ハセヲ「ソードアートオンライン?」 (58)
.hack//G.U.とソードアートオンラインのクロスです。
もしもSAOの世界にハセヲが居たらという設定なので、碑文もアウラも出ないのであしからず。
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「へへ。これが噂のVRゲームかぁ……」
「方々手を尽くしてギリギリサービス前に手に入れられたぜ……」
「さて、んじゃ早速始めますか」
「PCネームは……『ハセヲ』でいいか」
「それじゃ……『リンク・スタート』!」
ハセヲ「おお……すげぇな……これがヴァーチャルゲームかぁ……」
ハセヲ「感触とか嗅覚も使えるってのは感動モノだな」
ハセヲ「さて、先ずはスキルの練習も兼ねてフィールドに行ってみっか」
~第一層・草原エリア~
ハセヲ「よっこい、せ!」ズバンッ
イノシシ「プギュッ」パンッ!
ハセヲ「ふぃ……ヤレヤレ。ソードスキルってのはかなり癖があるな……中々使いこなせねーな」
<ヌオッ……ウヒェェェ!
<ハハハ……ダイジョウブカ? クライン
<クッソー。コツハネーノカ、キリト
ハセヲ「あれは……プレイヤーか?」
ハセヲ(んー。キリトって奴の方は普通にソードスキル使えてるな……ちょっくら教えてもらうか)
ハセヲ「あの……」
キリト「ん?」
クライン「へ?」
ハセヲ「あー、ちょっと質問良いか?」
クライン「おう! あ、まさかアンタもソードスキルが使いこなせない口か?」
ハセヲ「はは、まぁ、そんなとこ」
クライン「ヤッパリな。俺も中々苦戦しててな……なぁキリト、こいつにも教えてやったらどうだ?」
キリト「え? あー、まぁいいけど……」
ハセヲ「少しだけコツを教えてくれたら後は自分でやるから、ちょっとだけ頼めるか?」
キリト「……分かった。俺はキリト。こっちはクラインだ」
ハセヲ「俺はハセヲだ。よろしくな」
ハセヲ「ゼャァッ!」ズバンッ!
イノシシ「ブ」パンッ
ハセヲ「おー、出来た出来た」
キリト「ハセヲは飲み込みが早いな。それに比べて……」
クライン「どわ!?」
イノシシ「プギャー」
クライン「ふげぁ!?」
キリト「見事なヤられっぷりだなぁクラインー」
ハセヲ「頑張れクラインー」
クライン「うるせー! クッソォ、こんにゃろう!!」
イノシシ「m9(^Д^)プギャー」
クライン「グギギギ……」
キリト「ははは。あの分だとまだかかりそうだな」
ハセヲ「だな……しっかし、これがゲームかぁ……技術の進歩ってのは凄まじいな」
キリト「確かに。ついこの間まで画面にかじりついてゲームやってたのが嘘みたいだ」
ハセヲ「やっぱキリトもヘビーゲーマーだったか」
キリト「ハセヲこそ。相当なゲーム好きだろ?」
ハセヲ「まぁな」
碑文ないのか…スケィスがないのはちょい寂しいな
クライン「こんちくしょぉぉぉぉお!」ズバンッ!
イノシシ「プギ」パンッ!
クライン「ヨッシャア!」
キリト「おめでとう」
ハセヲ「おめでとー」
クライン「へへん。成る程なぁ、これがソードスキルかぁ……段々感覚が掴めてきたぜ」
キリト「そりゃ良かった……それじゃ、一狩り行くか?」
クライン「もちろん、と言いたいけどそろそろ飯の時間だからな。一旦落ちるわ」
キリト「そっか……ハセヲは?」
ハセヲ「俺もそろそろ飯だから落ちるわ」
キリト「そっか……それじゃまたな、クライン。ハセヲ」
クライン「おー………あれ?」
キリト「? どうした?」
クライン「いや、何かログアウトボタンが……ない」
ハセヲ「ログアウト出来ないぞ……」
>>9
ユニーク武器的なアレな大鎌として出すかもです。
とりあえず時系列的にはハセヲはクビアを倒した後です。
リアルのハセヲが大学生になった時にSAOが発表されてちょっとした好奇心からSAOに手を出す事になった感じです。
THE WORLD 関連のアレコレは一応収束して、その代わりにVRゲームとナーヴギアが台頭してきたという設定です。
キリト「はぁ? そんな筈ない…………あれ?」
クライン「な?」
キリト「……本当だ」
ハセヲ「マジか……」
ハセヲ(……なんか嫌な予感がしてきたぜ。まさかこのゲームでまで面倒事に巻き込まれたら洒落にならねーぞ)
クライン「バグかぁ? 何にせよ正式サービス初日にこんなバグが出たんじゃ致命的だな……ま、復旧すんのをのんびり待ちますかね」
キリト「はは……あれ? クライン、お前飯は大丈夫なのか?」
クライン「あ………あぁぁぁあ!! 俺のピッツァァァア!!」
ハセヲ「ご愁傷様……」
クライン「うぅぅぅ……俺のピッツァ……」
<ゴーン
<ゴーン
<ゴーン
ハセヲ「ん?」
キリト「鐘の音…?」
クライン「んぅおっ!? なんか身体が光って……!!」
<ザワザワ……
<ナンダヨイキナリ…
<ツーカ、サッサトログアウトサセロヨ
<エー、コワーイ
<ナンカノイベントカ?
クライン「っう……ここは……広場か?」
キリト「どうやら始まりの街の中央広場に転送されたみたいだな……」
ハセヲ「他のプレイヤーもいるな……」
ハセヲ(あー、嫌な予感がガンガンしやがる……)
クライン「なんだなんだ……イベントか?」
キリト「いや、イベントにしては突然すぎる……ログアウト不能のアナウンスとかじゃないか?」
ハセヲ「お、おい。二人共、空が……」
WARNING!WARNING!WARNING!WARNING!WARNING!
キリト「なんだよ……これ……」
??『初めまして、プレイヤー諸君』
クライン「なんだあの赤いやつ……」
キリト「あの衣装はSAOの運営者用の装備だったはずだ」
クライン「なんだ運営か……なら、漸くログアウト不能が解消されたってのを知らせに来たんじゃね?」
ハセヲ「いや、どうもそんなめでたい話じゃなさそうだぞ」
茅場『私の名は茅場晶彦。プレイヤーの諸君にまず最初に伝えておくべき事がある』
茅場『今日、この日この時この状況をもってして《ソード・アート・オンライン》は完成を迎えた』
茅場『つまり、プレイヤー諸君はこのゲームの中に閉じ込められた、ということだ』
茅場『このゲームからの脱出方法は1つ。このアインクラッドの最上階に住まうラスボスを倒す、ただそれだけだ……諸君らの健闘を祈る』
ハセヲ「……嫌な予感、的中だな」
こうして、俺、ハセヲは再びゲームの世界で命を懸けた戦いをする事になったのだった。
ハセヲ「さて、どうしたもんか……」
クライン「ど、どうすんだよこれ……なんかのイベントとか、冗談とかだよな? なぁ!?」
キリト「……いや、さっき茅場が言ってた通りだと思う。これは紛れもない現実で、リアルに戻るにはこのゲームをクリアするしかないんだと思う」
ハセヲ「……」
クライン「まじかよ……」
キリト「だから、俺はすぐに次の村に向かう……生きてこのゲームから脱出する為に。クラインとハセヲは、どうする?」
クライン「……俺は、残るよ……他のゲームで知り合った奴らも居るはずだから、見捨てられねーしな」
ハセヲ「俺も遠慮しとくよ」
キリト「そうか………じゃあ、俺は行くよ………」タッタッタッ…
クライン「さて、と……俺も行くかな………んじゃ、またなハセヲ。死ぬなよ」
ハセヲ「あぁ。クラインこそ、気を付けろよ」
ハセヲ「とりあえずは『THE World』時代の仲間の無事を確認しないとな……」
ハセヲ「確か、揺光は今日ログインするって言ってたな……探してみるか」
ザワザワ……ザワザワ……
ハセヲ「くそ、人が多すぎて良く分からん……」
?「あの」
ハセヲ「ん?」
?「もしかして、ハセヲか?」
ハセヲ「あぁ……そうだけど……まさか、揺光か?」
揺光「うん」
ハセヲ「丁度良かった。探してたんだぜ?」
このSSまとめへのコメント
続きは?!
終わってんじゃねーk!
はよ
おい!続きは!?
パリィパリィパリィっ!!