小椋「久しぶり」中尾「よう」(219)

高林「小椋さんも来ちゃったか」

小椋「みたいねーあー首が痛い」

久保寺「小椋、コーヒーと紅茶どっちがいい?」

小椋「あ、コーヒーでお願いします」

小椋「ミルクと砂糖ありで」

中尾「小椋はなんでここに?」

小椋「合宿中にね窓から落ちたの」

小椋「よく覚えてないんだけどね」

中尾「合宿?」

久保寺「コーヒーできたぞ」

小椋「あ、ありがとうございます」

桜木「お茶うけ持ってきましたー」

桜木「ってあれ」

小椋「久しぶりねゆかり」

桜木「お久しぶりです」

桜木「ここに来たってことは…」

小椋「えぇ私死んだみたい」

桜木「…そう…ですか」

高林「あー、あのさ湿っぽい話は無しにして、お菓子食べようよ」

中尾「そ、そうだな」

久保寺「お菓子は何がある、桜木」

桜木「ハッピーターンとたけのこの里です」

高林「やった、僕好きなんだよねたけのこの里」

小椋「私もー」

中尾「はぁ?」

桜木「?」

中尾「いやいやいや」

中尾「きのこの山だろ普通」

高林「えっ」

小椋「はぁー!?」

桜木「たけのこの里の方が美味しいですよ?」

中尾「ぐっ……」

中尾「たけのこのどこがいいんだよクソックソッ…」ブツブツ

小椋「とにかく開けましょ」

最終回終わったら誰かやると思ってたのに
まあ今回で結構死んだからな

小椋「しかし首痛いわー」トントン

桜木「首、痛めたの?」

小椋「そ、窓から落ちてね」

小椋「てかさ」

中尾「なんだよ」

小椋「私は首を骨折して死んだわけじゃない」

高林「話聞く限りそうみたいだね」

小椋「だから今首が痛い」

小椋「じゃあ他の皆はどうなの?」

中尾「?」

高林「ああそういうこと」

高林「首の痛みなら少ししたら取れるよ」

高林「僕もここに来たばかりは心臓が痛かったからね」

桜木「私も首に穴開いててまともに話せなかった」

小椋「へー」

小椋「ん?」

小椋「話すって、誰と?」

桜木「藤岡未咲って娘」

桜木「どうやら見崎さんと姉妹みたいなんです」

小椋「何それ初耳」

小椋「で、今は…?」

高林「庭でキャッチボールしてるよ、3人で」

小椋「3人?」

早苗「それー!」

綾野「うわっ早苗さんボール速い!」

美咲「ばっちこーい!!」

綾野パパ「いいぞ彩ー!」

綾野ママ「いけー!」

小椋「うわ元気ね」

小椋「っていうか彩!」

綾野「あ、由美!久しぶり!」

綾野「由美もやるー?」

小椋「あはは…私は遠慮しとく」

小椋「しかし彩のお父さんとお母さんまで来てるなんて」

桜木「そう言えばもう一人いませんでした?男の人」

久保寺「ああ彼か」

久保寺「彼なら隣の部屋で引きこもってるよ」

中尾「あいつ誰とも話そうとしないんだぜ」

高林「誰なのかな…あの人」

小椋「………」

小椋「ま、まさか……!」

ガラッ

ドタドタドタドタ

オラークソアニキーシンデマデヒキコモッテンジャネー!
ウワッユミ ヤメロ!ハナセ!

高林「お、小椋さんのお兄さんだったのか…」

中尾「みたいだな」

杉浦「ったく酷い目にあった…」

中尾「お、杉浦も来たのか」

杉浦「あら」

杉浦「この顔ぶれは…」

高林「そういうことみたいだよ」

杉浦「ふーん…」

杉浦「クソッあの眼帯チビめ…」ブツブツ

高林「杉浦さん、なんか雰囲気変わった……?」

中尾「何があったんだ…なぜか血まみれだし…」

杉浦「あぁ、そういえばそうね」

杉浦「ここシャワーとか無いの?」

高林「そこ、突き当り右にお風呂があるよ」

杉浦「そう、ありがとう」

ガラッ

まさか死んでたまるか戦線

中尾「しかし短期間に二人も来るとはな」

高林「現象もいよいよ感極まってきたって感じだね」

高林「僕は人が多い方がいいけど」

中尾「女ばっかってのもあれだよなー」

高林「フェアじゃないよね」

中尾「なあ」

中尾「ちょっとしたゲームやらね?」

死んだ順ってどうだっけ?

高林「ゲーム?」

高林「ゲームならここにファミコンが…」

中尾「そうじゃなくて」

中尾「題して死因当てゲームだ」

中尾「次入ってきたやつを一目見てから死因を当てる」

中尾「単純明快、ここでしかできないゲームだ」

高林「いいね、それ」

高林「それでゲームに負けた方は何かするの?」

中尾「そうだな、罰ゲームは…」

中尾「杉浦の風呂を覗く」

高林「いいね…乗った!」

中尾「へっ、死因を同時に言ってその後本人に死因を聞く」

中尾「これでいいな」

高林「うん」

高林「あっ早速来たみたい」

中尾「早いな」

ガラッ

王子「やぁ」

高林「………」

中尾「………」

高林「し……」

中尾「し……」

中尾・高林「焼死だ!!!」

中尾「つーかお前誰たよ!」

王子「やだなぁクラスメイトの顔も忘れたのか」

王子「王子だよ、お・う・じ」ニコッ

中尾「分かるか!まっ黒焦げじゃねーか!」

高林「もはや炭だよ」

王子「酷いなぁ」

高林「でもどうするの?」

中尾「何がだよ」

高林「罰ゲーム」

中尾「あ…」

高林「二人で…行く?」

中尾「うーん、それでもいいけど」

王子「お二人さんお話の途中申し訳ないけど」

王子「ここ、お風呂は無いのかな」

王子「なんだか身体が焦げ臭くって」

高林「ああ、そこを突き当り右だよ」

王子「ありがとう」

高林「でも今は」

王子「ん?」

中尾「何でもない!何でもない!」

高林「!?」

王子「じゃあ入ってくるよ」

ガラッ

高林「ちょっと!いいの?」

中尾「両方当てちまったんだ、あの消し炭が罰ゲーム受けるのが妥当だろ」

誰かわからないなら女の子のフリをすれば…

お風呂

カポーン

杉浦「ふぅーーーーー」

杉浦「いい湯ね」

杉浦「しかし、あの眼帯チビめ…」

杉浦「あいつがもう一人なのは決まっているのに…」

杉浦「…………」

杉浦「……もう過ぎたことよね」

杉浦「榊原君に、謝っておきたかったな…」

杉浦「………泉美……」グスッ

ガラッ

王子「やぁこれは広くていいお風呂だな!!」

杉浦「は?」

杉浦(メガネが無いからよく見えない……)

杉浦(なにこの黒いの……)

王子「おや、先客が居たか失礼失礼」

王子「ま、シャワーを浴びるだけだ少しの間ガマンしてくれ」

杉浦(メガネ……メガネ……)

杉浦「あ、あった」スチャ

消し炭からみたら杉浦だってことはわかるだろ
なんで全く動じてないんだ……

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

杉浦「…………」

王子「フンフンフーン♪」

杉浦「…………」

杉浦「…………き」

王子「ん?どうしたんだい杉浦さん」

杉浦「ぎゃあああああああああなんか黒いのがいるうううううううう」

王子「え?」

ガラッ

中尾「どうした!」

高林「杉浦さん!」

杉浦「きゃあああああああああああああああああ」

――――
______


中尾「しこたま殴られた上に」

高林「他の女子にもこっぴどく叱られた、うう…」

王子「なんで僕まで…」

王子「しかも殴られたせいで焦げた皮膚がかなり取れちゃった…」

高林「しばらくしたら治るよ…」

杉浦「次はないから」

高林中尾王子「はい……」

杉浦「はぁ…」

杉浦「ちょっと外に出てくるわ」

ガラッ

エッナンデミサキサンガ
ワタシハフジオカミサキッテイウノー

中尾「…………」

高林「…………」

王子「…………」

中尾「しかし」

中尾「凄かったな」

高林「うん」

王子「中学生とは思えないサイズだったね」

高林「あれ何カップぐらいかな」

中尾「Cは堅いな」

王子「いやDはある」

高林「…………」

中尾「……そういや赤沢さんもけっこうあるんだぜ?」

高林「本当?」

中尾「ああ見たからな、直接」

王子「ほほう」

高林「へぇ」

中尾「ありゃ杉浦と同等かそれ以上だ」

高林「中尾君と赤沢さんってそんな関係だったんだね」

王子「知らなかったよ」

中尾「ふふっ」

中尾「ま、まぁ見たって言っても水着だけどな」

高林「海行ったの?羨ましいな」

王子「そう言えば榊原君達と行ったんだっけ」

高林「なんだ恋人じゃないんだ」

現象「やぁみんな楽しんでる?」

ガラッ

小椋「ったくあのクソ兄貴が…」ブツブツ

中尾「帰ってきたか」

高林「その様子だとお兄さん引きこもったままみたいだね」

小椋「全くあのクソ兄…貴は………」

小椋「誰?」

王子「王子です」

焦る?焦げる?

小椋「うわぁまっ黒…」

王子「いやぁへへ…」

中尾「……にしても」

高林「何?」

中尾「杉浦に比べるとなぁ」

高林「あー」

王子「確かに控えめ……?かな」

小椋「ん?」

小椋「何よ人のことジロジロ見て」

中尾「いや」

高林「別に」

王子「さすがにそれは歳不相応じゃないかなって」ハハハ

中尾「おいバカ止めろ!」

高林「指さしちゃダメだよ!」

小椋「それって………」

小椋「……………」

小椋「………!」

死んだ方が楽しい世界とはいかに

兄貴はキレていいよ

小椋「て、ててて、テメエらァァァーーーーー!!!」

中尾「お、落ち着いて小ぐへっぶぉっあ」

高林「中尾君!」

王子「なんてパンチだ」

高林「感心してる場合じゃぐふぉっ」





小椋兄「うるせぇな隣…」

小椋「ちょっとここらへんで>>1は眠くなったのでねるぜ」

中尾「お、落ち着いて小ぐへっぶぉっあ」

小椋「おやすみ」

おつかれさまです

小椋「はぁー……はぁー……」

中尾「すみませんでし…うっ」

中尾「ウボオエッーーー」ビタタタ

高林「ご…めんな…さい……」

王子「」

小椋「ふん……」

小椋「消臭炭は文字通り粉々になっちゃったな」

小椋「ま、3日もすれば治るらしいし別にいいか」

王子「」

ID被りですかい

>>126
終わったフリしてすまんwwww

やっと見つけたぞwww

まさかの作者鳴ちゃん

小椋「はぁ」

小椋「よいしょ」

ガラッ

高林「あれどこ行くの?」

小椋「察しなさいよ」キッ

高林「あー…」

高林「あはは」

中尾「トイレか!」

ドゴンッ

小椋兄「くそ!なんなんださっきから!」

続きはよ

ガラッ

小椋兄「おい!るっせーぞ!」

小椋「えっ」

小椋「あっ……あっ…!」

小椋「兄き

小椋兄「おい由美ぃ!!ゲームに集中出来ねぇだろうが!」

小椋「やっと外に

小椋兄「っぜぇーーんだよ!!死ね!!!死んじまえ!!の貧乳中坊がよぉーーー!」

仲良くしろよ…

小椋「酷い……せっかく外に出たことを褒めようと思ったのに…」グスッ

小椋兄「うっ……ぐっ……」

中尾「お前の兄貴死にかけてるぞ」

高林「何かの病気?それが死因なのかな」

王子「」

二人きりにしてみよう(提案)

綾野「あー疲れたーちょっと休憩ー」

小椋「あ、彩お疲れ」

綾野「うわ、何これ?死屍累々…?」

小椋兄「おう……うぉっ……」

王子「」

高林「はは…」

寝る

えっ寝ていいの

だめ

綾野「ん?」

綾野「………」

パラパラ

綾野「何これ」

綾野「炭?」

小椋「王子君よ」

綾野「へー随分小さくなったのね」

早苗「私も休憩ー」

早苗「あら」

早苗「大丈夫?お腹痛いの?」

小椋兄「…………………うっ」

小椋「早苗さん」

小椋「そこのバカは放っておいていいよ」

早苗「ん?そうなの?」

小椋兄「おお………………うう」

綾野「王子君…焦げ臭い…」

早苗「お水貰えるかしら高林君」

高林「あ、はいこっちです」

ガラッ

綾野「このビンでいいかな」

カラン カラン カラン

小椋「彩?」

小椋「何してるの?」

綾野「王子君焦げ臭いからビンに入れてるの」

カラン カラン

綾野「これで、よし!」

小椋「ビンに『王子君』ってシール…」

綾野「これで分かりやすいでしょ」

中尾「それよりよー」

綾野「うわ居たんだ」

小椋「居たの」

中尾「ひでぇ…」

綾野「で、何?」

中尾「最近ここに人来すぎじゃね?」

小椋「そりゃ現象がはしゃぎ出してから結構経ったからね」

中尾「そうじゃなくてここに来るスパンが短くねーかってこと」

高林「それは僕も思ってたことだよ」

綾野「何か事故でもあったのかな」

小椋「あーそれはね…」

沙苗「なになに、何の話?」

ついにその話に入るのか

ガラッ

杉浦「それは私が説明するわ」

未咲「やっほー」

小椋「え?見崎さん?眼帯は?」

未咲「あはは鳴ったら本当に何も説明してないのね」

未咲「私は未咲」

未咲「藤岡未咲、鳴とは双子で姉妹でーす」

杉浦「…………」

杉浦「今ので分かったと思うけど由美」

杉浦「見崎さんはもう一人じゃなかったのよ」

小椋「?」

小椋「何の話?」

杉浦「覚えてないのね」

小椋「いやー頭打ったせいか合宿中のことはほとんど…」

杉浦「……そう」

杉浦「じゃあ初めから説明するわ」

杉浦「まず三神先生が合宿をすると…………






杉浦「……ということよ」

杉浦「私が覚えている限りではね」

小椋「そんな、ことが……」

杉浦「おそらく由美も私と同じ口でしょうね」

杉浦「ナイフか何か持って見崎さんに襲いかかって、窓から転落…」

小椋「な、なんで私がそんなこと!」

中尾「もしかして『兄貴の敵ぃー』とか言ってたんじゃ」ププッ

高林「それ僕も考えてた」

小椋「あ?」

小椋兄「そうなのか由美!!!」ガバッ

小椋「テメェーはもう一回寝てろ!!!」

ゴスッ

小椋兄「!!!!?????」

綾野「うわっ」

高林「金的……」

中尾「しかし酷いことになってるんだな」

高林「先に死んでてよかった…友達の死ぬところなんて見たくないしね」

綾野「ま、私達には関係ないんじゃない?」

小椋「そうよねーもう過ぎたことよね」

杉浦「とりあえず見崎さんが来たら謝るわ」

未咲「あはは縁起でもないねー」

中尾「なら、ここでゲーム、しないか?」

綾野「ゲーム?」

高林「また死因を当てるの?」

中尾「違う」

中尾「このゲームは題して死人当てゲーム!」

綾野「うわ不謹慎」

未咲「何それー」

中尾「次に死ぬやつもといここに来るやつを当てるゲームだ」

高林「まんまだね」

沙苗「私はホラー少年にもう一度会いたいなー」

綾野「ホラー少年?」

杉浦「榊原君のことでしょ」

綾野「じゃあ私もこういっちゃんに会いたーい!」

彩「私は鳴かなー」

杉浦「私は泉美に会いたい」

高林「僕も赤沢さんかな」

中尾「趣旨変わってきてるし…」

小椋「なんで泉美?」

高林「好きな人にはもう一度会いたいものじゃない?」

彩って未咲の間違い?

>>194
うん

ギシ ギシ

中尾「!」

高林「来たみたいだね」

綾野「……ゴクリ」

杉浦「…………」

未咲「ワクワク」

彩「………」

小椋「…………」

ガラッ

???「…………」

続きはAnother本編12話後にお楽しみ下さい!



お わ り



水野さんの名前の漢字は早苗・・・

>>212
すまん他のスレで沙苗と書いてあって沙苗かと

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