一夏(何も思いつかない…)

一夏「…よろしくお願いします」

千冬「貴様は挨拶もろくに出来んのか」

一夏「千冬姉!?」

女子生徒Ｃ「キャーーー千冬様よ!!!!」

女子生徒Ｄ「私を踏んで下さい!!!!」

箒(千冬さんをお姉さんと呼ぶということは…あいつが本当に一夏なのか？)

千冬「私がこのクラスの担任の織斑千冬だ」云々…

ー寮(シャワー)ー

箒(何故一夏がIS学園にいるのだ？しかも女装？いや、そもそもあいつは本当に一夏なのか？完全に女だったが…)ｼｬｰ

？？？「ここが俺の部屋かぁ」

箒「同室の者か？すまんなこんな格好で、シャワーを使っていたものだか…ら…」

一夏「おう、箒」

箒「」

箒「き、貴様何故ここに…お、お前は何者だ!?」

一夏「何者って、幼なじみの顔も忘れたのか？薄情な奴だな」

箒「私の知っている一夏は男だ」

一夏「おいおい男って…箒知らなかったっけ？俺、実は女だったんだ」

箒「は？」

一夏「入院した時に精密検査したら女だった」

箒(なんと言うことだ…)

一夏「早く気付けてよかったよ、傷も残らなかったし」ﾋﾟﾗｯ

箒「す、スカートをめくるな///」

一夏「女どうしだしいいだろ……それにしても箒の胸大きいな」

箒「死ね！」

一夏「俺のはあんまりなんだよなぁ」ﾓﾐﾓﾐ

箒「む、胸を揉むな！」

箒「寝巻きに着替えるから向こうむいてろ」

一夏「手伝ってやるよ」

箒「帰れ！」

一夏(箒怒りっぽくなったなぁ)

箒(私の初恋がこのような形で終わるとは……)

一夏(幼)「どろだらけになっちゃったなぁー」

箒(幼)「う、うん」

一夏(幼)「おふろいっしょにはいろうっか」

箒(幼)「いちか、それはなんだ？」

一夏(幼)「これか？おしっこするところだよ」

箒(幼)「ふーん」

一夏(幼)「おんなにはないのかな？ちふゆねぇにもなかったし」

箒(幼)「へー」ｼﾞﾛｼﾞﾛ

一夏(幼)「さわってみる？」

箒(幼)「いいのか？よ、よし…」





箒「はっ」(なんという夢だ……あんな昔のこと…もう意味がないのに)

千冬「今日はクラス代表を決める、立候補でも推薦でもいいぞ」

女子生徒Ａ「一夏さんがいいと思いまーす」

一夏「えっ！？」

女子生徒Ｂ「私も一夏様に一票」

一夏(千冬ねぇに恥かかせるわけにはいかないし…)



セシリア「ちょっとお待ちになってください」

一夏「何だ？」

セシリア「わたくしをお忘れでなくて」

一夏「我が儘そうなお嬢さまだな…」ﾎﾞｿｯ

セシリア「ちょっと聞こえてますわよ！」

一夏「なんだかんだでセシリアと決闘することになった」

箒「知らん」

一夏「そんなこと言わずに助けてくれよ」

箒「離れろ！くっつくな！」

一夏「箒冷たいなぁ」ﾓﾐﾓﾐ

箒「胸を揉むな！死ね！」ﾊﾞｷｯ

なんだかんだで一夏、セシリアに勝利


セシリア「わたくし、一夏様についていきますわ」

女子生徒Ａ「セシリア様が一夏様一派に入ったことで…」

女子生徒Ｂ「学園の７割が一夏様一派に…」

箒(一夏人気なのか……まさか私に友人が出来ないのは…)


？？？「ちょっとあんたたち！！」

女子生徒Ａ「誰？」

？？？「何で誰も私の話してないのよ！専用機持ちが転校してきたのよ！」

一夏「あれ？鈴か？」

鈴「一夏ぁ！！」

一夏「何でここに？」

鈴「あんたが入ったって聞いたから追い掛けて来ちゃった！」

千冬「授業が始まるぞ、２組に帰れ」

鈴「げっ千冬さん……一夏、また会いに行くから」

一夏「鈴は元気だな」ﾊﾊｯ

鈴「一夏来たわよ」

一夏「よう鈴」

箒「…どうも」

鈴「あんた私と部屋変わりなさいよ」

箒「は？」

鈴「あんた一夏が男だったって知ってるんでしょ」

箒「ああ…」

鈴「一夏が女になった時に私がいろいろ世話したんだよねー、だから変わって」

箒(意味がわからん)

一夏「悪い箒、俺が頼んだんだ」

箒「な、何！？」

一夏「俺が男だったことが気になってちゃんと寝れてないだろ？ 変わったほうがいいと思って」

鈴「そういうことだから、バイバイ」






箒(１人部屋に移されてしまった…)

千冬「転校生だ」

シャル「シャルロット・デュノアです、よろしくお願いします」






シャル「同じ部屋だね、よろしく」

箒「あ、ああ」

シャル(箒さんって綺麗だなぁ)

箒「ルールを決めておこう」

シャル(そういえば一夏様も格好良かったなぁ)

ラウラ「私はお前を認めない」ﾊﾟｼｰﾝ

一夏「」

女子生徒Ａ「一夏様が」

女子生徒Ｂ「殴られた」

セシリア「ありえませんわ！」

シャル「一夏様…」

箒(このクラス大丈夫か…)

千冬「タッグマッチだ」



シャル「一夏様、僕と組んで…駄目？」

一夏「いいぞ」

セシリア「ちょっとお待ちになって」

鈴「そうよそうよ！！」

一夏「まあ、先に決まっちゃったし」

シャル「えへへ」


箒(どうしよう、誘う相手がいない…)