あかり「ゆるゆりっ!はっじまっるよ~!!」【※18禁】 (32)

あかり「はっじまっるよ~!!」

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ちなつ「はいどうぞ」



結「ありがとう」



京子「ぷあ~!うまい!もう一杯!」



あかり「京子ちゃん飲むの早すぎだよぉ」



ちなつ「せっかく煎じて入れたんですからゆっくり味わってくださいね~」



京子「う~ん実においしいお茶だが・・・足りないものが一つある・・・。

それが何だか・・・・わかるかね?」キリッ



結「うっざいな・・・何だよ」



京子「茶うけ」



結「ねえよ。お前が買ってこい」

あかり「そういえば今日体育で運動したら少しお腹すいちゃった・・・」

ちなつ「京子先輩に言われるのも癪ですけど、たしかに茶うけがないと寂しいかもですね・・・。」

結「確かに口寂しいな。ちょっと外行って買ってこようか」

京子「ちなつちゃんのいれてくれた抹茶にラムレーズンをフロートしてみたい」キリッ

結「やめてくれよ・・・」

ちなつ「やめてください」

あかり「う~ん、どんな味か気になるよぉ」

ちなつ「えぇ・・・」

京子「あかりは話がわかるなー。よ~し、あかりにはガ◎ガリ君ナポリタン味をおごってやろう。」

あかり「わぁい!京子ちゃんありがとう!」

結・ちなつ「・・・・・」



-スーパーなもり 店内-

ガヤガヤガヤガヤ・・・

京子「なんだか今日は混んでるなぁ」

結「特売日なのかな?卵とかは安くないけど・・・」

あかり「京子ちゃん。アイスコーナーはどっちだっけ?」ドッサリ

結「あかり!そんなに食べるの?晩ごはん食べられなくなっちゃうんじゃないか?」

京子「4人じゃ食べきれないよ~。綾乃たちも呼ぶの?」

あかり「?これあかりの分だよぉ?みんなの食べたいものよくわからないから自分の分だけ選んだんだけど」

結「え?」



ちなつ「結先輩!コーヒーも買っておきましょうか!」ドッサリ

結「・・・ちなつちゃんもそんなにたくさん買っても食べきれないよ?」

京子「いいじゃん。余ったら明日食べればいいんだし。あとはアイスだけ買って帰ろうか」

ーレジ前ー



ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ・・・



店員「いらっしゃいませー」

結「しっかし混んでるなぁ・・・こんなに混んでるのは見たことないぞ」

店員「298円が2点。(ピッ)98円が1点・・・」

京子「あっ!となりのレジのちっちゃい男の子、会計前なのにお菓子食べちゃってるよ!」

店員「198円が3点。(ピッ)98円が4点・・・」

ちなつ「モンスターペアレントの子供なんですかねぇ。嫌ですねぇ」

店員「お会計合計3862円となります。」



結「今日は私が立て替えておくからみんなお金はいいからね、(お菓子だけで凄い金額になっちゃったなぁ・・・)」

「おいコラァ!早くしろよ!」ガンッ!


「おいなんだよぉこれはよぉ!もの売るっていうレベルじゃねぇぞ!」ガンッ!


店員「お、お客様、大変申し訳ありません。もう少々お待ちくださいませ!」



ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ・・・



京子「結・・・!早く帰ろう!」

結「うん!」



※帰り道 コンビニ前


ガヤガヤガヤガヤ・・・

結「うわっ!こっちのコンビニもすっごく混んでるよ!」

京子「この店、新装開店でもしたんだっけ?」

コンビニ店員「お客様!申し訳ありませんが一列にお並びください!

ただいま混雑の為入店制限をさせていただいております!

お待ちのお客様は一列になってお並びください!」


ちなつ「すごいですねー・・・何かあったんでしょうかね?」

あかり「待ってるお客さんの顔が怖いよぉ・・・」

結「早く部室に帰ろうか・・・」

※ごらく部 部室


ちなつ「お客さんすごかったですねえ!あんなに混んでるの見たことなかったですよー!」モグモグ

あかり「うーん、ちょっと怖かったよお・・・」モグモグ

結「なんだか妙な感じがしたなぁ・・・」

京子「抹茶ラムレーズンうめえ!」

結「いいから死 ね」


京子「よーし!ガリガリ君ナポリタン味食べようか!あかりー最初の一口食べていいぞー」

結「・・・」

あかり「わぁい!ありがとう!」カプッ

ちなつ「・・・どう?あかりちゃん、おいしいの?」

あかり「・・・ひ~ん・・・あんまりおいしくないよぉ・・・」シャクシャク

京子「・・・まずいって言ってながら食べてるじゃん・・・」

ちなつ「・・・あかりちゃん・・・どんな味か、一口ちょうだい?」

あかり「えー・・・やだよ~・・・このアイスはあかりが京子ちゃんからもらったんだからぁ・・・」シャクシャク

ちなつ「・・・あかりちゃん・・・ちょっと・・・ほんのちょっとだけだから・・・」グイグイ

あかり「えーーや~め~て~よぉ~・・・」グイグイ シャクシャク

結「おいおい、ねえやめなって」

ちなつ「ねえちょっとだけだから・・・ちょっと食べるだけだから・・・」グイグイ


あかり「もう!やめてよぉ!」


ドンッ!


ガスンッ!


京子「え!?あかり!?」

結「大変だっ!ちなつちゃん血が出てるぞ!大丈夫か!?」

京子「あかりっ!ちなつちゃんにあやまりなよっ!」

あかり「えぇ~・・・あかりは悪くないよぉ・・・」シャクシャク

ちなつ「うう・・・・・」

結「ちなつちゃん大丈夫?血出てるから保健室に行こう!?」



ちなつ「一口・・・ひとくちでいいから・・・・」フラァ・・

結「ちなつちゃん?」


ちなつ「ひとくちでいィから食べさせなさいよぉおオ!」


ガブッ!

あかり「あ゛ああ!い゛た゛い゛よ゛お゛おぉぉおおおお゛お゛!!!」シャクシャク

京子「ちなつちゃん!?ちなつちゃんがあかりの指噛んでるっ!結も手伝って!」

結「ちなつちゃんっ!やめるんだっ!」



ブチーン!



ちなつ「コリコリコリ・・・ガリッ!・・・ごっくん・・・・」

結「ちなつ・・・ちゃん・・・?」

あかり「ふえぇ・・・あかりの指が一本なくなっちゃったよぉ・・・」シャクシャク

京子「あかり・・・食ってる場合じゃないだろぉ!!!!!??」


ちなつ「ひとくちぃいいいいいいイイイイイイィィィイイイイ!!!」ガブッ

あかり「いだあぁあああい!いだあいよぉ!」シャクシャク

結「京子ッ!先生でも誰でもいい!誰か連れてくるんだ!」

京子「うん!わかった!」ガラッ!

※生徒会室

ガラッ!

京子「綾乃っ!大変なんだ!助け・・・・て・・・」



綾乃「」

クチャクチャクチャ

櫻子「あっ、歳納せんぱ~い!クチャクチャどうしたんですかそんなに慌てて」

クチャクチャ


向日葵 ゴックン 「こらっ、櫻子、口に食べ物を入れたまましゃべるのはマナー違反ですわ。はしたないですわよ。」


櫻子「え~、だって先輩が来てくれたんだからすぐに返事しないとさぁ」

シャクシャク ゴックン


櫻子・向日葵「で、どうしたんですか?先輩?」



京子「うわああああああああああ!!!!」ダッ!

※ごらく部 部室前


京子「結!大変だっ!」

結「京子っ・・・!静かにっ・・・!」


あかり「」

ちなつ「ムシャムシャ・・・ガツガツガツ・・・・」

京子「・・・あかりっ!」

結「京子・・・あかりは・・・もうだめだ。ちなつちゃんが残りのお菓子を食べてる間に、そっと逃げるぞ・・・!」

京子「・・・うん・・・!」

ちなつ「クチャクチャクチャクチャ・・・・ゴックン・・・・」


結「今だっ!」ダッ!

※廊下



キャー


    ガシャーン

         
          ダレカッ!センセイヲヨンデキテ!



京子「結ぃ・・・!綾乃が・・・綾乃がぁ!」

結「いいから走れッ!ちなつちゃんだけじゃない!学校中!みんなおかしくなってるっ!」


西垣先生「お前らっ!?こっちだ!早く来い!」

結「西垣先生!?京子!理科室だ!理科室に逃げ込むぞ!」

京子「うん!」

※理科室


京子「ううう・・・・」

結「先生!みんながおかしくなったんです!みんな・・・凶暴になって・・・!」

西垣先生「・・・・わかってる・・・全部私の責任だ・・・・」


京子・結「え!?」

西垣先生「最近、松本が太ってきたと気にしていてな・・・私がダイエット薬を作ってやったんだが・・・・

     爆発で成分が飛んでしまってね・・・」

京子・結「・・・」

西垣先生「食べたものが体内ですぐさまカロリー消費、エネルギー分解するような薬を作ったのだが・・・

     エネルギー分解・変換の速度が速すぎたせいかエネルギーコントロールを失った被験者は凶暴な性格になり・・・

     瞬間的に爆発的な筋力を持つようになってしまった・・・」


京子・結「そんな・・・先生が・・・」

西垣先生「そして・・・胃・腸の食物がすぐに運動エネルギーと変換・昇華してしまうわけだから
    
     物を食べ続けないと・・・被験者は地獄のような苦痛を味わいながら・・・・・・」



ダンッ!



ちなつ「結せ゛ん゛ぱ゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛い゛!」

ダンダンダンダン!!


京子・結「ひいっ!!」



ちなつ「京子先輩もそ゛こ゛に゛い゛る゛ん゛で゛し゛ょ゛?

    に゛お゛い゛ま゛す゛よ゛ぉ゛お゛お゛?」



京子・結「あああああああ!!」

西垣先生「大丈夫だ・・・・いくらなんでもこの理科室のバリケードは破ることはできないだろう。

     それに・・・何も食べなければ吉川君はあと1~2時間で急激にやせ細って・・・死ぬだろう・・・・」

京子・結「え!?」


西垣先生「さあ・・・もういいだろ・・・私は責任を取ってりせのそばに行くことにしよう。

     最後にお前らだけでも救えてよかったよ」



     カチャ



京子・結「先生!?」





    ターン



西垣先生「」


京子「結っ・・・!先生も!先生も死んじゃったよぉ!」

結「・・・・・」


ダンダンダン!

  ダン!

   ガンガンガン!


ちなつ「結ぜんばいっ!あげでくださいよお゛!

   私っ゛!あ゛かりちゃんも゛っ!ざぐらこちゃんも゛っ!みーんな゛!みーんな゛食べたんでずけどっ!

   駄目なん゛でずっ!ゆ゛い゛先輩じゃな゛いと駄目な゛んでずっ!!!」


京子「ひいいいいいいいいぃいい!!!」

結「・・・・」

ガンッ!

ダンダンダンッ!

ガスン!


ゴスン!

ちなつ「わ゛たじっ!ゆ゛いぜんばいのごどが好゛きだがら゛っ! 

あ゛い゛じてるがらっ!

   だがらっ!

   一つに゛な゛り゛ま゛し゛ょ゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛?」


ガンッ!ガンッ!ガンッ!


京子「あ・・・ああああ・・・」

結「・・・・・」

結「・・・京子・・・頼みがある・・・聞いてくれるか・・・?」

京子「・・何?こんな時に・・?」


結「私を殺してくれ」


京子「!?」

結「さっき、あかりをちなつちゃんから離そうとした時に・・・ちなつちゃんに噛まれた・・・」

京子「なんでっ!?どうしてそれだけでっ!?」

結「わかるだろう?

  ・・・・・腹が減って腹が減ってしかたがないんだ・・・!

  さっきから・・・!!お前のことが美味しそうに見えるんだよ!」

京子「!!」

結「だから・・・早く殺してくれ・・・!私が正気でいるうちにっ!」

京子「・・・・う゛う゛う゛・・・できないよぉ・・・」

結「早くっ!早くしないとっ!」


ガバッ!


京子「ああっ!」

結「はやくっ早く!殺してくれっ・・・!」

京子「・・・できないよぉ・・・」

結「うううっ・・・あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!」



ガブッ!

結「うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」



クチャクチャクチャ



京子「結!・・・自分の腕を・・・!」

結「い゛た゛い゛よ゛お゛お゛お゛お゛!だけどっ!

     
    クチャクチャ

            クチャクチャ


  ち゛く゛し゛ょ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛

  なんで美味しいんだあ゛よおおおおおあ゛!」

京子「う・・・ううううっ・・・」

結「な゛あ゛京子ぉ゛助けてくれよぉ゛・・・殺して・・・くれ゛よ゛お゛・・・!」


京子「・・・いいよ・・・食べて・・・・」

結「なっ・・・!?」

京子「いいよ・・・私を食べて・・・・。一つになろう・・・・・?」


結「う゛っ・・・・・う゛ああああああああ・・・・・・

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」









こ の あ と 無 茶 苦 茶 セ ッ ク ス し た


 




               -完-






結「おい」

ガスッ

京子「痛ッ・・・!うわっ結!?」

結「さっきから黙って見てれば何書いてるんだよお前」

京子「え~っと・・・演劇部からさぁホラー系のシナリオ頼まれててのめり込んで気がついたら・・・」

結「・・・・」

京子「へへへへへ♪」

結「もう遅いから帰るぞ。今日はうちに泊まりに来るんだろ?」

京子「晩御飯はチキンカレーライスとゴボウサラダがいいであります!結軍曹!」

結「たまにはお前も手伝えよ?」

京子「うん!」










こ の あ と 無 茶 苦 茶 セ ッ ク ス し た


 




               -おしまい-

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