【コンマ】前原圭一「好感度なんて、俺が覆してみせる!!」【2スレ目】 (309)

前スレ

【コンマ】古手梨花「みんなの好感度がわかるようになった?」
【コンマ】古手梨花「みんなの好感度がわかる様になった?」 - SSまとめ速報
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六行でわかる前スレのあらすじ

1、羽入が好感度がわかるようになる
2、沙都子が可哀想な感じに
3、悟史と入江が報われず
4、ホモが大発生
5、リカと詩音が黒くて
6、富竹が急上昇

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398520797

リカ「次は沙都子の番ですね。沙都子、大丈夫ですか?」

沙都子「私はもう、一度地獄をくぐっておりますので……」ハァ

リカ「元気を出すのです、沙都子。ボクがなでなでしてあげるのです。みー……」ナデナデ

沙都子「リカからされてもあまり嬉しくないのですけども……」ボソッ ←リカへの好感度、53%

リカ「」←沙都子への好感度、86%

羽入(何だかんだで、リカ自身も結構ダメージを負っているのですね、今回の件は……)


魅音「沙都子だと、富竹のオジ様に監督、鷹野さん」

詩音「あと、鉄平に知恵先生ぐらいですね」

沙都子「五人だけなら一気にやってしまいますわ。お願いします、リカ」

リカ「……はいなのです、みー」


沙都子→富竹 コンマ↓1
沙都子→入江 コンマ↓2
沙都子→鷹野 コンマ↓3
沙都子→鉄平 コンマ↓4
沙都子→知恵 コンマ↓5

沙都子→富竹 54%
沙都子→入江 66%
沙都子→鷹野 42%
沙都子→鉄平 05%
沙都子→知恵 08%


魅音「あー……何かすごい納得出来るね、これ」

詩音「監督は多分、暴落してこの数値なんでしょうね。本当ならもっと高くてもおかしくないはずですから」

富竹「そういえば、入江先生から沙都子ちゃんって確か一桁でしたよね? そうですよね、入江先生?」←入江への好感度、19%

入江「わざわざ言わなくてもいいじゃないですか……」←沙都子への好感度、5%


大石「まあ、鉄平さんは言わずもがなですか。ふふふっ」

鉄平「けっ!」←沙都子への好感度、10%


レナ「知恵先生が低いのは……」

リカ「間違いなく、悟史ね。だってこれだもの」


知恵の生徒への好感度
→リカ  49%
→圭一  42%
→レナ  22%
→魅音  39%
→詩音  03%
→沙都子 63%
→悟史  98%


赤坂「今思うと、かなり公私混同してそうな数値ですね」

大石「それも全部、悟史君絡みでね」

圭一「沙都子から低いのも無理ないよなあ……。写真だとかまで買ってたら流石に引くだろ……」


知恵(わ、私の株が、今、大暴落している気が……!!)

リカ「知恵。悪い大人になってはダメなのですよ、みー」←知恵への好感度、64%

レナ「知恵先生、今度カレー作って持ってきてあげるから……」←知恵への好感度、88%

羽入(そして、生徒から慰められているのです……)

知恵「」


魅音「んー……。自業自得だよね、これは」←知恵への好感度、22%

富竹「同情の余地はあまりないかな、流石に……」

鷹野「残念ねえ、知恵先生?」

知恵「そ、そんな……! 皆さんまで!!」ガーン


沙都子「教師としては失格ですわー……」ボソッ

知恵「さ、沙都子さん!?」


入江「あ、あの、リカちゃん、早く次にいきましょう! 早く!」アセアセ ←知恵への好感度、95%

リカ「」フッ ←入江への好感度、5%

リカ「あなたも結構みんなから嫌われていたと思ったけど? 傷の舐めあいかしら?」

入江「!?」

リカ「……まあいいわ。今回だけはそうしてあげる。知恵が可哀想だしね。私に感謝しなさい」フフフッ

入江「リ、リカちゃん……!?」

リカ「次は悟史ですね。心の準備はいいですか、悟史?」

悟史「あ、う、うん……」


お魎「//」ドキドキ
知恵「//」ドキドキ


魅音「」ハァ……

詩音「」フンッ ←悟史への好感度、2%


レナ「あ、えっと……悟史君の場合、入江先生に鷹野さんでしょ」

圭一「あと、鉄平と……」

沙都子「あちらのお二人ですね……」ハァ……


リカ「何だか一番大変な事になりそうなのです。でも、面白そうなので一気にいってみるのです。にぱー♪」

羽入(リカも容赦ないのです、あうあうあうー……)


悟史→入江 コンマ↓1
悟史→鷹野 コンマ↓2
悟史→お魎 コンマ↓3
悟史→鉄平 コンマ↓4
悟史→知恵 コンマ↓5

すまん、寝る(無理だ、こんなん)

多分、また明日

悟史→入江 76%
悟史→鷹野 61%
悟史→お魎 84%
悟史→鉄平 80%
悟史→知恵 25%


魅音「」
沙都子「」


レナ「な、何があったのかな、かな?」オロオロ

圭一「知恵先生はドン引きされてたからわかるとしても……」

詩音「監督に鷹野さんが結構高いですし……」

レナ「みーちゃんのおばあちゃんと沙都子ちゃんの叔父さんがこんなに高いなんて……。よくわからないよ」

圭一「悟史、お前……叔父夫婦から虐待を受けてたんじゃなかったのか?」

レナ「それに、みーちゃんやしーちゃんへの好感度からいって、てっきり園崎家を恨んでいると思ってたんだけど……」

悟史「いや、その……」フイッ


入江「……」フゥ……
鷹野「……」ハァ……


リカ(……?)

リカ(何か知っているの、あの二人……?)

リカ「入江、それに鷹野。二人は何か知っているのではないのですか?」

入江「え……!」ギクッ

鷹野「まさか……!」ギクッ


リカ「それにお魎」

お魎「なんね、リカちゃま」

リカ「お魎も何か知っているのではないのですか?」

お魎「どうしてそう思うんね」

リカ「さっきから、お魎があまり驚いても喜んでもいないからなのです。知恵はあれだけショックを受けているというのに」チラッ


知恵「わ、私は……嫌われて……」ガクッ


お魎「…………」

リカ「お魎、何か知っているのなら、この際言ってしまうのです」


リカ「それに、悟史も。鉄平も」

悟史「う……」

鉄平「ぐ……」

悟史「わかったよ、リカちゃん……。これ以上は隠してもしょうがないと思うし……」

鉄平「さ、悟史!」アセアセ


悟史「実は……ずっと前に叔父さんに言われたんだ」

悟史「僕が言う事を大人しくきくなら、沙都子へはもう何もしないって……。酷い事をしないって……」

沙都子「にーにー!?」

悟史「僕は沙都子が好きで好きで仕方がなかったから……」←沙都子への好感度、100%

悟史「愚痴もたまには監督に言いもしたけど、でも沙都子を愛している事に変わりはなかったから……。だから……」

悟史「僕は叔父さんの言いなりになったんだ……」

悟史「その日は、お尻が痛かったよ……」


鉄平「ああああああっ!! 黙っとれ、言うたんに、悟史!!」←悟史への好感度、78%。入江への好感度、96%のホモ

魅音「」←悟史への好感度、75%

詩音「……私、複雑です」ハァ…… ←悟史への好感度、2%


沙都子「……に、にーにーが私の為に……」ガクガク、ブルブル

リカ「大丈夫なのですか、沙都子! しっかりするのです!!」


悟史「それからはもう毎日の様に犯されたよ」フッ

悟史「でも、そのお陰で、叔父さんは僕にも沙都子にも何もしてこなくなったから、それは良かったし……」

悟史「それに……」

悟史「段々と、それが快感になってきて///」ゾクゾク


知恵「」

リナ(あ、これ……一番ダメなパターンね……)


悟史「だ、だから圭一君と……その……///」テレッ ←圭一への好感度、96%

悟史「そういう事をしてみたいなって……///」ドキドキ


圭一「嫌だ!! 俺は絶対に嫌だーっ!!!」

入江「」フゥ……

入江「ただ、それで鉄平さんからの虐待は確かに無くなったのですが……」

入江「叔母さんは……前にもまして悟史君と沙都子ちゃんに酷くあたる様になってしまいまして……」

鷹野「無理もないかもねえ……」ハァ……


入江「そして、あの悲劇が……」フゥ……

鷹野「その後、悟史君は雛見沢症候群を発症。ただし……」

リカ「ただし?」

入江「あの後、奇跡的に悟史君は回復したんです」

詩音「え!?」

入江「ただ、警察は悟史君を疑ってましたからね。そのまま帰したらどうなるかは結果が見えてました」

鷹野「だから、私が園崎家へと橋渡しをしたのよ。お魎さんが悟史君の事を気に入っていたのは知っていたからね」

レナ「それって……つまり……園崎家に匿ってもらったって事ですか!?」

鷹野「ええ、そうよ。園崎家なら隠し部屋とかも沢山あるし……」

魅音「そんな……!? ばっちゃっ! 私には、悟史の行方を知らないって言ったのに……!!」

お魎「すまんね、魅音。だが、隠し事っちゅうんは、どっから漏れるかわからんからな……」

詩音「……どうですかね。案外、悟史君を独り占めしたかっただけじゃないんですか?」ボソッ

お魎「…………」←悟史への好感度、99%

詩音「」フンッ

詩音「じゃあ、監督。悟史君が、病気だって言ったのも……」

沙都子「嘘……なのですか……!?」

入江「すみません……。詩音さん、沙都子ちゃん。ですが、雛見沢症候群の解明がきちんとされていなくては、悟史君は叔母さん殺しの罪で逮捕される可能性もありましたし……」

富竹「東京から警察の上層部には、話はもうつけてもらってあるんだ……。だから、悟史君はようやく自由の身になれてね」

詩音「なるほど。それで、病気が治ったと……」フンッ

入江「仕方がなかったのです……。いつまでも行方不明のままでは、詩音さんも可哀想だと思いましたので……」

詩音「」ハァ……

詩音「まあ、今更どうでもいいですけど……」フンッ


悟史「だから、お魎さんには恩があってね」

レナ「ふうん……。それで……」


大石「それにしても、鉄平さん。いたいけな少年に何をしてるんですかねえ。これはちょっと署で詳しく聞かせてもらう必要がありますねえ」

鉄平「あ、いや、あの……!!」アセアセ

悟史「いえ、いいんです。大石さん。最初はともかく、後半は合意の上でしたし……//」


知恵「いやあああああっ!! もういやああああああっ!!」


お魎「葛西」

葛西「はい。何でしょうか」

お魎「後であの男、拐っとき」ヒソヒソ

葛西「……わかりました」

羽入(何だかもう、大変な事になりすぎて訳がわからなくなってきたのですー!)

リカ(流石に、悟史のあれはきつかったわね……。私でもかなり引いたわ)

羽入(だから、途中でやめておけばとあれほど言ったではないですか、リカー!)

リカ(しょうがないでしょ! まさかこんな事になるなんて私も全く思ってなかったんだから!!)

羽入(もう少し考えて欲しいのですー!)

リカ(うるさい! とにかくもうこれでラストよ。それに圭一ならこの流れをどうにかしてくれるに違いないわ!)

羽入(思い込みは危険なのです、リカ! これまでそれで何度痛い目にあっていると思っているのですか!)

リカ(ええい、もう!)

リカ(いいのよ! とにかく次にいくわよ!)

羽入(あうあうあうあうー!!)

リカ「それでは最後は圭一なのですね。いくのですよ」

圭一「げっ! とうとう俺の番まで回ってきたか! しかもこの空気の中で!」

リカ「圭一なら大丈夫なのです。圭一は皆から好かれているのですから」

圭一「そ、そうか?//」

詩音「そうですよ。圭ちゃんなら大丈夫に決まってます」ニコッ

魅音「おーおー、見せつけてくれるねえ」

レナ「むー……」プクー


リカ「ではでは、いくのです。圭一の場合だとちょっと人数が多そうなので、二回に分けるのです」

富竹「僕とイリー、そしてクラウドのソウルブラザーズに……」

鷹野「私とお魎さん、それに知恵先生ね」


リカ「では、まずは男性組からいってみるのです。にぱー♪」


圭一→大石 コンマ↓1
圭一→富竹 コンマ↓2
圭一→入江 コンマ↓3

圭一→大石 72%
圭一→富竹 68%
圭一→入江 32%


大石「んっふふふふ。流石はソウルブラザーズのK!」

富竹「僕たちの絆は忘れていないようだね、嬉しいよ!」

K1「ああ、当たり前さ! 俺たち三人は何たって魂の兄弟なんだからな!」


入江「」


魅音(あっ……さりげなく初めからいなかった事にされてる)←入江への好感度、55%

詩音(監督の株が、本当に大暴落中ですね……)←入江への好感度、9%

レナ(ちょっと前までは、メイド萌えの事であんなに意気投合してたのに……)←38%


リカ「さて、次は女性組にいくのです。にぱー♪」←入江への好感度、5%


圭一→鷹野 コンマ↓1
圭一→お魎 コンマ↓2
圭一→知恵 コンマ↓3

圭一→鷹野 8%
圭一→お魎 19%
圭一→知恵 15%


鷹野「あらあ……? 残念ねえ……圭一君の事、結構気に入っていたのに……」←圭一への好感度、82%

お魎「はんっ……くだらんね」←圭一への好感度、14%


知恵「わ、私の株まで……一気に……!!」ガーン!!


魅音「つまり、あれだね。圭ちゃんは結構離れた年上には興味がないと」←知恵への好感度、22%

悟史「ロリではあるみたいだから、何ていうか、そんなに驚きはないけど……」←知恵への好感度、25%

沙都子「いつもの圭一さんですわね」←知恵への好感度、08%

圭一「悪いな、鷹野さん。正直、鷹野さんは嫌な思い出しかないから……」

鷹野「私ってそればっかりね……。不幸だわ……」ハァ……

知恵「ま、前原君、私は……!」

圭一「先生はまあ……。しっかり教師をやって欲しいっていうか……」

知恵「」ガーン!!


魅音「あーあ、言っちゃったよ……」

沙都子「私、知恵先生の事、正直ショックでしたわー……」

知恵「か、悲しいです、先生は……」グスッ


レナ「一番、災難だったよね、知恵先生」

圭一「ショタコンがバレた上に、悟史の写真や私物を買ってるのがバレて、皆からの好感度と信頼が一気に下がったからなあ」

魅音「オマケに悟史からは嫌われて、嫌っている監督からは惚れられてで、すれ違いっぶりが凄まじかったよねえ」

リカ「知恵。元気を出すのです。知恵にはカレーがあるのです。にぱー♪」

知恵「ううっ……カレーしか私には残ってないんですか……」グスッ

圭一「カレーがあれば知恵先生は大丈夫です。きっとカレーも知恵先生の事を愛してますって」

レナ「カレーからの好感度もわかればいいのにね」

魅音「ホント、ホント」アハハッ

詩音「全くですね」アハハッ


アハハハハッ アハハハハッ


羽入(ふう……。ようやく終わってくれたのです……)

羽入(色々、大変な事が起きましたが、どうにか明るい雰囲気で終わってくれそうなのです)

羽入(知恵は自業自得という事で諦めてもらうしかないですが……)

羽入(とりあえず、僕はほっとしてるのです)フゥ

リカ「」フフフフッ

羽入(リカ?)

リカ(まさか、羽入。これで全部終わったなんて思って、安心してやしないでしょうね?)

羽入(ど、どういう事なのです、リカ?)

リカ(まだ一人残っているじゃない)

羽入(だ、誰が残っているのですか?)

リカ(決まっているでしょ。あなたよ、羽入)

羽入(ぼ、僕なのですか!?)

リカ(誰か一人でも欠けていたら、不幸な結末にしかならない。あなたと私はそれを百年以上もの長い時をかけて学んだはずよね?)フフフッ

羽入(な、何を言っているのですか、リカー! ダ、ダメなのですー!! 僕はそんなの知らなくていいのです!!)

リカ(ダメよ、羽入。やりなさい。やらないと、帰った時に激辛のキムチをたっぷり食べるわよ)

羽入(お、鬼なのです!! リカは正真正銘の鬼なのですー!!)ウルウル

リカ(さあ、羽入。好感度を教えなさい)

羽入(い、嫌なのです! それなら激辛キムチの方がいいのです!)

リカ(ふふっ……そう言うと思っていたわ)

羽入(!?)

リカ(羽入、忘れてしまったの? 私はオヤシロ様の巫女なのよ。そして、これまで何十回もあなたのやるところを見ていたのよ)

リカ(まさか、私にはそれが出来ないと思っている訳じゃないでしょうね?)

羽入(!?)

リカ(素直に私の言う事をきいていた方が良かったのに。残念だわ、羽入……)フフフッ

羽入(リカ……!? 恐ろしい子……!!)

リカ(じゃあ早速、見ていきましょうか)

リカ(私はもう見ているので圭一達から順にね……)フフッ

羽入(リカ、やめるのです! ムリヤリは良くないのですぅーー!!)

リカ(観念しなさい、羽入。さあ、いくわよ)


羽入→圭一 コンマ↓1
羽入→レナ コンマ↓2
羽入→魅音 コンマ↓3
羽入→詩音 コンマ↓4

羽入→リカ 61%
羽入→圭一 71%
羽入→レナ 01%
羽入→魅音 17%
羽入→詩音 15%


リカ(…………)

羽入(あうあうあうー……)ビクビク


リカ(羽入?)

羽入(だから言ったじゃないですか、リカー! ムリヤリは良くないのですー!!)ウルウル


リカ(……何を言えばいいのかしら、私は)

リカ(……正直、この結果はかなり謎なんだけど……)

リカ(……特に、レナの1%。それに魅音と詩音の低さ)

リカ(……何があったの、一体……!)


羽入(あうー……)グスッ


リカ(と、とにかく、次にいくわよ、羽入)

羽入(もうやめるのです、リカー……)


羽入→沙都子 コンマ↓1
羽入→悟史  コンマ↓2
羽入→鷹野  コンマ↓3

羽入→沙都子 73%
羽入→悟史  2%
羽入→鷹野  16%


リカ(……羽入、あんた同性愛の人間が嫌いなの?)

→レナ(レズ) 01%
→悟史(ホモ) 02%

羽入(……正直、どちらも好きではないのです。あうー……)

リカ(そして、沙都子と圭一の方が私より上なのね……)

羽入(リカ、それはあまり考えてはダメなのです。禁句なのです!)

リカ(おまけにそれ以外は全員10%代……)

リカ(それに、好感度80%以上が一人もいないのね……)

羽入(あうー……やめるのです、リカ。分析するのは良くないのです!)

リカ(羽入……あんた)

羽入(な、何ですか、リカー……)ビクビク

リカ(ぶっちゃけ、人の事なんてあんまり気にしてないんじゃないの?)

羽入(そ、そんな事はないのですー! 皆の事は気にしているのですー!)

リカ(圭一はまあ、惨劇回避の立役者だからわかるわ。でも沙都子は?)

羽入(さ、沙都子は僕と良く似てるので……)

リカ(仲の良い友達ってところかしら……。でも、何か腑に落ちないのよね)

羽入(リカー。もうやめるのです)

リカ(沙都子は今回、色々可哀想な目にあったし、同情かしら?)

リカ(ちょっと、知恵と入江のも確認してみるわ)

羽入(何でそんなに追求したがるのですか、リカー!)


羽入→入江 コンマ↓1
羽入→知恵 コンマ↓2

羽入→入江 81%
羽入→知恵 90%


リカ(羽入……ごめんなさい)ホロッ

羽入(リ、リカ……?)

リカ(私は誤解してたわ。そうね、羽入はそういう優しい子よね)ポロポロ……

羽入(リカ、あの……泣かないで下さい、リカ……)

リカ(不幸な目に遇っている人間には優しく、そうでない人間には興味がなく……)グスッ

リカ(あなたはやっぱりいいやつよ、羽入。私は羽入と会えて幸せだわ)ポロポロ……


羽入(リ、リカ……よすのです。照れるのです// あうあうあうー……///)

圭一「?」

魅音「リカちゃん?」

沙都子「どうしました、リカ……? 急に泣き出してしまって……」


リカ「」ハッ!

リカ「あ、あの、何でもないのです。ちょっと目にゴミが入ってしまったのです」ゴシゴシ

詩音「」ホッ……

詩音「何だ、びっくりしました。急に泣き出してしまうものですから」

リカ「ごめんなさいなのです。みー……」

圭一「全くだぜ」


リカ「あの、ところで、圭一」

圭一「ん?」

リカ「それに、魅ぃに詩ぃ。レナに沙都子」

魅音「なに、リカちゃん?」

レナ「どうかしたの?」


リカ「皆は少し前にいた、羽入を覚えてますか?」

圭一「ああ、あの小さくて可愛らしい子だよな。覚えてるぜ」

沙都子「角みたいなのがあった、珍しい子ですわよね。もちろん覚えていますわ」ニコッ

詩音「確かリカちゃんの親戚の子でしたよね?」

レナ「覚えてるよ。忘れる訳ないじゃん」ニコッ

魅音「一緒に戦った仲だしねえ」ニコッ


リカ「それは良かったのです。にぱー♪」

リカ「では皆、これから羽入への好感度を確かめてみたいのですがいいですか? 後で教えてあげたいのです」

魅音「なるほどね」

詩音「そういう事でしたら」

圭一「遠慮なくいいぜ」

沙都子「どうぞですわ」

レナ「もちろんいいよ」

リカ「ありがとうなのです。あと、鷹野も」

鷹野「……あの子ね。……まあいいわよ」

リカ「では、まとめて確かめてみるのです。にぱー♪」


圭一 →羽入 コンマ↓1
レナ →羽入 コンマ↓2
魅音 →羽入 コンマ↓3
詩音 →羽入 コンマ↓4
沙都子→羽入 コンマ↓5
鷹野 →羽入 コンマ↓6

圭一 →羽入 44%
レナ →羽入 17%
魅音 →羽入 47%
詩音 →羽入 62%
沙都子→羽入 20%
鷹野 →羽入 02%


羽入(は……う……)ピシッ


圭一「まあ、普通かな。好きでも嫌いでもないみたいな」

レナ「かあいいのは好きなんだけど、子供は嫌いなんだよね……うん……」

魅音「あれから会ってないしねえ。普通かなあ」

詩音「可愛らしくて、私はそれなりに好きだったんですけど……」

沙都子「正直、角以外、覚えてないんですわよね……」

鷹野「私はあのガキは何故か嫌いよ、大っ嫌い」フンッ!!


羽入(あうあうあうー……)グスンッ

羽入(まさか、皆がこんな風に思っていたなんて……)グスッ


リカ(ふふふふっ……。残念だったわね、羽入)

羽入(リ、リカ……!? まさか……!?)

リカ(そう。私は初めからこれを知っていた)

リカ(知っていた上で、あなたにあんな事を言ったのよ、羽入)ババンッ!!

羽入(な、何でそんな事を、リカー!!)

リカ(何故かって? 決まってるじゃない)

リカ(私も圭一と同じで、上げてから落とすのが大好きなドSだからよ!)バババンッ!!


羽入(ひ、酷いのです!! リカはやっぱり鬼なのですーーーっ!!!!)


リカ「」フフフフッ……

リカ「残念ね、羽入。私は鬼ではないわ」

リカ「ベルンカステルの『魔女』よ」

リカ「」フフフフッ、フフフフッ……









終われ

好感度ランキング
(十人以上から好感度が出ているキャラのみ集計↓)
(リカ、圭一、レナ、魅音、詩音、沙都子、悟史、富竹、入江、鷹野)


『みんな』からの愛され度、トップ3
富竹  ←11人  平均73.90
圭一  ←13人  平均58.46
リカ  ←14人  平均51.21

『異性』からの愛され度、トップ3
富竹  ←6人  平均70.66
圭一  ←9人  平均61.44
レナ  ←5人  平均60.00

『同性』からの愛され度、トップ3
富竹  ←5人  平均77.80
リカ  ←8人  平均64.50
入江  ←7人  平均60.28


『みんな』からの嫌われ度、トップ3
鷹野  ←12人  平均38.08
沙都子 ←12人  平均44.00
魅音  ←15人  平均46.33

『異性』からの嫌われ度、トップ3
沙都子 ←4人  平均32.25
リカ  ←6人  平均33.50
詩音  ←6人  平均37.50

『同性』からの嫌われ度、トップ3
鷹野  ←6人  平均34.66
レナ  ←7人  平均40.14
悟史  ←3人  平均46.00

ベストカップル、トップ10

魅音 97 ⇔ 87 富竹   合計184
お魎 99 ⇔ 84 悟史   合計183
鉄平 96 ⇔ 84 入江   合計180
リカ 91 ⇔ 87 詩音   合計178
詩音 99 ⇔ 76 圭一   合計175
お魎 96 ⇔ 75 リカ   合計171
お魎 93 ⇔ 76 魅音   合計169
悟史 100 ⇔ 61 沙都子  合計161
大石 97 ⇔ 64 富竹   合計161
悟史 80 ⇔ 78 鉄平   合計158


すれ違いカップル、トップ10

鷹野  90 ⇔ 01 魅音  落差89
沙都子 99 ⇔ 12 レナ  落差87
入江  95 ⇔ 13 知恵  落差82
沙都子 94 ⇔ 14 圭一  落差80
詩音  82 ⇔ 03 知恵  落差79
入江  95 ⇔ 19 富竹  落差76
魅音  75 ⇔ 01 悟史  落差74
鷹野  82 ⇔ 08 圭一  落差74
知恵  98 ⇔ 25 悟史  落差73
悟史  96 ⇔ 24 圭一  落差72


ワーストカップル、トップ10

詩音  02 ⇔ 02 悟史  合計04
沙都子 05 ⇔ 10 鉄平  合計15
鷹野  02 ⇔ 16 羽入  合計18
羽入  01 ⇔ 17 レナ  合計18
リカ  05 ⇔ 19 入江  合計24
大石  11 ⇔ 13 リカ  合計24
葛西  03 ⇔ 24 入江  合計27
鉄平  05 ⇔ 22 リナ  合計27
大石  10 ⇔ 21 赤坂  合計31
お魎  14 ⇔ 19 圭一  合計33


最高好感度、トップ10

沙都子 ←悟史   100
入江  ←赤坂   100
圭一  ←詩音   99
レナ  ←沙都子  99
悟史  ←お魎   99
詩音  ←レナ   98
悟史  ←知恵   98
富竹  ←リカ   98
リカ  ←魅音   97
富竹  ←魅音   97
富竹  ←大石   97


最低好感度、トップ10

魅音  ←悟史  01
鷹野  ←魅音  01
レナ  ←羽入  01
詩音  ←悟史  02
詩音  ←赤坂  02
沙都子 ←お魎  02
悟史  ←羽入  02
羽入  ←鷹野  02
詩音  ←知恵  03
入江  ←葛西  03

好感度と関係まとめ一覧(相手からの平均値)

リカ(14人、51.21)
(異性、6人、33.50)(同性、8人、64.50)
嫌い      18 ⇔ 70 仲間       圭一
仲間      72 ⇔ 12 子供嫌い     レナ
友達      60 ⇔ 97 親友       魅音
大好き     91 ⇔ 87 好き       詩音
親友      86 ⇔ 53 友達       沙都子
親友の兄    38 ⇔ 38 妹の友達     悟史
嫌い      13 ⇔ 11 子供嫌い     大石
好き      84 ⇔ 22 子供が苦手に   赤坂
便利      98 ⇔ 41 普通       富竹
幻滅      05 ⇔ 19 興味喪失     入江
嫌い      19 ⇔ 61 それなりに好感  鷹野
好意      75 ⇔ 96 ひ孫感覚     お魎
尊敬(鉄囃し) 80 ⇔            鉄平
好印象     64 ⇔ 49 生徒       知恵
普通      56 ⇔ 61 それなりに好感  羽入

圭一(13人、58.46)
(異性、9人、61.44)(同性、4人、51.75)
仲間       70 ⇔ 18 嫌い      リカ
大好き      90 ⇔ 45 普通      レナ
怨み(綿流し)  27 ⇔ 88 好き      魅音
友達以上     76 ⇔ 99 愛       詩音
怨み(祟り殺し) 14 ⇔ 94 大好き     沙都子
忌避       24 ⇔ 96 ホモ(愛)   悟史
仲間       72 ⇔ 31 子供嫌い    大石
仲間       68 ⇔ 34 嫉妬?(魅音) 富竹
幻滅       32 ⇔ 46 普通      入江
嫌い       08 ⇔ 82 お気に入り   鷹野
苦手       19 ⇔ 14 興味喪失?   お魎
幻滅       15 ⇔ 42 生徒      知恵
普通       44 ⇔ 71 好感      羽入

レナ(12人、48.41)
(異性、5人、60.00)(同性、7人、40.14)
子供嫌い     12 ⇔ 72 仲間      リカ
普通       45 ⇔ 90 大好き     圭一
レズ(好意)   83 ⇔ 29 嫉妬(圭一)  魅音
レズ(愛)    98 ⇔ 48 友達      詩音
子供嫌い     12 ⇔ 99 大好き     沙都子
友達       65 ⇔ 29 嫉妬(圭一)  悟史
影響?(昼壊し) 77 ⇔           大石
影響?(昼壊し) 89 ⇔ 58 普通      富竹
幻滅       38 ⇔ 82 好み      入江

普通       55 ⇔           鷹野
嫌い       16 ⇔           鉄平
レズ(無意識?) 77 ⇔ 10 大嫌い     リナ

好感       63 ⇔ 41 魅音の友達   葛西
レズ(好意)   83 ⇔ 22 生徒(警戒?) 知恵
子供嫌い     17 ⇔ 01 レズ嫌い    羽入

魅音(15人、46.33)
(異性、7人、39.71)(同性、8人、52.12)
親友      97 ⇔ 60 友達       リカ
好き      88 ⇔ 27 怨み(綿流し編) 圭一
嫉妬(圭一)  29 ⇔ 83 レズ(好意)   レナ
怨み?(過去) 34 ⇔ 06 嫉妬(圭一)   詩音
仲間      80 ⇔ 29 怨み(綿流し編) 沙都子
好意      75 ⇔ 01 利用(無関心)  悟史
好感      69 ⇔ 29 子供嫌い     大石
          ⇔ 31 興味なし     赤坂
新しい恋    97 ⇔ 87 新しい恋     富竹
普通(幻滅)  55 ⇔ 15 興味なし     入江
大嫌い     01 ⇔ 90 好印象?     鷹野
好意      76 ⇔ 93 孫(跡継ぎ)   お魎
          ⇔ 88 忠義       葛西
幻滅      22 ⇔ 39 嫉妬?(悟史)  知恵
普通      47 ⇔ 17 興味なし     羽入

詩音(14人、48.21)
(異性、6人、37.50)(同性、8人、56.25)
好き     87 ⇔ 91 大好き     リカ
愛      99 ⇔ 76 友達以上    圭一
友達     48 ⇔ 98 レズ(愛)   レナ
嫉妬(圭一) 06 ⇔ 34 怨み?(過去) 魅音
友達     49 ⇔ 78 ねーねー    沙都子
代用品    02 ⇔ 02 フェイク    悟史
         ⇔ 02 無関心     赤坂
普通     47 ⇔ 66 恩(祭囃し)  富竹
幻滅     09 ⇔ 37 知り合い    入江
恩      75 ⇔ 82 好感      鷹野
お得意様   85 ⇔ 49 普通      お魎
慕う     75 ⇔ 42 魅音の妹    葛西
お得意様   82 ⇔ 03 ぼったくり?  知恵
好印象    62 ⇔ 15 興味なし    羽入

沙都子(12人、44.00)
(異性、4人、32.25)(同性、8人、49.87)
大好き     94 ⇔ 14 怨み(祟り殺し) 圭一
大好き     99 ⇔ 12 子供嫌い     レナ
友達      53 ⇔ 86 親友       リカ
怨み(綿流し) 29 ⇔ 80 仲間       魅音
ねーねー    78 ⇔ 49 友達       詩音
兄       61 ⇔ 100 シスコン(溺愛) 悟史
普通      54 ⇔            富竹
好感度ダウン  66 ⇔ 05 興味喪失     入江
悪印象     42 ⇔ 34 何となく嫌い   鷹野
          ⇔ 02 無関心      お魎
大嫌い     05 ⇔ 10 気に食わない   鉄平
幻滅      08 ⇔ 63 悟史の妹(好意) 知恵
興味なし    20 ⇔ 73 救済したい    羽入

悟史(12人、50.83)
(異性、9人、52.44)(同性、3人、46.00)
妹の友達     38 ⇔ 38 親友の兄     リカ
ホモ(愛)    96 ⇔ 24 忌避       圭一
嫉妬(圭一)   29 ⇔ 65 友達       レナ
利用(無関心)  01 ⇔ 75 好意       魅音
フェイク     02 ⇔ 02 代用品      詩音
シスコン(溺愛) 100 ⇔ 61 兄       沙都子
恩        76 ⇔ 36 知り合い     入江
恩        61 ⇔ 32 何となく嫌い   鷹野
大恩       84 ⇔ 99 愛        お魎
ホモ(セフレ)  80 ⇔ 78 ホモ(好意)   鉄平
幻滅       25 ⇔ 98 ショタコン(愛) 知恵
           ⇔ 02 ホモ嫌い     羽入

大石(7人、52.14)
(異性、3人、53.00%)(同性、4人、51.05)
子供嫌い    11 ⇔ 13 嫌い       リカ
子供嫌い    31 ⇔ 72 仲間       圭一
          ⇔ 77 影響?(昼壊し) レナ
子供嫌い    29 ⇔ 69 好感       魅音
私怨(麻雀)  10 ⇔ 21 忌避       赤坂
ホモ(愛)   97 ⇔ 64 好感度ダウン   富竹
ホモ(愛)   96 ⇔ 49 好感度ダウン   入江
ホモ(無関心) 33 ⇔            鷹野

赤坂(5人、54.40)
(異性、1人、84.00)(同性、4人、47.00)
子供が苦手に   22 ⇔ 84 好き     リカ
あまり関心なし? 31 ⇔          魅音
無関心      02 ⇔          詩音
忌避       21 ⇔ 10 私怨(麻雀) 大石
信頼       67 ⇔ 75 信頼     富竹
尊敬(?)    100 ⇔ 52 普通     入江
普通       48 ⇔          鷹野
普通       47 ⇔ 51 普通     葛西

富竹(11人、73.90)
(異性、6人、70.66)(同性、5人、77.80)
普通      41 ⇔ 98 便利       リカ
嫉妬?(魅音) 34 ⇔ 68 仲間       圭一
普通      58 ⇔ 89 影響?(昼壊し) レナ
新しい恋    87 ⇔ 97 新しい恋     魅音
好感      66 ⇔ 47 普通       詩音
          ⇔ 54 普通       沙都子
好感度ダウン  64 ⇔ 97 ホモ(愛)    大石
信頼      75 ⇔ 67 信頼       赤坂
嫌い?     19 ⇔ 95 信頼(強め)   入江
冷めた愛    32 ⇔ 39 失恋       鷹野
          ⇔ 62 それなりに好感  葛西

入江(15人、50.53)
(異性、8人、42.00)(同性、7人、60.28)
興味喪失   19 ⇔ 05 幻滅     リカ
好み     82 ⇔ 38 引き気味   レナ
普通     46 ⇔ 32 好感度ダウン 圭一
興味なし   15 ⇔ 55 普通(幻滅) 魅音
知り合い   37 ⇔ 09 幻滅     詩音
興味喪失   05 ⇔ 66 好感(幻滅) 沙都子
知り合い   36 ⇔ 76 恩      悟史
好感度ダウン 49 ⇔ 96 ホモ(愛)  大石
普通     52 ⇔ 100 尊敬(?)  赤坂
信頼(強め) 95 ⇔ 19 嫌い?    富竹
信頼     67 ⇔ 69 信頼     鷹野
恩      84 ⇔ 96 ホモ(愛)  鉄平
好みでない  21 ⇔          リナ
恐怖?    24 ⇔ 03 無関心    葛西
萌え(愛)  95 ⇔ 13 軽蔑     知恵
         ⇔ 81 救済したい  羽入

鷹野(12人、38.08)
(異性、6人、41.50)(同性、6人、34.66)
それなりに好感 61 ⇔ 19 嫌い      リカ
お気に入り   82 ⇔ 08 嫌い      圭一
          ⇔ 55 普通      レナ
好印象?    90 ⇔ 01 大嫌い     魅音
好感      82 ⇔ 75 恩       詩音
何となく嫌い  34 ⇔ 42 悪印象     沙都子
何となく嫌い  32 ⇔ 61 恩       悟史
          ⇔ 33 ホモ(無関心) 大石
         ⇔ 48 普通      赤坂
失恋      39 ⇔ 32 冷めた愛    富竹
信頼      69 ⇔ 67 信頼      入江
大嫌い     02 ⇔ 16 嫌い      羽入

お魎(6人、57.83)
(異性、3人、37.00)(同性、3人、78.66)
ひ孫感覚   96 ⇔ 75 好意   リカ
興味喪失?  14 ⇔ 19 苦手   圭一
孫(跡継ぎ) 93 ⇔ 76 好意   魅音
普通     49 ⇔ 85 お得意様 詩音
無関心    02 ⇔        沙都子
愛      99 ⇔ 84 大恩   悟史
部下     48 ⇔ 08 無関心  葛西

鉄平(6人、47.83)
(異性、4人、30.75)(同性、2人、82.00)

         ⇔ 16 嫌い      レナ
         ⇔ 80 尊敬(鉄囃し) リカ
気にくわない 10 ⇔ 05 大嫌い     沙都子

ホモ(好意) 78 ⇔ 80 ホモ(セフレ) 悟史
ホモ(愛)  96 ⇔ 84 恩       入江
利用     05 ⇔ 22 利用      リナ

リナ(2人、41.00)
(異性、1人、05.00)(同性、1人、77.00)
大嫌い 10 ⇔ 77 レズ(無意識?) レナ
利用  22 ⇔ 05 利用       鉄平
利用  04 ⇔            葛西

葛西(5人、51.40)
(異性、3人、62.00)(同性、2人、35.50)
魅音の友達   41 ⇔ 63 好感  レナ
忠義      88 ⇔       魅音
魅音の妹    42 ⇔ 75 慕う  詩音
普通      51 ⇔ 47 普通  赤坂
それなりに好感 62 ⇔       富竹
無関心     03 ⇔ 24 恐怖? 入江
無関心     08 ⇔ 48 部下  お魎

知恵(9人、53.77)
(異性、6人、58.16)(同性、3人、45.00)
生徒       49 ⇔ 64 好印象    リカ
生徒       42 ⇔ 15 幻滅     圭一
生徒(警戒?)  22 ⇔ 83 レズ(好意) レナ
嫉妬?(悟史)  39 ⇔ 22 幻滅     魅音
ぼったくり?   03 ⇔ 82 お得意様   詩音
悟史の妹(好意) 63 ⇔ 08 幻滅     沙都子
ショタコン(愛) 98 ⇔ 25 幻滅     悟史
軽蔑       13 ⇔ 95 萌え(愛)  入江
           ⇔ 90 救済したい  羽入

羽入(7人、35.42)
(異性、1人、44.00)(同性、6人、34.00)
それなりに好感 61 ⇔ 56 普通   リカ
好感      71 ⇔ 44 普通   圭一
レズ嫌い    01 ⇔ 17 子供嫌い レナ
興味なし    17 ⇔ 47 普通   魅音
興味なし    15 ⇔ 62 普通   詩音
救済したい   73 ⇔ 20 興味なし 沙都子
ホモ嫌い    02 ⇔        悟史
嫌い      16 ⇔ 02 大嫌い  鷹野
救済したい   81 ⇔        入江
救済したい   90 ⇔        知恵

これで集計全て終了
余分かもしんないけど、夜にまた来て、エピローグ書いてきやす

【エピローグ】


圭一(皆からの好感度がわかってから数週間……)

圭一(俺たちは互いにギクシャクしながらも、いつも通りの日常を過ごし……)

圭一(そして、今日の日を迎えた……)


圭一(そう、今日は……)

圭一(年に一度のお祭りの日……)


圭一(綿流しの日だ)

【神社前】


詩音「圭ちゃーーん♪ こっちです、こっちー」ヒラヒラ

レナ「圭一くーん。遅いよー」


圭一「おお、悪い悪い。途中で村長さんに呼び止められちまってさ」タタタッ


詩音「公由のおじいちゃまに?」

圭一「そうそう。この前のバザーの時の事で色々とな」

レナ「圭一君、大活躍だったもんね」ニコッ

圭一「そうだったかはわからないけど、でもまた来年も頼むみたいな事を言われてさ。悪い気はしないぜ」ニコッ

詩音「それじゃ行きましょうか、圭ちゃん。今日は部活はなしで、普通にお祭りを楽しみましょう」ニコッ

レナ「だね。ほら行こう、圭一君、しーちゃん」ニコッ

圭一「ああ!」ニコッ

圭一「うん。うまい!」パクパク

詩音「熱々のたこ焼、美味しいです♪」パクパク

レナ「ホントだね♪」パクパク


魅音「」トコトコ


圭一「ん?」

詩音「お姉? 珍しいですね、浴衣で来るなんて」

レナ「みーちゃん♪ どーしたのー、その浴衣?」


魅音「あ、圭ちゃん達。もう来てたんだ、早いね//」

レナ「しーちゃんが、早めに来るって言ってたからね」

詩音「なにせ、圭ちゃんと一杯一緒にいたかったですから//」テレッ

圭一「いや、その……照れるな// あはははは……//」

レナ「しーちゃん、私はー?」ウルウル

詩音「大丈夫です。レナさんとも一緒にいたかったですよ」ニコッ

レナ「はうー/// 嬉しいなー///」


魅音「まーったく、仲がいいよねえ、あんた達は」

詩音「あら? 妬いてるんですか、お姉?」クスクス

魅音「そういう訳じゃないけどさ。ただオジサンはちょっと寂しいかなってね」

富竹「ああ、いたいた。魅音ちゃーん」


魅音「富竹のオジ様//」パアッ


富竹「いやあ、すまないね。少し遅れてしまって」

魅音「いえ、そんな。アタシもついさっき来たばっかりですから//」

富竹「それにしても、今日は浴衣なんだね。どういう風の吹き回しだい?」

魅音「あ、いえ、その……//」モジモジ


レナ「ああ、それで今日は浴衣なんだね、みーちゃん」ニコッ

詩音「富竹さんも鈍いですねえ。前に付き合っていた鷹野さんが女の子らしい人だったから、そういう感じの方が富竹さんが喜ぶんじゃないかって、お姉がそう思ったに違いないじゃないですか」クスクス

魅音「し、詩音ー!!////」

富竹「おや、そうなのかい、魅音ちゃん? だったとしたら僕も嬉しいんだけどね」ニコッ

魅音「い、いえ、あの、その////」アセアセ

レナ「みーちゃん、顔真っ赤だよ」クスクス

魅音「あ、う……////」カァッ


富竹「ありがとう、魅音ちゃん。嬉しいよ//」

魅音「あ、あたしは別に……そんな……////」モジモジ



圭一「青春だよなあ」ウンウン

レナ「みーちゃん、可愛い! お持ち帰りしたいよー!!」

詩音「もちろんダメですよ、レナさん」クスッ

圭一「今、そんな事したら魅音から殺されるぞ」

レナ「うー……はうー……」ショボン

圭一「」ハハハッ
詩音「」クスクス

悟史「」トコトコ

沙都子「」トコトコ


詩音「あら? 今度は……」

圭一「悟史に沙都子」

レナ「二人で来るなんて珍しいね」


沙都子「あらー、圭一さんにレナさんに詩音さんじゃありませんこと」

悟史「君達も来てたんだ」ニコッ

圭一「ああ。って言っても、ついさっき来たばっかりだけどな」

詩音「お二人とも、今日は遊びに?」

沙都子「ええ、今日は部活はなしという事だったので、久しぶりににーにーと一緒に屋台を回ろうかという事になりましたの」ニコッ

悟史「沙都子とこうして二人きりで過ごすのも相当久しぶりだからね。だから嬉しくて」ニコッ

レナ「そういえば、今は沙都子ちゃんと悟史君、二人揃ってリカちゃんの家で一緒に暮らしているんだっけ?」

沙都子「ええ、にーにーやリカとも相談した結果、そっちの方がいいんじゃないかって事になって」

詩音「叔父さんとは……やっぱり……」

悟史「……うん。良くないかなって。沙都子の為にも」

レナ「……そうだね。そっちの方がいいよ」

悟史「やっぱり僕が大切にしているのは沙都子だから。そういうのはもうやめようと思って」

沙都子「にーにーは少し程度というか常識というか、そこら辺を覚えて下さいまし。でないと私が困りますわ」

圭一「沙都子は……それについて怒ってないのか、もう?」

沙都子「……全く怒ってないと言えば嘘になりますけど。でも、全て私の為にしてくれた事ですから……」

悟史「ごめんな、沙都子」シュン

沙都子「いいえ、優しいにーにーは変わっていませんでしたから、それはそれで嬉しかったんですの。ですから、これからはもう男同士とかそういうのをやめていただければ、それでもう宜しいですわ」

悟史「本当にかい……!?」

沙都子「ええ。だってにーにーは私のたった一人の味方ですから」ニコッ

悟史「沙都子♪」ダキッ

沙都子「にーにー♪」ギュッ


圭一「…………」
レナ「…………」
詩音「……二人とも、ずいぶん悲惨な目にあいましたからね」ハァ……

リカ「皆様、こんにちはなのです。にぱー♪」


詩音「あら、リカちゃまー♪」

圭一「今年も巫女さん姿が似合ってるなあ、リカちゃん」

レナ「はうー!! かーいいよぉ!! おっ持ち帰りぃーー!!」ドピューッ!!

リカ「レ、レナーーーーっ!!!」ジタバタ



詩音「持って行っちゃいましたね……。レナさん」

圭一「まあ、可愛いのは好きだけど、子供嫌いだから、見るのに飽きたらすぐに帰ってくるだろ……」

詩音「人形みたいなものですか……。レナさんの嗜好が未だにちょっとわからないです」

圭一「ケンタ君だって可愛いっていうぐらいだし、俺は最初からよくわかってないけどな」

詩音「……そう言われてみればそうなんですけどね」

【数分後】

リカ「ひどい目にあったのです。お仕置きなのです、お仕置きなのです」パシパシ

レナ「あははは、ごめんね、リカちゃん。つい……ね」

詩音「本当に困ったものですね、レナさんは」ツン

レナ「あうー……だって可愛かったんだもん……」

圭一「ほほう……。なら、レナが可愛いものを見境なくお持ち帰りするというのなら、今度は俺がレナをお持ち帰りしようかなあ。ぐへへへへへへ」

詩音「ちょっと、圭ちゃん!」グリグリッ

圭一「痛いっ!! 詩音、待て! 足を踏むな! 俺が悪かったから! いでででででででっ!!!!」

レナ「あははは。でもレナは、圭一君にならお持ち帰りされてもいいかも」

詩音「レナさんまで!! もうっ!!」グリグリッ!!

圭一「いだだだだだだっ!!! 何でレナじゃなくて、俺の足を踏むんだよ、おいっ!!!」


リカ「それは流石に圭一が悪いのです。にぱー♪」

圭一「どうしてだよおおっ!!! こんなの理不尽だあああーーっ!!!」

詩音「全くもう。圭ちゃんには私がいるのに……」プクーッ

圭一「悪い悪い、詩音。単なる冗談だって。機嫌を直せよ」

詩音「……ま、悪いと思っているのなら許してあげます」

圭一「そっか。サンキュー」

レナ「圭一君もしーちゃんには頭が上がらないね」

圭一「というか、詩音には俺、最初から振り回されっぱなしな気がするな」

レナ「ははは。そうかもね」


リカ「…………」

リカ「……それにしても、三人は仲がいいのですね」

詩音「え?」

リカ「あの日以来、皆、何となくギクシャクしながら過ごしているというのに、三人だけは以前のままな気がするのです」

レナ「ああ、うん。そういえばそうだね」

詩音「それはやっぱり圭ちゃんのおかげじゃないですか?」

圭一「そ、そうか? なははははっ」

リカ「確かに圭一のおかげかもしれないです。でも、レナ。レナは圭一の事をそんなに好きではなかったはずですよね?」

レナ「え? ああ、うん……そうだけど……。でも、今は私、圭一君の事を結構好きだよ♪ しーちゃんほどじゃないけどね」ニコッ

詩音「私も、レナさんの事は好きですよ。圭ちゃんほどじゃありませんけど」ニコッ

圭一「そういうもんさ、リカちゃん。好感度なんか一緒に過ごしていればいくらでも変わるし、それにこちらから歩み寄れば変える事だって出来るんだ」

圭一「前にも言ったろ。運命なんて簡単に変えれるって。それと同じで好感度だって簡単に変えれるさ」

圭一「例えどれだけ相手からの好感度が低かろうとも」

圭一「俺ならそれに納得せず、自分で変えてみせる!!」

圭一「好感度なんて、俺が覆してみせる!!」


圭一「それが友達や仲間ってもんだろ、リカちゃん?」


リカ「…………」


リカ「」フッ……

リカ「そうね、そうかもしれないわね」

圭一「だからリカちゃん。俺はリカちゃんからの好感度もそのうち変えてやるぜ」

圭一「それに他の皆ともな」

圭一「なんたって、俺は困難が多ければ多いほど燃える男だからな」

圭一「だから、その日を楽しみに待ってろよ。リカちゃん」ニカッ


リカ「」フフッ

リカ「そうね。期待しないで待っているわ」

リカ「圭一なら本当にやりかねないかもしれないしね」


圭一「俺は有言実行の男でもあるぜ。やると言ったらやるからな」


リカ「口先の魔術師のお手並み、拝見させてもらうわ」

リカ「本当に、楽しみにしているわよ、圭一」

圭一「へへ。任せとけって」

圭一「じゃあ、リカちゃん。またな」

詩音「演舞、頑張って下さいね。リカちゃま♪」

レナ「後で必ず見に行くからねー」


圭一「さーて、今度は何を食べに行く?」スタスタ

詩音「綿あめとかどうです、圭ちゃん」スタスタ

レナ「さんせーい。それにしようー」スタスタ





リカ(全く、圭一にはいつも驚かされるわね)

羽入(運命と同じで、好感度なんかどうでもいいみたいですね、圭一は)

リカ(そうね。流石というか、楽観的というか難しいところだけど)

羽入(…………)

羽入(リカ、僕はこの前の事で、あの時のババ抜きの話を思い出したのです)

リカ(たった一つのババを押し付けあって、敗者を決めるという話?)

羽入(いえ、そうではなく、人間関係というのも、ババ抜きによく似ているんじゃないかと思ったのです)

リカ(?)

羽入(ババ抜きは一枚ずつ抜き取って、ペアを探していくじゃないですか。ダメだったら次、ダメだったら次といった感じに)

リカ(そうね。……なるほど。確かにそれはこの前の事とよく似ているわね)

羽入(はい。例えば圭一は魅音とは好感度が噛み合いませんでしたが、詩音とは噛み合ったのです)

リカ(つまり、ペアが揃ったのね)

羽入(はい。でも、その残された魅音も、富竹と好感度が噛み合いました)

リカ(また、ペアが揃ったわ)

羽入(そうです。そうやって何度も何度もとっかえひっかえしていけば、ババを除いていつかは全員がペアになりそうな気がするのです)

リカ(いつかは全員が……)

羽入(はい。根拠も何もない、勘みたいなものですが……)

【通学路】


知恵「」ハァ……

知恵(悟史君からは引かれ、生徒の皆からは幻滅され……)

知恵(私に残っているのはカレーだけ……)

知恵(あまりにもこれは寂しい……)グスッ



富田「あっ! いたいた!」

岡村「せんせーい!!」


知恵「?」クルッ

知恵「あら、二人とも……。どうしたのですか?」


富田「先生! 今日は綿流しのお祭りの日ですよ!」

岡村「良かったら僕たちと一緒にお祭りに行きませんかー?」


知恵「お祭りに……」


富田「他の皆も先生と一緒に行きたいって言ってて」

岡村「それで、皆で先生を探してたんです」


知恵「他の……皆さんまでそんな事を……?」


富田「はい! だって先生は」

岡村「僕たちのたった一人の先生だから!」


知恵「み、皆さんがそんな事を……」ホロッ……

知恵「良かった……! 私はまだ頑張っていける……!」グスッ


富田「先生……?」

岡村「どうしたんですかー……?」


知恵「あ、いえ、何でもないです……」ゴシゴシ

知恵「わかりました。それじゃ行きましょうか」ニコッ

富田「はい!」
岡村「やったー!」

【社務所】


入江「」ハァ……

入江(知恵先生からは嫌われ……)

入江(皆さんからも軒並み引かれ……)

入江(信用を一気に失ってしまいました……)

入江(辛いです……)ハァ……


公由「おやおや、どうされました。入江先生。溜め息なんかついて」

入江「ああ、いえ、少し考え事というか……」

入江「ちょっと最近疲れてまして……」

公由「何かお仕事の事で?」

入江「そうではないのですが……」

公由「ふむ……」


公由「入江先生。悩み事っちゅうんは腹に溜め込むのは良くない。何か困った事があったら何でも言って下さいよ」

入江「ありがとうございます。お気持ちは嬉しいのですが、とはいえ、かなりプライベートな事なので……」

公由「……うん。まあ、先生も若いんだし、人には言いにくい様な悩みも色々抱えてるかもしれませんがね」

公由「とはいえ、先生。先生はこの村の大事なお医者さんですから」

公由「先生がこの村に来てくれたおかげで、ワシら本当に助かってるんですよ」

公由「それまでは病院行くのにも、車を使わにゃならなかったし、車を持っとらん家は日に数本しかないバスで興ノ宮まで行かんとならん」

公由「急患なんかほんに間に合わんかったんよ」

公由「だから、この村に住んでるもんは誰もが先生に感謝しとる」

公由「先生の為なら、って動いてくれるもんも多い」

公由「いざとなったら村ぐるみでも動けるでね」

入江「……そんなにも」

公由「ああ、そうですとも。なんでね、先生」

公由「ほんに遠慮なんかせえへんで、何でも言って下さいね。出来る限りは力になりますから」ニコッ

入江「……わかりました。ありがとうございます」ニコッ

【神社】


リカ(でも、羽入)

羽入(何ですか、リカ)

リカ(仮にこの好感度がババ抜きの様なものだったとしたら、確実に最後にはババが残るわよね)

羽入(はい……。そうなると思います)

リカ(と、なると、今回のババは……)

羽入(恐らく、皆から最も好感度の低かった……)

リカ(鷹野ね……)

羽入(自業自得と言えばそれまでなんですが……)

リカ(あまり同情の余地はないわね。少なくとも今は)

羽入(ええ……)

羽入(でも、リカ)

リカ(何?)

羽入(もしもこれがジジ抜きだったとしたら……)

リカ(ジジ抜き?)

羽入(そうなのです。いないはずのもう一人が現れたとしたら……)

リカ(…………)

羽入(その時はもしかして……)

【入江診療所、地下】


小此木「いやあ、これはこれは三佐」

鷹野「小此木!?」

小此木「お久し振りです。お元気でしたかね?」

鷹野「小此木、あなたよくも私の前に来れたわね……!!」

鷹野「最後のあなたの裏切りのせいで、私は……!! 私は……!!」

小此木「おおっと。落ち着いて下さい、三佐。でないと、また発症しちまいますよ」

鷹野「ぐっ……!!」

小此木「ああ、それと今は三佐でも何でもなかったんでしたっけ……。しかし、何と呼べばいいのやら」

小此木「三佐で言い慣れちまってますからねえ。別の呼び方だと、どうにも違和感がありましてね」

鷹野「……好きな様に呼べばいいじゃないの!! どうせ私を笑いに来たんでしょう!! 違うの!!」

小此木「おおっと……これはこれは酷い言われようですなあ。久しぶりに三佐を訪ねて来たらこれとは。参りましたね」

鷹野「……っ!!」


シークレット好感度
鷹野 →小此木 コンマ↓1
小此木→鷹野  コンマ↓2

【神社】


リカ(その時はもしかして……?)

羽入(奇跡が起きるかもしれないのです)


羽入(嫌われ者なんて誰もいない)

羽入(ババを押し付けあわないで済む、平和で穏やかな世界が生まれるかもしれないのです)

リカ(平和で穏やかな世界……)

羽入(はい……!)

【入江診療所、地下】


小此木「三佐、いい加減に気付いて欲しいものです」

鷹野「何によっ!!」

小此木「わざわざね。訪ねてきやしませんよ。かつての上司を笑うためだけに、車で何時間もかかるこんなへんぴな場所へとね」

鷹野「どういう事、小此木っ! はっきり言いなさいよっ!!」

小此木「私はね、三佐の事が……」

小此木「いえ、もう三佐でも職場の上司でもないのですからはっきり言いましょう」

鷹野「……?」

小此木「私はね、三四の事が好きなんですよ。愛しているんです」

鷹野「えっ……!?///」ドキッ!!

小此木「……番犬が来た日。あの時、三佐と別れて気付いちまったんですよ」

小此木「俺は三佐の事を一人の女として愛していたんだってね」

小此木「もう山豺なんてクソみたいな部隊の隊長は辞めましたよ」

小此木「貯金を全部はたいて、この村に小さな家を一軒建てました」

小此木「この村で、俺はいつまでも三佐を守り続けていくつもりです」

小此木「そして、もしも富竹二尉と別れる時があったなら……」

小此木「もしも、俺の事を三佐が少しでも好きになってくれる様な事があれば……」

小此木「俺はいつでも待っていますよ」

小此木「死ぬまでね」


鷹野「小此木……//」

小此木「それでは三佐。気分を害させてしまったみたいなんで、俺はこれで退散しますよ」

小此木「正直、元気そうで安心しました」

小此木「何かあったらいつでも言ってきて下さい。……昔の様にね」

小此木「では……」クルッ


鷹野「ま、待って!!」タタッ

鷹野「行かないで、小此木!!」ダキッ!!


小此木「三……佐……?」


鷹野「行かないで……」ポロポロ……

鷹野「私をもう……一人にしないで……小此木」ポタポタ……


小此木「…………」

鷹野「一人は嫌なの……」ギュッ……

鷹野「だって……だって……」ポタポタ……

鷹野「私の側にはいつも小此木がいたから……」ポタポタ……

鷹野「小此木が守ってくれていたから……」グシュッ

鷹野「守ってくれていたのは、ジロウさんじゃなかった……」グスッ

鷹野「いつだって……小此木だったの……」グスッ、ヒック

鷹野「でも、私は、私は……!」グシュッ

鷹野「それに気が付かなくて……!」グシュッ

鷹野「気が付いていたとしても……上司と部下だからって……!!」グシュッ、グスッ

鷹野「小此木……私を捨てないで……!」グシュッ

鷹野「私を……愛して……」グスッ

鷹野「私も……小此木の事が好きだから……」グシュッ

鷹野「だから……」


小此木「すみません、三佐……心配かけちまって」

小此木「大丈夫ですよ。もう二度と三佐の側からいなくなりはしませんから」

小此木「だから安心して下さい、三佐……」

小此木「俺はいつだって三佐の側にいますよ」

小此木「いつまでもね」


鷹野「小此木……///」グシュッ

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圭一(楽しい時間はあっという間に過ぎて……)

圭一(お祭りも、もう最後……)

圭一(リカちゃんの演舞も終わり、俺たちは皆で揃って川原に綿を流しに行った)

リカ「どうでしたか、圭一。今日は楽しかったですか?」ニコッ

圭一「ああ、すっげー楽しかったよ」ニコッ


圭一「でもさ……」フイッ

リカ「?」

圭一「去年と比べると、やっぱり去年の方が楽しかったんだよな」

リカ「…………」

圭一「なあ、リカちゃん。この綿流しのお祭りって、最後に綿を流すだろ。これって感謝の気持ちを込めて流してるんだよな?」

リカ「そうなのですよ。あと、今年一年の厄を流すという意味もあるのです」

レナ「よく水に流すっていうもんね。それと同じなのかな、かな?」

圭一「うん。だよな。だったら、俺も決めた!」

悟史「?」

富竹「何を決めたんだい、圭一君?」

圭一「魅音、それに沙都子!」

魅音「どったの、圭ちゃん?」

沙都子「急に大きな声を出すなんてどうされたのですか?」

圭一「俺は、綿と一緒に魅音と沙都子への訳のわからない怨みも全部流す!!」

圭一「そして、謝る!! 仲間じゃないなんて言って、本当にすまなかった!! 許してくれ!!」ペコリ!!


魅音「…………」

沙都子「…………」

魅音「」クスクス

沙都子「」オーホッホッホ


圭一「え……?」ドキッ


魅音「やだなあ、圭ちゃんは」

沙都子「全くですわー」

魅音「そんなの許すも許さないもさあ」

沙都子「もう気にしてません事よ」ニコッ

魅音「ねー」ニコッ


圭一「ほ、本当か!?」パァッ


魅音「あったり前だよ。オジサンを誰だと思っているんだい? 部活の部長だよ。仲間の事はとことんまで信じぬくし、反省していれば仲間の罪は全部許すよ」

沙都子「私も圭一さんの事が好きですし、また元の関係に戻れるのならそれが一番ですわー」

圭一「良かった……! ありがとう! ありがとう、二人とも!」

魅音「気にしない気にしない。気楽にいこうよ、圭ちゃん」ニコッ

沙都子「そうですわー。楽にいきましょう、圭一さん」ニコッ

圭一「あ、ああ!」パァッ





リカ「」フフッ

リカ「雨降って、地固まるとは正にこの事ね」

リカ「私達はこれからもきっと、色々な困難や難問に突き当たるかもしれないけど」

リカ「それでも私達の絆はきっと永久に切れる事がないわ」

リカ「きっと……!」

こうして五年目の綿流しは終わった。

いるはずのない、最後の一人が現れた事によって、

そして、その時に奇跡が起きた事で、


このババ抜きは、余り物の出ないジジ抜きへと変わり、


全てがうまくいくような……

誰も傷つく事のない、平和で穏やかな世界へと……

生まれ変わったのだ……











































羽入「……人の子よ」

羽入「……折角、全てが綺麗にまとまったのです」

羽入「……これ以上は時を進めてはならない」

羽入「……ここで引き返すのです」

羽入「……僕はそう確かに忠告しました」

羽入「……これ以上、時間を進めてはならないと」

【深夜。興ノ宮警察署】


プルルル、プルルル……


大石「」ガチャッ

大石「はい、こちら興ノ宮警察署」

大石「ああ、熊ちゃん。どうもご苦労様」

大石「……は?」

大石「オヤシロ様の祟り!? 五年目のですか!?」

【橋近く】


ピーポー、ピーポー……


大石「やれやれ……。去年はなかったので、油断しましたねえ……」

熊谷「オヤシロ様の祟りは、例の山狗という特殊部隊の仕業ではなかったんですか……?」ヒソヒソ

大石「そのはずだったんですけどねえ……」ヒソヒソ


大石「それで……えーとガイシャは?」

熊谷「あれ? 何も聞いてなかったんですか、大石さん」

大石「ああ、すみません。とにかく現場に来るのが先にとね。多少、動転していましたか……」

大石「それでガイシャと状況は?」

熊谷「ガイシャは北条鉄平です。大石さんはご存知ですよね?」

大石「ああ、あの方ね……なるほど。それで状況は?」

熊谷「これですね。遺書がここに。それと一緒に靴も綺麗に揃っていました。恐らく飛び降り自殺かと」

大石「遺体は?」

熊谷「出ていません。今、下で捜索していますが、水の流れが早いのでどこまで流されるかは見当が……」

大石「という事は行方不明の可能性もあると」

熊谷「そうですね。自殺かどうかの断定はまだ出来ていません」

大石「ふうむ……」

大石「ちなみに、例年通りですと、もう一人出るはずですが……」

熊谷「私達もそう思いまして。それで少し気になったのが……」

大石「何です?」

熊谷「ガイシャの恋人に間宮リナっていう女がいるんですが」

大石「ああ、はいはい。いましたねえ」

熊谷「ガイシャの事で連絡を取ろうとしたんですがね。ところがどうにも捕まらなくって」

大石「ほほう……何となく嫌な感じですねえ」

熊谷「ええ。それで方々に電話して尋ねてみたんですが」

大石「はいはい。それで」

熊谷「……三日ぐらい前から、誰も姿を見てないそうなんですよ」

大石「……なるぼどね」

熊谷「ひょっとしたらと思いましてね……」

大石「つまり、もう殺されている可能性があると……」

熊谷「北条鉄平の方は、祟りではなく鬼隠しの可能性があるんですよね……」

大石「やれやれ……これは参りましたねえ」

果たしてこれはオヤシロ様の祟りなのか……

それとも単なる偶然なのか……

あるいは人の仕業なのか……



五年目の綿流しは、こうして幕を閉じた……



奇妙な謎を残して…………



これで本当の本当に終わり


明日、HTML依頼を出してきます


ここまで乙してくれた人、感謝です



ぶっちゃけ、最後なしにして綺麗に終わらせた方が良かった気が……()

うーん……
ここで終わらせるか、続けるか、途中から内容を変えて終わらせるかはまた明日考えやす

とにかく眠い
すまん

悩んだ末に>>267とこっちを差し替え

まさか起こるとは思ってなかった奇跡が起きたし、こっちの方が後味がスッキリするんで変えます
後悔を残したくないし、訂正で。申し訳ない


にしても、最後の最後でやらかしたなあ……。コンマはいい仕事してくれたのに……。凹む


ここまでたくさんの乙、感謝です。依頼出してきます


【重要】
もしもまとめる時は、最初のエンディングをまとめずに、こっちのエンディングだけまとめでお願いしまふ

こうして五年目の綿流しは終わった。

いるはずのない、最後の一人が現れた事によって

そして、その時に奇跡が起きた事で


このババ抜きは、余り物の出ないジジ抜きへと変わり


全てがうまくいくような

誰も傷つく事のない、平和で穏やかな世界へと

生まれ変わったのだ。






羽入「ペアは全て揃い」

羽入「誰も欠ける事なく」

羽入「このジジ抜きは終わりました」


羽入「これで良いのです♪」

リカ「にぱー♪」



終わり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年06月24日 (土) 12:18:39   ID: MK55T0U0

面白かった

1 :  SS好きの774さん   2017年06月24日 (土) 12:18:39   ID: MK55T0U0

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