【安価】モノクマ「うぷぷぷ、少年ジャンプは面白いなぁ」 (231)

モノクマ「平凡な日常からの能力バトル、女の子とらーぶらぶ、スポーツでメラメラ熱血」

モノクマ「ジャンプの学園モノはみーんな希望でいっぱいだね」

モノクマ「少年少女はこんな希望にあふれた青春送りてぇ~ってなもんなんだろーな」

モノクマ「(パラパラ)あーあ・・・絶望しねぇーかなコイツラー」

モノクマ「うぷぷぷ、思いついちゃった、思いついちゃった!」

モノクマ「彼ら主人公を集めて、コロシアイ学園生活で極上の絶望を味わってもらおう!」



・メンバーは安価で決定、物語もある程度安価
・視点は苗木クン固定、妹様(残姉)を除く13人を少年ジャンプの主人公・主役級のキャラクターから選択
・漫画作品は「少年ジャンプ」の作品であることが条件
・ジャンプの歴史も長いため、把握が完璧に行き届かないキャラも居ます、ご了承ください
・初めてのスレ立ての為、ツッコミどころが多くあるかもしれませんが、よろしくお願いします。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383226342


ボクの名前は苗木誠だ。
どこにでもいる普通の高校生で、取り柄といえば人より少しだけ前向きなくらい。
幸か不幸か、「超高校級の幸運」として希望ヶ峰学園の一員として選ばれたボク。
しかし「モノクマ」と名乗る奇妙なクマにコロシアイ学園生活を強要されてしまう!

苗木「どうしてこんなことに・・・とりあえず、他の生徒のみんなと学園内を探索しよう」

苗木

安価>>4と安価>>5の主人公とそれぞれ会話をします

超高校級の◯◯は添えても可能です
なければこちらで考えます

夜神月

遊戯

ボクが一番始めに出会ったのは、廊下の窓を隙間までじっくりと調べている男子生徒。
整った顔立ちで、と、変わった読み方の名前だったからよく覚えていた。

苗木「夜神クン」
月「苗木君、大丈夫かい?顔色が悪いようだ…まあ、当然だろうね」
苗木「目覚めてすぐにこの状況だもの、何がなんだかわからないよ」

廊下の窓を調べながら、夜神クンは「同感だよ」と苦笑した。
その仕草一つとっても様になってる。
身長も高いし、モテるんだろうな・・・ボクと違って。
いけないいけない、いきなり後ろ向きじゃないか。


月「でも、うろたえたり思考を停止するのは賢いやり方じゃない。
  どうにか脱出できないかの手がかりを探しているんだ」
苗木「うん、確かにそう思う。じゃあボクはあっちを調べてみるよ。それじゃ!」



月「……幸運、か。不確定要素が多い……」


次に出会ったのは、すごくボリュームのある髪型が特徴の男子。
なんか前にもこんなインパクトある髪型のだべだべ言う人がいたような……気のせいかな。
食堂の適当な椅子に腰掛けて、なにやら項垂れていたところに声をかけた。

遊戯「えっと……苗木くん、で合ってるかな。まだ名前と顔とが曖昧なんだ、ゴメン」
苗木「ボクだってそうだもん、気にしないでいいよ。えーっと武藤クン」
遊戯「遊戯、でいいよ。皆そう呼ぶんだ」

なるほど下の名前のインパクトのが確かにすごかった。
知り合いはそちらで呼ぶのも自然に思えた。
遊戯クンは気の弱そうなところはあるけど何か通じ合うものもあったし、話が合うかもしれない。
身長もボクより……いや、それは関係ないや。うん。

苗木「ボクは手がかりを何か探そうと思うんだ。遊戯くんはどうするの?」
遊戯「苗木くんはすごいや…ボクはまだ、気持ちに整理がつかなくて、さ。」

無理もない、ボクだって単に夜神クンの行動のマネをしてるだけに過ぎない。
これが自発的なものだったら多少褒められる行動なのかもしれないけれどね。

苗木「それが普通だよ。それじゃ、また後で。何かあったら教えるね」
遊戯「ありがとう苗木くん」

遊戯くんが少し心配だったが、「気にしないで」という彼の言葉どおり今は別れた。

それにしてもあの首飾りをずっといじってたなぁ……あれ、パズルかな?

早い、とのことですし安価を先ほどよりやや遠目に。
遅筆かと思われるでしょうがご容赦を。ゆっくり進行で行きます。

トラッシュルーム前
>>18 

出口前
>>22

黒神めだか

沢田綱吉

黒神「む、貴様は苗木誠!」
苗木「あっ、えー……」
黒神「超高校級の『生徒会長』黒神めだかだ。以後よろしく頼む」

扇子を広げて仁王立ちしている女子生徒は黒神めだかさん。
……この学園、ふつうの名前の人いない気がするなあ。
超高校級の生徒会長は伊達じゃない、その立ち振舞い全てになんというか風格がある。
それに……どうしてあんなに胸元が開いてるんだろう?
じっと見据えられるとこっちが先に眼を逸らさざるを得ないや。

黒神「時に、苗木。このシャッター…開閉に必要とされるキーの所在に心当たりはないか?」
苗木「えっ?うーん……ボクは知らないや、ごめん。他に見つけた人がいたら知らせるね」
黒神「うむ、すまない」

そう言うと黒神さんはまたどこかに歩いて行ってしまう。
ついて行こうかとも一瞬考えたけど、女の子と二人きりでうまく話せる自信もないしやめておいた。
なんていうか……威風堂々、という言葉がすごく似合う女の子だと思った。




沢田「どうやったらこんな扉開け閉めできるんだ…?」
江ノ島「さぁ…どっかにスイッチでもあんじゃね?」
苗木「沢田クン、江ノ島さん、君達も学園を調べてるの?」
沢田「うん?……えっと」
江ノ島「苗木じゃーん?」

沢田クンと江ノ島さんが、学園の入り口であろうとても大きな扉の前に居た。
江ノ島さんは有名人で、そのテの情報にそう詳しくないボクでも知っている。
雑誌モデルとしても活動しているし、超高校級の『ギャル』として有名なんだ。

沢田「よろしく、苗木。俺はツナでいいから」
苗木「よろしくね、ツナクン。江ノ島さん、ボクの名前一回で覚えてくれたんだね」
江ノ島「まーねー、相手の情報早めに叩きこむのは大事っしょ」
沢田「相手って、俺たち敵扱いかよ!」

苦笑交じりの軽いツッコミだったんだろうけど、江ノ島さんがピシッと固まってなにやら目が泳いでいる。
ギャルって、こういうノリが好きなんじゃないのかな……?まあ、いいか。
ツナクンはボクと同じ至って普通な男子高校生、って感じがしてとても話しかけやすかった。
二人は一緒に行動してたわけじゃないみたいで、バラバラの方向に歩いていった。
生徒たちもまだグループが出来上がっては居ないみたいだ、まあそうだろう。
そういえば……遊戯クンもそうだけど、ツナクンは超高校級の『何』なんだろう?
ボクと同じ幸運ってわけでも無いだろうし……聞きそびれてたし、後で聞いてみようかな。
それに、この学園ではツッコミがとても貴重で大事な存在な気がするんだ。
ボクはなんとなくだけど、そんな強い確信を持った。

安価遠かったみたいで、すみません。勝手がわからなかった。

>>30 >>33  食堂

空条徐倫

裏飯幽助

食堂に戻ってくると、もうそこに遊戯クンは居なかった…調査に行ったのか、それとも自室を見に行ったかな?
また会ったら才能を聞いておこう。
すると、さっき居なかった顔がそこに揃っている。

彼女は椅子に足を組んで座り、物憂げな顔で鉄格子で閉ざされた窓を見つめていた。
何やら手を伸ばしてみて、しばらくそのままで居たかと思うと諦めたように下ろす。
考え事でもしているのかな?そっとしておこうと厨房に向かおうとした時。

「ちょっと、あんた」

呼び止められてしまった。こういう時咄嗟にどんな顔をすればいいかわからない。
変にニコニコするのもおかしいかなと思って中途半端な顔になってないか気になった。

「あんた確か……ナエギマコト。で、あってる?」

「うん、そういう君は空条徐倫さん、だよね」

彫りの深い顔、モデル体型、そして何故か凄み。
単なる女の子と表現するのもなんだか勿体無いくらい存在感のある彼女が何の用だろう、と身構えてしまう。

「そうかしこまんないで……あたしは聞きたいだけ、あんたが今何か見つけてないか……
 とか、あんたの『才能』は何か……とか」

ボクら以外にもしっかり情報収集を欠かせない人がたくさん居るみたいで、安心した。
思わずホッと息をついたのを見て、空条さんが軽く顔をしかめた。
べ、別に絡まれるかなとか思ってたわけじゃないよ。

「ボクは今のところ何も見つけられてなくて。それと、ボクの才能っていうのもなんだけど、
 一応『超高校級の幸運』としてここに来たんだ」

「『幸運』?……言っちゃぁなんだけどこんな所で軟禁中のあんたが幸運っつーのも…おかしな話よね」

「はは…自分でもそう思うよ」

むしろ運は今のところまっしぐらで悪い気がする。
怪しげな3割占いでも風水でもなんでもいいから頼りたくなるほどだし。

「空条さんは超高校級の『何』て言われてここに?」
「……」

才能を尋ねたという立場は同じはず。
なのにどうしてこんなに空気が重たいんだ?
すごい地鳴りみたいな暴風みたいな音が渦巻いてる気がする。
具体的にはゴゴゴとかドドドとかだ。


結局、才能に関しては濁されてしまった。

「あたしから話しかけておいて本当に悪いと思ってる……けれど、まだ自分でも整理がついてない」
なんて、悩ましげな顔で言われたら……聞こうとは思えなかったし。

厨房に入ってみると、男子生徒が冷蔵庫を覗きこんでいた。
濃い緑系の学ラン、それにカッチリキマったオールバック。
ボクは一瞬近寄りがたい物を感じた、人を見かけで判断するのはよくないとは言うけれど…
いわゆる、超高校級の『不良』みたいな。
そんな存在なんじゃないかと気圧されてしまった。

「オイ、ちょっと下の段にビールとか入ってねえか見てくれ」
「あ、うん………うん?」

ボクたちは学生で未成年じゃないか、なんて突っ込みを入れそうになって口を塞いだ。
ビールを求めるってことはもう確定的だ、彼は素行不良というやつに違いない。
安易に「それは違うよ!」なんて反論したら拳が飛んでくる。
そう思っていたが、彼は得に苛立つ様子もなく冷蔵庫を閉めて他の食材を眺めたり、摘んだりしていた。
毒とか、とも一瞬思ったが彼はそんなことまったく気にしていないみたいだった。

「オメーは食わねえの?」
「えっ…いや、今はその、いいや」
「そうか。あっと、名前聞いてもいいか?」

ボクが名乗ると彼は浦飯幽助、と名乗った。
いよいよ特徴的な苗字のほうが来たか、とは思ったが当然口には出さない。
話を聞いてみると、ここは不自由だ、必要なモノがまるで手に入らない。
酒にタバコにパチンコ……うん、彼は不良だ、やっぱり。
でも俯き加減のボクに気を使ったり、他愛もない笑い話もしてくれる。
単なる暴れん坊じゃないってことが分かっただけでも安心した。

「俺が言えた口じゃねーけど、パッと見ここの連中は何が超高校級なのかわかりづれーなぁ」
「そうかもね。ボクも今まで会った皆、何の才能が超高校級なのかひと目じゃわからなかった」
「『幸運』なんてのはその最たるモンだしな」

悪戯っぽくケケケと笑う浦飯クンだったけど、不思議と嫌な気はしなかった。
彼もまた、ボクなんか到底及ばない才能を持ってるんだろう、興味が合った。

「浦飯クンは一体何が超高校級なの?」
「俺?俺は『超高校級の霊界探偵』だってよ」
「えっ、探偵?すごいや……え?レイカイ探偵?」

やっぱり希望ヶ峰。
ひとクセもふたクセもあるのが当たり前だった。

今日はここまでに

酉とかつけたほうがいいんでしょうか

次安価

>>38 階段前
>>42 寄宿舎

安価を取ってすぐ書き始めるのより、安価複数とってからじっくり考えてまとめて投下したほうが良いでしょうかね



安価なら一護

マサルさん

酉はこれで合っているかな……


>>38 黒崎一護
>>42 花中島マサル

男子の枠が埋まり次第、女子限定の安価となります。
が、ジャンプの主人公格で女子ともなるとかなり少ない模様……
女子限定安価となればヒロインとかもありかもしれませんね。


まとめ
男子

浦飯幽助 『超高校級の霊界探偵』
沢田綱吉 『超高校級のギャング』
苗木誠  『超高校級の幸運』
武藤遊戯 『超高校級のカードゲーマー』
夜神月  『超高校級の優等生』
???
???
???


女子
江ノ島盾子『超高校級のギャル』
空条徐倫 『超高校級のスタンド使い』
黒神めだか『超高校級の生徒会長』
???
???
???
???

ある程度現実に近い世界観の作品に絞った方がいいのかね?
完全ファンタジーな作品のキャラ混じるとキツイか?

>>44 特に制限というのは設けてないですが、学校制度というものが存在する世界観のほうがとっつきやすいのは確かです

現在の安価分を書き込みます
名簿揃うまでまだかかりそう


「よう」
苗木「あっ、黒崎クン」

両ポケットに手を突っ込んでシャッター越しに階段の上を見つめていたのは、黒崎一護クンだ。
名前はまるで女の子みたいな響きだけれど、その見た目はけっこうコワモテだ。
長身にしかめっ面がデフォルト、そして何よりその頭髪。
鮮やかな橙色の髪の毛は遠目から見ても注目度100%だし、どの高校の校則にも抵触することうけあいだ。
…あれ?でも他の生徒の皆も髪型については言えない人ばかりのような?
まあ外見についてとやかく言うのはよくないや、ボクのアンテナだって場合によっちゃ引っかかるんだろうし。


黒崎「悪ィ、名前何てったかな?まだ曖昧でよ」

苗木「あ、ボク、苗木誠。黒崎…あの、読み、だけど…いちごクン?だよね」

黒崎「イントネーションが違ぇ!い↑ち↓ご↑だ!!い→ち↑ご→って読むなよ!?」

苗木「ご、ゴメン!」

気にしていることなのか激しい訂正を喰らってしまった。
だがボクは嬉しかった、別に責められるのが気持ちいいとかそういう不健全な話じゃない。
ツッコミだ!黒崎クンは貴重なツッコミスキルの持ち主なんだとわかった!

苗木「一発で覚えたよ。よろしく黒崎一護クン」

黒崎「あー、こっちこそな苗木。さっき、あの妙なクマに話しかけられたんだがお前も見たか?」

苗木「!モノクマに?」

話を聞くに、黒崎クンは壊せやしないかとシャッターを試しに蹴飛ばしたところ、いきなり後ろに現れたという。
生徒手帳の校則のことを持ちだされて、厳重注意を受けた、とのこと。
モノクマ曰く学園長として当然の注意らしいが黒崎クンは不満そうだった。

黒崎「こんな所でも説教なんてゴメンだけど、従わないのも何があるか分からねーしな…」

苗木「なにしろモノクマには何をされるかわからない…」

つい先程、コロシアイの最初の説明のときの出来事だ。
あまりに理不尽なルールの突きつけに対して、浦飯クンがモノクマに掴みかかったのだ。
そのときはまだ、この学園生活の恐ろしさを実感していなかった。
しかし。

苗木「あれは、ドッキリでも何でもない、本当に人が死ぬ規模の爆発だった」

黒崎「黒神が咄嗟に叫ばなかったら、浦飯がやられてたかもしれねえ…」

彼が拳を固めると、腰のアクセサリーみたいなモノが音を立てた。
ドクロのマーク……ヘビメタとかそういうのが好きなのかな、黒崎クン。

ともかく、モノクマも僕らと同じようにうろついてるというのはそこそこ大事な情報だ。
黒崎クンも、このことを知らない生徒に会ったら教えてくれるそうだ。

苗木(親切だし、たぶん彼は誤解されやすいタイプなんだろうな……)

こうして話してみると近寄りがたい不良っぽさは特に無いし、兄貴分という感じだった。
ひょっとしたら妹か弟がいるんじゃないかな?
ボクはそんなことを予想しながら、寄宿舎の方へ向かった。


マサル「誰だね君ぁコンチクショー!!」

苗木「え!?」

寄宿舎の廊下で何やら奇妙な動きをしている生徒を見つけた。

(というかあの動きは目に留まるよなぁ…どうしても)

太極拳か何かかと思ったがどうも違う…なんというか、違う。
何をやってるか聞こうと声をかけたつもりが、逆に質問されてしまった。
うん、でも人に名前を聞くときは自分から、だよね。

苗木「ぼ、ボクは苗木誠。花中島クン…だよね。こんなところで何をしてるのかと思って…」

マサル「そうかそれならよし…それじゃ!!」

何やら一人納得してサワヤカに去ろうとしている花中島クン。
いやいや待ってよ何一つ答えてもらってないよ。

苗木「ちょっ、花中島クン待っ」

マサル「甘ったれるなー!待って欲しけりゃ…名を名乗れ!!」

苗木(今名乗ったよー!)ガビーン

間違いない、花中島マサルクンの態度は今までのどんな生徒よりもとっつきにくいノリだ…。
ボク一人では相手にならないや、誰か助けて変なアダ名の人。

マサル「フフ…スマンスマン苗木くん!僕はてっきりめそ……ゲフンゲフン!」

苗木「め…めそ…?」(ああ、なんか突っ込む気力が足りない…)

マサル「それはそれ!として…君!格闘技に興味はないか!!」

苗木「格闘技?うーん…」

本当に自慢じゃないけどボクはケンカとかからきしだ。
強い男への憧れはあるにはあるけど……いきなり本格的な格闘技は敷居が高い気がする。
ていうか、マサルくんは『超高校級の格闘家』なのか?

苗木「ないわけじゃないけど、ボク力弱いし…できないと思うよ」

マサル「フフフ…心配ゴム用さ!力なんていらない…」

マサル「この『超高校級のセクシーコマンドー部部長』にかかれば朝メシ前どころか…」

マサル「朝はごはん!!」キュピーン

苗木「(意味分からないよ!ていうか肩書長いよ!!)」ガビーン

興味というか疑問は尽きなかったが、ひとまず彼とは別れた。
な、何もつかめなかった……これほど何もつかめないなんて……

マサルさん目に見えて難産。

次の安価。

>>64 大浴場
>>67 ランドリー

ksk st

桂木ヤコ

しまった、大浴場の解放は学級裁判後になるんだった
>>64の場所は購買部へと変更させてもらう。申し訳ない


ネウロの把握が今ひとつなのでアニメと原作を再確認しながら書こう

購買部に行くと、カプセルが入った機械のような物の前に、一人の女子が佇んでいた。
かなり小柄で一見高校生には見えなかったけれど、ここに招かれたということは間違いない。

苗木(彼女も『超高校級』の一員なんだろうなぁ…)

そう思っていると彼女が振り返った。
眼鏡越しのどんぐり眼が、こっちを見つめる。

アラレ「ほよ?あんただれ?」

苗木「ああボク、苗木誠だよ。よろしく」

アラレ「あたしは則巻アラレ!」

背伸びしての元気な声で挨拶を返してくれた。
うーん…見れば見るほど高校生らしさは無いと思った。
失礼かもしれないけど、こうして目の前の機械をガチャガチャいじる姿はまるで小学生のようだった。

アラレ「ねえねえ、これこれ?」

苗木「え?」

則巻さんがコイン投入口を指さした。
当然お金なんて持ってないし、今はどうしようもないかな…ん?

アラレ「ほよよ?」

苗木「則巻さん、ちょっと…手、入る?下で何か光ったんだ」

アラレ「ほーい!」

ボクのそれよりなお小さい手はいとも容易くそこに落ちていた『メダル』を拾い上げてくれた。
投入口の大きさは…うん、ぴったりだ。
ボクの『幸運』が初めて作用したような気もする。
…偶然と言ってしまえばそれまでだけど。

苗木「…入れてみようか?」

アラレ「うほほーい!わくわく」



出てきたのは…
生徒>>78 にゆかりのアイテム

今日はここまでとさせていただく。

浦飯幽助    『超高校級の霊界探偵』
黒崎一護    『超高校級の???』
沢田綱吉    『超高校級の???』
苗木誠     『超高校級の幸運』
花中島マサル  『超高校級のセクシーコマンドー部部長』
武藤遊戯    『超高校級の???』
夜神月     『超高校級の???』
???

江ノ島盾子『超高校級のギャル』
桂木弥子 『超高校級の???』
空条徐倫 『超高校級の???』
黒神めだか『超高校級の生徒会長』
則巻アラレ『超高校級の???』
???
???

アレン・ウォーカー

明らかな異世界人でも一人くらいならいいよね

あいにく出ている主人公のほうが都合が良いのです、これは説明不足でしたすみません。
再安価
↓2

転がり出たカプセルから、腕時計が出てきた。
男物かな?なんだかしっかりした作りで、若干重たい気がする…

則巻「かっくいー!」

苗木「気に入ったのならよかった」

しかし、小柄な則巻さんにはブカブカかな。
あれじゃいつか落っことしそうだな…。


則巻さんは味をしめたのか、『わたしもメダル探す』ってどこかに走り去ってしまった。
ものすごいスピードだった…ひょっとして、彼女は超高校級のランナー?

危なっかしいことは確かだけれども、後を追っても無駄なレベルだ。
他をあたったほうが賢明だよね。

苗木「あっ」

弥子「ん?」

ランドリーに居たのは桂木弥子さんだった。
他の皆は初めて見た人が大半だけれども、彼女のことは知っている。
何度か新聞の紙面を賑わせた若手の探偵事務所所長だとか。
謎多きこの学園を脱出するに置いてはこの上なく頼れる存在じゃないか。

苗木「名探偵の桂木さんだよね、始めまして。ボクは苗木誠です」

弥子「ど、どーもどーもー…桂木弥子です」

思ってたよりずっと謙虚な女の子だ。
探偵なんて言うくらいだからもっと取っ付きにくいのを想像してから意外だなぁ。
表情ひとつ変えずに「ここまで言えば分かるわね」なんて無茶ぶりしてくる子かと身構えちゃったよ。

苗木「『超高校級の探偵』が居てくれるなら心強いよ。力を合わせて、ここから抜け出そうね」

弥子「あー…探偵、うん…は、ははは…とりあえず、よろしくお願いシマス…」

苗木「…?」

考え事があるみたいだし、モノクマやメダルのことだけ伝えてその場は去ったけど…何かおかしかったな?
まあ、いざってときは眠りのように落ち着いて事件をあっと解決してくれるに違いないよ、うん。
…それにしても…

(あれ、何の足齧ってたんだろ…豚足?)

そろそろ埋まりつつある

>>90
>>95
エレベーター前

アレン

>>91

調べたら…>>95男だ。
男女比のことを考えればグレーゾーンじゃね?
でも面白いからいっかー

残り1枠、文書いてから安価に踏み切ろう


探索しているうちに現れたのは大きな扉だった。
モノクマに渡された生徒手帳を確認してみるとこれはエレベーターらしい。
どこに繋がっているんだろう?

そんなボクと同じ考えを持ったのか、二人の生徒が既にそこに居た。
一人はまるで雪景色みたいにきれいな銀髪で、一瞬白髪頭なのかと勘違いしてしまった。
振り向いたその瞳も、日本人特有の地味な色じゃない。

苗木(外人さん?留学生…言葉、通じるのかな?)

アレン「どうも、苗木さん」

どうやら杞憂だったようで、彼の口から出たのは丁寧な日本語だった。
柔らかな物腰に、アクの強い人との出会いの連続で疲弊した精神が癒やされていく。
…でも、顔にタトゥーが入ってるのは、どうなんだろう?
海の向こうではよくあるオシャレなんだろうか。

苗木「よろしく、アレン・ウォーカーさん。キミはどこから来たの?」

アレン「アレンで結構ですよ。僕は北欧の出で、日本での初めての学園生活に期待していたんですが…」

苗木「とんだことになっちゃったね…」

苦笑するアレンくん。
なるほど、寒い地方から来たから制服が暖かそうなつくりなのかな。
肌の色も白いし、ハーフじゃない純粋な外国人なんだろう。
それにしても日本語上手だな…

アレン「エレベーターとのことで、脱出できるとしたらここか正面出口しかないかなと」

苗木「うん…でもやっぱり入れないみたいだね」

アレン「まあ、あの白黒クマさんは一筋縄で行かない存在ってことですね」

苗木「うん、でも諦めないで手がかりを探していこう。ひとつひとつね」

アレン「ええ、力を合わせて進みましょう」


アレンクンはこんな状況でも焦燥に駆られている様子は見られない。
不安定な要素がなく、頼りになりそうな好青年だ。
それに対して、同じエレベーター前に居る彼女はまるで逆だ。
ロングヘアーを掻いて落ち着かない様子の女生徒。
雰囲気がなんだかトゲトゲしている。

苗木「あの…」

栗見「あん?」

苗木「っ!?」

ボクと同じくらいの体格、小柄な女生徒とは思えないドスの聞いた声と睨みが飛んできた。
どうしよう、ボク何か気に障る事したのかと慌てて一歩退く。
すると向こうはハッとした様子で、取り繕うように後ろを向いて顔をゴシゴシとこすり、再び振り向く。

栗見「こっ、こんにちは…ごめんなさい、緊張して顔がこわばっちゃって」

苗木「あっ…う、うん。こんな状況だもんね」

どうしたことか、まるで別人のような態度で振る舞う。
まあ、ひょっとしてこういう反応が普通の高校生の態度なのかもしれない。
疑心暗鬼に陥って、態度が悪くなるのも仕方ない、コロシアイなんてものをちらつかされては。
平静を取り戻した様子のこのコは、いわゆる美少女だった。

苗木「ボクは苗木誠。キミは確か」

栗見「らっ……栗見由奈でっす」

うーん、さっきのはボクの勘違いだったのかもしれない。
彼女は笑顔だし、さっきのような気迫とかは微塵も感じないや。
それでも不安定な様子なのは確かだし、次何かおかしかったら用心してあげよう。

苗木「そうだ、キミは超高校級の何なの?」

栗見「からっ……え、えーと、び、美容師!プロじゃないけど美容師です~!」

頭ぐちゃぐちゃな状態でのその言葉に、説得力は少し欠けてるなあ…

ついにラス1ですね
少々距離を取っておこうか
最後の女生徒だ、いったい誰になるんだろう

>>110  女生徒 体育館

ドラゴンボールGT
パン

>>110のドラゴンボールGTは……
・漫画作品は「少年ジャンプ」の作品であることが条件
に抵触します!

安価取った人には申し訳ないけれども再安価

>>115

キルコさん

すいません、人数違いをしていたようで安価は後一人残っていますね…
グレーゾーンな一人を原作どおり男子扱いするするということで、
女子の残り後1人を決めます。

>>122 廊下
※コンマ導入
下2ケタが60~99でモノクマメダルを発見します

あんな

そういえば、集められたあと体育館に残った人が居た気がする。
考えてみたらモノクマの情報が一番得やすいかもしれないし、もう一度戻ってみようか。
扉を開くと、そこには体育館の床をしゃがみこんで調べてる女子が居た。

苗木「あのー」

キルコ「!ハイッ!」

その子は弾かれたように振り返ってビシッと敬礼を決める。
あまりに流れるような所作で行われたのでこっちが驚いてしまった。

苗木「も、モノクマの情報を調べてたの?」

キルコ「ハイッ、目下捜査中であります!!」

苗木「お、落ち着いてえっと……音無さん?」

特徴的な髪の毛、目には眼帯。
人を見る目が特別優れてるわけじゃないボクでも、ひと目でタダモノじゃないと分かる。

キルコ「す、すみません緊張して何かおかしくなっちゃいまして…」

苗木「無理もないけれどさ…」

キルコ「改めまして、警察学校より希望ヶ峰学園に編入致しました!音無キルコです。」

敬礼は相変わらずだ。
って、警察?

キルコ「はい、私警察官になるための勉強中だったんですけどこちらに招かれまして」

苗木「なるほどそれで捜査。頑張って脱出への手がかりを見つけよう!」

キルコ「ハイ!おまかせください!」

ドヤ顔で胸を張るその姿は元気いっぱいでこちらも元気が貰えそうだった。
…とはいえそんなに勢い良く張られると目のやり場に困るというか…
ボクはそそくさとその場を後にした。


苗木「これで全員に挨拶ができたかな……えっと、1、2、3…」

「ちょっとあんた」

なにせこんなに沢山の人と一度に顔合わせしたんだ、しっかり整理しておかないと混乱する。
そうして考え事をしながら廊下を戻っていると、いきなり目の前から声が届く。
気づいたらすぐ近くに女の子の顔があって慌てて飛び退いた。

苗木「わっ。ご、ごめん考え事をしてて」

「ボサッと歩かないで。その頭のアンテナは飾りなの」

初っ端からキツい物言いをするその女の子は初顔合わせだった。
いけない、一人忘れていたようだ。

苗木「えっと…初めまして。ボクはなえぎ」

アンナ「苗木誠ね。もう覚えてるし名乗らなくても結構よ。あたしはアンナ、恐山アンナよ」

テキパキと抑揚のあまりない声で喋られてボクは圧倒される。
ボクを見る目はつり上がって、正直冷たく感じた。

苗木「よ、よろしく恐山さん…」

アンナ「やたら声の大きい生徒会長さんと変な髪形のヤツから伝言」

挨拶もそこそこに遮られてしまった。
うまくやれるか不安だったけど、気になるのは伝言のことだ。
生徒会長……は黒神さんでいいと思うけど、変な髪型……
正直皆それぞれ個性的だしなあ。
でもたぶん彼だろうな。

苗木「黒神さんと、花中島クンから?」

アンナ「そんな名前だったかしらね。ともかく、10数分以内に食堂に全員集まってって皆に伝えなさい」

苗木「食堂……って、ボクが皆に?」

アンナ「他に誰がいんのよ、さっさと行く」

苗木「あいたッ」

恐山さんが何か指で弾いたものが、ボクの額に当たる。
これは…モノクマメダル?

アンナ「その辺に落ちてたわ、いらないから貰いなさい」

目もくれずにさっさと食堂に向かってしまった。
ひと通り皆を探しながらモノモノマシーンとやらを使ってみようかな……

>>135
生徒のうち誰か1人縁のモノがマシーンから出てくる
誰かを指定

>>136
食堂で誰の隣に座るか

マサルさん

めだかちゃん


食堂に集まるように知らせる、とは言っても全員が居る場所は様々だ。
ようやく最後に則巻さんを見つけ、食堂へ足を向ける。
向かう道中で、そういえばモノクマメダルがあったなと思って引いてみた。

ガチャッ

『つよしスペシャル』
体を強くしたい人におすすめ。ビタミン剤とかサプリとか様々な物が配合してある。

…怪しげなクスリが出てきてしまった。
体を強くしたいのはやまやまだが、なんとなくキケンな気がする。
これは処分してしまおうかな…

食堂に着いたのはボクが最後みたいで、一つだけの空席に着く。
隣の黒神さんが「うむ」と一つ呟くと起立した。

めだか「諸君、探査、調査大いにご苦労!ついては得られた情報の報告、加えて…」

めだか「皆の『超高校級』たる由縁を踏まえた自己紹介を、改めて行おうと思う」

確かに、ボクなんかはまだ名前しかハッキリしない人が多い。
皆がどういう分野に優れているのかは聞いておきたいからね。


めだか「先陣を切らせていただく、私は『超高校級の生徒会長』黒神めだかだ」

超高校級…うん、これはさっきしっかり確認したね。
リーダーとしての風格はまさに生徒会長にふさわしいと思う。

めだか「この私を中心とし、時計回りに引き続き自己紹介を頼む。では、次は貴様だ」

苗木「えっ……ぼ、ボクは苗木誠で…その…『超高校級の幸運』なんだ」

江ノ島「幸運?ラッキーってことー?」

浦飯「宝くじとか当て放題かよ」

苗木「そっ…そんな大それたことじゃなくって…」

抽選で選ばれただけ、との説明をすると、つまらなそうな顔や同情的な表情を浮かべる人も居た。
まあ、仕方ないよね…ボクがこの中じゃ一番凡人だ。

マサル「やァッ!みんなー!僕は花中島マサル!!セクシーコマンドー部に入れ貴様らーッ!!」

アンナ「あんたうっさい」

マサルくんの異様な熱気と魂まで凍りそうな恐山さんの目線で皆一瞬強張った。
どうして彼だけが平静……いや、おかしなテンションを保っていられるのだろう。

アンナ「あたしは恐山アンナ。別に隠しても意味ないだろうし…『超高校級のイタコ』よ」

イタコ?
確か…降霊術を使う人のことだよね。
ああいうのはお年寄りしか居ないと思ってたけど…ホントなのかな?

浦飯「オレは浦飯幽助。『超高校級の霊界探偵』だ。アンタとは似たようなもんかもな」

アンナ「違うわよ、ぜんぜん」

浦飯くんもそんなこと言ってたっけ、そういえば…
霊界探偵って具体的に何を?
オカルト風な才能に偏ってないかな、この学級…

遊戯「それじゃ次は僕だね。武藤遊戯、才能は『超高校級のゲーマー』…才能、って言っていいのかわからないけれど」

謙遜しないでいいと思う、遊戯くん。
確かに前二人に比べれば普通かもしれない、でもボクに比べれば立派な才能だよ。
来年あたり君と同じ異名の美少女とか普通にいそうだし。

江ノ島「次アタシー。『超高校級のギャル』。ってゆーか、女の子なら見たことあるんじゃない?アタシ」

女子の反応を見るけど、なんか皆知らなそうだな…
ボクだって妹の存在がなきゃ分からなかっただろうし。

アレン「『超高校級のエクソシスト』アレン・ウォーカーです。皆さんよろしくお願いします」

一見普通の留学生のアレンくんが実は悪魔祓いの人だったのには驚いた。
白目向いてブリッジしたりする悪魔と対決するのかな…

続く黒崎くんはなにやら言いづらそうにしていたがため息とともに語り出した。

黒崎「…黒崎一護。俺は……その…ちょ…『超高校級の』……し、し『死神代行』……だ」

死神。
日常会話ではおおよそ出ない単語に皆の反応は様々だった。
夜神くんは少し驚いたような顔をしている。
恐山さんや浦飯くんはなんでもないような表情、マサルくんは涙を流しながら微笑んでいた、なんで!?

黒崎「お……お前らその『痛タタタタ』みたいな表情すんなよ!仕方ねーだろ書いてあったんだから!」

黒崎くんツッコミ大変だなぁ…
まあ変わった異名なのは確かだけど皆も負けず劣らずだし。
と、次に立ち上がったのは桂木さん…彼女は純粋な探偵…だよね?

弥子「私は桂木弥子で…『超高校級の大食らい』……で、す」

半笑いで言ったその顔は悲壮感に溢れてた。
嫌な予感どおり…なぜか探偵以上に秀でた部分を、彼女はこの学園に見込まれたのだ。
顔を抑えて座った桂木さんにかける言葉は見当たらなかった。

アラレ「あたし則巻アラレ!んとねー、んと…『ちょーこーこーきゅー』の…」

そこまで言うと則巻さんは言葉をつまらせた。
なんだろう、言いづらい才能を抱えているようには思えないが。

アラレ「あやや、忘れちった」

何人かは顔面を盛大にテーブルに打ち付ける。
落ち着き払ってる人が大半だったけど。

黒崎「おま、そんなのアリかよ…」

黒神「忘れたというのなら仕方があるまい、思い出すことを切に願っているぞ則巻」

アラレ「うほほーい!」

黒崎くんと桂木さんが何やらぶつぶつ言っている。
俺も誤魔化せばよかった…とか、なんで私あのとき…とか、なんとか。
うん、いずれ話を聞いてあげよう…あんな呼ばれ方をする理由がちゃんとあるはずだし。
続いて立ち上がったのは空条さん、背高いなぁ…

空条「……あたしの名前は空条徐倫。…悪いけれど、『超高校級の才能』とやらはあたし自身にも説明できない」

ボクも含めて驚いて、皆が彼女の顔を見る。
至って真剣な顔だった。

「自分も理解できてないものをあんたたちに教える気は無いし…『忘れた』が通るなら『隠す』のも『ごまかす』のもアリよね」

則巻さんのきょとんとした顔を、空条さんは見て言った。
彼女の言葉に、何人かはハッと息を飲んだようだ…隠したいような才能で、同じ考えの人がいたのかな…
それにしても彼女自身理解できないって……一体何なんだろう?

夜神「僕の名前は夜神月です…『超高校級の優等生』なんて、皆の才能に比べれば突出した所の無いつまらないものさ」

そんなことは無いと思うが、今までのインパクトからはかけ離れた、ごくふつうの挨拶があっさりと終わった。
これがまともなんだろうけど、拍子抜けというか何か勘ぐってしまいそうだ。

キルコ「私は音無キルコ、『超高校級の警察官』です!皆さん宜しくお願いします!」

ビシッと敬礼を決めるのは彼女のクセなんだろうな、きっと。
…?すぐ隣りの沢田くんが、にわかに落ち着きがなくなった気がする。

沢田「…みんな、ゴメン!俺の才能も…今は、ちょっと話せない…」

これはとても意外だった、彼は普通の高校生にしか見えなかったのに。
最後となった栗見さんもそう、落ち着きの無い様子だったが意を決したように立ち上がる。

栗見「…私は栗見由奈!『超高校級の美容師』ってことで!よろしく~!」

若干江ノ島とキャラがかぶってる気もするけれどやっぱり不自然な気がする。
緊張だけじゃないよね、きっと。
直感で言うのも失礼かもしれないけど、何かを隠しているような…


ともかく、何人かは謎を残したままだけれどもこうして全員の紹介が終わった。
コロシアイなんて始めず、力を会わせて状況をどうにかできるかもしれない。
ボクはそう思いたかったんだ。

名簿

アレン・ウォーカー
『超高校級のエクソシスト』

浦飯幽助 
『超高校級の霊界探偵』

江ノ島盾子
「超高校級のギャル」

音無キルコ
『超高校級の警察官』

桂木弥子 
『超高校級の大食らい』

恐山アンナ
『超高校級のイタコ』

栗見由奈 
「超高校級の美容師」

空条徐倫 
『超高校級の???』

黒神めだか
『超高校級の生徒会長』

沢田綱吉 
『超高校級の???』

苗木誠
『超高校級の幸運』

則巻アラレ
『超高校級の???』

花中島マサル
『超高校級のセクシーコマンドー部部長』

武藤遊戯
『超高校級のゲーマー』

夜神月
「超高校級の優等生」

>>147が翌朝最初に会う生徒

>>147のコンマ下2ケタが60~99の場合

>>148の生徒が>>150の生徒に縁のアイテムをマシーンでゲットする

きょうはこのへん
こっからノープラン

いちご

黒崎一護



昨夜はなかなか寝付けなかったな…
廊下に出ると黒崎くんが居た。

苗木「おはよう、黒崎くん」

黒崎「おう、苗木」


僕らは前日に決定した朝食会に参加するところだ。
今日は誰が作ることになっているのかな…

早起きしたからかまだ生徒はまばらにしか居なかった。
黒崎くんと話をして暇を潰す。

苗木「黒崎くん、『死神代行』って…どんなことをするの?」

恐山さんの『イタコ』は本当に存在するし、浦飯くんの『霊界探偵』も、そういった類の問題を解決する仕事と想像がつく。
ただ、『死神』の仕事は予想が付かないし『死神代行』もまた同じで、興味が尽きなかった。

黒崎「…笑うなよ。俺はいわゆる『見える人』ってヤツで、成仏できない霊とかその類をたお…成仏させる」

黒崎「そんな仕事をホンモノの『死神』の代わりにやってる、だから『死神代行』なんだ」

読んで字の如し、『死神』の役割を『代行』しているのか。
代行と言っても死神の代わりを任されるほどならそれは確かに才能だと妙に納得した。

苗木「そういうことだったんだね…他に存在するかはともかく、『超高校級の死神代行』には納得がいったよ」

黒崎「…驚かねえのか?」

苗木「そりゃ少しは驚いたけど…オカルトな人はここにいっぱいいるじゃない、まだ完全に信じられてはいないけど」

黒崎「そりゃそうか…でも、ありがとな。変人扱いされやしないかと思ったぜ」

黒崎くんの表情がが多少は和らいだ。
と、ちょうどそのタイミングで夜神くんが食堂にやってきた。

夜神「おはよう、2人とも」

夜神くんは僕達とは同じテーブルにつかず本か何かを読みだした、読書が趣味なのかな。
座っている彼のポケットから何か覗いている…お菓子?キャンデーかなにかだろうか。
そうこうしているうちに、生徒たちは一部の寝坊した人を除いて続々と集まりはじめた。

>>154の生徒と>>155の生徒が何やら会話している……なんだろう

キルコ

マサルさん


キルコ「すごい…私も部隊に居たときに様々な格闘術を見てきましたけれど、そんなの初めてです」

マサル「セクシーコマンドーは……無敵だ!」

何やら盛り上がってるのは、花中島くんと音無さんだ。
警察に関わっていれば、確かに格闘術のエキスパートなのもうなずける。
けれど、そんな音無さんすら知らない格闘術って一体…?
というかセクシーコマンドーって何!?

キルコ「どうかワザを拝見させていただいても…!」

マサル「フフーンハッハッハ!そうかそうか断る!」

に、にこやかな割にとりつくしまもない…
音無さんは食い下がってるようだけれど。

キルコ「そ、そこをなんとか…私、もっと色々と学びたいんですよー」

マサル「仕方がない…じゃあ、ひとつだけ!ひとつだけご披露しよう!」

やおら立ち上がった花中島くんは気合とともに妙な動きでズボンのチャックに手を…
って、ちょっと、それはまずいよ!
食堂には女子も沢山いるんだよ花中島くん!
こっ…
股間から一輪の薔薇がぁぁぁ!?

キルコ「はうっ!?」ガビーン

マサル「『頭ハンカチかぶせの術』!!」

一瞬のスキを突かれて、為す術もなくキルコさんはハンカチを被せられてしまう。
今の動きは確かにボクなんかじゃとても見きれない素早い物だった。
キルコさんですらびっくりしている。

マサル「どんな達人ですらスキを突いてしまえば脆いもの…相手の動揺を誘い強制的にスキを作り出す…」

マサル「これが…『セクシーコマンドー』だ!」

力強く宣言する花中島くんは、今までの掴みどころの無さから一変して見えた。
なんとかしてくれる…そんな雰囲気に満ちている。

キルコ「ほ…本当にスゴイ格闘術です!どうか私にも教えてくれませんか!?」

マサル「…残念だが…キミでは無理だ!」

キルコ「ええっ…な、なんでですか!?私身体には自信あるんですよっ」

ホラホラと反復横跳びする音無さん確かにすごい早い。
でも終始ドヤ顔するのはどうかと思うよ。

マサル「だからこそ!さ……初めからセクシーだと……セクシーコマンドーの意味が無いじゃないかーーーっ!」

音無さんは目に見えて落ち込んでいた…。



そうこうしているうちに一部では和やか、また一部ではピリピリとしたムードの中朝食会は始まり、何事も無く終了した。
そんなとき、現れたのだ。
モノクマが。

モノクマ「わかってたよ、オマエラがすぐにコロシアイに乗っかるわけないもんね。うぷぷぷ…皆さんに動機を用意しました!」


視聴覚室に移動したボク達。
モノクマがボク達に見せつけたものは最低の内容だった。
ボクの場合は両親と妹が和やかな雰囲気で映ったホームビデオ…
そこから一変して、次に映っていたのはズタズタに引き裂かれた日常風景。
ボク達をコロシアイに駆り立てるには確かに効果を挙げるだろう、下衆なやり口だった。

他の皆も、同じような内容の映像を見せられたんだろう。
家族や友人のことを嬉しそうに話していた黒崎くんや遊戯くんはひどく動揺しているのが見て取れる。
一方夜神くんや黒神さんは冷静を保っているように見える…けれど、何やら深く考え込んでいる様子だ。

ツナくんや栗見さんに至っては、叫び声を上げて飛び出していってしまった。
追いかけて話を聞こうと思い立ち、立ち上がろうとしたところをアレンくんに止められる。

アレン「そっとしておいて上げたほうがいいかもしれません」

苗木「けど!」

アンナ「そのモヤシの言うとおりよ」

続いていつものトゲトゲしい言葉は恐山さんからだった。
モヤシって…
アレンくん怒ってもいいんじゃ…

アンナ「アンタも少なからず今の映像に怯えてる…取り繕っても魂まではごまかせない」

アンナ「そんなヤツに宥めてもらっても、却ってキツイものがあるわ」

…たしかに恐山さんの言うことももっともだ。
ボク自身、正直冷静では居られない気がするし。

アレン「皆さん、ともかく一旦自室に戻るなりしましょう。ここに居ても辛いだけです」

自室に戻る皆は、無言だった。
それでも、超高校級の皆ならば立ち直ってくれる。
ボクはそう信じたかった。



>>170,>>171,>>172の生徒が会話
コンマゾロ目で何かが起こる

めだか

アレン

マサルさん



アレン「黒神さん…どうかしましたか?」

黒神「アレン=ウォーカー。先ほどの映像…他の皆に比べ心身の影響が乏しい」

黒神「聞かせて欲しい、落ち着いている理由を。それともまるで別種のモノを見させられたのか」

アレン「いえ…皆さんと同じような内容の物を見せられました。…もともと孤独の身でしたが、仲間達はいましたので」

黒神「ならば…」

アレン「僕が信じるのは、自身で見聞きしたことだけです。あんな映像だけ見ても、とても信じられないんですよ」

アレン「…あの人たちが為す術もなく敗北してしまうなんて、ね」

黒神「うむ!詫びさせてもらうぞ、少々意地の悪い質問だったと!」

黒神「私のような特殊なケースが他に居るとは、軽々しく考えられなかったものでな」

アレン「黒神さんの周りの人も、ちょっとやそっとじゃ、やられる人たちじゃない、と」

黒神「当然!だ!」

マサル「うっ…うぅっ!こ…コンチクショォーーーッ!」

アレン「しかし…僕達のような人は稀有なのでしょう」

黒神「当然、というべきか。我々だけでも正気を保たねば先は無いだろう」

マサル「よ…ヨロシク仮面ーーーーーッ!ブリーフをビリビリに……くぅっ!」

アレン「(……すごく気になる)」

黒神「花中島マサル……憧れの人物が凄惨な目にあったのだろう…痛み入る」

アレン「わ…わかるんですか…」




>>176 >>178 第一の事件の目撃者となる

めだか



苗木(あと数分で夜時間だ。モノクマが定めた時間の区切りだけが、この閉ざされた学園で昼夜の基準になる)

苗木(視聴覚室での出来事の後。皆がわずかに互いを警戒するようになり…夜の外出を自重する呼びかけがあった)

苗木「あんな事のあった後だし、出歩かないようにって提案があるのも無理は無いか…」

黒神「苗木誠、じき、照明が落ちる。そろそろ床につくと良い」

苗木「あっ、黒神さん。見まわっているの?」

黒神「モノクマの定めたとはいえ、校則は校則。守ることは無闇な混乱を避ける手立てに変わりない」

苗木「そうだね、お茶を飲んで寝ることにするよ…」

黒神「カフェインの入ったものは避けることだ。では、また明日。見回りの途中なのでな」

苗木「(黒神さんはすごいな、彼女だって動揺が少なからずあるはずなのに皆をまとめてる)」

苗木「(僕も見習わなきゃ……)ダーン    ……ッ!?」

苗木「なんだろう?すごく大きな音だったな……あれっ?」

弥子「……!!……!!」

苗木「(桂木さん?なんだか怯えてたみたいだけど……!まさか何か?!)」

黒神「待て苗木!!」

苗木「(黒神さんもさすがに気づいたよね、戻ってきたみたいだ」

黒神「私の耳に違いがなければ銃声に他ならん!危険だぞ!」

苗木「(銃声!?)そ、それだったら事件かもしれない!なおさら行かなくちゃ…!」

苗木「(校舎入り口に辿り着いた僕が目にしたものは…)」

苗木「うわあああああッ……!!」

苗木「(白目を向いて倒れたツナくん、廊下で腰を抜かした栗見さん、そして……)」

苗木「(まだ熱を保ったままの……小型の拳銃だった……」

事件を思いつくまでに数日費やしてしまった

>>185 初めに何を調査するか

ツナ君のパンツの中身



モノクマ『ぴんぽんぱんぽーん! 事件が発生しました!一定の捜査時間の後に、学級裁判を開きますっ』

苗木(モノクマの気の抜けたアナウンスが、呆けたままのボクを立ち直らせた)

苗木「つ、ツナくん!栗見さんっ!?」

栗見「……」

苗木(気絶してる……?)

苗木(それにしても夜時間間際だったこともあり、もう寝入っていた人たちも多いのか…)

苗木(早々に駆けつけた人は少ない。今のところ、来たのは夜神くんだけだ)

黒神「……直ちに、沢田綱吉の身体調査を行う!夜神月!貴様はそこの栗見を頼む」

夜神「!なるほどそういう……了解したよ」

苗木(黒神さんは、二人一組での行動をボクらに指示した…)

苗木(黒神さんはハンカチを手に、ツナくんの身体に不審な点が無いかと探っている……パンツまでめくって…!)

苗木「く、黒神さん女の子なんだしボクが…」

黒神「無闇に触ってはいけない!!私とてすべてを調査するのは、『専門家』たる彼女の到着を待っているのだからな…うむ、異常は無し」

黒神「苗木は『私』を監視していてくれればいい」

苗木「!そ、そうか…わかったよ」

苗木(黒神さんがボクらを二人ずつに分けたのは…こういう事か)

苗木「『専門家』…そうか…音無さんが来るのを待つんだね?」

苗木(超高校級の警察官、だった。ボクら素人より事件慣れしてるはずだ)

黒神「うむ、もしくは桂木弥子の到着をだ。現場の保全を努めよう」

苗木(ツナくんの身体以外をもっと調べなくちゃな…)

どうする?

1.現場周辺の状況を見る

2.栗見さんに何を見たか聞く

3.黒神さんに話を聞く

1つだけ調べたら裁判、今日はここまで

忘れていた
安価は下、1.2.3いずれか




苗木「夜神くん、栗見さんはどうなのかな」

夜神「外傷は無いし、たぶん気を失っただけだと思うが…」

苗木「なにか目撃したのかな……!眼を開けた。栗見さん、大丈夫?」

栗見「ん……うひっ!?」

夜神「何ともないようで何よりだよ」

栗見「わ、悪ィ…驚いて頭ぶつけたみたいで……ってて」

苗木(ずいぶん印象が違う気がする……素がこっちなのかな)

苗木「いきなりでごめん、何があったのか聞いてもいいかな?」

夜神「覚えている範囲でいい、ゆっくりと頼むよ」

栗見「おれ……わ、私が見たのは!あれ…えっと……」

苗木(混乱している栗見さんが語ったのは……)

苗木(夜時間間際ということで、自室に戻ろうとしていた途中)

苗木(自分の背後を誰かが通ったので振り向くと…ツナくんが『入り口の方へ』向かって行ったらしい)

苗木「ツナくんは一人でこの場所まで?」

栗見「それがその……はっきりとは見てないんだ、っと……見てないの」

苗木(ツナくんの顔を確認したところで、気にせず戻ろうとしたとき、『もう一人の』足音を聞いた)

苗木(直後、ほんの少し争う音がした後に……発砲音)

栗見「そこに、倒れこんでた人影が……『二人』見えたんだ」

苗木「…二人?」

栗見「ひとりは多分…沢田だったんだ、と思う。暗かったし、近くまで行ったわけじゃないから」

夜神「見間違いということは?」

栗見「い、いやたしかに二人だったんだ……現に、片方が『ゆっくり起き上がった』んだ!」

苗木「起き上がった…ってことは」

夜神「有力な容疑者はその人影だ。その後、起き上がった人影は?」

栗見「いきなりでお、驚いちまって……そのとき気絶したから、知っているのは……」

苗木(そこまで、か)

苗木(ちらほらと人が集まってきたけれども、桂木さんと音無さんが居ない)

苗木(これじゃ、ツナくんのための捜査が進まないよ…)

モノクマ「ぴんぽんぱんぽーん!これより学級裁判を始めます…」

苗木「なんだって!?」

苗木(早い、あまりにも速すぎたモノクマの導き…そして『学級裁判』)

苗木(こんな状況で、どうすればいいっていうんだ……?)





学級裁判で最初に誰の証言を聞くか
次安価

尚他のスレみたいに安価によるマルチ展開というわけではございませんあしからず

進みがゆっくりなのは学級裁判を書くのに難航してるから
今回も極短い

苗木(事件が発生してからものの数分…即座に僕らは集められた)

モノクマ「ほらほら、さっさとエレベーターにのったのった!」

苗木(モノクマもなんだかせっかちだ。まるで何かに焦っているかのように…)

苗木(ボクらは生徒全員が集められるのを待ち、エレベーターで裁判所まで案内された…)

苗木(現場に最後まで現れなかった音無さんや浦飯くんは眠っていたそうだ)

苗木(ボクが目撃した桂木さんや、ツナくんと今日よく会話をしてた遊戯くんの話も気になってたけれど…)

苗木「……」

苗木(エレベーターの中は、どうも張り詰めた雰囲気で会話がしづらい)

苗木(学級裁判……いったい、それは何なんだ?)



モノクマ「では、オマエラ。ちゃちゃっと議論初めちゃってー。シロクロつけちゃおうよ」

苗木(事件を起こしたクロを的中させなければ、全員にオシオキ…!?)

苗木(オシオキとは名ばかりの処刑が行われてしまうなんて…!!)

黒神「議論、とは言え事件のことを知る人間がそもそも少ないことは、各々理解できているか」

浦飯「あー、急に起こされたと思ったらなんか沢田がどうとか」

夜神「なにしろ、現場を見た人間すら少ない。僕を除けば苗木君、黒神さん、そして栗見さん……」

夜神「それにくわえて、栗見さんが目撃したという『何者か』だ」

黒神「何っ、極めて有力な証言ではないか。詳しく頼めるか」

栗見「あっ……ああ、うん」

苗木(栗見さんが語ったのは、ボクが聞いたものと同じことだった)

苗木(倒れていた『2人』…起き上がった『何者か』…)

苗木(ここが事件の鍵なのははっきりしているけれど、突破口は未だ見いだせない)

苗木(栗見さんの話は聞いた、黒神さんとボクが到着したのはほぼ同時…とすると)

苗木「夜神くんは現場に来るまでに誰かを見た?」

夜神「いや、僕は現場にいた君た以外の人間は見ていない。それに……栗見さんの証言にある『人影』もだ」

則巻「ほよ?なになにどゆこと?」

マサル「言いたいことがあるならハッキリ言えお前らーーーッ!」

恐山「こいつらはちゃんと言いたいこと言ってるわよバカ」

黒神「やむをえん。説明しろ、苗木」

苗木(なんだかデジャヴュ)

苗木「えっと……簡単に言うと、栗見さんが最初にツナくんを見た後にその影は現場に走って駆けつけた」

苗木「そして、ボクと黒神さんが銃声を聞いて駆けつけるよりも早くにその影は立ち去った…」

音無「早業だったってことですか!」

マサル「ザ・スーンクオリティ!(ジャーン」

夜神「その影を含めれば、事件の直接の目撃者となったのは僕を含め5人ってことさ」

苗木(いや……でも、ボクら以外に何かを知っている可能性がある人がいる)

苗木(それは……)

恐山「なによアンタ、何か言いたげじゃない?」


誰に話を聞く?

1、ボクが目撃した桂木さん

2、沢田くんと昼に話していた遊戯くん

3、大穴で花中島くん

安価↓
ちなみにコンマ40以上で苗木の幸運発生、証言が一つ増える

ゾロ目ボーナスとは驚いたので証言を3倍に増やします


苗木「現場には来ていないけど、何かの事情を知ってる人が居ると思ったんだ」

苗木「…例えば、遊戯くん。DVDの件のあとに、ツナくんと何か話してたよね」

苗木「その話の内容はなんだったの?」

遊戯「……俺が聞いたのは、3つ。ひとつは沢田の『超高校級の才能』の話さ」

苗木(?何か印象が違うなぁ)

黒神「あの会合でも、沢田は才能をひた隠していた。訳ありと見たが」

空条「…隠したんなら…それなりに『ヤバい』ことだった…そういう認識で、OK?」

遊戯「…ああ。沢田は『超高校級のマフィア』と、そう俺に語った」

苗木「!?」

江ノ島「マフィアァ?冗談っしょ?」

アレン「日本の学生にしてマフィアとは…どういうことでしょう」

浦飯「マフィア…つーとなんだ?日本でいうとヤクザか」

黒崎「…まあそんなもんか?」

苗木(ボクを含め、皆が驚いた…まさか、高校生にして『マフィア』だなんて…)

苗木(そういう世界には無縁であるボクらだけではなく、そういう黒い現場を踏んできた桂木さんや音無さんでさえ…)

苗木(その事実を信じられないという表情をしていた)



遊戯「…俺が次に気になったのは『拳銃』の入手経緯だった…危険なものだ、そこらに転がっているわけがない…だから尋ねた」

苗木「…まさかモノモノマシーン…!?」

遊戯「ああ。あいつは『ある人物が、妙な機械から手に入れたのを危険だから預かった』…そう言ったんだ」

遊戯「それが誰なのかまではあいつは教えなかったがな」

黒神「つまり…拳銃は沢田自身が持っていた物だと言うのか」

浦飯「なんだか…事件がややこしくなってきやがったぜ」

夜神「…こうは考えられないだろうか。彼は拳銃で入り口の扉を撃って……跳弾が不運にも当たってしまった、というのは」

黒崎「!偶然の…事故だっていうのかよ!?」

アレン「…ですがあり得る話です」

苗木(事故……本当にそれなら…不幸中の幸いだ)

苗木(ボクたちの中に、人を殺すなんてことをした人が居ないってことだから)

黒神「…いや、待て。栗見が目撃した第三者の存在が気にかかる」

栗見「!そうだ、そうだよ…そいつがいる、事故なんかじゃ説明つかない!」

恐山「といっても…目撃したのはアンタだけじゃない」

恐山「気絶したアンタを素通りした第三者はハッキリ言って存在すら疑わしいわよ」

栗見「な、なんだよ疑うのか!?」

遊戯「……それは……3つ目の話で説明できるかもしれない。これは沢田から聞いたんじゃない…俺がたまたま盗み聞いてしまったんだ」

遊戯「沢田が『拳銃を取り上げた』相手が誰なのか…だ」

空条「もったいつけないで…『拳銃を手に入れ』それを『沢田に取り上げられた』やつが……『この中に隠れてた』って…わけでしょ」

空条「その『第三者』が『拳銃を取り返しに来た』奴だとしたら…話がつながるんじゃない?……誰?言ってくれるんでしょ」

黒神「!」

夜神「誰なんだい、それは」

遊戯「……沢田は…言っていた。『最初から思い切って説明しとけばよかった…』」

遊戯「『桂木さんにも』……と」


苗木(今まで黙っていた桂木さんがまさか…拳銃を手に入れた張本人だなんて……)

桂木「…」

遊戯「拳銃の元の持ち主なら、沢田と拳銃の関係を知ってる…沢田を見つけ次第駆けつけることも可能だろうし」

遊戯「栗見の聞いた通り、もみ合いになっても不思議じゃない」

黒神「黙っていたのか、桂木弥子」

黒神「沢田を撃ちぬいた拳銃が……貴様が入手したものということを」

夜神「…どういうつもりだったんだい?」

桂木「それは…ごめん…その…でも、違うの!」

桂木「私は…拳銃を取り返しになんて行ってない」

空条「忠告する……騙ることは許されない。このままじゃあんたは…『拳銃を取り返そうとした殺人者』というレッテルを貼られることになる」

苗木「!空条さん、それは…」

空条「慌てないで、まだ過程の話……キツイかもしれないけど、あたしは『真実を知りたい』」

苗木(確かに、そうかも知れない。現状、栗見さんの言うことがウソだと言うのも考えづらい…)

苗木(栗見さんが拳銃の存在を事前に知るタイミングはなかったからだ。拳銃の存在を知っていた人物はどうしても怪しまれる)

苗木(でも……)

遊戯「やはり『拳銃のことを知っていた人物は、桂木以外いない』…」

夜神「ならば現状、『沢田くんを撃つ動機があるのは桂木さんだけ』みたいだ…どうなんだ?」

黒崎「まさか本当に…オマエが『沢田を撃って、すぐ現場から逃げた』のかよ?」

桂木「私は…違う…」

苗木(……やっぱり、何かがおかしい!)

安価↓3
誰をどう「それは違うよ」する?



苗木「それは違うよ!」ロンパ

遊戯「!」

苗木「…遊戯くん、君は『拳銃のことを知っていた人物は、桂木さん以外にいない』…そう言ったけれど」

黒崎「それがどうかしたのか、苗木」

江ノ島「実際ここに居たみんな事件まで何も知らなかったじゃーん」

苗木「…でも、知っていた人はもう一人いるよ、ほかならぬ遊戯クン自身だ」

遊戯「!」

黒崎「ああ、確かに言われてみればそうだ」

遊戯「…そんなことか。俺がそのことを知った経緯なら既に話した通りだ」

遊戯「『拳銃のことを知っていた』…その事実には間違いない。そして『拳銃を何に使うか』もだ」

苗木「・・・!」

空条「拳銃の『用途』…」

遊戯「オレは沢田自身から『この学園を脱出するために拳銃を使用する』と聞いていた」

遊戯「それを知らなかったであろう桂木はともかく・・・」

遊戯「オレにそれを強引に止め、沢田を襲う理由は微塵もない。そう思わないか?」

苗木(たしかに、沢田くんが夜神くんの推理のように、門を撃とうとしたのなら止める意味は無い)

苗木(一発だけの発砲音、失敗して絶望した…というのも考えづらいよね)

苗木(沢田くんを止めようとした理由…沢田くんは『門を撃とうとしていなかった?』)

苗木「…遊戯くん。もしかして君が見たのは……」

遊戯「?」

だ し を た か と う れ う と


閃きアナグラム:成功すれば裁判終了…かも

↓~5くらいで正解をつかめ!


このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年12月11日 (水) 03:25:32   ID: 9_XsB9Rz

すみません。ちょっとだけ時間を貸してくれませんか
今、課題のためアンケートしたいをしていますので皆様に手伝っていただきたいです。
ぼかす言い方 的について聞きたいです
以下のURLでちょっとだけおねがいします!
悪いモンじゃないです!!1分くらいで全部できますのでよろしくお願いします。
https://questant.jp/q/8IKH6Y2P

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