紅緒「ねぇ、撫子。ちょっと私をお姉さまって呼んでみて」 (23)

撫子「は?」

紅緒「お願いよ、撫子」

撫子「>>5

姉上

撫子ってどの子?
あやねる?

撫子「…嫌よ」

紅緒「えー、お願い! ね? 撫子の妹姿きっと可愛いと思うの! だからお願い!」

撫子「絶対、嫌」

紅緒「あ、そうだ。お姉さまが嫌なら姉上とかは?」

撫子「大して変わらないじゃない」

紅緒「ね? ね? 撫子」

撫子(これは呼ぶまでずっと言われそうね)

撫子「分かった…一回だけよ」

紅緒「!! 出来るだけ感情を込めてお願いね」

撫子「…姉上?」

紅緒「>>10

>>6
短髪の副会長

メニアーック!!

紅緒「メニアーック!!」ハァハァ

撫子「…いきなり大きな声を出さないで」

紅緒「いいわ! 実にいい! 欲を言えばもっと感情を込めてほしいけど、まぁいいわ。充分、可愛かったわ、撫子」

撫子「…何様?」

紅緒「姉様よ!」キリッ

撫子「……」

紅緒「ねぇ、撫子?」

撫子「なに?」

紅緒「流石に突っ込んでくれないと私も恥ずかしいのだけど」

撫子「まだ羞恥心が残ってたのね、紅緒様。意外…」

紅緒「ちょっ、いきなり距離が開いたわね」

撫子「>>17

撫子「 こっち来ないで下さい
なんとなくあの小さな子の気持ちがわかった気がします」

紅緒「真白たんの気持ちが…分かる? それってつまり! 私のことが大好きなのね!」

撫子「ポジティブね」

紅緒「よっしゃあ! モテ期再来! これで夢の妹ハーレムを築くことができるわ!」

撫子「紅緒、普通にモテてるじゃない」

紅緒「最近、妹たちからの扱いが悪いのよー!」

撫子「>>21

自業自得じゃないんですか?

撫子「自業自得じゃないんですか」

紅緒「なんか撫子つめたい」

撫子「私は言ったわよね。あまり小紅に干渉し続けると嫌われるって」

撫子「これに懲りたら少しは小紅たちと距離を取ることね」

紅緒「撫子、どうしよう。小紅に嫌われたら私…私…」

撫子「大丈夫よ、紅緒。あなたには私がいるわ」

紅緒「えっ、それって…もしかして」

撫子「だから小紅やあの子とは少し距離を」




紅緒「私の妹になってくれるの!?」


撫子「…はい?」

紅緒「ふふふ、ふふふふふ。撫子、やつっとその気になってくれたのね」

撫子「…」

紅緒「さぁ、いらっしゃい! 私の胸に飛び込んでちょうだい! 受け止めてあげるわー!」

撫子「…そう。なら遠慮なく」ヒュッ

紅緒「えっ」

撫子「…」ゴッ

紅緒「ぐふっ!!!」バタン

撫子「今日はもう帰るわね」

紅緒「…」チーン




撫子「…バカ」


紅緒「…待っ…せ…せめて…さよならのチューを…それがダメなら呼び方だけでも…お姉さまに…!」プルプル

撫子「…本当にバカね、紅緒」

おわり

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