【ストパン×沈黙の艦隊】芳佳「独立国家...やまと?」 (79)

・タイトル通り沈黙の艦隊×ストライクウィッチーズのクロス
・SSの執筆は初です。原作崩壊する場合があります。
・極めて不定期な更新になります。(>>1はにわかミリオタ)

・沈黙の艦隊って何だ という人が多いはずなので、ストパン
一期をなぞりつつ、こちらの方から始めたいと思います。


それでは....

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383365944

モーツァルト流しながらハイジャンプする国か……期待

198X 11月23日 AM9:50
米第7艦隊所属 コードネーム「シーバット」発令所

溝口水測長「...!!ソナーより発令所へ!左舷前方スクリュー音!距離5000!」
ライアン「『ニューヨーク』か...」
ソナーマンに反応したはライアン大佐。彼はこの日本初の原潜
「シーバット」に派遣されたアメリカ海軍のオブザーバーである。
海江田艦長「溝口水測長、音紋解読!」
そして溝口に指示を出しているのが「シーバット」艦長である
海江田四郎。
溝口「ハッ、間違いありません、ロサンゼルス級攻撃型原潜、
『ニューヨーク』!...15ノットで接近中です!」

試験航海開始から約10時間、航海は順調に進むーはずだった。

同時刻 AM10:00
米ロサンゼルス級原潜「ニューヨーク」発令所

ソナーマン「...! 右舷前方スクリュー音。近づきます、距離4000!」
マードック艦長「.....ウム..ランデブー時間、ピタリ!」
一方、こちら「ニューヨーク」は「シーバット」の音紋を採るために待機していた。

マードック「成る程、この艦は実に静かだ...エンジン停止!
音紋を採れ!」

「ハッ!!」

再び シーバット発令所にて

海江田「溝口、アクティブソナー打て」
溝口「ハッ」

ピーーーーーン....

カーン..カン.カン...カーン....カーン

しばらくして返ってくる音波。
溝口「艦長、音が入り乱れて返ってきます!やはり「ニューヨーク」以外に多数の艦が近くに...!」

海江田(思った通り、他にも艦がいたか...)

海江田「ライアン大佐、付近にはお昼寝中の鯨がいっぱいの
ようですな..」

ライアン(...?いきなり何を...)

次の瞬間、彼の沈黙は打ち砕かれた。

海江田「音響魚雷装填!!」

沈黙の艦隊は知ってるがストパン知らねw

ライアン「な、音響魚雷だと!!」

海江田「発射10秒後にセット!」
「発射10秒後にセット!!」

ライアンは慌てて止めさせようとする。音響魚雷が炸裂すれば
米原潜部隊のソナーマンは鼓膜を破られてしまうからだ。

ライアン「何をする気だっ!音響魚雷を射っていいという命令などないぞ!!」

海江田「何、アイサツ代りに目を醒ましてやるんですよ」

ライアン「待ていっ!ソナーマンの鼓膜を破る気かっ!!!」

海江田「発射!!」
「音響魚雷発射!」カチッ

バシュッ!

再び ニューヨーク発令所

ソナーマン「...!?...艦長、「シーバット」が何かを発射!」

マードック「何だと!?魚雷かっ!」

ソナーマン「速度40ノット、距離1500!!」

マードック「エ、エンジン始動ー!回避ーッ!」

ソナーマン「まさか...これは!」

彼が感づいた時、音響魚雷が炸裂した。

シュウウウウウ...ドゴオオオオォォォォ........

ソナーマン達「「「ぐあああああ!!」」」

一斉に耳をおさえるソナーマン。椅子から転げ落ち、のたうちまわる。

ソナーマン「耳が、耳がぁーー!!!」


シーバット発令所

海江田「急速無音潜航!深度700!」
「急速無音潜航!深度700?」

ライアン「くっ...」カチャッ...

銃を構えるライアン。

ライアン「海江田、見事な指揮だがキミの指揮権を剥奪する!
山中副長、海江田を艦長室に閉じ込めろっ!」

シーン...

ライアン「山中...?」

乗組員の誰もが沈黙していた。

海江田「艦長はこの私ですよ、ライアン大佐。」

沈黙を破ったのは海江田だった。

海江田「そしてこの艦は「シーバット」ではなくーー

と、その時激しい揺れが艦内を襲う。その直後に艦は狂ったかのようにグルグルと回り始めたのである。

「うわわわ?」「な、何だ!?」 「これは...」

ガアアアアァァァァァン.....ゴゴゴ...ゴ..ゴゴ...


???? ?月?日 AM?:?
「シーバット」艦内

ライアン(あれからどれ程時間がたったのだろうか。あの揺れが治まってからかれこれ...くそッ、時計までご臨終か...)

計器という計器は未だにグルグルと回り続け、艦内マイクまでも先ほどまで使えなかった。

「こちら魚雷班、発射菅にも異常なし!」

海江田「良し、では後は計器類のみか...」

ライアン「これからどうするつもりだ、海江田」

海江田「知っての通り、先ほどから異常事態が発生、ソナーも
回復しましたが、ニューヨーク、シカゴ、ダラスのいずれも
確認されておりません。」

ライアン「当たり前だ、音響魚雷で耳をー

海江田「あれから少なくとも10時間はだっていますが?こちらからも何度かピンガーを打っているのですが...反応は無い」

山中副長「艦長、ここは一度浮上してはいかがでしょうか?」

海江田「山中のいう事にも一理ある…機関始動!アップトリム10°?これより本艦は浮上する?メインバラストタンク、ブロー?」
「アップトリム10°、バラストタンク、ブロー?」


ゴボボボボボ…………

???? ?月?日 PM4:00
大西洋
ザザザザザザ………

シーバットが浮上する。

キィ…キィ…キィキィ…ガチャン

重々しいハッチが開く。そして海江田や観測員らがでで来る。

海江田「どうだ、何か見えるか?」

観測員「いえ、今の所何も……」

その時だった。

観測員「? 艦長、洋上に誰かが浮かんでいます!」

海江田「何!?分かるか?」

観測員「十代の女子の模様です!直ぐにボートを下ろして下さい?」

これが…シーバットが始めてウィッチと接触した瞬間だった。

と、いきなりですがここで安価という物をやってみようと
思います。今回はどのウィッチと接触するかです。

対象は、ミーナ中佐、バルクホルン大尉、ハルトマン中尉、
シャーリーさん、ルッキー二ちゃん、エイラさん、サーニャ
ちゃん、ペリーヌさん、坂本少佐、芳佳の11名です。

安価ゾーンは>>25まで。一番多く票が入った方にします。
それではwどうぞwww

よしか

皆様ありがとうございます。意外とこのSS読まれてますね…
先に坂本さんが多く入ったので決定です!では後ほど…

>>2,3 ありがとうございます。そう言って頂けると嬉しいです

>>8 そうですか、意外です。

19?? ?月?日 PM5:15
「シーバット」医務室

坂本美緒「……ん…」パチ…

ふと目覚めると、そこは見慣れない場所。辺りを見回すと天井には大小様々なパイプ、壁には配線、そしてーー

ピィィィィィィン………ピィィィィィィン………

時折聞こえて来る音波のような音。

美緒「ここは…潜水艦の内部……の様だな」

と、その時ガチャリとドアが開く。

美緒「!…誰だ!?」

医務室に入って来たのは海江田だった。

海江田「それはこちらが尋ねたいぐらいです。初めまして、
私はこの潜水艦…「やまと」の艦長、海江田四郎と言います。
早速ですが、貴方の名前をお聞かせ願いたい。」

美緒(潜水艦の艦長という事は少なくとも大佐クラス…上官…
と考えるのが妥当だろう)

美緒「私は、扶桑皇国海軍少佐、坂本美緒です。海上を漂流中の所を救助して頂き感謝しております。」

海江田(扶桑皇国……?)

聞いた事の無い国名(そして彼女の服装)に一瞬戸惑う海江田。

海江田(……まさかとは思うが………聞いてみる価値はある。)

海江田「…坂本少佐」

美緒「はい、何でしょう?」

海江田「今年は、西暦何年だか分かりますか?」


美緒が言った次の言葉は彼らを絶望に追い込んだ。

美緒「西暦1944年、ですがどうかしましたが?」


1944 6月29日 PM6:00
「やまと」発令所

海江田「艦長より全乗員に達する。数時間前に我々が音響魚雷を射った後から、本艦は異常事態に見舞われた」

「正常に作動しなくなった各種機器、考えられない程の激しい揺れ、そしてーーめまぐるしく逆回転していた腕時計」

腕時計「1944/6/29 6:01 」

海江田「さらに先ほどの漂流者の話を客観的に分析した結果、
我々は…

……我々は1944年、第二次大戦の時代へとタイムスリップしたとの結論に達した」

ザワザワ……「何だって!?」「そんなバカな…」

どよめく艦内。

山中「静粛に!!」


海江田「皆が信じたくないのも無理は無い……だが我々は我々の意志で行動する事に代わりは無い」

海江田「だがたとえ何が起きようとも、我々の意志に変更は
無い。我々は「やまと」としての行動をとり続ける。以上!」

山中「さて、艦長。これからが大変ですな。」

内海「……一部の乗員は既に精神面で限界の者もいるとの報告だ……こんな状態で米原潜部隊との戦闘となると…」

海江田「心配するな。彼らは決してそんなヤワでは無いー

「夢だ……これは夢だ」「…………」カタカタ……

……と信じている」

ライアン(本当か?)

山中「しかし艦長、あの坂本少佐が言っていた…」

ふと山中が切り出す。

海江田「ネウロイか?」

それに分かっていたかの様に答える海江田。

山中「私はまだ信じられませんが……」

海江田「まあいずれ本当かデタラメか…分かる時が来る」

「それまでは置いておけばいい」

ライアン「彼女は今どうしている?」

海江田「まだ漂流時の疲れがたまっているので、寝かせています。詳しい事情は後で聞きます」

ライアン(ふぅ…………)ギィ…

一旦ここまでにします。次回はモーツァルト交響曲第40番を
聴きながらお楽しみ下さい。

美緒「続くぞ!!はっはっはっ!」

1944 7月1日 PM4:30
「やまと」艦長室

海江田「モーツァルトはお好きですか、少佐?」

美緒「ん?」

海江田「自分は好きなんです」

ライアン(私は無視かっ!)

海江田「ははは、あいにくですがヘッドホンは2つまでですよ、大佐」

カチッ ?~交響曲第40番「疾走する悲しみ」

「やまと」の艦長室にシンフォニーが鳴り響く。まるで深度1000メートルの深海にいる事を忘れさせるような…

?~~

なぜ41番じゃないんだ

その一方、米ロス級原潜「ニューヨーク」では……

マードック「くそッ、「シーバット」め何処に行きやがった…」 カチャ… 「ソナー、反応は?」

ソナーマン「…こちらソナー。反応有りません」

マードック「いいか、どんな些細な音も聴き逃すなッ!」

再び「やまと」艦長室

♪~~~

美緒「成る程、気分が落ち着く。まるで故郷の風に揺られているかの様だ。」

海江田「……」

美緒「まさかこの深海でこれを聴こうとは思わなかったがな」

溝口「ソナーより艦長室。スクリュー音です。方位122、距離5000。ロス級原潜!」

美緒「なあ、そろそろ教えてくれないか?」

海江田「……」

美緒「貴方の所属は?この艦の航行目的は?そして何より…」

美緒「原子力潜水艦 とは何なのだ!」

無言で立ち上がる海江田。何を考えたか、ヘッドホンのプラグを2つとも引っこ抜く。

海江田「その答えは……」カチ…カチ…カチ…カチカチ…

そしてどんどんボリュームを上げて……

♪♪~~~♪♪~~~♪♪~♪~

山中「な、何だ!?」


海江田「……今に分かりますよ」

♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~~~

「ニューヨーク」発令所

♪♪♪~~~♪♪~~~♪♪♪~~

ソナーマン「な!?」 (な、何故この深海で……)


ソナーマン「艦長、シンフォニーが聴こえます!」

マードック「何だと……バカな!この深海でかッ!!!」

有り得ないという顔で聞き返す艦長。

ソナーマン「間違い有りません…!モーツァルトです!」


マードック「よーし、エンジン停止!音源を確認する!」

♪~♪ ♪~♪ ♪~♪♪♪♪♪~


マードック「…………どうだ?」

ソナーマン「方位180、深度800。ほぼ……本艦の真下です!!」

マードック「ま、真下でコンサートをやっている艦があるってのか!?」

「やまと」発令所
♪~~~~♪~♪♪♪♪~♪♪♪♪

溝口「ソナーより艦長室。接近していた「ニューヨーク」が予想通り停止しました。本艦の真上、深度500。残りの2艦もその後方でエンジン停止」

海江田「よろしい。総員、戦闘配備!」
「総員、戦闘配備!」

私が合図したら、カセットの音量を少しずつ、下げろ」
「ハッ!」

ライアン「得意の先制攻撃をかけないと、向こうから射って来るぞ」

その言葉に少し反応し、

海江田「ご安心下さい、ライアン大佐。あんな間抜けな艦に魚雷など射たせやしませんよ」

海江田は艦長室を出でいった

海江田「主動力を電池に切り替え、バラストタンク、無音ブロー。毎秒、3メートル浮上」
「バラストタンク、無音ブロー!毎秒3メートル浮上!」

シュウウウウウウウ…………


「ニューヨーク」発令所

マードック「間違い無い、シーバットだ!」

「魚雷制御入力用ー意!!装填ナンバー1~4、通常弾頭
及び有線誘導ー!」

「魚雷装填、完了!」

マードック「発射管注水!!」

ガコン…シャアアアァァァ…………

溝口「!艦長、注水音!!「ニューヨーク」が魚雷を装填しました!」

海江田「カセットの音量を1目盛りずつ、下げろ」

♪♪♪~♪♪~♪♪~♪♪~~~ カチ…カチ…カチ…

「ニューヨーク」発令所

マードック「…………バンドはまだ鳴っているな?」

ソナーマン「はい、5分前と同じレベルです」

マードック「こちらは気づかれていないな......ソナー、合図をしたらビーコンを打て!音波が返ると同時に魚雷発射だ!」

ソナーマン「はい!」


マードック(同乗しているライアンにはわるいが、反乱を起こした脱走艦を沈めない訳にもいかんのでな…)

♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~~♪~♪♪~♪~♪♪


ライアン(フン、海江田、音を絞って徐々に遠ざかったと見せかける積りか......)

美緒「一体何を…?」

♪♪~♪♪~♪♪~♪♪~~~

マードック「よし、ビーコンを打て!!」

ピーーン… カーン!


ソナーマン「!な、何故…魚雷を射たないで下さい!!!「シーバット」が本艦の真横に......!!!」

マードック「なにィー!?」

♪♪♪、♪♪♪、♪♪♪、♪♪♪、♪ ♪ ♪ ♪~~~ カチャ......

海江田「浮上停止!」

「浮上停止!」


ライアン「成る程、音を絞りながら、「ニューヨーク」の真横につけたのか......これなら我が方も魚雷は撃てない…だが......」


マードック「フン、「シーバット」め、もう少し頭が良いと思っていたのだがな......」

航海長「艦長、どうします?」

マードック「ソナー、「ダラス」「シカゴ」の現在位置は?」


ソナーマン「本艦の後方に展開中です!」

マードック「よ~し、「シーバット」を浮上させる!機関始動!!速度10ノット、面舵20°アップトリム5°!」

「速度10ノット、面舵20°アップトリ5°!」


ドボボボボ......

これは結局どっちが軸になってるんだ

「やまと」発令所

溝口「!! 「ニューヨーク」が動きます!面舵20°、アップトリム5°!」

海江田「よし、微速前進!面舵20°、本艦も同じだ!」


マードック(フフ、ついて来い「シーバット」。浮上したら完全武装させた特殊部隊を強襲させてやる!)


海江田(動け、「ニューヨーク」。それが貴艦の最後だ……!)

一ヶ月程私情により執筆を中断します。12月を目処に再開予定です。勝手ですみませんが、どうかご理解を。



・追加

>>35 OVA版から

>>45 沈黙の艦隊です。

・・追加

感想を書いてくれると助かります。

一つ言わせてもらうが対ネウロイはどうする 原子力潜水艦でもふつうにミサイルを詰め込めるが、たいかんミサイルとか巡航ミサイルとか地上攻撃とか軍艦の攻撃だろ
対空目標のネウロイにはミサイルだからうまくやれば当たるかもしれないが攻撃できないはず

それと海江田の目的は世界平和で核ミサイル搭載原子力潜水艦隊が国の統制によらず核攻撃を戦争を行う国に攻撃して戦争を防止するとかだよね
もうすでにネウロイなんて外敵がいるのに攻撃を行いさらに沈黙の艦隊構想とかやれるような状態がいるのにやったらただ状況を混乱させるだけ

>>51 難題ではある…が戦闘に関しては解決させて見せます!




現在この後の展開にかなり悩んでいます。と言うわけで…



1:このまま「ニューヨーク」の足を止める

2:一旦舞台を現代に戻す

3:それ以外

・一応>>60までと言う事で

2

2と言う事で書いて生きます。試験が近いので…(T-T)しばらく間が空きます……

モーツァルトでも聴きながら待っていて下さい。

>>1です。来週辺り再開します。

もうしばらく待ってて下さい

すんません、もうしばらく待って下さい。所で色々不具合な箇所が見つかったのでキリの良い所で終わらせて、リニューアルする事を検討していますが、リニューアルを希望しますか?

1.希望する

2.希望しない

3.ふざけるな

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