ジャック「……幻想郷?」 (326)

目が覚めると木が鬱蒼と広がる森にいた。先ほどトレーニングが終わり床についたはずなのにだ。ジャックはとりあえず
状況を確認しようと当たりを見渡すが残念ながら左も右も木、木、木だ。もしかしたら自分は夢を見ているのかもしれない。
そうだきっとそうだと藁にもすがる思いで頬を力の限り捻るが、それも空しく痛みが帰ってきただけであった。

ジャックは嘆息し、とりあえず民家がありそうな方角へ自分の勘を頼りに歩を進めるのであった。





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バウアーではなくハンマーの方か期待

支援ッッ

期待せざるを得ないッッ!

ジャック「……何も無い所だナ」

ジャックは一人ぼやく、ぼやいても人間と出会える事は皆無なのだが……だがぼやかずには居られない
もう自分の体感時間では一時間かそこらは歩いている筈だ。そんなことを心の中で呟く。
もう日はとっぷりと暮れ月明かりだけが照らす。










「あなたは食べてもいい人間?」




〜〜〜〜ッッ!!

まさかまさかのジャック・オー・ランタン?

ジャック「〜〜〜ッ!」

ブオン!

振り向きざまに裏拳を放つが当たった感触は無い。急いで後ろを振り向き相手と向かい合う。

だがそこには何処にでもいそうな小さな少女が澄んだ瞳でこちらを見ているだけであった。

携帯からで申し訳ない。因みに刃牙の兄のジャックです。

ルーミア「あなたは食べていい人間?」

今度は確かに聞こえた。どうやら目の前の人間?に捕食対象として選ばれてしまったらしい。

ジャック「そう言えば前にもこんな事があったナ」

思えばピクルとの戦いで彼は戦いに二度も負け、オマケに電信柱に縛り付けられてしまった。

ルーミア「どうしたの?」

ジャック「いや何でもねえ……そうか俺を食うのか……だったら」

ジャックは歯をカチカチと鳴らし、


噛みっこと行こうぜ











その一言がジャックの心の中でゴングを鳴らした。

ダッシュでルーミアに肉薄し渾身の右ストレート。ルーミアは急いで横に逃げようとしたが若干反応が遅れた為に肩に拳が抉り込んだ。

ボキッ

嫌な音が森の中に響いた。ルーミアは2、3m程吹っ飛び気に激突した。

ルーミアはすぐに起き上がり腕の痛みも忘れて、憤慨した様子でまくし立てる。

ルーミア「とって食べられる人間が生意気かも!」

夜符「ナイトバード」

彩色豊かな弾幕がジャックに襲いかかる。

ジャック「ッッッ!」

結果は命中し爆煙がもうもうと立ち込める。

ルーミア「……やったのかな?」

ようやく爆煙が晴れジャックの姿が現れる。

ジャック「…痛てぇ」

そこには服が全て燃えパンツ一丁となった筋骨隆々の男が立っていた。

ルーミア「な、なんで……!?」

ジャック「面白え手品使うじゃねえカ」

クスクスと声を殺しながら笑うジャックを見てルーミアは恐怖に駆られる。だがあくまで相手は捕食するべき相手だ。決して弱みを見せられない。

ジャック「もっと見せてくれよ。だから……楽しもうぜッッッ!」

ジャックは訳のわからない相手に対して明らかな愉悦を感じていた。
ジャックはルーミアに向かってまたもダッシュで肉薄する。

ルーミア「嫌あ! 来ないで!!」

 闇符「ディマーケイション」

ジャックの周りに闇が展開されるが、時すでに遅し、ルーミアはジャックにしっかりとホールドされてしまった。
ルーミアはは必死で抜け出そうとするが、力が足りないのか腕の中でジタバタするだけであった。

ジャックはゆっくりと口を開けルーミアを捕食しようとするが、

ルーミア「こ、こうさん!降参するから!」

ジャックは口を閉じそのままルーミアを離した。

今日はここまでです。次は少し遅れるかもしれませんがよろしくお願いします。

紅葉「悪い事は言わない。棄権するん だ!」

tst

寝れないからパパ投下しちゃうぞ〜

ルーミアを離したジャックは現地人?であるルーミアに人がいるところを聞き出そうとした。

ルーミア「人がいるところ?……紅魔館かなぁ?」

ジャック「そうか。ありがとよ」

適当に礼を言いさっさと目的地である紅魔館へと歩いて行く。場所はここからまっすぐ行けばいいとのことなので迷うこともないだろう。

ルーミア「あと夜道は妖怪が出るから気をつけてねえ!」

後ろからそんな忠告が聞こえて来たので、とりあえず腕を上げて返事をしておいた。

ジャック「(ヨーカイ?なんだそりゃ?)」

ルーミアに忠告された妖怪に検討がつかないジャック。先程一戦交えた相手がその妖怪だというのに。

そのまま考えながら歩いて行くといつの間にか森林を抜け、大きい湖が目の前に現れた、そしてその奥には紅い館が建っている。

ジャック「……あれが紅魔館」

こんな森の奥にこんな趣味の悪い館をこしらえるのだから余程酔狂な奴何だろうなあ等と考えながら歩いていった。

門の近くまで歩いくと人民帽を被り髪を三つ編みに結んだ女が立っていた。
紅魔館の門番、紅美鈴(ほんめいりん)は、ジャックに睨みをきかせたまま表面上の挨拶を交わす。

ただの女なら、明らかにカタギではないジャックに、こんな態度はとれないだろう。

美鈴「……紅魔館に何か御用ですか?」

ジャック「用って程でも無いガ。ここに人間がいるって聞いてナ」

冷たい視線。冷たい言葉。つまりは、ジャックは歓迎されていないのだ。
ジャックとしてはその反応も予測の範疇だったが。


紅魔館の門番としては。

幻想郷でも、どちらかと言えば体格の大きい方の自分。
その自分より更にガタイのいい男が、ボロボロの服というかパンツ一丁で明らかに普通ではない風体で、十六夜咲夜に会いたいという。

それなら、答えは最初から決まっている。

美鈴「お引き取り願います」

ジャック「連れねえなァ」

ある程度は予想していたが、こうもアッサリと断られたら何も言い返せないジャック。

しばらく沈黙が続いていたが、僅かに殺気を漏らしながら美鈴は、

美鈴「では、あなたは侵入者ということですよね」

ジャック「見方によってはそうなっちまうナ」クスクス

美鈴「……それなら。無理にでも、引き下がらせます」

そろそろ真面目に寝ようと思います。書き溜めが無いから遅れるかもしれません。エタル前には投下しようと思っているのでお休みなさい

噛みっこというから一瞬あのシーンをルーミアとやるのかと思ったがそうでもなかった

期待は外れたが続き期待してる

諸君おはよう。バキ外伝ジャックと幻想郷始まるよー

美鈴と対峙するジャック。二人はジッと目を合わせたまま動かない。否動けない、と言うべきか。

美鈴の頬に一筋の汗が流れ地面に落ちたのを皮切りに美鈴はジャックに向かって飛び出して行く。

その早さたるや人間の眼で辛うじて追える速さであり、勿論ジャックもその例外では無く、アッサリと懐に入られ無防備な状態を晒してしまったのである。

パパパパパパパパン!

風船が破裂するような音が聞こえた後にはジャックは既に地面に倒れこんでいた。

美鈴「……案外呆気ない物でしたね」

そう言って踵を帰し門の方まで戻ろうとしたが、両手首に違和感が走った。
みると、何かに噛みちぎられたような後があり、患部から大量の血液が流れていた。

しかしジャックはパンツ一丁ッ!

肉体派の妖怪でさえなければ、マックシングも必要ないな…

美鈴「〜〜〜〜〜ッッッ!?」

自分の攻撃は確かに全て直撃した筈だ。何処にもカウンターを入れる余地も無かったのに、こうして負傷しているのを見ると、

美鈴「本物かもしれませんね……」

後ろを振り向くとジャックが口を動かしながらこちらを見ている。

ジャック「返すぜ」

ぺっと吹き出されたソレは美鈴の額に当たり地面に落ちた。
それは美鈴を怒らせのには充分な燃料であった。

おお見てくれてありがとうございます。
とりあえず一回ここで終わります。
出来るだけ時間見つけて投下しようとおもうのでよろしくお願いします。

乙ッ!

乙ッッッ!!!

頑張ってくださいね



前に、烈とか花山のもあったけど、あれどうなったけ

あれはもう消えたんや……

あれはもう消えたんや…

大事なことなので(ry

さあ時間が空いたんでちょっとかいてくぞ

スパロウ君じゃねぇのか…

レミリア「あの変態中々やるわね」

咲夜「そうですね。美鈴の攻撃に合わせて器用に手首を噛みちぎるなんて」

咲夜は最後にパンイチの癖に小さく付け加える。勿論その一言は隣で優雅に紅茶を飲んでいる紅魔館の主にしっかり聞こえていた。

めーりんは肉弾戦はすごいんだっけ

>>40
うん、格闘技の腕とインファイトの強さは幻想郷でも指折りのはず
まぁ、単純なスペックで言えば美鈴より上の妖怪は何体も居るけどね…

技術だけじゃなかったっけ?
スペック差が酷すぎてごり押しされるイメージしかない

ピクルに非常食扱いだったけど、最初は食べたら危険と思われたからな。妖怪たちは添加物てんこ盛りを食べられるのだろうか?

そういや昔花山さんがすッ飛ばされる奴を何処かで読んだな

さあさあ皆の衆今から書いていくぞ。誰かおらんか?

ここに居るぞ!

美鈴「ああああああああッッッッ!」

狂ったような声を上げ、ジャックへと猛突していく美鈴。だが手首は動脈を噛みちぎられているのでおびただしい程の血を流している。

対してジャックは自分の目で追えない攻撃を数十、数百発程食らっており、立っているのが辛い、そんな状態であった。

そんなジャックだが顔には今にも笑い出しそうな顔をしていた。単純に戦えるのが嬉しいのか、それとも強者と会えたのが嬉しいのかその心中は彼しか分からない。

そしてジャックも美鈴へと駆け出した。再会に感極まった恋人のように。

ジャック「(狂ってやがる……この場所は……だが)」

ーー??それがイイーーーー

だが突如として美鈴の左拳が輝いた。

『 虹符「烈虹真拳」 』

突き! だが唯の突きと間違う事なかれ。
一発、ニ発、三発、四五六七———その数、実に十五!

ジャック「…………ッッ!?」

両手で次々に打ち込まれる、突きの応酬。辺りに、機関銃を掃射したかのような爆音が鳴り響く。

その一撃一撃には紅魔館の門番としての気概がしっかりと込められていた。

ジャックは渾身の一撃に思わず意識を手放そうとするが、溢れんばかりの闘志でソレを吹っ飛ばし、両手で美鈴を捉えようとしたが、当然、美鈴はここぞとばかりに大きく距離を取った。

ジャック「〜〜〜〜〜ッッ!」

美鈴の攻撃をまともに食らい息も絶え絶えなジャック。もう骨折は全身に渡り、折れていない骨を探すのが逆に難しいくらいであった。

美鈴「はぁっ……はぁっ……!」

渾身の一撃をお見舞いしたのは良いが両手首からの血が止まることは無い。視界がぼやけ、足元がおぼつかない。

それでも戦う!相手が立ち上がる限り戦い続けなければならない。両者満身創痍の状態でお互いに睨みあった状態が続いた。

ジャック「……いい腕だナ」

美鈴「……あなたこそ、そのタフネスは敬意に値します」

そんな短い会話を挟み、再び沈黙が帰ってくる。二人の間には友情にも似た奇妙な感覚が生まれつつあった。

ジャックは美鈴に肉薄し、美鈴もそれを追うような形でジャックへと駆け出した。

美鈴は拳を握りしめ狙いをジャックの顔面に絞り振りかぶろうとしたが、突然視界が真っ黒に染まった。

その数秒後に顔面に激痛が走った。

キングのデュエルはエンターテイメントでなければならない!

咲夜「美鈴!」

レミリア「落ち着けッッ!」

レミリアがピシャリと言い放ち咲夜は我に返り、一言謝罪の言葉を述べた。
そんなレミリアであるが、心中は穏やかではなかった。

レミリア自身相内にでも持って行くのであろうか、と呑気に構えていたが、蓋を開けて見れば結果はまるで違っていた。ジャックの長い足を活かした蹴りが美鈴の顔面にクリーンヒットした映像が視線に映ったのだから。

レミリア「……これはやばいわね……咲夜。ーー咲夜?」

従者である咲夜に同意を求めたが、隣には既にいなくなっており、ジャックの目の前に移動していた。

レミリア「……本当に困った子ね。誰が私の紅茶を淹れてくれるのかしら?」

窓際でため息をつく紅魔館の主であった。

今日はここまでです。皆さんレスしてくれてありがとうございます。
次の更新は未定です。

ではお休みなさい


楽しみに待ってるぜ

よし書いていくぞ

顔面に蹴りを食らった美鈴は地面を二転三転し漸く止まった。立ち上がろうとしたが、手に力が入らない。

全力を出したつもりだった。でも一歩及ばなかった。美鈴は蹴りを食らう数秒前確かに見た。

あの悪意に満ち満ちた顔を見てしまった。思い出すだけで寒気がする。
だがそれと同時に自分の弱さ、不甲斐なさに腹がたった。

咲夜「……美鈴もういいでしょう」

いつの間にか目の前にいた咲夜は美鈴を労わるように優しく問いかける。だがそれを無視して美鈴は力を振り絞り立ち上がる。

咲夜「もう止めて!何でそんなになってでも戦おうとするんですか!」

美鈴「ごめんなさい。……後で説教はいくらでも聞きます。ですがこの勝負は私が紅魔館の門番として絶対に守らなければならない責務ですからッッ!」

再び両目に闘志を燃やし、ジャックの出方を見る。

ーーがそこには構えたまま気絶しているジャックががいるだけであった。

咲夜「……美鈴もういいでしょう」

いつの間にか目の前にいた咲夜は美鈴を労わるように優しく問いかける。だがそれを無視して美鈴は力を振り絞り立ち上がる。

咲夜「もう止めて!何でそんなになってでも戦おうとするんですか!」

美鈴「ごめんなさい。……後で説教はいくらでも聞きます。ですがこの勝負は私が紅魔館の門番として絶対に守らなければならない責務ですからッッ!」

再び両目に闘志を燃やし、ジャックの出方を見る。

ーーがそこには構えたまま気絶しているジャックががいるだけであった。

やっべ連投した。すまない。ていうか地の文ばかりだな……描写も良くないし、もうちょっと会話文を入れた方がいいのかな?アドバイス求む

この手の作品では、会話文ばかり入れられても状況把握がしづらくなるから、今のままで良いんじゃない?

>>60
ありがとうございます。正直地の文ばかりで飽きられたのかと思っていたけど別にそうでもなかったか。

このままでいいし飽きてない
待ってるから続きはよ

よし書いてくぞ。

ジャック「……ここは」

目が覚めると知らない天井が目に映った、とりあえず上体を起こそうとしたが身体中に包帯が巻かれて、尚且つ手足が動かせないようにしっかりと器具で固定されていた。

幸い口は動かすことが出来るようだが、相手がいないと意味が無い。

すると扉をノックする音が聞こえた、とりあえずどうぞと部屋に招き入れ、来客を部屋に入れた。

部屋に入ってきたのはフリルのついた服を着る小学生ぐらいの少女とその後ろにくっ付いて歩くメイド服を着た女性だった。

レミリア「調子はどうかしら?」

ジャック「お生憎様あまりよくはねえなァ」

少し不機嫌なジャックの物言いに、額に青筋を浮かべる咲夜。

レミリア「……確かに良くは無いわね」

ジャック「それで何しに来たんだヨ。その面構えを見ると花束持って、面会に来たってわけでもなさそうだしナ」

ジャックの尊大な言い方に堪忍袋の緒が切れた咲夜は懐にしまってあるナイフを取り出し、ジャックの口に投げた。

ガキィィィン

ジャック「ふぃふんふぁふぁいふぁふふぁな(ずいぶんな挨拶だナ)」

口でキャッチしたナイフを吐き捨て、咲夜に、

ジャック「それとも怪我人に花束ーーもといナイフを投げるのがこの城の一般的な『お見舞い』なのか?」

咲夜「ええそうです。気に入らない人間に花束(ナイフ)を投げるのが、この紅魔館の一般的な的な『お見舞い』ですが、何か異議がありますか?」

レミリア「(主人を置いてけぼりにして、何訳のわからないルールを制定しているのかしら……)」

二人の出す不穏な空気を感じながらため息をつくレミリアであった。

今日はここまでにします。いやあやっと美鈴の先頭が終わった……正直ジャックを強くしすぎた感が否めない。まあいっか

それではおやすみなさい

>>65
戦闘の字が違うぜ…

このスレのジャックはバキ本編終了後なら別に強くても良いんじゃない?
幻想郷には特殊な能力を持っている妖怪が山ほど住んでるし、範馬の血を全開にしないと敵わないレベルの存在も少なからず居る訳だし

それはともかく乙

おつ
ほぼ相討ちみたいなもんだしいいんじゃない?

バギ好きだからぜひ完結させてほしいわ

よしかいてくぞ

待っていたぜ

レミリア「咲夜……お願いだから、黙っていてくれないかしら?」

注意を受けた咲夜は不満げにレミリアを見る。

咲夜「ですが!「もういいわ。部屋から出て行って頂戴」……はい」

レミリアに強制的に退去命令を勧告され、静かに部屋から出て行った。

レミリア「ごめんなさい。あの子昨日からちょっとおかしくて……」

ジャック「構わねえヨ」クスクス

ジャックは口角を釣り上げ笑う。

レミリア「そう。それなら良いんだけど」

レミリアは一旦呼吸を整え、また話し始める。

美鈴「それで貴方にお願いしたい事があるのだけど、良いかしら?」

ジャック「あ? ナンダヨ」

レミリア「昨日の戦闘で美鈴ーー貴方と闘っ門番がいるじゃない? アレが回復するまで臨時として門番をやって欲しいのだけど」

ジャックは少しだけ逡巡したが、意外にも素直に門番になる事を了承した。

レミリア「良かったーてっきり断られると思っていたけどーー貴方って意外と素直なのね」

少しだけからかうような言い方をされて、

ジャック「……チ……」

レミリアはその反応が面白かったのか、クスクスと笑う。

レミリア「あ、そうそう一応自己紹介でもしようかしら。私はここ紅魔館の主レミリア・スカーレット。吸血鬼よ」

予想外の単語に思わず目を丸くするジャック。吸血鬼とはあの日光が苦手なあれか?

レミリア「ええそうよ。ニンニクが苦手なアレよ」

やべえ誤字が……

レミリア「それで昨日貴方と闘ったのが紅美鈴で、さっき貴方にお見舞いと称してナイフを投げたのが十六夜咲夜ね」

ジャック「……俺はジャック・ハンマー、人間だ」

レミリア「そう分かったわ。じゃあ明日からよろしくね。ジャック」

そう言ってさっさと部屋から出て行った。

ジャック「(そう言えばここが何処だか聞いてねえ……)」

それなりに重要な事を聞き忘れた、ジャックは一人の部屋でため息をついた。

人間(範馬の血入り)

時間は分からないが、空が若干明るい恐らく早朝5時ぐらいであろうか?
ジャックは随分と早く起きちまったな、と一人呟いた。

体の状態を見ると昨日にはあった、あの鬱陶しい器具が無くなっている。どうやらジャックが寝ている間に処置が終わっていたらしい。

とりあえずベッドから抜け出し体の感覚を確かめる。

ジャック「……体が重い」

昨日はずっと寝ていた為、体がなまっている。舌打ちをして着の身着のまま部屋から出て行った。(パンイチではなく、動きやすい服を着ている)

とりあえず紅魔館にどのような物があるか分からないので、辺りを散策する事にした。

しばらく歩いているとそれなりに大きい扉が目に入った。何と無く扉をドアノブをひねり中に入った。

するとジャックの身長よりずっと高い本棚が何本もあった。どうやらここは蔵書室と言うか図書館であった。

何の気無しに本を手に取って読んでみる。内容はいかにもオカルティックな、魔翌力が云々っと言ったものである。

しばらく図書館の内部をウロウロと探索するが、この図書館かなり広い。全部回ろうと試みよう物なら、一日仕事になるだろう。

一旦ここできゅーけーする。続きは8時くらいになるよー

ひとまず乙ッッ!!

繧医�縺玲嶌縺�※縺上◇

何か文字化けしてるな

なんだこれ?

ドッカアアアアアアアアアアン

急に図書館の中から爆発音が聞こえた。
それもジャックがいる場所からそれなりに近い。

ジャック「随分と派手な泥棒ダナ」

気になったので行ってみる事にした。

???「これとこれ……えっと、あ!これこれ!」

どうやら天井に大穴を開けたられた挙句、侵入を許してしまったらしい。

自分には関係ない。だが自分の目の前で盗みを働かれて黙っているほど腐ってはいない。

ジャックは複雑な面持ちで闖入者に対して声をかけた。

ジャック、人間は再生に時間がかかるんだから気軽に噛み千切らないでくれよ?

見ると見た目高校生くらいの女が図書館にある本をせっせと自分の懐にしまっているのだ。

ジャック「(良い年齢こいた子供が……盗みとはナ……)」

頭が痛くなるジャックであったが、とりあえず声をかけた。

ジャック「天井に穴を開けたのはお前カ?」

問われた瞬間闖入者は背筋をピンと伸ばして、ゆっくりと後ろを振り返った。

???「……誰だお前」

ジャック「……紅魔館の門番ダ」

何となく名前を名乗りたく無かったので、今日付けで与えられた役職名を名乗ることにした。

???「……門番は美鈴じゃ無かったか? 怪しい奴だなー」

ジャック「その言葉をそっくりそのまま返すぜ」

痛い所を突かれ苦い表情をする闖入者。

???「まあいいや。あたしの邪魔をするんだったら容赦はしないぜ?」

最終的に開き直り、しかも挑発されたジャック。

ジャック「だったら……やることは一つだナ」

???「そっかだったらやろうか。




ーーーー弾幕ごっこッッ!

今日はここまでにしよう。明日にまた書きかます。次回は泥棒とたたかうよ

ではおやすみなさい

よしかいてくぞ。最近は刃牙のssが増えて嬉しいまっこと嬉しいものですな

これも含めて現行の良作クロスが何本も有る、本当に良い時代になったもんだ

>>88いい作品だなんて褒めても何も出ませんぞ

ジャックに向かって放たれる彩色豊かな弾幕。弾幕は棚を破壊しながら向かってくる。

当然避けようとするが、左は本棚、右は本棚があるために全てを避けるのは無理があった。

ここで二つの選択肢がある。

『負傷を恐れず前進』

『奇襲を狙って一旦後退』

読者ならどちらを選択する?筆者は当然一旦後退で後に策を練る。これが当然の考え方ではないか?

だが今その場面に立っているのは、強くなるために明日を顧みない、刹那的な生き方をする生粋の格闘家(グラップラー)である。

当然

ーーーー後退である。

無意味に体を傷つけるのは最も愚かしい事である。それに相手が遠距離の攻撃を得意としている以上。

自分の攻撃が当たることは限りなく低い。それならば、気をてらった攻撃で敵である侵入者を一撃で仕留めるしか、じゃっくの勝算は無い。

この解答を一瞬で導きだし。相手に背を向ける。この間0.2秒。そして全力で図書館の中をめちゃくちゃに走り回った。

ジャックの口調の語尾はあんまりカタカナにならんぜ。

あと迂闊にキャラ増やしたり見せ場増やそうとしたりするなよ?
俺のバキSSみたいに悲惨な事になるからな。

???「チクショー何処に逃げたんだ?」

箒に乗って上空からジャックの姿を探す侵入者。それからずっと文句を垂れながら探すが一向に見つかる気配が無い。

???「……帰るか。あんな変な奴に構ってても仕方がねーし」

方向転換をして大穴に向う。その時侵入者の後頭部に本が直撃した。一瞬の出来事に思わず箒の運転を誤ってしまう。

それを良い事にジャックは侵入者に向かって本を投げまくる。たまに当たる程度だったが、侵入者を地に引きずり落とすのには充分な攻撃だった。

???「クソッ!鬱陶しいなあ」

『 恋符「イリュージョンレーザー」 』

貫通性の高いレーザーを自分の周りに放ち、ジャックをあぶり出そうとする侵入者。

>>92忠告ありがとうございます。ジャック以外に今後刃牙のキャラクターを出す事はありませんから、そこらへんは大丈夫そうです。見せ場は……うん、善処します

ジャックの顔の横を青白いレーザーが掠めて通り過ぎていった。その為、ジャックの右の顔部分に火傷を負ってしまった。

ジャック「ッッッ!」

余りの出来事に面食らったジャック。
だがその後ろでーーーー

???「つ か ま え た」

白黒の魔法使いがからかうように耳元で囁いた。

ジャックは後ろにいると思われる侵入者に裏拳を放つが、当たるはずもなく軽々と避けられてしまう。

そして腹部がガラ空きなのをいいことに、そのままジャックの懐に潜り込み、箒を使って滅多打ちにした。

ジャック「〜〜〜〜〜!」

???「んじゃあこれでお終いっと!」

そう言ってジャックの顎に強烈なアッパーをかまして空中に浮かせた後にーー

『 恋符「マスタースパーク」 』

真っ白い極太のレーザーがジャックを包み込んで、図書館の屋根に二つ目である大穴を開けた。

今日はここまでです。毎回投下の数が少なくてすまんな。
あとジャックがあからさまにオーバーキルされてるけど、スペルカードがないとこんなもんだよね


ジャックに勝ってほしいのも本音だが、毎度毎度バキ勢がクロス先で無双するのも確かに不自然


魔翌理沙ここまで高性能だったッけ?

こんなもんだろ。
ジャックからしたら未知の敵だし、これでジャック勝ったら魔翌理沙より恐竜の方が強いってなっちゃう。

メール欄にsaga入れ忘れた。魔翌理沙ね。

まぁ確かに、箒と八卦炉の速度ブーストは洒落にならんな
それにしてもマスパされるなんて、ジャックは人外とでも思われたんじゃなかろうか…

今から書いてくんだが、魔翌理沙ってあんまり強くないんですか?
だとしたらあれですな改訂も考えなければならんな

>>102
死線(と言うか弾幕勝負)を潜り抜けて来た回数はピカイチ
よって、スペルカードや魔術の扱いにはかなり精通しており、スピードと(魔術による)火力は素晴らしい
基本的には光と熱の魔法、あと八卦炉を使う
箒は移動手段のみならず攻撃にも使う、あとキノコ爆弾とか隠し持ってる
因みに、体術は余り得意な方ではない
色々と凄いが、どちらかといえば「普通」の人間

てか>>1、設定うろ覚えならwikiとか見れば良いんじゃない?

マスパが強いのはわかるが、魔理沙が箒で殴ったりアッパーしたりでジャックが怯むとは思えない
まぁ魔法で肉体強化してあったということにしておけばOKだけど

目を開くとベッドに寝かされていた。
取り敢えず起き上がり、あの侵入者に一矢報いる為に、図書館へ向かう。

咲夜「……何処に行くつもりなのかしら?」

いつの間にか後ろにいる咲夜。ジャックは面倒くさい奴に捕まったなと、苦い表情をしながら振り返った。

ジャック「仕事だ」

咲夜「……図書館に行くつもりだったのでしょう?」

ジャック「ッッッ!」

咲夜「もうあの泥棒はいませんよ」

ジャックの額に血管が浮き上がる。それは自分が侵入者に対してボコボコにやられたのを思い出したからなのだろうか?

ガチンコ勝負をさせたいなら肉体強化系魔法を得意とする聖白蓮、究極加虐生物の風見幽香、鬼の面々…
他にもまだまだ居るね…

ジャック「そうか。あと部屋まで運んでもらっちまってすまないな」

ジャックはそれだけ言うとさっさとと行ってしまった。

咲夜「(……運んだの私じゃ無いんだけど……まあいっか)」

>>104すまぬ……魔翌力で身体強化したとか適当な脳内保管オネシャス!

人間から鬼まで箒でぶん殴ってるから気にすんな

美鈴「あ!怪我大丈夫だったんですか?!」

門に向かうとジャック待っていたのであろうか?美鈴が立っていた。

ジャック「仕事はできるぜ」

美鈴「そうですか? ならいんですけど……」

ジャック「お前はどうなんだよ?フラフラだったじゃねえか」

美鈴「私をそこらへんの妖怪と一緒にしないで欲しいです!」

人間に心配されるのが癪に触ったのか、若干怒ったような言い方をする美鈴。

ジャック「それはすまなかった」

美鈴「分かればいいんです。ーーそういえばまだお互いに自己紹介をやってませんでしたね」

ジャック「ジャック・ハンマーだ」

美鈴「紅美鈴です。宜しくお願いします」

二人はお互いに自己紹介をした後、握手をし親睦を深めた。

そういえばレス数が100行ったのか……嬉しい限りですな。んじゃあここで一旦本編は休憩しよ。

んでなんか安価で何か書いてみるか。あまりにもひどいものは安価したですぞ

↓5

ジャックVS勇儀 の鬼対鬼

さとりんVS独歩ちゃん

ジャック対紫

勇次郎vs勇儀
てかこれ本編に出る組み合わせはNGなのだろうか

>>116構いませんぞ

ん?

安価が一個ズレただけだろ、多分

安価踏んでもうた……

安価↓1

さとりVSドイル

分かりました。投下には少し時間がかかるぞ

>>120
さとり様は戦闘が苦手だというのに…
まぁその分さとり様の特殊能力vsドイルの格闘術っていう変則異種格闘が映える訳だが…

ドイル「……ココハ何処ダ?」

適当に街をぶらついていると、いつの間にか知らない場所に出てしまったらしい。

ドイル「マア良イカ」

ここが何処だか一向に分からぬまま、足を動かした。

書きダメが……消えた……?
ショック┌(┌^o^)┐……今日はここまでにします。

ありがとうございました。

今から書くけど、さとりとドイルってどう戦うかわからんちんだね。

暗器使いと悟りなんて面白いじゃないですか

ドイルが今まで戦ってきたヤツらに関するドイルの記憶を『想起』して弾幕張るなりコピーを造るなりすれば良いんじゃなかろうか
又は>>126も言っている通り暗器vs読心能力の頭脳戦とか燃えるね

公式でも言われているが、さとり様は妖怪としては余り強くは無いよ(能力や妖力は凄いけど)
地霊殿の主にも拘らず四面ボスなのもそれが原因

さとり「こんな所に人間が……?」

ペット達と戯れていたさとりは、若干驚いたような声を上げた。正直こんな所に人間が来るなんて事はまず無い。

魔界に何かが起こって、白黒の魔法使いとか痴女みたいな巫女服を着た女ぐらいしか、見たことがない。

それに今はそれらしい事件も無い。

さとり「……気のせいじゃないよね?」

ペット達に確認を取るとまず間違いないとの事。

さとり「……様子を見に行って見ようかしら」

さとりは腰を上げて館の外へ出て行った。

>>127さとりはそんな事も出来るのか……まだまだ勉強不足だぁ。情けない作者で済まぬ。

何言ってんだ主たる者はドッシリ構えてりゃいいんだよ

コピーを造るっていうのは比喩
原作で、相手の過去の(弾幕勝負の)記憶を読み取ってそれを再現(一部は再現どころか強化)してスペルカードを発動している描写が有るのでそれについて述べただけ

それに>>1、俺は別に気にしてないぜ
ついつい口出ししてしまって済まなかった、>>1の思った通りに書いて欲しい

さとり「……本当に居たのね……」

面倒臭そうに頭をかき、ドイルへと近づいた。

さとり「私の家に何か御用ですか?」

ドイル「アノ館ハ君ノ家ナノカイ?」

意外そうに答えるドイルに対して、首を縦に降り、肯定を示す。

ドイル「ソウカ。ダッタラ「私の家は上げれませんよ?」ッッッッ!」

思っていた事を先に言われ、体全体に寒気が走る。何が起こった?と頭をフル回転させ、解答を導き出そうとするが、それらしい答えは一向に見つからない。

さとり「あまり変な事をしない方が宜しいですよ?貴方の考えなんて直ぐに分かるんですから」

口調は穏やかだが、言葉の一つ一つに敵意が籠められている。ドイルは落ち着いた口調で自分はさとりと敵対するつもりは無いと、弁解した。

さとり「無駄ですよ。そんな事言ったって、だって私ーーーーーー







心が読めるんですもの。

>>130励ましの言葉産休です。
>>131大体の構想が練れました。ありがとうございます。

さとり「あまり驚いていないのね」

ドイル「驚イテイルサ。ナンナラ君御得意ノ読心術?デ確カメテミルトイイ」

さとり「驚いているというより、未知の敵と戦える愉悦……?で溢れてる」

ドイル「私ノ心ハ君ト戦エル事ヲ嬉シク思ッテイルノカイ?……困ッタナ、ツイ先程ニ自分ガ害ノ無イ人間ダト弁護シタバカリナノニ」

さとり「白々しいわね。言っておくけど私は貴方と戦うつもりは欠片もないわ」

ドイル「……連レナイナ。ソッチガソノ気ナラ、無理ニデモソノ気ニサセテヤルヨ」

今日はここまでにしよう。GWなんて無かったんや……tkこの時期に仕事を入れるなよ。

次の更新はちょっと遅れるかも、待たせたらすまんな


気長に待ってるぜ


安価取って良かった

ドイルはさとりへへ一気に駆け出した。
さとりは向かって来るドイルに対して、何の感慨も無く、ただため息を着いた。

さとり「(帰りたい……)」

ドイルはスイッチ入れる。
機構〈ギミック〉が起動(うご)く。
冷えた刃(やいば)が顕現(あらわ)れる。

飢餓(う)えた獣が、その牙を剥いた。

ドイル「フフ……俺ニ敗北ヲ教エテクレ」

さとりはドイルが何か小細工を弄してくる事はお見通しであった。だが心を読んだところで、この男の底が知れない。

さとりの頬に冷や汗が流れる。

さとり「(右から……!)」

心を読み最も安全な方向へ回避する。その次もドイルが疲弊するまで、回避して行く。

やあやあ皆の衆、今から書いてくぞ。

待っていたぜ!

さとり「無駄だって分からない?」

攻撃が当たらない事が分かり切っているのに、攻撃してくるドイルに呆れたように言った。

ドイルは口元を歪めたまま不気味に笑っていた。

さとり「(……また肘の暗器で攻撃? 馬鹿の一つ覚えもいい加減にして欲しいわ……)」

ドイルの心の中を読み、遂には苛立ちすら覚え始めてきたさとり。
そんな事を知ってか知らずか、ドイルはさとりへと肉薄して行った。

さとり「(……今度は左から来るーーーーッッッッ!?)」

瞬間ドイルの右腕からカシュッと何かが起動する音がさとりの耳に届いた。
だがその時には、すでにドイルの『スプリングによって打ち出された右腕』が悟りの顔面を貫こうとしていた。

さとり「(……間に合わないッ!)」

とっさに右腕を出して防御の構えをとった。そして吸い込まれるようにドイルの右拳がさとりに直撃した。

ドイル「所詮ハ読心術カ。ソンナ実力デヨクアソコマデ、大口ヲ叩ケタモノダナ」

侮蔑の視線を一心に受けているさとりはと言うと、

さとり「(侮れ無いわね……左肘からの攻撃は読心術の裏をかくためにあえてやった事。そして本命の右腕のスプリングの伸縮速度を利用した、アームパンチ)」

ドイル「ソンナ実力ジャア私ハ敗北ノ蜜ヲ味ワウノニ何年トカカルノダロウカ?」

さとり「敗北を味わう?随分と不遜な物言いね」

ドイル「不遜デモ何デモ無イ、タダノ願望サ」

さどり「貴方をこのまま帰せないし……暇つぶしでもしようかしら」

『想起「恐怖催眠術(リアルシャドー」』

ドイルのトラウマに近い物を、自分の能力で探し、尚且つ妖力等で肉付けし、ドイルの前に召喚した。

さどり「さ、頑張って頂戴」

宙に浮きゆっくりと高見の見物に入る。

さどり「準備ができたわ。さあ行ってらっしゃい」

刃牙(影)「…………」

影は猛然とドイルに肉薄して行った。

よし今日はここまでッッッッ!次は刃牙(影)とドイルの勝負に入るよう。ではみなさん良いドリームを

乙ッ!


sagaいれといた方が無難よ

>>146そうなのか忠告ありがとう

まぁ、>>1が投下する分にはageても構わないと思うけどね
それと、表現規制を解除するならメール欄にsagaと入れれば良い

>>148勝手がまだ分かって無いから、また変な事すると思うけど、あまり気にしないでおくれ

よし今から書いてくぞ。

影の攻撃を回避しながら、カウンターを狙っていくドイル。だが影は範馬刃牙のコピーである為に、中々隙が見つからない。

ドイルは一旦距離を取るために後ろに下がった。

ドイル「……手品ニシテハ随分ト趣味ガ悪イ」

さどり「心外ね。貴方が『敗北』を味わいたいなんて言うから、こうやってお膳立てしてるのに……非道い」

さとりが口を閉じると影がドイルへと一気に距離を詰めた。

待っていたぜ!
因みにsagaは普通に入力したら[ピー]って表示される『殺す』や『死ね』などの一部の表現規制に引っ掛かるワードの規制を解除する事が出来るよ、このレスみたいにね
死闘を繰り広げている最中に物騒な表現が有っても伏せられなくなるから、そうしたシーンを投下する際にはsaga入れておいた方が良いかもね

ドイル「〜〜〜〜〜ッ!」

刃牙の速く重い攻撃に反応出来ないドイル。自分も攻撃を加えようとするが、ドイルの心が読んでいるかのように、絶妙なタイミングで攻撃され、動こうにも動けない状態に追いやられてしまった。

刃牙とは前に一度戦った事のあるドイルだが、その時にも今のような状態であった。

ドイル「(力量の差に思わず逃げ出したくなるな)」

さどり「随分と弱気ね。別に今ここで逃げても良いのよ?」

ドイル「逃ゲル気ハ毛頭ナイ。最後ニ立ッテイルノハ私ナノダカラ」

影がドイルの顔面に拳を叩き込もうとした刹那、ドイルの腹部が突然爆発した。
ブレストファイヤーである。鎬昴昇を一撃で屠った物が影に無慈悲に直撃した。

ドイル「……フフフ」

爆煙でさとりに見えない状態で薄く笑っているドイル。あの時勝てなかった相手に勝利できて素直に嬉しかった。

『 想起「テリブルスーヴニール」 』


爆煙が晴れるとさとりからドイルに向かって一直線に光が出ていた。ドイルは思わず首を傾げたが、その時には既にレーザーが発射されていた。

ドイル「ッッッッ!?」

レーザーを避けようと、横に動こうとしたが、時すでに遅し。レーザーはドイルの腹を通過して行ったあとであった。

さどり「ふふっ勝利に酔うのが早すぎるんじゃない?」

レーザーが通過したあと弾幕がばら撒かれる。勿論避ける事など出来ないドイル。見る見る内に弾幕に飲み込まれていった。

さどり「勝負が着くのはあっという間ね。所詮人間だから仕方がないか」

ドイルの生死を確認せずにそのまま地霊殿へと帰って行った。








結果さとりwin!

前にも言ったがスペル(ry
でもドイル君は自分が敗北を認めずに死んじゃったから何か微妙な幕引きやね。

>>110から書いてくけど、その前にちょっと休憩を入れる。続きは23時くらいから書こうと思っています。ではみなさん一旦お疲れ様でした

サックリと天に召されちまったなぁ…ドイル君…
まぁさとり様は誰かに一度でも敗北した事があるキャラには滅法強いし、仕方ないね

一旦乙ッ!

陦後¥縺槭♀縺翫♀縺翫♀縺翫♀

こ…この文字は…
烈海王、無駄レス失礼いたしましたッッッ!

>>110からの続き

咲夜「……少し喋りすぎじゃない?」

レミリア「美鈴が知らない男と話しているのがそんなに不安?」

後ろから声が聞こえた。咲夜は後ろを振り向きながら、そうでは無いですけど、と言葉を濁した。

レミリア「それとも仲間外れにされて寂しいのかしら?咲夜も案外子供っぽいのね」クスクス

からかうように言うレミリアに対して、若干の苛立ちを覚えた咲夜。

咲夜「そんな事は思った事もありません。私はただあの二人が仕事中に話し込んでいたのが気に食わなかっただけです」

そう早口で言い中断していた仕事を再開するために、部屋へと入って行った。

レミリア「それは暗に仲間外れにされてムカつくって言ってるようなものなんじゃないの? まっいっか」

レミリアもまた咲夜とは違う部屋に入って行った。

>>

誤爆した……しかも何か文字ばけしてる

美鈴「さあて大体の作業内容はこんな物ですかね」

ジャック「ああ大体するべき事は分かった。助かったぜ」

美鈴「こんなの朝飯前の前菜前ですッ!」

美鈴が元気良く答える。

美鈴「あ、そうだ!居眠りしないようご注意ください。咲夜さんに見つかったら、ナイフ飛んできますから」

ジャック「そんな事態に陥る事はお前だけだからいらない世話ダナ」

ジャックが冗談めかして言い、うぐっと言葉をつまらせる美鈴。

ジャック「(前科が……あるのか)」

その視線は若干憐憫の情が含まれいるのに気づかない美鈴であった。

もう眠気がきてしまった……すまない。私はもう寝ることにするよお休み。



メール欄にsageってのはその書き込みによってスレが一覧の中で上に上がらないようにするもの
慣例的に筆者の書き込みはsageないで上げることで読者に続きが来たって知らせたりするもの
sagaは既に説明されてるように規制ワードの規制解除するもの
長文スマソ
だいたい筆者はsagaを入れて書き込みしていけばいいと思います
その辺りは>>1の判断に委ねられるものだけれど

繧医@莉翫°繧峨°縺�※縺上◇

莉翫°繧画嶌縺�※縺上◇

よし書くぞ

待っていたぜ

ジャック「……門番とはよく言ったものだぜ」

誰もこんな森の奥に構えてある館に好き好んで訪ねてくる事なんてまず無い。

ジャック「退屈だな」

門の前に立つこと一時間、飽きが来た。
変な仕事を安請け合いするんじゃ無かったと後悔した

チルノ「あれ?美鈴は?」

余りにも退屈なので、あくびをしていたジャック。

ジャック「誰だ?」

見ると小学生のような見た目の女の子が飛んできた。

ジャック「今は怪我で療養中だ。見舞いに行きたいんだったら、行ってやれ」

あいつも暇してるからな、と付け加えそれとなく面倒事を美鈴に押し付けるジャック。

するとチルノは少しだけくらい表情になり、美鈴の安否をジャックに尋ねる。

ジャック「俺も詳しくは知らねえ。だから自分で見に行って来いよ」

チルノ「良いのか!?アンタいい奴だな!」

言い終わると同時に、門をくぐり抜け美鈴がいる部屋に飛んで行った。

ジャック「嘘も方便ってか」クスクス

何と無くついた嘘でチルノをやり過ごし、またあくびをするジャックであった。


咲夜「感心できないわね」

ジャック「……ああ?」


背後から声をかけられ、振り向けばメイドの姿がある。
神出鬼没のメイドが、尖った声で言う。


咲夜「ああも簡単に侵入者を紅魔館に入れるだなんて、どういうつもりかしら?」

ジャック「……………」

咲夜「臨時とはいえ門番でしょ? 不逞な輩は容赦なく排除しなさい」

ジャックあいつは侵入者じゃねえ。面会人だ」

咲夜「貴方の意見なんか聞いていないわ」

花山「随分と手厳しいナ」


咲夜「紅魔館にとっての侵入者とは、お嬢様の許可なく館に立ちいる者の総称。
    口で言って分からないなら、その身に刻みこんで、思い知らせてあげるわ!」


ナイフを取り出しながら、十六夜咲夜が言う。
その声は、刃のような冷たさで、その瞳は刃のような閃きを放っていた。


五指の隙間に挟まれた、四本のナイフ。
両手で合わせて、八本のナイフ。


咲夜は両腕を交差させ、銀製ナイフを構えている。
対して、ジャックはナイフの閃きを見ながら、微動だにしない。


咲夜(……妙ね。凶器を前にして、身構えもしないなんて)


銀髪のメイドは訝しげに、男を凝視する。


咲夜「貴方、恐怖を感じないの?」

ジャック「…………」

咲夜「私が持っているのは、肉を裂き骨を断つ凶器」

ジャック「……そんなモノよりもっと恐ろしいモンは一杯あるからな。一々恐怖してたら、外も出歩けるねえ」

咲夜「そう……」

ジャック「そうだ」

咲夜「最悪、痛いだけじゃ済まないかもしれないのよ?」

ジャック「そんな当たり前の事を聞いてどうする? もしかしたら俺が素直に謝って穏便に事を済ますつもりだったのか?」

そんな物騒な物を見せびらかしといてよ、と咲夜を挑発するジャック。


いつも以上に饒舌な自分に、咲夜は少しだけ驚いていた。
畳みかけるような言葉に対し、男は微かな一笑とともに答えた。


ジャック「良いからヤるのかヤらないのかはっきりしろよ」
       



咲夜「そう……、なら先に謝っておくわ」


咲夜は、目を閉じ、溜め息をつく。
直後、両腕を振りかぶり、ナイフを投げた。



『 奇術「幻惑ミスディレクション」 』



花山はその時、奇妙な体験をする。
向かってくるナイフは、咲夜が持っていた時より、明らかに数が増えていた。

しかも、いつの間にか、咲夜の姿は目の前から消え、別の場所に立っている。



咲夜「飽食気味のところ悪いけど、これが私の十八番なの」


多方向から迫る刃の群れが、ジャックの体に襲いかかる。


銀ナイフが、

  衣服を切り、

   包帯を裂き、

     皮膚を刻み、

       肉を貫いた。


ジャック「…………」


だが、鮮血を流しながらも、ジャックは立っていた。


咲夜「あら、御可哀そうに。服がボロボロになってしったわね」

ジャック「…………」


ジャックの体には、無数の切り傷。そして、幾本かのナイフが刺さっていた。
大腿部、二の腕、脇腹——、いずれも刃が根元まで肉に潜り込んでいる。


ジャック「…………ッ」


ジャックは、緩慢な動きでナイフを抜く。
その度に、傷口から血が噴き出て、衣服や肌を紅く汚す。


咲夜(……頭の悪い人。無闇に抜けば傷が広がるし、血も余計に流れるわ)

咲夜「今ならごめんなさいの一言で許してあげるわよ?」

ジャック「…………」

ジャックは無言で咲夜へと向かって行く。それがジャックの咲夜に対しての解答であった。

咲夜「馬鹿な人……相手との力量差が分からない何て三流よ」

ジャックが振りかぶり、咲夜の顔面に拳を叩き込もうとする。

咲夜「そんな大ぶりなパンチに当たるわけ無いじゃない」

体を横に滑らせ無防備なジャックの顎に蹴りを叩き込む。

確かな手応えを感じた。だがジャックはすこしよろけるだけで、ダメージは通っていなさそうであった。

ちょくちょくかおるちゃんが出てきてますねぇ・・・



美鈴「セィッ! ヤッ!」


紅髪の拳法家は自室で、鍛練をしていた。

無論、腕の怪我はまだ回復していない。
いまだ両腕とも包帯は取れ無い状態であった。
しかし、たとえ腕が使えずとも、足がある。


美鈴「ハッ! ダァアッ!」


右足を鋭く突き出し、足刀が空を切る。
その足で地面を踏み込み、反対の足で回し蹴りを繰りだす。


美鈴「……はあ……はあ」

体もまだ本調子では無いが、無理しなければ、ジャックに完勝できない。今更ながら男と女の越えられない壁にぶち当たった美鈴。

美鈴「その壁が越えれないなら、ひたすら鍛えるしか……無い、か……」

そこには自室で技を研鑽する、一人の武術家の姿があった。

誰か混じってるぞ!

うわあああああああああ完全な変換ミスですすいません。

表面上ではジャックと会話していた美鈴であったが、心の中での葛藤は凄まじい物であった。

武器も弾幕も持たない、ただの人間に攻撃の最中にカウンターを貰う何て事はここ数百年は無かった経験だ。

それが美鈴を激しく揺さぶる。

美鈴(……安静、療養、回復にまわす時間が惜しい……ッ!)

紅美鈴その心情は誰よりも強さに対して素直であった。

済まぬ……済まぬ……



突如、部屋の扉が勢いよく開いた。


??「めいりーんっ!」

美鈴「うわわーっ! 何用ですか、咲夜さん!? 私は決して、人目を盗んで鍛練なんかしてませんからー!」

チルノ 「違うよ、美鈴! あたいだよ!」

美鈴「ありゃ? チルノじゃないですか。びっくりさせないでくださいよ、もう……」

チルノ 「そういう訳にはいかないね。だって、びっくりさせにきてやったんだから!」

美鈴「ええとてもびっくりはしましたが、どうやってここに?」

チルノ「何かねー大っきい人間が、心配だったら美鈴の所に行けって言うからさ」

美鈴「……そうですか。ですがお嬢様や咲夜さんに見つかったら、何て言われるか」

チルノ「だいじょーぶだよ!あの人間いい奴だし」

全く答えになっていない事を言うチルノに眉を潜める美鈴。

美鈴「ちょっと見に行って見ましょうか」

チルノ「そうだね!」

今日はここまです。
美鈴の心情を書けて良かった。
あと途中凄まじい誤字が何度かあったけど見逃して下さい。お願いします

乙ッッ!
そういや、ジャックも地上最強クラスの拳を何度も食らった事が有るから、ナイフなんて目じゃないと感じるのも当たり前か…

言いたくはないが、花山でまったく同じ展開のを見たことがあるぞ

言いたくはないが、言いたくないなら言わなきゃいいんじゃないか?

そうですね。この作品は花山が幻想入りする作品を元にしているので、盗作と言われても仕方が無いのかもしれません。
実際展開とかはパクってます。
それが不快と思ったのなら、すいません。出来れば私はこの作品を完結させたいのでどうか見逃して下さい。
お願いします。それがダメならhtml依頼を出してまた新しいssを書こうと思います。

別に気にしてないぜ!
面白いから続けて欲しい

俺もそんなに気にはならない
>>1がやりたいようにすればいい

別に俺みたいに1人が駄目って言っても従う理由はないだろう……
俺も続きみたいし、続けてほしい
でも展開を参考にするならまだしも、名前だけ変えてってのは良くないって言いたかっただけだ

>>193
花山さんが主役だったSSではどこまでやったんだっけ?
まぁ、>>1は完結するみたいだし、エタらなければそれで良い
それと、時々でいいから安価でドリームマッチもしてくれると嬉しい

>>193いや、余りにも否定的な意見が出るのなら、削除依頼もやむなしと考えていました。
確かに名前だけ変えるのは良くありまんでしたね。本当にすいません。

>>194安価の話を気に入ってくれてありがとうございます。また安価でドリームマッチをするつもりなので、安価を取れるように頑張って下さい。

よし今から書いてくぞ。色々あったけどまた一つ宜しくお願いします。

待っていたぜ

十六夜咲夜は焦っていた。自身の『時を止める程度の能力』持ってしても、倒れない男に対して。

時を止めナイフを投げ、ジャックに直撃させるのは良いが、全く効いていないかのようにナイフを抜いて行く。

咲夜(明らかに私が優勢な筈なのにどうして、こんなにも余裕が無いのかしら?)

考えた末にたどり着いた答えはーーーー

咲夜「ハアアアアアアアッッッッ!」

考えた末の解答は能力を使用せずに突撃であった。
第三者からしてみれば、愚かしい選択をしたと取られても仕方が無い咲夜の行動。

能力を使えば目の前の男に遅れを取ることまず無いだろう。だがそれでは咲夜はそれに違和感を覚えたのかもしれない。

美鈴は体を張ってジャックと相討った。
美鈴は大量の出血をしながら戦った。
美鈴に出来て私は出来ない?

咲夜「そんな事やって見ないと分からないでしょうッッッッ!!」

時を止め一気にジャックの目の前まで肉薄する。

咲夜「さようなら」

ナイフをジャックの腹に突き刺した。

グチャアと耳を塞ぎたくなるような音がした。ジャックは初めて苦痛で顔を歪ませた。

咲夜は肩で肩で息をして、この状況に耐えようとしていた。

咲夜(……お願いだから倒れてっ!)

だがその願いが届かなかった。ジャックはまだ行けるぞ、と目で咲夜に訴えかけた。

そして脱力状態である咲夜の右腕を掴み、噛み付いた。

咲夜「「——あ、ああアアああッッッ」

鋭い痛みが咲夜の右腕を襲う。時を止めるとかそんな事は考えられないくらいに痛い。

ジャックは右腕を咥えたまま咲夜を持ち上げた。それも腕を一切使わずに、だ。
恐ろしい程の顎の力である。

そのまま右へ、左へ振り回す。この時既に咲夜大号泣である。普通に考えて常人では耐えられないだろう。

そしてさらに振り回し、それなりに速度が付いたところで、咲夜の右腕がジャックの口から離れた。

だが左右に振り回されたおかげで、紅魔館の壁に激突した。

だがここで終わるジャック・ハンマーでは無い。咲夜に追い打ちをかけるべく、駆け出して行った。

今日はここまでにします。お付き合いありがとうございました。

乙!

乙ッ!

良し今から書いていきます。

待っていたぜ

美鈴「咲夜さんッッ!」

窓を開け咲夜の名前を呼ぶ。当然聞こえる筈もない。

美鈴「くそッッ!」

今すぐにでも助けてやりたい! だがそれをしたら、咲夜のプライドを傷つけてしまうのでは無いか?そんな事が頭をよぎる。
美鈴(ですが……止めないと、きっと咲夜さんが死んでしまう)

ジャックはトドメを躊躇する何て事はしないだろう。それに咲夜は妖怪ではなくただの人間である。

美鈴「私は……どうすれば……」

止めるべきか否か、闘志としての本能に従うか否か、美鈴は選択を迫られていた。

チルノ「……美鈴助けに行かないの?」

チルノに促されるが渋い顔を見せる美鈴。

美鈴「ですが……ここで助けに入っても良いんでしょうか? ここで助けに入ったら咲夜さんのプライドを傷つけてしまいそうで……」

未だ苦い顔をしながら自分の感情を吐露する美鈴。チルノはあまり分かっていないようだったが、美鈴の苦しそうな表情を見て何も言えないでいた。

美鈴はチルノから視線を外し、再び外へ視線を向けた。
見ると咲夜が壁に激突していた。そのままずるずると崩れ落ちていった。
そのままジャックが咲夜に駈け出して、ダメ押しの一発を叩きこもうとしている。

美鈴「私は……私は……!」

窓を叩き割りジャックと咲夜の間に割って入った。

美鈴「もういいでしょうッッッ!」

ジャックに向かって叫ぶ。ジャックは美鈴に割って入られ、止まる。
その顔は戦いに水を刺され、不満に溢れていた。

ジャック「……なんだ? 今良い所だったのにヨ」

美鈴「ですが咲夜さんの状態はッッ——!」

ジャック「アイツが助けてくれって言ったのか?」

美鈴「言ってません……ですがあんな状態で更に攻撃を加えようとするなら……私が相手になりますッッッッ!」

美鈴が構える。だが目の前に咲夜が現れた。

咲夜「邪魔しないで」

美鈴「ムリしないで下さい!もういいじゃないですか!」

咲夜「そう言えば前にもこんな事が全く同じ事があったわね……」

美鈴「ですがあの時とは全く違うじゃないですか!」

そんなやり取りを繰り広げられ段々とイライラしているジャック。

ジャック「喧嘩も説教も後でやれッッ!」

咲夜「……そうね。少し話し過ぎたわ……美鈴下がって頂戴」

美鈴「でも!「お前はッッ! この状況で何も感じないのかッッ!」〜〜〜!」

咲夜の乱暴な口調に目を丸くさせる美鈴。その場で固まっている美鈴を強引にどかしてジャックの目の前まで歩いて行く。



咲夜「待たせたわね」

ジャックの目の前に立つ。ジャックはそれを無言で返す。

それっきり両者共に言葉を発さずにただお互いに目を合わせたままであった。
ジャックの状態は常人だったら即刻救急車を呼んだ方が良いと思われる、傷を負っている。

だがそんな事を感じさせない、立ち振る舞い。

刹那咲夜がジャックの心臓に迷い無く、ナイフを突き立てようとする。





ーーーーだがナイフは刺さらない。


ナイフが刺さる瞬間ジャックは避ける為に、体を回転させるようによけた。
さらにその遠心力を利用して、咲夜の顎に渾身のアッパーカット。

咲夜は防御出来ずにそれをモロに食らう。口から血を吹き出し、2、3m程浮き上がった。

咲夜(何で能力を使わずに突撃なんてしたのかしら……? 私ってホントバカね。目の前の男に肉弾戦で勝てるわけ無いのに)

浮き上がってる間に後悔した。

咲夜(でも何故かしら?負けたって言うのに、充足感が胸一杯に広がってくる……)

浮き上がってる間に満足した。

咲夜(ああ……何でこんな事忘れてしまったんだろ ? やっぱりーーーー)





闘うのっていいなぁ。


咲夜は意識を暗い海の底に手放した。

とりあえず寝ます。お疲れ様でした

えーりんのお説教がすごいことになりそうだ

乙ッ!

よくよく考えたら、ジャックって毎回ドーピングして勝ってますね。
ナチュラルの状態で紅葉を圧倒してたけど、ドーピングしないで、誰かに勝つ描写が見当たらないけど……良いかね?

薬を持ってる人は永琳ぐらいっぽいし、この人は融通きかなそうだから、貰えなそうなんだよね

>>215
ナチュラルって地下トーナメント編での『クスリが抜けきった状態』の事?
まぁ、このジャックは数々の死闘を潜り抜けてきた後なんだし、これくらい強くても違和感は無いな

そうですね薬が抜けきった後の話しですね。まあ薬の有無に限らず、永琳がジャックの体を看て激怒する事は目に見えてますね。

紅葉がたまたまアスリートだったから、じゃっくの肉体改造に嫌悪を示さなかったかんですから。

色んな意味でぶっ飛んでるDr.紅葉だから読んでた当時は何の違和感も無かったけど…
一日30時間のオーバーワークに全身劇薬漬け、常時脳内麻薬出まくりを続けた挙げ句に肉体変質するなんて…
範馬の血が無ければとっくに死んでるよな…

>>218文で表すしてて見るとやばいwwww
さすが範馬の血wwww
てことはこのまま行くとジャックの背中にも鬼の顔が出ることがなきにしもあらずですな

だが血が薄い

刃牙の血が濃すぎるだけな気もする…
あの勇次郎のお袋さんも、勇次郎を倒すには『飛びっきり濃い範馬の血』 が必要って言ってたし…

復ッ活ッ!十六夜咲夜復活ッッ!十六夜咲夜復活ッッ!

咲夜さん自機復活おめでとうございます。

鯖回復来たあああああああああッッッッ
今から書いてくぞ。

待ってた

レミリア「あらあら門前がこんなに酷い状態なんて、あんまり無いわね」

紅魔館の主は呑気に答えた。

美鈴「とりあえず医者を呼ばなくては!」

???「話しは聞かせて貰いましたッッ!!」

突如として声が聞こえたかと思うと、木がガサガサと揺れてその声の本人が現れた。

現れたのは、黒髪の少女。
カメラと扇を手に持ち、白いシャツと黒いスカートを着ていた。

文「急ぎであれば、私が町まで行ってきてあげましょうか?」

レミリア「貴方にしては、随分と殊勝な物言いね……見返りは?」

文「この男の人の取材を許可して欲しいのですッッ!」

レミリア「……まあいいわ。それとーーーーってもういないし」

レミリアはせっかちな文にため息を着き、美鈴にジャックと咲夜をへやに運び込むように指示した。

永琳「紅美鈴両手首の一部欠損。順調そうね。あんまり過度の運動は控えて頂戴。今度は千切れるわよ? また同じ薬を出しておくから続けて服用してね」

美鈴「分かりました。いや〜ご迷惑をおかけします」

永琳「そう思うのだったら、あまり動き回らないでじっとしていて頂戴。次十六夜咲夜」

咲夜「…………」

永琳「っと今は喋れないのね。えーと取り敢えず右腕の一部欠損、下顎骨の粉砕骨折。

永琳「あと前歯ね。一応差し歯を持ってるからこのさい入れてしまいましょ。まあ暫く喋れ無いから、我慢してね」

次の患者に目を向ける永琳。その顔は険しいものであった。その当人は素知らぬ顔で美鈴と話していたが。

永琳「ジャック・ハンマー。刃物による裂傷・切傷etc……挙げたらキリが無いわね」

ジャック「まだあるってのかい?」

永琳「ええ大アリよ。貴方ドーピングしてるでしょ」

剣呑な雰囲気を醸し出す永琳。だがジャックは不思議そうな顔をするジャック。出来事に置いてかれる美鈴。

ジャック「だからどうした?」

永琳「貴方の体はもう限界が来てるわ。これ以上そんな事を「悪いが辞めるつもりはない」ッッッ!」

咲夜さんの傷は八意先生の薬と治療で治るだろうけど、ジャックの身体は…

ジャック「君達医者には分からないと思うが、俺はもっと強くなりたい。その為だったら明日は要らない。『今』だけ生きていれば良い」

永琳「そんな破滅的な考え……心底理解出来ないわ」

自分より遥かに年下の人間がそんな事を言ってのける。

永琳「……じゃあもう良いわ。でも薬だけは飲んでね」

永琳は逃げるように部屋を出て行った。

ここで終わりにします。寝落ちしてすいませんでした。



ジャックのアイデンティティーは…八意先生は理解したくないだろうな…
月を追放されてまで永遠の生を望んだ上司が居るから尚更だ…

期待してる

ちょっとだけ書いてくぞ

レミリア「浮かない顔をしてるじゃないか」

永琳「……そんな事ーーあるわね……」

レミリアは小さく笑った。

レミリア「良かったら私の部屋でお茶でも飲まないか?」

永琳「……じゃあお言葉に甘えましょうか……少しの間だけどね」

レミリア「ありがとう。では早速行こうか」

二人はレミリアの寝室屁と向かって行った。

永琳「……なんでお茶に誘われたのに、私がお茶を淹れなければならないのかしら?」

レミリア「私は淹れた事が無いから、仕方の無いでしょ」

悪びれる事も無く言うレミリアに、ため息をつく永琳。取り敢えず双方のカップにお茶を淹れて、席に座った。

レミリア「さっきから表情が暗いじゃない。怪我人を見てからずっと」

永琳「まあ……ね」

レミリア「ーージャックの事か」

永琳「ッッッッ」

永琳の顔が強張る。ため息をつき首肯してみせる。

永琳「……彼ドーピングしてるのよ。既に引き返せない状態まで行ってるのよ……」

放置してすまない。今から書いてくぞ

待ってたぜ

キター

レミリア「……ッ」

永琳「……彼はもうファイターとして終わってるのよ……残念ながらね」

剣呑な雰囲気が部屋全体を包み込む。

レミリア「それで?彼はどう言ってるの」

永琳「辞める気は無いって……」

頭を抱える永琳。それを見て口元を抑え笑うレミリア。
笑っているレミリアを見てあからさまに機嫌が悪くなる永琳。

レミリア「ごめんなさい。おかしくって」

永琳「何が可笑しいのよッ」

レミリア「何だか……私達よりずっと年下の人間が、強くなる為に頑張るなんて面白くって」

永琳「貴方ッッ!「私達妖怪は違うじゃない?」今はそんな事言ってるんじゃあ無いのよッッッ!」

レミリア「貴方って面倒くさいわ。だったら、ジャックに聞いて来たら良いじゃない?」

永琳「……そんなの……分かりきってる事聞ける訳無いでしょう」

レミリア「だったらもういいじゃない。この話はもう終わり。本来私はそんな事を問答したいんじゃ無いわ」

一息着いた後にカップに手をかける。

永琳「……分かったわ。それで本題に入ろうかしら」

レミリア「本題って……ただお茶が飲みたかっただけよ」

永琳「〜〜〜〜〜〜ッッ!」

永琳は目の前の吸血鬼のマイペースさにため息を着いた。

美鈴「……貴方はどうしてそこまで強くなろうとするんですか?」

ジャックに問い掛ける美鈴。

ジャック「倒したい男がいるんだ」

ジャックの脳裏に父範馬勇次郎、弟範馬刃牙の顔が思い浮かぶ。勇次郎が激闘の末に刃牙に人類最強を名乗れ、と言われていた。

あそこまで悔しいと思った事は無い。目の前に当人達がいる訳でもないの、テレビの前で「俺だってやれるんだ!」と叫んだくらいなのだから。

美鈴「その人は私や咲夜さんよりずっと強いんですか?」

ジャック「そうだな。ずっと強い」

咲夜「……ッッッ」

顔を緊張させる咲夜。何か思う事でもあったのだろうか。

ジャック「話が終わったなら、俺は自分の部屋に戻るぜ」

有無を言わさずベッドから起き上がり、そのまま部屋から出て行った。

咲夜「ねえ美鈴」

美鈴「はい? って咲夜さんまだ喋れないんじゃ……」

咲夜「こんなの能力使えばどうとでもーーーいたぁ……」

美鈴「もうすぐ無理するんですから……それでどうかしましたか?」

咲夜「ええ……あいつが言ってた男ってどれ位強いんだろ」

美鈴「さあ……私には検討が付きません。もしかしたら幻想郷にいる鬼と同じくらいだったりするかもしれませんよ?」

咲夜「……それは恐ろしいわね」

美鈴「……あはは」

乾いた笑い声をあげる美鈴。

咲夜(でも……ジャックがドーピングしてるなんて、思わなかったわね。それに永琳の口振りからすると、結構ヤバイ状況なのかも)

美鈴「あ! それはそうとこれからは、さっきみたいなこと絶対しないでくださいよッッッ! お嬢様のメイドとして仕えているんですから!」

それからずっと美鈴に叱られっぱなしであった咲夜であった。

ジャック(……こうやってトレーニングしないで、ベッドに行くなんて珍しい事もあったものだな)

自嘲気味に笑うジャック。そしてそのままベッドに寝転んだ。

ジャック「倒すべく相手が二人になっちまった……な」

弟の刃牙の顔を思い浮かべる。段々と悔しさがこみ上げてきたジャックは、唇の端を少しだけ噛んだ。

ジャック「元の世界に戻らねえとな」

目を閉じて意識を落とした。

何時ものように太陽が顔を出す少し前に目を覚ましたジャック。そこから服を着替え始める。

まだ怪我が完治してはいないのだが、そんな事は関係無い。自分の目標の為にも、強くあるためにも。

部屋を出て行き昨日煮え湯を飲まされた図書館へと向かっていった。

昨日より早く図書館に着いたジャックは、取り敢えず例の泥棒が天井に大穴を開けるまで適当な本を手に取り読みふけっていた。

ジャック(退屈だな)

そんな事を考えていると、奥の方から爆発音が聞こえた。
ジャックは読んでいた本を戻して、音がした方へ向かって行く。

歩く事数分、例の泥棒がまた自分の懐にせっせと本を忍ばせていた。

ジャック「昨日ぶりだな」

魔翌理沙「……またお前かよ。しつこいなあ全く」

大仰にため息を着いて見せる魔翌理沙。

ジャック「今日も遊ぼうぜ」

魔翌理沙「誘われたからにはやらなきゃ失礼だよなッッッ!」

ジャックは魔翌理沙へと駆け出した。

今日はここまでにしよう。お疲れ様でした

おつ!


sagaがsageになってるぞ

そう言えば主人公なのに、あまり話題に上がらない刃牙君。何かこうやって脇役ばかりが、持ち上げられてるって何か複雑ですな。

>>248
だって強すぎですもの
アカギやワンパンマンにも共通して言えることだけども、生まれついてのぶっちぎり天才タイプが主役の場合、脇役も並大抵な人物では印象が弱すぎて務まらない
必然的に個性的な、ともすれば主役よりも魅力的な人物が脇役として登場するって感じかな…

ジャックはテレフォンパンチを繰り出すが、簡単に避けられてしまう。その隙に魔理沙は前の戦闘のように、懐に潜りこんだ。

魔理沙「ばーか」

全身を魔力で強化してジャックの腹部に一撃を見舞おうとする。

ジャック「ッッッ!」

だが同じテツは踏まないジャック。魔理沙の一撃を防御した。

莉翫°繧画嶌縺�※縺上◇

今から書いてくぞ

待ってたぜ

ジャック「〜〜〜〜ッッ!」

魔理沙の一撃に顔を歪ませるジャック。魔理沙はこの前のように吹っ飛ばないジャックを間近で見て首を傾げていた。
その隙にジャックは魔理沙に両腕を回し、抱え込んだ。

魔理沙(やっば……)

危機感を感じた魔理沙だったが、逃げる事は出来ない。冷や汗が頬を流れる、心臓が早鐘のように脈打つ。
ジャックはゆっくりと両腕に力を込める。じわじわと魔理沙の体が圧迫される。

魔理沙「〜〜〜〜〜〜!」

ジャックの顔に血管が浮き上がる。更に力を込め魔理沙の背骨を折ろうとしていた。

魔理沙(クッソッッ! 黙ってやられるかッッッッ!)

小さな弾幕をジャックの腹にぶつける。

ジャック「ッッッッ!」

両腕の力が弱まるの感じた。その隙にジャックの両腕から抜け出した。
バックステップで距離を取り、弾幕を作った。

魔理沙「これでッッッッ!」


『 魔符 「ミルキーウェイ」 』

大量の弾幕がジャックに襲いかかる。ジャックは弾幕を避けるどころか被弾しながら、魔理沙に肉薄していく。
常軌を逸した行動に目を丸くさせ、素っ頓狂な声を上げる魔理沙。

ジャックは弾幕を体一つで走りぬけ、固まっている魔理沙に渾身のチョップブロー。
右腕全体に魔理沙の骨の折れる感触が伝わってくる。対する魔理沙は吹っ飛ばされ本棚に激突し、上段のほうから本が降ってきた。
動くことも出来ずに本の雨に飲み込まれてしまった。

魔理沙(ってえ〜〜〜馬鹿みたいな力しやがってッッ!)

本を乱雑に吹っ飛ばし、ジャックの姿を確認する。

魔理沙(あんだけ弾幕を喰らっても、ピンピンしてるなんて……ここの主人は何を引き入れたんだよ……)

ジャックは人間ではあるのだが、並外れたタフネスが魔理沙を惑わせる。

魔理沙(考えたって仕方ないッッ! ここでヤらなきゃ、やられちまう……だったら突撃あるのみッッッ!!)

最近は寝落ちがまともに投下できなくてすまない。
ってことで今から書いてくぞ

待ってたぜ

待ってました

痛む体にむち打ち箒に跨ろうとする。
その目の前ではジャックがロケットスタートを決め、魔理沙を空に行かせないように走ってきていた。

魔理沙(化け物かよ……! もういいやあんな奴! 逃げた方がましだぜッッッ!)

空中へと飛び上がり、ジャックの追撃を躱す魔理沙。
そしてそのまま自分が開けた大穴へと進んで行く。

魔理沙「あー体が痛え……」

箒が左や右へと蛇行しながら、飛んでいる様は、蝿の様であった。

魔理沙は安堵していた。ジャックを振り切れた事を。あのまま戦っていても、格闘が苦手な魔理沙に勝ち目は無かった。

仮に弾幕を放ちながら、戦ったしてもただではすまないだろう。
死線をそれなりにくぐり抜けて来た魔理沙だからこそわかった答えであった。

だが魔理沙唯一の誤算が一つあった。


ーーーージャックの執念である。

相手がジャックでなければ、この勝負魔理沙が逃亡を計って終わっていただろう。

ーーそんな事を考えていた時期が筆者にもあった。

水面下で見え隠れするジャックの悪意、執念、プライド、それらを原動力としてあの白黒魔法使いを地に引きずり下ろそうとしていた。

寝鷹

魔理沙「もう少しだな……ってて」

大穴はもう目と鼻の先である。あそこを通れば、取り敢えずはピンチを脱する事が出来るのだろう。

瞬間箒がガクンと大きく揺れた。
揺れた、と言うか急に重くなったというのが適切である。

段々と箒の高度も下がっているような気がした。

魔理沙(おかしい……何が起こったんだ?)

首を傾げる魔理沙。周りを確認するが特に目立った所は無い。若干の不安が魔理沙の頭をよぎった。

魔理沙(重み……?そして今も落ち続けている高度……まさかッッッ!)

バッと箒の周りを確認する。するとそこには、箒の柄に片手でぶら下がっているジャック・ハンマーの姿が見えた。

魔理沙(何でこれに気づかなかったんだッッ!? クッソ!)

箒の柄を掴んでいるジャックの手を無理やり離そうとするが、怪我を負っているせいで満足に力が出せない。

ジャックは自由な方の手で魔理沙の足を掴み、地上に振るい落とそうとする。
そして地上に落下しないように必死に踏ん張る魔理沙。

地上との高さはもう少しと言う所で、ボキッと箒が折れる音がして、両者共地に叩き落とされた。

今日はここまでにします。お付き合いありがとうございました。

さあ書いていくぞ

今日は早いな

>>271今日は早起きしたんじゃ

地面に激突し、両者受け身を取りお互いの出方を伺う。

魔理沙「〜〜〜〜ッッ!」

折られた骨が魔理沙の体を痛めつける。
これ以上無理は出来ない、と警鐘をならす。

魔理沙(逃げるのを邪魔されて……しかも一回勝ったからって油断して、こんな怪我まで負うなんて……本ッッ当になっさけねえぜ!)

魔理沙「……だから……ここで勝たなきゃ絶対ッッ! 一生ッッ! 公開するぜッッッッ!!」

『 魔符「イリュージョンスター」 』

三本の青いレーザーがジャックに向かって、襲いかかってきた。

本棚を破壊しながら、それなりに早いスピードでジャックに向かって行く。
それをジャックは顔色を変えずに、その場で寝転び躱す。

その様は、塩漬けにされた類人猿を彷彿とさせるような格好であった。

ジャック(……まさか俺が、こんな格好を俺が選ぶとはな)

自分の意思とは全然関係の無いーーむしろ、心に中にしまっておきたい出来事をするとは、夢にも思っていなかったジャック。

ジャック「だがこれはこれで……悪くナイ」

魔理沙との距離目測20m程といった所であろうか? ジャックはそのまま全身の筋肉を総動員させ、ほふく状態のまま弾かれたように立ち上がり魔理沙へと駆け出していった。

魔理沙(ハアアアアアア!? 何だよアレッッ! メチャクチャだろッッッ!)

ジャックの思いがけない行動に、驚愕する魔理沙。
そんな事を考えていたら、ジャックの右ストレートが魔理沙の顔に迫ってきていた。

魔理沙はギリギリの所で全身を魔力で強化して、両手でジャックの拳を受け止めた。

魔理沙「〜〜〜〜ッッ!」

魔力で強化ししているのにも関わらず、受け止めた両手がビリビリと痺れている。

魔理沙(とんだ馬鹿力がいたもんだぜ……取り敢えず一旦コイツを投げてから、作戦を考えるか)

魔理沙はまた全身に魔力を循環させ、そのままジャックを投げ飛ばそうとした。

ジャック「……ッ……」

ジャックは魔理沙の力を利用して、そのまま合気の技を使い、逆に魔理沙を回転させ地面に投げ飛ばした。

グルン・・・・グシャァ!!!!!

図書館内に嫌な音が響き渡る。

魔理沙(……あれドロドロだぁ)

状況が全く掴めないままカウンターを食らってしまう。魔理沙の感覚で言えば気がついたら、回転して床に頭を打ったぐらいである。

頭を強く打った為に一時的に視界がぐちゃぐちゃになり、周りの情報を取り入れられ無い。

魔理沙が大の字で動けない所に、ジャックは魔理沙の顔面に止めの一撃を見舞った。

ドゴオッッッッ!! と大きな音が響く。
当然魔理沙はその一撃で気絶した。自分の顔を血で真っ赤に染め上げて。

寝落ちしたか

最近は中途半端に終わって申し訳ないです。と言う訳で今から書いてくぞ

待ってた

気絶した魔理沙の襟首を掴み、図書館を出ようとしていた。
歩いて数分ぐらい経ったのだろうか。

紫色の寝巻きのような服を来た、目の前に現れた。

???「その泥棒……」

ジャック「ああ。これか」

魔理沙の方に目を向け、首を傾げる。

ジャック「これがどうかしたのか?」

???「いえ……見慣れない人が魔理沙と戦っていたから、様子を見にね」

と少しばかり警戒しながらいう女。

気絶した魔理沙の襟首を掴み、図書館を出ようとしていた。
歩いて数分ぐらい経ったのだろうか。

紫色の寝巻きのような服を来た、目の前に現れた。

???「その泥棒……」

ジャック「ああ。これか」

魔理沙の方に目を向け、首を傾げる。

ジャック「これがどうかしたのか?」

???「いえ……見慣れない人が魔理沙と戦っていたから、様子を見にね」

と少しばかり警戒しながらいう女。

やっべ連投してしもうた。

ジャック「ああそう言う事か。諸事情でここの門番をやってるんだ。怪しいものでは無いな」

淡々と告げるジャック。

???「そう……分かったわ。だったら早く出て行って頂戴。昨日今日と天井に大穴開けられて気分が悪いのよ」

頭を抑えながら、姿を消しどこへ消えてしまった。

パチュリー(そうそう、私の名前だけ教えとくわね。パチュリー・ノーレッジよ。じゃあね)

ジャック「ッッッ!?」

心を直接鷲掴みされたような感覚に襲われる。

ジャック「……テレパシーって奴か……へッ」

ジャックは立ち止まった足をまた動き始めた。

よし書いてくぞ

待ってた

ジャック(取り敢えずこれをどうするか……)

歩きながら考えるが、これと言った答えが考えつかなくて途方にくれるジャックであった。

ジャック(……外に放り出しちまうか)

これ以上考えても埒があかないので、不法投棄を閃いた。

ジャックはそのまま外に出るために、歩いていった。

咲夜「これは一体どういうつもりかしら……?」

後ろから声をかけられ振り向くジャック。

ジャック「……なんの事だ?」

咲夜「とぼけないで頂戴。何で魔理沙がそんなにボコボコになっているのかしら?」

ジャック「図書館で盗みを働いていたからナ。ちょっとだけ話し合いをしてたのさ」

咲夜「そう……それで? 彼女をどうするつもり?」

ジャック「外にでも捨てようかと思ったんだが……ちょうど君とマリサ?が顔見知りなら、引き取ってくれないか?」

咲夜「厄介払いってわけ?」

ジャック「手厳しいな。そんな事じゃあない。女性をいつ迄も引きずっていてはいけないと思ってな」

咲夜「……ハア。分かったわよ」

そう言うと魔理沙を担ぎ上げ、そのまま何処かへ消えてしまった。

すまない。一旦ここまでにする。

一旦乙

まず女性への顔面にトドメはいけません

レーザー撃っといてそりゃないだろ

>>288一回負けて腹が立ったんじゃ無いですかね?分かりませんけど

>>289すいません。そこはどうぞみのがしてくだせえ……

はい、と言う訳で今から書いてくぞ

待ってたぜ

咲夜「……それにしてもやり過ぎじゃない? いくら何でも」

顔面が陥没している魔理沙を見て、焦燥の色の滲ませる。応急処置をしようにも自分には専門知識なぞ無く、どうすることも出来ない。

咲夜(本当に厄介払いじゃない……これじゃあッッ!)

紅魔館に医療関係の知識を持っている物は自分の記憶を探れば訳はない。そんな知識を持っている者など居ないのだから。

咲夜(恨むわよ……!)

咲夜は魔理沙を担いだまま姿を消した。

咲夜(重たいわね……ああ面倒くさい)

紅魔館を出て湖を越え、森の中をただ走っていく。目的地は八意永琳の開いている永遠亭である。
移動している最中に最近永琳と顔を合わせる事が多くなった、と思う咲夜。それもこれも全てジャックが紅魔館に住み始めたせいである。

咲夜(……傷が疼くわね)

顎部から鈍い痛みが来る。思わず舌打ちしてしまう。

咲夜(帰ったら一発殴っても、文句なんて言わせないわよ)

怒りを原動力にさせ走る速度を早めていく咲夜であった。

今日はここまでにしよう。すいません。


好きなペースでやってくれ

諸君おはよう。今から書いてくぞ

待っていた

まってた

魔理沙「あ〜〜! 死ぬかと思った!」

本棚から頭を覗かせ誰も居ないことを確認し、安堵した。

魔理沙「いや〜作って良かった身代わり人形」

ボロボロになった人形を手でいじる。

魔理沙(でもここで終わらせる訳に行かねえぜッッ!)

図書館を出てジャックを探しに行った。

紅魔館の構造なんて全然理解していない魔理沙。右へ左へ歩いて行く。当然ジャックが居るわけなどが無いので、体力だけが消耗していくだけである。歩いて数分ほど経ったのだろうか? どこからか声が聞こえてくる。
魔理沙は声がする方に歩いて行き、ギリギリ声が聞こえる所で身を隠した。

咲夜「厄介払いってわけ?」

ジャック「手厳しいな。そんな事じゃあない。女性をいつ迄も引きずっていてはいけないと思ってな」

咲夜「……ハア。分かったわよ」

どうやら魔理沙(人形)を誰が処理をするという話しのようだった。だが今ジャックが今持っているモノは人形である。
魔理沙(本物)はバレないように笑っていた。

魔理沙(アレ人形だぜwwwww馬鹿だなあwwwwww)

魔理沙が笑っている間に咲夜が姿を消した。永琳の居る所へ向かったのだろう。
ジャックは誰もいない廊下でため息を着いた。

どんだけ精巧なんだよ間違いなくアリス製作やな

第2ラウンドですね分かります

ジャック「……生きていたのかい。マリサ」

いきなり名前を呼ばれ体を硬直させる魔理沙。先の出来事を思い出して、頬に冷や汗が流れる。
さっきはたまたま事なきを得たが、今度は上手く行くかは分からないそんな不安が心の中で渦巻く。

魔理沙「おいおい勝手に殺すなよ」

物陰から抜け出しジャックと対峙する。

ジャック「どんな手を使ったか知らないが殆ど無傷じゃないか、そのまま家に帰った方が良かったんじゃないか?」クスクス

魔理沙「お生憎様。あそこまでやられておいそれと帰るわけには行かないねッッ」

二人が立っている廊下は異様な雰囲気に包まれていた。

魔理沙「リベンジさせてもらうぜッッ! 糞野郎!!」

ジャックに向かって弾幕をまき散らした。

>>300ボロボロになった人形を手でいじる。
の所は無かった事にして下さい。じゃないと矛盾が起きるので、お願いします。
というわけで今日の投下はここまでにしたいと思いますお付き合いありがとう御座います。

おつ

今から書くぞー

待ってた

『 魔符「ミルキーウェイ」 』

お互いに立っている場所は、廊下であり避けることなどできはしない。
圧倒的な弾幕の数に思わず、ジャックの頬に冷や汗が伝う。

ジャック(……かくなる上はッッ)

ジャックを押しつぶそうとする弾幕を、拳や足を使って、ダメージを最小限に抑えようとした。

弾幕を弾いてそれなりの時間が経過していた。ジャックの両腕両足は焼け焦げており、殆ど使い物にならなくなっていた。

それでも表情一つ変えず黙々と弾幕を弾いていく。

魔理沙(コイツやっぱ面倒だな……いい加減倒れろよッッッ)

焦燥の色を顔に滲ませて行く。それもすべてジャックの所為である。

それに場所が一本道であるために、使えるスペルカードが制限されているのもある。

前は寝落ちしたけど書くぞお

きた!

魔理沙とジャックが第二ラウンドを繰り広げている時、遠い場所で魔理沙(人形)を抱え、永琳の元へ
向かう一人のメイド(ピエロ)がいた。哀れなメイドは抱えている物が人形とは知らずに、ついに迷いの竹林へと
たどり着いた。

咲夜「はあ、はあ。やっと、ここまで来たわね……」

???「おや見ない顔が……」

死角からじっと咲夜を見ている物がいた。

???(う〜む……ここは助けるべきか、否か)

顎に手を当てて考える。普通に考えたら、ここは迷いの竹林で入ったらまず迷うだろう。
それに見たことが無いのできっと今日が初めてなんだろう。

???(よし! ちょっと声かけてみよう。自然に、そう自然にだ。日常会話で言う『はあい元気? その人形生かしてるねッッ』コレで行こう)

掛ける言葉も思いつき、咲夜に声をかけるための第一歩を踏み出した。

???「はあい元気? その人形イカしてるわね」

咲夜「ッ! あら?貴方は誰かしら」

見ず知らずの女にいきなり声をかけられ驚く咲夜であった。
だが直ぐに落ち着きを取り戻し、謎の女に質問を返した。

妹紅「私は藤原妹紅。貴方の名前は? ……それとその抱えている、人形の名前もね」

妹紅が人形と言う単語を発した時、咲夜は少しだけ首を傾げた。

咲夜「人形? これは人間の筈だけど……」

そう言って魔理沙(人形)を触り始める。
数分ぐらい触ったり、伸ばしたり確認して、咲夜の手が止まった。

妹紅(っべー相手黙っちゃったよ。っべーよ。っぜってー何か言われるよ)

内心焦りまくっている妹紅であるが、なるべく顔に出さずに、静かに咲夜を見守っていた。

咲夜「ごめんなさい用事が出来たから帰らせて貰うわ。多分またここに来ると思うから、その時は宜しくね」

そう言って咲夜は妹紅の前から姿を消した(この時何故か、人形はバラバラに切り裂かれていた)。

すまんが今日はここまでにしよう。
今後もまた投下が遅れるかも……すまない。

おつ

ところで面識ないのは異変は霊夢と魔翌理沙だけがやってる感じなのか?

もこたん

もこたんインしたお!

>>318つまりどういう事だってばよ?教えて下さい

咲夜ともこたん永のexで会ったんじゃないのってことじゃね

そうだったんか。すまない。書きなおすの面倒なのでそういうふうに脳内補完オネシャス

不定期で済まないが今から書いてくぞ。

弾幕をまき散らしてかなりの時間が経過していた。魔理沙は肩で息をし、疲労困憊の状態である。
呼吸をするたびに折れた肋骨が心臓をかすめ、激痛を伴う。魔理沙は痛みが体中を走るたびに倒れ込みたくなる衝動を抑え、気力で踏ん張る。

魔理沙「バケモノが……!」

遠くで立っているジャックに忌々しげに呟く。

対するジャックは体中が黒く焼け焦げ、体中に脂汗を流していた。
満身創痍の体でも倒れないのは格闘士としての執念か意地かは分からない。

幻想郷の常識はジャックのいた世界とは全くといっていい程違っていた。そもそも弾幕勝負など前の世界では無かった。
まあ弾幕勝負があれば、空手やクンフーはあまり流行らなかったのだろうが……。
そんな非常識がジャックを攻め立てる。

ジャック「……笑っちまうぐらい非常識な世界だ」

今更な感想を自嘲気味に述べるジャック。だがその顔は誰が見ても笑っていた。流石は範馬の血としか言い様がない。
食事よりも睡眠よりもセックスよりも、闘争なのだから、こういった異種格闘技のような物には目がないのだろうか?

ジャック(さっさと決めなければなッッ)

足に力を込め魔理沙の隙を伺い始めたジャックであった。

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