いぬまるくん「おまたがよろしいようで!!」(16)


たまこ先生「今日は幼稚園のみんなのために、女子落語協会一門のみなさんが来てくれました!」

園児たち「わーい!!!」

無邪気な園児たちの中で、明らかに異様な存在感を放つ股間丸出しの園児が1人いた。

丸京「またたび幼稚園のみんなは、落語って聞いたこと有るかな?(なんで!?)」

手寅「今日は、昔から日本にある文化をみんなに知ってもらうために来ました!(この子!?)」

キグ「みんな!今日は楽しんで行ってね!!(ちんちん!?)」

苦来「先生方も、今日は日本古来から伝わる落語の世界を楽しんで行って下さ(まるだし!?)」

魔梨威「い(!?)」


いぬまるくん「まあ、女子落語協会っていう割に女子って呼べるほどの年齢じゃないけどね!」

一同「……」

たまこ先生「いっ、いぬまるくん!? まだギリギリいけるから!!女子で通るから!!」

いぬまるくん「でも早く結婚しないと園長先生やみなみ先生みたいになるよ!」

園長先生「……」

みなみ先生「……」

丸京「あの、聞きたいんですが、なんでその子丸出しなんですか?」

手寅「(ナイス! 丸ちゃん!!)」

いぬまるくん「僕は裸がユニフォームってね!!」

苦来「(アパッチ野球軍!? ネタが古い……ホントにこの子幼稚園生?)」

たまこ先生「すみません! この子本当にパンツ穿きたがらないので」

いぬまるくん「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!!」

たまこ先生「パンツすら穿いてないでしょ!それに穿かないと恥ずかしいから!」

そんなこんなで

苦来「死神が枕元にいれば、秘密のまじないを唱えることで追い払えるが、足元だったら助からねぇ……」

いぬまるくん「ねぇねぇ、その死神って何番隊隊長? それとも死神代行?」

苦来「BLEACHじゃないから」

いぬまるくん「じゃあ、その死神ってリンゴが好物なんでしょ!!リンゴあげたら帰ってくれるかな!!」

苦来「リュークでもないし……」

魔梨威「寿限無ってのは、子どもが長生きするように長い名前を付けるって話なんだ!」

いぬまるくん「名前が長いと、覚えにくくてデスノートに書けないもんね!」

魔梨威「いい加減デスノートから離れろよ!」

いぬまるくん「あっ、じゃあふとしくんは、太く育ってほしいからふとしくんなんだね!」

魔梨威「へぇ〜良い名前じゃないか!」

ふとしくん(本名たかしくん)「(おれ、本当はたかしだし……)」

いぬまるくん「よかったね!転校するって言ってたくせに、結局はただの旅行でプレゼントだけもらってた図太しくん!」

ふとしくん(本名たかしくん)「(えっ、それまだ引きずっていたのかよ…… しかも、図太しくんってなんだよ?)」


またしばらくして

丸京「みんなも、この酢豆腐のおじさんのように知ったかぶりはだめだよ」

いぬまるくん「腐っている本ってのもあるよね! ぼく見たことあるんだ。男同士でくんずほぐれつする本」

丸京「それ知らなくていいほうの腐っている奴だから!!」

手寅「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ところで今なんどきだい」

いぬまるくん「僕それ言える!!」

いぬまるくん「一つ、人の世の生き血をすすりぃ!! 二つ、不埒な悪行三昧!! 三つ、醜い鬼達を 退じてくれよう桃太郎!!」

手寅「それ桃太郎侍だから!」

いぬまるくん「そして四つ! 夜居酒屋をハシゴしていたら! 」

手寅「まだ続くの!?」

いぬまるくん「五つ!何時も夜遅く帰る高校生の娘が変な男とホテルに入っていくところを目撃ィ!」

手寅「何があったの!?」

いぬまるくん「そしてホテルに入っていった娘は、六つ! ム(6)ラムラしている男の欲望を受け入れる!」

いぬまるくん「七つ!なっ、中(7)で出さない約束だったじゃない!!」

いぬまるくん「八つ!!中に出さないとヤ(8)ッた気がしないんだよなぁ……」

いぬまるくん「九つ!! まだお前のここは満足してないんだろぉ!ク(9)ン○してやるぜぇ!」

いぬまるくん「十!! と(10)いう夢だったのさ!」

たまこ先生「いぬまるくん! 初対面の人に下ネタ言わない!!」

手寅「この子ホントに幼稚園生?」

あっ、すみません
書くの忘れていましたけど、これはいぬまるだしっとじょしらくのクロスssです

さらにその後

キグ「え? あれ、虎ですかい? あっしは猫だと思った」

すずめちゃん「でもいるよね〜 人の前で猫かぶる人」

いぬまるくん「キグちゃんも昼はネコでも夜は虎なんでしょ!!」

キグ「……」ピクピク

いぬまるくん「って、誰がネコなみのちんち○じゃい〜!!」

キグ「(大きさなんて知らねぇから、さっさとその小さいのしまえよ……!)」


そして最後に……

園児たち「女子落語協会一門のおねえさん、今日はありがとうございました!!」

手寅「(やっぱり子供は癒される〜)」

魔梨威「(丸出しの坊主にゃ参ったけどな〜)」

いぬまるくん「女子落語協会一門のおねえさん、今日はありがとう。今日の思い出としてこれ受け取ってほしいんだ!」

魔梨威「ありがとうなって、なんだコレ?」
パチっとモンスタープラチナ

いぬまるくん「いらないやつ」

そして帰りの車内

キグ「どっと疲れが出ました〜」

丸京「特にあの丸だしのこのせいでな〜」

手寅「でも、子どもと触れ合うのってなんか新鮮」

苦来「あぁ、いつもはご年配の方ばかりだもんね〜」

覆面「お疲れ〜 この後ここら辺の店でラーメンでもどう!?」

いぬまるくん「それはいいですな〜」

魔梨威「なんでお前がここにいるんだよ!!」

おあとがよろしいようで

エピローグ

とあるラーメン屋にて

覆面「(このラーメン……)」

手寅「(不味い……)」

丸京「(不味い……)」

キグ「(不味い……)」

魔梨威「(不味い……!!)」

苦来「(不味い……)」

いぬまるくんは危機を察して帰った。

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