DIO「そうだ!京都行こう!」 (43)

DIO「そうだ!京都行こう!」

プッチ「DIO、君はいきなり教会に来て何を言うんだ?」

DIO「このDIOが京都に行くと言っているのだ!さっさと旅行に便利なスタンド出せ!」

プッチ「相変わらず強引だな君は。わかったよ、好きな場所にワープできるスタンド『サムデイサムプレイス』だ」

DIO「フンッ!持つべきものは友だな!サムデイサムプレイス発動ッ!!」

プッチ「あ、おい、待て!私まで行くのか?私には迷える子羊を導く義務が」

DIO「やかましいぞッ!旅は道連れだ!」

日本 京都

プッチ「なんて強引なんだ君は。私は仕事の途中だったのに」

DIO「フンッ!君は仕事とこのDIOとどっちが大切だと言うんだ?」

プッチ「私は神父だからな。そりゃ君は友人として大切だが・・・ってDIO、君は太陽の光にアレルギーじゃなかったのか?」

DIO「UVカットクリームを塗ってある」

プッチ「なるほど。科学の進歩は素晴らしいな」

DIO「さ、金閣寺は目の前だ!行くぞ!」

プッチ「金閣寺か。私も行ってみたかった。仕方ない、付き合うよ」

金閣寺

DIO「あれが金閣寺か!なかなかの豪華絢爛さだな!」

プッチ「1950年に放火で焼失しているが、以前と変わらない姿で再建されたらしいぞ」

DIO「ほーぅ、失われながらも同じものを造りあげるとは日本人とはチビ眼鏡だと思っていたがなかなかやるようだな!」

プッチ「一階部分が寝殿造、二階部分が武家造、三階部分が禅宗仏殿造とフロアで造りが違うんだ」

DIO「階で造りが違うのかッ!?」

プッチ「ああ、それだけ足利義政公の権力の強さが伺えるな」

DIO「・・・プッチ」

プッチ「ん?」

DIO「なぜそんなに詳しいんだ?」

プッチ「受付の人から金閣寺に関する記憶ディスクを奪った」

DIO(抜け目ない奴だな・・・)

プッチ「DIO、これを渡しておく」

DIO「なんだこれは?」

プッチ「日本人からとった日本語のディスクだ。ここは日本だからな」

DIO「フンッ!イエローモンキーの言語などわかりたくもないが仕方ない!」

プッチ「お、見ろ、DIO、あそこにおみくじがあるぞ」

DIO「おみくじか、このあらゆる運命を乗り越えてきたDIOには不要なものだな!」

プッチ「なんだ?大凶を引くのが怖いのか?」

DIO「フンッ!やりたければ君だけやればいい!」

プッチ「ああ、そうするよ」

DIO(キリスト教徒がおみくじ引いていいのか・・・)

プッチ「13番お願いします」

「はい、13番ですね。こちらをどうぞ」

プッチ「小吉か・・・」

DIO「フ・・・」

プッチ「DIO、何かいいたげだな」

DIO「中途半端なくじをひきおって!友人として恥ずかしいぞ!」

プッチ「な、なんだと!?だったら君も引けよ!」

DIO「このDIOはおみくじなど不要!運命はこの手の中にあるのだからな!」

プッチ「本当は大吉以外が怖いんだろう?ほら、部下には黙っておくし、せっかく日本に来たんだから日本文化を体験したらどうだ?」

DIO「ムゥ・・・仕方あるまい!このDIOがおみくじとやらを引いてやろうッ!!」

DIO「おい、このDIOは1番を引いたぞ!ナンバーワンだッ!!」

「1番ですね。どうぞ」

DIO「フンッ!このDIOにかかればこんなものだッ!!」

プッチ「大吉なのか!?さすがだな・・・」

DIO「フンッ!このDIOの運命力を見くびるなよッ!!」

DIO(本当はザ・ワールドで時を止めて何度も引いて1番を出したんだがな・・・1番が大吉でよかった・・・)

プッチ「さて、くじを木にくくって次へ行くか」

DIO「金閣寺はエジプトのピラミッドより洗練された感じだったな!なかなかよかったぞ!」

プッチ「正式名称は鹿苑寺だからな。忘れるなよ。本当に行ったのか疑われるな」

平安神宮

プッチ「DIO、ここが平安神宮だ」

DIO「ほーぅ、なかなかいい宮殿だな!ジョースター邸よりはるかに立派なんじゃないのか!」

プッチ「なにせ平安時代の建築様式そのままだからな。イギリスのジョースター邸も大したものなのだろうが歴史が違うのだろう」

DIO「フンッ!日本人とやらは1000年近くも前の建築様式を守っているというのかッ?醜いわりにはやってることはなかなかだな!!」

プッチ「建築様式だけではないぞ。平安神宮は門から中に入ると電信柱はもちろんビルなんかも見えないように作られているんだ」

DIO「ほーぅ、つまり中からは近代的なものが目に入らないから時代を超えても中から見える景色は変わらないわけだな!!」

プッチ「そういうことだ。かつての人間も今を生きる人間にも同じ光景が広がるんだ」

平安神宮 庭園

DIO「池の上にまでこんな雅な建物が立っているとはな!」

プッチ「日本人は鯉や亀を神聖視しているからな。上からじっくり見れるように作られたのだろう」

DIO「ム!鯉に餌をやれるようだぞ」

プッチ「そのようだな。50円を入れて勝手にパンを持っていくシステムのようだ。店員なしでみんなきちんとお金を支払うあたり日本人らしいな」

DIO「フハハハハ!さあ、このDIOが餌をやろう!群がるがいいッ!!」

プッチ「お、おい!」

DIO「見ろ、プッチ!このDIOの持つ餌のためにこんなに群がってくるぞ!必死に口を開いてな!」

プッチ「君が笑うからみんな見てるだろ!!静かな庭園だから声が響くんだよ!!」

DIO「ふむ!鯉や亀に餌をやるのはなかなか楽しかったぞ!日本の金持ちどもが庭で飼いたがるわけだ!」

プッチ「君は鯉や亀までカリスマ性で引き付けていたな・・・」

DIO「当たり前だ!このDIOは全ての生命の上に立つ支配者なのだからなッ!!」

プッチ「次にいくところでは大人しくしててくれよ。芝居を見るんだからな」

DIO「ほーぅ、舞台か!このDIO静かに鑑賞してやろう!で、何を見るのだ?」

プッチ「能と狂言だ。以前から興味があったからな」

DIO「イギリスでも能は人気だったな!」

プッチ「知ってるのか?」

DIO「見たことはないがな。大学でも熱心に研究されていたぞ!」

プッチ「平安神宮のすぐ近くに観世会館という能楽堂がある。行ってみよう」

観世会館

演能中

DIO「・・・」

プッチ「・・・」

演能終了

DIO「・・・」

プッチ「・・・」

DIO「・・・プッチ」

プッチ「ん?」

DIO「能というのは・・・たしかに、なにか、こう、引き付けられるものがあるな・・・」

プッチ「ああ、なんだか異世界を覗いた気分だな・・・。ジャパニーズオペラと言われているがオペラとはまた違うな」

DIO「なんだろうな、感想に、困るな・・・」

プッチ「感動・・・という言葉では言い尽くせない、な・・・美しいものではあるんだろうが、あれは、なんなんだろうな」

この日、二人が見たのは『雲林院(うんりんいん)』という能です。在原業平が幽霊になって現れ、生きていた時に好きだった女性と駆け落ちしたエピソードを舞い語る演目で超上級者向けの曲です。

プッチ「能とは対照的に狂言はわかりやすかったな。人間の愚かさや弱さが随所に見れた」

DIO「フッ!人間とは本当に醜く愚かな生き物だということをあのように滑稽な動きで表現するとはな!」

この日、二人が見た狂言は『附子(ぶす)』という狂言です。
主人は当時貴重だった砂糖を食べられないように使用人に対し「これは附子(毒)だから口にするな」と申し付けますが使用人はその嘘を見抜いており砂糖の甘い誘惑に負け砂糖食べてしまい「このままでは怒られる!」と様々な言い訳を考える演目です。

プッチ「あんな馬鹿馬鹿しい言い訳を考えつくなんて・・・。私のところに懺悔しにこなくてよかったよ」

DIO「あんな愚鈍でずる賢い使用人を雇うとはな!ジョースター家にはあんなおかしな奴いなかったぞ!やはり日本人は猿だな!」

プッチ「しかし、能楽堂には引き付けられるな。あの幕から舞台に繋がっている橋のようなものを橋がかりというらしい」

DIO「ほーぅ、能楽独特の舞台様式だったな!舞台は正方形だというのに橋がついているなんてな!」

プッチ「この世とあの世、昔と今、現実と架空、様々なものを繋ぐ橋で演者はあそこを渡る過程で魂をおいてきて舞台の上では役になりきるらしいぞ」

DIO「ふむ!なかなかの覚悟だな!人を感動させる、楽しませるのはそれだけの覚悟が必要だということか!!」

プッチ「さすがの君も疲れただろう。次はお茶屋に行こう」

DIO「お茶屋?」

プッチ「ああ、京都の夜といえばお茶屋だ。世界一の接客といわれている」

DIO「ほーぅ、世界一の接客か!このDIOを満足させるようなおもてなしがはたしてあるのかぁ!?」

祇園 お茶屋

芸妓「おこしやすぅ~」

DIO「!?」

プッチ「どうしたんだ?DIO?」

DIO「新手のスタンドだッ!!」

プッチ「落ち着くんだ、DIO。あれが芸妓さんだ。顔面真っ白だし、足も変に長いがスタンドではない」

DIO「な、なんだと・・・」

プッチ「お茶屋業界は原則的に紹介のない人間はお断りなんだが不景気のあおりを受けて我々のような旅行者も安いお茶屋なら遊びにいけるんだ」

DIO「フンッ!見た目はスタンドっぽいが異種人類っぽいところになかなか性的な魅力を感じるな!」

プッチ「見た目だけじゃないぞ。芸事や京都の知識、作法など様々な分野において彼女達は超一流なんだ」

芸妓「DIOはーん、まずは一杯」

DIO「フンッ、日本酒というのは始めてだが、仕方ない!飲んでやろう!」

芸妓「DIOはんはお酒はお強いんどすかぁ?」

DIO「当たり前だッ!このDIOはアルコールごときで足元フラフラはしないッ!!」

芸妓「せやったらうちと勝負しまへんかぁ?」

DIO「勝負だと・・・?」

芸妓「『酒船』っちゅう勝負どす」

DIO「酒船だと?」

芸妓「この大きめの盃にお互い日本酒を注いでいって、溢れさせたほうが全部飲むんどすえ~」

DIO「フハハハハ!よかろうッ!このDIOが貴様をベロンベロンに酔わせてやろうッ!!」

プッチ(酒船か・・・DIOの負けず嫌いな性格を見抜き、それでいて酒を進ませる遊び・・・やはり芸妓というのは恐ろしいな、あのDIOの心を完璧に読んでいる・・・)

DIO「さあ、貴様の番だぞ!」

芸妓「ああ、溢れさせてしもたわあ~」

DIO「またこのDIOの勝ちではないかッ!」

芸妓「DIOはん、この勝負は酔えば酔うほどお酒の気持ちがわかって強くなるんどすえ」

DIO「な、なに!?」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

芸妓「ここからが本番どすぇッ!!!」

DIO「ば、馬鹿なッ!このDIOがッ!盃から日本酒を溢れさせるだとッ!!!」

芸妓「さあ、DIOはん、飲んでおくれやすぅ~」

DIO「くっ!!つ、次こそは!」

プッチ「これで10連敗、完璧に芸妓さんのペースだな」

こうして京都の夜はふけていった・・・。

翌日

DIO「ば、馬鹿な、このDIOが二日酔いで気分が悪いだと・・・」

プッチ「負けん気が強すぎるからだ」

DIO「オエエエエエエ!!!」

プッチ「やれやれだな・・・」

伏見稲荷

プッチ「大丈夫か?DIO」

DIO「フンッ!このDIOをナメるなッ!二日酔いごとき乗り越えてみせるッ!!」

プッチ「いや、この伏見稲荷は山の全てが神社なんだ。山歩きになるぞ」

DIO「や、山歩きだと・・・」

プッチ「まあ、引き返すのはいつでもできるから行けるところまで行こう」

稲荷山

DIO「な、なんだこれは!?まるでお伽話の世界ではないか!?」

プッチ「これが有名な千本鳥居だ。この光景が山の上までずっと続くぞ」

DIO「なんだが人間より異形の存在のほうが似合いそうな場所だな・・・」

プッチ(吸血鬼は似合わないな・・・)

プッチ「大丈夫か?DIO。茶店が要所要所にあるから休もう」

DIO「ゼェゼェ、ハァハァ、き、休憩など、こ、このDIOには必要、ない」

プッチ「わかったよ、私が休みたいんだ。茶店でお茶してもいいだろ?」

DIO「フ、フンッ!君が、そう言うなら、ゼェゼェ、仕方ないな」

稲荷山 茶店

プッチ「京都はスイーツの聖地でもあるからな。ぜんざいやお抹茶のパフェなどは絶品だと言われている」

DIO「フンッ!このDIOはイギリス人だぞッ!イギリス人は紅茶だ!抹茶など下らんッ!!」

プッチ「そうか。店員さん、私はつじり抹茶ぜんざいを」

DIO「!?」

店員「かしこまりました。お連れの方は」

DIO「くっ!何がいいのかわからんから同じものを出せッ!!」

食後

プッチ「苦みと甘味が絶妙なぜんざいだったな。お抹茶というのもなかなか味わい深い」

DIO「ふむ、確かに紅茶にはない別の深みがあるな!」

プッチ「宇治茶だからな。さすがは日本一だ」

DIO「ムッ!?」

プッチ「どうしたんだ?」

DIO「なんとでかい虫だ・・・」

プッチ「ああ、伏見稲荷は簡単な掃除しかしないからな。神の山だから薬なんかはまいていないんだ」

DIO「普通のサイズより三倍はあるんじゃあないか・・・」

プッチ「これが元来あるべき自然の姿なんだ。ミミズも30センチぐらいなのが普通にいるし、貴重なヤマネコも生息している」

DIO「な、なんと・・・」

プッチ「神と自然の融合なんだよ。人間が勝手にどうこうやるものじゃない。人間は鳥居を作って神を導くだけなんだ」

DIO「ふむ、鳥居とは人工物に見えてあくまでも人間は自然の一部だということをわきまえ、それ以上は自然に介入しないわけか・・・」

京都駅

プッチ「これが京都の玄関、京都駅だ」

DIO「???」

DIO「駅だと?どれが駅なんだ?」

プッチ「京都駅はホテル、劇場、結婚式場、演劇ホール、イベント大階段、ショピングモール、スカイウォーク、展望台など様々なテナントが入っているんだ」

DIO「ば、馬鹿な!これら全てが駅なのか!?」

プッチ「ああ、地下にも地下鉄やショピングモールがあるからな。見えてない部分もあるぞ。実際に駅として機能してる部分は少ない」

DIO「ほーぅ、む、あれは・・・」

プッチ「見てしまったか、DIO」

DIO「なんと汚らしい臭い醜いゲスな人間がなぜいるんだ?」

プッチ「あれが京都駅ホームレス問題だ」

DIO「京都駅ホームレス問題だと?」

プッチ「京都駅には京都のホームレスが集まるんだ。屋根とトイレがあるからな。地下のショピングモールで試食もできる」

DIO「なるほどな。ホームレスが欲しがるものは全てあるわけか」

プッチ「そうだ。だが、国内外を問わずせっかくの旅行気分が損なわれてしまうという問題が発生している」

DIO「ふむ、きらびやかに見える京都だが膿もあるようだな・・・」

プッチ「DIO、ホームレス問題だけではないんだ。京都にはもっと深い闇がある」

DIO「な、なに!?」

プッチ「君は勧進橋児童公園をしってるか?」

DIO「勧進橋児童公園・・・だと?」

プッチ「京都の闇を知る覚悟があるなら君に京都の裏側を案内しよう」

勧進橋児童公園

プッチ「ここが勧進橋児童公園だ」

DIO「この公園がなんだと言うんだ?」

プッチ「今は普通の公園になっているが少し前までここは朝鮮学校の運動場として使用されていたのだ」

DIO「広いからな。いいんじゃないのか?」

プッチ「朝鮮学校は無許可でこの勧進橋児童公園を自分達の運動場として使用していたんだ。朝礼台やサッカーゴール、放送機具を勝手に設置してな」

DIO「な、なんだと!?日本人は何も言わないのか?公共の公園なんだろ?」

プッチ「抗議したさ。結果、裁判で勧進橋児童公園から朝礼台もサッカーゴールも撤去された」

DIO「ふむ、当然の結果だな」

プッチ「結果は当然だが、公園を不法に占拠されてるのに何十年間もこの現状が放置されていたのだ」

DIO「フンッ!日本人は自分の公園が奪われても何十年間も黙っていたのか!なんと貧弱な奴らだッ!」

プッチ「肝心なのはこの後だ・・・」

プッチ「勧進橋児童公園から朝鮮学校の私物を撤去させた団体はヘイトスピーチをしたとして京都地裁は損害賠償を支払うよう命じたんだ」

DIO「な、なに!?抗議するんだから多少のヘイトスピーチはあるだろう!?」

プッチ「しかも1200万だ。確かに誹謗中傷は駄目だが1200万は異常だ」

DIO「馬鹿馬鹿しい!悪口ごときで1200万支払っていたらこのDIOは破産してしまう!!」

プッチ「まだあるぞ。裁判で朝鮮学校の勧進橋児童公園の利用が違法だという判決が出たにも関わらず京都市教育委員会はいまも地図やパンフレットから勧進橋児童公園(朝鮮学校運動場)の項目を削除しないんだよ」

DIO「ば、馬鹿な・・・」

プッチ「他にもまだまだ。朝鮮人に市役所が市民の個人情報を漏らした話があるし、生活保護もほとんどが朝鮮人の手に渡っている」

DIO「この国はいったいどうなっているのだ!!」

プッチ「京都は決して美しい古都ではない。その中身はもはや日本人の誇りを捨てさった腰抜け日本人達の都なんだ」

DIO「ふむ、京都というのは輝かしい部分もあるが、あまりに情けない闇もあるな」

プッチ「そうだな。今の日本人は過去の栄光にすがり自分達の国さえ近隣諸国から守れないんだ」

DIO「フンッ!なんと軟弱な民族よ!やはり日本人など身長もプライドも低い下等生物だなッ!」

プッチ「そうだな。偉大なる先人の日本人の威光を我々は賛美するとしよう」

DIO「ああ、そうだな。自分達の国の公園や個人情報、税金すら守れないとは脱帽したぞッ!!」

プッチ「ま、なかなかいい旅行だったな。あ、見ろ、まゆまろだ」

DIO「なに!なんだやつは!?今度こそ新手のスタンドか!?」

プッチ「始めは京都の観光PRのためのゆるキャラだったんだがな、今や京都の顔になっているんだ」

DIO「フンッ!ゆるキャラか!芸妓といいまゆまろといい一見スタンドに見える奴らが多い町だなッ!!」


プッチ「一生懸命に手を振って我々を見送ってくれている。かわいらしいものだな」

プッチの教会

プッチ「ふう、旅はいいものだが、やはり住み慣れたこの場所がしっくりくるな」

DIO「楽しかったよ。君のおかげた」

プッチ「DIO・・・私もだ。君と一緒だから楽しめたよ・・・」

DIO「また旅行へ行こう。君と一緒ならどこでもこのDIOは構わない」

プッチ「ああ、私もだよ。君と一緒にいると安らぎを感じる・・・まるで主と話しているようだ」

DIO「では、このDIOは寝るからな」


プッチ「あ、おい、またそこで寝るのか?」

DIO「そうだ!次は○○へ行こう!」

プッチ「な、なに!?」



To be continued

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