たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」(126)

たまこ「…………」

みどり「お待たせ、ジュース持ってきたよ」

たまこ「…………」

みどり「どうしたの、たまこ」

たまこ「みどりちゃん、これ何かな」

みどり「え、あっ……」

たまこ「これ私の下着だよね? なんでみどりちゃんの部屋にあるのかな?」

みどり「あ、いや、それはその……」

たまこ「もしかして私の家に来た時にこっそり盗んでいったのかな?」

たまこ「どうしてそんなことしたのかは知らないけど」

たまこ「よりによって下着を盗んでいくなんてさ」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「それで? この下着を持ち帰ってどうしたのかな?」

みどり「そ、それは……えっと……」

たまこ「まさか大事にしまっておいただけってわけでもないよね?」

たまこ「たまに取り出しては眺めて満足するってこともないよね?」

たまこ「やっぱりそういうことが目的だったんだよね?」

たまこ「下着なんていやらしいものを盗んでいくくらいだもんね」

みどり「う、うう……」

たまこ「みどりちゃんは私の下着でエッチな気分になってたんだよね?」

たまこ「匂いを嗅いだり、被ってみたり、着てみたりもしたのかな?」

たまこ「それだけじゃ満足できなくてもっとエッチなことにも使ったんでしょ?」

みどり「あうう……」

たまこ「友達の下着で興奮した上に気持ちよくなっちゃってたんだ?」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「その顔は図星ってことだよね?」

みどり「あああ……ち、違うの……」

たまこ「何がどう違うっていうのかな? 説明してみせてよ」

たまこ「私の下着を盗んだことに何か他の理由があるの?」

たまこ「私の下着をオナニー以外の何に使ったっていうの?」

たまこ「納得できるように説明してほしいな」

みどり「う、そ、それはその……」

たまこ「できないんでしょ? 仕方ないよね図星なんだもんね」

たまこ「いやらしい子だもんね。エッチなことしか頭にないもんね」

たまこ「そういう目的以外に私の下着を盗む理由ないもんね」

たまこ「ほか、言ってごらんよ。なんで私の下着を盗ったのか正直にさ」

みどり「……え、え……」

たまこ「何? 聞こえないよ? もっとはっきり言ってくれる?」

みどり「エッチなことに使うために……」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「それはまあ良いよ。問題は別のところにあるんだよ」

たまこ「私が何を言いたいか分かる? あ、その顔は全然分かってないね」

たまこ「みどりちゃんが泥棒したってことだよ」

たまこ「みどりちゃんがしたことは立派な犯罪なんだよ、そういう自覚ある?」

たまこ「みどりちゃんは脳内まっピンクだからそういう倫理観ないかもしれないけど」

たまこ「これは罪だよ、犯罪だよ? それは理解してほしいなあ」

たまこ「あっ、でももしかしたらちゃんと分かった上でやったのかな?」

たまこ「そうだよね、いくらみどりちゃんがエロいことしか考えてないとはいえ」

たまこ「罪悪感や背徳感くらいは人並みに持ってるんだろうね」

たまこ「でもだからこそ余計興奮しちゃうんでしょう?」

たまこ「罪の意識がみどりちゃんの興奮を余計燃え上がらせたんでしょう?」

たまこ「友達の下着を盗んだ、しかもそれをいけないことに使ってる」

たまこ「そんな背徳的な一人エッチはたいそう気持ちよかったろうね」

たまこ「みどりちゃんはそれに病みつきになっちゃったんだろうね」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

>たまこ「罪の意識がみどりちゃんの興奮を余計燃え上がらせたんでしょう?」
>たまこ「友達の下着を盗んだ、しかもそれをいけないことに使ってる」
>たまこ「そんな背徳的な一人エッチはたいそう気持ちよかったろうね」

あれ?なんでたまこさんそんな事しってはるんですか

たまこ「とりあえずこの下着は返してもらうからね」

たまこ「あれ、今ちょっと残念そうな顔したよね? 何様のつもりかな?」

たまこ「これはもともと私のものなんだよ? 返してもらうのが当然だよ」

みどり「う、うん……」

たまこ「これでみどりちゃんのオカズは無くなっちゃうわけだよね」

たまこ「でもみどりちゃんはいやらしいから何でもオカズにできちゃうよね」

たまこ「今こうやって私に責め立てられているのも興奮材料なんでしょ?」

たまこ「自分の罪が暴かれた恥ずかしさや惨めささえも性感を高めるんでしょ?」

たまこ「私から冷ややかな視線で蔑まれるってだけで濡れてくるんでしょ?」

みどり「あああう……」

たまこ「今すぐにでもオナニーしたくてたまらないって感じだよね?」

たまこ「私が帰ったらすぐにでも下着に手を突っ込んで掻き回すんでしょう?」

たまこ「でもまだやらせないよ? これはみどりちゃんへの罰なんだからね?」

たまこ「でもこの罰さえもみどりちゃんにとっては快感なんだろうね」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「でもみどりちゃんがドスケベなのは今に始まったことじゃないよね」

たまこ「みどりちゃんは気付かれてないつもりだったかもしれないけど」

たまこ「私ばっちり分かってるんだよ?」

みどり「え、あ、う……」

たまこ「この前、いつだったか忘れたけど、部活が終わったあと」

たまこ「私、忘れ物に気づいて更衣室に戻ったんだよ」

たまこ「その時みどりちゃん1人で残って練習してたよね? そうその日だよ」

たまこ「更衣室の中、真っ暗なのに変な声がするから怖くってさ」

たまこ「そこに何があったと思う? ってみどりちゃんは分かってるよね」

たまこ「そうだよ、みどりちゃんがいたんだよ。でもただのみどりちゃんじゃないよ」

たまこ「私が忘れていったバトンにまたがって自慰に耽るみどりちゃんだったんだよ」

たまこ「あれはちょっと衝撃的な光景だったなあ~」

たまこ「盛りのついたお猿さんみたいに一心不乱に腰を振りまくっててさ」

たまこ「暗くてよく見えなかったけど私が見たことないようなエッチな顔してたんだろうね」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「それからも私ずっとみどりちゃんのこと見てたんだよ?」

たまこ「10分くらいでみどりちゃんは満足してオナニーをやめたよね」

たまこ「それでその後みどりちゃんが何をしたか、忘れたとは言わせないよ?」

みどり「あ、ああ……ああ……」

たまこ「ほら、言ってみて? みどりちゃんはあの時何をしたの?」

みどり「ああ、ああうう……」

たまこ「いやらしいみどりちゃんは性欲にかられて何をしてしまったの?」

みどり「……私のバトンとたまこのバトンを……入れ替えました……」

たまこ「よく言えたね。 そんなバカみたいな罪の告白をよく言えたね」

たまこ「気付かないとでも思った? そりゃぱっと見の違いはないけどさ」

たまこ「やっぱり使い込んだモノには傷や汚れが一つ一つ違うもんなんだよ?」

たまこ「私は優しいからずっと気付かないふりをしててあげたけれど」

たまこ「みどりちゃんがずっと部活で私のバトンを使ってたってことは分かってたよ?」

たまこ「そして部活以外でも色んなことに使ってたってこともね」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「でも私はさっさと私のバトンを返して欲しかったんだよね」

たまこ「いつまでもそんなことに使われるのは気色悪かったからさ」

たまこ「だから私はみどりちゃんが居残り練習していった日に」

たまこ「わざと自分のバトンを、正確にはみどりちゃんのだけど」

たまこ「バトンを更衣室に置いたままで帰ったの」

たまこ「それで、途中で引き返して更衣室に戻ったんだよ」

たまこ「もしかしたらみどりちゃんが私のバトンをこっそり返却する前に」

たまこ「お別れ前の最後のオナニーを見られるかもって思ったからね」

たまこ「でも全然そんなことしなかったんだよね」

たまこ「ていうか、それどころじゃなかった。私は唖然としたよ」

たまこ「みどりちゃんは私のバトン入れに気づきながらもバトンを返そうとしなかった!」

たまこ「せっかくお互いのバトンをこっそり入れ替えられるシチュエーションを用意したのに」

たまこ「みどりちゃんの罪悪感に期待した私が馬鹿だったよ」

たまこ「みどりちゃんは私のバトンを完全に私物化してオカズにし続けたんだね」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「とにかく私のバトンも返してもらうよ」

みどり「う、あうあう……」

たまこ「はあ、これで何回オナニーしたのかな?」

たまこ「お股に擦りつけすぎて磨り減ったりいしてないよね?」

たまこ「まあ、いいや。あとで私が持ってるみどりちゃんのバトンも返すから」

たまこ「この件はこれでチャラってことにしといてあげる」

たまこ「あれ、なんで今ちょっとホッとした顔したのかな?」

たまこ「まだ終わらないよ? みどりちゃんの罪はまだまだあるよ?」

たまこ「私、全部気付いてるんだからね?」

たまこ「この際だから全部あきらかにさせてもらうよ」

たまこ「林間学校の時、覚えてるよね? あ、今ギクってしたよね?」

たまこ「昼間はなんともなかったよ、問題は夜。みんなが寝静まった後」

たまこ「みどりちゃん、私のベッドに夜這いしてきたよね?」

たまこ「なんであんなことしたの? そんなに我慢できなかったの?」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「私あの時まだ起きてたんだよ?」

たまこ「布団と枕が変わっちゃうと眠れなくなっちゃうんだよね」

たまこ「まあそんなことはどうでもいいんだよ」

たまこ「みどりちゃんがなんか暗がりの中でゴソゴソやってたから」

たまこ「あっ、またオナニーでもするのかなキモいなって思ってたの」

たまこ「そしたら私の寝てる方に来るからびっくりしたよ」

たまこ「必死で寝てるフリしてたら、みどりちゃんがいきなり覆いかぶさってきてさ」

たまこ「私が本当に寝てるかどうか、ほっぺた抓ったり擽ったりしてきたよね」

たまこ「大胆なんだか慎重なんだかさっぱりだよね」

たまこ「で、私がちゃんと寝てるって確認したみどりちゃんは何をしたのかな?」

みどり「あうう……」

たまこ「ほら、自分の口で言ってみてよ。寝てる私に何をしたんだっけ?」

みどり「胸を……触りました……」

たまこ「そのとおりだよ。いきなり胸を触られるとは思っても見なかったよ」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「あの時、確か一瞬の躊躇もなく私の胸に手を伸ばしたよね?」

たまこ「それで私は確信したんだよね」

たまこ「これは突発的な行動じゃなくてずっと計画してたことだったんだって」

たまこ「ずっと考えていたからこそ、私の胸を触る覚悟や決断もとっくにできてたんだよね」

たまこ「とっさの思いつきでやったことなら勢い任せとはいえちょっとは逡巡するよね」

たまこ「私はあの時そんなに私の胸を触りたかったのかって心底呆れたよ」

たまこ「でも思い返してみればそうなんだよね」

たまこ「みどりちゃんはずっと私の胸に興味津々だったんだよ」

たまこ「林間学校の前にプールで泳ぎの練習をした時もそう」

たまこ「泳ぎのコーチをするふりしてちらちら私の胸に視線をやってたよね」

たまこ「それ以前も、体育の着替えの時とか、普通に喋ってる時とかもさ」

たまこ「いや、もっと前……私がブラジャーを付けはじめた時からだよ」

たまこ「スキを伺っては私の胸を見てたよね、みどりちゃんって」

たまこ「なんでそんなに私の胸が気になっちゃうのかな? 理解不能だよ」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「それで、やっとみどりちゃんは念願の私の胸にありつけたわけだよね?」

たまこ「どうだったのかな? 小学生の頃から触りたかったんでしょ?」

たまこ「私の胸を触った感想、みどりちゃんの口から聞かせてほしいなあ、ん?」

みどり「ううう……あう……」

たまこ「ほら、どうだったの? 言ってみてよ」

みどり「すごく……気持よかったです……」

たまこ「私はすごく気持ち悪かったけどね!」

たまこ「みどりちゃんも女の子だから、胸の触り方くらいは心得てると思ってたよ」

たまこ「でもそんな期待は一瞬にして失望に変わったんだよ」

たまこ「みどりちゃんは性欲の高ぶりに任せて乱暴に私の胸をこねまわしたんだよ?」

たまこ「お餅でもあんなに無茶苦茶にこねないよ?」

たまこ「おかげで次の日起きてからも胸がヒリヒリしてたよ」

たまこ「しかもそれでみどりちゃんのリビドーが消化されたと思ったのに」

たまこ「それまでよりも私の胸を見る回数が明らかに倍加したんだから困るよ」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「全く、みどりちゃんの性欲の強さにはほとほと呆れ返るよ」

みどり「ああ……あう……」

たまこ「で、私の方から話すことはこれくらいだけど」

たまこ「みどりちゃんの方からもちゃんと話して欲しいんだよ」

たまこ「みどりちゃんが犯した私の知らない罪業をね」

みどり「う、うう……ああ……」

たまこ「他にもあるんじゃないの? これだけのことをやってるんだから」

みどり「い、いや……も、も、もう……ないよ……」

たまこ「本当に?」

みどり「うん、うん、うん」

たまこ「嘘だよ。みどりちゃんが真実を隠しても、私には心当たりがまだまだあるんだよ」

たまこ「あの時は犯人が分からなかったけど、今となっては全部みどりちゃんの仕業だと思えるよ」

たまこ「その事件が起きたは小学生の時だよ。どれもみどりちゃんと出会ってから起きたんだ」

たまこ「そんな時分から性犯罪に手を染めていただなんて」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「小学5,6年生の時、私の持ち物が立て続けになくなったんだよ」

たまこ「体操服やリコーダーといった大物から消しゴム等の小物まで」

たまこ「スクール水着なんて何着買い換えたか分からないよ」

たまこ「あれ全部みどりちゃんが盗ったんでしょ? 否定しても説得力ないよ」

たまこ「なんなら今からこの部屋の隅から隅まで探してもいいんだよ?」

たまこ「ああ、それはやめてほしいんだ? つまりそれは肯定だよね」

たまこ「みどりちゃんは根っからの変態泥棒なんだね。ドン引きだよ」

たまこ「しかも問題はみどりちゃんに罪の意識が全くないってことだよ」

たまこ「みどりちゃん、反省してる? 自分のしたこと悪いと思ってる?」

みどり「うん、うん……」

たまこ「嘘だね。嘘つきが泥棒の始まりなら泥棒は嘘つきの始まりでもあるしね」

たまこ「じゃあ、もうあれしかないね。みどりちゃんの反省と更生を促すには」

たまこ「お仕置きを与えるしかないよ」

たまこ「ん? どうしたの、お仕置きって言葉で興奮してるの? 顔が赤いよ緑のくせに」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「みどりちゃんにどんなお仕置きをしようかずっと考えてたけど」

たまこ「この様子を見てると、どれだけつらいお仕置きをしても」

たまこ「みどりちゃんにとっては快感でしかないんだろうね」

たまこ「きっと私に痛めつけられたこともオカズにできるんだろうね」

たまこ「でもそれじゃあお仕置きの意味を成さないから困るよ」

たまこ「そうだ、何もしないのが一番のお仕置きになるかもしれないね」

たまこ「私はみどりちゃんに何もしない」

たまこ「みどりちゃんと会話しない。みどりちゃんに近づかない。みどりちゃんと目を合わせない」

たまこ「どうかな、このお仕置きは。有り体に言えばただの放置プレイだけど」

みどり「あああ……あああああ……」

たまこ「青ざめてるね緑のくせに。その反応が演技でないことを祈るよ」

たまこ「じゃあ早速今からお仕置きのスタートだよ、私は今日もう帰るから」

たまこ「明日からは一切話しかけたり近づいたりしないでよね?」

たまこ「えへへ、みどりちゃんはこれに耐えられるのかな? 我慢できるのかなあ」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベだからね」

ドスケベだから仕方ないね

たまこ「さて、あれから3週間が経過したよ」

みどり「ああおああおおおおおおああういうああ」

たまこ「この3週間、どうだった? つらかったかな、苦しかったかな?」

みどり「おおおおおおおあうああああおうういい」

たまこ「私は結構おもしろおかしく過ごさせてもらたんだけど」

みどり「ううおおおおうおうおうおあおあいおおお」

たまこ「みどりちゃんは相当キテるみたいだね、滑稽だよ」

たまこ「3週間の間、ちょっと離れた場所からみどりちゃんのこと観察してたけど」

たまこ「なんていうのかな、オーラっていうの? 性欲のオーラがビンビン出てたよ」

たまこ「フェロモンとはまた別モノだね。フェロモンは異性を惹きつけるものだけど」

たまこ「みどりちゃんのは他の誰かにエッチなことをしたくてたまらないっていうオーラ」

たまこ「中学の時のもち蔵を思い出したよ」

みどり「ういいあああおおあおああああああああ」

たまこ「中学生男子と同レベルの性欲を持ち合わせているなんてさ」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「それから私がかんなちゃんとくっついてたの、気付いた?」

たまこ「いっつも一緒にいてわざとベタベタ触ったりしてたんだけど」

たまこ「やっぱり気付いてたよね。そりゃそうだよね、四六時中私の方見てたしね」

たまこ「あの時のみどりちゃん、本当にすごい顔してたんだよ?」

たまこ「目をひん剥いて、歯ぎしりして。みどりちゃんってああいう表情もするんだね」

たまこ「でも私は気付かないふりしてかんなちゃんとベタベタしてたんだよね」

たまこ「抱きついたり、手をつないだり、髪触ったり、間接キッスしたり」

たまこ「あっ、ほっぺにチューとかもしたかな。 ちゃんと見てたよね?」

たまこ「みどりちゃんはそれを見てどんな気分になったのかな?」

たまこ「嫉妬に燃え狂ったのかな? それとも逆に興奮した?」

たまこ「みどりちゃんが毎日オカズにするほど大好きな私がかんなちゃんと」

たまこ「友達の域を超えた乳繰り合いをしてるのを見てどう思ったのかな?」

たまこ「でもみどりちゃんのことだからきっとそれすらもオカズになるんだろうね」

たまこ「寝取られっていうの? 私にはよくわからないけどみどりちゃんは好きそうだもんね」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「そして日ごとにみどりちゃんは目に見えてやつれていったね」

たまこ「私はそこで気付いたんだよ、みどりちゃんにとって一番大事なのは」

たまこ「私の私物を盗んでオナニーに使うことじゃなかったんだ」

たまこ「私と毎日触れ合うことだったんだよね」

たまこ「それに気付けた私はちょっと嬉しくなったんだよ」

たまこ「まだみどりちゃんにも人間らしい心が残ってたんだって」

たまこ「筋金入りの性犯罪者じゃなくて思春期の純情な乙女なんだって」

たまこ「でもだからってみどりちゃんの罪は帳消しにはならないよ」

たまこ「私はみどりちゃんに罰を与えなきゃいけない立場だから」

たまこ「心を鬼にしてみどりちゃんに冷たく接することを続けた」

たまこ「でも私だって流石にそこまで冷徹にはなりきれないから」

たまこ「高校卒業まで続ける予定だったけど3週間で打ち止めにしたんだ」

たまこ「みどりちゃんもだいぶ反省できただろうと思ってね」

たまこ「打ち止めを伝えた時のみどりちゃんの顔。清々しいほど晴れやかだったよね」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

花屋さんがいる時点で

たまこ「さて、そんなこんなでお仕置きも予定より早く終了したわけだけど」

たまこ「みどりちゃんはちゃんと反省できたのかな?」

たまこ「私はみどりちゃんが更生したって信じたいんだけど、どうかな?」

みどり「…………」

たまこ「私の私物を盗んだことに罪の意識は芽生えたの?」

みどり「…………」

たまこ「みどりちゃんのドスケベは改善されたって自分で思える?」

みどり「…………」

たまこ「なんとか言ってよ、みどりちゃん」

みどり「…………」

たまこ「黙りこくってちゃ分かんないよ」

たまこ「そんな態度だと、またお仕置きを再開しなきゃならないんだよ?」

みどり「お仕置きを受けるべきはたまこの方だよ」

たまこ「何わけのわからないことを言ってるの? 今はみどりちゃんのことを」

みどり「たまこも本当はドスケベだもんね」

たまこ「えっ、いきなり何を言い出すの?」

たまこ「3週間のお仕置き期間を経て頭がおかしくなっちゃったのかな?」

みどり「私は正常だし、私はずっとこのことを言おうと思ってたんだよ」

みどり「確かに私はたまこの私物を盗んだ。それは事実として認めるよ」

みどり「でもたまこが捲し立てた私の罪状についてはちょっとおかしいとこもあるよね」

みどり「私はあの時下着盗んだのがバレたことでパニクっててろくに反論できなかったけど」

みどり「でも今なら冷静だし、たまこに言い返すことができるよ」

たまこ「へえ、面白いね。3週間前の私の話のどこがおかしかったっていうのかな?」

たまこ「それから私がドスケベだっていうのはどういうことなのか説明してもらえる?」

みどり「そうだね、じゃあまずドスケベのほうから説明しようか」

みどり「私も目撃しちゃったんだよ」

みどり「たまこ、更衣室で私のバトン使ってオナニーしてたよね?」

たまこ「違うでしょ、それはみどりちゃんがやったことでしょ?」

みどり「たしかに私もやったよ? でもたまこもやってたよねって話だよ」

みどり「たまこは本当にドスケベなんだね」

みどり「たまこは10分くらいで満足してオナニーをやめたよね」

みどり「それでその後たまこが何をしたか、忘れたとは言わせないよ?」

たまこ「全然記憶に無いよ? さっきから何の話してるの?」

みどり「ごまかしても無駄だよ。私は全部この目で見たんだもん」

みどり「たまこは私のバトンと自分のバトンを入れ替えたんだ!」

たまこ「あはは、だからそれはみどりちゃんがやったことでしょ?」

たまこ「3週間前、自分でバトンを入れ替えたって言ってたじゃん」

みどり「そうだよ、私もあの時、私のバトンとたまこのバトンを入れ替えた」

みどり「でもそれは、たまこから私のバトンを取り戻したっていう意味なんだよ」

みどり「私はたまこが私のバトンをパクるところを目撃してたからね」

みどり「でも全然返す気配がないから、こっそり入れ替えて返してもらったってわけ」

たまこ「私のバトンでオナニーした後で?」

みどり「うん、たまこのバトンでオナニーした後で」

みどり「まあその瞬間をたまこに見られてたのは気付けなかったけど」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

みどり「そしてバトンは2本とも無事に元の持ち主の手に戻った」

みどり「でも、それが納得できなかったたまこは凄いことを言い出した」

みどり「私が今持っているのがたまこのバトンで、たまこの持っているのが私のバトンだって」

みどり「そう言って事実をねじ曲げたんだ」

みどり「そして3週間前のあの日、たまこは『私のバトンを返してもらう』って言って」

みどり「堂々と私のバトンを入手することに成功した」

みどり「それと引き換えに私はたまこのバトンを押し付けられた」

みどり「返してよ、私のバトン」

たまこ「何のことだか全然理解できないよ、みどりちゃん説明下手だね」

みどり「ごまかすのはいい加減にしてよ、私怒ってるんだよ?」

みどり「ありもしない罪を着せられて、たまこに3週間も触れられなかった」

みどり「私がどれだけつらかったか分かってるの?」

たまこ「でもそのバトンでオナニーしてたんでしょ?」

みどり「まあね」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

みどり「それから、まだあるよ。林間学校での話だよ」

たまこ「ああ、みどりちゃんが私をレイプした件だよね?」

みどり「レイプじゃないよ、おっぱい触っただけだし」

たまこ「まさか私の胸を触った話は全部でっち上げだとでも言うつもり?」

みどり「そんなことは言わないよ。私がたまこの胸を触ったのは事実だしね」

たまこ「常日頃から私の胸をちらちら見てたのは?」

みどり「それも事実だよ。小学5年の頃からね」

みどり「まあそんなことは置いといて、大事なのは林間学校での話」

みどり「私はずっとたまこの胸を触りたくて堪らなかったから」

みどり「こりゃチャンスだと思って、たまこが寝入ってるのを確認して夜這いをした」

みどり「結局たまこは寝たふりをしてるだけだったってことだけど」

みどり「それに関しては私も気付いてたんだよね」

たまこ「気付いてたのにどうしてやめなかったの?」

みどり「そりゃやっぱどうしてもたまこの胸触りたかったし」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

みどり「それで、なんで私がたまこが狸寝入りだって気付いたかって言うと」

たまこ「別に聞きたくないから言わなくてもいいよ」

みどり「聞きたくないのは自分にとって都合が悪いからでしょ?」

みどり「あの時たまこが狸寝入りだって気付いた理由は」

みどり「たまこが私に胸を揉まれて感じていたからだよ」

たまこ「またデマカセを言うんだね。みどりちゃんの言うことはさっきから嘘ばかりだよ」

みどり「その言葉、たまこにそっくりそのまま返すよ」

みどり「たまこは私が胸を揉むたびに体をぴくぴくさせて明らかに感じてるみたいだった」

みどり「それから気持ちよくなって変な声も出してた。いやんとかあんとか」

たまこ「多分寝言なんじゃないかなそれ」

みどり「ばーか、自分で寝たフリしてたって言ったくせに。寝言なんか言うわけ無いじゃん」

たまこ「寝たふりしてたなんて言ったっけ? 発言を捏造するのはやめてよ」

みどり「捏造してるのはたまこの方じゃん、いい加減認めなよ自分がドスケベだって」

たまこ「さっきから聞いてると私を変態扱いしたくてたまらないみたいだね」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

どっちが本当の事を言っているんだ...

みどり「それから小学5,6年生の時にたまこの持ち物が失くなったって話だけど」

たまこ「はあ、まだ嘘を積み重ねる気? 事実をねじ曲げても虚しいだけだよ」

みどり「事実をねじ曲げてるのはたまこの方だって。とにかく私の話を聞いてよ」

たまこ「どうせ私の私物を盗んだのは他の誰かだって言うんでしょ?」

みどり「違うよ、私はたまこの私物を何度も盗んだよ。これは本当だよ」

たまこ「みどりちゃん、開き直りは見苦しいよ」

みどり「でもたまこの失くした私物は、全部私が盗んだんじゃないよ」

みどり「私が盗んだのは体操服の上、リコーダー、下敷き、スティックのり」

みどり「ナプキンを12回、家庭科の裁縫箱、財布、ハンカチ3枚、ノート2冊」

みどり「それからスクール水着を4回だけだよ」

たまこ「そんなに盗っておいて『だけ』って言える神経が凄いよ」

みどり「思い出してよ、スクール水着が失くなったのって7回だったでしょ?」

みどり「あとの3回は別の犯人だよ。それから消しゴムや書道道具もね」

みどり「たまこから盗んだものはちゃんと保管してあるから見せようか?」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

もち蔵許すまじ

みどり「ともかく、私が言いたいのは犯人は私だけじゃないってこと」

みどり「それからもう一つ言わせてほしい」

たまこ「また捏造かな? 妄想を語るのは大概にしてほしいよ」

みどり「妄想なんかじゃない、厳然たる事実だよ」

みどり「たまこも私の持ち物を盗んでいたんだ」

みどり「プールの授業が会った日、私のスクール水着が失くなってた」

みどり「誰かが盗ったのかって先生がみんなに聞いたけど犯人は出て来なかった」

みどり「覚えてる? あの時は丁度水着のデザインが新しくなる時期だった」

みどり「クラスの大半が新しい水着を着てたけど私は従姉妹のお下がりだったから旧版だった」

みどり「もちろんたまこも新しい方の水着を買ってたよね、でもその日だけは……」

たまこ「でも証拠はないよね? まだ旧式の水着を使ってる子も大勢いたし」

みどり「私はその前日にたまこの水着を盗んでた。だからたまこは新しく水着を買う必要があった」

みどり「でも旧式の水着はもう売ってないから、たまこがどこから旧式を手に入れたかって言うと」

たまこ「うん、まあ確かに私はみどりちゃんの水着をちょっと拝借したよ」

みどり「たまこは本当にドスケベなんだね」

たまこ「でもそれに関してはおあいこだよね」

たまこ「この件は元を辿ればみどりちゃんのせいだもんね」

みどり「まあ、そうだね。じゃあこの話はこれでチャラにしよっか」

たまこ「でも小学校の時のことだけをチャラにしてもみどりちゃんの罪は消えないよ?」

たまこ「他にもまだまだ余罪はあるんだからね」

たまこ「バトンの件、林間学校の件。それから私の下着を盗んだ件」

みどり「待って、バトンと林間学校での件もチャラにできるよね?」

たまこ「それはみどりちゃんの話が事実だって証明できた場合だよね?」

みどり「証明できるよ。私のバトンにはサインが書いてあるもん」

みどり「たまこが今持ってるバトンに私のサインがあるかどうか確かめればいいんだよ」

たまこ「嘘。そんなのどこにも書いてなかったよ?」

みどり「あ、墓穴掘ったね。たまこって意外と単純だよね」

たまこ「…………」

みどり「それから林間学校での件もたまこは既にボロを出してるよね」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「まあ、いいよ」

たまこ「バトンの話も林間学校の話もみどりちゃんが正しいってことにするよ」

みどり「じゃあバトン返してよ」

たまこ「でも下着の話は完全にみどりちゃんが悪いよね?」

たまこ「人の家から下着を盗んでいくなんて。人としてありえないよ」

たまこ「みどりちゃんはちゃんとこのことについて反省してるの?」

みどり「そのことについても異論があるんだけど?」

たまこ「却下だよ」

みどり「なんで? やっぱり真実を暴かれたくないから?」

たまこ「みどりちゃんが私の下着を盗んだという事実以外に真実なんかないよ」

みどり「いいや、これもちょっとおかしいんだよ」

みどり「あの下着は、ちょっと特別な下着だったんだよね。覚えてる?」

たまこ「私とお揃いで買ったやつだよね」

みどり「うん、たまこと同じ下着を着けてるってだけで興奮できると思ってね」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

たまこ「それで、そのお揃いなのがどうかしたの?」

みどり「私、こないだその下着をつけたんだよ」

みどり「でもちょっとサイズが合わないような気がしたんだよね」

たまこ「それは性徴期だからじゃないの? 羨ましいね」

みどり「私もそうだと思った、でも同時にちょっとおかしいなと思った」

みどり「それでサイズを確かめてみたけど、サイズなんていちいち覚えてない」

みどり「だから立証しようがないんだけど、疑いは募る一方だった」

みどり「もしかしてあの時、たまこは自分の下着と私の下着を入れ替えたんじゃないかって」

たまこ「妄言だね。被害妄想もここまで来ると呆れてくるよ。虚言癖というべきかな?」

みどり「分かったよ、じゃあ確かめよう」

みどり「今たまこが着けてる下着と、私の手元にあるお揃いの下着。サイズを比べる」

みどり「サイズが一致すれば私の手元にあるお揃いの下着はたまこのものってことになるよね」

みどり「ほら、確認するから脱いでよ」

たまこ「友達にいきなり服を脱げって命令するなんて」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

みどり「脱いでくれさえすれば確かめられるんだよ」

みどり「それはたまこの潔白を証明することにも繋がると思うんだけど」

たまこ「分かったよ、脱ぐよ。下着を見せればいいんだよね?」

たまこ「まあ、どうせサイズが合うわけはないだろうけどね」

みどり「全裸になってくれても構わないよ」

たまこ「こんな時までいやらしいこと考えちゃうんだね」

たまこ「ほら、脱いだよ。気が済むまで確かめれば?」

みどり「んー……んんっ?」

たまこ「どうしたの? 早く確認してよ、寒いんだよ」

みどり「たまこが着てるのってこのお揃いの下着じゃん」

たまこ「そうだよ。私が買った方の、お揃いの下着だよ」

みどり「サイズは……確かに違うけど」

たまこ「ほらね。じゃあもうこの話はこれで終わりね」

みどり「ちょっと待って、まだそのままでいて」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」

みどり「たまこが今着けてるのは私の下着かもしれない」

みどり「私の下着とサイズ比べてみるから、そのままでいて」

たまこ「駄目だよ?」

みどり「なんで? やっぱりそれ、私の下着だから?」

たまこ「ううん、これは間違いなく私が買ったやつだよ」

みどり「じゃあ確かめさせてよ。無実だって言うならできるでしょ?」

たまこ「それはできないよ」

みどり「なんでよ」

たまこ「なんでも」

みどり「…………」

たまこ「…………」

みどり「…………」

みどり「……じゃあ、もうこの件もチャラでいい?」

たまこ「仕方ないなあ、そういうことにしといてあげるよ」

みどり「たまこは本当にドスケベなんだね」

みどり「はあ、これでやっと全部チャラになったね」

みどり「小学校時代の件、バトンの件、林間学校の件、下着の件」

みどり「身の潔白を証明するのがこんなに疲れるとは思わなかったよ」

たまこ「全然潔白じゃないよね。真っ黒だよね」

みどり「お互いにね」

みどり「お互い真っ黒ってことは、私達の間でだけは私たちは無罪なんだよ」

たまこ「うーん、よく分からない」

みどり「ところでバトンと下着を返して欲しいんだけど」

たまこ「嫌だよ、やっと手に入れたのに」

たまこ「大体みどりちゃんだって私のバトンとか下着でオナニーしてたんでしょ?」

たまこ「だから私も愉しませてもらう権利あると思うんだよね」

みどり「じゃあ私もたまこのバトンと下着でオナニーしちゃうよ?」

たまこ「別に構わないよ。ていうかどんどんやってほしいくらいだよ」

たまこ「みどりちゃんのいやらしいのが芯まで染みこむくらいに使い込んでよ」

みどり「たまこは本当にドスケベなんだね」

みどり「ふふ、でもなんか変な感じだよね」

たまこ「何が?」

みどり「最初はドスケベの罪を追及されてたはずなのにさ」

みどり「今はお互いがドスケベだってことを明けっ広げにしてる」

みどり「私たちはドスケベが恥ずかしいことじゃなくなってる」

たまこ「そうだね、いつのまにかそうなっちゃってたね」

たまこ「しかもドスケベの対象が私たち自身なんだもんね」

たまこ「私はみどりちゃんに、みどりちゃんは私に対してドスケベなんだよ」

たまこ「私たちはドスケベで繋がり合ってるのかもしれないね」

みどり「他の人とはドスケベしたいと思わないしね」

たまこ「私もだよ」

みどり「他人が入ってこられないドスケベ」

みどり「私たち2人だけのドスケベ」

みどり「ドスケベ両想いだね」

たまこ「ドスケベ両想いかあ」

みどり「3週間のお仕置きの間、たまこはずっと興奮してたんでしょ?」

みどり「たまこに放置されてやつれていく私を観察して」

たまこ「それはもうものすごく興奮したよ」

たまこ「つらそうなみどりちゃんを見て毎晩のようにオナニーしてたんだよ」

たまこ「明日はどれほど苦しむだろうって、どうやって苦しめようかって」

たまこ「そればっかり考えてたんだ」

みどり「やっぱりそうなんだ。私もそんな仕打ちをされて興奮したんだ」

みどり「私も家に帰って着替えもせずにベッドに潜ってオナニーしてた」

みどり「でもオナニーすればするほどたまこが恋しくなって大変だったよ」

たまこ「でも余計に燃え上がったんでしょ?」

みどり「まあね。それより、お仕置き期間中かんなともドスケベなことしてたよね?」

たまこ「あれはドスケベとまではいかないよ。プチスケベだよ」

みどり「たまこはかんなとチューとかして、良かったと思うの?」

たまこ「ううん、チューされて照れるかんなちゃんは可愛かったけど」

たまこ「やっぱりしっくりこなかった、みどりちゃんとしたいって思ったもん」

たまこ「みどりちゃんと距離をおいてたあの3週間の間にね」

たまこ「私のドスケベの相手はみどりちゃんしかいないって思い知ったよ」

たまこ「離れてみて初めて分かる大切さって、陳腐だけどやっぱりあるんだね」

たまこ「みどりちゃんもそうなんでしょ?」

みどり「私はお仕置きなんかされる前からずっとたまこが最高のドスケベだよ」

みどり「それこそ小学校の頃からね」

みどり「でもたまこが私にドスケベなのか分からなかったから」

みどり「いろいろ盗んで1人でドスケベなことしてたんだよね」

たまこ「言われてみれば、私も小学校の頃からみどりちゃんにドスケベだったかも」

たまこ「みどりちゃんの水着盗んだのも、誰のでもよかったわけじゃなくて」

たまこ「みどりちゃんの水着だったから盗んだんだよ」

たまこ「それで、それを着てる時なんだかいけない気分になってたこと覚えてる」

みどり「なんだ、そんなに昔からお互いドスケベだったならもっと早く打ち明ければよかったね」

たまこ「そうだね、そうできてればこんな回りくどいことしなくても」

たまこ「もっと早いうちからドスケベ両想いになれてたよね」

みどり「ま、昔のこと言ったってしょうがないよ」

みどり「今の私たちはドスケベ両想い。それでいいじゃん」

たまこ「えへへ、そうだね。それでさみどりちゃん、早速なんだけど」

たまこ「みどりちゃんとドスケベなことしたいんだ。いいかな?」

みどり「ふふん、そう言ってくれるのを待ってたよ。この日のために準備してたんだ」

たまこ「おー、すごいよみどりちゃん! ドスケベなグッズがいっぱい!」

みどり「まあ私が1人で使ってた奴なんだけどね。これとか2人でも使えるよ」

たまこ「わあ、こんなの初めて見たよ。ドスケベ極まりないね」

みどり「さーて、どれから試す?」

たまこ「あ、その前に……ちょっといいかな」

みどり「何?」

たまこ「んっ……」チュッ

みどり「っ……、た、たまこ……」

たまこ「えへへ、ドスケベする前にしておきたくって」

みどり「あーもう、可愛いなー! 畜生ー!」

たまこ「うっ、みどりちゃん目がギラついてるよ」

みどり「今のたまこのチューのせいでスイッチ入っちゃったよ」

みどり「これでもかってくらいドスケベするから、覚悟してよね?」

たまこ「えへへ、楽しみだよ。1人でやるのとは全然違うんだろうね」

みどり「当たり前だよ。ドスケベ同士がドスケベするんだから」

みどり「ドスケベの2倍、いやドスケベの2乗といっても過言ではないね」

たまこ「これからはずっとそんなドスケベができるんだね」

みどり「私たち2人でねっ」

たまこ「あー、もう考えただけでびしょ濡れになっちゃうよ」

みどり「私なんかさっきから濡れまくってたけどね」

たまこ「ふふっ」

みどり「あははっ」

たまこ「みどりちゃんは本当にドスケベなんだね」
みどり「たまこは本当にドスケベなんだね」



        お             わ            り

おしまいです

あんこちゃんとドスケベ両想いになりたいです

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