白レン「最近、七夜の帰りが遅い」(196)

白レン「一体なにをしてるのかしら?昨日も深夜に出て行ったきり昼まで帰ってこなかったし…」

白レン「最近は丸くなったのか人も殺してないっぽいし…じゃあ何をしに出かけてるのかしら?」

白レン「人を殺す以外に興味の無い七夜が………ちょっと気になるわね」

白レン「っ?!べっ別に七夜が心配だからとかじゃないんだからっ!これはただ使い魔として自分のマスターの行動が知りたいだけでっ!…///」

白レン「と言う事で七夜の後を着けてみる」

深夜


七夜「ちょっと出てくるよ、いつもどおり先に寝ていてくれ」

白レン「ムッ、今日も出かけるのね?最近、外出が多いんじゃなくて?」

七夜「ああ、ちょっとね」

白レン「別に何でも良いけど…また前みたいに勝手に変な奴に着いていって勝手に消えそうになりさえしなければね」

七夜「ああ、分かってるよ、ご主人様」クックック

白レン「分かれば良いのよ、分かれば」

七夜「じゃあ、行ってくる」

白レン「ええ、気を付けて」

七夜「ははっ“気を付けて”か、一介の殺人鬼に掛ける言葉にしては芸が過ぎてる、いつもの君らしくないね?レン」ニヤニヤ

白レン「うるさいわねっ///早く行きなさいよ!///」

七夜「はいはい、じゃあ出かけてくるよ」シュッ


白レン「全く、もう…さて私も…」シャラン

人気の少ない大通り

七夜「~♪~♪」

白レン(電柱に隠れつつ)「けっこう移動したわね…にしてもあの七夜が鼻歌を歌ってるなんて…意外だわ」

七夜「~♪…っ…今日は月が綺麗だ…」

白レン「っ?!…立ち止まった?…月を見てるのかしら?」

七夜「月明かりは余計なモノを呼び寄せる、誘蛾なんてモンじゃない…急ぐか」シュッ

白レン「っ!?消えた?どこ行ったの?!…気配が移動してる…?!この方向は、遠野の屋敷!?」

白レン「ゴクッ…急いだ方が良いわね…」シャラン

ホントに期待してる

遠野邸


七夜「シュタッ…俺だ、志貴…起きてるか?」

遠野「っ?!…お前か……良く来たな」

七夜「フッ…遅くなった」

遠野「いや、良いさ……それよりも…、さぁ……」ガサッ

七夜「殺り合おうか?」ゴソッ

遠野「今日こそ…」スッ

七夜「これの決着を…」スッ

遠野&七夜「「つけてやる」!」ps2コントローラーシャキッ


>>6メルブラした後の眠い中で書いたから自信ないw

遠野邸 庭園 草陰


白レン「七夜は何処に…っ?!気配が近くなってる…?」

白レン「っ?!見つけた…どうやらあの部屋らしいわね、光がこっそり漏れてるし…」

「そこだっ!」 「甘いなっ!兄弟っ!」

白レン「っ!?まさか闘ってるんじゃあ?!ここは遠野の屋敷、敵の本拠地で戦うなんて幾ら七夜でもっ!」サッ!

「蹴り穿つっ!」 「くっ!まだまだっ!」

白レン「ハアッハァッ…七夜っ!」

七夜「キリが無いな…終わらせる」バーン

遠野「こっちの台詞だ…殺す」バーン

白レン「七夜!七夜!」ハァハァ!

七夜「弔毘八仙―――」キュイーン

遠野「視えた―――」キュイーン

白レン「ななっ…や?」

ズバシュッ! キィーン! パリーン!

七夜「ちいっ!!」

遠野「くっ?!」


七夜&遠野「「また相討ちか」」


白レン「え?」

七夜&遠野「「ん?」」


白レン「アンタ、遠野と何やってる…の?」

七夜「遅かったね…どうも、何って、メルティブラッドAAだが…レンこそ、そんな窓に張り付いてなにしてるんだい?」

遠野「あっ、いま窓を開けるよ」ガチャ 七夜「すまない」

白レン「スタッ…ありがとう…って、違うわよっ!!なんでこんな所で遠野とゲームなんてしてるのかって聞きたいのよ!それに遅かったねって…」

七夜「ああ、気付いてたよ?暗殺者を尾行するのにたかが30mしか離れないなんて、気付いてくださいって言ってる様なもんだ。…それよりも、おいおい、人様の家でいきなり大声を出すなんて、レディにあるまじき、じゃないのかい?」

遠野「レディとかは知らないけど、大声を出されるのはちょっと困るよ!秋葉が起きてくるかもしれないだろ?せっかく内緒で買ったPS2なんだ、バレたらちょっと…」

七夜「だそうだ、もう少し静かにしてやれ」

白レン「ぐっ…悪かったわよ…でもこんな所まで来てする事じゃないでしょ?」

七夜「そうでも無い、このメルブラAAはこいつの家しか無いし、それに決着も付いてない」

遠野「かと言って昼は秋葉が怖くて出来ないし、それにこいつも夜しか動けないって言うじゃないか、なら夏休みの今ならどれだけ夜更かししても困る事は無い、となると」

七夜「これだけの好条件が揃ってるのに、手を出さないって言うのは…少し傲慢的とは思わないか?」

白レン「思わないわよっ!…でも、それなら出かける時に一言いってくれれば良かったのに…」ジトォ

七夜「悪いね、でも別にこれくらいの事なら言わなくても良いかなとも思ったんだが

白レン「そんな事ないわよ…」

七夜「フッ…なるほど、お姫様は心配性らしい…大丈夫だよ、俺も未練や義理を残して勝手に消えたりはしないし、誰かのおかげで今は人を殺す気にもなれやしない。なら、こうして暇潰しをさせてくれと志貴に頼んだだけの次第だ」

遠野「こいつの殺人衝動がこれくらいで収まるなら容易い話だよ、でも最初は何かの罠かと思って、安心してゲーム出来なかったけどね?」クスッ

七夜「そりゃ失礼した」クックック

白レン「はぁ…なるほどね…話は分かったけど、でも意外だわ…七夜がゲーム好きだなんて」

七夜「好きってほどじゃない、でも成る程、プレイしてみると一般の奴等がハマる程度には面白いとは思う」

白レン「それ、普通に面白いんじゃあ…」

七夜「それに、このゲームのキャラがまんま俺達だって言うのも、また面白い」クックック

遠野「そうそう、最初はビックリしたんだけど、なんかプレイしている内に気にしなくなっちゃって…それに面白いしね」

白レン「あっそう…面白いゲームだって事は分かったわよ…でも、なんだか…心配して損したわ」ボソッ

七夜「フッ、レン、君も興味が沸いたんだったらやってみると良い、ほらこっちにおいで」(膝の上を)ポンポンッ

白レン「!?///」カァッ

七夜「どうしたんだ?やらないのか?」

遠野「ほら、コントローラー」ズイッ

白レン「あっ、ありがとう…///しっ、仕方ないわね!///そこまで言うならしてあげるわよっ!///」ギュッ

七夜「それでこそ俺のご主人様だ、さぁ、殺し合おう」ギュッ



「消えたっ?!上っ?!」 「寝てろっ!そらっ!まだまだ!斬刑に処す!」 「初心者にコンボって…酷いなお前」


ワーワー キャー キャー ドタドタ ガッシャン キーン ズバシュッ


秋葉(ドアの前)「…私も一緒にしたい」グスン…



                        続く、と思う

すまん、眠たさMAXだ…
やっぱり立てるんじゃなかった…

今日は忙しいんで、たぶん続かないと思う。
もし奇跡的に夜まで残ってたら書くよ。
本当にすまない

家を出るのが8時過ぎなんで、それまでに続き頑張って書いてみる

後日 遠野邸の食卓にて


秋葉「ねぇ、お兄様?昨日の夜の事なんだけど…」

遠野「フワ~…なに?どうかしたの?」

秋葉「いえ、別に…」

琥珀「志貴さん、眠たそうですねぇ…はい紅茶をどうぞ」

遠野「ありがとう、琥珀さん…でも気になるなぁ…どうかしたのか秋葉?」

秋葉「いえ、その…お兄様って“ゲーム”とか…興味ないのかな~と?」

遠野「ブハッ?!…どどどどうしたんだい?急に、げげげゲームだなんてハハハ秋葉らしくないなぁ」

秋葉「特に“格闘ゲーム”とか…」

遠野「ぐっ!?お腹が…ちょっとトイレ行ってくる!」ドタッ!バタバタバタ…

秋葉「…どう思う?琥珀」

琥珀「あれは重症ですねぇ…日頃の行いのせいですよ?秋葉様」

秋葉「はぁ…少しお兄様の娯楽を厳しくしすぎたのかしら…一緒にゲームしたいだけなのに…」ハァ

琥珀「難しい課題ですが、ここはひとつ、ご自身で頑張られてみては如何でしょう?」

秋葉「そうね、自分で撒いた種だもの…仕方ないわ」ハァ…ゲンナリ

志貴の部屋


遠野「まずいまずいまずいまずいまずい」バタンッ!

遠野「PS2はPS2はPS2はPS2は…あった!良かった!ソフトも無事だ!」

遠野「まだ奪われて無いと言う事自体奇跡なんだ。早くこれを、PS2を隠さなきゃあ!…くそっ!せっかくなけなしの金を叩いて買ったゲームとソフトなのに、くそっ!くそっ!」アセッアセッ

遠野「世の中はもうPS3とかXBOX360とかが普通で、果てにはPS4とかXBOX720とかまでが、そろそろ出る時代だって言うのに、ようやく情けなくもPS2を手に入れたんだ!」

遠野「それが!なんでバレたんだ!?あいつの寝てる部屋と俺の部屋はけっこう離れてて防音も大丈夫な筈なのに!?」

遠野「やっぱり昨日の白レンが原因か!…くそっ!詰めが甘かった!まさかこんなに早くバレるなんて…」アセアセ

遠野「どうする?!隠すったって、もうベットの下なんて安易な場所じゃあ駄目だろうし…ああっ!くそっ!もう、この屋敷全ての隠し場所がバレてる気分だ!」

遠野「こうなったら…原因となった本人達にどうにかしてもらうしか無い…」

遠野「思い立ったら吉日!直ぐに出て「お兄さん?ちょっと入っても良い?」くそっ!」

遠野「迂闊だった!まさか、こんなにも早いなんて思わなかった!」

遠野「こうなれば…ええい!直死の魔眼!」キンッ

遠野「秋葉!窓代はいつか弁償するよ!「ええ?!窓代って何ですか?ちょっと!入りますよ!?」すまない!秋葉!今は駄目なんだ!」バッ シュッシュッ パリーン

秋葉「何を言って?!ちょっと今の音は何ですか?!もう、入りますから!」ガチャ

秋葉「お兄さ…って居ない?!窓も綺麗に破られてる…はっ?!まさか?!」ササッ バッ

秋葉「飛び降りて逃げた?!」

※ちなみに後日じゃなくて翌日です

とある路地裏にて


七夜「だから、レン、あそこは中で浮かせてすぐさま空中で弱と中を連打、もしくは…」

白レン「なるほどね、空中のあそこからコンボ入れて〆に掴めば良いのね?」

七夜「流石ご主人様、物覚えが良いね」

白レン「それほどでも無いわよ」

七夜「でも、PS2があれば、こんな口頭じゃなくてもっと簡単に教える事が出来るんだが「おーい!七夜ー!白レンー」…ん?この声は」

遠野「居た!随分と探したんだぞ!」ゼェゼェゼェ

七夜&白レン「「志貴?」」


七夜「…なるほど、事情は良く分かった」

白レン「ごめんなさい、私のせいで…」

遠野「いや、別に謝らなくても良いよ…いずれはこうなってただろうからさ、でも、まさかこんなに早いとは思わなかったよ」

七夜「(昨日のドアの前にあった気配は秋葉のか…)それで?これからどうする?兄弟」

またしばらく書き書きモード

七夜「…なるほど、事情は良く分かった」

白レン「ごめんなさい、私のせいで…」

遠野「いや、別に謝らなくても良いよ…いずれはこうなってただろうからさ、でも、まさかこんなに早いとは思わなかったよ」

七夜「(昨日のドアの前にあった気配は秋葉のか…)それで?これからどうする?兄弟」

遠野「どうするもこうするも、流石に今までの様に屋敷でゲームするのは難しいだろうし…それにコレ自体、もう屋敷には置けないだろうな」

七夜「難題だな…」

白レン「……そうね、もし良かったら私達の隠れ家に一時的にでも隠して置くってのはどうかしら?」

七夜「ああ、その手があった」

遠野「っ?!良いのか?隠させてもらっても?」

七夜「元はと言えば俺達が原因なんだ、それくらいは良いと思うが…それに、ご主人様も一夜にしてメルブラにハマッたらしいし、こちらとしても少し使わせて貰えるとして、好都合だ」

白レン「でも貴方は本当にそれで良いの?少しの間、ゲーム出来なくなるわよ?夜にこっそり屋敷を出るの、難しいんでしょう?」

遠野「ああ、それなら問題無いよ」

遠野「俺はしばらく遠野の屋敷を出る事にしたから」

七夜&白レン「「え?」」

人が多い大通り

秋葉「本当にお兄様は何処に行ったのかしら?ゲームくらい別に怒りはしないのに…」ハァ

秋葉「私だって一緒にゲームしたいのに…なのにあの人達とだけゲームして…」

秋葉「………ずるい」

コノメニウーツルモノハー♪

秋葉「ん?この曲は一体…どうやらあそこから流れてる様ね」ササッ

秋葉「この店の広告用テレビから流れてるのね…アーケードゲーム?ゲームPVらしいわね…」

秋葉「っ?!このゲーム…お兄様が昨日、あの人達と一緒にしてたモノと一緒…」

秋葉「…メルティブラッドって言うのね……」

秋葉「買ってみようかしら…」


アリガトーゴザイヤシター


秋葉「なるほどね、ゲームセンター用のアーケード版と家庭用のゲーム版が出てるのね…こっちは随分と安かったわ…500円なんて…」

秋葉「ふふふ、でもこれでお兄様のやってるゲームと同じのが買えたわ、あとこのソフトをプレイする為のハードもね」

秋葉「PS2…確か結構前に出たハードだったわね…でもPS3の方が新しい筈なのにPS3じゃあPS2が出来ないなんて…ゲームの世界は不思議ね」

秋葉「さて、ゲームも買った事だし、早くお兄様を見つけなきゃね」

補足 アクトレスアゲインは少し高いですけど、前作のアクトカデンツァなら見せによりますが、約500円で売ってます。
ちなみにPS2は未だに8000円くらいすると思います。


七夜「だが、良いのか兄弟?遠野の屋敷を数日だけとは言え、勝手に出てきても」

遠野「良いんだ、せっかくPS2が手に入ったのにソレが出来ないなんて耐え切れないからな」

七夜「…全うな人生とは程遠い様な気がするんだが」ボソッ

白レン「紅茶とお菓子を持ってきたわよ」カチャ

七夜「ああ、ありがとうレン」

遠野「ありがとう、うん、琥珀さんの入れた紅茶と同じくらい美味しいよ」ゴクッ

白レン「どういたしまして、それで?これからは私達の隠れ家に数日間泊まる事になったの?」

遠野「ああ、PS2をしたいし、なによりも今帰ったら絶対にただじゃ済まないからね」

白レン「PS2もしたいのね…」

七夜「なら、さっそくだがするか?兄弟」

遠野「ああ、望む所だっ!」

白レン「なら、私も混ぜて貰おうかしら?」

七夜「ああ、もちろん」


「凍らせてあげる!」 「ちっ?!半分も持っていかれた?!」 「理解したか?これがモノを殺すって言う事だ」

ワーワー キャーキャー キーン バーン パリーン キョクシナナヤー ダセー ヤーラーレーター

七夜ん家テレビあんのか・・・

駄目だ…眠い…

すいませんが、家を出る8時過ぎまで仮眠を取りたいと思います。
保守をしてくださった皆様、ありがとうございます。
もし落ちていなければ、夜に。
もし落ちていたなら完成させて、また次の機会に書きたいと思います。

ちなみに今作が処女作であり、拙い所が多々御座いますが、これからもメルブラのSSをどんどん書きたいと思いますので
どうか宜しくお願い致します。

では、おやすみなさいです。

「容易い、次の夜まで消えるとしよう」

>>52
白レンの力により他人の夢から色々と持ってこられる?らしいです。
実際、鍋とか魚介類とかもソレで出してました。
なのでテレビも出せるのかな…と、適当で曖昧ですwすいませんw

メルブラの設定がよくわからん
七夜は幻的な存在なの?
漫画も路地裏のしか見たことないし

黒レンも混ぜてあげて

裏ルートのロアも出て欲しかったなぁ

シオンて意外とおっぱいでかいんだよな

秋葉「んひぃぃぃぃぃ! おまめさんきもちいいのおおおおお」グチャグチャグチャプシャアアアア

志貴「秋葉! ご飯のときはおまたいじりやめろって何度いえばわかるんだよ!」バッチーン  

秋葉「いやあああ! 秋葉のおまたいじり邪魔しないで! 兄さんしーね! しーね! むひょひょぉぉぉぉぉぉぉぉー」グシャグシャグシャプシャー

志貴「言うこと聞けない悪い奴はお仕置きだな。お豆さん殺すから」

秋葉「いやああああああ! 許してえええええ! おまめさんだめー!」



サクッ



秋葉「あんぎゃああああぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! おまめさんーーーーーー!!!!」ガクガク

志貴「穴でオナニー覚えたらこまるから、この穴も殺すからな。」スパッ

秋葉「おぎょおおおおおおおぎょおおおお!!! アガガガガガガゴゴゴゴゴゴ」ピクピク

琥珀「はい、秋葉さま。今日のおかずはお豆さんの丸焼きですよ」

秋葉「んひぃ、んひぃ……おまめさん…秋葉のおまめさん…」パクッ ブチブチ

志貴「食wwべwwたww」

秋葉「なまえは、とおのあきはです!16さいです!」
   「なかよし学校のすみれ組です!」


 パチパチパチ


志貴「秋葉、完璧だ!凄いじゃないか!」
秋葉「かんぺき?」
志貴「100点満点ということさ」
秋葉「まんてん?あーう?」
志貴(折角褒めているのに、秋葉は完璧や満点の意味が分からないのか…)
   「ん~、とっても上手ってことだよ!」
秋葉「キャキャ!わーい!あきは、じょーず?」
志貴「そうだよ!秋葉は上手だよ!」
   「秋葉も、やっと自己紹介ができるようになったな」
秋葉「あう~♪キャキャ!じょーず!じょーず!」


志貴(秋葉は無邪気でいいよなー。
   しかし、18歳でやっとこのレベルか…
   それに、あと2ヶ月もしたら養護学校も卒業なのに…)
   (なんか、虚しい…)


志貴は深い溜息をついた。


>>71

こういうコピペの元ネタがわからない(゚ω゚?)

翡翠「姉さんリボン忘れて帰っちゃいましたね」

志貴「俺が返してやった白いリボンを忘れるなんて信じらねえ!」

秋葉「そうですね、一度謹慎処分にして懲らしめてやろうかしら」




シエル「ところで、このリボン臭くないですか?」

秋葉「どれ?うわっ!!カビてる!それに、なんかベトベトしてるじゃない!」

有彦「ひでーなーwwwww、自分のリボンくらいちゃんと洗濯しろよwwwww」

翡翠「さすがにちょっと不衛生ですね」

志貴「せっかくあの時返してやったのに、こんな雑に扱うなんて許せねえ!! 腹が立ってきやがった!」 ビリッ!

有彦「あっ、志貴wwwww、リボン少し破れちゃったぞwwwww」

志貴「うるせえ、もはやこんなもんリボンじゃねえ、ゴミ屑だ。 こんなものこうしてやる。」



  ビリッ、ビリビリッ・・・・・・

志貴「あースッキリしたわ」

有彦「やりずぎワロスwwwwwwwwwwwwwww」

秋葉「兄さんの怒りも収まったようですね」

翡翠「でも志貴様の言う通りですね。あれはもはやリボンではありません」

シエル「お腹へったしカレーでも食べに行きましょうよ!」

有彦「先輩wwwwwwwwww、またカレーっすかwwwwwwwwwwwww」




一方、

琥珀「あ!リボン忘れちゃった!大事な大事なリボン♪」

  タッタッタッ・・・

琥珀「ふぅ、確かここに(ガラッ)えっ・・・・・・なん・・・で・・・・・・えっ・・・・・・?」




そこには無惨にひきちぎられた白いリボンが散らばっていた・・・

シオンのニーソは素晴らしい

そういえば翡翠がいない

>>58
七夜はタタリと呼ばれる存在に遠野志貴の『殺人鬼に自身がなっていたら?』というIFをそのまま具現化した存在です。
一種の幻ですが、ちゃんと傷が出来たり致死量の攻撃を食らえば消えたりします。

ちなみに8時過ぎに起きられませんでした…それにここまで保守されているとは…皆様、本当に感謝しております。
拙い文ですが、頑張って続きを書きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

夜10時頃 とある路地裏の隣の路地裏


???「リン~リン~リン~♪…こうだ、ほらやってみると良い」

???「こっ、こうかな~?」ギコ~ギコ~ギコ~♪

???「違う違う!そこはもっと音程上げて!それじゃあ演奏なんて程遠い、ただの子供のお遊びじゃないか!違うよ、こうだ!こう!」リン~♪リン~♪リン~♪

???「ふぇ~!難しいよぉ~」アセアセ

???「ふふ、さつきにはバイオリンなど難しいでしょう。ですが、ほら私はどうですか?」~♪~♪~♪

???「…ふぅ、シオンのは音はちゃんと整ってはいるんだが、それだけだ。美しさが曲に乗ってない。なんというか…計算されつくした音みたいな…まるで演奏じゃなくて演算を聴かされてるみたいだよ」ハァ

シオン「なっなっ///」カァ~

さつき「えへへー!シオンも怒られてる~!演算を聴かされてるみたいだってさ!」クスクス

シオン「もう!さつき!そこ笑わない!もぅ///」カァ~

リーズバイフェ「まぁまぁ、さぁ最初から…せっかくバイオリン教室の夜のバイトも見付かりそうなんだからちゃんと練習を…「そらっ!行くぞ!」ん?」

キタカ(^ω^)

シオン「この声はたしか…七夜志貴の声ですね」

さつき「そうだね!七夜君の声だよ!」

シオン「「くっ…それでも紳士?」「悪いね!」…白レンも居るらしいですね」

リーズバイフェ「「しゅっ!しゅっ!寝てろ!」っ!…もしかして闘っているのかもしれない!行こう!二人とも」シュッ

さつき「日頃、白レンさんに食べ物を恵んで貰ってるしね!」シュッ

シオン「悲しくなるからソレは言わないで下さい、さつき」シュッ

とある路地裏

七夜「蹴り穿つ!」

白レン「なんでそこで更に空中あげるのよー!?」

七夜「まだまだ!」

白レン「えっ?!」

七夜「弔毘八仙―――」キィィーン

白レン「しまっ―――」

七夜「上楽と散れ!」

キャー KO ドテッ ヘタダネドウモ ムカツクー ホラ、コウチャイレテキタヨ

白レン「もぉー!なんで勝てないのよー!」プンスカプンスカ

七夜「なに、経験の差っていうか、なんていうか」フッ

白レン「むかつく~!」

遠野「まぁまぁ、練習すれば白レンも上手く…っ?!この感覚、吸血鬼?!」

七夜「ん?…いや、これは知った顔だ。なぁ?レン」

白レン「ええ、恐らく食べ物でも貰いに来たのよ、今日はすき焼きなんだから」

七夜「そりゃまた…俺は卵の白身が嫌いでね、溶き卵にいちいち着けて食べる奴の気が知れない」

遠野「溶き卵に着けてすき焼きを食べないなんて色々と損してるよ」

白レン「私も損してると思うわ…」

さつき「白レンさーん!」シュタッ!

白レン「あら、どうやら来たみたいね」ガチャ

さつき「お邪魔しまーす!じゃなくて!大丈夫?!七夜君と争ってる声が聞こえたんだけど…」

白レン「争ってる?私と七夜が?」

七夜「随分といきなりな話だな」

さつき「でも…」

シオン「争う声をちゃんと聞きました」

白レン「あら、貴女も着たのね?いらっしゃい」

リーズバイフェ「ちなみに私も居る」

白レン「珍しいわね、貴女もなんて…でも争いなんてしてないわよ?」

遠野「ん?この声ってもしかして」スタスタ

初期メルブラはタタリだけど、AA版のは白レンの力で悪夢として固定された存在じゃないっけ
七夜は作品ごとに設定違ったりするからよくわからんが

七夜って里を滅ぼされて屋敷に引き取られるまでは共通だよな?

その後どうやって生活した設定なんだろ?

さつき「あ!とっ遠野君?!」

遠野「弓塚さん?弓塚さんじゃないか?!どうしてこんな所に!?って、シオンも?!」

シオン「っ!!遠野志貴!こっこれには海よりも深い訳が///」アセアセ

七夜「あぁ、君も来たのか?あれ以来だね、どうも」

リーズバイフェ「それはこっちの台詞だ七夜志貴」スチャ

七夜「おいおい、物騒だね?良いよ?殺り合うかい?」スチャ

白レン「もう!皆、落ち着きなさい!特に七夜とそこ!良いから中に入りなさい、貴方達が闘ったら住処が壊れちゃうでしょう!?作るの大変なのよ?これ」

七夜「はいはい、ご主人様が言うなら…にしても残念、久々に面白い死合いが出来ると思ったんだが、まぁ、見知らぬ顔じゃなし、今日の所は退くとしよう…と言っても君はどうか知らないが?」

リーズバイフェ「…」

さつき「リーズバイフェさん…」

リーズバイフェ「…はぁ、分かった。今日のところはさつきと白レンに免じて退くとしよう」スチャ

>>86
確かに色々と作品によって設定が違いますからね…詳しくは把握できてませんorz

>>87
遠野の養子として育てられてましたが、トラックに轢かれて半ば勘当同然に有馬の家に飛ばされちゃってます。
ちなみに月姫では有馬から遠野の家へ戻る所から始まります。

>>89

俺が言いたいのは七夜志貴が屋敷から出たあとどうやって生活したのかってこと
MBAAのEDだと十何年の人生って言ってたから悪夢とはいえそれだけの時間をすごした記憶があるはずなんだが

自分でも書いてて少し混乱してきた

さつき「パァァ…ありがとう!リーズバイフェさん!じゃあ、お言葉に甘えてお邪魔します!」

シオン「上がらせてもらう、ほら、リーズバイフェも」

リーズバイフェ「あっ、ああ…お邪魔する」

遠野「ふぅ、危ないところだった」

白レン「ホントにそうよ!全く、丸くなったとは言え、色々と軽すぎなんだから!もう!」

七夜「いやいや悪いね、あんな扇情的にされると、ついナイフが軽くなっちまう」

白レン「…家の中ではナイフ禁止よ?」

七夜「はいはい、仰せのままに、お姫様」

>>90
ちょっと自分も混乱中です

インドカレー先輩は今頃スパゲティーでも食ってるんだろうな


さつき「やっぱり白レンさんの家って大きいねー!」ワイワイ

シオン「でもこんな小さな路地裏にどうやってこんな大きなモノを…」ムゥ

白レン「それはもう、匠の技としか言いようが無いわ…さぁ、そんな事よりも準備準備!」サッサッ

リーズバイフェ「これは何処に置けば良いんだ?」ガチャガチャ

白レン「すき焼き鍋はテーブルの上に置いて頂戴、具材は冷蔵庫から取ってね」

さつき「わーい今夜はすき焼きだぁ!」ジャンプジャンプステップ・・・アッ、ドンッガラッガッシャーン

モーナニシテルノヨー ゴメンゴメン モウ・・・イッタイ、イクツダトオモッテルンダ ソウデス、サツキ、ハンセイヲシテクダサイ

遠野「なぁ・・・弓塚さん達って時々、ここへ来るのか?」

七夜「ああ、ウチのレンが色々とお世話になってるみたいでね、もう2桁以上は来てるよ…と言っても、あちらの音楽趣味の女性は、始めてだが」

遠野「リーズバイフェさん、だっけ?」

リーズバイフェ「ズイッ・・・リーズバイフェ・ストレンドヴァリだ。以後、お見知りおきを」ペコッ

遠野「あっ、ああ宜しく」

リーズバイフェ「君の事は良くさつき達から聴いている、色々と世話になっているらしいね、代わりに礼を言うよ」フカブカ

遠野「あっ、いやっ!それほどでも・・・「準備出来たわよ」っ、さぁ!準備も出来たみたいだし食べようか」

リーズバイフェ「そうだな頂くとしよう」

白レン「さぁ、皆あつまったわね・・・じゃあ頂くとしましょう」

さつき「いただきまーす!」パチッ(箸の音)

七夜「晩飯を食す」

遠野「いただきます」

リーズバイフェ「ありがたく頂くよ」

シオン「頂きます」

さつき「モグモグ、ん~!美味しーい!このお肉すごく美味しいよ!白レンさん!」

白レン「ええ、松坂牛から取った肉だもの、美味しいはずよ」

シオン「この白滝・・・素晴らしい食感です」

リーズバイフェ「やはりすき焼きには溶き卵が付き物だな、すき焼きを溶き卵無しで食べる奴の気が知れないよ」チラッ

七夜「モグモグ・・・そんなべちゃべちゃした物に着けて食べる方がよっぽど理解に苦しむが・・・育ちが分かるって言うか・・・フッ、まぁ良いさ」モグモグ

リーズバイフェ「貴様ぁ・・・」ベキッ

遠野「まぁまぁ、落ち着いて!」アセアセ

白レン「ほら、えのきあげるから!」ヨセヨセ

マァマァ、ソウキニシナイデ ソウダヨ、タマゴクライ ワーワー ガヤガヤ

七夜「晩飯を食す」 吹いた

さつき「そうそう忘れてたんだけど、結局あの争う声はなんだったんだろう・・・?」

白レン「争う声?それ来たときにも言ってたわね・・・」モグモグ

シオン「私達がここへ来る前に色々と聞こえてきましたが・・・」シラタキドッサリ

リーズバイフェ「白レン、君の声とそれに対する雑音が色々と混じってたのがハッキリと聞こえたよ、なんだったか・・・たしか『上楽に~』とかだったかな」クスクス、チラッ?

七夜「(スタッカート!とかの方が恥ずかしいと思うが・・・)モグモグ」

遠野「それってもしかして・・・」ナンカ、ハクサイガオオインデスケド

白レン「これの事じゃないかしら?」ガサゴソ サッ

さつき「ん?ゲームソフト?・・・『メルティブラッド・アクトレスアゲイン』?」

白レン「そうよ、きっとこれよ貴方達が言ってたのは」

シオン「白レン、貴女がゲームをするとは意外です、それで?そのゲームはどんなゲームなのですか?」

白レン「格闘ゲーム・・・で良いのかしら?一応」

リーズバイフェ「だが、色々と君達の争う声が聞こえたと思うんだが・・・それほど白熱してたのか?」

白レン「違うのよ、このゲームなんでだか知らないけど私達がキャラクターとして闘うのよ」

さつき「モグモグ、え?それってどうゆうこと?」マツザカギュウハ、イタダイタ

遠野「まぁ、聞くよりも自分でやってみると良いよ弓塚さん」

さつき「あっ、うん・・・食べ終わったらやってみるね///」


ところかわって遠野邸の一室


秋葉「くっ!何よ!このゲーム、私とか出てるじゃない?!それにあの白レンって子まで・・・」

秋葉「それに強い!?卑怯じゃない!なによあの移動!攻撃が中々当たらないじゃないのよ!もう!」

『アークドライブフィニッシュ』

秋葉「もーう!また負けた~!」

秋葉「指も痛いし・・・」ボロッ

秋葉「お兄様は帰ってこないし・・・せっかくお兄様の部屋でプレイしてるって言うのに、これじゃあ意味が無いじゃない・・・」

秋葉「・・・早く帰ってこないかな・・・お兄様」

秋葉「・・・もういっかいやろっと」


遠野「くしゅん!」

七夜「どうした?風邪か?」

遠野「ああ、すまない・・・どうやら誰か噂してるみたいだ」

七夜「案外、秋葉だったりしてな?」

遠野「やめてくれよ、縁起でも無い・・・」

七夜「割かし本気なんだが・・・ん?」

白レン「また勝っちゃったわ!どう?少しは上達したでしょう?七夜」

七夜「ああ、基本コンボも出来てるし良い感じだよ、レン」

シオン「なぜ?!なぜ勝てない?と言うよりも必殺技がいちいち空中に向けてするのは何故ですか?!」

リーズバイフェ「仕様だから仕方が無いだろうシオン、それよりも見てくれ、私のこの素晴らしい旋律を」スタッカート! イビツナオトダ!

さつき「見て見て!私の必殺技に相手が吸い込まれくるよ!」サッチンアーム

シオン「貴方達の必殺技は認めない!きっと私のこれにも使い道がある筈です!」

ワーワーガヤガヤ ザツナオトダ トオノクンワタシ プリズム バレルレプリカー キャーキャー

少しお腹が減ったのでうどん食べてきます。
恐らく30分くらいで戻ってくると思います。
もし落ちていたら、また別の機会に完成してからあげたいと思います。

では、失礼します。

秋葉の志貴の呼び方って兄さんじゃなかったっけか

>>115読み返してみて気付きましたw
確かにお兄さんですねwすいません。

すいません、うどん食ってきます。はい

白レンのえっちな画像ください///

>>119
絶対に、は○ってる。

あともう少し遅れそうです。


ボス時代の白レンはホントに辛かったなぁ

黒レン使うの苦手だったから特に


それから2時間後 夜の11時半過ぎ

さつき「う~ん楽しいけど疲れたよ~」ハァ

シオン「ええ、ようやくあの必殺技にも慣れてきましたが指が痛くて辛いです」ジンジン

白レン「そうね、少し休憩しましょうか?」コウチャノヨウイヲ・・・

遠野「でも、あの二人はまだやってるぞ?」クタクタ

リーズバイフェ「くっ!?空中に打ち上げての連続コンボなど卑怯だ!」

七夜「ハッ、殺し合いに卑怯?笑っちゃうね、そんな事を言ってたら・・・ほら」

リーズバイフェ「「スッ、斬刑に処す!」うわぁ!!」ズバズバズバズバ

『KO』

七夜「まぁ、楽しかったんじゃないの?」

リーズバイフェ「くっ!もう一度!」

さつき「もうやめようよリーズバイフェさん!ほら!シオンも何とか言ってよー」

シオン「そうです。リーズバイフェ、ゲームに熱中しすぎるなどはしたない真似はやめなさい、皆が引いてますよ」

七夜「だそうだが?どうする?」

リーズバイフェ「くっ、覚えていろ!ここは退くが、何時か貴様に勝手やる」ギリッ

七夜「ああ、楽しみにしておくよ」クブヲコキコキ

白レン「さぁ、紅茶とお菓子を持ってきたわよ?休憩にしましょ」

さつき「この紅茶美味しいね~」

シオン「ええ、でもこのケーキも凄く美味しいです」

遠野「ほんのり甘い口どけに少しレモンの酸っぱさがある紅茶、琥珀さんのもそうだけど白レンの淹れた紅茶も本当に美味しいよ」

リーズバイフェ「ああ、高揚していた精神が見事に落ち着く・・・白レン、七夜志貴などに君はもったいない、あんな奴は放っておいて私達と一緒に行動しないか?」

白レン「それは遠慮しておくわ、確かに七夜は捻くれモノで人の揚げ足ばかり取るけど、あれはあれで私の立派なマスターだもの、簡単に捨てるなんて事出来ないわよ」グビッ

白レン「・・・はっ?!///」

七夜「クックック、そう言って貰えると嬉しいよ」

白レン「バカバカバカ!!!///今のは嘘!嘘なんだからっ!!///アンタなんて別に何とも思ってないんだからね?!///ホントなんだからっ!!!」カァァ

さつき「なんだか、私達はお邪魔みたいだね」クスクス

シオン「そっ、そうみたいですね///」

リーズバイフェ「なんだか見てるこっちが恥ずかしくなるな・・・モジモジ///」

遠野「ははは、じゃあ今夜はもうお開きとしようか?」

さつき「うん、そうしよう!」

玄関

さつき「じゃあ、お邪魔しましたー!」ブンブンッ

シオン「また来ます」ペコッ サッ

リーズバイフェ「覚えて居ろよ七夜、今度こそ貴様を倒す」チャキ

七夜「おお、怖い怖い、期待して待っているとしよう」ニヤッ


白レン「ええ、また今度ね」

遠野「じゃあねシオンにリーズバイフェさんに弓塚さん、また一緒にゲームしよう!」

さつき「うん、またね遠野君///」スッ

シオン「ええ、また会いましょう///」スッ

リーズバイフェ「では、また」スッ


七夜「・・・帰ったな」

白レン「ええ、帰ったわね」

遠野「ああ・・・・・・ん?にしてもなんで弓塚さんシオン達と一緒に居るんだ?それに学校を退学になった筈なのに制服着てるし・・・・・・?」

七夜&白レン「「え?」」

遠野「え?」

ネコアルクカオスに喰われたと思ってるんじゃなかったけ?

遠野邸の一室


秋葉「まだお兄さんは帰ってこないの?!」

琥珀「申し訳ありません秋葉様、志貴さんを必死に翡翠ちゃんとメカヒスイちゃん達が探してるのですが、いぜん足取りは掴めず・・・」

秋葉「そう、ご苦労様・・・はぁ・・・いったいこんな時間にどこへ行ってるのかしら・・・なにか事件に巻き込まれていなければ良いのだけど・・・」

琥珀「本当に申し訳ありません秋葉様・・・・・・・・・?その左手の親指、異様に腫れてますけど大丈夫ですか?いま救急箱を持ってきますから少し待っていて下さい」サッ

秋葉「ええ、ありがとう・・・ちょっと、ドアに親指を挟んじゃって・・・」ホントニモウ

秋葉「・・・・・・白レンめ」

すいません、少し休憩します。

そろそろオチ考えなきゃなぁ・・・


白レン「さて、私達もそろそろ眠るとしましょうか?」

七夜「そうだね、じゃあ俺は志貴を客間まで案内してくるよ」

白レン「ええ、そうして頂戴」

遠野「悪いけど、頼んだ」

七夜「ああ、こっちだ」スタスタ

ガチャ キィ・・・ パチッ

七夜「じゃあ、今日はこの客間を使ってくれ」

遠野「すまない、恩に着るよ」

七夜「気にするな、いつか殺し合うその日まで、少しの馴れ合いも大いに結構だろう?」

遠野「いつか、か・・・出来るならそんな日が来ないことを願うばかりだよ」

七夜「無理だな、俺とお前は相容れるようで、そうでない存在・・・春に浮かぶ一寸先の朧月だ・・・どちらかが消えないと進まない・・・いずれ、殺しあう日が来るさ」

遠野「・・・」

七夜「じゃあな、また次の夜まで眠るが良い・・・スタスタ・・・「でも」ん?」

遠野「・・・・・・・・・でも・・・それでも、そんな時が来ない事を俺は願うよ」

七夜「・・・甘いね、どうも・・・・・・だが・・・・・・・もはや存在理由の無いこの身に意味は無い」

遠野「別に志貴が二人居ても問題ないだろう?」

七夜「問題は無くてもあっても良いんだ・・・ただ、意味が無いんだ・・・今更、遠野志貴以前の仮初の志貴なんて居ても・・・意味が無いんだよ」

遠野「七夜・・・」

七夜「安心しろ、志貴・・・お前が死んでも後釜になんて座らない、そんなモノに意味は無いし空しいだけだ・・・最近、人を殺さなくなってそう思い始めた・・・」

遠野「・・・・・・」

七夜「ははっ・・・・・・・・・。じゃあ、寝ろよ」ガチャン

遠野「・・・・・・・・・七夜志貴」

白レン「寝るわよー七夜」

七夜「いや、今日もちょっと出かけてくるよ」

白レン「ん?どうして?ゲームをしに行くでも無し、ましてや人を殺しに行くのでもないのに今度は一体どこへ行くの?」

七夜「なに、兄弟の尻拭いさ・・・」

白レン「?良く分からないけど気を付けてね」

七夜「ああ、そうするよ・・・」シュッ

白レン「・・・・・・フワァ~眠い・・・」


三咲町 公園

七夜「さて、遠野の屋敷まで行くにはっと・・・翡翠達が動いてるな・・・ん?」

???「待ちなさい、そこの青年」

七夜「フッ・・・ハハッ・・・アンタも動いてたのか・・・だろうね―――シエル先輩」

シエル「妹さんの要請で遠野君を探していましたが、まさかこんな所で思いもよらぬ人物に出会うとは・・・遠野君を知っていますね?言いなさい、彼をどこへやったのか」

七夜「兄弟?ああ、あいつなら深い眠りの中に居るよ・・・それも死人の様にぐっすりと・・・そんな奴を無理矢理起こすのは・・・ほら?忍びないだろう?元は死人の俺が言うんだ間違いない・・・それに、触らぬ死人に何とやら、だしな?」

シエル「ギリッ・・・貴方・・・・・・気が変わりました。最近は大人しいと言うので遠野君の居場所さえ言えば放っておくつもりでしたが、そういう事ならば、もう仕方がありません。―
――貴方の罪は、貴方の命で調停します」

七夜「ははっ、良いね!最近はどうも体が鈍ってたんだ・・・キンッ・・・さぁ、殺し合おう」

シエル「では・・・いきます」シュッ!

七夜「ん?・・・なるほど、あながち、あのゲームの演出も間違いじゃないって事か・・・だが」

視界から消えるシエル。
しかし七夜は少しもうろたえず、徐に、しかしそれが当たり前の動作であるかの様にナイフを何も無い筈の真後ろへと振りかぶる。
傍から見れば意味のない行動だが・・・しかし、一秒遅れて、重い感触がナイフの柄越しに手へと伝わってきた。
細長い十字をあしらった一本の剣―――黒鍵。
教会側の人間が良く使う礼装のひとつである黒鍵には色々な種類があるが、これは何も魔術付加されていないモノであり、それほど害は無い。
しかし特殊な投擲法を用いている為か、非常に力が掛かっており、まともに受けた者を20mほどは吹き飛ばすくらいには、重くなっている。
しかし、ソレを、七夜はいとも容易く―――弾いた。

なんだか無理矢理シエルだそうと思ったらこうなっちゃいました。

やはり間違いか
時間よ戻れ



>>150から

遠野邸のとある一室


秋葉「お兄さん・・・もう12時回ってるのに帰ってこない・・・」

秋葉「本当にどこに行っちゃったの?」グスン

秋葉「お兄さん・・・もしかして家を出て行ったんじゃあ・・・」

秋葉「お兄さん・・・・・・うぅ」マクラダキッ

???「秋葉」

秋葉「お兄さん?!」ガバッ

???「いや、俺は君の本当のお兄さんじゃないよ」

秋葉「・・・・・・・・・じゃあ誰なの?早く姿を現しなさい!」

七夜「なら、お言葉に甘えて・・・っと」スチャ

七夜「やぁ、秋葉・・・俺が誰だか分かるかな?」

秋葉「貴方はっ?!お兄さんの偽者・・・」

七夜「クックック・・・そう、俺は君のお兄さんの偽者だ・・・」

秋葉「何の用?せっかくの訪問、お相手してさしあげたいのだけれど、あいにく、今はそれどころじゃないくらい忙しいのよ、運が良かったと思って帰っていただけないかしら?」

七夜「あ~あ、釣れないねぇ?・・・俺は君のお兄さんの居場所を伝えに来たんだが?」

秋葉「っ・・・・・・良いわ、言いなさい・・・でも、もし下らない事を一言でも喋ったら、貴方・・・死ぬわよ?」

七夜「おやおや、怖いねぇ最近の中学生は・・・・・・君のお兄さんは今、俺の家に家出してる」

秋葉は高校生だろ

え?高校生でしたっけ?
ずいぶん昔に月姫したんでうろ覚えです。すいません、高校生でお願いします。


秋葉「っ?!家出?!なんで!?」

七夜「どこかの誰かさんがゲームを壊しに来るんじゃないかって泣きついてきたんだが・・・おっと、その端に転がってるゲーム・・・ははっ、なるほどそういう事だろうとは思ったが・・・」

秋葉「・・・なによ?私だってゲームくらいするわ」

七夜「いや、失礼・・・ただ、もう少し素直になれば良いと言いたいだけさ・・・言っただろう?兄妹はお互いに隠し事をしない、そして遠慮をしないこと・・・でないと嘘だって」

秋葉「それは・・・」

七夜「いや、大丈夫だよ・・・明日には君のお兄さんも帰ってくる、その時に素直になっても遅くない・・・少しだけ、ゲームの相手をしてやれば志貴も少しは遠慮が無くなるさ」

秋葉「そういう・・・ものかしら?」

七夜「ああ・・・じゃあ、それだけだから俺は帰るとするよ」スッ

秋葉「まっ、待って!」

秋葉「・・・行っちゃった」

秋葉「・・・・・・明日になったら兄さんが帰ってくる」

秋葉「・・・練習しなきゃ、ゲーム」マブタゴシゴシ


三咲町 公園

七夜「あ~あ・・・今夜は月が雲に隠れちまってる・・・これじゃあ、綺麗なモノ見えやしない」

七夜「・・・・・・・・・」

七夜「“意味が無い“か、吾ながら言う事に哀愁が漂ってる・・・」

七夜「酷く不恰好な夏の雪、それに千切れて消えるのが俺にお似合いって言うのは確かなんだが・・・」

七夜「・・・・・・ん?」サッ

???「探したわよ、七夜」

七夜「なんだ、寝てなかったのかい?お姫様」

白レン「自分のマスターを放って先に寝るなんて事しないわよ」

七夜「淑女の嗜みと言う奴か?」

白レン「違うわよ・・・貴方の使い魔としての嗜みよ」

七夜「ははっ、これはまた、じゃあ今度からはもっと早く帰らなきゃあいけないね?」

白レン「ええ・・・最近、貴方の帰り、遅いんだから」

七夜「悪いね・・・」

白レン「・・・・・・・・・」

七夜「・・・・・・・・・」

白レン「・・・・・・・・・ねぇ、七夜」

七夜「ん?」

白レン「勝手に・・・勝手に消えたりなんて、しないでよ?」

七夜「・・・・・・ああ・・・・・・勝手になんて消えないよ、俺が消える時は・・・」

白レン「私も一緒・・・」

七夜「・・・・・・・・ああ、そうだね、君が消える時は俺も消える、一蓮托生・・・そう言った意味では・・・ハッ、生きる意味は無いなんて大法螺も良い所だ・・・」

白レン「・・・・・・・・・」ギュッ



七夜「フッ・・・・っ!・・・・・嗚呼、隠れてた月がようやく見えた・・・・・・ほら、今夜はこんなにも」


白レン「月が綺麗・・・」


                               終わり

自分の脳の活動限界が来たらしいです。
流石に途中の>>153みたく馬鹿みたいな文に時間を費やしてた結果です。
また、書く時が御座いましたら、どうかその際は宜しくお願い致します。
自分だけでは無く、もっとメルブラ並びに月姫SSが増えれば良いなと思っています。
あと、月姫はプレイしたのですが、一度しかしておらず記憶が曖昧かつ色々と飛んでいますので
色々と不手際が御座いましたこと、平に謝罪申し上げます。

最後に・・・TYPE-MOON最高!

メインヒロインのはずのアルクェイドさんの出番がないのは原作再現ですねわかります

>>187
彼女はシエル戦の後に出そうかな~と思ってました。
と言うより途中まではぜんぜん気付きもしませんでした。
ぶっちゃけ空(ry


メルブラSSが見れる日が来るとは思わなかった

>>190



>>190

そういえばメルブラAA時点では翡翠ってハタチだよね?

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom