今日は安価なし虐めもなし
まったりほのぼの書いてく
ニャル子かわいいよニャル子
では適当にお付き合いください
真尋「ん……もう朝か」
真尋「ってもまだ春休みだよなぁ。もうちょっと寝てようかな」
コンコン
ニャル子『真尋さ~ん、起きてますか~?』
真尋「と思ったら……起きてるよー!」
ガチャ
ニャル子「おはようございます真尋さん!」
クー子「……おはよう少年」
真尋「ああ、おはよう……早いな2人とも」
ニャル子「そうですか? いつも通りですが……」
真尋「ま、規則正しい生活が出来ていいか」
クー子「……少年のご飯は美味しいし」
真尋「はいはい、すぐ作るから待ってろ」
真尋「さ~て、何作ろうか」
ニャル子「私は真尋さんが作るのなら何でも構わないですよ」
真尋「何でもいいってのは困るんだけどなぁ」
真尋「ん~、やっぱ朝はご飯だよなぁ」
ハス太「でも、パンもおいしいよー」
ニャル子「いえいえ、日本人なら白米ですよ」
真尋「いやいや、お前宇宙人だろ全く」
ニャル子「宇宙白米というものが……」
真尋「だから、何でも宇宙つければいいってもんじゃ……」
クー子「……美味しければどっちでもいい」
真尋「今日どうしようかなぁ……」
ニャル子「真尋さん、良ければ私と一緒にお出かけしましょう!」
真尋「ん~、ニャル子とかぁ」
ハス太「ニャル子ちゃんだけってずるいよー!」
クー子「……ニャル子、私とも……」
真尋(あ……でも今日って……)
真尋「いいよ、ニャル子と出かけるので」
ニャル子「ま、まじですか!」
ハス太「ぶーぶー」
クー子「……ぶーぶー」
真尋「で、どこに出かけるんだ?」
ニャル子「え……えーっとですね……」
真尋「お前言い出しといて、何も考えてなかったのかよ……」
ニャル子「あはは……ノリで言ったもので……正直、オッケーされるとは」
真尋「んじゃ、やめるか」
ニャル子「いえいえ、そんな勿体無い! 適当にぶらぶらするのでもいいじゃないですか」
真尋「ま、いいけどさ」
ニャル子「いきましょう、そうしましょう!」
ニャル子「ふ~んふ~ん♪ 真尋さんとお出かけ~♪」
真尋「えらくご機嫌だな」
ニャル子「そりゃあ真尋さんと一緒ですから!」
ニャル子「でも、なんで今日はすんなり了解してくれたんですか?」
真尋「なんだその、僕がオッケーしたのがまるで珍しいみたいな言い方」
ニャル子「実際そうじゃないですかー。いっつもツン全開で」
真尋「まあ、思うところがあってだな」
ニャル子「あ、もしかして……」
真尋「ん?」
ニャル子「ついに真尋さんも、私の魅力の虜になっちゃいましたか? 好きになっちゃいましたか?」
真尋「ん~……そうだな。そうだと思う」
ニャル子「へ……?」
真尋「どうしたんだよ?」
ニャル子「あ、いえ……えっと、聞き間違いでしょうかね?」
ニャル子「真尋さんが、私のこと好きだ、と……」
真尋「ん、言ったよ? 聞こえなかった?」
ニャル子「ええええええええっっっっっっっ!?」
ニャル子「あれっ、マジですか!? 相思相愛になっちゃった? 夢じゃないですよね!」
真尋「騒がしいなぁ、おい」
ニャル子「これが騒がずにいられますかって!」
真尋「そんなに喜ばれると、ちょっと罪悪感が出てくる」
ニャル子「へ? どういうことです?」
真尋「な、もんで……ちょっと早いけどネタばらし」
ニャル子「え? え?」
真尋「ニャル子、今日何月何日?」
ニャル子「えーっと……4月1日ですが?」
真尋「地球にはね、エイプリルフールというのがあって」
真尋「嘘をついていい日なんだよね」
ニャル子「えーっと、それはつまり……さっきのは……」
真尋「うん、嘘」
ニャル子「マジですか?」
真尋「いやぁ……ちょっとした冗談だったんだけど……予想以上に喜んじゃったから……」
ニャル子「真尋さんっ!」
真尋「うっ……そんなに怒らないで……」
ニャル子「言っていい嘘と悪い嘘があると思います」
真尋「そ、そうだな」
ニャル子「私的には……間違いなくさっきのは後者です」
真尋「う、うん……僕もちょっと悪ふざけが過ぎたかな、と……」
ニャル子「許しません」
真尋「えっと……どうすれば許してくれるの……かな?」
ニャル子「そうですねえ……」
ニャル子「今日一日は私と一緒にいてください」
真尋「それくらいなら……」
ニャル子「私がしてほしいことは、全部してください」
真尋「で、出来る範囲でなら……」
ニャル子「あとは~」
真尋「まだあるのか……」
ニャル子「混沌(おとめ)の気持ちを踏みにじった罪は重いのですよ、真尋さん」
真尋「肝にめいじておく……」
ニャル子「ま、他は一緒にいるなかで、考えておきましょう」
ニャル子「さ、行きましょう、真尋さん♪」
真尋「はいはい」
真尋「ニャル子!ニャル子!ニャル子!ニャル子ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ニャル子ニャル子ニャル子ぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ニャルラトホテプたんの銀髪アホ毛の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
小説9巻のニャル子たんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ3期放送されて良かったねニャル子たん!あぁあああああ!かわいい!ニャル子たん!かわいい!あっああぁああ!
DVD/BD1巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!DVD/BDなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら…
ニ ャ ル 子 ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!惑星保護機構ぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のニャル子ちゃんが僕を見てる?
表紙絵のニャル子ちゃんが僕を見てるぞ!ニャル子ちゃんが僕を見てるぞ!挿絵のニャル子ちゃんが僕を見てるぞ!!
アニメのニャル子ちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはニャル子ちゃんがいる!!やったよ美也!!ひとりでできるもん!!!
あ、DVD/BDのニャル子ちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあゆのっちぃい!!ぽ、ぽぷら!!ちひろぉおおおおおお!!!あいらぁあああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよニャル子へ届け!!惑星保護機構のニャル子へ届け!」
ニャル子「」
真尋「ふぅ……」
>>1これ書いた人?w
ニャル子「嘘つかれたときはかなーりショックでしたが、こうして真尋さんといれるならチャラにしてもいいですね」
真尋「そりゃよかった」
ニャル子「もう、嘘であんなこと言わないでくださいよ?」
真尋「解った解った」
ニャル子「と、念を押したところで真尋さん」
真尋「なんだよ?」
ニャル子「なんでまたあんな嘘つこうと思ったのですか?」
真尋「いや、エイプリルフールだから何か嘘をつかないとなぁって思ったら」
真尋「ニャル子が、出かけるのに誘ってきたから、なんとなくその中の流れに任せて」
ニャル子「はぁ……特に何も考えずにあんなこと言うなんて」
>>23
なぜそこをピックアップした、そこだけ見られたら頭おかしいやつみたいじゃないか!
>>26
ごめんごめんw
>>26
わかってるって
これの人だろ↓
真尋「まずは足から行こうか、そーれっ」
ゴリゴリゴリゴリッ!
ニャル子「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っっ!!」
ニャル子「いだい”! いや”っ! やめでぇぇっっっ!!」
真尋「う~ん……やっぱりのこぎりだと大変だ」
ゴリゴリゴリゴリッ! ブチブチッ! グチャ!
ニャル子「ごめんなざいっ! ごめんなざいっ!」
ニャル子「わだじが悪かったのなら……あ”やまりまずからぁぁっっっ!!」
真尋「いやぁ、別にニャル子は悪くないし、謝られても」
ゴリゴ゙リッ! ガリガリガリ ブチブチッ! グチャ!
ニャル子「ぎぁぁっっ! まひろさん……まひろさぁぁぁぁん!!」
真尋「はいはい、真尋さんですよ。よし、片方終わり」
ニャル子「ひゅー……ひゅー……あぁ……」
ニャル子「あ、桜ですよ真尋さん!」
真尋「満開だな、綺麗だ」
ニャル子「今度お花見とかしませんか?」
真尋「ん、まあいいけど……よく知ってるな」
ニャル子「地球の文化の知識もそれなりにありますから」
真尋「エイプリルフール知らなかったじゃん」
ニャル子「う……そういうこともあります」
ニャル子「というかですね、あんなこと言われたら、舞い上がっちゃいますよ……」
真尋「はいはい、ごめんな」ポンポン
ニャル子「むう……まだ完全に許してませんからね!」
真尋「うん、ちゃんと今日一日付き合うよ」
ニャル子「お昼どうしましょうか?」
真尋「お、屋台あるぞ」
ルーヒー「はい、いらっしゃい」
ニャル子「って、アンタですか」
ルーヒー「あら、ひどい言い様ね。たこ焼きいる?」
ニャル子「せっかくだから貰いましょうか、真尋さん?」
真尋「あー、えっとそうだなぁ……」
ルーヒー「心配しなくても、地球産材料のみのもあるわよ、たぶん」
真尋「多分ってなんだよ、多分って!」
真尋「まあ……じゃあ2つください」
ルーヒー「まいどありー」
ニャル子「はふはふ……外で食べると美味しく感じますね」
真尋「そうだな……もぐもぐ」
ニャル子「あ、真尋さん、ここはあ~んするとこでは」
真尋「ええ……しなきゃ駄目なのか?」
ニャル子「して欲しいことはしてくれる約束じゃないですか」
真尋「う……仕方ないな」
ニャル子「わ~い♪」
真尋「じゃあ、あ~ん」
ニャル子「あ~ん♪」
真尋「あ~……」
ニャル子「あ~……」
真尋「ぱくっ」
ニャル子「って……ええっ~! ちょっと、それはないですよ真尋さん!」
真尋「いや……なんか、つい……」
ニャル子「もう~、ちょっと意地悪ですよ」
真尋「だってやっぱ恥ずかしいし、普通に食べたらいいじゃないか」
ニャル子「ここはムードってものがですね」
真尋「何がムードだ。ちょっと一緒に歩いてるだけじゃないか」
ニャル子「デートですよね?」
真尋「それはない」
ニャル子「ぶ~ぶ~」
真尋「ぶーぶー言うな」
ニャル子「にゃーにゃー」
真尋「猫かお前は」
ルーヒー「若いっていいわねぇ……」
真尋「ただいまー」
ニャル子「ぶらぶらしてただけでしたが、楽しかったですね」
ハス太「おかえりなさーい」
クー子「……おかえりなさい」
ハス太「まひろくん、あしたはぼくとお出かけしようね!」
真尋「まあ、別に構わないけど」
クー子「……ニャル子も私と一緒に」
ニャル子「お断りです」
クー子「……くすん」
ニャル子「まひろさーん?」
ニャル子「あれー、どこにいるのでしょうか?」
真尋「すぅ……すぅ……」
ニャル子「あら、寝ていますね」
真尋「ん……くぅくぅ……」
ニャル子「気持ちよさそうに寝ていますねえ」
ニャル子「春眠暁を覚えず、という言葉もありますものね」
ニャル子「しかし、このまま放っておくのも勿体無いです」
ニャル子「寝顔チェックです!」
真尋「すー……」
ニャル子「ん~……やはりかっこいいと言いますか、可愛いといいますか」
真尋「んんっ……?」
ニャル子「あ、起きちゃ――」
真尋「くぅ……」
ニャル子「わなかったですね、良かったぁ」
ニャル子「もうちょっと眺めていたいですからね」
ニャル子「このまま起きるまで眺めてるのもいいですねえ……」
真尋「ん……ふぁ……ああぁぁ……!」
ニャル子「あ、お目覚めですか、真尋さん」
真尋「あれ……ニャル子……?」
ニャル子「はいはい、ニャル子ですよー」
真尋「僕……寝ちゃってたのか……」
ニャル子「とっても可愛い寝顔でした!」
真尋「見てたのかよ……ていうか、もしかしてずっと?」
ニャル子「はい、もちろん♪」
真尋「僕の寝顔なんて見てて、何が楽しいんだか……」
ニャル子「いやぁ、結構幸せな時間でしたよ?」
真尋「おーい、ニャル子ー」
真尋「あいつ、どこいった?」
ニャル子「くー……くー……」
真尋「……って、寝てるな」
真尋「暖かくなったとはいえ、何もかけないと風邪引くぞ」
ニャル子「んっ……にゃ……」
真尋「そういや、この前寝顔見られたっけ……」
真尋「ちょっとお返しするか……」
真尋「どれどれ」ツンツン
ニャル子「ふにゃ……」
真尋「ほっぺ柔らかいな」
ニャル子「んぅ……すぅ……」
真尋「もうちょっと」ギュー
ニャル子「ひゃ……んにゃ……」
真尋「ほっぺのびるなぁ」
真尋「あはは、ちょっと面白い顔だ」
ニャル子「ん~……むにゅ……」
真尋「せっかくだから、写メとってあとでからかってやろう」カシャ
真尋「ふと、落書きとかしてみたくなった」
ニャル子「う~ん……むにゃ……」
真尋「うん、まだ起きそうにないし、ちょっとくらい」
真尋「水性ならすぐ落ちるだろうしな」
真尋「ここはやっぱり……肉とかが定番でいいだろうか」カキカキ
ニャル子(肉)「すやすや……」
真尋「なかなかの芸術作品」
真尋「当然写メに撮っておくとしよう」カシャ
ニャル子「うぅん……まひ……ろさ……ん」
真尋「ん? ……起きたかと思ったけど違うか」
真尋「それにしてもよく寝てるなほんと」
ご飯です
真尋「……」
真尋「なんかニャル子の寝顔を眺めてたら、いい時間になってる……」
ニャル子「すぅすぅ……んっ」
真尋「ニャル子のこと言えないな」
ニャル子「ふわぁ……あれ……? まひろさん……?」
真尋「ああ、おはよう」
ニャル子「あれ……もしかして私の寝顔でも見てました?」
真尋「まあ、ちょっとだけな」
ニャル子「やぁん、恥ずかしいですね~」
真尋「嬉しそうに言うな」
ニャル子「で、可愛かったですか? 私の寝顔」
真尋「ん~……可愛いって言うより面白いぞ」
ニャル子「えっと……?」
真尋「ちょっと鏡見てきたらいいよ」
ニャル子「はぁ……解りました」トテトテ
真尋「はは……」
ニャル子「ちょっとちょっと真尋さん! なんですかこれ!」
真尋「何って……肉」
ニャル子「うぅ……酷いですよぉ、こんな悪戯」
真尋「写メもあるぞ」
ニャル子「ちょ、消してくださいよ~、お願いですから」
真尋「やだよ、これ使って色々とからかおうと思ってたんだから」
ニャル子「ふぇぇ……なんか今日の真尋さんは特に意地悪です……」
真尋「前に寝顔見られたお返しだな」
真尋「で……早く落としなよそれ」
ニャル子「あ……そうでした」
ニャル子「すぐ落ちてよかったです」
真尋「水性にしといたからな」
ニャル子「油性と間違えた、なんてベタなオチがなくてよかったですよ」
真尋「でも、ソファーで寝てると風邪引くかもだぞ。暖かくなったとはいえ」
ニャル子「真尋さんも、以前寝てたじゃないですか」
真尋「う……そうだけどさ」
ニャル子「しょうがないですよね~。春ということもあって、眠くなるのは自然の摂理です」
真尋「あんまり、春は関係ない自然の摂理だな」
ニャル子「でも、気持いいじゃないですか」
ニャル子「真尋さん真尋さん、お花見行きましょう!」
ハス太「わぁ……お花見かぁ……たのしそうだね!」
真尋「また、突然だな」
ニャル子「いえ、前に一度したいって言ったじゃないですか」
真尋「言ったっけ?」
ニャル子「エイプリルフールのとき、さらっと」
真尋「えーっと……言ったような……ほんとにさらっと」
ニャル子「桜が散っちゃう前に行きたいなと……いいですよね」
真尋「いいけど……突然言われても用意がなぁ。ほら、特に食料が」
クー子「……お花見にお弁当は大事」
ニャル子「あ、ご心配なく。私が用意しておきましたので」
真尋「用意いいな……じゃあ、今度行くか」
ニャル子「ま~ひろさんっ!」
真尋「ん、どうした?」
ニャル子「いえいえ、お弁当作りのお手伝いをしようかと」
真尋「いいけど、地球産の材料だけにしてくれよ?」
ニャル子「シャンタッ君の卵は一応、地球産ですが?」
真尋「そうだけど、出来れば勘弁してくれ……」
ニャル子「もう……好き嫌いはいけませんよ? めっ!」
真尋「いや、えっと……あ、ごめん」
ニャル子「解ればいいんですよ、では……」
真尋「でも、使わないでくれ。好き嫌い以前の問題なんだ」
ニャル子「ちぇ~」
ニャル子「真尋さんって、料理とか家事が結構出来ますよね?」
真尋「まあ、両親が留守にすることも多かったからな」
真尋「まさか、邪神ハンターなんてしてるとは思わなかったけど……」
ニャル子「立派な主夫になれそうですよね、というかなってください!」
ニャル子「私のために、毎日味噌汁作ってください!」
真尋「だが断る」
ニャル子「私の一世一代のプロポーズがぁ……」
真尋「いつも似たようなこと言ってるくせに、なにが一世一代だよ……」
ニャル子「気持ちの問題ですよ」
真尋「あ~、はいはい」
ニャル子「むう、本気にしてませんね?」
真尋「うん、下ごしらえだけだしこんなもんかな」
ニャル子「いや~さすが真尋さんですね。素晴らしい手際です」
真尋「褒めても何も出ないぞ」
ニャル子「何も出ないんですか?」
真尋「むしろ、なぜ出ると思った」
ニャル子「まあ、本心でしたから!」
真尋「ニャル子だって、料理とか出来るじゃないか」
真尋「というか、色々と何でも出来るよな」
ニャル子「いやいや、それほどでもないですよ~」
ニャル子「褒めても、私の愛情表現しか出ませんよ?」
真尋「じゃあいらない」
ニャル子「え~……遠慮せずに」
真尋「そもそも、褒めてなくても、いつもしてるだろうが……」
ニャル子「真尋さん真尋さーん! 起きてくださ~い」
真尋「ん……ニャル子か」
ニャル子「今日はお花見する予定ですよ! 早くしましょう!」
真尋「そうだけど……別にそんな急がなくても大丈夫だって」
クー子「……少年、おはよう」
ハス太「おはよーまひろくん!」
真尋「みんな起きてるのか」
ハス太「まひろくん、意外とおねぼうさんだね」
真尋「う~ん……一応普通の時間だけど」
クー子「……時は金なり、急がないと時間が勿体無い」
ニャル子「ですねえ」
真尋「はいはい」
ニャル子「というわけで到着です!」
ハス太「わー、さくらがきれいー!」
クー子「……私は花より団子……少年お弁当」
真尋「気が早いな……まあ、一応出しておくけど」
ニャル子「飲み物も私が用意しておきました!」
ハス太「わー、いっぱいあるねー」
真尋「ちゃんと地球のものだろうな?」
ニャル子「それはご心配なく」
クー子「……では、いただきます、もぐもぐ」
真尋「早いな……食べるの」
ハス太「ぼく、いろいろとみんなで遊べるものもってきたんだ」
真尋「お、ナイスだぞハス太」
ハス太「えへへ……」
ニャル子「いいですねえ、何かゲームで遊びながらにしましょうか」
クー子「……でも、ニャル子がいると大抵勝っちゃうから」
ニャル子「たまたまですよ、たまたま」
真尋「まあ、楽しめたらいいんじゃないか」
ハス太「うん、そうだね」
ハス太「まひろくんの作ったお弁当、おいしいね……もぐもぐ」
ニャル子「私も手伝いましたけどね」
クー子「……なんと、ニャル子の手料理だったとは」
真尋「あ、ニャル子なんか適当に飲み物取ってくれ」
ニャル子「はい、真尋さん。良ければ口移しでも……」
真尋「あほか……ごくごく」
真尋「……おい、ニャル子」
ニャル子「はい?」
真尋「これ……まさかとは思うがお酒じゃないよな?」
ニャル子「真尋さん、何を言ってるんですか」
真尋「そ、そうだよな、そんなわけ……」
ニャル子「お花見の席でお酒がないとかありえませんよ!」
真尋「……」
真尋「いやいや、おかしいだろ。僕は高校生だぞ」
ニャル子「しかし、私たち3人は宇宙的にはオッケーのはずです。私は大学も出てますし」
クー子「……というか私たちは地球の基準を守る必要もないわけで」
真尋「僕は守る必要があるんだよ!」
ニャル子「真尋さん……バレなきゃ犯罪じゃないですし、法は破るためにあるんですよ?」
真尋「バレたらどうするんだよ……ヘタしたら停学とかじゃないか」
ニャル子「まあまあ、ここはハメを外しましょうよ。ぐぐいっと飲みましょう」
ハス太「……というかまひろくん、これお酒しかないよ?」
真尋「まじかよ」
ニャル子「ささ、一杯どうぞ」
真尋「ああ、もうっ……!」
風呂はいります。酒飲んだらどうしようかな
ハス太「あはは~まひろく~んこれおいし~よ~」
真尋「ハス太酔ってるっぽいな……まあほっといても大丈夫そうだけど」
クー子「……暑い、脱ぐ」ヌギ
真尋「だああっ、脱ぐな!」
クー子「……でも、暑い」
真尋「我慢しろ! おまえ生ける炎だろうが! つーか、酔ってるだろお前も!」
ニャル子「真尋さ~ん、飲んでますか~?」
真尋「だから、僕は高校生だから……」
ニャル子「もう、ノリが悪いですねえ、ほらほら」
真尋「ちょ、やめろって!」
ハス太「むりやりおさけを飲ますのはきけんだよ~」
真尋「んぐ……ぷはぁっ……!」
ニャル子「いやぁ、いい飲みっぷりです!」
真尋「お前はほんとに……」
ニャル子「ほらほら、もう観念してパーっといきましょう」
真尋「こうなったら、ヤケだ……!」
真尋「ごくごく……ぷは」
ニャル子「こりゃ私も負けてられません!」
クー子「……お弁当もお酒も美味しい、暑いけど……」
ハス太「あはは~そうだね~」
ニャル子「ひっく……」
ニャル子「そもそもれすねえ……真尋さんはわらひのこと、どう思ってるんれすか!」
ニャル子「いつもいつも、はっきりしてないれいて……」
ニャル子「ちょっくら、ここれはっきり言ってくらはいよ!」
真尋「うるさいなぁ……いっく」
真尋「そりゃあ、好意を寄せられて嬉しくないわけないだろ!」
真尋「いつもいつも僕のこと守ってくれてさ!」
真尋「なんでそこまで出来るんだよ! わけがわからないよ!」
ニャル子「しょんなの、真尋さんが好きだからにきまってるじゃないれふか!」
真尋「だから、なんでそんなに僕のことが好きなんだよ! ただの一目惚れだろ!」
ニャル子「そりゃ最初はそうだったかもしれませんが……」
ニャル子「もうそんなの関係なく、真尋さんが好きなんですよ! 大好きなんですよ!」
真尋「なんだよ……それ……ったく……」
真尋「……うぅ……あれ?」
真尋「うわ……頭いたい……飲み過ぎたのか」
ニャル子「すー……すー……」
ハス太「すやすや……」
クー子「……くー……くー」
真尋「こいつらは呑気に寝てるし……ほらニャル子起きろ」
ニャル子「あれ……真尋さん? あちゃ……飲み過ぎて寝ちゃってましたか私」
真尋「ああ……もう結構いい時間だしな、帰ろう」
ニャル子「んー……なにか真尋さんに色々言われたような気がするんですが」
真尋「気のせいだろ……ほら、ハス太とクー子も起きろ」
ハス太「うーん……」
クー子「……おはよう少年」
ニャル子「寝ちゃいましたが、結構楽しかったですねー」
クー子「……お弁当美味しかった」
ハス太「でも……お酒はやっぱりだめだったんじゃないかなぁ」
真尋「全くだ……次は絶対持ってくるなよ?」
ニャル子「お、もう来年もやることは決定ですか!」
真尋「別に花見に限らずだよ……」
クー子「……またみんなで遊びたい」
真尋「まあ……それは僕も賛成だ」
ニャル子「んじゃあ、また何かでパーっと騒ぎましょうね!」
真尋「酒は無しで、だぞ」
ニャル子「は~い」
真尋「もう、春休みも終わりだな」
ニャル子「明日から学校ですねえ」
ニャル子「真尋さんと一日中いちゃいちゃ出来る日も終わっちゃいます」
真尋「何言ってんだお前は……」
真尋「学校あっても無理やりいちゃついてこようとしてるだろうが」
ニャル子「そうでしたっけ?」
真尋「全く……学校じゃあ程々にしてくれよ?」
ニャル子「おや、ある程度はおっけーだと!」
真尋「ダメだって言ってもするだろうが……」
ニャル子「もちろんです!」
何もない日々4月 終わり
おわり、関東じゃ今からニャル子だっけ?
明日残ってたら続き、こっちは放送金曜深夜とかじゃないですかやだー
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