矢澤にこ「今日は一段と冷えるわね…」 (30)
真姫「そうね……」
にこ「……はぁ」
真姫「な、なによ」
にこ「あったかくて美味しい料理食べたいなー……ってね」ﾁﾗｯ
真姫「…………」
にこ「…………」
真姫「な、なら、家に来ても構わないわよ！」
にこ「えっ？」
真姫「えっ？来ないの？」
はい
真姫ちゃん専用のメトロノームになって一緒に愛を育みたい
オレ「カチッ、カチッ、カチッ、カチッ」
真姫「♪」
オレ「カチッ、カチッ、マキッ、マキッ」
真姫「？」
オレ「マキッ、マキッ、スキッ、スキッ」
真姫「！」
オレ「好きだっ！」
真姫「ﾅ､ﾅﾆｿﾚ､ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ」(顔を真っ赤にしながら)
オレ「せーのっ！」
真姫/オレ「愛してるばんざーい！」 完
にこ先輩の手料理食べたい
にこ「いくわ。いく」
にこ「いく！」
真姫「…そ、そう。なら早くいきましょ」
にこ「はーい☆楽しみだわ～」
真姫(…なんだか気味が悪いわ)
～西木野家～
真姫「…入って。どーぞ」
にこ「お邪魔するにこ！」
真姫「さて、早速作らせるわ。あったかいものがいいわよね？」
にこ「あ、待って」
真姫「？」
にこ「折角だから～にこが手料理をご馳走しちゃおうかな～」
真姫「！…な、なんでよ？いくらにこちゃんが料理上手でもウチの料理人には敵わないわよ」
真姫「それに、招待された側が料理するなんておかしいわ」
にこ「細かいことはいいの～。それとも…真姫ちゃんはにこの料理食べたくないの…？」
真姫「そっ！そんなわけない…じゃない…」
にこ「じゃあ大人しく待ってるにこ！キッチン借りるわよ！｣ｽﾀｽﾀ
真姫「あっ…｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ
にこ(計画通り)
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