潮「お見舞い」 (4)

艦これです
エロは無いよ


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その日は生憎の雨であった。私はは汽車の窓を一杯まで下ろし、身をいっぱいに乗りだす画に少しだけ憧れていたので、その点は落胆させた。
もっとも、汽車は買い出しに向かう人々で寿司詰めにされていて、とてもそんな勝手を行う余裕などは無かったが。

人独特のの臭いと雨水の腐臭が混ざり合い、車内では如何んともし難い不快な臭いが充満していた。それに悪い燃料を使っているのであろうか、煙突が吐き出す濛々と黒い煙は汽車に乗る人々の空気を一層険悪にしている。

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