恒一「見崎を僕に下さい!」霧果「ざけんなカス」(315)

恒一「お願いしますお義母さん!」ドゲザー

霧果「その呼び方止めろ」

恒一「ママ!」

霧果「止めろ!」


鳴(はぁ…またやってる…)

霧果「お茶」

恒一「どうぞ!」スッ

霧果「お風呂掃除と洗濯物の取り込みお願いね」ズズー

恒一「その後夕食ですね!」

霧果「あ、鳴のおぱんちゅとかは私が確保してるから。あとまた風呂場にカメラ仕掛けたら本当に出禁にするからね」

恒一「ちっ…」

霧果「今夜はお肉よろしくー」ズズー

霧果・鳴「うまうま」モグモグ

天根「いつもすまないねぇ」

恒一「見崎可愛いよぉ…(お世話になってますから)」

霧果「もう用は無いから帰っていいわよ? てか帰ってくれない?」

鳴「榊原君あーん」ヒョイ

恒一「見崎…///」アーン

霧果「鳴私も私も!」アーン

鳴「もう…」ヒョイ

恒一・霧果「うめぇえええええええええええええ」モグモグモグモグ

天根(変態共が…)

霧果「はぁ…鳴って何であんなにきゃわいいのかしら…」

恒一「ペロペロしたい」

霧果「したい。欲を言えばされたい」

恒一「見崎にペロペロされながら見崎をペロペロしたいですね」

霧果「ペロペロ」

恒一「ペロペロペロペロ」

霧果「ペロ?」

恒一「ペロリーヌ」コクリ

ペロペロペロ ペロ- ペロペロ-

鳴(…英語、かな?)

鳴「お母さんは榊原君に頼り過ぎだと思います」

霧果「へ?」ナデナデスリスリ

鳴「今日も仕事の調整とか家事とか全部榊原君に丸投げして…」

霧果「え? ダメなの? 榊原君って雑用の為に存在するんじゃないの?」

鳴(コイツ…)

霧果「てか彼に頼んだ方が早いし楽だし」

鳴「…今日はお母さんの料理が食べたいです」ウワメヅカイ

霧果「任せて! 最高の一食を作ってみせるわ!」ダダダッ

オラドケヤー! エ!? ムコウイッテナサイ! エー…

恒一「何なんだよもう…」トボトボ

鳴「榊原君、こっち」チョイチョイ

恒一「?」

鳴「ん…」ギュッ

恒一「おうふ」

鳴「お疲れ様」ギュー

恒一「元気百倍です…///」ギュー

鳴(計画通り…///)


霧果「出来たわよー!」

恒一「見崎…見崎…///」ギュー

鳴「んー…///」ギュー

霧果「」

霧果「おいしい!? おいしい!?」ワクワク

鳴「は、はい(しょっぱい…)」モグ

霧果「ひゃっほおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! yes!! yes!! oh yes!! Yahoo!!」グッグッ

恒一「こ、個性的な味付けですね」モグモグ

霧果「あ? 舐めてんのか淫獣が」ゲシゲシ

恒一「でももう少し塩分を控えめに…」

霧果「塩は体に良いのよ! テレビで言ってたもの!」ドヤァ

恒一(この人アホだったなそう言えば…)


天根「あ、もしもし。天丼一つ」

霧果「やだやだやだやだやだやーーーーーだーーーーーーーー!!!」バタバタ

天根「我儘言うんじゃないよ! 榊原君に事務仕事丸投げしてたアンタが悪いんだから!」

霧果「うぅ…展覧会なんて行ったら鳴に会えないじゃない…。あのガキ鳴と二人になる為にワザと…」

天根「アンタの作品が好きで仕事用意してくれたんだろ! ほら、さっさと用意しな!」

霧果「こうなったら…」ピポピポ

恒一(霧果さん大丈夫かな…。まぁそれは兎も角、暫くは見崎は家に一人――うへへ…計画通り)

恒一「料理は用意した。お風呂も沸かしたし僕は裸エプロン。完璧だな…後は見崎が帰って来るのを待つばかり」

タダイマー

恒一「…! おかえりー!」バタバタ

鳴「ただい…ま?」

未咲「よーう…ってええええ!?///」

恒一「は?」

未咲「き、着た?」チラチラ

恒一「着たよだからもう蹴るの止めて」

鳴「もう…」

恒一「あの…何で藤岡さんが居るの?」

未咲「ふふーん。霧果叔母さん直々に『留守を頼む』って言われたの。て事で恒一帰っていいよバイバイ」

恒一「あ?」

未咲「あん?」

鳴「…」ハァ

恒一(くっ…! 僕の完璧な作戦が…!)ピピッ

恒一「ん? メール…霧果さんから?」ピッ

『Fromm:霧果お義母さん
 ざまぁwwwwwwwwwww』

恒一「…」イラッ

『To:霧果お義母さん
 今日お泊りしますねwwwww見崎が寂しがるんでwwww』

恒一「これで良し…と」ピッ

未咲「こーいちごーはーんー!」バンバン

鳴「はよ」バンバン

恒一「はいはい」カチャカチャ

未咲「…恒一もすっかり慣れてるねぇ」コソコソ

鳴「霧果が家事全部丸投げしてるから」コソコソ

未咲「むぅ…」

鳴(…未咲、やっぱり自分も榊原君に構って欲しいのかな)

未咲(つまり鳴の使用済みのアレコレを…羨ましい)ギリッ

恒一「見崎、あーん」ヒョイ

鳴「おいちい」モグモグ

恒一(きゃわいい…///)

未咲「次は私ね! 鳴、あーん!」ヒョイ

恒一「あむ」パクッ

未咲「!?」

恒一「うん…我ながら美味い」モグモグ

未咲「くっ…! 邪魔すんな! 鳴にあーんさせろ!」

恒一「わざわざ取ってくれてあざっす」パクパク

未咲(お箸眼に刺しちゃおうかな…)

鳴「…」イラッ

お風呂

鳴「イチャイチャし過ぎ」

未咲「してないしてない」ムニムニ

鳴「…何で触るの」

未咲「げへへ…良いではないか」ムニムニ

鳴「もう…」ムニッ

未咲「ひゃっ…///」ビクッ

鳴「お返し」クスッ

未咲「や、やったなー!」ムニムニムニ

鳴「ちょ、んっ…///」ピクッ


恒一(いいぞもっとやれ)コソッ

鳴「コーヒー牛乳うまー」クピクピ

未咲「フルーツ牛乳うまー」クピクピ

鳴「今日泊まって行くの?」

未咲「うん。叔母さんの許可も取ったし、恒一と二人っきりなんて絶対ダメ」

鳴(別にいいんだけどな…)


恒一「見崎の入ったお湯うまー」ゴッキュゴッキュ

恒一「僕が見崎の隣で寝るから」

未咲「いやいや私が寝る」

恒一「は?」

未咲「あ?」


鳴「Zzz…」

未咲(鳴の寝顔可愛い…///)ツンツン

恒一(涎とか垂らさないかな…舐めたい)ペロペロ

未咲「おい恒一。狭い」

恒一「出て行けば?」

未咲「ざけんな。もうちょっと詰めてよ」グイグイ

恒一「ったく…」ゴロッ

未咲「ちょっ…/// あ、足乗せんなバカ!」グイッ

恒一「我儘言うなよ」

未咲「だ、だってぇ…///」

恒一「見崎起きちゃうだろ」

未咲「うぅ~…」

恒一「じゃあおやすみ」

未咲(ばかあほえっちしんじゃえ…)



霧果「鳴ただいまああああああああああ!!」

霧果「鳴! 鳴! 鳴うわあああああああああ!! お母さん帰って来たわよ鳴!」ガチャ


鳴「ん…Zzz」ギュー

未咲「Zzz…」ギュー

恒一「天国」スリスリ


霧果「おい小僧」

恒一「あ、お帰りなさいお義母さん」

霧果「何してるの? まさか一緒に寝たの? 鳴の寝顔を一晩中楽しんだの?」ワナワナ

恒一「おかげで睡眠不足ですよ」アハハ

霧果(永眠させてやろうかしら…)

霧果「鳴の制服おいひいよぉ…」ペロペロ

霧果「ふぅ…お洗濯終わり。さて干して――はッ!」ピーン

霧果(これを着たら私は全身鳴に包まれる事に…否、鳴と同化したも同然に…!)

霧果「…」ゴソゴソ

霧果「ちょっと胸がキツイけど…はふぅ…///」クネクネ

霧果(てか私も意外と…まだまだイケるわね)ウッフーン

霧果「見崎ユキヨ、十五歳! なーんちゃって――」

恒一「あの…」

霧果「ファッ!?」ビクッ

霧果「あ…ぁ…///」プルプル

恒一「…………に、似会ってますよ? あはは、はは」

霧果「い、いつから…見て、たの?」

恒一「制服に顔埋めてクネクネしてた時から…」

霧果(一番最初じゃねーかああああああああああああ!!)

恒一「それ見崎のですよね?」

霧果「…そうよ」

恒一「…」

霧果「…」

恒一「僕にも貸してください」

霧果「変態が!」

恒一「いいじゃないですか! 僕も見崎に包まれて――いや、見崎そのものになりたいんです!」グイグイ

霧果「意味分かんないわよ!」グイグイ

恒一「あ、僕は婿養子でも良いですよ? 見崎恒一、十五歳!」グイグイ

霧果「黙れ!」グイグイ

恒一「じゃあ脱いでくださいよ…!」グイグイ

霧果「なら一回出て――」ビリッ

恒一・霧果「あ」

霧果「ちょ、あ、む、むこう向きなさい!/// こっち見ないで!///」

恒一「み、見崎の制服が…」グスッ

未咲「うるさいなぁ――え?」ガチャ

霧果「あ」

鳴「何騒いで――は?」ガチャ

恒一「あ」

鳴・未咲「…」ゴゴゴ

恒一・霧果「あ、あの…」ビクビク

鳴「黙って」

恒一・霧果「…はい」

未咲「…サイッテー。ケダモノ」

恒一「何もしてないって言ってるだろ!」

未咲「叔母さんの下着見たんでしょ?」

恒一「しかと」コクリ

未咲「…しねすけべばか」

鳴「それ私の制服ですよね? 何で着てるんですか?」

霧果「榊原君が『これ着て鳴になりきって下さいよぐへへ…』って…私怖くて…」メソメソ

恒一「はぁ!?」ガタッ

鳴「正座」

恒一「ち、違う! 僕はBBA趣味は無いよ!」スワリ

霧果「あ? 今なんつったオイ」

未咲「まぁ…私にも手出してないし…」ゴニョゴニョ

鳴「お母さん、本当の事を言ってください」

霧果「鳴…お母さんを信じて――」

鳴「実家に帰ります」スタスタ

霧果「ペロペロした後自分で着ましたごめんなさい行かないでぇええええええええええ!!!」

霧果「ごめんなざいぃぃぃぃぃ」メソメソ

鳴「もう…」ヨシヨシ

未咲「全く人騒がせな…」

恒一「だから僕は無実だって言ったのに…」ブツブツ

未咲「どうせ自分も着ようとして脱がせてたんでしょ? 同罪じゃん」

恒一「藤岡さんだってそうするだろ?」

未咲「もち。てか今着てる服、鳴とお揃いだし」ムフフ

恒一「は? 貸せよ」

未咲「やだよバーカ」ベー

恒一「脱げ!」グイグイ

未咲「あ! ちょ、バカ止めろ!///」ゲシゲシ

鳴「さ・か・き・ば・ら・君?」ゴゴゴ

霧果「おやつ食べたい」

未咲「同じく」

恒一「自分で用意しろよ…」

鳴「榊原君、私も」

恒一「ちょっと待っててね。すぐに持ってくるから」

恒一「…アレ?」

霧果・鳴・未咲「?」

恒一「コーヒーゼリーと牛乳しかない…しかも残り一人分」

霧果「仕方ないわね。鳴に譲りましょう」

未咲「そうですね」ウンウン

霧果・未咲「って事でコンビニ行って来てー」

恒一(コイツら…)

鳴「…じゃあ私要らない。皆で分けていいよ」スッ

恒一「へ? で、でも…」

鳴「榊原君達が食べられないのに私だけって言うのは…」

恒一「見崎…///」

霧果「天使…///」

未咲「きゃわわ…///」

恒一「――そうだ!」ピーン

鳴「どうしたの?」

恒一「この残り僅かなゼリーと牛乳で満足する方法を思いついた…」

霧果「その量で四人満足できると? いいから小豆ハーゲン買って来なさい」

恒一「小豆ハーゲンと見崎ゼリー…どっちが食べたいですか?」

霧果「!?」

未咲「どういう意味?」

恒一「まず見崎にゼリーを食べてもらいます。あ、飲み込まないでね」

鳴「うまうま」モギュモギュ

恒一「次に牛乳を口に含んで貰います」

鳴「甘い」チューチュー

恒一「最後にストローを咥えてもらえばドロリッチ見崎味の出来上がりです。今日はこれで決まり!」

霧果「天才か」

未咲「流石に引くわ…」

恒一「じゃあ早速僕から…」

霧果「待った。私でしょ?」ガシッ

恒一「考えたの僕ですよ? 僕が先です」

霧果「そのゼリーは私のお金で買った物よね?」

恒一「買いに行ったのは僕ですけどね」

霧果「あ?」ゴゴゴ

恒一「あ?」ドドド


鳴「みょうにょみきょんでひい?」モゴモゴ

未咲「…うん」ハァ

霧果「ふぅ…鳴の布団は落ち着くわ…ふぅ…」モゾモゾ

霧果「あー…」ゴロゴロ

霧果「…ん? 何この汚れ――」ピラッ

血痕「チョリーッスwwww」

霧果「」

霧果「おおおおお落ち付け慌てるなうろたえるな人形師はうろたえない!」アワワワ

霧果「これがアレの血だと決まった訳じゃないもの。きっと違うわよねうんそうよ勘違い勘違い」アハハ

霧果「…違うわよね?」オロオロ

霧果「やばいお腹痛くなってきた…」

霧果「…相手はやっぱり榊原君…よね? 未咲ちゃんって線もあるけど…」

霧果「あああああああやっぱり初対面で殺っておくべきだったああああああああ! 私の鳴が! 鳴が! もうやだあああああああああ!!」バタバタ

霧果「うぅ~…」グスッ

霧果「こうなったら私も鳴を…」ゴクリ


恒一「あ、居たんですか」ガチャ

霧果「!」

恒一「ちょっとズレてくださいよ。僕もまた見崎の布団でむふふしたい――」

霧果「おい」ガシッ

恒一「はい?」

霧果「やややややヤッた?」

恒一「?」

霧果「鳴とヤッたの?」ギリギリ

恒一「は? ………………はぁ!?///」

霧果「その反応…やっぱり…!」ギリギリ

恒一「痛い痛い痛い!」

霧果「鳴はもっと痛かったのよ!」ギリッ

恒一「ぼ、僕は、何もして、ませ、んって…」ピクピク

霧果「榊原君以外に誰かいるの?」

恒一「断じていません!」

霧果「よねぇ?」ギリギリ

恒一「そっ、そもそも何を理由に言ってるんですか!?」

霧果「それは…その、あったから。痕が」ボソッ

恒一「へ!? ど、どこに!?」

霧果「ココ…。ちょうど鳴の可愛いお尻が来る場所に血痕が…」グスッ

恒一「あ、それなら僕のですから安心してください」サラリ

霧果「は?」

恒一「何かと思えば人騒がせな…。危うく現象化しそうでしたよもう…」

霧果「ど、どういう事? まさか鳴がタチで…榊原君ってそういう趣味があったのね…」ゴクリ

恒一「違いますって。ただの鼻血です」

霧果「鼻血?」

恒一「布団の匂い嗅いでたら興奮で鼻血出ちゃって…」アハハ

霧果「あぁ…」

恒一「ここに見崎のアレコレがあったんだと思うともう…」クンクン

霧果「鼻血も出るわね」クンクン

霧果「良かった…」ホッ

恒一「…まぁ僕は何時でもオッケーなんですけどね」ボソッ

霧果「ははこやつめ」グリグリ

恒一「あはは」

霧果「…ま、そういう関係になったらちゃんと言いなさい」

恒一「…! ま、まさか遂に僕と見崎の関係を認めてくれるんですか!?」ガタッ

霧果「蝋人形にしてあげるから」

恒一(デスヨネー)


鳴(何か布団が動いてる…)

ちょっとご飯と風呂済ませてきますん

恒一「見崎の子供時代ってどんな娘でした?」

霧果「とりあえず可愛かったわ」

恒一「でしょうね」

霧果「『お母さんお母さん』ってどこに行く時でも私の後ろをついて来て…可愛かったわ」

恒一「ほうほう」

霧果「私が人形を作ってあげたら笑顔で『ありがとう』って…可愛い」

恒一「可愛い」

霧果「可愛い」

恒一「可愛い」


鳴「…///」

未咲(赤くなってる…可愛い…///)

怜子「恒一君、ちょっと聞きたいんだけど…」

恒一「…? はい」

怜子「そ、その…彼女が出来たって本当?」

恒一「(見崎の事かな?)はい」

怜子「!?」

恒一「(多分見崎の事だろうな)彼女です」

怜子「そっ、そうなんだ! あはは、はは…」ガックリ

怜子「本当に藤岡さんと付き合ってるのね…」グスッ

恒一「………………はぁああああああ!?」

恒一「は? はぁ!?」

怜子「わっ、私、応援するから…お、叔母さんとして、ちゃんと…」グスッ

恒一「あのすいませんそれ誰から聞いたんですか?」

怜子「へ? 見崎さんのお母様から電話で…」

恒一(あの女ぁあああああああああああああああ!!)

怜子「?」

恒一・未咲「どういう事なんですか!?」バンッ

霧果「ワタシナニモシラナイ」

恒一「怜子さんに聞きましたよ。どういうつもりなんですか」

未咲「珍しくウチに連絡してきたかと思えば…お母さん達大騒ぎなんですよ!?」

霧果「ワタシナニモシラナイ。キリカウソツカナイ」

恒一・未咲「おい!」

霧果「息ピッタリね。ヒューヒュー」

恒一・未咲(コイツ…)イラッ

霧果「良いじゃない。この際付き合っちゃえよヒューヒュー」

恒一「僕は見崎以外眼中に無いんで」

未咲「…」

霧果「ふぅん…」

恒一「…とりあえず撤回してくださいよ。怜子さん本気で信じてて痛い痛い藤岡さん何?」

未咲「別に」ゲシゲシ

恒一「何だよもう…」

霧果(あらこれは…)ニヤニヤ

霧果(この二人が付き合ってしまえば鳴は私が一人占め…! 霧果たん天才!)

恒一「ほら、藤岡さんも何か言ってよ」

未咲「恒一嫌い。付き合うとかありえない」ムスッ

恒一「はいはい…」

霧果「とりあえず二人は付き合ってて、所構わずイチャイチャしてるって事でいいの?」

恒一・未咲「おい」

霧果「結婚式には呼んでちょうだいね」ウフフ

恒一「だからそういう誤解を招く様な事言わないでくださいよ…。僕と藤岡さんが付き合ってるだなんて見崎に聞かれたら――」


鳴「え?」

恒一「え?」

鳴「未咲と榊原君が…え? え?」オロオロ

恒一「ちっ、違うよ! これは霧果さんジョークで――」アセアセ

霧果「残念ながら…」

恒一「それっぽい事言うの止めてくださいよ! 藤岡さんも反論して!」

未咲「え? あ――」

鳴「…未咲、ホント?」

未咲「あ、ぅ…その、違う…よ? うん」

鳴「…」

恒一「藤岡さん!? ちゃんと否定しなよ!」ガシッ

未咲「ご、ごめ…」ゴニョゴニョ

霧果「さっきまでは『未咲』って名前で呼んでた癖に」ニヤニヤ

恒一「あのマジ勘弁してくださいよ」

未咲「ほ、本当に違うからっ! 別に恒一なんて好きじゃないし! ホント!」

鳴「嫌いなの?」

未咲「…………嫌いではないケド」ゴニョゴニョ

霧果「ほらね! ほらね!」

恒一「くっ…!」

霧果(勝った! 第三部完!)


鳴「ぐすっ…」ウルウル

霧果・恒一・未咲「へ?」

鳴「…」グスッ

恒一「み、見崎!? ちょっ、あ、ど、どうしたの!?」アワアワ

未咲「ど、どうしよどうしよ…」オロオロ

鳴「二人が幸せなら、私は、それで…」ポロポロ

恒一「だ、だから違うって! 僕は見崎が一番大切なんだから!」

未咲「私が一番好きなのは鳴だよ! こんなモヤシと付き合う筈無いじゃん!」

鳴「でも…お母さんが…」グスッ

霧果「すいません全部ウソでした」ドゲザー


鳴「は?」

霧果「ふ、二人が付き合っちゃえば鳴が私だけを見てくれると思って…つい、その…出来心で」テヘヘ

鳴「それで、藤岡のお母さんや三神先生にも?」ゴゴゴ

霧果「えへへ…」テヘペロ

鳴「もう…」

霧果「も、もうしないから――」

鳴「榊原君。暫く榊原君の家に居候してもいい?」

恒一「勿論。見崎の部屋はもう用意してあるよ」

霧果「へ?」

鳴「と言う事で。じゃあ」スタスタ

霧果「え? へ? あれ?」

未咲「んじゃ私もー」スタスタ

恒一「君は帰れよ」スタスタ


霧果「………え?」

恒一「…良かったの?」

鳴「いいの」

恒一(…本気で怒ってる…そんな見崎も可愛い!///)

鳴「…榊原君は、未咲の事好き?」

恒一「ん?」

鳴「どうなの?」ジー

恒一「…まぁ、嫌いではないけど」

鳴「けど?」

恒一「…一番好きなのは、鳴だから」ギュッ

鳴「…うん」ギュー


未咲(…気まずい)

        。o≦ ̄ ̄ ̄ ̄≧o。
.      /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

      /  .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ゚:.
.     /  .:::::::::::::::::................................ ゚:.
     ′.: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :.ト.:.
     l ::::::::::::::::::::::::ト、:::::::::::l、|:::::::::::::::::| ||
     | ::::::::::::::::::、:ト!‐レ:::::,リ‐:ハ::/::::::::: | ||
     | ::::::::::::::::ト、,z=ミ、V ィ云ミノ::/:i::/ ||  おやすみなさい
     ヽ.::::::::::::::ゝ/¨}     ゞ-''イ::/ソ |!
      〉.::::::::::::》⌒「   , 、  .ノ:::/廴__丿
       ̄ノ仏丿: : :}≧=≦、::::へ   ̄
          ヽ: :丿》 鬥》: /   \
           〕========∨ }`  ノ
            /~⌒√~⌒⌒∨σ´
          .゚: : : : : : : : : : : .| /
         .゚: : : : : : : : : : : : |¨

         }、______!
          Т⌒ー≠‐~ナ"
          {: : : :./ |: : : ::|

           }=彳 廴彡
              ヽ |  | /
            ー‐゙ 'ー'

起きたら続き書くんで許して下さい何でもしますから

おはヴぉー
うんこしてくるからもうちょっと待って

怜子「ぐすっ…恒一君が…私の恒一君がぁ…」メソメソ

怜子「私が一番だったのに…子供の頃からずっと私だけの恒一君だったのに…」ゴクゴク

怜子「…っぷはぁー。洋介さんに言って男子校に入れて悪い虫が付かない様にして、それでいつか私とあんな事やこんな事を…うへへ」グビグビ

怜子「それが何時の間に…ふぇぇ…」ヒック


恒一「ただいまー」ガラッ

鳴・未咲「お邪魔します」

怜子「おかえりなさい」キリッ

恒一「あれ? お婆ちゃん達は?」キョロキョロ

怜子「町内会の旅行よ」

鳴「こんにちは」ペコッ

未咲「ちわーっす」

怜子「あらこんにちは。見崎さんにゴミムシ――じゃなかった藤岡さん」ニコニコ

鳴・未咲(酒臭っ…)

怜子「それで? こんな時間にどうしたの?」

恒一「ちょっと事情があって…見崎をお嫁に貰おうかと」

未咲「おい」

怜子「あら…もう結婚だなんて早いわねぇ藤岡さん――じゃなかったゴミムシさん…」ピクピク

未咲「は? え、ぁ…こ、恒一。あの事説明しないと」コソッ

恒一「僕と見崎が愛し合ってるって事?」

怜子「へぇ…」ピキピキ

未咲「だから! 私と恒一が、その…///」モニョモニョ

恒一「あぁ…。そういえば…」

怜子「私なんて恒一君の為に恒一君が生まれた時から恒一君が恒一君が…」ブツブツ


鳴「ご飯まだ?」チンチン

怜子「なーんだ。全部ウソだったのねー。なーんだもー」ニッコニッコ

未咲「ったく。恒一が最初っから説明すれば良かったのに」

恒一「どう? 美味しい? 美味しい?」ワクワク

鳴「おいちい」モギュモギュ

恒一「っしゃ!」グッ

未咲「聞けよ!」

怜子「まぁまぁ未咲ちゃんも飲んで飲んで」グイッ

未咲「ふぇ!? あ、ちょ…」

未咲「んー…///」スリスリ

恒一「…」

鳴「…楽しい? さ・か・き・ば・ら・君?」

恒一「あの、藤岡さん?」

未咲「んー?」ギュー

恒一「えっと…放して?」

未咲「んふふー…///」スリスリ

恒一(酔ってるなー…どうしよ――)

鳴「あ、意外と美味しいかも…」グビグビ

恒一「見崎!?」

鳴・未咲「ん…///」スリスリ

恒一「見崎きゃわわ…」ナデナデ

未咲「そうかな…えへへー…///」ギュー

恒一(お前じゃねーよ)

未咲「めーいー…///」チュッチュー

鳴「んっ…///」ピクッ

未咲「えへへ…ほら鳴もー」

鳴「もう…んっ…」チュッ

未咲「へへー…///」ニコニコ

鳴「ふふ…///」

恒一(これ…イけんじゃね?)ゴクリ

恒一「み、見崎。僕にも――」ピリリリッ

恒一「電話? こんな時に…もしもし」

天根『榊原君かい?』

恒一「天根さん? どうしたんですか」

天根『実は霧果がねぇ…鳴に嫌われたって言って工房に引きこもっちゃって』

恒一「はぁ…」

天根『仕事も溜まっててねぇ。どうにかして説得してくれないかい?』

恒一「あの…今はちょっと」

天根『小さい頃の鳴の写真…欲しくないかい?』

恒一「小さい頃の写真…!?」

天根『今ならアルバムごとだよ』

恒一(欲しい! が、今は見崎の唇が! 唇が!)グヌヌ

恒一「アハハ。僕は今から見崎とお楽しみタイムなのでその程度じゃあ――」

天根『おや。写真要らないのかい。海に行った時の写真もあるんだけどねぇ…』

恒一「水着ですか?」

天根『当然』

恒一「…………………すいません。今忙しいんでまた今度――」

天根『子供の頃の鳴の服とかが邪魔なんだよねぇ。誰か引き取ってくれないかねぇ』

恒一「今すぐいきます!」

見崎宅

恒一「…霧果さーん? 僕です。入っていいですか?」コンコン

シーン

恒一「(…首とか括ってないよな?)入りますよー?」ガチャ

霧果「ひっく…うぇぇ…」メソメソ

恒一「き、霧果さん?」

霧果「…榊原君」グスッ

恒一「どうしたんですか体育座りで…。天根さんが心配してますよ?」

霧果「もういいのよ…鳴に嫌われた生きてる意味無いもの…」

恒一「それはそうですけど…」

霧果「私はただ…鳴とずっと一緒に仲良く暮らして、たまにペロペロしたりグチュグチュしたりヌメヌメしたりしたかっただけなのに…」

恒一「理想の家庭ですね」

霧果「はぁー…もうどうでもいい…仕事も面倒だし…」

恒一「霧果さん…」

霧果「…でも」

恒一「?」

霧果「私と鳴の幸せを奪った子には…お仕置きが必要よね」ジロッ

恒一「へ?」

霧果「蝋人形にしてあげる…ふふ、ふふふ…」フラッ

恒一「え? あの、ちょっと? 霧果さん?」

霧果「大丈夫…寂しく無い様に店に飾ってあげる。いつでも鳴に会えるわよ?」ガタッ

恒一「ま、マジっすか…」

霧果「そもそもアナタが来なければ…アナタさえ居なければ…!」

恒一「…霧果さん」

霧果「何で…何で鳴なのよ…。私にはもう鳴しか居ないのに…」ポロポロ

恒一(天根さんは?)

霧果「鳴…取っちゃやだ…」ヒック

霧果「うぅ~…」メソメソ

恒一「霧果さん」

霧果「…何よ。遺言? 良いわよ。言ってみなさい」

恒一「霧果さん、見崎は霧果さんの事嫌いなんかじゃないですよ」

霧果「…そんな訳ないじゃない。あんな格好悪い所見せて――榊原君と未咲ちゃんに迷惑かけて…」

恒一「それでもです。それでも見崎は霧果さんの事、嫌いじゃありません」

霧果「…」

恒一「僕の事はもういいです。だから霧果さん、見崎にちゃんと謝りましょう? そしたら見崎も戻って来ますよ(戻したくねぇえええええええ)」

霧果「…………………鳴、許してくれるかしら」

恒一「僕も一緒に謝りますから」

霧果「それでも駄目だったら?」

恒一「それは…えっと、僕が見崎と結婚してここに戻って来ます。それじゃ駄目ですか?」

霧果「あ?」

恒一「すいません冗談です」

霧果「…もう。ホントにもう…」クスッ

恒一「あはは」

霧果「じゃあ行きましょうか」

恒一「え?」

霧果「鳴の所。榊原君の家にいるんでしょう?」

恒一「あぁ」

霧果「ほら立って。お腹も空いたし」ギュッ

恒一「あ…」

霧果「?」

恒一「あ…いえ、何か今のお母さんっぽかったなって思って」

霧果「じゃあ行きましょうか」

恒一「え?」

霧果「鳴の所。榊原君の家にいるんでしょう?」

恒一「あぁ」

霧果「ほら立って。お腹も空いたし」ギュッ

恒一「あ…」

霧果「?」

恒一「あ…いえ、何か今のお母さんっぽかったなって思って」

霧果「あ…えっと、そういえば榊原君のお母様って…」

恒一「いえ、いいんんです。怜子さんが居るし、未来のお義母さんもいますしね」

霧果「…まだ駄目よ?」

恒一「頑張りますよ」

霧果(…ま、少しは認めてあげてもいいのかしら)

恒一(服と一緒に水着とか下着とか貰えないかな…交渉してみよう)

霧果「すいませんでしたあああああああああああああああ!!!」ゲザー

鳴「…ちゃんと反省しました?」ヒック

霧果「海よりも深く! 山よりも高く!」

鳴「もう…今日は特別に許します」

霧果「ほ、ホント…?」

鳴「そういうしつこいの、嫌いです」プイッ

霧果「きゃわわ…///」

恒一「おい何で見崎の体にキスマーク付いてんだよオイ」

未咲「いやー…ふへへ…///」テレテレ

怜子「まぁいいじゃない。とりあえず飲みましょう!」

ちょっとさるさん酷すぎんよ~
昼に再開するか

効果音に「ドゲザー」「クビカシゲ」とか使ってんのはニコニコ出身の糞SS作家主様

たかがSSの分際で作家意識があって発言も肝心のSSもキモイ

効果音に「ドゲザー」「クビカシゲ」使ってるSSは地雷認定した俺が

お前ら気をつけろくぅ~w

2~3レス読んだけどやっぱキモイわ

中学生が書くラノベかよ

あ、書いてるの中学生か

霧果「で? 実際の所どうなのよ?」グビグビ

怜子「そうね。どうなの藤岡さん」グビグビ

未咲「ふぇ?」グビグビ

霧果「ホントに榊原君と付き合っちゃったりしないの?」

未咲「は、はぁ!?///」

怜子「どうなのよー」グイグイ

未咲「い、いや…それは、その…///」

霧果・怜子「まぁ本人は――」チラッ

恒一「見崎ぃ…///」ツンツン

鳴「Zzz…」

霧果・怜子「アレだけど」

未咲「…」グイグイ

恒一「?」

未咲「ん!」バッ

恒一「ん?」

未咲「んー!」バタバタ

恒一「はぁ…とりあえず落ち付けって」ギュッ

未咲「…♪///」ギュー


怜子(私もイケるか…?)グビグビ

霧果(榊原君…お母様が居ないなんて…。私もあの子を亡くしてるから気持ちは良くわか――はっ!?)ピーン

霧果(榊原君があの生まれて来れなかったあの子の生まれ変わりである可能性が微粒子レベルで存在する…?)

未咲「むにゃ…Zzz…」スピー

怜子「んー…」グー

鳴「Zzz…」

恒一(寝たか…布団かけとこ)バサッ

霧果「んー…」ポケー

恒一「霧果さんも寝て良いですよ。僕片付けして――」

霧果「甘えてもいいのよ?」

恒一「へ?」

霧果「榊原君は甘えてもいいの」ギュッ

恒一「ちょ…き、霧果さん!?///」

霧果「ママと呼びなさい」ナデナデ

恒一「えっと…」

霧果「マ・マ」

恒一「ま、ママ…?」

霧果「ん…///」ギュー

恒一(…何か本当にお母さんみたいだ)

霧果(このまま娘・鳴、息子・恒一、ペット・未咲で霧果さんハーレムいけんじゃね?)ナデナデ

恒一「…Zzz」

霧果「うふふ…」



鳴・怜子・未咲「…頭痛い」ズキズキ

怜子「こーいち君お水ー…って、あれ?」

鳴「…榊原君と霧果は?」キョロキョロ

未咲「んー? あれ? どこに――」

恒一・霧果「Zzz…」ギュー

鳴「」
未咲「」
怜子「」

霧果「んー…」ギュー

恒一「Zzz…」ムニュムニュ

鳴・未咲「…」ゴゴゴ

怜子「おい年増おいそこ代われ」

鳴「帰ろうか、未咲」

未咲「うん。恒一は巨乳の国に旅立ったみたいだし」

恒一「見崎!? 見崎どこ!?」キョロキョロ

霧果「鳴! 鳴! 鳴うわあああああ!!」

怜子「家に帰ったわよ。あ、これ手紙ね」

恒一「なになに…『二人で幸せに』!?」

霧果「は? どういう意味?」

恒一「た、多分昨日ママと一緒に寝てたから誤解されて――」

霧果「その呼び方止めなさいって言わなかった?」

恒一「え?」

霧果「え?」

恒一「昨日の事覚えてます?」

霧果「鳴が可愛かった」キリッ

恒一「もういいです」

霧果「何よもう…」

恒一(こっちの台詞だよ…)

鳴「…」ムスッ

未咲「恒一も大きい方がいーんだ…そうなんだ…」ムスッ

恒一「あ、あの…」

鳴「…」プイッ

恒一「くっ…!///(可愛い!)」

霧果「めーい。お母さんとお風呂に――」

鳴「入りません」

霧果「」

恒一「どうするんですか」

霧果「ど、どうしましょ…」オロオロ

鳴「…榊原君は大きい方が好き?」ムニッ

未咲「…どうなのさ」ムニッ

恒一「僕は見崎のが好きです」

鳴「小さいよ?」

恒一「だがそれが良い」

未咲「ホントにぃ?」ムニムニ

恒一「貧層なもの押し付けるなよ」

未咲「…しねばか」ムニムニ

鳴「ま…どうせお母さんが酔ってくっ付いたんだろうし」

未咲「いやー恒一が大人の魅力でコロッと」

恒一「大人の魅力? ないない」

霧果「あ?」

チョ…イタイイタイ! ヤッパリデテケ! カジトシゴトヒトリジャデキナイデショ!

鳴「もう…」

未咲「恒一は婿入りしたら大変だねぇ」

鳴「じゃあ未咲のお婿さんにする?」

未咲「うぇ!?///」

鳴「…あげないけど」

未咲「…いらないし、別に」


恒一「じゃあこうしましょう。僕が見崎と結婚して、霧果さんも幸せにします」

霧果「ざけんなカス!」


おわり

くぅ疲
途中ぐだってすまんこ
次建てる時は書き溜めしなきゃ(使命感)

見てくれたひとさんきゅー

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