榊原「沙苗さんの蒸れたパンストの匂い嗅ぎたい」(260)

水野猛「えっ?うちの姉ちゃんのパンストがほしい?」

榊原「お願い!こっそりとって来てよ!」

猛「お前…変態だな…」

猛「まあ別にいいけどよ」

榊原「えっ本当!?」

猛「…その代わり、俺も欲しい物があるんだが」

榊原「うんうんっ、なになに?」

猛「怜子さんのパンティーくれ」

榊原「水野くん…君ってやつは…」

猛「な、何だよ//」

榊原「良く分かってるじゃないか!」

猛「お、おう」

榊原「それじゃあこれで…」

猛「交渉成立だな…!」

榊原「明日が待ち遠しいよ」

猛「ふふふっ。そうだな」

~水野家~

沙苗「ふぅ~。今日はいつもより忙しかったなぁ」

沙苗「もうくたくただよ」

沙苗「お風呂入ってすぐ寝よう」


猛「…」


猛「洗濯機の中に……あったあった。これだな!」

猛「しかし榊原のやつ、こんなもん何で欲しがるんだ…?」

猛「この距離でも臭ってくる……ウエッ」

猛「ま、とりあえず明日持って行こう」

~榊原家~

怜子「恒一くん、お風呂沸いてるわよ?」

榊原「あ、お先にいいですよ?」

怜子「じゃあお言葉に甘えて、先入っちゃうね」

怜子「あ、それとも一緒に入る?」

榊原「何言ってるんですか…」

怜子「恥ずかしがっちゃって、ふふっ♪」

榊原「もー…からかわないで下さいよ」



榊原「……さてと」

榊原「えーと…あった、これだ!」

榊原「今日はベージュか」

榊原「…」クンクン

榊原「うん、いい匂いだ」

榊原「水野くんも喜ぶだろうな…ふふ」

~翌日~

榊原「水野くん」

猛「榊原」

榊原「ふふっ」

猛「ふふふっ」

榊原「はい、この袋の中に入ってるから」

猛「ありがてぇ!お、一枚だけじゃなくて何枚か入ってるな」

榊原「タンスから盗んで、おまけ付けといてあげたよ」

猛「マジか!榊原…お前…」ジワッ

榊原「ちなみに、ベージュのやつが昨日穿いてた下着だから」

猛「ありがとう…本当にありがとう」

榊原「水野くん、それより早く…!」

猛「おう。実は俺も、ちょっとばかりオマケ付けさせてもらったぜ」

榊原「さすが!」

猛「ほら、この袋の中に全部入ってるぜ」

榊原「わあ!すごい、パンスト3足も入ってる…」

榊原「それにナース服まで!?」

猛「昨日たまたま持って帰って来てな。どうやらもう捨てるやつだったらしい」

榊原「一番奥に何か入ってる……これは…?」

猛「腋汗シートだ」

榊原「最高だよ…!!」

赤沢「あら、珍しい組み合わせね。何話してたの?」

榊原「べ、別に何も?」サッ

猛「そうだそうだ!赤沢には関係ねーよ。男同士の会話に入ってくるな!」

赤沢「な、何もそこまで言う事ないじゃない…」

杉浦「そう言えば、昨日も二人で何か話してたわよね」

杉浦「あなたたちってそんなに仲良かったっけ?」

猛「俺と榊原は盟友…いやそれ以上かもな…」

榊原「うん。少なくとも親友の域は越えたよ」



柿沼「!?」ガタッ

柿沼(私としたことが……)

柿沼(私としたことが…!うっかり見落としていたわ!)

柿沼(水野×榊原!クラスで1位2位のイケメン二人の組み合わせを見落としていたとは!)

柿沼(ワイルド系イケメンと爽やか系イケメン!王道かつ至極の組み合わせ!!)

柿沼(榊原×望月、風見×勅使河原なんて書いてる場合じゃないっ!)

柿沼(これからの時代は水野×榊原よ!!)

~榊原家~

榊原「ただいまー」

怜子「もう夕飯の支度できてるわよー」

榊原「ちょっと急いでやりたいことがあるんで、後で食べますっ」

怜子「んもぉ…帰るなり自室に篭っちゃうなのて」


榊原「ハァハァ…」ガサゴソ

榊原「まずはナース服から…!」

榊原「沙苗さんっっっ!」ガバッ

榊原「沙苗さん!沙苗さん!」

榊原「沙苗さんのナース服…甘い匂いがする…」

榊原「あぁ…沙苗さんの体臭が…染み付いてる!」クンクンクンッ

榊原「よし、次は腋汗シートだな」ガサゴソ

榊原「わぁ…少し黄ばんでる…!」

榊原「…」クンクンッ

榊原「うわぁ…いい匂いがする…!」

榊原「沙苗さんの腋汗の匂い…!」スーハースーハー

榊原「口の中に入れてみよう!」パクッ

榊原(口いっぱいに沙苗さんの腋汗の味が広がりんぐ!!)

榊原「んぐんぐ…おいひい…//」

榊原「さて、メインディッシュといきますか…」

榊原「沙苗さんの…パンスト…!」プルプル

榊原「思わず手が震えてしまう…」プルプル

榊原「…いただきます!」

榊原「…」クンカクンカッ

榊原「!!?」

榊原「く、臭い…」

榊原「……」

榊原「最高だ!!」クンカクンカ クンクン スーハースーハー

榊原「沙苗さんっ!沙苗の足臭!」

榊原「あぁぁ!沙苗!沙苗ぇぇぇぇぇぇ!」シコシコシコシコ

榊原「沙苗さんっ!そんなに足でシゴかれたらっ!ぼ、僕はっ!!」シコシコッ シコシコシコシコ

榊原「うわぁぁぁ!!」ドピュウゥゥンッ

榊原「ふぅ……」

榊原「沙苗さんのパンストの匂い…想像以上だったな」

榊原「これは家宝にしよう」


怜子「恒一くーん、ご飯冷めちゃうわよー!」


榊原「あっ、はーい、今行きまーす!」

榊原「そうだ、抱き枕に沙苗さんのナース服着させておこう」

~水野家~

猛「こ、これが…怜子さんのパンティー!!」

猛「うおおっ」クンカクンカッ

猛(す、すげぇ!)

猛(上品な香りと下品な匂いな混ざり合って、何とも言えない匂いがする!)

猛(どこか知性溢れる、それでいて卑猥な匂いさえ醸し出してる!)

猛「怜子さん…怜子さん!」シコシコッ

猛「うわああああ!玲子さん、うわあああああああああ!!」シコシコ ギュッギュッ

猛「怜子さんに筆おろしされたいよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

猛「うわぁああっ!!」ドピュドピュッ

とても面白いんだ… とても面白い。
だが… 猛が怜子さんと榊原が同棲してるって知ってるの?
すまん小説しか読んでないから間違ってたらお詫びする

>>41
知ってるから、榊原に玲子さんの下着頼んだ

っていう設定

猛「よう、榊原。昨日は楽しんだか?」

榊原「そりゃあもう!そっちは?」

猛「最高だったぜ!」

榊原「それは良かった」

猛「にしても、お前よくあんな臭いもんで興奮できるよなぁ」

榊原「臭くないよ。いや確かに臭いけど、それが良いんじゃないか」

猛「まあ、分からんでもないが。実姉のやつだからかな」

榊原「きっとそうだよ」

勅使河原「サカキー、帰ろうぜー」

榊原「うん」

榊原「じゃあね、水野くん」

猛「おうっ」




猛「さてと…」

猛「教室には誰もいないな…」

猛「えっと…」

猛「あった。榊原のリコーダー」

猛「すまん、榊原。恩を仇で返すつもりはないんだ…」

猛「でも…」

猛「姉ちゃんに…頼まれたから……」

猛「本当にすまん!」



猛「オマケで榊原の体操服も持って行ってやるか」

猛「あとシャーペンと…一応ノートも」

柿沼「忘れ物しちった☆私ったらおバカさんっ」

柿沼「ん…あれは…」

柿沼「!?」

柿沼(み、水野くんが…榊原くんの私物を盗んでるぅ!?)

柿沼(やっぱりあの二人……)

柿沼(デキてたのね…!!)

~水野家~

猛「姉ちゃん」

沙苗「おっ。おかえり~。で、頼んでたものは取って来てくれたのかな?」

猛「おう…ほら…」

沙苗「キャッ!恒一きゅんのリコーダーだっ」

猛「あと一応、これも」

沙苗「こ、これは…恒一きゅんの体操服…!!シャーペンとノートまで…!?」

猛「オマケだ」

沙苗「ありがとう猛!持つべきものは弟だねぇ!」

沙苗「んふふ♪これでしばらくは楽しめそうねっ」

猛「…なぁ、姉ちゃん」

沙苗「んー?」

猛「榊原は俺の盟友だ。だから、その…」

猛「できるだけアイツには迷惑かけたくないし、裏切りたくないんだ」

沙苗「大丈夫よ、楽しんだらちゃんと返すから」

猛「なら良いけど…」


猛(ん…待てよ?)

猛(榊原と姉ちゃんって相思相愛ってことになるよな…?)

猛(てことは榊原は…俺の兄貴になるのか…?)

沙苗「さて…それでは…ふぇへへ…//」

沙苗「まずは何で遊ぼうかなぁ//」

沙苗「シャーペン、君に決めた!」サッ

沙苗「ん…あ…//」

沙苗「ダメよ恒一くん…そんな……シャーペンで私のおっぱい突付かないでよぉ//」

沙苗「ああっ…//」

沙苗「ん……ノートか…」

沙苗「へぇ、恒一くん字上手」

沙苗「空いてるページに愛のメッセージを書き込んじゃおっと♪」カキカキ

 榊原の国語ノート

  恒一きゅん好き好き!! 大好きだよ、恒一くん。
    年上のお姉さんは好きですか?
  愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる
  愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる
  愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる
  愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる
  愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる
    恒一くんとキスしたいよぉ!
      恒一くんとセクシャルな関係を築き上げたいですっ!!
   恒一LOVE




沙苗「こんなもんかな」

沙苗「よし、恒一くんの体操服…」

沙苗「…」スーハースーハー

沙苗「やはぁ// 恒一きゅんの匂いがするよぉ//」

沙苗「着てみようかな…」


沙苗「恒一くんの体操服、着ちゃった//」

沙苗「恒一きゅんに包み込まれてるみたい…幸せだよぉ//」

沙苗「こ、恒一くんのリコーダーが、今目の前に…!」ゴクリ

沙苗「いただきます!」

沙苗「ぺろぺろぺろぺろぺろっ!」

沙苗「あふぅ…美味しい//」

沙苗「…ムラムラして来た」ヌギヌギ

沙苗「ごめんなさい恒一くん…」

沙苗「恒一くんのリコーダーで…性欲処理しますっ!」ヌチュッ ヌチャアッ

沙苗「あっ…恒一くんのリコーダーが…私のおまんこに…ッ!」ヌチュヌチュッ

沙苗「ああっ!恒一くんっ!恒一くんっ!」

沙苗「恒一くんすごいっ!太いよぉ!」

沙苗「あぁああああっ!」

沙苗「だ、ダメっ!恒一くんっ、私もうイッちゃいそうだよおおお!!」

沙苗「恒一くん!あああああああああああ!!!」

沙苗「あっ!…あぁ…んっ!」プシャーッ

沙苗「はぁ…はぁ……」グッタリ

沙苗「……私…何してるんだろ」

沙苗「こんな事して…最低」

沙苗「私のこんな姿見たら、きっと恒一くん幻滅するわね…」

沙苗「……」

沙苗「恒一くん……」

沙苗「恒一くん…」




沙苗「………大好き」

コンコンッ

猛「ん?」ガチャ

沙苗「あ、これ…ありがとね」

猛「おう…」

沙苗「……」

猛「…何か元気ないみたいだけど、どうかしたの?」

沙苗「何でも…ないよ」

猛「そっか…」

沙苗「私、最低よね……」

猛「姉ちゃん…」

バタンッ

猛「…」

猛「俺は…どうしたら良いんだ…?」

猛「この際、全部バラした方が…」

猛「でもそれだと榊原を裏切ることになっちまう!」

猛「…とりあえず明日、朝一番でこれ榊原の席に戻しておかなきゃな」

~榊原家~

榊原「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

榊原「沙苗さあああああああああん!!」ドッピュッ

榊原「はぁはぁ……ふぅ」

榊原「…」

榊原「僕は…なんて事をしてるんだ…」

榊原「沙苗さんの蒸れたパンストの匂い嗅いで…」

榊原「その臭さに興奮して…」

榊原「最低じゃないか……!」

榊原「これじゃまるで変態だ…!」

ちょっと30分くらい外出て来る

~♪

榊原「携帯…オヤジからかな?」

榊原「! さ、沙苗さんから…?」

榊原「……スゥー…ハー…」

ピッ

榊原「も、もしもし」

沙苗『あ…恒一くん?』

榊原「どうしたんですか?急に」

沙苗『う、うん』


沙苗(どうしよう…ただ声が聞きたかっただけ、なんて言えないよ)


沙苗『さ、最近は何の本読んでるのかな』

榊原「えっ…」

沙苗『い、いや…ふと気になってねっ!あはは…』

榊原「今読んでるのはクリスティーンですけど」

沙苗『おっ、キング先生ですかぁ。相変わらずいいセンスしてるねぇ君は』

榊原「ははは…」

榊原「次はペットセメタリー読もうと思ってるんですけど」

沙苗『あっ!それなら私持ってるよ?今度貸してあげよっか?』

榊原「えっ、いいんですか?」

沙苗『もちろんっ』

榊原「ありがとうございます。楽しみにしてますね!」

沙苗『ふふっ。じゃあ明日、病院においでよ』

榊原「はい!」

沙苗『じゃあ……切るね………』

榊原「はい…また、明日」

沙苗『うん…』

ピッ

榊原「沙苗さん…何ていい人なんだろう」

榊原「それに引き換え、僕は……」




沙苗「はぁ…」

沙苗「恒一くん…」

沙苗「早く…あなたに会いたいよ……」

~翌日・教室~

猛「よし、元に戻したぞ」

ガラガラッ

柿沼「おはようございます水野くん」

猛「お、おう、はよっす…」

猛(柿沼が俺に挨拶してくるなんて珍しいな…)

柿沼「ふふっ…」

猛「…?」

ガラガラッ

赤沢「あら…?」

杉浦「ん?」

小椋「なになに?どうしたのよ」


猛「……」

柿沼「……」


小椋「…えっ、何この空気」

杉浦「ただならぬ予感が…」

赤沢「もしかして私たちお邪魔しちゃったかしら…」

柿沼「水野くん、私、知ってますよ?」

猛「…な、何を?」

猛(まさか…!)

柿沼「水野くん、昨日の放課後、榊原くんの私物盗んでましたよね?」

猛「ぐっ…」


赤沢「!?」

杉浦「望月にでも売りさばいたのかしら」

柿沼「つまり水野くん、あなたは…」

ガラガラッ

榊原「おはよー」

猛「!」

柿沼「ちょうどいいところに来たわ、榊原くん」

榊原「へ?」

柿沼「あなたたちはホモセクシャルな関係にある。違う?」

赤沢「な、何ですってえええ!?」

猛「…うん。大いに間違ってるぞ、柿沼」

榊原「違います」

柿沼「えっ」

柿沼「そ、そんな…そんなの、嘘よっ!」

猛「嘘なわけないだろ」

柿沼「じゃあ何で榊原くんの私物盗んでたのよ!!」

榊原「…えっ?」

猛「あ…」

榊原「水野くん…?」

猛「あー…いや、それはだな……」

榊原「どういうことか、説明してよ」

猛「わかった…とりあえず、場所変えて話そう。な?」

榊原「…うん」



榊原「で、どういう事なんだよ」

猛(さてどうしたもんか…)

猛(このままじゃホモまっしぐら、それは嫌だしな…)

猛(正直に白状するしかないか…)

猛「なあ、榊原。お前、俺の姉ちゃん、好きか?」

榊原「今それは関係ないだろ」

猛「いいから、答えてくれ」

榊原「…好きだよ」

猛「その言葉に二言は無いな?」

榊原「当たり前だろ…。沙苗さんは…僕の人生そのものなんだ」

猛「そうか」

猛「姉ちゃんの弟として、俺もその言葉は嬉しい」

榊原「…」

猛「榊原。そんなに好きなら、今から俺の言う言葉をしつかり聞いてほしい」

猛「俺がお前の私物を盗んだのには、ちゃんと理由があるんだ」

榊原「…」

猛「実は…」

猛「姉ちゃんに…頼まれたんだよ……」

榊原「…え?」

猛「お前の私物が欲しいって頼まれて…それで…」

榊原「沙苗さんが…?」



猛「…姉ちゃんも、お前のことが好きなんだよ」



榊原「!!」

猛「だから…姉ちゃんのこと許してやってくれ」

猛「…頼む」

榊原「…!」ダダッ

猛「お、おい、榊原!?」

榊原「先生には早退したって言っといてくれ!」

猛「…フッ」

猛「わかった…」



猛「頑張れよ、榊原。…姉ちゃんもな」

メシ食ってくる

猛「あっ、先生!榊原は体調崩したみたいで、さっき早退しました!」

久保寺「わかりました」

久保寺「では、授業を始めましょう」

猛(榊原…もう病院に着いた頃かな)





江藤(榊原くん…)

榊原「もしもし、沙苗さんですか?」

沙苗『恒一くん?学校はどうしたの?』

榊原「…今、そっちに向かってます」

沙苗『えっ?』

榊原「だから、待っててください!」

沙苗『え…(ザザッ)…ど(ザーッ)…うこと?』

榊原「…沙苗さん?」

沙苗『ごめ…なさい……今エレベーターに乗ったの』

榊原「!?」

榊原「沙苗さん!エレベーターに乗っちゃダメだ!!」

沙苗『え?』

榊原「いいから、今すぐ降りてください!!」

沙苗『わ、わかったわ…』

榊原「ホッ…」

沙苗『恒一くん?…何かあったの…?』

榊原「とにかく、すぐ行きますから」

沙苗『うん…』

ピッ

沙苗「恒一くん…どうしたんだろ?」

沙苗「焦ってるようだったけど…」

沙苗「…でも、予定より早く恒一くんに会えるのか」

沙苗「嬉しい…!//」

榊原「はぁはぁ……沙苗さん…!」

沙苗「恒一くん、大丈夫?そんな息切らして…」

榊原「だ、大丈夫です…」ゼェゼェ

沙苗「庭の方にベンチがあるから、そこへ行きましょう」

榊原「はい…」ゼェゼェ

沙苗「そんなに急いでたの?」

榊原「ええ、ちょっと…」

沙苗「恒一くんがそこまで必死になるなんて…どうやらただ事じゃなさそうね」

榊原「はい。話があるんです…大事な」

沙苗「よいしょ。…それで、大事な話って何かな?ホラー少年♪」

榊原「沙苗さん…昨日の夜、何してました?」

沙苗「え……そ、それは……本読んでたよ」

榊原「隠さないで…ください」

沙苗「え…?本当にどうしたの恒一くん…」

沙苗「何か変だよ…?」

榊原「…わかりました。僕から言いますね」

沙苗「?」

榊原「僕も…僕にも、沙苗さんに秘密にしてる事があるんです」

沙苗「秘密…?」

榊原「沙苗さん、この前捨てたナース服、今どこにあるか分かりますか?」

沙苗「どこって…今頃ゴミ収集場に……って言うか何でそんな事知ってるの?」

榊原「なぜ知ってるか…教えてあげますね」

榊原「なぜなら、沙苗さんが捨てたナース服は、今僕の部屋にあるからです」

沙苗「えぇ…?」

榊原「ナース服だけじゃない」

榊原「パンストも」

榊原「腋汗シートも」

榊原「全部、僕の部屋にあります」

沙苗「え…えっ?言ってることが良く分からないよ…恒一くん」

榊原「猛くんに頼んで、盗んで来てもらったんです…」

沙苗「な、何でそんなこと…」

沙苗「……」

沙苗「…何に…使ったの…?」ドキドキ

榊原「知りたいですか?」

沙苗「……うん」ドキドキ

榊原「じゃあ、教えてあげます」

沙苗「…ゴクッ」

榊原「パンストは、蒸れた匂いを嗅いで…オナニーしました」

沙苗「え…//」

榊原「沙苗さんのパンスト…すごく、いい匂いだったから…」

榊原「だから、何回もオナニーしました。今でもしてます」

榊原「正直、僕の宝物です」

沙苗「…//」キュンッ

榊原「腋汗シートも、匂い嗅ぎました…」

榊原「すごく…いい匂いだった」

榊原「匂いを十分堪能したあと、口の中に入れて味わい尽くした…」

沙苗「恒一くん…」

榊原「…美味しかったです。すごく」

沙苗「ナース服は…?」

榊原「抱き枕に着けてます」

榊原「それで、毎晩…いや四六時中、抱きついてます」

榊原「そうやってると…」

榊原「沙苗さんを抱いてるみたいで、心地良いんです//」

沙苗(か、かわいい//)

榊原「…僕は、これでちゃんとカミングアウトしました」

榊原「次は、沙苗さんの番ですよ?」

沙苗「え…私?」

榊原「…猛くんから、全部聞きました」

沙苗「……」

沙苗「そっか」

沙苗「そういう事だったんだね…」

沙苗「わかった。私も正直に打ち明けるね」

榊原「はい」

沙苗「私は、弟に頼んで恒一くんの私物を盗んでもらった」

榊原「そこまでは聞いてます」

沙苗「うん。それで、盗んでもらったのはリコーダーと体操服、シャーペンとノート」

榊原「ノート?……あっ」

沙苗「…見てくれた?//」

榊原「あのイタズラ書き、沙苗さんだったんですか?」

沙苗「イタズラ書きだなんて、ひどいなぁ…。私からの愛のメッセージなのに」

榊原「はは、びっくりしましたよ」

沙苗「それでね、恒一くんの体操服、着てみたの//」

榊原「えっ着たんですか?」

沙苗「そうよ。恒一くんのぬくもりがしたわ」

榊原「ぬくもりって…」

沙苗「だから、お返しに私のぬくもりもぶっかけといたわ」

榊原「沙苗さんのぬくもり?……え?ぶっかけたって…?」

沙苗「マン汁ぶっかけちった…// ごめんねっ」

榊原「」

榊原(そう言えば少し黄色くなってる箇所がいくつかあったな…)

沙苗「あと、リコーダーはぺろぺろしたわ」

榊原「…まぁ、リコーダーと来ればそうなりますよね」

沙苗「うん//」

沙苗「その後、おまんこにもぶっ刺したけどね」

榊原「」

沙苗「すっごい気持ち良かったよ?//」

沙苗「何だかまるで…恒一くんに挿入されてる気分だった…//」

沙苗「変態で…ごめんね//」テヘッ

榊原(か、かわいいっ//)

榊原「それで、シャーペンは何に使ったんですか?」

沙苗「おっぱいつついて遊んだわ」

榊原「そ、そうなんですか」

榊原(僕も指で沙苗さんのおっぱいつつきたい…)

沙苗「あっ、あとアナルオナニーに使っちゃった」

榊原「」

沙苗「ごめんねっ//」

榊原「でも…嬉しいです。僕の物でそんな事してくれるなんて…」

沙苗「私も嬉しいよ…?」

沙苗「恒一くんが…そんなに私の匂い好きでいてくれたなんて…」

榊原「沙苗さん自身も、もちろん好きですよ」ニコッ

沙苗「恒一きゅん…!!」キユンキュンッ キュンキュンキュンキュンキュンッ

沙苗「あ…め、眩暈が…」クラッ

榊原「大丈夫ですか?」ガシッ

沙苗(あ…幸せ…//)

~学校~

江藤「水野くん、ちょっといい?」

猛「んー?何だよ?」



江藤「榊原くん、今どこにいるの?」

猛「どこって…家なんじゃねぇの?つか俺が知るかよ…」

江藤「…嘘つき」

猛「えっ?」

江藤「私…今朝見ちゃった…」

猛「な、何を…」

江藤「榊原くんと水野くんが話してるところ…」

猛「だからなんだよ…」

江藤「ずるいよね。ずるいよ」

猛「は?」

江藤「水野くんのお姉さんには、味方がいるんだもん…ずるいよ」

猛「江藤…お前……」

江藤「私も、榊原くんが好き」

江藤「なのに…それなのに…!」グスッ

猛「江藤…」

猛「でもな…悪いけど、榊原とうちの姉ちゃんは相思相愛なんだよ…」

江藤「……」

猛「だから諦めろ…。な?」

江藤「嫌だっ!」ダダダッ

猛「お、おい…」




江藤(私は…諦めない!)

久保寺「おや?江藤さんの姿がありませんなぁ」

久保寺「彼女はいずこへ…?」

猛「あー…何か……急用とか言ってました」

久保寺「そうですか」




小椋(江藤さん…)

杉浦(行ったのね……彼のところへ)

赤沢(バカな子……本当に………)

~病院~

沙苗「恒一くん…あったかい…//」

榊原「そうですか?」

沙苗「じゃあ今度は…私が胸に埋めさせてあげるね」

榊原「えっ…」

沙苗「おいで?」

榊原「……沙苗さんっ!」ボフッ

沙苗「ふふっ…恒一くん可愛いね」ナデナデ

榊原「沙苗さんのおっぱい…柔らかい…」

沙苗「んもぉ//」

江藤「えっと…」

江藤「いたっ……」

江藤「……」



榊原「沙苗さん…//」モミモミ

沙苗「こらっ、そんなに揉むな//」



江藤「………」

はよ

江藤「さかきばらくん」

沙苗「!?」

榊原「え、江藤さん?どうしてここに…?」

江藤「さかきばらくんをね、おいかけてきたんだよ?」

江藤「オイカケテ、キタンダヨ?」

榊原「え……」

沙苗「恒一くんのクラスの子?」

榊原「は、はい。でも何か様子が…」

江藤「さかきばらくん…」

江藤「なのに……どうして?」

榊原「え?」

江藤「ドウシテ?」

江藤「どうして、べつのおんなといっしょに、いるの?」

榊原「どうしてって…僕たち愛し合ってるから…」

江藤「…」

榊原「江藤さん?」



江藤「榊原くん…いい加減に目を覚まして!そんな女のどこが良いのよ!!」

おや、江藤の様子が・・・
江藤は巨人に移籍した

江藤「そんな女っ、ただの年増じゃない!」

榊原「年増なんかじゃないよ!」

江藤「大体、どこに惚れる要素があるのよ!」

榊原「そんなの…決まってるじゃないか…」

榊原「優しいところだよ」

沙苗「恒一くん…//」

榊原「それに、僕は年上が好きなんだ。沙苗さんの包容力があるところも好きだ」

江藤「そんな……そんなっ…」




榊原「あと足の匂い」

江藤「足の匂いって…そんなの臭いだけじゃない!」

榊原「臭くなんかないよ!」

榊原「いや、確かに臭いよ?そりゃ臭いさ、看護婦さんの足だからね」

榊原「でもね」

榊原「その臭さこそが、僕の理想なんだよ!」キリッ

沙苗(素敵…//)キュンッ

江藤(何て懐の広い…//)キュンッ

榊原「沙苗さんのパンスト足は、芳醇な香りがするんだ!」

榊原「そう、それは…」

榊原「夢の香りなんだ」

榊原「江藤さんも嗅いでみなよ」

江藤「えっ」

榊原「ほらっ」

沙苗「恥ずかしい//」

江藤「さ、榊原くんがそこまで言うなら…」

江藤「…」

江藤(うわっ…この距離で既に臭って来る…)

江藤「…」スンスンッ

江藤「ぅげほっ、げほっ!ぐへっ!…オエッ!」

榊原「何て失礼な子なんだ」

江藤「やっぱ臭いじゃない!」

沙苗「そこまで臭くないわよ!」

江藤「臭いですよ!銀河ギリギリぶっちぎりで臭いです!」

榊原「江藤さん…どうやら君とは永遠に分かりあえそうも無いみたいだね…」

江藤「榊原くん…」

榊原「残念だよ」

清原「オイ江藤、どうやらオマエとは永遠に分かりあえんようやな」

江藤「キヨさん・・・」

清原「残念や」

~翌日~

猛「よう、榊原」

榊原「おはよう、水野くん」

猛「で、昨日はどうだったんだよ?」

榊原「うん」

榊原「この想い、ちゃんと沙苗さんに伝えたよ」

猛「じゃあ…!」

榊原「うん、付き合うことにしたよ!」

猛「よくやった…よくやった榊原!いや義兄さん!あんた漢だぜ…!」

榊原「猛…泣くことないだろ?」

猛「だって…だって…!」

猛「あっ、そういや江藤は?」

榊原「…彼女とは分かり合えなかったよ」

猛「そっか…それは残念だったな…」

榊原「でも、いつかきっと分かってくれる。僕はそう信じてるよ」

猛「義兄さん!さすがです!」




杉浦「何あれ」

赤沢「家族よ」

猛「それで、姉ちゃんとは…もうやったのか?」

榊原「やったって?」

猛「分かるだろ」

榊原「あーセックス?まだに決まってるじゃん」

猛「何してんだよ!さっさと押し倒してぶち込めよ!」

榊原「猛、僕らはまだ付き合って1日目なんだぞ?」

猛「だけどよぉ…」

榊原「僕は…、沙苗さんと純愛を貫いて行きたいんだ」

榊原「周りから見たらノロノロしてると思われるかも知れない。それでも構わないさ」

榊原「沙苗さんとの愛を、ゆっくり深めて行きたいんだ」

猛「義兄さん…」

榊原「だから今は、沙苗さんの足臭をもっともっと嗅ぐ。それだけさ」

猛「何て…何て純粋な人なんだ貴方は!」

榊原「今日は腋の匂いを嗅いでみようと思う」

猛「おおっ!ゆっくりと、しかし確実に前進して行くんだな?」

榊原「そうさ」

猛「結婚式では歌っちゃっていいですか?」

榊原「是非」

猛「義兄さん!」

榊原「猛!」

ガラガラッ

沙苗「恒一くん!」

猛「姉ちゃん!?」

榊原「沙苗さん…」

久保寺「…誰ですかこの人は」

おいネタバレやめろ

沙苗「さあっ!おいで、恒一くん!」

榊原「わわっ、ちょっと引っ張らないでくださいよ~」


久保寺「榊原くんが連れて去られてしまったようですなぁ…」

猛「まぁ…大丈夫ですよ」

久保寺「そうですか」

沙苗「羽ばたこう!私たちの空へ、そして無限大の宇宙へ!」

榊原「ユニヴァァァァァァァァス!!」

キラーン☆


猛「姉ちゃん…義兄さん…地上は俺に任せてください…!!」








まだ飛び立ってないキャラ(多分)
渡辺、桜木、中島、江藤、柿沼、藤巻、松井、金木、杉浦

>>241
藤巻さんってそもそもSSに出たこと自体無かったような……

>>244
中島さんもほとんど出番ないよな

アカザー飛び立ってたのか
なんてやつ?

>>247
赤沢「はぁ…恒一くんとちゅっちゅしたいなぁ」

確か一番最初に羽ばたかせたのが赤沢さんだったはず

次は誰が飛び立つんだろうか

実はまだない

まだ飛び立ってないキャラ
見崎、渡辺、桜木、中島、江藤、柿沼、藤巻、松井、金木、杉浦

てことはこうか

有田さん飛びだったんかいwww

>>256
赤沢「インターネット掲示板?」で飛び立ってる

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