凛「プロデューサーの寝言」 (27)

・・・・・・事務所・・・・・・

凛「ただいま」

卯月「お仕事終わりました―!」

未央「疲れたー!」

ちひろ「あら、凛ちゃん、卯月ちゃん、未央ちゃんおつかれさま、あったかいお茶でも飲みますか?」

卯月「ありがとうございます!」

未央「じゃあ私も貰う!」

凛「じゃあ私も貰おうかな」

ちひろ「はい!じゃあ3つ用意しますね!」コポポ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387552894

ちひろ「はい、どうぞ」カチャ

未央「ありがとー!」

ちひろ「いえいえ、どういたしまして」

凛「…そういえばちひろさん、プロデューサーは居ないのかな?」

ちひろ「あ、いえ、事務所に居ますよ」

ちひろ「ただ最近疲れが溜まってるみたいで、今ちょっと仮眠中ですね」

卯月「プロデューサーも大変なんですね!」


ちひろ「あ、これからちょっと回らないといけない所があるから行かないといけないんだけど…」

ちひろ「もしまだ事務所に居るならちょっとお留守番頼まれてくれませんか? …プロデューサーさんを起こすのも忍びないですし」

未央「ん?私は全然大丈夫だよ!」

卯月「私も大丈夫です!」

凛「じゃあ私も留守番してようかな」

ちひろ「ありがとうね、みんな! 電話とかがかかって来たなら応対しておいてね」

卯月「わかりました!」

ちひろ「それじゃあ失礼して…ちょっと行ってきますね」ガチャ

未央「行ってらっしゃーい!」


・・・・・・

凛「…さて」スクッ

卯月「あれ?凛ちゃんちひろさんが居なくなるなり急に何処に行くの?」

凛「…皆はプロデューサーの寝顔見てみたくは無いの?」

未央「! 見たい!」

卯月「みたいです!」

凛「だったら仮眠室…行くしかないよね?」


・・・・・・仮眠室・・・・・・

未央「そろりそろり…」

凛(一応言っておくけど静かにね、プロデューサー起きたら元も子もないし、疲れてるのに起こしちゃうのは可哀相だから…)

卯月(了解です!)

未央(こいつら直接脳内に…!)

凛(そういうのいいから)

未央(あ、はい)


P「zzz…」グーグー

凛(発見したね)

未央(それじゃあ早速寝顔を拝借…)



卯月(…結構可愛い寝顔ですね)

未央(だらしない顔が良いね!)

凛(…うん、いつもと違って抜けてて良いね)

P「うーん…zzz」

未央(あれ?起こしちゃった?)

凛(いや、大丈夫、寝てるっぽい)

P「うーん…卯月は…いつも笑顔で可愛いなあ…」zzz

卯月(!?)


未央(ええ!? なになに? やっぱり起きてる?)

凛(落ち着いて未央、寝言だよこれ)

卯月(ビックリしました…)

P「それにいつも元気だし、頑張ってるからな…」zzz

卯月(ね、寝言でも褒められると嬉しいですね…)

未央(やったねしまむー!)

P「普通普通って言われるけど『普通に可愛い』だからな…」zzz

P「いわば上の中ってことで普通に凄く可愛い…」zzz

卯月(えへへ…)

P「これからもアイドルとして頑張っていってほしい…」zzz

卯月(はい!島村卯月!頑張ります!)


P「うーん…んごごご…スピー」zzz

未央(あ、いびきだ)

P「うーん…」

P「まってくれー未央ー…」

未央(!?)

凛(…夢が切り替わったのかな?)

P「そんなに急がなくても海は逃げて行かないぞー…」

卯月(夏の時の海での撮影の話ですかね?)

P「水着ちゃんみおカワイイ…そして綺麗だ…」

未央(!)

P「水も滴る良い女…」

P「いつもの三倍増しくらいで可愛いぞ…」

未央(えへ、えへへ…)

凛(…良かったね、未央)

P「ここだけの話水着ちゃんみおが可愛すぎて夜も眠れません…」

未央(寝てるじゃん! …なーんて、えへへ…)

卯月(かつてない程上機嫌ですね!)

凛(…次、私宛の寝言来てくれるかな?)


P「うーん…んごごご…スピー」zzz

未央(あ、またいびきかいた)

凛(これで夢が切り替わる…のかな?)

P「凛…」

凛(!! 来た!)

P「凛…駄目だって…ここは事務所だぞ…マズイって!」

凛(!?)
未央(!?)
卯月(!?)



P「駄目だって…こんなこと…」

凛(なななななな…!)
未央(こここ、これってまさか…)

P「あっ、止めてくれ、服を脱がせないでくれ…」

凛(あわ、あわわわ)
卯月(きゃー!きゃー!)
未央(わー!わー!)


P「お、おい…!そんな汚いところ舐めるんじゃない!」

凛(……ッ!///)
未央(こ、これもう…あわわわ…)

P「う…ああ…そんなにしゃぶって…」

凛(#$&&##$@*&!!?)
卯月(これはもう確定ですね…)

P「うう…べとべとになっちゃったじゃないか…」

凛(!! ~~~~っ///)カァァァ…

P「服が…」

凛(!!!?)
未央(服!?)
卯月(ぶっかけですか!?)

P「あっ、ああ!駄目だってぇ!俺のスーツ食べないでぇ!!」

卯月(凛ちゃん何してるの!?)
凛(わたしそんな事しないよ!?)
未央(うわぁ…)


P「うーん…んごごご…スピー」zzz

凛(ちょっとまって!私の回だけこんなのはあんまりだよ!)
卯月(ドンマイ凛ちゃん…)

P「うーん…ううん…」

P「ああ…もう出ないよぉ…」

凛(!?)
卯月(!?)
未央(!?)


P「やめてぇ…搾り取らないでぇ…! 本当にもう空っぽなのぉぉ!」

凛(こここ、今度は何!?)
未央(まさかさっきの続き!?)

P「ああ、そんなぁ!服を返してぇ!」

卯月(さ、さっきの続きっぽいですね!)
凛(「ちょっとまって!」とは言ったけど続けて貰っても困る!)

P「せめて、パンツだけでも返してぇ…こんな恰好あんまりだよお…」

未央(パンツまで取られてるー!?)
凛(何やってんの私ぃ!?)

P「あぁ…!、そんなお尻まで…うぅ酷いよぉ…」

凛(お、おおおお尻!?)
卯月(あわわわわわ)

P「うう…ちひろさん…お尻の毛まで毟るなんて…」

未央(ちひろさーーーん!!!)
凛(搾り取られてる―――!!!!)
卯月(持ってるものすべて持ってかれてる―!!)

P「うぅ…スタドリはもう買えないんですぅ…」グスッ


P「うーん…んごごご…スピー」zzz

凛(や、やっと終わった…)
卯月(い、色々衝撃的な内容でしたね…)
未央(今度私プロデューサーにごはんおごってあげよう…)

P「んぁぁ…中…出てるぅ…」

未央(続いたー!?)
凛(い、いや、一旦いびき挟んでるから別の夢のはず!)
卯月(な、中って…お、男同士ですか!?)

P「おほぉ…しょんなぁ…ひどいよぉ…」

凛(なんでこの人は淫夢しか見ないの!?)
卯月(あわわわわ///)

P「ひぎぃ! しょれ以上しゃれたら死んじゃうのほぉぉぉぉ!!」

未央(うわぁ…)
卯月(濃厚ですね…)


P「やめてぇ、ちひろさん…肝臓は二つも無いよぉ」

凛(中(身)出てるぅー!)
卯月(ちひろさん酷いー!!)
未央(それ以上搾取したらプロデューサー死んじゃうよぉぉ!!)


P「うーん…んごごご…スピー」zzz

凛(き、切り替わった?)
卯月(なんかもう、…油断できませんね!)
未央(なんでこう、…一個外した所に来るかなぁ…)

P「さて、今日も仕事疲れたなぁ…」zzz

未央(もういっそプロデューサーの夢の内容当てっこする?)
卯月(あ、それ良いかもしれません!)
凛(そうだね、そうすれば冷静な目で見れるかも)

P「ほら、輝子ここが俺の家だ、さあ上がってくれ」



凛(輝子ちゃん滅★殺)
未央(凛ちゃん落ち着いて!!冷静な目で見て!!)
凛(2人ともどいて、そいつ殺せない!)
卯月(キャラがおかしくなってますよ!?)
未央(これ夢!夢だから!!)


P「どうした? 緊張するなよ、ん?友達の家には初めてきた? なるほどな」

凛(はぁはぁ…そう、夢、だからね!冷静に分析しなきゃね!!)
卯月(そうそう!落ち着いて…)
未央(分析始めよう?ね?)

P「まあ、それじゃあ早速俺のキノコの世話をして貰おうかな」ボロン

未央(!!)
卯月(…凛ちゃん?)
凛(大丈夫、分かってるこれは夢、夢…)

P「ああ…輝子に可愛がってもらうと、俺のキノコも元気になるよ」

凛(…! ええっと…この夢は…)
未央(ま、まずキノコは比喩とかじゃなくそのままの意味だと私は読むね!)
卯月(あ、相手は輝子ちゃんですもんね!)


P「うう…俺のキノコもどんどん大きくなって…うっ」

凛(キノコって大きくなるものなの?)
卯月(ゆ、夢ですから!何でもありですから!)

P「ふぅ…ごめんな輝子、俺のミルクかかっちゃったな…」

凛(キノコってミルク出るもんなの?)
未央(こ、この前輝子ちゃんがチチタケって言うミルク(?)の出るキノコ見して貰ったよ!)

P「お、…おい輝子…飲むなんて…俺のミルク」

凛(『俺の』ミルク…?)
卯月「ふ、深読みし過ぎですよ…」

P「おいしい…? そ、そうか、ならいいんだが」

凛(…)
未央(ええっと! これはPさんの家で育ててるキノコを輝子ちゃんに見て貰ったって解釈だと私は思うな!)
卯月(そうですよね!私もそう思います!ね!凛ちゃん!)

P「ふぅ…スッキリした」

凛(…ごめん、今回ばかりは「そういう」夢にしか見えない)
卯月(そ、そうですか…)
未央(さ、さーて正解はなんだろなー?)



P「まさか右乳首から松茸が生える奇病にかかるとは…」zzz


凛「分かるかぁ!!」
卯月「いくら夢でもやって良い範囲ってのがあるんですよ!!」
未央「バーカバーカ!!」

P「うぉ!?」ビクッ

凛未央卯月「あ”っ」

P「…それで、寝顔を見に来たつもりが誤って寝言に突っ込んでしまったと」

凛未央卯月「ごめんなさい…」

P「いや、十分寝たからちょうど良いくらいだけどさ…」

P「不意に突っ込まれるとか…一体俺はどんな寝言を言ってたんだ?」



凛「私にイタズラされてた」
卯月「ちひろさんに搾り取られてた」
未央「輝子ちゃんに自分のキノコのお世話させた上にぶっかけたミルクを飲ませてた」

P「!?」




おわり

以上、お粗末さまでした。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom