モバP「魔法少女ぴにゃ☆ほのか」 (29)
モバマスSSです
某魔法少女作品とは全く関係ありませんのでクロスだと思った方には申し訳ない
では投下していきます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1384095657
-07:29-
ポッ ポッ ポーン
-07:30-
ワーワー ガヤガヤ
忍「ごめんごめん、穂乃香ちゃん!」
穂乃香「おはようございます、忍さん」
忍「いやー、朝ちょっと寝坊しちゃって…待たせちゃった?」
穂乃香「今来たところですよ、ところで今日は相談があるって言っていましたが何かあったのですか?」
忍「そうそう!まあ立ち話もなんだからどっかのお店に入ってからにしようか」
穂乃香「…で相談というのは?」
忍「うん、この前穂乃香ちゃんからあのブサイクのぬいぐるみ貰ったでしょ?嬉しくて飾ってたんだけど、なんかあれ置いた日から声が聞こえるようになってね」
穂乃香「声…ですか?」
忍「うん、何にもないところから、こう、ふとした時に聞こえるの」
穂乃香「そうでしたか…つまり忍さんも選ばれた人だったのですね」
忍「選ばれし…人?」
穂乃香「ええ、忍さんにも声が聞こえたのなら隠す必要はないですね、出てきなさい、ぴにゃこら太」
…ポン!
忍「あー!ブサイク!」
穂乃香「この子がぴにゃこら太です。妖精のようなものでしょうか」
忍「え?でもなんで急に?」
穂乃香「今まで隠していましたけど、私は実はこの世界を悪の手から守る…魔法少女だったのです」
忍「ふむふむ……ってえええ!?穂乃香ちゃんが!?え!?」
穂乃香「忍さんの所にはお守りとしてぴにゃこら太の一部を渡しておいたのですが、まさかそれに反応するとは思いもしませんでした」
忍「まって!ちょっとあたし今ついていけてない!」
穂乃香「確かににわかに信じがたいかもしれませんが…でも忍さんも気づいていなかっただけで魔法少女の様です。だって声が聞こえたのだから」
忍「穂乃香ちゃんが魔法少女で?あたしも魔法少女?どうしちゃったのかな私?」
穂乃香「………詳しい話をしている暇はないようですね。敵襲です!」
忍「え!?どこどこ!?怖い!」
穂乃香「忍さんも魔法少女ならきっと大丈夫でしょう!こっちです!来て下さい!」
忍「ちょ、ちょっとまって!穂乃香ちゃーん!!!」
穂乃香「あれです!あれが悪の手先です!」
忍「はぁ、はぁ……あれって…クマトモちゃん?」
穂乃香「外見はそう見えますが、あれは魔王コヒーナーによって生み出された小悪魔です!油断はしてはいけません!」
忍「そんなこと言ったって…」
穂乃香「忍さん、心の中でぴにゃこら太を呼び寄せてみてください。きっと答えてくれるはずですから」
忍「わ、わかった。とりあえずやってみるね」
(おーい、ブサイクー、いるなら返事して―?こっちに来ないとつんつんするぞー?)
……ピニャー!!!
ぽん!
忍「うわ!ほんとにでてきた!」
穂乃香「さすがです忍さん!さあ一緒にあの悪魔を倒しましょう。同じ要領で変身します!」
忍「ええい!こうなったら当たって砕けろ!へーんしん!」
パァァァァ
穂乃香「歌とダンスで世界を救う!変身!魔法少女ぴにゃ☆ほのか!」
忍「う…うぇぇ…魔法少女ぴにゃしのぶ…恥ずい…」
穂乃香「行きます!忍さんは左からまわってください!私は右から!」
忍「う、うん!とりあえずやってみる!」
穂乃香「えぇやぁ!」
クマー!クマー!
忍「えいっ!とりゃっ!」
クマー!
穂乃香「その調子です!数を減らせば彼女も出てくることでしょう!」
忍「彼女?彼女って!?」
穂乃香「さきほども話した通り、この熊たちは操られています。ある程度倒せばコヒーナーが…」
コヒーナー「そそそそこまでです!それ以上あなたたちの好きにはさささせません!」
穂乃香「! 出ましたねコヒーナー!今日こそあなたを倒します!」
コヒーナー「ああっごめんなさい!ごめ…じゃなくて!この世界は私のくまさんによって埋め尽くされるのです!そちらこそ降参なさい!」
忍「え、あれが魔王さま?どう見ても美穂ちゃんにしか見えないんだけど?」
穂乃香「よく似ていますが別人です。彼女はこの世界を恐ろしいものに変えようとしています」
忍「話を聞いた限りじゃ大したこと無いような…」
コヒーナー「あれ?初対面の方がいますね。ま、まさか仲間が!?どうしよどうしよー!?」
忍「…なんか話し合いで解決しそうな雰囲気なんだけど」
穂乃香「油断はいつでも禁物です。彼女はまだ本気をだしていません」
コヒーナー「とっ、とりあえずこっちから!『キュートボイス』!」
キィィィィィン!!!!
忍「きゃああ!」
穂乃香「忍さん!大丈夫ですか!?」
忍「うん、ちょっと驚いたくらい…でもまさか本当に攻撃してくるなんて…」
穂乃香「見た目に騙されてはいけません、彼女はこの世界最高峰の攻撃力を持っているんですから」
コヒーナー「あっ!だ、大丈夫ですか?ごめんなさいごめんなさい!」
忍「なんか気が抜けちゃうなぁ…」
穂乃香「私たちも負けていられません!さあ行きますよ!『プリマ・ソッリーノ』!」
クルッ スタン!
コヒーナー「きゃっ!やめて!痛いです!」
忍「ちょっと可哀そうになってきた…」
コヒーナー「も、もう怒っちゃいました!そういうことする子にはおしおきです!」
穂乃香「! 彼女の最大魔法が来ます!忍さん伏せてっ!」
コヒーナー「い、いきます!
『 み ほ た ん キ ス 』 ! 」
穂乃香「きゃぁああああああ!!!」
忍「穂乃香ちゃん!?」
穂乃香「だ、だいじょ…くっ!」
忍「あたしをかばうために……うん、穂乃香ちゃんが頑張ってくれたんだから、こんどはあたしが頑張る番!」
コヒーナー「ちょ、ちょっとやりすぎちゃったかな…?」
忍「美穂ちゃん…じゃなくてコヒーナー!あなたはあたしが倒す!」
コヒーナー「あ、無事だったんですね、よかった…」
忍「やっぱりちょっと調子くるうなぁ…でもそんなこと言ってられない!この世界を救うのはあたし、魔法少女…ぴにゃ……しのぶ…に…あうぅ」
コヒーナー「ふぁ、ふぁいとです!」
忍「あ、うん!あたし、魔法少女ぴにゃ☆しのぶが許さないんだから!いくよ!これが私の必殺技!
『魔法のシルクハット』!」
コヒーナー「シルクハット…?」
ピニャ!ピニャピニャ!
忍「シルクハットからいっぱいブサイクが出てきた!?何この技!ノリでいったけどあたしでもよくわからない!」
コヒーナー「いっぱいこの子が出てきて…あっ!私のクマトモちゃんがどんどん浄化されていく!?」
忍「おおぅ、なんかすごいことになってる…」
穂乃香「忍さんの気持ちが、形となって現れたんですね…」
忍「穂乃香ちゃん!もう大丈夫なの?」
穂乃香「ええ、忍さんのおかげです。これなら彼女も何もすることができないでしょう」
コヒーナー「うぅ…クマトモちゃんが…今日の所はいったん引きます!また次に会ったときにできれば覚えておいてください!」
シュン!
忍「き、きえた!?」
穂乃香「彼女もまた魔女ですから、すぐに逃げられてしまいます。でもこれでまた当分は大丈夫でしょう」
忍「そんなもんなのかなぁ…」
穂乃香「さあ、今日は戻りましょう、疲れたでしょう?」
忍「うん…ってまだこんな時間だよ!穂乃香ちゃん!ゲームセンターいこうよ!取りたい人形あるんだ」
穂乃香「ふふっ、わかりました。」
忍「なんか今日は一日いろいろあったけど、穂乃香ちゃんが一緒でよかったよ!これからもよろしくね!穂乃香ちゃん!」
穂乃香「ええ、こちらこそよろしくお願いしますね、忍さん」
忍「ところで変身ってどうやって解くの?」
穂乃香「もう数分で戻りますよ。歩いていればすぐでしょう」
忍「……やっぱりなんかあいまいな魔法少女だなぁ…」
コヒーナー「くぅ…今日もいっぱいクマトモちゃんが……でも私にはこの子がいますから、ね?プロデューサーくん?」
To be continue…?
-07:56-
千佳「おもしろかったー!ねぇねぇこれからどうなると思う忍ちゃん!」
忍「えっ?さ、さあどうなるかなー?ははは……」
以上です。ありがとうございました。
ぴにゃこら太ステマSSを書こうとしたはずがどうしてこんなことに
よろしければ旧作もおつきあいください
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あとどなたか画像の張り方を教えていただけると嬉しいです…
ここで張るわけではないので悪いとは思いますがよろしければお願いします…
画像の件、なんとなく解決できました。
ありがとうございました
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