妹「よかったじゃんwwwwww」

兄「おうwwwwww」

妹「彼女居ない歴wwwwww＝年齢のあんたにwwwwwwついに春が来たwwwww」

兄「やったぜwwwwww」

妹「さっそくヤる事やってるしwwwwwwwwwww」

兄「ちょっとトイレ行ってくる」

妹「あ、うん」

妹「……………」

妹「……クソがぁぁぁぁぁぁあ！！！！！！！｣ﾊﾞﾝｯｯ！！！！

妹「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで！！！！！！｣ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ！！

妹「嘘つき！！！！！｣ｶﾞﾝｯ




兄「ただいまー」

妹「おかえりwwwwwwwww」

妹「ところでさwwwwww」

兄「んー」

妹「何かさwwwwww忘れてる事ないwwwwww?」

兄「？」

妹「本当にwwwwww覚えてないのwww？」

兄「悪い、何の事だか…」

妹「はァッ！！？｣ﾊﾞﾝｯｯ！！！

兄「！？｣ﾋﾞｸｩｯ！！！


妹「…………」

兄「ど、…どうしたんだよ？｣ﾋﾞｸﾋﾞｸ



妹「なんでもないwwwwwwwww」

妹「ごめんねwwwwww急にwwwwwwドッキリでしたwwwwww」

兄「ドッキリかよwwwwwwこえぇよwwwwww」

妹「だせぇwwwwwwビビりwww」

兄「うるせぇよwwwwwwそらビビるわwwwwww」

妹「wwwwwwwww」

兄「風呂入るわ」

妹「あ、うん」

妹「…………」

妹「…言ったよね｣ﾎﾞｿｯ

妹「私だけを見てくれるって」

妹「なのに」

嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき



兄「あがったぞwwwwwwwwwwwww」

妹「はえぇよwwwwwwwwwww」

妹「しゃぶしゃぶかよwwwwwwサッと湯通しかよwwwwwwwww」


兄「うるせえぇwwwwww次お前はよ入れやwwwwwwwww」


妹「言われなくてもwwwwww入るわwwwwww」







妹「………」ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク

妹「……なんか味がいつもと違う」

妹「まっず｣ﾍﾟｯ

妹「あがったwwwwwwwwwwwww」

ｼｰﾝ

妹「あれ……？」

妹「もう寝ちゃった？」





妹「私も寝よ………」

「…………………………｣ｸﾁｬｸﾁｬ

「………………………………………………………………………………｣ｺﾞｸﾝ



クチャククチャククチャクチャクチャクチャクチャクチクチャクチクチャクチャクチャクチクチャクチクチャクチクチャクチクチャクチクチャクチクチャクチクチャクチクチャクチクチャクチクチャクチブチックチャクチクチャクチャ

妹「おはようwwwwwwwwwww」

兄「おうwwwwwwwwwwww」

妹「清々しいwwwwww朝ですなwwwwwwwww」

兄「おうwwwwwwwwwwww」

妹「wwwwwwwwwwww」

兄「朝ごはん食べようぜ」

妹「あ、うん」

妹「…………｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

兄「………今日彼女紹介するから」

妹「…！?う、うん」

兄「そういう事だから、じゃ、先行くな」



妹「………」

妹「………そろそろかな」

ﾀﾀﾞｲﾏｰ

妹「…来た｣

妹「殺してやる｣ｼｬｷﾝ…

妹「あれっ？」

兄「……どうした、包丁なんか持って」

妹「あ、あの…彼女は？」

兄「あぁ、会わせてやるよ」

妹「えっ？でも…」

兄「て言うか、もう会ってるかな、朝食の時に」

妹「えっ？…えっ？(訳が分からないよ)」

兄「ほら、こっちだ」

妹「………(家の中…？)」

兄「こっちこっち」

妹「ちょっ、そっちキッチンだよ…？」

兄「おう」

妹「……？何なの一体？」

冷蔵庫｢｣ｶﾞﾊﾞｯ

兄「…………｣ｺﾞｿｺﾞｿ

妹(冷蔵庫……？)




兄「…………ほら｣ｺﾞﾄｯ

妹「…えっ？(ビニールに肉の塊が入ってる…)」










兄「かわいいだろ？」

兄「……どうだ？」

妹「えっ？えっ？……えっ？」

兄「…………｣ﾆｺﾆｺ

妹「ご、ごめん…ホント分からない…分からないよ」

妹「お兄ちゃん」

妹「何言ってるの……？」



兄「一目惚れだったんだ｣ﾆｺﾆｺ

兄「あれはもう電撃だったよ…ビリッときたんだ…一目見た途端に｣ﾆｺﾆｺ

兄「運命を感じた」

兄「だから食った、美味しかったよ｣ﾆｺﾆｺ

妹「……一目惚れ？…食った？…わけわかんないよ……」

兄「お前も朝食っただろ…？美味しかっただろ……？」

妹「………！！」

妹「おええっ！！｣ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

兄「…そうか、吐くほど気に入ってくれたか」

妹「うぇぇっ、おえっ｣ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

兄「あぁ可愛いなぁ…かわいい｣ｶﾞﾌﾞｯ

クチャクチクチャクチクチャクチャクチャクチクチャクチクチャクチャクチャクチクチャクチ

妹(うそだよ、こんなの…おかしいよ)ｶﾞｸｶﾞｸ

兄「愛してる｣ｸﾁｬｸﾁｬ

兄「………」クチャクチャ

妹(…嘘だよ、こんなの違う)

妹(お兄ちゃんはこんな事しない……こいつは)

妹(こいつは……偽物！！！)ｼｬｷﾝ

妹「…死ねっ！！！｣ﾀﾞｯ！

兄「………｣ﾊﾞｼｯ！！

妹「きゃあっ！！｣ﾊﾞﾀｯ

兄「どうした妹」

妹「あっ……あっ！｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ

兄「急にこんな事するなんて、どうかしてるぞ」

妹「……………｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ

兄「俺だからよかったものの、…他の人にやったりなんかしたら警察行きだからな」

兄「わかったか？」

妹「……………｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ

兄「…そう言えばさ」

兄「昔の約束覚えてるか…？」

妹「えっ！！？｣ﾋﾞｸｯ

兄「……覚えて無いのか？」

妹「っ！覚えてる！覚えてるよ！！」

妹「わ、わた、私だけを見てくれるっ………て｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ

兄「そうそう、それそれ」

兄「俺思いついたんだ」

妹「な…何……を？｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ

兄「俺とお前が愛し合えばいいんだよ」

妹「愛し……あう…？」

兄「あぁ…俺と彼女みたいにな」

妹「………！！｣

兄「そうすればずっと一緒さ」

兄「朝起きても、夜寝ても、山に行っても海に行っても空に行っても地底に行ってもどこへ行ってもずっと一緒に永遠に愛しあえるんだ」

兄「お前をずっと見てやれるよ、守ってやれるよ」

兄「だから愛し合おう」

妹「…やっ…やだ」

兄「……………」

兄「…残念だけど、拒否権は無いんだ」

兄「お前も俺を愛しているだろ？」

兄「知ってるぞ、俺は知ってる」

兄「見てたからな、ずっと、お前のことを｣ﾆｺﾆｺ

妹「……そ、そんな」

兄「さぁ、愛し合おう｣ｼｬｷﾝ

妹「やっ、やだ！、…いや！、こないで！！｣ﾌﾟｼｬｬｬ

兄「…………｣ｼｬｯ！

妹「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！！！」


ザクッ

妹「…………………」

兄「…………………」


妹「…………………えっ？」




兄「ドッキリwwwwwww大wwwwww成wwwwww功wwwwwww」

妹「えっ？…えっ？？？」

兄「この前のwwwwwwwww仕返しwwwwww」

妹「」

兄「wwwビビり過ぎだろwwwww腹いてぇwwwwwwwwwwww」

妹「………そのお肉は？」

兄「ただのwwwwww牛肉wwwwwwwオェェてwwwwwwただの牛肉なのにwww」

妹「…………」

兄「お漏らしwwwww17にもなってwwwwwwお漏らしwwwwww」

妹「………じゃあ彼女は」

兄「それは居る」

妹「えっ」

妹「えっ」

兄「それはドッキリじゃない」

妹「えっ」

兄「普通に居る」

妹「えっ」

兄「居ます」

妹「」

兄「明日本当に連れて来るから、マジで」

妹「」

兄「仲良くしてあげてね」

妹「」

妹「」

妹「」







妹「」

翌日

兄「彼女です」

彼女「よ、よろしくね？｣ｵﾛｵﾛ

妹「…………」

兄「お茶淹れてくるからなんか適当に話しててくれ｣ｽｸｯ

彼女「あっ｣ｵﾛｵﾛ

妹「………………」

彼女「あ、あの」

妹「私は、愛が足りませんでした」

彼女「えっ？」

妹「…一瞬でも、疑ってしまいました、恐れてしまいました」

妹「愛が足りませんでした…」

妹「ですから…兄を」

妹「よろしくお願いします｣ﾍﾟｺｯ

彼女「…な、なんだかよく分からないけど」

彼女「うん、分かりました｣ﾆｺｯ

妹「…………」

妹「ただし」

妹「兄を裏切ったら殺します｣

彼女「は、はい｣ｶﾞｸﾌﾞﾙ

兄「お待たせー、仲良くしてたかー」

彼女「う、うん」

妹「………｣ｺｸｯ

兄「そうかそうか」

ーーーーーーー

兄「どうだった俺の彼女？」

妹「…可愛かったね」

兄「だろー」ﾆﾔﾆﾔ

妹「…｣ｲﾗｯ

兄「………約束覚えてるか？、覚えてるよな」

妹「………！」

兄「お前の事はずっと見ていてやる」

兄「いつだって見ていてやる、だから安心しろ」

妹「…………」

兄「わかったか？」

妹「……うん」

兄「俺たちは兄妹だからな」

妹「………兄妹…か、私が欲しかった関係は、ほんとは違うんだけどな」

兄「えっ？」

妹「…ううん、何でもない」

妹「…………」






妹「近すぎて遠いって、悲しいな」


人生初の失恋の相手は、兄でした




おわれ

乙
序盤から見てたぞ