カイジ「は・・・・・?ごらく部・・・・・・・?」(951)

カイジ「なんだよ・・・・・それ・・・・・・・」

カイジ「確かに俺は入部届けにとばく部と書いたはず・・・・・・!」

利根川「残念だったな、カイジ・・・・・・・」

利根川「中学生に賭博をやらせるわけにはいかない・・・・・・!」

利根川「よって・・・・・とばく部は廃部として・・・・・!!」

カイジ「そ、そんな・・・・・!!」

カイジ「あるかよ・・・・・そんなこと・・・・・・!!」

カイジ「やっとはじまった中学生活・・・・・・・!!そのもっとも重要ともいえる要素、部活動で自ら望んだ部に入れない・・・・・・」

カイジ「こんな理不尽があっていいのかよ・・・・・・!」

利根川「まあ落ち着け、この俺が便宜をはかりとばく部のかわりにごらく部にいれてやった・・・・・・・・」

利根川「名前が似てるしまあいいだろう・・・・・・・・」

カイジ「よくねぇよ・・・・・・・!!」

カイジ「くそっ、利根川の奴・・・・・・・」

カイジ「奴は部活動がいかに重要かわかっているのか・・・・・・!?」

カイジ「部活動で手に入るもの・・・・・・・友達、仲間・・・・・・」

カイジ「みんなでなにかをやり遂げる喜びっ・・・・・・・!」

カイジ「そのすべてを奪われてしまった・・・・・・・あの男に・・・・・・!!」

カイジ「そしていきついた先がこのごらく部・・・・・・・」

カイジ「名前からして自堕落で無気力な人間のクズみたいなやつの巣窟みたいなところだ・・・・・・・」

カイジ「おまけに茶道部部室の不法占拠ときたもんだ・・・・・・・」

カイジ「とんだド悪党・・・・・・・死んだら地獄行きだぜ・・・・・・!!」

ガララッ
カイジ「失礼します・・・・・・・!!」

京子「お、もしかして入部希望者!?」

カイジ「!」

カイジ(な、なんだ・・・・・この女・・・・・!?)

カイジ(こんな可愛い子がなぜこんな部活に・・・・・・!)

カイジ(そうか・・・・・この女がこのごらく部を作り色仕掛けで自堕落な連中を作り上げたっていうのか・・・・・・)

カイジ(蛇っ・・・・・!!見かけによらず・・・・・この女、人を騙し喰らう・・・・・蛇っ・・・・・!!)

京子「あのー・・・・・」

カイジ「!あ、はい・・・・そうです・・・・・入部希望者・・・・・・!」

京子「おお!これで部員が5人に増える!」

カイジ(5人・・・・・・・?意外に少ないな・・・・・・)

結衣「無理矢理引き入れたんじゃないだろうな?」

京子「そんなことするわけないじゃーん」

立木「その時、カイジに電流走る・・・・・・・・!!」

カイジ(なっ・・・・・もう一人の部員も女だと・・・・・・!!)

カイジ(しかも可愛い・・・・・・・っ!!)

カイジ(どうなっていやがる・・・・・・・)

カイジ(こんな可愛い子が二人もいてこの部に入ったのは2人・・・・・・・?)

カイジ(馬鹿なっ・・・・・・・!ありえない・・・・・・・!!)

カイジ(きっとなにか裏があるはずだ・・・・・・!!)

ちなつ「新入部員って私たちと同じ一年生ですか?」

あかり「わーい、同じ一年生だったらあかりうれしいなー!」

カイジ(あ・・・・・あぁ・・・・・・!!)

立木「カイジ、この時ようやく己の愚に気づく・・・・・・・・・・!!」

カイジ(と、利根川の奴・・・・・はめやがった・・・・・・!!)

カイジ(部員が全員女の子・・・・・・・しかも全員可愛い・・・・・・!!)

カイジ(この二つが意味する符号は一つ・・・・・・・・・・・・!!)

カイジ(俺を自堕落で無気力な廃人同然の人間に仕立て上げるためだったってのか・・・・・・・・!)

カイジ(そもそもこんな部に可愛い女の子がいるなんておかしいと思ったんだ・・・・・・・・・!)

カイジ(こんな女の子を4人も使って俺をはめるだなんて・・・・・・・・・!)ポロポロ

結衣「えぇ!?き、君なんで泣いてるの?」

カイジ(し、しまった・・・・・・・いきなり泣いてしまったら変な部員と思われる・・・・・・・!)

カイジ(しかもこんな可愛い女の子に・・・・・・)

カイジ(このままでは3年間・・・・・・・可愛い女の子にキモがられてしまう・・・・・!!)

カイジ(ま、まさか・・・・・これも利根川の策略か・・・・・・!?)

カイジ(くっ・・・・・俺はこんなところで朽ちない・・・・・・!!)

カイジ(この断崖絶壁を・・・・・・・乗り越える・・・・・・!!)

カイジ「い、いやぁ・・・・・目にゴミが入ってしまって・・・・」

立木「だが、このときのカイジの言い訳は聞くに堪えない稚拙なもの・・・・・・・!!」

立木「目にゴミが入ったなど、いまどき漫画でも言わないセリフ・・・・・・・・・!」

カイジ(し、しまった・・・・・やってしまった・・・・・・!)

結衣「あ、ああ、そうだったんだ・・・・・・」

立木「明らかに気を使う黒髪の女・・・・・・・!!」

立木「そして部室に漂う微妙な空気・・・・・・・!」

カイジ(くっ・・・・・・・!)

カイジ(だ、大丈夫・・・・・一度くらいへましたところでここから挽回すればいいだけだ・・・・・・!!)




京子「よし、それじゃあ自己紹介をはじめよう!」

カイジ(きたっ・・・・・・自己紹介・・・・・・・!!)

立木「そう、人間関係というものはつまり自己紹介ですべてが決まるといっても過言ではない・・・・・・・・!」

立木「この自己紹介によって今後の人間関係の構築などが始まるのだ・・・・・・・!」

立木「最初に好印象を持てる自己紹介をすればこれから3年間、良好な関係を保つことができる・・・・・・・」

立木「だが、ここでつまづいてしまうと逆に3年間、気まずい思いをして一人輪から外れた部活ライフを過ごさなくてはならない・・・・・・!」

立木「つまり、それほどこの自己紹介というものは無慈悲で残酷なのだ・・・・・・・・・!」

京子「それじゃあまずは私たちから」

カイジ(まずは相手の出方から窺うか・・・・・・)

京子「私は歳納京子、このごらく部の部長でこの学校を支配する者だ!」

カイジ(なに・・・・・・!?)

結衣「おい、誰が何を支配してるって?」ゴツン

京子「すいません、嘘つきました」

立木「その時、カイジにある気づき・・・・・・・!」

カイジ(いまの歳納の発言に対しての黒髪の反応・・・・・・・もしかして・・・・・・・・!!)

カイジ「あの・・・・・ちょっといいっすか・・・・・・?」

結衣「ん?どうかした?」

カイジ「この学校の真の支配者って・・・・・・あなたですよね・・・・・・・?」

結衣「え?」

立木「この時、カイジ痛恨のミスっ・・・・・・!」

カイジ(し、しまった・・・・・・・!!)

カイジ(これはもしかして・・・・・・・歳納の冗談だったのか・・・・・!)

カイジ(このままじゃ確実に変な部員として浮いてしまう・・・・・・)

カイジ(俺の・・・・・・俺の3年間が・・・・・・・!!)グニャー

京子「そう・・・・・なにを隠そうこの船見結衣こそがこの学校の真の支配者・・・・・・」

京子「そして私はただの下僕にすぎないのだ・・・・・・」

カイジ(あ・・・・・あぁ・・・・・・そうか・・・・・・!!)

立木「このとき、カイジに圧倒的閃き・・・・・・・・!!」

カイジ「くっ・・・・・・やはりお前が・・・・・・・!!」

結衣「だから違うって!」

結衣「もう、君も京子の冗談に付き合わなくっていいよ」

カイジ(よし・・・・・いけた・・・・・!)

立木「そう、カイジはノったのだ・・・・・!」

立木「歳納の冗談という波にノったのだった・・・・・!!」

立木「カイジのすべてを飲み込もうとする津波・・・・・・それを逆に利用しその波に・・・・・・!!」

結衣「お前も変な紹介の仕方するな!」ポカ

京子「あいた!」

結衣「まったく・・・・・」

結衣「私は船見結衣、こいつとは幼馴染でいっつも振り回されてるんだ」

結衣「君もこいつに付き合う必要なんてないんだからね」

あかり「それじゃあ次はあかりね!」

あかり「わたしは赤座あかり、1年生だよ!」

あかり「君も1年生だよね?」

カイジ「あ、ああ・・・・・・・」

あかり「わーい、同じ1年生だー!」

カイジ(こいつ・・・・・なにを考えていやがるんだ・・・・・・?)

カイジ(同じ1年生ってそこまで喜ぶことか・・・・・・?)

カイジ(それとも俺に気を使っているのか・・・・・・・?)

あかり「よろしくね!」

カイジ「あ、ああ・・・・・・」

ちなつ「私は吉川ちなつ!あかりちゃんと同じ1年生だよ!」

ちなつ「よろしくね」

カイジ「あ、ああ・・・・・・」

カイジ(し、しまった・・・・・さっきから「あ、ああ・・・・・・」しか言ってない・・・・・・!)

カイジ(だが・・・・・・緊張していると思ってくれるはず・・・・・・・はっ・・・・・・!)

カイジ(しまった・・・・・・!)

立木「そう、この時すでにカイジは歳納の冗談にノってしまったのだ・・・・・・」

立木「それはつまり・・・・・緊張などしていないことを意味する・・・・・・・!」

立木「カイジは愚かにも一度ノった波を降りようとしているのだ・・・・・・・・・!」

立木「そんなことをすればカイジは波にノまれてしまう・・・・・・まさに自殺行為・・・・・・っ!!」

カイジ(まずい・・・・・・今更緊張なんて言い訳はできない・・・・・・)

娯楽…圧倒時娯楽

カイジ(どうすればいい・・・・・この状況・・・・・・・!)

カイジ(っ・・・・・!そうだ・・・・・!)

立木「このとき、カイジに開かれた突破口・・・・・・・その光が差した・・・・・・!!」

カイジ「あ、あの・・・・・・」

結衣「ん?どうしたの?」

カイジ「と、トイレ・・・・・・どこですか・・・・・・?」

結衣「ああ、トイレならあっちだよ」

京子「なんだ、トイレにいきたかったのか、それで急におとなしくなったんだ」

カイジ(よし・・・・・・!)

立木「トイレに行く、と言ったときにカイジは自分のさらなるファインプレイに気づく・・・・・・・・!」

立木「そう、トイレに行っている間に自分の自己紹介を考えることができる・・・・・・・・!」

立木「まさしく奇手・・・・・・・!!」

カイジ「そ、それじゃあ行ってきます・・・・・・」

良SSの予感

トイレ

カイジ(さて、どうする・・・・・)

カイジ(長い間ここにいるのは危険だ)

立木「そう、トイレというものは時間が長いとうんこだと思われる可能性がある・・・・・・・・!」

カイジ(考えてみれば歳納のギャグにノってたってことだから突発的にトイレに行きたくなったことになる・・・・・・)

カイジ(つまり・・・・・・うんこに行っていることはまずない・・・・・)

カイジ(にもかかわらず長い間トイレにいる、となるとこれはもう・・・・・・・嘘をついてると思われるに違いない・・・・・・・!!)

カイジ(どうする・・・・・・・自己紹介・・・・・・!)

カイジ(まずみんなの自己紹介は名前を言う・・・・・そして簡単に一言、という感じだった・・・・・・)

カイジ(まず最初に「伊藤カイジです・・・・・・・!」は決まりだ・・・・・)

カイジ(その後、だ・・・・・・)

カイジ(歳納のようにふざけてみるか・・・・・・・?)

カイジ(いや、すでにふざけたことになってるしそれはくどいかもしれない・・・・・・!)

カイジ(ここは無難に趣味を言うか・・・・・・・・)

カイジ(俺の趣味・・・・・・博打・・・・・!)

カイジ(いや、博打が趣味なんて人前で言うことじゃねぇ・・・・・・!)

カイジ(じゃあ特技・・・・・・特技でどうだ・・・・・・!)

カイジ(俺の特技と言えば語彙力が多いことだ・・・・・・!)

カイジ(よし、これなら人前で言っても大丈夫・・・・・・・!)

カイジ(よし、行くか・・・・・・・・・!)

立木「このとき、カイジはまだ気づいていなかった・・・・・・・・悪魔の仕掛けた罠に・・・・・・・!」

結衣「あれ?ここにあった10万円がない?」

カイジ「もどりました・・・・・・・!」

結衣「おかえりー」

京子「それじゃあ自己紹介をしてもらおう!」

カイジ「えっと・・・・・・名前は伊藤カイジ・・・・・・・・!」

カイジ「特技は・・・・・・・・語彙力が多いことです・・・・・!」

結衣「ってことは国語とか得意なの?」

カイジ「はい・・・・・・まあそれなりに・・・・・・・」

結衣「じゃあなにか漢字書いてみてよ!」

カイジ(大丈夫・・・・・・いけるはずだ・・・・・・!)




僥倖

あかり「これって何て読むの?」

カイジ「これは・・・・・「ぎょうこう」だ・・・・・・!」

結衣「どういう意味なのかな?」

カイジ「これは・・・・・・とっても幸せって意味だ・・・・・・!」

あかり「うわぁ、カイジ君物知りですごーい!」

カイジ(やった・・・・・うまくいった・・・・・・これで俺の3年間は・・・・・!)

立木「カイジが自分の勝利、至福の3年間を確信した・・・・・・・・だが、その時っ・・・・・・・!!」

京子「よし、それじゃあカイジにこれからごらく部に入るに当たって意気込みを聞かせてもらう」

カイジ(は・・・・はぁ・・・・・・!?)

結衣「意気込みって・・・・・・」

カイジ(ば、馬鹿な・・・・・・!)

カイジ(終わったはずだろ・・・・・・・地獄は・・・・・・!!)

カイジ(また・・・・・またやらなきゃいけないのか・・・・・!)

カイジ(しかも今度はトイレで考えるなんてことはできない・・・・・・)

カイジ(短時間で2度もトイレにいってしまっては頻尿だと思われてしまう・・・・・・・・)

立木「襲いかかる悪夢・・・・・・・立ち込める悪意・・・・・・・!」

立木「またもやカイジの行く手を阻む・・・・・・・!」

カイジ(くっ・・・・・意気込み・・・・・だと・・・・・・!?)

カイジ(いったい何を言えばいいんだ・・・・・・)

カイジ(そもそもこの部活がどんな活動をするかなんて俺は知らないぞ・・・・・・・・!)

カイジ(ただ利根川に半強制的に連れてこられただけだ・・・・・・・)

カイジ(これがサッカー部とかだったら県大会を目指す、とか言えるが・・・・・・・)

カイジ(ん・・・・・待てよ・・・・・・!)

カイジ(そうだ・・・・・これだ・・・・・・・!!)

カイジ「えと・・・・・・目標は・・・・・ごらく部で全国大会を優勝することです・・・・・・・・・!」

立木「そう、ごらく部がどんな活動をするにせよおそらくは全国大会などというものはない・・・・・・・!」

立木「そんなあるはずのないものを目指す、と言われればこれはもう冗談を言ってると認識されるだろう・・・・・・・・・」

あかり「あはは、カイジ君おもしろーい」

結衣「なんか京子に似た子が一人増えたな・・・・・・」

なんだかんだで上手く行っててワロタ

カイジ(終わった・・・・・俺の自己紹介・・・・・・・・!)

京子「それじゃあさっそく活動をはじめよう」

カイジ「えっと船見先輩・・・・・・・」

結衣「あ、結衣でいいよ」

京子「それなら私も京子でいいよん」

あかり「あかりもー」

ちなつ「私だけ名字で呼ばれるのも嫌だから私も下の名前でいいよ」

カイジ「わかった・・・・・・・!」

カイジ「それで・・・・・結衣先輩・・・・・・!」

カイジ「最初の活動はまずなにをすれば・・・・・・」

結衣「それは京子次第だね」

京子「よし、これだ!」

目立ちたgirl

カイジ「この箱は・・・・・・?」

京子「カイジも加わったことだし5人での最初の活動はあかりをどうやって目立たせるかを考えます!」

あかり「えぇー!あかりってそんなに存在感ないの!?」

京子「じゃあみんな、この紙にあかりがどうやったら存在感をあげられるか書いて!」

カイジ「あ、ああ・・・・・・・」

カイジ(なにを書けばいいんだ・・・・・・)

カイジ(存在感を上げるためにすること・・・・・・・?)

カイジ(やはり・・・・・・金か・・・・・・?)

書き溜めなしでこのクオリティか

カイジ(金・・・・・なのか・・・・・?)

カイジ(存在感をあげるためには金・・・・・・?)

カイジ(クソ・・・・・・金・・・・金なのか・・・・・っ!?」

カイジ(金があるものが皆から注目され・・・・・・尊敬され・・・・・・憧れられる・・・・・・!)

カイジ(逆に金がなければ・・・・・・誰にも相手にもされず・・・・・・まるでゴミのような人生・・・・・・)

カイジ(いいのかよ・・・・・こんな世界で・・・・・!こんな腐った世界で・・・・・・!)

カイジ(仮にあかりに金があって注目されたとしても・・・・・・それはあかりが注目されてるんじゃねぇ・・・・・・・!)

カイジ(それは・・・・・それは・・・・・・金が注目されてるんだっ・・・・・・・・・!!)

カイジ(そう・・・・・だから存在感をあげるために必要なのは・・・・・・金じゃない・・・・・・!!)

カイジ(となると・・・・・・・)

結衣「あの・・・・・カイジ君?」

カイジ「え・・・・・・・?」

結衣「もうみんな書き終わったけど・・・・・まだできてないかな?」

立木「カイジは気づいていなかった・・・・・・・自ら死地へ赴いていたことを・・・・・・・!!」

涯「わかってもらうんじゃない、わからせるんだ」

考えすぎワロタ

カイジ(し、しまった・・・・・・)

カイジ(考えすぎてしまった・・・・・・・!)

カイジ(より良い答えを出そうと・・・・・・・していたら・・・・・・!)

カイジ(どうする・・・・・・待たせてしまったら俺一人のせいで4人に迷惑を・・・・・・)

カイジ(そうなってしまったらやがて俺は4人からハブられ俺の中学生活は・・・・・・・)

カイジ(そ、そうだ・・・・・・!)

かき・・・・かき・・・・・・

カイジ「す、すいません・・・・・お待たせしました・・・・・・!」

結衣「あ、ううん気にしないで」

立木「はたして、カイジは何を書いたのか・・・・・・・・・!」

京子「それじゃあこの紙をこのボックスに入れます」

京子「そんでこんなかから引いたものを読み上げる、というわけです」

結衣「結局いつもと同じパターンか」

カイジ(この手のクジ引きをするってことは読み上げられる紙は多くて3つ・・・・・・・・)

カイジ(つまり・・・・・・俺の紙が読み上げられない可能性もあるはずだ・・・・・・!)

カイジ(そりゃあそうだ・・・・・・すべて読み上げるならわざわざクジ引きにする必要なんてないからな・・・・・・!)

カイジ(だが・・・・・俺の紙が引かれない確率は・・・・・4分の1・・・・・・!)

カイジ(ま、待てよ・・・・・・!)

カイジ(そういえばあの時・・・・・・俺の紙は折ってしまったはず・・・・・・!)

カイジ(となれば・・・・・・その折ってある紙をとらないようにすれば・・・・・・・必勝・・・・・・!)

京子「それじゃあ引くよー」

カイジ「ま、待ってください・・・・・・・・!」

京子「ん?どしたの?」

カイジ「俺に・・・・・・俺に引かせてください・・・・・・・・!!」

京子「なんだー、カイジも引きたかったのかー」

カイジ「ま、まあ・・・・・・」

京子「しょうがない、せっかくの新入部員なんだから引かせてやろうじゃないか」

カイジ(よし・・・・・・・!)

カイジ(まあ一応読まれても大丈夫な内容のはずだが・・・・・・一応念のためだ・・・・・・)

がさ・・・・・・がさ・・・・・・

カイジ(折り目がない・・・・・・・これだ・・・・・・!!)

ペラ
「私になる」

あかり「私になる・・・・・?」

結衣「これ書いたのって・・・・・・」

京子「私☆」

結衣「やっぱりお前か」

あかり「京子ちゃん、あかりが京子ちゃんになるってどういうこと!?」

京子「いやー、私みたいに存在感に溢れてればあかりも目立つんじゃないかなーと思って」

あかり「う・・・・確かに京子ちゃんは存在感にあふれてるけどもっと真面目に考えてよー」

結衣「京子に真面目さを期待するだけ無駄だよ」

カイジ(残り・・・・・・2枚・・・・・・・!)

がさ・・・・・がさ・・・・・・・・

ペラ
「巨大化」

ちなつ「あ、それ私だ」

あかり「だからもっと現実的なやつにしてー!」

カイジ(よし・・・・・・次でラストだ・・・・・・!)

がさ・・・・・がさ・・・・・・・

カイジ(おっと・・・・・こっちは折り目がついている・・・・・となるとこっちか・・・・・・)

カイジ(あれ・・・・・こっちも折り目が・・・・・・・)

カイジ(いや、きっとこの紙はさっきの紙だったんだ・・・・・・)

カイジ(もう一度この紙とは別の紙を・・・・・・・・・)

カイジ(・・・・・・・・・・っ!!)

カイジ(な・・・・・・なんで・・・・・!!)

立木「この土壇場・・・・・・カイジを襲う悲劇・・・・・・!!」

立木「なんと・・・・・・折れた紙は一つだけではなかったのだ・・・・・・・!!」

立木「カイジの手は虚しくBOXの中を漂う・・・・・・・・!」

立木「まるで・・・・・・・さまよえる亡霊が踊っているかのように・・・・・・!」

カイジ(ぐっ・・・・・・どれだ・・・・どれが俺の紙なんだ・・・・・・・!)

結衣「カイジ君、引かないの?」

カイジ(ま、まずい・・・・・・もうこれ以上時間はかけていられない・・・・・・・!)

カイジ(確実に勝てる・・・・・・そう思っていたのに・・・・・運否天賦の勝負になってしまった・・・・・・!)

カイジ(だが・・・・・仕方ない・・・・・・!!)

カイジ(アクシデントっ・・・・・・・!誰にも予想はできない・・・・・・・・・!)

カイジ(こうなった引くしかない・・・・・・・・)

カイジ(神よ・・・・・・・)

カイジ(俺を祝福しろ・・・・・・・・・・・・・!!)

バッ

「アッカリーン」

結衣「あ、私のだ」

あかり「ゆ、結衣ちゃんまでー!」

カイジ(助かった・・・・・・・救われた・・・・・・・!)

カイジ(最後の最後に・・・・・・・勝った・・・・・・・!)

カイジ(やり遂げたんだ・・・・・・・俺は・・・・・・・!!)

京子「それじゃあ最後のひとつ引いてみよー」

カイジ(えっ・・・・・・?)

ちなつ「たしか残りはカイジ君のやつだったよね」

カイジ(は・・・・・・・?)

カイジ(ど、どうなってるんだ・・・・・・・・?)

カイジ「あ、あの・・・・・引くって・・・・・・・?」

京子「だーかーらー、その箱のクジだって」

カイジ「で、でも・・・・・・それじゃあクジにした意味が・・・・・・・」

結衣「ごめんカイジ君、京子は昔からこういう奴でさ」

結衣「クジにしたのも特に考えがあったわけじゃないんだ」

結衣「ただ順番を決めるだけって感じかな」

カイジ(ざ・・・・・けんな・・・・・!!)

カイジ(ふざけんなよ・・・・・・・・・!!)

カイジ(なら・・・・・・クジにするなよ・・・・・・!!)

カイジ(勘違いさせるようなことを・・・・・・・・期待させるようなことを・・・・・・・・すんなよ・・・・・・!!)

カイジ(蛇っ・・・・・・・人の皮を被った蛇めっ・・・・・・・・!)

カイジ(くっ・・・・・覚悟を決めるしかない・・・・・・!)

バッ
「学校の真の支配者になる」

カイジ(ど、どうだ・・・・・・みんなの反応は・・・・・)

カイジ(さすがにこのネタを何度もやるのはきついか・・・・・・・・?)

カイジ(このボケを誰か拾うか・・・・・・・!!)

京子「カイジ・・・・・・・それは無理だよ」

カイジ(そ、そんな・・・・・・・・)

カイジ(京子先輩に否定されてしまったら・・・・・・俺は・・・・・もう・・・・・・)グニャー

京子「なぜなら・・・・・真の支配者は結衣だから!」

結衣「まだそのネタひっぱるんか」

あかり「もう、カイジ君までー!」

ちなつ「カイジ君はじめてなのにあかりちゃんの扱い方がわかってるみたいね」

カイジ(た、助かった・・・・・・・のか・・・・・・?)

立木「だが・・・・・その時・・・・・・!」

ガララッ
綾乃「歳納京子ー!」

立木「突然の来訪者・・・・・・・招かれざる客・・・・・・・!」

京子「お、綾乃じゃん」

綾乃「あなたって人はまた今日の提出物だしれすれたでしょう!」

綾乃「ってあれ・・・・・あの子は?」

京子「新入部員の伊藤カイジ君だよ」

カイジ「あ・・・・・はじめまして・・・・・・」

綾乃「あ、あの・・・・・はじめまして・・・・・杉浦綾乃です」

京子「あれ、綾乃ってばもしかして結構人見知り?

カイジ(ぐぁ・・・・・・・!)

カイジ(な、なんだ・・・・・・この胸を貫かれたかのような衝撃は・・・・・)

カイジ(この・・・・・今まで感じたことのない気持ち・・・・・・!!)

綾乃「あ、あの・・・・カイジ君、よろしくね」

カイジ「えっ、あ・・・・・はい・・・・・・」

カイジ(くっ・・・・・顔が熱い・・・・・なんでだ・・・・・・!?)

カイジ(それにこの感情・・・・・・・)

カイジ(くすぐったいようなこそばゆいような・・・・・・・それでいてどこか心地良いような・・・・・・)

カイジ(くそっ・・・・・俺はいったいどうしちまったんだ・・・・・・・!)

カイジ「す、すいません・・・・・・ちょっと体調が悪いので保健室いってきます・・・・・・・」

綾乃「大丈夫?保健室まで付き添いましょうか?」

カイジ「い、いいいいえ・・・・・・・大丈夫です・・・・・・・・!」

カイジ(くっ・・・・・うまくしゃべることもできねぇ・・・・・・・!)

>>169
コミュ障は人と話す時頭が真っ白になる
んで後でああ言えば良かったとか反省会する

保健室
遠藤「それで・・・・症状は・・・・・・?」

カイジ「あの杉浦って先輩の前だと・・・・・・・うまく喋れなかったりするんだ・・・・・・」

カイジ「ほかにも顔が熱くなったり・・・・・・・心臓の鼓動が早くなったり・・・・・・」

カイジ「というか杉浦先輩のことを考えるだけで・・・・・・その症状が・・・・・・」

遠藤「ぷっ・・・・・・はっはっはっはっはっは・・・・・・・・!!」

カイジ「てめぇ・・・・・・・!なにがおかしい・・・・・・・!」

遠藤「なにがおかしいってそりゃ・・・・・・わからないお前がおかしいんだよ・・・・・・!」

カイジ「なに・・・・・・・?」

>>197
反省会がありすぎて困るwww

http://i.imgur.com/Ft4I9.jpg
http://i.imgur.com/a0IQ8.jpg

遠藤「お前・・・・・・・その症状おかしいと思わないのか・・・・・・・?」

遠藤「特定の人物の前でのみ顔が熱くなったり・・・・・・・心臓の鼓動が早くなったり・・・・・・・」

遠藤「おまけにその人物のことを想像するだけでその症状がでてしまう・・・・・・・」

カイジ「そりゃ・・・・・・おかしいと思ってるからあんたを頼ってるんだろ・・・・・・・!」

遠藤「じゃあはっきりと教えてやるよ・・・・・・・・」

遠藤「お前のその症状はな・・・・・・・・・・・・・・」












遠藤「催眠術だ」

なんだってー!!!

カイジ「催眠術・・・・・・・・?」

遠藤「十中八九間違いない・・・・・・・」

遠藤「おそらく杉浦がお前に対して逆らえないようにしたんだろう・・・・・・・・・」

カイジ「ど、どうしてそんなことを・・・・・・・!」

遠藤「さあな・・・・・・それは俺にもわからん・・・・・・」

遠藤「だが、そう考えればすべて辻褄があうんだ・・・・・・」

遠藤「杉浦のことを考えるだけでさっきの症状・・・・・・まあぶっちゃけ熱と同じ症状だな、ありゃ」

遠藤「その症状がでるってことはお前の体は杉浦に抵抗することができない」

カイジ「た、確かに・・・・・・・」

遠藤「そしてさらに杉浦おことを考えると心地言良いといったな・・・・・・・?」

遠藤「逆にお前・・・・・・・・杉浦をボコボコにする想像をしてみろ・・・・・・・」

カイジ「そ、そんなのできねーよ・・・・・・・・!」

遠藤「ほら、これがお前が杉浦に催眠術を仕掛けられたなによりの証拠だ・・・・・・・!」

遠藤「お前はもう杉浦に逆らうことができない・・・・・・・・・!」

遠藤「もはやこれは洗脳といってもいい・・・・・・・!」

>>210
これほど美味そうに飲み食いしてるアニメは他に無えな

カイジ「洗脳・・・・・・」

遠藤「それもお前の場合はもはや逆らうことすらできない・・・・・・・・」

遠藤「そこまでいったらもう手遅れ・・・・・・・・」

カイジ「だが・・・・・・俺はこの前奴とあったばかりだ・・・・・・・!」

遠藤「悪いが俺は保険医なんでな、催眠術やら洗脳についての知識は持ち合わせていないんだ・・・・・・・・」

カイジ「くっ・・・・・・」

立木「遠藤に知らされた衝撃の真実・・・・・・・・!」

立木「果たしてカイジにこの催眠術を打ち破る術はあるのか・・・・・・・・!?」

立木「そして謎の催眠術師、杉浦綾乃の正体とは・・・・・・・・・!?」

立木「続くっ・・・・・・・・・・!!」

CからはじまるABC~♪

えっこれはまさかおわりというやつかい

>>237
立木「続くっ・・・・・・・・・・!!」

もっと倒置法にした方が福本っぽいぞ

遠藤「それもお前の場合はもはや逆らうことすらできない・・・・・・・・」



遠藤「もはや逆らうことすらできない・・・・お前の場合はっ・・・・!」


みたいな

Waaaaaaaaaa!!Chase the light!
手を伸ばした~のにまだ~♪

立木「とばく部に入部したはずのカイジ・・・・・・・だが・・・・・!」

立木「そこに待ち受けていたのは利根川の罠だった・・・・・・・・・!」

立木「利根川に半強制的に入部させられたのは、カイジを廃人へ追い込もうとするごらく部であった・・・・・・・!」

立木「そして・・・・・・一度あっただけでカイジを洗脳と呼べるレベルまで支配してしまった謎の催眠術師杉浦綾乃・・・・・・・・!」

立木「これらの脅威に立ち向かい、果たして生き残ることはできるのか・・・・・・・!!」

カイジ(自分でもいろいろ考えてみたが・・・・・・要は杉浦先輩のことを考えなければいいんだ・・・・・・!)

カイジ(だが・・・・・・気が付いたら杉浦先輩のことばかり考えてしまう・・・・・・・)

カイジ(そのたびに熱がでる・・・・・・・)

立木「そう・・・・・・杉浦は・・・・・・カイジに対して自分のことを考えてしまうよう催眠術をかけていたのだ・・・・・・!」

立木「それはまるで・・・・・・・カイジを死へといざなう魔の手のごとく・・・・・・・!」

カイジ(くそっ・・・・・・!とにかく今は部活にいこう・・・・・・・!)

ガララッ
カイジ「こんにちわー」

ちなつ「結衣せんp・・・・・ってなんだ、カイジ君か」

カイジ(この女・・・・・・昨日と雰囲気が違う・・・・・・!?)

カイジ「ほかのみんなは・・・・・・・?」

ちなつ「結衣先輩と京子先輩はわからないけどあかりちゃんは日直の仕事」

カイジ「そ、そうか・・・・・・」

カイジ(昨日はもっと・・・・・・ニコニコしていたはずなのに・・・・・・)

カイジ(この女・・・・・・もしかして俺のことが嫌いなのか・・・・・・!?)

カイジ(馬鹿な・・・・・!!昨日の俺は完璧だったはず・・・・・・!)

カイジ(確かに最初いきなり泣いたが・・・・・・・それだけだったはずだ・・・・・!)

カイジ(なのにこの女のこの態度・・・・・・・まさか・・・・・・)

カイジ(最初から俺が嫌いだったけど昨日はみんなの前だったからそれを隠して作り笑いをしていたっていうのか・・・・・・・・?)

カイジ(みんなの前では猫をかぶり・・・・・・・俺の前では態度を悪くする・・・・・・)

カイジ(この・・・・・悪魔めっ・・・・・・・!!)

カイジ(初対面で嫌われる覚えなどはない・・・・・・がおそらく俺が初対面で嫌われるとしたら・・・・・・・)

カイジ(この鋭利なアゴと鼻・・・・・・・!!)

カイジ(つまり・・・・・・・この女・・・・・・面を食らいしもの・・・・・・・)

カイジ(面食いだ・・・・・・・・!)

カイジ(おそらく俺のような醜男の存在がゆるせないんだ・・・・・・・・)

カイジ(ちくしょう・・・・・・・・ちくしょう・・・・・・!)

カイジ(俺が何をしたっていうんだ・・・・・・・・・!!)

立木「溢れる涙・・・・・・・持って生まれたもののどうしようもなさ・・・・・・・・・!)

立木「カイジは・・・・・・このときはじめて痛感した、己の無力を・・・・・・・・!」

http://i.imgur.com/egJJM.jpg
http://i.imgur.com/XmmPl.jpg

>>265
上で萌え死んだから下も同じだろうと期待したのに・・・・・・・!

30分~1時間くら休憩する

レズだと・・・ふざけるなよ・・・・!それを口にしたら・・・戦争だろうがっ・・・・・!

こんな中学生はいやだ

この>>1っ…!
休憩するのに「出かけてくる」とかわけのわからんどう考えても嘘だろ見栄はんな
っていう言い訳をするそこらへんの>>1と違い
正直に「休憩する」というのには好感が持てるっ…!

      キ        //   /::::://O/,|      / これは……
      ュ     / |''''   |::::://O//|     /   半ば おまじない
      .ッ       \ |‐┐ |::://O/ ノ   ヾ、/
       :       |__」 |/ヾ. /    /  だが 半ば……
         ヽ /\  ヽ___ノ / . へ、,/          照準…!
        /  ×    /  { く  /
        く  /_ \   !、.ノ `ー''"
  /\        ''"  //
 | \/、/           ゙′
 |\ /|\ ̄

   \|

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
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新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
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16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

いつもの

ちなつ「ところでカイジ君」

カイジ「な、なんだ・・・・・・・!」

ちなつ「あなた、結衣先輩のことどうおもってる?」

カイジ(結衣先輩をどう思う・・・・・・・だと・・・・・・?)

カイジ(これは当然悪口を言っちゃだめっ・・・・・・・・!アウツっ・・・・・・・・!)

カイジ(前に聞いたことがある・・・・・・・・陰口を叩く人間は嫌われる、と・・・・・・・!)

カイジ(けっ・・・・・・はまったりするかよ、お前の策略・・・・・術中に・・・・・・・・!)

カイジ(だがまてよ・・・・・・・)

カイジ(俺はまだこの部に入って二日目・・・・・・・・・)

カイジ(この部の現状をまだなにも知らない・・・・・・・)

カイジ(もしかしたら結衣先輩はいじめられている立場なのかもしれない・・・・・・・・・!)

圧倒的再開・・・・!

カイジ(そもそもこの腹黒女がいきなり結衣先輩の話題を吹っかけてきたんだ・・・・・・・)

カイジ(これは当然互いに結衣先輩の悪口を言い合って共通の意見を持つもの同士で親交を深める、そのためのものだ・・・・・・・!)

カイジ(ここでもし俺が結衣先輩に対して好意的なことを口にしたらどうなる・・・・・・・?)

カイジ(いじめられしものを助ければ次は俺がいじめられる側になるだろう・・・・・・・・)

カイジ(そして最悪結衣先輩もいじめる側にたつかもしれない・・・・・・・・・)

カイジ(だれがそんな貧乏くじ引くかよ・・・・・・・・・・!)

カイジ(悪いが・・・・・・・・地獄に落ちてもらうぜ・・・・・・・結衣先輩には・・・・・・!)

立木「そう、結局のところ・・・・・世の中はやらなければやられるのだ・・・・・・・!」

立木「これぞ弱肉強食の世界・・・・・・・・・自然の摂理・・・・・・!」

立木「それはこの人間社会でも変わることはない・・・・・・・・・・!」

カイジ(そうさ・・・・・いじめなきゃいじめられるんだ・・・・・・・・・)

カイジ(だから俺は結衣先輩をいじめる・・・・・・・・いじめるんだ・・・・・・・・・!)

カイジ(いじめなきゃいじめられる・・・・・・・・いじめなきゃいじめられる・・・・・・・・いじめなきゃ・・・・・・いじめなきゃ・・・・・・・・!!)

カイジ(でも・・・・・・・俺は・・・・・・・・)

カイジ(いじめない・・・・・・・・いじめないんだ・・・・・・・・・!!)

カイジ「結衣先輩か・・・・・・・?」

カイジ「いい人だと思うぜ・・・・・・・・優しいし・・・・・・・可愛いし・・・・・・・!」

ちなつ(!こいつやっぱり結衣先輩のことを!)

ちなつ「ふーん、でもあんたはこの部に入ったばっかりなんだからあんまり調子に乗らないでよね!」

カイジ(この反応・・・・・・・やっぱり・・・・・・・)

カイジ(いじめられているんだ・・・・・・・・結衣先輩は・・・・・・・こいつに・・・・・・・!!)

カイジ(皆の前では猫をかぶり・・・・・・・・・本性を現すとこれだ・・・・・・・・・!)

カイジ(悪魔っ・・・・・・・・悪魔めっ・・・・・・・・・!!)

カイジ(いいんだ・・・・・・・俺は正しいことをした・・・・・・・!)

カイジ(俺はあの悪魔に屈したりなんかしない・・・・・・・・・!!)

カイジ「結衣先輩は・・・・・・・おれが守るっ・・・・・・・・・・!!」

結衣「うぇ!?」

ちなつ「!」


         , -- 、             あかりは消えていた‥‥‥‥‥‥‥!
           l  ,、,ミ
        ノ(!|"`く`              カイジが振り返った時

       ,. イ/l∧ヱ:ァ-、
      ハ j7^ー个く /,>、         あかりの姿は既になく‥‥‥‥
      ,<_`X「l「 ゙̄|エ ヘ__,.イ
.  _/ / 〉}|─┤ 〈│ |          結局 カイジは伝えられない

.  ‘らノ  〈ノ ̄韭ゝ、._〉l |_
      /  / |  |〈.ヘミj         あかりに送る‥‥‥‥‥
.       l  r'´  |  |
.     |  l     |  |             最後の言葉を‥‥‥!
      |  |     |  |
_____,ゝーく___|-- L______________________________

───┴ーー┴─‐┴--┴───┬┬───────────────────┬┬────
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`「「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「「 ̄ ̄ ̄ ̄
                                  \アッカリーン/

カイジ「あ、結衣先輩・・・・・・・!!」

カイジ「例えどんなことがあっても・・・・・・・俺はあんたの味方です・・・・・・!」

結衣「ちょ、ちょっとカイジ君、いきなり何を///」

ちなつ(あいつ・・・・・・結衣先輩にアタック(告白)して!)

ちなつ「ちょっと!離れなさい!」バッ

カイジ(こ、こいつ・・・・・・・・・結衣先輩をアタック(攻撃)しやがった・・・・・・・・・!)

あかり「ちょ、ちょっとどうしたの!?」

京子「お、なになにー?」

   しこ・・・・
      
       しこ・・・・

カイジ「みんな、聞け・・・・・・・!」

カイジ「この女は陰で悪口を言うような最低な女だ・・・・・・・・!」

ちなつ「え?」

結衣「・・・・・・・カイジ君、さすがにそれは冗談でも言っちゃいけないよ」

カイジ「えっ・・・・・・」

京子「私もけっこう冗談言うほうだし、カイジもおんなじように冗談言ったりするからこれから楽しくやっていけると思ったけど」

京子「こういう冗談は好きじゃないな」

あかり「あかりも・・・・・・・そういうのはよくないと思うよ」

カイジ「な、何いってるんだ・・・・・・・?」

立木「カイジ、自分の状況をまるで理解していない・・・・・・・・・!!」

立木「正義は自分にあり、ちなつこそ悪・・・・・・・そう考えていた・・・・・・・・!」

立木「だが・・・・・・・・事実は逆・・・・・・・まさに四面楚歌・・・・・・・!」

立木「しかしカイジ、そのことにいまだ気づいていない・・・・・・・・!!」

カイジの闘いはまだ始まったばかりだ・・・・ッ!


  >>!先生の次の作品にうんたらかんたら

カイジ(そうか・・・・・・こいつら・・・・ちなつに俺の悪口を吹き込まれていやがるのか・・・・・・・!!)

立木「人は・・・・・・・一度正しいと思ったことは何も考えずに貫き通そうとする・・・・・・・」

立木「たとえそれが理にかなっていなかったとしても・・・・・・・・・自らの間違いを認めようとせず・・・・・・!」

カイジ「この性悪女・・・・・・・・!!よくもみんなを・・・・・・・・!」

カイジ「お前みたいな悪党・・・・・・・・しn・・・・・・!」

パシーーーーーーーーーン

結衣「・・・・・最低」

カイジ「へっ・・・・・・?」

立木「カイジ、茫然っ・・・・・・・!」

立木「自分の身になにが起こったのかまるで理解していない・・・・・・・・・!」

焼き土下座はよ

うぐ・・・途中まで良い感じだったのに・・・




立木「そして夕刻・・・・・」

立木「夕日が沈もうとしているなか、一人川原にたたずむカイジ・・・・・・・・・」

カイジ「・・・・・・・」ボーーーーーー

カイジ(俺は・・・・・・・俺は・・・・・・何やってんだろうな・・・・・・)

カイジ(せっかくごらく部で楽しくやっていけると思ったのに・・・・・・・・)

カイジ(これから3年間・・・・・・みんなと楽しく・・・・・・・やっていけるとおもったのにっ・・・・・・!)ジワッ

綾乃「あれ、カイジ君?」

カイジ「す、杉浦先輩!?」

綾乃「な、泣いてるの?」

カイジ「い、いや・・・・・これは・・・・その・・・・・・」

立木「突如現れた謎の催眠術師、杉浦綾乃・・・・・・!」

立木「カイジの運命やいかにっ・・・・・・・・・!!」

立木「続くぅっ・・・・・・・・!!!」

                       _
                   /)/ノ,>    す  嵌
                   | lン.)っ   で   っ
                   |/ .〈/    に.  て
                      l   )    泥.  い
                   |iii||||||    中  る
                     |iii||||||        :
                    |ii||||||||      首.  :
                ┌|ii|||||||||      ま   :
       、~"イイ__   /iiii|||||||||||     で   :
      ゝ:::::::::::レヘ .|__「iii|||||||||||||      :   :
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;イ::::::::</(ン ,_,<||||||||||||l'';;;;;;;,,,,,   :

;;:;:::;;;;;:::,,,;;;ム;/);;;モヽ u (ニ'ヘ||||||||l;;;::;;;;;;;..''':;;;,
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::;;;;;;;;:::;;;;;;;;;'';;;つ;;::::;;;''';;;;;;,,,'':::::::;;'';;;;;;::::;;::;;;''::::;;;;;;;

あいたいとかあなたを愛してるとか♪
そんもん今更もう聞きたかねぇよ♪

夜ごと正論嫌になーる♪
便利な言い訳を這い回る♪

立木「ごらく部の自己紹介を終え二日目活動をしようとしていたカイジ・・・・・・・・」

立木「だが、そこで待ち受けていたものは・・・・・・・・・!」

結衣「・・・・・最低」

立木「自らが守ろうとしたものの拒絶っ・・・・・・・・!!」

立木「そして・・・・・・突如現れた謎の催眠術師・・・・・・・!」

立木「カイジの運命や如何に・・・・・・・・!?」

綾乃「なにかあったの?」

カイジ「じ、実は・・・・・・・」




カイジ「それで・・・・・・俺、どうやら勘違いしてたみたいで・・・・・・・・」

カイジ「みんなに・・・・・みんなにどんな顔で会えばいいのか・・・・・・」ポロポロ

綾乃「カイジ君、あなたの考えは立派よ」

カイジ「す、杉浦先輩・・・・・・・・」

綾乃「自分がいじめられるかもしれないってわかってるのに、それでも船見さんを守ろうって思うなんて・・・・・そうそうできることじゃないわ」

綾乃「だけどね、早とちりはダメよ?」

綾乃「吉川さんだって同じごらく部なんだから、陰で悪口を言うような人じゃないって信じてあげなきゃ」

カイジ「・・・・・・・そうですよね・・・・・」

綾乃「さ、明日みんなに謝りにいきましょ」

カイジ「で、でも・・・・・・・・・」

綾乃「どうしたの?」

カイジ「は、恥ずかしい・・・・・・・・・」

綾乃「ふふ、それなら私も一緒に謝りにいってあげるわ」

カイジ「え・・・・・・!?さ、さすがにそれは悪いですって・・・・・・・・!」

綾乃「じゃああなたは一人でちゃんと謝りにいけるの?」

カイジ「う・・・・・・そ、それは・・・・・・」

綾乃「決まりね」

カイジ「・・・・・・はい」

綾乃(カイジ君ってとっつきにくそうだと思ったけど意外と喋ったりできる人なのね)

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

カイジ号泣・・・・!

あかりどこだよ

立木「翌日・・・・・・・」

カイジ「き、昨日はすいませんでした・・・・・・・・!!」

カイジ「俺・・・・・勘違いしてて・・・・・・・・!!」

結衣「わ、私は別に気にしてないから・・・・・・・ちなつちゃんに・・・・」

カイジ「き、昨日は本当に・・・・・すまなかった・・・・・・!!」

綾乃「カイジ君もこの通り反省してるから許してあげられないかしら?」

ちなつ「い、いいですってば!私も全然気にしてないので!」

ちなつ「カイジ君、これからはちゃんと仲良くなろうね」

カイジ「あ、ああ・・・・・・・・!!」

京子「よかったよかった!」

え?あ、あかりちゃん?

カイジ「う・・・・・・・うぅ・・・・・・・・」ポロポロ

あかり「えぇ!?カイジ君どうしたの!?」

カイジ「み・・・・・みんな・・・・・みんなが優しくって・・・・・・・!」ポロポロ

結衣「もう、大げさだよ」

カイジ(なんかよくわからないけど・・・・・・・変な船で男とデブに裏切られたり・・・・・・・)

カイジ(利根川先生にいろいろひどいことされたり・・・・・・・・)

カイジ(遠藤先生に1億以上強奪されたり・・・・・・・・)

カイジ(俺が死ぬような思いをして地下の牢獄みたいなところで働いてた仲間を助けたのに裏切られたりしているビジョンが浮かんでくるせいで・・・・・・・・・)

カイジ(みんなの・・・・・・・・みんなの優しさが・・・・・染みるっ・・・・・・・!)

立木「皆との仲直りができたカイジ・・・・・・・!!」

立木「だが、そんなカイジ感じていた違和感がさらに大きくなる・・・・・・!!」

カイジ(くっ・・・・・・・最近寝ても覚めても杉浦先輩のことしか考えられない・・・・・・!)

カイジ(いったいどなっていやがるんだ・・・・・・・・!)

カイジ(杉浦先輩のことを考えると以前よりもさらに熱っぽくなる・・・・・・・)

カイジ(そして・・・・・杉浦先輩に早く会いたいとさえ思ってしまう・・・・・・・)

カイジ(おそらくこれは杉浦先輩の催眠術で自分の手足となって働かせることができるようにしたのだろう・・・・・・!)

カイジ(しかも仮にそうなってもいいとさえ思ってしまう・・・・・・・・)

カイジ(これは遠藤の言うとおり手遅れかもしれない・・・・・・・)

カイジ(だが、あの杉浦先輩がそんなことを考えるのか・・・・・・・?)

カイジ(杉浦先輩はあんなにいい人なのに・・・・・・・俺を奴隷のように働かせようなんて考えるのか・・・・・・・・?)

カイジ(いったいどうなっていやがる・・・・・・・!!)

ごはんの時間です

アヤノなら俺の右斜め後ろで首振ってるよ

>>470
俺の綾野も後ろで腰振ってるよ

>>461
>>468
いや、揚げ足取りじゃなくてカイジを女体化して読むものなのかなと思ってw

カイジ「ちょっちまっちっ……中学生っ……!!」

>>479
カイジの女体化は何故か全く想像付かない

カイジ「まあいい、とりあえず部室に行くか・・・・・・!」

カイジ(そういえばちなつには謝ったが京子先輩にも蛇と言ったこと謝るべきだろうか・・・・・・・?)

カイジ(いや、別に蛇と言ったのは心の中だけだし・・・・・・・大丈夫か・・・・・・・?)

カイジ(まあ大丈夫だろうな・・・・・・うん・・・・・!)
ガララッ

ボトッ
カイジ「ん・・・・・・・・?」

本物そっくりの蛇のおもちゃ「」

カイジ「こ、これは・・・・・・・京子先輩・・・・・・・!?」

カイジ(ま、まさか・・・・・・・本当に蛇だったのか・・・・・・・・!?)

空気っ……!圧倒的っ……!空気っ……!!

京子「お、よく私が仕掛けたってわかったなー」

結衣「いや、こんないたずらするのお前くらいだろ」

カイジ(っ・・・・・・・!いたずらだったのかよ・・・・・・・!)

カイジ(やはりお前は・・・・・・・蛇・・・・・・っ!)

京子「それにしてもカイジは全然びびらなかったなー」

京子「結衣なんて驚きのあまり天井突き破って・・・・・」

結衣「ねーよ」

あかり「ねーねーみんな、あかりトランプ持ってきたからババ抜きしようよ」

カイジ(ババ抜き・・・・・か・・・・・)

カイジ(一見単なる運否天賦に見えるが・・・・・このギャンブル、実は奥が深い・・・・・・)

カイジ(相手の表情を読む洞察力・・・・・・・相手に表情を読まれないようにするポーカーフェイス・・・・・・・・)

カイジ(なるほど・・・・・・利根川・・・・・ごらく部の本当の活動は・・・・・賭博だった、というわけかい・・・・・・・!)

カイジ(確かにとばく部、なんて名前じゃ廃部にせざる負えないよな・・・・・・・・・)

カイジ(だが・・・・・・ごらく部という名前であれば秘密裡にギャンブルをすることができる・・・・・・・!)

カイジ「いいぜ・・・・・・受けて立ってやる・・・・・・この勝負・・・・・・・!!」

カードをひく順番
カイジ→あかり→結衣→ちなつ→京子

初期手札
カイジ6枚 あかり5枚 結衣4枚 ちなつ6枚  京子6枚

あかり(うう~・・・・あかりがババだよ~)

カイジ(さて・・・・・俺があかりからカードをひくのか・・・・・・・・)

カイジ(まず戦略としてはカードを一枚引こうとする・・・・・・・・・・)

カイジ(その時の表情がかならず少しはでるはずだ・・・・・・・)

カイジ(ババだったときは安堵、そうでないときは絶望的な表情・・・・・・・)

カイジ(いくぜ・・・・・・・!)スッ

あかり(あ、カイジ君がババをひこうとしてる!)ニコニコ

カイジ(これは・・・・・ババか・・・・・・・!?)

カイジ(だがまて・・・・・・こんなあからさまにニコニコするものなのか・・・・・・!?)

カイジ(おかしい・・・・・・これは罠なのか・・・・・・?)

カイジ(いや・・・・・その程度の罠小学生でも思いつく・・・・・・・)

カイジ(俺たちは中学生だ・・・・・・・!)

カイジ(つまり・・・・・・・!!ここは裏の裏をかいて別のカードだ・・・・・・・!!)スッ

あかり(あっ・・・・・カイジ君別のカード引いちゃった)シュン

カイジ(悪く思うなよ・・・・・・)ポイッ

カイジ カード5枚

あかり「よし、それじゃあ結衣ちゃんからカード引くよ!」

結衣「うん、いいよ」

あかり「えい!」

あかり「あーん、揃わなかったー」

あかり カード6枚

結衣「それじゃあ私はこれで」

結衣「お、そろった」

ちなつ「やりましたね、結衣先輩♪」

結衣 カード2枚

ちなつ「それじゃあいきますよ」

京子「ちなつちゃん、カードよりも私をとって!」

ちなつ「あー、そろわなかた」

京子「無視かいな」

ちなつ カード6枚

京子「それじゃあカイジ、行くよー!」

カイジ「ああ・・・・・・・」

カイジ(まあ俺はババは持ってないしなにを引かれても大丈夫、か・・・・・・・・・)

京子「そりゃ!」

京子「お、そろった!」
1順目
カイジ 4枚 あかり 5枚 結衣  2枚 ちなつ 6枚 京子  4枚

カイジ「よし・・・・いくぜ・・・・・・・!!」スッ

あかり(あ、それはババじゃないよカイジ君・・・・・)

あかり(お願い、カードを変えて!ババを取って!)

カイジ(この表情・・・・・・これはババじゃない、安全だ・・・・・・・)

カイジ(いや、だが待てよ・・・・・・?奴がさっきと同じ戦略をとると思うか・・・・・・・?)

カイジ(さっきはそれで敗れたんだ・・・・・・・となると次はさっきと真逆の表情を作るにきまっている・・・・・・・!)

カイジ(よし・・・・・・カードを変えるぞ・・・・・・・・!)スススッ

あかり(あ、それそれ!カイジ君、それを取って!)

カイジ(この表情・・・・・・これが安全なカードだ・・・・・・・!!)

カイジ(いや、だがしかし待て・・・・・・!)

カイジ(これくらいの考えは奴だってもっているはずだ・・・・・・・・・!)

カイジ(もしかして・・・・・・・俺は踊らされているのか・・・・・・・・!?)

あかりマジ天使

カイジ(となるとやはりさっきのカードが安全か・・・・・・・)スススッ

あかり(あ、それじゃな!ババはそれじゃないってばぁ!)

カイジ(よし・・・・・・・・・)

カイジ(・・・・・・・・ぐっ!)

カイジ(なにか嫌な予感がする・・・・・・・!)

カイジ(もしかしてこの俺の思考・・・・・・・奴は読んでるんじゃないのか・・・・・・・?)

カイジ(となると・・・・・・・やはりこっちのカードが安全だ・・・・・・・!)スススッ

カイジ(いくぜ・・・・・・・!!)サッ

あかり(やった!カイジ君がババをひいてくれた!)

カイジ(なっ・・・・・・・馬鹿な・・・・・・・!!)

カイジ(完全に奴の考えの裏を書いたと思ったのに・・・・・・・!)

カイジ(奴はそれすらも読んでいたのか・・・・・・・・・)グニャー

結衣(あ、カイジ君ババひいたな)

ちなつ(顔がぐにゃーってなってる)

京子(順番的にしばらくは安全かな)
カイジ 5枚

>>550
ミスった
京子順番的に全然安全じゃない

あかり「それじゃああかり結衣ちゃんのカード引くね!」

結衣「うん」

あかり「えい!」

あかり「わーい、そろったー!」

あかり 3枚

結衣「それじゃあちなつちゃん、引くよ」

ちなつ「はい!」

結衣「うーん、さすがにそんな簡単にあがれないかー」

結衣 2枚

ちなつ「それじゃあ引きますね」

京子「おいでちなちゅー」

ちなつ「ちなちゅ言うな」スッ

ちなつ「あ、そろった」

ちなつ4枚

カイジ(どうする・・・・・・?)

カイジ(どの位置にババを配置すればいい・・・・・・)

カイジ(おそらく・・・・・京子先輩の性格からして真ん中のカードをひくだろう・・・・・・・・)

カイジ(ちょうど俺のカードの枚数も奇数・・・・・・・これは神が真ん中に配置しろ、という啓示・・・・・・・・・!)

カイジ(いや・・・・・だからこそ真ん中は危険・・・・・・!)

カイジ(京子先輩は確実に真ん中はとらないだろう・・・・・・)

カイジ(なぜなら・・・・・真ん中はリスクが高い・・・・・・!)

カイジ(一番とりやすい位置にあり、かつ京子先輩の性格からして真ん中をとる・・・・・・・)

カイジ(そのことは京子先輩自身もしっているだろう・・・・・・・)

カイジ(ならば左か右のカードを引くにきまっている・・・・・・・!)

カイジ(そりゃそうだ・・・・・・仮に俺が真ん中に置いてなかったとしても確率は4分の3でババを引かないんだ・・・・・・・)

カイジ(この読み・・・・・・・まず正しい・・・・・・・!)

カイジ(となるとあとは左右のどこに配置するかが問題だ・・・・・・・・・!)

カイジ(確かハンター×ハンターでクラピカは人間は左と右を選ぶとき、無意識に左を選択する、といってた・・・・・・・・)

カイジ(となると・・・・・・・俺からみて右に配置するのがベスト・・・・・・・・っ!!)

カイジ(ちなみに今やってるハンター×ハンターの1期のED、「just awake」を歌ってるFear, and loathing in las vegasはカイジ2期のOP「Chase the light」を歌っている・・・・・・・・!)

カイジ(すごくかっこいいバンドだからぜひともいろんな人に聞いてほしいぜ・・・・・・・!)

カイジ(新しくでたアルバムは最高すぎるっ・・・・・・・・!)

カイジ(じゃなくって・・・・・・・そうだ、俺からみて右に配置するんだった・・・・・・・・)

カイジ(となると一番右か・・・・・・・右から2番目か・・・・・・・)

カイジ(一番右を取りそうな気がする・・・・・・が違う・・・・・・!)

カイジ(これはブラフ・・・・・・罠だ・・・・・・!)

カイジ(結局のところ京子先輩がここにはババがない、と思いそうな右から2番目・・・・・・・!)

カイジ(ここにババを配置するのが正しい・・・・・・・・・!)

2期のOPは確かにかっこよかった

カイジ「こい・・・・・・!」

京子「ほい」

カイジ「なっ・・・・・!!」

カイジ(あっさり真ん中を・・・・・・・!?)

京子「お、やーりぃ、そろった!」

2順目
カイジ4枚 あかり3枚 結衣2枚 ちなつ4枚 京子2枚

カイジ(なっ・・・・・気が付けば俺が一番負けている・・・・・・!?)

カイジ(あ、あるかよ・・・・・そんなこと・・・・・・!?)ジワッ

カイジ(ここまで入念に積み上げてきた勝ちへの道・・・・・・)

カイジ(それがちょっとの不運や不ツキ・・・・・・・そんなもののために消えるっていうのかよ・・・・・・・!)

カイジ(俺は・・・・・・・俺は・・・・勝つ・・・・・・!!)

消えるって何だよwww

中学生なら漫画も読むわなwww

ハンターハンターのplayだっけ
op大好きダッタナー

カイジ「いくぜ・・・・・・・!!」バッ

あかり(なんかカイジ君すごい迫力・・・・・)

カイジ「よし、そろった!!」

カイジ3枚

あかり「それじゃあ引くね」

結衣「うん」

あかり「あーそろわなかったー」

あかり カード3枚

結衣「それじゃあちなつちゃん、引くね」

ちなつ「はい♪」

結衣「お、あがりー」

カイジ「な、なにぃ・・・・・・・・!?」

京子「ちぇ、結衣が一番かー」

あかり「最初にカードたくさん捨ててたもんね」

結衣 1位

背中に滲む汗・・・・・・ッそれは熱さ故か・・・ッそれとも・・・・・・ッ・・・!!

ちなつ「それじゃあ京子先輩、引きますよ」

京子「どうぞー」

ちなつ「あ、そろいました!」

ちなつ 2枚

京子「それじゃあカイジ、引くけどいいかな?」

カイジ「ま、まてっ・・・・・・!!早まるな・・・・・・・・!!」

京子「い、いや待つけどさ」

カイジ「いまババの配置を考えるからっ・・・・・・・少しまて・・・・・・・!」

ババがあるって言っちゃったよwww

カイジ(どうする・・・・・どこにする・・・・・・!9

カイジ(確立にして33パーセント・・・・・・だが、その確率を高めるなにかがあるはずだ・・・・・)

カイジ(もうクラピカは当てにならない・・・・・・・)

カイジ(となると逆か・・・・・・・?)

カイジ(いや・・・・・・それとも真ん中か・・・・・・・?)

カイジ(さっきの京子はまるで何も考えていなかった・・・・・・・・)

カイジ(となると真ん中が一番いいのか・・・・・・・・)

カイジ(だがもし京子先輩が次ちゃんと考えてカードをひくんであれば真ん中は絶対にない・・・・・・・)

カイジ(いや、考えるからこそ真ん中の可能性もあるかもしれない・・・・・・)

カイジ(となれば・・・・・・・ここは真ん中だ・・・・・・・・!)

カイジ「またせたな・・・・・・」

ここまでゆるゆりで2話目
カイジだと6話目

京子「ん」スッ

京子(げ・・・・・)

カイジ(や、やった・・・・・・!)

カイジ(やったやったやった・・・・・・やった・・・・・・・・・!!)

カイジ(僥倖・・・・・・・神がついに俺に味方をした・・・・・・・!)

カイジ(まさに至福・・・・・圧倒的至福・・・・・・・・!!)ポロポロ

あかり(カイジ君、やったね!)

ちなつ(げー、京子先輩からカード引くのあたしなんですけどー)

3順目

カイジ2枚 あかり3枚 結衣1位 ちなつ2枚 京子2枚

今のはじめの一歩ほどじゃないよ

カイジ(あとはカードを減らすだけだ・・・・・・!)

カイジ(いくぜ・・・・・・・!!)スッ

カイジ(ちっ・・・・・揃わなかったか・・・・・)

カイジ3枚

あかり「えいっ!」

あかり「あー、だめだったー」

あかり3枚

ちなつ「そりゃ!」

ちなつ「お、あがりましたー!」

カイジ「あ、ああああああぁぁぁぁぁ・・・・・・・!?」グニャー

カイジ(馬鹿な・・・・・・2位まで・・・・・・・・・!!)

京子(ちぇー、ババ引けよなー)

ちなつ2位

京子(んじゃ引くね)

カイジ「ああ・・・・・・」

京子「あーもう、だめじゃーん」

4順目
カイジ2枚 あかり3枚 結衣1位 ちなつ2位 京子2枚

ババ抜きって沸点低い奴らの態度で前半終わる前には誰が持ってるか丸わかりになるよな
最後の二人までさっぱりわからないガチバトルとかやってみたいわ

>>650
うちの母ちゃんとばあちゃんは手練
ずっとにこにこしてる

カイジ「いくぜ、あかり・・・・・・・!」

カイジ(こい・・・・・・!!勝利の女神よ・・・・俺に微笑め・・・・・・・・!)

カイジ(っ・・・・・ダメか・・・・・・・・!!)

あかり「それじゃああかり引くね」

京子「ほいどーぞ」

あかり「えいっ!」スッ

京子(やった!)

あかり(あ・・・・・ババだぁ)シュン

京子「それじゃあカイジ、とるよ」

カイジ「あ、ああ・・・・・・」

カイジ(頼む・・・・・あがらないでくれ・・・・・・)

カイジ(これ以上起こらないでくれ・・・・・・・・理不尽・・・・・・!)

京子「お、よっしゃあーがりっと」

カイジ「あ・・・が・・・・が・・・・・・あ・・・・ぁ」グニャー髪真っ白
5順目

カイジ2枚 あかり3枚 結衣1位 ちなつ2位 京子3位

次のターンで勝つ確率
カイジ 2/3
あかり (1/3)*(1/2)=1/6

・・・け!・・・け!・・・引け!・・・引け!

立木「カイジ・・・・遂に一騎打ちっ・・・・!」

>>671
確率なんてクソ食らえだ
あんなもの勝負の場じゃたいていずれた能書きなのさ
確率通りにやって勝てるなら誰も苦労はしない

福本作品の名言集より

カイジ(だ、だが・・・・・だが・・・・・・!)

カイジ(俺のほうが圧倒的優勢だ・・・・・!)

カイジ(あかりのカードは3枚・・・・・・うちババ1枚)

カイジ(そして俺のカードは残り2枚・・・・・・・・)

カイジ(俺が先にペアになるカードを引けばそれで俺の勝ち・・・・・・)

カイジ(仮にババを引いてもまだ大丈夫・・・・・・・!)

カイジ(あかりは2回ペアをつくらなければ上がることはできない・・・・・!)

カイジ(その点おれは一回だけ・・・・・・・しかも現時点でババはもっていない・・・・・・)

カイジ(そうさ、もう出尽くしたんだ・・・・・・・俺の不運・・・・不ツキ・・・・・・・悪運は・・・・・・・!!)

カイジ(さて・・・・・・・どれだ・・・・・・?)

カイジ(どれがババだ・・・・・?)

カイジ(真ん中か・・・・・左か・・・・・右か・・・・・・)

カイジ(この最終局面・・・・・・まさか真ん中に置きはしないだろう・・・・・・)

カイジ(真ん中・・・・・普通の神経なら真ん中を選ぼうと思う奴はいないからな・・・・・)

カイジ(なぜなら・・・・・真ん中は人間の心理的に最も選びやすい場所・・・・・・!!)

カイジ(となれば・・・・・・カードを引く側が絶対に真ん中を取らないとわかれば左か右に配置するはず・・・・・・・)

カイジ(となれば・・・・・・・おそらくやつはクラピカの言っていることを間に受けているだろう)

カイジ(馬鹿め・・・・・・とんだ大間抜けさ・・・・・・・!)

カイジ(クラピカの言うことは信用できないとこの俺がさっき身を持って証明した・・・・・・・!)

カイジ(どっちにしろ俺は真ん中を選ぶから関係ないが、な・・・・・・・)スッ

カイジ「が・・・・が・・・・・・・」グニャーーー

あかり「それじゃあ次はあかりが引くね」

カイジ「ま、待て・・・・・・!!待ってくれ・・・・・・!」

カイジ「頼む・・・・・この通りだ・・・・・・!」

あかり「そ、そんな必死にならなくてもあかりは待つよぉ!」

カイジ(どうする・・・・・・?)

カイジ(左に置くか・・・・・・・?右に置くか・・・・・・・・・?)

カイジ(くっ・・・・・これでババをひいてくれなかったら俺の負け・・・・・・・!)

カイジ(・・・・・・・!そうか・・・・・・・!!)

カイジ(きっと奴は俺がクラピカの言うことを信じてあかりから見て左側に置くと考えるはず・・・・・・)

カイジ(とくれば俺はその逆・・・・・・・あかりからみて右側・・・・・つまり俺からみて左側に置けばいいんだ・・・・・・・!)

カイジ(勝った・・・・・・・・!)

カイジ(結局お前の最後の敗因は・・・・・・・クラピカに頼ったことなのさ・・・・・・!)

あかり「じゃああかりこれ!」

カイジ「はっ・・・・・?」

あかり「やったぁ、これであがり!」

戦績
結衣 1位
ちなつ2位
京子 3位
あかり4位
カイジビリ

カイジ「そ、そんな・・・・・・・嘘・・・・・だろ・・・・・・・!?」

カイジ「ゆ、夢だ・・・・・・夢に決まってる・・・・・・・・・」

???「はははっ・・・・・・・・・!!」

???「ところがどっこい・・・・・・夢じゃありません・・・・・・・!!」

???「これが現実・・・・・・・・現実です・・・・・・・・・!!」

カイジ「だ、誰だ・・・・・・・・・・!?」

【レス抽出】
対象スレ:カイジ「は・・・・・?ごらく部・・・・・・・?」
キーワード:クラピカ

抽出レス数:23

【レス抽出】
対象スレ:カイジ「は・・・・・?ごらく部・・・・・・・?」
キーワード:あかり

抽出レス数:19

友情出演:一条

娯楽部を傾かせて左側を取らせやすくする展開か

綾乃「こら一条君、急に入ってきて失礼でしょ」

千歳(綾乃ちゃんも歳納さんに対してはそんなに変わらんとおもうけどなー)

???「失礼、わたくし、生徒会の一条と申します」

カイジ「せ、生徒会だと・・・・・・!?」

カイジ「生徒会がなんで杉浦先輩と・・・・・・・・!?」

綾乃「あら?私は生徒会副会長よ」

立木「なんと謎の催眠術師の正体は生徒会副会長であった・・・・・・・・!!」

立木「そして突如現れたこの一条という男はいったい・・・・・・・・・・!?」

立木「続くっ・・・・・・・・!」

オ○ニーで失われるエナジー♪
いいー、それでいいー♪

>>715
どんな展開だよwww

少し休憩
さすがに疲れた

この一条輝かしい未来(高校生活)の為に生徒会に入りやがった

Take it easy,It's gonna be alright
Have faith and trust what a person you are!

立木「謎の催眠術師の正体は生徒会副会長だった・・・・・!」

立木「そして・・・・突如現れたこの男はいったい・・・・・・!?」

カイジ「一条とかいったな・・・・・・なんの用だ・・・・・・!」

一条「単刀直入言おう・・・・・・君たちごらく部は本日をもっておしまいた・・・・・・・・!」

カイジ「はっ・・・・・・・?」

京子「ちょ、ちょっと、それってどういうこと!?」

一条「どういうこともなにも茶道部の部室を不法占拠・・・・・・・・!ろくな活動はしない・・・・・・・・!」

一条「こんな部が正式に認められてるのがどういうこと!?、だ・・・・・・・・・・!!」

結衣「すごい正論だな・・・」

京子「綾乃ぉ・・・・・なんとか言ってよぉ」

綾乃「ごめんなさい・・・・はっきり言ってこれ正論なの」

カイジ「待てよ・・・・・・一条・・・・・・・」

一条「なんだ・・・・・・?」

カイジ「いくら正論だからっていきなりあらわれていきなり廃部って言われて・・・・・・・納得できるかよ・・・・・・!」

一条「ならばいきなりじゃなければいいのか・・・・・・・?」

カイジ「なに・・・・・・・?」

一条「来月までだったらいいのか・・・・・・・!?」

カイジ「ぐっ・・・・そ、それは・・・・・」

立木「カイジ絶句・・・・・・!!」

立木「この男の言うことがすべて正しい・・・・・・故に言い返すこともできずただ黙るだけ・・・・・・!」

バ――カッ・・・・・・・・!
終わりなんだよ・・・・・・!
金がなくなりゃ・・・・・・・・部室は・・・・!
それが学校の鉄則だ・・・・!

一条「それじゃあ私はこれで・・・・・・」

カイジ「ま、待て・・・・・・・!」

一条「まだなにか・・・・・・・?」

カイジ「勝負だ・・・・・・・!」

カイジ「俺と勝負してもしお前が負けたら廃部の件は取り消しだ・・・・・・・!」

一条「勝負・・・・・?何をするつもりだ・・・・・・・・?」

カイジ「大富豪だ・・・・・・・!」

一条「なるほど・・・・・面白い・・・・・・・!」

一条「いいだろう、受けて立ってやる・・・・・・・!!」

トランプを部屋の隅に集めて部室を傾ける展開が来るなこれ

カイジ「まず基本的なルールは理解しているな・・・・・・・?」

一条「当たり前だ、生徒会を舐めるな」

カイジ「ローカルルールの説明に入る・・・・・・・」

カイジ「このゲーム、はっきり言って地域によってルールがばらけすぎている・・・・・・・」

カイジ「よってこの勝負・・・・・・ハンゲームというオンラインゲームの大富豪と同じルールで統一する・・・・・・・」

ハンゲームの大富豪
7渡しなし
11バックなし
5飛びなし
8切りあり
10捨てなし
通常時は2は反則上がり、革命時は3が反則あがり
ジョーカーは2枚出してあろうと3枚だしてあろうと出したら反則あがり
8も同様
階段出しはマークがそろっていないと出せない
階段縛りはなしだがマーク縛りはあり

カイジ「こんなところか・・・・・・・・」

                         ______
                         |  ,.へ、__,.ヘ/
                         | / \  ∠ヽ
                         |i^|「::::::ノ=l:::::ィ   / ̄ ̄ ̄ ̄
   ,. -‐- 、               |ヽ|   r_ \l   | 静粛に……!
  _/       \     ____/| ∧. (二二7!   < この男は今 トイレで
∠   ハヾミニ.r-、\∠L:r‐-‐-、:::::::::|/ ヽ_‐__.」`ー- |  余分なカードを便器に捨て 流した
. /ィ ,L V∠ \l \\.)j j j j`二i\    /:|:::::::::::: | 最初に言ったはずだ
  W、ゞi ,、~ __ 「 ̄∧ ヾ´´´   |.  \ / |:::::::::::: | そういう行為は一切認めていないと・・・・・・!
    ,ゝし'/ ,ノ.|  / i  l.     l    \、.|::::::::::::   繰り返す! カードの破棄は
   l 、`ヾニンl\./\|l、_」     ヽ、 /  ヾ::::::::::::   無条件で別室行きだっ・・・・!
.    | l    | _l\ト、  | \r──‐┐ト/ / r‐┴-、:::
.   |. |    7 l  ヽ | /☆☆☆.| | ∨ {ニニヾヽ

カイジ「足りないところは随時追加していく」

一条「だが1対1では少しカードが多くないか・・・・・・?」

カイジ「そこはジョーカー合わせた54枚のカードからお互いに13枚ずつ引きその13枚で戦う」

カイジ「先に3回勝ったほうの勝ちでカード交換はなしだ」

一条「わかった」

カイジ「よし・・・・・・じゃあはじめるぜ・・・・・・!!」

ところで一条って博才あるのか?
本編ではカイジと沼を戦わせて一喜一憂してただけだろ

カイジの手札
スペード
3457Q
ダイヤ
782
クローバー
2J
ハート
A
ジョーカー1枚

カイジ(よし・・・・・悪くない手札だ・・・・・・)

カイジ(ジョーカーまである・・・・・・!2も2枚・・・・・・5枚出しの革命もできる・・・・・!!)

一条「先行はどうする・・・・・・・?」

カイジ「ジャンケンだ」

カイジ「じゃーんけーん・・・・・・・」

一条「ポン・・・・・・・!」

>>765
ミスった
先に2回勝ったほうだった
3回勝負とごっちゃになったんだ

カイジ「ルール追加だ」

カイジ「あいてのジョーカー(一枚出しの時限定)は3のカード3枚で返すことができる」

ス=スペード
ハ=ハート
ク=クローバー
ダ=ダイヤ


先行 一条

一条「そうだな・・・・・これで」

ク4ダ4

一条の手札:残り11枚

カイジ(2枚だしか・・・・・)

カイジ(よし、ここはこいつで行くか・・・・・!)

ス7ダ7

一条「ふむ・・・・・・・」

一条「なら無難にこれでいくか・・・・・・・!」

ス9ハ9

カイジ(出すには出せる・・・・・が・・・・・そのためには2やジョーカーを使わなければならない・・・・・)

カイジ(まだ勝負ははじまったばかりだ・・・・・・!!)

カイジ「パスだ・・・・・・・!」

一条「いいのかな・・・・・・?」

カイジ「なに!?」

一条「あがるぞ・・・・・次で・・・・・・」

カイジ「ば、馬鹿な・・・・・張ったりだ・・・・・・!」

ご当地ルールどころか同じ地域の中でもルールが違うこともあるほど色んなルールがあるからね

一条 :残り9枚

カイジの手札
スペード
3459Q
クローバー
J2
ハート
A
ダイヤ
82
ジョーカー1枚

カイジ(だ、大丈夫・・・・・俺はジョーカーもあるし2も2枚あるんだ・・・・・)

カイジ(このまま負けるわけがない・・・・・・!!)

一条「死ねぇ・・・・・・・・!!貧民がぁ・・・・・・・・・・・・!!」

ス6ダ6ク6ジョーカー
革命

一条の手札:残り5枚

カイジ「なっ・・・・・革命だと・・・・・・・・!?」

正直俺ならこの雰囲気の中口を挟める自信がない

立木「虐げられし者たちの反逆・・・・・・・革命・・・・・・!」

立木「持たざる者の決死の反撃・・・・・・・!」

立木「カイジは・・・・・・・完全に虚をつかれた・・・・・・・・!!」

カイジ(だ、だが・・・・・・まだ俺は革命返しができる・・・・・・・・)

一条「革命返しができる・・・・・・なんて考えてるんじゃねぇだろうなぁ・・・・・・・・・!?」

カイジ「な、なに・・・・・・・・!?」

一条「もうてめぇは詰んでるだよ・・・・・・・・・!!」

ハ3ダ3ク3

一条の手札:残り2枚

カイジ「なっ・・・・・3が3枚・・・・・・・!!」

一条「これを倒すことは絶対にできない・・・・例えジョーカーが2枚あろうとも・・・・・・!!」

一条「終わりだカイジ・・・・・・・!」

ク8
8切り
一条の手札:残り1枚

スA
一条、アガリ

カイジ「ぐっ・・・・・・・!」

一条「はははははっ・・・・・・!」

一条「おまえみたいなゴミがこの俺に勝てるわけがないんだよ・・・・・・・・!!」

カイジ「ぐっ・・・・・それはちょっと運が悪かっただけ・・・・・・・・」

一条「本当か・・・・・・・?」

一条「お前の手札はどんな手札だった・・・・・・・・?」

カイジ「ぐっ・・・・・・そ、それは・・・・・・」

一条「ふん、まあいい・・・・・・・負け犬の手札など興味ないさ・・・・・・・・!!」

カイジ「ぐ・・・・・・!」

ゆる……
    ゆり……

2回戦
カイジの手札
ダイヤ   467 10
スペード  467810
クローバー3      J
ハート  3      J

カイジ(ぐっ・・・・・弱い・・・・・・!)

カイジ(2枚出しはたくさんできるが・・・・・・これではとても勝てない・・・・・・)

一条(勝負あったな、カイジ・・・・・・俺の勝ちだ・・・・・・!!)

※周りは無視してババ抜きをしています

一条の先行
一条「しょっぱなから俺の勝ちだ・・・・・・・!」

ク4ク5ク6ク7

カイジ「か、革命・・・・・・・!?」

一条の手札:残り7枚

一条「まだあるぞ・・・・・・・!」

ハ5ハ6ジョーカーハ8

カイジ「ば、馬鹿な・・・・・・2度も革命を・・・・・・・!」

一条の手札:残り5枚

一条「さあ、どんどん行くぞ・・・・・・!」

ハAクA

一条「だせないか・・・・・・・?ならば俺の勝ちだぞ・・・・・・・!?」

カイジ「ぐっ・・・・・・すまない・・・・・みんな・・・・・」

>>830
5行目ミス
一条の手札は9枚ですた

一条の手札:残り3枚

ダ3

一条の手札:残り2枚

カイジ(も、もうだめだ・・・・・・奴の手札は残り2枚・・・・・・もう勝てない・・・・・)

カイジ(奴は勝利宣言をしている・・・・・おそらくあの2枚のうち1枚は2だろう・・・・・・)

カイジ(俺はジョーカーをもってないからそうなったらあの2は返せない・・・・・・つまり・・・・・俺のせいでごらく部は・・・・・・)ポロポロ

あかり「あきらめないで、カイジ君!」

カイジ「あ、あかり・・・・・・!」

圧倒的主役・・・!

結衣「そうだよ、こんなところであきらめちゃだめだよ!」

カイジ「結衣先輩・・・・・・・・」

ちなつ「そうよ、ここでまけたらごらく部はどうなっちゃうのよ!」

カイジ「ちなつ・・・・・・・・・」

京子「カイジ・・・私たちのごらく部を守って!」

カイジ「京子先輩・・・・・・・・・・!」

綾乃「生徒会からこんなことを言うのは立場的におかしいけれども・・・・・」

綾乃「本音を言うと私もごらく部になくなってほしくないの・・・・・・」

綾乃「そして忘れないで・・・・・・あなたは一人で戦ってるんじゃないの!」

カイジ「杉浦先輩・・・・・・・・・・・!!」

カイジ(そうだ・・・・・・こんなところであきらめてどうする・・・・・・・)

カイジ(俺は一人じゃない・・・・・・・一人じゃないんだ・・・・・・・・!!)

カイジ(このカードを使ってどうやって奴を・・・・・・・・・・あぁ・・・・・そうか・・・・・!!)

立木「その時、カイジの脳裏をよぎる、圧倒的閃き・・・・・・・・・!悪魔的奇手・・・・・・・・・・!!」

一条、圧倒的アウェー……!!

カイジ「悪いな、一条・・・・・・俺の勝ちだ・・・・・・・」

一条「なに・・・・・・・・!?」

一条(馬鹿な・・・・・・・俺は2を持っている・・・・・・)

一条(そしてこの余分なカードを出してアガリだ・・・・・・・)

一条(やつのさっきの絶望的な表情からしてジョーカーを持ってるはずがない・・・・・・・・)

カイジ「とりあえず8切りだ・・・・・・・!」

ス8

カイジの手札残り12枚

一条「ふん、苦し紛れにカードを減らしたところでどうにもならん・・・・・・・・・!」

カイジ「一条、お前のもってるカードのうち一枚は2だろ・・・・・・・・・?」

一条「なっ・・・・・・・!?」

どっちで上がっても反則上がりか

カイジ「その反応・・・・・図星・・・・・・・・!」

一条「くっ・・・・・・それがどうした・・・・・・・・・!」

一条「それがわかったところで止めることはできない・・・・・・・・・!!」

カイジ「そうかな・・・・・・・?」

カイジ「確かに一人じゃあ・・・・・・・一枚じゃあその2を止めることは無理だ・・・・・・」

カイジ「だが・・・・・・仲間がいたらどうかな・・・・・・・?」

一条「何を馬鹿な・・・・・・・・はっ・・・・・!」

一条「まさか・・・・・・・貴様・・・・・・・!!」

ク3ハ3

一条「っ・・・・・パスだ・・・・・・!」

ダ4ス4

一条「ぱ・・・・・・パス・・・・・・・っ!!」

ダ6ス6

一条「ぐっ・・・・・・パ・・・・ス・・・・・」

ダ7ス7

一条「パ・・・・・・ス・・・・・・・」

ダ10ス10

一条「ぱ・・・す・・・・・・っ!」

カイジ「終わりだ、一条」

カイジ「俺にはお前みたいに革命を起こすだけの力もない・・・・・・・」

カイジ「協力な力をもった切り札もありはしない・・・・・・・・・・・」

カイジ「だが・・・・・・・俺にはみんながいる・・・・・・・・」

カイジ「それだけで・・・・・・・・・俺は戦うことができるんだ・・・・・・・・・!!」

クJハJ
カイジアガリ

当たり前だろ(震え声)

あかり「や、やったぁ!!」

結衣「カイジ君!」

京子「カイジ、よくやった!ほめてつかわそう!」

ちなつ「ま、今回はよくやったわね」

カイジ「へへっ・・・・・・・みんなのおかげだ・・・・・・」

綾乃「ふふっ、よかった」

カイジ(それに・・・・・・杉浦先輩のおかげでもあるんだ・・・・・・・)

一条「ぐ・・・・・・ぐぅ・・・・・・!」

カイジ「さあ一条・・・・・・・・!最終戦だ・・・・・・・!!」

キーンコーンカーンコーン

マッチ三戦目っ……!!

一条「くっ・・・・・・残念ながら時間だ・・・・・・・!」

カイジ「逃げるのか・・・・・・・・!?」

一条「なんとでもいうがいい・・・・・・・俺はこれから兵藤校長のところにいくんだ・・・・・・・!」

一条「怒られるのが怖いからな・・・・・・・・・・!!」

カイジ「そんな怖い先生なのか・・・・・・・・?」

一条「お前はあのお方の恐ろしさをしらないからそんな減らず口を言えるんだ・・・・・・・」

一条「まあいい、とりあえずごらく部廃部の件は今回は保留にしておいてやる・・・・・・・!」

一条「だがまっていろよ・・・・・・・次はかならず俺が勝つ・・・・・・・・・・!」

カイジ「ふん、望むところだ・・・・・・・・!」

カイジ・・・・圧倒的ごらく部員っ・・・・!!

一条「失礼するっ・・・・・・・・!」バタン

京子「よ、よかったぁ」

結衣「一時はどうなるかと思ったけどカイジ君のおかげで助かったよ」

カイジ「へへ、よしてくださいよ・・・・・・・・・!」

ちなつ「む、結衣先輩に褒められたからって調子に乗らないでね!」

ちなつ「ま、今回は確かによくやってはくれたけど・・・・」

あかり「えへへ、カイジ君はごらく部の英雄だよ!」

カイジ「大げさだな、あかりは・・・・・・・・・・!」

京子「それじゃあ今日の活動をはじめます!」

カイジ「おう」

立木「こうして、カイジVS一条の戦いは終わった・・・・・・・・」

立木「決着こそつかなかったもののカイジはごらく部を守るという当初の目的を達成した・・・・・・・・・」

立木「だが、まだ一条はごらく部を廃部にさせることをあきらめていない・・・・・・・・!」

立木「とはいえ、カイジは一時とはいえ手に入れたのだ・・・・・・・・・・・平和な日常を・・・・・・・!」

立木「カイジたちの日常は続く・・・・・・・・まだまだ続く・・・・・・・・!」

未来は僕らの手の中~♪

ひとまず終わり

長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいま した!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです (正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、 これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じていま す。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸 れたのか、それは人それぞれだと思います。 少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちに なってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にあり がとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお 願いします! ではこれにて。

はい、実はバカイジの人でした~
前回は途中でやめてごめんね

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