よどか「はむらちゃん!」
はむら「よ、よどか!? あなたまで……しかも二画目にまで食い込んでる」
よどか「え? うわあ、なにこれ!」
はむら「まずいわ……このままでは『富士山』が『富士川』になってしまうことも考えられる」
よどか「『東京都』が『束京都』になったりしたら日本、いや世界が危ない!」
はむら「すぐに先ほどの魔女を倒しに向かわないと……」
よどか「まって、はむらちゃん。まず、みんなの安全を確認しないと」
はむら「今あの魔女を見逃せば、次に遭遇するまでこのままでいなければならなくなってしまうわ」
よどか「でも」
はむら「だから、こうしましょう。私は魔女を追う。あなたは皆の安全を確認してきて」
よどか「……わかった。気をつけてね」
「ティロ・フィナーレ!」
「くそっ、どうしてこんなとこに魔女が!」
「あれ……まどか?」
よどか「さやかちゃん! こっちにも魔女が!?」
さカか「な、なにそれ! 誰!? って、私もじゃない!」
よどか「まさかあの魔女がここに」
フミ「大丈夫だった? 鹿目さん」
よどか「」
QP「よどか、三分クッキングだよ」
OB「よどか!」
よどか「え……あ、貴方は……」
OB「なんだいこのザマは!ボクは情けないよ!」
よどか「え……きゅうべえ、どうしたの?」
OB「おいコラ!何タメ聞いてんだ!」
よどか「ひえぇ……」
OB「いいか!俺らが現役の時はな!先輩の姿が見えたらダッシュで」
よどか「ひえええぇぇええぇぇぇ」
ニュゥべえ「ぐへへ…マミっ、マミィい!」
よどか「フミさんって、まさか……」
フミ「フミ……フミ? え、嘘、なにこれは」
よどか「大丈夫です、今頃はむらちゃんが魔女を……」
「くそっ、逃げられた!」
フミ「佐倉さん!?」
否子「心配するな、かすり傷だ」
フミ「」
よどか「……い」
さカか「いなご……」
否子「みんな!無事じゃないな!」
よどか「ほんとは杏子ちゃん、なんだよね?」
否子「私は杏子じゃない!!」
よどか「ど、どうしたの?」
否子「もう駄目だ!全部ダメなんだぁ!」
よどか「ひええぇ……すごく否定的になってる……」
はむら「もうこの子は駄目ね……」
否子「魔女なんか倒せっこないんだ!」
よどか「どうしよう……」
はむら「考えがあるわ」
否子「もう無理だ!ダメだ!おしまいだぁ!」
はむら「そうね」
否子「え……?」
はむら「もう無理ね」
否子「………」
否子「そんなことない!!」
はむら「ニヤ」
―しばらく後―
はむら「……ダメね。捕まえられなかった」
よどか「そっか……仕方ないよ、フミさん達でも倒せなかったんだもん」
はむら「?」
フミ「お帰りなさい。今みんなと、これからの動向を話し合っていたところなの」
はむら「…ま……まさか……」
フミ「そう。こちらに現れた魔女とあなた達が交戦した魔女は、おそらくは同種、あるいは同固体」
否子「」
さカか「ごめんってば、元気出してよ」
フミ(おかしいわ……セリフから画数が消えている……まさか!?)
OB「みんなだらしないよ!!」
よどか「きゅうべぇ……」
OB「いいかい!?ボクらの代は先輩のいうことは絶対で」
よどか「ふぇぇ……」
ドッドッドッドッドッ
フミ「……!」
はむら「この気配……!」
ドドドドドドド
否子「そんな訳ない!こんな所で!?有り得ない!」
さカか「魔女……!?」
魔女「キヒヒヒヒヒヒヒ!」
よどか「ひええぇぇえぇ……」
魔女「キヒヒヒヒヒヒー!!」ゴォッ
はむら「!! 攻撃よ! 避けてっ!」
フミ「食らったらまた画数を持っていかれるわ!」
ビュンッ
OB「ぎゃああぁ!」ドガッ
よどか「!! きゅうべぇがやられちゃった!」
OB「ぎゃああぁああああ……」
よどか「ひええぇぇ……」
OP「目覚めたこころは~走り出した♪」
よどか「ひええええぇええぇぇええぇ」
―フミ宅―
フミ「それで、これからなんだけど」
はむら「待って。あの異星人にも招集をかけるべきだわ」
フミ「そうn」
「フミ! 君、まさか魔女を取り逃したのかい!?」
はむら「来たわね」
よどか「キュゥb」
OB「全く、僕までとばっちりだよ! 僕が何を引退したっていうんだ!」
>ID:Lg6cdVxdO
よどか「ごめんね」
概念へと昇華したよ!
OB「全員外に出ろ! 僕がその根性叩き直して」ドグチャア
はむら「失敗だったかしら」
さカか「私たちだけならともかく、OBにまで影響が出るような魔女なんているの?」
否子「今まで見つかってなかっただけだろ。それより、どうしたら元の名前に戻るんだ?」
フミ「あの魔女を叩けば、まず間違いはないと思うけど。ただし、私たち全員を撒く逃げ足が厄介ね」
よどか「ううん……ねえ、さカかちゃん」
ブルブル…?
>>78
ブルブルブルブルwwwwwwwwwアイアイwwwwwwwwwwwwwww
>>67
俺まどか知らないから、この設定で書いてくれるなら任せる
フミ「そんな……こんな強い魔女……」
魔女「キヒヒヒヒヒ!」 ビュンッ
フミ「きゃああああぁっ!!」ドガァッ
さカか「フミさん!!」
ノミ「ピョン ピョン」
さカか「フミさあああああああああああああああん!!!」
否子「もう駄目だ!!おしまいだぁ!」
魔女「キヒヒヒヒ!」 ビュンッ
否子「ぃきゃああぁあっ!?」ドガァ!
よどか「ひええぇぇ」
下子「なぁ……すけべしようや……」
よどか「ひええええええぇぇええぇ」
はむら「許さないわよ佐倉杏子!!」
さカか「も、もう駄目だぁ……」ガク
よどか「みんな……みんなぁ……」ポロ…
よどか「……こんなのってないよ……ひどすぎるよ……」
よどか「もう……やだよ……」
よどか「きゅうべぇ!!」
OP「とめどなく~刻まれた~♪」
よどか「私……私、願い事決めたよ」
OP「時は~い~ま~繰り返し~告げ~♪」
よどか「私を……私を、魔女を倒す概念にして!!」
OP「変わらない~思いをのせ~♪」
よどか「お願い!」
OP「 今 閉ざされた 扉開けよう~!♪」 カッ
カッ
カッ……
さカか「ま、まぶしい……!」
下子「あ、あれは……」
ノミ「ピョン ピョン」
女神よどか「……」
さカか「まどか……いや、女神よどか……!」
下子「あれなら勝てる!」
ノミ「ピョン ピョン」
女神よどか「魔女よ……もう、許さな」
魔女「キヒヒヒヒ!」ビュンッ
女神よどか「え」
ドガァァッ
女神よどか「きゃあああああああぁぁっ!!」ドゴォォ
さカか「女神よどかぁぁぁああぁぁ!!」
ちょっとカッコいいじゃないか…
パラ…パラ…
さカか「よどか!!無事か!?」
女ネコよどか「………」ヒョコ
さカか「oh……」
女ネコよどか「……に、にゃあ……」ヒョコ
さカか(かわいい……)
下子(かわいい……)
はむら(かわいい……)
魔女(かわいい……)
ノミ「ピョン」
女ネコよどか「きゃぁっ!ノ、ノミさんそんなとこ入らないでっ!」////
こうして、みんな辛せになりました
完
魔女が自分に当ててたらやばかったな
鬼女になる
>>105
なんでそういうこと先に言ってくれないかな
乙
つ、辛せ…
ごめん、ちょっとだけ
>>77
さカか「なに?」
よどか「私たち、まだなんとか自分の名前分かるけど……またあの魔女に画数削られたら」
さカか「だから、そうさせない為の対策をみんなで考えてるんでしょ! 私たち魔法少女がしっかりしないでどうするの?」
OB「その通りだ! はぁっ!」ビシッ
はむら「また出た」
OB「みんな! 今まで僕は割と傍観者的な立場だったけど、今回ばかりは怒りが怒髪天を突いたよ! 全面的に協力しよう!」
はむら「……」
よどか「OB……!」
OB「さあ、あの夕日に向かって走ろう!」
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