のび太「もしも、僕が>>5の世界に行ったら!!」(229)

のび太「♪~」ペラッ

ドラえもん「こら!!のび太!!宿題はどうした!!」

のび太「え~~…だって読書感想文だから読書してたんだよ~…」

ドラえもん「マンガを読むのはは読書とは言わない!!」

のび太「でも文字ばっかりの本なんて読んでも、ぜんっぜんチンプンカンプンだし…」

ドラえもん「のび太くん、最近は色々な本があるんだよ。キミみたいなゆとり以下の子どもでも楽しく読める本が」

のび太「とにかく、僕は本の世界の中がさっぱりチンプンカンプンなの!」

ドラえもん「キミって人はもぅ~…」

のび太「あ、ねえねえドラえもん!もしもボックスかして!」

ドラえもん「またかい…この前もとんでもない使い方したじゃないか…」

のび太「いいからいいから。読書感想文を書くために、教科書の世界をのぞいてみたいんだ!」

ドラえもん「本当かなあ…でもそろそろ春休みもおしまいだし、宿題終わらせなきゃいけないんだよね…じゃあ、…もしもボックス~~~」ドカーン

のび太「わーい…あ、今回はスペアポケット借りてくね~!!」サッ

ドラえもん「あ!!こら!!」
ガチャ
のび太「もしも、僕が>>5の世界に行ったら!!」

らき☆すた

のび太「もしも、僕が らき☆すた の世界に行ったら!!」

ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

のび太「あれ~~?ドラえもーーん!!」

のび太「いなくなっちゃった。でももしもボックスはあるから帰れるよね。」

のび太「…この前見たく戻れなくなったら大変だから、ポケットに戻しておこう」シュルル

のび太「なーんか田舎に来ちゃったなあ…」


こなた「おお!!!のび太くん発見!!!

かがみ「はぁ?…って!本物そっくり!!」

こなた「ねえねえかがみ~ん、ちょっと声かけてきてよ~」

かがみ「え?!いやよ!!あんたが行きなさいよ!」

つかさ「ほんとそっくりだね~。黄色いTシャツに丸い眼鏡なんて、あたしはじめてみたよ~」

みゆき「あの~ぅ、みなさん、のび太くんというのは、あちらの男の子のことですか?

こなた「え゛!?みゆきさんのび太くんを知らないの?!」

みゆき「申し訳ありません…わたくし、小学生の知り合いはあまりいないものですから…」

かがみ「あたしらも知り合いではないけどね…」


のび太「なんだろう…さっきからあのお姉さんたちがチラチラ僕のほうを見てる…」


こなた「よ~し、ではのび太くんに声をかける人を安価で決めるよ~~」

つかさ「安価?」

かがみ「あんたなぁ…」

こなた「>>15の人が呼んできて!」



こなた、かがみ、つかさ、みゆきの誰か

こなた

かがみ「お前」

つかさ「こなちゃん…」

みゆき「お願いします」

こなた「あたしゃ逆ナンパなんてしたことないんだよ!かがみ~~ん…」ウルウル

かがみ「さっさと行け」ドゲシ

こなた「…もー…」


のび太「あ、ちっちゃいお姉さんがこっちに来た」

こなた「ねーねーそこの黄色い子~、…俺様に逆らうとはいい度胸だ!!!!!」

のび太「へっ?」

こなた「お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの!!!!!」

のび太「もしかしてジャイアンの親戚ですか?」

こなた「そのっとーーーり!!私の名前は郷田こなた!!覚悟はいいなぁのび太ぁ!」

のび太「うぁああああああああああ~~~~」ダッシュ


こなた「…あれ?」

こなた「行っちゃった…」

かがみ「おい外道」ボカッ

こなた「あうんっ」

かがみ「しょーーがくせい泣かせてどーすんの!!!」

こなた「ごめんなさーい…(´・ω・`)」

かがみ「謝る相手が違う!」

こなた「はぁ…しかしノリノリでしたなあさっきの少年」

かがみ「ノリノリっていうかガチで泣いてたわよ…」

みゆき「なんだか悪いことをしてしまいましたね…」

つかさ「こなちゃんの名字、郷田だったの?」

こなた「え?!いやー…そのー…その場のノリで…」




のび太「ハァ・・・ハァ…な…なんでジャイアンの親戚がいるんだよう…」

のび太「あれ?でも待てよ?ここはマンガの世界なんだから、ジャイアンもいないはず…」

のび太「ってことは…、、…だまされた!!」

こなた「お~~~い、のび太く~~~ん!!」タッタッタ

のび太「さっきの人だ」

こなた「ヒイフウ…や~、さっきはごめんね~。ちょっとイタズラしてみたくなっちゃったので~」

のび太「イタズラ?」

こなた「私は郷田こなたじゃなくって、泉こなたっていうんだよ~」

のび太「やっぱり、僕をだましたんですね!」

こなた「ごめんごめん、ところで、キミは本物の野比のび太くん?」

のび太「え…なんで、僕の名前を?」

こなた「いや~~、コスプレにしては良く出来すぎてるし~、これはもう我々のように市役所に住民登録してもおかしくないレベルですよ~」

のび太「あのー…」

こなた「ひょっとして、タイムマシンとかもしもボックスとかで、あたしたちの世界にでも飛んできちゃったの?」

のび太「?!な!!!なんでそれを!!!」

こなた「おおう…適当に言っただけなのに…」

かがみ「ふう…って、あんた、また怖がらせて…」

こなた「ねえねえ!!!!かがみん!!!!こののび太くんマジでのび太くんだったよ!!!!あたしゃ感激して目に星がハイライトだよ!!!!」

かがみ「SSで二次元的な表現したって誰もわからんわ」

つかさ「ふうー、おいついたー」

みゆき「あの、先ほどは私たちが失礼いたしました…」

のび太「い…いえ…」(ヒェ~~~~ッ)

こなた「ねえねえのび太くん、なにか道具持ってない???」

のび太「スペアポケットなら持ってますけど、ひみつ道具を知ってるの?」

こなた「そりゃ~~~あなた、日本人の99%は知ってますよ!」

のび太「ええ~~~~っ?!」

かがみ「んなわけあるかいっ」

こなた「まあまあ、…見せてくれるだけでいいです!!お願いしますぅぅぅぅ!!!」

のび太「じゃあ…>>25~~~」

ひみつ道具>>25

kskst

ほんやくコンニャク

のび太「ほんやくこんにゃく~~~」ピカピカピカーン

こなた「おお~…」

みゆき「こんにゃく?」

つかさ「こんにゃくだね?」

こなた「ねえねえ、これ食べていいかな?」

のび太「どうぞ」

こなた「ありがと~~~…ムニャムニャ…ただのこんにゃく味だねぇ…」モグモグ

かがみ「たしかお味噌味ってのもあったと思うんだけど…」

のび太「な…なんで知ってるんですか?!」

こなた「な…なんで知ってるんですか?!」

かがみ「う…うるさいわね!!!たまたまアニメ見たときに出てただけよ!!!」

こなた「あれ~…おみそ味って…映画でしか出てきてないよ~。たしか雲の王国だったかなぁ~」

かがみ「」

つかさ「ねえねえ、私にもちょうだい」

のび太「は、はい!」

みゆき「では、わたくしにも一口いただきませんか?」

のび太「はい!!」

つかさ「ムニャムニャ…こんにゃくだね」

みゆき「このお味…茨城の大子町でとれるお芋でしょうか…」ムニャムニャ

こなた「ねーねーみゆきさーん」

みゆき「はい?」

こなた「私に英語で話しかけてみて~」

みゆき「はあ…By the way, about what should I just speak? 」

こなた「うっほ!なんでもいいよ!」

みゆき「I confuse even if anything is said to be good.…」

こなた「あひゃひゃ!!!そんなことないよ~~~!!」

かがみ「すげえ」

みゆき「こなたさん…What is the matter? 」

こなた「どうもwwwしてwwwおりませぬwwwあたしゃ今www感動していますwww」

かがみ「こなたでも完璧に通じている…しかも、私もわかる…」

つかさ「すごいね~」

のび太「どんな言葉でも通じます」

こなた「のび太くん、次は>>35をお願い!!!」

のび太「いいですよ~。>>35~~~!!!」


ひみつ道具>>35

どこだかドア

地球はかいばくだん

こなた「どこだかドア!!!お願い!!!」

のび太「ええ…っと…」

かがみ「あんたねえ…あれはあべこべの世界にしかないでしょうが!!!」

こなた「あれ?そだっけ?(・ω<)テヘペロ」

かがみ「ったく…ねえ…>>40…でいいかな?」

のび太「は、はい!>>40~~~!!」


ひみつ道具>>40

たけこぷたー

>>36

のび太「タケコプタ~~~!!!」ピカピカピカーン

こなた「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!ほんものだ~~~~~~~~~~~~!!!!」

かがみ「意外とちっちゃいんだ…」

つかさ「ほえー…」

みゆき「竹トンボ…ですか?」

こなた「うぇ~~~~~、みゆきさん!タケコプターだよタケコプター!!」

みゆき「はぁ…」

こなた「貸して貸して貸して~~~!!!」

かがみ「あんたが小学生かっつーの」ピシッ

こなた「きゃうん☆」

のび太「初めて飛ぶときは大変ですよ?」

こなた「がんばる!」

のび太「どうぞ」

こなた「無限の彼方へ!!!さぁ~~~いくぞ!!!」カチッ

こなた「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


かがみ「ちょ!!!こなたぁ~~~!!!…」

こなた「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああギャボ」ドスン

みゆき「だだだだ、大丈夫ですか?!こなたさん?!」

こなた「あうあう…飛べねえ豚ぁ…ただの豚だ…」

つかさ「こなちゃん…飛ぶとき、ぱんつ見えたよ…」

こなた「そこかよ!!!」

のび太「/////////////」

こなた「あう~…こりゃ、現代のゆるきゃらのあたしたちにはオーバーテクノロジーだわ…ありがとのび太くん」

のび太「いえ////////」

かがみ「顔真っ赤にならないでよ/////」

こなた「ありゃ~~…かがみん、ひょっとして次はショtゲボォッ!!!」

かがみ「ふんぬううう!!!」

つかさ「ちょ!お姉ちゃん!?」

こなた「じょ…冗談です…勘弁してください…」

みゆき「ところで、のび太さんは、なぜ春日部にいらしたのですか?」

のび太「それが、春休みの宿題で、読書感想文を書かなくちゃいけないんです」

みゆき「まあ」

のび太「そこで、らき☆すたの世界をのぞいてみようともしもボックスで来てみました」

かがみ「ウチらの世界で読書感想文は…駄目だよ、こいつみたいな高校生に育っちゃうから、絶対だめだよ!」

こなた「え~~!!いいじゃんマンガで読書感想文書いたって~~~!」

つかさ「こなちゃん…さすがにマンガは駄目だと思うよ…」

みゆき「どうですか、この世界をご覧になって、何かいいアイデアは浮かびました?」

のび太「うーん…」

かがみ「まあ…あたしらと喋ってるだけだし…」

こなた「でもほら、違う世界の人間にも知られてたってので、1本書けそうだよ!」

かがみ「そりゃラノベでは書けるけど、読書感想文じゃねーっての!」ズビシッ

こなた「ショボーン…」

のび太「ごめんなさい…ボク…」ウルウル

かがみ「/////」ズッキューーーーーーーーン

こなた「ニヤニヤ」

つかさ「ニコニコ」

みゆき「ツヤツヤ」

かがみ「おまえらああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

こなた「うわー!かがみんがショタに目覚めたぞーーーーーー」

つかさ「こなちゃん、ショタってなあに?」

かがみ「だまらっしゃい!!」

こなた「でもま、あたしらのこと見てても感想なんてあんまり出ないでしょ~」

のび太「そんなことは…」

かがみ「やっぱり、別のお話を読んだほうがいいわよ」

みゆき「う~ん…私たちが何か冒険に行くわけでもありませんし、何らかの小説的なお話をするわけではありませんからね~…」

のび太「でも、ぼくあんまり本を読むのが得意じゃないんです」

こなた「じゃあじゃあ、あたしが読む本を決めてあげる!!」

のび太「本当?!」

こなた「おう!」

かがみ(イヤな予感が…)

こなた「>>58なんてどう?!」


次の世界>>58

ゆるゆり

攻殻機動隊

こなた「Goast in the shell!」

かがみ「おいいいい!!!」

のび太「なんですか?それ?」

こなた「近未来の警察特殊部隊を描いたSFアクション大作だよ!」

のび太「SF!!」

こなた「どうかな?」

のび太「行ってみます!!」

かがみ「あ~あ…」


のび太「もしもボックス~~」ドカーン

のび太「ではみなさん、ありがとうございました~~~」くぅ~

こなた「じゃ~ね~~」

かがみ「死なないでね…」

つかさ「ばいばーい」

みゆき「お気をつけて~」

のび太「もしも、僕が攻殻機動隊の世界に行ったら!!」

ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

のび太「東京に戻ってる~…なんだろ?僕たちの世界よりちょっと先で、ドラえもんの世界より前みたいな感じ」

のび太「ん?なんだここ?」

??「こらガキ!!動くな!!」

のび太「えっ」

テロリスト「動くな!!」チャキッ

のび太「ヒャ!!ひゃい!!」

テロリストA「どこにこんなガキがいたんだ…?」

テロリストB「知るか。おいそこの女、立て」

女「ひいいい」

のび太「た…大変だ!!!」


天井 ニョキ L

??「少佐、これから中に入る」

??「よし、ギリギリまでひきつけて、内乱を誘発させる。間違っても人質には当てるな!!」

バババババババババババババババ
??「バトー!一人打ち漏らした!」

??「わかってるよ!!」


テロリストA「おいお前、来い!!!」

女「ひぃぃぃぃっ」

のび太「フワフワ銃!!!!」バキューン

テロリストA「このガ…キ!?」フワフワ

??「なんだ?!…少佐、イレギュラーだ!!人質の少年が武装しているようだ!!」

??「勇ましい限りで…だが、勇猛も無謀であっては困る!!!バトー!」ババババババババ

バトー「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」バリイイイイイイイイイイイイイイイイン

のび太「!!!????!?!」

テロリストB「グゲッ」

別室
テロリストC「我々は個別の17人!我々の死は意味をもたない!」

??「あっそ、じゃあ死ね」バギュバギュバギュン

テロリストC「バッ」

人質「ヒッ」

SWAT「窓の外だ!」


素子「フフ」ブウウウン


バトー「大丈夫かい?ぼうず」

のび太「は…はい」

バトー「ところでぼうず、この銃はなんだ?」

のび太「ふ…ふわふわ銃です」

バトー「リボルバー…だが、弾薬が見たこともないものを使っているな…」

のび太「未来の銃ですから」

バトー「ほう…」

素子。o(バトー!制圧はどうした!!)

バトー「人質は全員無事だ。あとは警察に任せよう」

素子。o(よし、撤収だ)

バトー「じゃあな、ぼうず」ブウウウン

のび太「?!き…消えた?!」

のび太「あ!!!フワフワ銃がない!!!」

のび太「どうしよう…さっきのこわいおじさんに取られちゃった…」

警察「大丈夫か!!」

のび太「は…はい…」






茅葺「9課再編を許可します」

荒巻「ありがとうございます」

茅葺「あなたが、9課を指揮する隊長さん」

素子「…」

のび太「あのこわいおじさんをさがさなくちゃ…!」

警察「キミ、お父さんや、お母さんはどうした?」

のび太「ええっと…ツモリナール!!」

のび太「僕はが大人のつもり!!」チーーーン

警察「ん…いやいや失礼、では、こちらの車へ」

のび太「はい、…」コソッ




荒巻「まあ、ここは素直に9課再編を喜ぼうじゃないか」

素子「そうね…」

のび太「ふう、、、抜け出せた。…今日はもう寝よう…キャンプセット~」




バトー「少佐、どうだった?」

素子「まあ、何とか9課が元通り、ってとこかしら」

バトー「そうか…そりゃまた、難儀なもんだな?」

素子「そうね、さて、新人を紹介するわ、入ってきなさい」

バトー「うほ」

タチコマ「ハジメマシテ、タチコマデス」

バトー「あ…」

タチコマ「ばぁぁぁ~~~~びっくりした?びっくりした?」

バトー「」



バトー「そうだ課長、少佐、ちょっといいか」

荒巻「なんだ?」

素子「ん?」

バトー「大使館にいた人質に子どもがいたんだが、その子がもっていた銃を預かってきた」

荒巻「ん…?なんだこの銃は…ずいぶんレトロなリボルバーだな…」

素子「トグサ、見覚えは?」

トグサ「いえ」

素子「ふむ…ラボに回しておきましょう」

バトー「ああ」

素子「この弾頭…今の技術で作られたものとは思えないわね…」

バトー「ああ…しかもその少年、電脳化していなかったな」

素子「気になるわね…」

のび太「ふわぁぁぁ~~~…ふう…よく寝た…」

のび太「さてと…探し物つりぼり~~!!」

のび太「フワフワ銃はっと…」




ピチョ
バトー「ん?…」 ツーッL

バトー「なんだ?!」L

素子「どうした?バトー?」

素子「釣り針…?!」
                    L
バトー「なんだ…?!あの銃を狙って動いている…」

素子「タチコマ!」

タチコマ「あいあいさー!」グイッ

ググググイ
のび太「ぬほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ザブーン

ザブーン
のび太「ギャフッ」

タチコマ「つれましたー!」

バトー「…この前の少年…」

素子「この子…電脳化どころか、完全に生身の人間じゃない」

トグサ「どうします、取り押さえますか?」

バトー「そんなにきつくしなくても大丈夫だろ」

のび太「いたたたたた…」

バトー「おいぼうず、なんだこれの釣り針は?」J

のび太「うあああ…」ガクガクブルブル

トグサ「バトー、代わる」

バトー「そうしてくれ…」ハァ

トグサ「少年、名前は何という?日本人か?」

のび太「は…はい!野比のび太、小学5年生です!!!」

トグサ「のび太…?ひょっとして、ドラえもんの世界ののび太くんかい?」

のび太「ドラえもんを知ってるんですか?!」

トグサ「昔、マンガを読んでね」

バトー「いったいなんだってんだ…」

のび太「ぬほおおおおおおおおおお」ワロタw

トグサ「それで、のび太くん、キミはなぜここに釣り針を垂らしたんだい?」

のび太「それは…」

トグサ「あの銃のことかな?」

のび太「!!」

トグサ「図星だね」

バトー「これか…」

のび太「そ…その銃を、返してください!」

バトー「しかしなあ少年…」

トグサ「バトー、その銃は返したほうがいい」

バトー「おい、子どもに銃を与えるのかよ?!」

トグサ「そういうことじゃない」

トグサ「この子は、この国…いや、この世界の住人ではないんだ」

バトー「なんだと?」

素子「ゴーストどうこうっていう問題でもなさそうね」

トグサ「のび太くん…この銃はキミに返そう…だが、使ってはいけない。いいね?」

のび太「はい…」

素子「で、おとぎ話の国の少年、なぜこんな所へ来たのかしら?」

のび太「ええと…読書感想文で…」

素子「読書…」

トグサ「感想文んううううううううううううううううううううううう???」

バトー「はっはっはっはっは!!!!!」

ぬほおおおおおあ(意味深)

そんなにきつく(意味深)

うあああ…ガクガクブルブル(意味深)

ふむ

トグサ「おいおい…」

バトー「どうだ少年!!この俺が一番カッコイイだろう?!」

素子「タチコマ、バトーを撃て」

タチコマ「えー…」

バトー「おいおい」

トグサ「少年、どうだい、このような荒んだ世界は?」

のび太「恐いです」

トグサ「まあなあ…勇敢も、一度でも蛮勇になった瞬間人生が終わってしまう。そんな世界になってしまったんだよ。ここは」

のび太「ええっと…」

バトー「まあ、面白いことだってあるさ。まあ少年、この世界の感想は、まだ君には書ききれまい」

のび太「うん…」

素子「じゃあトグサ、別の本をお勧めしてあげたらどう?」

トグサ「俺ですか…そうだな…>>105なんかどうかな?」


次の世界>>105

カイジ

トグサ「カイジなんて、どうかな?」

バトー「なんだそりゃ?」

素子「なかなかいいチョイスじゃない…フフ」

のび太「カイジですか?」

トグサ「ああ、カイジの…そうだな…>>110編なんて、どうだろう?」


1・黙示録
2・破戒録
3・堕天録

和也はなしで

2

トグサ「破戒録編なんてどうだろうか?」

のび太「行きます!」

バトー「まあ、ここよりはマシだろ」

素子「そうね…少なくても、人が死ぬシーンをそれほど見ずにすむでしょうし」



のび太「もしもボックス~~」ドカーン

のび太「ではみなさん、ありがとうございました~~~」くぅ~

バトー「このドア、おもしろそうだな」

トグサ「こんなものがあったら、世界はめちゃくちゃになっちまう」

素子「人間の進化は人間が進めなくちゃ大変なことになるってことかしら…」


のび太「もしも、僕がカイジ・破戒録の世界に行ったら!!」

ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

のび太「…あ…ここは…今の時間みたいだ…」

??「はぁ…はぁ…ハァ…ハァ…」

ドンッ



のび太「わっ」ドサッ

カイジ「クッ…クソガキ!!邪魔なんだよ!!」ダッ

のび太「あいたた…」

遠藤「まてええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」

のび太「また、恐い人たちがいっぱいいるなあ…、あごが鋭いし…」

のび太「もう…ふぁ~~あ…色々な世界を見て回るのも疲れるなあ…夜だし、もう寝よう…」

のび太「!?!?!?!?!?!?!?」



のび太「 ス ペ ア ポ  ケ ッ ト が 、 な い  ! ! ! ! 」

のび太「な…なんで!?もしもボックスをしまうまではあったのに!?」

のび太「どこかに落ちて…」キョロキョロ

のび太「なんで?!!??!!?!」



遠藤「ったくよう…手こずらせやがって…」ズルズル

取り巻き「野郎をおぶって歩くのいやっすよ…」ズルズル

遠藤「まあ…これでこいつも地下行きだ…」

取り巻き「そうっすね…よいしょっと」ドサッ
バタム
遠藤「さて…持ってく前に、所持品検査っと…金は…なんだよ…2000円札しか入ってねえぞ…」

取り巻き「おおかた、パチンコで使えなかったからそのまま持ってたんじゃないっすか?」

遠藤「だろうな…他には…なんだこりゃ、パンツ?」

取り巻き「子ども用っすかね…悪趣味ですねえ…」

遠藤「あー、気持ちわりい…戻しておくか」



のび太「ないよう…ないよう…」

チュンチュン
のび太「はっ?!」

のび太「あ…ボク…あのまま…寝ちゃったんだ…」ムクリ

のび太「おなか…すいたなあ…」グゥ~





カイジ「なんだ…!これが…、これが悪夢でなくて、なんだ!…」カキーン

カイジ「クソッ…こんな…こんな地下に…15年…!15年も…!!!!」カキーン

カイジ「クソッ!!…死んじまう…こんなことしてたら…死んじまう!!!」ザクッ

のび太「あ…コンビニ…」フラフラ
ピロピロピロ
帝愛デイリーストア店員「ラッシャイセー」

のび太「あ…ご飯…」フラフラ

のび太「おいしそう…」ビリビリ

店員「コラァァァ!!!」

のび太「うわあああああああああ」ダッモグモグ




ピイイイイイイイイイイイイイ
現場監督「終了!!作業終了!!各班行進!!洗浄!!」

カイジ「クソッ…家畜だって、もう少しまともに体を洗ってるっ!!!クソォ…!!!」

デイリーストア店員「ゴルァ」ガシッ

のび太「むぐぅうううううううううううう」

店員「このガキ…警察に突き出すなんて甘い扱いにはしねえぞ!!!」

のび太「ごめんなさいごめんなさいぃぃぃぃいいいいいいい」

店員「謝るんじゃねえ!!!謝るくらいなら最初から盗むな!!!」

のび太「ごめんなさああああああああああああああああああああい」




カイジ(ふざけろっ…)

カイジ(脱走だ…必ず抜け出してやる…!)

のび太「地下…帝国?」

黒服「ああ」

のび太「そんな…」

黒服「キミは親もいない、住所もない、帰る場所もない、仕事だって当然できない、ないない尽くしじゃないか」

のび太「うう…」

黒服「しかし、我々はキミの衣・食・住、そのすべてを保障する。そして、キミが犯した罪についても、たった3か月働くだけで許される。こんなに良い条件が他にあるというのかい?」

のび太「ヒック…ウエーーーーーン…ママーーーーーーーーーーー」

黒服「ったく…だから子どもは嫌いなんだ…、おい、連れてけ」

部下「はっ」

のび太「マーーーーーーーーーーーーーーーマーーーーーーーーーーーーーーー…ウッ…」zzz

部下「しかし…いいんですか?」

黒服「何が?」

部下「こんな子ども…」

黒服「じゃあ、お前が行くか?」

のび太「E班…ですか」

大槻「ああ、ワシが、班長の大槻だ。よろしくな、のび太くん」

のび太「はい…」

大槻「なあに、そんなに暗い顔をするんじゃない。我々はここに十何年といなくちゃならないんだが、キミはたったの3か月で出られるんだ。なんてことないよ」

のび太「ヒック…」

大槻。o(まったく…カイジの次はこんなガキよこしやがって…後でたっぷり搾り取ってやる…)



三好「がんばりましょう!!カイジさん!!」

カイジ「三好…オレは博打なんてしない…貯めるんだ!!」

大槻「は~~~い、ちゅうも~~~く」

E班「?」

カイジ「…ガキがこんなところに…なんだっていうんだ?」

大槻「今日から皆さんと一緒に頑張ることになった、野比のび太くんで~す。子どもですが、なんとか頑張っていけるよう、皆の衆の力を分けてくださ~い」

カイジ「ふざけろ!!!!」

大槻「あ~~~?なんだって~~~????」

カイジ「ふざけろ!!!!なんだってこんな子どもが、こんなクソみたいな地下に引きずりこまれてるんだよ!!!!ありえないだろ!!!!

大槻「な~カイジくん…ここにいる奴らはみんな、人には言えない色々な事情を抱えているんだ…それを年長者のキミが汲み取ってやらんでどうする?」

カイジ「じゃ~のび太くん、キミは明日からこのカイジくんについていきなさい」

のび太「はい…」

カイジ「くっ…」

カイジ「じゃ~のび太くん、キミは明日からこのカイジくんについていきなさい」

のび太「はい…」

カイジ「くっ…」

>>132
大槻「は~~~い、ちゅうも~~~く」

E班「?」

カイジ「…ガキがこんなところに…なんだっていうんだ?」

大槻「今日から皆さんと一緒に頑張ることになった、野比のび太くんで~す。子どもですが、なんとか頑張っていけるよう、皆の衆の力を分けてくださ~い」

カイジ「ふざけろ!!!!」

大槻「あ~~~?なんだって~~~????」

カイジ「ふざけろ!!!!なんだってこんな子どもが、こんなクソみたいな地下に引きずりこまれてるんだよ!!!!ありえないだろ!!!!

大槻「な~カイジくん…ここにいる奴らはみんな、人には言えない色々な事情を抱えているんだ…それを年長者のキミが汲み取ってやらんでどうする?」

大槻「じゃ~のび太くん、キミは明日からこのカイジくんについていきなさい」

のび太「はい…」

カイジ「くっ…」

のび太「…?あの…」

カイジ「カイジだ。伊藤開司。カイジって呼んでくれ」

三好「オレ、三好っていうんだ。よろしくな」

のび太「のび太です…あの…カイジさん?」

カイジ「なんだ?」

のび太「僕とどこかで会いませんでしたか?」

カイジ「しらねーよ」

のび太「…!!そうだ!!僕とぶつかった人だ!!」

カイジ「ぶつかっただぁ!?何根も葉もないこといてっやがるこのガキ!!」

のび太「あの、、こんな形のポケットを見ませんでしたか?」

カイジ。o(…ああ!!!遠藤さんに捕まった時の…あの時にスッたガキか!!!!!!)

カイジ「し…知らねーな」

のび太「そんなぁ…グスッ…ドラえもぉん…」メソメソ

大槻「おいカイジ、消灯時間だ…うるさいぞ」

カイジ「俺じゃねえよ!!」

大槻「お前の子分だ…お前の責任でもあるだろう」

カイジ「クッ…ふざけろ…クソッ」

大槻「ああん?何か言ったか?」

カイジ「なんでもねえ…」

のび太「メソメソ…」

カイジ「おいガキ…もう寝ろ…」

のび太「…」

三好「初日だってのに…よく寝れるなあ…」

カイジ「ふん…」

大槻「起床!!!」

カイジ「ううっ…」

三好「はぁ…」

のび太「zzz」

カイジ「おいガキ!起きろ!」

のび太「う~ん…あと5分…」

カイジ「何ふざけてやがる!!!起きろ!!!」ガバッ

のび太「ううわぁあ」

カイジ「支度だ」

のび太「は…はい…」

ドドドドドドッドドドドドドド

カイジ「ほら!!!頑張れ!!!」ザクッ

のび太「ひぃい~~」サク

カイジ「クソッ…大槻の野郎…俺に当てつけやがって…ふざけろっ」

のび太「も…もう…らめぇ…」バターン

カイジ「こらガキ!起きろ!ここじゃ、倒れたら死ぬしかないんだ!!起きろ!!」

のび太「うう…」フラフラ

カイジ「ここは誰かが助けてくれるわけじゃない…ここはてめえでてめえの命を守るしかないんだよ!!!」

のび太「うう…」ザクッ

ピイイイイイイイイイイイイイ
現場監督「終了!!作業終了!!各班行進!!洗浄!!」

カイジ「クソッ…クソッ…クソッ…!!!」

のび太「うう…」


大槻「それじゃ~、大盆を開催しようか~」

カイジ「…」

大槻「おいおいカイジくん…今回は参加しないのかい…?」

カイジ「ふざけろっ!!!」

大槻「おお恐い恐いwwwなぁに…45組の連中も、勝つことで少しでも前借りを減らせたらと思ってのう…」

カイジ「うるせえ!!」

大槻「では皆の衆、はじめようか」



カイジ「…」

カイジ「なあ、ガキ…」

のび太「はい?」

カイジ「これ…お前のか?」つ▽

のび太「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ス ペ ア ポ ケ ッ ト !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カイジ「すまねえ…俺がお前から盗んでたもんだ…中に何も入ってなかないし…ずっと俺が持ってたんだが…」

のび太「ああ…ああ!!!!!!!!よかったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カイジ「なんだよ?それ、そんなに大事なものだったのか?」

のび太「これで、、、、これで帰れる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カイジ「帰る…?」

のび太「はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カイジ「何言ってやがる…いいか、この地下は、何重にも層があって、その都度監視カメラと固く閉ざされた扉が

のび太「そんなもの、ドラえもんの道具でなんとかなる!!」

カイジ「はあ?」

のび太「扉は通り抜けフープで通ればいいし、カメラは透明マントで写らないようになればいい!!」

カイジ「お前…何言って…」

のび太「さよなら、カイジさん」

カイジ「おい、ちょっと待て。バレたらタダじゃ済まないぞ」

のび太「大丈夫です」

カイジ「なあガキ…俺はこの地下をある程度把握している。透明だかなんだか知らないが、ここからお前が消えただけで、帝愛の連中は血眼になってお前を探し、地の果てまで追い詰める。逃げるなんて絶対に不可能なんだ」

のび太「大丈夫…です」

カイジ「お前…地下の"病院"を知っているか?」

のび太「ううん」

カイジ「地獄だ!!!あそこは地獄なんだ!!!ただ死を待つだけの、この世に存在する地獄があるんだ!!!脱走なんてしたら、それ以下の扱いを受けることになるんだよ!!!

のび太「でも…僕は早く帰らなきゃ…」

カイジ「まあ、そんなに焦るな…どうだろう?その道具とやらの力を、俺に少し見せてくれないか?」

のび太「いいですよ。透明マントー」バサッ

カイジ「うおっ…な…なんだ…これは!!!ありえねえ!!!ありえねえよ!!!」キョロキョロ

のび太「こんなふうに、絶対に見えません」バサッ

カイジ「…何て野郎だ…なあ、他には、他にはどんな道具があるんだ?」

のび太「空を飛ぶタケコプターとか、壊れたものを直すタイムふろしきとか…」

ざわ・・・ざわ・・・

カイジ「マジかよ…」

のび太「カイジさん、一緒に抜け出しませんか?」

カイジ「いや…駄目だ」

のび太「なぜ?」

カイジ「さっきも言った通り、ここはとにかくセキュリティが厳しい。この部屋から俺たちがいなくなっただけで、帝愛は全世界で俺たちを指名手配することができる。それはまずい」

のび太「そんな…」

カイジ「しかし…合法的にここを抜け出すことは可能だ…」

のび太「合法?」

カイジ「ああ、あの"1日外出券"…!!」

のび太「1日外出券…」

カイジ「50万ペリカなんていう途方もない金額だが…それを手にすることが、今、できる!」

のび太「どうやるんですか…?」

カイジ「あそこでバカ笑いしてやがる…大槻の野郎から搾り取るのさ…博打でな!!」

のび太「ばくち?」

カイジ「ああ…なあのび太…サイコロを思いのままに操る道具って、何かないか?」

のび太「ええっと…サイコロ…ふりだしにもどるっていう道具しかないです」

カイジ「それで、サイの目は操れるのか?」

のび太「時間が戻るサイコロだった…ような…」

カイジ「クッ…それじゃあだめだ…なにか…こう…サイコロで6の目を確実に出す…そんな道具があれば…!」

のび太「サイコロを動かすなら…念力目薬とか…」

カイジ「それは、どういう道具なんだ?」

のび太「目薬をさして、見たものを思いのままに動かすことができるんだ」

カイジ「…それじゃ…ダメだ」

のび太「えっ」

カイジ「もっと自然に…自然にサイの目を出さなきゃいけない…!」

のび太「でも、どうやって…」

カイジ「なあ、他のやつの時間を止めるとか、時間を遅くするっていう道具はないのか?」

のび太「あるよ」

ざわ・・・ざわ・・・
カイジ「あるのか!?!?」

のび太「タンマウォッチー」

カイジ「これで…時間を止められるのか?」

のび太「うん!」

カイジ「みんな動かない状態で、サイコロを動かすことはできるのか?」

のび太「…それは…わかりません…」

カイジ「そうか…まあいいさ。なにせ今、まさにバカ面下げてチンチロチンチロやってやがるからな…!ひとまず実験だ…!のび太、ついてきてくれ」

のび太「うん…」

大槻「おおっwww4・5・6だぁ~~~www悪いのう皆の衆www」

皆の衆「ううっ…」

大槻「さぁ~て…今日、やっとワシにも運が向いてきたのかもしれんなぁ~…では、二回目の親番といくかのぅ…さぁ、はったはった!!」

皆の衆「サッキノハマグレダ!!ニカイモツヅクモンカ!!」バサッバサッ

カイジ「馬鹿どもが…」

大槻「さて、では振るとしようか…ぬうううううううううううううううううん!!!!」ギギギギギギギ

カイジ「のび太…準備はいいか?」

のび太「うん」

大槻「はぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」チロロロロロロ

大槻「くるぞぉぉぉぉぉ!!!!4・5・6がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」チロロ…

カイジ「いまだ!!!」

のび太「ええいっ!」カチッ

…カチッ…

のび太「ええと…サイコロを…あれ?動かない…!」グリグリ

のび太「うううーーーーーーーーーーーん…」グリグリ

のび太「そうか…タンマウォッチは…押した人だけが動けて…物は動かせないんだっけ…」

のび太「あれ…このサイコロ…」

のび太「ひとまずカイジさんに教えなきゃ」カチッ

…チロチロ…

大槻「むほおおおおおおおおおおおwwwwwwwwwwww4・5・6じゃあああああああああ!!!悪いのう皆の衆wwwwwwwwwwww」

皆の衆「…」

カイジ「おい!!!のび太!!!どういうことだ!!!」

のび太「カイジさん…実は…」カクカシカジカ

カイジ「そうか…なら仕方ねえな…」


のび太「あ、あとサイコロが…」
ざわ・・・ざわざわ・・・
カイジ「なん…だと…

カイジ「そうか…そういうカラクリだったのか…!!!」

のび太「はい」

カイジ「なあのび太…サイコロを…サイコロを作る道具って…ないのか?」

のび太「ハツメイカーとか…」

カイジ「それは何だ?」

のび太「設計図の物を作る道具」

カイジ「それを出してくれ!あと紙はないか!」

のび太「あるよ」

カイジ「できた…」

のび太「ハツメイカー」

カイジ「よし…これを作ろう…」111111 x3つ

のび太「あとは材料だね」

カイジ「材料がいるのか!?」

のび太「うん…」

カイジ「クソッ…なんでもいい…何か…何かないか…!!!ああっ!!!」

カイジ「な…なあ!!!鳥の軟骨!!!鳥の軟骨売ってくれ!!!」

売店「あいよ!ビールはどうする?」

カイジ「いらねえ!!」

売店「なんだい?つまみだけじゃ、さみしいだろうに」

カイジ「いいんだよ!」

売店「そうかい…ヒヒヒ…後で飲みたくなったらいいなよ…軟骨7000ペリカね!」

カイジ「おらっ」

カイジ「のび太!!材料ってこれでいいんだろ?!」

のび太「うん…材料表には、白い塊、20グラムって書いてあるから大丈夫だと思う」

カイジ「よし!!」

のび太「あとは…朱液1ml…」

カイジ「赤い液体…クソッ!!」ガリガリガリガリガリガリガリクソン

のび太「カイジさん?!」

カイジ「血だって…赤い!!」タラーッ

のび太「うわ…」

ハツメイカー「チーン」ポイッ
ざわ・・・ざわ・・・
カイジ「できた…できたぜ…」

カイジ「くそっ…あとは…あとは軍資金さえあれば…」

のび太「ペリカを増やすんですか?」

カイジ「ああ」

のび太「フエルミラー」

カイジ「なっ…」

のび太「2回写せば…」

カイジ「いける…!いけるぞ!!!これで合法的に怪しまれずいける!!!」




カイジ「大槻!!!」

大槻「んー…なんだ、カイジか」

カイジ「俺と、俺と青天井で勝負しろ!!!」





ざわ・・・ざわざわ・・・

大槻「だいたいお前、金ないだろ?しかも、焼き鳥を買ってただろう?」

カイジ「おら!!!」ドサッ

大槻「…どこに貯めてたんだ…?」

カイジ「あいつらと…あいつらと一緒に貯めていたんだよ!!」

三好「カイジさん?!」

のび太「カイジさん…」

大槻「ふんっ…まあいい…やってやらない理由はないしな…」



~~原作3-4巻準拠~~


大槻(ワシのイカサマに…気づいてないのか…このバカ…)

カイジ「…」

大槻(バカがっ…出動だ…4・5・6賽…!!!)

大槻「かあっ」チンチロロロッロロロ

カイジ「うおおおおおおおおおおおお」ガバッ

大槻「なっ!!!!!!!!!!!!!何をする!!!!!!!!!!!!」

カイジ「握りこんだ!!!イカサマを!!!」

大槻「何言ってやがる!!!離せ!!!」ドガボガゴガキーン

カイジ「うぐっ」

他の班長「まあまあ大槻…ここは俺が見てやるよ」

大槻「え…」

カイジ「見てくれ!!!これが…これがヤツラの常勝の秘密…!」

他の班長「どれ…、、、こ…これは!!!」

大槻「らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大槻「…」

取り巻き「…」

皆の衆「コノヤロー!!!死ね!!!」

大槻「サイコロは決まってなっただろう?ノーカン!ノーカン!」

皆の衆「ナンダトゴルァ!!死ね!」

大槻「うぐっ」ガスッ

カイジ「まあまあ…こいつの言うことも一理ある…」

大槻「おおっ」

カイジ「特殊賽…俺も使うぜ!!なあ!!みんな!!」

45組「はい!!」

大槻(助かった助かった助かった!!!)

あう

カイジ「じゃあ振るぜ…」

大槻「ああ…」

カイジ「おらっ」チンチロロロロロロ

大槻「ああっ!!!!」

カイジ「ピンゾロだ!!!5倍付!!!」

大槻「ふっ…ふざけるなあああああああああああああああああああああ」

カイジ「何言ってやがる!!!」

皆の衆「おおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

大槻「ううっ…」

カイジ「さあ!!みんなも!!」

45組「ああ!!」

のび太「カイジさん!」

大槻「…」

黒崎「有効だ」

大槻「なんだ…貴様ぁ!!」

黒服「大槻!!!口を慎め!!!このお方は…帝愛のNo.2!!!黒崎様にあらせられるぞ!!」

大槻「ひぃっ…」

カイジ「さあ…持ってこい!!!イカサマで蓄えた金…全部!!!」

大槻「ううっ…」

カイジ「さあ!!!振れ!!!大槻!!!」

大槻「うぐうううううううううううううううううううううううううううう」


3・6・6

ざわ・・・ざわ・・・
皆の衆「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!やった!!!!やった!!!!やった!!!!」


大槻「」フラフラ
取り巻き「班長…」


カイジ「18,252,000ペリカ…!!!!!!!!」

カイジ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」

黒崎「ふ…」


カイジ「ちょ…ちょっと大将!!」

黒崎「ワシのことか…?

カイジ「なあ?!その一日外出券の気持ち悪い一文、変な意地悪をするんじゃないだろうな?」

黒崎「これは意地悪とかそういう話ではなく、ここでの通常のしきたりとして…落ちて1年未満の者は…出したりしないんだ…時期尚早ということでな!」

カイジ「くぅっ…」

黒崎「だが…ここまで大事になったらそうはいくまい…認めよう…!!!好きにするがいい!!!」

45組「やった・・・・!!!やった!!!」

黒崎「ククク…しかしカイジくん…出て、どうするつもりだ…?一人頭300万ペリカ…日本円に直せば30万ぽっきりだ…」

カイジ「ギャンブルだ!!」

黒崎「ククク…キミはバカか利口か…わからん。しかしまあいい、好きにするがいい!」

カイジ「ふざけろっ」

カイジ「のび太…お前も出るんだろ?」

のび太「僕は…1日だけ出られれば大丈夫です」

カイジ「そうか…」

三好「カイジさん!!」

カイジ「なんだ?」

三好「このペリカ…全部カイジさんに預けます!!!」

カイジ「お前…お前ら、それでいいのかよ?」

45組「はい!!!!」

カイジ「そうか…待っててくれ…必ず、必ず全員助ける!!!」

45組「カイジさん!!!!!!!!!!!」

~~~翌日~~~
カイジ「うっ…」

カイジ「外か…」

カイジ「…のび太?!」キョロキョロ

カイジ「そうか…別々に地上にあげられたのか…だが、あいつは別の世界の住人だって言ってたから…地上にさえ出ちまえば、あとはもといた世界に帰って、俺たちみたいなクソとお別れだな…」

カイジ「さて…何か大金を得られるギャンブルはっ!!!!」






のび太「ううん…」

のび太「はっ!!!!!!!!!!!」

のび太「あ…太陽だ…戻ってこられた!!!」

のび太「よし!!!もしもボックスーーーー」ドカーン

のび太「もとのせかいに、もどれ!!!!」


ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ

のび太「…」

ドラえもん「こら!!!!!!!!!!!のび太!!!!!!!!!!!!!」

のび太「 ド ラ え も ん !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ダキッ

ドラえもん「うわあ!!!ど…どうしたのさのび太くん?」

のび太「僕、僕、真面目に勉強するよ!!!!!!!!!本だって読む!!!!!!!!算数だって頑張る!!!!!!!!!!!!」

ドラえもん「いったい何の世界を見てきたんだい?」

のび太「らき☆すたの後…攻殻機動隊…そして、カイジさんに会ったんだ」

ドラえもん「ええっと…宇宙完全大百科~」

ドラえもん「らき☆すた…萌え豚アニメ…こんなところに行ってたの…
       攻殻機動隊…近未来…うわぁ…のび太くん…よく生きて帰ってこられたね…
       カイジ…地下帝国??違法労働じゃないか!」

のび太「大変だったけど、僕気づいたんだ。真面目に生きていれば、あんな所には行かなくてもいいんだって」

ドラえもん「ははあ…のび太くんよっぽどすごい目にあわされたんだね…」

のび太「ボク、頑張る!!!!」

ドラえもん「で、どうだい?感想文は書けそう?」

のび太「うん!!!」

ドラえもん「よし!!頑張れのび太!!」

のび太「よーーし!!書くぞーー!!」

のび太「賭博破戒録カイジを読んで思ったこと。僕は…」

ドラえもん「ん…?でもこれって…」









始業式
先生「のーーーーーーーーーーーーーーーーーーびーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンガの感想文を書くとは何事だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
廊下に立っとれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のび太「そんなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


アニメ化希望!!(`・ω・)

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