ルルーシュ「正攻法でいこう」C.C.「?」Part.4(612)

2013/01/19(土) 12:31:15

※前スレ
ルルーシュ「正攻法でいこう」C.C.「?」Part.3 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1358566275/)

の続きです。よろしくお願いします。


前回までのあらすじ

正攻法を貫くと、ccや周りの力を借りながら自分の道を歩むルルーシュ。

強敵マオを下し、フクオカも平定。さらには日本の自治権も獲得した。

ccとの結婚も決意したことで順風満帆に見えるルルーシュに、新たな敵が襲いかかる。

果たして、ルルーシュは全てを守りきれるのか。

今、その力が再び試される。

乙乙

そういやユフィやネリ様の階級は一体どうなっているのだろうか

将官クラスが量産機まがいの機体で戦場うろつくとか洒落にならん

>>3一応ネリ様はサザーランド発展系のグロースターに乗ってます。
特派の物は特殊ですし、本来皇族は戦地で戦いません。
今の所は特派のみが第七世代相当機を所持している状態なので、一般的には最新鋭機に乗っているんじゃないでしょうか。
この時期のラウンズが何をしているのかイマイチわからないのと、ロストカラーズのエニアグラム卿が微妙なので何とも言えませんが。
階級に関しては、軍の指揮系統のトップになると解釈しています。
ネリ様がいなければ、もう少し単純な話になりそうですが。

マオどこで下したんだよ
読み返してくる……

ほんとだマオいつ出るのかなーとか思ってたけどpart.2の後半からpart.3の前半ちゃんと読めてなかった……
一気読みするもんじゃないなぁ

r2時点でのラウンズ機はランスロットのデータやら元にしてたはずだけど、逆を言うとこの時期のラウンズ機は詳細不明なんだよな

>>6書いてる私自身覚えてないこと沢山ありますし、あまり気にしなくても大丈夫です。それに、あまり読み返されるとアラが……

今初めて追いついた

おはようございました。

追いついた方、おめでとうございます。

無駄に長いこのssも、おそらくこのスレで終了です。

最後まで、ここのルルーシュなりの正攻法を楽しんでいってください。

それでは、始めます。

~酒場~

ヴィレッタ「……」カランコロン

扇「いらっしゃいませ」

扇「ですが、まだ開店前……」

扇「ああ、ヌゥさんでしたか」

ヴィレッタ「……玉城、いつものカレーを頼む」

扇「はい、かしこまりました」

扇「いつもご贔屓にしていただいて、ありがとうございます」

ヴィレッタ「……気まぐれだ」

ヴィレッタ「他の店より安くて美味い」

ヴィレッタ「…悪いな、開店前に」

扇「いえ、マスターも黙認していますし」

扇「それに、ここはあまり治安も良くありませんから」

扇「この時間の方が落ち着くでしょう」

ヴィレッタ「…うむ、やはり美味い」

ヴィレッタ「玉城が作っているんだったな」

扇「ええ」

扇「ヌゥ様のおかげで、めでたくメニュー入りです」

ヴィレッタ「……ヴィレッタでいい」

扇「はい?」

ヴィレッタ「今は開店前だ」

ヴィレッタ「気楽に話したい」

ヴィレッタ「……最近、思うんだ」

ヴィレッタ「富士の自治区は知っているだろう?」

扇「はい、それはもちろん」

ヴィレッタ「あれはな、私も関与しているんだよ」

扇「そうなんですか?」

ヴィレッタ「…私の職場は特殊でな」

ヴィレッタ「あまり人種や身分の壁がない」

ヴィレッタ「軍では異質とも言えるが」

扇「僕らみたいな人間から見れば、羨ましいですね」

扇「やはり、ナンバーズ差別は無くなりませんから」

扇「もっとも、ヌ…ヴィレッタ様はそれで言えばやはり珍しいですがね」

ヴィレッタ「そうか?」

扇「そもそも、イレヴンである自分と話すブリタニア人は多くありません」

ヴィレッタ「……だろうな」

ヴィレッタ「私も、もともとそういう思想だった」

ヴィレッタ「初めて店にきたときは、迷惑をかけた」

扇「はは、もう忘れましたよ、そんな昔のことは」

ヴィレッタ「私は、…上司と同僚に教えられた」

ヴィレッタ「人は人種や身分では測れない」

ヴィレッタ「だが、そう思わない人間の方が大多数だ」

ヴィレッタ「生まれた国が違うだけで差別し、身分の違いで己が高潔であると錯覚する」

ヴィレッタ「……なんて、お前に話しても仕方ないな」

扇「いえ」

扇「ブリタニアにもそういう考えを持っている人がいるというだけで嬉しいですよ」

扇「僕も、自治区の方に移ろうと思っていますが」

ヴィレッタ「このカレーも食べられなくなるのか」

ヴィレッタ「残念だ」

ヴィレッタ「だが、その方がお前も暮らしやすいだろう」

ヴィレッタ「向こうでも元気でな、玉城」

扇「……」

ヴィレッタ「どうした?」

扇「…いえ、あの」

扇「今更話すようなことでも無いとは思うんですが」

ヴィレッタ「歯切れが悪いな」

ヴィレッタ「スパッと言ってしまえ」

ヴィレッタ「ここには私とお前しか居ないのだから、聞かれることもないぞ」

扇「……実は、僕の名前は…」

ごごごごごごご……

ヴィレッタ「む、地震か?」

扇「みたいですね…」

扇「外に出ましょう、ここでは危険です」

ヴィレッタ「ああ、そうだな」

はじめてリアルに遭遇した・・・だと

綺麗な扇…だと…

ヴィレッタ「……何だあれは」

扇「ナイトメア?」

ヴィレッタ「馬鹿な、あんなもの見たこともないぞ…」

ヴィレッタ「それが、突然租界の中央に現れるか!?」

扇「お、俺にも何がなんだか……」

ヴィレッタ「……私は軍に戻る」

ヴィレッタ「玉城は逃げるんだ」

扇「あの、俺は……」

ヴィレッタ「早くしろ、間に合わなくなっても知らんぞ」バタン

ヴィレッタ「いいな、死ぬんじゃないぞ!」ブロロロロ…

扇「……結局名前を言えなかった…」

扇「……と、騎士団に連絡しないと」

~バトレー研究所~

研究員「ば、バトレー様」

バトレー「どうした」

研究員「オレンジの活性化が確認されました」

バトレー「おお!それは…」

研究員「いえ、マズイです」

研究員「異常活性に加え、神経伝達も規定数値を大きく上回っています!」

研究員「狂化を制御しきれません」

バトレー「そ、それでは……」

ごぼぼぼぼ…

研究員「バトレー様、逃げないと…」

バリィンッ

バトレー「……何と……」

この時期のオレンジはまだ「おはようございました」だよな

ジェレミア「……おはようございました」

ジェレミア「……む、私は……」

バトレー「…意識はハッキリしているようだが?」

研究員「た、確かに……」

ジェレミア「……そうだ、確か……」

バトレー「じ、ジェレミア卿?」

ジェレミア「君は何者だね」

ジェレミア「ワタクシの名前とはジェレミアにて相違ないが」

バトレー「話を聞いてくれないか?」

バトレー「私は君の敵ではない」

ジェレミア「敵とは…」

ジェレミア「我が敵は純血派を脅かすもの…ではあったのだが、今は何であったのでしょうか」

ジェレミア「そう、かつてつい先程起こるべくして炸裂した光が…」

研究員「まだ言語に異常が…」

バトレー「むしろこの程度で済んでいることが奇跡だ」

ジェレミア「そう、確か守らねばならぬものが…」

ジェレミア「キミタチ、私の仲間がどこに行ってしまったかワタシは君達に聞いたかな?」

バトレー「は?」

ジェレミア「ルルーシュだ、ルルーシュをどこへ連れて行った?」

研究員「ルルーシュ?」

600近くのカレンで記憶がつながった
よかった……

ジェレミア「ヴィレッタ、ロイド、皆どこへ行ったとすれば」

ジェレミア「だが、ワタシは今もここで居る」

研究員「バトレー様、精神状態が乱れて居ます!」

研究員「恐らく、意識を失う直前の感情が一気に……」

バトレー「お、オレンジ……」

ジェレミア「わ、ワタシは私は……」

ジェレミア「オレンジでは、なぁい!!」

ジェレミア「そうだ、破壊しなけれバ」

ジェレミア「ナリタを崩されるのは、ワタシに許されない!」ダッ

バトレー「ど、どこへ行く!」

研究員「あっちには……ナイトギガフォートレスが…」

バトレー「まさか、ジークフリートを!?」

ああよかった、ルルーシュの事は忘れてなかった

>>23くやしく

バトレー「今すぐジークフリートの制御を掌握しろ!」

バトレー「あんなものがここで暴れれば、租界が壊滅してしまう!」

研究員「い、今やっています!」

研究員「……よし、操作系統は奪いました」

研究員「これで、リンクしても動かせないはずです」

バトレー「よくやった!」

バトレー「人をやって、オレンジを拘束しろ」

バトレー「狂化を耐えた検体だ、我が君もお喜び下さるだろう」

>>26
嗚呼っ! クソッ!
俺は>>6なんだけどッ!
マオがどうのこうのがわかんなくて! 読み返してたんだよぉおおおお!!
そしたら!
part.3の600いかないくらいのとこのカレンが男子更衣室! ロッカールームッ!!
そこで現行とつながったんだよおおおおお! クヤシー!!!

ジェレミア「なるほど、これが私の剣…」

ジェレミア「操作は……このケーブルを繋がれましたか」ガチン

ジェレミア「……む、動くとは思いたかったですな」

ジェレミア「だが、この程度でワタクシが止まるはずがありませんからね」

ジェレミア「……むぅん!!」ギュイィィィイン

ぐごごごごご……

バトレー「な、何だ!?」

研究員「お、オレンジです!」

研究員「システムごと乗っ取られました!」

バトレー「そ、そんな事、出来るはずが…」

研究員「ギアスによる活性化が想定を超えています」

研究員「今のオレンジは、まさに化け物…」

バトレー「……止めなければ」

研究員「は?」

バトレー「早く止めなければ、取り返しのつかないことになってしまう」

バトレー「システムをこちらに取り戻すんだ」

研究員「しかし……」

バトレー「やれ!私は政庁のコーネリア様に避難を進言してくる!」

研究員「危険です、バトレー様!」

なにっ!?
後ろをバック!

ちょっと夜食食べて来ます。しばし待たれよ。

いってらっしゃいでございます

ただいま。再開。

おかえり

ルルーシュ「……くっ、移動を始めたか」

cc「…こっちに向かって来ているような」

ルルーシュ「何であろうと、まずは武器がないことには戦えん」

ルルーシュ「今は一刻も早くガウェインを…」

cc「……!危ない!」

ルルーシュ「くっ……!?」

ガシャァアン

ルルーシュ「まずい、奴が現れたせいで租界がガタガタだ」

cc「気を付けろ、さすがの私も地面が無くなっては動けん」

ルルーシュ「何をどう気を付ければいいんだ」

cc「気持ちの問題だ、気持ちの」

ルルーシュ「おい、向こうから来るサザーランド…」

cc「…一機で何をしているんだ?」

ヴィレッタ「ルルーシュ、cc」

ルルーシュ「その声、ヴィレッタさん?」

ヴィレッタ「私のナイトメアは本部にあったからな」

ヴィレッタ「特派まで運んでやる、掴まれ」

ルルーシュ「cc」

cc「ああ」ガシ

ヴィレッタ「避難が思うように進んでいない」

ヴィレッタ「私もお前達を運んでからそちらに合流する予定だ」

ヴィレッタ「お前達は、ガウェインであのナイトメアを頼む」

ルルーシュ「了解です」

ルルーシュ(……そうだ、騎士団を動かせば)

ルルーシュ(すぐに連絡をとらなくては)ピピ

cc「こんな時に電話か?」

ルルーシュ「緊急事態だ」

ルルーシュ「このままでは、多くのにんけが死ぬ」

ルルーシュ「それは止めなければ…」

ルルーシュ「…私だ、その声は玉城か」

ルルーシュ「租界の事件は知っているだろう」

ルルーシュ「今すぐ人間を揃えて、租界の避難誘導をしろ」

ルルーシュ「質問に答えている時間はない、頼むぞ」ピッ

cc「騎士団、動くか?」

ルルーシュ「分からないが、咲世子には頼めん」

ルルーシュ「ナナリーや生徒会の皆もどうなっているか…」

cc「ガウェインを取るついでに、そちらも見よう」

cc「隣だ、すぐに済む」

ルルーシュ「しかし…」

cc「その位の依怙贔屓は許されるさ」

cc「お前に心配事があれば、操作に迷いが出るかもしれんしな」

ルルーシュ「……すまない」

cc「私も望んでいることだ、気にするな」

ヴィレッタ「…!二人とも、気を付けろ!」ギャルルルルッ

ルルーシュ「うおっ!?」

cc「ルルーシュ!」ガシッ

ルルーシュ「一体何が……」

ヴィレッタ「例のナイトメアだ!」

ヴィレッタ「離れていろ、二人とも」

ヴィレッタ「特派トレーラーまであと少しだ」

ヴィレッタ「ここは私が食い止める」

ルルーシュ「無茶です!」

ルルーシュ「あのサイズ、サザーランドでどうにかなる相手じゃ…」

ヴィレッタ「ふん、そんなものは腕でカバーするさ」

ヴィレッタ「時間がない、早く……」

cc「ルルーシュ、行くぞ!」

cc「アレを止められるのはガウェインだけだ」

ルルーシュ「……分かった」

ルルーシュ「ヴィレッタさん、すぐに戻ります」

ヴィレッタ「ああ、それでいい」

ヴィレッタ(あのナイトメアの攻撃)

ヴィレッタ(一発たりとも後ろには通せん)

ヴィレッタ「……ジェレミア卿、私に力を」

ジークフリート「………」ゴゴゴゴ

ヴィレッタ「ふん、図体ばかり大きな奴め」

ヴィレッタ「来い、こっちだ!」ギャルル

ジークフリート「……」ゴゴゴ

ヴィレッタ(とにかく、隙を突くんだ……)

~ジークフリート内部~

ジェレミア「私は……私に」

ジェレミア「全ては、ギアスの元へ還る」

ジェレミア「私がすべきは、破壊、破壊、はかい」

ジェレミア「守る為に壊す、ルルーシュ、守らなければならない」

ジェレミア「う、ううう………」

ジェレミア「……」

ジェレミア「全てを無へと変換する」

ジェレミア「ただ、ギアスの元に……」

~騎士団本部~

玉城「おい、お前ら何言ってんだよ!」

扇「ん、集まっているのか?」

扇「玉城、一体どうした?」

玉城「扇、来るのが遅いぜ」

玉城「お前にも言ってやってくれよ」

扇「話が見えないんだが」

玉城「こいつら、ゼロの命令に逆らおうとしてんだ」

扇「ゼロの命令?」

井上「租界の住民を避難誘導しろって言ってたらしいけど…」

井上「…ねえ?」

杉山「別に、俺たちがやらなくても、ブリタニアの奴らがやるだろ」

杉山「あんなどでかい奴が暴れてるところに言ったら」

杉山「それこそ、俺たちが死んじまう」

井上「もう少ししたら、私たち自治区の公式機関の地位もあるし」

井上「こんなところで死にたくないかなって」

杉山「それに、殆どブリタニア人か名誉ブリタニア人だろ、あそこにいるのって」

杉山「俺たちを馬鹿にしたり、裏切った奴らだぜ?」

杉山「いい気味っていうかさ」

玉城「馬鹿言うなよ!」

玉城「あそこには日本人だっているし、そうじゃなくたって目の前で人が死んじまうかもしれないんだぞ?」

玉城「助けるのが正義の味方だろうが!」

井上「正義の味方って言っても、自分達をまず優先しないと」

井上「こっちが逆に危なくなってしまうし」

扇(……皆、今まで安全な作戦ばかりで必要以上に怯えている)

扇(それに、安定が得られる可能性を守りたいがあまり……)

玉城「……!ああ、もういいぜ」

玉城「お前らなんか知らねぇ」

杉山「何だよ、熱くなるなって」

杉山「ゼロだって言ってたろ?死ぬなって」

玉城「……ゼロが死ぬなって言ってくれたのはな」

玉城「今のお前らみたいな、腐った奴らにじゃねぇんだよ」

井上「そんな言い方しなくてもいいじゃない」

玉城「昔のお前らは、そんなんじゃなかったよ!」

玉城「何が自分を優先だ!ブリタニア人だから死んでもいいだ!」

玉城「そんなの、俺たちが一番嫌いだった扱いだろうが!」

井上「…それは」

杉山「…でも、やっと頑張りが報われそうなのに…」

玉城「頑張り?全部ゼロに従った結果じゃねえか」

扇は副官としては優秀
玉城は特攻隊長として優秀だよな

玉城の何も考えない突撃はコーラサワーに通じるものがあるし、
扇の副官としての状況判断能力はそれなりだし。

玉城「頑張りなんて言えるのはな」

玉城「自分でなんでもやってきた奴だけなんだよ」

玉城「俺たちは、ゼロ無しじゃここまで来られなかったんだ」

玉城「だったら、最後まで従うのが筋だろ」

玉城「それが、部下の誇りってもんじゃんか」

玉城「……俺は情けねぇよ」

扇「玉城の言うとおりだ」

玉城「扇…」

扇「ブリタニア人も日本人も関係ない」

扇「助けられるのに動かないのは、それこそただの外道だ」

扇「玉城、俺が指揮を取る、すぐに動ける人間を集めてくれ」

扇「……お前たちは、そこにいていい」

井上「で、でも……」

杉山「……」

扇「やる気がない人間がいても邪魔になるだけだ」

扇「行こう、玉城」

玉城「お、おう」

井上「あ……」

南「……すみません、見苦しいところを」

藤堂「構わんさ」

藤堂「彼らの心情も察して余りある」

藤堂「私に責めることは出来ない」

南「どうしますか?」

藤堂「…ゼロに従うさ」

藤堂「彼の正義の味方気質は、余り好きではないが」

藤堂「それが正しい行動であるのは間違いない」

藤堂「それは、君達と行動を共にするようになって、よく見てきたつもりだ」

藤堂「……それより、君はどうするんだ?」

俺「私は……すみません。行けません。明日早いので寝ます」

南「……俺も行かないと」

藤堂「理由があるのか?」

南「これ、見てくださいよ」

藤堂「テレビか?」

南「はい」

神楽耶「ブリタニア人、日本人の皆さん」

神楽耶「今、租界に現れた兵器は、無差別に破壊を繰り返しています」

神楽耶「今はいがみ合う時ではありません、手を取り合うのです」

神楽耶「喧嘩は、相手がいるから出来るのですから」

神楽耶「慌てずに、ゲットーの方まで避難してください」

神楽耶「黒の騎士団、わたくしのファンクラブの方々が、皆様を安全な場所まで誘導してくれます」

神楽耶「繰り返します、慌てずに……」

藤堂「神楽耶様が…」

俺「俺は、やります。ここらでブリキ野郎達に貸しを作らせるのも悪くないですよね」

南「騎士団のファンクラブ、手配したのは俺なんです」

南「こんな小さな子が頑張ってるのに、へたってられないから」

藤堂「……いい目をしているな」

藤堂「ゲットーの方は任せる」

藤堂「あのナイトメアは私と四聖剣に任せろと、扇に伝えてくれるか?」

南「…はい」

南「お互い、生きて帰ってきましょう」

藤堂「ああ、もちろんだ」

南「それでは……」

藤堂「おっと、一ついい忘れていた」

南「何ですか?」

藤堂「ファンクラブ、私も入れてくれるかね?」

南「……会員証、用意しておきますよ」

藤堂「よろしく頼む」

~租界テレビ局~

神楽耶「すみません、無理を言ってしまって」

ディートハルト「いえいえ」

ディートハルト「ゼロも、きっとこうしたはずです」

ディートハルト「さて、我々も避難しましょうか」

神楽耶「はい」

ディートハルト「それはそうと、ユーフェミア様はどうしたんですか?」

神楽耶「ユフィさんは、わたくしに出来ないことをしに行っています」

ディートハルト「?」

今日はここまで。随分書いた気がします。

ここからの予定では、咲世子さんが気になる言葉遊びをすると思います。

咲世子さんのセリフで引っかかっても、突っ込まないであげてください。演出です。

あと、予想を裏切る展開になると思うので、お楽しみに。

それでは、また。おやすみなさいノシ

あと、前スレ1000の方、ありがとうございます。aa嬉しいです。

乙、バレ
ミラクルさんの会員番号はきっと7777とか四ケタ以上のゾロ目に違いない

綺麗な扇さんとたまきん


玉城はらしい対応だな

>>38
誤字ってますよ

いちいち指摘する意味あるの?
それともこの程度のものすら脳内補完出来ないほど日本語不自由なの?

>>38人間です。もし何かに転載などしていただく場合は、訂正してある誤字だけは直して欲しいですね。何故かシリアスばかりミスするので。バレルルーシュとか……

すごく面白いです!

バレルルーシュは直しちゃダメだろ!

バレルルーシュがバレルルーシュじゃなくなったら一体何ルルーシュなのか

一気読みしたら、いつのまにかこんな時間に・・・

おのれシュナイゼル

おのれシュナイゼル!

ぜんぶシュナイゼルってやつがわるいんだ!!

うわ、sage忘れちゃってるよ……

おはようございました。

バレルルーシュはバレルルーシュですね。これからもミスはなるべくしないよう、肝に銘じてこの名前を使わせていただきます。

まあたまに外して書いてますけどね。

それでは、続きを書いていきます。

~総督府~

ダールトン「ギルフォード、姫様!」バンッ

コーネリア「遅いぞ、ダールトン」

ダールトン「申し訳ありません」

ダールトン「ですが、租界に正体不明のナイトメアが……」

コーネリア「分かっている」

ギルフォード「総督、ご指示を」

コーネリア「……」

コーネリア「現在の避難状況は?」

ダールトン「順調とは言いかねます」

ダールトン「黒の騎士団の誘導により、一部の避難は完了していますが」

ダールトン「やはり租界の連結が途絶えた地区が多く、中央部の避難は難航しております」

コーネリア「軍の方はどうだ?動かせるか?」

ギルフォード「指揮系統の乱れが響いています」

ギルフォード「ナイトメアの一部は落下し、使い物にならないものも多く」

ギルフォード「軍車輌も満足に動けないと」

コーネリア「……あんな巨大なもの、どうやって突然…」

ダールトン「目撃者によりますと、租界の下部から現れた、と」

コーネリア「…つまり、建造されたのはここで、ということか?」

ダールトン「恐らくは」

コーネリア「……」

コーネリア「…よし」

コーネリア「ギルフォード、ダールトン、指示を出す」

ギルフォード「はっ」

ダールトン「何なりと」

コーネリア「まず、住民の避難が最優先だ」

コーネリア「周囲の租界に連絡し、ゲットーに避難した者を移動させる」

コーネリア「騎士団と連携をとれ」

コーネリア「ヘリ、輸送機、何を使っても構わん」

コーネリア「租界に避難所を設け、怪我人、病人、女子供を優先して乗せるんだ」

ギルフォード「し、しかし、黒の騎士団は……」

ダールトン「一介のレジスタンスに協力したとなれば、姫様の本国での立場が……」

コーネリア「そんなことを言っている場合ではない!」

コーネリア「騎士団を見ろ、我々より早く事態に対応している」

コーネリア「意地を張って犠牲になるのは我々ではない、力を持たない人々だ」

コーネリア「ブリタニア人、イレヴンの差別は許さん、迅速に全員の安全を確保しろ」

コーネリア「いいな、ダールトン」

ダールトン「……」

コーネリア「答えろ!」

ダールトン「……了解しました」ダッ

コーネリア「それからギルフォード」

ギルフォード「…はい」

コーネリア「グラストンナイツを率い、避難の進んでいない地区の応援に向かえ」

コーネリア「兵力もそちらに割いて構わん」

ギルフォード「しかし、原因となっている巨大ナイトメアは…」

コーネリア「そちらは私が対応する」

ギルフォード「危険です!私も…」

コーネリア「数が居ても動きにくいだけだ」

コーネリア「心配ない、特派も巨大ナイトメア撃退に動いている」

コーネリア「フロートのない我々より、奴らの方が善戦できるはずだ」

ギルフォード「…それでも……」

コーネリア「今は議論する時間も惜しいのだ、ギル」

ギルフォード「姫様…」

コーネリア「私の腕は知っているだろう?」

コーネリア「そう簡単にやられはせん」

コーネリア「お前は自分の仕事を速やかに遂行し、私に合流することを考えろ」

ギルフォード「……了解しました」

ギルフォード「くれぐれも、御身の安全を最優先に」

コーネリア「分かっているさ」

コーネリア「指揮権は預ける、存分に働け」

ギルフォード「はっ!」

コーネリア「……私も行かねば」

コーネリア「特派が動いているということは、ルルーシュも戦うことになる」

コーネリア「……姉として、私が守ってやらねば」

コーネリア「……よし、出陣だ」パンッ

コーネリア「勝てる、勝つ」

コーネリア「私の管理するエリアを、簡単に落とせると思うな、化物め!」

~租界大通り~

ヴィレッタ「……くっ!」ダダダダダッ

ジークフリート「……」キィンッ

ヴィレッタ「サザーランドの攻撃が通用しない…」

ヴィレッタ「…いや、諦めるのはまだ早
いか」

ヴィレッタ「こい、デカブツ!私はここだ!」

ジークフリート「……」ズズズズ

ヴィレッタ「…しかし、アレを動かしているのは誰だ?」

ヴィレッタ「そもそも人が乗っているのかも分からん」ギャルルルル

ヴィレッタ「……ちっ、ここも通れないか」

ヴィレッタ「租界のあちこちが歪んでしまっている」

ヴィレッタ「逃げ回るのにも限界があるか……」ギュイイン

ヴィレッタ「どこかで攻めに転じなければ…」

ヴィレッタ「……あの図体だ、狭い通路は動きにくいだろう」

ヴィレッタ「銃弾が効かずとも、瓦礫で押しつぶしてしまえば、ダメージを入れられるはずだ」

ヴィレッタ「……やるしかない」

ヴィレッタ「適当に威嚇射撃をしつつ、誘導する、それしか道は無いんだ」

ヴィレッタ「…出来る、私なら」

ヴィレッタ「……よし、二ブロック先のビル街だ」

ヴィレッタ「そこで決める!」ギュインッ

ヴィレッタ「ここで……」ギュイン

ヴィレッタ「!何故こんなところにテレビ局のバンが……」

ヴィレッタ「こんな時に撮影するつもりか!?馬鹿が…!」

ヴィレッタ「おい、早く逃げろ!」

ジークフリート「……」

ジークフリート「……システム掌握」

ヴィレッタ「何だ……?」

ジークフリート「ハカイだ……」

ジークフリート「守る、守る為の破壊…」キイィィィィイン

ジークフリート「ハ、カ、イ」ドンッ

ヴィレッタ「!?急加速だと!?」

ヴィレッタ(バンの退避は間に合わない…)

ヴィレッタ「……」

ヴィレッタ「……ええい!させるか!」ガシッ

ヴィレッタ(ハーケンを使えば……)ヒュンッ

ヴィレッタ「そっちには、行かせん……!」グググ

ヴィレッタ「ま、が、れぇ……」ズズズ

ジークフリート「………」

ジークフリート「…邪魔を、するな!!」ブンッ

ヴィレッタ「ぐあっ!?……」

ヴィレッタ(……租界のプレートが…無い)

ヴィレッタ(私は今……落ちているのか?)

ヴィレッタ(ハーケンは……使えない)

ヴィレッタ(バンは、逃げられたか?)

ヴィレッタ(脱出は……いや、地面に激突するだけか)

ヴィレッタ(あっけない、これで何もかも終わり)

ヴィレッタ(……)

ヴィレッタ(ルルーシュ、カレン、枢木、奴を止めてくれ)

ヴィレッタ(あいつは、逃げ切れただろう)

ヴィレッタ(カレー、…最後に食べておいて、良かった)

どがしゃあぁぁぁぁああん!

扇「誰か!逃げ遅れた人はいませんか!」ブロロ…

扇「ん?あのバンは…」

扇「おい!早く逃げるんだ」

ディートハルト「安全な道を教えていただきたい」

扇「ディートハルト?それに……」

神楽耶「貴方、騎士団の方ですわね?」

扇「ええ」

神楽耶「さっき、ブリタニアのナイトメアが下に落ちて行きました」

神楽耶「わたくしたちを庇って下さったのです」

神楽耶「まだ生きていらっしゃるかもしれません、助けてあげてください」

扇「わ、分かりました」

扇「ディートハルト、道なら外周に沿って行くんだ」

扇「まだ道がある」

ディートハルト「了解です」

ディートハルト「神楽耶様、参りましょう」

神楽耶「パイロットさんを、よろしくお願いしますね」

扇「はい、分かりました」

扇「……下か、行ってみよう」

~租界プレート下部~

扇「……この辺りのはずだが」

扇「あ!あれか」ダダッ

扇「ええと、ハッチを開くには……」

扇「くそっ、こんなことならもっと乗っておくんだった…」

扇「!これか…」カチッ

プシュッ

扇「だ、大丈夫……」

扇「ヴィレッタさん!」

ヴィレッタ「……」

扇(頭を打っているのか)

扇(揺すったらダメなんだよな)

扇「ヴィレッタさん、俺です、分かりますか?」

扇「酷い血だ……すぐにゲットーの救護に連れて行かないと」

扇「まずは、簡単に止血して…」キュッ

扇「レジスタンスやってて良かった…」

扇「よし、そっとだ、そっと車まで運ぶんだ…」グッ

扇「間に合うさ、そうに決まってる」

扇「ごめんなさい、背負わせてもらいますよ」

扇(……軽い)

扇「…すぐに、ちゃんと手当てしますから」

扇「ヴィレッタさん、お願いだから死なないで下さいよ!」

扇「俺、まだあなたに本当の名前すら教えて無いんですから!」

~特派 ナイトメア格納庫~

ルルーシュ「カレン、ラクシャータ!」

カレン「ルルーシュ、それにccも」

cc「ガウェインはどうだ?」

ラクシャータ「すぐにでも行けるよぉ」

ルルーシュ「カレン、学園の皆は?」

カレン「わ、分からないわよ」

カレン「あたしもこの子達の整備やってるとこだったし」

ルルーシュ「…そうか」

ルルーシュ「cc!まずはそっちに行くぞ」

cc「ああ、分かった」

カレン「ルルーシュ、あのでっかい奴は相当危ないわよ」

カレン「あまり無理しないでね」

ルルーシュ「もちろんだ」

こうなったら扇がゲスルートに入らない事を祈る

ルルーシュ「ラクシャータ、スザクから連絡はあったか?」

ラクシャータ「ええ、少し前にねぇ」

ラクシャータ「空港からこっちに来てるって」

ルルーシュ「分かった」

ルルーシュ「他に何かあればすぐに連絡してくれ」

ラクシャータ「オッケー、任せなさぁい」

ラクシャータ「……それと、無理なら戻って来なさいよ」

ラクシャータ「あんなの、アタシもロイドも見たこと無いんだから」

ラクシャータ「どんな武器があるかも分からないし」

ルルーシュ「心配するな、ヘマはしない」

cc「ルルーシュ!行くぞ」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「それでは、行って来る」

ルルーシュ「ここは任せたぞ」

ラクシャータ「はいはぁい」

カレン「あたしもすぐに行くから、手柄は残しときなさいよ!」

ルルーシュ「それなら、せいぜい急ぐんだな」

ルルーシュ「cc、発進してくれ」

cc「よし、まずはアッシュフォード学園だな」

~アッシュフォード学園 校庭~

ミレイ「皆、揃ってるわね?」

リヴァル「はい、会長」

ミレイ「くっ、こんなことになるなら、休日に予定を入れるんじゃ無かったわね」

ミレイ「でも、嘆いたところで事態は好転しないわ」

ミレイ「咲世子さん、ナナちゃんをよろしくお願いします」

咲世子「かしこまりました」

シャーリー「……」

ニーナ「……」

ミレイ「ほら、二人とも落ち込まないで」

リヴァル「会長、カグヤが言ってたゲットーの方に逃げましょう」

リヴァル「時間はかかるけど、一番確実です」

ミレイ「…そうね」

ナナリー「お兄様は大丈夫でしょうか」

咲世子「ルルーシュ様にはcc様もついていらっしゃいますから」

ニーナ「…ねえ、あれ何?」

ミレイ「え?」

リヴァル「あれって、ナイトメア?」

ミレイ「ちょっとちょっと、新手ってこと?」

ミレイ「あーん、こんなことなら告白だけでもしておけばよかったぁ」

リヴァル「だ、誰に告白するつもりだったんですか!?」

ミレイ「もうお終いよぉ」

咲世子「いえ、あれは私達を助けに来たようですよ」

ミレイ「へ?」

ルルーシュ「皆、無事か!」

シャーリー「ルル…」

今日はここまで。思ったよりサクサク進んでますね。早く終わるかもしれません。

分かりにくいところが多いとは思いますが、想像力をフル稼働して頑張ってください。これが私の限界です。

それでは、またノシ

ヴィレッ・・・いや乳房・・いや千草さん・・・

乙カレン!

乙バレ!

乙バレ!

続きが待ちきれんっ

誤字は指摘してあげた方がいいと思うけどね クソ野郎

このスレ>>61から読み直してから出直してこい

>>99
帰って、どうぞ
お前みたいなのが良スレを荒らしてるってわかんねーのかよks
誤字脱字は脳内補完、どうしてもわかんなければ指摘が鉄則だろkz
んで、今のところシュールな脱字だったり誤字は多くてもわからない誤字脱字は無いだろ。

シュールルバレルー

>>101
反応すんなクズ

おはようございました。

ギアスに関連のない議論は酒場でお願いします。また、ks、kz、クソ野郎は必要無いと思います。今後はやめていただきたい。
今日も日付が変わらないうちに書く予定です。

あと、私の誤字ってそんなに多いんですかね?読み返さないので分かりませんが、基本は脳内補完でお願いします。どの道書いてしまったら直せないので。

それでは、最後まで楽しんで行ってください。

アホは気にもするな 俺は気にしない

煽るなよ

すみません、今日は更新できません。

時間出来次第更新します。

待ってるぞー

今日はないのかー
んじゃ寝るか

コーネリアがブラコンか・・・いいな!
続き楽しみにしてます

忙しいのかな・・・?

きてないなぁ・・・

おはようございました。

契約更新で引っ越しがありまして、なかなか書けません。

時間が出来次第始めるので、待っていて下さい。

先の予想なんかしてくれると、アイデアとして使えるので嬉しいです。

それでは。

ギアスの契約更新か…

ギアスのアップデートのお知らせが届いたり使用回数や料金書いた書類が届くのか…

ギアス健全化に向けた取り組みについて

ギアス発動手順が変更となっております
詳しくはマニュアルをご参照下さい

つきましては、本日仮面ライダーssの後、元気があれば書こうと思いますので、続きが見たい方はパスワードを書き込んで下さい。
本日のパスワードはオレンジです。

(書き込みはネタ、書くのは本当かも)

カメンライドゥ!ゼロォ!

オールハイルオレンジ!
オレンジ卿のためにこの私ナイトオブぽんかんであるこの私がパスワードを記入させていただきます!

オールハイルオレンジ!
私ナイトオブゆずも参上!

オレンジ!オレンジ!オレンジ!

やだ、このスレ柑橘系の無駄に爽やかな匂いが充満してる…

オレンジの活躍はまだですか?
楽しみにしています

これはこれは…い伊予柑ですね

>>125
これは「いい予感」と「伊予柑(オレンジと柑橘類つながり)」をかけてる面白いネタなんだよ!

白石稔思い出した

オレンジ「fire in the hole !!!!」

おはようございました。

今日は元気ですので、書こうと思います。

つきましては、展開の確認と続きを思い出すので少しお時間を頂きます。

リアタイな方は、是非読んでいってください。

ルルーシュ「良かった、まだ全員ここに居たのか」

咲世子「あの不可思議なナイトメアの登場で、動くに動けませんでした」

咲世子(無闇に動くよりも、この方が安全と判断いたしました)

ルルーシュ(良くやった)

ミレイ「ちょっとルルーシュ!」

ミレイ「あのオレンジ色の奴何!?軍の秘密兵器か何か?」

ミレイ「お偉いさんなんでしょ?何か知ってるの?」

リヴァル「か、会長落ち着いて下さいよ」

ミレイ「落ち着ける訳、無いでしょ!」

ルルーシュ「」

cc「ルルーシュ、黙ってないで何か言ってやれ」

ルルーシュ「あ、ああ」

ルルーシュ「会長が動転するところは初めて見たものでな、あっけに取られてしまった」

cc「あいつも人間だ、どんなに強がっても怖いものは怖い」

cc「むしろ、お前は信頼されているということじゃないか」

ルルーシュ「どうしてそうなる?」

cc「ミレイは姉御肌で、自分もそれを自覚している」

cc「有事の際は、周りの人間を助けなくてはと使命感に燃えるタイプだ」

cc「その女が、お前が来た途端取り乱すんだぞ?」

ルルーシュ「単に聞きたいことが多いのでは無いのか?」

cc「……鈍感め」

リアルタイムきたわ

ルルーシュ「……まあいいか」

ルルーシュ「皆、聞いてくれ」

ミレイ「やっぱり軍の訓練?」

ルルーシュ「…残念ながら、あの兵器については不明なことだらけです」

ルルーシュ「とにかく、あいつは俺とccでどうにかする」

ルルーシュ「全員速やかにゲットーにある避難所まで逃げるんだ」

ルルーシュ「正面門のところに、軍用トレーラーを運んで来た」

ルルーシュ「咲世子さん、運転は……」

咲世子「お任せ下さい」

ルルーシュ「よし、それでは皆乗り込んでくれ」

リヴァル「ほら会長、行きましょうよ」

ミレイ「わ、分かってるわよ」

ミレイ「さあ!皆、ついてきて!」

シャーリー(これが、ルルの乗ってるナイトメア……)

シャーリー(これで、いつも戦ってるんだ……)

シャーリー(……皆を守るために)

シャーリー(……それを、ccさんは助けてるんだ)

シャーリー(……でも、私は……)

ルルーシュ「シャーリー、君も早く」

シャーリー「……ルル」

ルルーシュ「ん?話なら後で……」

シャーリー「私に、出来ることは無いの!?」

ルルーシュ「ど、どうしたんだ急に」

ニーナ(……私に出来ること…か)

ニーナ(……やっぱり、ルルーシュに渡そう)

ニーナ(きっと、上手く使ってくれるよね)タッ

シャーリー「私、ルルの役に立ちたいの」

シャーリー「出来ることはそんなに多くないけど、私だって…」

cc「ルルーシュ」

ルルーシュ「…分かっているさ」

ルルーシュ「シャーリー、よく聞いてくれ」

シャーリー「うん、何?」

ルルーシュ「今君に出来ることは、ここから無事逃げることだ」

ルルーシュ「皆がいると、俺たちも全力で戦えない」

シャーリー「でも……」

ルルーシュ「戦うのは俺たちの仕事だ」

ルルーシュ「何も気兼ねすることは無い」

シャーリー「……っ!」ドンッ

cc「きゃっ…!?」

ルルーシュ「シャーリー!」

シャーリー「う、動かないで!」ガチャ

cc「しまった、銃を……」

ルルーシュ「シャーリー、やめるんだ」

ルルーシュ「落ち着いて銃を下ろせ」

シャーリー「嫌!」

シャーリー「だって、ルルはあのナイトメアに乗って戦いに行っちゃうんでしょ!」

シャーリー「もしかしたら、死んじゃうかもしれないのに……」

ルルーシュ「大丈夫だ」

ルルーシュ「そのために、普段から訓練しているんだからな」

シャーリー「でも、あんなのと戦うことなんて、想定してないでしょう!?」

ルルーシュ「それは……」

シャーリー「ねぇ、一緒に逃げよう?」

シャーリー「ルルがやらなくても、誰かがやっつけてくれるよ」

シャーリー「ね?そうしよう?」

ルルーシュ「……それは出来ない」

シャーリー「どうして!」

ルルーシュ「今はまだ大人しいが」

ルルーシュ「あのナイトメアが暴れ出せば、この租界だけじゃない」

ルルーシュ「この国全体が危険に晒される」

ルルーシュ「それは、絶対に避けなければならない」

シャーリー「……」

ルルーシュ「分かってくれ」

ルルーシュ「これは、俺自身も望んでいることなんだ」

シャーリー「……ダメ、やっぱりダメ!」

ルルーシュ「シャーリー……」

シャーリー「ごめんね、ルル」

シャーリー「でも、怪我してたら戦えないよね?」カチ

ルルーシュ「……俺を撃つのか?」

シャーリー「……だって、これしか…」

シャーリー「これしか、ルルを止められないんだもん!」

cc「シャーリー……」

咲世子(ルルーシュ様?)チラ

ルルーシュ(いや、いい)

シャーリー・・・いや今のお前は酢飯だな。
酢飯、今のルルーシュは怪我程度じゃ止まらないぞ。
むしろ怪我を圧して出撃する分生還率はおちるかもな。

>>140

ルルーシュ「……それなら、やってみろ」スッ

シャーリー「……え?」

cc「ルルーシュ!」

ルルーシュ「シャーリーの気持ちは分からないでも無い」

ルルーシュ「どの道、今の俺に彼女を止める術は無いからな」

ルルーシュ「好きにしてくれ」

シャーリー「わ、私が撃たないと思ってるんでしょ?」ガタガタ

シャーリー「で、でも、あ、脚くらいなら……」

ルルーシュ「……」

シャーリー「……っ」ググッ

ダァン………

シャーリー と 銃口

咲世子「……何と」

シャーリー「……うぐっ」ガチャン

ルルーシュ「撃つと決めたのなら、すぐに引鉄を引け」カチャ

ルルーシュ「敵に時間を与えれば、こうして反撃を受けることになる」クルクル スッ

咲世子(……正確に銃本体を撃つなんて…)

咲世子(ルルーシュ様、貴方はどれだけ……)

シャーリー「……て、敵じゃないもん」

ルルーシュ「俺の邪魔をする人間は全て敵だ」

ルルーシュ「たとえそれがシャーリー、君でもな」

シャーリー「ルル……」

ルルーシュ「これを人に向けるということは、同じく向けられるということだ」

ルルーシュ「そして、撃っていいのは撃たれる覚悟のある人間だけ」

ルルーシュ「君にはそのどちらの覚悟も無い」

シャーリー「……」

ルルーシュ「君の手は、銃を握る為のものじゃないんだ」

ルルーシュ「大人しく避難して欲しい」

シャーリー「…でも」

ルルーシュ「…本当に俺の為を思うなら、必ず生き残ることだ」

ルルーシュ「残念ながら、皆を守りながら戦うことは出来ない」

ルルーシュ「ナナリーを守ってくれ」

ルルーシュ「…頼めるか?」

シャーリー「……うん」

ルルーシュ「よし、それでいい」

シャーリー「……ルル!」

ルルーシュ「まだ何かあるのか?」

シャーリー「私、今はまだ何も出来ないけど」

シャーリー「きっと、必ずルルの力になるから!」

シャーリー「ルルを助けられるようになるから!」

シャーリー「……だから、絶対に生きて帰って来て……」

ルルーシュ「当然だ」

ルルーシュ「まだまだやるべき事は山積みだからな」

シャーリー「…約束だからね」

ルルーシュ「ああ、約束だ」

cc「ルルーシュ、大丈夫か?」

ルルーシュ「……悪いが、こいつを預かっておいてくれ」

cc「何故だ?」

ルルーシュ「お前の銃は壊してしまったからな」

ルルーシュ「それに、俺の手はこの様だ」プルプル

cc「お前……」

ルルーシュ「マオの時から腕は磨いたつもりだったが」

ルルーシュ「どうやら、俺の心はそんなに強くないらしい」

cc「……そんな事はないさ」

cc「よく頑張ったな、ルルーシュ」

ルルーシュ「労いなら、事件が終わってからにしてもらおうか」

ニーナ「ルルーシュ!」

ルルーシュ「…ん?」

ニーナ「っ、はぁ、良かった、間に合ったみたい」

ルルーシュ「どこに行っていたんだ?」

ニーナ「ラボに行ってきたの」

ニーナ「あの、これ」

cc「……鍵?」

ルルーシュ「何の鍵なんだ?」

ニーナ「私の作ったフレイアの鍵」

ニーナ「これ、スペックと仕様が入ったメモリ」

ルルーシュ「フレイア?」

ニーナ「きっと、役に立つと思う」

ニーナ「とにかく、ガニメデの所にあるから持って行ってね」タッ

ルルーシュ「おい、ニーナ!」

ニーナ「頑張って、ルルーシュ!」

cc「……一体何なんだ?」

ルルーシュ「……さぁ?」チャリ

ルルーシュ「…まあいい」

ルルーシュ「cc、行くぞ」

cc「ああ」

咲世子「ルルーシュ様、お待ち下さい」

ルルーシュ「ん?お前も何かあるのか?」

咲世子「ええ」

咲世子「あのナイトメアが現れてから、用意しておきました」

ルルーシュ「…何だ?このカバンは」

咲世子「いわば、ゼロ変身セットです」

咲世子「ルルーシュ様のマスクも入っています」

咲世子「私は、ナナリー様をお守りしなくてはなりません」

咲世子「今回ばかりは、ゼロを任せていただくことが出来ないのです」

咲世子「ですから、cc様とどちらもこなせるように、ご用意いたしました」

咲世子「どうぞ、お持ち下さい」

ルルーシュ「……本当に、お前は優秀だな」

咲世子「恐縮です」

ルルーシュ「こちらは任せておけ」

ルルーシュ「お前は自分の仕事に集中するんだ」

咲世子「了解いたしました」

ルルーシュ「皆を頼むぞ」

咲世子「ええ、ルルーシュ様もご武運を」

これから咲世子さんが少し言葉遊びをします。どうか演出と思って読み流して下さい。

咲世子「最後に一つだけ、よろしいでしょうか?」

ルルーシュ「手短に頼む」

咲世子「日本には、的を射ると的を得るという言葉があります」

ルルーシュ「何が言いたい?」

咲世子「的を射るというのは、文字通り矢を射放つこと」

咲世子「的を得るというのは、その中央を射抜くことです」

咲世子「努力をすれば、的を射ることが出来る人間は少なくありません」

咲世子「ですが、的を得ることの出来る人間は、そう多くありません」

咲世子「ルルーシュ様は、的を得ることの出来るお方」

咲世子「どうか、正しいご決断を」

ルルーシュ「…分かっている」

ルルーシュ「これまでも、間違ったつもりはない」

咲世子「……それでは、また後ほど」

ルルーシュ「ああ」クルッ

咲世子「……」

咲世子(どうか、ご無事で……)

cc「話は済んだのか?」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「これを貰った」

cc「何のカバンだ?」

ルルーシュ「変装用だ」

cc「なるほど、そういうことか」

ルルーシュ「出られるか?」

cc「すぐにでもな」

ルルーシュ「よし」

ルルーシュ「さっさと終わらせるぞ」

cc「そうだな」

cc「私たちの目の前で暴れたのが運の尽きだ」

ルルーシュ「ガウェイン、発進だ」ビシッ

cc「格好だけは付けるんだな」

ルルーシュ「そうでもしないと落ち着かんのだ」

cc「……まあ、想定外のことにしては、まだマシになった方か」

cc「了解、ガウェイン発進だ」ヒュイィィィイン

~アヴァロンデッキ~

ラクシャータ「ロイド、パーツは全部運び終わったよぉ」

ロイド「技術士官は?」

ラクシャータ「ちょうど別租界に居たっぽいわぁ」

ラクシャータ「残念だけど、最低限いるかどうかってとこぉ」

ロイド「……まあ仕方ないか」

ラクシャータ「医療班は揃ってるから、怪我の方はどうにかなりそうねぇ」

ラクシャータ「マシンの方はアタシたちで頑張るしかないかしらぁ」

ロイド「分かった」

ロイド「セシルくん、発艦許可は?」

セシル「ダメです、出ません」

セシル「本部も混乱状態で、余裕が無いみたいで……」

ロイド「…そうか」

ラクシャータ「どうする?」

ラクシャータ「カレンもランスロットも積んじゃってるし、アレも運んじゃったけど」

ロイド「……これ以上時間はかけられない、か」

ロイド「仕方ない、発艦しよう」

セシル「で、ですが……」

ロイド「責任は僕が取る、すぐに用意するんだ」

ラクシャータ「あらぁ?アタシを忘れんじゃないわよ」

ラクシャータ「……今度は、あんただけに背負わせたりしないからさ」

ロイド「心強いよ、ラクシャータ」

ロイド「セシルくん」

セシル「もう、知りませんからね」

セシル「それでは、強制発進を……」

ユーフェミア「お待ちなさい!」

セシル「え?ユーフェミア様?」

ロイド「…あちゃあ」

ラクシャータ「早い結末だったわねぇ」

セシル「あ、あの、これは……」

ユーフェミア「すみません、通信をお借りします」ピッ

セシル「え?」

ユーフェミア「スザク、用意は出来ましたか?」

スザク「はい、いつでも行けます」

ユーフェミア「結構、次の命あるまで待機していなさい」

スザク「了解しました」ピッ

ユーフェミア「さて、これでよし、です」

ロイド「あ、あのぉ?」

ラクシャータ「どゆこと?」

ユーフェミア「現在、軍の指揮系統は完全に麻痺しています」

ユーフェミア「残念ながら、この艦を発進させることは、副総督であるわたくしにも出来ません」

セシル「そ、それはそうなのですが……」

ユーフェミア「で、す、が!」

セシル「は、はい!」

ユーフェミア「この艦はシュナイゼル兄様の大切な旗艦」

ユーフェミア「このまま租界に埋める訳にもまいりません」

ユーフェミア「よって、わたくしは副総督として、妹としてこの艦をすぐに安全区域まで待避させる必要があります」

ユーフェミア「その過程で戦闘行為に介入してしまうのも、致し方無いことでしょう」

ロイド「…ということは?」

ユーフェミア「この艦を待避させるにあたり、あの不明ナイトメアという脅威排除を最優先とします!」

ユーフェミア「皆さん、ご協力願えませんか?」

ラクシャータ「…だそうよ?」

ロイド「…のようだね」

ユーフェミア「ロイドさん、指揮はお任せしても?」

ロイド「もぉちろぉんですよぉ!」

ロイド「セシルくん、全艦放送で指示を出して」

ロイド「ラクシャータは飛翔滑走翼の調整、急いでね」

ロイド「セシルくんは、終わったら操艦お願い」

ロイド「僕は例のマシン完成させるからさ」

ラクシャータ「オッケェイ」

セシル「は、はい!」

ユーフェミア「それでは、まいりましょうか」

ユーフェミア「平和を脅かすあのナイトメアを、何としてでも止めるのです」

ロイド「りょおかぁい!」

ロイド「さぁ、お偉いさんのお墨付きもあるわけだしぃ」

ロイド「いっちょ、やってやろうかぁ!」

ラクシャータ「おーう」

セシル「さっきまではいい緊張感だったのに……」

ユーフェミア「わたくしのやりたい事がこれで出来ます」

ラクシャータ「さて、どうなる事やら、ねぇ」

~アヴァロン射出カタパルト前~

カレン「スザク、機体に問題は無いわよね?」

スザク「ああ、完璧だよ」

カレン「それならいいんだけど」

カレン「未だに、あたし一人で整備するのは落ち着かないのよね」

スザク「そうなのかい?」

カレン「だって、あたしに機体の全部がかかってんのよ?」

カレン「整備不良なんて起こしたら、乗ってる奴が死ぬかもしれないんだから」

カレン「あんたも、ルルーシュも、ccも、もちろんあたしだって」

カレン「誰も死なせないように整備やってんのよ」

ひさびさのリアタイ

スザク「……カレンは変わったね」

カレン「なにが?」

スザク「最初は、もっと特派を嫌がっていたし」

スザク「僕のことも嫌いだっただろ?」

カレン「え?」

スザク「僕は裏切り者の日本人だからね」

スザク「でも、最近は違う」

スザク「思えば、今の君と初めて会ったのはナイトメア戦だったね」

スザク「あの時のトゲトゲしさが、嘘みたいだ」

カレン「何よ突然、気持ち悪いわね」

スザク「いや、ふと思っただけなんだ」

スザク「確かに、変だったかもしれない」

カレン「……ま、あたしもここに来て色々知ったからね」

カレン「あんたが何を考えてたのかもわかったし」

カレン「…ブリタニアだとか日本だとかで縛られるのも勿体無く感じちゃっただけよ」

カレン「もちろん、日本を取り戻したいって目的は変わってないけど」

カレン「周りを全否定してすることじゃ無かったんだなってさ」

スザク「……そうだね」

スザク「僕は、あのフクオカで救われたんだ」

カレン「ユフィに、でしょ?」

スザク「君にさ」

カレン「え?」

スザク「ここまでやってきたんだから貫けって」

スザク「何があったって離れて行ったりしないって」

カレン「あ、はは……そんなこと言ったっけ?あたし」

スザク「あの言葉で、僕は覚悟を決められたんだ」

スザク「ありがとう」

カレン「べ、別にいいわよ」

カレン「あたしも覚えてないし」

スザク「それでも、さ」

カレン「……ま、それであんたの気が済むならいっか」

カレン「でも、戦いの前にそういう事を言うもんじゃないわよ」

カレン「終わってから言いなさいな」

スザク「はは、そうだね」

スザク「今度、食事にでも誘うよ」

カレン「はいはい、良いもの食べさせなさいよね」

スザク「お手柔らかに頼むよ」

カレン「さ、早く乗りなさい」

カレン「あたしもすぐに行くからさ」

スザク「その前に終わらせておくよ」

カレン「軽口禁止、いい?」

スザク「はは、了解」

ここで一旦終わり。

ここでは無いのですが、isのssも書いてまして、そちらを進めたいので少しおそくなるかもしれません。

ですが、完結も間近なので、気長にお待ちください。

それではノシ

乙ー
出撃前の約束は死亡フラグ、まぁスザクに通じる気はしないけど

乙バレー
スザクは死亡フラグが立つほど生存率が上がるからなぁ


どこぞのコーラと同じ人種か

でも「生きろッ!!」のギアス掛かってないからな
まあスザクはフラグごときへし折りそうだが

だってギアス世界でスザク殺せるレベルなんてカレンくらいだし・・・

もしかして 一夏の難易度がヤバいやつじゃないだろうな

>>174どれです?

>>175
違ったならいいや。ごめん

ルルーシュが取りこぼしたカレンのフラグを着々と回収していくスザク

>>176読んでみたいだけなんですけどね……

今日また書けると思います。

>>178
ss速報で 一夏 難易度
検索だ

>>177
それはないわー

速報だと書いていないので違いますねー( ;´д`)調べてみます。

少し忙しいんでしょうね

もう春だからオレンジ畑の面倒見ないと

年度末だと?おのれシュナイゼル!

なにっ! 三月も終わるだと!?
おのれシュナイゼル!

もうすぐ新年度だと!?
おのれシュナイゼル!!

ウ=ス異本ではアーニャがオレンジとニャンニャンしてるだと!?
おのれシュナイゼル!

いいぞもっとやれ

俺はいつまでも待ち続けるッ!!

上に同じく

まだかなー?

スザァァァク!!

ルルーシュゥゥゥ!

オラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァ!

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァァ!

このスレはッ!何者かから『ギアス攻撃』を受けているぞ!

何故にジョジョwwwすみません、新年度で時間が取れないとです。もう少しで落ち着くと思うので、適当に待っていてください。新歓次第では早めに戻って来られると思います。それでは。

おk適当に待ってるよん

待っとるよ

中佐殿。そろそろ向かわれませんと町が塵芥と化してしまいます><

閣下、自分のフレイヤがバースト寸前であります
早く戻ってきてください

てめーらは次に「おのれシュナイゼル!!」と言う……

おのれシュナイゼル!!………はっ!?

そんな小ネタに反応してないでとっとと書け下さいwww

てめーらは次に「扇氏ね!!」と言う……

だが断る

c.c.の尻がたまらん!って奴は挙手

c.c.の全てがたまらん

カレンの乳がたまらん!

ギアスの女キャラ全てたまらん!(ニーナ除く)

ニーナにも穴はあるんだよな・・・?

角でナニしてるくらいですし

コーネリア「……あれが元凶か」ギャルルッ

コーネリア「あまりに巨大……」

ジークフリート「……」ズズズ

コーネリア「妙に大人しいのが引っかかるが」シャキン

コーネリア「これ以上暴れさせるわけにもいかん」

コーネリア「聞け!ナイトメアに乗っている人間!」

コーネリア「私はコーネリア・リ・ブリタニア!このエリアの総督である!」

コーネリア「投降すれば悪いようにはしない、今すぐ破壊活動をやめろ!」

ジークフリート「………」ズズズ

コーネリア「くっ、聞く耳持たんか」

コーネリア「それなら、力尽くで取り押さえるまで」

コーネリア「ラウンズも認める腕、とくと見せてくれよう」

ジークフリート「………」ジャキン

コーネリア「うおおおおぉぉ!!」ギャアアア

ジークフリート「……ル…ル……ア……」

ジークフリート「グワアアアア」ヒュンッ

~ジークフリート内部~

ジェレミア「ぬう……っ」ドサッ

ジェレミア「ダレだ……ワタシを惑わすのは……」ズキズキ

ジェレミア「ヤメロ……ワタシには使命がアル……」

ジェレミア「我がシメイ……ハカ……イ」

ジェレミア「ハカイ……では……ない?」

ジェレミア「それでは……イッタイ……」

ジェレミア「む………アレは……」

ジェレミア「コーネリ……ア……様の」

ジェレミア「そう、だ、私は……」

???「全てを破壊するんだ」

???「僕らも君も、それを望んでいる」

ジェレミア「き、さま……何も……」

???「考える必要はないんだ」

???「大丈夫、ルルーシュはccが守ってくれる」

???「僕らの計画に、何らの支障もないんだ」

ジェレミア「ルル……シュ」

ジェレミア「c……c」

???「さあ、目の前にあるのは何だい?」

ジェレミア「グロースター……」

???「それ、粉々にしていいよ」

???「君の想う国の為に、ね」

ジェレミア「そう……国の……」ズキン

ジェレミア「国の……為に」

???「さあ、いってらっしゃい」

???「……オレンジくん」

ジェレミア「ワタシは……オレンジでは……ない」

ジェレミア「そう、いつからか敵はホロボサねば」

ジェレミア「我が血塗られし宿命を」

ジェレミア「オールハイル、ブリタニア!!」

~ガウェインコックピット~

ルルーシュ「……思っていたより、破壊が進行していない」

cc「気になるか?」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「あまりに大人しすぎる」

ルルーシュ「攻撃の為でないなら、何の為に現れたんだ?」

cc「さあな」

cc「残念だが、私には分からん」

ルルーシュ「ともかく、好都合ではある」

ルルーシュ「何とか事態を収拾し、これを機に軍事、政治ともに再編成を行う」

cc「再編成?」

ルルーシュ「コーネリアの補佐をしていて、一番の問題はエリアの特殊性だと気付かされた」

cc「コーネリアがか?」

ルルーシュ「すっぱり否定も出来ないが、それではない」

ルルーシュ「このエリアについてだ」

cc「ふむ……」

ルルーシュ「分かるか?」

cc「……いや、分からない」ズキ

cc「……それで?説明はしてくれるんだろうな?」

ルルーシュ「?あ、ああ」

ルルーシュ「大丈夫か?」

cc「何の話だ」

ルルーシュ「今、一瞬辛そうに感じた」

cc「気のせいだ、問題ない」

ルルーシュ「そうか……」

久々の更新キタ━━━(・∀・)━━━!!

ルルーシュ「まあ、説明という程大したことではない」

ルルーシュ「この国が、他のエリアと決定的に違う所」

ルルーシュ「つまり、サクラダイトだ」

cc「サクラダイト自体は、他のエリアでも採掘されているだろう」

ルルーシュ「単に採掘ならば、な」

ルルーシュ「だが、ナンバーズが実質的に採掘を取り仕切っているのは、ここが唯一だ」

cc「……確かに」

ルルーシュ「それが、この国の支配構造を複雑にしている」

ルルーシュ「この国の利権は、実際のところ本国が握っているわけではない」

cc「そうなのか?」

ルルーシュ「例えばシュタットフェルト」

ルルーシュ「本国でも名のある名家だ」

ルルーシュ「それが何故、こんな辺境に赴任している?」

cc「なるほど、全てはサクラダイトを巡る争いか」

ルルーシュ「その通りだ」

ルルーシュ「もはやエネルギー伝達物質として欠かすことの出来ない資源であるサクラダイト」

ルルーシュ「それを専売した時の利益は、キョウトの規模からも察しは付くだろう」

cc「たしかに、植民地化されているとは思えん」

ルルーシュ「だが、今回の騒動で、利権を狙っていた連中は殆ど本国へとんぼ返りだ」

ルルーシュ「カレンは、どうやら付いていかなかったようだが」

cc「母親は残された、そのせいだろう」

ルルーシュ「何とも、やりきれない話だな」

ちょっと飲んで来る。きっとまた書けると信じる。

呑みながら待ってる

待ってましたぁぁあああああ!!!

更新乙

そして日を跨いだわけだが・・・・おのれシュナイゼル!

おのれシュナイゼル

ゼロ!俺を騙したなあああああ

ルルーシュ「とにかく、今日本は丸裸と言っていい」

ルルーシュ「今こそ、全支配権を一旦ブリタニアに統一させる」

cc「しかし、そんなことをすれば」

cc「キョウトは壊滅してしまうんじゃないか?」

ルルーシュ「ああ、そうなるだろう」

cc「いいのか?」

cc「騎士団はともかく、桐原はお前の正体を知っているんだぞ?」

cc「報復を企てられたら」

ルルーシュ「その為の自治区だ」

cc「何?」

ルルーシュ「ここで、日本自治区が使える」

ルルーシュ「あの巨大ナイトメアは誤算だったが、これは使える材料だ」

ルルーシュ「まずはキョウトの本拠を自治区に移し」

ルルーシュ「トウキョウ租界の立て直しを支援してもらう」

cc「支配層に食い込ませるのか?」

ルルーシュ「いや、それでは利権を取るのが桐原になるだけで何も変わらない」

ルルーシュ「あくまで主体はブリタニアに任せる」

cc「話が見えない」

ルルーシュ「ようは、自治区としての地位を底上げするんだ」

ルルーシュ「サクラダイト利権をブリタニアに譲渡し、貿易のみを自治区に限定する」

cc「……それは、どうなるんだ?」

ルルーシュ「少し複雑ではあるが」

ルルーシュ「支配自体はブリタニアに統一される」

ルルーシュ「これによって、やがて日本を完全に独立させるにあたって交渉する相手をブリタニア皇族に一本化できる訳だ」

ルルーシュ「現状、今の日本を独立させようとすれば」

ルルーシュ「様々な貴族やその他企業を全て根回しした挙句、相当な金銭、物資、さらには人員が必要になる」

ルルーシュ「それを用意するには、莫大な時間がかかるだろう」

ルルーシュ「俺の力の及ばぬところで動く影も多いことだしな」

cc「……なるほど、それがブリタニアに一本化されていれば」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「俺がラウンズになるだけで、一気に条件をクリアできる」

ルルーシュ「当初の計画とは変わってしまうが、こちらの方が早く事が済む」

cc「そのためには、さっさとあいつを片付ける必要がありそうだな」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「それが第一条件だ」カチカチ

cc「……見えた」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「……だが、妙だな」

cc「めちゃくちゃだが、暴れまわっているな」

cc「…おい、あれは」ピッ

ルルーシュ「コーネリアか?」

cc「どうやら、交戦中らしいな」

cc「まずいぞ、グロースターでどうにかできるとは思えん」

ルルーシュ「ハドロンを撃つ、操作は任せるぞ」

cc「分かっている、派手にやれ」グイッ

ルルーシュ「言われなくても!」ピピッ

焼き払え! どうした それでも世界で一番大きなkmfか!

蜜柑が腐ってやがる・・・・遅すぎたんだ・・・

これっ位のお弁当箱に
叔父貴の叔父貴のエンコ詰めて
乙バレ

あんまり進んでませんね

ageるなよ・・・・

ds版でユフィがピンク色のジークフリート改に乗って昏倒病ギアスかけてくる展開があったの思い出した

「青いのに紅蓮とはこれいかに」な機体も無かったか?

あの縦ロールを横ロールにしてぇ

暇だから最初から見直してくるわ

最近、更新が来ないお(´・ω・`)

もう今月はないのかね…

今日も来ないだろうな・・・
そう思いながらも、毎日このスレチェックしちゃうオイラ

変態仮面・・・が・・・来ない・・・・

コーネリア「ぐあっ!!………」ズシャアアッ

コーネリア(何てパワーとスピードだ……機体性能が違いすぎる……)

コーネリア(突然動きが変わった、何故…)

コーネリア「くっ!?」ガキィン

ジークフリート「ナイトメアのパイロットよ」

コーネリア(交信?今更何の目的だ?)

コーネリア「何だ?降伏する気になったか?」

ジークフリート「もう無駄な抵抗はやめたほうがいい」

ジークフリート「私は完成されてしまった」

ジークフリート「もはや、この地を焦土と化すまで、止まることはできない」

ジークフリート「私の中に残る微かな感情が、貴公を生かさねばならぬと騒ぐのだ」

ジークフリート「大人しく逃げて欲しい、そうでなければ、私は再び、私を裏切らなければならなくなる」

キタ━(゚∀゚)━!!!!!

コーネリア「裏切る?どういうことだ!」

ジークフリート「もはや、それが何の残り香なのかも分からぬ」

ジークフリート「だが、確かにあるのだ」

ジークフリート「我が破壊は、ブリタニアの為に……」

コーネリア(ブリタニアの為?それに先程から何を訳の分からないことを言っているんだ?)

コーネリア(だが、あの機体)

コーネリア(フロートシステムや挙動、まさしく枢木のランスロットと同じ……)

コーネリア(グロースターを超える最新世代、そして……)

コーネリア「……まさか、お前をここで暴れさせているのは……!」

ジークフリート「私は何も分からぬ」

ジークフリート「だが、破壊せねばならぬ」

ジークフリート「そう、全てを無に帰し、新たなブリタニアの栄光を」

ジークフリート「そして、ギアスの繁栄を!」

コーネリア「ギアス……?」

vv「うーん、まずいな」

シュナイゼル「どうかされましたかな?」

vv「どうやら、あのパーツは適性があったようだ」

vv「完全に制御しきれていない」

vv「このまま話されても、面倒なことになる」

シュナイゼル「何か対策を?」

vv「……そうだね」

vv「残念だけど、コーネリアには死んでもらうしかなさそうだ」

シュナイゼル「心が痛みますが、致し方ないでしょう」

vv「ふふ、君にまだ人の心が残っているなら、きっとそう言うんだろうね」

vv「…もちろん、僕ら化け物にはそんな感傷」

vv「もう存在しないけど」

???「オレンジ、もうお喋りは終わりだ」

ジェレミア「……」

???「君は何も考えなくていい」

???「目の前にあるのは何だい?」

ジェレミア「グロースター、です」

???「いいや、違うよ」

???「あれは石ころだ」

???「邪魔な石ころは、どうすればいいかな?」

ジェレミア「……破……壊」

???「そうだ」

???「さあ、仕事を終わらせて」

???「優しい世界ですることがあるんだろう?」

ジェレミア「………」ギギギ

ジェレミア「イエス、ユアハイネス」

コーネリア「おい、貴様!」

コーネリア「話を続けろ!一体何を知っている」

ジークフリート「……」

コーネリア「おい!」

ジークフリート「オールハイル……」ジャキン

コーネリア「!!」

ジークフリート「ブリタニア!!」ギュルルルッ

コーネリア「くっ、肝心な所を話さずにっ!」グラッ

コーネリア「しまっ……!?」

ジークフリート「破壊破壊破壊」

ジークフリート「全て、破壊だぁっ!!」

コーネリア「……!くっ……」ギュッ

がきぃぃぃぃぃいんっ

コーネリア「……何……?」

藤堂「大丈夫か、ブリタニア皇女コーネリア」ギギギギ

コーネリア「貴様、黒の騎士団の……」

藤堂「武将は勇ましく有るべきだとは思うが」

藤堂「人を率いる為には、時として冷静になることも大切だ」

藤堂「足場の確保は、戦術の基本だろう?」

コーネリア「……言われなくても分かっている」

藤堂「それならば、今自分がすべきことを考えるのだな」ガインッ

ジークフリート「……石ころが二つ……」

???「残念ながら、もう一つ追加だよ!」

どぉんっ

ジークフリート「何?」ビリビリッ

???「うわ、全然効いてませんよロイドさん」

ロイド「ルミナスのエナジーだって有限だ」

ロイド「そのまま押し込んじゃえば、いけるさ、きっとぉ」

カレン「スザク、集中集中」

スザク「おっと、そうだね」

スザク「ユーフェミア様の騎士、枢木スザク」ビシッ

スザク「緊急事態により、戦闘に介入します!」

カレン「……そういうのは要らないのよ……」

コーネリア「枢木!」

藤堂「スザクくんか、暫くぶり、と言うべきか」

スザク「騎士団によるトウキョウ租界での武力行使は、本来認められていませんが」

スザク「事態の収束を最優先とします」

スザク「今は協力してください」

藤堂「……了解だ!」

ジークフリート「……邪魔な……」

ぎいぃぃぃぃぃいん!!

ジークフリート「ぬうっ!?」

コーネリア「この光は……」

スザク「ルルーシュ!」

藤堂「ルルーシュ?」

ルルーシュ「コーネリア様、ご無事ですか!」

コーネリア(そこは姉上と呼んで欲しかった……いや、もっと言うならお姉ちゃんと……)

スザク「ルルーシュ、コーネリア様のことは任せる!」

スザク「藤堂さん、よろしくお願いします」

藤堂「微妙に呑み込めんが」

藤堂「そう長く議論も出来ないようだ」

ジークフリート「破壊……」ズズズ

スザク「ルルーシュ、早くコーネリア様を安全な所へ」

スザク「ガウェインなら運べるだろう?」

ルルーシュ「任せておけ」

コーネリア「いや、私はまだ……」

ジークフリート「破壊!!」

スザク「行きます!」

藤堂「応!」

ルルーシュ「cc、頼む」

cc「退屈だったぞ」

cc「まあ、お姫様を助けてやらねばな」ガシッ

コーネリア「あ、おい……」

ルルーシュ「飛ばすぞ、cc」

ルルーシュ「早くスザク達に合流しなければ」

cc「まったく、こちらの姫にも気を遣ってくれないものか…」ボソッ

ルルーシュ「…それは終わってからだ」

cc「!」

コーネリア「……イチャイチャするんじゃない」

cc「い、行くぞ!」ブォン

また余裕あったら書きます。待たせてごめんなさい。ちゃんと見ているので嬉しいです。

それではー

乙ー
ランスロット対ジークフリートとは中々の好カード

ジークフリート「ぬぅん!」グルルル

藤堂「くっ、大きな図体の割に素早いな」ギンッ

ジークフリート「破壊……」

藤堂「ナイトメアではなく租界のプレートを狙うのはいい作戦だ」

藤堂「攻め方をよく考えている、敵ながら見事」

藤堂「……もっとも、あくまで敵が私一人であればの話だがな」

スザク「でやぁぁぁぁあ!!」ガキィン

スザク「まだまだ!せいっ!」ギンッ

ジークフリート「鬱陶しい……」グリン

スザク「藤堂さん!」

藤堂「ああ、万事承知している」カチャ

藤堂「使い慣れないが、選り好み出来る状況でもないな」

藤堂「ふんっ」ダダダダダッ

ジークフリート「ちょこまかと、無駄だというのが分からんか!」チュィンチュィン

スザク「無駄かどうか!」ヒュンッブンッ

藤堂「自分の身をもって知るといい!」ギャルルルッ

ジークフリート「死に急ぐ兵に、勝利などありえん!」

~トウキョウ租界郊外 避難区域~

ルルーシュ「ここなら安全だろう」

cc「よし、降ろすぞ」スッ

コーネリア「ここはどこだ?」

ルルーシュ「租界の外縁です」

ルルーシュ「ともかく、今は指揮系統の再構築を……」

コーネリア「いや、機体を修理してすぐにでも奴のところへ…」

cc「それは無理だ」スタッ

コーネリア「何?」

cc「……やはりな」カシュッ

コーネリア「私を見下ろすんじゃない」

cc「自分の脚で立てるのか?」

コーネリア「……」

ルルーシュ「怪我か?」スタ

cc「機体が歪んでいる、おそらくは挟まれたのだろう」

cc「ルルーシュ手伝え、この見栄っ張りをコックピットから出す」

コーネリア「貴様、誰に向かって……」

cc「怪我人に向かって、だ」

コーネリア「!」

cc「今は細かいことを言い争う時間もない」

cc「不敬罪なら全て終わってから受け付ける、大人しくしていないと二度と両の脚で立てなくなるぞ」

ルルーシュ「cc、もう少し言い方を考えろ」

ルルーシュ「コーネリア様、その脚では出撃など到底できません」

ルルーシュ「あの巨大ナイトメアは我々でどうにかします」

ルルーシュ「ですから……」

コーネリア「……あまり他人行儀な話し方をするな」

ルルーシュ「は?」

コーネリア「私も自分のことくらい分かる」

コーネリア「……だが、あのナイトメアのパイロットが妙なことを言っていたんだ」

ルルーシュ「妙なこと?」

コーネリア「私を殺したく無いとか、完成されてしまったとか」

コーネリア「それに……」

cc「勿体ぶるな、今も枢木や藤堂は戦っているんだぞ」

コーネリア「うるさい、今話そうとしていたんだ」

コーネリア「少し見ないうちに随分ふてぶてしくなりおって」

cc「信頼の証と受け取ってくれ」

ルルーシュ「それで?続きは何ですか?」

コーネリア「ああ、そうだったな」

コーネリア「確か……ギアスと言ったか」

ルルーシュ「!」

cc「……」

コーネリア「何のことかは分からないが、重要ではあるだろう」

ルルーシュ(……cc)

cc(何だ?)

ルルーシュ(あの機体とギアスが関連しているのは、まあいい)

ルルーシュ(仮にギアスの秘密が漏洩する恐れがあった場合、お前ならどうする?)

cc(……私なら、機密保持の為にコーネリアの口を封じる)

ルルーシュ(……だろうな)

ルルーシュ(まずいな、コーネリアがギアスのことを知り、それを公表でもすれば)

cc(まず間違いなく、命はない)

コーネリア「何をこそこそ話している?」

ルルーシュ(既に裏で糸を引いている人間にコーネリアのことがバレている可能性は?)

cc(そう高くはないはずだ)

cc(だがコーネリア側ではなく、ナイトメアのパイロット側の行動が掴まれていれば……)

ルルーシュ(なるほど、ありえないとは言えんな)

コーネリア「私を無視するなー」

cc(どうする?)

ルルーシュ(……)

コーネリア「おーい」

ルルーシュ「…仕方あるまい」スッ

コーネリア「ん?どうしたルルーシュ」

ルルーシュ「姉上、これは貴女を守るためなんだ」キイィン

コーネリア「ど、どうした?怖い顔をして」

コーネリア「それに、姉上なんて……」

cc「ルルーシュ…」

ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる」

ルルーシュ「ギアスに関することを全て忘れろ!」キュイィィィン

コーネリア「え?」

コーネリア「……分かった」

ルルーシュ「指揮官として、事態の終結に向けて行動する方が得策ではないか?」

コーネリア「そう、かもしれない」

ルルーシュ「よし、ならばまずは脚の治療に向かう、いいな?」

コーネリア「……ああ、そうしよう」

ルルーシュ「…よし、コーネリアは引き渡した、時期に意識もハッキリするだろう」

ルルーシュ「医務官達も、ショックによる一時的な混乱と判断するはずだ」

cc「……」

ルルーシュ「何か言いたそうだな、cc」

cc「あんなくだらないことでギアスを使うな」

cc「どのみち情報が渡った可能性があると知れているなら、もはやコーネリアがギアスのことを覚えていようがいまいが関係ない」

ルルーシュ「くだらなくはない」

ルルーシュ「この戦局を乗り切ってしまえば、コーネリアを暗殺する機会は少ないからな」

ルルーシュ「グラストンナイツもいる、俺も対策は可能だ」

cc「何故そうまでしてコーネリアを守る」

cc「奴はブリタニア軍侵攻の先陣を切っていたような女だ」

cc「言わばお前の理想の対極、相入れない存在」

cc「それを……」

ルルーシュ「……どんな事情があろうとも、死ぬべき人間など居ない」

ルルーシュ「まして、コーネリアは俺の姉だ」

ルルーシュ「ここで見捨てることは、シャルルが俺の母にしたことと何も変わらない」

cc「…マリアンヌは…っ!」

ルルーシュ「ん?何か知っているのか?」

cc「……言えない」

ルルーシュ「言えない?隠し事はしないんじゃなかったのか?」

cc「……言えないんだ」

ルルーシュ「……」

cc「だが、これだけは言える」

cc「お前の考えは正しい、死ぬべき人間は存在しない」

cc「だが、それはまずお前自身のことを考えてからの話だ」

cc「前にも話しただろう」

cc「ギアスは単なる契約ではない、身体を蝕み、心を蝕んでいく」

cc「私自身、そうして取り返しのつかないことになったんだ」

cc「だから、お前には全うな人間としての生を……」

ルルーシュ「…今更何を言っている」

ルルーシュ「お前と契約した時点で、全うな人間としての生など、とうに不可能だ」

cc「だが、私やマオのようにならないことは出来る!」

cc「お前がギアスを使えば使うほど、ギアスはお前をボロボロにしてしまう」

cc「使うなとは言わない、だが慎重に考えろ」

cc「それに、コーネリアからマリアンヌの情報を掴めたかもしれないんだぞ?」

ルルーシュ「……」

cc「絶対遵守は、ギアスの中でも強力な部類に入る」

cc「その分、侵食も進みやすいんだ」

cc「だから……」

ルルーシュ「…」ポン

cc「!」

ルルーシュ「言いたいことは分かるさ」ナデ

ルルーシュ「心配してくれているのだろう、俺のことを」ナデナデ

cc「……当たり前だ、ばか」

cc「狂化して理性を保てる例はごく稀だ」

cc「最悪の場合、狂化に耐えきれずに精神が崩壊してしまう」

cc「それは、死と同じだ」

cc「そんなことになったら、私は……」

ルルーシュ「……」ナデ

ルルーシュ「……cc、お前は随分人間らしくなった」

cc「?」

ルルーシュ「出会った頃を覚えているか?」

ルルーシュ「自分勝手で、愛想が無くて、口も悪くて」

ルルーシュ「いや、それは今でも余り変わっていないか」

cc「……突然貶すな」

ルルーシュ「貶している訳じゃない」

ルルーシュ「それだけだったお前が、今こうして俺の為に怒って、そして悲しんでくれる」

ルルーシュ「それは素直に嬉しい」

cc「な、何が言いたいんだ」

cc「回りくどいのは嫌いなんだ、私は」

ルルーシュ「…そうだったな」

ルルーシュ「コーネリアのことは必要な措置だ」

ルルーシュ「確かに粗暴で好戦的だが、悪人ではない」

ルルーシュ「ギアスなんてものに関わる必要は無いんだ」

cc「それはそうだが…」

ルルーシュ「コーネリアが死ねば、次にこのエリアを統治する人間が現れる」

ルルーシュ「……俺の推測が正しければ、シュナイゼルがな」

cc「本格的に征服するつもりか」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「自治区日本は出来て間も無い」

ルルーシュ「キチンとした法整備も追いつかない今なら、うやむやのうちに吸収することも可能だ」

cc「つまり、コーネリアに死なれれば、今後の計画に響くと?」

ルルーシュ「ああ」

cc「……後付けでよくそこまでペラペラと話せるものだ」

ルルーシュ「…流石に見透かされたか」

cc「当然だ、どれだけお前を見て来たと思っている」

ルルーシュ「どのくらいだ?」

cc「……」

cc「と、ともかくそれはただの言い訳だろう」

ルルーシュ「まあ全て嘘っぱちではないさ」

ルルーシュ「ギアスに関わらせたくないのは本心だ」

ルルーシュ「ギアスについては、俺とcc」

ルルーシュ「二人で対処すべきだ」

ルルーシュ「無闇に首を突っ込ませれば、それこそ命の危険もある」

cc「それは…でも…」

ルルーシュ「皇妃マリアンヌに関しては、コーネリアに直接で聞けばいい」

ルルーシュ「ギアスも濫用するつもりはない、心配は無用だ」

cc「…私に聞かなくていいのか?」

ルルーシュ「母のことを?」

cc「…うん」

ルルーシュ「いいさ」

cc「え……?」

ルルーシュ「お前は今まで、俺の不利になるようなことは一度もしなかった」

ルルーシュ「そんなお前が、俺の知りたがっている母のことを話せないと言っているんだ」

ルルーシュ「理由があるんだろう?」

cc「……うん」

ルルーシュ「そうしょげるな、無理に話させはしない」

ルルーシュ「俺もずっとお前を見て来た、信頼もしている」

ルルーシュ「な?」ポン

cc「……いちいち頭を叩くな」

cc「……ありがとう」

ルルーシュ「それは、何に対しての感謝だ?」

cc「……色々だ、色々」

ルルーシュ「よし、続きは落ち着いてからだ」

ルルーシュ「急ごう、ガウェインの力が必要だろうからな」

cc「…ああ!」

???「ここは……助かったのか……」

ルルーシュ「ん?あれは……」

cc「何だ?行かないのか?」

ルルーシュ「いや、あれを見てくれ」

???「どうなっているんだ……」

cc「確か、どこかで見たことがあるような……」

ルルーシュ「行ってみよう」

ルルーシュ「見たところ酷く疲弊している、避難してきたなら助けなければ」

cc「お人好しも大概に、と言いたいが」

cc「確かに、捨て置くのも後味が悪いな」

ルルーシュ「ぶつぶつ言っていないで、こっちだ」グイ

cc「ひ、引っ張るな!」

ここまで。眠いからまた後で~

誰だ……ライ?
んなわけねぇよな

来てた!乙!

ネリ様・・・アンタ両足挟まれてるのに「お姉ちゃん」呼びにこだわる余裕はあるのか・・・

さすがネリ様!俺達に出来ないことを平然とやってのける!そこに痺れる憧れるゥッッ!!

そんなネリ姉prpr

緊急事態にイチャイチャと…

末長く爆発

そろそろ終わりまで固めたので、次のr2について一つ。

スレタイをどうするかまだ決めていないので、バレルルーシュの時のように皆さんに決めて貰いたいと思っています。

案1ルルーシュ「正攻法でいこう」cc「?」r2

案2ルルーシュ「」cc「」の中身を変え、どこかに正攻法だけいれる

案3ルルーシュ「」cc「」も入れ替えて、正攻法も入れない

案4もうスレタイ鬱陶しいから全とっかえ

このくらいでしょうか。読むのはこれ追っかけてる人だけだと思うので、自分が好きなものを完結までに挙げてくださればと思います。

何も無い場合はなんとか捻り出すので、軽いアンケートとしてお願いします。

案2で

案1以外でスレタイ安価

案1

わかりやすいから1で

1かな

1

1だね

1がいいかな

1だと有難いですね、続けて追いかけやすいので。

1で

まぁ1が一番わかりやすそうではある
結局r2ってどういう意味だったんだろうか

>>293
r(ルルーシュ)r(ランペルージ)じゃねーの?

ルルーシュは「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」の名前はギアスのときこそ使ってはいたけど
アーカーシャの剣の一件で「ヴィ・ブリタニア」の名前は嫌いになっただろうし

イメージ的にround2だったけど、
ribellion(反逆)の2期だからr2だと思うよ。

>>294

ルルーシュ・ランペルージはどっちも「l」じゃなかったか?

>>296
その通り、おかげで次の話の展開悩みどおしですよ全く。また上手いこと時間見つけてとりあえず一期終わらせます。追いかけて下さっている方が何人いるのかも分かりませんが、とりあえず1のタイトルで続けようと思います。まあネタバレしなくてすむのでいいですね。これからも度肝を抜くような展開を目指して書いていくので楽しんでいってください。

まああと1,2年くらいは追いかけてやんよ

r2(r.r.)は、ルルーシュが、名前捨てることが出来なかったから、

lとr変えた、とか思ってた(発音は、違うけど)

そういえばlost colersのライ君は出るのかね?
もうとっくにライが出てこれる場面というかlostcolersの場面は終わってるから本当に今更だが

ロスカラはifストーリーなので…

ルルーシュが主人公として存在してる以上ライは要らないと思う

こんばんは。

私をよく知っている方にはまたかと言われそうですが、今日は書こうと思います。寝て起きたらね。
ライ君は出すつもりですが、名前程度です。それこそルートによってギアスの性質も微妙に異なるし、ルルーシュとccの出番が減るのは嫌ですから。r2はアニメ本編とかなり違ってしまいますが、楽しく書いていこうと思います。
それでは完結するように神に祈っていて下さい。おやすみなさい。

オール・ハイル・バレルル!

ゴッドブレスユー!

ルルーシュ「おい、大丈夫か?」

cc「どこかで見たことがあるな」

???「お前は……」

ルルーシュ「その服、軍人か」

バトレー「cが何故ここに……それに、君は……」

cc「……思い出した」

ルルーシュ「知り合いか」

cc「不本意だが、数年来のな」

cc「もっとも、話したことは無いがな」

ルルーシュ「どういうことだ?」

cc「大したことじゃない」

cc「分かっているのは、碌でもない奴だということだけだ」

オール・ハイル・バレルルーシュ

ゴッド・ブレス・ユーで思い出したけどライが出てくるならキャスパラの2人……というかゲテモノkmfのエクウス・アクイラ、レガリアは出てくる?

まっまさか1レスで終わりか・・・・

まて、バイト上がったら書くから!待て待て。あと、ライ以外は出しません、というか基本はアニメキャラ準拠です。ライ君はブルームーンで好きだからゲストです。

バトレー「き、君、見たところナイトメアのパイロットだな!」ザッ

ルルーシュ「?ああ、そうだ」

バトレー「頼む、オレンジを止めてくれ」

ルルーシュ「オレンジ?あの巨大ナイトメアのことか?」

バトレー「ああ、正確にはナイトギガフォートレスだが…」

ルルーシュ「あれは誰が作らせた、それを聞かせて貰おうか」

バトレー「それは……」

cc「無駄だ、こいつは話さない」

ルルーシュ「cc、どういうことだ」

オレンジでジェレミアを思いつかないあたり
やっぱここのブリタニアではオレンジ事件はなかったんだなぁとしんみりする

ということはこの名台詞が見れないのか

「オレンジ?それは我が忠義の名だ!」

続きこないかなー

cc「こいつは自分で考える頭は無いが」

cc「媚びへつらうのは一流だ」

バトレー「c!貴様……」

cc「反論があるなら言ってみろ」

cc「私は半覚醒状態で貴様に身体をいじくりまわされたんだ」

cc「恨み言なら吐いて捨てるほどある」

ルルーシュ「何?それではこいつが……」

バトレー「いや、私は…」

cc「クロヴィスだよ、私をここに連れてきたのはな」

ルルーシュ「クロヴィス?」

バトレー「貴様達!殿下を付けんか!」

cc「残念だったな、お前の目の前にいるのはコーネリアの特務騎士だ」チャリ

cc「言いたいことは分かるな?」

バトレー「ま、まさか……」

cc「くだらん決まりだが」

cc「皇位継承権の優越はコーネリアにある」

cc「クロヴィスの発言がコーネリアの代理である騎士に敵うと思うか?」

バトレー「し、しかし皇族同士なら……」

cc「政治に皇族は関係無いのさ」

cc「それとも、騎士をつけることも出来ない落ちこぼれの殿下は、そういう駆け引きに長けていたのか?」

バトレー「ぬぐぐ……」

ルルーシュ「もうそのくらいでいいだろうcc」

ルルーシュ「時間の無駄だ」

cc「……まあ、少しは気が晴れた」

ルルーシュ「全く、あまり人の兄弟を悪く言うものじゃない」

ルルーシュ「悪いがバトレー、事は一刻を争う」

ルルーシュ「ここは少しでいい、話を聞かせてくれないか」

バトレー「……私が話せる範囲には限度がある」

ルルーシュ「……」

cc(ギアスはダメだぞ)

ルルーシュ(分かっているさ)

ルルーシュ「それでは、ナイトギガフォートレスとやらについてだけでいい」

ルルーシュ「どんな能力があるのか把握しておきたいからな」

バトレー「そ、それなら協力しよう」

バトレー「あれは、中身も含めてまだ未完成の代物なんだ」

バトレー「研究途中でサンプルが暴走し、そのまま暴れ出してしまった」

ルルーシュ「その調子だ」

ルルーシュ「まず主兵装と稼働限界時間、パイロットについて教えてくれ」

バトレー「ああ、あのngf、ジークフリートは……」

cc「……」

ルルーシュ「……なるほど」

ルルーシュ「恐らく、稼働限界まで待つのは不可能だな」

バトレー「それまで奴を留めて置くにはかなりの戦力がいる」

バトレー「だが、この租界は壊滅しかけだ、難しいだろう」

ルルーシュ「とすれば、パイロットのオレンジをどうにかするしかないな」

cc「…オレンジとは何者だ?」

バトレー「それは……」

ルルーシュ「そのくらい言えないのか?」

バトレー「……」

ルルーシュ「理由は分からんが、まあいい」

ルルーシュ「倒せば顔などいくらでも拝める」

ルルーシュ「まずはあの巨大みかんを剥かなければな」

ルルーシュ「オレンジの弱点はなんだ?」

バトレー「…おそらく、精神の不安定さだろう」

ルルーシュ「研究の結果か?」

バトレー「ああ」

バトレー「cと共に居るなら聞いたことがあるだろう」

バトレー「ギアスの名前を」

ルルーシュ「!」

cc「研究内容は話せるか?」

バトレー「話すもなにもない」

バトレー「私たちはc、お前が居た頃の研究を応用してオレンジを作り上げた」

cc「なんだと!?」

ルルーシュ「おい、話が見えない」

ルルーシュ「どういうことだ」

cc「まさか……r2計画はそこまで進行していたのか」

バトレー「オレンジは良いサンプルだった」

バトレー「ギアスにも適合し、崩壊を免れたのだからな」

cc「馬鹿を言うな!」

cc「あんなもの、人間が耐えられる訳がない」

cc「貴様、一体何をしたんだ!」グイッ

バトレー「ぐうっ……」

ルルーシュ「cc!やめるんだ!」

cc「言え、バトレー!」

バトレー「……オレンジを回収した時、奴はもう死の間際に居た」

バトレー「だから、過去のs2計画の成果から義体を作り、オレンジを蘇生したんだ」

cc「……この人でなしめ」バシッ

ルルーシュ「cc!やめろ」

ルルーシュ「さっきから何だ、何の計画なんだそれは」

cc「……s2計画とは、かつてブリタニアが研究していた強化人間プログラムの一部だ」

cc「人間としての昨日を機械に挿げ替え、不死身の戦士を造る」

cc「感情は抑制され、超人的な肉体をもつ最強の人間が誕生するはずだった」

ルルーシュ「はず?」

バトレー「…私はその時代を生きていないから文献を辿るのみだが」

バトレー「s2計画……スーパーソルジャー計画はすぐに断念されたのだ」

ルルーシュ「何か問題があったのか?」

cc「発狂したのさ」

cc「抑制されたはずの感情が溢れ、自ら崩壊してしまった」

ルルーシュ「どうしてそんなことに…」

cc「人間の感情というものは、そう簡単じゃない」

cc「作り物に突っ込まれたから、そいつらはおかしくなってしまったんだ」

バトレー「そこで始まったのが、ナイトメア開発とギアスによる人間自体の強化実験」

ルルーシュ「ギアスによる強化?」

cc「お前も見ただろう、マオの姿を」

cc「あの狂化を人為的に起こそうというものだ」

ルルーシュ「何!?」

cc「……無論、適性が無ければ一瞬であの世行きだ」

cc「それを、この男は身体から人間性を奪い、地獄の苦しみを無理やり克服させたんだ」

cc「……狂化実験など、馬鹿げている」

バトレー「我々は、最強の兵士を造ろうと……」

cc「お前は何も分かっていない!」

cc「いいか、s2もr2も、全ては…」

ぐらっ

バトレー「うおっ!?」

ルルーシュ「危ない!」ガシッ

ルルーシュ「くっ……」

cc「ルルーシュ、そんなやつを助ける必要はない!」

ルルーシュ「……そう言うわけにはいかん」ググッ

バトレー「た、助けてくれ…」

cc「やめろ、お前まで落ちてしまう」

cc「租界プレートに叩きつけられるぞ!」

ルルーシュ「いいから、ccも手伝ってくれ」

cc「…だが……」

ルルーシュ「確かに、聞いている限り」

ルルーシュ「この男のしていた実験や研究は非人道的だ」

ルルーシュ「俺にも許し難い」

ルルーシュ「だが、償うチャンスは与えるべきだ」

ルルーシュ「死ぬことは生きることより容易い」

ルルーシュ「……俺は、そんな楽な道を選ばせないぞ、バトレー」グッ

バトレー「……」

cc「…ああもう、分かった」ガシッ

cc「一気に引き上げるぞ」

ルルーシュ「そうこなくてはな」

二人「せーの!」グイッ

バトレー「…はぁ、はぁ」

ルルーシュ「全く、素直に助けてくれてもいいじゃないか」

cc「私はこいつが嫌いなんだ」

ルルーシュ「わがまま姫の面目躍如か」

cc「なんだ、文句があるのか?」

ルルーシュ「別にいいさ、結果は同じだ」

ルルーシュ「お前は優しいからな」

cc「……うるさい」

ルルーシュ「バトレー、とにかく今は逃げろ」

バトレー「え?」

ルルーシュ「話は後だ、聞きたいこともかなり出来た」ゴソ

ルルーシュ「この団章を持っていけ」

ルルーシュ「それがあれば、少なくとも日本に居る限り、害されることはない」

ルルーシュ「たとえ、あのシュナイゼルが来てもな」

バトレー「!!」

ルルーシュ「オレンジは必ず俺たちが止める」

ルルーシュ「それから話し合いだ、いいな?」

バトレー「わ、私は……」

cc「ルルーシュ、そろそろこの辺りも危ない」

cc「さっさと連れて行ってしまおう」

ルルーシュ「分かった」

ルルーシュ「いいか、約束だぞ」

バトレー「……ああ」

ルルーシュ「cc!発進だ」

cc「はいはい、わかってるよ」ヒュイィィィン

開いた時に更新されてると嬉しいね

だんしょうのちからってすげー
中々ガウェイン到着できないなしかしw

勢い余ってコックピットをハドロンで吹き飛ばしてくれるなよ

騎士団、一応自治区軍備のトップですしおすし。団章持ってるのさらに上の方だけですし。その辺は後々出てくるす。r2で。分からないとか変だと思ったら書いといて下さい。後で回収するので。てきとーにあ、そうなんだーくらいで読んで下さいな

サザーランドとサザーランドジークとジークフリートを混同してた

サザーランドがただのkmf、ジークフリートがオレンジとv.vのkgf

サザーランドジークがその間の子のkgfだったな。

ジークフリート「ふんっ!!」ギュルル

スザク「うわっ!?」ギィン

藤堂「大丈夫か!スザクくん」

スザク「やはり強い……」

藤堂「すまない、私のナイトメアは飛行能力がないからな」ガチャ

藤堂「援護しか出来ない」バシュン

ジークフリート「ふははは」ヒョィ

スザク「いえ、少なくとも租界からはかなり離れました」

スザク「この辺りなら、無人の神根島と式根島しかありません」

藤堂「うむ」

藤堂「だが、時間稼ぎもここで終わりのようだな」ヒュウン

スザク「僕もエナジーがありません…」

ジークフリート「……」

藤堂「奴はどれだけのエナジーを秘めているのか」

スザク「ピンピンしてますからね、何とも」

藤堂「どうするか……」

ジークフリート「そろそろ、終わりにしよう」キィィィィン

ドォン

ジークフリート「……また貴様か」

ルルーシュ「遅くなって悪かったな二人とも」

cc「藤堂、お前面白いことをしているな」

cc「何だその船は」

藤堂「仕方あるまい」

藤堂「移動方法が無かったのだ」

ルルーシュ「よく沈められなかったものだ」

スザク「あのナイトメア、何故か僕ばかり狙うんだ」

cc「藤堂は脅威と認められなかったのかもしれないな」

藤堂「……」

スザク「そ、そんなことありませんよ」

藤堂「いや、いいんだ」

藤堂「自分が一番よく分かっている」

ルルーシュ「凹むのは後にしろ」

ルルーシュ「どちらも修理と補給が必要だ」

スザク「でも、この辺りに軍事基地なんて無いけど……」

ロイド「こぉんなこともあろぉかと!」

スザク「うわ、鬱陶しい」

ルルーシュ「おい、なんて事を言うんだ」

cc「事実だから許してやれ」

カレン「緊張感無さ過ぎない?」

ラクシャータ「これが特派流ってことよぉ」

カレン「ウチの緊張感担当ヴィレッタさんはどこに行ったのかしら……」

スザクでも落とせないとかジークフリートやべぇ

>>334
まあアニメでもガウェインの特攻&自爆でようやく倒せたくらいだからねぇ・・・

ぶっちゃけジークフリートってどうやったら落とせるんだって感じはする、ヴァリスやmvsは弾き飛ばしそうだし、この時代ならハドロン砲直撃させるくらいしか無いんじゃねーのか?
逆にr2で出た時は何であんなあっさり落ちたか不思議なレベル

ネタにしか見えないが実は最強クラスの機体

part1と2を読み返したいけど何処にも見当たらないw

というかポケモンの「まるくなる」しかり、自然界のアルマジロしかり
丸は内部保護に向いてる形状なんだよなほら、人間の頭とかさ

そういういみではサザーランドジークは防御性が失われてるよな

>>338過去ログを漁ってくれ。まとめられるとも限らんから、基本それで。

続きいきまーす

ロイド「今そっちに向かってる途中だから、ランスロットと…」

ラクシャータ「月下は回収してあげるよぉ」

ラクシャータ「ルルーシュとccはそのでっかいのやっといてよ」

ルルーシュ「なかなか厳しいことを言ってくれる」

cc「だが、この機体だけで奴に勝てるか分からないのも事実だ」

cc「戦力を集中させる必要がある」

ロイド「あのナイトメア、一応データを調査してみたんだけどぉ……」

ロイド「…明らかに僕やラクシャータの技術が使われている」ピッピッ

ラクシャータ「フロートシステムにハーケンブースター」

ラクシャータ「あの防御力はブレイズルミナスの部分展開だろうし」

ロイド「妙だね」

ロイド「何故僕らが関与していないのに、最新鋭とも言える技術がてんこ盛りなのか…」

ラクシャータ「まー、その辺の謎解きはまた今度ねぇ」

ラクシャータ「一つ言えるのは、ここにあるウチのどのナイトメアよりも強いってこと」

ラクシャータ「乗ってる奴もそくあれだけの処理が一度に出来るわぁ」

ルルーシュ「どういうことだ?」

cc「頼むから、話しながら手も動かしてくれよ」

cc「一人で相手するのは厳しいんだっ!」グイッ

ルルーシュ「おっと、それはそうだ」

ラクシャータ「そこなのよぉ」

ルルーシュ「は?」

ロイド「ガウェインが複座なのは、君たちに合わせたってのもあるけど」

ロイド「そもそも一人で動かすにはハイスペックすぎるんだ」

ロイド「ドルイドによる管制と実働部の制御、ハドロンの調整にフロートのバランス」

ロイド「二人でもいっぱいいっぱいになるレベルだ」

ラクシャータ「あんたらはうまい事使ってるけど、信頼も必要だし」

ルルーシュ「仮にガウェインを基準にした場合、ジークフリートを動かすには何人必要なんだ?」

ロイド「あれジークフリートっていうのか」

ルルーシュ「後でこちらの得た情報は送る、とにかく教えて欲しい」カタカタ

ラクシャータ「うーん…まあぱっと見だけど」チラ

ラクシャータ「5、6人は要るんじゃない?」

ラクシャータ「それも、かなり熟練したデヴァイサーが」

ロイド「その可能性も否定は出来ないんだけど」

ロイド「搭載してる兵器からみて、そう大人数が入れる構造とも思えないんだよね」

ロイド「動きも複数いるにしてはアクロバティックだし」

ルルーシュ「どういうことだ」

ラクシャータ「…もしかしたら、乗ってるの人間じゃないかもー」

ロイド「そういうことぉ」

ルルーシュ「馬鹿な…」

ロイド「とにかく、二人とも無理はしないように」

ロイド「時間さえ稼げば軍の方も立て直せる」

ロイド「コーネリア様も復帰したみたいだし」

ルルーシュ「…了解しました」

cc「早めにしてくれ」

ラクシャータ「ちゃんと帰ってくるまでが仕事なんだから」

ラクシャータ「あたしらの機体で落されたら承知しないわよぉ」

スザク「ランスロット、月下、共に岸まで着きました!」

ルルーシュ「よし、そろそろ決めようか」カチ

cc「最初からそうしろ!」

cc「私が筋肉痛になったらどうする」

ルルーシュ「……はぁ」

cc「おい、大事なことだろう」

ルルーシュ「cc、もう少し頑張ってもらえるか?」

cc「…まあ、個人的には昼寝でもしたい所だが」

cc「仕方ないさ、誰かがやらないとだからな」

ルルーシュ「奴のシールドも限界があるはずだ」

ルルーシュ「集中的に攻撃して破壊する」

cc「分かりやすくていいな」

cc「昔みたいな回りくどい言い方はやめたのか?」

ルルーシュ「そうだな」

ルルーシュ「俺もたまには考えるのが嫌になる時もある」

ルルーシュ「今回は力押しで乗り切ろう」

cc「ふふ、そうだな」

きいぃぃぃぃいん

vv「……」

vv「あはは、そんなことさせるわけ無いだろう」

シュナイゼル「どうかされましたか?」

vv「ちょっとね」

vv「邪魔になりそうだから」

vv「……よし、面白いことを思いついた」

シュナイゼル「教えては下さらないのですか?」

vv「どうせ見えないんだからいいじゃないか」

vv「あはは、楽しみだなぁ」

シュナイゼル「………」

ルルーシュ「パイロットは人間ではないかもしれない、か」

cc「どうした?」

ルルーシュ「いや、本当にそうなのかと思ってな」

ルルーシュ「考えてみれば、姉上が奴相手にどうやって善戦したのか」

cc「…そうだな」

cc「あまつさえ空中の相手だ、腕でカバーしきれる問題でもないな」

ルルーシュ「試しに説得してみるか?」

cc「無駄だと思うが」

ルルーシュ「少しでも隙が生まれるかもしれん、やってみよう」カチ

cc「…無駄だと思うが」

とりあえずここまで。そろそろ本当に終わると思うと感慨深いですね……ガウェインもやっと戦えるし。

最後はどうなるかな?楽しみにしててください。

あと、r2もよろしく。

r2はロロの扱いが結構気になるな

原作でロロがシャーリー殺した辺りはゼロの部下としてもルルーシュの弟としても悪手通り越して攻撃のレベルだったな
シャーリーがゼロの正体言いふらしてる可能性もあるのに話聞かずに殺したら情報操作もできなくなるだろっていうね

>>350
そもそもボロ雑巾が出るという可能性はあるんだろうか

うわーお、説得コマンドキタコレ
相手が相手だから即覚醒の可能性が微レ存

>>351
ロロ雑巾はどうなんだろうな?
ボロ雑巾といわず擦り切れさせればよかったのに

他の小説とかで無理矢理ロロを義弟にする話(養子として)とかあるけど、正直そこまで重要なキャラでは無い気がする。


個人的にはライを出す予定があるなら、オレンジの妹のリリーシャが欲しい。

ライくんもちょっとしか出ない(たぶんセリフない)し、リリーシャちゃん含め特にアニメ以外は出す気がないです。多分出て来方でなんとなく察してもらえるかと。あと、ロロは使いますよ。便利なキャラですし、個人的には重要キャラなので外す気は無かったです。嫌な人いるんですね…変える気ないけど

シャーリーを殺したから嫌われるのはしょうがない
俺も放送当時は大嫌いだった
今はそうでもないけど…

ロロは嫌いなキャラというよりただ馬鹿だったなあいつって感想が浮かぶキャラ

嫌いじゃないけどネタ的には優秀な子 
あとロロのギアスは欲しい

ギアスを貰うためにc.c.を希望します

c.c.のプリケツとカレンのオパーイを希望します。

ロスカラで何度ロロに頚動脈切られたことか、俺は忘れていないぞ!
おのれシュナイゼル!

ライカレは俺のギアス

≫336
その時の状況から考えて、ジークフリートのバリアが消えた隙を突いてコーネリアが障壁発生装置を破壊した…ってことじゃないかな?

>>336
v.vが乗った時は回転で実弾どころかビーム弾いてなかったか?

ビームは当たったんだっけ?

>>362
蜃気楼のハドロンショットも弾いてたような気がする
まぁ現時点のランスロットの火力じゃ装甲抜くの難しそう、スザクなら回転止まったところに突っ込んでmvsでぶち抜きそうな気もするが

お疲れ様です皆さん。考察のおかげでどうやらr2を見直す必要があることを実感しました。現状ランスロットはフロートの継続時間も含めてジークフリートには勝てません。機動力も負けてますし、スザク無双が出来ないということをご了承下さい。ロロは絶対出ます。それでは、気力が残っていたら書きますのでお時間のある方はお待ち下さい。

>>364
なん・・・だと・・・?
俺の意見のせいでバレさんのアイデアを奪っちまったというのか・・・?

久々に追いついたらレス増えてるwww。
続きまってるぜ!

当該シーンをみたところ回転で実弾とハドロンショット弾いたときルルが
「電子装甲は健在か・・!」っていってた、下手したらコイツルミナス装着してないぞ

正攻法的にはラクシャータ&ロイドの技術が使われまくってるのでアニメのとは少し装備が違ったりしています。基本はあの姿ですが、ついているものとかは異なってます。

一期でビルの残骸に潰されてた時はルミナスついてたな
まぁ二期の時点やこの作品中はどうなのかは別だが

ルルーシュ「聞いてくれ、えっと……」

ジークフリート「……」

cc「オレンジ、だ」

ルルーシュ「そう、オレンジ」

ジークフリート「……」ピタ

cc「反応無しか?」

ルルーシュ「だが、動きは止まったぞ」

ジークフリート「……」ウィィィン

cc「ん?」

ルルーシュ「おい、何か出て来たぞ」

ルルーシュ「ズームしてくれ」

cc「あ、ああ」ピッ

ジェレミア「……」

ルルーシュ「あ、あれは…」

cc「ジェレ、ミア?」

ジェレミア「私は……」

ルルーシュ「馬鹿な…ジェレミア卿は死んだはず…」

ジェレミア「私は!オレンジではない!!」

cc「おい、めちゃくちゃ怒っているぞ」

ルルーシュ「ジェレミア卿…生きていたのか…」

cc「惚けている場合か」

cc「ジェレミアがトウキョウをボロボロにしたんだぞ?」

ルルーシュ「…」

cc(……あの身体…やはり)

cc(だが、これはマズイな)

cc(ルルーシュが奴と戦えるかどうか)

ルルーシュ「バトレーは言っていたな、死の淵から蘇生したと」

ルルーシュ「だが」

ルルーシュ「相手がジェレミア卿なら説得の余地もあるはずだ」

cc「いや、奴はもう私たちの知るジェレミアじゃない」

cc「言っただろう、s2計画もr2計画も、人間性を否定した研究だ」

cc「だから…」

ルルーシュ「ジェレミア卿はそれを耐え切った初めてのサンプルなのだろう」

ルルーシュ「まだ分からない」

cc「無理だ、そういう実験で…」

ルルーシュ「うるさい!」

cc「!!」

ルルーシュ「ジェレミア卿、聞こえますか!」ピッ

ルルーシュ「俺です、ルルーシュです!」

ルルーシュ「そのナイトメアを降りて下さい」

cc「ルルーシュ!」

ジェレミア「ルルーシュ…」

ルルーシュ「貴方なら打ち勝てるはずだ」

ルルーシュ「俺はまだ、貴方から教わりたいことも、聞きたいことも」

ルルーシュ「残っているんだ!」

ジェレミア「……ルルーシュ、くん…」

cc「本当に…効いているのか?」

ジェレミア「ぬ……ぐぐぐ…」

ルルーシュ「ジェレミ…」

ジェレミア「ぐああああ!!!」ブンッ

cc「!?くっ……」グイ

ルルーシュ「うおっ!?」

ジェレミア「私は……私は……」

ジェレミア「私は私は私は私は私は」

cc(ダメか……)

ジェレミア「私は、誰だ!!」

ジェレミア「私は………」

ルルーシュ「ジェレミア卿!」

~租界外縁研究室跡~

バトレー「…よし、まだ通信回線は生きている」カタカタ

バトレー「我が君!応答して下さい」

シュナイゼル「ほう、バトレーか」

シュナイゼル「元気そうで何よりだよ」

バトレー「申し訳ありません、オレンジは……」

シュナイゼル「構わないさ」

バトレー「は?」

シュナイゼル「概ね予定通りと言っていい」

シュナイゼル「オレンジがああして動いていることの方が、今は喜ばしいことじゃないか」

バトレー「し、しかし…」

シュナイゼル「残念ながら、オレンジは失敗作だ」

シュナイゼル「けれど、それだけではない」

シュナイゼル「s2計画の応用法が確立されつつあるのは大きな功績だ」

バトレー「で、ですが」

シュナイゼル「何か問題が?」

バトレー「今エリア11には妹君が居られます」

バトレー「危険に晒してしまいました」

シュナイゼル「ああ、そのことか」

シュナイゼル「いいさ、気にすることはない」

バトレー「……!」

シュナイゼル「妹たちは確かに心配だ」

シュナイゼル「けれど」

シュナイゼル「…今はギアス共振器の完成が必要なんだ」

バトレー「そ、そんな……」

シュナイゼル「君も、今まで良くやってくれた」

シュナイゼル「これからもよろしく頼むよ、バトレー」

シュナイゼル「大切なのはね、量じゃなくて質なのさ」

シュナイゼル「……例えそれが、人間であっても」

シュナイゼル「ね?」

バトレー「……」

シュナイゼル「連絡はまたこちらからするよ」

シュナイゼル「それまでは待機していたまえ」

バトレー「こ、ここに、ですか」

シュナイゼル「他にどうしろと言うんだい?」

バトレー「……いえ」

バトレー「かしこまりました、我が君」

シュナイゼル「……ふむ」ピッ

vv「誰からだい?」

シュナイゼル「いえ、単なる報告ですよ」

シュナイゼル「新しい情報は特にありませんでした」

vv「ふうん」

vv(……r2計画は順調に進められそうだね)

vv(あとは、どうやってシュナイゼルを出し抜くか、だけど)

vv(まあ、どうにでもなるか)

シュナイゼル「……」

ルルーシュ「ジェレミア卿!目を覚まして下さい!」

cc「無駄だ!奴にはもう感情が無い」

cc「諦めて戦いに集中するんだ」

ルルーシュ「だが!現にジェレミア卿は……」

cc「あれは拒絶反応の一種だ」

cc「ギアスに精神を侵された人間は、かつての記憶を引き出すことが出来ない」

cc「それを無理にしようとしたから、奴は苦しんでいるんだ」

cc「ジェレミアを救うなら、ひとおもいに倒すしかない…」

ルルーシュ「そんな……」

ジェレミア「あああああ!!!」

ルルーシュ「っく……」

cc「ルルーシュ!」

ルルーシュ「……それでも」

cc「……ルルーシュ」

ルルーシュ「……」

ジェレミア「あ、あああ」

ジェレミア「わ、私……は」ヒュウン

cc「…ん?」

ルルーシュ「どうしたん…だ?」

ジェレミア「ルルーシュ、くん」

ルルーシュ「まさか意識が?」

cc「あ、あるわけがない」

cc「そんな……」

ジェレミア「わ、私は…」

ジェレミア「オレンジではない」

ジェレミア「ジェレミア……ゴットバルト……」

ルルーシュ「cc!」

cc「そんな……」

ルルーシュ「ジェレミア卿!」

ジェレミア「くっ……あ、ああ」

ジェレミア「久しいな……ルルーシュ君」

ルルーシュ「はい!」

ジェレミア「……どうやら、戻って来られた」

ジェレミア「自分に……」

ルルーシュ「ええ、そのままジークフリートから降りて…」

ジェレミア「残念ながら…」

ルルーシュ「え?」

ジェレミア「それは出来ない」

ルルーシュ「何故です!」

ジェレミア「今にも、私は暴れ出してしまいそうだ」

ジェレミア「こうして話せたのも、奇跡と呼ぶ他はない」

ルルーシュ「諦めないで下さい!」

ジェレミア「お願いがある…聞いてくれないか」

ルルーシュ「な、何ですか」

ジェレミア「…君にこんなことを頼むのは心苦しい限りだが」







私を………破壊してくれ

ルルーシュ「…………え?」

ジェレミア「私を、破壊するんだ、ルルーシュ君」

ジェレミア「時間を稼げるのは今しかない」

ジェレミア「このジークフリートの装甲、エナジー、ルミナス、その他諸々」

ジェレミア「そして私の精神リンクシステムによる操縦」

ジェレミア「誇れることではないが、屈指の強さであることは間違いない」

ジェレミア「その機体をつかっても、破壊は難しいだろう」

ジェレミア「だが、今なら簡単だ」

ジェレミア「頼む……」

ルルーシュ「ジェレミア卿……」

cc「……」

ジェレミア「時間はあまり残されていない」

ジェレミア「恐らく、破壊されるとなれば自動防御プログラムが発動するだろう」

ジェレミア「私は、そちらを弱体化させる」

ジェレミア「ルルーシュ君、君なら出来るはずだ」

ルルーシュ「無理だ!貴方を殺すなど…」

ジェレミア「殺すんじゃない、破壊するんだ」

ジェレミア「私は一度死んだ身、ここにあるのはただの機械だ」

ジェレミア「気に病む必要など、微塵もない」

ルルーシュ「……」

ジェレミア「私は、出来るだけジークフリートの力を削ぐ」

ジェレミア「少しなら猶予もあるだろう、その間に整理をつけて欲しい」ウィィン

ルルーシュ「ジェレミア卿!」

cc「……うっ……」ズキッ

ルルーシュ「どうした、cc」

cc「こ、これは……」

cc「ルルーシュ、私に触れるなよ!」

ルルーシュ「い、一体何が……」

cc「うあぁっ!!」

ルルーシュ「cc!!」

ここまで。バイト逝ってくる。

まだ入らなくてもいいらしい。もう少し書く

~精神世界~

cc「……ここは」

vv「やあ、cc」

cc「vv!お前……」

cc「答えろ、r2計画を進めているのはお前なのか?」

vv「さあ?どうだろうね」

cc「ふざけるな!」

vv「まあ、どうせ気付いてるんだろうし、隠すこともないか」

vv「そう、僕だよ」

vv「優しい世界、それを作るためにね」

cc「減らず口を叩くな!」

cc「お前のせいで、私も、マリアンヌも……」

cc「それに、あの子だって!」

vv「それは誤解だよcc」

vv「僕は本当に世界の平和を望んでいるんだ」

cc「……その結果人を人でなくしてどうする」

vv「シャルルも同じ考えじゃないか」

cc「あいつは騙されているからだ」

vv「いいや、そうじゃない」

vv「マリアンヌが居なくなって、シャルルは変わったのさ」

cc「……まさかお前…」

vv「心配しなくても、僕は何もしていない」

vv「みんなでした約束は、キチンと守られている」

cc「だが、マリアンヌは死んだ」

vv「あれはは不幸な事故さ」

vv「彼女はルルーシュとナナリーを産んでしまった」

vv「仕方ないよ」

cc「そんなこと、理由にならない!」

cc「やはり、マリアンヌを殺したのは…」

vv「ううん、僕じゃないよ」

cc「嘘をつくな!」

vv「嘘じゃない」

cc「それなら、一体誰が…」

cc「私を幽閉している間に、一体何を始めた」

vv「まあまあ、落ち着いて」

vv「ギアスリンクの世界は外とは隔絶している」

vv「こっちで幾ら時間を使っても、向こうでは一瞬じゃないか」

cc「そんなことは関係ない」

cc「要点だけをまとめて言え!回りくどい言い方は嫌いだ」

vv「相変わらずせっかちだね、cc」

vv「幽閉したことは謝るよ、実験に使ったことも、全面的に僕が悪い」

vv「けど、何を始めたと言われても、僕は以前と何ら変わっていない」

vv「r2計画が現実のものとなれば、もはや時代は僕らのものだ」

vv「コードがギアスを支配し、全てはcに還る」

cc「そんなこと、させると思っているのか」

vv「cc、分かってるんだろう?」

vv「君じゃ、僕には勝てない」

vv「コードを喰べようとしても無駄だよ」

cc「!!」

vv「気付かないと思っていたなら、僕もナメられたものだね」

vv「聞いてよcc、今日は君と」

vv「そしてルルーシュを助ける為に来たんだから」

cc「どの口がほざく!」

vv「本当だよ」

vv「ccの今いる神根島」

vv「そこにはギアス共振器が設置されている」

cc「……なんだと」

vv「向こうの時間であと少し、まあ正確には分からないけど」

vv「起動を始めれば、もう僕にも止められない」

cc「貴様!」

vv「共振器の周りでは、常に干渉が発生しているからね」

vv「止められるのは、cc」

vv「君だけだ」

vv「人間が入ったら最後、精神を一気に侵食されて廃人コースだね」

vv「どうだい?素晴らしいだろう」

cc「やはり、あの時お前を喰わなかったのは失敗だった」

vv「ふふ、どうせ喰べられなかったさ」

vv「ともかく、起動と共にフジのサクラダイト鉱脈に反応して、全世界をギアス波が覆う」

vv「完全にとはいかないまでも、スッキリするはずさ」

cc「……」

時間です、またー

乙バレっした


しかしラグナロクの接続がもし成功したら具体的にどうなったんだろうな、とたまに思う

皆溶けて一つになるんだよ。そう、lclの海へと帰るのさ。それはとっても素敵なことかなって

>>398
みんなが他人に思考をさらけ出すようになる。
ようするに全人類がマオみたいな状態になるってことだろうね。
あと、ラグナ"ロク"じゃなくて"レク"な。

そんな思考筒抜け状態とか皆発狂して皆死ね状態になって人類滅びそうだな

キノにそういう国あったな

>>402
あら懐かしい

少なくとも書かなくてもお話が伝えられるようになったら楽ですねー。ssの文章量ですら面倒に感じます。大したこと書いてないのにね。あともう少しお付き合い下さい。そろそろ真面目に終わりなので。

>>401
でも他人を殺そうとしたところでその思考も相手にバレてるし、結局のところ生きたい派が多いか死にたい派が多いかによって人類の命運が決まるんだろう。
小説版によれば現時点では前者が多数派だから、それが人類の総意となって平和な世界が完成するらしい。

>>405
でもそれってかなり危うい世界だよな

おーす、寝るまで書いてやるぜこのヤロー。

cc「もしかして、お前」

cc「さっきジェレミアが意識を取り戻したのは」

vv「ふふ、察しがいいねcc」

vv「ね?僕は優しいだろう」

vv「ちゃんとルルーシュには選択させてあげようと思ったんだ」

cc「やはり…」

vv「まあ、すぐにまた暴走させるよ」

vv「あ、これも教えてあげようか」

vv「今アヴァロンにはギアスキャンセラーの試作型が載ってる」

cc「何だと?」

vv「優秀な技師だね、あの二人は」

vv「ギアス晶で見てたけど、あれなら不完全でも使えはするはずさ」

vv「まあ、つまりはね」

vv「ジークフリートを止めればエリア11は守れる」

vv「キャンセラーの効果範囲は微妙だけど、神根島で起動させればナナリー達くらいなら守れるんじゃない?」

vv「その代わり、世界の人口は激減して、僕は目的に一歩近付けるわけだけど」

vv「逆に共振器を破壊するにはジークフリートを放っておくことになる」

vv「そうすれば世界は守れるだろうね」

vv「残念ながら、僕はまた一からお膳立てしなきゃならない」

vv「……まあ、残念ながら君たちの大好きなエリア11は壊滅だろうけど、世界に比べたら安いものだろう?」

cc「……っ!」

cc「どうしてお前はそんな残酷なことを考えられる!」

vv「残酷?そう見えるかい?」

vv「まあ、どっちも出来るかもしれないよ」

vv「ルルーシュが1%でも自我が残っている可能性のあるオレンジを」

vv「全力で戦って殺せるなら、ね」

cc「…っ、出来る訳……」

vv「ふふ、そうだろうねぇ」

vv「でもさぁ」

vv「ルルーシュはブリタニアの呪われた血を引き継いでいるんだよ」

vv「cc、本当は気付いているんじゃないか?」

cc「……何の話だ…」

vv「とぼけたって無駄だよ」

vv「cにおいては僕の方が優位だ、ccの考えなんて」

vv「ほら、そこかしこに滲んでる」ポウッ

vv「……ルルーシュの中には確実にある」

vv「ギアスとは違う、本当の意味でのギアスが」

vv「本人はそれを抑えきっていると思っているみたいだけど」

vv「直に分かる、ギアスには逆らえない」

vv「さあ、そろそろ戻るんだcc」

cc「待て、好き勝手にペラペラ喋った挙句このまま帰れると思っているのか」ヒュィィィン

cc「貴様はやはりこの世界にいるべき存在じゃない」

cc「私の手で消してやる」

vv「やめておきなよ、cc」

vv「僕だってこれ以上コードを減らしたくはない」ヒュィィィン

cc「ぐっ……」

vv「指向性のあるギアスはコードに共鳴する」

vv「いくらccでも、コードを持つ限り僕には勝てない」

vv「まあ、コードでもなければ僕を殺すことは出来ないけどね」

cc「……ふ、今に…足元をすくわれるぞ」

vv「悠久を生きる存在として、ccには敬意を持っているんだ」ヒュィィン

cc「ぐあっ……!?」

vv「お願いだから、大人しくしていてよ」

vv「決めるのはルルーシュだ、コードのある君にとって、エリアだろうと世界だろうと、壊れたって関係ない」

vv「くだらない感傷はとっくに捨てていると思っていたんだけどね」

vv「ルルーシュと一緒にいて、人間になりたくなった?」

cc「……」

vv「はぁ、本当につまらなくなったねcc」

vv「次に会う時までに、ちゃんと思い出すんだよ」スウッ

cc「ま、待て……」

vv「約束は守るものさ」

vv「優しい世界は、僕らの手にこそあるべきものだから……」スッ

cc「vv!!」

cc「………私は……」

cc「私は、違う……」

ここまで。おやすみなさーい

清々しいほどにクズだな
ルルーシュの言ってた「お前たちの言うやさしい世界は自分たちに優しい世界だ、だから自分のことしか考えていない。ナナリーの言うやさしい世界は他人にやさしく出来る世界なんだ。」
の意味が分かった気がする、こりゃ確かに「その様なまやかしこそが」とか言われたら「ソレを嘘だとは言わせない!言わせてなるものか」とも言いたくなるわ

自分で優しいとか言う奴は大体ろくでもないからね、仕方ないね

???「……ツー、おい、cc!!」

cc「…ここは」

ルルーシュ「大丈夫か、cc!」

cc「…そんな怖い顔をするな、大丈夫だ」

cc「どの位経った?」

ルルーシュ「一分も過ぎてはいないが」

cc「そうか……」

ルルーシュ「何があった?」

cc「?」

ルルーシュ「俺にも分かる、あの頭痛はギアスだ」

ルルーシュ「何があったんだ」

cc「……本当に、お前は優しいな」

ルルーシュ「なんでもいい、このタイミングだ」

ルルーシュ「何か問題があるだろう」

cc「……」

ルルーシュ「cc」

cc「……もうすぐ、ここで大規模なギアス干渉が起こる」

ルルーシュ「何?」

cc「神根島に増幅器があるらしい」

cc「フジのサクラダイトと反応して、世界中がギアスに汚染される」

ルルーシュ「…」

cc「そして、ジェレミアも暴走するだろう」

ルルーシュ「…馬鹿な」

cc「嘘じゃない」

cc「さっきの復帰は仕組まれたものだ」

cc「……お前を躊躇わせる為の」

ルルーシュ「どういうことだ」

ルルーシュ「要はジェレミアを止めて増幅器とやらを破壊すればすむ話だろう」

cc「出来るのか?」

ルルーシュ「?」

cc「ジークフリートは強力だ」

cc「ジェレミアの暴走が再開すれば、ガウェインの手にも余る」

cc「苦戦し、もしかしたらこちらが返り討ちにあうかもしれない」

cc「増幅器の周囲では、既にギアス干渉が始まっているんだ」

cc「……人間では、たどり着く前に精神崩壊を起こして……」

ルルーシュ「お前しか破壊出来ないということか」

cc「ああ」

cc「私は一人しかいない」

cc「私がいなければ、ガウェインでジークフリートを止めておくことも難しくなる」

cc「…だから」

ルルーシュ「選べ、と」

ルルーシュ「そういうことか」

cc「………」

ルルーシュ「その様子」

ルルーシュ「恐らく上から砲撃したところで神根島を吹き飛ばすことは出来ないんだな?」

cc「…恐らく」

ルルーシュ「……少し考えさせてくれ」

cc「時間はもう殆ど…」

ルルーシュ「すぐに済む、頼むから」

cc「……分かった」

ルルーシュ(誰がccに吹き込んだのかは分からない)

ルルーシュ(だが、狙いは俺だろう)

ルルーシュ(一人でジークフリートを相手にすれば、止めることも出来ないだろう)

ルルーシュ(スザクを待とうにも、エナジーも機体の損傷も、ジークフリートを相手どるには致命的だ)

ルルーシュ(ギアス干渉を止めれば、世界は救われるだろうが)

ルルーシュ(日本は……ジークフリートの攻撃で壊滅)

ルルーシュ(上手い手だ、クイーンとキングを睨まれている)

ルルーシュ(……いや、違うな、間違っている)

ルルーシュ(ゲームの勝敗と駒の存続を迫っているんだ)

ルルーシュ(選択肢があるように見せかけて、俺に切り捨てようとさせている)

ルルーシュ(……ナナリーや生徒会、そして騎士団)

ルルーシュ(姉上やユフィまでもを賭けて)

cc「ルルーシュ」

ルルーシュ「待ってくれ、まだ……」

cc「違う、もう一つあるんだ」

ルルーシュ「何だ」

cc「今、アヴァロンにはギアスキャンセラーがある」

ルルーシュ「何!?」

ルルーシュ「それは本当か!」

cc「あ、ああ」

ルルーシュ「…何ということだ」

cc「お、おい、ルルーシュ」

原作的にはキャンセラーと絶対遵守のギアスあったら殆ど無敵だよなぁ

ルルーシュ(違った……)

ルルーシュ(俺は選ばされるように出来ていたんだ)

ルルーシュ(ジークフリートを止め、ギアスキャンセラーによりトウキョウ付近を汚染から守る)

ルルーシュ(世界中の人間がボロボロになっても、親しい人間は救える)

ルルーシュ(狙いはギアスの汚染を広める方か……)

ルルーシュ(全ての人間がギアス干渉の苦しみに耐えられる訳じゃない)

ルルーシュ(契約し、ギアスを得ていた俺もマオもあれだけ苦しんだんだ)

ルルーシュ(……下手をすれば、世界は一気に滅ぶ)

ルルーシュ「……くそっ!!」ドンッ

cc「!!」

ルルーシュ(このままでは、一見勝利に見える手を打っても、結果は敗北)

ルルーシュ(勝つためには、ギアス増幅器を何としてでも破壊しなければならない)

ルルーシュ(ccしか入れないとなれば、俺がジークフリートを止めさえすれば……)

ルルーシュ(破壊する方法は思いついた、ccと今のランスロットでも出来るはずだ)

ルルーシュ(いや、火力を考えればやはりガウェインも……)

ルルーシュ「……」

cc「ルルーシュ……」

ロイド「あー、聞こえるかい?」

cc「どうした?」

ロイド「ああ、良かった」

ロイド「もうすぐ、アヴァロンはそっちに着きそうだよ」

ロイド「ランスロットと月下は猛スピードで直すから」

ロイド「それまで…まあ30分くらい頑張ってねぇ」

ルルーシュ「……」

ラクシャータ「それとぉ、この機械…」ピッ

ラクシャータ「今映像送ったけど、これが何なのかドルイドで調べて……」

ルルーシュ「…これがキャンセラーか」

ラクシャータ「キャンセラー?」

ルルーシュ(やはりランスロットは間に合わない)

ルルーシュ(30分を待つ間に、ジークフリートはトウキョウを破壊するだろう)

ルルーシュ(俺の心理をここまで利用しようとする相手だ、間違いない)

ルルーシュ(避難する暇もない)

ルルーシュ(そして、ジークフリートに乗るジェレミア卿)

ルルーシュ(あの覚醒が嘘でない確証もない)

ロイド「そうそう、途中でこんなものも積んだんだよねぇ」

ロイド「とりあえずミサイルにしてみたけど」

ラクシャータ「フレイヤだっけ?まあ想定効果範囲を考えれば使えないけどねぇ」

ラクシャータ「この辺り一帯が吹き飛ぶわよ、これじゃあ」

ルルーシュ「……」

ルルーシュ(……そうだ、咲世子は言っていた)

ルルーシュ(的を射るだけでは足りない)

ルルーシュ(的を得る、一つの最善策をとる)

ルルーシュ(…今出来る最善策は……)

cc「ルルーシュ」

ルルーシュ「…何だ」

cc「あのキャンセラーがあれば、アヴァロンの乗員くらい守れる」

cc「今から引き返させて、ナナリーや生徒会のやつらも乗せればいい」

cc「世界の人間がどれだけ死んでも、お前の仲間や家族は救えるんだ」

cc「ジェレミアをどうにかしながら装置は止められない」

cc「仕方ないんだ、人間には不可能がある」

cc「ランスロットの補給、修理が終わるまで粘って、ジークフリートだけでも止めよう」

cc「そうすれば……」

ルルーシュ(……そうか)

ルルーシュ(確かに、人間には不可能なことがある)

ルルーシュ(全てを救うことは出来ない)

ルルーシュ(……だが、被害を最小限に抑えることなら出来る)

ルルーシュ(……まさか、あれをこんな形で使うことになるとは思わなかったが)

ルルーシュ(……覚悟を決めるしかない)

cc「ルルーシュ?」

ルルーシュ「一旦ガウェインを神根島に降ろす」

cc「は?」

ルルーシュ「時間がない、早くしてくれ」

cc「…わかった」

とりあえずここまで。後は本当突っ走るだけなんで、よろしく。

それではー

二つのビルが火事になっている。片方の火を消していては間違いなくもう片方は崩れる。
片方には要救助者が、もう片方には歴史的に貴重な書物がある。
しかし火を消せるのはたった一機のはしご車だけ。

立った一機のはしご車で火を消すか、はしご車で要救助者を助けるか、
答えはひとつ、片方の建物にプールを落とせばいい
そうすればもう片方を消す時間が稼げる

そういうことか

>>431
fate/zeroの切嗣を思い出すな

はてはてどうなることやら

士郎「君は…」さくら「初めまして、真宮寺さくらと申します」
これどうなったの?

に、人気無くて放置してたら落ちた…

ワロタ

笑うなよ、サクラ大戦面白いんだからな。でも知らないって言われたんだ

サクラ大戦面白いのは知っとりますよ

はい、私の根気と技量不足でした。需要があるならそのうちリベンジします

28 名前:バレルルーシュ ◆wjd7r.7o.a[] 投稿日:2013/01/19(土) 20:04:41 id:pydriz/2
>>27残念5つだ…

ちゃんと完結させます、問題はありません。ありません。

完結した後読もうとしたらなくなっててワロタwww
いや、ワロエナイ…

>>439
懐かしいものを……ありがとう。実際そんなに読んでた?完結してからとか言われても人気なかったら正攻法とかに逃げちゃうから教えて欲しい。いや、完結させるのは立てた以上義務なんだろうけどさ。モチベーション的な話ね。

サクラ大戦のは更新待ってたらいつの間にか落ちてたよ(´・ω・`)

いま執筆中の作品が一個完結したら書き直すべきそうするべき

サクラ意外と需要あったのね。地味に化物も落ちたのに話題にならないカワイソス。オッケー、正攻法r2前に書くよん。保守は任せた。

化物って何だってばよ
いっぱい話作ってるなら今のところこのままにしておいてどれか終わったら新しいの出して宣伝でいんじゃね?

>>444
読解力無いからイマイチ分からん。このままにしとくって何を?

仕事サボりながら最初から読み返したけどやっぱ面白いわ!ニヤニヤしながら一気読みしてもたw

やっと追いついた!
面白かったので頑張ってください!

過去は面倒だから探したかったら自分でよろしく。
気になるのあったら上げといてくれれば。レスは無くてもいいや。ここで十分貰ったし。
で、落ちちゃったのはタイトルだけ

ひたぎ「ねぇ、阿良々木くん」暦「何だ?戦場ヶ原?」
士郎「君は…」さくら「初めまして、真宮寺さくらと申します」

ふたつとも途中で気持ち悪いから書き直したいけど、特に化物の方は長すぎて写すの無理だからだれか建ててくれたら書く。なければこのまま無かったことにしようかと。
サクラは少ないし、まあ書き直しがてら最初から始める。

こんな感じかな。臭い臭い言われてもどうしようもないんでその辺はスルーするけど、気になるのあったら読んで見てくれー。

それじゃ、時間見つけて正攻法も書くのでよろしく。

順番ミスった、ごめん

知ってはいたけど、多すぎよん

追い付いたぞぉ!
次はリアタイ目指す

>>452
最近は不定期だからリアタイ遭遇率がかなり低いことは理解しとけよな!

毎日のぞいてる俺に死角はなかった

>>454
おい、なんで俺の心が・・・ハッ・・!?
まさか、貴様ギアス能力者かッ!?

これがギアス題材じゃなかったらこんなに閲覧者いなかったろうな。深夜は競争相手もいないし、レスも貰えて僕満足。まあ恋愛絡まないと燃えないから幅狭いけどな。

リアタイなんて狙わなくても乙だけでやる気でるもんよ。一人でも見てるなら僕は書くし、臭いと思ってやめられても別にいい。読んでもらえれば面白いはずだ。読まなかった人は損してるなと思ってりゃいい。良かったね今日も臭いバレルルが暇つぶしを提供しているよ!

イフ物語

思えば、小さな転換点だったのかもしれない。
あの時の僕の選択は、あるいは彼女の選択は、場合によっては全くちがったものになっていたのかもしれない。
しかし、僕は、僕らはそれを選択した。
これはifの物語。僕、阿良々木暦と羽川翼の物語。

001

時は少し遡る。丁度僕がクラスメイトの戦場ヶ原ひたぎと関わりを持ち、蟹の怪異についてなんとか解決をみた一連の事件から数日経た平日の放課後のことだった。
夕陽の指す薄暗い教室で文化祭の予定や関連書類を整理する羽川翼を眺めるのが、僕の副委員長としての仕事なのだ。
実際委員長としての、というより存在としての羽川翼の優秀さは語るべくもなく、強引に任命されただけの僕など最初から戦力としても数えられてはいないだろう。
「どうしたの?阿良々木くん?」
先程まで書類に落ちていた視線が僕を捉える。大きな眼鏡の奥にある瞳は別段特別な意図は感じさせない。
「いや、自分の無力さを噛み締めていたんだ。」
「つまりぼんやりしてたわけね。」
羽川は小さく笑いながら言う。
「それで?続きは?」
「続き?」
「戦場ヶ原さんの話。さっき話していたじゃない。」
そういえばそうだった。
「いや、話した限りだよ。あまり詳しく話すのは戦場ヶ原のプライベートにまで踏み込んでしまうし。」
「ふーん。そう。」
そう。と反芻するように呟く。なんとなくだけれど、その様子はなんだか怒っているようだった。
「やっぱり、阿良々木くんは阿良々木くんだよね。」
「それはもしかしなくても褒めていないな?」
「知らなーい。」
こういう時、美人というのは得だ。どんな表情も様になってしまう。むくれる羽川の頬を突きたい衝動と葛藤しながら、僕はふと自分の手に握られたボールペンを見た。

関係ないけど続き読みたい?

以上酔っ払いより。水曜日は書けるかもしれないから良かったらのぞいてみて。んじゃ

~神根島~

cc「それで?何故ガウェインを降りる」

cc「覚悟が決まったということか?」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「その通りだ」

cc「それで?どうする」

cc「ジークフリートもじきに動き出すだろう」

cc「それこそこんなところに居るべきじゃない」

ルルーシュ「いや、必要だ」

ルルーシュ「これを持て」

cc「……これは咲世子の変装セットか」

cc「どういうことだ?」

ルルーシュ「ジークフリートは俺に任せろ」

cc「何?」

ルルーシュ「ジークフリートは俺が止める」

ルルーシュ「cc、お前はギアス増幅器を破壊するんだ」

cc「…何度言えば分かる」

cc「そんなことは…」

ルルーシュ「………」スッ

cc「え?」

cc「んっ……!!」

ルルーシュ「……」

キィィィィィィィィン

ルルーシュ「……」

cc「っは!…」バッ

cc「今のは…」

ルルーシュ「ギアスリンクか」

ルルーシュ「その顔、言いたいことは分かってくれたようだな」

cc「お前!急に何をするかと思えば……」

cc「正気じゃない!頭を冷やせルルーシュ!」

ルルーシュ「俺は冷静だ」

ルルーシュ「上手くいけば、皆助かる」

ルルーシュ「…皆救える」

cc「ルルーシュ、お前…」

ルルーシュ「cc、やってくれるな?」

cc「いや、だが……」

ルルーシュ「俺とお前じゃなければ出来ない」

ルルーシュ「頼む」

cc「……嫌だ、そんなこと」

ルルーシュ「頼む…」

cc「ルルーシュ…」

cc「…ルルーシュ、私はお前の事が」

cc「…好きだ」

cc「永遠で無くていい」

cc「一時逃れと言われても構わない」

cc「私は…」

ルルーシュ「……」

cc「ルルーシュ」

ルルーシュ「すまない」

ルルーシュ「恐らく、現段階で可能な策はこれくらいだ」

cc「そんなこと……!」

ルルーシュ「時間がない、ミスは許されない」

ルルーシュ「俺たちの手で変えよう」

ルルーシュ「世界の理を捻じ曲げる」

cc「……」

ルルーシュ「cc」

cc「…そういえば、私の本当の名前、まだ教えていないな」

cc「聞いてくれルルーシュ、夫になるなら知らないと言うわけにもいかないだろう?」

ルルーシュ「時間稼ぎは無駄だ」

ルルーシュ「なるべきことをやれ」

ルルーシュ「言っただろう?俺の計画の為に最大限の協力をしてもらうと」

ルルーシュ「あの時渡した仮の指輪、そして今ある約束の指輪」

ルルーシュ「全ては契約の元にある」

ルルーシュ「これが有る限り、俺たちはずっと共犯者」

ルルーシュ「……いや」

ルルーシュ「ずっと一緒だ」

cc「……」

ルルーシュ「元の指輪は結局使い道が無かったな」

ルルーシュ「今だから言おう、あの時俺は何の感情も無かった」

ルルーシュ「だが、これは」チャリ

ルルーシュ「大切な気持ちがこもっている」

cc「それなら!」

ルルーシュ「だからこそ、最後にはお前を頼るしかない」

ルルーシュ「俺の最大の武器はお前だ」

cc「何を……」

ルルーシュ「お前はいつも俺を見ていた、俺の為に、俺のしたいようにさせてくれた」

ルルーシュ「お前がいなければ、いや、あの時及び腰だった俺を許容されなければ」

ルルーシュ「俺はきっと、何人もの人間を殺める悪魔だった」

ルルーシュ「ちっぽけな悪魔を、お前が人間にしてくれたんだ」

ルルーシュ「俺は、何の後悔もない」

ルルーシュ「今なら言える、俺は」

ルルーシュ「……」






ルルーシュ「……お前に会えて、良かった」

cc「!」

cc「やめろルルーシュ、今ならまだ間に合う」

cc「一緒にまた探せばいい、お前の戦略でどうにでもなる!」

cc「そんな今生の別れみたいに言うな!!」

ルルーシュ「ずっと言いたかった事だ」

ルルーシュ「お前なら、俺の理想を叶えてくれる」

ルルーシュ「オルゴール」

cc「は?」

ルルーシュ「オルゴールの中を見てくれ」

ルルーシュ「お前なら出来る」

ルルーシュ「いや、違うな」

ルルーシュ「……お前にしか、出来ないんだ、cc」

ルルーシュ「分かってくれ」

cc「……嫌だ」

cc「お前のせいだぞ……」

cc「……お前のせいで、私はこんなに脆くなってしまった」

cc「もう、孤独に耐えられない」

cc「こんな楽しさを教えられてしまった」

cc「人といる充足を思い出してしまった」

cc「私は…」

ジークフリート「………」ゴゴゴゴ

ルルーシュ「…どうやら、話をする時間は終わってしまったようだ」

中途半端だけどここで。まあ展開読めまくりですが、流れで読んで下さい。

r2でもルルーシュ君生きてるんかな……

生きてなかったらr2成り立たないでせう

まさかのルルーシュ死亡でスザク主役になる可能性も

見たくないなぁ…

んじゃあ一つだけ、スザクが主人公は絶対ならん。

ウザァァァク

じゃあまさかの悪夢のナナリールートとか

r2ではルルーシュが死んでるだと…?

c.c.との濡れ場がまだぁぁぁぁぁぁぁああ

ルルーシュは俺達の心のなかで(ry

某天使通行「ああ、俺も一緒に居たかった」

すごい似た匂いがする

>>480
読んだ事はないな。まあありきたりってことさ

>>478
死んでるとは言ってないぞ

ルルーシュ・ランペルージは死んでルルーシュ・ヴィ・ブリタニアとして生きたりする展開とか

もしかしてssのタイトルじゃないのか?検索出来ない

>>484
なんのことだ?

あ、>>480のこと。

ああ、確か とある魔術の禁書目録の 一方通行のセリフだよ

>>487
うん。天使とか言うからabとかとのクロスssだと思ったんで読んでないって言ったんだけど、気になって調べたら出てこなかったからさ。で、アレ似てるか?状況全然違うじゃん。まあいいけど

申し訳ないが俺は>>480では無いのでわからんっす。

>>480
は「禁書」原作のシーンじゃないかな。

あげ

あげ

>>491‐492
あのさぁ・・・

ルルーシュ「……夕食はお前が作った料理がいい」

cc「え?」

ルルーシュ「用意しておいてくれ」バッ

ルルーシュ「すぐに戻るさ」ピピッ

cc「ルルーシュ!」

ルルーシュ「俺は全てを救ってみせる」

ルルーシュ「後のことは任せたぞ、cc」カシュ

cc「ルルーシュ……」

ひゅおおおおおおおん

ルルーシュ「……さて」ピッ

ルルーシュ「ロイドさん、頼みがある」

ロイド「はいはぁい、なんでしょお」

ルルーシュ「フレイヤを、ガウェインに向けて発射して欲しい」

ルルーシュ「出来るか?」

ロイド「そりゃあ出来るけど」

ルルーシュ「それなら、そこからすぐに撃ってくれ」

ロイド「いやいや、想定威力ならその辺り一体吹き飛ばしかねないよ」

ルルーシュ「そっちは何とかする」

ルルーシュ「ジークフリートを落とすためだ」

ロイド「言っておくけど、変なことに使うなら承知できない」

ルルーシュ「大丈夫だ」

リアタイだ!

ロイド「…分かった」

ロイド「君を信じてるからね」

ルルーシュ「頼む」ピッ

ルルーシュ「……最終決戦だ、ジェレミア卿」

すごい時間に見てるね、じゃあ頑張って沢山書くから寝るんじゃないぞ。リアタイってのは最後の乙までだからな……

cc「……止められなかった」

cc「ルルーシュ、私にとって……」

cc「その全ての中にお前が居なければ、意味が無いんだ……」

cc「……」

cc「行こう、もう後には引けないんだ」

cc「ルルーシュ、お前は今まで、私との約束を破らなかった」

cc「今度も、破るなよ」

毎日覗いてるかいがあった。
wktk

ジークフリート「……」

ルルーシュ「……決着をつけよう」

ルルーシュ「利用されるのは嫌だろうからな」ギュッ

ルルーシュ「ジェレミア卿、今までの訓練の成果、見せてやる!」

ジェレミア「……」

ジェレミア「やはり、戦いは避けられぬか」ズキズキ

ジェレミア「だが、覚悟は出来ている」

ジェレミア「私を止めてくれ、ルルーシュ君!」

~ブリタニア本国~

シャルル「兄さん」

vv「ん?なんだいシャルル」

シャルル「今エリア11で起きている問題」

シャルル「兄さんが?」

vv「ふふ、やだなぁ」

vv「あんな島国、僕にとってはどうでもいい」

vv「やる意味が無いよ」

シャルル「……そうですか」

vv「悪いけど、僕はまだやらなきゃいけないことがあるから」

vv「話ならまた今度ね」スタスタ

シャルル「……」

シャルル「…兄さんがまた、嘘をついた」

cc「……ロイドか」

ロイド「どうしたのさぁ、二人して代わる代わる」

cc「神根島にプロトをおろしてくれ」

cc「フロートで飛ばせば早いだろう」

cc「スザクとカレンも神根島に来させろ」

cc「ランスロットはエナジー交換だけすればいい」

ロイド「何をするつもりだい?」

ロイド「ガウェインはどうしたの?」

cc「いいから早くしてくれ」

cc「時間が無いんだ」

ロイド「いや、でも」

cc「早くしないと皆死ぬ、それでもまだ説明させるのか?」

ロイド「死ぬ?」

ロイド「……」

ロイド「分かった、すぐに向かわせるよ」

ロイド「ランスロットの損傷は大きい」

ロイド「戦闘は難しいよ」

cc「大丈夫だ」

cc「ヴァリスが使えればいい」

ロイド「分かった」

ロイド「……君たち、本当に何を考えているんだい?」

ロイド「僕たちにいくつ秘密があるのかな?」

cc「全てが終われば話してやる」

cc「5分でどうにかしろ、私は今気が立っている」

ロイド「……りょーかい」ピッ

cc「……さて、準備が必要だな」

~神根島 遺跡~

スザク「指定されたポイントはここだね」

スザク「大丈夫かい?カレン」

スザク「試作型のフロートユニットは」

カレン「飛翔滑走翼ね」

カレン「やりにくいったらありゃしないわ」

カレン「とにかく、中に入れって事なんじゃない?」

カレン「プロトには乗っていないみたいだし」

スザク「でも、ガウェインとジークフリート?はどこへ行ったのかな」

カレン「戦いながら海側へどんどん向かってるみたい」

カレン「何をするつもりかしら」

スザク「まあ、ルルーシュがいるんだから」

スザク「きっと作戦があるんだよ」

カレン「そりゃそうでしょうね」

カレン「……なにこれ、前きた時はこんなにスッキリしてなかったわよね」

スザク「まるでステージだ」

カレン「本当……」

???「遅かったな」

カレン「ルルーシュ?」

ゼロ「いや、私だ」

スザク「ゼロ!」

カレン「どうしてここに……」

ゼロ「こうする為だ」カポ

カレン「え!?」

スザク「まさか……」

cc「……驚いたか?」

カレン「そ、そんな……」

スザク「ccさん、あなたが…」

cc「…そう」

cc「私がゼロだ」

スザク「どうして!」

cc「ルルーシュと共に、ブリタニアを壊す為にな」

カレン「ルルーシュ?」

スザク「……君たちは、ずっと僕らを騙していたのか」

cc「その通りだ」

cc「ブリタニアの情報を使い、騎士団は安全に行動できた」

cc「そして騎士団の情報によって、ブリタニアはリフレインやナリタを乗り切ったんだ」

スザク「…出来レースだったのか」

cc「悪いが、説明している時間がない」

cc「いいか、今からお前たちには少し苦しんでもらうことになる」

カレン「どういうこと?」

cc「ここには、ある装置が眠っている」

cc「それが起動したらどうなるのか、体感した方が分かり易いからな」

スザク「……もしかして、僕達を殺す為に?」

cc「それなら、今までに何度もチャンスはあった」

cc「今更そんなことをするか」

cc「お前たちはルルーシュにとって」

cc「……そして私にとっても仲間だ」

cc「いいか、心を強く持て」

cc「情報に流されるな、所詮はまやかしだ」

カレン「ねぇ、cc……」

cc「行くぞ」キィィィィン

スザク「うっ……」

カレン「ぐっ……」

スザク「うわぁぁぁぁ!!!僕は違う!!僕は、望んでなんていない!!」

カレン「やめて!居なくならないでよ!お兄ちゃん……」

cc「大丈夫だ、全て幻、現実じゃない」

cc「戻って来い、お前たちなら出来る」

スザク「……っはぁっ!」

スザク「い、今のは……」

カレン「リフレイン?」

cc「違う」

cc「まあ、リフレインはもともとギアス干渉を人為的に起こそうとした副産物だがな」

カレン「ギアス干渉?」

cc「ここにある装置が起動すれば、さっきの苦しみを何倍にも強めたものが」

cc「永続的に世界中の人間を襲う」

スザク「そ、そんなことをしたら…」

cc「ああ」

cc「戻って来られなくなる」

cc「死よりも辛い苦しみの世界からな」

カレン「だ、誰がそんなものを…」

cc「名前を知れば、お前たちも狙われる」

cc「今は誰がより、どうやってそれを阻止するかだ」

cc「適性がない人間は、精神汚染で廃人となるだろう」

cc「そして、その装置までにはこの干渉波が発生している」

cc「人間では近付けない」

スザク「人間では?」

カレン「cc、あんたは違うの?」

cc「……ああ、私は人間じゃない」

cc「だから、私が装置を破壊する」

cc「プロトのサクラダイトを反応させ、内部から爆発させるんだ」

cc「その為に、紅蓮とランスロットの力がいる」

カレン「だから、ここに呼ばれたのね」

cc「ああ」

cc「信じてもらう為に、わざわざ正体も明かしたんだ」

cc「協力してもらうぞ」

スザク「……信用出来ない」

cc「…」

スザク「ここにあるものが、本当はそれを止めるものじゃないとは言い切れない」

スザク「それに、これまでずっと騙してきたんだ」

スザク「僕達に正体を明かしたのも、何かの作戦かもしれない」

スザク「ルルーシュは頭がいい、良すぎるくらいに」

スザク「僕は、ルルーシュが姑息な手で今までやってきたのかと思うと悔しい」

スザク「同じ道を進んでいると思っていたのに」

cc「同じさ」

cc「ルルーシュも日本を取り戻そうと必死だった」

スザク「でも!間違ったやり方では……」

カレン「…あたしは信じるよ」

スザク「カレン!どうして…」

カレン「あたしは、ルルーシュがあんたの言う間違ったやり方をしていたとは思えない」

カレン「ルルーシュがいなかったら、自治区なんてそもそも出来てないし」

カレン「ゼロ……ルルーシュのおかげでブリタニア人も日本人も命を落とさなくなった」

カレン「これだけ大きなことをするのに、たった二人でずっとやってきたってことでしょ?」

カレン「ルルーシュは正規の手続きに則って自治権を勝ち取ってくれた」

カレン「何か間違ってる?」

スザク「でも、ルルーシュは嘘を」

カレン「嘘なんて誰でもつくでしょ」

カレン「大事なのは、それが何の為につかれたかってこと」

カレン「もし、先にルルーシュが全部あたしたちに教えてたら、何も言わずについていった?」

スザク「それは……」

カレン「無理よ、ルルーシュだってここまで想定してたとは思えない」

カレン「あたしたちは、ルルーシュの、ゼロの言うこと、やることに共感したから一緒にやってきたんじゃない」

カレン「それなのに、まだあんたはやり方がどうとか言うの?」

カレン「前も言ったわよね、やり方だけにこだわるなって」

カレン「たとえそれまで嘘をついていても、一緒に居た時間全部が嘘じゃない」

カレン「あたしたちが笑って、必死に頑張ったことは全部本当よ」

カレン「だからあたしはゼロを……ルルーシュを信じる」

カレン「もちろんあんたもね、cc」

スザク「でも……」

カレン「嫌ならどっか行きなさいよ」

カレン「常に正しいことが出来るわけじゃない、それが人間なの」

カレン「でも、いつも自分が正しいと思う方向に進まなきゃなんない」

カレン「時間がないなら早く終わらせるわよ、cc」

cc「……やはり、ルルーシュは間違っていなかった」

cc「お前のように考える仲間が出来た」

cc「ありがとう」

cc「……枢木」

スザク「…」

cc「私のことはどれだけ嫌っても構わない」

cc「信じられないから降りてもらってもいい」

cc「だが、ルルーシュは今命懸けでジークフリートを止めている」

cc「もし邪魔をするというなら」カチャ

cc「お前を殺してでも、私は進まなければならない」

スザク「…僕を撃つのか?」

cc「ルルーシュの親友を撃ちたくなどないが」

cc「罪は私が被る、ルルーシュの思いを潰させたりしない」

cc「例え、それが神であっても…」ツー

カレン「cc、あんた泣いて……」

スザク「……分かった」

スザク「まだ納得したわけじゃない」

スザク「けど」

スザク「そうまで必死にルルーシュを守ろうとしている人がいて」

スザク「……そんなルルーシュが、誰かを悲しませるようなことをしているとは思えないから」

スザク「僕も信じるよ」

スザク「ルルーシュのことを、信じてみる」

cc「……」

カレン「本当、あんたのこと嫌いだわ」

カレン「素直に思ったまま動けないなんて、面倒くさくて」

スザク「……ごめん」

カレン「説教と小言と多少の暴力は覚悟しときなさい」

カレン「ユフィにいいつけとくから」

カレン「で?決まったら即行動がいいと思うけど?」

cc「……ああ、そうだ」

cc「頼む、力を貸してくれ」

カレン「当然」

スザク「…頑張るよ」

もうちょいいけるかと思ったけど、まあ次は勢いつけたいし一旦切ります。

後はもうr2に向けての話とかになってくるんで、マジラストです。正攻法終わっちゃうよ。

実はgoogle先生で正攻法って調べるとここ出てくるんだよね。ルルーシュとか無くてもさ。人気だね、嬉しいね、頑張ろう。

それでは、最後までよろしく。ついでにr2もよろしく。


頑張ってくれ

乙バレ
次の更新も楽しみだ

乙ーstories再生余裕でした
スザクは嘘に過敏に反応するなぁ、まぁ親殺し関係考えればそれくらい歪むだろうが

スザク「cc、それで僕の仕事は何なんだい?」

cc「さん付けはやめたのか?」

スザク「やっと、本当の君を見られたような気がする」

スザク「だから僕も、そのまま呼ばせてもらうよ」

スザク「仲間としてね」

cc「何でも構わない」

cc「カレンもよく聞いてくれ、失敗は許されない」

cc「一度で段取りを覚えて欲しい」

カレン「分かってるわよ」

スザク「やると決めたんだ、ルルーシュとccに従う」

cc「それでは概要を説明しよう」

ここ最近忙しくて毎日覗けないや ごめんね

ガウェインはこの世界でも大破してしまうんだろうか



>>518
google先生もここのファンだったのか

>>524
蜃気楼「ガウェイン兄ちゃんのおかげでボクが生まれたんだよ!」

ルルーシュ「うおおおおおお!!」ブンッ

ジェレミア「……」

ジェレミア「突撃か……芸の無い」ブツブツ

ジェレミア「ルミナス展開……強度は…」

ルルーシュ「させるか!!」ピピッ

ルルーシュ「ハドロン最大出力、目標に向けて照射しろ!」

ai「了解」

ジェレミア「むうっ!」

ルルーシュ「…一人で調整するのは面倒だな」

ルルーシュ「オートパイロットに変更、フロートバランスを前傾へ」ピピッ

ルルーシュ「フレイヤ推定飛行ルートを出せ」

ai「……了解、表示します」

ルルーシュ「…よし」

ルルーシュ「オートパイロット解除、ハドロン以外の操作をこちらに戻せ!」

ai「了解」

ルルーシュ「だが、問題ない」

ルルーシュ「……やるべきことは単純だからな」

ai「警告、機体上部の温度急上昇中」

ai「すぐにハドロン砲の使用を停止し、メンテナンスすべきと判断します」

ルルーシュ「いいからジークフリートにくらいつけ!」

ルルーシュ「よし、ここだ」

ルルーシュ「フレイヤの速度に合わせてタイミングをとる」

ルルーシュ「無理やりにでも掴むぞ!」

ジェレミア「…高速飛来する物体」

ジェレミア「なるほど、あれが切り札か」

???(そこまでわかったら、やるべきことは一つだよね)

???(ミサイルを叩き落とすんだ、オレンジ)

ジェレミア「……了……」

??ル「どうしたんだい?」

ジェレミア「……私は」

ジェレミア「私は、ジェレミア・ゴッドバルト……」

ジェレミア「……私は!」グギギギ

vv「まさか、あれだけ強固に縛り付けても逆らうなんて」

vv「……でも、まあいいさ」

vv「あんなミサイル一本でどうにかなる訳がないし」

vv「精々足掻きなよ、ルルーシュ」

ルルーシュ「……今だ!」ガシッ

ルルーシュ「海に叩きこむ!」

ai「脚部ブースター出力調整」

ルルーシュ「…っ!食らえ!」ガァン

きゅいいぃぃぃぃぃいいいん

ルルーシュ(……すまないジェレミア卿)

ルルーシュ(共に、ここで朽ちてくれ)

ルルーシュ(……cc)

ジェレミア「……!」

ジェレミア「!!」ギギギ

ジェレミア「…私は!!」カッ

どおん……

後2.3回投下したらおわれそう。皆お疲れ。いざ終わらせるとなるとさみしいけどな。r2あるしガッと書いて終わらせます。ではー

キャンセラーオレンジはでるんです?

ナイショ

             ,.   ―   .,

          , . ´ lヽヘュ  :  .  ` .
        /  .   ゞ:;'ゝ.  : :  . . ヽ
       , '. ==-:    -ー≠ニニ  .  '、

       / .  仁ヽ      __..-=≠ヽ.   . ',
.      ;   └┴lヾ    ´_{‐-'::::} ミ    :::i
.       i .    /       ̄`¨ ̄   ..::::::!
       ',  、 ヽ.           ......:::::::/
       ' 、.  :. `_       .  . . ....::::::; '
        ヽ.   `二‐ 、     ...:.:.::::/

          ` .、    .    ....:::;:''''´
              `    ー


原作の方はr2までかなり空いたから軽く打ち切り状態だった思い出

ずぅんっ!!

cc「くっ…」グラッ

カレン「cc、今の揺れは!?」

cc「……大丈夫だ」

cc「それより目の前の事に集中しろ」

cc「ロイド、ラクシャータも準備はいいか?」

ロイド「うん、いつでも使えるよ」

ラクシャータ「何に使うかも分からない機械を使うのは好きじゃないんだけどねぇ」

cc「スザク、カレンは?」

スザク「今上空に居るよ」

スザク「カレンがccを拾ったらヴァリスで砲撃する」

カレン「あたしも平気」

カレン「でも、輻射波動でこの島崩すなんて正気?」

cc「装置を完全に破壊する為だ」

cc「内部と外部の両面攻撃だ、必ず成功する」

cc(…そう、ルルーシュの作戦なんだからな)

cc「…機関部に到達した」ウィィィン

cc「ロイド悪いな、プロトは回収出来ないと思う」

ロイド「まあ人の命に替えられるものじゃないし」

ロイド「どの道ルルーシュくんが使ってなければずいぶん前に廃棄処分だったからね」

ロイド「気にしなくていい」

cc「…助かる」ピッピッ

cc「……よし、セットした」

cc「すぐにそちらに向かう、プロトの起爆に合わせて全てを起動だ」

スザク「了解」

カレン「オッケー、早く戻ってきなさい」

cc(……さよならプロト、ルルーシュの為にありがとう)タッ

カレン「……よし、cc回収」

カレン「スザク、行くわよ!」カチ

スザク「ああ!」カチ

cc(…)カチ

ラクシャータ「そっちのレバー、頼んだわよぉ」グイ

ロイド「ギアスキャンセラー、起動!」グイ

ひゅいいいいいいいいいいん

カッ

カレン「全速退避!cc振り落とされんじゃないわよ!」

cc「心配ない、急げ!」

スザク(……これで、正しかったんだよね)

スザク(ルルーシュ)

どかぁん………

ごごごごごご……

cc(…よし、キャンセラーは動いているな)

cc(周囲にギアスが撒き散らされることもない)

cc(ルルーシュ、お前はあいつらを守ったよ)

cc(後は……お前だけだ)

ユーフェミア「アヴァロン乗員は速やかにランスロットと紅蓮の帰還に備えて下さい」

ユーフェミア「それから暫定政府に連絡、ガウェインの反応が消失した付近を徹底的に捜索するよう要請するのです」

ユーフェミア「ランペルージ卿は必ず生きています、すぐに救出を……」

cc(……ルルーシュ)

ヴィレッタ「……んん」

ヴィレッタ「ここは…」

扇「気付いたか!?」

扇「良かった、目を覚まさないから…」

ヴィレッタ「?」

ヴィレッタ「貴方は、誰ですか?」

ヴィレッタ「何故、私はこんなところに…」

扇「!!」

扇「もしかして、記憶が…」

ヴィレッタ「…何も、思い出せないんです」

扇「そんな……」

~数時間後 ジークフリート回収作業現場~

vv「……結局ルルーシュにはしてやられたなぁ」

vv「まさか突撃して死ぬなんて」

vv「そういうタイプには見えなかったけど」

…がたん

vv「ん?」

ジェレミア「……」バチバチッ

vv「驚いた、しぶといね君も」

vv「うんうん、まだまだ使い道もありそうだ」

vv「あ、君、これも回収しておいてくれる?」

研究員「かしこまりました、vv様」

ジェレミア「……我が………り……し」バチバチッ

キャスター「……以上が今回のトウキョウでのテロ行為による被害状況です」

キャスター「今回の件に関して、騎士団側は関与を否定し、自治区としてブリタニアの租界復興に全力の支援を約束することを表明しました」

キャスター「また、今回の事件で功績を上げたランペルージ卿の婚約者である、キャロライン・コーンウォールさんの行方は未だ分かっていません」

コメンテーター「どうやら同じく作戦行動中に事故に遭われたようですね」

コメンテーター「ランペルージ卿も気が気では無いでしょう」

キャスター「他にも行方不明者の情報は多数寄せられており、番組では緊急回線による連絡の支援を……」ピッ

咲世子「……これが、貴方の選択なのですね、ルルーシュ様」

~海岸 ガウェイン回収地点~

ロイド「ん~」

ルルーシュ?「どうだった?」

ロイド「…まあ見てもらえば分かると思うけど」

ロイド「コックピットはドロドロだし、ハドロンとドルイドは回収出来たけどガウェインも動かせないレベル」

ロイド「フレイヤは未完成だったし、海水中で反応もしきれなかっただろうから弱まってはいたと…」

ルルーシュ?「…ルルーシュは?」

ロイド「………」

ルルーシュ?「…そうか」

ロイド「ごめん、力になれなくて」

ロイド「騎士章と階級章は後部に残っていたよ」チャリ

ロイド「それと……」

ロイド「これ、眼帯」ゴソゴソ

ロイド「付けておいた方がいい、誰に言われるかも分からないから」

ルルーシュ?「……そうだな」

~神根島 崩落跡地~

バトレー「…何ということだ」

バトレー「島の面影が殆ど残っていない…」

研究員「バトレー様、そろそろお時間です」

バトレー「…中華連邦の研究機関に左遷か、まあ順当だろう」

バトレー「……処刑されないだけマシだ」

バトレー「ん?あれは……」スタスタ

バトレー「!!おい、お前たち」

研究員「なんでしょう?」

バトレー「これを回収しろ、後で必ず役に立つ!」

研究員「は、はぁ」

バトレー(果たして、今の自分は功の為以外に動けているのだろうか…)

ここまで。あともうちょい。ではー

プ、プロトランスロットーー!

扇ぇ…

最近読んだまどマギとのクロスssで「インキュベーターも昔ラグナレクの接続をした」って説明見て、なるほど、と思った。
確かに、全個体が1つの意識の下で動いてるって意味では似てるかもしれない。

qbにギアスが聞くかって言われると微妙だけどね

インキュベーターの集合無意識になら効くかもな

コードかキャンセラー持ち以外の人間及び集合無意識には効くの確定してるが動物には基本効かないしな
スパロボとかクロスオーバーものに最近出てるけどその手のゲームで人外キャラに使って効いてれば効きそうな気がする

エスターとか?

効いてたね
元人間だけど

そのあとの台詞に
(ギアスが効いた!?まだ人間の心が残っているのか!?)
っていうルルーシュの思考が

結局z2のギアス被害者はオリキャラだけだったね…

破界編でボンボンに掛けたギアスが
再世編であんな風に役立つとは思ってなかった

あとcb脅威の医学力にはたまげたなぁ

>>548の者だけど、意識統一した結果の例になるかと思って書いたのに、いつの間にかギアス効く効かない談議になってる……。

おはようございました。

予定、本日完結








ルルーシュ「……ここは」

ルルーシュ(真っ白な世界……)

ルルーシュ(俺は今座っているのか?)

ルルーシュ(床の感覚もない、まるで呼吸できる水中だな)

ルルーシュ(それに、何故か懐かしい…)

???「目覚めましたか」

ルルーシュ「誰だ」

cc「またお会いしましたね」

cc「もっとも、貴方は私のことを知らないと思いますが」

ルルーシュ「cc?」

cc?「いえ、違います」

???「私には形がありません」

???「言うなれば、この世界に留まる思念体でしょうか」スッ

スザク?「お好みとあらば、貴方の思う形になることはできますが」

ルルーシュ「思念体?」

ルルーシュ「ここはどこなんだ?」

思念体「落ち着いて下さい」

思念体「時間は有り余るほどにあります」

思念体「順に説明いたしましょう」

思念体「ここはcの世界、貴方のいた現実の対極に存在するもう一つの現実」

ルルーシュ「現実?」

思念体「ここを満たすのはあの世界の思念です」

思念体「ヒトが思い、考え、そうして生まれる力が形作った世界」

思念体「そこに生まれたのが私です」

思念体「私はこの世界そのものであり、またこの世界にいる一つの個です」

ルルーシュ「要領を得んが」

ルルーシュ「つまり、ここは俺のいた世界ではない?」

思念体「…簡単に言うとそうなります」

ルルーシュ「…俺は死んだのか?」

思念体「そう言えるかもしれません」

思念体「貴方はギアスの契約を交わした、だからこの世界でも個を保つことができる」

思念体「貴方をとりまくこの世界は、纏まり切らぬヒトそのものでもあるのですから」

ルルーシュ「……そうか」

ルルーシュ「やはりそうなってしまったか」

思念体「もう少し狼狽えるかと思っていました」

ルルーシュ「ある程度予測していたしな」

ルルーシュ「それに、喚いても事態は変わらない」

ルルーシュ「俺が死んだのなら、それまでのことだ」

思念体「後悔はないのですか?」

ルルーシュ「……ない、な」

ルルーシュ「あそこにはccがいる、ナナリーにスザクやカレン」

ルルーシュ「特派の連中や生徒会もいる」

ルルーシュ「……ccは独りじゃない」

思念体「ご自身のことは何も思わないので?」

ルルーシュ「俺の考えはccが叶えてくれるさ」

思念体「随分と物分りが良いのですね」

ルルーシュ「そうかもしれないな」

思念体「何故ですか?」

ルルーシュ「……俺は初め、ナナリーが幸せに暮らせる」

ルルーシュ「優しい世界を作りたかった」

ルルーシュ「……だが、いつの間にかその守りたいものの中に紛れ込んだ奴がいた」

思念体「それがcc?」

ルルーシュ「……」

ルルーシュ「あいつはずっと独りで戦っていた」

ルルーシュ「自分を虐げ、利用しようとする人間と」

ルルーシュ「だが、今なら共に乗り越えられる仲間がいる」

ルルーシュ「……あいつの平穏の為になるなら俺は」

ルルーシュ「……死んでも構わない」

思念体「他人の為に死ねるとは、随分な覚悟ですね」

ルルーシュ「……」

リアタイキター
r2の前にここは埋め立てないとな

思念体「貴方の力は強かった」

思念体「ですが、結局コードは完成しなかった」

ルルーシュ「コード?ccの持つという?」

思念体「そうです」

思念体「コードはギアスの源」

思念体「ccとvvは、あの世界に残ったコード保持者」

思念体「コードギアス」

ルルーシュ「コードギアス?」

思念体「コードギアスはギアスを完成させたものが得る最後の力」

思念体「貴方も本来ならば、あの世界に留まるべき素質を備えた人間」

思念体「そして、それはさらにあと二人」

ルルーシュ「ギアス適性を持つ人間がいるということか?」

思念体「いえ」

思念体「コードギアスに至る可能性のある人間の数です」

思念体「一人はシャルル・ジ・ブリタニア」

ルルーシュ「何!?」

思念体「シャルルは生まれよりギアスに深く関わっています」

思念体「そしてもう一人、心を隠し開花を待つ者がいます」

ルルーシュ「それは……まさかシュ…っ」

思念体「話は以上です、これ以上はお教え出来ません」

ルルーシュ「何故だ!」

思念体「それがcの意思、そうとしか言えません」

思念体「今は眠りなさい、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」

思念体「その身にギアスの絆を持つ者よ」

思念体「縁ある限り、またお会い出来るでしょう」スウッ

ルルーシュ「ま、待て!まだ聞きたいことが山ほど……」グラッ

ルルーシュ「くっ……ま、て……」ドサッ

思念体「……」

思念体「全てはギアスの導くままに」

~ブリタニア本国 皇帝謁見控室~

スザク「気分はどうだい?」

ルルーシュ「…問題ない」

カレン「にしても、あんたの話本当なの?」

カレン「ギアスなんて力をルルーシュが持ってたとかさ」

ルルーシュ「ああ、本当だ」

ルルーシュ「……もっとも、あいつはあまり力を使うことをしなかったがな」

スザク「…まあ、どちらにしてもルルーシュらしいよ」

スザク「力を使うも使わないも、それが一番効率がいいと思えばこそだろうし」

カレン「…それに、あんたがいたからじゃない?」

ルルーシュ「?」

カレン「多分、もっと躊躇いなく使ってたらさ」

カレン「…こんな風に三人で話したり出来なかったと思う」

カレン「まして、ブリタニアの中枢でなんてさ」

ルルーシュ「……神根島のことが評価された結果だ」

スザク「そうだね」

スザク「それより、本当にいいのかいカレン」

スザク「君にだってラウンズになる資格が…」

カレン「……あたしは日本さえ取り戻せればそれでいいの」

カレン「ラウンズの権力にも興味ないし」

カレン「それに、二人がなるならその方がいいわ」

カレン「あたしはルルーシュのサポートをする」

カレン「……それが、ゼロの願いだもの」

ルルーシュ「カレン…」

カレン「さ、行ってきなさい二人とも」

カレン「しっかりやってよね」

スザク「……ああ」

ルルーシュ「心配ないさ」

ルルーシュ「…スザク」

スザク「何だいルルーシュ?」

ルルーシュ「お前は本当にいいのか?」

スザク「…何の話だい?」

ルルーシュ「私を信用しても」

スザク「いいよ」

ルルーシュ「でも……」

スザク「君の覚悟は、今の姿からわかる」

スザク「大丈夫、ルルーシュは簡単に死ぬような奴じゃない」

スザク「文句は本人に直接言うさ」

スザク「それまでは手はず通り、だったよね?」

ルルーシュ「……感謝する」

スザク「僕にも、まだ乗り越えなければならないものが沢山ある」

スザク「だから、手を貸して欲しい」

ルルーシュ「もちろんだ」スッ

スザク「…改めてよろしく、ルルーシュ」ギュッ

ルルーシュ「…行こう」

ルルーシュ「明日の為に」

スザク「うん」

スザク「仲間達の為に」

~謁見室~

シャルル「……来たか」

スザク「枢木スザク」

ルルーシュ「ルルーシュ・ランペルージ、参りました」

シャルル「よい、楽にしろ」

シャルル「そなたらは、はれてナイトオブラウンズの名誉を受ける」

シャルル「覚悟は良いか?」

スザク「はっ」

ルルーシュ「もちろんです」

シャルル「……」ジィ

シャルル「よかろう」

シャルル「枢木スザク、貴様はラウンズに何を望む」

スザク「…軍兵力の統率権と、軍事機密最高ランクへのクリアランスです」

シャルル「……ルルーシュ・ランペルージ、貴様は?」

ルルーシュ「エリア11を拝領したいと」

ルルーシュ「……そう考えています」

シャルル「……そうか」

シャルル「……よかろう」

シャルル「貴様らの願い、このシャルルが認める」

シャルル「これからもブリタニアに尽くすがよい」

スザク「ありがたくお受けいたします」

ルルーシュ「……光栄です」

シャルル「ランペルージ、最後に言うべきことはあるか?」

ルルーシュ「……」

ルルーシュ「いえ、何も」

シャルル「……そうか」

シャルル「それでは、ここに命じる」

シャルル「枢木スザク、貴様は空位であるナイトオブセブンへ任命する」

スザク「……」

シャルル「そして、ルルーシュ・ランペルージ」

シャルル「貴様には、そうだな」

シャルル「…存在せぬラウンズ、ナイトオブゼロを名乗るがよい」

ルルーシュ「……はっ」

シャルル「謁見は以上とする、下がれ」

~研究所~

シュナイゼル「バトレーは中華連邦に送りました」

vv「へえ、思い切ったね」

シュナイゼル「それが、彼の為にもなることでしょう」

vv「ふふ、心にもないことを」

vv「…けど、変だな」

vv「ccの反応が消えた」

シュナイゼル「どういうことですか?」

vv「分からない、調べてみなきゃね」

vv「ここは任せるよ、そのうちに完成するはずだ」

vv「耐久テストもよろしく」

シュナイゼル「……仰せのままに」






???「………」ゴボッ

vv(シャルルもシュナイゼルも、今のルルーシュに気付いていない)

vv(これは、上手く使わないとね)

vv(cc、逃げても無駄さ)

vv(僕らはコードギアス、断ち切れぬ命運は永遠に続く)

vv(過去の罪は拭えない)

vv「……ふふ、面白くなってきた」

~特派 ヘッドトレーラー~

ラクシャータ「……」カタカタ

ラクシャータ「……ああもう!また失敗」

ラクシャータ「なんてセキュリティよぉ、このアタシが破れないなんて」

ラクシャータ「作った奴の性格が歪んでるってことね」

ロイド「くしゅんっ!」

セシル「ロイドさん、風邪ですか?」

ロイド「んー、ムズムズする」

ラクシャータ「……もう一回やってみるかしらぁ」カタ

ラクシャータ「ん?」

ラクシャータ「何かしらこれ、ギアスキャンセラーとは関係なさそうだけど…」ピッ

c計画

コードに関する考察

被験体cc

ラクシャータ「……おっと」

ラクシャータ「もしかしてぇ、マズイものみつけちゃったぁ?」

お疲れ様でした。

これにて、コードギアス反逆のルルーシュ、正攻法でいこうは一旦完結です。

これがr2でどう関係していくのか、それは皆さんでも考えてみていただければ幸いです。

疑問点は書いておいていただけると嬉しいです。一つ一つ返事はしませんが、伏線回収不足としてr2にて補完します。

それでは、またr2を立てますのでその時はよろしくお願いします。

乙バレ!これからも正攻法をよろしく!

あと、どなたか完結のところに書いていただけると嬉しいです。

urlミスしそうなので

とりあえず、r2に天子ちゃんは出るよな?

出る。既存は全員絡むと思っていい

ありがとう
安心して眠れます

乙バレでした�・

r2も楽しみにしてます

ルルーシュは誰なんだ?
わかんないの俺だけ?

ああ、c.c.か
いや、ならなんでc.c.の反応が消えたのか…
コードをルルーシュに受け渡した?


まぁいいや、眠い

nonのマッスルゼロみたいに合体して意識だけccとかそんな感じなのかそれとも変な力でルルに化けてるだけなのか

乙バレ

乙バレ!
今からr2が楽しみだ

乙バレ!

乙バレ!
r2楽しみにしてる

乙バレー!

乙バレ!
楽しみに待ってます。

これは超大作の予感

>>596
すでにその超大作のうち前半が終わったんだぜ
乙バレ

超大作ではないでしょう。超長作くらい。

よく考えたら完結全然してないんやな。書き切ったつもりでいたわ。早く全部書き終わりたい。

r1は書ききったから・・・(小声)
次はr2だ

r2いつくらいになりそう?

サクラ先かな?

サクラ先、他整理してからかな。

そんなに長く開けないようにはするつもり

わかったー
待ってるよ

r2終わったらr3な(迫真)

>>604
確かにルルcの結婚生活みたいなぁ
最近どんどんギアスss消えちゃってるから

次回予告出しとけば?

ルルとc.c.の書いてるけどそんなに上手く書けないなぁ

r3てオリジナル書けってことかいな。もはや展開はオリジナルだから書けなくはないけど、おまけくらいのがいいんじゃない?
次回予告は……二年後くらいの設定です、それだけ。
僕も上手くは書けねーよ。好き勝手書けば読んでる人が勝手に変換してくれるから大丈夫。

そうか…俺も頑張って続けてみるわ

えーっと・・・ルルcの結婚生活見たいとか、作者さんも反応してくださったところ悪いんだが・・・
その・・・冗談・・・なんだ

え、俺見たいけど

おまけでつけるよ。気になる人だけ見ればいい。長々やらないほうが楽しいと思うし。

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