凛「安価でかよちんを助けるにゃ!」(108)

凛「ふー、今日の練習も疲れたにゃー」

凛「かよちん!帰りにどこか寄って……」

凛「……かよちん?」キョロキョロ

凛「おーい、かよちーん」キョロキョロ

花陽「だ…誰か助けてええええええええええええええええええええ!!!」

凛「!!今の声は…かよちん!」

凛「かよちーん!今いくにゃーー!!!」ダッ

凛「間違いなく今のはかよちんの声!>>5の方から聞こえてきたにゃー!!」スタタタタ

靴の中

凛「間違いなくかよちんの声は靴の中から聞こえてきたにゃー!」ダダダダ

凛「この靴かな?」スッ

花陽「り、凛ちゃーん!」

凛「こ、これは…!」

凛(何故かミニサイズになったかよちんが靴の中から出られなくなってる!?)

凛「かよちん!なんでそんなにちっちゃくなっちゃったの!?真面目にやってこなかったから!?」

花陽「分からないよぉ!靴を履こうとしたらいきなり体が縮んで…出られなくなって…」

凛「でも凛はちっちゃいかよちんも好きだよ~?」

凛「おっと、そんな事より…今出してあげるにゃ!」



凛「手のひらサイズだにゃー」

花陽「困ったなぁ…なんでこんな事に…」

凛「かよちん、心当たりとかない?」

花陽「心当たり?うーん…」

花陽「>>10

虹色のご飯を食べた

花陽「さっき、虹色のご飯を食べたから…かな?」

凛「絶対それだにゃ」

花陽「え?」

凛「なんでそんな怪しいご飯食べちゃったのー!?もうすぐ晩ごはんの時間なのにー!!」

花陽「れ…練習で疲れておなか減ってたから…!ごめんなさい!」

花陽「練習が終わった後に部室に戻ったら炊飯器が置いてあって…」

花陽「開けてみたらほかほかの虹色ご飯があったから…」

凛「かよちんがご飯に目が無いの知っててそんなもの置いたの誰にゃー!?」

凛「とりあえず部室にいってみるにゃー」

花陽「うん!」


音ノ木坂学院
 アイドル研究部部室

凛「誰か残ってるかにゃ?」ガラッ

>>15「ん?」

シャロ!?

シャロ「ん?」

凛「……誰!?」

花陽「海未ちゃん?」

シャロ「あたしですか?あたしはシャーロック・シェリンフォード!!偵都ヨコハマの探偵…の卵です!」

花陽「探偵さんなの!?」

凛「すごいにゃ!探偵さんに助けて貰えばすぐに解決だよかよちん!」

シャロ「おいしそうなご飯の匂いにつられてここに来たんですけどー…ご飯どこですか?」

凛「そのご飯は食べちゃだめにゃ、もっと小さくなっちゃうよ?」

花陽「あれ…あれぇ…?」キョロキョロ

凛「どうしたの?かよちん」

花陽「さっきまであったのに…炊飯器がない!!」

凛「にゃ、にゃんだってー!!?」ガーン

シャロ「ごはん無いんですかーー!?」ガーン

花陽「せっかくの手がかりが…!」

凛「きっと炊飯器を置いた犯人が持ち去ったに違いないにゃ!」

シャロ「犯人…事件ですか!?追いかけましょう!」ガタン

凛「まだ近くにいるはず…!追うにゃー!!」バッ

凛「かよちん!しっかり捕まっててね!」

花陽「う、うん!」

凛「でも学校は広いし…どこ行ったか分からない…!」キョロキョロ

花陽「凛ちゃんあそこ!ごはんつぶが落ちてる…!」

凛「あっちは…>>23の方向だにゃ!」

イスカンダル

凛「あっちはイスカンダルの方向だにゃ!」

花陽「宇宙行っちゃったの!?」

凛「宇宙かぁ…夏色えがおで1、2、ジャンプしたらいけないかにゃー」

シャロ「無理ですー」

花陽「そんなぁ…犯人が宇宙のかなたに逃げちゃったなんて…」

花陽「凛ちゃん、私…一生このままなのかなぁ…?」グスッ

凛「か、かよちん!泣かないで…!大丈夫だにゃ!!」

凛「もしかよちんが小っちゃいままでも、凛が絶対に守ってあげるよ!」

凛「凛とかよちんはずっと一緒!だから泣かないで!」

花陽「うん…」

凛(とは言ったもののの、やっぱりなんとかしてかよちんを助けないと…)

シャロ「ごはんおいしいですー」ムシャムシャ

凛(ここは凛の力だけじゃダメだにゃ!誰かに助けてもらわなきゃ…)

花陽「ごはん食べちゃったの!?」

凛(よし、>>32ちゃんに協力してもらおう!)

アンリエット

凛「よし、ここは…!」

シャロ「ここはアンリエットさんに相談ですー!」

凛「って誰だにゃー!!」

シャロ「アンリエットさんはあたしが通っているホームズ探偵学院の生徒会長ですー!」

シャロ「とっても頭がよくてボヨヨンだからきっと助けてくれますよ!」

花陽「ボヨヨン…?」

凛「絵里ちゃんとどっちがかしこいかにゃ?」



アンリエット「ヨコハマから呼ばれて来てみれば…こんなところで何をしているのですか、シャーロック」

シャロ「アンリエットさーん!会いたかったですー!」ギュッ

凛「ぼ…ボヨヨン!!」ゴクリ

花陽「希ちゃんよりおっきい…!?」

アンリエット「早く帰る準備をしなさい!後輩が貴女の帰りを待っています」

シャロ「あっ、待ってください!凛ちゃんと花陽ちゃんのためにアンリエットさんに協力して欲しいんです!」

アンリエット「?」

アンリエット「なるほど…そのご飯を食べたせいで体が…」

凛「それでそれで!凛たちは犯人を追いかけてたんだけど、イスカンダルに逃げちゃったみたいなの!」

シャロ「アンリエットさん!アンリエットさんの力でどうにかできませんか!?」

アンリエット「………」

アンリエット(不可思議な現象の正体…怪盗のトイズの仕業と考えられなくもないですが…)

アンリエット(憶測のみで事を大きくするのは利口ではないですわね、そもそも…)

アンリエット(私が彼女たちに協力する義理はありませんわ)

シャロ「アンリエットさん……」

アンリエット「シャーロック?」

シャロ「だめ…ですか?」

アンリエット「………」

アンリエット「>>44

条件がある

アンリエット「まぁ、助力して差し上げてもよろしいですが…」

花陽「本当ですか!?」

凛「やったねかよちーん!イスカンダル行けるよ!」

花陽「うん!」

アンリエット「ただし…条件がありますわ!」

シャロ「条件ですか?」

アンリエット「えぇ…宇宙まで貴女達を連れて行くのは簡単ですが」

アンリエット「私は探偵です、依頼の見返りに報酬を要求するのは当然ですわ」

花陽(ヨコハマの探偵さんって何者なのかなぁ)

凛「なんだにゃー」

アンリエット「>>51

スピリチュアル希

アンリエット「この音ノ木坂学院には『スピリチュアル希』と呼ばれると人物がいるはず…」

アンリエット「その方に会わせて頂けたら、宇宙へ連れて行って差し上げますわ」

凛「それって…希ちゃんの事かにゃ?」

シャロ「知り合いですか!?」

凛「うん!凛とかよちんの先輩だにゃ!生徒会の副会長で…いつも助けてくれて…」

花陽「私達がやってるスクールアイドルグループμ'sの一員でもある…大切な人です!」

凛「さっそく呼んでみるにゃー」



希「やっほー、どないしたん?」

凛「この人が希ちゃんに会いたいって言ってるんだにゃー」

希「誰?」

アンリエット「………」

希「………」

花陽「希ちゃん、アンリエットさんと知り合い?」

希「>>57

わし友

希「アンリエットちゃんとはわし友なんよ」

花陽「わし友?それってなんですか?」

希「フフ…それはね…」

希「わしわしし合う友達!で、わし友って事やんな」

希「花陽ちゃんもわしわし行っとく?」ワシワシ

花陽「ひゃわああああああ!」

凛「こらー!希ちゃんダメにゃー!!」

希「小さくなっても柔らかさは健在やね!!ウヒヒヒヒヒ!!」ワシワシワシ

花陽「だ、誰か助けてええええええええええええ!!」

アンリエット「……」

シャロ「…アンリエットさんも、わしわしするんですか?」

アンリエット「………」

シャロ「………」

アンリエット「………」ワシワシワシワシ

シャロ「ひゃあああああああああああ!!」

希「で?アンリエットちゃんは久々にうちなんか呼びだしたりして、何の用なん?」

希「用なら早くしてな~?ちゃっちゃと済ましてイスカンダルにいかなあかんもんね」

アンリエット「えぇ、手短に済ませましょう……希」

アンリエット「貴女を呼んだのはほかでもない」

アンリエット「>>64ですわ」

れずせっくす

アンリエット「久しぶりに貴女とレズセッ」

希「ちょっとー、後輩の前で恥ずかしい事言わんといてー」

アンリエット「おっと、失言でしたわ」

シャロりんぱな「?」

アンリエット「女と女のダブルわしわしエクストリームを」

希「うん…今夜…ね?」

アンリエット「待ってますわ…」

花陽「なんか…すっごくピンクな感じが…!」ドキドキ

凛「ピンク?シャロちゃんかにゃ?」

シャロ「ってなんでですかー」



アンリエット「さて…それでは、宇宙へ行きますわよ」

アンリエット「人数は4…いえ、1人は小さいから実質3人、なんとかなるでしょう」

アンリエット「…その前にシャーロック、こちらへ」チョイチョイ

シャロ「?」スタスタ

アンリエット「当身」ガスゥ

シャロ「ごふっ!?」

花陽「な、何するんですか!?」

アンリエット「…これから私がする事、シャーロックには絶対秘密ですわよ」

希「おっけー♪」

アンリエット「幻惑のトイズ!!からの実体化!!」シャキィン!

ズゴゴゴゴゴ

凛「こっ…これは!!宇宙戦艦ヤマト!?」

希「メカニカルな船やね」

アンリエット「これに乗れば勝手にイスカンダルまで連れて行ってくれますわ」

凛「助かったにゃー!」

花陽「あ…ありがとうございます!!」

花陽「行こうかよちん!元の体に戻る為に!」

花陽「うんっ!」

アンリエット「当身」ガスゥ

シャロ「ごふっ!?」

花陽「な、何するんですか!?」

アンリエット「…これから私がする事、シャーロックには絶対秘密ですわよ」

希「おっけー♪」

アンリエット「幻惑のトイズ!!からの実体化!!」シャキィン!

ズゴゴゴゴゴ

凛「こっ…これは!!宇宙戦艦ヤマト!?」

希「メカニカルな船やね」

アンリエット「これに乗れば勝手にイスカンダルまで連れて行ってくれますわ」

凛「助かったにゃー!」

花陽「あ…ありがとうございます!!」

凛「行こうかよちん!元の体に戻る為に!」

花陽「うんっ!」

宇宙のかなた
 惑星イスカンダル


希「結構近かったなぁ」スタスタ

シャロ「星が二つくっついてるなんてすごいです!おだんごみたいですー!」

凛「…かよちん!あれ!!」

花陽「え?…あっ!虹色のごはんつぶ!」

凛「やっぱり犯人はここに逃げて来てたんだにゃ!」

シャロ「追いかけましょう!」ダッ



凛「…ごはんつぶを追いかけてきたのはいいけど」

シャロ「ごはんつぶが続いてる場所は…」

希「>>73やね」

甘味処 穂むら

希「甘味処 穂むらやね」

シャロ「おかし屋さんですか!?」

凛「っていうか穂乃果ちゃんちにゃー!!」

花陽「穂乃果ちゃん宇宙人だったの!?」

凛「と、とにかく…入ってみるにゃ…」ガラガラ

穂乃果「いらっしゃいま…あれ?凛ちゃん!それに花陽ちゃんと希ちゃんも!」

花陽「本当に穂乃果ちゃんが…」

希「こんなところで何してるん?」

穂乃果「えへへ…イスカンダルに穂むら二号店を出店する事になって、練習終わったらここでお手伝いしてるんだ!」

シャロ「見た事ないお菓子がいっぱい並んでます!」

穂乃果「それは私オススメの超銀河揚げ饅頭!おいしいよ!」

希「ふむ…宇宙和菓子ゆーことやね、虹色お米もここのものなんかな?」

凛「穂乃果ちゃん!この虹色のごはんつぶに見覚えないかにゃ!?」

穂乃果「え?これって…」

穂乃果「>>79

UMIちゃんが錬成した

穂乃果「え?これって確か海未ちゃんが錬成したお米じゃ…?」

凛「海未ちゃんがこれを!?」

花陽「錬成した!?」

希「アルケミックな米やね」

穂乃果「うん!イスカンダルで和菓子屋やるんだ!って言ったらだったらこれを持って行ってくださいって…」

穂乃果「錬成したお米を穂乃果にも分けてくれたんだよ!」

希「と言う事は…部室に炊飯器を置いたのは海未ちゃん…!?」

花陽「そんな…まさか…」

凛「これは直接海未ちゃんに会って確かめる必要があるにゃ!」

シャロ「一旦地球に帰りましょう!」

穂乃果「海未ちゃんの家行くなら穂乃果も行くよ!雪穂ー!後よろしくー!」

雪穂「あ!?ちょっとー!お姉ちゃーん!!」

地球
 園田さんち

凛「たのもーーーー!!!」

穂乃果「もーーーー!!!」

海未「げ、玄関先でそんなに騒がないでください!」スタスタ

海未「まったく…急に押しかけて一体何の…ん?」

シャロ「………」

海未「…………」

シャロうみ「…………」ピシガシグッグッ

海未「それで、何の用ですか?」

凛「海未ちゃん…このお米、海未ちゃんが作ったの?」スッ

凛「かよちん、このお米のせいでこんなに小っちゃくなっちゃったんだよ!!」

凛「海未ちゃんが炊飯器を部室に置いたの!?」

海未「そ、それは」

海未「>>85

>>83

海未「私じゃありません、三森すずこさんが置きました」

シャロ「な、なんだってー!!今話題の大人気声優!みもりんこと三森すずこさんが!?」

海未「そうです!かわいい事で有名な、あのみもりんが置いて行ったんです!」

海未「いち早くそれに気づき、犠牲者が出る前に炊飯器を回収したつもりでしたが…」

海未「まさか花陽が食べてしまっていたなんて…!申し訳ありません!」

海未「炊飯器を置いたのがみもりんでも、これはお米を作った私の責任です!」

海未「謝って済む事ではないですが…それでも私は…」

海未「ごめんなさい、花陽!」バッ

穂乃果「海未ちゃん…」

凛「……かよちん、炊飯器を置いたのは海未ちゃんじゃなかったみたいだにゃ」

凛「どうする?」

花陽「>>90

>>89

花陽「穂乃果ちゃんとプロレスします!」

穂乃果「なんで!?」ガーン

凛「かよちん!何言ってるの!?」

花陽「凛ちゃん!忘れちゃったの?地面に落ちてた虹色のおこめつぶは…」

花陽「穂乃果ちゃんのお店の中に続いてたんだよ!」

シャロりんのぞ「!!!!」

花陽「つまり、炊飯器はあのお店の中にあるはず…」

花陽「そして、炊飯器のある場所と部室の両方に出入りできる人は…穂乃果ちゃんしかいないんだよ!」

凛「つまり…!部室に炊飯器を置いたのはみもりんじゃなくて…!!」

希「穂乃果ちゃんなん!?」

穂乃果「う……!」

穂乃果「ご、ごめんなさい!!バッ」

海未「穂乃果!!」

花陽「穂乃果ちゃんとプロレスします!」

穂乃果「なんで!?」ガーン

凛「かよちん!何言ってるの!?」

花陽「凛ちゃん!忘れちゃったの?地面に落ちてた虹色のごはんつぶは…」

花陽「穂乃果ちゃんのお店の中に続いてたんだよ!」

シャロりんのぞ「!!!!」

花陽「つまり、炊飯器はあのお店の中にあるはず…」

花陽「そして、炊飯器のある場所と部室の両方に出入りできる人は…穂乃果ちゃんしかいないんだよ!」

凛「つまり…!部室に炊飯器を置いたのはみもりんじゃなくて…!!」

希「穂乃果ちゃんなん!?」

穂乃果「う……!」

穂乃果「ご、ごめんなさい!!バッ」

海未「穂乃果!!」

穂乃果「もういいんだよ海未ちゃん…ありがとう、かばってくれて…」

穂乃果「練習してる間にお米炊いておこうと思って部室で…!ごめんなさいっ!」バッ

海未「わ、私も謝ります!そもそもあのお米を作ったのは私ですし…!」

海未「すいませんでした花陽!穂乃果を許してあげてください!!」バッ

シャロ「穂乃果ちゃんをかばうためにみもりんに罪を被せたんですか!?」

海未「声が似てるからバレないと思って…!!」

凛「…かよちん、どうするの?」

凛「穂乃果ちゃんも海未ちゃんも、すっごく反省してるみたいだにゃ」

凛「それでもかよちん、穂乃果ちゃんとプロレスする?」

花陽「………」

花陽「>>99

凛ちゃんとする

花陽「凛ちゃんとプロレスする!」

シャロ「ってなんでですかー」

花陽「穂乃果ちゃんも、海未ちゃんも…ちゃんと謝ってくれたから許してあげたい…」

花陽「でも、私…!この『プロレスでお仕置きする』って気持ちをどこにやったらいいのか分からなくて…!」

花陽「だから…!凛ちゃんに受け止めてほしい!!」

凛「かよちん…!分かったにゃ!かよちんの怒りは全部凛が引き受けたにゃ!!」

凛「さぁどーんと来るにゃああああああ!!!うおおおおおおお!!!!」

花陽「凛ちゃああああああん!うわああああああああああ!!!」ポカスカ

凛「何度でも受け止めてやる!全部吐き出せにゃー!」

花陽「わあああああああああん!!」ポカスカ

希「ダメージなさそうやね」

海未「怒りさえも、共有する事の出来る友達…」

海未「……ちょっとうらやましいですね」

穂乃果「そうだね…」

シャロ(…ココロちゃんにポカスカされてるあたしは、凛ちゃんと花陽ちゃんと同じくらい仲良しって事ですね!)

かよちん怒りのポカスカを、凛ちゃんはひたすら受け止め続けて三時間が経った
夜も更け、空に星が輝く頃…疲れて眠りに落ちたかよちんを抱きしめる凛ちゃんの姿が、そこにはあった
かよちんの寝顔は…すこやかだった


花陽「りんちゃん…」Zzz

凛「…ふふ、かよちんはやっぱり可愛いにゃー」

海未「大丈夫ですか?凛」

穂乃果「痛くない?」

凛「大丈夫!かよちんの攻撃なら凛は、何百回くらっても痛くないにゃ!」

シャロ「今ならそうですね!」

海未「虹色ご飯の効果は数時間で切れます、花陽が目覚める頃には…」

穂乃果「花陽ちゃんも、元に戻ってると思う」

凛「そっか…じゃあ凛はもうしばらくここにいて、かよちんが起きるのを待つにゃ」

凛「だってかよちんと約束したから!」

ほのうみ「?」

その夜、穂乃果ちゃんは海未ちゃんちに泊まり…シャロと希先輩、アンリエットさんは夜のネオンの向こうに消えた
…そのネオンが消えて空が白むまで、凛ちゃんはずっとかよちんのそばで座っていたのだった


次の日
 
凛「……ふわあ~ぁ」

花陽「寝不足?」

凛「ん?なんでもない!それよりかよちんが元に戻ってよかったにゃ!」

花陽「うん!朝起きたら元の大きさに戻ってて……」

花陽「……凛ちゃん」

花陽「私が寝てる間…ずっとそばにいてくれたんだよね?」

凛「……うん、だって約束したし…」

凛「凛とかよちんはずっと一緒で、絶対に守ってあげるって!!」

花陽「……!」

花陽「凛ちゃん……!!」

花陽「ありがとうっ!!」


おしまい

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