はかせ「はかせはもうだめかもしれない」 (189)

はかせ「それは今から二年前のコト・・・」


~二年前~


なの「ただいまー」


はかせ「なのおかえりー」


阪本「おぉ、娘か今日は早かったな」


なの「はい、今日はあれがありますから!」


阪本「あぁ、あれだな」


はかせ「あぁ!あれかー!」

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なの「そう!今日ははかせの誕生日会をやりまーす!!」


三人「いぇーーーい!」フゥー!!!


はかせ「これではかせも9歳なんだけどー!」


なの「良かったですねー」


阪本「少しは大人しくなればいいんだけどな・・・」


はかせ「大丈夫です!はかせはもう『お姉さん』ですから!」


なの「あっ、だからツインテールなんですね」


阪本「ツインテールっつったら幼いイメージがあるが・・・」


はかせ「なんでそういうこと言うの!はかせがお姉さんって言ったらはかせはお姉さんなんだけどー!」


なの「まぁ何はともあれ、おめでたいことです!それより、早く、この、ケーキ、早く、食べま、しょう!」


阪本「お、おい、息が荒いぞ娘・・・」





ハッピバースデートューユーハッピバースデートューユーハッピバースデーディアハカセーハッピバースデートューユー

三人「いえええええええい!」


なの「では、はかせ!蝋燭を吹いてください!どうぞー!!」


はかせ「はーい!」


フッ・・・・フッ・・フッ・・・


はかせ「あれ?消えないんだけどー」


阪本「ふっ、やっぱりガキはガキじゃねえか!蝋燭も消せないのか」


はかせ「阪本うるさーい!」


ゴッ


阪本「熱ッッ!?」


なの「あ、はかせーなにをやってるんですか!阪本さんの毛が一部禿げちゃったじゃないですかー・・・。蝋燭の火をちょっとつけちゃうから・・・、阪本さん大丈夫ですか?」


阪本「あ、あぁ・・・」


はかせ「うわー阪本部分禿げだー、ケッサクなんだけど」


阪本「誰が部分禿げだ!!」

誕生日会後


はかせ「zzz・・・」


阪本「zzz・・・」


なの「皆さん寝ちゃいましたか・・・、そりゃそうですよね、もう23:00ですもんね・・・。騒ぎすぎちゃったかな」


なの「あっ、机の上汚い・・・。片付けなきゃ」


ガサゴソガサゴソ


なの「ん?なんだろうこの手紙・・・」


なの「この字は、はかせの字・・・」


『×がつ×にち はかせはきゅうさいになりました。やったー。これではかせもおねえさんなんだけど!なのよりもずっととしうえのおねえさんに!!』


なの「これは日記?月日が書いてあるからそうなのかな。あ、まだ続きがある」


『はかせはなのがだいすき!いつになってもかわらないんだけど、はかせにはなのがひつようなんだけど!いつまでもいっしょなの!いつもありがとう!』


なの「は・・・はかせぇ」ウルッ


阪本「・・・んっ!?何泣いてるんだ娘!?」


なの「い、いやおきになさらずに・・・」


阪本「おう、そうか・・・」


翌日


なの「いってきまーす!!」


はかせ「いってらしゃいなのなのー」


タッタッタッ


なの「(ヤバイヤバイ、昨日の誕生日会のせいで寝坊しちゃった・・・!今日は日直なのに・・・)」


なの「(今何時何だろう・・・)」


ピッ


なの「ええぇ!?8時!?急がなきゃ・・・!」


タッタッタッ


ゆっこ「あ、なのちゃんだ」


ゆっこ「(遅刻寸前でそれどころじゃないのはわかっているけど、朝から一発、渾身のダジャレ食らわせてやりますかっと)」


ゆっこ「なのちゃn・・・」


ビュウウウウウンン


ゴォォォォォ・・・


ゆっこ「・・・ハ、ハエー」

なの「あっ、教室が見えてきた・・・!よし間に合うぞ・・・!!」


キキーーーーーッツ


なの「すいません!!」ガラッ


ザワザワ


みお「・・・あ、おはようなのちゃん、どうしたの?あさから張り切って」


なの「あっ・・・/////」カァァァァァ


なの「いえいえ、なんでもないですよー!!いや、ちょっと遅れちゃったかなーと思っちゃって!」


みお「あぁ、確かに今日時間ギリギリだね、何かあったの?」


なの「いや、昨日実は・・・」





みお「あ!昨日はかせの誕生日だったの!?あちゃー、すっかり忘れてた・・・」


みお「どうしよう、何かプレゼント用意した方がいいよね?」


なの「あ、いいですよ、申し訳ないですよー!お気持ちだけで十分です」


麻衣「・・・はい」サッ


なの「ん?これは?」


麻衣「ホオジロザメ。はかせに渡して」


なの「あぁ、これ水上さんが描いたんですか!相変わらずお上手ですね!!これはきっとはかせ喜びますよー」


みお「うーん、そうだなぁ、私は麻衣ちゃんほどサメを上手に描けないし・・・」


みお「(執事の絵を描いて渡すのは・・・はかせにはまだ早いし・・・)」


みお「あっー!!そうだ、あれがあった!」


なの「?」

みお「はい、コレ。どうぞ」


なの「これはボールペン?」


みお「うん、サメの絵が描いてあるんだ。お母さんがセパタクローをやっている友達から貰ったやつなんだ」


なの「ありがとうございます!これ、はかせ大喜びだと思います!」


ガラッパシーン


みおなの「ッ!?」


麻衣「・・・」



ゆっこ「ハァ・・・ハァ・・・疲れた・・・」


なの「相生さん!」


みお「ゆっこ、今日は間に合ったんだ・・・!」


ゆっこ「えぇ、そりゃあもう走ったよー、なのちゃん走るの早いねー」


なの「ん?いえいえ、相生さんの方が早いと思いますよ」


ゆっこ「(自覚なしかよ!)」


ゆっこ「え、あぁ、そう?ありがとう・・・」


ガラッ


桜井先生「はーい、HR始めます!座って下さい!」アセアセ

桜井「えーと、今日安中さんが欠席しているんですが・・・、理由を知っている方は教えて下さいね」


ゆっこ「あれ?どうしたんだろうね」


みお「さぁ?無断欠席なんて珍しいね」


なの「(何かあったのかな)」


麻衣「(・・・菩薩像)」

HR後


みお「安中さんどうしたんだろうねー、昨日は普通に話していたのに」


ゆっこ「熱でもでたのかな?」


なの「心配ですね・・・」


麻衣「そういう日もある・・・」


ゆっこ「あ、一時限目理科だ!理科室にいかないと」


みお「あ、理科の中村倒れたらしいよ」


ゆっこ「また!?よく倒れるなー理科の中村」


麻衣「・・・科学者(サイエンティスト)に危険はつきもの」





その頃 とある教室


××「なぁどうなんだよ」


++「なにがだよ」


××「あの東雲のことだ」


++「・・・東雲なののことか?」


××「俺あいつがアンドロイドだって聞いたぜ」


++「それ、マジか?どうせデマなんじゃねぇの」


××「でも複数人の人間からそういう話を聞くし・・・妙に信憑性が高いんだよ」


++「例えばどんな話だ?」


××「理科の中村ってしょっちゅう倒れるだろ?」


++「あぁ」


××「あれはどうも東雲にやられているっていう話らしくて」


++「そうなのか?」


××「付きまとわれて気持ち悪いから高圧電流を流してやったんだってよ」


++「ほぅ、今日も中村が倒れたっていうことらしいがそういうことなのか」


△△「おい、おい、何がそういうことなんだよ、教えてくれ」


++「ああ、どうやらな・・・」



・・・・・・・・・・・・


放課後 1-Q


ゆっこ「あぁぁぁー疲れたー!今日の赤城授業で私しか指してこないし!嫌がらせかい!」


みお「それはゆっこが机に突っ伏せて寝てるからでしょー」


ゆっこ「そりゃあそうだけどもー」


なの「相生さん、長野原さん、水上さん」


ゆっこみおまい「ん?」


なの「一緒に帰りませんか?」


ゆっこ「おっ、珍しいねー!なのちゃんからお誘いとは~、さて何をしようかな?」


みお「なに言ってんのあんた・・・」


なの「ん?どうかしましたか?」


みお「ううん、気にしないで、じゃあゆっこ、麻衣ちゃん、なのちゃん、行こう!」


なの「はい!」

帰り道


なの「あのー、少しお話してもよろしいですか?」


ゆっこ「ん?いいよ」


なの「昨日はかせが誕生日だったんですよ」


ゆっこ「ああ、確かプレゼント渡したよ、私」


なの「何ですか?」


ゆっこ「水色のノートだよ。なんか日記に使うとか言ってたかな」


なの「あっ、あのノート相生さんのプレゼントだったんですか!ありがとうございます!」


ゆっこ「はかせ喜んでた?」


なの「はい、喜んでたと思います」


ゆっこ「そっかーそれはよかった」


なの「話戻しますね」


ゆっこ「あ、ごめんいいよ」


なの「それで、はかせは9歳になったんですね」


なの「それが何だか寂しくて・・・」


麻衣「・・・どうして?」


なの「いやぁ、あんなに無邪気なはかせも大人になっていくことを考えると・・・どうしても」


なの「私から離れていってしまう気がするんですよね・・・」


なの「私ははかせとは離れたくないんです・・・。そんな私考えられません」


みお「でも、しょうがないよ・・・。子供は年を重ねて行くごとに大人になり、いづれ親の元を離れる・・・。私だっていつかは東京で一人暮らししたいと思っている。必然的なことなんだと思うよ・・・。」


なの「そうですよね・・・」


麻衣「・・・今を楽しめばいい」


なの「今を?」


麻衣「・・・そうなってしまうとしても、今楽しんでおかないと後々後悔する」


ゆっこ「麻衣ちゃんの言う通りだよ!!今を全力で楽しむ!私は毎日そういうモットーで生きているよ!!」


なの「皆さん・・・!」

なの「なんだか凄い気が楽になりました・・・。ありがとうございます」


ゆっこ「いやいや!大したこといってないよー」ニコニコ


みおまい「(・・・天使の笑顔!!)」


なの「じゃあ私は少し急がなければならないので先に帰りますね」


ゆっこ「うん、じゃーねー」


みお「あ、なのちゃん」


なの「はい?」


みお「もし、悩んでいることがあったらいつでも遠慮しないで私たちに言ってね」


麻衣「...私たちなのちゃんの友達だから・・・!」


なの「・・・!」ウルウル


なの「は・・・はい!ありがとうございます!それでは」タッタッタッ


ゆっこみおまい「じゃーねー」バイバイ



なの「(私はなんていい友達と巡り会えたんだろう・・・!初めて会ったとき私をロボだからって何かを言ってくるかと疑った自分が馬鹿みたい・・・!)」ウルウルウル


なの「あ、しまった涙が・・・」ウルウル


なの「こんな顔ではかせに会ったら心配されちゃうな・・・。涙拭わないと」


なの「・・・よし、大丈夫だ」


ガラッガラッ


なの「ただいまー」


はかせ「あっ、なのおかえりー!」


なの「はかせ何描いてるんですか?日記?」


はかせ「あ!人の物勝手に見たらダメなんだけどー!」


なの「あ、ごめんなさい」


はかせ「まさか、読んだりしてないよね?」ドキドキ


なの「あ、はい。読んでないですよ」


はかせ「ならいいんだけどー!」


なの「(やった・・・!黒目が右上に動くのを抑えることができた・・・!)」

なの「ねぇ、はかせ」


はかせ「ん?」


なの「はかせは私のこと好きですか?」


はかせ「うん!」


なの「どのくらいですか?」


はかせ「うーん・・・。おおいぬ座アルファ星くらいかな」


なの「わ!!」パァァァァァ


ギュッ


はかせ「・・・なの?」


なの「私もはかせのこと、好きですよ!!」


はかせ「いや!!はかせの方がなののこと大好きだもん!」


なの「いえ!私のほうが大大好きです!


はかせ「大大大大好き!!」 なの「大大大大大大大好き!!」


はかせ「大大大大大大大大大大大大好き!!」


なの「大大大大大大大大大大大大大大大好き!!」


阪本「・・・何やってんだ?」

すいません。今日はもう寝ます。
誰かが見てようと見ていなかろうと関係なく続きは明日以降に書きます。

すこしずつしか話が進まないと思いますが、許してヒヤシンス。

できれば保守していただけたらと思います・・・。

すいません、まだあまり知らないもんでして・・・。

>>1です。





はかせ「zzz・・・」


なの「zzz・・・」


阪本「なぁ」


なの「zzz・・・」


阪本「なぁ、娘」


なの「・・・ん、ん?なんれすかぁ・・・?釈迦もとさん・・・」


阪本「俺は仏かよ・・・、それより、聞きたいことがあるんだが」


なの「はい~?」ネボケー


阪本「(聞こえてんのか・・・?)」

阪本「まぁなんだ・・・」


阪本「お前は・・・まさかとは思うが、クラスメイトとかのこと傷つけていたりしていないよな・・・?」


なの「・・・ん?何を言っているんですかぁ?」


なの「私はそんなことしませんよぉ・・・、相生さん、長野原さん、水上さんにも・・・その他の皆さんにも」


なの「皆さん大切なクラスメートですよぉ・・・」


阪本「い、いやそれならいいんだが」


なの「あ、あと」


阪本「ん?なんだ」


なの「ご飯には納豆が一番ですよねぇ・・・zzz」グーグー


阪本「・・・こんだけ寝ぼけてんのによくまともに答えを返せたもんだ」

阪本「(まぁよくよく考えてみれば、娘がそんなことするはずないな・・・。)」


阪本「(でも・・・、いやいかん・・・!娘を信用しよう)」


阪本「(が、あれはいったいなぁ・・・)」

数時間前


阪本「ニャーニャー(すまん、遅れたな)」


カラス「カー(遅いですよ、阪本さん)」


阪本「ニャッ!?(ちょっと待て、なんでカラスがここにいるんだ!?)」


カラス「カー(カラスは気まぐれですので)」


阪本「ニャ・・・(そうか)」


ノラネコA「ニャーオ(じゃあ、集まったことだし一匹ずつ報告だ!)」


ノラネコB「ニャゴニャーゴ(朗報です、時定高校周辺の魚屋は魚が盗みやすいということが判明しました!)」


ノラネコA「ニャーオ!?(おおっ!?そりゃー朗報じゃないかー!)」

阪本「(・・・。)」


阪本「(密かに時定に住む動物、主に猫で形成されている名前もない集会・・・。)」


阪本「(ほとんど野良の猫なんだが、俺はとりあえず参加しているという感じだ・・・)」


男子生徒A「・・・・・・だよな」


阪本「んっ?あの制服は、娘が言ってる高校の制服か?」

男子生徒B「らしいな、おれも聞いたぜ


      高校に殺人アンドロイドがいるって」


男子生徒A「しかも、理科の中村や中之条まで被害を被っているらしいぜ」


男子生徒B「あまり・・・・・・関わりたくないなぁ」


男子生徒A「まぁ俺たちには関係ない話だろうよ」


ノラネコC「ニャー!!!(なんか物騒な話が聞こえたなァ!殺人だとか言ってたなァ!ヒャッハーァ!)」


カラス「カーカー(アンドロイド・・・とかなんとか言ってましたが。)」


カラス「カー(阪本さんのお宅のなのさんのことでしょうかね?)」


阪本「ニャー?(い、いやぁそりゃねぇだろう。どうせドラマかアニメとかの話だろ?)」


ノラネコC「ニャーオ(さァ?どうだろうなァ?)」


阪本「ニャー(どういうことだ)」


ノラネコC「ニャー(俺ァ、噂なんかすぐ耳にしてしまう体質でよォ。この町を駆け巡るありとあらゆる噂を聞きたくなくてもきいてしまうだわァ)」


ノラネコC「ニャー(そんで俺、それと似た・・・というよりは全く同じ内容の噂を聞いたことがあるんだよなァ)」


ノラネコC「ニャーオ(『殺人アンドロイドが高校の理科教師に高圧電流を流し、同級生を失神させた・・・。』ってなァ)」


阪本「・・・ニャー(・・・噂なんて信じるもんじゃねえよ)」


カラス「カーカー(その話、私もスズメから聞いた気がします・・・。)」


阪本「ニャー(な、なんだよ、娘が殺人アンドロイドとでも言うのか!?)」

カラス「カー(いや、そうとは言いませんが・・・)」


ノラネコC「ニャーオ!!(案外、そうなんじゃねェの!?怖ぇなァ!!)」


ノラネコA「ニャー(おい!あんまり言うな・・・!阪本が可愛そうだろう!!)」


ノラネコC「ニャーオ(お前だって聞いたことあるんだろ?その噂)」


ノラネコA「ニャー・・・(否定はできないが・・・)」


ノラネコC「ニャー(・・・ってあれ?阪本いねぇじゃんかァ。つまんねェ)」

-----------------------


阪本「(揃いに揃って娘を疑いやがって・・・、畜生)」


阪本「(まぁ只の噂だ・・・、気にすることは無いか)」


阪本「(寝るか・・・)」

はかせ「半年の間・・・なのの学校生活は極々普通だった。


    そして・・・進級した。


    時定高校はクラス替えが無いのでそのままクラスが移動するだけ。」

半年後 2-Q


ゆっこ「いやー、私達もいよいよ二年か・・・」


みお「一年たつのって早いねー」


麻衣「・・・時は金なり」


なの「ですねー」


みお「みんな無事に進級できてよかったね、ゆっこ」


ゆっこ「何故私に向けて言うのぉ!?」


みお「いや、ゆっこなんだかんだ言ってさ、赤点あまり取ってないじゃん。意外と努力家なのかなーと思って」


ゆっこ「いやぁ、照れますな」デレデレ


みおまい「(・・・可愛い)」


なの「本当によかったですね!進級できて!」


みお「うん・・・ただ」


麻衣「唯一の違和感は・・・」





「安中さんがあの日以来、学校に来ていないコト・・・」

職員室


高崎「うーーん・・・」


桜井「どうしたんですか?高崎先生。顔がかなり険しいですよ?何か悩みでも」


高崎「あぁ、いや安中のことでね・・・」


桜井「あぁ、はい・・・。半年間見ていないです・・・。どうも引きこもって出てこないらしくて・・・。私はあのクラスを登校し


   づらい空気にしてしまったんでしょうか・・・」


高崎「いえいえ!とんでもない!桜井先生のクラスはかなりいい雰囲気ですよ!悪いのは自分、この高崎学です」


桜井「どうしてですか・・・?」


高崎「私は何故だかわからないんですけど、中之条が倒れているときに大抵安中に呼ばれるんです・・・。


   正直、その時もうひとつ大変な出来事があってよく考えずに返答していたんですよ・・・。


   もしかしたら、安中は私のその態度が嫌になり学校に来なくなったのかも・・・!!」


桜井「そんな!私がちゃんとクラスをまとめなかったからですよ!」


高崎「私が悪いです・・・!」


校長「二人とも、落ち着いて」


二人「はっ!」


高崎「あ、すいません・・・。つい我を忘れてしまい・・・」


校長「生徒のことを第一に考えるのはとてもいいことですが・・・、とりあえず今はHRが始まりますのでそっちの方に行って


   頂けますかな」


桜井「あ、はい、すいません」アセアセ


高崎「わかりました」


校長「半年以上も無断欠席なんて今までにないことです・・・。


   全て私に任せて下さい。


   二人は悩むことはないですよ。


   気を楽に・・・」


高崎「はぁ・・・。分かりました」


   

ヌウワセK・dク>�`EE%PF6}+クチr莢ぇワリ�'E)�トH組ホト)


佖・4"ナz#s・�ルXタ<筌yjゥD2hヤイ#ク


「もっと・・・もっと・・・」


悴'茄€!€�ナ�鋠、 l⊂悍ビ


ヨユ・�潦ヤモフZ�Yカヨ[fョ。7・゙Rt�s[€w�佖・4"ナz#s・�ルX


「噂が拡がれば・・・!!!」








「    あ    い    つ    は    終    わ    る    」








ℼ佄呃偙⁅瑨汭ਾ格浴慬杮∽慪•楤㵲氢牴•汣獡㵳挢楬湥⵴潮獪㸢㰊敨摡ਾ琼瑩敬螖귥隌臣ₑ楗楫数楤㱡琯瑩敬ਾ洼瑥⁡档牡敳㵴唢䙔㠭•㸯㰊敭慴渠浡㵥朢湥牥瑡牯•潣瑮湥㵴䴢摥慩楗楫ㄠ㈮眱晭∸⼠ਾ氼湩敲㵬愢瑬牥慮整•祴数∽灡汰捩瑡潩⽮⵸楷楫•楴汴㵥ꢷ鯩⊆栠敲㵦⼢⽷湩敤⹸桰㽰楴汴㵥䔥┶㘹㠥┷㕅䄥╄㜹䔥┵䌸㤥┶㍅㠥┱ㄹ愦灭愻ℼ佄呃偙⁅瑨汭ਾ格浴慬杮∽慪•楤㵲氢牴•汣獡㵳挢楬湥⵴潮獪㸢㰊敨摡ਾ琼瑩敬螖귥隌臣ₑ楗楫数楤㱡琯瑩敬ਾ洼瑥⁡档牡敳㵴唢䙔㠭•㸯㰊敭慴渠浡㵥朢湥牥瑡牯•潣瑮湥㵴䴢摥慩楗楫ㄠ㈮眱晭∸⼠ਾ氼湩敲㵬愢瑬牥慮整•祴数∽灡汰捩瑡潩⽮⵸楷楫•楴汴㵥ꢷ鯩⊆栠敲㵦⼢⽷湩敤⹸桰㽰楴汴㵥䔥┶㘹㠥┷㕅䄥╄㜹䔥┵䌸㤥┶㍅㠥┱ㄹ愦灭愻ℼ佄呃偙⁅瑨汭ਾ格浴慬杮∽慪•楤㵲氢牴•汣獡㵳挢楬湥⵴潮獪㸢㰊敨摡ਾ琼瑩敬螖귥隌臣ₑ楗楫数楤㱡琯瑩敬ਾ洼瑥⁡档牡敳㵴唢䙔㠭•㸯㰊敭慴渠浡㵥朢湥牥瑡牯•潣瑮湥㵴䴢摥慩楗楫ㄠ㈮眱晭∸⼠ਾ氼湩敲㵬愢瑬牥慮整•

2-Q  ランチタイム


ゆっこ「いやー、やっぱり焼きそば美味しいなー」


みお「いやいや、やきさばでしょ」


ゆっこ「ん?やきそば?」


みお「や"き"さ"ば"だ"よ"ぉ"!!」


ゆっこ「ん?カイジの真似?」


みお「いや、ちょっと言ってみたくてね・・・」


なの「あっ!!」

なの「お弁当持ってくるの忘れちゃいました・・・」


ゆっこ「あちゃー、そりゃ痛い!私の焼きそばあげるよ」


なの「いや、いいですよー!相生さんお腹空いちゃいますよ!」


ゆっこ「大丈夫だよ・・・


    ウィダーインゼリーとカロリーメイトあるから」ドヤッ


なの「スニッカーズじゃないんですか!?」


みお「(なんだそのツッコミ!?)」

なの「まぁ、そういうことなら遠慮なく頂戴致します!」


ゆっこ「うん、食べちゃってー食べちゃってー」


麻衣「・・・」ジー


ゆっこ「ん?どうしたのまいちゃn・・・って!?」


ゆっこ「(ダブルメガネ!?)」


ゆっこ「(まさか一度やったことのあるネタをかましてくるとは・・・!さすが御大・・・。いやこれは、私への挑戦状か!?


    新しいツッコミを要求しているのか!?そうとなれば、はりきっt・・・)」


田中「あれ?水上お前、メガネ on the Glassesじゃん」


ゆっこ「田中のヤローーーーーー!!!」

四人「ごちそうさまでした!」


なの「じゃあ私、次先生の手伝いしなきゃならないから先いくね」


ゆっこ「うん、分かったー」

テクテクテク


なの「次は理科だから中村先生のところに行かないと」


テクテクテク


A「ねぇ、あの娘じゃない・・・?」


B「絶対そうだよ・・・ネジついてるし」


なの「・・・(私のこと・・・?)」


A「最近私も聞いたんだけど・・・中村先生のこと殺そうとしたんでしょ?」


なの「!?」


B「確かあの、中之条君も殺されかけたって言う話らしいよ」


なの「(この人たちは・・・何を・・・言っているの?)」


A「怖いねー・・・」


B「うん」


なの「・・・」ウルウル


タッタッタッ


A「あっ、行っちゃったよ」


B「もしかしたら聞こえてたかもよ」


A「いいよ、別に。


 人を平気で[ピーーー]冷酷なアンドロイドなんだし、


 自分がなんと噂されようがきになんないでしょう?」


B「かもねー」

<ピー>には「こ、ろ、す」って書いてあったはずです

なの「なんで・・・?なんで私がそんなことをしたことになっているの・・・?」ウルウル


なの「私は何もしていないのに・・・、私は普通の高校生でいるだけなのに」


なの「それの何がいけないの・・・」


なの「いや、駄目だ。所詮噂だ!気にしない気にしない」


なの「こんなこと気にしてたら・・・ダメだよね」


ガラッ


なの「失礼します・・・」


中村「おぉ、東雲よく来たな」


中村「次の時間は実験をしたいから、準備を手伝ってもらおうと思ってな」


中村「まぁ、そんな面倒なことをさせる気は無いから安心しろ」


中村「(フッ・・・、次は実験なんてやらない・・・!東雲!お前を私の物にするために呼んだのだ!!


   まんまと引っ掛かったな!今日はこの『回路ショート君ver.15』を使って今日こそお前を


   捕獲してやる)」


なの「・・・ウッ・・・あ、はい」


中村「!?(泣いている!?なぜだ!?私が泣かせたのか!?私の意図がこいつには見えていて、


   私に捕獲されたくないから泣いているのか!?)」


中村「あ!じゃあ、まずビーカーを持ってきてくれ・・・」


なの「はい・・・」


中村「しょうがない。


   次は実験やるか・・・」



中村「よし、準備完了だ!すまなかったな、東雲」


なの「はい・・・」


中村「だ、大丈夫か?東雲。


   顔色があまり良くないぞ?


   保健室に行ったらどうだ?」


なの「お気遣いありがとうございます・・・。そうさせていただきます・・・」


中村「あぁ・・・、きをつけろよ」


中村「(後ろ姿に生気が無かったな・・・。本当に何があったんだろうか・・・?)」


キーンコーンカーンコーン


中村「あ!時間だ」

メール欄に「saga」で[ピーーー]等の言葉が[ピーーー]に変換されずに済むぞ

保健室


なの「・・・怖い


   怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
   怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
   怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
   怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!!」


なの「皆、私をそんな目で見ていたのかな・・・?


   私はそんなに醜いかな?


   私はダメなのかな・・・?


   あぁぁっぁああああ・・・・


   考えれば考えるほど頭が痛い・・・


   とりあえず考えるのを止めよう・・・


   寝よう」

>>52さん

ありがとうございます!!

殺す!!


ちゃんと打てました!

繧ィ繝・ぅ「オマエハダメダ」縺」縺溘


なの「いやだ・・・・・・いや」


オマエヲアイスルモノハイナイ、オマエトトモニイヨウトスルモノモイナイ


なの「いや・・・・・・」


ドコニモイナイ、イッショウデキナイ、オマエハズット



「独りだ」

なの「嫌だあああああああああああああああああッ!!!!」


ゆっこみおまい「!?」


なの「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」


みお「だ、大丈夫?」


なの「あれ、皆さん?」


ゆっこ「すごいうなされてたよ?汗だくだし」


なの「今何時ですか・・・?」


麻衣「・・・4時半」


なの「放課後じゃないですか!私あとにして先に帰ってもらってよかったんですが・・・」

みお「何を言ってるの!心配で変えれるわけないじゃんか」


なの「皆さん・・・」


ゆっこ「理科のノートなのちゃんの分も写しておいたから、はいどうぞ」


なの「あ、ありがとうございます・・・!」


ゆっこ「ちょっと字が汚いけどねー・・・」エヘヘ


なの「・・・(私は、いつも人に助けられている・・・。


     人に迷惑をかけているんじゃないかな・・・?


     もしかして水上さんにも相生さんにも長野原さんにも・・・。)」


なの「私は帰りますね」


麻衣「・・・一緒に帰らないの」


なの「今日は忙しいので・・・」


みお「いいの?」


なの「いいです!!」


みおゆっこ「!!?」


麻衣「・・・」


なの「私はひとりでいいです」


テクテクテク・・・

誤字
みお「何を言ってるの!心配で変えれるわけないじゃんか」 ×

みお「何を言ってるの!心配で帰れるわけないじゃんか」

ゆっこみおまい「・・・。」


麻衣「きっと、あると思う」


みお「何が」


麻衣「きっと何かある・・・


   なのちゃんを傷つけた何かが・・・」

 

タッタッタッ


なの「だめだ・・・、こんな噂ひとつで・・・、こんなんじゃだめだ・・・。」


なの「そうだ、噂だ、絶対嘘だ、嘘。」


なの「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ   嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ・・・!!」

なの「私には親切にしてくれる人がいるじゃないか!!」

東雲研究所


なの「よし、笑顔で行こう」


ガラッ


はかせ「あ!なのだー」


なの「ただいま帰りましたー」


阪本「よお、お疲れさん、娘」


なの「(しかも、こんなに強い味方もいる・・・。」


なの「いつも、ありがとうございますね」ニコッ


阪本「ん?何のことだ?」

はかせ「しかし・・・思えばこの日以来なのの笑顔を見ていないな・・・。


    どうしたことだろう・・・。


    そういえばこの日私はこんな日記を書き残したっけ・・・」


『*がつ*にち なのがものすごくえがおだった。「ありがとう」っていってた。


 なにかうれしいことでもあったのかな。


 なのがうれしいとはかせもうれしいね!」


はかせ「それから二ヶ月間・・・。


    なのはあまり笑顔を見せなくなった。


    なにがあったの?と聞くと、


    『なんでもないですよ』と、言ってくれたね。」


    

今日はこれで終了です!


打つの遅いですが、許してヒヤシンス。

なのが保健室に寝込んだ日から二ヶ月半後


なの「(私はあの噂を呟く人が増えたと思う)」


なの「(すれ違う度に『殺人アンドロイド』だの何だの・・・)」


なの「(もう何だか慣れてしまった・・・。誰があんな噂を拡散したの・・・?)」


なの「(私はそれが知りたい。この噂の発信元を)」


なの「(そしてそいつを・・・)」


なの「・・・潰したい」


みお「どうしたの?なのちゃん」


なの「はっ・・・」

なの「す、すいません・・・。なんか」


みお「ここ二ヶ月くらいずっとその調子だけど・・・?何かあったよね」


なの「いや、いいんです・・・」


みお「・・・そう?いつでも相談してね、私を頼って」


なの「・・・・・・・はい」

みお「(日が経つごとになのちゃんの顔が固くなっているし・・・、性格も鋭くなっている気がする・・・。)」


みお「(私たちだって一生懸命何か助けになれないか頑張った)」


みお「(だけど結局私達は何の力にもなっていない)」


みお「(無力・・・。相談してねなんて無責任な事を言って。何をしているんだろう)」


みお「(もしかしたらその言葉がなのちゃんの心を抉っているかもいれないのに・・・)」

「・・・アンドロイドが・・・」


みお「(ん・・・? 廊下からかな・・・?)」


男子生徒D「あの噂・・・、信憑性が最近更にましてきたな!」


男子生徒C「ああ、ネジをつけたアンドロイドがいつ殺人を起こすかわからないしな・・・」


みお「(・・・!? ・・・まさかなのちゃんのことか・・・?)」


男子生徒C「こえーな」ゲラゲラ


男子生徒D「だなぁ」ゲラゲラ


ゲラゲラ


みお「・・・っ」プチッ

ゲラゲラゲラ


みお「・・・ねぇ」


男子生徒D「・・・あ?なんだよ」


みお「そんな噂・・・、まさか信じているわけじゃ・・・ないよね?」


男子生徒C「なに言ってんだお前、今やこの噂を信じていないやつなんていないと思うぜ?」


男子生徒D「もう、2年全員が殆ど知っていて全員が信じていると思うんだがなぁ」


男子生徒C「最近は画像まで出回ってるしな」


男子生徒D「まぁ怖くてちかづけねぇよなそんな奴によwwww」


みお「・・・・・・・・・・・・その『奴』の名前は・・・なんて言うの」


男子生徒C「お前まさか知らねぇのか?まぁいい、教えてやるよ」








男子生徒C「東雲なのだ」

男子生徒D「『現代の科学が産んだ殺人アンドロイド』だろう?」

みお「ねぇ、あんたらわかってんの!!?」


グッ


男子生徒D「お、おいなんだよ胸ぐらつかんで」


みお「画像だかなんだかしらないけどあんたたちが笑いながら気にせずに発言したその言葉ひとつで一人が


   どれだけ傷ついているとおもってんの!!?


人のことをゲラゲラと笑って!!ふざけないでよ!!


   そんな噂なんて信じるなよ!!そんな噂なんて広げるなよ!!


   東雲なののことを考えてみろよ!!


   今なのちゃんは噂に追い詰められて潰されそうなんだよ!!


   お前らがそんな状況にたたされてみろ!!絶対に耐えられるわけない!!絶対にな!!


   そんな状況の中で二ヶ月半も耐えられるか!?無理だろう!!?


   だから今すぐその噂を消せよ!!この校内から抹消しろよ!!


   その口で言った!!


   その耳で聞いた!!


   噂を!!


   消せ!!!」

男子生徒C「な、なんだよお前」


男子生徒D「俺達は関係ないからな、行こうぜ」


男子生徒C「あ、あぁ」


タッタッタッ


みお「・・・・・・」ハァ...ハァ...


ザワザワ


『何?』『喧嘩?』『あれ長野原さんだよな』『トラブルか・・・』


ゆっこ「ど、どうしたのみおちゃん」


麻衣「・・・・・・」


タッタッタッ


みお「なのちゃん!!」ダンッ


なの「・・・・・・」


みお「あんな噂は嘘だ!!信じちゃだめだから!!」


なの「・・・・・・」

-------------------------


「画像・・・噂の拡張・・・、フッ・・・フフフッ」





「アハハハハハハハハハハハハハハハ、アハ、ハハハハハッハハハハハハハハハ」





「確実に終わりへと向かっているはずだよ・・・!


 東雲なのは・・・!」

-------------------------


なの「(・・・また人に迷惑をかけてしまった)」


なの「(・・・私はまた、人に迷惑をかけてしまった)」


なの「(このままじゃ長野原さんも巻き込まれちゃう・・・)」


なの「(それだけは防がなきゃいけないんだけど・・・)」


なの「(どうすることもできない・・・)」

ガラッ


なの「ただ、ただいま帰りました」


はかせ「あっお帰りー」


なの「今日はちょっと寝させてください・・・」


はかせ「え?夕食は?」


なの「作りおきがあるんでそれを食べてください・・・」


はかせ「え、あぁ・・・


    うん」


トコトコ・・・


はかせ「...」

阪本「・・・ずっとこんな調子だな娘は」


はかせ「どうしたんだろう・・・」


阪本「本当に何があったんだろうな・・・」


はかせ「作りおきってもう・・・」


阪本「カレーがほんの少しだけあるが・・・」


はかせ「サメチョコ食べたいー」


阪本「わがまま言うなよ、こんなときに」


はかせ「うん...」

グゥ~


はかせ「お腹すいた・・・」


阪本「・・・しゃーねーな、俺がついて行くから買い物に行くぞ」


はかせ「うん!分かった」





大工スーパー


阪本「娘がいっつもかってんのは・・・まず人参を買うか」


はかせ「どこー?」


阪本「ここを行った先の行き止まりを右に行ったところだったと思うが」


はかせ「うん」

トコトコトコ


はかせ「あ!ゆっこ!」


ゆっこ「あ!はかせ!!阪本も!!」


はかせ「わーーい!!ゆっこーー!!」


ゆっこ「はぁーかせーー!!」


阪本「・・・息が会うなこいつらは」

みお「あーはかせも来てたんだ」


はかせ「うん!」


麻衣「はい」  つジンベエザメの絵


はかせ「おおおおぉ!!さすがなんだけどぉ!!」キラキラ


ゆっこ「阪本も来たんだね」


阪本「あぁ・・・」


みお「こんなスーパーで喋っちゃっていいの?」


阪本「あ。・・・まぁできるだけ小声で話す事にしよう・・・。」

ゆっこ「なのちゃんは・・・どう?」


はかせ「なんか今日は寝たいって」


はかせ「もう食べるものが少なくなってきたから買いにきたの」


はかせ「ねぇ、ゆっこ、なのに何かあったの?」


ゆっこ「.........まぁ、別に何もないよ」


はかせ「あぁ、そうなの?」


ゆっこ「う、うん」

はかせ「まぁ、何もなければいいんだけどー!じゃ、急いでるからー」


ゆっこ「あ、うん分かったー、またねー!はかせ!阪本も!」


阪本「あぁ、またな」


タッタッタッ


みお「・・・嘘ついちゃったけどいいの?」


ゆっこ「・・・本当の事言ってはかせが正気でいられると思う?」


みお「でも、いずれ知ることにはなると思うんだけど」


麻衣「知る時を遅らせただけ・・・」


ゆっこ「・・・うん。その場しのぎだね」





店員「3500円になりまーす」


はかせ「はーい」


阪本「・・・」


チャリン


店員「ありがとうございましたーまたお越しくださいませー」

帰り道


はかせ「サメチョコ買っちゃったけど怒られないかな?」


阪本「・・・まぁ、今回限りは大丈夫だろう。娘も今はあんなんだし」


はかせ「・・・うん」

------------------------


なの「・・・」


なの「・・・(長野原さんは私を助けるために怒ったのかな・・・?)」


なの「(それとも、こんな噂に悩まされ続けている私を怒ったのかな?)」


なの「(・・・・・・あぁ、ダメだ。疑心暗鬼になりすぎている・・・。今の私は。)」


なの「(長野原さえ疑うなんて・・・。私は・・・・。)」

------------------------


はかせ「このころのなのは既に誰が見ても可笑しい状況にあった・・・。


でもまだそんなことも笑い飛ばせただろう・・・、あの時は。


    なの・・・


    なのがあのときから更におかしくなったんだ」


------------------------







第一章(1/3)   終わり











第二章(2/3) 開始






はかせ「そう、ちょうど今から一年前のコト・・・」


はかせ「つまり私の10歳の誕生日の日」


~一年前~


なの「おめでとうございます・・・」


はかせ「あ、ありがとう」


阪本「・・・」


なの「じゃあ、ケーキ買ったんでたべといて下さいね」


阪本「お、おい娘、ガキの誕生日だぞ!?今日くらいは・・・」


はかせ「なの・・・」

なの「知ってますよ、今日は二人ではかせの誕生日会をやって下さい・・・。」


二人「・・・」


なの「では・・・」


トコトコトコ


はかせ「・・・おめでとう。10歳のはかせ・・・」


阪本「おめでとう、良かったなガキ」


二人「・・・」


阪本「もうなんか、自暴自棄になっているな。娘」

ちょっと自分でよくわかんなくなってきたんで時系列まとめます


はかせ九歳誕生日、平和な日々、流れ始める不穏な噂

↓ 半年後

2-Qに進級、安中がずっと休んでいる、噂を直接耳にするなのショックですこしおかしくなる

↓ 二ヶ月半後 (この間に家事などを放棄)

噂を話す男子生徒にみおが叫ぶ、
なの人に迷惑をかけていると思い、あまり家でも会話を交わさなくなる。

↓ 三ヶ月半後(最初から一年後)

はかせ10歳の誕生日

はかせ「まぁ、とりあえずケーキ食べよう」


阪本「ああ、だな・・・」


モグモグ


阪本「(なんだか娘が自閉的になってから大人になったようなきがするな・・・。


   もう『ガキ』って呼ぶのは相応しくないかもな)」


はかせ「うん、おいしいねサメチョコケーキ!」


阪本「あぁ、だな!俺が食ってるこの魚も上手い!」


はかせ「幸せな・・・誕生日って言えるのかなこれは」


阪本「・・・さぁな、少なくとも去年の誕生日と比べたら」


阪本「・・・幸せではないかもな・・・。」


はかせ「・・・なの」


はかせ「元気にならないのかな・・・」


はかせ「ごちそうさまでした」


阪本「ごちそうさま」


はかせ「じゃあ、はかせが皿を片付けるよ・・・
    

    ていうかそれ以外に片付けられるような人がいないんだけどね」ヨイショ


阪本「・・・しっかりものになったな、ガキは。一年でこんなに変わるもんなんだな」


はかせ「・・・しっかりものなんかじゃないよ・・・、阪本。


    我慢してるだけだから。


    なのが元気になったら多分またわがままなはかせに戻っちゃうかもね。


    その時は覚悟しておくといいよ!」ニコッ


阪本「あぁ、もう一度見たいものだな。」


阪本「(娘とガキの心の底からの笑顔を・・・)」



次の日 朝


はかせ「」モグモグ


ガラッ


はかせ「いってらっしゃーい・・・」


・・・


はかせ「今日もなにも言わず言っちゃった」

登校中


ゆっこ「あっ、みおちゃん」


みお「あ、スラマッパギー」


ゆっこ「おお!!・・・スラマッパギー!!!」ダイカンドウ


ゆっこ「(まさか、みおちゃんからいってくれる日が来るとは・・・!!)

教室前


ザワザワ


ゆっこ「あれ?なんか教室騒がしいなぁ、なんだろう」


みお「うーん、いつものことじゃない?」


ザワザワ


みお「・・・前言撤回。なんか異様なざわつき方だよ」

ザワザワ


「来たぞ・・・」「なにがあったんだ」「いったい」


ゆっこ「お・・・はよう」


みお「!?」





ゆっこみお「安中さん!?」





田中「おい!安中!一年も学校にこないで!心配したぞ!?」


安中「いや~・・・、別に?心配かけてごめんね」


中之条「まぁ、無事ならいいんだ・・・それで」


みお「安中さん!?」


ゆっこ「安中さん!?」


安中「あ、相生さん、みおちゃん、おはよう」


みお「何があったの!?心配だったんだよ!?


   どうしたの!?」


安中「いやー、大丈夫だよ」




HR


桜井「えー、安中さんお帰りなさい!!」


ワーワー


桜井「安中さんが学校に約一年ぶりに来ました・・・!


   皆さん、安中さんを待ってたんですよ・・・!」ウルウル


みお「一年も休んでいて、勉強とか大丈夫なのかな?」





今日は止めます・・・!
模試があって疲れました!
安中さんの画像漁って寝ます

昼休み


なの「(安中さんが学校に来てよかった・・・。)」





『おい』


なの「はい!?」

男子A『お前が安中を苛めたから一年も学校に来なかったんだよな?』


なの「え、何を?」


男子A『とぼけてんじゃねぇよ、知ってんだぞお前がやったこと』


なの「私は決してそんなことはしていません・・・!」


男子A『うっせーよ、黙れ殺人アンドロイド』


なの「・・・っ!!?」


男子A『中村と中之条を半殺しにしたあげく、


    安中に一年間の心の傷を負わすなんてな・・・!


    アンドロイドの中でも最低最悪のアンドロイドだな、お前は。


    作ったヤツの顔が見てぇなぁ』


なの「・・・はかせのことはバカにしないで下さい」


男子A『あ?なんかいったか?」


なの「・・・いえ、なんでもないです」


タッタッタッ


男子A「ふーん、感情はあるんだぁ」











なの「...............うっ」


長らく放置していてすいません。


次の日 朝


「なんだこりゃ」


「残酷な写真だ・・・」


ザワザワ


ゆっこ「ん?今日もざわざわしてるね、何があったんだろう」


麻衣「・・・いやな予感」


みお「廊下の壁になんか張ってあるように見えるけど...」


ゆっこ「ちょっと見に行こう!」


まいみお「うん」

なの「(・・・なんか騒がしいなぁ。五月蝿い・・・。)」


「おい・・・あれって」


「ああぁ、そうだよなぁ・・・」


なの「(ん?何か皆こっちをみているような・・・)」


「こっち来たぞ・・・」


なの「え?」


「こっちくんな・・・!」


なの「え?何?」


タッタッタッ・・・


なの「・・・!?」

なの「(・・・安中さんを苦しめる私。


     安中さんを虐めている私。


     安中さんの頬を殴る私。


     安中さんの腹を殴る私。


     安中さんが泣いて私に謝っている。


     ・・・なんなんだこれは)」

 

ゆっこ「うっ・・・」


みお「何この写真・・・!?」


麻衣「なのちゃんが安中さんらしき人を殴っている・・・」


ゆっこ「・・・まさか、ねぇ。なのちゃんがこんなことするわけない・・・」

なの「ねぇ・・・!!


こんな写真・・・!!信じてるわけじゃないですよね!?」


「・・・・・・」


なの「だってこんなの・・・!!


   安中さんかどうかわからないじゃないですか!!」


「・・・・・・」


なの「赤いリボンしか写ってないじゃないですか!!


   これじゃ安中さんかどうかなんて分からないですよ!!」


「酷いな・・・、お前。お前のせいで安中さんが休んでたんだな・・・」


「一年に及ぶ精神的なショックを与えるなんて最低だよな」


なの「(誰かが言っている・・・。誰が言っているかは私には分からない・・・、分からない。


   分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない


   分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない


   分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない


   分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない・・・・・・っ!!)」


  

ゆっこ「(なのちゃん・・・・・・!!)」


ゆっこ「助けなきゃ・・・助けなきゃ・・・」


みお「あ、ゆっこ・・・」


スタスタ


ゆっこ「ねぇみんな!!本当になのちゃんがこんなことやったと思ってるの!?


    そんなわけないよね!?」


田中「あぁ・・・」


中之条「うん」


中之条「少なくとも僕たちは信じてるよ」


田中「東雲がそんなことやってねぇってな」

田中「皆だってそう思うだろ?


   温厚で大人しい東雲がこんな残忍なことやるわけないって」


「・・・まぁ」


ゆっこ「そうだよ!!


    だからこんな写真なんて忘れて!信じないで!!ほら、教室に入った入った!!」


ゾロゾロ


田中「・・・」


ゆっこ「田中、中之条、ありがとう!」


田中「いやいや、別に大したことはしてねぇよ」


中之条「うん」


みお「大丈夫?なのちゃん」


なの「・・・」


麻衣「写真剥がしておくから」


ゆっこ「あ、私も手伝うよ」


なの「・・・」


みお「じゃあ私も手伝おうか」


田中「しゃーねーな」


中之条「うん、手伝うよ」


なの「・・・」

なの「いいですよ・・・」


ゆっこ「ん?」


なの「どれだけ弁明しても私の噂が広がった以上、どんな嘘、偽装の証拠だって


   信じられてしまいますよ」


みお「でもそんなの悔しいじゃん!」


なの「ですから皆さんは私のことなんてかばわないで下さい。


   放っておいて下さい」


麻衣「どうして」


なの「正直迷惑なんですよ


   私は皆さんに守られるような覚えはありません」


ゆっこ「え?何て?」


なの「ですから・・・


   『私のことなんか気にする人間は頭がおかしい』


    私は相生さんたちがそんな人間に思われてほしくないんですよ」

------------------------------


はかせ「そして、なのはここから苦悩の日々を暮らしていったんだ・・・。


    はかせの日記に事細かく書かれている・・・」


------------------------------

?月?日


なのがびしゃびしゃにぬれて帰ってきた。


頭のさきからつまさきまでびしゃびしゃだった。


なにがあったの?とはかせが聞いたら


なにも言わずに部屋に戻っていった

×月×日


今日は制服がぼろぼろだった。


はかせはなのがふつうのかっこうで帰ってくるのを


一週間はみていない。


はかせはなのは『いじめ』をうけているんじゃないかなと


思った。


でも、はかせはまだいいかなと思った。


部屋から聞こえてくる泣き声をききながら思った。

=月=日


なのは膝を擦りむいて帰ってきた。


はかせは怖くなった・・・。


こんなことをするなののクラスの仲間と


ここまでひどいことをされて耐えきっているなのに。


阪本もおなじきもちだった。


はかせはしんぱいになったので


学校にようすを見に行くことをきめた。


●月●日


はかせは2日かけてていさつようの小型ロボットをつくった。


それを使ってなのの学校にせんにゅうした。


なのの教室にいこうかとおもったけど


しょくいんしつから気になる話が聞こえてきたから


そこにはいった。


黒いモミアゲの先生と汗をいっぱいかいてる先生が


こまりがおで話していた。


「いじめがあるんじゃないか」とか


「すいません」とか


「シャシンが本物か」とか


はかせにはよくわからなかったけど、


確か汗をたくさんかいてる先生はなのの教室の


担任の先生だったと思う。

△月△日


あいかわらずなのはひどい格好で帰ってきている。


日によっては目もあてられないときもあった。


今日は教室にせんにゅうしようと思ったけど


泣いてつかれたからやめた。

°月°日


今日はしょくいんしつにせんにゅうした。


また、モミアゲの先生と汗かきの先生が話していた。


今度は前より青ざめた顔をしていた。


「いじめは抑えられつつあるが、相生や長野原まで巻き込まれている」


そう、言っていた。


ゆっこやその友達も被害をうけているそう。

X月X日


なのはかわいそうだった。


水をかけられて。


ロボだからって殴られて。


はかせはこうかいした。


なのに感情という機能をつけたことに。


はかせの胸はとても痛かった。

Z月Z日


今日はなのが普通の格好で帰ってきた。


といっても、毎日いじめられているので


制服はボロボロだけど、


今日、水をかけられただとかそんなかんじはしなかった。


それはそうだ。教育委員会が来て厳重注意がされたようだ。


だけど、なのやゆっこを虐めている人には何にも罰せられなかった。


校長は必死に何か言っていたが


教育委員会は帰っていった。

?月?日


はかせはもうだめかもしれない。


なのの苦しむ姿を見てたのしいわけない。


部屋からは叫び声に似た何かの音がきこえてくる。


今も。


どうやら教育委員会がきたことをきっかけに


だれにもばれないところでこっそり虐めているようで・・・。


むしろエスカレートしているらしい。


これは人から聞いた話ではなく・・・。


機械を通じてはかせがこの目で見た話。


なのを虐めているひとがにくい。

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はかせ「今日の3日前で日記書くのをはかせは止めた・・・。


    辛くなったからね。


    今日・・・そう今日は


    


    はかせの11回目の誕生日」


------------------------------


    







第二章(2/3) 終了











第三章(3/3)   開始





はかせ十一回目の誕生日から三日前


中村「東雲を研究するチャンスさえ奪われてはや半年・・・。


   というか東雲が壊されかけているこの現状・・・。


   どうにか打破できないものかと考えてわいるが、どうにも思いつかん。


   犯人を見つけることも考えたがよくわからん。


   証拠もないしなぁ・・・。


   いや、あくまで東雲を私のものにしたいというだけで、


   東雲が心配ってわけじゃないんだぞ・・・?」


ゆっこ「先生・・・誰と話してるんですか?」


中村「うおぉお!?」

中村「ど、どーしたんだお前らぁ!」


みお「ちょっと頼みたいことがありまして」


中村「なんだ?出来る限りのことならやるぞ」


麻衣「先生・・・ハッキングは得意?」


中村「へ?」

中村「な、なにごとだ!?」


ゆっこ「先生はなのちゃんが最近いじめられているのはご存知ですよね?」


中村「あ、あぁそりゃまぁな。


   職員会議でも度々話題になっていたし、教育委員会もきたし・・・。


   何より、お前たちもいじめられているんだよな」


みお「・・・私たちは大丈夫です。


   それよりなのちゃんが一番キツイはずです。


   私たちに比べてなのちゃんのいじめられ方は明らかに異常なもです。


   目も当てられない凄惨なものばかりで・・・。


   情けない話で私たちはそこで助ける事ができませんでしたが・・・」


中村「あぁ・・・心配だな」

みお「そこで、中村先生にハッキングをしてほしいのです。PCには詳しいですよね」


中村「・・・まぁな」


ゆっこ「じゃあ受け入れてくれるんですよね?」


中村「あぁ、了承するぞ」


麻衣「じゃあ今日中に


   3-Q全生徒の家のPCをハッキングして、メールの記録を全部調べて下さい」

夜 中村の家


カチャカチャ


中村「15人は終わったぞ」


みお「何か『アンドロイドに関しての噂』


   について触れている内容はありましたか?」


中村「いや・・・得にないな」


みお「そうですか・・・」


カチャカチャ

数時間後


中村「・・・あっ」


ゆっこ「何かありました!?」


麻衣「・・・」zzz


中村「これ読んでくれ・・・っぽいことが書いてあるぞ」


ゆっこみおまい「・・・」


『3-Q 東雲なの は 殺人 アンドロイド 。


 どんな 人 でも 傷つけ て 容赦なく 痛めつけ る。


 画像もある 。』


中村「この画像は・・・東雲が安中を殴っている画像か?」


バンッ!


みお「先生!!そのメールの発信元は!!?」


中村「このメールの発信元は・・・・・・・・・」

はかせ十一回目の誕生日 当日 東雲研究所


はかせ「以上で回想は終わりだよ・・・なの」


はかせ「大変だったね・・・。」


なの「ぅ・・・うぅ・・・。


   そんな嫌な思い出・・・思い出させないでください"っ・・・」


阪本「・・・娘」


なの「い"ぃから・・・早く私をシャットダウンして下さい・・・!!」


はかせ「でも・・・それは」

なの「それは何ですか・・・!!なんだっていうんですか!!」


はかせ「はかせが・・・一人になっちゃうから・・・」ウルウル


なの「そんなの知りませんよ・・・!私にはもう救いはない!!


   多数の人に迷惑をかけた!!更に第二、第三の被害者もだした!!


   そんなことを全部リセットするために!!!


   早く回路を切って!!」


はかせ「・・・なの・・・。」


なの「早く・・・ぅ!!もう・・・いや」

同じくして 時定町 空き地


ゆっこ「・・・」


??「一体休日に1-Q全員を集めてどうしたの?」


??「相生さん」


ゆっこ「・・・」


??「長野原さん」


みお「・・・」


??「水上さん」


麻衣「・・・」

みお「みんなは東雲なのちゃんがいじめられているのを知っているよね?


   というか”見て見ぬふり”をしてるだけかもしれないけど」


「・・・」


ゆっこ「でもその事の発端となった出来事を作った人物・・・」


麻衣「それがいいたくて・・・みんなを集めた」

みお「その人物は・・・あなた」





??「え?私?」





みお「とぼけないで・・・!








                      安中さん」

安中「なんで私がなのちゃんがいじめられている原因なの?」


みお「昨日中村先生に噂が広がった原因となったメールの発信元を


   調べてもらったんだ。


   そしたら発信元が安中さんだったんだ」


ゆっこ「私も信じたくないけど・・・」


麻衣「・・・」


ザワザワ


安中「あーあ・・・。









   



バレちゃったか」

みお「っ!?」


安中「そうだねー、私が全部やったんだよ」


安中「噂の拡散も、写真の捏造も」


麻衣「っ・・・なんて事を」


安中「私は自分が思ったままに行動しただけだよ」

安中「そもそも私はなのちゃんが転校してきてから


   嫌いだった。


   日々悪意と憎悪を持って接してきた」


みお「どうして・・・?」


安中「そんなの決まってるじゃない!!


   ネジをつけてるからだよ!!」


安中「そもそも中学時代あまり目立てなかった私は


   目立つためにこの赤いリボンをつけたというのに、


   ネジをつけているなのちゃんが来たせいで私の存在感というものは


   少なくなっていったんだ」

安中「その恨みを晴らすため、私はなのちゃんに不利な


   噂を流して追い詰めることに決めた。


   その為に一年間私は休んだんだ」


田中「そこまでしてする必要があったのか・・・?」


安中「田中君には分からないだろうね、この感情。一生ね」


田中「・・・」


安中「私はメールの文章を作成して、


   メールを受け取った人に発信元が分からないような工夫をして、


   不特定多数の一学年の生徒に送った」

安中「でも私の苦労の水の泡ってことなのかなー?


   うん、ばれちゃったし」


安中「でも私はその様子を影からずっと見ていた。


   噂が確実にひろっがっていく様子を


   内容がだんだんと変わって来て


   『理性がない無感情アンドロイド』が『殺人アンドロイド』に


   変わった時はさすがの私も腰を抜かしたよー・・・!


   まぁ、焦りも諦めもする気がしなかったけど」


みお「・・・」

安中「なのちゃんは日に日に追い詰められて行って、


   確か保健室に運ばれた時もあったんだっけー?


   懐かしいね」


ゆっこ「っ・・・安中さん!!?その時も見てたの!?」


安中「そりゃあ、もちろんね。


   ていうか週三日くらいで学校にはこっそり来て、


   様子を見てたからねー」

安中「まぁ、なのちゃんが保健室で叫んでたところを見たときはそれこそ、


   『えーーー!!』っておもったね。


   驚いちゃった、冷静ななのちゃんが叫んでるところを見て」


麻衣「・・・楽しかった?」


安中「そりゃあ・・・ねぇ?


   楽しかったよ」


みお「・・・チッ」


みお「・・・いい加減にしてよ!!安中さn・・・」


ガシッ


安中「まぁ、落ち着いて聞いてよ、最後まで」


みお「・・・くっ」

安中「まぁ、そんな感じで


   自らが発信したなのちゃんの噂の効果を実感したんだよ、私は。


   ただ、それを期待していたんじゃない。


   その噂によって起こるトラブルやらケンカやら い じ め やらの


   二次災害を期待してたんだよ・・・!


   まぁ、既にちょっとずついじめは起きてきていたんだけど。


   それを助長させるために私は次の行動に出たんだよ・・・!」

田中「・・・まさか、あの写真・・・」


安中「そう!!


   廊下に貼られた15枚ほどの写真。


   あれは全部私が貼った。


   そして、


   私が作った偽物の画像だよ。」


中之条「・・・安中さんがやったのか・・・それも」

安中「なのちゃんが私を殴る、蹴る、踏む、縛る、脅す。


   どれも酷いものだったからみんなの脳裏にしっかり


   焼きついているはずだよねぇ。


   覚える?みおちゃん?」


みお「覚えてるに決まってるでしょ!!」


安中「まぁ、そんな怒んないでよ」

安中「いやぁ、大変だったよぉ。


   あの画像を作るのに二ヶ月半はかかったかな?


   ただ現代の技術はすごいね!


   あたかもそこで本当に私が殴られた!


   みたいな画像が作れちゃうんだもんね!」


田中「でも!!・・・あの後ろ姿は確実に東雲だったが・・・」


安中「カンタンな話だよ!


   私となのちゃんが少し似ているということを利用したんだ。


   リボンはずして黒髪にして後ろ向いたら完璧になのちゃんだもん。


   私。


   そのまま体育館裏とかで気づかれないように


   暴行を加えているかのようなポーズの写真をとって、


   なんとなく自然な位置にリボンをうまい具合に合成すれば


   私が映ってなくても私が殴られているかのように見える」

安中「その画像ができたときの達成感は半端なかったよ!


   もう、清々しい!


   その調子で私は一年間の沈黙を破り投稿したんだけど、


   その当日には写真は貼らなかったね。


   特に理由は無いけど・・・。


   でも翌日に写真が既に貼りだされている状態で、


   なのちゃんが攻撃を受けているところを見たときは


   嬉しかったね。


   これ以上ないほど。


   するとどうだろう、もうどんどんいじめられていくんだよ、なのちゃんが。


   1-Qのみんなは優しいからそんなことはしていなかったけど、


   他のクラスはそうはいかなかったんだね。


   噂を知っている他クラスの、ストレスが溜まっていた生徒が


   今しかないって思ってなのちゃんを標的にいじめを始めたんだろうね。」

安中「それをかばっちゃうもんだから


   相生さんもみおちゃんも水上さんもいじめられちゃうんだよ?


   『見て見ぬふり』それだけやってればよかったのにね・・・。」


ゆっこ「いや・・・安中さんがどう言おうとなのちゃん見捨てることなんてしないよ!


    それはみおちゃんも麻衣ちゃんも一緒だよ!!」


安中「よく一人の友達にそこまで命をかけられるもんだね」


みお「・・・友達だからね。あんたにはもう分からないだろうね、この感情。今後一生。」


安中「ふーん・・・」


安中「とりあえず、私がやったことは


   噂をひろめた後に、コラ画像を貼った。


   それだけだよ。


   いじめそのものには関わっていない」


ゆっこ「でも・・・!!安中さんのせいでいじめが発生したようなもんなんだから、


    なのちゃんに謝るべきだよ!!」


安中「いじめたのはあくまでも私じゃない。


   手をだしたのは他クラスの複数人の生徒だよ。


   私のせいにするよりそいつらのせいにするといいと思うよ?


   相生さん」

安中「・・・まぁ、でも今は私が完全アウェイかな?


   たまったもんじゃないね。


   もう好きにしていいよ、殴るなり蹴るなり、


   この際、殺してもいい」


全員「・・・」


みお「安中さん」


みお「私たちはなのちゃんに謝ってもらうだけでいいんだよ。


   そりゃ・・・そりゃあそれだけではおさまらない怒りもあるよ。


   謝って済むような問題でもない。


   でも、謝ってくれることで・・・。


   私たちは平和な『日常』に少し戻れるんじゃないかな?


   私はそう思う」


安中「・・・」

就寝しますー。


ちなみに僕は安中さんが好きです。

>>159

誤字発見しました


投稿し→登校し

ここからバッドエンドルートとグットエンドルートに分岐します。


先にバッドエンドから書かせてもらいます。

安中「・・・そうだね、私も悪かったと思ってるよ」


安中「下らない理由でそんなことをしてたかもしれない。


   それは過ちだったかもしれない・・・。


   そしてそれをしっかり詫びなければならない。


   そう言っているんでしょ?」


安中「私が謝ったからといって関係が修復されるかどうかは知らないけど」


ゆっこ「・・・意外と安易に受け入れてくれたね、ありがとう」


麻衣「じゃあいこうか」

東雲研究所


なの「私は楽しかった・・・だからこそ、


   これ以上辛い思いはしたくないんですよ


だからこそ、楽しいままで終わらせたくて・・・」


はかせ「ダメだよ・・・!!ダメ・・・!!」


ガラガラッ


なのはかせ阪本「!?」


ゆっこ「なのちゃん!!」


なの「・・・あいおい・・・さん?」


みお「なのちゃんボロボロじゃない!!」


はかせ「ゆっこ!!」


阪本「お前ら・・・」


安中「大丈夫!?」


タッタッタッ


ゆっこ「なんでこんなボロボロなの・・・!?」


はかせ「なのが・・・・・・リセットしたいって」


みお「ダメだよ!!そんなことしちゃ!!


なのちゃんの味方はいっぱいいる!!


   だから安心して!!」

安中「ごめんね・・・なのちゃん。


   実はこんなことになったのは私のせいなんだ。


   噂を拡げたのも、全部。


   ただの下らない理由で、本当に小さい理由で・・・!


   大きい傷をつけてしまったね・・・」

なの「・・・・・・」


安中「だから・・・・・・。


   全部・・・・・・。


   私のせいだから・・・・・・。


   全部・・・・・・。











   



   『終わり』にしよう」

みお「・・・・・・っ!?」


安中「さっさと死ね」


ザシュ


ゆっこ「うわああああ"あ"あぁぁああぁぁぁああああああ"あああっっっっっ!!!!」


安中「死ね!!死ね!!」


みお「痛い・・・!!いたあああいいいいいいいいいっっっ!!!」


麻衣「うわぁあああああああっ!!!」


はかせ「ぁ・・・ぁ、ぁ・・・ゆ・・・ゆゆ、ゆ・・・ゆっこ・・・ゆっこ・・・ゆっこが・・・あぁ・・・あぁぁ・・・ぁ」


安中「死ね・・・!!」


はかせ「ぁぁ・・ぁぁあぁ・・・ぁぁ・・」


ザシュ


はかせ「・・・あぁ・・・・・・・・・」


バタッ


安中「音もなく逝ったか偉いな」


安中「なのちゃん?全てなのちゃんがわるいんだよ?あの日転校なんかしてくるから」


なの「」ガクガク


安中「あの時目立ちやがったから」


安中「この状況は作られた、解るよね?誰が悪い訳でもない。


   なのちゃんも、相生さんも、みおちゃんも、麻衣ちゃんも、はかせも、私も、もちろんなのちゃんも。


   みんながみんな起こしたことだ。だからみんなで責任をとるべきだよね?


   『とるべきだよね?』じゃない・・・・・・。とるべきなんだ。


   ということでさようなら、なのちゃん。来世では仲良くしようね」


なの「・・・・・・うぅ・・・・・・ううぅ・・・・・・嫌・・・・・・・・・・・・・・・・・・嫌・・・・・・・・・・・・、


   嫌ああぁああああああああああああああああああ


   ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


   あああああぁ・・・・・・あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・・」


バタッ

----------------------------------------



先日、時定町で殺人事件が起きた。


殺人現場は東雲研究所という、日本家屋の研究所だ。


殺害されたと思われる


女子高校生3人と幼い女子1人のものと思われる肉片は


玄関中に散らばっていた。


何故か電子機器の破片も散らばっていたが、


これはこの研究所にいたロボットのものと思われる。


畳に染み付いた血肉の匂いはこびりついて落ちない。


障子は隅の隅まで真っ赤に染まっている。


そんな研究所の居間のテーブルの上にもまた、


血が垂れた跡があった。


しかし、それは殺害された女子高生たちの血ではない。


その女子高生を殺害したと思われる


リボンをつけた女子高生の首吊り死体から垂れている血液だ。


その死体の目には


乾いた涙が浮かべられていた。


なにか悔いでもあったのだろうか。


それとも、


何かを達成できて泣いていたのか。


彼女が死んだ今、誰にも分からない。





B A D E N D

ここからグッドエンドルート


>>162からの続きです

安中「そんなに・・・


   私はそんなに軽い気持ちでこんなことをしたんじゃない!!!


   自らの人生が終わる覚悟でやった!!


   なのちゃんが終わればそれでよかったんだよ!!」

みお「なんで!!そこまでして!!」


安中「・・・・・・私は正直言って、途中で止めようとも思ってた。


   これでいいのかと、これで正しいのかと、


   何度も自問自答したけど、


   あの時の私は狂っていたのだから!!


   それに答えることもしなかった!


   そのままやり遂げようと決めたんだ・・・・・・!!」


麻衣「安中さん・・・・・・、強がらなくていいよ」


安中「強がってなんかないよ・・・・・・!!」


麻衣「『焦りも諦めもする気がしなかったけど』って言ったけど


   今の発言からするといじめがおきている時から


   焦ってるし止めたいという感じしかしない」


安中「・・・・・・!!」


麻衣「本当のあなたは二次災害なんて期待していない


   この一年間、罪悪感に潰されながら生きてきたんでしょう?


   そうでしょ?」


安中「・・・・・・うっ」


麻衣「なによりも、あのコラージュ画像。


   なのちゃんに変装したあなたの写真。


   よくみると頬に涙が伝ってた」


安中「・・・・・・!!」


麻衣「あなたは何の為にこんなことをやっているのか。


   もうわからなくなった。


   でも中途半端に引き返すのも難しくなった。


   それ故の涙だったんじゃないの?」

安中「・・・・・・違う・・・・・・違う」


麻衣「最初は本当に本当になのちゃんが憎くて憎くてたまらなかったと思う。


   だけど時の経過と共にそんなことどうでもよくなってきて、


   でも少しその間で揺らいでいるあなたがいて」


みお「・・・そうなの?」


安中「・・・・・・うぅ・・・」


全員「・・・・・・」


安中「そうだ」


安中「最初は本当に憎くてたまらなかったけど、


   その感情が疑わしくなって、


   でも信じてしまって、


   こんなことになって・・・・・・。


   とても


   後悔している・・・・・・」

安中「本当は楽しくなんてなかった。


   でもあの時それに気づけなかった。


   ・・・・・・愚かだ。


   アハハハハハ・・・・・・、私は愚か者。


   したくなくなったことをやりつづけた結果、


   犠牲者を出してしまった、愚か者だ」


みお「だから・・・・・・、今からでも遅くない。謝ろう?」

安中「いや・・・・・・弁明の余地なんてない。


   私に、執行猶予はない」


ゆっこ「・・・・・・安中さん?」


安中「じゃあね」


みお「ナイフ!?」


麻衣「ダメだよ・・・!!」


ザワザワ


安中「迷うことは無い、最初からこうするつもりだったんだから」


サッ


みお「だめええええ!!!!!」











ガシッ


「ダメだよ・・・・・・そんなこと・・・・・・」


安中「ん・・・・・・どうして・・・・・・!!」


「安中さんは、死んじゃ、ダメ」


安中「・・・・・・・・・・・・っは!!」








安中「なのちゃん・・・・・・?」

なの「・・・・・・ダメだよ」


みお「なのちゃん!!?はかせも!」


ゆっこ「阪本も・・・・・・」


麻衣「なのちゃん!ボロボロ・・・・・・!!」


なの「大丈夫ですよ・・・・・・私は」


バシッ


安中「あ・・・ナイフが落とされた・・・」


なの「安中さんは死のうとしてたんですよね?答えなくていいです、見ればわかりますから。


   でも、誰も死ぬ必要はありませんよ。私はそれに気づいたんです、先ほど」


安中「・・・どういうこと?」


なの「実はさっきまで私ははかせに回路を切断して、全てをリセットするように頼んでいたのです・・・。


   しかし、脳裏に浮かんでくるのです。


   まだ短い人生のなかで出逢った友達。


   体に刻み込まれているのです。


   一つ一つの思い出が。


   私は自分の愚かさに気づいたんです。


   こんな大切な人々を見捨ててしまおうという愚か者だと気づいたんです。


   愚か者はどちらかというと私の方ですよ?安中さん」


安中「そ、そんな!愚かなのは私!!それでいいじゃない!!」


なの「私は!!!!」


全員「・・・」


なの「・・・」


なの「私は噂を広めたという安中さんを許す気はありません。


   私は私や相生さんたちをいじめた人たちを許す気はありません。


   私はいじめを見て見ぬふりをしていた1-Qを許す気はありません。


   だけど!!


   それじゃ、駄目なんです!それじゃ何も変わらない!!」

なの「そして、人生をリセットなんかしなくていい!!


   また、もう一度この関係を修復すれば、きっと、


   平和な私たちの『日常』を奪還できますよ」


安中「・・・・・・うっ・・・」


全員「・・・・・・」


安中「ごめんなさい・・・・・・。


   今までの二年間・・・。本当に・・・ごめんなさい・・・」


なの「うん!いいですよ」


田中「俺たちも・・・悪かった」


中之条「見て見ぬふりばっかりして、力になれなくて」


全員「ごめんなさい」


なの「うん、いいですよ」


安中「・・・・・・・・・こんな私でも、友達になってくれるかな?」


なの「もちろんですよ!」


安中「・・・・・・うっ・・・ううぅ・・・・・・


   あ、ありがとう、本当にありがとう・・・・・・」


ギュッ


なの「ちょ、ちょっと・・・抱きつかないでくださいよ!恥ずかしいです・・・・・・」


安中「うぅぅううぅ・・・・・・・・・・・・」


ゆっこ「一件落着ってところかな?」


みお「多分も何もないでしょう」


麻衣「・・・・・・良かった」ウルウル


なの「もーしょうがないですね・・・・・・・・・・・・」


バタッ



ゆっこ「なのちゃん!!?」

東雲研究所


はかせ「修理終わったよ」


ゆっこ「ふぅー良かった良かった!一時はどうなることかと思った」


はかせ「いわゆる貧血みたいなものだから心配しないで」


みお「ほ、ほう」


麻衣「(・・・・・・貧血のようなものって何だ?)」


阪本「・・・・・・本当にこれで事が収まったんだな?」


ゆっこ「うん」


安中「本当にみんなごめんね・・・・・・」


みお「いいの、いいの、終わった事は」


安中「・・・・・・みんな」ウルウル


ゆっこ「あぁぁなかないで!ほら、テンション上げて」


麻衣「・・・ハンカチ」


安中「あ、ありがとうぅ・・・」ウルウル

ゆっこ「それより、今日が何の日か知ってる?」


みお「そりゃあ、もちろん」


麻衣「イエス」


阪本「あぁ、アレの日だな」


はかせ「うんそうだね!」


なの「アレですね!」


安中「え?何?何?」









「「「「「「はかせの誕生日!!!!!!」」」」」」








H A P P Y E N D






これで終わりです。
ss初めてだったのでいろいろとおかしかった点もあると思いますが、
その辺りはご了承ください・・・・・・。

ここまで読んでいただきありがとうございました!!


春巻き

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月10日 (日) 00:14:35   ID: qU3fmTHa

内容も良かったし分岐があるのも良かったでも、言わせて貰うなら途中の誤字、安中さんが犯人だと途中で分かることかな
まぁーリボンが理由なのはびっくりしたけど(笑)
面白いので★5で(笑)

2 :  SS好きの774さん   2014年12月31日 (水) 00:02:19   ID: 23IMr2-E

レベル高い

3 :  SS好きの774さん   2015年01月29日 (木) 16:15:29   ID: ZKX9zpr4

面白かったよー

4 :  SS好きの774さん   2015年03月25日 (水) 08:06:29   ID: 4liRPcr-

ストーリーが長いのに飽きずに読めたのがいいと思う。ハッピーエンドもバットエンドも終わり方良かったよ。

5 :  SS好きの774さん   2015年09月01日 (火) 15:59:13   ID: 48msbxbG

神すぎる

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