まどか「そろそろ濁りきっちゃうね、ほむらちゃん」(97)

見滝原を一望できるタワー展望台の上に乗って、
私とほむらちゃんは最後の夜景を愛でています。

一般人は侵入できない吹き曝しの場所で、二人きり。

ほむらちゃんに抱かれながら、
私のとほむらちゃんのソウルジェムを見比べる。

二つとも、かなり濁ってきてる。

あまりソウルジェムが濁ると、自分達が魔女化してしまう。

かといって、濁りが進行した状態では、
魔法の行使もままならず、
魔女に戦いを挑んでも負けちゃう。

魔女との戦いに苦しみ、死ぬくらいなら
私達は安らかな死を、選ぶ事にしたのでした。

ほむらちゃんは、私のソウルジェムに拳銃を
私は、ほむらちゃんのソウルジェムに矢尻を押し当てながら……
最後の楽しいひと時を過ごそうと言って。

※よくある展開と即興ですので、
色々不備はあるかと思いますが
よろしくお願いします。

ほむら「まどか……、貴女だけは幸せになって欲しかった」

まどか「ほむらちゃん、私は幸せだよ?」

まどか「一番のお友達と、最後まで一緒にいられるんだもん」

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃんは、私が魔法少女になって、
     間違った選択をしたと思ってるだろうけど」

まどか「私には、今の選択以外ありえなかったんだよ」

まどか「少なくとも、この時間軸の私には」

ほむら「……まどか」

初春「糞スレが伸びてる理由もわかりませんし」

初春「百番煎じのSSは、書いてる奴も読んでる奴も何考えてるんですかねぇ」

初春「独自性出せないなら創作やるんじゃないっつーの」

初春「臭過ぎて鼻が曲がるわ」

佐天「初春?」

初春「結果として面白くないのは許せます。許せるだけで面白くはないんですが」

初春「パクリ二匹目のドジョウ百番煎じは許せませんね。書いてて恥ずかしくないんですか?」

初春「ドヤ顔してる暇があればとっとと首吊って死ねよ」

初春「そうネットに書いてありました」

佐天「なあんだネットかあ」

初春「一番の害悪はそういったSSを持ち上げてる人たちなんですけどね」

佐天「ふーん」

まどか「ただ、ほむらちゃんに嫌われるかも……それだけが、怖かった」

まどか「折角、ほむらちゃんが、マミさんと杏子ちゃんと一緒に
     ワルプルギスの夜を倒してくれたのに」

まどか「ほむらちゃんが頑張ってくれたのに。
     私が約束を破っちゃったって、思われるんじゃないかって」

ほむら「……本当の事いうと、そう思ったわ」

まどか「そうだよね……」

まどか「でも、私はインキュベーターには騙されてないから」

まどか「私は、自分の幸せのためだけに祈ったの」

まどか「ほむらちゃんの知る全ての時間軸のことを知りたい」

まどか「そして、ほむらちゃんと本当の意味で対等になりたいって」

まどか「同じ、魔法少女に……」

ほむら「……私なんかのために、そんな事するとは思って無かったわ」

ほむら「折角、ワルプルギスの夜を超えられたのに」

ほむら「貴女がインキュベーターと契約したって知った時は、
     崩れ落ちたわよ……」

まどか「……だって、ほむらちゃん。一人で居なくなるつもりだったんでしょう?」

ほむら「……ええ。時間停止が使えなくなった私は足手まといでしかない。
     でも、貴女には言ってなかったと思うわ。どうして?」

まどか「私は、ほむらちゃんの考えている事は分かっちゃうんだよ」

ほむら「そう……」

まどか「私ね、ほむらちゃんが居なくなって、もう会えなくなるって思うと」

まどか「物凄く怖かったの」

まどか「それこそ、死んじゃいそうなくらい」

まどか「魔法少女だったら、一瞬で魔女化しちゃうんだよ?」

ほむら「……」

ほむら「やっぱり、貴女と親しくしちゃダメだったんだね」

ほむら「貴女は優しすぎるわ。魔法少女に感情移入しすぎて……」

まどか「違うよ!」

ほむら「?」

まどか「ほむらちゃんだからだもん」

まどか「さっきも言ったでしょ? 一番のお友達だって」

ほむら「……ええ、そうね」

まどか「私、いままでほむらちゃんと一緒に居られて幸せだったよ」

まどか「ずっと一緒に居てくれて、ありがと」

ほむら「……っ」

まどか「ねえ、ほむらちゃん。ほむらちゃんも、最後まで私と一緒だったから」

まどか「……幸せだと思ってくれたら、嬉しいんだけど」

ほむら「……そう言われたら、否定できないじゃない」

ほむら「複雑だけど……やっぱり、傍にいてくれるのは嬉しいわ」

ほむら「貴女がここにいなかったら……私はきっと、今泣いていたと思う」

ほむら「いえ……もっと前に、魔女との戦いで無様に死んでいたか……」

ほむら「どこか、満たされてるわ」

まどか「うぇひひ……。ほむらちゃん……」

まどか「……時間遡行しないでくれて、ありがとうね」

ほむら「今の貴女を、置いていけなかったし……」

ほむら「それにどうせ、力づくでも止めたでしょう? まどか」

まどか「うん、止めた」

ほむら「……やっぱり、ね」

まどか「……」

ほむら「……」

ほむら「……綺麗ね、まどか」

まどか「夜景?」

ほむら「ふふ、そうよ」

まどか「そうだね」

ほむら「……あとの見滝原は、巴さんに任せていれば問題ないわね」

まどか「うん。マミさん一人になったら、杏子ちゃんも戻ってくるだろうし」

ほむら「私達が居なくなったら、なんで話さなかったんだって怒るかしら」

まどか「きっと怒ると思うよ」

まどか「でも、あの二人の負担には、なりたくないよ」

ほむら「そうね……」

ほむら「私はもう時間停止が使えないから、ただのお荷物だし」

まどか「しょうがないよ……」

ほむら「でも、貴女は……」

まどか「だから、ほむらちゃん。私はほむらちゃんと一緒に居たいの。最後の時まで」

まどか「ほむらちゃんが死んだ時点で、私は死ぬつもりだし」

まどか「……私のわがままで、マミさん達にグリーフシードのやり繰りで迷惑掛けたくないし」

まどか「私だけで、ほむらちゃんの分と確保するのはそろそろ限界だったから……

ほむら「……」

くぅ~w

まどか「……ほむらちゃん、我が儘ついでに
     逝くまえにもう一個、お願いがあるんだけど」

ほむら「なにかしら? まどか」

まどか「その……」



まどか「キスして、欲しいな……」




吃驚した顔で、まんまる眼で私を見つめるほむらちゃん。

やっぱり、否定されちゃうのかな。


神様、私今まで、そんなに悪い子じゃ無かったでしょ?


最後くらい、せめて いい思い出を下さい。

まどか「キス……」

ほむら「キ、キス?」

まどか「嫌かな……。気持ち悪いかもしれないけど、最後のお願いだから……」

ほむら「ま、まどかが気持ち悪いとかないわ!」

ほむら「で、でも、キスって……?」

まどか「うん」

ほむら「え、えっと、海に泳いでる……」

まどか「スズキ亜目のお魚さんじゃなくて、接吻のことだよ」

ほむら「なんで私と……?」

まどか「……恋愛、したことないし」

まどか「最後に、恋愛ごっこ……」

まどか「幸せそうなさやかちゃんと上条君、今日、最後に会って……」

まどか「ちょっと、うらやましくなっちゃって……」

まどか「だめかな?」

ほむら「……そっか。いいわよ、まどか」

ほむら「えっと……、おでこか、ほっぺたに?」

まどか「ちがうよ。その……ここに」

ほむらちゃんを見ているのが恥ずかしくなってきて、
伏目がちに、自分の唇を指差した。

……あまり見ないようにしても分かる、
ほむらちゃんの動揺っぷり。

てぃひひ。やっぱり、ほむらちゃん かわいい。



ほむら「ま、まどか!」

まどか「うん……」

ほむら「え、えっと……」

まどか「やっぱり、嫌かな……」

ほむら「違うの、違うの! まどか!」



ほむら「歯磨きさせて!!!!」

まどか「えっ」

>ほむら「歯磨きさせて!!!!」

>まどか「えっ」


これで笑いとれると思ってるんだろうなぁ…

まどか「は、歯磨き?」

ほむら「え、ええ。だ、だって、最後に晩御飯食べてから、
     歯磨きしてないんだもの。うがいすら……」

ほむら「口臭とかしたら嫌だし」

まどか「そ、そうだね」

まどか(そういえば、私も何だか不安になってきた……)

ほむら「……あっ! 盾の中、
     うがい薬切らせてた! ど、どうしよう!」

まどか「こ、コンビニとかで買ってくる?」

まどか「私もしたくなってきたから、一緒にいく!」

ほむら「え、ええ……」

――三十分後。
冒頭と同じポーズをとりながら、
今度こそ、最後のキスにありつけそうな私です。


ほむら「え、えぇと……い、いくわよ!」

まどか「うん、ほむらちゃん」


ガキッ!


ほむまど「いったぁ!」



……ほむらちゃん、緊張しすぎたのか、
勢いつけすぎで私に迫る。

おでことおでこ、鼻と鼻が衝突し、
キスどころじゃない。

痛い。

こいつ「次は何を書こうかな」の奴か

ほむら「ご、ごみぇんなしゃい、まどかぁ……」

まどか「ん、んーん、だいじょうぶだよ。ほむらちゃん」

ほむら「こ、こんどこそ!」

まどか「まって、ほむらちゃん! 私から行くから!」

ほむら「え? え、ええ……」


本当は、ほむらちゃんからして欲しかったけど……

一杯一杯のほむらちゃんを見て、
私がリードしなきゃいけないって、そう思ったのでした。

一周目の、あの時の私みたいに。

頬が紅潮しているほむらちゃん。

細かく震えているほむらちゃんの頬に手をあて、
私はゆっくりと唇と唇を合わせた。

……吃驚するほど柔らかい。

軽く触れる位で満足するはずだったけれど、
ちゅるっと、吸い取りたい衝動にかられる。

……ちゅるるっ

ほむら「んっ……!」

ほむら「ま、まどかっ?」

まどか「え、えへへ。吸っちゃった」

ほむら「あ、あわわわわわわ」

まどか「ほむらちゃん、落ち着いて」

ほむら「え、ええ……? う、うん……まどか」

従順に従うほむらちゃんを見て、
腹の底から熱くて昏い衝動が湧き上がってくるのを感じる。

本当は、綺麗に逝きたいと思っていたけど……。

どうせ、最後だもん。

いいでしょ? 神様。

再び、ほむらちゃんから唇を奪う私。

ガチガチに堅い動きのほむらちゃん。

唇と唇の隙間が開かない。
もっと交わりたいのに。

しょうがないから、ちゅるちゅる吸っていると、
くすぐったかったのか、唇の間に少し隙間が出来る。

その隙を狙い、侵入に成功した。

明後日飛行機乗るので、墜落したらこれが遺作かー(フラグ)


それでは皆様おやすみなさい。
またどこかのスレでお会いしましょう。

次は何を書こうかな。

そういえばさる解除のためにルーター再起動したので途中でID変わってます
秋が来るまではなんか適当に書いていよう


それでは皆様おやすみなさい。
またどこかのスレでお会いしましょう。

次は何を書こうかな。

これでまどほむ3連発
飽きたとか言われないように、次はまどほむ以外でいこうか


それでは皆様おやすみなさい。
またどこかのスレでお会いしましょう。

次は何を書こうかな。

気が向いたら他の組み合わせでも短編やろうかな
まどほむに回すネタが不足するのは困るけど


それでは皆様おやすみなさい。
またどこかのスレでお会いしましょう。

次は何を書こうかな。

唾液と唾液を混ぜあい、垂れる。

ほむらちゃんは私に必死にしがみ付いたまま、
私にされるがままになっている。

それをいいことに、歯の隙間から、歯肉、口蓋ひだ、
舌の裏側から、ありとあらゆる所に私は舌で攻めたててしまった。

普段クールなほむらちゃんが、
涎を垂らしながら恍惚の表情を浮かべている。

……ああ、これ、死んでる場合じゃない。

うぇひひ。

まどほむさえいれば他に誰もいらなかった



それでは皆様おやすみなさい。
またどこかのスレでお会いしましょう。

次は何を書こうかな。

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「ひゃ、ひゃい……」

まどか「もうちょっと、いい?」

ほむら「えっ? も、もうちょっと? これ以上、何かあるの?」

まどか「うん……」

ほむら「ひゃうっ!?」



唇から、ほっぺたを舐めながら移動し、
耳たぶの裏側へ。

耳たぶを甘噛みしながら、
外側から舟状窩、上対輪脚、三角窩、下対輪脚、耳甲介の順に、
私の舌と唾液でぬるぬるになっていく。

それから、耳珠を押しのけ、
その奥にある耳の穴へと私は舌を侵入させた。

ほむらちゃんは痛いくらいに私にしがみ付き、
気がついているのかいないのか、
私の背中に爪を立てている。

たまには短く終わるのもいいじゃない。だってねむいんだもの。


それでは皆様おやすみなさい(まだ早いけど)
またどこかのスレでお会いしましょう。

次は何を書こうかな。

たぶん、ほむらちゃんは恥ずかしさのあまり、泣いているみたい。

その事実に気がつくと、
より私の加虐心に火が付いてしまった。

耳を攻めながら、ほむらちゃんに圧し掛かり……
柔らかな膨らみへと手を伸ばす。

ほむらちゃんからは抵抗はない。

そのまま続行することにする。

私の小さい手でも覆えるくらいの可愛らしい膨らみ。

ちょっと、私のほうが大きいかな?

でも、たぶん……私より、綺麗だと思う。

まどか「ほむらちゃん……ここ……みたいな……」

ほむら「え……、あ、だ、ダメよ。そんな……」

まどか「ほむらちゃん……」

まどか「さっきは、恋愛ごっこしたいっていったけど」

まどか「本当は、ほむらちゃんだからしたいの」

ほむら「まどか……?」

まどか「受け入れてくれるか、わからなかったから嘘ついちゃった」

まどか「でも、やっぱり嘘ついたままはいやだよ」

まどか「愛おしい、好き、大好きだよ、ほむらちゃん」

まどか「だから、何にもなくなっちゃう前に、ほむらちゃんの全てが知りたい……」

ほむら「うー……」

まどか「ダメ……かな?」

ほむら「はずかしい……」

まどか「私だって恥ずかしいもん。
     でも、それ以上に、くっつきたい。

     一つになりたい!」

ほむら「……まどか!」

まどか「……ほむらちゃん!」



ほむら「お家に一回帰らせて!」

まどか「ほむらちゃん!?」

まどか「ほむらちゃん……それが、答えなんだね」

ほむら「ま、まどか。違うの! その……まどかの気持ちは嬉しい。答えてあげたい」

ほむら「私だって、ほんとうは貴女のことを……」

まどか「じゃ、じゃあ……なんで!」

ほむら「……下着とか、地味で、かわいくないやつだし……」

ほむら「その、毛とか……整ってないし……」

まどか「……毛?」

ほむら「さ、最近、生えてきて……」

まどか「どこが?」

ほむら「……うぅー、脇とか、その、下とか……」

まどか「……もしかして、ごわごわ?」

ほむら「う、産毛みたいなものです!」

まどか「うぇひひ、じゃあ、気にしなくてもいいのに」

ほむら「で、でも 変な所から生えてたら嫌だし……」

まどか(……そういえば、私もあんまり整えてない)

まどか(下着も、そういえば動物柄のプリントが入ってる!)

まどか「……うん、分かった。よし、一回帰ろっか」

ほむら「まどか……!」

まどか「あ、でも。無駄毛の処理なら、私がしよっか……?」

ほむら「そ、そんなのだめぇー!!!」

まどか「うへへ、じゃない、うぇひひ。冗談、冗談」

ほむら「もー……、まどか、いじわるだ」

まどか「どうでもいいけど、ほむらちゃん。口調がメガほむっぽくなってるよ?」

ほむら「!?」

――二時間後。
念入りに色々とチェックして、見滝原タワーに戻ってきた。

三度目、冒頭と同じポーズをしている。

シュール。



まどか「……なんだか、ソウルジェム。意外と濁りが進まないね」

ほむら「そうね……。なんだか、薄まってる気すらするわ」

まどか「それより、準備はOKかな。ほむらちゃん」

ほむら「ま、まどか……。ガツガツしすぎよ……」

まどか「うぇひひ。時間がないと思って」

ほむら「……ほ、本当にするの?」

まどか「え? だって、準備してきてくれたんでしょ?」

ほむら「そ、それは、そうなんだけど……」

ほむら「しかも、ここでするの?」

まどか「逝くときは見滝原全体を見渡せる場所で逝きたい。
     ……そういったでしょ?」

ほむら「それなら、その……してから、ここにくればいいのに」

ほむら「外じゃ、落ち着かない……」

まどか「濁りきるギリギリまでしたいんだよ!」

ほむら「ま、まどかってば……、もう。そ、そんなにする気なの?」

まどか「うぇひひ」

まどか「……じゃ、いくよ。ほむらちゃん」

ほむら「……うん」

ほむら「まどか?」

まどか「なに?」

ほむら「鼻息、あらい」

まどか「……てへへ」

正直な所、もう既に我慢できないですから。

神様がいるとしたら、きっと神様だって行けといってる。

ほむらちゃんを押し倒し、圧し掛かる。

キスをしながら、私の大事な所を、
ほむらちゃんの太ももに押し当てる。

びりっとくる。

下着に染みている分泌液が、
ほむらちゃんのストッキングを濡らし、
それでさらに興奮する。

ほむらちゃんも、それに呼応したのか……
私の太ももに押し当ててくるのが分かる。

我慢しようとしているのか、声は出ていない。
でも、息、かなり荒いよ……。ほむらちゃん。

頭の中、訳が分からなくなりながら、
私はほむらちゃんの上着を剥ぎ取り、
乳房を露にさせる。

その真っ白さに目を奪われながら、吸い付いた。

汗の味がする。

すると、ほむらちゃんが、より強く押し付けてきて
体の震えが酷くなってきた。

あつい……。

……そこから先は、よく覚えてない。

お互いを求め合って、
いつのまにか二人果てていた。

気を失ってしまったほむらちゃんを抱きかかえながら、
私達の交わりは終わった。

――気を失っていたほむらちゃんが、目を覚ました。

私が膝枕をしているので、ほむらちゃんの顔がよく見える。

すごく照れていて、かわいらしい。


ほむら「……なんか、凄い事しちゃったね」

まどか「うぇひひ。そうだね」

ほむら「まさか、こんな事するなんて……」

まどか「私もここまで出来るなんて……」

ほむら「ノリノリだったくせに……」

まどか「てへへっ」

ほむら「……でも、なんだか幸せな気分」

ほむら「これから逝くとしても、もう何も怖くない」

まどか「やだな、ほむらちゃん。もういったでしょ?」

ほむら「……まどか。それ、おやじっぽいわよ」

まどか「……ごめんなさい」

まどか「魔法少女になって、全ての時間軸の記憶が入ってきた時、
     なんか精神的に老けちゃったかも」

ほむら「……いいけど」

まどか「私、まだ し足りない気がするな……」

ほむら「まどかって、結構えっちね……」

まどか「ほむらちゃんだって悦んでた癖に」

ほむら「わ、わたしは……」

まどか「うひひ、ごめんごめん」

ほむら「もう……」

まどか「ほむらちゃん、生まれ変わってまた出会えたら……また付き合ってよ?」

まどか「そしたら、今度は一杯しよ」

ほむら「…………うん」

まどか「やった」

まどか「雰囲気壊しちゃって、ごめんね。ほむらちゃん」

ほむら「いいのよ、まどか……」

まどか「仕切りなおそうか。そろそろだと思うし」

ほむら「そうね……」

まどか「ほむらちゃん……。最後は、キスしながら……」

ほむら「ええ……」

ほむら「……?」

まどか「どうかしたの? ほむらちゃん……」

ほむら「ねぇ、まどか……。なんだか、濁りが薄れてない?」

まどか「えぇ?」

ほむら「まどかと話していたら、急にソウルジェムがぱあって、暖かくなる時があってね」

ほむら「そしたら……、見るたびに……」

まどか「私と話している時……?」

ほむら「ええ……」

まどか「何を話している時……?」

ほむら「……キスしたいとか、その……え、えっちしたいとかって言った時……」

まどか「……」

まどか「ほむらちゃんとえっちしたい、えっちしたい、えっちしたい!」

まどか「今度はメガほむVer.でお願いします!」

ほむら「ええええっ!?」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「濁り、薄れたね」

ほむら「そう、だね……」

まどか「私、頭の中で、神様に最後くらい許してって祈ってたの」

まどか「神様が、もしかして見守ってくれてたのかな……」

ほむら「……そんな覗き魔な神様、嫌よ」

まどか「ほむらちゃんが祈っても、だめ?」

ほむら「……」

ほむら「……まどかと、もっとキスしたい……」

まどか「ほむらちゃん、顔赤らめてそんな事言っちゃうと、我慢出来なくなるよ?」

ほむら「も、もう……!」

ほむら「……まどか。私じゃ、ダメみたい」

まどか「……もしかして、私の固有魔法?」

ほむら「そうかも……」

まどか「よし、この魔法、『天上の祈り』って名づけることにするよ!」

まどか「神様に祈って生まれた魔法だから!」

ほむら「まどか、そのセンス、別の意味でマミってるわ……」

……それから、私とほむらちゃんは
グリーフシード集めから解放されたのでした。

魔女退治はしなきゃいけないけど……。

マミさんや杏子ちゃんの負担も減らせる。

今日もほむらちゃんと一緒に、
幸せな日常を過ごしていけるのでした……



終わりです。

支援して下さったのに、
こんなのですいません。

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