パワプロ「うおぉぉ!ヒロインと結婚してイチャコラしてえぇぇ!!」 (71)

矢部「何か大声が聞こえたでやんす。何でやんしょ?」

パワプロ「あ、矢部くん!良いところに!」

矢部「パワプロくんでやんしたか」

パワプロ「矢部くん……オレ、もう一度ヒロインと結婚したい!」

矢部「またでやんすか?この前、存分に味わったはずでやんす」

パワプロ「確かに、前回の女猪狩との結婚生活は良かった。素晴らしかったよ」

パワプロ「でも、他の女の子とも結婚してみたいなぁ、なんて!!」

矢部「ただの浮気性でやんすよ……」

パワプロ「うあぁぁ!ヒロインと結婚してイチャコラしてえぇぇ!!」

のつづきっぽい話
読まなくてもついてけるよ

パワプロ「ヒロインのことを詳しく知るためには、やっぱり生活を共に過ごしてみた方が良いと思うんだ」

矢部「はあ」

パワプロ「大学とかでも、より学校を知ってもらうために、体験授業を行ったりするでしょ?」

矢部「まあ」

パワプロ「つまり、オレは色んな女の子との結婚生活をたくさん体験してみたい!」

矢部「ずっと野球やってるくせに下手くそで、さらに浮気性で女好きとかもうお前帰れでやんす」

パワプロ「だから矢部くん!今日も、あのマシンを貸してくれないかな?」

矢部「うぐ……親友の頼みなら断れないでやんすね……」

矢部「わかったでやんす、準備してやるでやんす!」

パワプロ「さっすが矢部くん!」

矢部「『イチャコラ疑似体験マシーン~結婚編~』でやんす!」

パワプロ「待ってましたー!」

矢部「使い方は覚えてるでやんすか?」

パワプロ「ぁゎ……も、もちるんだゆっ!!」

矢部「覚えてないでやんすね……イチから説明し直すでやんす」

矢部「これは、特定の人物との結婚生活を疑似体験できるマシンでやんす!」

矢部「ちなみに、結婚編以外にも、幼馴染み編や高校生編、不倫編と種類もさまざまでやんす」

矢部「使い方は、この穴に自身のち◎こを挿入するでやんす」

矢部「なぜならこのマシンは元々、オイラがラブラブセックス疑似体験オナホールを開発している時に、偶然出来上がってしまったからでやんす」

矢部「ちなみに、体験する結婚生活は、自身のち◎この勃起具合によってコトの運びの良し悪しが決まるでやんす」

矢部「幸せな生活を送るには、常に勃起させてないとダメでやんす」

矢部「わかったでやんすか!?」

パワプロ「うん、なんとか思い出したよ」

矢部「そうそう、このマシンは前回と違って、少し改造してあるでやんす」

パワプロ「え、何をしたのさ!」

矢部「悪いことじゃないから、安心するでやんす。」

矢部「現実世界の状況とリンクさせたでやんす」

パワプロ「……はい?」

矢部「まあ体験を始めれば分かるでやんす」

パワプロ「え、ちょっと!ここで分かりやすく教えてよ!」

矢部「さて、今回はどの子を奥さんにするでやんす?」

パワプロ「スルー!?」



>>16

あおい

パワプロ「じゃあ今回は、あおいちゃんで!」

矢部「妥当なところツイたでやんすね」

パワプロ「妥当だなんて可哀想だなぁ。あおいちゃんは可愛いし、夫婦になれたらこんな幸せなことはないはずだよ!」

矢部「でも果たして、そう言い切れるでやんすかねぇ?」

パワプロ「ま、待ってよ矢部くん。その発言がどうも気になるよ……」

矢部「とにかく、そこの穴に勃起ち◎ぽをとっとと挿入するでやんす」

パワプロ「じゃああおいちゃんの水着姿を想像して……」ギンギン

矢部「普通、2秒でそこまでフル勃起できないでやんす」

パワプロ「そしたらズボンとパンツを脱いで……」ボロン

矢部「うほっでやんす」

パワプロ「ここの穴に……」ズプズプ

パワプロ「うほぉぉ……すごく絡み付いてくる…!!思わず腰を振りそうになるよ……」

矢部「それでは、イッてらっしゃいでやんす!!」

ビリリリッ

パワプロ「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!!どうして毎回ケツに電気がァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!!!」

・・・・・・・

パワプロ「…………うぅ……」

パワプロ「(あれ……疑似体験始まったのかな……ケツ痛ぁ……)」

スゥ……スゥ……

パワプロ「(ん?何か聞こえる……)」

スゥ……スゥ……

パワプロ「(寝息……?オレの胸元から……まさか!)」

スゥ……ムニュムニュ……

パワプロ「あ、あおいちゃん!」

あおい「んぅ……?」

パワプロ「(いかん、声に出してしまった!)」

あおい「どしたの……ボクのこと呼んだ……?」

パワプロ「あ、ううん!ごめん、起こしちゃったね」

あおい「うん……すっかり眠ってたよ……おやすみ……」

パワプロ「う、うん。おやすみ……」

あおい「うぅん………」ピタッ

パワプロ「(あおいちゃん……オレの肩にくっつくように寝て……)」

パワプロ「(ものすごく、ドキドキする……!!)」ドクンドクン

パワプロ「(だって、あおいちゃんの顔、すごく近いし……)」

パワプロ「(あ、甘い匂いがする……!)」

パワプロ「(この世界では、あおいちゃんがオレの嫁なんだよな……)」

パワプロ「(さ、最高すぎる……!!)」

あおい「スゥ……スゥ……」

パワプロ「(わぁ……あおいちゃんの寝顔なんて初めて見たよ)」

あおい「スゥ……スゥ……」

パワプロ「(可愛いなぁ……)」

あおい「ムニャムニャ………」

パワプロ「(くあぁぁっ!見てて飽きないなぁ……)」

翌朝

あおい「うぅ……ふわぁ~……」

あおい「(もう朝なんだ……)」

パワプロ「起きた?あおいちゃん」

あおい「え……?起きてたの、パワプロくぅん!?」

パワプロ「どうしたの、そんなに驚いて」

あおい「だってパワプロくん、目に濃いクマが!」

パワプロ「あはは……眠れなかったんだよ……」

パワプロ「(寝顔を飽きずに見続けてたら、気づけば朝になってた……)」

あおい「不眠症?大丈夫?」

パワプロ「そんなんじゃないよ、大丈夫」

あおい「今から朝ごはん作るけど、食べれる?それとも寝てる?」

パワプロ「いや、起きて食べるよ。顔洗ってくるね」トボトボ

あおい「わ、わかった」


・・・・・・・
洗面所

パワプロ「うひゃぁ……くっきりとクマがあるよ…」

パワプロ「でも全く眠くないんだよなぁ。まだドキドキしてるのかな?」

パワプロ「不自然と勃起も続いてるし……まあコレはこのままでいっか」

パワプロ「ぶっ!?水冷たっ!!」

・・・・・・・

パワプロ「そうか、いまこの世界は冬なんだな」

パワプロ「気づかなかったけど寒いし、そりゃ水も冷たくな……」モクモク

パワプロ「(な、なんだ?急に家中が煙たくなったぞ!)」

「わーー!どうしよどうしよ!大変だ!」

パワプロ「あ、あおいちゃん?!何があったの!?」

あおい「あ、パワプロくん!ごめん、料理焦がしちゃってさ…」

パワプロ「料理!?あおいちゃんが!?」

パワプロ「(そういや、さっき『朝ごはん作る』って……!)」

パワプロ「(気づくの遅かった!)」

パワプロ「と、とりあえず換気しないと!」

パワプロ「換気扇を付けて!」カチッ

パワプロ「窓も開けて!」

あおい「あ、窓は開けちゃダメ!」

パワプロ「えっ?」ガララッ

ビュオオオオォォォォォォ

パワプロ「ぶふぉっ!?」ブワァァ

あおい「あーあ、だから開けちゃダメって言ったのに…」

あおい「今日は20年に一度の大雪だから、吹雪が入ってきちゃうんだよ」

パワプロ「(顔がぁぁ!顔がぁぁぁぁ!!)」


霜焼けになった
やる気が下がった

・・・・・・・

あおい「はい、手作りシチューだよ。焦がしちゃったけど……」

パワプロ「う、うわぁ……」

パワプロ「(こりゃ温かい墨汁だ……)」

あおい「無理して食べなくてもいいからね?きっと不味いし……」

パワプロ「(ぐぅ…!ここは夫らしく……!)」

パワプロ「そ、そうかな?おいしそうだよっ?」パクッ

パワプロ「」

パワプロ「(こりゃ、1000%苦汁だ)」

パワプロ「自然と顔が引き吊る…!やめろ、オレの表情筋っ……!」

あおい「やっぱりおいしくないよね……」

パワプロ「いやっ!コクがあるよ!」

パワプロ「(まさしく『酷』がね)」

あおい「そ、そう?良かった!たくさんあるからね!」

パワプロ「はーい……」

パワプロ「(まあ料理下手は昔から変わらず、だな……)」ズズッ

パワプロ「ごちそうさま……」

あおい「全部食べたんだ……凄いね…」

あおい「ボクなんて一口で戻したのに」

パワプロ「せっかくのあおいちゃんの手作りだし、残すのも勿体無いからね…」

あおい「あ、ありがとう……//」

パワプロ「(喉が変にいがいがする……)」

あおい「……それにしても、すごい雪だね」

パワプロ「うん、こんなに降るなんて珍しいね」

あおい「これじゃ、今日の試合も中止だね。キャットハンズのメイン球場は屋根無いし……」

パワプロ「あおいちゃん、今日試合なの?」

あおい「やだなぁ、パワプロくんもでしょ?同じチームなんだし」

パワプロ「(へぇ……夫婦揃ってキャットハンズのメンバーなのか…)」

あおい「多分今日はオフになるだろうし、何しよっか?」

パワプロ「そうだなぁ……外は大雪だし……」

パワプロ「(あおいちゃんと家の中でできること……何だろう……)」



>>41

イチャイチャ

パワプロ「(そうだ、オレたちは一緒に生活を共に過ごす、謂わば夫婦なんだ!)」

パワプロ「(イチャイチャせずして夫婦とは呼べないっ!!)」

パワプロ「あおいちゃ~ん♪」ムギュー

あおい「わっ!ちょっと、いきなり何よ!」バッ

パワプロ「あわわわっ!?」ズテーン

あおい「いきなり抱きついてこないでよ!ビックリするでしょ!」

パワプロ「さ、さーせん……」

パワプロ「(あれ……思ってた反応と全然違う……)」

あおい「もうっ、テレビでも見よっと」ポチッ

パワプロ「(うぅむ……あおいちゃんとイチャつくにはどうしたら……)」

パワプロ「!\|/」←ヒラメイタ

パワプロ「(いいこと考え付いた……)」

あおい「うわ……渋谷駅前も雪すごいなぁ……」

パワプロ「あーおいちゃんっ!」

あおい「ん?」

パワプロ「オレたちプロ野球選手は、常にトレーニングを心掛けてないと活躍できなくなるかもしれない!」

あおい「うん、それなら後でストレッチを……」

パワプロ「そう、だから今から、オレがあおいちゃんのストレッチに付き合うよ!」

あおい「えー、まだいいよ。食後だし…」

パワプロ「オレが身体動かさないと、気持ち悪くなってくるんだよ。いいでしょ?」

あおい「もう、しょうがないなぁ」

パワプロ「じゃあオレが押すから、あおいちゃんこっちに座って!」

あおい「うん」

パワプロ「(ふ、夫婦なんだし、どんな触り方でも、どこ触っても、何も問題ないよね!!)」フンッフンッ

あおい「なんか鼻息荒いよ?」

パワプロ「き、気のせいだよ!あははぁ!」

パワプロ「じゃあ押すねー」グイッ

あおい「んっ、んぐぐ……」

パワプロ「じゃ、つぎ反対側ー」グイッ

あおい「くっ、んんっ……」

パワプロ「(あぁ……あおいちゃんの柔らかい身体と、押す度に漏れる声が……)」

パワプロ「たまらーーーんっ!!」グイイッ

あおい「いっ、いたいよっ!力入れすぎだよ!」

パワプロ「わわ、ごめん!」

あおい「……もしかして、エッチなこと考えてたでしょ?」

パワプロ「そ、そんなはずあるに決まってるだろ!!」

あおい「正直だね」

あおい「まったく、本当はボクの身体に触るために、ストレッチしようって持ち掛けたんでしょ?」

パワプロ「いや、触るためとかそんなんじゃないよ!」

あおい「じゃあ、何?」

パワプロ「オレたち夫婦だし…その……イチャつきたいなぁ…って思って……」

あおい「イチャつく?」

パワプロ「だからつまり……ラブラブしたいってこと!!」

あおい「ラ、ラブラブ……//」

パワプロ「さっき、あおいちゃんに抱きついたとき、跳ね返されたからさ……」

パワプロ「どうしたらイチャつけるかな……と思って」

あおい「ストレッチでイチャつこうと考えたの?」

パワプロ「はい……」

あおい「もう……そういうワケなら、言ってくれれば良かったのに」

パワプロ「え?」

あおい「……こういうことだよ」ピトッ

パワプロ「!!」

パワプロ「(肩に寄りかかってきた……)」ドキドキ

あおい「……ボクだって、キミのこと好きなんだよ?//」

パワプロ「う、うん!」

あおい「…でも、その愛情を表に出すの……なんだか恥ずかしくて……」

パワプロ「えっ」

あおい「さっき抱きつかれたときも、つい咄嗟に突き飛ばしちゃったんだ……」

パワプロ「(そうだったのか……)」

あおい「…いまも、勇気振り絞って、キミの肩に寄りかかってるんだよ…?//」

パワプロ「あおいちゃん……」

あおい「……やっぱり、恥ずかしいね。ごめんね、こういうの苦手だから…」スッ

パワプロ「待ってよ!」グッ

あおい「わっ!」ガバッ

パワプロ「……そんなのおかしいよ…」ギュウゥ…

あおい「え………」

パワプロ「オレたち夫婦なんだよ?これから何十年間、一生共に過ごしていくんだよ?」

パワプロ「それなのに……恥ずかしいから愛情を表に出せないなんて、そんなの絶対おかしい」

あおい「………」

パワプロ「オレ相手に、何も恥ずかしがる必要ない。何も気を遣う必要もない」

パワプロ「あおいちゃんには、自然体でいてほしいんだ」

パワプロ「オレは、あおいちゃんと、ずっとこうしていたいから……」

パワプロ「あおいちゃんの体温を、感じつづけたいから……」ギュウゥ…

あおい「……パワプロ……くん……///」ギュッ…

あおい「ごめんね……ボクが間違ってたよ…」

あおい「そうだよね……どうして、パワプロくんに対して羞恥心抱いてたんだろ……」

あおい「……キミは、ボクが一番愛する旦那さんなのに……//」ギュウゥ…

エロって欲しい?
いまから23時30分まで顔出せなくなるけど、一応聞いとく

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月12日 (月) 00:18:19   ID: ejc889nb

おもしろい
つづきをよこせ

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