俺「……」スヤスヤ  ガラッ 学年一の美少女A「……」 (30)

A「……」チラッ

A「……」スタスタ

俺「…違うよ母さん前田敦子はとっくのとうに卒業してんだよ…」ムニャムニャ

A「……」

俺「ん……」スヤスヤ

A「……」ジー

俺「失礼お嬢さん、どこかでお会いしたことありましたかな?」キリッ

A「俺君よね」

俺「いかにもそうで御座いますマドモアゼル。私、一度見た可憐な女性の顔は忘れたことは」

A「俺君」

俺「あっ、ハイ…」

A「……」チュ

クラスメイト「「「「え!?」」」」

俺「キスした?」

A「うん」

俺「いきなりだね」

A「ごめんなさい」

俺「それでご用件は?」

A「俺君、初めて見た時から、ずっと」

俺「……」

A「好きでした」

クラスメイト「「「「!?!?!?」」」」

俺「ふーん」

A「……」

俺「好きなら唇奪っちゃうんだ やるね」

谷亮子「……」チラッ

谷亮子「……」スタスタ

俺「…違うよ母さん前田敦子はとっくのとうに卒業してんだよ…」ムニャムニャ

谷亮子「……」

俺「ん……」スヤスヤ

谷亮子「……」ジー

俺「失礼お嬢さん、どこかでお会いしたことありましたかな?」キリッ

谷亮子「俺君よね」

俺「いかにもそうで御座いますマドモアゼル。私、一度見た可憐な女性の顔は忘れたことは」

谷亮子「俺君」

俺「あっ、ハイ…」

谷亮子「……」チュ

クラスメイト「「「「え!?」」」」

俺「え!!??」

A「ごめんなさい、キスしちゃった」

俺「待て、慌てるな。これは孔明の罠だ」

A「罠なんかじゃないわ」

俺「落ち着け、冷静になるんだ俺。こういう時は素数を数えるんだ。」

俺「1・2・3・4・5…。あれ?そもそも素数って何だっけ?」

A「俺君、初めて見た時から、ずっと」

俺「ま、まさか…」

A「好きでした」

クラスメイト「「「「!?!?!?」」」」

俺「ハイ…、地球に移住しましても一生懸命…」

A「…?」

俺「じゃなくて、マジで?」

A「うんマジ」

俺「本気と書いてマジ?」

A「本気と書いてマジよ。嫌だった?」

俺「いや、お気持ちは大変嬉しいんですけど…」

?「ちょっと!!」

A「?」

俺「お…お前は…」

幼馴染のツインテール水泳部B「あんたいきなり教室入ってきて何やってんのよ!!」

A「あなたは?」

B「俺の女ですけど!?」

俺「いいえ、タダの幼馴染みです」

B「俺は黙ってろ!!」

俺「すいません…」

A「ああ、ミスコンで万年2位のBさんじゃない」

B「うっさい!!!」

俺「プークスクス」

B「笑うな!!!」

俺「すいません…」

B「あんた、キ、キキキキキキキキスしたでしょ!!」

A「したけど?」

B「あたしだってまだなのに!!なんでぽっと出のあんたに奪われなきゃなんないわけ!?」

A「知らないわよそんなの」

俺「いや俺だってね、見た目は冷静だけど中身はもうガクガクブルブルおしっこジョアーな状態なんだよ?
漏らしてないけど」

B「な、なんでよ!!なんでいっつも女として見てくれないの!?」ウルウル

俺「え…」

俺「えっと…」

B「なんで!?」

俺「待て、慌てるな。これは孔明の…」

B「もう孔明ネタはいいから!!」

俺「いや…あの…その…」

俺「お胸が…」

B「なっ!!!!!!!!!!!!!」

A「クス」

俺「いや別に貧乳が嫌いというわけではありませんのよB!!ただどちらかというと有った方がいいんじゃないかなーって俺の本能がそう叫ぶんですよ!!」

B「なななななななななによ!!!おっぱいなんてどうだっていいでしょ!!」

A「乳なし」

B「あ!?」

俺「おい馬鹿ヤメロ。火に油そそぐな」

A・B「キーキーキー!!!!!!!!」ボコスカ

俺「うわぁ…、何だか大変なことになっちまったぞ…」

親友J「よ、」

俺「頼むJよ!この状況どうにかしてくれ!」

J「イヤだ」キッパリ

俺「チッ」

J「Aさんにキスされちゃったな」

俺「い、いまだに頭がパニくっております」

J「だなぁ。お前が文化祭で集団コントとボン・ジョヴィを熱唱したからというもの、毎日学校でも出待ち状態だもんなぁ」

俺「正直ここまでになるとは予想外でした…」

J「ウソ付け。モテようとしてやったんだろ?」

俺「そりゃあ少しはそう思ったけどよ。でも、文化祭で派手なことはしたいと昔から考えてたんだよなぁ」

J「その結果が今の状態だと?」

俺「そういうことですな」

B「ちょっと俺!」

A「俺君!」

俺「は、はい何でしょう?」

A・B「選んでよ!!」

俺「え!?」

A・B「いい加減どっちを取るのか選んでよ!!!」

俺「えええぇぇぇ!!!???」

A「私は貴方に一目惚れしてしまいました。それにBさんと違って体型にも自身がありますよ?」

B「幼稚園の頃からの幼馴染みでしょ!?もう腐れ縁ってレベルの仲じゃない!!」

俺「えぇっとぉ…」

A・B「………」

俺「素直にトンズラ!!」ダッ

A「あぁ!!逃げたわ!!」

B「追えーーー!!!」

クラスメイト女子C「ちょっと!!俺くん部活は!?」

俺「ごめん、サボる!!」

クラスメイト女子D「顧問の先生怒ってたよー」

俺「今はそれどころじゃねーんだよぉー!!」ダダダダダ

俺「見よ!!この俺のYouTubeで見て鍛えたパルクールの実力を!!」

俺「気分はまさにソニックだぜー!!」

俺「ふぅやれやれ、てでーまー」

妹「お兄ちゃんおかえりー!!聞いたよーAさんにチューされたんでしょ?」

俺「んな!?どこ情報だそれ!?」

妹「妹の情報網なめちゃいけませんなぁー」

俺「恐ろしい子…」

妹「なんかどんどん遠くなってっちゃうね」

俺「はえ?」

妹「昔はあんなに一緒にいたのに」

俺「今も一緒だろ?」

妹「お風呂も、ベッドも一緒で……」ツー

俺「いや、それは…お前ももう中学生なんだし…」

妹「今日お父さんもお母さんもいないんだよね……」サワ

俺「何ですと!?」

妹「どうする?」

俺「いや駄目だ。俺達は兄弟なんだから」キッパリ

妹「(やっぱりお兄ちゃんは真面目なんだね)」

俺(今日は何だかスゲー疲れたな。風呂にでも入るか)

俺「……」ジャポン

ガチャ

俺「?」

妹「えへー」

俺「おまっ……」

妹「お背中流しちゃってあげちゃう」

俺「いや!!いいから!!」

妹「なんか怪しいお店みたいだねwww」

俺「ヤメテ!!石○とアグ○スのブラックリストに乗っちゃうから!!あの2人にロックオンされたくないから!!」

妹「ごっ、ごめんなさい…」

俺「危ない危ない。この年で犯罪者予備軍になるところだった。お兄ちゃんの就職先がお先真っ暗になっちゃうよ」

俺「さーて、あの2人どうしよう…。まだ決断が出来てねえよ…」スタスタ

ドン

俺「っと」

?「……」バタン

俺「大丈夫ですか?」サッ

?「すみませ……   あ  」

俺「どうしましたお嬢さん?」キリッ

?「気になります」

俺「はい?」

?「どうしてそんなに美しい顔をなさっているのか……わたし、気になります!!!」

俺「え、この子何言ってんの?」

える「どうか、お昼ご一緒して頂けませんか?」

俺「ちょっ、嬉しいんだけど展開が急すぎるのでは?」

える「ここが古典部です!!!」ガラッ

俺「結局断れずに付いて来てしまった…」

奉太郎「……」チラ

里志「こんにちわー!」ニコニコ

摩耶花「……」ペコリ

俺「あ、どうも」

える「今日は折木さんに考えていただきたいことが!!」

奉太郎「今度は何だ」

える「どうして俺さんはこんなに美しいのでしょう!!わたし、気になります!!」

里志「しかも文化祭でボン・ジョヴィを熱唱したり、めざせモスクワを踊りきったことで有名だ、神様は不公平だね」

摩耶花(ちょーかっこいい……ふくちゃんが動物に見える)

俺「自分的にはコントの方を頑張ったんだけどなぁ…」

奉太郎「そりゃー千反田が俺さんを好きってことじゃないのか?」

俺「んのあっ!!?」

える「……そうなんでしょうか」

俺「ま、まあ中学の頃、コンビニの店長になりそうな顔第3位になったことはあるしな」

える「もしかしたらそうかもしれません、わたし、さっきから抱きつきたくて抱きつきたくて……」

俺「(スゲー嬉しいんだけど何か嫌な予感がするんだよなぁ…)」

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