霧切「苗木君、干してあった私の下着しらない?」苗木「えぇ!?」(76)

苗「干してって…霧切さんどこに下着干してるの!?」

霧「何処って……ランドリーだけど……」

苗「そんな所におパンティ干してたら盗られるに決まってるよ!
女の子はみんな、下着は自室干しだよ!!」

霧「えっ……そ、そうなの……(///)」

霧「それより困ったわ…私、ショーツは3枚しか無いから…
ちゃんとローテーションで履いて大事にしてきたのに…」

苗「そうなんだ…でも、夜時間に盗られてたとしたら、犯人なんてわかりっこないよ」

霧「そうね……」

朝日奈「ちょっと苗木!!」

苗「ん?」

朝「そ、その……私の水着……知らない?」

苗「えぇっ!朝日奈さんも盗られたの…!」

朝「う、うん……昨日、ランドリーに干したまま寝ちゃって……今日食堂の帰りに寄ったら
ないんだよ……うぅ~~どうしよぉ~~~」

霧「これは同一犯の仕業ね……一度女性陣を集めて被害を確認したほうがいいわ」

~~30分後~~

(食堂)がやがや…

霧「そうすると、下着が盗まれたのは私、セレスさん、大神さん、十神クン。そして朝日奈さんの水着ね…」

セレス「はい……」

大神「うむ……」

十神「……」

苗「十神クンの犯人は大体わかるけど……他は全部、同一犯かな?」

霧「恐らく間違いないわね、全員が夜に干して今日の午前中にはなくなっている…
昨晩から今朝にかけての夜時間に行われた犯罪に間違いないわ」

桑田(………)

桑(ど、どういうことだ……確かに一枚パクったのは俺だが……5人だと!?)

葉隠(こ、これは……俺以外に下着ドロを働いた奴がいるべ……)

山田(し、しかし…ッ!問題はそこではない…!)

苗(誰が大神さんのパンツを盗んでしまったかだ……!)チラッ

苗・葉・桑・山(………)チラ チラッ チラ

セ「おぞましいですわ……自分の下着がどのような事に使用されているかを考えると…」ブルブル

霧「………(ゴミを見るような立ち絵)」

苗「ちょ、ちょっと待ってよ!霧切さん、僕らを疑ってるの!?」

朝「…………だ、だってねぇ……女子の洗濯物を盗むって…やっぱり……」

腐川「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!わ、私もランドリーにパンツ干してたのに残ってたじゃない!!
なんで誰も取らないのよォ!! わ、私がブスだから?そうなのね?」

葉「そりゃ、あんな臭いパンツ誰もとるわけないべ……」

腐「キィィィィィィイ!」

霧「……!」

霧「葉隠クン、なんでそれを知ってるのかしら」

葉「おわぁぁぁぁっ!(し、しまった)そ、そそそそれは……」

朝「え…まさか葉隠…アンタ…!」

葉「ち、ちちちちちがうっぺよぉ! 違う違う違う!あ、お、俺も!
俺も昨日洗濯しにランドリーいったんだっぺ!」

霧「じゃあ、その洗濯した服か下着を見せてもらおうかしら。それともまだ干してるのかしら」

葉「はわわわわわわわ………」

山(葉隠ヤスヒロ殿が…!)

桑(ほっとけ!奴はもうだめだ!!!)

大「貴様……ヌッ…ヌグググッ…!!」

朝「……葉隠、サイテー……」

セ「…………どうやらクロは決まりのようですわね。何か言い残す事はありまして?」

葉「ま、待ってくれぇ!せ、せめてコレが誰のか教えてから殺してくれェ!!」

朝「きゃっ!」

セ「ポ、ポケットに入ってるとは……(きもっ!)」

ゴシャァ……

葉「……」

山「ギャァァァァァァ!死んだぁぁぁぁぁぁぁ!」

大「我のだ…」

桑・苗(うぉぉぉぉぉおっしゃぁぁぁぁ!!!!!!!!)

朝「あ、本当にさくらちゃんのだ…でもさくらちゃんさ、昨日溜めてた奴一気に干してたよね」

大「うむ……これと色違い、青、黒、赤をそれぞれ一枚ずつな……」

桑(ん?葉隠が持ってるヤツ…あ、あれもしかして…)

山(ギャアアアアアアア!!!拙者の頂戴したおパンティもアレと同じデザインです!)

苗(と、という事は……)

桑(ウゲエエエエ!!!俺のもオーガのかよぉぉぉぉ!!!)

苗(うぅ…ぼ、僕…頭に被っちゃったよ…)

山(拙者なんてクロッチ部分を舐め回した挙句、……実は今、実際装備してるでござるよ)

霧「しかし…それ以外は手がかりがないわね…」

セ「参りましたわ……」

苗「しょ、しょうがないよ。とりあえず葉隠クンをロープで縛ってしばらく倉庫にブチ込んでおこうよ。
それなら第2の犯罪も起きないでしょ?」

不二咲「ま、まって!」

桑「ん?どうした不二咲」

不「その…アルターエゴが、言いたい事があるらしいの…」

セ「あら、持ってきているのかしら?」

不「う、うん…実はね、いつものように脱衣所にアルターエゴを放置して昨日は寝たんだけど…
夜中に、怪しい人影を見たって……」

朝「えぇ!!だ、誰なの!?」

不「ちょっとまって……はい」カチャ ポチ
(ようこその文字の後にOSが立ち上がりアルターエゴが出てくる)

アルターエゴ「こんにちわ、ご主人様……
じゃあ、早速だけど………見たっていうよりも……聞こえたんだ」

霧「何を聞いたの?」

ア「えっとねぇ、その人は…青パン萌えぇぇぇぇ!ぶひぃぃぃぃぃ!って言ってたよ」

セ「………これは」

十「決まりだな…そんな台詞を吐く人間は、この中に恐らく…」チラ



山「あのぉ…皆さん、なんで拙者の周りを取り囲んでいるでござるか」

霧「脱げ」

山「えぇぇぇぇ!!!そ、そそそそんなこんな公衆の面前でなんたる破廉恥なぁぁぁぁ!!」

霧(ズルッ!!!)

朝「うわぁ!霧切ちゃんが山田のズボン下ろした!!!」

山「キャァァァァァァーーーー!!」

大「コレは……!」

霧「…………思ったとおりね。プロファイリングでは、間違いなく履いていると思ったわ」

桑(山田…グッバイ!)


~~10分後~~

セ「……山田クンと葉隠クンの遺体は倉庫にぶちこんでおきましたけど……
まだわたくし達の下着を盗んだ犯人がわかりませんわ」

朝「ってか…や、やりすぎちゃったかな…だ、大丈夫だよね、あの二人…」

十「………これだけいて死体発見アナウンスが鳴らないんだ、生きているだろう…」

桑(や、やややべぇよ……オーガだけじゃなく、霧切ちゃんやセレスちゃんも結構強烈だぞ…)

苗(う、うん…あのダブルビンタはご褒美…いや、かなりヤバそうだね…朝日奈さんも何気に踏んでたし)

朝「…そういえば十神のも盗られたんだっけ?」

十「まぁ…その件のクロはもうわかっているからいいが」チラ

腐「!?そ、そんな…白夜様!私を疑ってるのですか…」

十「腐川…」

腐「!?」

十「お願いだ…その可愛らしいロングスカートを捲り上げて下着を見せてくれないか」

腐「キャァァァァァァァァァ!」バッバッバッバッ

セ「あ、支配者のTバックですわ」


~~~3分後~~~

腐「ん~~ん~~!」

霧「まぁ腐川さんは猿轡でいいとして…」

大「我ら、乙女の純情を持ち去った輩には……直接、この手で裁く……」

苗(桑田クン、ヤバいね…ココは口裏をあわせておいたほうがいいかもしれない)

桑(チッ、だな…めんどくせーがそれしか……ん?)

苗(…)

桑(パーカーの下にスクール水着を着込んでいらっしゃる!?)

苗(? どうかしたかい、桑田くん?)

桑(………い、いや……)

桑((こ、こいつは…!ハッ!?))

苗(……)

桑(後ろポケットからパンツいっぱいはみでてるぅぅぅぅ!)

モノクマ「しょうがないなぁ」

霧「きゃ!?」

朝「な、何しにきたのよアンタ!」

モ「何って…これ以上捜査の進展がなさそうだから、決着をつけにきたんだよぉ」

大「ナニ…?」

霧「どうゆう事かしら」

モ「パンパカパ~ン『昨日の深夜1時のランドリーの映像』~~」

苗「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

霧「大神さん」

大「フン!」

苗「うわぁ!は、離して!離してよ!!!」

セ「………大体犯人はわかってしまいましたが……とにかくコレには決定的な証拠がありそうですわね」

モ「うぷぷ…視聴覚室にレッツラGOだよ~」

苗「離せぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」


~~~視聴覚室~~~


モ「再生を、開始しまーす」

霧「これは…」

セ「苗木クンですわね。一人でランドリーに入って…」

苗『ブヒィィィィ!霧切さんの青パン萌えぇぇぇぇ!!!』

桑「お前じゃねーか!」

朝「うわぁ~頭に被ってるよ…」

霧「………///」

苗『ハァ、ハァ……お、今日は干してあるな……よし、久しぶりにやるか』

苗『…………V字水着じゃないけど、代理で朝日奈さんのスクール水着を着て……』

苗『今日はこの人のにするか……セレスさんのパンティを頭に被って……』

苗『ハァハァハァクンカクンカ……あぁ~~最高~~……深夜にこっそりと変態仮面ごっこは最高だよォ!
セレス仮面… フフ…この間は霧切仮面だったからな…今度は朝日奈仮面も試してみたいな。BREAKゥ…!!』ビシィ


桑・十「これはひどい」

霧・セ・朝(ガスガスガスガスガスガスガス!!!!)

苗「うわぁぁぁぁーー!!長い時間かけて積み上げたフラグが!好感度が!!
殺されるぅぅっぅっっっ!!」

モ「うぷぷぷ…見られてるとも知らずにセレス仮面を演じるキミは滑稽だったよ」

セ「死ねぇぇぇぇ!!!」

苗「ひぃぃぃぃぃぃ!!」

朝「変態!!変態!!変態!!変態!!」

霧「このまま燃やしましょう」

桑(な、苗木……)

モ「うぷぷ…苗木クンのライフは残り2ってとこだね。これ以上やると死んじゃうよ~」

桑「待て……ま、待ってくれ!!」

十「桑田…?」

霧「何?」

桑「確かに…苗木がやった事はダメな事だったかもしれねぇ。
……だが、俺にはわかるぜ!苗木の気持ちをよ!!!(腕を突き出す立ち絵)」

苗「桑田クン!」

桑「そうだ!!俺たちの敵は俺たちじゃねぇ!! 全部アイツのせいじゃねぇか!」ビシィッ!

モ「えぇぇぇ!!な、なんでボクなのさ!」

桑「うるせぇ!俺たちがこうなっちまったのも全て黒幕のテメェのせいだ!
いいか!俺たちはもう二度と仲間をころさねぇ! お前の思い通りにはならねぇ!」

苗(すげぇ!!勢いだけで論点を既にズラした!)

霧「ちょっとまって、俺たちがこうなっちまったって…桑田君、アナタもなのね?」

桑「あ」

モ「そ、そうだよぉ!ソイツだって昨日大神さくらさんのパンツ盗んで自分の部屋で被ってたじゃないかぁ!」

桑「ぐふっ!!」

苗「あぁ、桑田君が精神ダメージから吐血を…」

十「……変態しかおらんのか。俺は帰るぞ…眩暈がする」スタスタ

霧「……とりあえず話も長くなってしまったことだし……」

朝「モノクマ!いつものアレ!」



ゴゴゴゴゴゴゴ…… シュルッ!シュルッ!

苗・桑「ぐわっ!?」


ピューーーーーーン………ドサッ!! バシ!バシ!




Million Fungoes  ~千本ノック~



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

霧「ふぅ……これからはランドリーに干すのは避けたほうがいいわね」

セ「ですわね、むしろ校則に追加してほしいですわ。下着ドロはオシオキと」

モ「うぷぷ…いいよ、ボクもその方が安心して寝られるからね…」
(私とお姉ちゃんのパンツも干してるからね…)



おちまい

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom