千穂「どうして聖職者である鈴乃さんが魔王サタンと付き合うなんて話になるんですか！？」

鈴乃「私は。いや、私達エンテ・イスラの人間は魔王サタンのことを誤解していたのだ。私はそのことに気付き、かつての千穂殿のように魔王サタンの本当の姿をしった。この男の優しさを。そして惹かれていったんだ。この男に。だからエンテ・イスラで告白したんだ。今から思えば千穂殿がいないときに告白して付き合うなんて、フェアじゃなかったと思う。すまない」

千穂「……そうですか。わかりました。鈴乃さん、幸せになってください。真奥さん、絶対に鈴乃さんを幸せにしてあげてくださいね！ じゃないと私が許しませんよ！！」

鈴乃「千穂殿…」

真奥「ちーちゃん…」

千穂「じゃあ、私はそろそろバイトいってきます。………そうだ、真奥さん」

真奥「ん？」

千穂「私の告白にきちんと返事してくれて、ありがとうございました」ﾅﾐﾀﾞ

真奥「ちーちゃん……ごめん。 ありがとう」

千穂「それじゃあ。また午後のシフトで。鈴乃さんもまた遊佐さんと遊びに来ますから」

真奥「ああ。また後で」

鈴乃「またな。千穂殿」