図書館にて(22)


冬の晴れの日は心地よい
真っ白な光が寒さを優しくあたためてくれる
そんな光を明かりに図書館で大好きな本に夢中になる
この本を読むためにここのところは
毎日図書館にきている
そう。この本を読むために


決してあのショートカットの女の子を見に来ているわけではない


好きな作家は太宰治
あの自嘲できでデカダンスな作風の魅力
文から溢れ出す虚無感
たまらない
なんとも不思議な気持ちの包まれる


とこの間現代文の先生が言っていた

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom