心春「てさぐれ!日常もの『平穏』」(28)

てさぐれ!部活ものSS
単発ネタ


結愛「そしたら今日も張り切って部活動の在り方考えていこうか!」

陽菜「今日は何の部活についてを考えましょうか?」

心春「何の部活動をまだやってませんでしたっけ?」

陽菜「うーん……今までで、もうかなりの部活についてを考えたわよね」

結愛「正直言ってもうネタがないよね」

葵「ネタ切れ感マーックス!!」ビシィッ


心春「でも部活のこと考えなかったらもうてさぐり部ってある意味なくないですか?」

陽菜「そ、そんなことはないんじゃないの……?」

結愛「まぁてさぐり部ってもとからある意味のあんまりない部活だから問題はないんだけどね」

葵「一理ある!」

陽菜「ないわよ!」



葵「じゃあ、てさぐり部って何なのかを考えるのはどうですか!?」

陽菜「それ卒業式あたりにやらなかったっけ?」

結愛「何言ってるのヒーナ?まだ私達卒業してないよ?」

陽菜「そ、そうね。まだ卒業式やってないわね……。そういうことにするんんだ……」

結愛「でもてさぐり部って私達の学校にしか無いよね?」

心春「確かにあんまりメジャーじゃない部活について話しても共感が得られない気はします……」

陽菜「でも、てさぐれ!部活ものみたいなアニメについて話せることはあるんじゃないかしら」

葵「アニメについて考えてみるってことですか?」

結愛「じゃあまず私達のてさぐり部ってどういうアニメのイメージなのかな?」


葵「ありきたりな日常もの!!」




結愛「確かに女の子が集まって話をするだけのアニメだよね」

陽菜「ありきたりかどうかは別として、だらだらするだけの日常系アニメってよくあるわね」

葵「萌え萌えびーむ!」

心春「じゃあ今日は日常系アニメについて話すってことでいいんじゃないでしょうか」

結愛「よし、じゃあ改めて、日常系アニメについて考えてみよう!」



陽菜「四人の女の子が部活で話してるだけって言えば、『軽音部のあれ』とか『テニス部のあれ』とか部活じゃないけど『幸運の星』とか色々あるわよね」

葵「でもそんなアニメはやらなくないですかぁ?」

心春「でも、かなり人気あるみたいですよ?」

葵「だいたい集まってダラダラ話してる話を見ててどこが楽しんですかね?ふつーでつまらないでしょ!」

陽菜「そういった日常ものはよくあるあるネタをするみたいね」

結愛「チョココロネの食べ方ーとかお菓子につられて部活に入ったーとかね」

葵「お菓子につられて部活は入らなくないですかぁ?」

陽菜「そういうあるあるネタが視聴者に親近感を与えるのが良いらしいわ」

心春「私達もあるあるネタを話してますしね」

陽菜「後は頭を使わせないゆるさがいいなんていう人もいるわね」

心春「それわかりますー。私難しいアニメとか見ちゃうと『?』ってなっちゃうんですよー」

結愛「エヴァ○ゲリオ○とか?」

葵「考えるな!かんじろ!」

結愛「でもこはるんはかっこいいイケメンが出てくると感じちゃうんでしょ?」



心春「あ”ぁ~かんじちゃいますねぇ~」


葵「ちょ、こはるんwwww」


結愛「『あ”ぁ”~か”ん”じ”ち”ゃい”ま”す”ね”ぇ~』wwwwwwだってwwwww」


陽菜「ドン引きよ……」

心春「ゆ、結愛先輩の言い方は変です!私そんなふうに言ってません!」

結愛「『わ”た”し”そ”ん”な”ふ”う”に”い”っ”て”ま”せ”ん”~』wwwww」

心春「やめてくださいぃ!!」

葵「こはるんはあいかわらずエロいなぁ……」


陽菜「あとはゆるいながらも一話だけは感動できる回があるのも日常ものあるあるらしいわ」

結愛「何かのイベント事とか学校行事の回に多いらしいね」

葵「ついに迎えてしまった卒業式!部活の先輩が卒業する!」

陽菜「『あの2人がいなくなるなんて寂しくなるね……』」

葵「部員の後輩が寂しくなって泣き出しちゃう!」

陽菜「『嫌”だよ……。私先輩と離れたくないよぉ!!』」

結愛「そして卒業する先輩が泣いてる後輩を優しく抱きとめる!」

陽菜「『大丈夫だよ……私達ならいつだって会えるからね……』」

結愛「涙ぐみながら抱き合って卒業していく先輩たちを送るんだね!」

葵「それで残された後輩が一回りたくましくなって成長したところをやるなんてあるあるじゃないですかぁ」

陽菜「卒業した先輩みたいに成長するとより感動的ね」

心春「あ、あの……。その話に何かデジャヴを感じるんですけど……」

葵「それはあるあるネタだからだよ!こはるん!」



結愛「日常ものについてだいたいわかったところで、新しい日常もの、考えてみよう!」



結愛「……えっと、じゃあ誰から行く?」

心春「えっと……」

陽菜「じゃ……、はい」

結愛「お!じゃあ……ヒーナの新しい日常もの!」


陽菜「……主役のキャラがなんかよくわからない妖精」


結愛「wwwwwwwwwwwww」

葵「あたらしい!石館新しい!」

陽菜「しかもね!なんかシュールな映像にアテレコさせられたりするの!」

結愛「それwww今も変わらないよねwwwww」

心春「大喜利とかさせられますよねw」

陽菜「もう……ほんとに疲れるから!あんまりやりたくないわ……」

結愛「wwwwww、もう、仕事来なくなるよ!」

陽菜「それはマズイわ!……ぜひまたつかってくださいね?」

葵「手のひらグルー!」


結愛「wwwでは!ヒーナの愚痴が出たところで他に――」

葵「はい!」

結愛「お!じゃあ葵の!新しい日常もの!」




葵「えっとぉ、なんかぁ」


葵「恋愛関係がドロドロしてる?みたいな?」



結愛「wwwwそれが日常なんだwwwww」

葵「だってあるあるじゃありません?部活内とかの恋愛ってだいたいドロドロしません?」

陽菜「そうかもしれないけどwww。フッw、でもそれもうゆるくないわよねw」

葵「そう!ゆるくない!ゆるくなーい日常系!あ た ら し い !」

結愛「確かにあたらしいww!」

心春「嫌ですよぉ……ドロドロしたくないです……」

葵「たとえばー、イケメンが複数の女の人を食べちゃうんです、がぉーって」


心春「イケメンが食べちゃうんでうか!!!!!!」


結愛「wwwwwwwwうか!wwwww」

陽菜「www今すごい速さで反応したわねwwwww」


心春「イケメンに食べられちゃうんですかぁ……///」

陽菜「wwwでも他の女の子も食べちゃってるのよ?」

心春「なに言ってるんですか」


心春「そこがいいんじゃないですか?」マガオ


菜「えっ……」

結愛「wwwこはるん的にはオッケーなんだ、そこは」

心春「だってこう、いいじゃないですか肉食?みたいで」

葵「よくない!!ぜんっぜんっよくない!」


心春「ええー?そうかなぁ……私そういうイケメンに食べられたいです!」

結愛「食べられたいんだ?」

心春「やっぱり食べられたくないです!」

陽菜「wwwどっちなのよ!」

心春「えっと、なんというかやっぱりそういうのは、妄想の中だけ?です」

結愛「wwwwこはるんはいつも食べられちゃう妄想してるんだwwww」

心春「はい!あ、いや……いつもじゃないです!たまにですたまに!」

陽菜「たまにならしてるのねwwww」

葵「こはるんはエロい!まちがいない!」

心春「えろくないですよぉ!」

結愛「えー、葵の話題がこはるんに食われたところで」

葵「また!」

結愛「新しい日常もの、ほかに……じゃあ私行くね」

心春「結愛先輩の考えた新しい日常もの!」



結愛「登場人物の2人がえっち……ということは!」



結愛「ずばり、二痴女系!」


心春「?」キョトン


葵「……え?どういうことですかぁ?」


結愛「えっとつまり……痴女が2人いるから二、痴女系で……日常系……」

心春「……」

葵「?」

陽菜「……つまりダジャレよ、卑猥なね」

葵「えっ!結愛先輩がダジャレ言っちゃったんですか!?」

結愛「え、うん。まぁ……たまにはね、いいじゃない?」

葵「あたらしい!」

結愛「そうそう、あたらしさをね……ってちがう!そこじゃないよ!チジョってなんやねん!って突っ込んでよ!」


心春「あの……、チジョってなんですか?」

結愛「ええっ!?そういう!?」

心春「チジョって卑猥なものなんですか?」

陽菜「ちょ……!こはるん、あなた純朴気取ってるんじゃないのよね!?」

心春「えっち、ちがいますよ!」

葵「私もわかんないです」

陽菜「ええええ!?」

結愛「……」


結愛「……わ、私もわかんないなぁ(棒」


心春「あの……、チジョってなんですか?」

結愛「ええっ!?そういう!?」

心春「チジョって卑猥なものなんですか?」

陽菜「ちょ……!こはるん、あなた純朴気取ってるんじゃないのよね!?」

心春「えっち、ちがいますよ!」

葵「私もわかんないです」

陽菜「ええええ!?」

結愛「……」


結愛「……わ、私もわかんないなぁ(棒」


陽菜「ちょっと……!結愛!やめなさいよそういう!私だけわかってるみたいな!」

結愛「ごめんwwwwでもだってwww」

心春「チジョってなんだろねー」

葵「ねー?」

陽菜「ちょっとあなたたちwwww」

結愛「わかってるでしょ!その反応!」

心春「いや、ぜんぜんわかんないもん」

心春、葵『(*´・ω・)(・ω・`*)ねー』

結愛「wwwwwwwwww」



結愛「あーもう、私が滑ってことで終わり!次行こう!次!」

陽菜「最後にこはるんね」

心春「は、はい!」

結愛「よしじゃあ、こはるんの考えた日常系アニメ、行ってみよう!」



心春「えっとぉ、舞台がお花畑!です!」

葵「お花畑?」

心春「はい!」


葵「こはるんの頭が?」


結愛「ちょwwwwwwwwwww」

心春「ええぇ!」

陽菜「ちょっとwwそれはひどいんじゃないwww?」

心春「そうですよ、ひどいですぅ!葵先輩!」

葵「だって、何言↑ってんだこいつは?じゃないですか?」

結愛「いやわかるでしょwwwつまりそのぉ……舞台がお花畑なんだよ!」

陽菜「www説明できてないわよ、結愛www」

葵「つまりどういうことなんだってばよ!?」

心春「えっとぉ!つまりですね!」


心春「…………」

心春「……舞台が…お花畑です!」



陽菜「だから説明できてないわよwww!」

心春「だって一言じゃ言えないんですもんん!」

葵「やっぱりこはるんは頭がお花畑なんだ」

結愛「wwwwもうそういうことでいいんじゃないかなwwww」

心春「えぇー!ちがいますよぉ!」



……………
………
……


――体育館

心春「日常系アニメと体育館ってあんまり関係ないことが多いですよね」

陽菜「日常ものは文化系の部活なことが多いものね」

葵「でも私達って何故かよく来ますよね!」

結愛「バラエティの基本はからだを動かすことだからね」

心春「これってバラエティだったんですか!?」

陽菜「それで――今日は何をするの?」

結愛「今日は日常系運動をしようと思うんだ」

葵「日常系運動?」

結愛「日常のよくあることを体操に取り入れてみたからそれをやってみよう!」



『頭を横にして覗きこんで、机の裏にペンを落としてしまった時の運動~』

心春「…………」

陽菜「…………」

結愛「………………」


葵「あの、これSSじゃ伝わらなくないですか?」


結愛「確かに!」

心春「やってから気づかないでくださいよ!」



……


………
……………

萌舞穂「あのさぁー最近私達出番少なくね?」

萌舞与「何かの伏線だという噂ですわ」

萌舞乃「ちょっと……寂しい……」




おわり

>>19はミス

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