れんげ「ダイナマイッ！」

ズシャァッ！

俺「！？」

れんげ「……膝、やっちまいました」

俺「うわぁ、れんちゃん結構擦りむいてるよ……一回学校に戻ろう？」

れんげ「ん」

俺「大丈夫？　歩ける？」

れんげ「大丈夫なのん！」

俺「それなら良いけど……」

れんげ「早速学校に――ッ！」

俺「やっぱり痛いの！？　えっと、よいしょ！」

れんげ「おぉ、お姫様抱っこなんてなっつんにしてもらって以来なのん」

俺「結構血も出てるし、急がないと」

蛍「これでよし」

れんげ「かたじけないのん」

蛍「もう、あんなことしちゃダメだよれんちゃん」

れんげ「つい若気の至りで」

蛍「ねえれんちゃん、怪我するようなことはしないって約束して？」

れんげ「わかったのん」

蛍「うん、れんちゃんは良い子だね、それじゃあ飼育小屋に行こっか」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

れんげ「兎さんのとこに行くのん！」

蛍「わっ、れんちゃん危ないからいきなり走っちゃダメだってば！」

れんげ「一杯食わされてしまいました……」

蛍「どうしよう……」

れんげ「月曜には出られるのん！」

蛍「」

蛍「出して！　ここから出してぇ！　誰かぁぁぁ！！」

れんげ「ほたるんほたるん」

蛍「うぅ……なぁにれんちゃん」

れんげ「食料ならあるから最悪三日くらいはなんとかなるのん、しなびてるけど」

蛍「いやぁぁぁ！」

蛍「うぅ……ひっく……」

れんげ「ほたるんほたるん」

蛍「ぐすっ……なに？」

れんげ「兎さーん！」

蛍「えっ、わっ、わっ！」

れんげ「ほたるん大丈夫なのん、きっとそのうち何とかなるのん、だからそれまでは」

ぎゅっ

蛍「……れんちゃん？」

れんげ「兎さんを抱いて楽しむのん！」

蛍「れんちゃん……ありがとう、ごめんね励まされるだけで……」

れんげ「なんとでもなるから怖がる必要ないんよ、そのうち誰かがどうにかしてくれるん」

蛍「うん……うん！」

れんちょんの声優って有名？

れんげ「何とかなったのん」

蛍「よかった、よかったねぇれんちゃん！　助かってよかったよぉっ！」

ぎゅうう

れんげ「撒き餌が功を奏したんなー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

蛍「本当によかったよぉぉぉぉ！！！！！」

れんげ「ねーねーもありがとなー」

一穂「はいはい、ほらほたるんも泣いてないで、みんなでとうもろこし食べようなー」

れんげ「あー……撒き餌を食べるのはちょっと、ねーねーに譲るのん」

蛍「ぐすっ、れんちゃんれんちゃぁぁぁん……」

れんげ「よしよーし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

>>13
作曲とか出来るおっぱい大きい人