千里山の人とデート

咲「そうだ、千里山の人達とデートのお誘いをしよう！」

咲「テレビで千里山の試合を見てたけど、みんな格好良くてとっても可愛かったんだー」

咲「よーし、千里山の>>6さんを誘おう！」

船Q

怜「フナQー、お客さんやでー」

浩子「お客？　私にですか？」

竜華「驚いたわ。いつあの話題の子と知り合ったん？」

浩子「話題の子……？」



咲「……」ｿﾜｿﾜ



浩子「……宮永咲！？」

泉「おおっ。原村がいるところの大将ですやん」

浩子（ええ……私宮永咲となんも面識ないんやけど）

浩子「……あの、はじめましてやんな？」

咲「はい、はじめまして！　宮永咲といいます、船久保浩子さん！」ﾍﾟｯｺﾘﾝ

浩子「知っとるで。清澄の、それも大将の宮永さんの快進撃は有名やから」

咲「そんな、照れちゃいます……」ﾃﾚﾃﾚ

浩子「けど、いきなり私なんかに用事でもあるん？」

咲「それがですね。不躾で申し訳ないんですけど……」

咲「私と、デートしてください！」

浩子「」

咲「急にこんなことをいうなんてなんて変な子と思われても構いません！　だけどテレビで船久保さんの麻雀を打っている姿を見て一目惚れしたんです！」

咲「ですから、どうか……」

浩子「……>>10」

ええよ

浩子「……ええよ」

咲「っ！」ﾊﾟｰ

浩子「私をそこまで思ってくれるファンがいたのはびっくりしたけど」

浩子「こうやって足を運んでくれたんや。デートくらいいくらでも付き合ったるで」

浩子（ミーティングも練習も終って丁度暇やし）

咲「あ、ありがとうございます船久保さん！」

浩子「浩子でええで。その代わり私も咲って呼ばせて貰うわ」

咲「いいんですか！？　ひ、浩子……さん……///」

浩子「」ﾄﾞｷｯ

浩子（な、なんかかわええな、この子……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

浩子「ならさっそく>>14にでもデートしにいこか？」

浅草

浩子「先輩方、ちょっと咲とデートに浅草行って来ますんで、あとはお願いします」

怜「宮永さんしっかり守ったりな」

泉「船久保先輩、ファイト！」

竜華「朝帰りになるときは連絡いれるんやでー」

セーラ「ﾊﾞｽﾆﾊｷｦﾂｹﾃﾅｰ」



浩子「朝帰りって……///」

咲「あの、浩子さん。手を、繋いでもいいですか……？」

浩子「手！？」

咲「私、方向音痴でよく迷子になっちゃうんです……」

浩子「そ、そうなんや……なら、咲が迷わんように、しっかり握っとかなな」ｷﾞｭｯ

咲「えへへ」ｷﾞｭｯ

浩子（わわわ、咲の手あったかーい……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ










和「……」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

浩子「浅草についたで」

咲「ここが浅草……」

浩子「東京は近代的な大都会やけど、ここだけは昔の風情が色濃く残ってて素敵やと思わん？」

浩子「あっ！　ほら見て！　浅草寺の雷門や！」

咲「わー。大きな提灯ですね」

浩子「私のデータによるとあの提灯は直径3.3ｍ、高さ3.9ｍ、重さ約700ｋｇ」

浩子「おそらくは日本最大級の提灯やろな」

咲「博学なんですね、浩子さん。素敵ですっ」ｷﾞｭｰ

浩子「そ、それほどでもあるかなー」ﾆｷﾞﾆｷﾞ


　ｲﾁｬｲﾁｬ　ｷｬｯｷｬｳﾌﾌ


咲「あれ？　あそこにいるのは……」

浩子「おっ。あれは>>22やないか」

愛宕姉妹

絹恵「木村屋の人形焼美味しいなぁお姉ちゃん」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

洋榎「雷おこしも中々やな」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

洋榎「東京も食べ物だけは認めてやるわ」

絹恵「お姉ちゃん、スカイツリーで大はしゃぎやったやん」

洋榎「ちゃ、ちゃうわ！　あれははしゃいでたんやなくて……」ｱﾀﾌﾀ



浩子「洋榎ちゃんに絹恵ちゃんや」

咲「浩子さん、お知り合いなんですか？」

浩子「知り合いもなにも、私とあの２人は従姉妹やで」

咲「ええ！？　そういえば、愛宕のお姉さんとどことなく似ているような……」

浩子「どっちかというと私は絹恵ちゃんに似たかったんやけどなー」ｱﾊﾊ…

絹恵「はしゃぐお姉ちゃん、可愛かったなぁ」

洋榎「だーかーらー！　ちゃうって……おっ？　浩子！　浩子やないか！」

絹恵「えっ！？　ほんまや、おーい浩子ちゃ……あれ？　浩子ちゃんの隣にいるのって……」

洋榎「……宮永咲！？　どういうことや、浩子のやつ！」ﾀｯﾀｯﾀ

絹恵「あっ、まってお姉ちゃん！」ﾀｯﾀｯﾀ




洋榎「浩子ー！」

浩子「久しぶりやな洋榎ちゃん、絹恵ちゃん」

絹恵「GWに親族で集まって以来やねー」

咲「こ、こんにちは」

洋榎「浩子！　なんで清澄の大将と一緒におるんや！？」

浩子「そりゃ、今は咲ちゃんとデート中やからな」

絹恵「で、デート！？」

洋榎「デートやと……>>27」

ウチらも混ぜろや！

洋榎「ウチらも混ぜろや！」

浩子「……はあああああぁ！？」

洋榎「いやな、前の試合で宮永の打ち筋に興味持っててなー」

絹恵「ちょっと話してみたいなーと思ってたんやー」

浩子「知らんわそんなもん！　２人もどうせ姉妹デートの最中やったんやろ！？」

浩子「うちらのデートを邪魔せんといて！」

洋榎「そんなら宮永にも聞いてみようか？」

絹恵「宮永さん、私らも一緒に遊ばせてくれん？」

咲「>>30」

船Qの方を見ながら
はい、浩子さんさえ良ければ

咲「はい、浩子さんさえ良ければ」ﾆｺｯ

浩子「うっ///　かわええ……」

浩子「しゃーないなー！　咲がこう言っとるんやし、許可したるわ」

洋榎「やったー！」

絹恵「宮永さん、ありがとなー！」

咲「えへへ、愛宕さん達に囲まれて幸せだな」

浩子「なら４人で>>38でもしよかな？」

玄ひげ危機一髪

浩子「大体浅草の有名どころは見終わったな」

洋榎「次はどうしよか？」

絹恵「へー、宮永さんも妹なんや？　奇遇やね」

咲「けど、今はお姉ちゃんに避けられちゃってて……」

絹恵「そうなんや……私に出来ることがあったらなんでもいってな！」

絹恵「同じ妹として、私はいつでも宮永さんの味方やで」

咲「ありがとう、絹恵さん！」

浩子「妹同士で盛り上がっとる……」

洋榎「ちょ、浩子浩子。あそこに面白そうなもんあるで」

浩子「玄ひげ危機一髪……？」

ｸﾛﾁｬｰ人形『おまかせあれ！　おまかせあれ！』

浩子「ｸﾛﾁｬｰ人形に雀牌の当たり牌を置くとｸﾛﾁｬｰ人形に何かが起こる……？」

絹恵「なぜ道端にこんなものが」

咲「うわぁ、この人形よく出来てる」ｻﾜｻﾜ

ｸﾛﾁｬｰ人形『なるほどなるほどなるほどー』

洋榎「なんか怖いわこれっ！？」

浩子「どうする？　おいてみる？」

咲「……ものは試しで、置いて見ましょう」ﾄｺ

どうなったか>>43