一護「人の陰口言って楽しいかチャド?」 チャド「・・・」(149)

一護「俺が逃げ出すとか言ったらしいな?あ?」

チャド「いや・・・それは」

一護「ハッキリしろよ!」ドゴッ

チャド「ううっ・・・」

一護「お前さ俺が一度でも逃げだした事あんのかよ!言ってみろ!!」

チャド「ご、ごめん一護・・・」

一護「剣八に白哉、グリムジョー、ウルキオラ、藍染、銀城こんな奴ら相手にしてきたんだぜ」

一護「それに比べててめえは何だ?勝った事あんのか?ねえよな?」

ルキア「一護。そのぐらいにしておけ」

織姫「いいじゃん別に。茶渡くんなんだし」

チャド「俺は精一杯・・・」

一護「精一杯であの程度かよ。もうお前とは絶交だな」ペッ

チャド「一護!井上!待ってくれ!」

一護「触んなよ」

織姫「気持ち悪い」

ルキア「言いすぎだぞ二人とも!!」

一護「いいんだよ別に」

織姫「ここに来て優しさアピール?本当にウザいね朽木さん」

ルキア「茶渡が可哀想だ」

織姫「ついに茶渡くんにまで手を出すんだ・・・悪趣味な女」

一護「そんなにチャドに構いたいならお前一人でそいつと居ろよ」

織姫「そうだよ。お似合いだよ二人とも」

チャド「く、朽木・・・」

ルキア「・・・」

チャド「朽木・・・俺は」

ルキア「案ずるな茶渡。私は見捨てたりはせんぞ」

チャド「お、俺は強くなりたい・・・誰よりも強く」

ルキア「そ、それは」

チャド「強くなれるか俺?」

ルキア「・・・」

チャド「俺とお前はトモダチ。そうだな?」

ルキア「そ、そうだ私とお前は仲間だぞ」

チャド「これトモダチの印。俺嬉しい」

ルキア「そ、そうか・・・」

恋次「一護の奴がそんな事を」

チャド「アア」

ルキア「最近の一護は受験のストレスだ何だとやけにピリピリしておる」

恋次「お前強くなりてえか?」

チャド「俺は強くなりたい。みんなを護りたい」

恋次「言うじゃねえか。強くしてやるよ俺が」

チャド「アリガトウ。俺嬉しい」

恋次「何だその構えは」

ルキア「友達の印らしい」

チャド「俺と阿散井もトモダチ」

チャド「ぐわああああああああああああああああああああああ」

ルキア「茶渡!」

恋次「やりすぎじゃねえんすか」

一角「いいんだよこれで」

弓親「甘やかしちゃいけないさ。特に茶渡くん彼だけは」

恋次「おい茶渡。一角さん倒さねえと次に進めねえぞ」

チャド「こ、これは特訓なのか」

恋次「おうよ。一角さんの次は俺そして更木隊長に朽木隊長」

ルキア「そして虚圏でかつて一護と戦った破面と戦い最後は藍染だ」

恋次「こうやって順番にやってきゃ一護みたく強くなれるぜ」

チャド「つ、強くか・・・」

恋次「ほら立てよ。一角さん倒して俺と戦え!!」

一角「ダメだなこれは」

恋次「すんませんね一角さん」

チャド「・・・負けたのか俺」

ルキア「0勝11敗だ」

チャド「クソ!どうして俺は!!」

ルキア「最初に斑目三席はきついのではないか」

恋次「甘やかすなよ。そうでもなきゃ強くなれねえ」

ルキア「最初はもっと簡単な相手を」

恋次「ならあいつにするか。付いて来い茶渡」

チャド「ハイ・・・」

チャド「ぐわああああああああああああああああああああああああああ」

花太郎「か、勝っちゃいました・・・」

恋次「次は髭のお前行け」

チャド「こ、来い!」

荒巻「セイッ!」

チャド「ぐわああああああああああああああああああああああああああ」

ルキア「さ、茶渡!」

恋次「オラ!立てよ茶渡!!へばってんじゃねえぞ!!」

チャド「ムッ・・・」

花太郎「か、帰ってもいいですか。する事いっぱいあるんですよ僕」

恋次「・・・もういいぜ帰っても」

チャド「くっ・・・俺は・・・無力なのか・・・」

ルキア「茶渡!!」

恋次「最下層のカスから始めるか。行け狛村隊長」

狛村「良いのか儂で」

恋次「やれよ。茶渡行け」

狛村「茶渡泰虎・・・こうして貴公と戦うとはな」

チャド「狛村さん」

狛村「行くぞ茶渡泰虎!!」

チャド「来い!!」

ルキア「良いのか恋次。死んでしまうぞ!」

恋次「茶渡だって死線を潜り抜けて来たんだぜ。負けるかよ狛村隊長何かに」

ルキア「しかしだな・・・」

恋次「あんなワン公如きに負けちまったらいよいよ奴もお終いだ」

チャド「か、勝った・・・」

狛村「良くやった茶渡泰虎・・・貴公の勝ちだ・・・」

チャド「勝負は終わった。俺とあんたもトモダチだ」

狛村「ううっ・・・貴公と言う男は・・・」

恋次「見ろよかませがかませ同士お互いの傷をなめ合ってるぜ」

ルキア「そういう言い方はないだろうが二人とも素晴らしい戦いだった」

チャド「行こう阿散井」

恋次「今日は終わりだ。ルキアの家にでも泊めてもらえ」

チャド「だが朽木の兄が」

恋次「文句言うもんなら俺が何とかしてやるよ。ほら行くぞ」

白哉「兄のような・・・」

恋次「泊めてやれよ隊長。器が小せえな」

白哉「済まぬ・・・」

恋次「良かったな茶渡」

ルキア「遠慮する事は・・・どこへ行った」

恋次「相変わらず消えるのが早い野郎だなあいつは」

白哉「何故あの男の修業をつけるのだ恋次」

恋次「理由はねえっす。ただ何となくっすよ」

白哉「そうか」

恋次「その相手の神経逆撫でする話し方もやめてくれねえっすかね」

白哉「済まぬ・・・」

チャド「美味しい・・・美味しい・・・」クチャクチャクチャ

ルキア「どうやら食べ物を漁っておるようだな」

チャド「お前と俺もトモダチ。朽木白哉トモダチ」

恋次「良かったっすね初めてじゃねえすか友達」

白哉「・・・」

チャド「トモダチ嫌か?」

ルキア「やめんか茶渡!兄様が困っておられる!」

チャド「俺悲しい・・・」

恋次「ほら見ろ。茶渡と同じ構えで友情の印を」

チャド「トモダチ」

白哉「と、友達・・・」

ルキア「湯加減はどうだ茶渡」

チャド「貴族の屋敷なのに五右衛門風呂なのか」

ルキア「その蓋を取るでないぞ」

チャド「どうなるんだ」

ルキア「・・・火傷する。股間が」

チャド「股間!?」

ルキア「兄様も幼い頃蓋を取ったまま入り蒸し焼きにされたそうだ」

チャド「あいつが・・・」

ルキア「飛び上がるほどの衝撃だったらしい」

恋次「おい起きろ!行くぞ!」

チャド「眠い・・・俺朝弱い」

恋次「甘えてんじゃねえぞ!強くなりてえんだろうが!!」

チャド「わ、わかった。今日は誰が相手なんだ」

恋次「日番谷冬獅郎。あれになら勝てるだろ」

チャド「氷雪系最強だろ。あいつ」

恋次「出鱈目よ。あんなのその辺の虚にも負けるぜ」

チャド「か、勝てるのか俺」

恋次「楽勝だろ。多分な」

日番谷「ブヘッ」

チャド「フッ・・・弱い」

恋次「だから言ったろ楽勝だって」

ルキア「日番谷隊長!しっかりしてください!」

乱菊「いいのよ別に」

雛森「甘やかすと付け上がるからこれ」

日番谷「さ、茶渡・・・」

チャド「トモダチ。勝負は終わった俺とお前もトモダチ」

日番谷「トモダチ・・・初めてだ友達なんて」

チャド「トモダチ」

日番谷「トモダチ」

恋次「よし次行くぞ」

チャド「・・・そこだ!」

砕蜂「ぐふっ・・・」ゲロゲロゲロ

恋次「はい次」

チャド「破ァッ!!!」

拳西「ぐわああああああああああああああああああああああああああ」

恋次「隊長格を四人。まあまあってとこか」

チャド「次は誰が相手なんだ」

恋次「もう一度一角さんとこ行くか」

チャド「今日の俺なら勝てそうな気がする。そうだ二人とも」

砕蜂「何だ・・・」

チャド「トモダチ」

拳西「は?」

チャド「今日からトモダチ」

織姫「ククク・・・朽木ルキアも居ないし私の天下ね」

夏梨「あっ織姫ちゃんだ」

織姫「黒崎くん居るよね?」

遊子「うん。二階でたつきちゃんとお勉強してるよ」

織姫「えっ・・・ど、どうして?」

夏梨「一兄が勉強教えてるんだって」

織姫「そ、そんなの聞いてないよ私」

遊子「織姫ちゃん?」

織姫「た、たつきちゃんも裏切り者ね・・・許さない・・・」

一角「昨日とは見違えたじゃねえか!」

チャド「俺は殴る事しか能のない男だった・・・昨日まではな」

一角「昨日まで?」

チャド「見せてやる!俺の新たな技を!!!」

弓親「新たな技?何だいそれは?」

ルキア「それは・・・」

チャド「投げ技だ!くらえ斑目一角!!!」

一角「なん・・・だと・・・?」

弓親「一角に決めたこの技は・・・もしかして!?」

恋次「そうっす。あれは現世で言うプロレスの技」

チャド「バックドロップだ!!!!!」

チャド「大丈夫か?」

一角「敗者に情けをかけるとは・・・」

弓親「強くなったね君」

チャド「阿散井」

恋次「そうだな。奥に行くぞ茶渡」

一角「まさか・・・更木隊長に」

恋次「そうっすよ」

ルキア「大丈夫なのか茶渡」

チャド「問題ない」

恋次「殴る拘りを捨てた今のこいつは前の茶渡とは一味違うぜ」

日番谷「阿散井!俺はどうすれば強くなれるんだ!!」

恋次「死ね」

日番谷「おい朽木!どうにかしろよこいつの態度を!!」

ルキア「申し訳ございません・・・」

雛森「やめなよ絡むのは。あんまり調子に乗ると折るよ?」

日番谷「は、はい・・・」

チャド「行ってくる。更木剣八を倒すため」

恋次「男を上げて来いよ茶渡」

ルキア「頑張るのだぞ茶渡」

チャド「・・・ゴクッ」

チャド「ふぅ・・・ふぅ・・・」

剣八「こんな野郎居たか一護の仲間に」

チャド「さ、さすがは更木剣八・・・投げ技もままならぬか」ペロッ

剣八「ゴチャゴチャうるせえ野郎だ!叩き斬ってやるぜ!!!」

チャド「避けるだけで精一杯だ・・・ならば!」

剣八「アァン?」

チャド「人間も死神も破面も弱点は共通する!まずは頭!そして心臓部!」

剣八「何言ってやがんだ・・・ざけやがって」

チャド「延髄も弱点の一つ!俺の延髄蹴りを受けてみろ!!!」

剣八「ごふっ・・・」

チャド「恐るべき相手だった・・・」

恋次「強くなりやがったな」

ルキア「たった一日で」

恋次「何か普段やってる事と別の事すりゃ強くなれる気になれるんじゃね」

日番谷「そうか!なら俺は炎熱系に」

雛森「もういいよ。惨めね・・・」

日番谷「ぐぬぬ・・・」

恋次「だいたい刀で斬り合うからあれなんじゃね?」

ルキア「だがいざとなった時どうするのだ」

恋次「拳」

ルキア「こ、拳か」

恋次「お前殴り合いで俺が負けるの見た事あるか?ねえだろ」

恋次「殴り合いなら藍染にだって勝てるだろ。普通に考えりゃ」

チャド「次はどうする」

恋次「虚圏にでも行くか。なあ茶渡」

ルキア「更木隊長は相手の力に合わせると聞くが良いのかこのままで」

恋次「いいんじゃね」

白哉「待て」

恋次「朽木隊長どっから来たんすか」

チャド「そうだったなお前が鋸って居た」

ルキア「兄様・・・」

チャド「かつて一護と戦った更木剣八と並ぶ強者・朽木白哉」

恋次「気を付けろよ茶渡。千本桜は厄介だぞ」

チャド「大丈夫。どうにかなる!」

チャド「捕えられない・・・」

チャド「掴めなければバックドロップも延髄蹴りもくらわせれない」

白哉「破道の四・白雷」

チャド「おっと・・・そこだ!!」

白哉「・・・」サッ

チャド「まったく隙がない・・・いやただ一つだけ」

白哉「散れ・・・千本桜」

チャド「この瞬間だ!」

白哉「千本桜を真っ向から・・・?」

チャド「恐れず立ち向かえば如何なる刃も無力!終わりだ!!」

白哉「なっ・・・」

チャド「一撃必殺・パイルドライバーだ!!!」

白哉「・・・うっ」

チャド「この高さからのパイルドライバー。トモダチだがしばらく眠ってもらうぞ」

恋次「これで心置きなく虚圏に行けるな」

チャド「いやまだだ。俺には倒さねばならぬ男が居る」

ルキア「それは一体」

チャド「京楽さんだ」

雛森「ええーっ!京楽隊長ですか!?」

日番谷「せめて浮竹で手うとうぜあいつ弱いから」

チャド「ダメだあの人のお陰で俺の人生が狂ったようなもの」

ルキア「それは逆恨みでは」

恋次「行って来いよ茶渡。先に行ってるぜ虚圏に」

チャド「虚圏は広い。必ずあいつを見つけ出して俺と戦わせてくれ」

恋次「任せとけ」

チャド「京楽さん」

京楽「ん?君は・・・」

チャド「茶渡泰虎だ」

京楽「そうそう!一護くんの友達の。久しぶりだねぇ」

チャド「京楽さん酔ってるのか?」

京楽「うん。ちょっとね」

チャド「なら好都合だ。よいしょっと」

京楽「運んでくれるのかい?悪いねぇ」

チャド「この技は使いたくなかった。俺の全力のブレーンバスターだけは・・・」

京楽「えっ・・・ちょ、ちょっと」

チャド「眠ってもらうぞ京楽さん!!」

ルキア「例の破面は居たか」

恋次「どんなのだよ」

ルキア「お前みたいな・・・ガラの悪い奴だ」

恋次「おい。あれか」

グリムジョー「・・・」ジョボジョボジョボ

恋次「おい!そこの立ションしてるてめえだよ!」

グリムジョー「誰だてめえ!黒崎の仲間か!!」

ルキア「そうだ」

グリムジョー「じゃあ居るんだな黒崎!出てこい黒崎!!」

恋次「一護はいねーよ。俺はてめえに」

グリムジョー「黒崎居ねえならてめえらに用はねえよ。失せろ」

恋次「何だこの野郎。やんのか」

グリムジョー「上等だてめえやってやるよ」

日番谷「やったのか茶渡!」

チャド「更木剣八、朽木白哉、京楽さんトップ3に入る隊長格は倒した」

雛森「こんなに強いんだ。見た目悪いのに」

チャド「俺は虚圏へ行く。奴と戦うためにな」

狛村「トモダチ」

砕蜂「トモダチ」

拳西「トモダチ」

一角「トモダチ」

剣八「トモダチ」

白哉「トモダチ」

チャド「トモダチがこんなにいっぱい・・・俺嬉しい」

チャド「俺もっと強くなる。約束する」

ルキア「やめんか二人共!!」

恋次「やるじゃねえか破面野郎」

グリムジョー「舐めんじゃねえぞ死神野郎」

ルキア「あっ!来たぞ恋次!」

恋次「来たな茶渡!」

グリムジョー「今度こそ黒崎か!」

チャド「俺だ」

グリムジョー「何だてめえかよ」

チャド「俺と戦えグリムジョー・ジャガージャック」

恋次「よお喧嘩売られてんぜてめえ」

グリムジョー「来いよ。ぶっ殺してやるよ」

チャド「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

恋次「ここに来て異様に強くなったな」

ルキア「茶渡は虚よりの力だからな虚圏に来て増々強く」

チャド「一護の最大にして最強のライバルよ」

グリムジョー「何言ってやがんだてめえ!調子こいてんじゃねえぞ!!」

チャド「俺は強くなる今よりももっと」

グリムジョー「何だてめえ!離しやがれ!!」

チャド「卍固め・・・いや茶渡スペシャルと呼ぼうか」

ルキア「今のは」

チャド「俺のオリジナルホールド茶渡スペシャルだ」

恋次「おい生きてるか」

グリムジョー「・・・!」

チャド「ナイスファイト。お前もトモダチだ」

グリムジョー「おいチビ死神」

ルキア「私か?」

グリムジョー「俺負けたのか」

ルキア「ああ。凄まじい技でな」

グリムジョー「黒崎以外の死神に負けるなんてよ・・・クソッタレが」

チャド「最後は藍染だな」

ルキア「本当にやるのか茶渡?」

チャド「勿論だ」

恋次「待てよ茶渡」

チャド「どうした?」

恋次「藍染の前に俺と闘えよ」

恋次「どうした茶渡!その程度か!!」

チャド「喝!!!」

恋次「くっ・・・」

チャド「お前もグリムジョーも一護に似ている。だから解る」

チャド「お前達のようなタイプは一番厄介だと!!!」ギチギチギチ

ルキア「恋次!」

恋次「その技は・・・何て技よ・・・」

チャド「アルゼンチンバックブリーカー・・・別名・・・」

チャド「タワーブリッジだ!!!!」ボキッッッ

恋次「ぐふっ・・・」

チャド「ありがとう阿散井。お前は俺の一番のトモダチだ」

日番谷「なあマジで開けるのかよ」

雛森「うるさい。ちょっと黙ってて」カチャカチャ

日番谷「針金何かで開くのかよ」

雛森「私がピッキング得意だってシロちゃん知ってるじゃない」

日番谷「そりゃそうだけどよ」

雛森「開いた」カチャ

日番谷「おい藍染出番だぜ」

雛森「頼みますよ藍染隊長」

藍染「うっ・・・眩しい・・・」

藍染「それで私が」

日番谷「そうだぜ」

雛森「さっさとしてください」カチカチ

藍染「懐中電灯をカチカチするのはやめるんだ雛森くん」

雛森「は?私にした仕打ちに比べたら安いものですよ」カチカチ

藍染「私はずっと暗がりに居た・・・だから急激な光は」

雛森「生意気ですよ」カチカチ

藍染「日番谷隊長」

日番谷「俺は知らん」

雛森「茶渡さんと戦ってください」カチカチ

藍染「くっ・・・」

グリムジョー「ここに居るんだろ黒崎は」

恋次「いねえって言ってんだろ」

一角「こんなのでいいのかよ恋次」

恋次「最高っす」

弓親「藍染の方は日番谷隊長が連れてきてくれるらしいよ」

グリムジョー「だとよ」

チャド「わかった」

ルキア「ここに来て負けるでないぞ茶渡」

チャド「俺はもう負けない」

チャド「俺は俺らしい戦い方を見つけたプロレスという戦い方をな」

チャド「・・・来たか!」

藍染「どうして私が」

チャド「俺と戦うのだ藍染」

藍染「私はもう戦いたくない。平凡に暮らしたいんだ」

チャド「問答無用!!!」

藍染「・・・」サッ

チャド「クソ!」

藍染「やめた方がいい。私と戦うのは」

藍染「破道の・・・」

雛森「卑怯者」

日番谷「鬼道は無しだっつってんだろうが!」

乱菊「男らしくないわよ!」

一角「ふざけんな!」

弓親「そうだそうだ!」

射場「天下の藍染もお終いじゃの」

檜佐木「卑劣漢!この卑劣漢!」

チャド「・・・隙アリだ!」

藍染「し、しまった」

ルキア「よし!」

恋次「行け茶渡!!」

グリムジョー「ぶちかませ!!!」

ルキア「恋次あれも関節技なのか」

恋次「ちげえ全く見たことねえ茶渡だけの技だ」

グリムジョー「見ろよ。あのまま落下すりゃ股と背骨と首と両腕が粉砕されるぜ」

恋次「あんな技喰らえば一たまりもねえ」

グリムジョー「俺も黒崎もだ」

雛森「そんなに凄い技なのですか?」

グリムジョー「見りゃわかるだろうが」

チャド「終わりだ藍染!!この技はまだ名をつけていない。名前をつけよう・・・そうだな」

恋次・グリムジョー「茶渡バスターだ!!!!」

チャド「それにしよう!長かった戦いよさらばだ!」

恋次「何パクってんだてめえ?ええコラ?」

グリムジョー「あ?やんのかぶっ殺すぞマジで」

チャド「見事だったぞ藍染。お前もトモダチだ」

藍染「と、友達?」

チャド「戦いが終わればみんなトモダチ。そうだろ?」

藍染「君は心の優しい男だ・・・」

恋次「ざけんじゃねえぞ!!!」

グリムジョー「それは俺の台詞だぜ!!!」

雛森「あの破面の人カッコいい・・・惚れちゃいそう」

日番谷「は?何言ってんだ!松本何か言ってやってくれ!!」

乱菊「雛森の人生ですから。いい加減にストーカーですよ隊長」

日番谷「ぐぬぬ・・・」

ルキア「帰るのか茶渡」

チャド「ああ」

ルキア「本当に強くなったな貴様は」

チャド「阿散井たちは」

ルキア「派手に殴りあって十一番隊舎にまで飛び火して二人揃って更木隊長に・・・」

チャド「そうか・・・よろしく伝えておいてくれ」

ルキア「また遊びに来るのだぞ茶渡」

チャド「世話ばかりかけたな朽木」

恋次「怪我治ったらマジで殺してやるからなてめえ」

グリムジョー「今からでも殴りあっていいんだぜこの赤頭」

雛森「男の子ってこういう元気がないとダメなんだよシロちゃん」

日番谷「お、おう」

雛森「でもこうやって二人の間に立つとさ」

日番谷「?」

雛森「朽木さんの気分が解るよ。いいね男二人を両てんびんにかけるのは」

日番谷「そ、そうか・・・」

雛森「うん!朽木さんは立派な悪女だよ私以上にね。尊敬しちゃうな・・・」

恋次「誰のお陰でこんな目にあったと思ってるんだ!」

グリムジョー「てめえだてめえ!黒崎の前にてめえだけは絶対に潰してやるよ!!」

雛森「フフフ」

日番谷「婆ちゃん・・・俺疲れたよ・・・」

石田「ええーっ!レスラーになるのかい!?」

チャド「高校を卒業したらな」

石田「でも僕も君も留年決定じゃないか!はいスペイン土産ね」

チャド「これは・・・」

石田「ロングホーンさ。これさえあれば今の1000万倍の強さを引き出せる」

チャド「石田・・・いいのか」

石田「僕たちはトモダチじゃないかい」

チャド「アリガトウ・・・俺凄く嬉しい」カチッ

石田「残りの一年頑張って過ごそうじゃないか」

チャド「そうだな」

一護「強くなったんだってな。何だその角」

チャド「ロングホーンだ」

石田「スペイン旅行中にね知り合いから貰ったんだ」

織姫「へえ。キモさ倍増だね茶渡くん!」

一護「プロレスラーになるなんてな。一足先に卒業するけど頑張れよチャド」

チャド「ああ」

一護「今のお前なら俺と肩を並べ」

石田「黒崎!虚が出たぞ!!早く来るんだ!!!」

一護「うるせえな!行くぞチャド!」

チャド「行こう一護!」


このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月20日 (月) 02:01:07   ID: YMq3ON4L

久々にチャドが報われるSSが読めてよかった

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