オーク「ここにお昼寝真っ最中の職務怠慢な女騎士が一人」
オーク「とりあえず手足を縛っておいて……」
オーク「おい、起きるブヒ！」
女騎士「うぅーん……お母さん待って……もう少ししたら仕事ちゃんと行くから……」
オーク「誰がお母さんブヒ、早く起きるブヒ」ﾕｻﾕｻ
女騎士「はっ……こ！ これは一体！？」
オーク「くくく……気分はどうブヒ？」
女騎士「くっ……単独で市街パトロールを行っているところを捕らえるとは卑怯な！」
オーク「木陰でおもいっきり昼寝してたんじゃないかブヒ」
女騎士「あっ、くそ！ 身動きがとれん……ん……はぁん……縄が食い込んでキモチいい//」
オーク「変な声を出すなブヒ！」
オーク「いつもいつも俺たちを虐げる貴様らに今日は復讐をしてやるブヒ」
女騎士「な……なんだと！？」ｺﾞｸﾘ
オーク「これを見ろブヒ！」
女騎士「それはなんだ？ コインに紐を通してオモチャのつもりか？」
オーク「今からこいつでお前に催眠術をかけるんだブヒ」
女騎士「な、なんだと！ ふざけるなっ！」
女騎士「大体そんなものが効くわけないだろう！」
オーク「本には単純な奴に効果絶大とあったブヒ」
女騎士「ふっ……ならやってみるがいい！ そんなチャチな術には屈せん！」
オーク「あなたは俺の言うことを従いたくな～る」
女騎士「……」
オーク「従いたくな～る」
女騎士「……」
オーク「どうブヒ？」
女騎士「オーク様、私に何でも命令してください！」
オーク「うわっ！ 何かほんとに効いちゃったブヒ！？」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません