なぎさ「私はほむほむ派です!!」 (8)

ほむら「……は?」

なぎさ「ほむほむ派なのです!!」

ほむら「あなた確か……」

なぎさ「百江なぎさなのです」

ほむら(べべの正体だったかしら。こっちの姿とは直接会ったことないのよね)

ほむら「というかあなた、もしかして覚えているの?」

なぎさ「首を絞められても私はほむほむ派なのです」

ほむら「覚えてる! 覚えてるわねあなた!」

なぎさ「ちがっ……、いますぅ」

ほむら「馬鹿にしてるでしょう!?」

ほむら「……もういいわ。忘れなさい」パチン

なぎさ「あうっ」クラッ

ほむら「どう? 記憶が書き換えられてるでしょう?」

なぎさ「うぅ……。私はもっと大きな……。私はかぼちゃ……?」

ほむら「だからなんでそこばっかり覚えてるのよ!!」

なぎさ「たとえ記憶がなくなっても、これだけは忘れないのです」

なぎさ「私がほむほむ派だってことは!」

ほむら「しつこい!」

マミ「なぎさちゃーん!」

なぎさ「あ、マミ!」

マミ「もう、こんなところにいたの? 急にいなくなっちゃうからびっくりしたじゃない」

なぎさ「ほむらとお話してたのです」

マミ「ほむら? あ……」

ほむら「ごきげんよう巴マミ」

マミ「……こんにちは、暁美さん」

ほむら「魔獣狩り以外で会うのは珍しいわね」

マミ「なぎさちゃんの面倒を見てもらったみたいね。お礼にお茶でもどう?」

ほむら「別に、気にしないわ。恩なら魔獣狩りでいずれ返してちょうだい」

なぎさ「リリース!」

ほむら「黙りなさい!!」

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