UDK「私は……ストライクウィッチーズは負けない!」 (87)

アリス「魔理沙! しっかりして!」

魔理沙「あ、アリス……がはっ……!」

幽香「あら、息巻いてた割りにあっけないのね?」

アリス「血が……こんなに……!」

魔理沙「…アリス……ごめん、な……」

咲夜「喋らないで。傷は浅いわ、すぐ永遠亭に――」

幽香「まだ何も終わっていないっていうのに、呑気なことね」

咲夜「っ!」

幽香「遅いわね」ヒュッ!

咲夜「きゃああっ!」

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アリス「咲夜ぁ! どうして、もうやめてよ……!」

魔理沙「アリス、逃げて……」

アリス「魔理沙を置いて行けるわけないじゃない!」

魔理沙「わ、私は、もう助からない……せめて……アリスだけ、でも」

アリス「嫌、嫌だよ、魔理沙ぁ……」

魔理沙「ごめんな…アリスに……」

魔理沙「美味しいクッキー……食べさせたか…っ、た……」

アリス「……ま、魔理沙…?」

魔理沙「……」

アリス「う、嘘でしょ? 起きてよ、魔理沙。まり、さ……」

幽香「悲しむことはないわ。すぐに同じところに逝けるんだから」

アリス「……嫌ぁぁぁぁっ! 魔理沙ぁぁぁぁぁ!!」

―とあるFラン大学―

ずずずずずっ ずぞぞぞー

まりな「ぷはー」

まりな「やっぱりトイレで食べるとろろそばは美味いな。麺がしっとりとしていて……」

ガチャ

まりな「!」

アハハハハ ゲンコクノヒナセガサー
 
まりな(くそ、なんで連れションなんてするんだよ……早くどっかいけ……どっかいけ……)

「……ねえ、なんかとろろそばの匂いしね?」

「それな。あれじゃね、便所飯(笑)」

「キモッ(笑)」

まりな「!!」

ドンドンドン

「ノックしてもしもーし? なんでトイレで飯食べてんのー?」

「ひでぇ(笑)」

「アハハハハ」

まりな(やめてくれよ……やめて……)

「つーかマジで便所飯するやつなんていたんだ」

「そんないじめられてるやつがなんで学校来てんの? こんなバカ大学に勉強しにくるわけ?」

「ねーよ(笑)」

ガチャ バタン

まりな(……)

まりな(……行ったか?)ガチャ

「ちょwwwwwwwwマジで飯食ってるしwwwwwwウケるwwww」

まりな「!!」

「うんこするとこで飯とかマジヤバくね?wwwwwwww」

「つか普通に引くわ……」

まりな「あ、あ、あの」

「アア、アノ……」

「似てるwwwwやべぇwwwwwwww」

まりな「ぅ……!」ジワッ

「つーかマジキモいんですけど」

「なんとか言ってくんない?」

まりな「……う、うわああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ダッ

「あっ、待てコラガキ!」

まりな「はあ、はあ……逃げ切れた……」

まりな「……くそっ、私だって好きでこんなことしてるんじゃないのに……!」

まりな「私は違うんだ。あんな奴らみたいになんてなるわけ……」

(なんで学校来てんの? こんなバカ大学に勉強しにくるわけ?)

まりな(……)

まりな(分かってるんだ。この大学に入った時点で、ロクなことにならないって……それならいっそのこと、あいつらみたいにバカやってた方がマシだって)

まりな(大学デビューで少しでも変われるかと思ったけど……魔理沙みたいな人気者になれるかと思ったけど……)

ポロポロ

まりな「私には、無理だったよ」

まりな「どうしてかなぁ……藝大に入ってれば良かったのかな、あんな動画に参加しなきゃ良かったのかな……?」

まりな「魔理沙になんか出会わなければ……っ!」

まりな「な、何言ってるんだよ私! 魔理沙はいつも、どんなときだって私を裏切らなかったじゃないか!」

まりな「……あ」

まりな「……そっかぁ、こうすれば良かったんだ」

まりな「魔理沙は私を裏切らない……魔理沙ならきっと私を受け入れてくれるよね……」

まりな「魔理沙、今行くよ」

―駅のホーム―

まりな(……)

『間もなく一番ホームに普通新宿行きの電車が参ります』

まりな(もうすぐだ……)

『危ないですから黄色い線の内側までお下がり下さい』

まりな(幻想郷に行ったら、何から始めようかな)

ンアッー!(警笛)

まりな(魔理沙と仲良くなって、一緒にキノコを探しに行ったり、アリスのお茶会に呼ばれたり)

ガタンガタン ガタンガタン ガタンガタン

まりな「……ふう」

「あれ……? 田所さん、あの女子大生、まさか!」

「助けてやれよ?(他力本願)」

「おかのした」ダッ

まりな(やっと、終わる――)



―???―

「クロステルマン中尉、ここにいらしたんですね」

ペリーヌ「アメリーさん?」

アメリー「探しましたよ。中尉のことだから、どこかの作業現場にいるかと思ってましたけど」

ペリーヌ「……これくらいの休息なら、復興作業に大きな影響は与えませんわ」

アメリー「もちろんです! 私が中尉を探してたのも、休んでもらおうと思ってだったんですよ」

ペリーヌ「そう。ありがとう、アメリーさん」

アメリー「クロステルマン中尉は頑張りすぎですから……今日は中尉の為に、お土産を持って来ました!」

ペリーヌ「お土産?」

アメリー「随分前ですけど、美味しいカモミールティーを淹れるって約束しましたよね……覚えてますか?」

ペリーヌ「……あ、ああ! そんなこともあった、ような……」

アメリー「……まあ、あの後いろいろありましたからね。忘れていても仕方ないですけど」

ペリーヌ「ち、違いますわよ? 私はちゃんと覚えていますわ!」

アメリー「分かりました。そういうことにしておきます」

ペリーヌ「アメリーさん、本当にホントですのよ! 501に参加する前……いえ、参加が決まった後だったかしら……」

アメリー「やっぱり忘れてるじゃないですか。私、いじけちゃいます……」

「アリス……」

ペリーヌ「え?」

アメリー「うん?」

「……う」ガサッ

アメリー「ぺ、ペリーヌさん! 誰かいますよ!」

ペリーヌ「我がクロステルマン家のハーブ園に勝手に入って……何者ですの?」

「……」

ペリーヌ「姿を現しなさい。手荒な真似はしたくありませんわ」

アメリー「あれ、この匂い……まさか!」

ペリーヌ「あ、アメリー!? 迂闊に近付いては――」

「ぐっ……」

アメリー「やっぱり血の匂い……! ペリーヌさん! この方、ひどい傷です! すぐに手当てを……」

ペリーヌ「一体何が……とにかく、すぐに人を呼んできますわ! 大丈夫、必ず助かりますからね!」

「アリ、ス……」ガクン

アメリー「! しっかりして下さい!」

今日はここまでにしておきます(上から目線)

今更だけど>>1はクッキー☆以外の東方ネタがわからないからあまりにも間違ってたら指摘して欲しいゾ(直すとは言ってない)

―????

「うう……ん……」

アメリー「!」

「クォクォハ……?」

アメリー「中尉、クロステルマン中尉!」

ガチャッ

ペリーヌ「なんですの、騒々しい」

「……」

ペリーヌ「まあ、気がつきましたのね! 良かった」

「あんたたちは……? 私は何を……ううっ!」

アメリー「あっ! だ、大丈夫ですか?」

ペリーヌ「無理に動こうとしないことですわ。2日前、あなたは私のハーブ園に血まみれで倒れていたのですから」

アメリー「一時はどうなることかと思いましたけど、とりあえず回復されたみたいで安心しました」

「そんなことが……いろいろありがとな」

ペリーヌ「さて……それでは、今度はこちらが質問する番ですわ。あなたはあのとき、どうしてあんな状態で倒れていたんですの?」

「……」

ペリーヌ「ハーブ園に侵入したのはこの際問題ではありませんが、あなたが何か事件に巻き込まれているのなら、それなりの対応をさせて頂きますわ」

「……」

アメリー「そうだ、まだ名前も伺ってませんよ。よければ教えてもらえませんか」

「名前? 私は……」

「私は……」

「……誰だ?」

ペリーヌ「……とぼけるのは好手とは言えませんわよ。正直に告白して下さらない?」

「本当にわからないんだ! 私はどうしてこんなとこに……」

ペリーヌ「……」

アメリー「あっ、そうだ。眠っている間に『アリス』って呟いてましたよ。何回も」

「アリス……ダメだ、思い出せない……」

ペリーヌ「きっとあなたの大切な方の名前ですわ。早くアリスさんの元に帰るためにも、素直に話して頂かないと」

「……待ってくれ。そうだ、宇月……」

ペリーヌ「宇月(UDK)?」

「宇月幸成……これが私の名前だ。そんな気がする。あとはさっぱりだけど……」

ペリーヌ「……ちょっと失礼しますわ、UDKさん。アメリー、来てちょうだい」

アメリー「はい」

ペリーヌ「アメリー、彼女の話は本当だと思います?」ヒソヒソ

アメリー「あんな髪の色なのに、堂々と扶桑人の名前を名乗るなんて変だ。嘘をつくなら見た目に合った名前にするはず……ってことですね」ヒソヒソ

ペリーヌ「ええ。もちろん、そこまで読んであんなことを言ってる可能性もありますけど」

アメリー「病院で検査してもらった方がいいんじゃないでしょうか」

ペリーヌ「でも、彼女が何者か企んでいるとすれば、私たちの監視を外すのは得策ではありませんわね」

ペリーヌ「それに……本当に記憶を失っているのなら、現状で彼女が頼れるのは私たちだけということになりますわ」

アメリー「……どうしましょう……」

ペリーヌ「……いざとなれば、アメリー。あなたに任せますわよ」

アメリー「ええっ!?」

ペリーヌ「ごめんなさい。でも私は、501に戻らなければいけませんもの」

アメリー「あ、そうですね……」

ペリーヌ「とりあえず、情報を集めましょう。行方不明になった少女を探してる方がいないか、あの日何か事件が起こってないか――」

ンアアアアアアアアアアアアアア↑アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア↓(空襲警報)

ペリーヌ「!?」

アメリー「警報……! ペリーヌさん!」

ペリーヌ「ええ、出撃します!」

ガチャッ

UDK「……」

ペリーヌ「UDKさん。少しの間、ここで待っていて下さる? すぐに戻りますわ」

UDK「今の音は……?」

ペリーヌ「『ネウロイ』です。でも心配ありませんわ。私がいる限り、もう二度とガリアを危機に晒すような真似はしませんから」

UDK「ねう……?」

ペリーヌ「もしかして、ネウロイのことも忘れてしまいましたの? まあいいですわ……とにかく、ここにいて下さいまし!」ダッ

UDK「あっ、おい!」

UDK「行っちまった……」

今日はこのくらいにしておきます

―ガリア上空―

アメリー「目視出来るだけで、小型護衛機14、中型爆撃機8……まだこんな戦力を残していたなんて……!」

ペリーヌ「空軍基地からの増援が来るまでは私たちで持たせますわよ。地上への被害は最小限に食い止めないと、同じことの繰り返しですわ!」

アメリー「は、はい!」

ペリーヌ(とはいえ我々とネウロイの兵力差は歴然。本隊の到着まで約20分……この一帯が焦土になるには十分な時間ですわ)

ペリーヌ(あの爆撃機だけでも落とせれば、なんとか……)

UDK「あ、あの黒いのはなんだ? あれが『ネウロイ』ってやつなのか?」

UDK「あんな奴にどうやって対抗するつもり……ああっ!」

UDK「そ、空を飛んでる……? まるで『魔女』じゃないか!」

UDK「……魔女?」

UDK「……ううっ、なにか……頭が……」フラッ

ドサッ

UDK「ぐっ」カラン

UDK「なんだこれ、私の胸元から落ちたのか?」

UDK「……」

『そう……これは魔理沙の八卦炉。そして魔理沙は、幻想郷で一番の――魔女!』

『思い出して。魔法の箒を駆って空を飛ぶ魔理沙に追い付けるものなんて、無いんだから!』

『これ以上……人を……傷付けさせないで!』

UDK「っ!? 誰の声だ……?」

UDK「……」

UDK「あいつら……戦ってる……」

UDK「行かなきゃ、私も」

ペリーヌ「雷撃《トネール》!」

アメリー「この距離じゃ当たらない……なら、近付くだけっ!」

ペリーヌ「アメリー、残りは!?」

アメリー「小型7、中型6です!」

ペリーヌ(肝心の爆撃機への攻撃が通らない……このままじゃ本隊到着前に……)

バァン!(大破)

ペリーヌ「!?」

アメリー「ネウロイが、爆裂した?」

「遅れました、ペリーヌさん!」

ペリーヌ「この声は……」

リーネ「ブリタニア空軍リネット・ビショップ曹長、ガリア空軍を支援します!」

リーネ「――これで、最後!」

ペリーヌ「……はぁ、なんとか切り抜けましたわね……」

アメリー「よ、良かったぁ……勝ったんですね」

リーネ「お疲れ様です。すみません、地上の避難誘導に手間取ってて……」

アメリー「ありがとうございました! リーネさんが来てくれなかったら、今頃……」

ペリーヌ「ええ。本当に頼もしい姿でしたわ。ありがとう、リーネさん」

リーネ「へへ」

アメリー「……あれ?」

ペリーヌ「どうかしましたの?」

アメリー「いや、ネウロイはいなくなったはずなのに」

アメリー「空襲警報解除のサイレンが鳴らな」

ドギュウウン

アメリー「!!」

リーネ「嘘……」

ペリーヌ「大型の航空輸送機ネウロイ……こんなのが控えていたなんて」

リーネ「て、敵機増大。戦闘機型ネウロイ4、いや6……」

ペリーヌ「っ……本隊はまだですの!?」

アメリー「ペリーヌさん、私たちの魔力も、もう……」

ペリーヌ「くっ……」

ペリーヌ(これ以上戦線を維持するのは難しい……後退して本隊と合流するべきかしら、でも)

ペリーヌ(この街を見捨てる訳には……!)

リーネ「敵機さらに増大! ペリーヌさん!」

ペリーヌ「……」

ペリーヌ「やむを得ません……あなたたちは」

ゴオォォォォ…

アメリー「こ、今度は何の音ですかぁ」



UDK「そこをどけぇぇーーーーッ!」

ペリーヌ「UDKさん!? あなた何を」

ブワァッ

リーネ「きゃっ!」

アメリー「あれ、ストライカーじゃない……箒!?」

ペリーヌ「な、なんてスピードですの……UDKさん! 戻って下さいまし! あれは『魔女』でなければ歯が立たない……」

UDK「『魔女』? それじゃあやっぱり……私のことじゃあないか!」



ギュウウウン



UDK「『恋符』」キラッ

UDK「マスタースパァァァク!」

┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛

明日から仕事だから更新頻度がガクッと減るけど許してください!

UDK姉貴の魔法(?)でマスタースパーク以外の技があったら教えちくり~

トリップ付けるの忘れてたああああああああああああああああ!

ペリーヌ「ね、ネウロイの編隊が一撃で!?」

アメリー「今の光線、私たちが知ってる魔法とは全然違ってましたよね……UDKさん、ウィッチだったんだ……」

リーネ「ペリーヌさん、あの方は?」

ペリーヌ「後でお話しますわ。UDKさん!」

UDK「……」

ペリーヌ「……いろいろ聞きたいことがありますの。こうしているということは、多少なり記憶が戻ったと考えてよろしいんですね」

UDK「ああ、少しだけ思い出したぜ。うん、思い出した……よな」

―ペリーヌ邸―

UDK「私は魔女だ。これは間違いない。魔法だって使えるし、空も飛べる」

ペリーヌ「ということは、どこかの軍に所属していたのでは?」

UDK「それは分からないな。というか、魔女と軍隊とどう関係があるんだ?」

アメリー「簡単に説明すると、さっきの怪異『ネウロイ』と人類は、長いこと戦争を続けてるんです」

アメリー「ネウロイには魔女による魔力攻撃が有効なので、どこの国の軍隊も片っ端から魔女を召集してるんですよ」

UDK「へえ。もし私が軍人だったら、手がかりもすぐに見つかるだろうけどな」

リーネ「それにしても、箒で空を飛ぶなんて。あんなに速く」

UDK「こっちの魔女は箒を使わないのか?」

ペリーヌ(『こっち』?)

リーネ「とんでもないです。ネウロイ相手に箒に跨がってたら、あっという間に撃墜されちゃいますから」

アメリー「昔のウィッチは箒で怪異と戦ってたらしいですけど、今はもう……」

UDK「ふーん。でも私に言わせれば、お前たちの機械の方が不思議だぜ。あれも魔法なんだろうな」

アメリー「そうです。機械の箒、ストライカーユニット……これがなければまともにネウロイと戦えないですよ」

UDK「さて……と。そろそろ行くかな」

アメリー「お手洗いですか?」

UDK「いや、いつまでもここで世話になるわけにはいかないだろ」

アメリー「えっ?」

UDK「助けてくれてありがとな。本当ならお礼しなきゃならないんだろうけど、さっきあのでかいのを倒したからそれでチャラにして欲しいぜ」

アメリー「ちょ……ペリーヌさん!」

ペリーヌ「UDKさん。あなたは私とリーネさんと一緒に来て頂きます」

リーネ「ええっ」

UDK「……気持ちは嬉しいけど、自分のことは自分でやりたいんだ。大丈夫、いざとなれば魔法があるんだから」

ペリーヌ「何と言おうと、私はあなたを連れて行きますわ。ロマーニャの空軍基地へ」

リーネ「それってもしかして……UDKさんをストライクウィッチーズに参加させるってことですかぁ!?」

ペリーヌ「ええ。あれだけの力、もて余すのはもったいないでしょう」

リーネ「で、でも……」

UDK「おいおい、私抜きで話を進めるなよ。私は行かないぞ、もう決めたんだ」

ペリーヌ「言うだけなら誰でも出来ますわ。でもあなた、ウィッチやネウロイのことも分からない状態でどこに行くつもりですの?」

UDK「それは……」

ペリーヌ「自分の名前も曖昧。国籍も住所も分からない、おまけに一文無しのないない尽くしで生きて行けるほど、世間は優しくありませんわ」

UDK「……」

ペリーヌ「それとも……泥棒でもして暮らしていきますの?」

UDK「なっ、バカにするな! そんなことするわけないだろ! とにかくお前たちとはここでお別れだ。じゃあな……」

ペリーヌ(ずいぶん頑なですわね……なら……)

ペリーヌ「正直なところ、私たちの部隊には、あなたのようなウィッチが一人でも多く必要なのですわ」

ペリーヌ「501が再結成される直前、突如現れた謎のウィッチ……これは紛れもなく天からの使いだと、そう確信しました」

リーネ(何言ってるのかな、ペリーヌさん)

ペリーヌ「UDKさん! あなたの力は人類の希望です! あなたはこの世界の救世主となるべき魔女なのですわ!」

UDK「……」

ペリーヌ「ねえ? リーネさんやアメリーもそう思いませんこと?」

アメリー「えっ!? ああ、まあ、偶然にしては出来すぎかなーなんて……」

リーネ「そ、そうですね。記憶喪失っていうのもなんだか魅力的といえば魅力的だし……」

UDK「……」

UDK「なんだなんだよ~お前ら私に興味あんのか~? デュフフww」

ペリーヌ(やったわ。)

UDK「しょうがねぇなぁー勝たしてやるか!」

ペリーヌ(この魔女から私の監視を外す訳にはいかない)

ペリーヌ(彼女の話が事実であれば、あんな強大な魔力を保護しないのはあまりに危険だし……)

ペリーヌ(もし記憶喪失でないというなら、必ず尻尾を掴んでやりますわ)

ペリーヌ(ミーナ隊長の情報網をたどれば、行方不明のウィッチにたどり着くはず。彼女が何を企んでいるにせよ……)

ペリーヌ(いざというときは、私が……!)

更新ペースガバガバになって申し訳ナス!

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