上条「またこんな所で倒れてるのか」 河童「み、みず…」 (56)

上条「ほら、皿にかけるぞ」チョロチョロ

河童「あー…生き返る…」

上条「お前、なんでいつも倒れてるんだ?」

河童「さあ…気が付いたら皿が乾いてしまっているので…あ、有難うございました、上条様。では私はこれで」

上条「次は気をつけろよなー?」

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小説初挑戦。遅筆なんでゆっくりとやっていきます

文章が色々とおかしい部分があると思いますが、そこらへんは温かい目で見守っていただけると幸いです

あと、このスレは禁書×夏目友人帳です。上条さんが夏目達の町に来ちゃったって感じです。
こういうのが苦手な人は注意してください

夏目「おーい、上条」

上条「ん?よお夏目」

夏目「また河童が倒れてたのか?」

上条「ああ。あいつにも困ったもんだよ」

ニャンコ先生「フン、根性が足らんのだ、根性が」

上条「その弛みきった体の奴に根性論とか語られたくないよな」

ニャンコ先生「にゃにおう!?言ってくれるではないかこのウニ男!」

上条「なんだと!このブタ猫!」

上条・ニャンコ先生「「ぐぬぬ」」

夏目「2人とも落ち着いてくれ」



上条「ったく…それはそうと、明日からテスト週間か」

夏目「ああ、上条は心配なさそうだね。西村なんか今からサイコロ鉛筆頼みしてたのに」

上条「まあ、前に居た場所が場所だったからなあ…向こうでは落第生の上条さんも流石に外では中の上くらいにもなりますよ」

夏目「そんなに差があるのか…ほんと不思議な街だね、学園都市って」

ニャンコ先生「不思議、というよりも異常だな」

夏目「異常?」

ニャンコ先生「妖の居ない街などというものは日本中探しても其処くらいのものであろう」

上条「確かに、あそこに妖が居るとは思えないな…」

学園都市。

魔術、幽霊、妖といったオカルトの類の全てを排除し、最先端の科学という科学を全て集め、凝縮した街。

かつて、アレイスター=クロウリーが統治し、目的の為に用意した巨大な実験台

今では、クロウリーは上条当麻によって倒され、理事会の一人であった親船最中が理事長を務めている。

上条「(……)」

夏目「あ…ごめん、上条にとってはあまり良い話ではなかったよね」

上条「いや、そうでもないさ。悪い思い出だけじゃないんだ。あの街にも、大切な思い出はある」

上条「だけど、あの街ではもう、俺の存在はマイナスにしかならないから」

夏目「上条…」

上条「っと、余計なこと言っちまったな。あんまり気にしないでくれ。じゃあ、俺はそろそろ帰るわ、また明日な」

夏目「あ、ああ。また明日」









ニャンコ先生「…人とは、難儀なものだな」

夏目「え?」

ニャンコ先生「他人と少し違う、たったそれだけのことで周りを気にしすぎ、結果自分の居場所を自らの手で壊してしまう」

ニャンコ先生「レイコも、お前も、上条も」

夏目「(…そうか)」

夏目「(彼もまた、自らが居ても良いと思える居場所を探し求めているのだろう)」

夏目「(あの頃の、自分のように)」

まさかのアレイスターではなくクロウリー呼びWWWWW

とりあえず投下終了。文章考えるのって難しいのね
また書き溜めてきます

>>8そこはどっちにしようか迷った。魔術師の頃はクロウリーって呼ばれてたしねえ
でも改めて見ると結構違和感あった。次からはアレイスターにしときます

投下しまーす

-学園都市-



土御門「…さて」

舞夏「行くのかー?」

土御門「こちらでの用事も片付いたしにゃー。そろそろ向こうのケリも着けないとマズイぜよ」

舞夏「…そうかー」

土御門「嫌なら俺だけで行ってもいいんだぞ?」

舞夏「そういう訳にもいかないだろー?どっちかと言うと私の問題なわけだしなー」

土御門「まあ、心配要らないぜよ。何があっても俺が守る、絶対にな」

舞夏「…ありがとなー」

土御門「これが終わったら、また向こうで暮らせばいいにゃー」




土御門「(アレイスター=クロウリーにローラ=スチュアート)」

土御門「(奴らが居なくなった今、俺が学園都市に居る意味は無くなった。…いや)」

土御門「(本当はあった。しかし、それもまた、彼らと共に消えてしまった)」

土御門「…あの町に戻るのも、何年ぶりだろうな」

土御門「(カミやん、お前は今どこに居る?)」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


夏目「(…)」カリカリ

上条「(熱膨張っと…)」カリカリ

西村「(…)」コロコロ



キーンコーンカーンコーン




教師「はい、そこまで!後ろから順に集めて」

夏目「ふう…」

西村「おわったー」

上条「(9割は取れてる…はず)」

放課後

西村「よーし!テストも終わったしどっか行こうぜ!」

北本「相変わらずテストが終わった途端に元気になるな、西村は」

上条「で、どこにするんだ?」

夏目「釣りとか?」

西村「釣りもいいけど…この際パーッとどっか旅行いこうぜ!温泉とかさ!」

田沼「温泉って言ったって、結構高くないか?」

タキ「なんの話してるの?」

笹田「私達も混ぜて混ぜて!」

上条「よお、笹田に」

西村「タキさーん!」

夏目「西村が、みんなで旅行に行かないかってさ」

笹田「あ、それなら私いいとこ知ってるわよ?学生用の安くて温泉がある所」

西村「おお!ナイス笹田!」

笹田「その代わり!私達もその話に乗った!!」

西村「えー…笹田もか…」

笹田「なによ?なんか文句あるっての?」

上条「それ以前に、男女で旅行とか大丈夫なのか?」

北本「まあいいんじゃねえの?問題なんてそうそう起こらないだろ」

上条「(…それもそうか。あそことは違うもんな)」

田沼「夏目は大丈夫か?」

夏目「まあ、そんなにお金もかからないのなら、せっかくだし頼んでみるよ」

西村「よし!じゃあ来週の土日に決定!」

上条「そんじゃ西村、プラン頼んだ」

北本「笹田もな」

西村・笹田「了解!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



夏目「そういえば、上条は旅行とか大丈夫だったのかい?」

上条「ん?あー、バイトで結構稼いでるしな。今の上条さんは意外と懐が温かいんですよー」

上条「(前は家に大食いの居候が居たせいで家計は火の車だったけど、今はインデックスも居ないしバイト代も奨学金より多いし)」

田沼「夏目は大丈夫か?」

夏目「まあ、そんなにお金もかからないのなら、せっかくだし頼んでみるよ」

西村「よし!じゃあ来週の土日に決定!」

上条「そんじゃ西村、プラン頼んだ」

北本「笹田もな」

西村・笹田「了解!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


-帰り道-


夏目「そういえば、上条は旅行とか大丈夫だったのかい?」

上条「ん?あー、バイトで結構稼いでるしな。今の上条さんは意外と懐が温かいんですよー」

上条「(前は家に大食いの居候が居たせいで家計は火の車だったけど、今はインデックスも居ないしバイト代も奨学金より多いし)」



中級(鬼)「なっつめさまー!にかっみじょーさまー!」

夏目「やあ、どうしたんだい?」

中級(鬼)「なにやら北の森に不穏な気配があるようです」

中級(牛)「不穏不穏」

上条「不穏?具体的に何が?」

中級(鬼)「聞いた話によると、どこぞの祓い屋が何かをしているとのことです」

中級(牛)「祓い屋祓い屋」

夏目「祓い屋か…」

中級(鬼)「どうかお気をつけください。ではわたくしどもはこれで!」

夏目「ああ、ありがとう2人とも」

上条さんのゲンゴロは使われることはほぼなさそうな

夏目「祓い屋…一応名取さんに一応報告しておこうかな」

上条「祓い屋ってなんだ?」

夏目「ああ、祓い屋というのは」

ニャンコ先生「妖者を無闇やたらに手当たり次第祓う、迷惑で陰険な者達のことだ」

夏目「ニャンコ先生!」

ニャンコ先生「探したぞ夏目。さっさと七辻屋の饅頭を買いにいくぞ」

夏目「ったく…しょうがないなあ」

上条「猫のクセに饅頭食うのか…だから太るんだよ」

ニャンコ先生「私は猫では無いと言っておろうが!そして何故お前もついてくる!」

上条「いや、だって七辻屋だろ?俺そこでバイトしてるし、丁度行く所だったんだよ」

ニャンコ先生「にゃに!?…つまりお前ならタダで饅頭を沢山」

上条「貰えねーよ。少しは自重しろブタネコ」

ニャンコ先生「にゃにおー!?」

夏目「ニャンコ先生!落ち着いて!」

ニャンコ先生「離せ夏目!今日という今日はこのウニ頭をギタンギタンに…!」

夏目「くっ…!この…落ち着けブタニャンコ!」ゴッ

ニャンコ先生「ふにゃん!?」

以上です。あれ、思ったより話が進まない…

>>24幻想殺しに関しては、この話の重要な位置に置きつつ、使用はなるべく抑えていこうと思ってます

あと、基本的上条さんのカップリングは無しの予定です。あるのは元春×舞夏くらいかな

>>27
語り話とかで作られて妖怪は消えると思うが元々存在してる妖には効かない

>>29そんな感じですね
上条さんが[ピーーー]のは飽くまでも幻想であり、上条さん自身は決して人や妖を殺したりはしないです
しかし、原作にもある呪い等は消せます

ういおー。最初と最後らへんの構想しかなかったから繋ぎの構想考えるの大変だー
投下しまーす

-とある高校-

青髪「おはよーさんいいんちょ」

吹寄「ああ、おはよう青髪」

青髪「なんやいいんちょ、元気ないなあ」

吹寄「少しね…このクラスも静かになったなって思ったの」

青髪「ああ…カミやんとつっちーが突然転校したからやな」

吹寄「三バカも貴様だけになってしまったわね…青髪は、寂しくないの?」

青髪「そらボクだって寂しいけど…それ以上に2人が羨ましいなあ、って思とるよ」

吹寄「羨ましい?」

青髪「だって彼ら今『外』に居るんやろ?いいんちょやボクらが見えない所で可愛い女子とイチャつけるや〜ん!ホンマ羨ましいわあ〜

!」

吹寄「ふんっ!」ドゴッ

青髪「オウフッ!?」

吹寄「貴様の話を真面目に聞いた私が馬鹿だったわ!」

青髪「ああ…そんないいんちょが…タマラン…」











青髪「(って言うても実際の所)」

青髪「(『外』に出れるってこと自体が羨ましいで、ホンマに)」

青髪「(レベル0で『外』の人に怖がられない種類の能力を持ち)」

青髪「(尚且つ学園都市の学生特有の『暴力性』を持たない人)」

青髪「(そんな奇跡みたいな人、ボクはカミやんとつっちーくらいしか見たことないわ)」



青髪「(悔しいなあ…なんでボク、レベル2の「念動力」なんかに目覚めてしまったんやろ)」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



上条「あー、のどかだなあ…」

上条「(あの街ではこんな景色、どこ探しても見られないだろうな)」

上条「……。」


別に、学園都市が嫌いになったわけではない。あそこには俺の仲間が沢山居る。

(姫神「やっぱり。君には女難の相が出ているのかも」
吹寄「だらしがない。それは心因性ではなく朝食を抜いたことによる軽い貧血状態よ。」
青髪「ボクぁ落下型ヒロインのみならず、義姉義妹義母ry」
御坂「ビリビリ言うな!私には御坂美琴ってちゃんとした名前があんのよ!」
土御門「かみやん、俺って実は、ウソツキなんだぜい」)

でも、あの街にはもう戻れない。




(アレイスター「気を付けることだな、幻想殺し…いや、上条当麻」

 アレイスター「この街は、君が思ってる以上に君に対して残酷だろう」)

アレイスター=クロウリーが力を手にした後で最終的に何をしたかったのか、それはよく分からない

でも、彼は彼で譲れないものを持っていた。

上条当麻は彼を悪と見ない。彼もまた、平和を求めていた者の一人なのだから。

そう、本当の悪は別にあり、今も生き続けている。



上条「(俺はアレイスターに守られていたんだ。それは、プランの為だったのかもしれない)」


上条「(それでも、あいつが居なければ俺は…)」


コッチカイ!? ハイ! イソグゾナツメ!


上条「あん?夏目達と…誰だあの人?どうやら只事じゃなさそうだな…よし」

投下しゅーりょーですー
こんな感じで投下する毎に他の人の描写とか入れていこうと思います

元気です。パソコンも正常です。
でも単純に忙しかったです…orzゴメンナサイ
短いけど投下します

-天草十字凄教-

五和「あの…建宮さん」

建宮「我慢しろ」

五和「…頭では分かっているつもりなんです。でも…!」

建宮「五和の気持ちは解るのよな。だが、それでは上条当麻の『非力』の証明にはならない」

建宮「お前さんも分かるだろう?友も、仲間も、家族も。全てを置いて一人で去った上条当麻の覚悟が」

五和「…はい」

建宮「それに俺達は監視されている身。こんな状態で会いに行ったら奴らに上条当麻の所在がバレてしまうのよ」

五和「…今は無理でも、いつかまた、上条さんに会えますよね?」

建宮「勿論なのよ。今は無理でも、いつか必ず、俺達は上条当麻に救いの手を差し伸べるつもりだ」

建宮「それが、我らが女教皇様から得た教えなのよな」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

夏目「大丈夫かヒノエ!?」

ヒノエ「夏目!?どうしてこんなところに!?」

名取「君を助けに来たんだよ」

ヒノエ「男っ!?何故人間の男がここに居るんだい!」

名取「失礼だな、せっかく助けに来たっていうのに。男の何が悪いんだい」

夏目「2人ともその話は後にしてくれ!とりあえずこの式達をどうにかしないと!」

ニャンコ先生「ふむ、この式は的場とやらのやつだな」

名取「的場一門…!?くっ、それぞれが力もそれなりにある上に数も多い!」

夏目「ニャンコ先生!この式はどうすればいいんだ!?」

ニャンコ先生「祓うか、力でねじ伏せるかだな。しかし厄介なことに…そこらの妖怪どもよりも強いから祓うのは無理そうだ。
       かと言って、力でねじ伏せようにも周りの結界のせいで思うように力が出せん」

夏目「じゃあ一体どうすれば…!」









上条「なるほど。とりあえずこの結界を壊せばいいんだな?」

キュイーン!


夏目「なっ…上条!?」

ヒノエ「また男が…!」

名取「そんなこと言ってる場合じゃないだろう。しかし君は何者だい?結界をこんなに容易く破壊するなんて…」

上条「説明は後でする。とりあえずこの式とやらも…」キュイーン!

上条「全部壊しても問題ないんだよな?」

名取「触れただけで式が…」

ニャンコ先生「(!!あの右手…)」

上条「さて、残りもさっさと片付けますか」

ここまでーorzウヒャータッタ3レスブンダッター
忙しいと、空いた時間に文章を考えることすらキツいですね(言い訳)

で、でもまあ今日である程度ひと段落ついたんで、次回はもう少し早く来れると思います

ではでは

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