」

スズ「苦手なんですか?」

シノ「共食いしてるみたいで」

スズ「食事中にそういうのやめてください」

コトミ「ぷはー!お腹一杯」

ウオミー「闇鍋って意外と楽しいものですね」

シノ「なにが入ってるか分からないドキドキ感が味わえるからな」

スズ「本当に色々な食材が入ってましたね」

タカトシ(だいたい七条家の具材だったような…)

コトミ「あ、歯を磨かなきゃ」

スズ「あ、待ってコトミ」

スズ「食後すぐに歯を磨くと返って歯を痛めるのよ」

コトミ「へえー」

アリア「じゃあ歯磨きフ○ラは?」

シノ「それは食前にするものだろう」

スズ「…」

【しばらくして夜も更けて】

シノ「よし」

コトミ「どうしたんです会長 サンタのコスプレして」

コトミ「新たな性癖に目覚めたんですか?」

シノ「いや、これは守備範囲じゃないな」

シノ「実は普段世話になってる皆にプレゼントを配ろうかと思ってな」

コトミ「プレゼント…私も早く寝れば良かった…」

シノ「あ、後でコトミの分も渡すぞ!」

コトミ「本当ですか会長!」

【タカトシの部屋】

コトミ「いきなりタカくんの部屋ですか」

シノ「でもなんかおかしいな」

コトミ「なにがです?」

シノ「普通、男が女の部屋にこっそり入るものだろう」

コトミ「ああ、そっか」


シノ「さて、津田も寝てるし…」

コトミ「することは決まってますね!」

シノ・コトミ「トレジャーハントだー!」


シノ「机の引き出しには無いな」

コトミ「ベッドの下にも無いですね」

コトミ「いっつも探そうとしてるんですが、何分時間が無くて」

シノ「今夜は時間もあるし探しだしてやるぞ!」

【15分後】

シノ「無いな…」

コトミ「無いですね…」

シノ「やはり津田はEDなのか?」

コトミ「そういえば最近大きくなってるの見ないですね」

シノ「そんな津田にはオナホとエロ本をプレゼントだ」

【スズ寝室】

コトミ「次はスズちゃんですね」

シノ「11時位まで起きてたが、萩村大丈夫なのか?」

コトミ「そのせいか、間違って子供用の布団敷いたのに何も言いませんでした」

シノ(明日が心配だ…)

コトミ「あ、ここですね」

シノ「起こすと悪いから静かに置いてこよう」

コトミ(さっきタカくんの部屋で大騒ぎしたけど…別にいいよね!)

シノ「」テクテクテク チラッ テクテクテク

シノ(無意識に靴下かかってないか見てしまった)
コトミ(無意識に靴下かかってないか見ちゃってた)

シノ・コトミ(サンタ信じてそうで…)

コトミ「ちなみにスズちゃんにはなにを?」

シノ「牛乳と小魚だ」

【ウオミーの部屋】

コトミ「次はウオミーお姉ちゃんの部屋ですね」

シノ「ウオミーって部屋まで持ってるのか?」

コトミ「週に2、3回は来るので」

ガチャ
シノ「…ウオミーは何を付けてるんだ?」

コトミ「拘束具ですね。寝相が悪いらしくって」

シノ「なんか気持ち良さそうだな」

コトミ「なんか癖になりますよアレ」

シノ「今度試してみよう」

コトミ「ウオミーお姉ちゃんにはなにを?」

シノ「ムチだ」

シノ「たまには縛られる側じゃなく縛る側の気持ちも理解した方がいいと思ってな」

【アリア寝室】

コトミ「最後は七条先輩ですね」

ガチャ
アリア「あれ?シノちゃんにコトミちゃん、そんな格好してどうしたの?」

シノ「わ、私はシノちゃんじゃないぞ?サ、サンタだ!」

アリア「サンタっておじさんじゃなかった?」

シノ「突如少女と入れ替わってだな…」

コトミ「その設定いいですね」


アリア「実は私、枕が変わると眠れなくて」

シノ「そうなのか…」

コトミ「あ、そういえば身体を温めるとよく眠れるって聞いたことありますよ」

シノ「身体を…」

アリア「温める…?」

【再びタカ部屋】

アリア「津田くん…」

タカトシ「zzz…ん…?」

アリア「津田くん…」

タカトシ「し…ちじょう…せんぱい?」

アリア「抱いて!」

タカトシ「……………!?」

タカトシ「いきなりなに言い出すんですか!?」

コトミ「実はかくかくしかじかで」

アリア「身体を温めるにはこれが一番かなって」

タカトシ「末恐ろしいぜこの人達…」

今日はここまで

おっと酉付け忘れた
全くの裏設定ですがウオミーお姉ちゃんは月から木の間に一回、金曜に泊まって土曜に帰るっていうローテです
更新はもう少しだけ遅くなります

ムツミ「よーし、今日も部活頑張るよ!」

チリ「人がいないけどな」

タカトシ「なんでもみんな帰省中らしいです」

ムツミ「うーん、これじゃあ練習できないね…」

タカトシ「誰かに相談してみます?」

ムツミ「じゃあ生徒会に相談してみようか」

トッキー(あいつらはやめといた方がいいだろ)

タカトシ「ということなんですが」

シノ「そうか、誰か手助けに行けるものがいればいいのだが…」

アリア「あ、そういえばこんなものがあるけど」

タカトシ「なんですコレ 人形?」

コトミ「惜しいね、正解はラブドール!」

スズ(なんであるんだろう…)

タカトシ(相談相手間違えたな…)

タカトシ「どうしたらいいですかね」

コトミ「タカくん、スルーが上手くなったね」

シノ「これから練習か?」

タカトシ「ええ」

シノ「よし、我々も参加しよう」

スズ「えっ!?」

シノ「今日は余り仕事もないしいいだろう」

コトミ「やったー!」

スズ「あんたはただサボりたいだけでしょ」

【というわけで参加する役員共】

アリア「うーん…柔道着って着るの難しいなあ」

スズ「そうですか?あまり難しそうだと思いませんが」

コトミ「帯をキツく絞めると気持ちいいんだけど、緩く閉めてはだけるのを狙うってのも…」

スズ「もう勝手にしてください」


ムツミ「サイズとか大丈夫ですか?」

シノ「ああ、問題ないぞ」

コトミ「わたしはちょっと…」

ムツミ「あれ?合ってなかったかな」

コトミ「胸のところが…」

シノ「…」ゴゴゴゴゴ

スズ「会長!殺気がでてます!」

タカトシ「あ、みなさん似合ってますね」

コトミ「襲いたくなるくらい?」

タカトシ「その例えは違うな」


タカトシ「ところでみなさんって柔道したことあるんですか?」

シノ「私はあるぞ、去年も試合に出たし」

ムツミ「あの時はお世話になりました」

タカトシ「?」

アリア「私もあるよ」

スズ「私もあるわ」

コトミ「私もある」

タカトシ「あれ?お姉ちゃんってやってたっけ」

コトミ「七条先輩に本借りたから、四十八の寝技まで完璧だよ!」

スズ「去年のネタを引っ張るな!」

ムツミ「じゃあコトミちゃんは受け身の練習をしててもらって…」

ムツミ「私達は乱取りをします」

一同「おー!」


コトミ「いいなー私も投げたりしてみたい」

タカトシ「まあ、柔道は受け見とれないと危険だからね」

コトミ「おや、タカくん詳しいね」

コトミ「やっぱり受け身の方が合ってるから?」

タカトシ「今柔道の話してたよね?」

ムツミ「さて、次は寝技の練習をするんですが」

コトミ「あ、私もできる!」

チリ「となると…1人余るな」

ムツミ「え?ぴったりじゃない?」

ムツミ「会長、七条先輩、スズちゃん、コトミちゃん、チリ、トッキー、私」

ムツミ「それにタカトシくん」

タカトシ「え、俺ですか!?」

シノ「人数的にしょうがないじゃないか」

コトミ「誰とヤりたいんだい?」

タカトシ「いや、お姉ちゃんとでいいんじゃ」

コトミ「私達姉弟なのに?」

タカトシ「別にやましいことするわけじゃないってのに」

あと少しなのに時間が…続きは明日

ムツミ「じゃあトッキーでいいんじゃない?」

トッキー「え?」

チリ「あー、トッキー仲良いもんな」

タカトシ「さすがにそれは…」

コトミ「タカくん、これはしょうがないことなのだよ」

タカトシ「いや、お姉ちゃんが拒否するからこうなったんじゃ」

スズ「そういう風に意識すると返って逆効果なんじゃない?」

タカトシ「萩村先輩まで…」

トッキー(止める人間がいねえ…)

ムツミ「あれ?みんなどうしたの?」

コトミ「なんでもないよ」

シノ「よし、練習しよう」

タカトシ(なんかいっつもこんな目に遭ってないか俺…)

トッキー「あーだこーだ言っても変わんねえし…やるぞ」

タカトシ「大丈夫なの、トッキー?」

トッキー「別に大丈夫だ、練習だし」

トッキー「お前が変な気起こすとは考えてねえし」

コトミ「タカくんは奥手過ぎるね!」

アリア「やっぱり津田くんED説かも」

シノ「いや、二次コンかもしれんぞ」

タカトシ「こうやって根も葉もない噂が広まるのか」

トッキー「ふんっ」

タカトシ「ぐはっ!」

シノ「やはりいいものだな…」

コトミ「男女のくんずほぐれつ…」

スズ「あの、ただ単に柔道の練習してるだけなんですが…」

アリア「ちょっと濡れてきちゃったから下着穿いてくるね」

スズ「また穿いてなかったのか!」

畑「みなさん、ちょっとこちらに」

スズ「いつもいきなり来ますね…」

シノ「どうした畑」

畑「この角度から見るとなんかこう…いい感じです!」

コトミ「うっひょー!これは!」

タカトシ「誰かあいつら止めて!」

昨日ここまで書いときたかった…
もちろんこの話はオープニングを見てて思い付きました

次は今夜かな
ウオミーお姉ちゃんの話かお正月の話です
時期的にはお正月の方だけど話ができてるのはウオミーの方…

【おまけ】

コトミ「今日は疲れたー…」

シノ「部活終わりのシャワーは気持ちいいな」

アリア「さっき濡れちゃってたからこれは嬉しいね」

スズ「シャワー股間にあてんな!」

トッキー「あれ…」

ムツミ「どうしたのトッキー?」

トッキー「髪止めがねえ」

ムツミ「荷物のとことかは?」

トッキー「さっき見たけど無かった」

ムツミ「じゃあ、トッキーはそっち探して。私はこっち探すから」

チリ(髪止め付いてるじゃんっていえない空気に…)

結局ウオミーとお正月の話になりました
今日は寝る前に書ききるぞ

【大晦日】

コトミ「あ、今年のレコ大新人賞ってトリッキングだったんだ」

タカトシ「へえー」

コトミ「これからなに見ようかな…」

タカトシ「紅白でいいんじゃない?」

ウオミー「そろそろ年越しそばできるよ」

タカトシ「あの、ウオミーお姉ちゃん…今日は帰った方がいいんじゃ…」

ウオミー「私も両親が出張中で、津田家にお世話になってと言われたから」

コトミ「わーい!ウオミーお姉ちゃんと年越しだー!」

タカトシ「うちも両親いないんだけどな…」

ウオミー「タカくん、こんな状況でも変な気起こさないんだね」

コトミ「姉妹丼の準備はできてるのに」

タカトシ「今年も最後までそんな感じなんだね」

ゴーン ゴーン

コトミ「除夜の鐘だ!」

ウオミー「人間には108の煩悩があると言われていて、それを滅するために108回鐘を叩くらしいね」

タカトシ「へえ…」

コトミ「煩悩ってそもそもなんなんだろう」

ウオミー「簡単に言えば人間の欲だね」

コトミ「性欲?」

ウオミー「そう」

タカトシ「あんたらが一番煩悩あるだろ」

ウオミー「そろそろ年が明けるね」

コトミ「なんかワクワクしてきた」

ウオミー「オ○ニーする前とどっちがワクワクする?」

コトミ「そのへんはタカくんの意見も取り入れないと」

タカトシ「あと10秒ですよー」

ウオミー「あ」

タカトシ「どうしたんですか?」

ウオミー「下着穿くの忘れたかも」

タカトシ「誰の影響ですか…」

ウオミー「盗ってもいいよ?」

タカトシ「盗りません!」

コトミ「あ、明けたー!」

タカトシ「年の最後になんてくだらない話を…」

ウオミー「あけ
     おめこ
     とよろ」

タカトシ「改行がおかしい」

コトミ「くっ、今年初ボケを持ってかれた」

タカトシ「なにを競ってるんだよ」


タカトシ「じゃあ俺は寝ようかな」

コトミ「もう寝るの?」

タカトシ「もうって…いつも寝てる時間だし」

ウオミー「さっきソバ食べたばっかりだから、今寝ると体に悪いよ」

タカトシ「そうですか?」

ウオミー「それともこれから初オナ○ーするの?」

タカトシ「そんな初がつくもの初めて聞いた」

タカトシ「おやすみなさーい」

ウオミー・コトミ「おなすみなさーい」

タカトシ「なんだその挨拶」バタン

コトミ「そういえば今日昼から会長達が来るって言ってました おせちもって」

ウオミー「私がシノっち達に着物の着付けを教えるって約束したからだね」

コトミ「着物…私も着たいなあ」

ウオミー「倉庫に無かった?」

コトミ「後で探してこよう」


コトミ「会長達のおせち楽しみだなあ」

ウオミー「私達もなにか…お雑煮とか作ろうか」

コトミ「私手伝います!」

ウオミー「タカくんが寝てるうちに色々混ぜないとね」

コトミ「なに入れます?」


スズ「はっ…夢!?明日行っちゃいけない気がしたけど…」

【昼】

シノ「あけ
   おめこ
   とよろ」

タカトシ「流行ってるんですかそれ?」

シノ「おせち持ってきたぞ」

スズ(スルーなの?)

タカトシ「わざわざすみません」

タカトシ「とりあえず上がってください」

タカトシ「あれ?七条先輩は?」

シノ「アリアは自分の家で着替えてくるそうだ」

スズ「なんでも4、5人がかりで着付けるとか」

タカトシ「金持ちって次元が違うな…」

ウオミー「第3回、ウオミー姉さんの着付け教室ー」パチパチパチ

スズ「第3回?」

ウオミー「私、学校でも着付けとか教えてるんですよ」

ウオミー「チャイナドレスとかメイド服とか」

スズ「それはコスプレです!」

ウオミー「今度着ます?」

スズ「もうこりごりです!」

シノ「おや、津田姉弟はどうした?」

ウオミー「コトちゃんの着物を探しに物置へ」

【物置小屋】

コトミ「あれ、無いなー」

タカトシ「前に使ったのいつだっけ」

コトミ「確か去年」

タカトシ「それなら結構前の方にあると思うんだけど…」

コトミ「いや、一度使ったからこそ奥の方まで入っていくんじゃない?」

タカトシ「なんの話だよ」


タカトシ「そういえばさ」

コトミ「なに?」

タカトシ「なんでウオミーお姉ちゃんはここに着物あるって知ってたの?」

コトミ「津田コトミ、ただいま帰還しました!」

シノ「あったのか?」

コトミ「タカくんの野球道具の下にありました」

コトミ「それはさながら私が圧迫されて身動きがとれないまま今にも犯そうとするタカくん…」

タカトシ「なんという想像力!」

ウオミー「それじゃあ着付けていくよ」

タカトシ「じゃあ俺はあっち行ってますね」

ウオミー・コトミ・シノ「え?見てないの?」

タカトシ「なんでそうなるんですか」

シノ「別に下に肌着着てるしな」

ウオミー「シノっちの場合は見られてもあまり…」

ウオミー「あ、なんでもありません」

シノ「もう!まったくこれだから巨乳は!なあ萩村?」

スズ「私にふらないでください」

タカトシ「あ、みなさん似合ってますね」

※結局離れてテレビを見てたタカトシ

ウオミー「そう?頑張った甲斐があったね」

ピーンポーン
コトミ「はーい」

アリア『こんにちはー』

コトミ「あ、七条先輩だ」

アリア「あけ
    おめ」

タカトシ「散々聞いたんでいいでーす」

スズ「あ、七条先輩の着物豪華ですね」

アリア「そう?なんか照れちゃうね…」

シノ「アリア、顔真っ赤だぞ」

アリア「こんなとこで絶頂迎えちゃったかな?」

タカトシ「今年も先輩方は平常運転だ!」

シノ「よし、みんな揃ったことだしおせち食べるか」

コトミ「おせちー!」

ウオミー「お雑煮もありますよ」


タカトシ「うん、これおいしいですよ!」

コトミ「おいひーい!」

スズ「コトミ、口に物入れたまま喋らないの」

コトミ「でも精○口に入れたまま話しかけられるのは…」

シノ「エロいな」

アリア「エロいね」

ウオミー「エロいですね」

スズ「前も言ったけど食事中の下ネタはやめなさい」

コトミ「ぷはー!おいしかったー」

タカトシ「お腹一杯だー」

アリア「」ソワソワソワソワ

シノ「どうしたアリア?」

アリア「この服だとちょっと…」

スズ「お手洗いですか?」

アリア「貞操帯が外せない…」

スズ「じゃあ付けてくんな!」

ウオミー「これからどうしますか?」

シノ「そうだな、せっかく着物を着たことだし…」

シノ「初詣行こう」

コトミ「いいですね!」

ウオミー「あ、それならタカくんに着物の脱がせ方を教えなきゃいけませんね」

タカトシ「必要ないですね」

今日はここまで

時間がないので短めの更新
こうなったら意地でも毎日更新だ…

タカトシ「うわっ…人多いですね」

シノ「そりゃ元日だからな」

アリア「スズちゃん、迷子にならないように気を付けてね」

スズ「なっ!子供扱いしないでください!」

アリア「じゃあ…うっかり挿れられないように気を付けてね!」

スズ「それが大人扱いですか!?」

タカトシ「そもそもそんな状況になることがないだろう」

ウオミー「それにしてもすごい人ですね」

スズ「本殿が見えないわ」

コトミ「それはスズちゃんだからじゃ…」
タカトシ「俺は見えるけど…」

スズ「なんか言った?」

コトミ・タカトシ「言ってません」

タカトシ「こんなに人多いとぶつかっちゃいそうだな」ガッ

スズ「言ってるそばから…」

タカトシ「あ、すみません」

カエデ「ええ、こちらこ…そ」

カエデ「つ、津田くん!」

タカトシ「あれ、委員長。あけましておめでとうございます」

カエデ「おめでとう。今年もよろしくね」

コトミ「五十嵐先輩が普通の会話を!」

シノ「いつの間に男性恐怖症を克服したんだ!」

アリア「毎日放課後に津田くんと克服しようとしてたもんね!」

ウオミー「誰も居ない教室で二人っきり…お姉ちゃんも混じりたかった」

タカトシ「どんどん話が飛躍してませんか?」

アリア「だからカエデちゃんは今日初詣に来たんだね」

カエデ「なにも繋がってませんが…そもそもまだ克服したとは言えませんし」

スズ(どう見てもしてると思いますが…)

アリア「人がいっぱいいる中で着物で誘惑してそのまま姫初め…」

コトミ「あ、聞いてない」

カエデ「ホホホホホ…」


カエデ「それにしても進みませんね」

タカトシ「ええ、人多いですから…」ガッ

タカトシ「あ、まただ…すみません」

トッキー「ああ」

タカトシ「あれ、トッキー?」

タカトシ「トッキーも初詣?」

トッキー「ああ、親と来たんだけどはぐれちまって」

コトミ「だろうと思った」

カエデ「こら、あなた!鳥居をくぐる前に帽子は取らなきゃダメよ」

タカトシ「そうなんですか?」

スズ「そうよ」

カエデ「桜才はそれなりの名門校ですから校外でもきちんとした生活を送ってください」

ウオミー「英稜は?」

スズ「あなたが生徒会長ですよね」

タカトシ「ま、まあ今回はトッキーも知らなかった訳ですし」

カエデ「そうやって見逃すから直らないんじゃないかしら」

カエデ「それとも津田くんはそっちの肩を持つの?」

タカトシ「い、いやそういう訳じゃ…」

トッキー「ふん」


畑「修羅場…?」パシャ

【なんとか本殿に付きました】

コトミ「お願い事なににしようかなー?」

スズ「あまり欲に走っちゃダメよ」

タカトシ「二礼二拍手一礼でしたっけ」

ウオミー「あら、タカくん詳しいのね」

シノ「神前だからしっかりやらないとな」

アリア「でも真面目にやり過ぎるのも考えものじゃない?」

カエデ「どういうことでしょう」

アリア「礼が深すぎるとバック突き待ちみたいに…」

タカトシ「神前なのに…」

トッキー(ダリい…)

【参拝終了】

コトミ「会長達はなにをお願いしたんですか?」

シノ「私は大学合格だ」

アリア「私もだよ」

カエデ「私もです」

タカトシ「大学…先輩達もあと3ヶ月で卒業なんですね」

スズ「寂しくなりますね…」

シノ「こら、みんな落ち込むな、卒業は悪いことではないじゃないか」

シノ「ほら、津田の場合は大人に近づく訳だし」

タカトシ「いいムードぶち壊し」

今日はここまで
シノ達がいつ受験勉強してるとか細かいことはまあ…優秀なんでね…

今日はここまで
シノ達がいつ受験勉強してるとか細かいことはまあ…優秀なんでね…

二重投稿になってた…

すみません昨日出かけてて帰ったの 11時でした…
そのまま寝てた…

今日は朝晩2回更新します
起きてれば…

シノ「なぜ私は胸が小さいのだろうか」

スズ「いきなりなにを言い出すんですか」

シノ「アリアみたいにおっきくなりたい」

アリア「そんなこと言われても」

コトミ「へ、別に会長はそんなに小さくないですよ?」

シノ「コトミ、君も大きい方じゃないか」

シノ「入学してすぐに制服がキツかったんだろう?」

コトミ「あ、制服買い換えました」

シノ「うわーん!」

シノ「みんなもっと大きくなって肩がこってしまえー!」

スズ「あの仕事は…」

アリア「シノちゃん、ちっちゃくてもいいことあるよ!」

シノ「例えば?」

アリア「ロリコンにとってはちっちゃい方がいい!」チラッ

シノ「私はもうロリって年じゃないからな」チラッ

スズ「こっち見んな!」

コトミ「でもロリ巨乳ってのもあるじゃないですか」

シノ「年下にも負けるのか…」

コトミ「うーんと…ほら、小さいのを恥じらってる女子に萌えるとか」

シノ「大きい方が需要があるじゃないか」

コトミ「ですね」

シノ「認めるなー!」


シノ「よし、こうなったら貧乳派と巨乳派に別れて討論だ!」

スズ「わざわざ休日に来たのになぜ…」

※土曜日です

シノ「ルールは簡単だ」

シノ「それぞれのいいところを挙げていく、それだけだ」

スズ「決着つくんですか?それ」

シノ「まあなんとかなるだろう」


シノ「まずは我々からだ!」

スズ「え、私も入ってるんですか?」

シノ「当たり前だ」

シノ「小さいと未来がある!」

アリア「胸の成長って初経から3、4年で大体止まるらしいよ」

コトミ「それに大きくてもさらに成長するってこともありますからね」

シノ「私の切り札が~…」

スズ(身長は止まらないよね…)

アリア「次は私達の番だね!」

コトミ「ぎゃふんと言わせてやりますよ!」

スズ「今時ぎゃふんって」

アリア「大きいと色々挟めるよ!」

スズ「最初からそれは…」

シノ「ほほう、色々ってなんだ?」

スズ「それ以上は言うなー!」

コトミ「それに揉んでると気持ちよくなります!」

スズ「何て下らない討論なんだろう…」

【その議論は三時間続いた】

シノ「おや、もうお昼か」

スズ「なんて無駄な時間を…」

アリア「とか言ってもスズちゃんノリノリだったよね」

コトミ「『胸が小さいのは進化した証拠です!』って言ったときは負けたと思ったよ」

スズ「決着なんてつかないでしょこれ」


コトミ「あっ!」

シノ「どうしたコトミ」

コトミ「お弁当忘れました…」

コンコン
タカトシ「失礼します、お姉ちゃんいますか?」

コトミ「あれ、タカくん」

タカトシ「お弁当忘れたんでしょ」

コトミ「さすがタカくん、気が利くね!」

コトミ「痒いところに手が届くというか、Gスポットにアレが届くというか」

タカトシ「例えへったくそだな」

タカトシ「まあ俺も午後から委員会の仕事があるからね」

シノ「そうだ津田、一つ質問があるのだが」

アリア「巨乳と貧乳どっちが好き?」

タカトシ「帰っていいですか」

アリア「津田くんは揉んだり挟んだりしたいよね」

シノ「いや、小さい胸の方が性的に興奮するんだろう」

タカトシ「なんの話をしてるんですか」

スズ「午前中ずっとやってたわ」

タカトシ「あ、そういえば差し入れがあるんです」

シノ「ナニを挿れてくれるんだ?」

タカトシ「これくらいじゃもうツッコまない」

タカトシ「なんか移動販売の車が売ってたクリームパンです」

タカトシ「結構大きかったんですが安かったんでつい…」

タカトシ「あ、どうぞ」

スズ「あら、美味しそう!」

アリア「そ、想像より大きい…」

シノ「ほら…しっかり食え」

アリア「こんな大きいの…口に入らないよ」

シノ「じゃあまず舐めてみるんだ」

アリア「うん…」


シノ「大分いい感じじゃないか…そろそろ出そうだ」

アリア「え、なにが?」

シノ「白いやつだ」

アリア「えっ!?」ビュルッ

シノ「やっとでたなクリーム」


アリア「どうだった?」

タカトシ「なにがですか」

シノ「即興芝居!」

スズ「コトミ、私の分あげるわ」

タカトシ「お姉ちゃん、俺のも」

コトミ「どうしたの?」

タカトシ(買ってくるもの間違えた…)

スズ(なんであんなに息ピッタリなのかしら…)

夜にまた来ます
ちなみに俺は貧乳派です

更新します。今回の話は濱中であったな…
ちなみに関係はないですが朝の話と同じ日の話

タカトシ「こんにちはー」

カエデ「あら津田くん、わざわざ休日にごめんね」

タカトシ「いえ、なんてことないですよ」

タカトシ「それで、今日はなにを?」

カエデ「この資料の整理をしようと」

タカトシ「多いですね…」

カエデ「パソコンも借りてきたから、打ち込んでグラフ化しようと思うの」

タカトシ「分かりましたー」


カエデ「あら、津田くんパソコンうつの速いね」

タカトシ「家でもよく使ってますからね」

カエデ「家でも…」

タカトシ「別に変な目的じゃないですよ?」

カエデ「わ、分かってるわ」

委員A「委員長、こっちの方終わりました」

委員B「こっちもです」

カエデ「あ、じゃあ終わった人から帰っていいですよ」

委員「お疲れさまでしたー」

タカトシ「あの、委員長。この資料に別のが混じってたんですが」

カエデ「あれ、間違ったの取ってきちゃったのかな」

タカトシ「あ、じゃあ取り替えてきますよ。どこですか?」

カエデ「4階の資料室だよ」

カエデ「あ、でも1人じゃ見つけられないかもしれないから私もついていくよ」

タカトシ「わざわざすいません」

委員C(委員長一人で行けばいいんじゃないんだろうか)

カエデ「あ、終わったら帰ってていいよ」

【4F 資料室】

タカトシ「うわっ、結構ちらかってますね」

カエデ「ほとんど人が来ないもの」

タカトシ「どこら辺ですか?」

カエデ「もう少し奥の方なんだけど…」

タカトシ「ホウキが邪魔ですね」

カエデ「私が来た時はそんなもの無かったんだけど…」

タカトシ「一旦このホウキ、外だしていいですかね」


カエデ「確かここら辺に…」

タカトシ「あ、これじゃないですか?」

カエデ「そうみたいね」

タカトシ「早く出ましょうよ、ここ寒いですし」

カエデ「暖房も無いみたいね」

『ほら、先に帰っちゃうよー』タッタッタッ

『あ、待って待って!』タッタッタッ ガッ

タカトシ「外、廊下を走ってるみたいですね」

カエデ「コラあなたたち!廊下を走っちゃ…」ガツッ

タカトシ「どうしたんです、委員長」

カエデ「扉が開かない…」

タカトシ「えっ?」ガツッ

タカトシ「本当だ…なんででしょう」

カエデ「……あ!ホウキかな」

タカトシ「走ってる人に当たって、引っ掛かったでしょうか」

カエデ「てことはつまり私達は…」

タカトシ「閉じ込められた?」

カエデ「津田くん、携帯は?」

タカトシ「鞄の中に入れっぱなしです」

カエデ「私も…」

タカトシ「どうしましょう…」

カエデ「ここにはほとんど人が来ないし…」

タカトシ「今日は土曜日だから尚更学園に人がいませんね…」

カエデ「うわああああん!」ガラッ

タカトシ「委員長!ここ4階ですよ!」

【風紀委員教室】

委員D「委員長たち遅いなあ」

委員E「帰ってもいいかな、でもちょっと心配かも」

委員F「でもただ探してるだけかもしれないし、委員長も帰っていいって言ってたよね」

委員G「やっぱり私心配だな…見てこようかな」

部員H「いや、委員長がいいって言った以上、見に行くのは返って迷惑だと思いますよ」

部員H「ここは委員長の言う通り帰った方がいいかと」

委員D「やっぱりそうだよね」

部員H「私はまだ残ってますしなにかあったら連絡しますよ」

委員E「じゃあ、私達はこれで」

委員「お疲れさまでした」バタン

委員F「そういえばさっきの人誰なんだろう」

【再び資料室】

カエデ「うーん、委員の皆は帰しちゃったし…」

タカトシ「部活もほとんどやってませんね。柔道部も休みです」

カエデ「今この学園に人がいないんじゃない?」

タカトシ「…いや、生徒会ならいますよ!」

カエデ「でも生徒会室は2階じゃない?」

タカトシ「そうでした…」

カエデ「まあ生徒会が資料を取りに来るかもしれないし、気長に待ちましょう」

カエデ「さすがに帰りが遅くなれば副会長も気づくでしょう」

タカトシ「お姉ちゃんか…」

タカトシ(なんか『タカくんも朝帰りする歳になったんだね』とか言って心配しなさそうなんだよなあ)

カエデ「ヘックシュッ」

カエデ「それにしても寒いわ…」

タカトシ「まだ2月ですし、それに暖房がないので…」

タカトシ(さっき窓開けたってのもあるけど…)

タカトシ「あの、ブレザーどうぞ」

カエデ「いや、津田くんに悪いよ」

タカトシ「俺そんなに寒くないんでいいですよ」

カエデ「じゃあ…」

カエデ(津田くんの服…暖かいな…)

タカトシ「だれか通りかかってくれな…ハ…ハクションッ!」

カエデ「やっぱり寒いの?」

タカトシ「少し…」

カエデ「これ、返すよ」

タカトシ「いや、委員長が持っててください。受験も近いんですし」

カエデ「でもこのままだと津田くんが風邪引いちゃうし…」

――――――――――――――――――――

『人肌同士の方が暖かいから…』

――――――――――――――――――――

カエデ(まただ…何を考えてるんだろう私…)

カエデ(でもこのままじゃ風邪引いちゃうから…)

カエデ「つ、つ津田くん、入って、いいよ!」

タカトシ「い、委員長!?何を言ってるんですか!?」

タカトシ(ブレザーの半分に入れというのか!?)

カエデ「か、勘違いしないでね!これは二人が暖をとれる最善の方法なだけよ!」

タカトシ「はあ」

【風紀委員が使ってた教室】

畑「いやー、リアルツンデレとはまたベタな方向で来ましたねー」

カエデ(津田くんの体温が伝わってくる…)

タカトシ「あの、委員長大丈夫ですか?」

カエデ「だ、大丈夫よ」

タカトシ「男性恐怖症なのでは…?」

カエデ「最近は克服してきてると思うし」

カエデ(津田くんだけなんだけどね…)

タカトシ「そうなんですか?良かったじゃないですか!」


タカトシ「そういえば今日ってなんでいきなり資料整理をすることにしたんですか?」

カエデ「来年度の委員会活動がスムーズに行えるように、これまでのをデータ化しようと思ってね」

タカトシ「来年…ですか」

カエデ「実はね、来年の風紀委員長は津田くんにお願いしようと思ってるの」

タカトシ「え!?俺ですか?」

カエデ「そうよ」

タカトシ「俺には荷が重いですよ。第一俺は来年2年生ですし」

カエデ「私だって2年からやってたのよ?」

タカトシ「それはそうですが…」

カエデ「今年1年間副委員長としてしっかり勤めあげてくれたし、来年の委員長に相応しいと思うよ」

タカトシ「そうでしょうか…?」

【4F 廊下】

コトミ「ううーっ、寒い!」

コトミ「資料集めなんてついてないなー」

コトミ「じゃんけんで一発勝負だったからだなあ」

コトミ「せめて野球拳方式にして脱ぐものが無くなった人だったら生徒会室にもう少しいれたのに…」

コトミ「あ、資料室ってここか」

『え!?…すか…』

『そ…よ…』

コトミ「中に誰かいる!」

コトミ「あれ、でもここの部屋ホウキが引っ掛かってて開かないみたい…」

コトミ「…会長たちに相談だ!」

【生徒会室】

コトミ「会長!緊急事態です!」

シノ「なにがあったんだコトミ!」

コトミ「封印されし資料室に謎の男女の声が…」

スズ「ヒエッ!」

アリア「封印されたってことは鍵がかかってたの?」

コトミ「いえ、ホウキがつっかい棒みたいにしてあって」

シノ「きっと性欲が暴発してしまった男女がしかたなしに使ったんだろう」

スズ「いや、どうやって外からそんな風にできるんですか」

コトミ「見とけば良かったあ…」

アリア「まだ間に合うんじゃない?」

シノ「男の方が早漏でなければな」

コトミ「行ってみますか」

【資料室前】

『あ…員………夫で…か…』

『な…か疲………たみ…い…』

シノ「確かに声がするな」

アリア「でも会話から察するに事後な感じが…」

コトミ「見てみなきゃ分かりませんよ?」

シノ「そこまで盛り上がってるみたいでもないし、入ってみるか」

ガラガラ

シノ「い、五十嵐!?それに津田!」

コトミ「こ、これは…」

アリア「あらあらー」

スズ「風紀が乱れてますね」

カエデ「これは…誤解です!」

タカトシ「そうなんです!色々な偶然が重なって…」

【その後、弁解に2時間費やした】


【風紀委員が使ってた教室】

畑「今回はいいもの撮れたしそろそろ次の作戦を…」

畑「とりあえず今回のは取っておきますか」

今日はここまで
たった一年でカエデちゃんはよくここまで成長したものだ…
明日は2月中旬、もっと言えば14日辺りの話になると思います

ちなみに>>783で廊下を走ってたのは畑さんが差し向けた新聞部員です
資料を別のものとすり替えたりホウキを邪魔なところに置いたのも新聞部員です
というかそういう活動全般はだいたい新聞部の仕業です

更新します

【2月某日 生徒会室】

畑「皆さん今日は乱○パーティ並みにお集まりで」

スズ「あなたが呼んだんですよね?」

アリア「それに男子もいないね」

スズ「せっかく触れないでいようと思ったのに…」

ムツミ「私も呼ばれたよー」

畑「実はですね、今日は津田副委員長のことでお話が」

コトミ「タカくんですか?」

畑「今年1年、風紀委員長のスキャンダルを狙ってきました」

スズ「なんて物狙ってるんですか…」

畑「そして!気づいたんですよ」

畑「風紀委員長は副委員長と熱愛疑惑があるのではないかと!」

スズ「多分、それのほとんどは生徒会と新聞部が仕組んだものじゃないですか?」

シノ「うーん…しかしそれを抜きにしても最近の五十嵐の態度は怪しいな…」

畑「しかし、そこで私は津田副委員長の弱味を握ろ…ネタを探そうとしてたんですが」

スズ「今はっきり弱味って言いましたよね」

畑「もう一人怪しい人を見つけたんです」

コトミ「トッキーですか?」

畑「いやーん、バレてた~」

ムツミ「確かにトッキーとタカトシくんは仲良さそうだけど…」

アリア「それだけで決め付けるのは少し…」

畑「証拠ならありますよ」

シノ「これは…」

アリア「文化祭の後夜祭?」

畑「フォークダンスの写真です」

畑「フォークダンスで一緒に踊ったペアは結ばれるという伝説を確かめるために撮ってたのですが」

スズ「あれ、桜才って元女子高じゃ?」

畑「新しく噂を作って皆を踊らせたかったんです」

スズ「動機が不純ですね」

畑「なんとなく楽しそうじゃないですか?」

ムツミ「言われてみればトッキーの表情が心なしか柔らかい気も…」

シノ「それで、本題は何なんだ?」

畑「近々ビックイベントがあるじゃないですか?」

コトミ「あ、バレンタインデー!」

畑「そこで二人にチョコを渡して貰って、津田副委員長に態度をはっきりしてもらおうかと」

スズ「それからどうするんですか?」

畑「記事にします」

スズ「迷いがありませんね」

畑「こんな年単位の企画を潰すわけにはいきませんよ」

畑「というわけで協力よろしく!」

コトミ「あ、行っちゃった」

アリア「私もだよ」

ムツミ「へ?」

スズ「ムツミには関係ないよ」

シノ「まったく…勝手な奴だな…」

スズ「どうするんですか、会長?」

シノ「でもせっかくの頼みだし、協力してやろうじゃないか」

スズ(あ、すごいS顔になってる…)

シノ「では我々は五十嵐を説得するから、三葉はトッキーの方を頼む」

ムツミ「私にできるかな…」

コトミ「大丈夫だよー多分」

スズ「その根拠の無い自信はどこから来るのかしら…」

コトミ「よーし、とにかく作戦開始(ミッションスタート)だ!」

スズ「今のは?」

コトミ「当て字っぽくしてみました」

【翌日】

シノ「やあ五十嵐」

カエデ「あら、天草会長。こんにちは」

コトミ「寒い日が続きますねえ」

カエデ「もう2月ですからね」

スズ「そ、そう!2月ですよね!」

アリア「2月といえばあれじゃない?」

カエデ「あれとは?」

スズ「思いを伝えるあの日…みたいな感じでしょうか」

コトミ「あの日!?」

スズ「そこに過剰に反応しなくていいから」

シノ「ほらバレンタインデーがあるじゃないか、来週に」

カエデ「あ、そういえばそうですね」

アリア「津田くんにあげればいいんじゃない?」

カエデ「べ、別に私は津田くんのことが好きとか思ってませんよ!」

コトミ「まだ誰も好きとかなんて言ってませんよ?」

カエデ「あっ…えっとそれは…!」

シノ「ほら、でも普段の感謝を伝えるという意味でもあげるのはいいんじゃないか?」

カエデ「そ、そうですね!」

【柔道部】

ムツミ「やー、トッキー」

トッキー「どうしたんだ?」

ムツミ「実はさっきみんなで話してたんだけど、バレンタインデーにタカトシくんにチョコあげようと思うんだけど」

トッキー「嫌だよ、たりーし」

ムツミ「ほらみんなであげるからさ」

トッキー「私料理できないし」

ムツミ「お菓子作りは簡単だよ」

トッキー「ったく、分かったよ」


チリ「あれ、さっき部長『時間も無いからみんなで市販のやつにしよう!』って言って無かったか?」

ナナコ「シーっ!」

今日はここまで 本番は明日かな…
シノスズムツミがサポートに回るという原作ではあり得ない展開に

更新します、といいつつ話がまだまとまってない…
今日はいつも以上にゆっくりいきます

【バレンタイン直前】

カエデ(とは言っても私、そんなにお菓子は作ったこと無いのよね…)

カエデ(七条さんから一応レシピはもらったけど…)

カエデ(材料は買い揃えたし、作ろうかな)

カエデ(形は…やっぱりハート…)

カエデ(な、何を考えてるの!?あくまでこれは感謝の気持ちを伝えるものであって、それに私自らそんな校内恋愛みたいなことをするのは…)

カエデ(でも私が卒業したら校内じゃ無くなるし…)

カエデ(あ、そしたら遠距離になっちゃうのかな…)

カエデ(…私この一年でおかしくなっちゃったのかな…)

【一方】

トッキー(チョコか…めんどくせえ…)

トッキー(でも…悪い気はしねえな…)

トッキー(部長がわざわざレシピくれたし作るか…)

トッキー(えっと、チョコを細かく砕いて湯煎する、か)グツグツ

prrrr

トッキー「はい」

ムツミ『もしもしトッキー?』

トッキー「なんです」

ムツミ『湯煎ってチョコをお湯の中に入れるんじゃないよ?』

トッキー「マジ?」

【そしてバレンタイン当日 朝】

カエデ(結局悩んで寝不足だ…)
トッキー(作り直したから眠い…)

カエデ「あ、コラあなた!制服の着方がたらしないわ」

カエデ「というか上着の裏表が逆よ」

トッキー「え?」シュバッ

トッキー「そういうあんたもリボンが曲がってんぞ」

カエデ「あれ?私としたことが…」

シノ「おや、五十嵐にトッキー、おはよう」

カエデ「あ、会長。おはようございます」

トッキー「」ペコ

トッキー「私、朝練あるから」テクテクテク

アリア「カエデちゃん、チョコは持ってきたの?」

カエデ「え、ええ、まあ」

アリア「私のあげたレシピは役に立った?」

カエデ「ええ、あれのお陰で作れました」

アリア「良かったー、出島さん秘伝のレシピだったんだけど」

アリア「隠し味にガラナチョコを入れるってのがポイントなんだって」

カエデ「私は入れてません」


カエデ「あれ?そういえば副会長は?」

スズ「寝坊です」

ムツミ「おっはよートッキー!」

トッキー「朝から元気だな…」

ムツミ「ちゃんと作ってきた?」

トッキー「ああ、ほら」

ムツミ「おおー、上手だね!」

ムツミ「あれ、でも材料として渡した分ってもう少し多くなかった?」

トッキー(言えねえ…半分くらいは失敗したなんて…)

チリ「でもあの渡した分って多すぎねえ?」

ムツミ「え?あれくらい普通じゃない?」

『そして、運命の放課後がやってきたのであった!』

スズ「今のなに?」

コトミ「いやー、ナレーションがあった方が盛り上がるかなーと」

シノ「いよいよだな!」

畑「いよいよですね」

アリア「なんか興奮してきたよ」

シノ「パンツ履き替えるか?」

アリア「履いてないからいいよ」

スズ「まあこれくらいは日常茶飯事」

畑「私のスクープ魂も濡れ濡れです!」

スズ「もっといい例えがあるでしょう」

シノ「ちなみに今日の津田の予定は?」

コトミ「委員会に行ってから部活に行くみたいです」

コトミ「タカくんのスケジュール帳はバッチリ抑えてますよ!」

スズ「彼にプライベートはあるのだろうか…」

【風紀委員教室】

カエデ「じゃあ、今日はここまでね」

委員「お疲れさまでしたー」タッタッタッ

タカトシ「みんな急いで帰っちゃいましたね、どうしたんだろう?」

カエデ「さ、さあ?」(生徒会か新聞部がそそのかしたのね…)


カエデ「そ、そういえば今日はバレンタインデーね」

タカトシ「あ、そうですね」

カエデ「わ、私、チョコ作ってきたんだけど…」

タカトシ「え、本当ですか!?ありがとうございます」

カエデ「こ、これは、この1年、風紀委員を務めてくれた感謝の印よ!」

タカトシ「ありがたくいただきます」


畑「ええですなーええですなー」パシャパシャ

シノ「なんというか、素直になれない感じがまたそそるな」

アリア「快楽に溺れたいけど理性でとどめてるみたいな?」

シノ「そんな感じ」

スズ「ムードブレイカー…」

【柔道場】

ムツミ「タカトシくんにチョコあげるー!」

ムツミ「ほらほらみんなもー」


畑「津田副委員長もおモテになりますね」

コトミ「将来の義妹がいるのかなあ」

シノ「棹姉妹?」

コトミ「棹姉妹!」

スズ「ひどい会話だ…」

スズ「あ、でもムツミ達のはみんな市販の物にしたって言ってましたよ」

シノ「ほほう、三葉も考えたな」

ムツミ「作戦は完璧です!」

アリア「お疲れ様ー」

スズ「それで、なんでこっちに来るの?」

ムツミ「私達もトッキーが渡すところ見たいし」

スズ「さすがにこれは怪しまれるでしょう」

コトミ「でもトッキードジっ子だし、タカくんは鈍いから気付かないかも」

【改めて柔道場】

タカトシ「あれ、みんなどこいったんだ?誰もいない…」

トッキー「私はいるぞ」

タカトシ「あれ?トッキーだけ?みんなどこいったんだ?」

トッキー「帰ったんじゃないのか?」

タカトシ「じゃあなぜトッキーは…」

トッキー「お、お前に渡すもんがあんだよ」

タカトシ「?」

トッキー「ほらよ」

タカトシ「なんだろうこれ」

トッキー「チョ、チョコだよ…」

タカトシ「トッキーが作ったの?」

トッキー「下手くそだけどな」

タカトシ「いや、おいしそうだよ!ありがとう」

トッキー「フッ」


畑「ええですなーええですなー」

コトミ「性春…いや、青春ってかんじだねえ」

ムツミ「トッキーがあんなに楽しそうなの久々に見たなー」

【津田家】

コトミ「いやー、タカくんはモテるねえ」

タカトシ「義理だけどね」

ウオミー「ホントに義理?」

タカトシ「そうだと思いますよ」

ウオミー「毛とか体液とか入ってなかった?」

タカトシ「あなたみたいな考えしてないので大丈夫だと思いますよ」

コトミ(タカくんはホントに鈍いんだなあ…)

ウオミー「あ、タカくん。これ、私から」

コトミ「あ、私も!」

タカトシ「あれ、お姉ちゃん達も?」

コトミ「昨日ウオミーお姉ちゃんから教えてもらってねー」

コトミ「お陰で寝坊しちゃったけど」

タカトシ「ありがとう」

タカトシ「…あの、なにも入れてませんよね?」

ウオミー「ええ」

コトミ「合法的な範囲だよ」

タカトシ「oh…」

今日はここまで

更新します
まさかここにきて深刻なネタ切れに悩むとは…

【卒業式前日】

タカトシ「失礼しまーす」

コトミ「やあタカくん」

タカトシ「なんでいきなり俺、呼び出されたんですか?」

コトミ「いやー、会長達が卒業式の方で忙しいからちょっと手伝いをしてもらおうとねー」

スズ「なんだ、そういうことだったの」

タカトシ「まったく…お姉ちゃんは人使いが荒いなあ」

コトミ「タカくんには言われたくないな」

タカトシ「俺そんなに人使い荒いっけ」

コトミ「どっちかっていうと腰使い?」

タカトシ「これ以上の説明は不要だ」

スズ「それじゃあ、まずこれお願いね」

タカトシ「分かりました」

コトミ「あれ?この量にも動じないんだね」

タカトシ「代理でやった時にさんざん見たからね」

コトミ「へえー」

コトミ「2回目だと奥まで入るみたいな感じ?」

タカトシ「なんの話?」

【数時間後】

シノ「戻ったぞ」

アリア「あら、津田くん」

タカトシ「こんにちは…というか時間的にはこんばんはですね」

スズ「あら、もうこんな時間」

アリア「出島さんが皆を送っていってくれるって」

コトミ「ありがとうございまーす!」


出島「ではお乗りください」

タカトシ「なんかすごいの来た」

スズ「車内も広いですねー」

シノ「お、テレビもあるぞ!」

コトミ「冷蔵庫にワイングラスもありますよ!」

アリア「この窓ガラスはライフルも通さないよ」

タカトシ「どこで使うんだろう…」

出島「冷蔵庫の中にジュースが入ってますので、ご自由にお飲みください」

タカトシ「あ、じゃあいただきます」

スズ「オレンジにコーラ、この透明なのは…」

出島「ラブジュースです」

タカトシ(この人ならペットボトルに入れかねない…)

コトミ「うーん、冷えてて美味しー!」

コトミ「あ、こんな高級な車で飲み物飲んでるとあれやりたくなりますね!」

シノ「あれか!」

アリア「私もやってみたいよ」


 コトミ「しゃちょー、こんな高級な車に女の子一杯はべらしちゃって色男ですねー」

 シノ「絶倫さんですねー社長」

 アリア「このままカーセ○クス?それともホテルに行く?」


タカトシ「なにこの小芝居」

スズ「あんたに向けてやってんだからあんたがツッコミなさいよ」

コトミ「時が来たようだ…」
寝ます!続きは明日です

更新します
一度でいいからリムジン乗ってみたい…

【引き続き車内】

スズ「会長達もいよいよ卒業ですね…」

シノ「そうだな、振り返ってみるとあっという間の3年間だった」

アリア「すごく充実してたね」

キキーッ

出島「付きました」

タカトシ「あれ、ここって…」

コトミ「ラブホテルだね」

出島「あれ?卒業ってこっちの意味じゃないんですか?」

出島「まったく、紛らわしいですね」

タカトシ「え?なんで俺ら怒られてんの?」

タカトシ「ところで、次の会長って誰なんですか?萩村先輩?」

スズ「私はならないわ」

タカトシ「え?なんでですか?」

スズ「生徒会長が視界に入らないのはさすがにまずいでしょ?」

タカトシ「はい…すみません…」

タカトシ「じゃあ誰か新しい人をスカウトするんですか?」

コトミ「オホン、オホン」

タカトシ「お姉ちゃん風邪?」

シノ「いや、次期会長はコトミにお願いしようと思ってるんだが…」

タカトシ「ええっ!?」

コトミ「そんなに驚くことないじゃん!」

コトミ「蔑まれてるみたいで興奮する…!」

タカトシ「ホントに大丈夫なんですか、これで」

スズ「まあこれはこれまでと変わらないから…」

【津田家前】

タカトシ「あ、そろそろ家ですね」

コトミ「わざわざありがとうございました」

出島「いえ、大丈夫ですよ」

出島「お礼は津田さんの体で…」

タカトシ「はい、お断りしまーす」

コトミ「では皆さん、また明日」

シノ「じゃあな」

アリア「また明日」

スズ「明日は寝坊しちゃダメよ」

シノ「おや、今日はご両親はご在宅か?」

タカトシ「あれ、また出張中のはずですが…」

コトミ「早く終わって戻って来たんじゃない?」

コトミ「たっだいまー」

ウオミー「お帰りなさい」

タカトシ「うん、予想はできた」

ウオミー「ご飯にする?お風呂にする?」

コトミ・ウオミー「それとも私?」

タカトシ「息ピッタリだね」

タカトシ「あの、ウオミーお姉ちゃんも明日卒業式なんじゃ…」

ウオミー「そうだよ」

ウオミー「だからしばらくは来れなくなるから」

コトミ「寂しくなっちゃいますね」

ウオミー「籍を入れればここに住めるけど…」

コトミ「だってよタカくん」

タカトシ「冗談でもそういうのは言っちゃいけません」

コトミ「それにタカくんにはもうお相手がいるもんね!」

タカトシ「?」

【その頃】



カエデ(明日で卒業か…)

カエデ(津田くんに会えるのも…明日で最後…)





トッキー(………………)

トッキー(…なんなんだこの感情は…)


最後の会話は偶然にもスレタイの3人でした
次回最終回!

ラスト更新します!

【卒業式 朝】

シノ「いよいよ私も卒業か…」

シノ「あまり寝れなかったな」


アリア「…」

出島「お嬢様、どうなさいました?」

アリア「うーん、ちょっとね」

出島「やはり寂しいものですか?」

アリア「そうだね…」

アリア「卒業式だからパンツ履いてきたんだけどやっぱり違和感が…」

出島「引き取りましょうか?」ジュルリ

キーッ
出島「到着しました、お嬢様」

アリア「ありがとー」

シノ「おお、アリア。おはよう」

アリア「おはようシノちゃん」

出島「では私は失礼します」

出島「あれをオカズに少し…」

シノ「いや…今日は履いといた方がいいぞ」

アリア「履いてたけど脱いだの」

シノ「まあパンツ履いてるアリアはアリアらしく無いからな」

【卒業式】

『卒業生、入場』

コトミ「あ、会長達いたー!」

スズ「コトミ、静かにしなさいよ」

スズ「あんた在校生代表で送辞読むのよ?」

コトミ「わかってるよー」

コトミ「あー、でも壇上に立つのって緊張するなー」

スズ「慣れなさいよ…」

コトミ「あっ、でも集団視姦プレイみたいだと思えば!」

スズ「ろくなこと思い付かないわね」

『送辞 在校生代表 2年B組津田コトミ』

コトミ「はい!」

コトミ『送辞 在校生代表 2年B組津田コトミ』

コトミ『卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます』

シノ「コトミ…成長したな…」

アリア「2年前と比べると大きくなったね…」

アリア「胸とか」

シノ「最後の最後までいじめるのかー!」

【卒業式終了】

シノ「よし…行くか」

アリア「そうだね」

コトミ「あ、会長!七条先輩!」

スズ「待ってくださいよ!」

コトミ「どうして何も言わずに行っちゃうんですか!?」

スズ「まだ聞きたいことがたくさんあるのに…」

シノ「何を言ってるんだ」

アリア「もう私達が伝えたいことは全部伝えたつもりよ」

シノ「それに…」

シノ「会長はもう君じゃないか、コトミ」

コトミ「そうですけど…」

シノ「なんだコトミ、自信がないのか?」

コトミ「会長の後釜は荷が重いなー…」

アリア「心配しなくてもコトミちゃんは大丈夫だよ」

アリア「仕事もしっかりできてるし、生活習慣も真面目になってきたし」

スズ「とはいってもまだ遅刻の常習犯ですが…」

アリア「性知識も豊富だしきっといい生徒会長になれるよ」

コトミ「えへへ」

スズ「おい最後」

シノ「この調子じゃ大丈夫だな」

アリア「そうね」

シノ「これからも下ネタ大好きな生徒会役員として頑張ってくれ!」

スズ「私もですかー!?」

コトミ「はいっ!」


コトミ「あれ、ところでタカくんどこかな?」

シノ「津田がどうかしたのか?」

コトミ「一緒に帰るから校門で待っててって言っておいたんですが」

スズ「」ジー

コトミ「あ、別に校門でボケないよ」

スズ「身構えてしまった自分めー…」

アリア「ふたりで帰るなんてホントに仲良し姉弟だね」

コトミ「いや、帰りませんよ?」

シノ「じゃあなんで待ち合わせなんだ?」

コトミ「頼まれたんです…そのスジの者から…」

【その頃のタカトシ】

タカトシ「いやー、お姉ちゃんやる時はやるんだなあ」

トッキー「送辞か?」

タカトシ「昨日まで必死に原稿書いてたから間に合わないんじゃないかと思ったよ」

トッキー「貯めるなよ…」

トッキー「ところでみんなどこ行ったんだ?」

タカトシ「え?卒業式が終わったらそのまま解散だよ、部活も今日は禁止だし」

トッキー「マジか…」

トッキー「じゃあなんでお前は教室戻ってきたんだ?」

タカトシ「いやあ、忘れ物しちゃって…」

トッキー「そうか」

タカトシ「誰もいない静かな教室ってのもいいね」

トッキー「ああ」

トッキー(誰もいない…二人きり…か)

トッキー「あ、あの、そういえばさ、ちょっと言いてえことがあんだけど」

タカトシ「なに?」

トッキー「じ、実は…お、お前…のこと…」

トッキー「い、いや!なんでもねえ!忘れてくれ!」

タカトシ「?」

タカトシ「あ、そういえば俺お姉ちゃんと待ち合わせしてたから行くね」

トッキー「あ、ああじゃあな」

タカトシ「じゃあね」

トッキー(チッ…でもまだ2年ある…)

【校門前】

タカトシ「あれ、お姉ちゃんまだかな…」

カエデ「あれ、畑さんまだかな?『最後に校門で写真撮りましょう』って言ってたのに…」

タカトシ「あれ?委員長?」
カエデ「つ、津田くん?」

【生け垣の裏】
コトミ「これでよかったんですか?」

畑「ご協力感謝します!」

シノ「なるほどな…」

アリア「でも畑さんがこんな風に手伝うなんて珍しいね」

畑「たまにはいいこともしたいじゃないですか」

スズ「本心は?」

畑「次期風紀委員長の弱味を握っておけば来年の新聞部も安泰ですから」

スズ「黒い…ドス黒いよ…」

タカトシ「委員長も卒業ですね…」

カエデ「寂しいけど、この3年間はホントに楽しかったよ」

カエデ「特にこの1年は…災難続きだったけどね」

タカトシ「大体はあの人たちのせいですけどね」

カエデ「同じ布団で寝たりあーんさせられたり…」

カエデ「お陰で男性恐怖症もほぼ克服できたんだけどね」

タカトシ「それはよかったですね」


スズ「あれ?でもこないだ五十嵐先輩が廊下で男子とぶつかって気絶してるとこ見ましたよ?」

シノ「津田限定で克服したのか?」

畑「荒療治が効いたんですかね」

アリア「荒療治…?まさかセッ…」

スズ「おっと、それ以上は言わせませんよ」

タカトシ「でも、なんか俺のせいで迷惑かけちゃってすみませんでした」

カエデ「大丈夫だよ、迷惑じゃなかったし…」

タカトシ「そうですか?」

カエデ「それにね…私…津田くんのこと…嫌いじゃなかったし…」

カエデ「最初は男子だからって敬遠してたけど…」

タカトシ「?」

カエデ「もう、鈍いのね」

カエデ「私ね…津田くんのこと…す…」

カエデ「す……」ドクドクドク

ヒューッ

カエデ「キャーッ!」

カエデ「み、見た!?」

タカトシ「え!?あ、少しだけ…」

カエデ「淫猥!」

タカトシ「結局何だったんですか!?」

カエデ「なっ、なんでもないわ!」


スズ「ことごとくフラグクラッシャーなのね…」

畑「これはこれで売れるか?」

スズ「止めてくださいよ…」

畑「急いで現像しなくては!」ヒューン

シノ「じゃあ我々もそろそろ行くとするか」

アリア「また暇ができたら来るよ」

スズ「ええ、ではまた」

コトミ「また会いましょーね!」


コトミ「行っちゃったね、会長達。寂しいなあ…」

スズ「何言ってんの、落ち込んでる暇はないわよ、会長」

コトミ「そうだよね、でもやって行けるかなあ」

スズ「会長達から色々なもの受け継いだんだし、私もいるから大丈夫よ」

コトミ「そうだよね、私とスズちゃんは一心童貞だよね」

スズ「同体ね、つーかわざと言ってるだろ」

コトミ「よーし、これから頑張るぞー!」

コトミ「生徒会役員共!」

コトミ「来年度もアナル締めて頑張るぞー!」

スズ「そういうところは受け継がなくていいからーっ!」

以上で終わりです
2ヶ月半、前スレから数えれば3ヶ月近くもお付き合いいただきありがとうございました
他にも言いたいことはありますがとりあえず寝ます…

実のところこんなラストになるとは立てた時は思いもしなかった…
基本的に毎日思い付きでやってたので、ネタが被ったりしたとこがありました
次はもっと短めのにしたいと思います
それではまた今度
ありがとうございました

完結したら依頼出さなきゃダメでしょ

>>887
うっかりしてました…
出してきました

キャラが全体的に原作よりも悪質なのは作者の性格なのかね

自分の内面が出ちゃうのはしょうがない

>>892
>>893
狙ってやってるわけでは無いんですがやっぱり自分の性格なんでしょうか…
多分アニメ12話位のカエデちゃん相手に引かないシノとアリアの所が印象に残ってるってのもあります

sage忘れた…
もしかしたら3年目に突入するかもしれません
あまり期待はせずにお待ちください…

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年02月21日 (日) 04:45:26   ID: 3obfdiTJ

なんかタカトシが弟である設定ほぼ活かせてない(意味がない)し、タカトシがいないとつまらん日常系やな

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom