【後日談】 女「起きてよ、ねえ、起きてよ」男「ん、あぁ、わかったよ」 (204)

これは彼らの後日談である。


※ニュー速+で書いていたものの後日談にあたります。以下過去ログです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400916107

男「おはよう」

女「おはよう」

男「パン残ってるか?」

女「残ってる、はいどうぞ」

男「ありがとう。イチゴジャムは?」

女「棚の中だよ、そうそうそこだよ」

男「よいしょっと。うん、今日も旨い」モグモグ…

女「私も今日はイチゴジャムかな」

女「……うん、美味しい」

女「今度の方向性を考えようよ」

男「あ? なるほど、方向性ね」

女「ここにずっと住むの?」

男「それはお前の決めることなんじゃないか。俺は別にどっちでもいい」

女「私は・・・私は旅を続けたい!」

男「なら決まりだな。旅を続けようぜ」

女「うん!」

(外)

女「今日は天気がいいね」

男「おう、ちゃんと水持ってないと熱中症にでもなる勢いだぞこりゃ」

女「リュックは私持ってるからその中に入れよう」

男「重いだろ? 俺がリュック持つよ」

女「あ、そう? ありがと」

男「・・・なかなか街が見えてこないな」

女「ゴホッゴホッ!!」

男「大丈夫か?」

女「うん、・・・ちょっと砂ぼこりが喉に入っただけ。水少しちょうだい」

男「おう。・・・ほら」

女「ありがとう」ゴクゴク

女「ふう、助かった。ここらは本当に砂漠みたいだね」

男「ああ、このまま行けば脱水症状で二人揃ってミイラかもな」

女「それは嫌だね・・・」

男「ああ、早めに街を見つけよう」

びっぷらから来たよ。
しえん

>>6
ありがとうございます
ゆっくりほのぼのやりたいと思います

女「……」ガサッ…

男「……」ゴソッ……

女「……遠いね」

男「ああ、日が暮れてきた。マズイな」

女「……今日はここでキャンプしよう」

男「まあ一応簡単なキャンプセットは持ってるが…いいのか?」

女「何が?」

男「砂漠は夜極端に冷え込むんだ」

女「でもしょーがないでしょ? キャンプしなかったらそれこそ死んじゃうんだから」

男「そうだな、ここは大人しくキャンプした方がいいかも知れない」

(夜)

女「うう・・・」

男「結構冷え込むな・・・」

女「うう、死ぬ・・・」

男「ほらもっと近くに来い。二人寄れば少しは暖まる」

女「うん・・・」

女「・・・暖かい」

男「だろ?」

女「・・・明日には街に着けるかの
な」

男「さあな」

女「うう・・・やっぱ寒い」

男「早く寝た方がいいんじゃないのか」

女「うん・・・」

女「……Zzz」

男「寝たか」

女「……Zzz」

男「よしじゃあ俺も寝るか」

男「……」

男「……」

男「……Zzz」

(朝)

男「おはよう」

女「ん、……おはよ」

男「寒かったか?」

女「いや、別に。」

男「よしじゃあすぐ出発しよう」

女「うん、そうだね」

男「……今日は一段と暑いな」

 ……ビュー…

女「うう、風が熱い…」

男「お前砂漠来たことないんだっけ?」

女「うん・・・」

男「砂漠の風は凄く熱いんだぞ、覚えとけ」

女「言われなくても分かるよ・・・」

男「喋ると喉渇くぞ、黙って歩け」

女「・・・」

(砂漠 昼)

男「お、」

女「ん?」ゴシゴシ…

女「おおー!!」

男「やっと見つけた、あれだろうな」

女「街だー!!」ドタバタ!!

男「走るなって。まだまだ何キロもあるぞ」

女「疲れた・・・」

男「走るなって言ったろーが」

女「おんぶ」

男「リュックあるからだめ」

女「私がリュックおぶるから男が私おぶって」

男「・・・お前なあ、俺だって疲れ…」

女「……」ジーー

男「……はいはい、分かったよ。街に着くまでな。着いたら降りろよ」

女「うん」

(街 夕方)

男「やっと着いた」

女「着いたー!!」

男「街を探索するのは明日だな。夜は危険過ぎる」

女「そだね。適当な家に泊まらせて貰おう」

VIPタスからきたけどこれって何年後の後日談?爺は?

>>17だけどよくわかってなかったぽいすまん

男「・・・暗くてよく分からないが随分大きな街だな」

女「うん、でも背の高い建物ばかりで適当な家が見つからないよ」

男「ちょっと危険だけど裏路地に回ってみるか」

男「まだ真っ暗じゃあない、日の光が完全になくなる前に家を見つけよう」

女「ランタンないの?」

男「あるけどこんなところで使うのは勿体ないだろ」

女「そうだね、早く見つけよう!」

>>17
>>18
ありがとう
ん? 四つ目の話の続きじゃなくて一つ目の話の続きです、分かりにくくてごめんなさい
一つ目の話最後途中で終わっていたのでのほほんまったり書こうかなと思います

楽しみ

>>21
ありがとう
心の支えになるよ

読み返してきた
続きが楽しみだ

(街の中の家)

男「ふう、なんとか見つけられたな」

女「危ないとこだった」

男「窓際に近づくなよ、ここらはとても荒れてる、もしかしたらガラスの破片とか散らばってるかもしれん」

女「なんで街が荒れてるってわかるの? 真っ暗だったじゃん」

男「足で地面を踏んだ感触。まああんまり当てにはならないけども」

女「わかった、ありがとう。今日はもう寝るね」

男「おう、おやすみ」

男「……静かだ」

 ……

男「……」

女「……Zzz」

男「……そろそろ寝るか」

男「……」

男「……Zzz」

>>23
ありがとう
まったりやっていくつもりなので気が向いた時に来てもらえると嬉しいです

前スレから見させてもらってます。
前スレのラスト貰っちゃってスマソ(;´д`)
今スレも期待してますよ(^∇^)

>>27
お前別のSSスレで間違えてたやつか…?
なんとなく出会えて感動www

>>28
そうw俺、そいつやw
恥ずかしいわー(;´д`)
でも、なんか嬉しいなw

男「……」ガサゴソ…

女「……んん、」

男「お、起こしちゃったか。わりい」

女「んん、いいよ。おはよう」

女「……今日は随分早起きだね」

男「大きな街だしな、早いうちから色々と見て回りたかったんだ」

女「んん……じゃあ私も行く」

男「わかった。準備してくれ」

(早朝 街)

女「まだ薄暗いね」

男「……薄暗いがかなり大きな街ってことは分かる」

女「なんでこんなに大きな街作ったのかな」

男「砂漠の中に街を作るってのはそこら辺に街を作るよりもいくらか手間が掛かるからな」

男「でっかいの一つ作った方が色々と楽だったんだろうよ」

女「ふーん、じゃあ大通りから見ていこうよ」

男「そうだな」

(大きな街 大通り)

男「……広い」

女「……長い」

男「向こうの端が見えないぞ」

女「幅も広いし、どうなってんの」

男「暑いな、大通りを歩くのは止めて建物の日陰を縫うように沿って歩こう」

女「男は砂漠に随分慣れてるね」

男「何回かは経験あるからな」

女「ふーん」

女「……それにしても一つ一つの建物からして今までの建物とは規模が違うね」

男「ああ、俺も気になってた所だ。なんだかおかしいぞ」

女「ねえ、入ってみようよ」

男「俺も入りたいんだがお前の命の保証が出来ないからなあ」

女「私のことは心配しなくていいよ、ね? お願い! 入らせて?」

男「うーん、自分の身は自分で守れよ? それが約束出来るなら入ってもいいぞ」

女「守る守る! それじゃあ入ろう!」

(大きな街 大きな建物)

女「……ひろーい」

男「背も高かったし、とりあえず上に上がってみよう」

女「そだね。」

男「……それにしても中は涼しいな」

女「昔の人は何もしなくても涼しい建物を作れたんだね」

男「ああ、凄い技術だな」

(大きな建物 最上階)

男「さすがに最上階のガラスは割れてしまってるな…」

女「なんでそんなに悲しそうなの?」

男「こんなに風邪が強い場所は拠点に出来ないからな、中途半端な所にも拠点は作れないし」

女「拠点は出来る限り高い場所がいいもんね」

男「そうだな、紙類は全部砂になってしまってるらしい。ここから得るものは何もない、次の建物に移ろう」

女「うん」

>>29
俺も見たぞ

寝ますお休みなさい

>>37
すまん(;´д`)

>>1乙(^∇^)
ゆっくりでええから楽しみにしてるで(°∀°)

女「唇乾いちゃった」

男「砂漠で喉が渇くのは普通だな」

女「違う違う、唇が乾いたの」

男「え? どっちも一緒だろ」

女「もー」

女「キスしてって意味でしょ、普通」

男「はあ? そんなもん分かるわけねーだろ」

女「つべこべ言うな! はよはよ」

男「…めんどくせえなあ……」




 ………

(大きな街 夕暮れ)

男「一日掛かってこんだけしか進めなかったのか」

男「はあ。」

女「まあいいじゃん? 私たちには期限とかノルマとかないんだし」

男「そうだな、ゆっくり確実に見ていこう」

女「うん!」

男「じゃあそういうことで今日のキャンプ地はここな」

女「今日は私が夜ご飯作るよ」

男「おう頼んだ」

(大きな街 夜)

男「……」モクモグ…

女「……」モクモグ……

男「ん。旨い」

女「そ、ありがと。」

男「……なあ」

女「なに?」

男「お前ってさ」

男「楽しみとかある?」

女「は?」

男「楽しみとか生きがいとか持ってる?」

女「楽しみ、ねえ」

女「私はこうやって色々見て回るのが好きかな」

男「そうか」

女「どうしたの?」

男「なんだか俺だけ生きがい持ってないなーって思ってさ」

女「うーん。生きがいなんて人から言われて見つかるもんじゃないしなー」

女「気長に見つかるのを待つしかないんじゃないかな?」

男「まあそんなに深刻に悩んでたわけじゃないんだけどな」

女「あ、そうなの?」

男「おやすみ」

女「うんおやすみ」

(大きな街 朝)

男「おはよう」

女「おはよ」

男「今日は昨日の続きだな」

女「ついでに食料少なくなってきたから補充出来る所を探そう」

男「そうだな。売ってる店が見つかればいいが」

男「そんな体よく見つかるわけないな」

女「そうだね」

男「……」

 ……ビュー…

女「ねえ、私思うんだけどさ」

男「何を?」

女「この街って砂漠に建てるには不釣り合いな街だよね」

男「そうだな。大き過ぎる、大体こんなに大きいのに売店の1つもない」

女「昔は都市だったんじゃない? それが砂漠に飲み込まれた、みたいな」

男「かもな、だとしたら中心部分だけが残ってるわけだ」

女「普通中心部にお店なんか置かないから・・・」

男「食料の調達は絶望的だな」

男「まあ焦ってもしょーながないだろ」

男「無いものはない、それだけだ」

女「でもそれだと死んじゃうよ」

男「普通ある程度大きな都市には貯蔵庫があるんじゃないか?」

男「使えるかどうかは分からないが、探してみれば食べれるものが残ってるかも知れない」

女「そうだね! 探してみよう!」

男「俺だったら貯蔵庫は都市の中心近くに置くな」

女「どうして? 街の外れの方が邪魔にならないよ?」

男「何か起こったときに手元にあった方が何かと安心だからな」

女「ふむ。じゃあ中心に行こう!」


女「でも方向分からないよ・・・」

男「いや、この方向で合ってるぞ」

女「なんで分かるの?」

男「だんだん熱くなってる」

女「確かに、でも日が昇ってるからじゃないの?」

男「尋常じゃない熱の上がり方だ。恐らく建物がより密着して建てられているからか、建物自体の素材が熱を吸収、反射する物に変わったからだろう」

女「そんな変わった作り方ってことは!」

男「街の真ん中である可能性は高いな」

男「良かったな、死ななくても済みそうだ」

男「う・・・」

女「暑ッ!」

男「とりあえず建物に入ろう」

女「・・・はあ、はあ」

(大きな街 中心近くの建物)

男「お、ここもやっぱり涼しいな」

女「外とは全く温度が違うね」

男「昼間はとても歩ける温度じゃない、ここで日中は休もう」

女「じゃあ夕方から探索するわけだね! やった! 夜だ!」

男「ガラスの破片も全部砂に埋まってるみたいだし、危険も少ないだろう」

(建物内部)

男「それにしても涼しいな」

女「そうだね、ちょっと探検してみようよ」

男「おう」



女「……」スタスタ…

男「……」スタスタ…

女「…部屋がないね。ずうっと一本道」スタスタ…

男「何の意味があるんだろうな」スタスタ…

女「何かある……」

男「ん? んーっと、なんだあれ?」

女「行ってみよう!」スタスタ!

男「おい! ちょっと待てよ!」スタスタ!!

女「え?・・・」




女「綺麗・・・」

男「・・・やっと追い付いた・・・おお、これは」

(大きな街 石像前)

女「すごい厳粛な雰囲気・・・でも凄く優しい」

男「ここは宗教施設だったんだな」

女「・・・ここはこの街の宝物だね」

男「だな、神様がいるとすればたぶんこんなのなんだろうよ」

男「とても逆らえそうもねえや」

女「・・・綺麗だなあ」

女「神さま、ね」

女「神さまってのはどうしてこんなにも悲しそうなの?」

男「みんな居なくなっちゃったからじゃないか」

女「どうしてみんな居なくなっちゃったの?」

男「それはお前も知ってるだろ」

女「うん・・・どうして殺し合いなんかしたんだろうね」

男「さあな」

過去作を読んだことない人も分かるようにある程度重複してもいいですか?

分かりました
1つ目の話を見た人には重複になりますがさらっと流してください
これが初めてという方がもしいらっしゃるならよろしくお願いします

(大きな街 夕暮れ)

女「日が暮れる・・・」

男「怖いか? ここで待っててもいいぞ。俺だけが行ってくるってのもアリだ」

女「そんなのダメに決まってるじゃん。私も着いてくよ」

男「よしなら荷物は極力減らして行こう。危険じゃないと決めつけるのは良くない」

女「そうだね。最低限の食料だけ持ってくよ」

(大きな街 道路)

女「ねえ、」

男「なんだよ」

女「男って何に怯えてるの?」

男「俺は怯えたりしない」

女「なら男の言うキケンって何さ?」

男「動物だな。特に人」

女「人? 人は全部死んじゃったんじゃないの?」

男「それはあのロボットの予想だろ。各国同じような対策をしていたら生き残ってるのは俺たちだけじゃない」

男「そしてそいつらは味方じゃない」

女「でも出会う確率は低いでしょ?」

男「そうだな。もっと現実的な話でいけばイヌなんか怖いな」

女「イヌ?」

男「ああ、イヌだ」

女「犬なんて可愛いじゃん」

男「雅喜の犬見てるからそんなこと言えるんだ」

女「じゃあ男は雅喜くんの犬以外のイヌ見たことあるの?」

男「あるよ。施設を脱出してすぐのことだ、雪の日でな。とても寒かった」

男「山のなかに洞窟があったんで入ってみると大きなイヌが5、6匹。死ぬかと思った」

女「どのくらい大きかったの?」

男「俺よりも大きいとだけ言っとくよ。ヒトよりも随分大きい。たぶん天敵がいないからだろうな」

女「攻撃とかされた?」

男「攻撃どころか食われかけた。死ぬ気で逃げてたらいつの間にか追って来なくなってたな」

女「ふーん。確かにイヌ怖いね」

男「だろ?」

女「……」

男「……」

 ……ミーンミーン…

男「……」

女「虫が鳴いてる」

男「昼間は暑いから鳴かないのかな」

女「かもね。ってことは夜に活動する生き物がいるってことかな」

男「数は少ないだろうがな」

女「戦争の後だからね。運良く生き残った生き物だけの世界」

男「……俺たちは運良く生き残ったのかな」

女「さあ? 分からないけど、生きてるならそれでいいじゃん」

男「そうだな。今は安全に食料を手に入れることを考えよう」

女「……ん?」

男「どうした?」

女「何か聞こえない?」

男「…………さあ? 聞こえないけど」

女「そう……ならいいんだけど」

男「……後ろ」

女「ん?」

男「後ろから息づかいが聞こえる」

女「え? どうするの? ちょっと!」

男「落ち着け、次にソコの角を曲がる。そして一番近い建物に逃げ込むんだ」

男「いいな?」

女「うん・・・」

男「今だ走れ!!」

女「うわッ!!」


??「グゥル!! ガアアア!」




 ……

??「グゥルルル……」

 ……



女「……私たちを探してる」

男「静かに、喋るとすぐバレる」

女「……もういやぁ…」シクシク…

男「……」

男「……イヌだ」

女「……」

男「…足音が近付いてくる」

女「……」シクシク…

男「……俺がおとりになるからその隙に逃げろ」

女「……いやだよ」シクシク…

男「相手は1匹だから大丈夫」

女「……いやだぁ…」シクシク……

男「このままだと二人とも死んじゃうだろ」

女「うぅ……」シクシク…

男「わかったな?」

女「うん……」

男「よし、せーっの!」


 ……バン!

??「…グゥルルル……」

女「……キャッ!」バタバタ!!

男「よし来い!」

??「ガアァアア!!」

(大きな街 拠点)

女「……」ブルブル…

女「……」ブルブル…



 ……コツコツ…

女「……男!」

女「大丈夫だった?」

男「うん、結構強く噛まれたけど」

男「友達になってくれたよ」

女「・・・え?」

男「イヌが、友達に」

女「・・・イヌが?」

男「そう、イヌが」

女「明かり点けてやっと気付いた」

男「何に?」

女「血だらけじゃん、手当てしてあげる。こっち来て」

男「それより先にコイツに挨拶だろ」

イヌ「クゥーン……」クンクン

イヌ「グゥルルル……クゥーン」クンクン

女「……はじめまして」ヨシヨシ

イヌ「クゥーン…」フリフリ…

男「だから1匹だったら大丈夫って言ったじゃん」

女「もう死にかけってくらい血が出てるけどね」

男「バカ、これは愛のスキンシップだ」

女「あはは、強がっちゃって~」

女「……筋肉質だから助かったのかな」

男「痛ッ! ……そうかもな」

男「コイツの名前ポチな、いいだろ?」

女「はいはい、念願のポチ飼えて良かったですね」

男「うん。俺の知ってるポチよりかなり大きいけど、強そうだからよしとする」

ポチ「……」フリフリ…

男「ポチの上に乗れるかな…」

女「辞めときなよ、ポチが可哀想」

男「ならお前乗れよ。ポチにおんぶして貰えって」

女「……」ヒョイッ

ポチ「……ワン!」フリフリ……

女「……余裕そうだね」

男「まあそんだけ大きければな」

男「今後はポチを有効に利用しよう」

女「そうだね。寒いところじゃいい毛布にもなってくれそうだし」

男「……」

女「痛いの?」

男「別に……」

女「折角の洋服が血だらけだよ?」

男「関係ないだろ」

女「素直に手当てしてくださいって言ってごらんよ、ね?」

男「……」

女「ほら、素直になって」

男「……いいよ。別に傷も深くなさそうだし、ポチ清潔だし。気持ちだけ貰っとく」

女「……嘘つくの下手くそだね。もういいや、手当てしてあげるからおいでよ」

女「早く」

男「う、うん……頼む」

意図的になのかどうか分からないけど、卓哉と晴江にしないの?

>>78
はい、意図的に男と女に変えてます
ここの板はオリジナルの話に固有名詞を使うのはタブーというルールがあるそうなので

女「男って体つきの割りに弱いんだね」

男「武器持ってない生身の人間が素手でイヌと闘うんだぞ? 怪我くらいするだろ」

女「えー、それでもちょっと頼りないなあ」

男「・・・」

女「血の量も多いし、大丈夫?」

男「ちょっとクラクラする」

女「うん、ヤバイね! 早く寝ろ!」

男「わかった」

ポチ「……」クンクン…

男「……Zzz」

ポチ「……クゥーン」クンクン…

女「見ててほっこりする光景だなあ」

女「……」ツンツン…

男「ん、……んん、……Zzz」

ポチ「……ハアッハアッ!!」フリフリ!!

女「楽しいね、ポチ」プニプニ…

男「……んん、……Zzz」

ポチ「クゥーン…」

女「お座り!」

ポチ「ハアッ!!ハアッ!!」フリフリ!!

女「んー、やっぱダメか~」

女「ふわぁー、私も眠いや。おやすみ、ポチ」

ポチ「ワン!」

眠いおやすみなさい

明日書きます

男「おはよう」

女「うん」

男「今日はちゃんと食料見つけような」

女「そうだね。運ぶ分もポチがいれば困りそうにないし」

ポチ「ハアッハアッ!!」

(大きな街 中心部近く)

男「さすがに朝早くはまだ暑くはないな」

女「ポチの上に乗ると楽だね」

男「少しは背中から降りてやれよ。ポチもずっと乗られてると疲れるだろ」

女「わかった」

ポチ「ワン!」


 ……ビュー…

女「風強いね…」

男「ああ。だんだん暑くなってきた」

男「近くの建物に避難しよう」

女「残りは夕方だね」

男「そうだな」

女「…それは置いといて、ポチの毛ふさふさしてて気持ちいい」

(大きな街 夜)

男「おはよう」

女「ん・・・私寝てた?」

男「ああ、ポチと一緒にぐっすりな」

女「…先に行ってて良かったのに」

男「そういうわけにもいかないだろ」

女「そうだね」

男「じゃあ見て回ろうか」

女「そうだね。目標は貯蔵庫だ!!」

ポチ「ワン!」

(大きな街 中心)

男「中心には大きな建物があるな」

女「なんとなく予想はしてたけど、やっぱりだったね」

男「ああ、入ろう」

女「うん・・・」

(中心)

男「おお、中はがらんとしてる」

女「センスあるね」

男「集会場かな?」

女「それは分かんないけど、ココいいね」

ポチ「…」クンクン…

誰も居ないと思って放置してたら人がいた(´・ω・`)

嬉しいです(´,,・ω・,,`)

今後は両方更新していけたらと思います。気長にお付き合いくださいませ

こっちは夢で見た内容じゃないから書くの難しいな・・・
ここも少しずつ書いていきたいです
気が向いて読んで頂ければ幸いです

ポチ「ワン!」バタバタ!!

女「あ! ポチどこいくの! 待って!」

ポチ「ワン!ワン!!」

女「ふう・・・」

男「真っ暗で何も見えないな、ランタンを点けよう」

男「……よし」

女「あれ? ポチは?」

男「この建物の中に入った、月明かりで何とかそこまでは見えた」

男「入ろう」

  ……ガチャ

(食料庫)

ポチ「ワン!」

女「お! 食べ物がいっぱいある!」

男「ポチよくやった」

ポチ「ワン!」

今後1週間は書くの難しいかも
出来るだけ頑張りたいのですが・・・

いやはや、お勉強になりました。

男「もう夜も遅い、今日はここに泊まろう」

女「食材の上で寝るの? 食材潰れちゃうよ」

男「まあ、こんだけあれば少しくらい潰れても平気だろうさ」

ポチ「ハッハッ!!」

(大きな街 朝)

女「んん・・・」

男「お、起きたか。じゃあその辺の食材適当に食べといてくれ」ガサゴソ…

女「ん・・・」

女「・・・何してるの?」

男「保存出来る奴をバックに詰めてる」

男「結構入るから荷物は俺が持つよ」

女「うん、食べ終わったら私も手伝うよ」

男「・・・」ガサゴソ

女「ねえ、」

男「何さ」

女「私たち何のために生きてるんだろうね」

男「子ども作るため」

女「じゃあ作る?」

男「だめ」

女「なんで?」

男「作っちゃったら俺たちがここにいていい理由が無くなるじゃん」

女「そうだね・・・」

(大きな街 夜)

男「よし、出るぞ」

女「うん」

ポチ「ハッ!!」

男「よしポチに乗ろう」

女「二人も乗れるかなあ?」

ポチ「ハッ!!」タッタッタ!!



男「ポチ余裕で乗せられるみたいだな」

女「もう移動は全部ポチに乗せて貰いたいね」

男「ああ、チャリンコより速いのは良いぞ」

ポチ「ワンワン!」タッタッタ!!

(小さい町)

男「よしポチ止まれ、休もう」

ポチ「ワン!」

女「おー! やっぱ速いね!」

女「まだお昼前だよ! ポチすごい!」

ポチ「ワン!」

男「じゃあ昼飯食うぞ」

女「ん! 美味しーい!」

男「ちょっとくれよ」

女「やだよ、ねー?」

ポチ「クゥーン」クンクン…

男「……」

男「してもここは涼しいな」

女「うん、小さい町だからね」

男「イチゴジャムあるかな」

女「まだバックの中にあったでしょ?」

男「あれは砂漠とか調達が出来ない時用のイチゴジャムだよ」

男「本命はこの町で見つけるつもり」

女「ふーん、頑張ってね。私はお昼寝」

男「おう、ポチも寝るのか」

ポチ「クゥーン」クルルル…

女「ポチも疲れてんだよ、だから男は1人で頑張れ!」

男「りょーかい、ゆっくり寝ててくれ」

男「・・・」テクテク…

男「お、この店にはありそうだな」


  ガチャ……

男「んー、……ないな」

男「もしかしてこっちかな……」

男「んー、・・・ねぇ」







男「ないなあ」ガサゴソ…

?「何探してんの?」

男「えっ?」

?「ガサゴソうるさいからさ、起きちゃった」

?「何探してるの?」

男「えっと・・・イチゴジャムだけど」

?「ふーん、ところで名前は?」

男「……卓哉、だけど」

?「ふーん、それなら向こうの棚に置いてるよ」

男「そっか。ありがとう」

女だといいな

男「お、あったあった」

男「これ貰ってもいいか?」

???「おう、はじめましての代わりにあげよう」

男「サンキュー」

男「それじゃ、バイバイ」

???「おう」

男「あ、あと一つあった。お前名前は?」

???「明彦って呼んで」

男「分かった。じゃ、さよなら」

明彦「おう、さよなら」

男「ただいまー」

女「ん・・・ああ!」

男「なんだよ」

女「びっくりしたぁー!」

ポチ「ワン!」

男「おー、ポチも起きてたのかー」

男「よしよし・・・」

女「イチゴジャム見つかった?」

男「おう、明彦が見つけてくれた」

女「明彦? 誰なの?」

男「ここに住んでるっぽい人だった」

女「え?」

男「ん?」

女「私達って四人だけだったよね? 明彦なんて人居たっけ?」

男「さあ? 直接本人に聞いたらいいんじゃないのかな」

男「年は俺らと変わんないくらいだった」

女「うむ・・・気になる」

明彦のスペック的な

男 175cm 70kg
普通体型~筋肉質
髪の毛 くせ毛、くるくる、色は茶色っぽい
肩幅が広い、色白

>>137
期待にそえなくて申し訳ないぬ(´・ω・`)

女ってのは前回の客てきな意味かな?
良かったら教えてもらいたい

女「見に行く」

男「いってらっしゃい」

女「ダメ、男も一緒に!」

男「えー、さっき行ってきたばっかりなのにー」

女「二人きり初対面とかムリ! だからはよ来い!」

男「わかった、行けばいいんだろ。行けば」

(小さい町 店)

男「おっす」

明彦「また来たの?」

男「ほら、コイツが明彦」

女「あ、・・・はじめまして」

明彦「うん、はじめまして。名前は?」

女「晴江・・・あなたは?」

明彦「明彦、よろしくね!」

女「はい・・・」

男「ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

明彦「それより、男煙草持ってる?」

男「持ってないな、店には無いのか?」

明彦「もう吸いつくしちゃって」

男「近くの店を探すか、着いていくぞ」

明彦「お、心強い」

女「私ポチ起こしてくるね」

明彦「ポチ?」

女「飼ってる犬だよ。大きいから乗れるんじゃないかな」

明彦「そんなに大きい犬なんだ」

ポチ「ワン!」

男「俺の友達の明彦。よろしくは?」

ポチ「ワン!ワン!」

男「こら! ちゃんと尻尾振れよ」

ポチ「ハァ!ハァ!」

男「よしよし」

男「乗ってもいいってよ」

明彦「いやー、助かるよ。ありがとう」

男「女は留守番な」

女「えー」

男「明彦酒は?」

男「やらないのか?」

明彦「うん、周りの酒屋は全部腐ってて」

明彦「飲めるもんじゃなかった。料理に使うと美味しいんだどね」

男「へー、大丈夫なのか?」

明彦「大丈夫・・・だと思う」

明彦「あ、この辺りだよ。降りよう」

ポチ「ワン!」タッタッタ…

(小さい町 店2)

明彦「お、あったあった♪」

男「さすが」

明彦「ちょっと一服やる」

明彦「男も吸え吸え」

明彦「・・・んん」プハー

男「・・・」プハー

明彦「・・・旨い」プハー

男「ずっとここに住んでるのか」

明彦「いいや、品物が無くなったら次の町に移ってる」

男「へー、ずっと1人なのか」

明彦「そうだね、ずっと1人だよ」

男「他に人を見たことは?」

明彦「・・・ないね」

男「ないことないだろうよ」

明彦「・・・一昨年までグループで動いてた」

男「グループ?」

明彦「山を登っててな。雪が降った」

明彦「雪山だったっけな。雪崩れたような気がする。あんまり覚えてない」

明彦「気がついたら1人だった」

男「それからずっと1人か」

明彦「うん」

男「何のためのグループなんだ?」

明彦「さあ? もう知りようがない」

明彦「世界征服するような大胆なものじゃなかった」

明彦「細々と皆で生きてた。ような気がする」

男「親は?」

明彦「見たことない。グループの中でくせ毛は俺だけだったから、もう死んだんじゃないのか」

男「そっか・・・」

明彦「なあ、昔のこと掘り返してどうするつもりなんだ?」

男「昔のことを調べるんだよ」

明彦「どうしてそんなことするんだ? 今が生きられたらそれでいいじゃんか」

明彦より女の子がよかっただけだよ
気にしないでくれ
いつも楽しく見てるよ

>>151
そういうことかー
まあせっかく明彦くん出てきてくれたので登場させてしまいました(´,,・ω・,,`)
今度チャンスがあれば女の子も出したいですね

( ^ω^)ということで今日はここまでにしておくお

( ^ω^)見てくれた人ありがとうございましたお

(´・ω・`)こんばんは

やっつけのバイオ6に飽きたので書くお(´・ω・`)

男「そうだな」

男「すまない」

明彦「ま。謝ることでもないけどさ」

男「1人は楽しいか?」

明彦「楽しいとか楽しくないとかじゃない」

男「そっか」

男「昔グループで居たときは楽しかっただろ?」

明彦「うーん、喧嘩が絶えないグループだったし、皆とはぐれた今でも未練たらたらって訳でもない」

男「うーん。そっかあ」

明彦「じゃ、帰ろっか」

ポチ「ハアッ!ハアッ!!」タッタッタ…

男「おお、ポチ体力もあるんだな」

男「男二人乗せられる犬ってスゴいぞ」

ポチ「ワンワン!」タッタッタ…

明彦「……Zzz」

男「……寝ちゃったか」

男「というわけで、連れて帰ってきちゃった」

女「うむ。にしても男、煙草臭いぞ?」

男「明彦吸ってた」

女「男は?」

男「・・・」

女「あーあ、約束したのにー」

男「・・・ん」

女「ん? 何か言った?」

男「・・・すまん、誘われて」

女「まあしょうがないね! 誰にでも間違いはあるさ」

ポチ「・・・ワン!」クンクン…

ポチ「……キャッ」

ポチ「グゥルルルルル……」

男「ごめんごめん、毛に煙草の匂いが移っちゃったか」

ポチ「……ワン!ワン!! グゥルルルルル……」

男「ごめんごめん」

女「んー、明彦イケメン君だね」

男「な。俺もそう思う」

女「こう、なんというか、雅喜くんとは違う感じのイケメンさだよね」

男「雅喜はイケメンか?」

女「まあそこはおいといて。明彦くんがイケメンってのは確かだね」

男「うん、煙草さえ吸わなきゃりゃなぁ……」

ポチ「クゥーン……」クンクン…キャッ……

女「あ、男もイケメンだよ」

男「いやそういう後付け的な誉め言葉は要らないから」

女「遅かったか・・・」

男「いやそういうことじゃない」

女「明彦くんも付いてきてくれると旅が楽しくなりそうだなー」

男「じゃあ頼んでみたらどうだ?」

女「まだ全然話したことないし、友達かどうかすら怪しいし!」

男「拗ねてるなって」

女「拗ねてないよ!」

男「そんなカッカしなくていいからさ」

男「明日はもう少しこの街をブラブラするか」

女「そだね」

男「にしても」

女「にしても?」

男「この世界に生きてるのは俺と、女と、雅喜だけじゃなかったのか?」

男「こいつの話だと一昨年まではグループで行動してたって言ってたし」

女「ふむ。そのグループはまだあるの? もしあれば直接話を聞きにいけば分かることだよ」

男「残念。雪山で雪崩れたそうだ」

女「・・・残念だね」

男「ああ」

(´・ω・`)休憩挟みます
(´・ω・`)やっとこさ感覚的なのが戻ってきたやうな気がします

(´;ω;`)ごめんなさいまた今日の夜書きに来ます

( ^ω^)書くんだお

男「じゃあ俺もそろそろ寝るわ」

女「うん、布団は敷いてるからポチとも一緒に寝てあげて」

男「うん」

女「その横に私も寝るから」

男「おう」

いやあ、なかなか書けないな・・・
土日でどうにか進めたいなあ
(´・ω・`)もう夜も遅いのでおやすみなさい

(´・ω・`)今日もかくお

男「……Zzz」

女「……ポチ」ナデナデ

ポチ「クゥーン……ハッハッ!!」クンクン

女「ポチも大変だね」ナデナデ

女「うん……」

女「……」

女「……Zzz」

(`・ω・´)長崎ってとってもいいところだね!

男「・・・」

女「・・・Zzz」

男「・・・引っ付くな」

女「・・・Zzz」

男「女が邪魔で寝れん・・・」

ポチ「・・・Zzz」

男(ちょっと外出ようかな)

男(密集して暑苦しい)

男「・・・」ガサゴソ…


【深夜 外】

男「ふう、そとは涼しくて良いな」

明彦「お、王子様は眠れないのか」

男「お前ずっとここに居たのか、ってか王子様って誰だよ」

明彦「さあ? 誰のことだろうね」

男「ずっとここにいて寒くないのか」

明彦「もう慣れたよ」

男「どうして中に入らないんだ? 我慢しなくてもいいだろうに」

明彦「アイツ・・・あの犬、名前はなんて言ったっけ」

男「犬? ポチだよ、良い子だよ」

明彦「俺もここに遭難してきた頃に犬に襲われてな」

男「へー、やっつけたのか?」

明彦「殺されかけた、半殺しにされたって言うのかな」

男「あー、だからポチと一緒に寝られないのか」

明彦「違うよ、それから何度か襲われたから外で見張る習慣が出来たって話」

男「それから犬は来たのか?」

明彦「いいや、俺が勝ってからは一度も来てないな」

男「ならここはお前の領土ってわけだ」

男「王子様はお前だな」

明彦「あはは、そういうもんだと良いんだけどね」

男「強い武器は持ってるのか?」

明彦「強い武器が欲しいのかい」

男「まあ、体術で女と自分を守りきろうって言うのも無理な話だし」

明彦「そうだよな」

明彦「着いてこいよ、良いところ知ってるんだ」

【武器屋】

男「お、これは・・・何だ?」

明彦「知らないのか? 銃だよ、銃」

男「ジュウ? そんなの勉強しなかったな」

明彦「まあいいや、こういうのは説明しても分かんないからな」

明彦「実際に打ってみたら分かるさ」

バン!バン!バン!


男「確かにこの武器は強いな」

明彦「その無駄な筋肉のお陰でぶれないね」

男「無駄とはなんだ無駄とは、こうしてちゃんと役に立ったじゃないか」

明彦「今までは役に立ってこなかったってことだろ?」

男「・・・腕相撲でちょい有利くらいかな」

明彦「・・・そうか、」

男「にしても煩いな」

男「このジュウってのは」

明彦「消音装置を付けると音が静かになるよ」


・・・ポシュッ! ポシュッ!

男「おお、まあ少しはな」

明彦「夜中に打つ分には充分だよ」

(´つω-`)ここまでということで

男「おはよう」

女「ん・・・今日は早いね」

ポチ「……」クンクン…

ポチ「ワン!」

男「よし、朝飯だ」

男「・・・」モグモグ…

女「・・・」モグモグ……

ポチ「・・・」モグモグ……

男「明彦は」

女「知らないよ? あのお店で寝てるんじゃない?」

男「・・・てことは昨日見張っててくれたのは俺らを守る為だったのか」

女「ん? 見張り? 何のこと?」

男「いや、こっちの話だ」

ポチ「・・・」モグモグ……

(小さな町 昼)

男「よし出るぞ」

女「もう出ちゃうの?」

男「とりあえず明彦のとこに挨拶に行って、用意してからだな」

男「ポチ」

ポチ「ワン!」

男「女乗れ」

女「うん・・・」

女(ちょっと寂しいかな・・・)

ポチ「ワン!」タッタッタ…

男「なあ、これ知ってる? ジュウって言うらしいんだが」

女「んー……知らないや」

女「パンとか切るモノ?」

男「違う違う。武器だ」

女「武器? 何のために使うのさ」

男「護身用」

女「なるほど」

ポチ「ワン!」

男「お、着いたな」

男「ポチは外で休んでろ、いいな?」

ポチ「ワン!」

女「男の言うことは何でも聞くんだね」

男「俺の方が強いからな!!!」ドヤ!!

女「はいはい、わかったわかった」

明彦「お、今日も来たんだ」

男「お礼を言いにな」

明彦「へぇ、もう行っちゃうんだ」

女「明彦くんも来てくれない??」

明彦「んー、どうしようかな」

(´・ω・`)明彦くんは一緒に着いていって貰うべきですか?

明彦人気ねーなww

明彦「俺は別にいいかな」

男「そっか。わかったよ」

男「いいよな? 女」

女「んー、まあちょっとだけ残念だけど明彦君の気持ちならしょうがないよね」

明彦「せっかくの誘いなのになんかごめんな」

男「こっちの方向にずーっと行くとな、ほかとは明らかに大きさの違う山があるんだ」

男「そこを登ってみてくれ」

明彦「どうして?」

男「そこに男と女がいると思うからちょっと話をしてくるといい」

明彦「ふーん、まあ気が向いたら」

男「そうしてみてくれ」

明彦「どうして俺にその事を教えたの?」

男「ジュウ教えてくれたお礼代わりにな」

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