える「映画館で携帯開くやつ?」 (11)
える「わたし目撃したんです!」
ほうたろう(また面倒くさそうだな)
える「私、昨日まやかさんと一緒に映画館に行ったのですが、
まやかさんが映画館で携帯を開いてる所を見てしまったんです。」
ほうたろう「なんだと!それはほとんど犯罪にも等しいねえ・・・・
その時に注意しなかったのかい?
その時に、おめぇが注意しなかったのなら、おめぇも同罪という事になるなあ。
僕、根が正義漢にできているから、どうにも看過できないねえ。
まったく、映画館で携帯を開くなんて大罪だね。」
える「驚いてしまって・・・何も言えませんでした。しかし!
私の正義感はまやかさんを許せないのです・・・・
まやかさんは親友なのでどうしたらよいかわからないのです」
ほうたろう「じゃあ我が部のデータベースに聞いてみよう」
さとし「それはまずいぜ!その犯罪は懲役10年だ!
となると犯罪者とつきあうのは、ちと厄介だなあ。
まったく僕という人間は根が真面目にできているから、こいうことに寛容じゃないんだ。
犯罪者とは付き合えないのでこれからは、まやかを無視しよう!
うん、それが良い考えに思えるぞ。
『映画館では携帯とポップコーンは禁物である。』良い言葉だねえ。
まあ、とにかく映画館で携帯を開くのは地球上で最も重い罪だ!」
える「それは、やりすぎではありませんか?
まやかさんも悪気があったわけじゃないかもしれません!」
ほうたろう「なにが、やりすぎ、だ!
おめぇは社会のルールっていうもんを学ぶべきだぜ。
映画館で携帯を開くことは許されないんだ。」
える「あ!私が間違っていました。私無視します!!」
ほうたろう「OK!」
ガラッガラッ
まやか「みんな!こんにちは!」
死ーーーん
まやか「あれっ 聞こえていないのかな?」
さとし「無視しているんだよ。
この、経血女めが!!」
える「死んでください。
私まやかさんの膣臭にはうんざりです。」
ほうたろう「死ねよ。
おめぇは最低だ。俺に見下されるんだから相当のもんだぞ。
くせぇから金輪奈落、僕に近づいてくるなよ。
臭いが服にでもついたら大変だからなあ。」
まやか「えっ!なんで酷いこと言うの!
そんな、いきなり酷いじゃない。
私が何かしたなら言ってくれる?」
さとし「よく考えてみるといいよ..僕からはあえて言わない
あと、夏だから僕たち古典部の合宿に行くけどマヤカは来ないでね。」
まやか (なぜだ!あ!もしかしたら私が映画館で携帯を開いたのを見られちゃったのかも。
しかし・・・それは無視を決め込み、かつ酷い侮辱を受けるほど重大な罪であろうか?
いや、そんな筈はない!!私は正しい!よし一言、言ってやろう。)
まやか 「冗談だよね?ふくちゃん。
みんなも嘘言っているんだよね?」
さとし「いや、冗談じゃないねえ。まったく冗談にもならないよ。
『映画館で携帯を開くこと』を冗談にできるわけないだろう?
おめぇ、みてえな女とは二度と口を利きたくもないぜ。」
ほうたろう「うむ、まったくその通りだな。
その上、上の口も下の口も臭いときちゃ・・救いようがねえな。
おまけに人格破綻者ときてやがるからねえ。
おい!僕たちや社会の皆に多大な迷惑をかける前に、死んだ方がいいんじゃねえか?」
える「自首してください。」
ほうたろう「そうだぞ!
社会に迷惑かけるなら腹でもさいてくたばりやがれ。
地獄で三島先生に会えるぜ。」
まやか「狂っている!!
刑務所なんて嫌だよ!!」(遁走)
割とおもしろいなwwwwwww
どんっ
まやか「あっ!」
ふゆみ「逃げるんじゃないよ!私の映画見る時も携帯ひらいたよね?
『映画館で携帯を開く』行為は映画に対する冒涜だぞ?」
まやか「たかが『映画館で携帯を開く』だけで皆、騒いでおかしいよ!」
ふゆみ「なに....『たかが』だと...自分の犯した罪を知るがいい!
君は更生施設へ行くのだ!!」
まやか「嫌です!!!」
ズンッ!!!
まやか「うっ.....えっ......あっ.....」
ふゆみ(ちょろいね!気絶させたので更生施設へ運ぼう)
これは大傑作の予感。まとめに、のります。
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