俺「ストライクウィッチーズだにゃー!」(886)
ストパン世界に俺を入れてイチャイチャしようずwwwwwwwwwwwってスレ
. -‐====‐ く ̄|/.:.:.:.:\
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|:.:丁´ :./.:.:.:.:.:.:.:,'! lト、:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:Vハ:.:.:.:.:.:.:.\
|:.:.:| :.:./.:.:.:.:.:/:/|:! l| ` 、:.:.:.:.:.:.:\:.:Vハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
|:./|:.:/.:.:.:.:.:/:/ ⅱ l| >く :.:.:.:.:.ヽV }'、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ 妄想を垂れ流すのも、初SSに挑戦するのも自由だよ!
l,' Ⅳ.:.:.:/_/:,′ || | x←=ォ=y.:.:、:.:.:.∨ \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ そこのアンタ、あたしはさっきからず~っと作品を待ってるんだけど!
/ /.:|:.:.:/:/ ,x≧ェx、_ 、,/{ いノj:j.〃\:.\:.:i ` 、.:.:.:.:.:\
. / /l:.:l:.:/:/、l{ いノj:}^ ‘ー⊂つ l)|\:.〉| \ :.:.:.:.:\ あとスレ落としたらおっぱいの刑だかんね!
〈 / !:.|/|:.|个⊂つー ′ :::::::::::: !_,|:|'=≦三>-──- 、\:.:.:.:.:.:\
|:./:|/| |:.ハ ::::::::: ' __ ,′|ノ / ____l |‐┴ 、ヽ:.:.:.\
. /:/.:.:| |:|ヽ.、 r‐ ´ `ヽ イ , ''" | |ヽ ∨ハ:.:.:.:.ヽ
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避難所全般:ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/14336/
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俺「ストライクウィッチーズよねー」
俺「ストライクウィッチーズよねー」 - SSまとめ速報
(ttp://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1323356900/)
避難所
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(´・ω・`) n
⌒`γ´⌒`ヽ( E)
( .人 .人γ / ご覧のスレは
=(こ/こ/ `^´ 人と人との心の壁も破壊します
)に/こ( 壁殴り代行㈱と
け 置 ss ,ゝ::ノ .い
! ! .い (::::::::`ヽ て
て (::::::::::::::::l け
/::r=≠、、 ) ! !
⌒ヽ (:::::::::ヾ)___)从 ̄`ヽ 貴方の可能性を信じたい
な >\!\:厂 ̄ /⌒ゞi!
あ ( /L...:::_ _//ィ⌒/' !
! ! ヽ..__/| `ー,、ヽニ《_/
(´厂| | / `T´/i
/⌒ヽ(⌒| l ヽ < < _.У .!
rfi \ \/// |
/| !! ` ー/ .// !
,. -‐==、、
,. ===、、 . i :::ト、
_,/ `ヾ´´`ヽ、 ゚ .l ウォトカ:::ト、\ 新ss ウラーーーー!
// COLA ::::/ :::::!===l :::|ス. ',
/./ .::::/トカ ::::l | __ ..... _::::|} ヽ l-、 万人の幸福を求める
. ,ィク ,'..__ .::::/ ::::l ウォl '´ `)'`ヽ ヾ;\ 同志達の提供でお送りします
/::{゙ ヽ、 ``丶、;/‐‐- 、::::l `'::┬‐--<_ } ./;:::::\
/::::::::! ,>---‐'゙ー- ...__)イ ,. -‐‐-、ト、 |l::ヽ /;';'★:::\
. /|:::★;';'\/} (ヽ、 _/| (´ _,.ィ!::ヽ. ヾー'´;';';';';';';';';:: /ヽ、
/ ,ノ:::;';';';';';';';';'/ /ヽ、二ニ-イ ヾT ¨´ ,/;';';::`、. \';';';';';';';';';';〈::...
>>3
あ、忘れてた。ありがとう
避難所含めて
21:00
23:00
23:00の人の直後
しか予約ないので、ご自由に投下どうぞ
/ヽ {\
i:::::::, i:::::ヽ
. !:::::「┬ ̄i:::::::::,
i::::::! ─ -!::::::::i
/' , i i 、 ヾ! 保守目安でありますwwwwwwww
/ i-+!ゞ、_!>!-! i ! 前回完走出来たのは私の人徳があってのものでありますwwwwwwwピィwwwwwwww
/イ! > < !≠-_ト..、
/ !⊂つir-ヽ⊂/::/:::::::::> 平日 休日
i! > 、 ー ´イヘ-:::::/ 19:00~0:30 5分以内 5分以内
i ! !i/!></ヽ:::::/! 0:30~2:00 15分以内 10分以内
i! /i。-i!-。-:i! ! /! 2:00~4:00 25分以内 20分以内
>::::iー:i!::─:::V! /!/ 4:00~9:00 45分以内 40分以内
/::::::i-。::i!::-。-:::iレ 9:00~17:00 20分以内 15分以内
<::::::::/二::i!:::二::::i::ゝ 17:00~19:00 10分以内 10分以内
ヽ_\ < \ /ト、_ .....
! ! ! !  ̄  ̄
. i ! i !
i ! i !
. i__.! !__!
ヒj ヒソ
>>1乙!
21時から予約してた奴だけど、せっかくスレ立ったんでもうちょっとしたら投下します
今しか投下する暇がないっていう人がいたらお先にどうぞ
俺は一日中暇なので
>>8
どうぞどうぞ、こちらまだ書き終わらないのでお願いします
. | : | i| | | | } ハ. ノ i :|:!
| : j :__.{ |ヘ、 iハ 」 L.__」|! :. |: | :|
 ̄i ̄!: : |八 二二` ` 二二.」リ : :. | :| :|
|: | i{ 弋ソ` ′弋ソ : : } ! ごきげんよう
|: | ハ、 )‐ヘ. ノ / / ,′ :.!
|: | 八 ' / / ,′ |
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| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l | ごきげんよう
| | /ヽ! | |ヽ i !
ヽ { | ! |ノ /
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統合戦闘航空団に集う男たちが、今日も獣のようなアヘ顔で、開発された門を出たり入ったり
清潔さを知らない欲望を包むのは、深い色の肉壁
性病予防のゴムは切らさないように、
白い欲情の証は飛び散らせないようにずっぷりと入れるのがここでの嗜み
ニュー速VIP俺ストスレ。ここは男色の園
,': : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : ハ
l: : : : :l: : : : : : :.i: :l : : : i: : : : : : : l
|: ノ:/: l : : :./リハj l: : : リ/: : :i: : : :l
レ':/: : ハ: :/´ ̄ `l: : // ̄ `j: : : l!
}/l: : : : V ィf'圷 ヽ '' 仡バ l: :.l\ 醇子様がみてる
´ l: : : : | 弋rン 弋ン '/: : l
l : : : l 、 ハ: :/
すいません気のせいでした(戦慄)
うっしゃー書き終わったあああ
11時から13時頃まで用事できたので、空気読んで投下します
~現在の予約表~
>>8 stand by……
23:00
23:00の人の直後
>>12
現実から目をそらすなって(アヘ顔)
俺ストスレに俺を二人以上投下すれば
ウィッチそっちのけでホモ話ができる!
……誰得
>>8さんいます?
先に11時までSS投下いいですか?
さて、そろそろ投下するか
ちょっとお久しぶりです 「毎日ナオちゃん」の第5話です
多分30分くらいの投下になると思います
それでは、次から投下始めます
前回のあらすじ
俺「ナオちゃん、んちゅー」
ナオちゃん「来るなし! 別にうれしくねーし!」デュクシッデュクシッ
おつおつ
>>18はスルーで、すいません
>>20
んにゃ、お先にどうぞ
俺は11時から投下させてもらう
>>21
あー、あらすじまで書いてもらったのに申し訳ない
では書き溜めぶんを高速で投下していきます
全裸待機
今朝未明の投稿から引き続いて、「俺×ルッキーニ」です
無理やりルッキーニでスレ立てたので投下していきます
なお15分で全て投下しきる予定です
第二話「おいも作戦」
前回までのあらすじ
扶桑から第501統合戦闘航空団に整備兵としてやってきた俺はルッキーニのユニット、ファロットの整備を任される
しかしいきなりユニットは故障し、俺はユニット無断改造の罪で本国へと送還されることに。
だがユニットの故障は、新型ファロットへの好奇心から無断で乗ろうとして失敗したルッキーニの仕業だった。
結局俺は本国送還を免れ、再びファロットの整備担当についたのであった。
俺「ファロットの最終点検、終了っと」
ルッキーニ「俺さんお疲れ~。いつもありがとね~」
俺「いえ、仕事ですから。ルッキーニ少尉も、いつも寝てばかりでは身体が鈍りますよ。では」
俺「(ミーナ中佐の作った規則もあるし、あまり親しくしすぎてもいけないんだよな)」
俺「(でも、子供相手にあまり冷たくしすぎるのも可哀想だし、う~ん、どういうふうに付き合っていけばいいのかな)」
ルッキーニ「……ちぇ。つまんな~い。シャーリーのところに遊びに行こうっと」
バルクホルン「ああ、任務は完了した。基地到着まであと2、3分だ」プツッ
バルクホルン「これで当分ポテトに困ることはないだろう。夕食は私が腕によりをかけたポテト料理だな」
ハルトマン「え~、やっとポテト料理から解放されると思ったのに~」
バルクホルン「馬鹿を言うな!ポテトは栄養が高く優秀なエネルギー源だぞ!……ほら、お前もひとつ食べるか?」
ハルトマン「やだやだ。トゥルーデ一人で食べてよね~」
バルクホルン「朝食を抜いた奴が何を言っている!つべこべ言わずに食べるんだ!」
ハルトマン「や~なこった」ヒラリ
バルクホルン「ほう、やる気かハルトマン。カールスラント軍人たるもの、売られた喧嘩は買ってやるぞ!せいっ」
ハルトマン「うわわっ!もう、トゥルーデが何をしたいのかさっぱり分かんないよ~」
バルクホルン「いいからこれを食べろ……って、ああああああああっ!?」
ハルトマン「トゥルーデ!?大丈夫?」
バルクホルン「ああ、私は大丈夫だが、一箱分のポテトが、基地に……」
おお来たか
支援支援
ミーナ「……というわけで、ルッキーニさんからも報告のあったとおり、現在基地内に大量のポテトが転がっています」
ルッキーニ「頭に当たってすっごく痛かったんだから~!」
バルクホルン「すまないな、ルッキーニ少尉」
ハルトマン「落としたのは主に基地の南側だね、北側はトゥルーデと私で探すから他の人は南側に」
坂本「それがいい。ミーナは司令室に残っていてくれ。現場の指揮は私がとる」
ミーナ「そうで。では皆さん、各持ち場に分かれて夕刻までにポテトを回収してきてください」
全員「了解!」
* * *
俺「ふう。海を見ると落ち着くあたり、俺も扶桑の人間だな。横須賀基地のやつら、今頃どうしているんだろうなあ……」
俺「ん?これはじゃがいもじゃないか。どうしてこんなところに……」
俺「あ、あっちにもあるぞ。というか、おい、ここらへん一帯がじゃがいもだらけじゃないか!これは一体……?」
俺「とりあえず回収してから、曹長に報告するか。それにしても、これは面倒な作業になるぞ」
ルッキーニ「南なら海岸沿いが一番楽だよねー。砂の上のおいもさん見つけて終わりだもん!」
ルッキーニ「ここなら一人100個のノルマだって楽勝楽勝!……あれ?おいもさんはどこに?」
俺「ふう、もう50個くらい集めたかな。意外と疲れるな、この作業……」
ルッキーニ「あ、俺さんだ!俺さ~ん♪」
俺「あ、ルッキーニ少尉。お疲れ様です」
ルッキーニ「あーっ!そのおいもさん!私にちょーだいっ♪」
俺「えっ」
* * *
バルクホルン「うーん、北側のポテトはばらばらに落ちていて探しづらいな」
バルクホルン「ハルトマン!ここらの草をシュトゥルムで切り裂いてくれないかー?」
バルクホルン「おや?ハルトマン?……まさか……」
バルクホルン「くそ、覚えておけハルトマン!部屋に戻ったら筋トレ20周だからなあっ!」
※アスタリスクはまとめて高速投下するためなのであまり気にしないでください
俺「なるほど、それでここら一帯に大量のじゃがいもが」
ルッキーニ「バルクホルンもちょっと抜けてるところあるからね~ にひひっ」
ルッキーニ「それで、一人100個のノルマつけられて回収任務をやってるところなの!」
俺「わかりました。そういうことならこのじゃがいもは全てルッキーニ少尉にお渡しします」
ルッキーニ「おおう!ありがとう、俺さん!」
俺「礼には及びませんよ、ルッキーニ少尉」
ルッキーニ「……俺さん、私のことは『ルッキーニ』って呼んでいいよ♪」
俺「あ、あの(これはミーナ中佐のいう「必要以上の接触」にあたるのだろうか……)」
俺「(まあ、誰もいないところでなら)じゃ、じゃあ、えと、ル、ルッキーニ」
ルッキーニ「うん♪なになに~?」
俺「あちらの森の中でもじゃがいもを見た気がする。次はあっちに行こう、ルッキーニ」
ルッキーニ「はいは~い♪」
ハルトマン「……ふーん。今度の整備兵さんは、結構大胆なことしちゃうんだねえ」
アスタリスクが尻穴にしか見えない俺は重傷だな
支援
ルッキーニ「98、99、ひゃぁくぅ~!おわったぁ~!」
俺「ふう。午後のいい運動になった……」
ルッキーニ「ありがとう、俺さん!」
俺「いや、こっちも楽しかったよ、ルッキーニ。せっかく集めたじゃがいも、落とさないようにな」
ルッキーニ「は~い、じゃあまたね~!」
ルッキーニ「よいしょ、よいしょ。さすがにおいもさん100個はけっこう重いな~」
ハルトマン「やあルッキーニ、大変そうだね~」ガサガサッ
ルッキーニ「うわあああっ!?あ、あーっ、おいもさんが~」
ハルトマン「あ、ごめんごめん。それよりさあ、ルッキーニ、さっき一緒にいた男の人は誰なのかな~?」
ルッキーニ「え?ああ、あれは俺さんっていう人で、私のストライカーユニットの整備をしている人なんだよ」
ハルトマン「えー、その割にはずいぶん親しげだったようだけどぉ?名前呼び捨てにさせてるし」
ルッキーニ「にゃっ!」
ハルトマン「じゃあまたね~とか、次もあるみたいないい方してるし」
ルッキーニ「にゃにゃっ!」
ハルトマン「あと、この前『お兄ちゃん』ってつぶやいてるのも、聞いちゃった♪」
ルッキーニ「ぎにゃあああああっ!ハルトマン中尉ストーカーだよお……」
ルッキーニ「だってだって、あの人は整備兵なのに私に冷たくしなかったし、言葉遣いは距離置いてるけど私のこと思ってくれてるのは伝わるし」
ルッキーニ「本当に、お兄ちゃんみたいなんだもん……」
ハルトマン「……ふーん。わかった、じゃあこのことはミーナには黙っておいてあげるよ」
ルッキーニ「本当に?ありがとう、ハルトマン中尉!」
ハルトマン「ただし、ミーナに直接ばれちゃったらかばいようがないから、気をつけなよ。それじゃ!シュトゥルム!」
ルッキーニ「あーっ!私のおいもさんを持っていかないでよぉ~!」
つづく
一応、前回から引き続きということで2話としておきました
1話は知らない、ついでにおいもとられたルッキーニのその後も知りません
あと3話くらいで完結する予定です
長編初めてなので手探りですがよろしくです
……あ、7分で投下終わったw
乙!
続き待ってるよ
11時までに投下しきれて安心しました
支援できず申し訳ないですがあとで読ませていただきます。
ありがとうございました
あせらせてしまったみたいでスマンね
11:05くらいから投下始めます
>>43
いやあ、いずれにせよ11:30頃から用事あるので焦らざるをえなかったんですがw
Come on!
そろそろ投下始めます
ちょっとお久しぶりです 「毎日ナオちゃん」の第5話です
多分30分くらいの投下になると思います
実は俺もイモの話だったりする イモ違いだけど
それでは、次から投下始めます
前回のあらすじ
俺「ナオちゃん、んちゅー」
ナオちゃん「来るなし! 別にうれしくねーし!」デュクシッデュクシッ
俺「ストライクウィッチーズだぞオラァ!」>>488の続きから
第5話 焼き芋うまく、ナオちゃん肥ゆる冬
ロスマン「あら? 何故かこっちの方が煙いと思ったら……焚き火をしていたのね」
俺「ロスマン曹長もご一緒にいかがですか?」キュッ
いつもは閑散としている502JFW基地裏手の雑木林だが、今日はパチパチと枯れ葉が燃える音が微かに響き渡っている。
雑木林の中にぽっかりと空いた広場のような場所で、俺とブレイクウィッチ―ズの3人、ナオちゃん、クルピンスキー中尉、カタヤイネン曹長、それと下原少尉とルマール少尉が焚き火を囲んでいた。
ロスマン「確かにあたたかそうだけど……温まるなら基地の暖炉を使えばいいんじゃない?」
俺「フフフ……ちょっと待ってください」ガサガサ
焚き火の中を弄り回す。
それにしても、ロスマン曹長の声を聞いたら股間がキュッとなるな。なんでだろ?
俺「よし、あったあった」ゴロッ
管野「おっもういいのか!?」
焚き火の中から焼け焦げたアルミホイルに包まれた何かが出てきた。
ロスマン「あら、それは?」
俺「扶桑の焼き芋っていう料理です」
管野「あちっ!?」
俺「おっと……熱いんだから軍手を付けて食べなって。皆さんもどうぞ。熱いですから気を付けてくださいね?」
伯爵「それじゃあいただこうかな」
ニパ「何だかイイ匂いだね」
下原「久しぶりです」
ジョゼ「………」ジュルリ
ロスマン「私もいただいていいかしら?」
俺「どうぞどうぞ」ニコニコ
管野「俺の焼いた焼き芋は絶品だかんな! コイツ唯一の特技だ! ダハハッ!」
俺の隣でナオちゃんがご機嫌そうに叫んだ。
両手に焼き芋を持って、どうやらご満悦な様子で何よりだ。
伯爵「うん、甘くておいしいね」
ニパ「うまっ! コレうまいよ、カンノ!」
管野「ガハハッ! そうだろそうだろ!」
下原「わぁ……おいしい」
ジョゼ「………」ハグハグ
ロスマン「あら? スイートポテトね、これ。扶桑から送ってもらったの?」
俺「いえ、インドのとある村から送ってもらっています」
ロスマン「あのいつも香辛料を送ってくれているっていう?」
俺「はい」
俺が時々作るインド料理。
それに欠かせないたくさんの香辛料は全て、俺がナオちゃんの研修について行った時に立ち寄ったインド連邦のとある村から送ってもらっている。
香辛料とか今回みたいのサツマイモみたいな欧州で手に入りにくい物を送ってくれるのは本当に感謝してるんだけど、俺を神様呼ばわりするのだけは勘弁してほしいよなぁ。
管野「俺! 今日は好きなだけ食べていいだよな!?」
ナオちゃんがキラッキラした目で話しかけてきた。
俺「うん。たくさん焼いてるからたぁんとお食べ」ニコッ
管野「おっしゃ! ありがとう!」ハグハグ
満面の笑顔で夢中になってイモを食べるナオちゃん。
この光景を見れただけで、苦労して落ち葉をかき集めた甲斐があったって思える。
管野「ハグハグ……イモうめぇ……」モグモグ
小動物的な可愛さのナオちゃん。イモはたくさんあるから、今日はずっとこれを見ていられるのか………フヒヒ
管野「………」モグモグ
伯爵「ハハハッ! そんなに食べたら太っちゃうよ、ナオちゃん」
おまけ 今日のナオちゃん
管野「太った……」ズーン
ニパ「あちゃー2キロも増えちゃったか」
管野「いや、アレだって。成長しただけだって。いやぁ成長期はツライぜー」カタカタカタ
サーシャ「いくら成長期でも一日で2キロ成長するなんてありえませんって……」
管野「うぐっ……!」
サーシャ「食べ過ぎですね」
管野「あぅぅ……」
伯爵「ふむ……このままブクブク太っていったら、俺くんにも嫌われちゃうかもしれないね」
管野「!?」ガーン
伯爵「フフフ……そうなれば、ボクがナオちゃんを一人占め……ってどこ行くの?」
管野「……ちょっと基地周りを走ってこようかと……」
サーシャ「あらあら」ウフフ
ニパ「」ニヤニヤ
管野「ち、ちげーし! 別に俺にどう思われようとどうでもいいし! ただ太るのがカッコ悪いと思ってるだけだし!」
管野「………」タッタッタッタ
俺「………」パチパチ
管野「……何してんだ、俺?」
俺「昨日はラル隊長とポクルイーキシン大尉に焼き芋をごちそう出来なかったからね。今日は二人とも都合が合うみたいだからごちそうしようかと」
管野「ふ~ん……」グゥゥ
俺「多めに作ったからナオちゃんも食――」
管野「ふざけんじゃねええええええええええ!!」デュクシッ
俺「オウフwwwwwww」
管野「まったく……一体誰のために頑張ってると思ってんだ……」ブツブツ ガサガサ
俺「何故怒っているのかは知らないけど、結局食べるんだね」
管野「まったく……モグモグ……」ハグハグ
俺「フフッ……」ニコニコ
管野「なぁ、俺」モグモグ
俺「ん?」
管野「オレが食いすぎで太ったりしたらどう思う?」
俺「太ろうが痩せようがナオちゃんはナオちゃんだよ」ニコッ
管野「やっぱりそう言うか……よし、これは頑張らないとな」
俺「別に頑張らなくてもいいのに。太ってても食べ物はあげるよ?」
管野「うるせぇ。お前がどう思おうが知ったことじゃねぇんだよ」
俺「うん、それでこそナオちゃんだ」
管野「見てろよ? 明日にはぜってぇ元の体重に戻してやるからな。それでな、」
俺「うん?」
管野「痩せられたら……頭を撫でてくれる………か…?」オズオズ
俺「もちろん」ニコッ
管野「約束、だかんな……」カァァ
次回予告
サーシャ「う~ん……」
俺「どうしたんですか、ポクルイーキシン大尉?」
サーシャ「部隊の皆にクリスマスプレゼントを配ろうと思うんですけど、何を渡したらいいのか……」
俺「ふむ……それは悩みどころですね……」
管野「何言ってんだ? プレゼントはサンタさんがくれるものなんだから、オレらで配る必要なんてないじゃねぇか」
サーシャ「えっ」
管野「えっ」
次回「毎日ナオちゃん」第6話 幼馴染はサンタクロース
以上です
よく考えたらこの話はナオちゃんかわいいしか言ってねぇな まぁいいやオナニーだしデュクシッ
続きはサブタイトルの通り24日か25日に投下したいと思います
それでは、支援してくださった方、読んでくださった方、ありがとうございました!!
書いてたら食べたくなったからコンビニかどこかで焼き芋買ってこよっか、ナオちゃん
出かける前保守
この時間は油断しやすいから注意するんダナ
この前の続きです。今までの流れはwikiを見てくれると嬉しいだっちゃ☆
では、次からいきます
「俺の部屋で寝てます」
ミーナ・エイラ「「………は?」」
俺「どうしたんですか二人とも? きょとんとして」
ミーナ「えっと……」
エイラ「お、おおオマエ! サーニャに何をしたんだーッ!!」
俺「わわっ!? な、なんでそんなに怒ってるんですか!?」
エイラ「怒るのも当たり前だろっ!!」
ミーナ「えっと俺さん…一体どういう事かしら?女の子を男の子の部屋に連れ込むのはマズイんじゃない?」
俺「はへ? なんで、女の子を連れ込むのがマズイんですか?」
ミーナ「えっ!?そ、それは…」
エイラ「言わなくたって、分かるだろっ!!」
俺「う~ん…」
エイラ「その様子…オマエわかってないのカ?」
俺「う~ん…」
宮藤・リーネ「「おはようございます~!」」
ミーナ「あら二人とも、おはよう」
俺「あっ!宮藤さん、リーネさん!ちょうどいい所に!」
リーネ「どうしたんですか?俺さん」
俺「えっとですね。女の子を男の子の部屋に連れ込むのって、どこがマズイんでしょうか?」
宮藤「」
リーネ「」
ミーナ「お、俺さん…そういうのは聞くもんじゃないと思うけど…」
俺「夜間哨戒が終わって、サーニャさんが眠そうにしていたんで、俺の部屋に運んだんです。 サーニャさんの部屋がわからなくて…」
リーネ「ええっと…私たち朝ごはんの準備するので…」
宮藤「ほ、ほかの人に聞いてくださ~いっ!!」
俺「ああっ、いっちゃった…」
エイラ「サーニャ!!今行くゾっ!!」
俺「ユーティライネンさんまで行っちゃった…ミーナさん、なんで女の子を連れ込むのがマズイんですか?」
ミーナ「ええっと…」
俺「?」
シャーリー「おはよ~ ふぁぁ~っ…」
バルクホルン「ほら、ハルトマン!しゃきっとしろ!!」
エーリカ「まだ眠いよぅ…」
俺「みなさん、おはようございます」
シャーリー「おはよう、俺。 ところで、ミーナ中佐と何話してたんだ?」
ミーナ「み、みんな!後は任せたわよっ!」タタタッ
バルクホルン「ミ、ミーナ!? どうしたんだ、いきなり逃げて…」
俺「あのぉ…みなさんにも聞きたいことがあるんですけど…」
シャーリー「ん?なんだ? 私でよかったら、なんでも聞くぞ?」
俺「ありがとうございます!シャーリーさん!」
シャーリー「ど、どんと来いっ!///(この前、俺にケーキを食べさせられてから、変に俺を意識…しちゃうな…)」
俺「あのですね、女の子を男の子の部屋に連れ込む事のどこがマズイんでしょうか?」
シャーリー「うえっ!?///」
俺「ミーナさんもユーティライネンさんも、宮藤さんやリーネさんまで答えてくれないんですよ…」シュン
シャーリー「そっ、それは…」
俺「………」ワクワク
シャーリー「バ、バルクホルンっ!あとは任せたっ!!」タタタッ
バルクホルン「なっ!?」
俺「シャ、シャーリーさん!? 仕方が無い…バルクホルンさん、教えてくださいっ!お願いしますっ!!」
バルクホルン「な、なにっ!?///」
エーリカ「ほらほら~ トゥルーデ、教えてあげなよ~」ニヤニヤ
俺「………」ワクワク
バルクホルン「そっ、それは…その…男女が一緒の部屋に…それで…」
エーリカ「男女が?」ニヤニヤ
俺「それで…?」
バルクホルン「そのっ…ふ、不純…異性交遊…////」
俺「不純異性…交遊…?ふじゅんいせいこうゆうってなんですか?」キョトン
エーリカ「私も知りたいな~ ふじゅんいせいこうゆうってやつ」ニヤニヤ
バルクホルン「な、なななな…私の知ったことかぁぁぁぁぁっ!////」タタタッ
俺「ああっ!?バルクホルンさんまで、逃げちゃった… う~ん、仕方が無い…ハルトマン、教えてくれないか?」
エーリカ「う~ん、どうしても? ちょっと話しにくいなぁ」
俺「幼馴染だろ? 遠慮無しに、おもいっきり話してくれっ!頼むっ! 」
エーリカ「う~ん…後で教えてあげるよ。今日の夜、俺の部屋に行くから」
俺「うん、わかった。ありがとう、ハルトマン」
エーリカ「じゃぁね~ トゥルーデもいなくなった事だし、二度寝しよ~っと!」
俺(ふじゅんいせいこうゆうってなんだろ?)
― 午後 格納庫にて ―
俺は今日訓練もなく、急遽夜間哨戒も無くなった。 ということで、俺は格納庫でストライカーユニットを眺めていた
俺「ふふふ~ん♪」
シャーリー「おーい、俺!ちょっといいか?」
俺「シャーリーさん。どうしたんですか?」
シャーリー「いや、ちょっとね」
俺「ん?それは…ポテト…ですか?」
シャーリー「ん、ああ!そうだよ。 この前…その…俺が私にケーキ…食べさせてくれたろ? その…お礼に…///」
俺「あのケーキのお礼ですか? お礼を返されるようなケーキじゃなかったのに…いいんですか?」
シャーリー「うん。 それと私は料理が得意な方じゃないから…このポテトぐらいしか作れなかったけど…ごめんな…」
俺「い、いえ!謝らなくてもいいですよ! 俺、ポテト好きですから!!」
シャーリー「そ、そうか?」
俺「はいっ!」ニコッ
シャーリー「そ、それなら…よかった…///」
俺「それじゃぁ、一ついただきます」
シャーリー「どうぞ~」
俺「もぐもぐ…うん!おいしいです!!」
シャーリー「よかった~! 私も俺が喜んでくれて、嬉しいよ」
俺「シャーリーさん」
シャーリー「ん?」
俺「本当にありがとうございます」ペコッ
シャーリー「ど、どうしたんだよ俺、そんなにかしこまっちゃって」
俺「実は…その…ちょっとした夢だったんで…」
シャーリー「夢?」
俺「はい。 あの…女性に料理を作ってもらうのが、ちょっとした夢だったんです。 こんな夢っておかしいですよね」
シャーリー「そ、そんな事ないと思うぞ!! 夢は人それぞれだから!」
俺「なんかちょっと恥ずかしい…ですね」
シャーリー「えっ?」
俺「こういうのって、その…こっ、恋人みたいで…」
シャーリー「こ、こここ恋人っ!?////」
俺「ほら、ケーキを食べさせたり、料理を作ってもらったりして…」
シャーリー「た、確かに…こい…びと…みたいだな…////」
俺「………」
シャーリー「………」
俺「シャーリーさん」
シャーリー「な、なんだ!?」
俺「このポテトのお礼は必ずします」
シャーリー「えっ!? いいよ、別に。 そんなつもりじゃないし、それにこのポテトは俺の作ってくれたケーキへのお礼なんだから」
俺「でも…お礼はしないと…俺の気が済まないというか…」
シャーリー「…どうしても…お礼がしたいなら…」
俺「したいなら?」
シャーリー「こ、ここ…今度、私に…料理を教えて…くれないか? 2人っきりで…///」
俺「料理ですか?いいですけど…でも、どうして二人っきりなんですか?」
シャーリー「そっ…それは…///」
俺「まぁ、とにかく分りました。今週は夜間哨戒とかで忙しくなりそうですし…来週でいいですか?」
シャーリー「あ、うん!いつでもいいぞ!」
俺「了解です。じゃぁ、何を作りましょう?」
シャーリー「う~ん…私は料理に詳しくないから、何を作っていいか検討もつかないな」
俺「じゃぁ簡単なやつから…カールスラント料理のアイスバインなんでどうでしょうか?」
シャーリー「な、なんでもいいぞ! その…俺と…一緒なら…」
俺「ん?最後、なんて言ったんですか?」
シャーリー「なっ!?/// な、なな…なんでも…ない…」
俺「 ? りょ、了解です。 じゃぁ、今週末にでも食材を買いに行きましょうか?」
シャーリー「街へか?」
俺「はい。ミーナ中佐に申請すれば、行かせてもらえると思うんですけど…」
シャーリー「そうだな。私もバイクの部品が欲しいし、ついでに」
俺「そういえば、シャーリーさんってバイク好きなんですよね?」
シャーリー「まぁな。 俺も好きなんだっけ?」
俺「はい。特にハーレーダビットソンが」
シャーリー「おっ! ハーレーが好きなのか!」
俺「はい!あのフォルムにはウットリします。 ハーレーのものは1台持ってるんですけど、前の部隊に置いてきちゃって…」
シャーリー「俺のバイク見てみたいな。どんなチューニングをしてるのかも、気になるし」
俺「今度、前の部隊に聞いてみます。バイク、取りにいってもいいか」
シャーリー「俺って意外と多趣味だよなぁ~ 釣りとかサッカーとかベースボールとか」
俺「趣味が多ければ多いほど、毎日が充実しますから」
シャーリー「釣りなら、いつでも出来そうだよな。この基地の周りは海だらけだし」
俺「そうですね~ 今度、みんなでやってみたいですね!」
シャーリー「明日、やってみるか?」
俺「いいですね!」
シャーリー「んじゃ、私はみんなに聞いてくるよ。じゃぁな!」
俺「はい、じゃぁまた今度。あっ!シャーリーさん!」
シャーリー「ん?なんだ?」
俺「ポテト、ありがとうございましたっ!おいしかったです!!」ニコッ
シャーリー「あ、う、うん…////」
シャーリー(…俺が喜んでくれると…なんか私まで嬉しいな…///)
続く。支援ありがとうございました
よし、ちょっと投下しよう
おーかーわーりー!(Cv.中村悠一)
ごーごー
ボルゾイ「zzz・・・」
王子「ボルゾイさん!起きてください!」
ボルゾイ「んぁ・・・王子・・・?」
王子「台本読まないと間に合いませんよ!?」
ボルゾイ「大丈夫・・・」フラフラ
王子「目を開けてください!」
ボルゾイ「定位置定位置・・・」フラフラ
王子「どうして誰も聞いてくれないんだ・・・」
衝撃波「まぁ、気にすんな」
<本番入りま~す
衝撃波「ほら、行くぞ?」
王子「はい・・・」
<キーンコーン!カーンコーン!
ボルゾイ「ん?鐘?」
ボルゾイは一人ホットドックをひたすら平らげていた
正午の時間までまだ時間があるはず
なんで今鐘の音が・・・?
ボルゾイ「行ってみる」タッタッタ
パン屋のオジサン「ちょ!お譲ちゃん!お勘定は!?お譲ちゃん!?」
ボルゾイ「つけといて」
パン屋のオジサン「つけといてって・・・いつかえすんだい!?」
パン屋のオジサン「・・・・・・っていっちゃったよ・・・」
---
ボルゾイ「」クンクン
ボルゾイ「この匂い・・・更正・・・?」
ボルゾイ「でも、他にもいる・・・これはさっきすれ違った人の匂い」
ボルゾイ「――――っ!血の匂い!?」
まずい・・・早く急がなくちゃ・・・
ボルゾイ「手遅れになる・・・!」
ボルゾイはペースを上げ、教会の下へ急ぐ
ボルゾイ「はぁ・・・はぁ・・・間に合った・・・」
教会の壁の陰から状況を覗く
声までは聞こえないが二人が血まみれになって話しているのが解かる
ボルゾイ(もう少し様子を見よう)
更正「おら、立てよ。第二ラウンドだぜ?」
不良「言ってくれんじゃねぇか・・・」
不良「二度とたてないようにしてやるぜ!」
ボルゾイ「・・・」
―――フワッ
ボルゾイ「・・・―――っ!違う人の匂い・・・!?何か来る・・・!」
ボルゾイ「更正逃げて!」
更正「へ?」
王子「切り裂け・・・烈風斬!!!」
トゥーハンドソードから放たれる光が更正を飲み込み・・・炸裂した
ズガアアアアアアアアアアアアアアアン!
王子「・・・」
不良「王子てめぇ!!!」ガシッ
不良「よくも人の獲物を横取りしてくれたな!しかも木端微塵にしやがって・・・!」
王子「お、落ち着いてください!不良さん!あの人は死んでませんよ!」
不良「あぁ!?」
王子「烈風斬は人の欠片を微塵も残さないでに粉々になんてできませんから・・・」
王子「それにストライカーの魔力補助もないんですよ?」
不良「じゃあなんで・・・」
王子「恐らく瞬時に反応して逃げたんだと思います」
不良「ならアイツはどこに・・・?」
王子「・・・っ!不良さん危ない!」
不良「!?」
ドォン!
王子が不良を引っ張ると同時に光の剣を作り出し、銃弾を弾く
王子「誰だ!」
建物の影から銀色の髪をした少女が現れる
俯いていて表情は見えないが銃を持つ手が震えている
ボルゾイ「・・・よくも大切な仲間を・・・」
不良「チッ・・・新手か!」
王子「不良さんはそこで待っていてください!俺が仕留めます!」
不良「あ!おい待て!」
ズキン!
不良「ぐぁっ!」
右手に激痛が走り、歩を止める
不良「任せたぞ・・・・王子・・・」
---
------
----------
更正「うぎょわああああああああああああああああああ!!!」
更正は今、下水道への道へ落下していた
ガンッ!
更正「あうっ!」
王子から攻撃が入る瞬間、足元のマンホールに素早く潜り込んだのだ
更正「いつつ・・・!だー!もうなんなんだよ!」
更正「いきなりガラの悪い奴に絡まれるわ!後ろからいきなり襲われるわで!もう散々だよ!」
どれだけ愚痴を言っても下水道に虚しく響くだけだ
更正「はぁ・・・もういいや・・・出口でも探そう・・・」
更正はゆっくりと下水道の奥に進む
暗い場所を探検するということに心を躍らせながら
---
地下に更正が逃げ込んでいるとも知らず、二人は交戦を始めていた
王子は二本の魔法剣で間合いを詰め、近接攻撃で少女を攻め立てる
左手の短い脇差で翻弄し、右手の長い本差で隙をつくという戦法をとっている
それに対し、ボルゾイは間合いをとりつつ拳銃で王子を狙うしかなかった
王子が有利の戦いだが、少年の剣は鈍りを帯びていた
王子「はぁ・・・はぁ・・・どうして当たらないんだ・・・」
ボルゾイ「・・・」
王子「くそっ!」
少年は二つの剣をあわせ、長剣を作り出す
王子「はぁっ!」
両手で柄を持ち、斬りかかるが・・・
ガシッ!
王子「!?」
ボルゾイ「・・・」
女は相手の手首を掴みそれを止める
手首を捻り、引き寄せると同時に力を込めた裏拳がみぞに入る
ボルゾイ「これは大切な仲間の痛み」
王子「げほっ!げほっ!」
ボルゾイ「あなたみたいな子がどうしてこの戦いに参加しているのか解からない・・・」
王子「それはどういう意味だ・・・」
王子「俺には力が無いって言いたいのか!」
ボルゾイ「違う」
王子「じゃあ何が・・・」
ボルゾイ「女一人傷つけるのに戸惑ってるようじゃこの先、生きてくことなんてできない」
王子「くっ・・・」
ボルゾイ「死にたくないなら去れ」
王子「俺はあなたの仲間を消し飛ばした・・・見逃してもいいのか?」
ボルゾイ「もしあなたが殺したというなら、私相手に剣が鈍るはずがない・・・」
王子「・・・」ギリッ
ボルゾイ(優しい子は嫌いじゃない・・・けど、この子は甘すぎる・・・)
王子「・・・確かに・・・俺はあなたを傷つけることはできない・・・」
ボルゾイ「・・・」
王子「だったら・・・!」
両手をあわせショートソードをつくりだす
王子「少しでも時間を稼いでこの戦争を優位に進めることぐらいならできるはず!」チャキ
切っ先を少女に向け、構えをとる
ボルゾイ(ケガしてる更正を少しでも弱らせると・・・)
少し顔に微笑が浮かぶ
ボルゾイ「どうなっても知らない・・・」
王子「それが俺の道なら受け止めます」
---
不良「くそっ!出ろよ・・・!」
ザザッ―――ザッ―――――
衝撃波『あーはいはい。何の用だ?』
不良「王子と敵の変な女が戦っている!今すぐ助けに行け!」
衝撃波『は・・・はぁ?』
不良「説明してる暇はねぇ!いいから行け!」
衝撃波『落ち着け落ち着け。お前は今どこで何をしているんだ?』
不良「教会の近くだ!戦闘で負傷して今は動けない・・・」
衝撃波『わかった。すぐ行く』
不良「頼んだぞ・・・」
ブツッ――――
衝撃波「ふぅ・・・」ピッ
衝撃波「すまない、急用が入った。その話はまた今度してもいいかな?」
リーネ「」コクリ
衝撃波「悪いね」
衝撃波「でも、君の言うことが本当ならこの世界は・・・」
リーネ「・・・」
衝撃波「いや、なんでもないよ」
リーネ「待ってます・・・」スッ
衝撃波「はぁ・・・信じていいものか、悪いものなのか・・・なんだかなぁ・・・」
---
------
----------
(http://www.youtube.com/watch?v=Z1eaNEfs3Bs)
王子「烈風斬!!!」
白い光がショートソードを巻き込んだかと思うと
それは大きな斬撃となり少女へと向かう
ボルゾイ「わっ!」
ズガアアアアアアアアアアアアン!!!
ボルゾイ「どこが時間稼ぎなのか・・・小1時間問いただしたい・・・」
頭を押さえながら一人愚痴るボルゾイ
王子「そういえば名乗ってませんでしたね」
王子「俺の名前は王子です」
ボルゾイ「少し前と違って名乗るほど余裕が出来たの?」
王子「あなたのお陰ですね」
ボルゾイ「嬉しくない・・・」
ボルゾイ「私はボルゾイ。正直、さっきの今であなたのこと嫌いになった・・・」
王子「えぇ!?」
ボルゾイ「冗談」
王子「ははは・・・・・・お上手ですね!」
新たにショートソードをつくりだし、少女に斬りかかる
ボルゾイ「剣速がさっきよりはやい・・・!」
振られる刃が服を掠める
ボルゾイ「くっ!」
上段から振り下ろされた刃を拳銃で防ぐ
ボルゾイ(これじゃあ反撃に移れない・・・!)
王子(一気に押し切らないと・・・)
少年は刃滑らせるように銃に這わせ
下に潜り込んだ瞬間に薙ぎ払う
キィンッッ!
ボルゾイ「っ!」
拳銃はボルゾイの手から離れ、地面を滑る
王子(決まった・・・!)
王子「覚悟!」
王子がもう一度斬りかかろうとした時
瞬時に次の動作を察知したボルゾイが剣を握っている手を蹴り飛ばす
王子「あっ!」
油断していた王子は剣を弾かれる
剣は拳銃と同じ場所に転がる
二人はお互いの武器をとりに走り出す
先に武器を構えたのは・・・
ボルゾイだった
ボルゾイ「私の勝ち・・・」
王子「・・・」
ボルゾイ「・・・ごめん」
銃を額に当て、引き金を引き絞った時・・・
突然銃身が二つに割れた
ボルゾイ「えっ!」
王子「ギリギリ逆転・・・っと」
見ると剣を首につきつけられている自分がいた
ボルゾイ「あの時に斬られてたんだ・・・」
王子「俺の勝ちです」
ボルゾイ「・・・ふふっ・・・」
王子「?」
ボルゾイ「さっきより良い顔をするようになった」
王子「な、何を・・・!」
ボルゾイ「冗談」
王子「・・・っ!・・・はぁ・・・」
ボルゾイ「・・・まぁでもマシにはなったかな?」
王子「え?」
ビシッ!
王子「つっ!」
王子「あ・・・あれ?」
ボルゾイ「次は空で倍返しにする」
王子「え・・・えーっと・・・お手柔らかに・・・ははは・・・」
最後に横目で王子を見やると走り去っていった
王子「逃がしちゃったけど・・・十分だよな・・・」
<おーい!
王子「衝撃波さん?」
衝撃波「大丈夫か!?」
王子「あはは・・・なんとか無事です・・・」
衝撃波「そうか・・・よかった・・・」
衝撃波「・・・王子?」
王子「・・・zzz」
衝撃波「そんなに疲れてたのか・・・」
衝撃波「あーあ!誰が運ぶと思ってんだよ・・・」
今日はここまで~
指摘された戦闘に関してはどうしようもないです
元々SSなので小説っぽく書きすぎるのもあれだと思ったから
擬音も混ぜたけど結局出来はいまいちになる
そこら辺は適当に流してやってくれ
乙乙!
では、自分も投下させてもらいます
The A-Team 推奨BGM ttp://www.youtube.com/watch?v=6RDfDFL71sM&feature=related
母「元の世界でならしたあたし達は、ある日突然、平行世界へと飛ばされた。そこでストライクウィッチーズに拾われるが、燻っているようなあたし等じゃあない!」
母「筋さえ通りゃあ、金次第で何でもやってのける命知らず! 不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する! あたし達、特攻家族B一家!」
母「あたしは、母。通称“オカン”! 家事から戦闘、諜報や変装までこなす万能超人!」
母「あたしのような寛大な心の持ち主でなけりゃ、百戦錬磨の強者どものリーダーは務まらねぇ!」
私「私、通称“マグニートー”! 自慢の金属操作で、どんな機械もイチコロだ!」
私「誠心誠意で、ネウロイから人間まで、何でも倒して見せるさ!」
ミーナ「私はストライクウィッチーズの隊長、ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ。チームのブレーキ役よ」
ミーナ「情報収集は、美貌と頭の良さ、持ち前の人脈でお手の物♪」
俺「お待ちどう、俺だ! 通称“裸エプロン”! するのが好きじゃない、させるのが好きなんだ!」
俺「何をやらせても超一流! 奇人? 変人? だからなに?」
バルクホルン「ゲルトルート・バルクホルン。通称“コング” 一家のパワーファイターだ!」
バルクホルン「マロニーの副官だろうと部下だろうと殴ってやろう! だが、妹だけは勘弁だ!」
俺「――という映画で一発当てようと思うんだが、どうだ?」
私「特攻野郎Aチームのモロパクリだろうがぁぁぁぁッッ!!」
母「待て、私。ここは平行世界、あの海外ドラマや映画が生まれるとは限らない。そもそも、まだ放送されてもいない! よって、パクリでもオマージュでもパロディでもない!」
私「母さぁぁぁん!! なんで凄い乗り気なんだ!?」
母「いやぁ、一発当てるって夢があるよな!」
バルクホルン「待てぇ! 貴様、なんで私とミーナも出演することになっているんだ!?」
俺「しょうがねーだろ、キャラが足りねーんだ。ヒロインとサブヒロインだぞ? 最終的には家族みたいなもんだから問題ねぇよ」
バルクホルン「いやいやいやいや! そもそも私のあだ名がコングなぞ認めんぞ!」
俺「馬鹿野郎。超絶パワーキャラだから、間違ってないない。妹狂いのお前が巨大化してエンパイア・ステート・ビルに宮藤片手に上っても違和感ねーもん」
私「それはキングコングだッ!!」
俺「大体な、コングってのは蔑称じゃないんだぞ? 粗野で言う事は厳しくて力は強いが、心根は素直で優しい奴につけられるんだぜ?」
バルクホルン「そ、そうなのか?」
私「騙されるな、バルクホルン。確かにコイツの言ってることは正しいが、本質的に悪意しかない」
母「つーか、ミーナちゃんがさっきから何も言わないんだけど?」
しぇん!烈風斬!
ミーナ「うぅ……絶対、絶対、通称にBBAって付けられると思ってた」ポロポロ
私&バルクホルン「「そこでまさかの嬉し泣き!?」」
俺「ほら、案外乗り気みたいじゃないか。だから、制作決定な。501の金で」
バルクホルン「ふざけるなぁぁぁぁぁぁッ!! そんな映画に金を出す軍が何処にあるかぁぁぁぁぁッ!!」
俺「そこはほら、富野方式でいく。スポンサーに従っているふりをして、最終的に出来上がるのはスポンサーの意図するものではなく、俺達が作りたかったものにするんだ!」
母「成程! プロパガンダ的な映画を作るって言っといて、実際に出来上がったのは単なる娯楽映画だったと!」
俺「あとアレ。マミーが枕営業して、軍の上層部黙らせて」
私「義理の母親とは言え、母親に枕営業をさせようとするなぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
母「オッケー! あたしのテクでイチコロにしてやんよ!」b グッ!
バルクホルン「義理の息子の前で、最高の笑顔とサムズアップで最低なことを言わないでくれッ!」
結局、特攻家族B一家は、母の濃厚なベッドシーンで制作中止になったとか、ならなかったとか。
因みにB一家のBは、馬鹿のB。もしくは“プランBでいこう、プランBは何だ?”“あ? ねぇよ、そんなもん”のBである。チャンチャン♪
――夜 ミーティングルーム
俺「しっかし、ネウロイってのは何考えてるのか分からんなぁ」
私「仕方ないさ。そもそも怪異と呼ばれていた存在だ。人類である我々に理解できる方が可笑しいんだ」
俺「全長3万メートルのタワー型、か。まるで軌道エレベーターだな。カブトの映画版を思い出すぜ」
私「ウィッチに対抗して、あの手この手で攻めてきている、と見るべきだろうか……?」
俺「俺がネウロイだったら性能は後回しにして、とにかく数で攻めるがなぁ。一週間も昼夜問わず、全世界のウィッチでも対処しようがない数で責めりゃ、あっちゅうまに戦線は崩壊するぜ」
私「確かにな。あれだけの質量があるんだ、不可能とも思えん。性能を考慮に入れなければ、ウィッチの数が限られている以上は最も有効な手なのだろうが……ふむ、それこそ考えるだけ無駄か。怪異の考えなど分かろう筈もない」
此度、姿を見せたネウロイは俺の言った通りの異形であり、コアはその頂点に存在していた。
どのストライカーの限界高度も、およそ1万メートルほど。つまり、そもそも攻撃が届かないのだ。
俺「もっさんも無茶するねぇ。ロケットブースターで段階を踏んで打ち上げて、それからコアを破壊? ムチャクチャすぎるだろ」
私「敵がどの程度の攻撃能力を有しているかは分からんが、近い内にロマーニャへ到達する。手段が一つしかないのなら、それを選択するしかあるまい」
俺「最終的には正面からの力押しだぜ? 葛葉ライドウか、アイツ等は。あーあ、サーニャんと宮藤、かっわいそー。下手すりゃ死ぬな」クク
私「――おい」
俺「何が一番愉快って、作戦を考えたもっさんが危険を承知した上で、それでも二人を何一つ疑わずに信じてることだろうな。作戦が失敗したら潰れるぜ、あの女」
小ネタの母親ひどすぎるw
支援
私「そうならんように、祈るしかないだろうな」
俺「そしてまたしても蚊帳の外の俺であった」
私「はあ。整備班が計算したら、お前の魔法力でロケットブースターを使用したら爆発すると聞いた時は、笑ってしまったよ」
俺「隊長さんももっさんも事態を重く見て、急遽使い捨てのつもりでストライカーを用意してくれたが、とんだ無駄骨だったな。まあ、楽して稼げるなら文句はないがね」
私「ふむ、魔法力の貯蔵量もさることながら、瞬間放出量も並のウィッチとは段違いということか。これは更なる改良を視野に入れねばならんな」
俺「作業の進行状況は?」
私「2、3割といったところだな。重さを変えずに耐久力を増やすんだ。その難しさ、分からないわけじゃあるまい」
俺「まあね。ましてや魔法力に対して、だもんなぁ。完全に試行錯誤の繰り返ですしおすし」
私「やれやれだ。制御した上でそれか。気苦労が増える」
俺「すまねぇなあ……いつもいつも迷惑を掛けて」
私「それは言わない約束だろう――――などと言うと思ったか? お前が済まないと思っているなど、ありえんからな」フ
俺「酷ェや。まあ、俺のことよく分かってるってことですけどー」
バルクホルン「む、俺と私か。ここにいるとは珍しいな、二人とも」ガチャ
ミーナ「……………………」ブスゥ
俺「あからさまに嫌そうな顔すんなよ。綺麗なお顔が台無しですよー?」
ミーナ「そんなことを言ったからって、許して貰えると思っているのかしら」ゴゴゴゴ
俺「チッ、うっせーな。反省してまーす」シレッ
ミーナ「まるで反省してないわよね、その態度!?」
俺「なぜばれたし」
ミーナ「分からない訳ないじゃないの!」
バルクホルン「なあ、私、一体何があったんだ? 俺を見るたびにミーナがあの調子なんだが……」
私「いや、うん、何というか、そのなんだ。…………聞かないでやるのが一番の優しさだと思うぞ?」
バルクホルン「はあ、そうなのか?」
私「そう――――なんじゃないかなぁ……傷口に塩を塗り込む必要もないだろう」ウンウン
バルクホルン「私の知らないところで、そこまでのことが!?」
俺「まーまー、そう怒るなよ。ガキの悪戯に本気で怒るなんて大人失格ですよ?」
ミーナ「そうね。でも、それは子供の場合だけです! いい年した大人が悪戯していれば誰でも怒るわよ!」
俺「やだ、俺ちゃんまだ未成年でちゅよ」
ミーナ「いきなり赤ちゃん言葉を使わないで、気持ち悪い!」
俺「へーへー。で、お二人さん、何か深刻そうなお顔をしてましたけど、どうかした?」
ミーナ「…………ッ」ギョッ
バルクホルン「あ、ああ、……その、少し、問題がな」
いきなり確信を突いてきた俺に、少しばかり面を喰らうが、二人は起こった問題を語り始めた。
近いうちに決行されるであろう作戦に最も難色を示した人物は、誰であろうサーニャの相棒であるエイラである。
理由は単純。彼女自身が語るまでもなく、サーニャの隣で戦えない、守ることが出来ないという理由だったのだろう。
しかし、それも作戦の性質上、仕方のないことである。
『未来予知』の固有魔法を持つエイラは、一度たりとも戦場でシールドを張ったことがないのだ。
サーニャが攻撃役であり、もう一人は防御役を担当するという作戦に、彼女の先天的な才能は意味をなさない。
俺「でも、ミーティングの時は一応は反論はなかったろ。問題なんざねぇだろ?」
バルクホルン「そうなんだが、昼頃にペリーヌやリーネと訓練をしていたのを見たか?」
俺「あー、アレ。シールドを張る訓練だったのか? にしちゃあ、滑稽だったがなぁ」
ミーナ「そう言わないで上げてちょうだい。アレは才能が……」
俺「笑わせるな。才能のせいで努力ができないって? そんなものは単純にアイツにやる気がないだけだ」
バルクホルン「おい、いくらなんでも言い過ぎだぞ」
俺「俺は俺の考えを曲げるつもりはない。才能も確かに重要だよ。だが、結果を変えるのは何時だって当人のやる気と努力だ」
口調も表情も平時のものだったが、その言葉には明確な怒りが込められているような気がした。
私「――――ミーナ隊長、バルクホルン」
俺が何に対して怒りを抱えているのか理解できず、困惑する二人に私が耳打ちする。
私「アイツの前で、努力がどうという話は止めた方がいい」
ミーナ「どういうこと……?」
私「…………アイツにはアイツなりの信念や考えがあるんですよ」
バルクホルン「普段のアイツは、努力など鼻で笑いそうだがな」
俺実際にいたらめんどくさそうだなw
みんなの評価が口をそろえて「悪いやつじゃないけど……」ってタイプw
しーえん
ミーナ「それでその後、サーニャさんとエイラさんの間で何かあったようなの」
俺「…………何かって?」
バルクホルン「原因は分からんが、恐らくは喧嘩でもしたんだろうな。サーニャもエイラも、目に見えて落ち込んでいる」
私「成程。それで隊の士気が落ちるのではないか、と」
ミーナ「勿論それもあるけれど、一人の家族として二人のことが心配なのよ」
俺「軍人のくせにお優しいことで」
バルクホルン「茶化すな。全く……」
俺「実際、それぐらいが調度いいかもな。軍規に徹したところで得られるものは役に立つかも分からない勲章だけ。人としての幸せは、立ち入る余地はない」
バルクホルン「それは、そうかもしれんが……」
俺「仕事や軍規に徹した人間が、晩年になって家族を顧みなかったことを後悔するなんてよくある話でしょ。何事もほどほどが一番ってことですよ」
私「お前にしてはなかなか真面目なことを言うじゃないか。俺の言葉にも一理ある、バルクホルンも胸に留めておくくらいはしておいたらどうだ?」
バルクホルン「いいだろう。但し、俺が言ったからではなく、私がそれを認めたからだ。……本当だ、絶対だぞ!」
私「いや、そこは別に強調しなくてもいいんじゃないか?」
俺「露骨に好感度違い過ぎ、ワロタ」
ミーナ「自分の方が好感度が高いと思っていたら、私は貴方の正気を疑うわよ」ハア
俺「まー、でも、ほっとくしかないんじゃないの? 他人の喧嘩に首突っ込んでもロクな結果にゃならんでしょう」
ミーナ「でも、……」
俺「じゃあ、今にでも首突っ込んでくれば?」
バルクホルン「い、いや、しかしだな」
俺「お前等メンドくせーな。どうするんだよ、ハッキリしれ」
私「そうは言うが、これはデリケートな問題だ。こう、方向性や方針をすぐに決めることなぞできんだろう……」
俺「方向性も糞もあるかよ。結局のところ、首突っ込む以上、余計なお世話以外の何物でもねーし」
ミーナ「それも、そうなのかしらね……」
サーニャ「あ、…………失礼します」
俺(お、噂をすれば。ああ、もう話聞くからな。まだるっこしいのは面倒だ)
バルクホルン(お、おい。遠回しに、遠回しに聞けよ!)
俺(分かってまーす)
ミーナ(不安しか感じない……!)
私(…………どう考えても、遠回しな聞き方をするような奴じゃないと思うが)
なんて死亡フラグw
支援支援
俺「おー、どったの? こんな時間に?」
サーニャ「えっと、いつもはこの時間に夜間哨戒があるから、中々眠れなくて……」
俺「ふーん。ちょうどいい、どうせ寝れないなら、茶でもどうよ? お前等もいいよな?」
ミーナ「え、ええ。勿論」
サーニャ「じゃあ、一杯だけ……」
サーニャはどこか遠慮しながらも開いていたソファに腰掛け、俺は残っていたカップに紅茶を注いで渡す。
俺「それで、エイラと喧嘩したんだって?」
ミーナ&バルクホルン(ド直球ぅぅーーーーッ!?)ガーーン
私(まあ、そうなるよな。鬼に横道はないのと同じで、アイツにも横道はない)ハア
サーニャ「ど、どこでそれを……?」
俺「いやいや、面を拝めば分かるさ。あからさまに、友達と喧嘩しちゃったーって顔してますよ?」
はあ、と生返事をしながら、サーニャはそんな顔をしていただろうか、と自分の顔を触る。
ミーナやバルクホルンの名前を出さない辺り、俺も筋は通すつもりではあるようだ。
俺「喧嘩の仲直りに関しちゃ、俺は一家言持ちだぜ。何せ、しょっちゅう私と喧嘩しているからな」
私「喧嘩、ね。どちらかと言えば、私が一方的にお前を叱りつけていると言った方が正しいと思うが?」
俺「っるせーな、似たようなもんだ。……まあ、それはそれとして、他人に言うだけでも結構違うもんだとは思うが?」
サーニャ「………………」チラ
ミーナ「私達のことは気にしないでいいのよ」
バルクホルン「まあ、珍しくコイツもこう言っているんだ。為にならねば聞かなければいい、物は試しだろう」
俺「何を言ってもフルボッコだな、俺。辛辣過ぎて涙が出そうだ」
私「だったら、自分の行いを改善するんだな。自業自得だ。お前のような生き方は、他人からすれば酷く迷惑なものだ」
俺「別にいいんですけどね? 他人の話ならともかく、他人からの評価なんて下らねぇ。毒にも薬にもならぬ駄菓子の如き助言、いらぬ世話ッッッ! という奴だな」
私「お前のそのブレなさに関してだけは評価に値するよ、全く」ハア
サーニャ「………………実は、」
サーニャの口から語られた喧嘩の内容は、実に単純な理由だった。
エイラがシールドを張ることをあっさりと諦めてしまったこと。それに自分でも考えられないほど怒ってしまったこと。そして、今、自分がどうすればいいのか分からないこと。
よくある子供の喧嘩だ。問題の根が深い訳ではなく、その場限りの感情に身を任せてしまった結果。問題は、サーニャもエイラも喧嘩というものをしたことがない故に、仲直りの手段を見つけられないでいることだろう。
俺「……で、色々あって、エイラと喧嘩してしまったと」
サーニャ「…………はい」コクン
あー、どうすっかなぁ、と頭をかきかき考えるが、やがて何をするのか纏まったらしく、俺は口を開く。
俺「じゃあ、まずエイラが何故簡単に諦めてしまったのかという点を解消しようか」
サーニャ「あ、あの、それはどういう意味が……」
俺「あ? だってお前等二人、付き合いばっかが長いだけで、お互いのことよく知らないだろ?」
サーニャ「そ、そんなこと……!」
俺「あのなー、サーニャん。友達ってのは、相手が何が好きで何が嫌いとか、一緒に居て楽しいだけじゃ、上っ面だけのつまらない関係になっちまう。だからこそ、まずは相手のことを考えてみようってことさ」
サーニャ「………………」
私「それで、お前はエイラが諦めたのをどう見る?」
俺「単純に苦労が嫌い、めんどくさいを押したいと思います!」
私「台無しだよ! それじゃあ、彼女が凄いダメ人間じゃないか!!」
俺「冗談はさておき。まー、アレだな、苦労や苦難に相対したことが極端に少ないんだろ」
ミーナ「どういうこと?」
俺「エイラは生まれてこの方、これといって苦労もせず、何とかなって生きてきたってことだ」
バルクホルン「それは、いくらなんでも言い過ぎだ。誰にだって、危機に直面することだってある」
俺「言い方が悪かったな。言うまでもなく、そういう場面だってあっただろうさ。だがな、多分、アイツはそれを一人で解決するような事態には陥っていないと思うのさ」
サーニャ「……一人で?」
俺「そう。勿論、それは悪いことじゃない。周囲の人間の手を借りて、事を成すのが悪い訳じゃない。寧ろ、いい事だとさえ言えるさ。しかし、今回の件はどうだ。他人に手を借りてどうこうなる問題か?」
私「無理だな。シールドは他人に手を借りて張るものではない」
俺「加えて、宮藤はシールドの巨大さと強度に関しては隊随一。自分が張れないのなら、他人にやって貰った方が安全確実ってな」
サーニャ「…………でも、!」
俺「これに関しては誰が悪い訳でもない。恵まれ過ぎた環境、他者と自分との能力と才能の差。そして、エイラの苦難に対する耐性。その他諸々が相俟っての現状だ。まあ、俺は一切関係ないんですけどね?」
私「“無傷のエース”の、思いもよらぬ瑕と言ったところか……」
俺「失敗は成功の母である、されど成功は破滅の父だ。失敗を知らぬ天才は、反復訓練の重要性を理解していない場合が多いからな」
サーニャ「じゃあ、どうすれば……」
俺「んー、どうにもならないんじゃないのかねぇ。身に着いた習慣は、なかなかどうして拭いきれるものではないからなー」
しえんん
俺「さて、次はサーニャん自身の問題だ。何故、怒りに任せてしまったのかは、わざわざ考察する必要はない、よな?」
サーニャ「……はい。芳佳ちゃんは、信用しているけれど、やっぱり私は…………」
エイラに守ってほしい、と続けるつもりだったのか。だが、結局、彼女の口から言葉が紡がれることはなかった。
俺「そうか。……だったら、それをハッキリ伝えよう。思っていても、言葉にしなければ伝わらないさ。残念ながら、人間はそこまで融通の利く生き物じゃない」
サーニャ「で、でも……嫌われたら、どうしようって、思って……ッ、私、エイラに酷い、ことを……」グスッ
俺「おいおい、泣かないでくれよ。俺が悪者みたいじゃないか。いや、確かに善人じゃねーけどね。……私、ハンカチー」
私「全く、それくらい常に持ち歩いておけ」
投げ渡されたハンカチを受け取り、流れ始めたサーニャの涙を拭う。
相も変わらず無表情で、それでも優しげに拭い続ける姿は、何処か普段の彼からはかけ離れているように見えた。
俺「はーい、泣き止んだ?」
サーニャ「……は、はい。すみません」
俺「あー、いいよいいよ。かわいこちゃんの貴重な泣き顔シーンだ。脳内に焼き付けておいたから」
サーニャ「えぇ……ッ!? わ、忘れてください!///」
俺「いやでござる! 絶対にいやでござる! この脳内映像は子子孫孫に伝える一家の家宝とする!」
サーニャ「そ、そんなぁ……」
私「あー、ウチのバカの戯言だ、気にするな。どうせ明日には忘れている」
俺「失礼な! 三歩も歩いたら忘れるわ!」
私「私の予想以上に鳥頭だった!?」
俺「だから、俺はもう此処から一生動かない」
私「家族の為に働くって言ったじゃないか!!」
俺「でも、まあ、早く仲直りはしておけよ。後悔は先に立たない。いずれ別れの時は来るんだ。できるだけ、楽しい思い出は多い方がいいだろう?」
サーニャ「…………でも、」
俺「気楽に行こうぜ。失敗すればそれまでだった、成功すればまた笑いあう。それだけで十分だ。……十分、すぎるさ」
サーニャ「………………」
一体、俺は何を思うのか。事の正否に関わらず、友との関係はそれでいい、と瞳を閉じ、それこそ歌うように呟いた。
私は、そんな俺から目を逸らし、無言で紅茶を啜る。俺の過去を知る者として、彼もまた、何か思う所があるのだろう。
その姿に、サーニャは勇気を振り絞って、一つのお願いを口にした。
サーニャ「あ、あの、……エイラと仲直りをする時、俺さんも一緒に来て貰ってもいいですか?」
俺「え、ヤダ。メンドいし」
サーニャ「」
私「なんで! お前は! そこで! 断るんだぁぁぁぁぁッッ!!」
俺「いやだって、他人の関係に首を突っ込むとロクなことになんねーんだもん。あと俺は関係ないし」
私「最低だ! お前は最低な人間だ!」
俺「だーかーら、知ってるってそんなこと。このボキャ貧。もっと罵倒のバリエーションを増やせ」
私「逆に私が怒られた!?」
勇気を振り絞ったお願いを無碍に断られ、放心するサーニャの姿に俺は大きく溜息を吐く。
俺「しゃーない。最低限、お願いくらいは聞いてやるか」ヨイショ、と
サーニャ「え? あれ? わ、私、どうして俺さんの肩に担がれて?」
俺「なんでって、これからエイラんとこ行くからだよ」
サーニャ「えぇ……!?」
俺「俺はまだるっこしいのはゴメンだ。くっついたり離れたりなんてラブコメ的な要素は、この俺がぶっ潰す!」
サーニャ「そ、そういう話じゃないですから……ッ」
俺「そういう話です! 俺はラブコメ的な要素するにしても、くっつくだけで離れるとかないからいい!」
俺の行動が予測不可能ww
支援
ふはははー、早くこんな面倒なこと終わらせてやるぜー、と息巻いて、ミーティングルームを後にするサーニャと俺。
空になったティーカップを眺めながらも、笑って二人を見送る私。どうやら、サーニャとエイラについて真面目に考えていた俺に満足したようだった。
私「話の途中から一切話さなくなったが、どうかしたのかバルクホルン、ミーナ隊長?」
バルクホルン「――――ハッ!?」
ミーナ「あ、あら、ゆ、夢ね。そうよ夢に決まっているわ。あの人が、真面目に受け答えをするなんて!」
私「残念ながら……いや、喜ばしながら、か? ともあれ現実ですよ、今の光景は」
バルクホルン「いや、まてまてまてまて! あのバカが、サーニャの相談を受けるわけがない! おい、アイツがなんで真面目なんだ?! 誰が変なものを食べさせた!?」
私「いや、普段は真面目にやっていないだけで、シリアスな展開が出来ないって訳じゃないからな、アイツの場合」
ミーナ「う、うぅ、嘘よ! 俺さんは『俺は真面目にふざけてる』とか言う人でしょう!?」
私「間違ってはいませんけどね。…………年下には、結構優しい奴なんですよ、一応」
バルクホルン「……信じられないぞ、その台詞!」
ミーナ「ふ、ふふ、そうよ、夢よ。ミーナ、おかしな幻想を見ていては駄目。朝起きたら、またBBAと呼ばれる現実が始まるわ。……あら? 現実って何だったかしら?」
私(好感度が最底辺どころか、下に突き抜けてるぞ、俺。お前が少し真面目にやっただけでこの様だ。…………どうなるんだろうなぁ、本当)
――後日談
私「それで、あの二人はどうなったんだ?」
俺「あぁ? 聞いての通りだよ。作戦前にシールドを張れるようになったエイラがサーニャの盾役になって、ネウロイ粉砕ってオチ」
私「私が聞きたいのはそういう――いや待て、作戦前にユーティライネンはシールドを張れるようになったのか?」
俺「ああ、俺が手伝ってやったからな」
私「どんな魔法を使った。身に着いた習慣はそうそう拭いきれるものじゃないと言ったのはお前だぞ」
俺「そうですよー。でも、人間、追い詰められると自然にできちゃったりするよね?」
私「…………お前、まさか」
俺「エイラの未来予知が意味のないよう木に縛り付けて、銃で撃ちまくって弾丸を山ほどプレゼントした。そしたら張れた」
私「アホかお前はぁぁぁぁぁぁッ!?」バシッ!
俺「いってぇっな、殴んなよ。いいじゃねぇか、一発も当たらなかったし、結局シールド張れたんだしよぉ」
私「バカか!? もしシールド張れなかったどうするつもりだったんだ!?」
俺「宮藤の治癒魔法がある。大丈夫だ、問題ない」
私「問題大ありだ、この戯けぇぇぇぇぇっ!!」
俺「いやぁ、実際、銃弾如きじゃウィッチは死なないらしいし、身に危険が迫ればオートでシールドが展開するそうじゃないか」
私「だからと言ってなぁ!」
俺「しょうがねぇだろ、シールド展開するより早くライフルの弾避けるような奴だぜ。他に方法あるの? 俺のやり方批判するなら別の方法考えてから言えよな」
私「ぐっ……! しかし!」
俺「安心しろよ。ちゃんと急所は外してやったし、BBAにしこたま怒られたんだよ。勘弁してくれ」
サーニャ「…………俺さん」
エイラ「げえ…………」
俺「あからさまに嫌そうな顔すんなよ、愛しちゃうぜ?」
エイラ「お前なんかに愛されたら、あたしは悲鳴を上げるゾ」
俺「もう扱いがゴキブリと同列でござる。別にいいけどね、お前に嫌われても痛くも痒くもねーし」
サーニャ「駄目よ、エイラ。今日はお礼を言いに来たんだから」
私「……お礼?」
サーニャ「はい。先日、エイラの訓練を手伝ってくれたお礼です。……………………やり方は、あのぉ、そのぉ……」
私「うん、言いたいことがあるなあハッキリ言っていいぞ? バカでもアホでも死ねでもな!」
俺「しかし、お礼ねぇ。嫌々やってたし、別にいいよ」
エイラ「嘘ダ! 絶対嘘ダ! だってお前、ずっとニヤニヤ笑ってたじゃないカー!」
俺「ああ、笑ってましたけど? お前の表情が怯えに歪み、涙で濡れていく様は、とても楽しかったです」
エイラ「こ、このぉ、このこの、オタンコナス! サディスト! 冷血漢!」
俺「はっはー! 残念だったなぁ! 俺に罵倒なんて通用しねぇよ!」
エイラ「くぅぅぅぅぅっっ!!」ジタバタ
私「あー、しかし、本当によかったのか、リトビャク。ウチのバカがまたアホをやらかしたようだが……」
サーニャ「や、やり方自体については、何も言えません。正直、エイラが死んじゃうんじゃないかと思って……」
私「で、ですよね」ダラダラ
サーニャ「でも、俺さんはエイラと話す時もちゃんと付いて来てくれましたし、エイラにも、私と話し合うように言ってくれましたから」
私「アイツは規則も法も気にしにしないが、自分から言ったことはキチンとやり通すからな」
サーニャ「私、兄弟がいなかったから、何だか、お兄ちゃんみたいだな、って」
私「うん。私はそんな兄を持って、死ぬほど苦労しているんだがね」
サーニャ「え、えっと、それはその……」
私「ああ、すまない。嫌味を言っている訳ではなくてだな。その、なんだ。礼を言っておくよ、あんな馬鹿を褒めてくれて」
身内を認めて貰ったことに、少なからずテレを見せて笑う私に、サーニャもまた微笑み返した。
サーニャ「そうだった。お礼にケーキを作ってきたんです。リーネちゃんや芳佳ちゃんと一緒にですけど。私さんもご一緒にどうですか?」
私「頂こう。……おい! 二人とも何時までも罵りあいしてないで、こっちへこい!」
俺「おい、ズボンちゃんと洗ったか? ビビって漏らしたズボン、ちゃんと綺麗に洗ったか?」
エイラ「漏ラシテナイ! 変な言いがかりツケンナっ!」
俺「うそー。サーニャとの関係がもう終わるんじゃないかとビクついてたヘタレでビビリなエイラさんが漏らさない訳ないじゃないですかー、ヤダー♪」
エイラ「ヘタレじゃない! ヘタレじゃないカラナっ!!」
サーニャ「もう……! エイラも、いい加減にお礼を言ったら?」
エイラ「グヌヌ……! サーニャがああ言ってるだけで、あたしは欠片も感謝シテナイカンナー!」
俺「へーへー、どうでもいいですよー。感謝されても腹の足しになるわけでもなし」
エイラ「でも、その……背中押してくれたのは本当だし、感謝しないこともナイ……」
俺「あからさまに屈辱的って顔されても、ありがたみも何もねぇよ」
エイラ「くっ……! …………あ、ぁ、ありがとう」
俺「……………………………どういたしまして」
次回予告!
ストライクウッチーズは訓練の為に海へ!
俺「あー、海とか久し振りだな。前に来たのは彼女と行って以来だわ」
シャーリー「お前、彼女とかいたのぉ!?」
坂本「どんな菩薩のような恋人だ!?」
俺「おーおー、ひでぇひでぇ。ま、ヤンデレでしたけどね」
そして、何時にもましてはっちゃける俺!
俺「裸エプロンが嫌いな男の子なんていません!」
ミーナ「力いっぱい主張しないで!」
俺「と言う訳で、お前等、水着の上からエプロンつけろ。それで我慢してやる」
次回! 『フォォォォォォォォォォォッッッッ!!!』
今回の投下は、これで終わりです。普段よりは、真面目だったよね、多分……。
戦闘シーンは軒並みカットだったけど、アニメ本編と殆ど変らないのでカットしました。もうちょっと、掘り下げてもよかったかもしれないですね。
次回は水着回。予告でもハッチャケてましたけど、好き放題にやります。
では、支援してくださった方、読んでくださった方、ありがとうございました!
予約表
23:00
23:00の人の直後
乙乙
暇なんで書いてたら三話もできました。坂の上の雲に間に合うよう駆け足で投下します。
ごーごー
第3話「あらしのなかで」
前回までのあらすじ
扶桑から第501統合戦闘航空団に転属となった俺はルッキーニのユニット、ファロットの整備を任される
ルッキーニの初飛行の際のトラブルがきっかけで二人は次第に仲良くなっていった
そんなある日、ハルトマンに「俺とルッキーニは友人以上に親密な関係になっている」と指摘されルッキーニは動揺するのだった。
俺「……ふう、最終チェック完了。もう十回出撃しているのに、どこもおかしくならないとは、信頼性の高いユニットだなあ」
ルッキーニ「俺さんお疲れー♪ねえねえ、今日は面白いものを持ってきたんだよー」
俺「面白いもの?なんだろう、気になるなあ」
ルッキーニ「ダジャーン!ブリタニアの有名な服飾店のセーターだよ!この前の買出しの時に買ってきたんだ!はいプレゼントー」
俺「え?あ、ありがとう(これはもらってもいいのだろうか……)」
ルッキーニ「あれ?もしかして気に入らなかった?」ショボーン
俺「いやいや全然そんなことないって!ありがとうルッキーニ、大切にするよ!」
ルッキーニ「本当?うれしい!」パアッ
シャーリー「さーて、今日はユニットの改造でもするかっと……お」
俺「……それでは、私はこれにて失礼します」タタッ
ルッキーニ「え?う、うん。やっほーシャーリー!」
俺「あ、結局このセーター貰いっぱなしになっちゃったなあ……。基地内で着てると中佐に目をつけられそうだし、弱ったなあ」
俺「とりあえず、ここの棚にしまっておこう。……今度ルッキーニと同じ日に休暇をとって、その日に着てみようか……」
シャーリー「ルッキーニ、さっきの人がこの前言ってた俺ってやつか?」
ルッキーニ「そだよー。さっきはシャーリー見たらすぐどこか行っちゃったけど、私にはすごく優しくしてくれるの~♪」
シャーリー「……ユニットのチェックが終わっているなら、ウィッチと雑談などせずすぐに帰る。それが正しいありかただ」
ルッキーニ「そうかな~?ミーナ中佐はちょっと厳しすぎると思うけどなあ」
シャーリー「まあ私は構わないが、ただでさえお前はミーナにいろいろ大目に見てもらっているんだから、そのこと忘れるなよ」
ルッキーニ「は~い。それで、今日もスピード測定やるの?ねえ?」
シャーリー「そうだな、天気もいいし、ちょこっとエンジン出力をいじくったらテストするか…………」
曹長「おい俺、最近ユニットの整備にかかる時間が長くなってないか?」
俺「え、いや、そんなことは」
曹長「まあ丁寧にやるのはいいことだがほどほどにな。あと改造だけは間違ってもするんじゃないぞ」
俺「もちろん、分かっています、曹長殿」
曹長「うむ、お前の仕事には期待しているぞ、あのファロットは戦闘データをロマーニャに送るテスト機体としての役目もあるのだからな」
俺「うーん、このままルッキーニと一緒にいたらいずれ基地内にバレるだろうし、いったいどうすれば……」
ハルトマン「おっ、えっと、俺……だっけ」ヒョコ
俺「うわっ!?え、えーと、ハルトマン中尉、でしたか?」
ハルトマン「ふーん、機械音痴で恋愛音痴な整備士さんにも名前を知られているとは光栄だねー」
俺「え?機械音痴はともかく恋愛音痴ってなんのことですか?」
ハルトマン「あー、いいのいいの。そういうところが恋愛音痴ってことだから」
ハルトマン「それより、あんたルッキーニとの距離の置き方について、ちょっと困ってたりしない?」
俺「……なぜそれを、というのは今更聞いてもって感じですね。ええ、正直ミーナ中佐の規則は厳しすぎると思っています」
ハルトマン「……パ・ド・カレー撤退戦、ってのは座学で勉強しているよね?」
俺「ええ、ガリア方面の撤退戦の中で、最大規模のものだったと記憶しています」
ハルトマン「その戦争で、ミーナは……将来を約束していた青年を亡くしてしまった」
俺「!!」
ハルトマン「その青年は、ミーナだけに戦争の辛さを押し付けたくないと言って整備兵として志願したんだ」
俺「…………」
ハルトマン「ミーナは、自分のもとではどのウィッチも傷つけたくないと思ってる。いつもそれを第一に考えて行動している」
ハルトマン「しかし、ウィッチの男性との交際を認めたら、さすがのミーナもそこまでは面倒を見ることはできない」
ハルトマン「ミーナは、第二の自分は自分の基地からは絶対出さないと決めているから、整備兵とウィッチの接触を禁止しているんだ」
早いな
支援支援
俺「……ミーナ中佐がなぜこのような規則を出しているのかは分かりました。でも、納得いきません」
ハルトマン「?」
俺「ルッキーニは、あ、いや、ルッキーニ少尉は、あんなに小さいのに親元から引き離されて、こんな明日も分からない最前線で戦わされて」
俺「そりゃここのウィッチはスーパーエース揃いですし、ミーナ中佐ほどの優秀な指揮官がいれば傷つくことはないかもしれないです」
俺「でも、それは自分で自分の問題を処理できる大人の理屈でしょう?そんなものはルッキーニ少尉には通用しません」
俺「秘密基地を作らせて、自由に振舞わせておけばそれでいいんですか?そんなことでルッキーニ少尉の寂しさは紛れるんですか?」
俺「ミーナ中佐だって、他のウィッチのためと言いながら、本当は自分が傷つきたくないから、異性との交友禁止なんて規則を……」
ハルトマン「」バシッ
俺「……すいません、言い過ぎました」
ハルトマン「確かに私もミーナはやりすぎだと思ってる、でもミーナのことをそんな風に言うのは、許さないよ」
ウーウーウー「ネウロイ発見!20時の方向、距離4000、高度は2700です!」
ハルトマン「おっと、出撃用意をしないとね。ほら、俺さんもファロットの準備があるでしょ?」
俺「……はい」
>>215 書き溜めたものを放出しているので間隔は自由に調整できるんですけど
まだ投稿経験が浅くてどんなテンポで出すべきかよく分からんとです。
ミーナ「今回の作戦を説明します。まず、今回は暴風雨のなかでの作戦です。各自視界の確保には十分に気をつけるように」
ミーナ「まず、坂本少佐をネウロイから距離500の地点まで誘導、魔眼でコアの位置を特定してもらいます」
ミーナ「その後はネウロイの上をとり、一斉射撃でコア部分に攻撃を集中、これを撃破します。リーネさんはバックアップをお願い」
坂本「今回のネウロイはこの雨の中をおして出撃してきた強敵だ!十分警戒して作戦にあたれ!」
一同「了解!」
坂本「よし、全員上を確保したな!ネウロイのビームに気をつけながら、集中攻撃だ!」
ネウロイ「」ビュン!
坂本「くっ、なんて強力なビームだ……その上太い……」
坂本「ペリーヌ!ビームの発射地点にトネールを放ってくれないか?おそらく発射口周辺に攻撃を加えればビームは止まる!」
ペリーヌ「はい、少佐!トネール!」バチバチバチッ
坂本「よし、ビームが止まった!発射口が回復する前に全弾撃ち込むつもりで行け!攻撃開始!」
六分間隔かな
支援
ルッキーニ「うりゃー!あったれー!……へへーん、また十発十中だよーん」
ルッキーニ「もう一回いくぞー!」
リーネ「あ、ルッキーニちゃん、危ない!避けて!」
ルッキーニ「え?避ける?」ピカッ ドーン
ミーナ「大変!ルッキーニさんのユニットに雷が落ちたわ!ルッキーニさん、大丈夫?」
ルッキーニ「わわわっ、なんとかなったけど、これじゃ戦えないよお」
ミーナ「分かりました。ひとまずルッキーニさんは自力で基地まで帰投するように。私たちもこちらを片付けたらすぐに行きます」
シャーリー「そうだな、ルッキーニのためにも、コイツをさっさと海に沈めてやらないとな」
ルッキーニ「はあ、はあ……あんなこと言ったけど、今になって足がすごく痛いよ……」
ルッキーニ「中佐、中佐……だめだ、この雨じゃ無線もつながらないや」
ルッキーニ「なんとか、あそこの浜辺まで……ううっ」ドサッ
>>218 なるほど、これからは投稿間隔も考えて余裕を持って投下します
俺「ルッキーニ少尉が、ユニットに落雷を受け、そのまま帰ってこない?それは本当ですか、曹長?」
曹長「ああ、どうやら途中で意識を失ったようだ。インカムに連絡を入れているが、この雨で場所もろくに分からない」
曹長「基地内のどこかまでたどり着いたのは確かなようだが……、って俺、どこに行くんだよ、おい!」
ラスト2レスなので55分と0分に投下します
これで坂の上の雲を一緒に見られるねルッキーニちゃん!
俺「ルッキーニ!ルッキーニ!」
俺「(大変だ、こんな日に外にずっと出ていたら、雨で体温が奪われてしまう)」
俺「(それ以上に、今のルッキーニは基地のどこかで独りぼっちなんだ。ミーナ中佐がどう思うかなんて関係ない、俺はルッキーニを必ず見つける!)」
俺「ルッキーニ!ルッキーニ!……くそっ」
俺「俺だって、この戦争で自分に何かできないかと思って整備兵を志願したんだ」
俺「俺の力で、多くの人を守るウィッチたちをサポートできれば、と思ったんだ」
俺「それなのに、俺はユニットをいじるだけで満足して、結局、自分の整備したユニットを履いたウィッチさえ助けてやれない」
俺「くそっ!ルッキーニの命が救われるなら、ドーバー海峡に身投げしたって構わないのに……!」
俺「……ん?海?……そうか、まだ浜辺を探してなかった!」
俺「ルッキーニ……とりあえずハンガーまで運んできたけど、このままじゃ体が冷えるな……」
俺「あ、そういえばここの鉄骨のどこかに毛布をひっかけていたはず。ほら、あったあった」
俺「あとは、洋服をどうするかだな。とりあえず、上は雨でびしょびしょに濡れてるから、脱がせたほうがいいのか?」
曹長「おい!俺!貴様そこで何をしているか!」
俺「ひえっ!?は、はい。浜辺でルッキーニ少尉を発見したので、とりあえずハンガーまで運んで……」
曹長「この大馬鹿者がっ!少尉を発見したなら独断で行動せずすぐ本部に連絡を入れろ!」
曹長「しかも挙句の果てに服まで脱がせようとするとは……これは、俺でも庇いきれんからな」
俺「で、でも、ルッキーニ少尉は放っておけば風邪を引くのではないかと思われるほど体温が低下していて……」
曹長「貴様の身の安全を考えるなら、これ以上は何も言わないのが得策だ」
曹長「貴様に3日間の謹慎を命じる!」
俺「……分かりました」
さる(連投規制の条件)
・1時間(00分~59分までの間)に11回投下で規制 次の00分まで書き込めなくなる(ただし、自分以外の人が9+α回書きこむとα回多く書き込み出来る)
・6回連続で書き込みすると規制 00分になるまで書き込み出来なくなる(別のスレに書き込めばリセット)
こんな所かね
書き忘れました。
>第3話おわり 第4話につづく
8時前までに投下終わった……
投稿間隔は次回から注意します。ご指摘ありがとうございました。
ここまで書くと流れでオチが読まれてしまいそうですが、近日中に完結させます
毎回投下してから説明不足っぷりに悶絶してるのでそこらへん修正してwikiに載せようかと思います
支援してくださった方、ROMって下さった方ありがとうございました
乙!
ルッキーニ√の俺は社会的に抹殺される運命なのか……
続き待ってるよ
今日は投下が多かったね、ハルカモフモフ
休日に人が減る法則が通用しなくなってきたな
ほしゅ
の
ッ
突撃して死ぬだけの簡単なお仕事
|
支援
>>243
ボヤージさんんんんんんんんんんん!!
今って投稿する人いる?
じゃあ、ちょっと久しぶりに書いたルーデル閣下の短編を投下してもよろしいかい?
サンクス!!それじゃあ行くぜ!!
俺「~~♪」
ある夜。ルーデルの専属整備士である俺はハンガーにある給湯室でお湯を沸騰させながら鼻歌を歌っていた。そして近くにあった瓶をとり、
俺「さあてお湯はこんなもんかな?」
やや暖かめのお湯をコップに注ぎ、そこに瓶の中の液体・・・芋焼酎を流し込んだ。俺は鹿児島の出身で、以前サツマイモと共に祖父から芋焼酎が
送られてきたのだ。俺はそれを飲もうと思いこっそりとハンガーに持ち込んでいたのだ。
俺「さていただきま~す」
ズズッと啜り、うまいと小さく呟く。その後もチョビチョビと啜りながら飲んでいると、
ルーデル「・・・俺か?」
彼の整備しているシュツーカJu87に乗っているハンナ・U・ルーデルが現れた。
俺「ぶっ!?る、ルーデル大尉!?なぜここに・・・!?」
いきなりの上司が現れるというハプニングに陥り、俺は口に含んでいた芋焼酎を噴出してしまった。そして咳き込みながらルーデルに聞くと、
ルーデル「なに、少し俺と飲もうかと思って整備班長に場所を聞いたらここに居ると聞いてな。そして着て見たんだ・・・だが」
ジロリ、とルーデルが俺を見る・・・そこにはお湯割りにした芋焼酎が入ったコップが握られていた。
ルーデル「一人でちびちび飲んでいるとはな・・・随分と寂しいじゃないか?しかも仕事場のハンガーで飲むとは、いい度胸じゃないか」
俺「あ、あははは・・・いや、これは・・・」
俺は慌ててコップを隠す。さすがに、職場で飲むのはマズッタか?と思いながら冷や汗をだらだら流していると・・・ルーデルはフッと笑う。
ルーデル「別にここで飲もうと構わないよ。むしろお前らしいよ」
俺「そ、そうですか?それなら「が、やはり関心はせんな」・・・ですよねー」
ルーデルの言葉でなんとか持ち直そうとするも、また急降下爆撃のごとく叩かれた。俺はタハハ・・・といいながら、後頭部を掻く。すると、ルーデルは
急にそわそわしだし、
ルーデル「まあ・・・なんだ。俺、どうだろうか?私もちょうど飲みたいと思っていてな・・・わ、私の部屋で一緒に飲まないか?」
俺「・・・ほえ?」
急な申しだしに俺は変な声を上げる。ルーデル、ましてや女性にそんな申し込みされたことがないからだ。ルーデルはそんな俺の反応を見て、勘違いしたのか
若干落ち込んだように
ルーデル「・・・ま、まあいやだというなら強制はしないが「い、いやいや!!誰もお断りしてませんよ?ただちょっと驚いていただけで・・・」そ、そうなのか?」
俺「え、ええ、何しろ女性にそういうお誘いを受けたのは初めてなものでして・・・」
俺は気恥ずかしそうに頭を掻きながら話す。それを聞いたルーデルは
ルーデル「そうか・・・私が始めて・・・か。ふふふ」
なにやら先ほどと打って変わって嬉しそうに笑う。
おお久しぶり
支援
俺「あの、どうしたんですか?」
ルーデル「え!?いや、なんでもないぞ!!そ、それで?くるのかこないのかどっちだ?」
俺「そ、それじゃあ折角ですので・・・お言葉に甘えます」
折角の、しかもルーデルからのお誘いを蹴るのは気に引けたので、俺は内心喜びながら行くことにした。
~~ルーデル自室~~
ルーデル「まあ入れ」
俺「お邪魔しまーす」
片手に酒瓶とコップを持ちながら俺がルーデルの部屋へと入っていく。ルーデルの部屋は殺風景で特にこれといった家具などはない。ベッド、机に椅子。
来客用のか、椅子が何脚か壁際に置かれていた。
>>258覚えていてくれてありがとう!!とても嬉しいぜ!!
ルーデル「適当に座っていてくれ」
俺「ああ、はいわかりました」
ルーデルの言葉に俺は机の上に酒瓶とグラスを置いて椅子を取り座った。ルーデルはワインなのだろう、瓶とグラスを持って椅子に腰掛ける。そして
グラスに並々とワインを入れ、
ルーデル「乾杯」
俺「・・・乾杯」
何事もないように乾杯の言葉を呟き、俺も苦笑いを浮かべながらグラスを掲げ、飲む。
ルーデル「・・・ふう、それにしてもお前も酒を飲むのだな」
ルーデルは目の前にいる男が酒を飲むように見えなかったため内心驚いていた。俺はははっと苦笑いを浮かべよく言われますといいながら芋焼酎を啜る。
俺「こう見えてもそれなりに飲めるんですけどねぇ・・・そんなに意外ですかね?」
ルーデル「ん・・・いや、なに。ただお前が二日酔いとかになっているところを見たことがないからな・・・たぶんそのせいだろう」
ほかの整備班の人間などしょっちゅう二日酔いになっており、むすろ禁酒令を出してもいいだろうかと思うときがあるくらいだ。今朝も整備班長などは
酒のにおいをプンプンさせながらダルそうに歩いていたのを目撃した。俺は苦笑しながら答える。
俺「まあ、普段は飲んでもグラス2、3杯ですからね。それに俺はあくまで味を楽しんで飲めりゃそれでいいので」
そういいながら、俺はグラスを傾ける。ルーデルはそれを見て、
ルーデル「(そういえば、俺は何を飲んでいるのだろうか・・・?)」
と思った。以前扶桑のウィッチが持っていた米で作る扶桑酒でもなさそうだし・・・ルーデルは気になって聞いてみた。
ルーデル「なあ俺。それはどんな酒なんだ?」
俺「?・・・ああ、こいつのことですか?こいつは俺の暮らしていた鹿児島でよく飲まれている芋焼酎というものです」
ルーデル「芋焼酎?・・・聞いた感じからすると芋で作った酒のように聞こえるが・・・」
俺「ええ、こいつは芋を蒸留して作った酒です。においや味ががきついという人もいますが、慣れるとそうでもないですね」
そういってちびちびと飲む・・・それに興味を示したのか、ルーデルは
ルーデル「なあ俺・・・私にもくれないか?」
俺「え?・・・まあ、いいですけどちょっとキツイですよ?」
ルーデルの言葉に俺はちょっと難しい顔をして答える。ルーデルはそれを見てムッとして、
ルーデル「安心しろ。私はこう見えても酒に強いのでな。多少強かろうと問題ない」
ルーデルの言葉にはあそうですか、ならまあ・・・とぶつぶつといいながら、グラスに芋焼酎とお湯を注ぎ・・・
俺「どうぞ。、一気にいかないほうがいいですよ?度数が強いですから喉が焼ける様な痛みますから」
ルーデル「ん、すまないな」
俺から渡されたグラスを片手に持ち、まずは匂いをかぐ。
ルーデル「むっ・・・」
ワインのような果物の匂いではなく、アルコールの匂いがそれなりにきつい。確かに俺の言ったとおりだ・・・だが、ここで引いてはハンナ・U・ルーデルの
名が廃ると思ったルーデルは、
ルーデル「んっ・・・!?」
一口、飲んでみた。するとお湯でほどよく温まった焼酎独特の今まで体験もしたことがないような風味が口の中に広がっていった。そして、それをごくりと
飲み込む。
ルーデル「ふう・・・確かにこれが度数が強いな・・・だが、飲めなくはない」
俺「それはよかった」
大抵の人間は匂いだけでだめという人もいるため、俺はよかったよかったと思いながら自分の分を飲む。ルーデルもグラスに入った焼酎を飲む。そしてグラスの中
の焼酎がなくなり、二杯、三杯と飲む。俺も負けじと飲み続ける。
俺「お、さすがルーデル大尉。いい飲みっぷりですね」
ルーデル「ふん・・・当たりまえら。これふらいで酔う私ではらい」
とルーデルは答えるも、呂律が回っておらず明らかに酔っ払っているのは確かだ。俺はチラリと時計を見て、
俺「(そろそろ寝ないと明日の整備に響くな・・・)さて、ルーデル大尉。そろそろ寝ましょう。あまり遅いと明日に響きますよ?」
ルーデル「まだ・・・のめるぞォ・・・」
俺「そうはいいますけどね・・・もうほとんど酒がないんですけど」
チラリと俺は酒瓶を見る。先ほどまで並々とあったはずの焼酎も、今では残りわずか・・・さすがに飲みすぎである。俺はぼりぼりと後頭部を掻きながら
ルーデルに告げる。
俺「そうはいいますも・・・もうほとんど酒がないんですけど・・・」
ルーデル「・・・なら、しょうらない・・・寝る」
酒がないと告げられ、ルーデルは立ち上がろうとしたが、酔いのせいでか足元がおぼつかない。俺は見かねてルーデルに肩を貸してベッドまで運んだ。
俺「やれやれ・・・世話のかかる大尉殿ですね」
よっこらしょとルーデルをベッドにおろす。ルーデルはん~だの唸りながらベッドに横になる・・・その姿があまりにも色っぽく俺は少しの間見ほれていた。
俺「あっ、こんなことしている場合じゃない。俺も早く部屋に戻ら」
ないと、といおうとした瞬間。俺は手を後ろに引っ張られ
俺「うわっ!?」
そのままベッドにへと倒れこんでしまった。何事だ?と思いながら顔を上げると、
支援だ!
ルーデル「・・・」
ルーデルが、俺の上にのしかかるように乗っていた。俺はあまりに急なことのため頭が最初付いてこれなかったが、数センチしか離れていない場所にあるルーデル
の顔を見て慌てて起き上がろうとする。
俺「ちょ、ルーデル大尉。いくらなんでも悪酔いしすぎで「んっ」んぶっ!?」
俺がしゃべろうとした瞬間、ルーデルの唇が俺の唇を塞ぐ。最初は軽く触れるようなキス・・・だが、段々と深く熱いキスになっていく。
俺「ん!?んんっ!!」
ルーデル「ンぁ、ハア・・・ん」
ぴちゃぴちゃという水音をさせながら、ルーデルは俺の唇を貪る。俺は頭の回転が追いつけて居ないのか、されるがままになっている。
ルーデル「んあ・・・はあ、俺・・・」
チュパッと吸い付くようなキスを最後にして、ルーデルは唇を離した。その後はまるで余韻を楽しむように唇を舐める。俺は不覚にもその姿が美しい
と思い、見惚れる。
・・・そんな俺に、ルーデルは爆弾発言をする。
ルーデル「ん・・・俺、今度はお前からだ」
俺「え、ええ!?」
いきなりのキスの催促。しかし俺は今の今までキスどころかまともに女性と付き合ったことがないため、どのようにすればいいのかなどわからず頭がパンクしそうに
なっていた。そんな俺を見て、ルーデルが俺の耳元で呟く。
ルーデル「ここで引いたら男としてどうかと・・・私は思うが・・・?」
俺「・・・」
その言葉で、俺の何かが外れた。俺はルーデルとの位置を体の位置を換え、上へとなり自身の唇をルーデルの唇へと押し付けた。
俺「んはぁ・・・!!」
ルーデル「んンッ・・・」
不器用なキス。俺は慣れないキスをしながら、ルーデルのことが愛しいと感じる。そして唇を離し、
俺「ハアハア・・・ルーデル大尉。こんなことした後に言うのもなんですが・・・俺はあなたのことが好きです」
俺のいきなりの告白に驚いたように目を見開くルーデル・・・だがすぐにクスリと笑い、
ルーデル「ふ、ふふ・・・私もだ俺・・・私もお前に会ってから、ずっと好きだ」
俺「・・・両思いって奴ですかね?」
ルーデル「・・・なのかもな」
くすくすと二人して笑い・・・そしてまた唇を合わせる。
俺「んふぅ・・・」
ルーデル「ふはぁ・・・」
俺は貪るように、ルーデルも貪るようにキスをする。・・・そして俺はルーデルの服に手を伸ばそうと・・・
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アーデルハイド「ルーデル大尉夜分遅くに申し訳ありま・・・」
俺「え・・・?」
ルーデル「・・・?」
したとき。コンコンと扉を叩きながら開けるという器用な真似をしながらルーデルの部屋へと入ってきた。どうやら、明日の訓練で聞きたいことでもあったのだろう。
・・・だが、思い出して欲しい。いま部屋の中にいるのは互いに唇を貪りあい服を脱がそうとしている上司と専属整備士・・・しかもその上司が思い人と
交わっているところをみれば・・・
アーデルハイド「・・・お楽しみ中非常に申し訳ありませんでした」
ばたんと、自然に扉を閉じるのが自然であろう。
俺「え、ちょ、これもしかして・・・いろいろとやばい?」
ルーデル「・・・かもな」
二人は去ったアーデルハイドの後姿を思い出しながら、これからのことを考える。
俺「ちょ、ま、説「その費必要はないさ」っておわ!?」
俺はアーデルハイドの後を追おうと立ち上がるも、ベルトの後ろをつかみ、ベッドへと戻す。ベッドの上に戻った俺は改めてルーデルの顔を見て、ふと疑問に
思うことを述べた。
俺「・・・あれ?ルーデル大尉・・・もしかして酔い覚めてますか・・・?」
先ほどと変わらなく顔を赤くしているが・・・それは酔いのそれとはまったく違う、いわゆる恥ずかしいという紅さだ。ルーデルはふふんと笑い、
ルーデル「言ったろ?私は酒に強いんだ」
俺「強いにもほどがあるでしょ・・・」
半分ほど飲み干したにも関わらずケロッとしているルーデルに、俺は呆れにも似た苦笑を浮かべる。
ルーデル「・・・さて、どうせアーデルハイドは帰ってこないだろう・・・このまま続きをしようか?」
俺「い、いいんですか?その・・・」
モゴモゴと何かを言おうとする俺にルーデルは?マークを頭の上に浮かべるが、すぐに何を言いたいのか理解したのか、笑いながら答える。
ルーデル「ふふ、その心配はない・・・別に穴は一つではないからな」
俺「・・・そういう問題ですか?」
ルーデル「ああ、そういう問題だ」
くすくすと笑うルーデルに苦笑いを浮かべる俺・・・俺はそんなルーデルを抱きしめ、
俺「それじゃあ、続きをしましょうか?ルーデルた「ハンナだ」?」
ルーデル「折角互いに愛し合っていて、公務でもないのだ。そういう時はファーストネームで呼び合うのが普通じゃないか?」
ルーデルの言葉に俺はははっとまた苦笑いを浮かべる。そして
俺「それもそうですね・・・ハンナ」
ルーデル「あ、ああ・・・俺」
ルーデルのファーストネームを呼ぶ俺。ルーデルはその嬉しさか恥ずかしさか、顔をさらに真っ赤にする。
俺「ふふ、かわいいですねハンナは」
ルーデル「か、かわ!?・・・というより敬語はそのままなんだな」
俺「癖ですので・・・勘弁してください」
笑いながら後頭部を掻く俺を見ながらまあいいだろうといってルーデルは俺の唇に自身の唇を触れさせる。
ルーデル「さあ、夜は長いんだ・・・もっと愛し合おうじゃないか俺」
俺「ええ、そうですね・・・ハンナ」
その日、両思いの不器用な二人はついに結ばれた。
翌日、基地を歩いている二人は暖かい視線を向けられていたとかどうとか・・・それはまた別の話である。
オワリ
すまん肝心の部分が書けなかった・・・無念。基本、戦闘かギャグチックな
物しか書けない・・・ガンバロ
拙い文でしたがお付き合いありがとうございました。
乙!
閣下かわいいよ閣下
あ、やべ、ネタかぶったかも…支援
>>280
マジかい?だとしたらスマン
酒が絡むことは変えられんが、演出とか変えて、何とかするさ
さて、風呂入ってこようかサーニャん
>>286
それを聞いて安心した。それじゃあそっちの作品も期待してるぜ!!
乙
>>276
乙
まとめキボンヌ
信じられるか……? これ、親子なんだぜ……?
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2369680.jpg
>>295
すまん、やり方がようわからん。でも頑張ってみる
>>301
wikiにやり方が書いてあるから見てみそ
けっこう簡単でありんす
>>301
サンクス、やってみる
男は劣化しないイメージ
プーチンさんあんまり変わらないやん
何だかんだ言って最近はオーラが減ってきている気がする
首相職ではやはり物足りなかったのか
いつもの事ですねわかります
ホモかぁ…別に嫌いじゃないぞ?(誘惑)
京極さんがやってた診断 ドラクエの能力的なやつ?
迫水ハルカ 職業:えかき 性別:ふたなり レベル:36 力強さ:205 繊細さ:70 カッコよさ:141 えろす:78 色彩:137 早さ:120 集中力:134 得意:ちっぱい
ハルカさん生えちゃったのかよ……
修正液を粛清液と言ってしまった
|┃三 , -.―――--.、
|┃三 ,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
|┃ .i;}' "ミ;;;;:}
|┃ |} ,,..、_、 , _,,,..、 |;;;:|
|┃ ≡ |} ,_tュ,〈 ヒ''tュ_ i;;;;|
|┃ | ー' | ` - ト'{
|┃ .「| イ_i _ >、 }〉} _________
|┃三 `{| _;;iill|||;|||llii;;,>、 .!-' /
|┃ | ='" | < 話は全部聞かせて貰ったぞ!
|┃ i゙ 、_ ゙,,, ,, ' { \ >>344はシベリア送りだ!
|┃ 丿\  ̄ ̄ _,,-"ヽ \
|┃ ≡'"~ヽ \、_;;,..-" _ ,i`ー-  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ヽ、oヽ/ \ /o/ | ガラッ
今日帰れなくなった。23時の人の後に投下できなくなったよ
クレムリン言ってみたいお
>>350
そうか……残念だ……
予約表
23:00~
媾合は3度の飯より大好きです!
明日23時から予約をしよう
フミカネ氏ツイッターのエーリカ抱き枕ほしい……
こいこい
23時過ぎたから開始
バルクホルン「ついに届いた……!これがあればふふふふふ……」
手紙「バルクホルン大尉より頼まれていた物が完成したので送っておきました。ウルスラ」
バルクホルン「早速、俺に装着させねば!」ウフ…ウフフフフ……ハァハァ
…
…
俺「♪」
ミーナ「あらやだ。また負けちゃったわ……勝つ為にBOXで大人買い使用かしら」
俺「!?」
ミーナ「うふふ。冗談よ」
俺「」ホッ
バルクホルン「俺は居るか!」
俺「?」
ミーナ「俺君ならここに居るけどどうかしたの?」
バルクホルン「俺。この首輪をつけてくれ!」
ミーナ「首輪だなんて、トゥルーデ?俺君に何をさせるつもりなのかしら」
バルクホルン「別に私のペットにしたいとかそんなやましいことは……ないぞ。ウルスラに頼んで作って貰った面白いものなんだ」
ミーナ「面白いもの?また爆発したり暴走したりする危険なものじゃないわよね?」
バルクホルン「当たり前だ。俺が何を考えているのかは大体わかるだろう?それをもっと詳しく知りたくて作ってもらったのだ」
ミーナ「もしかして俺君が喋れるようになるとか?」
バルクホルン「違うが少し近いな。俺の脳波をキャッチして何を考えているかをこの首輪のこの部分に表示するものだ」
ミーナ「へ~……それは便利そうね」
バルクホルン「名付けてバ○リンガル!」
ミーナ「早速つけてみましょ」
俺「?」
ミーナ「俺君ちょっといらっしゃい。これを付けてもらってもいいかしら」
俺「」コクコク
バルクホルン「よし、動くなよ~……」カチャカチャカチャッ
俺「?」サワサワ
バルクホルン「さあ今、俺は何と思っているのだろうか」ハァハァ
『なにこれ。なーに?』
バルクホルン「おお……」
ミーナ「ちゃんと作動してるみたいね」
バルクホルン「俺。お姉ちゃんの事は好きか?」
俺「」コクコク
『お姉ちゃん好きー』
バルクホルン「ブッ……」バタッ……ドクドク……
ミーナ「ちょっとトゥルーデ!?」
バルクホルン「ミーナ……私はもう死んでもいい」
ミーナ「……」
俺「?」
『お姉ちゃんどうしたの?』
ミーナ「俺君、トゥルーデはほかっておいてあっちへ行きましょ」
俺「」トテトテ
ミーナ「ためしに誰かいないかしら……」
坂本「ミーナ、こんな所で会うなんて珍しいな」
ミーナ「美緒丁度良い所に居たわね。これを見て頂戴」
俺「」
坂本「……ミーナ。ついにミーナまで壊れたか?俺はペットではないんだぞ?」
ミーナ「違うわよ!この首輪のここを見て頂戴。ここに俺君が何を思っているか表示されるみたいなの」
坂本「ほう……」
俺「」
『怖いお姉ちゃんだ……』
坂本「ミーナ……私は怖いのだろうか」
ミーナ「威圧感があるといえばあるわね……」
坂本「……そうか。それなら仕方ない」←ちょっとショック
カールスラント軍人のキャラが濃すぎるだろ
BBAが普通に見えるぜ、支援
ミーナ「美緒大丈夫よ。きっと俺君も美緒に抱っこしてもらったりしたら怖いなんて思わないわよ……きっと」
坂本「ああ……」
俺「?」
『???』
…
…
俺「」トテトテ……
サーニャ「俺君こんにちは。首に何をつけてるの?」
エイラ「首輪ダナ。きっとバルクホルン大尉が付けたんだ」
サーニャ「俺君、バルクホルン大尉がそれを付けたの?」
俺「」コクコク
『そうだよ』ピカピカ
サーニャ「首輪が光ってる……そうだよ?」
俺「」コクコク
『トゥルーデお姉ちゃんがこれを付けたの』
サーニャ「俺君が何を考えてるのかここに映ってるみたいよ」
エイラ「へー面白そうダナ。俺ーサーニャは可愛いよな?そうだよな」
俺「」
『お姉ちゃん好きー』
サーニャ「俺君ありがとう。うれしい……」
エイラ「サーニャ!?」
俺「?」
エイラ「ぐぬぬぬぬ……サーニャは渡さないからナ」
俺「???」
『ヘタレが何言ってるの?』
エイラ「ヘタレ……ぐぬぬぬぬ」
俺「」フゥー
『やれやれ。お子様相手は疲れるの』
エイラ「ヘタレ……お子様……。ぐぬぬぬぬ……お子様相手に言われたくない!マテー!」
『ヘタレが怒った逃げろ―』
俺「」ピューッ
エイラ「待てー!止まれー!」タタタッ
サーニャ「……エイラもまだまだ子供ね」
…
…
エイラ「どこに行ったんだ?逃げ足だけは早いんダナ……」
物陰<俺「」チョコーン
エイラ「ぐぬぬ……今日の所はこれくらいにしてやるんダナ……」
物陰<俺「」コソコソ……トテテテテテテ
俺「」キョロキョロ
ミーナ「俺君何処にいっちゃったのかしら……」
俺「!」コソコソ
ミーナ「ちょっと目を離した隙にすぐいなくなっちゃうんだから……」
俺「」コソコソコソコソ
ミーナ「でも今回のあれはほかっておいても害はなさそうだし大丈夫よね……暴走して区画ごと無くなるなんてことは……」
…
…
俺「!」タタタタタッ!ピョン
シャーリー「うわっ、俺か~、びっくりしたなー」
俺「♪」パタパタ
シャーリー「ん?どうしたんだよそれ。ちょっと見せてくれよー」
俺「」コクコク
『いいよ!』
シャーリー「なるほどな~。この画面に思ってる事が表示されてるみたいだな」
俺「?」
『???』
シャーリー「俺にはまだ難しいかな?大きくなったらわかるかもね」
俺「!」
『ボクもう大きいもん!』
シャーリー「あはは。もう10年位しないと分からないよ」
俺「」ムスー
『お姉ちゃん嫌い……』
シャーリー「あはは。悪かったよ俺ー機嫌なおせよな~?」ギュッ
俺「!」フニフニ。パフパフ
『お姉ちゃん好きー。やわらかーい』
シャーリー「もう機嫌直ったのか~。あはは……」
リーネ「シャーリー大尉こんにちは。俺君もこんにちは」
俺「!」
『こんにちは』
シャーリー「よう、リーネに宮藤にペリーヌ。見てくれよこれ面白いんだぜ?」
宮藤「確かに面白そうですね!(俺君羨ましい。シャーリーさんに私もむしゃぶりつきたい)」
ペリーヌ「真昼間から何をしてらっしゃるのかと思えば……」
リーネ「あれ?今、俺君の首の所が光った気がする」
シャーリー「そう、この首輪が面白いんだよ。見てみろよこの部分、俺の考えてる事が映るらしいんだ」
宮藤「今は何を……!?(う、羨ましい)」
『やわらかーい』
シャーリー「お前達も普段俺が何を思ってるか聞いてみたらどうだ?面白い事になるかもしれないぜ」
淫獣vs淫獣
ファイッ!
ペリーヌ「そうですわね……。俺君?私の事はどう思っていて?」
俺「」ンー
『ぺったんこ……』
ペリーヌ「」
宮藤「私はどうなんでしょうか!」
俺「」ンー
『ご飯美味しい。好きー』
宮藤「わわ、ありがとう俺君」
リーネ「それなら私はどう思われてるんだろう……」
俺「」ンー
『やわらかーい。一緒に寝てくれるし大好きー』
シャーリー「意外と高評価だな~」
宮藤「(確かにリーネちゃんのは柔らかい。けどあれは私のだからあげません……!)」
リーネ「そうみたいです//」
シャーリー「それに比べて……」
ペリーヌ「」
エーリカ「んー……眠いよう」
宮藤「ハルトマンさんこっちに来てください。俺君が面白い物をつけてるんです」
エーリカ「面白いものー?あーこれウルスラが作ったやつじゃん。でも何これ」
リーネ「俺君が思っている事が分かるみたいです」
宮藤「俺君、ハルトマンさんの事はどう思ってるんですか?」
俺「」ンー
『お菓子くれるから好きー』
エーリカ「んー、ならまた一緒にお菓子食べようねー」
俺「」コクコク
続く
後編へ続く
支援thx
乙乙
乙
乙乙
一日で400進むとは今日は早かったな
ハンナ(最近あいつの帰りが遅い……)
ハンナ(……前ケンカしてからか。少し言い過ぎたかな。いや私は悪くない。あいつが悪い)
ハンナ(そうだあいつが悪い。あいつが悪いのに帰りが遅いのはおかしい。それも含めてあいつが悪い。私に寂しい思いをさせるとは何事だ。もっと私を愛するべきだ)
俺「ただいまー!」
ハンナ「帰ったか。おいちょっとこっちに来い。話がある」
俺「な、なんだよ怖いツラして……。今日はまだ何もしてねーだろ……」
ハンナ「いいやした。いいか、今日私がどんな思いでお前を……」
俺「ま、待った待った!とりあえず説教はちょっと待ってくれ!今日はちょっと見せたいモンがだな……」
ハンナ「?」
俺「へへー、じゃん!」
ハンナ「ゆび……わ?」
俺「いっつも怒らせてばっかりだからな。高いんだぜソレ。そいつのおかげでここんとこ残業続きだったぜ」
ハンナ「……」
俺「びっくりしたか?だったら今回は俺の勝ちか……んむ!?」ムチュー
ハンナ「ぷはっ。……驚いただろ?なら私の勝ちだ」
俺「……マイリマシタ」
おう、支援
でもそろそろ寝たいぜ
即興かな?
明日からまた一週間が始まるのか……。おやすみの保守。
あ、これ超短い話だったのか、納得
すまん保守のつもりで書き込んだだけだったんだ。あんまりゴチャゴチャ書くとウザイかと思って。
勘違いさせたらごめん。
>>435
いやいや、こんな短い話でキッチリオチつけれるのはすごい
ただの保守じゃなくてこういうのもあると保守が捗る
>>435
乙乙
出来れば最後に終わりと付けると助かるんダナ
月曜日の野郎をシベリア送りにしてやってください……同志スターリン……
バルクホルン「いもうとの歌」
よしかは現地のクリスキャラ~
シャーリー巨乳で生意気だ~
リーネはリアルでいもうとで~
寝てればかわいいハルトマン~
最年少かわいいルッキーニ~
ミーナと少佐は…………~♪
年齢的にもちょっとむり~!
ペリーヌツンツンデレデレで~
白い~柔肌にはこわい保護者
エイラはサーニャの姉代わり~
ハルトマン「ふ~ん、サーニャだけ厳しそうだね」
バルクホルン「うむ、しかし私は501のお姉ちゃんとしてだな……」
バルクホルン「って、ハ、ハルトマン!?お前いつからそこに!?」
ハルトマン「え?よしかは現地のクリs」
バルクホルン「ぎゃああああああああ!やめろハルトマン~!」
ハルトマン「(寝てればかわいい……か。ふふっ♪)」
俺「俺出番なかったわ」
終わり
バルクホルン大尉の姉力をもってすれば、年齢の壁など取るに足らないものであります!
身長2mの幼女は妹に含みますか!?
俺「ウィッチと結婚したいィ?やめとけやめとけキッツイぞぉ」
俺「この前なんか飲み屋の女の子からかってたの美緒のやつに魔眼で見られててな。説教されたあげく朝の鍛錬に付き合わされて扶桑刀500回も振らされて筋肉痛でガタガタよ」
俺「おにぎり握ってくれるのはいいけど変な形で食べ難いなんて日常茶飯事」
俺「背中流してくれるっつーから喜んでたら取り出してきたのはヘチマスポンジで更に力入れすぎで痛すぎる」
俺「昨日なんざ『私は良き妻だろうか』なんて言いやがるもんだから正直に俺には俺には過ぎた嫁だ、お前以外に考えられないって言ってやったらはにかむように笑いやがる」
俺「結婚記念日だってあれだ。わざわざ高いアクセサリー買ってやったのに恥ずかしそうに『私には似合わんだろう』ときたもんだ」
俺「後で部屋を覗いたら鏡の前で嬉しそうに買ってやったもんつけてやがる。もう抱きしめるしかねーじゃねーか。なあ?」
部下「……あの、後半普通に惚気ですよね」
俺「……あれ?い、いやそういうつもりじゃ」
部下「それと。奥様、後ろで聞いてましたよ。ずっと」
俺「げえ美緒!いつからそこに!」
美緒「お、お前というやつは……ぶ、部下に何を聞かせているんだっ!何をっ!」
俺「ちょっ、タンマ!タンマタンマ!刀を下ろせバカ!」
美緒「この、ばか!ばか!ばかーっ!」
部下「お邪魔しました」
俺「ちょっと待て!いや待って!頼む!置いてかないで!」
美緒「ばかーーーっ!」
オワリ
>>442
オーランド伍長「ふぇぇ……お兄ちゃん、おしっこ漏れちゃったよぉ……」
こうですか分かりません><
>>444
ニヤニヤ
>>445
大魔神が懐かしいなwww
>>444
部下「それにしても……最初の方は不安そうな顔で盗み聞きしてた奥さんが段々と嬉しそうな顔になっていくの……可愛かったなあ。人妻なのに」
部下「……愛されてるんだなぁ」
部下「オレもああいう相手見つけよう」
>>450
ミーナ「………」ジーッ
俺「あーもー我慢なんねー!」
シャーリー「なにおー!やるかー!」
俺「おーやったるよ!あーやったるよ!いい加減にしろよこのデカパイ!大体なー!ガレージにエンジン用の作業台置いて占領すんな!邪魔なんだよ!」
シャーリー「必要なんだからしょーがないだろ!」
俺「それだけじゃねーよ!料理が多すぎるし大味なんだよ!もー最近じゃそれじゃなきゃ物足りなくなっちまったじゃねーかどうしてくれる!」
シャーリー「へっへーザマーみろ!もー私なしじゃ生きてけないな!」
俺「あーそうだよ責任とれ!あとなーこの前だってプレゼント買ってやったら人前だっていうのに抱きついてきやがって!恥ずかしいったらねーぞコラ!」
シャーリー「あ、あの時腕回してきて更にキスしてきたのお前だろ!恥ずかしかったのはこっちだバカヤロー!」
俺「ふざけんな!あんな可愛いの抱きしめるしかねーだろが舐めてんのか!可愛すぎんだよボケッ!」
シャーリー「だからそーゆーセリフポンポン言うなっていつも言ってんだろ!ときめいちゃうじゃないかバカヤロー!」
俺「トキめくだぁ?フザケロよこの野郎、俺なんてなぁ!この前お前のヘルメットが汚れてたから拭いてやろうとしたら中に俺とのツーショット写真貼ってあったの発見しちまったんだぞ!心臓破れるかと思ったわ!殺す気か!」
シャーリー「ギャーーー!みみみ見たのか!あれ見たのか!ももももーゆるさねー!」
同僚A「離せえええぇぇ!撃たせてくれええぇぇっ!」
同僚B「待て、外したらどうする。ここは爆薬で一気にだな」
オワリ
>>454
いいねいいね
再来週の今頃は性夜ですよ!
俺「結婚が人生の墓場とか言うけどさ、オレには適用されない自信があったんだよ。まだまだ現役でいけるみたいなさ。うん、甘くみてた。やっぱ先人は偉大だわ」
俺「ちょっと付き合いで飲み屋に行って帰るとさ、『向こうは接客のプロだもんね。仕方ないよね』とか言ってショゲてんのミーナが」
俺「休日とかに庭で焚き火してっから何燃やしてんだろって見てみたらミーナ以外の女の子とのツーショット写真だったり、電話帳に載ってた女の子の名前と番号は全部塗りつぶされてたり」
俺「おまけにちょっとした悪戯とか意地悪して怒らせちゃっても感情露わにならないから怖くてさ。んで色々溜め込んで爆発すると手がつけられない」
俺「仕方ないから優しく抱きしめて愛してるって耳元で言ってから頭撫でてやるんだよ落ち着くまで」
俺「そしたら体預けてきて『もう一回……』とか目キラッキラさせて詰め寄ってくんのよあのミーナが」
俺「思わずキスしちゃうってそんなの。そしたらスゲー幸せそうな顔で微笑むの」
俺「いやー結婚は人生の墓場だわ。もう墓場までミーナと一緒がいいわ」
俺「後悔?したことないけど?あ、ミーナ待ってるからそろそろ帰るわ。帰り遅いと怒られちゃうからさ。じゃーなー」
オワリ
たしかに、ミーナさんを嫁にすると意外と重そうだ
だがそこがいいのです
次誰嫁にしてみようか
もしよければ誰か名前あげてみてくれるだろうか。もちろん俺のこのレス無視しても構わない。
ルッキーニちゃん!
ルッキーニにサーニャに杉田艦長か。やってみるよ。
ルッキーニ「あーそーぼっ!」
俺「……今オレ何してるように見える?」
ルッキーニ「お仕事」
俺「そうだな。それも大切な仕事だ。定時までに終わるかギリギリでもある。そんなオレの状態を見て君はもう一度同じ……」
ルッキーニ「あーそーぼっ!」
俺「言えるんだ……。凄いなウィッチって。ちょ、待て待て膝に乗るな!もたれかかるな!」
ルッキーニ「ねーあそぼーよー。つまんないでしょこんなの」
俺「いやつまるるまらないじゃなくてだな……。大体他に手の空いてる人いないのか?オレじゃなくても……」
ルッキーニ「……やだ」
俺「ルッキーニ?」
ルッキーニ「……一番いっしょに遊びたい人のところに来たの。他じゃいやなの」
俺「……」
ルッキーニ「だめ?」
俺「卑怯な……これで駄目だなんて言えるか」
ルッキーニ「ほんとっ?えへへ、だから好き!ちゅーしてあげる!ちゅー!」
俺「はいはいオレもだよ。はぁ、残業か。ま、いいか。よし行くか!」
ルッキーニ「……ほんとの、ほんとにだーいすき!」
オワリ
>>471
gj!
ルッキーニちゃんを膝の上に乗せてテレビをいっしょに見たい
俺(気まずい)
サーニャ「……」
俺(帰りが遅くなったぐらいでそんなに怒らなくても……)
サーニャ「……」プイッ
俺(まぁ昨日は変な味のボルシチぐらいで良かった……。前なんか家に入れてもらえなくて死に掛けたからな。やったあと涙目になりながら謝るのになんでやるんだろ)
俺「なぁサーニャ。今日はせっかくエイラの邪魔もないデートなんだしさ、手ぐらい繋いで……」
サーニャ「ぷん!」
俺「……仕方ない。ちょっと早いけど、ここ入ろうかサーニャ」
サーニャ「……?楽器屋、さん?」
店主「いらっしゃい。随分早いな」
俺「ちょっと事情がね。ほらサーニャ」
サーニャ「わぁ……。立派なピアノ……」
俺「サーニャのだよ」
サーニャ「……え?」
おっ続くのか
支援っと
俺「昨日やっと店主を口説き落としてね。晴れて売約済みってわけ」
店主「毎日毎日しつこく口説いてきやがって。こっちは大赤字だよ全く」
サーニャ「あ……これの、ために?」
俺「ごめんね、寂しい思いさせて。喜ばそうと思ったんだけど」
サーニャ「……」ぷるぷる
サーニャ「わた、私こそ、ごめんなさい……知らないで……意地悪しちゃって……」
俺「いいよそんなの。でも一つお願いがあるんだ」
サーニャ「なあに?」
俺「ここで一曲弾いてもらえないかな?それが売ってもらう条件の一つなんだ」
サーニャ「うん、もちろん。あ、でも一つだけ店主さん……」
店主「なんだい?」
サーニャ「最初に弾く曲は、この人の好きな曲でいいですか?どうしても、弾いてあげたくて」
店主「……やれやれ。妬けちまうなあ。もちろん。よろしく頼むよ」
サーニャ「はい!」
さーにゃんかわいいにもほどがあるだろう……
支援
俺「暗くなってきたな……。そろそろ帰ろうか」
サーニャ「うん」キュッ
俺「ん?」
サーニャ「手、繋いで帰ろ」
俺「うん」
サーニャ「あのね」
俺「うん?」
サーニャ「私、今凄く幸せ。……ありがとう」
俺「……セリフとられちゃったな」
サーニャ「……もっとくっついてもいい?」
俺「もちろん」ぎゅっ
オワリ
サーニャは難しいんダナ
とってもいいと思います
さて、最後は杉田きゅんだね!
杉田「おお、こっちだよ」
俺「あ、どうも」
杉田「すまんね突然呼び出して」
俺「いえ、艦長の方からお誘いいただけるなんて……。身に余る光栄ですよ」
杉田「そう硬くならんでくれたまえ。君ももうすぐ結婚だしな。このように飲みに誘える機会も少なくなってしまうかな」
俺「いえそんな」
杉田「はっはっは!君が良くても流石にウィッチに恨まれるのは勘弁願いたいのだよ私も」
俺「いやーははは……」
杉田「君には世話になったからな……。幸せにしたまえよ。そして、幸せになりたまえ」
俺「艦長……」
杉田「おっと説教じみてしまったな。すまんすまん」
俺「艦長……俺の方こそ艦長にどれだけお世話になったか……。失礼ながら自分は……、オレは、艦長のことを父親のように……!」
杉田「……いかんなあ。歳をとると、涙腺まで緩くなる。……さあ飲もうじゃないか」
俺「……今までの全てと」
杉田「これからの幸せに」
「「乾杯」」
オワリ
そう硬くならんでくれたまえ。硬くするのはこちらだけでよろしい。
みたいな濃厚ガッチガチルートにしようとしたけど長くなりそうでやめました。
一通り終わったな。だいぶ保守った。名前あげてくれてありがとう。そして途中レスくれて本気ありがとう。
全力で乙!
最後の話大好きだ
俺達もそろそろ寝よっか、ハルカ
明日8時起きとか月曜日はマジ憂鬱……えっ月曜日ちゃんを犯してきてくれる?
いや、うん……気持ちだけもらっとく……
サーニャもルッキーニも可愛い
杉田艦長ナイスミドル
とりあえず朝6時頃から予約しておきます。
頑張ろうね、セシリア。
ペリーヌ「そ、それなら……わたくしを食べても……よ、よろしくてよ!」ぷいっ
よし、時間だし投下をはじめますー
『松明(トーチ)の灯 敵前上陸』
ヒュン……ドボォン
隊長「何かにつかまれ!」
俺「少佐、大丈夫ですか?」
マイルズ「ええ。 脚が海水をかぶるのが怖いけど……」
隊長「曹長! お前は上陸したら少佐について行け、俺は1小隊ジャネットを使う!」
俺「了解っ!」
ズボォン
俺「ごほっ……」
??《……すけ……》
??《いや、水がっ……たすっ……》
マイルズ「っ……曹長、ウィッチ隊用の短距離無線を付けてる?」
俺「い、イエス・マム」
マイルズ「外しなさい、命令よ」
??《し、沈む!! 外れない! 誰かっ!!》
俺「今のは……」
マイルズ「……」
俺「少佐?」
マイルズ「気にしないで、大丈夫」
操縦士「上陸十秒前! 神のご加護を!」
隊長「十秒だ! 用意しろ!」
ゴンッ
操縦士「接岸! ランプ(前扉)開きます!」
ヒュンヒュンヒュンッ バシッビシッ
隊員A「がっ!」
隊員B「あぁぁぁっ! 足が、俺の足が!」
隊長「畜生、飛び込めっ! 側面から海に飛び込むんだ!」ドボーン
俺「クソッ!」ガシッ
マイルズ「待ちなさい曹長! 私に続いて」
俺「しかし!」
マイルズ「小型ネウロイの豆鉄砲じゃ私のシールドは抜かれないわ! GOGOGO!」
ヒュンヒュン カカカンッ ヒューン ズドン
操縦士「うわぁぁぁぁっ!」
俺「ひっ! 船が……」
マイルズ「しっかりっ! いくわよっ!」
俺「く、クソっ!」
マイルズ「そこの影に隠れましょう……いくらなんでもシールドが持たない」カカカカカカンッ
俺「了解……あっ!」
負傷兵「うぁぁぁぁ……」
負傷兵「助けてくれぇ……衛生兵……」
俺「ま、まってろ、今!」
マイルズ「ダメッ!」がしっ
ヒュンッ ズドンッ パラパラパラ……
俺「ふ、吹っ飛んじまった……」
マイルズ「……深呼吸しなさい、曹長。 落ち着くの、OK?」
俺「い、イエス・マム」
マイルズ「任務を果たして。 通信、C中隊1号車は上陸成功」
俺「了解! 司令部、こちらC中隊1号車! 上陸成功、繰り返す、上陸成功!」
司令部《……1号車へ、現在各所で上陸作業が難航している。 中央第一波で上陸成功は君だけだ。 なんとしてでも瘴気の上陸地点侵入を阻止しろ オーバー》
俺「少佐! 司令部は上陸地点に陸戦タイプが侵入するのを阻止しろと!」
マイルズ「わかったと伝えて! でも、そういつまでも食い止められない!」
キィン! ズドンッ パラパラ……
俺「C中隊1号車より司令部! 上陸直後で舟艇は沈んだ! 残弾に限りがあり長くは持たない! オーバー!」
司令部《了解した。 中央第2波を出発させる。 頼むぞ、上陸地点を死守してくれ オーバー」
俺「善処する! アウト!」
マイルズ「司令部はなんていってる!? (ヒュンッ) デムっ!」バンッ
俺「少佐、ベレーが……」
マイルズ「そんなことはどうだっていい! 司令部はなんて言ってるの!?」
俺「第二波を出発させるのでそれまで何としてもここを確保しろ……と!」
マイルズ「……ここを阻止線にする。 曹長、例のロケットは?」
俺「海に沈みました!」
マイルズ「はぁ!?」
俺「舟艇と一緒に海に沈みました!」
マイルズ「じゃぁ、無線機もってそばを離れないで!」
俺「Rog!」
マイルズ「ネウロイが急激に広がった戦線に対応しきれずに散発的な今しかチャンスは……」
俺「少佐! 舟艇が出発しました。 もうまもなく合流すると……」
マイルズ「曹長!」
俺「はっ!」
マイルズ「阻止線を30ヤード前進させる。 今のままだと敵の主砲で直接舟艇が狙える」
俺「……了解、移動準備」
マイルズ「……いえ、あなたはここに残りなさい。 曹長」
俺「しかしっ!」
マイルズ「司令部との交信が途絶えれば機甲部隊は全滅したものとして扱われる、やるべきことはわかるわね?」
俺「……ですが離れるなと……」
マイルズ「……状況は変わった。 命令よ、復唱しなさい」
俺「俺二等曹長はこの場にとどまり司令部との交信を続けます。 マム」
マイルズ「……愛してる」
俺「セシリア……」
マイルズ「……一号車、前進する。 以降、連絡は短距離通信にて行う」
俺「……司令部、一号車は上陸地点の安全確保の為、30ヤード阻止線を前進させる オーバー」
司令部《了解、第二波の魔女隊展開までしのいでくれ……》
??《嫌だ! 乗りたくない!》
??《おかあぁぁぁさん!》
??《助けて! 乗りたくない!》
??《落ち着きなさい! 訓練通り乗れ! クソっ、泣きたいのは私も一緒なのにっ! 早くしてよっ!》
俺「……っ!?」
別部隊通信兵《司令部! 魔女隊へ周波を変えるように言ってくれ! 頭がおかしくなりそうだ!》
俺「司令部、何があった!?」
司令部《……状況を確認中だ》
別部隊通信兵《くそったれの司令部がっ! 先程の通信兵! 誰だか知らんが第一波の魔女の末路を教えてやる! 沈んじまったんだよっ! 足にトン単位の重りぶら下げて、悲鳴を上げてもがきながら!》
俺「なんてこった……」
司令部《現状、これしか方法がない。 彼女達も上陸用舟艇で送り出す、陸に到達できるまで守ってやれ オーバー》
別部隊通信兵《守って欲しいのはこっちだ! 瘴気がキツくこれ以上の前進は困難! さっさと追加の魔女をよこせっ!》
司令部《第二波は船上で混乱が発生している オーバー》
別部隊通信兵《ローティーンの女の子にあんな無線聞かせたらパニックになるのは当然だろうが! なんとかするのがアンタらの仕事だ!》
司令部《……努力する》
俺「とにかく、一秒でも早く支援が必要だ。 少佐!」
マイルズ《交戦中! 要件は簡潔に!》
俺「友軍は司令部の魔女隊が混乱して、追加に時間がかかると言ってます! 戻ってください!」
マイルズ《できない! 今下がれば敵が殺到する! ぐっ!》ザザァァァー
俺「もう無理です少佐! 下がってください!」
マイルズ《……どこに下がるれっていうのよ!》
??《おぅ、おまたせしちまったかな?》
俺「今通信に割り込んできたのは誰だ!? 所属を明らかにせよ! オーバー!」
??《こちらは上空の黄色の14、お偉方に持たされたプレゼントがえらく重たいんだが、どこに落とせばいい?》
俺「黄色の……14、 アフリカの星!」
マルセイユ《サインならお断りだぞ、私はサインはしない主義なんだ》
俺「スモークを炊いて目標を指示する! 少佐!」
マイルズ《ええ、そっちに戻る。 つぁっ!》
俺「セシリアっ!!」ダッ
マイルズ「マチルダが……曹長!?」
俺「このまま運びます! 敵を……」ずるずる
マイルズ「……ありがと。 マルセイユ大尉!」
マルセイユ《お、この声はマイルズ少佐か? お互いよく合うなぁ……》
マイルズ「スモークの位置に爆弾を! 敵が密集してる!」
マルセイユ《Rog! ライーサ、マミ! 突入!》
ビィィィィィィン ドドドドン
マルセイユ《爆発を確認》
マイルズ「有効弾……ネウロイの攻撃が止まった……」
俺「ははっ、すげぇや……」
マイルズ「曹長、あなたまた無茶を……」
俺「ウープス……申し訳ありません、少佐」
マイルズ「……セシリア」
俺「悪い、セシリア……」
マイルズ「……許して欲しい?」
俺「ああ」
マイルズ「じゃぁ……」
ザァァァ
司令部《第二波が出発した、展開して橋頭堡を確保しろ C中隊一号車はそのままC中隊を指揮せよ》
マイルズ「……残念、おあずけね」
俺「あぁ……早く終わってくれとこんなに思ったことはないな」
マイルズ「ストライカーがやられたの、外すのを手伝って下さる、ジェントルメン?」
俺「喜んで」
おはにゃっほー
支援
上空
真美《キャー! ジェントルメンですって!》
マルセイユ「いちゃつくのはいいが上から丸見え、おまけに無線でまる聞こえだぞ、お二人さん……黄色の14、補給に戻る」
上陸作戦における兵士、特に重たい装甲車両の乗員は常に溺死の危険をはらんでいる
それは陸戦ウィッチも、例外ではなく有名なノルマンディーでも多くの少女が海中に没した……
この日、成功を収めたオランへの強行上陸も、トーチ作戦の一連の戦闘の始まりにしか過ぎない
が、人類という種の種火は確かに灯された
……多大な血の油を燃料に……
つづく
乙乙
朝からボリュームのあるSSだったw
ということで終了です~
支援ありでした!
保守
ほ
し
部活する奴はホモ
ミーナが少女?そうじゃないだろ!
こんな感じですkってなんか後ろから視線を感じる
JNJN「男が五人集まって、何かをする」
JNJN「ホモ展開しかないでしょう」
ガチホモ「お困りのようだな、俺が一肌脱いでやろう」
JNJN(……計画通り!)
女に手を挙げるカス野郎に他人と関わる権利はねぇよ
俺「ふう、夏のハンガーはまるで蒸し風呂だな。汗で目の前もろくに見えない」
オレ「あーもう我慢できん!オレは脱ぐぞ!」
俺「えっ///」
オレ「あ?上を脱ぐんだが、なんか問題でもあるのか?」
俺「あ、そうか。いや、なんでもない、なんでもないんだ///」
オレ「それならいいや」ガバッ
俺「oh……」チラッチラッ
オレ「おい俺、そこの部品の取り付け位置間違ってるぞ?さっきから集中できてないようだが大丈夫か?」
俺「あっ///いや、大丈夫、大丈夫だから!」
オレ「……はーん、そういうことか。どうやらお前の『うわさ』は本当だったようだな」
俺「え?う、うわさってなんのことだよ?」
オレ「俺が女性関係に厳しいこの基地にやってきたのは、お前が男にしか興味ないからだろ?」
俺「…………///」コクコク
オレ「じゃあお前も脱げよ。オレが俺をオレ専用のユニットにしてやんよ」
こうですかわかりますん
501って書かないとストライクウィッチーズとの関連がないじゃないか
ガチでホモSS書いただけになってしまったorz
オレ「オレがお前を、本当のエースにしてやる」cv:中村悠一
俺「オレ君…」
最強のナイトウィッチってかwwww<夜のオレ
どうやらSSが欠乏するとホモを発症するようになってしまった
気を取り直して
よしか「クリスマスも近いことだし、皆でクリスマスのお菓子を作ろうよ」
リーネ「それはいいね、よしかちゃん!私ブリタニアのクッキーを作るよ」
ルッキーニ「はいはーい、あたしもやる~!ロマーニャのドルチェもおいしいんだよ!」
ペリーヌ「ま、まあ、いい機会ですから、私の祖国ガリアのお菓子を披露してあげてもよろしいですわ」
ミーナ「それはいい考えね。できあがったら私にも少し頂けるかしら?」
よしか「どうぞどうぞ!頑張って作りますから!」
バルク「ほう、面白そうだな。どれ、私も腕によりをかけてポテトパイを作ってやろう」
ペリーヌ「またじゃがいも料理ですのね……」
エーリカ「……ん?な~んか面白そうなことやってるなあ」
リーネ「生地はできたから、あとは少し寝かせておくだけだね」
よしか「じゃあちょっと時間が空いちゃうね~。何してようか?」
ルッキーニ「あー!皆外見て!雪だよ、雪が降ってるよ~」
バルク「ほう、雪か。なら、雪玉を用いた戦闘訓練でもするか」
ペリーヌ「普通に雪合戦と仰ればよいものを……。私は洋服が汚れますので遠慮させていただきます」
ルッキーニ「なに言ってんの、ペリーヌもおいでよ、どうせ雪玉がぶつかっても減るものなんてないんだし」
ペリーヌ「ま、まあ、なんと破廉恥な!良いでしょう、ガリア貴族の誇り、見せつけて差し上げますわ!」
エーリカ「あれ、皆どこかに行っちゃった。 あ、お菓子作ってたのか~」
エーリカ「確か、この生地にこれを入れて、これも入れて混ぜると……?あれ、失敗したかな」
エーリカ「多分オーブンで焼けばなんとかなるよねー♪あとは知らない、しーらないっと」
リーネ「面白かったね、雪合戦!あれ?生地が焼きあがってる?」
バルク「なんだろう……軍人の勘とでも言おうか、なぜかそれは食べてはいけないもののような気がする……」
この後、リーネのクッキー(?)を食べた彼女たちがまる1日寝込んだことは言うまでもない……
短編「ある冬の日」Fin 追記・今度は俺の出番がなかった
まあホモSS投下したのも俺なんだがwwww
保守ついでにいろいろ小話落としていくので感想や改善点などくれると助かる
まだ文章書き始めたばかりなんで
クリスマス……俺には関係のない話ダナー
>>602
台詞と台詞の間を一行空けると読みやすいかな・・・
はい(cv斎藤千和)
>>605
せやな……
これから気をつけるわ、サンクス
夕食はカップ麺で十分だお
……トゥルーデお姉ちゃんにじゃがいも料理作ってもらいたい
今日は予約なし・・・だよな?
ほ
俺の穴は予約無し
>>624
えっ
ズプズプ
ヌポッ
ブチンッ
アッー
それより今投下されてる作品はいくつぐらいあるんだ?ジャンル分けして数えようぜ
>>631
停滞しているのは除く?
それも分けてみようか
イチャイチャ系で俺がそれ以外で把握してるのは
「ビューリングさんと俺」(1週間くらい来てないけど)
「毎日ナオちゃん」
不定期では「俺とルーデル」
ハーレム?
『過呼吸な俺』
『色白な俺』
あと、最近始まったルッキーニ√のやつと『見守りエイラ』
案外あるんダナ
女性俺
「ペロフェッサー」
ジャンルは分からんが、
「父と子の」
今の所18か
これは割と見かける面々だね
あー、止まってたけど最近また見掛けるようになってたね
予約も無さそうなので、ほんの少しだけ投下します
次からいきます
うぇるかーむ
― 夜 ―
コンコン
俺「開いてますよ~」
エーリカ「やっほ~」
俺「ハ、ハルトマンか…」
エーリカ「もー そんなにテンション落とす事ないじゃん」
俺「まぁ気にしないで、そこの椅子に座ってよ」
エーリカ「うん。ありがと」
俺「なんか飲み物飲む? 紅茶?それともコーヒー、オレンジジュース?」
エーリカ「オレンジジュース!!」
俺「了解。 はいよっと!」
エーリカ「わぁい、ありがと」
俺「それで…なんでハルトマンが俺の部屋に?」
エーリカ「忘れちゃったの?」
俺「えっ? えっと…なんだっけ?」
エーリカ「朝、話したじゃん。『ふじゅんいせいこーゆー』が何なのか教えてあげるって」
俺「あっ!そういえば、そんな話したかも」
エーリカ「さっそく教えてあげるね。 えっと…確かこっちの引き出しに…」
俺「わわわっ!? そこの引き出しは駄目だって!!」
ガラッ
エーリカ「み~っけ!」
【カールスラント軍ウィッチ 金髪娘の熱い夜】
俺「み、見るなぁぁぁっ!!////」
エーリカ「このエロ本、前からずっとあるよね。もしかして、俺のお気に入り?」
俺「ち、違うっっ!! それに、なんでエロ本が『ふじゅんいせいこーゆー』と何の関係があるんだよっ!」
エーリカ「えっ? 俺って本当に『ふじゅんいせいこーゆー』の意味知らないの?」
俺「そ、そうだよっ!」
エーリカ「ふ~ん…」
俺「うぅ… そんな目で俺を見るなよ…」
支援だ!
エーリカ「俺、不純ってどういう意味か、わかる?」
俺「えっと、純粋じゃないってこと?」
エーリカ「うん。それじゃぁ、異性は?」
俺「男と…女?」
エーリカ「そうだよ。じゃぁ、交遊って?」
俺「うーん… トランプとかで遊ぶのか?」
エーリカ「………」ジトーッ
俺「な、なんだよ…間違ってるのか?」
エーリカ「やっぱ俺は、言ってもわからなさそうだね。 身体で覚えてもらうしか…方法はなさそう」
俺「えっと…どういう事?」
エーリカ「ねぇ俺、ベッドに寝て?」
俺「えっ? なんで?」
エーリカ「いいから、いいから」
俺「う、うん」
支援しえん
エーリカ「よし、寝たね。それじゃぁ、目を瞑って」
俺「目を瞑ればいいんだな、わかった」
ハルトマンの言ったとおりにしたけど…一体何が起こるんだろう。正直、わからない
あれ?なんだか…俺の体に誰かが抱きついているような感覚が…一体なにが起きてるんだ?目を瞑ってるから、わからないなぁ…
エーリカ「俺、目を開けていいよ」
俺「う、うん。 えっと…うわーっ!!?/// な、なにしてるんだよっ!?」
エーリカ「にしし! 俺に抱きついてるの!」
俺「な、ななな…///」
エーリカ「…俺、ふじゅんいせいこーゆーの意味教えてあげる」
俺「………」ゴクッ
エーリカ「 『ふじゅんいせいこーゆー』ってのはね…男の人と…女の人が…こうやって…」シュルリ
俺「わわわっ!?/// どうしたんだよっ!?いきなり服を脱いでっ!?//// そんな事したら、俺…過呼吸に!」
エーリカ「こうやって…女の人が服を脱いで…男の人も…」
俺「や、やめっ…ハルトマン! 俺の服まで…ぬ、脱がす…なっ…」シュルリ
エーリカ「にしし、俺の声可愛いね」
俺「そん、そんな事したら…本当に過呼吸に…うわっ!」
エーリカ「 そしてね、男の人と女の人が…エッチな事するんだ。 それが『ふじゅんいせいこーゆー』ってやつなんだよ」
俺「わ、わかったから! ハルトマンは、は…ははは早く服を…うぐっ!?」
や、やばいっ!苦しくなってきた! この症状は過呼吸だっ!!
俺「うぐぐっ…くっ…」
エーリカ「お、俺!? 大丈夫!!?」
俺「ぐぐぐっ…ふ、袋…」
エーリカ「袋!? ええっと…袋は…あった!はい、俺!!」
俺「すーっ!はーっ!すーっ!はーっ!すーっ!はーっ!」
エーリカ「…だいじょう…ぶ?」
俺「う、うん…なんとか…ふぅ…助かった」
エーリカ「お、俺! その…ごめんね。 ちょっとやりすぎちゃった…」
俺「ううん、別に大丈夫だよ。ハルトマンはちゃんと『ふじゅんいせいこーゆー』ってのを教えてくれただけだし。その…エッチな事なんだろ?///」
エーリカ「う、うん… 俺、本当にごめんね…」シュン
俺「だ、大丈夫だって!そんなに落ち込むなって!! 」
難儀な性質だなぁ
支援
エーリカ「…優しいね」ボソッ
俺「ん?」
エーリカ「俺は…昔から…優しかったよね。 小さい頃、私がイタズラしても俺は全然怒らなかったし」
俺「ま、まぁ…俺って…あまり怒れない体質だから…」
エーリカ「俺、さっきの事、本当にゴメンね」
俺「もう気にするなって!俺はダイジョウブ!」
エーリカ「そっか… ありがと、俺」
俺「う、うん」
エーリカ「ねぇ俺」
俺「ん?」
エーリカ「今度からさ、俺の部屋に時々来てもいい?」
俺「別にいいけど…どうして?」
エーリカ「ちょっとね。 じゃぁ俺、おやすみ。また明日」
俺「う、うん!おやすみ」
エーリカ「あっ、ちょっと言い忘れちゃった。ねぇ俺」
俺「なに?」
エーリカ「さっきの俺との『ふじゅんいせいこーゆー』…ちょっとだけ、ドキドキしちゃった♪ ばいば~い」
バタン
俺「うぅ…思い出したら…俺までドキドキしてきちゃったじゃないか…////」
続く。支援ありがとうございました
乙!
EMT!
おぉっと
おつおつ
良かったよー
おつおつー
神聖ブリタニア帝国?
ヤマグチノボル先生が元気になってきているようで何よりです
あんかーをしよーうもうちょっとしたーらねー
ちょっとエッチな展開が良いです(希望)
ふぇぇ……戦術機かと思っちゃったよぉ
FALKENちゃん! 突発がある人は遠慮なく言ってねすぐにやめるから
1 乳(クリスマスイヴ)
2 袖(クリスマスイヴ)
もういまのうちにやっちゃおうねー
+2
1
コスプレにしようか、それとも脱がせ(ry
ルッキーニの誕生日はまだ知らないってところから開始 朝スタート
自室
私「今日は12月24日か……」カレンダーヲメクリツツ
私「クリスマスイヴだな」
私「なんでこの日はこんな大層な名前がついてるんだと子供のころずっとおもってたけど」
私「結局わからなかったな」
私「私の国ではサンタクロースはよい子にクリスマスプレゼントを与えてくれるらしいが」
私「父と母が死んでから突然私たちしまいには来なくなった」
私「……最近まで両親を見殺しにしたから悪い子になったと思い込んでたっけ」
私「まあ、とりあえずどこかにいこうかな。それともせっかくの記念日だし服を変えるかな」
+2 NG有
ミニベルト(=スカート)サンタコスプレで街頭アルバイト
スリングショット
パチンコ?
>>687
私「とりあえず着替えよう」
私「この間袖から買ったサンタ服があったはずだ……」ゴソゴソ
30分後
私「あれ? ないぞ? どこいった?」ガサガサ
私「……盗られた?」
私「いやいや流石に誰得だよ」
パサッ
私「ん? 一体どこから落ちてきた?」
私「……紐? いやいやいやいやこれは服じゃないだろ! ほぼ全裸じゃないか水着のがまだ布面積あるわ!」
どうする?+2
全身着ぐるみフルアーマー、トナカイでもガ○ャピンでも何でもおk
中は暑いから水着でも良いよね
しえ
>>692
私「これはダメだ!ダメだこいつは!」ポーイ
ドサッ
私「……なんかまた降ってきた」
私「……まあいいやこれで」
ゴソゴソ
私「服あるときにくいから下着だけでいいや」
私「動きにくいしな」
私「……よし完璧!」
ニンジーンかしもんまんにするか悩んだ結果トナカイにしました+2
街に出て可愛いょ ぅι゛ょ を攫いに行く
↑
シャーロットちゃんとかロスマンコ先生とか釣れないかな
>>696
私「よし偶には街に出よう!」
私「クリスマス前だからこの格好でも怪しまれないしな!」
私「あわよくば幼女を路地裏に連れて行って……」
私「いや、私にはルッキーニがいるからな! ただ抱きしめたりするだけだ!」
私「ネウロイに日々おびえる幼い女の子にネウロイの私が抱きしめて安心感を与える」
私「これによりネウロイの好感度アップと私の実益にもなる」
私「完璧だ……非の打ちどころがない」
私「そうだネウ子も誘おうかな。どうしようかな」
?「」ガリガリガリガリガリガリ←スコップを引きずる音
安価をするたびに凄まじい勢いでダメ人間化することに定評のあるネウィッチ+2
攫うしかないだろ
もう一人を返り討ちしてしまえ、幼女は偉大だ(必死)
>>704
ローマ
私「いやーついたついた」
私「ネウ子も誘ったけどなんか盗撮してるからいいっていうし」
私「それにしても……やはり子供が多いな」
私「母親に連れられて手を引っ張られる幼女とか」
私「先に一人で進んで母親を困らせる幼女とか」
私「輝いて見えるな」
私「別に私は幼女だけが好きなわけじゃないぞ」
私「シャーリーあたりまではストライクゾーンだ!」
私「……何言ってんだろ私」
私「さて幼女を探そう」
?「」カチャン←サワードコングを装填した音
新ジャンル 下着着ぐるみ+2
全周警戒、迎撃開始
これでは安心して拉致出来ないからな
シャーリーまでって16までじゃないですかーー!
>>710
私「いや落ちつけ幼女を攫いたいという心を一度やめよう」
私「大体いつもこのタイミングであいつが乱入してきて碌なことにならない」
私「恐らく、私の行動も筒抜けなのだろう」
私「といってもアイツを殺しきるには確か全ての次元に存在しているアイツを全て同じタイミングで一撃で倒す必要があるとかないとか」
私(素の戦闘力で負けてるからそれどころじゃないのは内緒だ)
私「なので倒すことは不可能と考えるべきだ」
私「というわけでまずは周りを警戒する。そして発見次第逃走。息をひそめて誘拐のチャンスを狙う!」
私「足首をくじければ時間は稼げるだろうがまあ無理だな」
私「見周りにいくぞ!」
逃げてもいいのよ+2
クリスマスに見張るのめんどくさくなった彼が、ルッキーニを放流してデートでもして来いよゴラァと発破をかける
き、着ぐるみ(in下着)でか…?
>>717
私「さて、あいつは……」
ザンザン←人間無骨で足首を切り落とされた音
私「……アシクビヲキラレマシター」
袖「何やってんですか貴女は」
私「なにってその、パトロールだ!」
袖「……ルッキーニ少尉がローマに来てるらしいですよ?」
私「えっ?」
袖「せっかくのクリスマスイヴなんで誘ったらどうですか?(まあ誕生日ってことは教えませんがね)」
私「なんでそんな……」
袖「自分は自分の世界で皆さんにクリスマスプレゼント買うのに忙しいんですよ! 貴女に構ってる暇ないんです! 誘拐したら叩きのめしますけどね!」
私「……」
袖「とりあえず服おいていくんで着て行ったらどうですか? 着るかは自由ですけどね」
シュンッ←消えた音
どうする? おいていった服もついでに+2
もち誘拐続行
>>722 死にました
私「バカヤロウ私がアイツの脅しになんか引っかかるか!」
私「どうせルッキーニがいることなんて嘘に決まってる!」
私「というわけで誘拐続行だコラァ!」
ユガミネジーレタセカーイデーナニヲサガーストイウーノカー
私「!?」
袖「……」
シーンジタークテータダーモトメルーダケー
袖「ほんっっっっとう救いようがないですね貴女は」
エラブミチガムゲンーナラーカスムコノメヲホソーメテーコーコーカラナガーメヨーオー
私「ちょっとま」
袖「問答無用!」
アオニソマルマデー
死亡しました やりなおす? やり直す場合はどこからか+2
予約無いし続行かね? 直前から
誘拐だ誘拐
>>729
私「はっ!?」
私「何か嫌な夢を見ていた気がする……」
私「ここは……私の部屋だな。昼寝をしていたようだ」
私「そうだ思い出した! たしか幼女をペロペロするために誘拐するんだった!」
私「なんか目的が変わってるような気もするけど気にしない!」
私「とりあえず準備」
私「……だけどいいのか?本当にこれでいいのか?」
私「すんごいいやな予感がする」
?「」GAXダイナソアの空転を開始する音
誘拐は髪の毛で綱渡り状態!+2
ルッキーニ登場
誕生日を祝って、あげよう(提案)
>>734
私「んあーんあー……」
私「よし練炭を炊いて賭けに出よう」
私「閉め切った部屋でルッキーニが何やってるの!?といって部屋の扉から飛び込んでくるかどうk」
ルッキーニ「でだーん!」
ガチャン
私「る、ルッキーニ!? というか今開く音より早く入ってきたよな!?」
ルッキーニ「んーなにやってんの?」
私「い、いやなんでもない。ところで今日は街に行ったんじゃなかったのか?」
ルッキーニ「行こうと思ったけど物足りなくって……」チラチラ
私(え、なに、お誘い? お誘いだよね!)
服は軍服です+2
お着替えして街に繰り出す
>>738
ルッキーニ「私は暇?」
私「暇だ! 暇すぎて街で誘拐をしようと思ってたくらい暇だ!」
ルッキーニ「ゆ、誘拐?」
私「あ、いや、街でゆかいなことをしようと思ってたくらい、な」
ルッキーニ「そうだよね。私が誘拐なんかするわけないよね」
私「あ、あたりまえだあはははははははは」
ルッキーニ「じゃあいこう! 急がないと暗くなっちゃうし」
私「ちょっとまった! せっかくだ着替えていこう」
ガチャッ←クローゼットを開く音
ルッキーニ「あれそんなとこにクローゼットなんかあったっけ」
私「ルッキーニ大人には秘密があるんだよいくらでもな」
街に行くのは確定 どんな服を着ていくか+2
素っ裸
>>743
街
私「悪かったってルッキーニ」
ルッキーニ「ふんだ!」
私「あの時私はネウロイの電波に犯されてたんだって」
ルッキーニ「ネウロイがいきなり素っ裸になって街にいこうなんて電波送る!?」
私「そ、それは……」
私(……ネウ子なら送るな、うん)
ルッキーニ「……ホントに反省してる?」
私「も、もちろんだとも! 小指を切り落としてもかまわないくらいだ!」
ルッキーニ「じゃあ、何かしてくれたら許してあげる」
私「……はい?」
どうするよ私! なお軍服+2
キス
うひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!
ほっぺ? おでこ! 脛? 脇? ひざ小僧!
>>748
私「んあー……んあー……」
ルッキーニ「あ、頭から湯気が……」
私「ルッキーニ!」
ルッキーニ「あひゃい!?」
私「つま先立ちをしろ!」
ルッキーニ「う、うん」ピーン
私(……ちょっと足りないけど、まあこっちから近づけばいいよな)
チュッ
私「……これ、で、いい……かな?」カァァァァァァ
ルッキーニ「……ん」コクリ←頷く音
袖「」←エーリカに見つかり木刀で気絶
多分次がラスト安価 キスした場所はお察し ルッキーニの誕生日を思い出すか+2
誕生日を思いだし祝福のディープキス
エーリカwwwwww何があったし
>>753
私(……あ)
私「ルッキーニ……今日、誕生日……だったよな?」
ルッキーニ「う、うん。あれ? 私に教えたっけ?」
私(ネウ子の資料に書いてたけどうっかり忘れてた)
私「基地に来た時にな、ミーナから見せてもらった」
ルッキーニ「そっか。……あたしも色々あって誕生日のこと忘れてたかも」
私「……」
グイッ←腕を掴んで引き寄せる音
ルッキーニ「きゃつ!?」
チュッ
ルッキーニ「んっ!?」ギュッ←抱きしめる音
私(私が少ししゃがんでるけど、ちょっと体制きついかも)
●REC
ルッキーニ「んっ……ちゅぅ……」
私(ああもう可愛いなあ必死で舌からめてきて)
私(すっごく気持ちいい)
私「ふっ、ちゅ、ちゅ、んっ」ギュッ
私(抱きしめられてる所も、舌も、触れあってる部分が全部、気持ちいい)
私(……誕生日なのになあ。なんか、私がプレゼント貰ったような気持ちだ)
ルッキーニ「……んっ、ぷはっ」
私「……はっ、はっ、ルッキーニ……」
ルッキーニ「うじゅ?」
私「誕生日、おめでとう」
珍しくルッキーニ√らしかったEND
(警察に通報すべきか迷う音)
乙乙
そろそろ予約も近くなってきたので終わり 安価等取ってくださった方々ありがとうございました 保守代わりになったなら幸い
途中で凄まじい勢いで軌道修正できてよかった!誘拐ルートだと間違いなく安価ごとに死亡するので
でもこれとは別に誕生日はあるよ!よ! 遅れるかもしれないけどね!
乙乙
そろそろ予約の人来るかな
ほ
あれ今日23:00から予約あったよね?
>>355ダナ
30分くらいまではゆらりと待つんダナ
いつまでも待つわ
ゆらり
ほっしゅーと
いま気付いたけど、今日もなんだかんだでほぼ400進行とかペース早いねぇ
保守レスもそこまで大量じゃなかった気がするんだが、雑談かな?
こんな時に俺も即興か安価が出来たら
23:00直後の予約の人は今日じゃなかったっけ
最近似たような予約が多くてよくわかんない
仕事かなんかが長引いて帰るのが遅れてるんじゃない?
来なさそうだったら適当に即興でもするお
>>791
40~45でも来なかったらよろしく頼む
>>791
Let's Go!
ネムイトキハネル ソレガムネヲオオキクスルコツナンダナ
>>795
ペロペロ(^ω^)
牛乳で胸が大きくなる人もいればキャベツや鳥の唐揚げで大きくなった人もいるらしいぞ!
HAHAHA! プロテインを飲めばワタシみたいに胸が大きくなるねー
>>802
何かが違う
予約の人来ないみたいなので、即興始めます
予約の人、来たら名乗り出ること! 絶対だかんな!?
あと、他に投下した人いたら言って 遠慮とか絶対すんなよ!?
「淫獣さん恋をする」の即興短編です
安価下2 話のテーマでも、雑談のネタでも
貧乳は皆に夢を与えているから小さい 巨乳は皆の夢が詰まっているから大きい
名言だと思います
オヘアちゃんマッスォガールじゃねぇから!!
失禁
お……? これは安価下? それともまさか筋肉じゃあ
筋肉娘か・・・中々のジャンルだ
(筋肉が躍動する音)
こいやああ
_, ,_ パーン
( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´) >>821
>>817
ねぇよwwwwww
『キャサリン少尉はおっぱいおっぱい夢いっぱい』
ハルカ「はみゅぅ……」ポワーン
キャサリン「フフッ……ハルカ、気持ちいいねー?」パフパフ
ハルカ「はいぃ……」
キャサリン「ディオミディアの撃墜お疲れさまだったねー。今日は私の胸の中でゆっくり休むねー」ナデナデ
ハルカ「ありがとうございますぅ……スゥ…」ウトウト
キャサリン「………」ナデナデ
俺「おおぅ……素直にうらやましい……」
ふぅ………
ウルスラ「………」ジーッ
ハルカ「やわらけぇ……」モミモミ
キャサリン「フフッ……くすぐったいねー、ハルカ」
ウルスラ「」ムゥ
キャサリン「どうしたね、ウルスラ?」
ウルスラ「」クイクイ
ハルカ「んん~……何ですかぁ……ウルスラさん?」ポワーン
ウルスラ「そこは私の特等席。代わって」
キャサリン「我がまま言っちゃダメねー。ハルカは今日頑張ったからご褒美をあげないといけないねー」
ハルカ「ああ……気持ち良すぎて何も考えられません……」ポワポワ
ウルスラ「そう…ですか……」シュン…
筋肉娘とは筋肉質な女性または女性の腹筋に性的興奮を覚えるジャンルらしい
案外人気もある……のかもしれない
>>830
ストパンのキャラなんてみんな軍人だから
多少はそういうのに興味持ってるファンもいるだろうな
キャサリン「明日からたっぷりとムギュッてしてあげるから、今日は勘弁してほしいねー」
ウルスラ「はい……約束……」
キャサリン「ウルスラ、いい子いい子ねー」ナデナデ
ウルスラ「………」ポッ
俺「ふむ……いらん子中隊の2大ロリがこんなにまで夢中になるとは……おっぱい恐るべし……」
ハルカ「わ、私は別にロリってわけじゃあ……」
キャサリン「ハルカ、いい子いい子ねー」パフパフ
ハルカ「ふぁぁ……マーマぁ……」
俺「すっかり籠絡されてんなぁ」
俺「いやぁ、俺も一度はこんな体験してみたいなぁ。死に様はおっぱいの中で窒息死するのがいいです」
キャサリン「それなら、私の胸に包まれてみるねー?」ニヤニヤ
俺「えっいいの? やったぁ」
キャサリン「ふぇ……?」
俺「それじゃあ遠慮なく」ワキワキ
キャサリン「ちょっ……やめっ……冗談ね! 俺大尉に触られるのが嫌なわけじゃないけど、こういうのはノリでやりたくないというか」アタフタ
俺「ご、ゴメン……俺のも冗談なんだけど……」ポリポリ
キャサリン「あっ……」カァァ
俺「………」ポリポリ
キャサリン「………………お、俺大尉?」
俺「………ん?」
キャサリン「さ、触ってもいいねー……」
俺「えっ……でもっあのっそのっ……」アタフタ
キャサリン「ミーのことをもっと知ってほしいから、俺大尉に胸を触ってもらうねー」
俺「…………いいの?」
キャサリン「この胸はミーの一番の自慢ねー。俺大尉にはじっくりと堪能してほしいねー」ニッコリ
俺「それじゃあ――」
ハルカ「ちょっと待ったああああああああ」ガバッ
俺「うおぅ!? 何だよ一体!?」
ハルカ「何ですかこの雰囲気!? 私を差し置いてイチャイチャしないでください!」
俺「な、なんでそんなに怒ってるんだ?」
ハルカ「」カァァ
ウルスラ「」トテトテ
キャサリン「」ポカーン
ウルスラ「」クイクイ
キャサリン「ん?」
ウルスラ「」チョンチョン
キャサリン「いいねー。ここでいっしょに痴話喧嘩でも眺めるねー」
ウルスラ「………」ポフッ
キャサリン「あの二人は相変わらずねー」ナデナデ
ウルスラ「………♪」パフパフ
俺「まぁいいや。じゃあ代わりにお前のやつを揉ましてくれ」
ハルカ「ふぇっ!?」
俺「ん? どうなんだ?」ニヤニヤ
ハルカ「えとっ……あのっ……その………俺さんなら、いいですよ……」カァァ
俺「ほうほう……おお、やわらかい」モニュモニュ
ハルカ「ムキーッそこはお腹ですよ!?」ダンダン
俺「スマン、素で気付かんかった」
ハルカ「ひどっ!?」
俺「ハハハッ! 大丈夫だって! その内成長するって!」バンバン
ハルカ「うぅ……明日から毎日牛乳飲もうかなぁ……」シュン…
俺「まぁ、最近では誰かさんのおかげで巨乳よりも貧乳の方が好きになってきたけどな」ボソッ
ハルカ「えっ? 何か言いました?」
俺「何でもねぇよ」ワシャワシャ
ハルカ「?」
キャサリン「俺大尉ーミー達はそろそろ寝るねー」
ウルスラ「………」ギュゥゥ
キャサリン「ウルスラ、今日は寒いからいっしょに寝るねー」
俺「おう、おやすみ。俺らはもうちょっとだけここで話してから寝るわ」
ハルカ「おやすみなさい! ウルスラさん、キャサリン少尉!」
キャサリン「まったく、やっぱりハルカにはかなわないねー」
ハルカ「物は相談なんですけど、胸を大きくするにはどうしたらいいんですかね? 揉むとイイって聞いたから毎日自分で揉んでるんですけど……」
俺「膨らむのは他人に揉まれた時らしいぞ。自分で揉んだら縮むらしい」
ハルカ「マジですか!?」
おわり
乙乙!
以上です
毎度のことながらヤマなしオチなしで申し訳ない
オヘアちゃんを書いたのは久しぶりねー
やっぱり、いらん子の面々を書くのが一番楽しいでござる
それでは、支援してくださった方、読んでくださった方、ありがとうございました!
疲れた……
いらん子大好きだったから久々にSS見れて楽しかったなあ
自分、投下いいすか?
ごーごー
明日の昼ごろかねぇ
投下します
第4話「さよなら」
これまでのあらすじ
俺はルッキーニ専用ストライカーユニットの整備兵。なんだかんだでルッキーニと仲良くなった。
でも基地にはミーナ司令が出した「整備兵とウィッチの必要以上の接触禁止」という規則があるんだ。
そんなある日、出撃して落雷にあい、なんとか基地に戻ったルッキーニを俺がハンガーで介抱していると
曹長に見つかって、謹慎3日の懲罰を受けることになってしまった。
俺「ふう、謹慎してるときの方が一人で部屋使えるから広々としてるな」
俺「…………」
俺「ルッキーニ、風邪ひいてないかな?あのくらいの年齢の子なら、すぐに治るよな?」
俺「なんだろう、部屋の中に何もないせいか、頭の中にルッキーニのことばかり浮かぶな……」
俺「……でも、おそらく俺はすぐに扶桑に送り返されるんだろうなあ」
俺「はあ、ルッキーニ……」
第501統合戦闘航空団司令室にて
ミーナ「入りなさい」
曹長「はっ。俺の部屋を捜索した結果、このようなものが見つかりました」
ミーナ「これは、ルッキーニさんが以前の買い出しの時に希望したセーターですね」
ミーナ「サイズが違うものをあえて頼んでいたので、シャーリーさんに渡すのかと思っていたら、そういうことでしたか」
曹長「とりあえず、俺には昨日3日間の謹慎を命じましたが、その後はどうしましょうか」
ミーナ「……一週間以内に扶桑に送り返しなさい。新しい整備兵の候補は、こちらでリストアップしておきます」
曹長「そう……ですね。了解しました」
ミーナ「あなたが俺に目をかけていたのは知っています。しかし、このようなことが起こった以上は、こうするしかありません」
曹長「分かっています。……扶桑海軍に連絡を入れますので、失礼します」
ミーナ「お願いします」
おまわりさんこっちです
支援
ミーナ「ルッキーニさん、待たせたわね。こちらへ来てくださるかしら?」
ルッキーニ「」オズオズ 「俺さん、扶桑に帰しちゃうの?」
ミーナ「仕方ないでしょう。規則を破った人間には、相応の罰が与えられる。これはどこの軍隊でも同じことです」
ルッキーニ「でも、でも……」
ミーナ「この件についてはこれ以上議論をするつもりはありません。それに、規則を破ったのはあなたも同じことでしょう」
ミーナ「ルッキーニ少尉、軍規違反により1週間自室謹慎を命じます」
ルッキーニ「ええっ!?……はい……」
ハルトマン「俺さんはルッキーニを探して、介抱しようとしていたのに、あんまりじゃないかな?」
ミーナ「言ったはずよ。この件については、これ以上議論をするつもりはないの。あと、勝手に執務室に入るのはやめてくれるかしら」
ハルトマン「……分かったよ」
ミーナさん厳しいのぅ
支援
俺「もう3日経ったのか……思ったよりも早かったな」
曹長「……起きているか、俺。謹慎期間は終わりだ。お前は通常任務に戻れ」
俺「はい」
曹長「あと、お前は再び扶桑海軍横浜基地に転属となる。3日後に出る二式大艇で帰ることになるから用意しておけ」
俺「……はい」
曹長「それと、ルッキーニ少尉はおとといから1週間の謹慎を命じられている。これ以上余計なことをするなよ」
俺「!?……はい」
俺「(まあ、扶桑に帰る前にせめて一度だけでも……なんてこと、ミーナ中佐が許すはずがないか)」
俺「(今俺にできることは、次にルッキーニが出撃する時のために、ユニットを最高の状態にしてやることだけ……だな)」
支援っと
曹長「おーい!俺、いるか?」
整備兵「俺なら今朝早くからハンガーに行っていますが」
曹長「またか?まったく、いくら名残惜しいとはいえ、いつまでも女々しいやつだな」
俺「……しかし、ルッキーニにあげるはずだったこのペンダント、どうしようか」
俺「ミーナ中佐に頼んで預かってもらうとか、どう考えても無理だし。そうなるとやはり……」
俺「ストライカーユニットの中に、仕込んでおくしかないか」
俺「……って、いやいやいや!そんなことしたら今度こそリアルに銃殺刑だし!」
俺「絶対にやっちゃいけないな!うん!そうだ、まさかそんなことしないよな、俺!」
俺「……まあ、先端のパーツが故障するなんてことはないだろ」カチャカチャ
俺「完全に自己満足だけど、いつかルッキーニが気づいてくれると、いいな」
俺「……さよなら、ルッキーニ」
フラグか
支援
曹長「おーい俺!またユニットの整備をしているのか?」
俺「あわわわ、は、はいっ、曹長!」ゴシゴシ
曹長「(泣いていたのか?)まったくお前という奴は……。すでに出発の用意はできているのだろうな?」
俺「はい、もう大丈夫です」
曹長「ところで、俺」
俺「はい、なんでしょう?……って、これは、俺がルッキーニ、いやルッキーニ少尉から頂いた……」
曹長「放っておけばミーナ中佐に回収されてしまうだろうからな。うまく誤魔化しておくから、これだけでも持って帰れ」
俺「ありがとうございます、曹長!本当に、ありがとうございます……」
曹長「なに、気にするな。っておい、こら貴様!大切な軍服に顔をこすりつけるな!鼻水がついただろ!どうしてくれるっ、バカ者!」
ウーウーウー「ネウロイ発見!2時の方向、距離4500、超大型です!ブリタニア第三艦隊からの救援要請が入っています!」
曹長「なに?予想よりも11時間早いじゃないか!おい俺、ハンガーの扉開けてこい!」
俺「了解しました!」
ミーナ「今回のネウロイは今までとはレベルが違うわ。皆さん、十分気を付けてください」
坂本「リーネが体調不良で、ルッキーニが謹慎でいないのが痛いな……遠距離からの狙撃は不可能だ」
坂本「よってここは、まずバルクホルンとハルトマンが先行してネウロイに接近、注意をひきつけている間に私がコアを確認する」
坂本「サーニャはコア確認後、フリーガーハマーを連射して確実に装甲を削れ。エイラはサーニャを誘導しビームを当てさせるな」
ミーナ「私とシャーリーさんは適宜バックアップに回ります。それでは、作戦開始!」
坂本「よし、上をとったぞ。これからコアの位置を確認する」
ネウロイ「」キュウン
ペリーヌ「少佐!危ないですわ!!」バシイッ
坂本「ああ、ありがとうペリーヌ。しかし参ったな。これではコアを確認できない」
坂本「なんとかして、本体に大ダメージを与えれば、回復時間中に視認できるのだが……」
坂本「くっ……この弾幕の中、ネウロイに肉迫するのは難しいか」
さすが空気を読むことに定評のあるネウロイさん
しえん
ミーナ「ロンドン防衛航空隊への支援要請に対して、何か反応はあったの?」
本部「いえ、それが、ストライカーユニットの集中点検中とかで、ウィッチを派遣できるのは少なくとも1時間ごとの回答が……」
ミーナ「あり得ないわ!ロンドンにネウロイが向かっているのよ?」
本部「ロンドンではブリタニア空軍第2師団が防衛線を構築しているようです」
ミーナ「ダウディング大将は第504統合戦闘航空団結成アドバイザーとしてロマーニャに派遣されている……ということは、空軍の指揮はあの人ね」
ミーナ「坂本少佐!ロンドンからの援軍は見込めないわ!このまま遅延戦術をとり1時間後のウィッチ派遣までなんとかしましょう」
坂本「了解!」
ミーナ「第三艦隊のほうもまずいわね……主力艦を残して補助艦は全て撃沈」
ミーナ「シャーリーさん!第三艦隊を誘導して、戦線から避難させて!こちらは私たちでなんとかします!」
シャーリー「分かった」
あー、いろいろミス
一時間ごとの回答→一時間後との回答
ブリタニア空軍第2師団が防衛線を構築している→1時間以内に出撃する
後者のミスは当初陸軍設定だったのを、マロニーさん空軍大将じゃんということで急きょ変更したのでこうなりました
あと2レス程度で終わります
ルッキーニ少尉の部屋にて
ルッキーニ「なんだか……嫌な予感がするなあ」
ルッキーニ「シャーリー大丈夫かなあ……ん?」
基地職員A「なんでロンドンからの援軍が来ないんだ!」
基地職員B「現在のロンドン司令部のトップはダウディング大将が不在の今、マロニー大将だと聞いている」
基地職員B「マロニー大将は反ウィッチ派の急先鋒だからな。今回のことでロンドンに被害を出させて責任を取らせる気かもしれない」
基地職員A「はあ?それじゃ、さっき出撃したウィッチ達だけでロンドンを守らなきゃいけないのか?」
基地職員B「そういうことになるな。しかし、大型ネウロイに追いすがりながらロンドンまで防衛戦を繰り返すとなると燃料が心配だ」
基地職員A「おいおい……このままじゃ、ロンドンがまずいことになるんじゃないのか?」
基地職員B「マロニー大将も権力を握るためだけにロンドンをネウロイに売るようなことはしないだろう。せっかく権力を握っても行使する場所がなければ意味がないからな」
基地職員B「新兵器の開発を進めているという話もあるから、勝算はあるのだろう。しかし、このままではウィッチ達はジリ貧だ」
基地職員A「くそ、なんて汚いやつなんだ!」
基地職員B「おい、あまり大声出すなよ。俺の推測でしかないし、このことをマロニーのスパイにでも聞きつけられたら……」
ルッキーニ「こうしちゃいられない!シャーリーを、みんなを助けないと!」ガシャーン
マロニーちゃん……
支援
いろいろ切りどころを迷いましたが4話はここまでです
次はちょっと長くなるかもですが、一応完結する予定です
支援していただいた皆さんありがとうございました。
ルッキーニの自室謹慎って、彼女に自室なんてあるのだろうか
名無しテスト兼保守
乙
俺達もそろそろ寝よっか、ハルカ
今日は○ちゃんの誕生日だから誕生日SSが楽しみだね
うん、お尻ロードは素晴らしい
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